はてなキーワード: バブル期とは
日本の労働文化には「100倍成果上げたら給料100倍にする」ってのがなくて、どんなに成果上げても年齢や役職で頭打ち欧米的な意味でのがむしゃらに働くってのがないんだよ。
高度成長期やバブル期に企業戦士って言葉ができるほどに日本人が働いてたのは、周囲全部がそう言う労働文化で同調圧力があっただけなんだ。その頃のイメージで日本人は勤勉でよく働くみたいな自己認識が続いているけれど、労働文化的には、むしろ、できる限りサボって最低限の成果しかあげず、しかし労働文化のお陰で給料もがらず年齢相応のものをいただくってのが日本における労働ハックなんだよ。
https://web-willmagazine.com/social-history/zEJJ9
ゲイって言われる人って、アートに強くて、繊細で、ちょっと意地悪。
彼らと話すと、とっても気持ちがなごむのはナゼ?
《例えば、芝浦にあるディスコ『GOLD』に集まるクラブ・キッズたちは、完璧に美形、スタイル抜群、しかも明るくて利発そう、という一見文句なしのイイ男がゴロゴロいる。彼らの大半がゲイと聞くと、女に興味のある男にしか興味のない私なんかはガックリしてしまうほどである。
(中略)
彼女と同様にゲイの友だちを持っている女たちに共通しているのは、ゲイの友だちであること自体に、すごくエグゼクティブな意識を持っているような気がする点だ。(中略)性欲を抜きにしたところで、本当に魅力のある人間だけが、彼らの女友だちになれるという感じなのである》(104p)
《私がゲイの彼らと仲良くなったごく単純な理由は、異常に多かったパーティーの送迎運転手兼エスコートとして役立ってくれたことが大きい。「恋の相手でない男」は、疲れなくてイイのだ》(84p)
すげぇ歴史修正だな
「俺達に正当な報酬を」
と騒いだ挙げ句に、中途半端に年功序列と終身雇用が剥奪されたのが今だよ
そもそもが
ほとんどの凡愚にとって昔の社会主義国家日本はいい国だったはずなのに
バブル期になんの保障もないのに、アホみたいに長時間働いたら初任給よりすごい、俺天才、みたいなバカが増殖して
まんまと資本側に踊らされた結果、あの頃の中年も年功序列と終身雇用が剥奪されたのな
結果どうなるかと言えば、消費が冷え込むんだよ
当たり前だよな、ローンだってなんだって年功序列を期待したカーブになってたのが全部吹っ飛んだんだから、金なんか使えないんだよ
ばかばっかりだったんだよ
誰ひとり考えなかった結果が今
3号年金の専業主婦(主夫)が、他の2号年金納付者の社会保険料で1号年金も医療もタダでもらってる状態なんですけど
それまでの専業主婦(主夫)、つまり厚生年金保険や共済組合に加入中の方の被扶養配偶者は、
で、専業主婦擁護に「子育てが!」 「夫のサポートで二人分稼いでる!」 とかあるけど
公共工事も某政党のお陰でメッタメタにぶっ潰されました、ありがとう、本当にありがとう。
あと数年したら能登どころじゃない場所でもインフラ修繕できませーん!
って地方都市がじゃんじゃん出てくると思う。
インフラ系の土木会社で現場監督してるけど、ここ数年でホワイト化がすごいぜ。
夏は暑すぎて連続で働かせられないし、悪天候を避けるためにすぐ現場休み。
その分はきちんと補填される仕組みがある。
入社した20年くらい前には残業100時間とか当たり前だったけどな
※毎月ではない
田舎で季節によってやること無い期間は別の仕事手伝ったりしてるし。
社長によるだろうけど、バブル期に変なことしなかった会社なら内部留保そこそこあるだろうし。
外車乗り回したり、毎晩個人的に飲み歩いているような社長なんて面接すりゃすぐ分かるし。
そのあたりのあくどい会社、バブルとリーマンで大体淘汰されるかどこかとくっついてる。
あとは跡継ぎ次第。
跡継ぎで若いのがいて、放蕩どら息子の出戻りじゃないのなら当たり。
外資や反社のフロント企業みたいなのに買われたりして社風がガラリと変わって辞めた知り合いは多い。
というわけで、大手の建設会社に行って役員まで上り詰めたいなどの出社欲が無いのなら
地方でもいいから地元のインフラ関連の会社の門戸を叩いてみよう。
学生時代も競争させられて、会社入ってからもずっと競争なんて嫌だろ?
大手企業に入って自分の仕事の出来なさに気付かされて地方の暇な事務所に飛ばされるのも嫌だろ?
上司がクソでも、今なら資格を取るまでの期間も短くなったから資格だけとってオサラバもできる。
昔は7年くらい在籍していないと取れなかったからな。
本書の目玉のグラフの一つ。氷河期世代が放置されたから少子化になったのだ、という認識が広く流布していますが、実際には1人の女性が産む子供の数はバブル期に下落していて氷河期には逆に下げ止まって回復していたのだと。女性であり氷河期世代でもある著者自身もこれは大変意外だったとの言。
これも本書の目玉のデータ。確かに氷河期世代はバブル期世代に比べて雇用状況は悪化していますが、
-新卒で正社員になれた割合
-新卒で大企業に入れた割合
-新卒後3年以内に離職した割合
のどれを取ってもその後の直近世代の方がもっと悪いというもの。 pic.twitter.com/CKyEH8xWTj— 中田:‖ (@paddy_joy) October 25, 2024
どういうモチベーションで「どれを取ってもその後の直近世代の方がもっと悪い」と言って矮小化しようとしてるんだろ
「直近の若者の方が厳しい状況」
(氷河期前期はともかく)後期と直近の大卒就職率が20%くらい違うのは分かりました。 pic.twitter.com/ULloX31SbU— UE (@Yonishitagaeba) October 26, 2024
ヤンサンだけは、当時欠かさず購読していた俺が書かないと、という義務感から書いた。
異論は受け付ける。順不同。
この作品を世に遺せたことだけでも、ヤングサンデーという雑誌が存在した価値がある。世界規模で暴力と正義を等価値に描いた、怪作にして超名作。マクロな視点のテーマ性や劇的なストーリー展開と、市井の人々のエゴをディテールたっぷりに描いたミクロな視点の描き込みの両立が天才的。「宮本から君へ」はモーニング連載だが、この作者で一作だけ選ぶならこれだと思う。
「のぞき屋」の頃から片鱗が見えてはいたが、変態的なキャラクター造形と淡々とした描写が素晴らしい。そして前作からの画力の進化にも驚く。海外でも評価が高い。この作風はスピリッツ連載の次の怪作「ホムンクルス」へと繋がっていく。
ヤンサンは、山田玲司を育てた雑誌でもある。個人的には『アガペイズ』の方が圧倒的に好きだが(最高傑作だと思う)、知名度や重要作品としてはこっち。オタクがモテ男に変身していくHowToマンガの側面もありつつ、純愛を志向することでバブル期の軽薄な恋愛観へのアンチテーゼになっているメタ的な作品。ちなみに作者はヤンサン廃刊後、「山田玲司のヤングサンデー」という人気のYouTubeチャンネルを運営していて(後から出版社公認に)、マンガ評論がかなり面白い。
共著の「サルまん」を除けば、これが相原コージの最高傑作だと思う。白土三平的な王道忍者マンガと、「勝手にシロクマ」「コージ苑」的な不条理ギャグと、「サルまん」的な実験的アプローチとを高度に融合して、両立どころか鼎立させた奇跡的な作品。
遊人は、青年誌エロマンガにおいて未到達だった性表現の境地を切り拓いたので、漫画史的にも取り上げる必要がある。散漫なストーリーはともかく、今見ても女の子の絵が抜群に上手いし、性的描写のお下劣さが限界突破している。新宿の風俗店にイラストが無許可で使われ続けてて可哀想。
最初はベスト10作品にしようかとも思ったが、逆に絞るのが難しかった。
冬物語、シーソーゲーム、SOMEDAYなど。ヤンサンの看板作家だとは思うが、これといった新規性は感じられない。
どれも安定した名作揃いで、ほぼ外さないのが凄いのだが、逆に言うとヤンサン時代には、まだ突出した作品がない。
他誌で『ブラックジャックによろしく」があるからなー。名作だが、ドラマ化されるまでは割と知られていなかった。
アオイホノオ、おやすみプンプン、Dr.コトー診療所、クロサギ、イキガミ、土竜の唄などの名作・人気作が、廃刊と同時に他誌へと移転している。本当に、こんな良い作品が集まってた雑誌を廃刊にするとか、何考えてんだよ……。
よくある不条理ギャグと思わせつつ、後半からの哲学的なヤバい展開。しりあがり寿の弥次喜多に通じるところがある。
長尾謙一郎の作風は、ヤンサン以降の「ギャラクシー銀座」などで完成されたので入れなかった。
ちなみに作者は、最新作ではギャグを完全封印して、爽やかな青春空手マンガ「三日月のドラゴン」を書いていて、これもめっちゃ面白い。
前身の「少年ビッグコミック」からの移籍だし、代表作は他誌で『あずみ』があるからなー。
ここは、かなり迷ったが、入れなかった。作者で入るとしたら、「へうげもの」「望郷太郎」かな。しかし、とんでもない傑作SFになる可能性を秘めていた度胸星を未完結で打ち切った当時の編集部の罪は重い。
喜国雅彦は独特すぎて扱いづらい……。「月光の囁き」はシリアス路線で作家史的には価値があるが、基本的にギャグ漫画。どうなんだろう。
忘却のサチコでブレイクした阿部潤、帝一の國などで知られる古屋兎丸、さそうあきらなども、漫画家としての初期は、この雑誌で育てられたという印象が強い。
実際のところモーニングも以下のようにすでに10選の記事が出ている。
ので私が別に書くことはないかと思ったんだけど、まあ各作品に書き手がコメントしたような記事を求めてる人もいるようなので僭越ながら自分も書いてみることにした。まあネタ被ったっていいよね。たぶん
ちなみに自分は40台後半。雑誌としてモーニングを読み始めたのは社会人になってからだけど、それ以前から作品単位でならちらほら知ってた、って感じ。年齢的に古い作品がちょい多めなのは許してください。
ツッコミを入れ続けられる作品だが、サラリーマン漫画の代表作であり絶対的な知名度を誇るのだから入れざるを得ない。
それになんだかんだ言いつつ、いまだについ読んでしまう変な魅力があることは否定できない。
長期連載で日本の大企業のビジネスについて描かれているので、通して読むと日本におけるビジネスの移り変わりがよく分かるという点でも貴重な作品といえる。いま読むとバブル期の話とか非常に趣深い。
シャレオツでカラフルなイラストで紡がれるスマートな大人の恋愛ストーリーは、80年代の日本のバブリーでトレンディー()な空気をみごとにパッケージしていた。80年代という時代を象徴するイラスト、というとわたせせいぞうのイラストを挙げる人も多いだろう。ということで時代にとって重要な作品として挙げておく。
実は私は熱心に読んでないんだが、長期連載としてモーニングを長く支えているし、料理系では高級なグルメを紹介する漫画多いなか、家庭的な料理のレシピを紹介していく、という立ち位置が結構珍しいのではという気はする。よくネタ切れしないな、と感心するし紹介されているレシピは実際ウマいという話なのですごい。
旦那が家庭で料理するってコンセプトも連載開始した1985年当時は珍しかったんではと思う。同じころ(86年)に家事が得意な男子が主人公の「ツヨシしっかりしなさい」も連載されてるが、当時そういったブームがあったのか、それともクッキングパパがそのブームを火をつけたのか、どうなんだろう(知ってる人いたらコメントください)
まあ、90年代前半ごろのモーニングは代表作は島耕作とこれ、という感じだった。
日本の最新鋭の原子力潜水艦が独立国を名乗るという突拍子もない話だが、緊張感のある戦闘シーン、やまとは核兵器を持っているかも、という疑念から繰り広げられる政治劇など、非常に見応えがある作品だった。90年代には架空戦記物ブームのさきがけ、と評価されるのもうなずける。
「沈黙の〇〇」とか「〇〇の艦隊」といったタイトルも当時流行ったのはこの作品の影響が濃かったと思われる。
島耕作シリーズがバリバリビジネスする系の社会人漫画の代表なら、OL進化論はゆるゆるとした社会人ライフを描いた漫画の代表作といえるだろう。日常系という言葉がまだない時代のOL日常系4コマ。ゆるい空気感でありながら、よくネットで貼られる「がんばった報い」(人手不足なのにがんばって残業してたら人員補充してくれないよという話)のように、するどい視点が端々に見られてときどきドキッとさせられる。
読んだ人に借金の怖さを知らしめる金融系漫画の名作。個人的には学校の教頭先生かなんかが先物取引や追証で追い詰められてく話が怖くて一生を出さんとこ・・・となったのをよく覚えている。闇金ウシジマくんやカイジなど、金にシビアな社会を描いた漫画のさきがけだといえよう。
漫画としては正直ヘタな絵だけど、話が面白ければそんなの気にならない、ということを教えてくれた作品でもある。
それまで吉川英治などの影響が強かった三国志のキャラのイメージを一新した三国志ものの名作。
すくなくとも曹操のイメージはこの作品を契機に、悪役という側面より英雄という側面が強調されることが多くなったのではないだろうか。後半ちょっと間延びした感があったのが惜しいが、初期の勢いと爽快感はとても良かった。
宇宙もの、という観点で、宇宙兄弟とプラネテスどちらか迷った。どちらも名作で捨てがたいが、まあ幸村誠好きなのでこちらを。スペースデブリの問題を世に知らしめた、という点でも社会的影響はあったと思う。
単行本4巻と短いのも読みやすくてよい。その割に一話一話のエピソードの密度が濃くて、割に主人公のハチマキの成長がしっかりと描かれているし、「愛」というテーマでよくまとまっている。短く締まった作品のお手本だなと思う。
日本の歴史ものを一つ入れるなら、バガボンドとこれとどちらか・・・とこれまた迷ったところ。
戦国時代を「美」を主眼として紡いだところが目新しかったし、山田芳裕独特のダイナミックな表現がその主人公である古田織部の独特の「へうげた」美意識とうまくマッチしていたように思う。まあ御託はともかく描写がとにかく面白い。個人的には本能寺で信長が死ぬシーンに衝撃を受けた(未読の人は是非とも読んでほしい)。
最近の連載作の代表として。個人的にサッカーは別に好きではないのだが、GIANT KILLINGは読んでしまう。
実際の試合でも弱小チームが強豪に勝利を収めたときにジャイアントキリングって言うのを、この作品が出てからよく聞くようになった気がする。けど因果関係は知らない(自分が意識するようになっただけかもしれない)
この作品、監督とか選手を描くのももちろん、サポーターのことも丁寧に描いてるのがいいなと思う。
サッカーに興味の薄い自分にとって、サポーターの人たちがどういう人たちなのかよく分からなかったんだけど、なんとなくその心情が理解できるようになった。
あと達海の選手の盛り上げ方いいよね。この作品ビジネスマンに人気あるらしい(by Wikipedia)けど、まあマネージャー層の琴線にふれるのは分かる気がする。
---
奇才榎本俊二の初期の代表作。自分が子どもの頃に親がこの漫画を「流行ってるらしい」となぜか買ってきたのだが、シュールの塊みたいな作品だったので当時小学生だった自分にはちょっと理解が追いつかなかった。かまくらネタだけ妙に心に残っている。シュールギャグ漫画のさきがけなのかな?と思ったが吉田戦車の「伝染るんです。」のほうがやや早いようだった。まあ歴史的に重要なら詳しい方補足お願いします。
天才井上雅彦が吉川英治の名作を漫画化するんだから面白くないわけない・・・んだが、作者による原作からの独自のアレンジが強く、だんだんほとんど別物になり、それと関連するのかは分からないが展開もなんだかグダっていってしまった。佐々木小次郎ろう者にして、巌流島までどう展開していくんだ?と気になっているのだが、そこに行き着く前に長い休載に入ってしまっている。とにもかくにも完結はさせてほしいものだがどうなるだろうか。
女ばかりの家庭で家事全般をこなす末っ子男子ツヨシの奮闘を描くコメディ。
自分が小学生のころ、ドラマにもなったしアニメにもなった大ヒット作なのだが、その後あまり顧みられてない気がする。
当時はアッシーとかミツグくんとか、女性に献身的な「都合のいい」男性の存在がクローズアップされていた時代なので、女性上位の家庭を男子を支える、という設定が当時の世相に合ったのだろうか?
家事ができる男子がガサツな女子を支える、ってラブコメはいまもちらほらあるので、その源流にあたるのかもしれない。とはいえツヨシが支えているのはあくまで母と姉であって、恋人はしっかりしてた記憶だが。
この漫画でサウナでは「ととのう」ことができる、というのを知ったのだけど、まさかその後サウナでととのうという行為がここまでブームになるとは思わなかった。。。漫画として楽しむというか、啓蒙本として読んでる感覚なので10選には入れなかったが、自分も実際サウナ入るようになったので、個人的にバッチリ影響を受けた作品ではある。
---
きのう何食べた?とかチェーザレとかピアノの森とかのコメントも書きたかったが、疲れたのでこのへんにしとく。
モーニングあんまりガッツリ読んでるほうではないのだが、それでもいざ調べてみるとそういえばこういう作品もあったな、好きだなーというのが多くて、10個に絞るのはやっぱり難しいもんだなという感想です。
実際のところモーニングも以下のようにすでに10選の記事が出ている。
ので私が別に書くことはないかと思ったんだけど、まあ各作品に書き手がコメントしたような記事を求めてる人もいるようなので僭越ながら自分も書いてみることにした。まあネタ被ったっていいよね。たぶん
ちなみに自分は40台後半。雑誌としてモーニングを読み始めたのは社会人になってからだけど、それ以前から作品単位でならちらほら知ってた、って感じ。年齢的に古い作品がちょい多めなのは許してください。
ツッコミを入れ続けられる作品だが、サラリーマン漫画の代表作であり絶対的な知名度を誇るのだから入れざるを得ない。
それになんだかんだ言いつつ、いまだについ読んでしまう変な魅力があることは否定できない。
長期連載で日本の大企業のビジネスについて描かれているので、通して読むと日本におけるビジネスの移り変わりがよく分かるという点でも貴重な作品といえる。いま読むとバブル期の話とか非常に趣深い。
シャレオツでカラフルなイラストで紡がれるスマートな大人の恋愛ストーリーは、80年代の日本のバブリーでトレンディー()な空気をみごとにパッケージしていた。80年代という時代を象徴するイラスト、というとわたせせいぞうのイラストを挙げる人も多いだろう。ということで時代にとって重要な作品として挙げておく。
実は私は熱心に読んでないんだが、長期連載としてモーニングを長く支えているし、料理系では高級なグルメを紹介する漫画多いなか、家庭的な料理のレシピを紹介していく、という立ち位置が結構珍しいのではという気はする。よくネタ切れしないな、と感心するし紹介されているレシピは実際ウマいという話なのですごい。
旦那が家庭で料理するってコンセプトも連載開始した1985年当時は珍しかったんではと思う。同じころ(86年)に家事が得意な男子が主人公の「ツヨシしっかりしなさい」も連載されてるが、当時そういったブームがあったのか、それともクッキングパパがそのブームを火をつけたのか、どうなんだろう(知ってる人いたらコメントください)
まあ、90年代前半ごろのモーニングは代表作は島耕作とこれ、という感じだった。
日本の最新鋭の原子力潜水艦が独立国を名乗るという突拍子もない話だが、緊張感のある戦闘シーン、やまとは核兵器を持っているかも、という疑念から繰り広げられる政治劇など、非常に見応えがある作品だった。90年代には架空戦記物ブームのさきがけ、と評価されるのもうなずける。
「沈黙の〇〇」とか「〇〇の艦隊」といったタイトルも当時流行ったのはこの作品の影響が濃かったと思われる。
島耕作シリーズがバリバリビジネスする系の社会人漫画の代表なら、OL進化論はゆるゆるとした社会人ライフを描いた漫画の代表作といえるだろう。日常系という言葉がまだない時代のOL日常系4コマ。ゆるい空気感でありながら、よくネットで貼られる「がんばった報い」(人手不足なのにがんばって残業してたら人員補充してくれないよという話)のように、するどい視点が端々に見られてときどきドキッとさせられる。
読んだ人に借金の怖さを知らしめる金融系漫画の名作。個人的には学校の教頭先生かなんかが先物取引や追証で追い詰められてく話が怖くて一生を出さんとこ・・・となったのをよく覚えている。闇金ウシジマくんやカイジなど、金にシビアな社会を描いた漫画のさきがけだといえよう。
漫画としては正直ヘタな絵だけど、話が面白ければそんなの気にならない、ということを教えてくれた作品でもある。
それまで吉川英治などの影響が強かった三国志のキャラのイメージを一新した三国志ものの名作。
すくなくとも曹操のイメージはこの作品を契機に、悪役という側面より英雄という側面が強調されることが多くなったのではないだろうか。後半ちょっと間延びした感があったのが惜しいが、初期の勢いと爽快感はとても良かった。
宇宙もの、という観点で、宇宙兄弟とプラネテスどちらか迷った。どちらも名作で捨てがたいが、まあ幸村誠好きなのでこちらを。スペースデブリの問題を世に知らしめた、という点でも社会的影響はあったと思う。
単行本4巻と短いのも読みやすくてよい。その割に一話一話のエピソードの密度が濃くて、割に主人公のハチマキの成長がしっかりと描かれているし、「愛」というテーマでよくまとまっている。短く締まった作品のお手本だなと思う。
日本の歴史ものを一つ入れるなら、バガボンドとこれとどちらか・・・とこれまた迷ったところ。
戦国時代を「美」を主眼として紡いだところが目新しかったし、山田芳裕独特のダイナミックな表現がその主人公である古田織部の独特の「へうげた」美意識とうまくマッチしていたように思う。まあ御託はともかく描写がとにかく面白い。個人的には本能寺で信長が死ぬシーンに衝撃を受けた(未読の人は是非とも読んでほしい)。
最近の連載作の代表として。個人的にサッカーは別に好きではないのだが、GIANT KILLINGは読んでしまう。
実際の試合でも弱小チームが強豪に勝利を収めたときにジャイアントキリングって言うのを、この作品が出てからよく聞くようになった気がする。けど因果関係は知らない(自分が意識するようになっただけかもしれない)
この作品、監督とか選手を描くのももちろん、サポーターのことも丁寧に描いてるのがいいなと思う。
サッカーに興味の薄い自分にとって、サポーターの人たちがどういう人たちなのかよく分からなかったんだけど、なんとなくその心情が理解できるようになった。
あと達海の選手の盛り上げ方いいよね。この作品ビジネスマンに人気あるらしい(by Wikipedia)けど、まあマネージャー層の琴線にふれるのは分かる気がする。
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奇才榎本俊二の初期の代表作。自分が子どもの頃に親がこの漫画を「流行ってるらしい」となぜか買ってきたのだが、シュールの塊みたいな作品だったので当時小学生だった自分にはちょっと理解が追いつかなかった。かまくらネタだけ妙に心に残っている。シュールギャグ漫画のさきがけなのかな?と思ったが吉田戦車の「伝染るんです。」のほうがやや早いようだった。まあ歴史的に重要なら詳しい方補足お願いします。
天才井上雅彦が吉川英治の名作を漫画化するんだから面白くないわけない・・・んだが、作者による原作からの独自のアレンジが強く、だんだんほとんど別物になり、それと関連するのかは分からないが展開もなんだかグダっていってしまった。佐々木小次郎ろう者にして、巌流島までどう展開していくんだ?と気になっているのだが、そこに行き着く前に長い休載に入ってしまっている。とにもかくにも完結はさせてほしいものだがどうなるだろうか。
女ばかりの家庭で家事全般をこなす末っ子男子ツヨシの奮闘を描くコメディ。
自分が小学生のころ、ドラマにもなったしアニメにもなった大ヒット作なのだが、その後あまり顧みられてない気がする。
当時はアッシーとかミツグくんとか、女性に献身的な「都合のいい」男性の存在がクローズアップされていた時代なので、女性上位の家庭を男子を支える、という設定が当時の世相に合ったのだろうか?
家事ができる男子がガサツな女子を支える、ってラブコメはいまもちらほらあるので、その源流にあたるのかもしれない。とはいえツヨシが支えているのはあくまで母と姉であって、恋人はしっかりしてた記憶だが。
この漫画でサウナでは「ととのう」ことができる、というのを知ったのだけど、まさかその後サウナでととのうという行為がここまでブームになるとは思わなかった。。。漫画として楽しむというか、啓蒙本として読んでる感覚なので10選には入れなかったが、自分も実際サウナ入るようになったので、個人的にバッチリ影響を受けた作品ではある。
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きのう何食べた?とかチェーザレとかピアノの森とかのコメントも書きたかったが、疲れたのでこのへんにしとく。
モーニングあんまりガッツリ読んでるほうではないのだが、それでもいざ調べてみるとそういえばこういう作品もあったな、好きだなーというのが多くて、10個に絞るのはやっぱり難しいもんだなという感想です。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/8e19c2f88419801ec16f7bd94f2db049a0610d75
https://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/567/mdn20231114.pdf
年 | 平均価格 | 世帯の平均所得 | 世帯の平均年収×7 | 買える? |
1985年 | 2305万円 | 500万円 | 3500万円 | 余裕 |
1990年 | 6123万円 | 600万円 | 4200万円 | 無理 |
2000年 | 4034万円 | 600万円 | 4200万円 | ギリ |
2013年 | 4540万円 | 540万円 | 3780万円 | 厳しい |
2022年 | 6288万円 | 525万円 | 3675万円 | 無理 |
所得は全国の平均だけど
だいたい分かるでしょこれ見れば
バブル期を除けば2010年代半ばまでは平均的な仮定でも「頑張れば買える」だった
最後に買えたのは、2010年に32歳くらいかな、今は46歳、ここから上の世代は首都圏で買えた
今は無理
都内に限れば8000万円を超えてるから、年収1250万円はほしい
これは都民であっても30代には厳しい(しかもめちゃくちゃ狭い)
ちなみに一戸建てはまだギリギリ何とかなるんだけど、それもあと5年かなと言う感じ
マンションにつられて2020年あたりからグイグイ上がっている
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=73807?site=nli
氷河期が悲惨なことの一つに、すぐ上の世代がバブルだったことがあると思っている
奴らの就職活動は引くて数多、大手なんかだと囲い込みで別荘や旅行にまで招待されるような状況だった
同じ努力をしても結果がまるで違うどころか、成績やポートフォリオや資格取得に相当の努力をしたこちらより
確実に努力の量が劣る遊び呆けてた連中の方があっさり就職が決まってた
就職氷河期が努力が足りないって言われるのは腹が立つが、もっと腹が立つのは同じような努力でも時代で全然結果が違うことだ
そして俺らの就職活動では早けりゃバブル期で入社したやつやバブル期の就活生に鬱憤溜まってたやつが面接官
バブル世代のツケをいつまでも払い続けなければならないほんとうにロスジェネって言葉がぴったりだよ俺らは
自分が社会人になった2年後にバブルがはじけ、それまで毎年20~30人新卒採用していたのがゼロになった感じ。
自分はソフトウェアエンジニアとして入社後1年は本社のある東京で勤務し、その後希望していた地元に近い地方の工場にある設計部隊に勤務してた。
2年目の年度末に本社の部長がわざわざ出向いてきて、社員一人一人と面接になった。
「地方の設計部隊は閉鎖して本社に集約するので君には本社に戻って欲しい」とのこと。自分は結構仕事できる方だったのでこんな感じ。
本社に戻ると、同期や1年下の後輩のうち仕事ができる人だけが設計として残り、他は関連会社や営業に回された。神奈川出身の1年後輩が長野に営業で飛ばされたりしてたよ。
ソフトウェアエンジニアとして採用された1年後輩のおとなしい人が営業に回されて飛び込みとかさせられたけど声を掛けられなくて入り口で1時間立ちっぱなしだったよ、とか聞こえてきたりして。
直上の世代はソフトウェアエンジニア隆盛の時代だったよ?電気メーカー系の企業だったけど。
あのなあ。日本のネット人口何千万人いると思ってんだ?バズって3桁ブクマ、ブコメはその2/3、トップコメにつくスターはさらにその2/3。深夜のテレビショッピング未満の視聴率だぞ。
フェミや左に偏った思想の持ち主が中心の人口1000人程度の「最果ての村」だぞここは。フォロワーがいなくて誰も見ない上に反撃されるのが怖くてXで書けない人、小町でマウント取られて逃げてきた人、努力しないことを棚に上げて自分の境遇を政治のせいにする現実逃避の他責人間が集う難民だらけのゴーストタウン、限界集落だぞ。知らなかったのか?
人口少ないんだからブコメのレベルが低いのは当たり前だろ。「もっとコミュニケーションをー」って中学校の学級会の結論レベルのブコメとか事情通でも何でもないくせにテレビのコメンテーター気取りのゴシップBBAの安いコメントがトップとるようなド田舎だぞ。実際に人口はバブル期の中学校と大して変わらん。スターで承認要求満たされた豚が木に登ってるのを観て嗤う動物園だぞここは。