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はてなキーワード: 2014年とは

2024-11-20

女性向けゲーム中国資本浸食

1. あんさんぶるスターズ!!Music - 売上: 4.00億円

運営: Happy Elements株式会社 (東京都港区)←親会社中国北京市にある2009年設立Happy Elements Co., Ltd.

 

2. ディズニー ツイステッドワンダーランド - 売上: 3.31億円

運営: Aniplex Inc. (東京都千代田区)←親会社ソニー・ミュージックエンタテインメント

 

3. 恋と深空 - 売上: 2.59億円

運営: 畳紙網絡(Papergames) 2013年8月設立中国江蘇省蘇州市会社Nikkiシリーズが有名、資本関係が何も分からない

 

4. 東京ディバンカー - 売上: 2.06億円

運営: Coly Inc. (東京都港区)2014年設立2021年3月東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)に上場した日本企業

 

5. 魔法使い約束 - 売上: 1.29億円

運営: Coly Inc.

 

6. エリオスライジンヒーローズ - 売上: 1.09億円

運営: AIDIS Inc. (東京都渋谷区)2015年設立独立系ゲーム会社

 

7. 18TRIP (エイトリ) - 売上: 9,183万円

運営: CYBIRD Co., Ltd. (東京都渋谷区)←2017年株式会社カプコン2017年完全子会社化された

 

8. うたのプリンスさまっ LIVE EMOTION - 売上: 8,627万円

運営: KLab Inc. (東京都港区)2000年設立独立系ゲーム会社東京証券取引所プライム市場上場

 

9. ブレイクマイケース - 売上: 8,414万円

運営: Coly Inc.

 

10. アイドリッシュセブン - 売上: 8,247万円

運営: BANDAI NAMCO Entertainment Inc. (東京都港区)

 

Happy ElementsとPapergamesが成功しているのが気になるな…結構入ってきています

2024-11-19

匿名ダイアリーってどういう仕組みだっけ

自分が書いたエントリーリストとして残るのか?

10年以上いまいち理解できていないので、ちょっとテスト

匿名性を活かした自由表現可能となる場として、はてな匿名ダイアリーをご利用いただきたいと考えております普段お使いいただいているアカウントで書くものから離れた文章や、いつもとは違う筆致の文章などの投稿匿名ならではの問題提起など、匿名性を楽しめるような形でご利用ください。

ーーーーーー

今、探っていったら

2014年春に6件

2024年春に2件、投稿あった。

匿名性を活かした」だから

私らしさがバレるような書き方したら野暮なんですよね?匿名活動に縁がなさすぎて本気でわからない。

普段、非常に特徴的な口調で書くので特定される事は珍しくない。

何かレビューを読んでいて、この人凄い長文で自分と被る、似た人発見ちょっと嬉しい!でもちょっと嫉妬?とかモヤモヤ感じ始めていたら、結局自分だったというオチがある。

川を覗き込んで映った犬に吠えて🦴落とした犬みたいだな

よし、次からは違う文体自分をバレないように書く努力をしてみようかな。でも書く内容でバレそう。

ていうか自意識過剰だなあ、バレるような人がまずピンポイントで読みにこないって!とたかを括っている時に限って...みたいな思考が渦巻くので結局、匿名媒体は落ち着かない💧

あたしSandyBridgeおじさん。おしえてほしいの。

2014年中古で買ったi7-2600を捨てて中古Ryzen3600に乗り換えるの。

やってる作業は昔から変わらないのにPDF開いたりOffice365でWordExcelいじるだけで重くて固まるようになっちゃったの。嫌ね。

趣味写真だってD3400の6000×4000ピクセルのnefが1個24MBとかでクソ重いの。

400万画素で興奮してたFinepix4800の時代が懐かしいわ。

ウォンドーズだって10で間に合ってるのに11しろですって。

そこでRyzenに乗り換えることにしたの。お金は無いの。だから中古なの。

3600ならじゃんぱら10,000円以下で買えるわ。

でもマザボは新品のASUS A520M-E よ。中古でも数百円しか違わないわ。

メモリスロットはふたつ。

そこで増田君に相談


どれがいいのかしら。

2024-11-14

anond:20241113204026

懲役1年で執行猶予4年

いわゆる「再度の執行猶予」かな

もっとも、罰金執行猶予が付されることは、実務上は(略式命令場合も含めて)ごくまれであり年間で数件である。再度の執行猶予については認められる事例は少なく年間で100件から200件程度である。詳細な件数は、下記執行猶予の状況を参照。なお、2014年7月大阪地方裁判所において、執行猶予中の累犯の被告人に対し、公判知的障害存在が判明し、再度の執行猶予が付された例がある[4]。

2024-11-12

2024年11月10日 VOLA&THE ORIENTAL MACHINE/Lilles and Remains 「PLAY VOL.58」@池下CLUB UPSE

2024年11月10日 VOLA&THE ORIENTAL MACHINE/Lilles and Remains 「PLAY VOL.58」@池下CLUB UPSET

VOLAライブを観るのは2019年にHINTOと下北で2マンやった時以来なので5年振り?リリーズと対バンなのめちゃくちゃ楽しみにしてた!名古屋と言う人入りがあまり良くない土地ライブしてくれる事に感謝。人もそこそこ入ってて良かった。

背が低いので段差上から観る事に。UPSETの規模とハコ的に何処で観ても観やすい·音も良い·入場もちゃんとしてるしで、名古屋で一番好きなハコ。唯一の難点は自分の好きなバンドは滅多にUPSETでやる事はないと言う事だけ…。

  • Lilles and Remains

リリーズでも中畑さんが叩くとの事でより楽しみにしてたけど、期待以上の演奏テンション上がる〜!!演奏上手〜!!!聴きたい曲も懐かしめの曲も沢山聴けて嬉しい。リリーズってMC全くない印象あって、でも普通に一杯喋ってたから私の記憶いかと思ってたけど、やっぱり昔はカッコつけなきゃとかそっちの方が良いんじゃないかって思ってたかMCしてなかったってKENTさんが話してたか記憶は間違ってなかった。カッコつけるの無理、喋りたいとの事笑 と言うか普通にMC上手くて面白かった笑 バシバ演奏していくので思ってたより沢山曲数聴けたし手数が多い系のドラムを叩く中畑さんを味わえて最高。

K「55分ぐらいまでだっけ?(演奏して良いリミット)」中「ちょっとくらい良いんじゃない?笑 先輩には俺から言っとくよぉ」K「それが怖いんですよ…笑」のやり取り面白かった。

K「ドラム2連チャンって中々ないので(中畑さんは)大変だと思う」中「大丈夫!…多分大丈夫!笑」K「手数多い曲選んどいたんで笑」中「笑」

メンバー紹介でsyrup16gVOLA&THE ORIENTAL MACHINE中畑さんって紹介があって何か嬉しい…。未だにシロップ再結成したと言う実感をこう言う所で味わっている…。

中村さんが終始ガチの真顔ですごいと思った笑 メンバー紹介あるまでずっとサングラスかけてたから表情読み取れないのかと思ったけど外しても真顔だった笑 中村さんとナツキさん、両方共めちゃくちゃ存在感あって素晴らしかったなぁ。また是非共ライブ観たい。

ぶっちゃけ書いちゃうVOLAライブに行かなくなった理由楽曲云々もあるけど一番はギター青木さんじゃなくなったってのが大きくて、アヒトさんがそんなにギタースキル高くない分青木さんのギターがあってこその世界観だったり音楽性が表現出来ると感じていたので…。久しぶりに観るボラ大前提に前見た時よりアヒトさんが元気そうで良かったなと思ったし、気合い入ってるのがす伝わってきた。新しい曲から古い曲まで満遍ないセットリストで、Mexico Pubの始まりはいつ聴いてもカッコ良い。あと中畑さんのLOVEが観れたの良き。昔は嫌悪感しかなかったけど…笑 コミケと夢診断も久しぶりに聴いたかも。でも昔の曲聴くとやっぱギター物足りんのよなぁ…申し訳ないけど…。

Dead or Danceの1.2.3.4をやる中畑さんも久しぶりに観れて嬉しい!昔は(ry 今はもう可愛いな〜としか思わなくなった笑 この曲でアヒトさんがフロアに降りてきてびっくりした。近くで観るアヒトさん、めちゃくちゃ痩せてたし顔小さかった笑

MCの覚え書きと雑感想

·アヒトさんがチューニングするから喋っててとの事で笑 残りのメンバーMC名古屋ボラ演奏するのが10年振りとの事。2014年伏見JIMMIN'振りらしい。楢崎さんが物を無くしたって話とアヒトさんのギターか壊された話で中畑さんからアポロシアターと言う言葉が出で驚く。無くなっちゃったのかな?って話してて地方ライブハウスなのに詳しいし、中畑さん記憶力良すぎる…。個人的にはボラライブって言ったらアポロシアターだったので懐かしい気持ちになった。

·アヒトさんが酔っ払って打ち上げ味仙で蛙の唐揚げポケットに入れたまま帰宅し次の日めちゃくちゃ驚いたって話もしてた笑

·アヒトさんからリクエストビール乾杯する。メンバーリクエスト銘柄なのか分からないけど、有江さんと中畑さんが交換してた笑(有江さんがアサヒスーパードライ中畑さんが札幌黒ラベル?飲んでた)中畑さんもライブ中に缶ビール1杯ぐらいなら普通に飲める感じになったんだなぁ。(飲めるの)嬉し〜って喜んでた笑

·アヒトさんが3回目か4回目の人生ビール造りとかしてみたいって話から何て(名前の)ビールします?って中畑さんが聞いて即答で「キチネコビール!」と答えるアヒトさん笑 こぶしの効いた和っぽいCM曲?みたいのを即興で歌った下りからテレビの話になり中畑さんが住んでた頃の青森は2局しか映らなかった(日テレTBS)、高校生の頃にテレ朝が映るようになって初めてミュージックステーション見た(!?)と言う話に笑 信じられん…。

·お知らせがありまーすってアヒトさんが言ったら中畑さんが「なになにぃ〜?」って相槌打ってて可愛かった笑 来年大阪でonion Nightが開催されるとの事。歓喜悲鳴上がってた笑 中畑さんが「是非来て〜」って言ってて拍手?起こってた。

·めちゃくちゃ楽しそうな中畑さん。偶に有江さんと目合わせて笑い合ってるのとても良い。有江さんは菩薩の笑みでフロアを見てた笑

·鯔のMC中畑さんがめちゃくちゃ喋るのとアヒトさんの絶妙につまんない話(失礼過ぎる)と有江さんの高スキルMC力で軌道修正する感じがそうそうこんな感じだったなぁと思うなど。

·ただの悪口なっちゃうが、昔から感じてた気持ちを思い出したと言うかやっぱフロントマンアヒトさんのテンション、割と苦手な部分もあり…。ボラライブ観にいっといてなんだけど…。まぁアヒトさんが元気そうで、それだけで良かったなと思ったけど…。1月VOLA予定してるのでその時観たらまた違う感想持てるかも…。

最後セットリスト(Xから検索かけてます)

·Lilles and Remains

1.Like The Way We Were

2.Muted

3.Superior

4.Pass Me By

5.Body

6.The Fake

7.Final Cut

8.Some Girls

9.Neon Lights

10.Moralist S.S.

11.This City

12.Grind

·VOLA&THE ORIENTAL MACHINE

1.EMPIRE OF THE V O L A

2.THANK YOU MY FORCE

3.MAC-ROY

4.A communication refusal desire

5.夢診断

6.Fatal Incident

7.comeback in darkness

8.Mexico Pub

9.S.E.〜Self-Defense

10.An imitation's superstar

E.N

1.Dead or Dance ‼︎(アヒトさんフロア降りあり)

2024-11-11

anond:20241111170559

勝ち目ないからまともな弁護士は引き受けないと散々言われてて

実際松本が連れてきたのはヤメ検

所属する八重洲総合法律事務所ホームページなどによると、田代氏は1967年1月まれ国学院久我山高、早稲田大社会科学部を経て95年に司法試験合格、98年に東京地検検事になったいわゆる「ヤメ検」の弁護士。同事務所には2014年に入所した。

 田代氏は東京地検特捜部時代に、小沢一郎衆院議員資金管理団体を巡る「陸山会事件」を担当事実と異なる捜査報告書作成したと刑事告発されたが、嫌疑不十分で不起訴に。減給6カ月の懲戒処分となり、辞職した経緯がある。

2024-11-10

サルと金子勝でも分かる!マイナカード保険証

https://president.jp/articles/-/87827

このままでは国民皆保険が壊れていく…金子勝マイナ保険証政治献金企業が儲かる究極の寄生システム

この記事が本当に💩なので、一つずつ説明していきます

敬称略です。

マイナカードシステム日本大手IT企業8社が受注しており情報産業のための救済事業? 日本オリガルヒオリガルヒ

政治献金技術的に遅れた日本情報産業のための救済事業との結びつきは非常に強い。
ほぼ10年間でマイナンバー関連事業を少なくとも3000億円近く発注していると見られるが、大企業8社が共同受注などで独占的に契約している。

そんなことはありません。むしろ大手IT企業はこの手の自治体公共事業が薄利すぎて足を洗いたがっているというのがほぼほぼ現在の状況です。最近では大手撤退が激しく、元々大手が担っていた部分を別の中堅SIerが無理して受注したものの、ノウハウもなく薄利過ぎて対応出来ず納期通りに納品できない案件が続発しています。そこで、入札参加条件が上げられた結果、入札が予定価格を上回り、随意契約になると言うケースが多発しています

やり玉に挙がっている8社とは恐らく以下の企業のことです。

見る人が見れば、NTT系が基本を抑えつつ、周辺の企業が参画しているというのがわかると思います大手5社のコンソーシアムで、NTTコムがメイン、NTTデータNEC日立富士通の合わせて5社で共同受注しています。そして、他に手を上げた企業はありません。

NEC日立富士通は関連公共システム(住基や戸籍、税務システムなど)が関わりそれらとのつなぎ込みが必要になるからですね。

他に手を上げた企業がない上、入札では予定価格を上回ってしまった結果、随意契約と言うケースです。報道によれば、いずれも随意契約にするにあたって、調整の結果入札価格よりも低い価格で受注させているようです。


他、凸版とDNP物理的なカードの発行業務をやっており、合わせて800億円ぐらいの受注額です。そしてマイナカードは1億枚発行していますので、1枚辺り800円。カード物理的に1枚300円はしますし、送付事務に使う簡易書留は350円しますので。単純に残りの取り分は150円です。全然高くありませんね。ここで事務手続きなどをやる事になります。数が多いので最大限コストは低く抑えていると思いますし、全てが郵送交付ではないとか細かい話はあるでしょうけれども。


JECCはリース会社です。国の予算関係でいったんファイナンスを引き受る。大手IT企業がごそっと出資している特殊会社です。金額はでかいですがこの会社が入るのは主に行政の硬直性の問題です。


さて、これは日本オリガルヒなんでしょうか?

何故か突然旧ソ連ロシア方面用語が出てきて面食らった人もいると思いますが、オリガルヒとは、官製新興財閥だそうで、その方面の人たちから社会主義国ソビエト連邦崩壊したどさくさに紛れて、民間にいくときに出来た悪しき存在という事で、よく批判に出てくる用語です。

さて、彼らはオリガルヒなのでしょうか?


そんなわけないんですね。

一般的IT企業が求める水準の利益率とは30%と言われる中、政府系の仕事利益率が1割を切る事があたりまえです。エンジニア不足の中でやりたくない仕事です。


NTT系が1300億円程度の受注をし、物理的発行やリース会社を合わせて8割以上で、残りとは大きな差があります。ここで金子らなぜNEC日立富士通を入れたのか。それは5社が献金していると言いたいが為に3社を水増しした感じがしますね。

マイナンバーカードマイナ保険証利便性セキュリティもまったくないために、普及しない。

まずは、利便性について検討しましょう。金子はこの一文のみ、内容も根拠も全く触れず、まるで自明のような扱いですが事実とは異なります

政府は、マイナンバーカード調査を定期的に行っており、最新の結果はこちらです。

https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/8adde791-e214-4b5b-b9ad-4eb89a354dbc/2c98d210/20240321_mynumbercard-promotion_outline_02.pdf

こちらはほぼ1年前のアンケートですが、

と言う結果が出ています。ほぼ食わず嫌いですね。

少なくとも、利便性が「まったくない」と言う事は「まったくない」ことがわかります


次にセキュリティについて検討しましょう。

やたら多くの紐付けをするために、なくしたり盗まれたりすると、すべての個人情報漏れしまう。

これは事実とは異なります

ここでは逆に、全ての情報漏れるにはどのような条件が揃う必要があるかを並べてみると

と言う事が必要

パスワードを用いずに物理的に情報窃盗するには

と言う事が必要です。

さてこれを「セキュリティがまったくない」と表現するのが適切でしょうか?

現状、これよりも固いセキュリティを強いているシステムは本当にわずかです。

複数種類のカードが発行されて、極めて不効率

暗証番号のない顔認証マイナ保険証スマホマイナ保険証(これもマイナ保険証スマホ接触させないと使えない無意味もの)など、数種類のカードが発行される極めて非効率もの

これは明確に誤りです。何故ならば、1人に発行されるマイナカードは1枚しかいからです。受け取る側のシステムも一つ。

マイナ保険証スマホ接触させないと使えない無意味もの」も誤りです。最初の1回だけ行えばよく、使う時にマイナカード必要ありません。

初回のそれはマイナカード認証する為に必要というだけの話です。


さて、金子はこの状況を「数種類のカードが発行される極めて非効率もの」とする一方で、「多数数の紐付けを止め、一つひとつ独自OSオペレーティングシステム)で」を提言しているのですが、整合性がありません。

最初からスマートフォンクラウド対応する能力がなく、

マイナンバーシステム設計されたのは今から10年前の2014年ですが、当時はまだスマートフォン安全電子証明書を持たせる仕組みがありませんでした。

現在できる様になったのは、日本政府や担う企業なども参画し国際標準規格を作ったからです。ISO18013-5が正式に出来たのは2021年です。最初からできた所は存在しないでしょう。そしてこの規格を世界が利用しようとしています

技術的にとんでもなく遅れた4桁の暗証番号で顔認証不安定プラスチックカード

これも誤りです。いまでもICカードが最も堅いセキュリティ確保の手段の一つです。

それは何故かと言うと、ICカードに入れた鍵は、現実的手段では取り出す事も複製もできないからです。これはパスワード漏れていても完全に中身を出せないと言う意味でもあります


こういったことを言っている人は、大抵プラスチックカードといえば磁気カード時代認識が止まっている事が多いです。

ICカードは、単に定型情報を返すものではなく、このカード自体コンピュータです。マイナカードを利用する時にパスワードを入れますが、このパスワードオンラインではなく、カードの中で処理されます。そして複数回数間違えると、カードの中の最も重要な鍵、電子証明書が消されアクセス出来なくなります。また、電子証明書も、このICカード演算して帰す事で行われます。こういったことを理解しているのでしょうか。


また、顔認証不安定という詳細が明らかにされていませんが、事実として顔認証は99%の精度があります。たまに「マスクをしていたのに顔認証が通った」という人もいますが、これはマスクをしていても顔認証ができる技術を使っているからです。他人マイナカード認証ができてしまったと言った話が出回っていますが、反マイナカード保険証団体調査した結果2件だそうです。日本保険医療件数は数億件ありますが、そのうち2件です。

今回のマイナ保険証では、日本IT企業クラウド運営するノウハウに欠けており、時代遅れになっている欠点が露呈してしまった

その理由オンプレミス方式で、クラウドプラットフォームにしてないからだと説くのですが、今回出てきたトラブルシステム的なトラブルはほんのわずかであり、ほとんどはインプットするデータ問題でした。

これは、仮にアメリ中国の巨大IT企業に依頼しても同じ事が起きていたでしょう。

金子は「マイナ保険証のひどい醜態」を自明のごとく上げていますが、その具体的な中身について一切論じていませんが、これが事実だと言う客観的証拠がありません。全国民使用しているシステムであると言う事を考えたとき例外マイナーなトラブルしか起きていませんが、これはむしろ過剰品質とさえ言える状態です。

台湾閣僚であるオードリータン氏をデジタル大臣につければ解決!?

オードリータン氏は、マイナンバーシステムの普及が必要不可欠だと言う事を自明のものとして扱った上で、普及を進めるにはどのようにしたら良いかと言う点で多くの提言を行っています

また、台湾日本以上に全ての情報が「中華民國統一證號」に統一されており、身分証携帯義務づけられているなど、日本より遙か前から国民総背番号制です。前からあるが故にシステムが古い所があって運用に苦労をしているようですが、その全てを捨てて失敗だなという暴論が出ているとは聞いたことがありません。

一つひとつ独自OSオペレーティングシステム)で丁寧にプログラムを組んでいくことが必要

ちょっとこれの意味が分かりません。金子は、オードリータン氏の名前を出した直後にこれを言っているのですが。その段落を全部抜き出すとこうです。

マイナ保険証については、通常の健康保険廃止を止め、一からやり直して、クラウド上でスマホアプリにする。多数の紐付けを止め、一つひとつ独自OSオペレーティングシステム)で丁寧にプログラムを組んでいくことが必要である

もっと意味が分かりませんが、ここから頑張ってエスパーしてみます

つのIDで多数の結びつけを行うのは危険

これについては全く逆です。マイナンバーシステムを通じてデータを関連づけすることによって、システム間で生の個人情報を槍と知りなくて良くなると言うメリットがあります

共通IDがない場合、一貫した行政処理を行う時には、住所氏名生年月日といった従来からの本人の個人情報判別するしかなくなります

一方で統一つぃたID管理されている場合は、その結びつけの情報だけでデータのやりとりが出来ます。また、結びつけの情報中央存在するシステム管理するのみで、接続されているそれぞれのシステムではユーザ識別する情報は別々です。中心に存在するシステムを通さないと結びつけが出来ない仕組みになっています

また、中央システムで結びつけの情報を捨てるだけで容易に結びつけが出来なくすることが簡単にできます

しかし、リアル情報を使ってしまうとそのような事はできません。

からやり直して、クラウド上でスマホアプリにするほうがいい?

既にマイナポータルスマホで動いていますし、一からやり直す必要はありません。

また、既に述べたようにICカードは現時点で全国民規模で動作させるセキュリティとしては最も固いものの一つです。スマホアプリ専用にするのはセキュリティ(これは情報保護不正アクセス回避という他に、可用性という意味も含みます)の問題があります

現在スマートフォンに入れることが出来る環境が揃ってきましたので、スマートフォンに入れた証明書普段使用して、マイナカード本体は家に置いておく、と言うスタイル可能になります

また、マイナカードアプリケーションはいわゆる「クラウド」と呼ばれるシステムで多数動いており、既にクラウドであると言えます

一つひとつ独自OSオペレーティングシステム)がよい?

既にOSレベル独自作成する意味はありません。それも一つ一つ別のシステムに刷るなどと言う意味はありません。

これは、交通安全のために、全ての自動車運転方法バラバラにするべきだ、と言っているようなものです。

また、問題になっているのはその上に乗っているサービスであるため、これによって何かが良くなることはありません。

丁寧にプログラムを組んでいくとよい?

一概には言えませんが、金子成功例としてあげるGAFAMなどでは「Agile開発」と言われる手法一般的になっていますが、これは「丁寧にプログラムを組んでいく」から連想されるものとは大きく異なるものです。

そもそも政府医療IT化の方向性が完全に間違っている?

最後金子はこう述べています

政府厚生労働省が描いている医療の姿はまさにこれそのもの(もう少し具体化され、洗練されていますが)だと思いますが、何故これが「完全に間違っている」のでしょうか。

また既に実現している部分があります

一方で実現されていない部分もあり、それを補うためにマイナンバーシステム共通IDとして活用しようと言う事になっています

感想

ツッコミどころが多すぎるのを真面目に突っ込んでみるということをやってみたが、人生時間無駄にしたと思いました。

なので推敲見直しもせずに上げます

2024-11-09

松本人志水曜日のダウンタウンで再評価されたのか

https://anond.hatelabo.jp/20241108192150

> ※そもそも松本人志というブランド2010年前後に一度、底を打っている。言うまでもなくつまんない映画を撮り続けてみんなドン引きだった時期だ。そこから10年代中盤以降の「でも結局、松本さんって凄いんだよな」という再評価に至ったのは水曜日のダウンタウンの、藤井健太郎さん一派の功績だと思う。番組内でダウンタウンを再神格化することによってその名を冠した番組自体価値を高め、自身ブランディングをも成功させた藤井一派のやり口は鮮やかだった。

大日本人2007年水曜日のダウンタウン2014年4月。その間底を打ったかというと2009年からIPPONグランプリ2013年からワイドナショー飛ばしはいけないと思う。IPPONグランプリお茶の間に届くほどの影響力ではないにしろチェアマン松本としてのセンスの良さを改めて知らしめたし、ワイドナショーでの発言賛否あれどさすが松本人志だと評価されたコメントも多かった。水曜日のダウンタウンは彼らの代表作たる人気作品ではあるものの、それまで地に落ちていた評価が水ダウで一気に上がったかというと違和感が残る。

水曜日のダウンタウン、とても面白いし大好きな番組ではあるけれど、番組自体ダウンタウンが主導しているわけではなく、浜田雅功の司会進行と松本人志ツッコミあくまで添え物で、実際に松本人志がお休みしてても番組自体面白い(もちろんいたほうが面白さはもっと高まるとして)。コメントから見るセンスの良さという点ではIPPONグランプリワイドナショー位置づけとしては変わらないのでは。

なお評価を落としたという説については大日本人という作品より、大日本人と大して代わり映えしなかった2009年のしんぼる、お笑いよりもヒューマンドラマに走った2011年さや侍のほうが適切に思うし、そういう意味2010年前後というのは共感する。大日本人監督1作目としては快作だったなと評価している(ただし前情報なく劇場で見るという条件において)

2024-11-07

横浜DeNAベイスターズ日本一を見て、いち巨人ファンが思うこと

今シーズン巨人は4年ぶりの優勝を成し遂げたが、CSで3位横浜に敗北して日本シリーズに出られず。

そして勢いそのままに、横浜絶対王者ソフトバンクホークスを倒し、日本一に輝いた。

彼らの歓喜の瞬間を見届けていたとき、胸に2つの大きな感情が渦巻いていた。

一つは言わずもがな、「羨ましいな」という、単純な"嫉妬"

そしてもう一つは、ハッキリ言葉に表すことは難しいけれど、おそらく"虚しさ"のようなものだと思う。

ポストシーズン激弱の巨人

"日本一"というタイトルに対する、今の巨人ファンの執着は物凄く強いものがあると思う。

最後日本一になったのは、ちょうど干支が一周する前の2012年

そこから12連続での逸日本一自体球団ワースト記録を更新中…というのもあるんだけど、ことはそう単純ではない。

日本一の翌年、2013年日本シリーズ楽天歴史的な戦いを繰り広げた末、3勝4敗で敗北。

最終的には東北感動のドラマの引き立て役になったけど、

シーズン無敗の主人公田中将大に唯一負けを付けたりとか良い場面もあったし、まあここまではまだ良かった。うん。

問題は次の2014年から11年間、ここからが苦難の始まりだった。

もちろん、巨人よりも長く日本一から遠ざかっているチームも広島中日ロッテ西武と4つくらいはある。(もう4つしかないとも言えるが)

ただ、巨人ファン特別ネガティブになる固有の要素としては、

この11年間でシーズン優勝4回、Aクラス8回、残り3年も僅差の4位…と、12球団全体でみてもソフトバンクに次ぐ戦績を残していること、

そしてこれだけシーズンで安定して好成績を残していながら、この11年間、日本シリーズでたったの1勝も出来ていないことである

4回優勝したうち、2回は日本シリーズに出ることすらかなわずCSファイナルで2位以下のチームに敗北。

そして残り2回は、ファントラウマでありアンチ笑い種…どこらかもはやアンチ巨人すらドン引きさせた感のある、

2019-2020の伝説的な対ソフトバンク連続4タテ(計0勝8敗)だ。

特に2020は、間違いなく史上最悪の日本シリーズと言っていい、あまり一方的なやられ方だった。

2005年阪神の"33-4"がネットミーム化で目立ってるおかげでちょっと隠れられてるけど、

あらゆる面で2020巨人の方が情けなく、惨めで、恥ずかしい、史上最低のチームだったと思う。

(どこがどう酷いのかを語りだすとキリがないので、ここでは割愛するが…)

そもそも、あの2020年コロナ特例で例外的CS開催無しで日シリに進出出来ちゃったため、

あの年CSが通常通り開催されてれば、チーム状態のマズさ的にCS時点ですでに敗退してた説が濃厚だったりする。

とすると、1勝+本拠地開催のアドバンテージがある首位立場でのCSファイナルで、実質3/4年も敗退していたような体たらくということに。

首位チームのCSファイナル突破率が80%(巨人除くと85%)なことを踏まえると、驚異的な弱さといえる。

なお。逆に巨人が2~3位だった4年間では、CS1st(2位vs3位)は3/4回と高確率で勝っているものの、

首位球団とのファイナルでは、1勝3敗、0勝3敗、0勝3敗とあっさり返り討ちに合っており、下克上の予感など微塵も感じさせてくれない。

つまるところ、この11年間我々は、

ペナントレース143試合の長期戦ではかなり強い方なのに、

ポストシーズン短期決戦になったとたん、嘘みたいに激弱チームになってしまって、

143試合で積み上げて熱量を、その後のたった数試合ですべて無に帰されてしまう。

そういう絶望を、ずっと味わい続けているわけだ。

普段模試では高得点をとれるのに、センター試験や2次試験の本番で大失敗する浪人生を、毎年見守っているような心境だろうか。

いくら貯金しても日本一にかすりもしないチームと、”貯金2"でも日本一になれるチームと

2012巨人日本一になった後、

ずーっとパリーグ(というかほとんどソフトバンク)の連覇が続いていただが、

2021にヤクルト、2023に阪神と、ようやくセリーグ球団にも先を越され始めてしまった。

それももちろん悔しくはあったけど、彼らはその年のリーグ優勝チームだったため、まだ気持ちの整理がついた。

特に去年の阪神なんかは、シーズン中もずっとボコボコにやられており、

近年の巨人のどの優勝年よりも強いと感じるチームだったため、

「ここまでシーズンで強いチームを作れれば、日シリでもやっぱ勝てるんだな」と、ある種救いを感じもした。

ところが、今年の横浜日本一ちょっとけが違う。

シーズン143試合の長い闘いでは、たった貯金2の3位。

しかも、シーズン中も割と早くに首位いから脱落しており、終盤にカープ歴史的失速で一気に4位まで転落したため、ドサクサ紛れでAクラスに浮上したような感じだった。

巨人視点でも、シーズン中は16勝8敗と最もカモにしていたお得意様であり、正直とても日本一になるような気配を感じるチームではなかった。

そういうチームですら、日本一になれてしまったというのは、かなり精神的にくるものがあった。

一応言っておくと、別に横浜日本一ケチをつけたいわけではない。

シーズン成績がどうだろうと、ルール範囲内で勝ち取った栄光だし、

シーズン中は弱点だったはずの守備力と投手力が良化していたポストシーズン横浜は、シーズン中とは別物の強いチームだった事実

何より、巨人ファンにとっては絶望象徴しかないソフトバンクホークスに勝ったんだから、素直に素晴らしいと思う。

CS制度についても…まあ、個人的には巨人関係なく、首位同士の日シリが見たいので一貫してあまり好きではないのだけれど、

シーズン中の消化試合を減らせるうえに臨時収入も入る、興行的には優れた制度なのは理解しているし、

だいたいは首位が勝ち上がれるようにできているアドバンテージバランスも、絶妙に上手くできている良い制度だと思っている。

…というか、贔屓球団が負けたタイミング文句を書くのは単純にカッコ悪すぎるので、このタイミングでは触れたくないね

廃止論もそうだけど、特に、毎回「貯金の差に応じてもっとアドバンテージ増やせ~」みたい言論が出てくるのは、正直惨めすぎて見るに堪えない。

巨人CS制度一方的に損しまくってるけど、制度自体はまあ平等なんだから、結局「負ける方が悪いでしょ」という正論には適わないのよね。

2位3位から勝ち上がれるチャンスもこれまで結構もらってる方なのに、横浜と違って全くそれを活かせてないわけだし。

昔はホークスポストシーズンに弱くて、秋の風物詩とか言われたらしいけど、2018-19の2位から日本一連発で、その風潮を完全に亡き者にしちゃったわけだし。こちらもそうあってほしいものだ…。

ちょっと脱線しちゃったけれど、要は何がキツかったかというと、

うちの贔屓球団は何回優勝しても、シーズンで勝ちを積み上げ続けても、日本一に手が届く気配すらまるでないのに、

余所シーズン貯金2でも、その日本一になれちゃうんだ…という落差なんだろうなと思う。

巨人も近年、優勝できない年は決まって貯金借金が±0~5の範囲内程度なので、貯金2くらいのシーズン空気感は非常に身に覚えがあって、

じゃあその空気感のまま、うちの贔屓が横浜みたく下克上日本一を勝ち取れるかというと、残念ながらその予感は全く感じられない。

微妙シーズン10月の数試合ですべてチャラにした横浜を見ていると、

逆に、どうせ10月で毎回全部台無しにしちゃうようなチームを、143試合応援し続けてることが、猶更虚しく思えてきてしまったわけだ。

今年の日本一に懸けていた思い

今年のポストシーズンが始まる前は、かつてないほど「今年こそ日本一に」という、縋るような思いを抱えていた。

あの惨敗2020年以来の優勝シーズンだったというのが一つと、

「今年はちょっと違うかも…」と、淡い期待を抱かせてくれるような要素が、以下のようにいろいろあったのが一つ

・長らく、FAで大物が獲れた時にしかV奪還出来なかったチームが、FA補強無しで前年4位→首位に変わったこ

監督が長年勤めていた原監督から阿部監督に変わり、良くも悪くもチームカラーがガラッと変わっていたこ

シーズン中の交流戦ではソフトバンクにも勝ち越せている

最近お決まりだった序盤ダッシュ→後半失速パターンと違い、8月9月の終盤に調子を上げていたこ

・最終盤ギリギリまで続いた優勝争いを勝ち抜き、ポストシーズン同様の「絶対に負けられない試合」を勝つ経験をすでに積めていたこ



加えてそこにもう一つ乗っかってきたのが、エース菅野が35歳の高齢ながらに、来季MLB挑戦することがCS直前にスクープされたこと。

菅野には、日本一にまつわる特別事情が2つあり、

1つは、最後日本一達成とちょうど入れ替わりで入ってきた選手であるため、

キャリア12年間ほぼずっと一線級で働き、おそらく今年含めて3度もMVPに輝きながら、一度も日本一を味わえていないこと。

本人もインタビュー等でよく「自分入団してから一度も日本一になれていない」と、強く意識していることを語っていた。

そしてもう1つが、色々複雑な背景から巨人以外は入団拒否宣言」という手法を使った最後選手であり、

かつ、強硬指名してきた日本ハムへの入団を実際に拒否一年浪人してから巨人入りした経緯があること。

こういう手を使ったことで、球界嫌われ者になったこ自体選択の結果なのでまあ良いとして、

問題なのは「あのとき日本ハム入団していたら…」というifストーリーが出来上がってしまたことだ。

日ハム入団した世界線菅野想像すると、

少なくとも2016年に一度、大谷翔平らとともに日本一を達成できていただろうし、

しか日ハムの体質的に、その後すぐ、ポスティングMLB挑戦させてもらえていた可能性が高い。

パフォーマンスの最盛期だった2017-18辺りで渡米できれば、本人としても後悔の無い野球人生を送れたのではないかと。

しかし、現実には選択した球団ポストシーズンクソザコナメクジだったため、

日本一には一度もなれず、2年連続沢村賞の最盛期をチームの低迷期に浪費し、

旬を逃したせいで一度MLB挑戦を諦めるような形になってしまった。

となると当然、「あの時日ハムに入ってりゃ全部うまくいったのになー」と憐れまれ嘲笑われ、"自業自得"みたくしたり顔で語られる。

批判誹謗中傷を浴びながら巨人に入った選手が、その巨人自身の至らなさのせいで、そういう立場に追い込まれているというのが、非常に悔しくて心苦しかった。

そして去年までは巨人も、菅野自身も年々下降線をたどっており、

チームはしばらく低迷するし、菅野もこのまま巨人一筋で引退に向かうだろうという空気感が漂っていた。

…がしかし今年、意外にもチームは盛り返し、まさか菅野自身MVP受賞濃厚といわれるほどの大復活を遂げた。

そこにやってきた、このタイミングでの渡米報道

自身活躍でチームを日本一に導き、日本でやり残したことがなくなってから、満を持してのMLB挑戦…」という、現役のプロ選手なら誰でも憧れているであろう成功ルートファンからしても、最も理想的な送り出し方。日ハムじゃなくて巨人を選んでせいで、一度は途絶えたかに思えたその道が、再び繋がる最後のチャンスがやってきた。

からこそ、何としても今年、このタイミングで…と願わずはいられなかった。

しかし、待っていたのは日本シリーズに挑むことすらかなわず挙句最後には菅野自身が負け投手になって終わるという、あんまりな結末だったとさ。

しっかり調べたわけじゃないけど、なにせ12連続日本一球団ワースト記録というくらいだから

これまで、長らく主力を張っていた巨人看板選手というのは、たぶんキャリアで一度くらいは日本一経験できてるはず。

そのルートから外れた第一号が、他でもない菅野になっていしまったというのはホント報われないなぁと。

たぶんもうこれで、菅野NPBでの日本一を味わえることは無いだろう。(MLB挑戦が頓挫して残る可能性も0ではないけど、それはそれで残念)

そして数年内のMLB挑戦が噂されている4番の岡本や、新エースの戸郷も、同じく日本一になれないままチームを離れちゃうんだろうなあ…。

まあ、今年シーズン優勝してるチームのファンがこんなにネガると嫌味みたいになっちゃうかもしれないけど、

ことポストシーズンに限ってはそんな思考を巡らせざるを得ないくらい、見えている景色グロテスクすぎるのだ。

(もちろん、シーズンから万年下位、ずっと優勝できていない…ってチームのファンかにも、こちらが想像する以上のしんどさはあるだろうけど。

 正直、今のこのチーム応援するのはうちより辛いだろうなあと思う球団も2つほどあるし。)

いやしかしほんと、なんで毎年毎年、10月になった途端、こうも呪われたように急激に弱くなっちゃうんだろうねー……。

このチームの首脳陣はまともに機能してるのかって文句言いたくなることもあるけど、

これだけずっと同じ失敗を重ねてるんだから、流石に現場プロが無策だとは思えない(思いたくない)。

余所と比べて選手メンタルが弱すぎるんじゃないのって文句言いたくなることもあるけど、

意外にも今の主力には、もっとプレッシャーがかかるWBC舞台で躍動した選手もけっこう多かったりして、

ところがそんな選手たちでも、巨人ユニフォームを着た状態短期決戦に入ると、パッとしなくなっちゃうのだ。

きっと、フロントスタッフ選手もやれることはみんな尽くしてて、それでもどうにもならない状態なんだろうなあと思ってて。

から見てるこっちも、このチームどうしたらいいんだろうなあ…っていうビジョンを見いだせない。八方塞がりの絶望感。

今年のソフトバンクみたく、貯金42でぶっちぎれるほど圧倒的な力を付ければ、ポストシーズンデバフ込みでも勝てるかも…って思ったけど、

SBと違って、大物のFA選手や主力助っ人を金で引っ張ってくるほどの力が無い今の巨人じゃ、そこまでのチームはさすがに作れない。

(今年大型補強無しで前年4位→1位に押し上げただけでもかなりよくやった方だと思う)

というかそもそも、そんなシーズン無敵のSBですら今年日シリで負けちゃったので、いわんや負け癖がしみ込んだ巨人をや…という感じだ。

来年以降への不安と、逃れらないカルマ

過去高潮日本一を願っていたところから、いつも以上の落差の結末を見せられた今年の秋は、ほんとにしんどすぎた。

こんなものを見せられてしまうと、来シーズンからは今まで以上に、

「どうせ今頑張っても、10月になったら余所のチームに全部持っていかちゃうんでしょ」って思いが頭を離れず、シーズンを虚無に感じてしまいそうな、そういう怖さがある。

巨人ファンなんて基本ネット社会では嫌われ者いじめられっ子だし、

リアルでどこの球団が好きかって聞かれた時も、答える時になんか後ろめたさあるし、

もうSBみたいに"強い"ヒールじゃないただの小悪党なのに、現地の敵応援団にも煽られまくるし、

プロ野球11球団興行的に成長している中、巨人だけは強さ的にも人気的にも全盛期に勝てるわけがいから、相対的に一人だけ伸びしろのない落ち目感あるし、

開き直って「別に弱くてもいいじゃん」ってスタンスで気楽に見るには、本気で優勝を目指す球団体質とか、弱くなると全方面から叩かれる環境とか、あらゆる面で相性が悪いし、

何より、球団側は「強い伝統球団であれ」みたいな感じだけど、その中身がここ一番の短期決戦でクソザコ化する集団ってあまりに噛ませムーブがすぎて見てらんないし。

……ってな感じで嫌な思いをすることが多くて、総量的には損の要素が上回ってるくらいの印象があって。

我ながら応援する球団を、趣味の選び方を間違えてしまったなあという感なのだけれど。

それでもCS敗退数日後のドラフトで、楽しみな選手が獲れてちょっと気を持ち直したりしちゃってるし、ファンであることから簡単には抜け出せない。

かの村上春樹(ヤクルトファン)がかつて、「お気の毒です。読売ジャイアンツファンなられてしまったというのは、きっと前世カルマが祟っているのでしょう」と冗談めかして記していたが、年々この言葉をまさにその通りじゃないかと感じてしまっている。うっかり良くない新興宗教にはまってしまって、気づけば抜け出せないみたいな…。

ともあれ、来年はもう、シーズン成績なんて貯金2どころか借金持ち3位でもいいので、

最後最後に全部ひっくり返して、横浜みたいに日本一光景を見せて欲しいです。はぁ…。

2024-11-04

anond:20241103161912

anond:20241103171808

山添は党の方針造反してないしURLが変わったわけでもない

2つのURL2014年から同じ内容で存在していた

移動した、とタイトルに掲げたのは元増田。それに対してのツッコミ



Xユーザー過去政策を消すことを選択されたようです。本当に失望しました」

共産党支持者「消えてない、URLが変わっただけ」

元増田「指摘の翌日にXユーザーコミュニティノートに貼られたURLの内容を削除したこと問題なので、他のページには残ってますけど?は反論になってない」

阿呆「同じ内容のページが2つあったのをコミュニティノート掲載された方だけ削除したのであってURLの移動なんかしていない!」

タイトルの『URLが変わっただけ』は元増田の主張ではなく共産党支持者による擁護でありツッコミが成立していないことがお分かりいただけただろうか

さてこの阿呆は素直にごめんなさいできるかな

anond:20241103161912

問題2014年URLは単に所得控除額の引き上げを主張するだけだったが、

ダウトでは?2014年公約には基礎控除の引き上げと同じページに高所得者の累進強化や大企業増税がセットで書いてあるでしょ。減税した分の財源を富裕層から取るってのが共産党政策から「単に」とか「だけ」とかではないでしょ

2024-11-03

anond:20241103171808

>その主張は10年前(2014年)のものであり、10年の間に現在の主張に変化したと推測するのが妥当

>また、現在の主張も所得控除自体否定しているわけではなく、それをやる前提で高所得者ほど減税額が大きい不公正を是正すべきと主張している。

同じ団体が、同時に「Aです」「Aではありません」と正反対の発信をしてるという状況があったとき解釈はいろいろあり得るよな。

例えば「自分過去に言ったことを忘れてしまった」「団体内で意見統一できていない」という可能性もある。

10年経つ間に、共産党意見が変わったのだ」というのは、そうした可能性の一つでしかなく、お前自身が書いているようにお前の「推測」に過ぎない。

共産党自身が「10年の間に意見が変わりました」と宣言したんならともかく、ただのお前の「推測」でしかないのに、なんでそんな偉そうにできるんだ?


いずれにせよ「金持ち優遇というのは誤りです」→「金持ち優遇です」と、意見正反対になったんなら、

「以前の発信は間違っていたので取り下げます」と言ってからやらなきゃダメじゃん。

・かつての共産党"「所得控除高額所得者ほど減税額が大きくなり、金持ち優遇だ」という議論がありますが、これは誤りです。"

10年後

・山添拓"高所得者ほど減税効果が大きい不公正"

上の「金持ち優遇というのは誤りです」というメッセージはまだ共産党ウェブサイト上にあるわけ。https://www.jcp.or.jp/web_policy/2014/11/post-662.html

じゃあ「ごめん、10年前の発信は間違ってた。やっぱり金持ち優遇でした」とトップページ宣言した上でhttps://www.jcp.or.jp/web_policy/2014/11/post-662.html は消せよw

まだ残ってるってことは共産党は「金持ち優遇ではありません」と言いつつ「金持ち優遇でした」と同時に発信してることになるんだよ

で、宮本さんの発言を再度貼ると https://x.com/miyamototooru/status/1852342298853724396

話題になっている課税最低限の引き上げ。昔から日本共産党の主張です。国民民主党案では、高額所得者ほど減税額が大きいですが、制度設計によっては、是正できる

と言っている。これは普通に読めば「共産党の昔からの主張と、国民民主党は同じ政策を掲げている。現状案だと高額所得者ほど減税額が大きいが、制度設計によって是正できる」という話。

ところが山添拓の意見は違う。

https://x.com/pioneertaku84/status/1851764913020231860

>「年収の壁」103万円→178万円の国民民主案は7.6兆円減税との政府試算。しかしその財源は示されず、高所得者ほど減税効果が大きい不公正も。

選挙中、日本共産党も指摘したこと。「手取りを増やす」は最低賃金の抜本引上げでこそ実現すべき。なお、国民民主の最賃案は1150円

なんと、国民民主否定するためだけに


>「手取りを増やす」は最低賃金の抜本引き上げでこそ実現すべき。


などと言い出し、長年の共産党宿願であった控除額の引き上げを否定してしまったのだ。

これどうなってんの?

お前の話によると

共産党は控除額の引き上げを昔も今も一貫して主張している。ただ、この10年の間に、高所得者ほど減税額が大きいという問題点について意見を変えた」

って話じゃん。

だったら山添が言うべきは、宮本さんと同じであるべきだろ?すなわち

国民民主の掲げる控除額引き上げについては、共産党10年前から主張しており、賛成である国民民主と力を合わせてこの政策を実現したい。が、我々も10年前は勘違いしていたのだが、国民民主案では高所得者ほど減税額が大きくなる。制度設計によっては是正できるので、ぜひ協議したい」

と言うべきだったんだよなぁ。国民のためを思うのならば。これができないなら、結局「政策より政局」「政策を実現する気なんかない昭和の反対政党」でしかないんだよね












>実際削除してるんだから君はそれに満足したらいいのでは。

から、別のURLに残ってんだろ。山添発言真逆のことを主張してるページがさ。



国民民主党の主張のままだと問題がある、という点に共産党は重点を置いているようだから「ほぼ同じ」ではない。

上記の通り。その姿勢がクソとしか言いようがない。宮本さんのツイートをよく読め。

話題になっている課税最低限の引き上げ。昔から日本共産党の主張です。国民民主党案では、高額所得者ほど減税額が大きいですが、制度設計によっては、是正できる

↑「昔から日本共産党の主張です」と書いてあるだろ。これは「ほぼ同じ」と見なしていいだろ、常識的に考えて。

高額所得者ほど減税額が大きい問題だけ指摘し、あとは共闘すればよかったのに、山添は子供のように「我々の最低賃金引き上げ案こそが正しい」と言い放ったんだぞ?




>移動した、とタイトルに掲げたのは元増田。それに対してのツッコミ


から、めちゃくちゃどっちでもいいよ!

タイトルに掲げたって、どの増田だ?元増田と言われても増田だらけでわかんねえわ。

まあ、どの増田も途中までは「削除」って書いてるだろ、移動云々は、共産党支持者が

「消えてませんけど?」と言って他のページを持ってきたから、「削除」ではなく「移動」と言っただけで、

からあったならまた「削除」という言い方に戻るだけやろがい。

当初は「なんで削除したんだ」と批判されていたのが、共産党擁護者のよくわからん情報により「なんで削除したんだ」と「なんで移動したんだ」が混在するようになっただけ。

すげー要らない情報ノイズだったな。しかもその残してあるページの内容も、今の共産党見解正反対らしいし。なんだそれw


からプラ氏も

>一応、旧サイトデータはまだ残っているという指摘がありましたので、こちらに貼っておきます

>元の記事引用したURLとは異なりますので、当該のデータを削除した又は移動した結果、見れなくなったのはファクトなので、投稿自体は残しておきます

「削除又は移動」と書いた。どっちにしても話は成立するからであり、心底どっちでもいいからだ。


削除だろうが移動だろうがめちゃくちゃどっちでもいい。話の本質はまったく変わらない。

共産党批判されてる理由は、

「スプラ氏の指摘ツイートコミュニティノートに貼ってあったURLの先のページを、隠すかのように削除したこと

なんだよ。これが

「スプラ氏の指摘ツイートコミュニティノートに貼ってあったURLの先のページを、隠すかのように移動したこと

であっても話はまったく変わらんだろ?

から何度も「どうでもいいしどっちでもいい」って言ってんだ。

そんな些末な言葉遊びはどうでもいいofどうでもいいんだよ。




>急に変節したと主張したい側が前もって確認すべき。

現実問題として10年前のページが残っていて、そこには「金持ち優遇というのは誤りです」って山添拓の発言真逆の同じ主張が書いてあるんだから

それは共産党がツッコまれて当然だろう。

10年の間に意見が変わったんです。それを共産党サイトをくまなくチェックして把握しない方が悪い」って、

そんなもん政府与党一般企業がやったら大炎上やぞ。



>それは君らのこと。近年の共産党の主張をWebサイト確認するというクリティカルなことをせずに勢いで叩いて、その間違いを指摘されて逆ギレするのはい大人のすべきことではない。

>少なくとも素直に「ごめん見てなかった」と言うべき。

ごめん見てなかった。

anond:20241103163208

> なるほど~?だとすると、以下の共産党の主張と矛盾するよな?

その主張は10年前(2014年)のものであり、10年の間に現在の主張に変化したと推測するのが妥当

また、現在の主張も所得控除自体否定しているわけではなく、それをやる前提で高所得者ほど減税額が大きい不公正を是正すべきと主張している。


> 間違った文章の載ってるページを削除しなきゃダメでしょ?そこんとこどうなの?

実際削除してるんだから君はそれに満足したらいいのでは。


> じゃあ山添拓がそう言えよw

> 山添が「共産党意見国民民主党とほぼ同じです。ただ、高額所得者ほど減税額が大きい点、制度設計時に是正必要でしょう。いずれにせよ重要政策なので、国民民主党と一緒にぜひ実現を目指したいです」

> とかいえばよかったんじゃねえか。

国民民主党の主張のままだと問題がある、という点に共産党は重点を置いているようだから「ほぼ同じ」ではない。


>「移動」なのか「削除」なのかは些細なことだろ。何が問題視されてるかわかってる?

移動した、とタイトルに掲げたのは元増田。それに対してのツッコミ


>変わったんなら「変わったんです」って言えよ。共産党が。

急に変節したと主張したい側が前もって確認すべき。


>つうかお前、すべてクリティカルな部分から目を逸らして、ちょっと訂正すれば済むような些事にばかり大げさに食いついて、

それは君らのこと。近年の共産党の主張をWebサイト確認するというクリティカルなことをせずに勢いで叩いて、その間違いを指摘されて逆ギレするのはい大人のすべきことではない。

少なくとも素直に「ごめん見てなかった」と言うべき。

山添は党の方針造反してないしURLが変わったわけでもない

anond:20241102140200

所得控除が実現しそうになった途端逆張り」がそもそも間違い

そもそも近年の共産党は単純な所得控除額引き上げには否定的理由は山添のポストにあるとおり「高所得者ほど減税効果が大きい不公正」があるから

最近共産党のページにも同様のことが書いてある。

2021年共産党「同じ額の控除をした場合でも、適用税率が高い高所得者ほど、減税効果が大きくなります

https://www.jcp.or.jp/web_policy/2021/10/2021s-bunya-026.html

2024年も同じ内容が書いてある。

https://www.jcp.or.jp/web_policy/2024/10/202410-bunya32.html

まり、山添は党の方針に反したポストをしているわけでもなく、共産党2024年衆院選終了後いきなり変節したわけでもない。

宮本徹も単純な所得控除額の引き上げを主張していない

以下のポストを見れば分かるように、高所得者ほど減税額が大きい問題点を指摘している。これは山添のポストとほぼ同じ。

→「国民民主党案では、高額所得者ほど減税額が大きいですが、制度設計によっては、是正できる」

https://x.com/miyamototooru/status/1852483922439053744

まり宮本徹と山添の主張に食い違いがあるわけではない。

2つのURL2014年から同じ内容で存在していた

インターネットアーカイブを見れば分かるように、どちらも2014年12月から存在していた。内容は変わっていない。

まだ残ってる方→https://web.archive.org/web/20141208011416/https://www.jcp.or.jp/web_policy/2014/11/post-662.html

消えたとされる方→https://web.archive.org/web/20141208134210/https://www.jcp.or.jp/web_policy/2014/12/post-662.html

まりコミュニティノートが付いてからURLを移動したわけではない。

時代の変化により共産党の主張が変わっただけ

問題2014年URLは単に所得控除額の引き上げを主張するだけだったが、近年は以上で指摘したような不公正をより問題視するようになった、というのが事実

国民民主の躍進を機にいきなり変節したわけではなく、山添が党の方針造反しているわけでもない。

共産党政策政局的に都合が悪いからではなく、他の都合かも

本来どこから見えたものかというと、2014年総選挙政策のページから見えていたものであり、

現在最初数字がついているもの(分野別政策)はすべて消えている

https://www.jcp.or.jp/web_policy/2014cat/

2024年2月には他の分野別政策とともに残っているのがアーカイブ確認できる

https://web.archive.org/web/20240227111455/https://www.jcp.or.jp/web_policy/2014cat/

ちなみに2012年総選挙の分野別政策もなくなっており、2017年に至ってはページが作られておらず、2019年参議院選挙はページがあったことを伝えるのみ

https://www.jcp.or.jp/web_policy/2012cat/

https://www.jcp.or.jp/web_policy/2019cat/

https://web.archive.org/web/20231001114606/https://www.jcp.or.jp/web_policy/2019cat/

2009年政策も今年の9月までは残っていたのが確認できる(現在のを見たい人はURL入力してください)

https://web.archive.org/web/20240926232447/https://www.jcp.or.jp/web_policy/2009cat/

今年までは残しているものが多そうなので金の問題か、前委員長否定が始まっているのか、波紋を呼びそうである

2024-10-31

凶悪犯も少年凶悪犯も増加に転じてるぞ

凶悪犯の件数

認知件数検挙件数検挙人員うち)少年
2014年6,4535,1014,580703
2015年5,6184,7774,409586
2016年5,130 4,4354,252538
2017年4,840 4,1934,067438
2018年4,900 4,3374,193463
2019年4,706 4,2404,225457
2020年4,444 4,2684,291522
2021年4,149 4,0074,093410
2022年4,437 3,9223,978495
2023年5,750 4,8324,860606
2024年(1~9月)5,1754,3444,272531

https://www.npa.go.jp/publications/statistics/sousa/statistics.html

コロナの影響が大きい2020~2022年は置いとくとしても

コロナ開けの2023年には2015年の水準まで戻ってる

2024年9月の時点でこの数だから2023年超えは確実だろう

日本治安はこれからどんどん悪化していくんだよ

お前が認識を改めろ老害

anond:20241030224643

2024-10-29

現代ラーメン史上最も重要店舗10

前編:近代ラーメン史上最も重要な店舗6選

ラーメン二郎(東京

1968年創業豚骨豚肉背脂を煮込んだ脂肪分と旨味が溢れるジャンクスープ一般的ラーメン店よりも多い麺量に野菜が盛られたボリューミーなラーメンが特徴。学生街慶應義塾大学三田キャンパス近く)という立地も相まって、一躍人気店に。1990年代になってからは「直系」と呼ばれる暖簾分け店が増え、2000年以降はラーメンの特徴や注文システム等を模倣した「インスパイア店」が急増。全国規模の知名度を得るに至る。

吉村家神奈川

1974年創業。白濁した豚骨スープ東京醤油を合わせたラーメンを考案し、人気店となる。弟子独立店も1990年代から神奈川を中心に増加し、2000年以降は、模倣したラーメンセントラルキッチンでチェーン展開する企業も参入。ラーメンの一大ジャンル家系」として認知される。

ちなみに創業者の吉村実氏は、開業前、東京平和島にある「ラーメンショップ」での勤務経験があり、豚骨スープ醤油ダレという共通点があることから、同店は「家系ルーツ」とも言われる。

一風堂福岡

1985年創業新横浜ラーメン博物館への出店を皮切りに、店舗を全国へ拡大。早くも2000年には先鞭をつけた海外展開や、清潔感のあるスタイリッシュな内外装の店舗など、以降のラーメン店に与えたとされる影響は多い。

支那そばや神奈川

1986年創業創業者の佐野実は人気テレビ番組に出演し、当時のスター店主の中でも代表と言える存在。そればかりではなく、自家製麺への拘りやブランド食材使用等で、多くのラーメン店に影響をもたらした。佐野実2014年他界したが、支那そばや横浜市現在営業を続けている。

自家製伊藤秋田

1988年創業煮干しを主役に据えたスープと低加水の細麺、具はネギだけのシンプルビジュアルが特徴。開業してしばらくは知る人ぞ知る地元の名店だったが、2004年東京進出を皮切りに、煮干ラーメンブーム火付け役となる。

麺屋武蔵東京

1996年創業1996年は多くの有名ラーメン店が開業した年で、それらの店は「96年組」と呼ばれるが、その中の一店。期間限定メニュー提供券売機の設置、店内の凝った空間演出等々、今や一般化したスタイル元祖とされる。

中華そば 青葉(東京

1996年創業。「麺屋武蔵」と並ぶ「96年組」の一店。別々の寸胴で炊いた動物系素材と魚介系素材のスープを後から合わせ、両者の言わば良いとこ取りをした「ダブルスープ」のラーメンで一躍人気店となり、「豚骨魚介系」と括られるほど多くのインスパイア店を生み出した。

渡なべ(東京

2002年創業。「中華そば 青葉」によって膾炙したダブルスープに対し、一つの寸胴で時間差を設けて動物系素材と魚介系素材を一緒に炊き上げることで、より濃厚なスープとなるようにした「濃厚豚骨魚介」の先駆けとされる。現在営業中。

ラァメン家 69'N'ROLL ONE神奈川

2005年創業スープ素材として鶏だけを使用した、いわゆる「水鶏(鶏水)系」のラーメンや、麺をあらかじめ昆布水に浸した状態提供し、細麺のつけ麺だと麺がくっつきやす問題を解消した「昆布つけ麺」の元祖として知られる。店舗は幾度かの移転を経て、現在兵庫県尼崎市で「ロックビリーS1」として営業中。

煮干中華ソバ イチカワ(茨城

2012年創業。「セメント系」とも言われる、エグ味や苦みさえも絞り出したかのような、セメント彷彿とさせる灰色がかった超濃厚の煮干スープと、ラーメンの麺を食した後に別皿で提供される、油で和えた麺「和え玉」の発祥店とされる。現在営業中だが、今は特濃な煮干ラーメンは、基本的提供をしていない。

2024-10-27

パズルゲーム史上最も重要テトリス10

いろいろ忙しくて乗り遅れたのですが余裕ができたので書いてみる。

発明初期のライセンスの諸々は省略で、あくまプロダクトとしての10選とします。

元ネタはこの辺。

https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

Tetris1988年/アーケードゲーム/セガ

通称セガテトリス

現在テトリスの基礎となる設置移動と緩急をつけて上昇する難易度絶妙であり、

初心者からスコアカウンターストップを目指す上級者まで楽しめる形となっている。

アーケードゲーム流行と併せ、当時の日本テトリスブームはここから始まることとなった。

テトリス(1989年/ゲームボーイ/任天堂)

当時のゲームボーイにおける通信対戦機能を広めることになったエポックメイキング作品

横井軍平氏がプロデューサーを務め、通信対戦モードの導入はもちろんのこと、

当時のコンシューマテトリス作品の中では非常に快適な操作性であったこともあり大ヒットを記録した。

ハートレベルは令和の現代でも通用する高難易度現在Switchでの移植により遊ぶことができる。

Tetris1989年/NES/任天堂

海外版ファミコンであるNES(Nintendo Entertainment System)のテトリス

ファミコン版はBPSから出ているが、こちらは任天堂から発売しており、ファミコン版とは操作性を含め全く別物となっている。

ゲームボーイ版に近い快適な操作性であり、またレベルアップについてもゲームボーイテトリスと同様に難易度上昇は非常に高速。

スコアカウンターストップについては超高難易度であり、MAXOUTと呼ばれ多くのプレーヤーの最終目標となっていた。

10年ほど前からこのゲーム世界大会が開催されており、テトリス権利元の協力もあり毎年の大きなイベントとなっている。

通常では人力では操作できないスピードに到達するためプレイ限界があるのだが、近年操作方法を工夫することにより超高速状態でもプレイをする方法発明され、現在世界大会レベルが年々上昇している。

2024年1月に通常プレイを約1時間続けることによりクラッシュすることに成功したこと世界的なニュースになる等、テトリス史の中で最も重要テトリスの一つであることは間違いないだろう。

ミニテトリス(1996年~/おもちゃ/BPS(ヒロ)、他)

キーホルダーサイズの小型の液晶おもちゃテトリスを中心としたブロックゲームで遊ぶことができる。

入手性の高さ、そして小型のガジェットの手軽さから学生を中心に一大ブームとなった。

訴訟問題となった「テトリン55」を始めとしてほとんどが非ライセンス品であった。

その後ライセンス品としてはテトリスJr.という名前で発売された。

この時のキーホルダーゲームブームはその後1997年たまごっちに受け継がれていった。

Tetris: The Grand Master(1998年/アーケード/アリカ)

通称TGM。上級者向けテトリスとして発売されたテトリス

競技向けに最適化された高難易度テトリスで、近代では一般的となった「出現後即接着(20G)」のシステムを初めて本格的に組み込んだ作品である

続編であるTetris: The Absolute – The Grand Master 2(とアップデート版のPLUS)」、「Tetris: The Grand Master 3 – Terror Instinct」とともに

難易度テトリス金字塔として今も語り継がれる存在である

長い時を経てようやく初代TGMとTAP移植が行われ、今はSwitchで遊ぶことができる。

最新作である4については何度か発表と中止を繰り返しているが、2024年テトリスライセンスの取得をしたことアリカが発表しており期待が高まっている。

携帯アプリテトリス2002年~/携帯電話/ジー・モード

携帯電話のアプリとして公開されたテトリスアプリ買い切りが基本のため、十数種類の異なるバージョン存在していた。

日本ではジー・モードライセンス取得し開発を行った。

当時は物理キー十字キーの中心に決定ボタンがある携帯電話がほとんどであり、その操作方法最適化されたテトリスとなっている。

シリーズを通しておそらく遊んだことのある延べ人数としては日本最大なのではないかと考えている。

そのうちの一つであるTETRIS DIAMONDSwitch移植されたため遊ぶことが可能

テトリスDS(2006年/ニンテンドーDS/任天堂)

近代におけるテトリスの基礎を築いた作品

ワールドルールというテトリスの新仕様(ここにはT-Spinも含まれる)を盛り込んだ作品の中で一番普及に貢献したソフトであると思われる。

各種任天堂ゲームキャラクターを活かしたステージモードであることに加え、

システム上も新しい概念であるワールドルールをうまく昇華させたゲームバランスは見事というほかない。

そして世界中の人々と対戦が出来るネット対戦や、相手ソフト未所持でも最大10人まで対戦できるワイヤレス機能など、

3800円とは思えないボリュームがすばらしかった。宇多田ヒカル氏がエンドレスカンストまで遊んだという逸話も。

特にネット対戦においては、近年の対戦テトリスにおける戦法はこのゲームで開発されてきたものであり、

テトリスの対戦を普及させた作品としては歴史もっと重要作品であると考えている。

ぷよぷよテトリス(2014年/マルチプラットフォーム/セガ)

セガテトリスライセンスを取得し、ぷよぷよとの2in1として発表された作品

ぷよぷよテトリスの異種間対戦が売りであったが、対戦のバランスは初級者戦~中上級者戦に至るまで基本的テトリス有利なバランスとなっていた。

理由としては、セガコンパイル開発時代を含めぷよぷよルールとしては長年の研究を経て高度化された対戦が繰り広げられていた一方、

相対してテトリスの対戦に関する知見に乏しかったのではないかと推測される。

次回作ぷよぷよテトリス2も含め、長期間わたり日本コンシューマテトリスデファクトスタンダードとして運用されてきたソフトであるため、

良くも悪くも有名な作品であることには間違いないだろう。

テトリスエフェクト(2018年/マルチプラットフォーム/Enhance)

ゲームクリエイターとして有名な水口哲也氏がプロデューサーを務めた新時代テトリス

音楽映像ゲームの融合が特徴の水口氏の作品の例に漏れず、このテトリスステージ毎のビジュアルサウンドの没入感が素晴らしく、各所から高い評価を受けている。特にVR機器との親和性が高く、VRでのプレイを推す人も数多い。

没入感を重視するためゲームとしては難易度を低く設定されており、文字通り誰でも遊ぶことが可能な作りになっているが、

それ以外の需要に応えていないわけではなく、各種対戦や高難易度モードも用意されている。

特に難易度モードについては近代テトリスの中で1、2を争うほどの難しさであり、完全クリア者は数えるほどしか存在しない。

続編であるテトリスエフェクトコネテッドでは、先に述べたNESテトリス再現したモードが追加しており、日本テトリスプレーヤーにとって最も容易なNESテトリス練習方法であった。

(なお、今年末日本SwitchオンラインでもNESテトリスが遊べるようになる模様)

テトリス99(2019年/Switch/任天堂)

テトリスバトロワ系の要素を盛り込んだ作品。単純に既存の対戦テトリスシステムを99人戦に拡張したのではなく、

独自システムを数多く盛り込む事で実力差がある人同士での対戦でも簡単にはやられないようになっている。

これによりバトロワ系のゲームを知らない初心者でも十分楽しめる作品となっている。

任天堂のサブスクシステム登録している人にとっては実質無料で遊べることが大きく、テトリス単体でのソロプレイ機能も含めて非常に大きな人気を博した。

既にリリースから5年が経過しているが、現在もなお遊ばれている作品であり、2024年におけるテトリス代表的作品であることは間違いないであろう。

漫画家漫画家を語ってる記事

日本漫画史上最も重要漫画10anond:20241027145010 で参照したもの

諫山創と川窪慎太郎

『進撃の巨人』の原点 諫山創×川窪慎太郎 ロング対談 | Febri

諫山氏が、担当編集者川窪慎太郎と一緒にインタビューを受けた対談。

若き2人の出会いが令和のまんが道だぞ。

諫山創の語る半生

『進撃の巨人』すべてはこの男の脳内で始まった――『ダ・ヴィンチ』2014年10月号

諫山創が生い立ちを赤裸々に語るインタビュー

世代が完全に切り替わった感じがビシビシ伝わってくるぞ。

メビウス大友克洋

【メビウス一周忌企画】インタビュー:大友克洋が語るメビウス(前編)|BDfile

【メビウス一周忌企画】インタビュー:大友克洋が語るメビウス(後編)|BDfile

大友克洋メビウスを褒めまくるインタビュー大友克洋は話が本当にスラっとしていて面白いぞ。

他にも、NHK制作した、往時の大友秋元治や藤子・F・不二雄の元に手塚治虫を語りに行く「アトムAKIRA」という最高すぎる番組もあるぞ。

メビウス宮崎駿の対談

メビウス&宮崎駿対談動画:文字おこしと全和訳1 : メビウス・ラビリンス

メビウス&宮崎駿対談動画:文字おこしと全和訳2 : メビウス・ラビリンス

宮崎駿とメビウスの対談 : メビウス・ラビリンス

メビウス宮崎駿がこれでもかとお互いを褒めちぎる対談。

宮崎駿メビウスは「流れ星が当たった」のだという最高の賛辞を贈って大絶賛しているし、メビウス尋常じゃないくら宮崎駿を褒めているぞ。


つづき anond:20241027152906

まんがタイムきらら系史上最も重要マンガ10

流行っているのでそのうち誰か書くだろと思っていたけど、誰も書かないので書く

定義は「芳文社萌え4コマ漫画誌まんがタイムきらら』とその系列誌(キャラットMAX・ミラクフォワード・COMIC FUZ)」

4コマではないフォワードとCOMIC FUZもここでは便宜上含む。

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20

https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

ひだまりスケッチ2004年4月号-)

芳文社萌え4コマの大看板元祖とも言える存在日常系4コマという一大ジャンル開拓者だが、アニメ蒼樹うめ新房昭之シャフトという組合せは後に「魔法少女まどか☆マギカ」を生み出しており、実はアニメ史的にも重要作品

なお2024年10月現在未完結。このリストに出てくる後発作品のほうが先に完結を迎えている。ゆの宮古卒業はいつになるのか。

けいおん!2007年5月号-2012年8月号)

涼宮ハルヒらき☆すたに続く京アニブームで一躍有名になった作品山田尚子出世作。また、近年の大ガールズバンド時代の前史、あるいは「おっさん趣味女子高生やらせる系」のさきがけとも言える作品

2018年より事実上の後継作品けいおん!Shuffle」が連載中。

キルミーベイベー2008年7月号-)

まんがタイムきらら系としては異色のシュールギャグ漫画キャラ4コマ中心のきらら系としてはやはり異色の登場人物2〜3人で構成される世界観

アニメ化で円盤が記録的爆死で話題になったり、出演声優麻薬逮捕されたりとその不遇さもネタにされつつカルト的に愛される作品

ゆゆ式2008年2月号-)

女子高生教室や部室、自宅に集まってしょうもない会話をしている」「男性が一切登場しない」「ゆるいボケにゆるいツッコミ」という、きらら系の様式の完成形。

きんいろモザイク2010年6月号 - 20205月号)

こちらもゆゆ式と同じく「女子高生のゆるい会話と日常」というきらら系の王道アニメED中塚武担当していてやたら洒落ていた。

ご注文はうさぎですか?2011年3月号 -)

こちらも「女子高生のゆるい会話と日常主体だが、世界設定が「登場人物日本人だが街並みが欧州の古い街」という独特の世界観

主人公たちが別々の学校で別々の学年で別々の店でバイトしているというのも、ゆゆ式きんモザと一線を画すところ。どちらかというとARIAかに近い世界観

現在絶賛終盤展開中。

NEW GAME!2013年3月号 - 2021年10月号)

主人公たちは社会人(途中で成人して飲酒するようになる)でデスマーチハードワークや仕事での挫折、昇進と後輩の入社プロジェクト危機とその克服などきらら系としては相当異色。「社畜おっさん日常可愛い女の子やらせる」系とも言える。きららSHIROBAKO

ゆるキャン△2015年5月23日 -)

おっさん趣味女子高生やらせる系」の完成形。フォワード掲載の非4コマストーリ漫画アウトドアブームキャンプブーム火付け役とも言われている。きらら系としては初の実写ドラマ化。

原作者あfろゆるキャン△以前はシュールレアリズム作風で、この作品が転換点とも言える。原作アニメドラマのいずれもロケハンと背景作画に莫大なコストを掛けている。

まちカドまぞく(2014年8月号 -)

主人公の魔族の末裔魔法少女が手を組み街の平和を守るという話。ギャグの走り方はいかにきらら4コマっぽいが、バックグラウンド結構暗くて、まどか☆マギカからバイオレンスを抜いてギャグを注入したような世界である

先日2.5次元舞台化が発表される。危機管理フォームはどうすんだろか。

ぼっち・ざ・ろっく!(2018年2月号-)

「大ガールズバンド時代」の一作品けいおんが「90年代J-POP(ラルクGLAY)の薄めの引用」、「陽キャコミュ強だけど楽器初心者主人公」、「学校軽音部で特にプロは目指していない」のに対して、ぼざろは「2000年代初頭の邦ロック(ロキノン系)の強めの引用」、「陰キャコミュ障だけど有名配信者の主人公」、「ライブハウス活動するインディーズバンド」と真逆の設定。大ガールズバンド時代はそういう空気であるガルクラとかMyGoもその傾向だし)。

2024-10-26

(続き)週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ25選(改訂版)

anond:20241026155116の続き

14.SLAM DUNK 作:井上雄彦 1990年42号 - 1996年27号

ハイキュー最終回を迎えた際、Twitter感想を漁っていたら、「なんでバレーしてるだけなのにこんなに泣けるんだろう」というファン投稿が目に入った。自分ハイキューで泣けるほどの感受性はとうに持ち合わせてなかったが、そこから数えて24年前にほとんど同じ気持ちを味わっていた。

井上雄彦作品通底するのは徹底したリアリズムである。彼が本作で行ったのは、本気でバスケットボールに挑む人間思考感情をつまびらかにするだけで面白くなるということの証明と、人気が出なかった時のため不良路線でも行けるような作風を選んだことだけである(当時バスケットボールマイナースポーツであったことに留意したい)。この結果、フンフンディフェンスを除くあらゆる要素が後世のスポーツマンガにリアリティ基準点をもたらすこととなった。

桜木花道バスケットマンに変貌するたった4ヶ月の物語は、命のやりとりや世界が終わることよりも一本のシュートの成否の方が遥かに切実で重要問題になりうることを、今なお我々に伝えている。

15.るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 作:和月伸宏 1994年19号 - (ジャンプSQで連載中)

講談社1970年代末期には後発のジャンプマン業界盟主地位を明け渡しているわけだが、それを奪い返す最大のチャンスが90年代後半に訪れた。DB幽白スラダンといった作品が終了した暗黒期のジャンプを、金田一はじめの一歩GTOを擁するマガジン苛烈に追い上げ、ついには発行部数で逆転したのである

その中で強引に看板作品祭り上げられ、ジャンプ屋台骨を支えることになったのが本作だ。後に和月伸宏は「次につなげたい」という気持ちで描いていたと語っている。明治という激動の時代の中で不殺剣士・剣心が刀を交える相手は、旧時代に未練を持つ者や、新しい時代の荒波に飲み込まれた者たちであった。黄金期と暗黒期の狭間で奮闘した本作のありようは、皮肉にもそこに重なって映る。

ワンピナルトが出てくるまでを空白期間にせず、少年マンガ誌の代表というジャンプアイデンティティを守りぬいたのは同時代の誰も比肩できない功績だ(幕張封神演義BOYSにこの役割代替できたか考えてみてほしい)。現代ジャンプ読者はもっともっと本作に感謝すべきだと、佐藤健超人的なワイヤーアクションを眺めながら思うのである

16.セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん 作:うすた京介 1995年52号 - 1997年40号

連載終盤、もはや燃え尽きる寸前だったといううすた京介は後年、「マサルさんシュールではなく、ベタシュールに見せていただけ」と語っている。自分を含め、多くの読者は同意しかねるだろう。彼が未来永劫に参照点となりうる新たなベタを作り上げたことに疑いの余地はないからだ。

本作はギャグマンガでやってもいいことの範囲を大幅に拡大した。キャラクターの行動原理なんてなくていい。話の展開は唐突でいい。絵柄は毎ページ変わっていいし上手くなくていい。読者が知らなさそうなパロディだって入れてよいのである現代観点では至極当然と思える要素を2年弱、全7巻に惜しげもなく詰め込んだ。

彼の次回作(ピューと吹く!ジャガー)ですらも、ついにその革新性を更新することはなかった。90年代にうすたに憧れ新人賞に応募した有象無象ワナビー達も誰一人として出来なかったことを考えれば少しは気が休まるだろうけども。

17.遊☆戯☆王 作:高橋和希 1996年42号 - 2004年15号

闇の人格を持つ主人公によるダークヒーローものというコンセプトで始まった本作は、ほどなくしてマジック&ウィザーズという架空TCGを中心にした物語に変化した。この変化が、数十枚の紙束を並べる行為を、玩具ゲーム業界において最も存在感のあるエキサイティングな遊びに位置付けることになる。

コナミでは社内の遊戯王関連の部署をしばしば「造幣局」と呼ぶそうだが、紙を刷って売上1兆円に到達するコンテンツなど他に存在しないことの証左である。こうした状況に、高橋和希の優れたキャラクターデザイン、ストーリー構成が大きく貢献したのは言うまでもない。ゲーム友情を育むツールになりうると示し、メディアミックスの力を世に知らしめた功績は間違いなく彼のものだ。

18.ONE PIECE 作:尾田栄一郎 1997年34号 - 連載中

世界で最も多く発行された単一作者によるマン作品について何か語るべきことがあるだろうか?まだ言及すべき余白が。本作のように自然カテゴライズを避ける作品というのは極めて少ない。友情、夢、自由、強さという最もありふれたテーマに挑み、ついにそのすべてを超然と飲み込み描き切ろうとする本作を何らかの箱に入れて理解するのは難しい試みに思える。

毎週月曜日ワンピを読んで喧々諤々と考察できる世界に我々は慣れ切ってしまった。30年間マン業界の頂点に君臨する男がいるという現実に。一定年代以上の人間にとって、本作の終わりがジャンプという雑誌終焉に見える人がいても無理のないことだ(今ワンピの次に長寿連載しているのはハンタを除けば2019年連載開始の夜桜さんである!)。ルフィ尾田栄一郎という二人の男の、幼少期から練り上げた夢の果てを世界中が見届けようとしているのだ。我々がこうした光景にふたたび立ち会えるかは疑わしい。

19.HUNTER×HUNTER 作:冨樫義博 1998年14号 - 不定掲載

幽白は極めて質の高い作品でありながら、冨樫義博が抱える巨大なアイデアの数々を収めきれた作品ではなかった。それでも仙水編と、その後に異例の月一で掲載されたレベルE前人未踏領域に踏み込んだ彼は、自身4作品目の連載においても既視感のある展開とご都合主義執拗なまでに避け続けた。彼の描くキャラクター達は自身が取れる最善の選択を積み上げた末に、我々が期待する最善以上のドラマを生み出す。幾度もの休載を挟みながら。

「今週の『HUNTER×HUNTER』は休載いたします」の表記(今はこれすらなくなったが)を昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらぬ平常心で見られるようになってもなお、自分に限ってはこんな感じであった───「HUNTER×HUNTER最終回を読める可能性があるというだけで、どんなクソみたいな人生でも生きる理由が生じる」

いまや冨樫は少しずつ体調を取り戻し、我々は一時期とは比べ物にならないほどコンスタントに彼の創り出す世界に触れることができる。何百何千もの作品ジャンプにおいて連載され、本作に近い作品、それ以上のものを期待し続けてきたが、その度に彼の偉大さを突き付けられるだけなのだろう。

20.テニスの王子様 作:許斐剛 1999年32号 - (ジャンプSQで連載中)

前例のないテニスマンガでの成功女性読者の流入クール生意気で強い主人公像、菊丸が分身して以降のテニヌ...といった誌面上で読み取れる新規性だけでは、本作のもたらした文化のごくごく一部しか語りえない。

1000曲近いキャラソン、出役としての役割を求められる声優たち、2.5次元文化の源流かつ若手俳優登竜門としてのテニミュ...現代における狭義のオタク文化の根を辿れば、必ずテニプリが残した功績にぶち当たる。「推し」という文化が、人間を描くあらゆるコンテンツ侵食して久しいが、許斐剛が生み出した世界は、ジャンプで築き上げられたあらゆるファンダムの中でもっとも複雑で永続的な強度を保ち続ける、史上最も「推す」に値する文化であり続けている。

21.NARUTO 作:岸本斉史 1999年43号 - 2014年50号

すみませんほんとに書くことが思い浮かびませんでしたでも世界的にマン文化を広めた功績は鳥山に並ぶと思ってますマジで

22.BLEACH 作:久保帯人 2001年36・37号 - 2016年38号

まりに多くの言及がこの作品になされ、そのどれもが口をそろえて言う。「描き分けが上手い...絵の引き算が上手い...ルビ振りのセンス...久保帯人中二病...ストーリーが薄い...」これらすべてはもちろん真実だ。

連載中、ワンピナルトブリーチの三枚看板最後尾というポジションが崩れることは一度もなかった。果たしてこの評価妥当だったのかは分からないが、少なくとも我々ネット民久保帯人センスバカにし過ぎたことに対し大いに反省すべきところがあるのではないだろうか。海賊忍者のような明確なモデルがいないのに、久保帯人はどうしてあれほどまでに洒落キャラクターセリフ回しを無尽蔵に生み出せたのか、系統立てて説明できる理屈は未だ見つからない。もしその答えが彼の脳内しかないとするならば、我々は本作を源流に大いなる歴史が作られていく可能性を認めなくてはならないだろう。

23.DEATH NOTE 作:大場つぐみ原作)、小畑健作画2004年1号 - 2006年24

デスノートという作品複数の点で極めて例外的成功を収めた。肉体的攻撃を伴わない心理戦、一切の引き伸ばしをしない、公権力宗教的崇拝、欠点の無い主人公ゴシックキャラ造形、ダークヒーロー、死亡エンド...

本作に散りばめられたこれらの要素は、すべて従来のジャンプ漫画では邪道、あるいは不要とみなされてきた要素であった。このような野心的な作品メディアミックスにおいても成功を収め、国民の誰もが知る作品となったのは驚異的だ。この作品が出たことは心理戦を描こうとする後世のマンガ家にとっては悲劇かもしれない。夜神月ほど賢く、悪どく、魅力的なキャラクター矛盾なく作れる人間大場つぐみくらいしかいないのだから

24.鬼滅の刃 作:吾峠呼世晴 2016年11号 - 202024

2010年代ジャンプを購読していた人間はみな共通してうすぼんやりとした不安を抱えていた。「ワンピの連載終わったらジャンプってオワコンじゃね?」

ジャンプの終わりという、週刊少年マンガ誌という形態の終わりと同義に思える未来を避けるべく、集英社は読者以上に血眼になって後継者を探し求めた。しかし我々の期待も空しく、トリコ暗殺教室ヒロアカソーマブラクロ約ネバドクスト呪術といった平成末期の傑作たちすらも、尾田栄一郎が築き上げた領域には辿り着けなかったように見えた───ただ一つの例外を除いては。

家族、友人への愛」「困難を乗り越える強さ」という普遍的テーマフォーカスした吾峠呼世晴の連載デビュー作は、あらゆる世代へ届く成功を収めた。特に劇場版無限列車編』は社会現象化し、国内興行収入1位を達成するなど、経済的にも文化的にも大きなインパクトを残すことになった。

出版業界の衰退、コロナ禍、趣味多様化といった逆境の中で、マンガが世界的なムーブメントを引き起こすことがまだ可能である証明した本作は、令和を生きる日本人心象風景に残る新たな「国民マンガ」として、時代に選ばれたのだ。

25.チェンソーマン 作:藤本タツキ 2019年1号 - (ジャンプ+で連載中)

ひとりのスター存在プラットフォーム価値定義することは古今ジャンルを問わずあることだ。ダウンタウンの登場がお笑い養成所という存在メジャーにしたように、米津玄師の登場がニコ動文化オーバーグラウンドものにしたように。

2014年に創立したジャンプ+というプラットフォーム目的である「紙とデジタルの垣根をなくし才能を育てること」が名実ともに達成されたのはいつだったのか?それは初めて本誌とジャンプ+両方でスターとなった人間の登場によって定義付けられる。

かつて秋田の片田舎から新都社に「長門は俺だ」という名前投稿していた少年は、その衝撃的なストーリー展開で我々を魅了する存在となった。ファイアパンチ以降、ジャンブ+はあらゆるWebコミックサイト、いや雑誌を含め、もっとも野心的な作品を読める場所ひとつとして認知されるようになった。

藤本タツキの本誌への到着は新たな才能の鉱脈インターネットに求める時代の始まりを告げ、媒体の違いというものマンガの面白さになんら本質的な影響を及ぼすことはないという事実を我々に突き付けたのだった。

2024-10-24

ビッグコミックスペリオール史上最も重要マンガ5選

https://anond.hatelabo.jp/20241023001913

リーを見てみると週刊チャンピオンやあろうことか少女漫画を一緒くたでまとめ切った方もいらしてすごいなと思いつつ、自分が愛読している雑誌自分の手でどうにか出来そうなのはどこかな?と考えた末に選んだのはこの雑誌でした。

自分が読んだ時の実感と漫画史においての位置とこの雑誌の不遇というか地味というか中途半端なところを捉えつつ僭越ながら書かせていただきます

この雑誌しかたらこから黄金期じゃないかなあ。

味いちもんめシリーズ/原作:あべ善太 作画:倉田よしみ(協力:福田幸江、花形怜、久部緑郎) 1986-連載中(備考:連載開始時の掲載誌ビッグコミックオリジナル増刊)

この雑誌の創刊から連載されているレジェンド中居正広ごきげんようSMAP内での格差をボヤいてすぐに企画されたテレビドラマでも知られている、あともう少しで40年というロングセラー

初っ端で辻調服部喧嘩を売ったり最近ではマナー講師血祭りにしたりするが普段は素朴な和食職人物で『江戸前の旬』をはじめ青年誌に多数のフォロワーが。

ストーリーテリングが下手なので先輩後輩が突然消えたりするがそれも意外と飲食店あるあるなので気にならないという奇跡最近再遊記の久部さんが合流したのでもう少し話が落ち着きそう。

あずみAZUMI/小山ゆう 連載期間1994年14号 - 2008年23号(あずみ) 2009年2号 - 2014年6号(AZUMI)

ヤングサンデー武田鉄矢と組んで坂本龍馬を描き切り名実ともに小学館巨匠漫画家のひとりへ。『おーい龍馬』のときでもたまに見せる残虐シーンの迫力にただものではない雰囲気を出していたがスペリオール移籍した今作でリミッターが脱落。

英雄とされた数々の武将たちやその配下忍者刺客その他が凄腕のスナイパーである無垢美少女あずみの手によってどんどん殺される。味方もモブ平等に斬られて命を落とす。そしてちゃんと血みどろに表現する。

そしてこのあずみという美少女無垢という設定の元よく全裸になる。修行の滝行で全裸。お風呂全裸。戦って切り刻まれて半裸。よく本番やらなかったな。作者の好みがそっちじゃなくて良かったな。(当時実写主演が決まってた上戸彩に過大な期待と心配があったという)

実写化も落ち着き人気が下火になったなと思ったら話をまとまらないまま終了。突然題名が『AZUMI舞台幕末となる。というよりは舞台は前作『おーい龍馬』の世界に入りあずみはついに…(これは読んでくれ)

小山ゆう恐るべし。今ビッグコミックで描いているけど大丈夫かな……。

ラーメン発見伝シリーズ(ラーメン発見伝らーめん才遊記・らーめん再遊記)/原作:久部緑郎 作画:河合単 連載期間1999年23号-2009年15号(発見伝)2009年17号-2014年5号(才遊記)2020年5号-連載中

天才原田の「イエース!!」が話題になりついにこの作品がこの雑誌看板まで登り詰めた。だって最初の頃このマンガで一番目立ってたキャラクター藤本くんでも佐倉さんでもあの芹沢達也でもなく「ラーメン石神秀幸」だったんだから。化けたよホント

オーソドックスな主役藤本くんの成長譚だった発見伝の次に「誰も共感できない天才ゆとりちゃんを主役に据え上司芹沢の苦労を引き出しラスボス芹沢とは違った側面を引き出したのも憎い。『銀平飯科帳』(たまには新作書いてください)を挟んで再び出てきたときには芹沢達也というキャラクターが完成していた。その間に脇のキャラクター造形が一段と深みを増し(永友とか坪内とかよく考えついたな。モデルが誰だろう…)現在にいたる。

麺一郎・汁二郎・具三郎のあとどういう風に物語を作っていくのか、ちょっと目が離せない。

サンクチュアリ/原作:史村翔 作画:池上遼一 連載期間1990年-1995年

トリリオンゲームと迷ったが池上遼一の「ストレート」を分かっていないと「魔球」が分からないということでこの作品を。

ヤクザ政治家という表裏のサクセスストーリーを同時進行に描き10巻という巻数でまとめ上げた手腕が見事。

医龍-Team Medical Dragon-/原案:永井明 作画:乃木坂太郎 連載期間2002年10号 - 2011年4号

マイケル・クライトン原案の『ER緊急救命室』がブームとなり医療ものドラママンガが作られたが程よいエンタメ性とキャラクター造形の上手さで最大の影響を与えた作品2006年の実写化ドラマからフォロワー作が目白押しとなる『コードブルーからドクターX』に至るまで医龍が無ければ存在し得なかったと言っても過言ではない。

あと乃木坂太郎先生も『夏目アラタの結婚』でさらに化ける。

選外になった作品

もともと他の小学館青年誌に比べて年齢層がなかなかはっきりせず漫画家が集まりづらかった。転機はヤングサンデー休刊によって作家がここまで辿り着いたことだと思われる。

今回選べなかった作品は以下の通り

岡崎に捧ぐ/やまもとさほ

岡崎さんの話より自分語りの方がやりたそうな感じがずっとあったが、本当に岡崎さんと仲が良かったのかねえ?

女の子ものがたり・上京ものがたり・営業ものがたり/西原理恵子

きれいなサイバラ。まあ少しずつキレイなままでいられないところがチラホラ。

西原理恵子人生画力対決ダーリンは70歳シリーズ/西原理恵子

汚いサイバラ画力勝負は羽海野先生を担ぎ出したのが最大の功績。高須のアレはもうすでにギャグですらならなくなった。クマごまかしているが細かく見るとさあ。

江川西本/原作:森高夕次 作画:星野泰視

哲也の頃から星野先生の眼がたまらない。ヤバい人の描き方いつもすごいよなあ。森高先生はグダるクセどうにかして下さい。

夢かもしんない・本気のしるし・ルナハイツ/星里もちる

星里もちるギアに入ったのがスペリオール時代特に『本気のしるし』は凄かった。凄かったけど選びたくない。あとこころまれたのは『夢かも…』の方。

血の轍/押見修造

すごい作品ですよ。よくこんなの描けるなと。これからどう評価されるかちょっとからないけど、選びたくない。そういう作品なので覚悟を。

キーチ!!・キーチvs/新井英樹

モーニングヤンサンスピリッツで傑作をものにしながらここは合わなかった。

コタローは一人暮らし/津村マミ

最悪の想像をしながらコタロー中心にコミュニティができてくるし現実の苦さが時々感じるのもいい。結末もベストじゃないけどそれしかないのかあという納得も。

遅ればせながら追記

Moonlight Mile機動戦士ガンダムサンダーボルト/大田垣康雄

書いていたはずなのに抜けてて顔面蒼白に。とはいえギリギリ次点なのは吾郎と理代子の性的な強さについて行けなかったのと第二部になってから長官になり責任に押し潰されつつある吾郎キャラ違和感を感じて。

サンダーボルトもすごい作品だしムーンライトマイルで培った描写力が生かされて思わずため息が出るのだがこれはファーストガンダムありきなんだよなあと。

響 〜小説家になる方法〜/柳本光晴

芥川・直木同時候補はさすがに冷ややかになる。曽田正人細野不二彦ならある程度カタチを見せるけど『龍と苺』もそうだがサンプルの出し方が下手。

フットボールネイション/大武ユキ

身体のことは多分どのサッカーマンガより知識量が多い。だからプロ選手からの支持が大きいんだろうな。下部リーグにしては上手すぎるのはご愛嬌か。

劇光仮面/山口貴由

これはこれから。『覚悟』や『シグルイ』とは別の話の流れが見えるのが頼もしい。

淋しいのはアンタだけじゃない/吉本浩二

佐村河内サイドからもう一度盗作事件を掘り起こすつもりだったのに聴覚障害について触れていくうちにいろいろ見えてくることに。それでも佐村河内夫妻はひどいけど。

2024-10-22

コエテクカプコンしか信用できない

セガレベルファイブ2012年

任天堂コロプラ2018年

コナミサイゲームス2023年

任天堂ポケモンポケットペア2024年

セガバンク・オブ・イノベーション2024年

どうしてもインベーダーのパチモン売ってスクスク育った業界大手が今では正論ぶって新興企業を訴えてるから後輩イジメっぽく見えてしま


カプコンコーエーテクモゲームス2014年

CESA設立にも関わったような業界代表する国内大手別件逮捕みたいな案件で殴り合ってて本当にすごい。ガチ感がある

やっぱりコエテクカプコンしか信用できない

2024-10-21

anond:20241021160720

バラバラやね

鳩山なんてどこ行ったよ

旧民主党議員たちがバラバラになったプロセスは、政権の失敗や党内対立を背景に、複数党派グループに分かれていく形で進みました。以下にその経過をまとめます

1. 政権時代の混乱と対立

旧民主党は、2009年政権獲得後、鳩山由紀夫、菅直人野田佳彦と3人の首相短期間で交代するなど、内部での方針対立が目立ちました。特に、以下の問題が党内の亀裂を深めました。

普天間基地問題: 鳩山内閣時代沖縄米軍基地移設問題方針が二転三転し、沖縄住民国民から批判を浴びました。

消費税増税問題: 野田政権消費税増税を推進したことで、党内の反対派(特に小沢一郎グループ)との対立が深まりました。

2. 2012年衆院選での大敗と分裂

2012年衆議院選挙民主党歴史的大敗を喫し、政権を失いました。この選挙後、党内の意見対立さらに深刻化し、分裂が始まりました。

小沢一郎の離党と「国民の生活が第一」結成: 2012年消費税増税に反対する小沢一郎が党を離れ、新党国民の生活が第一」を結成しました。その後、この党は他のグループと合流し「日本未来の党」を作りましたが、これも長く続かず、さらなる分裂を招きました。

3. 2014年維新の党」との合流・再編

2014年には、民主党と「維新の党」(橋下徹江田憲司が率いるグループ)が野党再編を目指して接近し、統一候補擁立政策協力を進めました。しかし、これも内部での意見対立が強く、維新の党も後に分裂してしまいました。

4. 2016年民進党」結成とその崩壊

2016年民主党維新の党合併して「民進党」を結成しましたが、党内の路線対立が続きました。特に安全保障政策経済政策を巡って保守派リベラル派の対立が表面化し、党の統一感が欠如していました。

希望の党との分裂(2017年): 2017年衆議院選挙前、民進党前原誠司代表希望の党小池百合子東京都知事が結成した新党)への合流を提案しました。しかし、希望の党リベラル派を排除する姿勢を見せ、立憲民主党枝野幸男が中心)が分裂して結成されました。この選挙民進党事実上崩壊し、立憲民主党希望の党に分かれました。

5. 現在の状況

その後、希望の党も分裂し、2018年には国民民主党が結成されましたが、立憲民主党国民民主党の間には依然として路線の違いが残っています2020年には、立憲民主党と一部の国民民主党が再統合され、新「立憲民主党」が誕生しましたが、旧民主党議員たちはいまだに完全にはまとまっておらず、複数グループに分かれています

こうして、旧民主党議員たちは内部対立政治的方針の違いか複数党派に分裂し、結果的日本野党勢力の弱体化を招く結果となりました。

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