はてなキーワード: アニメーターとは
クッパ姫とか、セーラームーンのアレとかに乗っかった奴もそうなんだけど(前者の件で大人の対応してた真島ヒロ先生がすっごい好印象)
まあそれに限らず、軽率に二次創作をするイラストレーターや漫画家、アニメーターのまあ多い事多い事……
二次創作に限らず、自分の作品に絡んだ権利にも疎い人も結構いる
出版社の物でもあったり、あるいは大手コンテンツを「借りてる」立場なのに、軽率に政治発言しちゃう奴とか
契約によっては自分の作品だろうと勝手に続きやスピンオフも描けなかったりするけど、それがわからないでやっちゃって怒られる人もいる
もっと言うのであれば、作家個人が許可を出そうが出版社はNGなのは揺るがないってのを忘れてる人もいっぱいいる
退職代行サービスを利用する人間に対し「クズ」「社会人としてなってない」「非常識のゲボカス」「退職の申し入れや交渉くらい自分でしろ」「料金の無駄」というネットでの意見をよく見かけるが、常識があってクズでないまともな社会人ならそもそも退職代行なんて利用しないのだ!
当方は新卒一社目でメンタル休職ののちに退職し、その後正規非正規職を転々としてきた。そのうちクビ3件、職場バックレ4件、うち退職代行使用が3件というどこに出しても恥ずかしくない経歴のクズである。こんなクズでものうのうと生きている経緯と現状とお話しし、もし今の職場のことで悩んでいる誰かの参考になったら幸いだ。また、こんな開き直り底辺ゴミにだけはなりたくないという意味で皆さんの癒しになれば嬉しい。
・なんでそんなゴミなの?
1社目でメンタルをやってか以降当日欠勤しまくり、朝起きられない、寝込む日が激増し勤怠不良の積み重なった結果です。心療内科でも相談し改善を試みたが現在も全快はしていない。ASDやADHDの検査もしたけれど健常域と結果が出て、社会性のないウンコ健常者になってしまった。
また、性格的にもストレス耐性が低くキャパ狭なのと、コミュ障以前の人嫌いが災いし、どの職場でも基本的に孤立してしまう。他人に興味がなく無関心のため、みんなでの昼食や飲み会や、職場の噂話や世間話が苦痛に感じる。人間関係の難の大部分は自分の傾向にすべて起因する。勿論申し訳ないが本当に合わない職場、上司同僚もいた。
何社か非正規で食いつないだが、その後正社員に転職した。経済的安定も目的だったが、世間体が主な転職理由だったと今では思う。仕事は生産支援の窓口部隊だったが、その部署は真夜中までの対応が多く、上記の当欠癖も治らず、致命的なミスをして現場の人に怒鳴られ修復不可能なまでに信頼を損ねた。リカバリーとか善後策など考えられず、自分のミスのせいなのにパニックになり保身に走り、「もう二度と出社できないから辞めるしかない、だがもう退職を伝える勇気も気力もない。そもそも会社の人ともう話せないし顔など合わせられない。絶対に無理」という状態になった。
その際、無い知恵を振り絞り「便利屋」という単語を思いつき、退職の電話などを請け負ってくれる便利屋をネットで探した。当時は2010年代中盤で、まだ「退職代行」に特化したサービスや企業はなかった記憶だが、不倫の密告や興信所や探偵まがいの業務をしている便利屋の中に退職の電話代行というものがあり、実家の母親のなりすましで体調不良を理由に退職の意志を伝えてもらった。その間は職場に連絡できず、無断欠勤していた。なお、現在の退職代行ではおそらく親族やパートナーなどのなりすまし設定での電話はNGだと思う。また、今も自分が依頼したような類の電話代行の業者は存在するが、どちらかというと、不倫やクレームの密告代行の意味合いが強い。
・使ってどうだったか
上記の当時利用したサービスでは、今の退職代行のように「利用したら最後まで会社の人間とやりとりが必要なく、代行経由で連絡可能」というシステムはまだなかったが、それでも「引継ぎもせず、最低限のやりとりで会社をやめられた、逃げられた」ということは自分にとって本当に救いで、命と心が助かったことに感謝した。料金も、会社の人に顔を合わせたり、謝罪をしたりという精神苦痛を鑑みれば、タダのようなものだと感じた。時を経て、退職代行会社が雨後のタケノコのように出現し世間で話題になった際も、「やはり自分のようなダメ人間がこういったサービスを利用するのだろうな」という納得感があり、ニーズが形となって顕現したのだと感じた。
なお、その後2社でも業務についていけない、ミスの連発、人間関係、勤怠不良などが原因で退職代行を利用させてもらった。加えて1社もブッチしたが、その際は貯金が少なくお金をケチって自分で辞めると伝えたが、資金に余裕があったら絶対退職代行を利用したかった。
・コロナ禍、そしてテレワーク普及という僥倖により長年のバックレ要因が偶然すべて解決
書いた通りなのだが、その自分で辞めると伝えてバックレた職場の次に決まった契約社員の仕事が始まったとたん、コロナによるテレワーク普及が起こった。すると、長年のバックレの原因だった「朝起きられない」と「職場で孤立してしまう」という問題が解決してしまった。例え朝起きられなくても、始業ギリギリに起きパジャマ姿でPCに勤務開始の報告をしてちゃんと業務をすれば、ひとまず出勤したとされる。そして、コロナ禍では会食なんてもってのほか、職場での飲み会やランチもNGになり、いつも頭を悩ませていた食事の場でのコミュニケーションと、会社での雑談自体消滅した。そのため、いつでもどこでもボロボロだった勤怠が他の社員と何ら変わりない状態になり、偶然だが仕事ぶりを評価され、現在正社員となっている。
何の努力も改善もしていないのに、環境だけで社会的に助かってしまった気分だ。現在は在宅リモート半々で働いている。たまに心身の不調で起きられず寝込んでしまい病欠になる日もあるが、それでも昔に比べると勤怠は飛躍的に改善した。
これはクビになった職場で担当していた業務で実感したことだ。フェイクを入れるが人材会社で就業開始するスタッフの勤怠管理業務に関わっていた。すると、自分より遥かに優秀で立派な経歴の人でも、第一印象がいい人でも、家族や子供がいても、突然会社に来なくなる、無断欠勤をする、試用期間終了前に合わないと泣きながら電話してくる、まるでかつての自分のような人を結構な頻度で見た。Z世代とかゆとり世代はおろか、年代や性別や家庭状況は関係ないようだ。また、勤怠不良や能力不足で試用期間終了前に雇用主から契約終了にされる人も多く見た。
以前は自分のような人間はネットでは観測すれど現実ではなかなか見ないから、異端の社会不適合者なのだと確信していたが、同類はいるところにはいるのだなと肌で感じた。
・退職代行を使うべき人
ここで、退職代行を使ってもいいんじゃないかなと想像する人の特徴を挙げる。
仕事や職場の人間関係だけが自●の原因なのなら、使ったほうがいい。できれば心身が完全にやられる前に、体力気力があるうちの利用を推奨する。一度完全に折れると、その後の社会復帰が困難になるし時間を要するためだ。ただ、増田は自●自体は仕方ないんじゃないか派なので、仕事以外にも持病や家庭の悩みや慢性的な生きづらさを抱えた人が、己に鞭を打ってまでつらい状態のまま生きる必要はないとも考えている。
「あの人は退職代行を使った」と噂されたり、それを知られた関係者にはある種の偏見を抱かれることは間違いないので、それが気にならない人は役職や雇用形態問わず利用していいと思う。逆に自分の挫折や失敗を受け入れ難い、プライドがある人はまず退職代行は利用しないんじゃないかな・・・自分はプライドがないので、バックレた職場の方々に対し本当に申し訳ない気持ちがあれど、二度と生きてお会いしたくないので、自分は練炭自●などで死んだものと思って忘れて生きていってくださいと念じている。
・退職代行を使うべきでない人
上記のように、心身が死の淵に追いやられている人はまず命を守る行動を取ってほしいが、使うとリスクがあると想像する人を列挙する。
増田は現在都市部在住だが地方での暮らしも経験している。その際近所の無職の人が外で散歩するだけで恥だから家の中にいろ!という親御さんに叱られている話を聞いたことがある。退職代行を使ったことが近所や職場に広まり、今後の就職どころか生活に支障をきたす、あるいは詰むレベルの支障が出る場合はそのリスクを考慮したほうがいいのではないかと思う。
増田が退職代行を使ったのはいずれも一人暮らしの時期だ。バレなければいいと思うのだが、同居家族やパートナーに知られて干渉されそうな人は警戒しておいたほうがいい。5ちゃんの職場バックレに関するスレッドで、バックレ常習犯は緊急連絡先の家族の住所は電話番号はでたらめを書いておくというアイデアを参考に、増田も緊急連絡先は最寄りの水道局の住所電話番号に設定している。
①②と同じ種類だが、例えば仲間と企業したけど逃げたくなった・・・という場合も人間関係にしこりを残すと想像する。現代ではなかなかないと思うが、同族の小さい企業や少人数のベンチャーなど、職場の人間関係が密で後々の人間関係がトラブりそうな方も要注意だ。(辞めたあとに電話やSNSなどでDMが来るとか)
退職後に休養するのも再就職するのも自由だけれど、その後の人生の責任は自分以外誰も取ってくれない。中には医療や福祉に繋がるほうがいいケースもあるかもしれないが、勤め人を続けたい場合はその後も工夫や行動し続けることが大切だと感じる。男女問わず、経済的に頼れるパートナーを探すというのも生存戦略としては立派なひとつの方策だ。下記リンクは以前ネットでも話題になったもので、今回の趣旨とは異なるが、早いうちから行動することの大切さについては参考になるかと思う。
http://www.carpefidem.com/column018.html
・環境や適性をもう一度考えてみる
職場との相性は、入ってみたら人が定着しない魔窟のようなポジションだったとか、ホワイト大企業だけどその部署だけ何故かモンスターのようなストレッサーだらけとか、運で決まってしまう要素も大きいと感じる。ただ、ある程度自分の向いてる環境や適性について検討し、判断することも必要だと思う。向いてなくて耐えられなかったら、また退職代行を使えばいい。
人付き合いの苦手な人は、できるだけ接客から離れた上流工程の業務内容の企業に応募する(コミュ障も突き抜けると接客適性無双、他人への関心がないのでクレーマーをしゃべる人糞とみなせるという意見もあるが、限られたエースだけの才能だと思う)とか、マルチタスクではパニックになりがちな人は定型業務メインの仕事を探すとか、お子さんや家族のケアで早退や欠勤が続いてしまうひとはフレックス制や裁量労働などで調整できる職場を探すとか、できるだけ自分の苦手に直面する機会の少ない仕事を選んでほしい。
お前が言うなが過ぎるが、テレワーク可能な職場という環境面での選択肢が無かったら自分は社会的に詰んでいた。また、当座の給料のためにコミュ力に自信がないのに、客先/社内問わず大量のストレスフルな交渉が発生する職場や自分のスキルに見合わない仕事内容に考えずに飛びついた経験が少なからずある。
増田は現在「やりたくない仕事は星の数ほどあれどやりたい仕事はない」というドクズ思考で、自分にできる仕事ならありがたく精一杯やって、ダメなら逃げようというスタンスだ。
「好きなこと/やりたいことを仕事にする」は覚悟がないと危険だと思う。インドア派やオタク気質の人は、アニメーターやゲーム会社やエンタメ企業や出版社関連企業への志向性が強い傾向だと思う(かつて自分も就活病で何社か説明会を受けたことがある)が、大手でない限り土日昼夜問わず働かされ、期限納期の厳しいブラックな環境の職場も多い。エンタメやサービス業は、みんなが楽しんでいる休みや余暇の時期が繁忙期だ。また、ブラック企業はある程度公式に開示されている情報や労働条件で判断できる。
でも子どもに胸を張って勧められるイッパシの業界なのか疑っている。
まともな職業なのか。
大変失礼ながら実は、持続可能性なんて無視した、道楽の延長なのでは——?
ラピュタ2 を作ればいいのに、といつも思ってる。
もし封切られればラピュタの続編は、某少年探偵やら某無限列車編やらを確実に上回る、それも大きく上回る、映画史を塗り替える歴史に成るだろう。
マーベルを見習ってほしい。マーベル作品群は原作漫画にたくさんの作家がたずさわり、映画も複数の会社が展開する大規模なシリーズだ。
スターウォーズもそうだ。およそ50年弱でどれだけの劇場作品が、ドラマが、ゲームが作られただろうか。
メディアミックスして手広く展開すれば収益が生まれる。たくさんの人々が好きな作品のまわりで暮らしていける! 飯を食えるようになります。
なのに、確実に莫大なカネになる資源が目の前に落ちてるのに、どうして平気なんだろう。
重ね重ね失礼だけど、金儲けに本気になっているとは、とても思えないんです。
インドラの矢とも呼ばれているラピュタの雷は、どんな国に対抗するために作られたのか。
過去の世界にタイムリープして在りし日のラピュタ城を探検できたらどれほど楽しいだろう。
賭けてもいいけどラピュタの視聴者のほとんどはラピュタってブロッコリーの周りに収まる建物のことだと思ってるよ。
まわりに崩れ落ちて無くなってしまった城下町がくっついてたのを知らない。チラッとしか出てきてないからね。
権利者が死去したら、後世の人はリスペクトのためにコンテンツに軽々しく手を入れようとはしないでしょう。
飛行石が失われればラピュタ世界の豊かさは、竜の巣の中に隠された謎は、手の届かないものになる。
ツイッターや各種SNSがまだ機能してる今しかチャンスがない。声を揃えられるのは、今しかない。
なんじゃ無いかって思った。
学生時代の「何者かになりたい」という欲求でクリエーターに憧れるも特に芸事を経験してこなかったから形に出来なかった人とか、
アニメーターになったものの、上流から流れてくる上手い絵をトレスする仕事をずっとしてたから上手い絵は見てるしなぞってるのに、勤続年数が上がって自分が描く側に回ったら全然上手くなくてアニメーター辞めちゃった人とか、
絵柄の流行りに合わせて自分の絵柄を新しくするのが出来なかった人。
こういう絵を描くのを一度諦めちゃった人がイラスト生成AIを見て「うおおおおおおおお今度こそAIの力があれば今度こそ俺は上手い絵が描けるぞおおおおおお」みたいな感じでAI絵描きを自称したり #絵描きさんと繋がりたい とか100日チャレンジとかオリキャラ企画とかで絵を描ける側の人類に行こうとしたんじゃないのか?
なんじゃ無いかって思った。
学生時代の「何者かになりたい」という欲求でクリエーターに憧れるも特に芸事を経験してこなかったから形に出来なかった人とか、
アニメーターになったものの、上流から流れてくる上手い絵をトレスする仕事をずっとしてたから上手い絵は見てるしなぞってるのに、勤続年数が上がって自分が描く側に回ったら全然上手くなくてアニメーター辞めちゃった人とか、
絵柄の流行りに合わせて自分の絵柄を新しくするのが出来なかった人。
こういう絵を描くのを一度諦めちゃった人がイラスト生成AIを見て「うおおおおおおおお今度こそAIの力があれば今度こそ俺は上手い絵が描けるぞおおおおおお」みたいな感じでAI絵描きを自称したり #絵描きさんと繋がりたい とか100日チャレンジとかオリキャラ企画とかで絵を描ける側の人類に行こうとしたんじゃないのか?
実写からアニメにするなんていうのはロトスコープで限界が見えてるでしょう
実写トレースはよくやられているけど、あれもあくまで構図だけパクってるだけで、うまく嘘を描くことでエモい絵に仕上げてるわけで
もちろん中割り作業がAI化されることで末端のアニメーターは死ぬかもしれないけど
そういうのはAI関係なく効率化で死ぬ層なので大勢に影響はないし
こういう創作系は効率化したぶん予算を下げるんじゃなくて、クオリティアップにコストをかけるから
結果流動する資金は変わらないんだよね
プログラマーも同様
プログラマーの仕事はコードを書くだけじゃないし、コードも細かくてシンプルなものから複雑で答えがないものまで沢山ある
細かくてシンプルでわかりやすい作業なんて、既にLibrary化されてるか、ネットにコードが落ちてるかなんかするから
そこを自動化されたとしても大した影響はない
むしろ仕事のほとんどは残りの面倒くさい複雑でコミュニケーションが必要で答えが決まってないようなものなので
そこをAIに置き換えるためにはせめて完全なロボットができないと厳しい
こちらももちろん割を食うごく一部の層は居ると思うけど、そんなのは他の技術革新でも死ぬし、死んだら別のことをやるだけなんだ
どうしてもそういう事情が見えない人らは
やれアニメーターが消えるだのプログラマーが消えるだの言うけど、分からないなりにメディアに踊らされてるだけだということは自覚してほしい
ジャニーズと一緒に仕事してる人のこともきちんと批判するし、例えば楽曲提供だと山下達郎、竹内まりや、中島みゆき、米津玄師、槇原敬之、Mr.Children桜井、椎名林檎、King Gnu常田、あいみょん、DREAMS COME TRUE、ヒャダイン、YOSHIKI、小田和正、スガシカオ、サカナクション山口、藤井フミヤ、布袋寅泰、ゆず、星野源、玉置浩二、長渕剛、スキマスイッチ、電気グルーヴ、吉井和哉、徳永英明、ユニコーン、松本孝弘、syudouとか他にももっといっぱいいるけど音楽聞くときはちゃんとジャニーズに楽曲提供なんかしてないかどうか調べてから聞くようにしてるし、楽曲提供してれば当然聞かないし、脚本家や映画監督だと特にジャニーズを頻繁に起用してる三谷幸喜、宮藤官九郎、倉本聰、西田征史とかのこともきちんと批判してるし、
そもそもテレビ局はどこもジャニーズ起用歴あるからテレビ自体見ないし(ジャニーズ起用したことないローカル局やBSCSは除く)
ジャニーズに限らず枕営業とかセクハラパワハラしてるプロダクションのタレントが出てる番組もそうと報じられていれば一切見ないし
チョコレートは買わないし、買うとしてもきちんとフェアトレードのものを選んで買うし、フェアトレードじゃなければ人からももらわないようにするし、新疆綿は買わないし、新疆綿と銘打たれてなくても新疆綿が使われてることがあるからちゃんと調べて新疆綿が使われていないのを確認して買うし
あれだけたくさんパワハラ報道とかあって問題あるって知られてるディズニーなんか絶対行かないし金落とさないし
アニメーター搾取の上で制作されてるアニメなんか一切見ないし、アニメ見るとしたらその制作会社ではきちんとアニメーターに相当の報酬が払われていてパワハラなどが行われていないか自分で調べて納得ができたものだけ見るようにしてるんだよ
「AVを見ること自体が加害だという意識は広まってほしい」と題した増田(anond:20230413094851)が話題になっている。
私はアダルト産業は守るべき文化だと考えているし、おそらくこの増田とは意見がまったく異なるだろう。しかし、彼の意図とは無関係に、「AVを見ること自体が加害だという意識は広まってほしい」との題意には私も同意したい。
結論から言えば、私はAVの存在そのものが性的搾取であるとは考えていない。一方で、AV業界において搾取が横行していることもまた残念ながら事実なのだろうと思う。これは「労働現場における搾取」の一般論として語るべき問題であり、その意味では各々の消費者もまた、共犯者ではないか。
無邪気にチョコレートを食べている日本人は、カカオ農場における児童労働の実態をどの程度知っているだろう?
子どもが犠牲になっているチョコ、知っていますか? つなぎ役の奮闘
無邪気にファストファッションを消費している日本人は、縫製工場における労働力の買い叩きの実態を、そして廃棄や「寄付」をした衣服の末路を、どの程度知っているだろう?
安いファッションが抱える搾取の構造 日本も「他人事ではない」理由
寄付が迷惑に? 古着回収の知られざる裏側
こうした事例は氷山の一角である。アボカドが消費する仮想水や、アニメーターの労働環境だってそうだ。私たちの「安い」生活が、どれだけたくさんの搾取によって支えられているのか、調べるほどに深い闇が見えてくる。
では、そうした搾取に加担しない、さらには搾取をこの世からなくすためには、どうすればよいのだろう?
必要なのは、まずは知ること。そして、できれば「適正な商品」を選んで買うことだろう。
「スウェットショップ」を避け、「フェアトレード」を推進する企業を応援していくこと。それが消費者にできる最善の行動ではないだろうか。
スウェットショップとは?人権の搾取が存在する流行の裏側
AV業界でも、近年、「適正AV」という枠組みが挑戦されている。
新たなる「適正AV」ってなんだ?
これもまた様々な課題が指摘されているものの、搾取のないアダルト産業の実現のための第一歩として評価したい。こうした取り組みを、AV消費者も知る必要があり、そして応援していく義務があると思う。