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はてなキーワード: 不動産とは

2021-05-16

anond:20210516155754

不動産屋、建設会社銀行グルになって、核家族化を礼賛し、親の家を出て夫婦で家を買うのが当然って風潮を作り出した

高度成長以前は日本全体が資金不足で、住宅ローンなんて借りれなかったから、親の家に同居するのが当たり前だった

anond:20210516011909

だいたい不動産屋の見た目とか外に出してる物件判断できるだろ

客付中心の大手チェーンは男女問わずしょーもない営業マン多い

anond:20210516005957

不動産屋でねーちゃんが出てきたら

チェンジ」って言ったり、いきなり店を出て別の不動産屋に行くって事?

若い頃は自分が客側で店員に気に食わない態度取られても「まぁ店員の方が年上だし、自分社会のことよく知らないしそう言うもんかな」って思ってそこまで怒りが湧かなかったけど

最近店員が年下になってきてふざけた態度取られると腹が立ってダメだわ。

コンビニとかの小売のレジならまだ「まぁ質の高い人間がやる仕事じゃないから仕方ない」って思えるんだけど

不動産屋とかでねーちゃん店員が明らかに知識不足な上に舐めた態度とってくると、キツめに言い返してしまうことがあって後から後悔する。

相手いくら非があっても、怒りをあらわにするやり方は自分が得することないからやめたい。

2021-05-12

anond:20210510224030

ちょうどいいか匿名日記備忘録。多すぎてそろそろ整理しなきゃなと思っていたところ。

リラクゼーション

一家団欒エンタメ


動物❤️

お宅訪問

お絵描き

DIY

建築ブッシュクラフトキャンプ

料理

リュウジのバズレシピと、コウテンケツは毎回検索からたどり着く

エンタメ

音楽映像

運動


疲れた

2021-05-11

なぜ床屋は月曜が定休日なのか

なぜ不動産屋は水曜が定休日なのか

強者男性差別をやめてくれ

野球部男気じゃんけんしてそうとか、デカくて顔テカテカでツーブロック不動産屋嫌いとか言うなよ。悲しいだろ。

高給取りのプログラマーはリベラルか

アメリカベイエリアなどで高所得者に対しては税金を上げるという話に賛成していた人が、

いざ自分所得対象となると反対や違和感を表明しだす。

不動産は高いといろいろ批判していたプログラマーの人が、不動産ビジネスにも手を出し始めると、

ガンガン賃料を高く更新していく。

それでも発言は、貧困は駄目だとかリベラルなことは変わらない。

UberUberEatsに反対しつつも利用を禁止するのはニュース話題になった一瞬だけで、収まってくると利用している。

anond:20210511121912

つーか結局割安と判断すれば外国人外国企業が買うから人口減とか関係ないんだよな。

外人が買うとか考えたくもないみたいなネトウヨ仕草してると不動産の値動きは絶対に読めない。

2021-05-10

anond:20210510005343

そしたらまた金融緩和で乗り切るだけだから結局数年で元よりさらに跳ね上がるぞ。

そろそろ日本人不動産が下がる時代は一旦終わったってのを認識すべき。

下がる下がる言ってる連中はアベノミクス以降予想外し続けてんだからさあ。

2021-05-09

anond:20210509173740

それをちゃん不動産屋に言ったら返還してくれるよ

要はそれを知らない思考停止が多いって事

[][]

物件さがすために賃貸物件さがすアプリスマホにいれまくった

いまかぞえたら19こもいれてた

そんでいくつか見たあと、ふとぐぐった不動産屋がいちばんよさげだった

なぜかというと大手不動産仲介サイトだと、掲載料とかもこみの価格になってることがおおいってのと、

仲介手数料を安くしてくれるという理屈原理説明してくれてたからだ

不動産屋なのにそこまで親切なのは逆にあやしと思うかもだけど、かといってほかの仲介サイト経由で大手チェーンの不動産屋いってもぼったくられるだけだから

その不動産屋にくことにした

しらべてみるとなんと実店舗が勤務先の会社のすぐそばにある

というかそこにしかない

んでこんかいかんがえてるひっこしさきは勤務先範囲数百メートル県内から、もうそ不動産しかねーだろっていう奇跡の思し召しとしかおもえな

めんどけどがんばってさがそう

とりあえず駅周辺は敷金ゼロだけど礼金とるところがおおおい

まなんだこと

仲介手数料は、ほんらい不動産屋が原則とっていいのは、貸主と借り主あわせて1ヶ月ぶん

からりょううからとるのは原則NG

ここでポイントなのは原則、とうところ

まり借り主の了解を得たら税込み1、1ヶ月とっていいということになってるのだ

なんというゴミ法律

原則説明した上で了解を得ている不動産屋はほぼゼロ

からみんなあたりまえのように仲介手数料は1ヶ月とられるもんだとおもってる

うそはいってないけど不誠実なクソゴミ業界

2021-05-07

警察相談しても大体何もして貰えない

あの不動産屋がマンションを1000円くらいで売ってくれなくて困っています

なのでちょっと一緒に来てもらってその腰に付けた武器不動産屋さんにつきつけてもらえませんか?

そしたら多分安く売って貰えると思うのですが

って相談したんだけどやって貰えなかったよ

anond:20210507090702

その貯金って現金だけなのかな

包括した財産って意味なら、株だの不動産だの上がってるから上がってて当たり前だよな

現金もそういうのが上がれば上がりそうだよな

2021-05-06

anond:20210505130433

学生なのか社会人なのか知らんから社会人だと思って書くけど


働きながら勉強して日商簿記3級と2級とMOS運転免許っていう

誰でも取れるけど、誰でも取れるが故に大して評価されない欲張りセットなら俺が持ってるよ

この中で一番評価されてるのってマジで運転免許(とマイカー)じゃねえかな。車社会場所に住んでるからどこも運転免許必須でつれえわ

面接で「簿記勉強って独学ですか?スクールですか?」ってたまに聞かれるから「独学です」って答えるとすごいですねって言われるけど、お世辞感すごいぞ

本当にすごいと思うなら採用しろやああああって何度思ったか分からん

あと日商簿記3級でも評価してくれるところはありますよ!って言うやつ居るけど大抵はウソ

たまーに経理求人で3級(or3級相当の知識)が要求されるけど、そういう求人って大体「経理経験」が必須から資格だけ持っててもダメ

2級持ってる人大歓迎!!とかい求人に勇んで応募したこともあるけど、2級あっても書類選考の時点で落ちるとか当たり前にある。まあこれは俺のスペック問題かもしらんが

増田くんは若いからさぁ、2級ぐらいは欲しいよねw」って過去に何度か面接で言われることもあった。だから勉強して2級まで取ったのにこの様だよ!


まあ何が言いたいかって、ネトゲちょこちょこやる程度の時間で取れる資格なんて言うほど価値は無い

400時間ぐらいかけて日商簿記2級取ったけど、日常生活で使うかって聞かれたらべつに使わないし、商業簿記はいざ知らず工業簿記なんて工場経理とか管理職でもなきゃ一生使わん

じゃあ日商簿記1級取れば?とか言うやつ居るけど、これはもっと分かってない。1級は1,000時間(+α)の時間必要から試しに勉強するかで気軽に取る資格じゃない。しかも実務経験ないと大して評価もされない

1級単体で評価される可能性があるのは税理士とか公認会計士が開いてる事務所でのみ。逆にこのレベルだと簿記論・財務諸表論が欲しいとか言い出す始末だけど

不動産関係で働きたいなら宅建とか、何に使うのか知らんけどFP2級がやたら知名度高かったり、社労士がまあ有名だけど

宅建不動産界隈限定、FP2級は知らん、社労士関係事務所で実務経験積めないと意味がない、っていう状況らしいぞ

まり勉強したいなら、「目的を達成するため」の勉強をやっとけ

古の時代より1,000,000,000回言われてるけど、資格持ってるだけじゃマジで意味ないぞ。持ってるだけで評価されるクラスっていうのはそれこそ超難関資格クラスだけ

あとは全部条件付きで評価される。特定業界で働いてる、特定経験がある、が主な例な

一応、未経験業種や職種突っ込みたいなら、資格はあった方が便利ではある

便利ではあるが水戸黄門が出す印籠ばりに効果があるのかって聞かれたらそんなことはない

時間かけてまで取る価値があるのかって聞かれると、今のところは無かったとしか言えない。なので資格勉強必要かどうかは自分判断してくれ

あとあれだ。関連職種資格があると、面接でやる気アピールできる。そもそも面接まで辿り着けないことの方が多いが、辿り着けた時は資格を絡めて話せるから経験でも良いアピール材料にはなるぞ

2021-05-05

場所や人脈によってバイアスすごく大きいよねっていう話

当たり前なんだけど

不動産の知り合いは不動産多いし

メディア関係の知り合いはメディア関係多いし

芸能関係の知り合いは芸能関係多いし

プログラマーの知り合いはプログラマー多いし

エステティシャンの知り合いはエステティシャン多いし

美容師の知り合いは美容師多いし

 

それで自分らの業態しか知らないとそれが基準なっちゃ

正社員が当たり前のところがあったり

非正規雇用が当たり前のところがあったり

独立してフリーランスになるのが当たり前なところがあったり

経営者になるのが当たり前な業界と、全然当たり前じゃない業界があったり

外国人が沢山いる業界全然居ない業界があったり

 

そういう少しずつのバイアスが積もり積もって、何か選択したときに似たような人が集まっちゃうみたいな現象がある

例えば同じ地域に似たような業種の人が集まるとか、似たような趣味の人が集まるとか

それで地域の色が出て、余計にその濃度を増していくみたいなことがある

形のない村みたいな

 

自分とぜんぜん違う村にうっかり足を踏み込むととんでもない別世界感があってすごい

しかもその村の人たちはそれが普通だと思っててビビる

でもだんだんそっちの方が普通で今までの自分特殊だったのではないかと思うようになってしま

それで統計を持ち出して自分のほうが多数派だと思って安心するんだけど

その村にとっては世間的に多数派なのかどうかは関係ないことだから特になにもできなくなる

 

例えば男女の平等セクハラボーダーラインとかも、村によってぜんぜん違う

ハグが当たり前の村もあれば、少しでも女性扱いしたらNGな村もある

美男美女の村と、ブサイクだらけの村では恋愛に関する価値観もぜんぜん違う

 

この国は法治国家だけど、法に反しない限りでは自由なので価値観多様化するし

多様化した上で村を形成する

ミクロで見ると非常に偏ったバイアスを持つ世界形成される

 

人は自分にとって居心地の良い村に属せば良いんだろうけど

色んな村に触れてると徐々に自分にとって居心地のいい村というモノ自体がよくわからなくなる

ちょっと疲れた

2021-05-04

anond:20210504185909

(続き)

といった問屋関係逸話が当時バンバン登場した。メーカーも対抗すべく(?)ダンピング出荷、返品受付などで一本でも多くソフトを売りさばこうと必死だった。このあたり、問屋小売店メーカーも、市場の異常さに気が付かずもがいていた感じが否めない。初心会二次問屋は、問屋の本分である日本全国に適正量の在庫ゲームソフト流通させる」という機能を忘れ、ただただゲームソフトを動かすことで得る利益をあげることに無我夢中だった。

ここで注意をしておきたいのが、「任天堂初心会が、一方的サードパーティ小売店から利益を吸い上げている」という既存論調は近視眼的だ、ということだ。スーパーファミコン市場に参入したサードパーティはおよそ200社。このうち途中で撤退を決めたのは10数社で、しかもこれら撤退したメーカーの多数は異業種メーカーであり、本業での業績が低下したためだったり、バブル期不動産に手を出して大やけどして倒産…といったもので、ゲームと直接関係あっての撤退ではないのだ。

小売店も同じことで、当時はファミコン-スーパーファミコンという新しい分野での市場拡大に手を出す小売店が多数いた。ただ問屋に苦しめられるだけの業種であるなら、こんなことは起きるはずがない。甘い蜜はそれなりに存在していたわけだ。ざっくり要約すると「不満はあるが儲けもある」といったところか。むしろPCエンジンメガドライブの有力ソフトスーパーファミコン移植して一旗あげようとするサードパーティのほうが多かった。それほど有望な市場であるがゆえ、いろんな輩が入り込もうとやっきになったわけだ。

市場が拡大している間はそれでもよかった。しかスーパーファミコンが円熟期を迎え、対抗馬として「次世代機」の姿がちらつくようになってきた頃に、いよいよおかしくなってきた。多数現れた三次問屋小売店二次問屋の中にねじ込み、己の利益を吸い取ろうとし始めた。手法としては品薄になりそうな人気ソフトを抱きかかえ、「小売店に小売価格そのままで」卸したりした。商圏を無視して跨いで他社の領域に食い込んで商売するところもではじめた。初心会の中にゲームソフト投機商品のように扱う問屋が現れ、二次問屋三次問屋が喜んで利益の分前を頂いた。その分小売店負担が偏り、結果的にはプレイヤーにも巡り、最終的には市場に悪影響を及ぼす。スーパーファミコン市場は歪んだまま大きくなり、そしてついに縮小を始めた。

衝撃が大きかったのはプレイステーションの登場だ。なんと問屋を使わずソニーが直接小売店ものを卸すという。革命的なやり方だった。返品なし、定価販売というところがネックになったが、どの商材も掛け率が一定であることに小売店は喜んだ。今までは問屋ごとに掛け率が違ったり、注文する本数によって掛け率が変動したり、そもそも抱合せ仕入れしかなかった(違法? しったことか!)からだ。

こんなことが可能なのはプレイステーションCD-ROM採用しているからだった。リピート生産ROMほど時間がかからない。お金も自前の工場からさほどかからない。最悪在庫になっても簡単に破棄できる。それゆえ最初こそ少量生産で行い、売り切れたら即リピート発注すればよい。こうすれば過剰な在庫メーカーも小売も苦しめられずにすむ。値崩れ・抱合せ心配いらない。

ROMカセット採用していたらすべて実現不可能なことだった。ちなみにセガサターンCD-ROM採用しているが、他社の工場での生産だったためなかなかリピートが上手く行かなかったらしい。(なお、詳しく書かないがここで上手くいった改革現在すべて崩壊している)

問屋存在意義が問われ始めていた。

一方、任天堂ROMカセット採用を64でもやめなかった。ディスクシステムに手を出してそのあまりに長いロード時間に苦慮したこと経験があるからだ。そしてこれを機にもう一度市場リセットを図ろうとした。市場にはスーパーファミコンワゴンセールが始まっている。なんとかして初心会内外にあるゲーム投機的扱いをやめさせなければならなかった。ソフトの数が少なくなれば、そのような動きはできにくくなる。そのためサードパーティソフトをとにかく減らし、少数精鋭路線で進もうとした。初心会外に取引を広げ自前で流通を行うという選択肢もあったが、これは取らなかった(実はSFC時代トイザらス日本進出をしてきたとき任天堂や各大手メーカー直接取引を持ちかけてきたが、これは上手く行かなかったようだ)。山内社長ファミコン時代の遥か昔から取引を続けていた初心会を切ることに抵抗があったからだ。それに「絶対に売れない」といってたファミコンも買い取ってくれたのは初心会だ。この前もバーチャルボーイというズッコケハードを出したが任天堂は全量初心会ハードを買い取ってもらっているので被害は最小で済んでいる。(その負債初心会が被り、さらにその負債小売店押し付けられた構図だ。)

しかしそれでも、初心会二次問屋たちは目先の利益を追い求めるのに夢中だった。

スーパーファミコン市場末期の1995年発売の聖剣伝説3は初回出荷は70万本だったが、実は初心会からの注文本数は合計140万本だった。前作がミリオン超えをしていたのでそれだけ期待があった、という表側の理由だが、ようするにこれも投機的に扱われることが明白だった(そもそも前作聖剣伝説2結構な数がワゴン行きしていた)。あまりに酷い値崩れを嫌ったスクウェアは出荷本数を半分の70万本にし、かつ卸値を10%引き上げると初心会アナウンスした。こうした動きに一部の問屋がなんと小売店に対して「スクウェア公正取引委員会に訴える!」と言いまわってしまった。もちろんスクウェア側には一切の非はない。運が悪いことに(それとも狙ったかスクウェア夏休みに入ってしまったので、小売店真相確認することができず業界の一大事が起きたのではないかパニックになったところもあるという。この話は巡り巡ってなぜか「任天堂が悪い」ということになった。PSが発売されて半年以上経とうとする頃でも、初心会危機感は全くなかった。

その年の末発売のドラゴンクエストⅥの発売にあたっては、初心会エニックスの間で注文数の予測で大紛糾だった。初心会予測は250万本。エニックス予測は300万本。エニックスは自信満々だったが、初心会はそこまで売れないと踏んでいた。初期出荷は250万できまりエニックスは自前で50万の在庫を抱えることになったが、この読みは的中する。即リピート発注がかかり、エニックス二次出荷を行った。

最終的に320万出荷を果たすわけだが、売上予測ができない問屋メーカー価値を見出すだろうか?

そして、ついに、終わりのときは訪れた。



1997年2月21日任天堂本社で毎年のように行われる初心会の懇親会。その幹部会の席上にて初心会会長である河田会長宣言した。

本日を持って、初心会解散します」

幹事会は静まり返った。関係者には事前に知らされていなかったのだ。解散任天堂山内社長と、初心会河田会長トップ会談秘密裏に行われた。今後一切の取引商品ごと個別に行われ、しか初心会内の特定10社のみそれが行われる。今までゲームソフト投機的に扱って儲けを吸っていた会社任天堂から拒絶され、二次問屋に落とされた。しかも64の少数精鋭路線のおかげでこれから商材はどんどん減る。今までのような振る舞いは不可能になった。


任天堂スーパーマリオクラブの立ち上げにより売上予測をするようになった。つまり予測ノウハウを自ら身につけつつあった。そうなれば商材を投機的にあつかう問屋不要だ。「どれほどのソフトが売れるか、我々にはわかりようがない。流通プロに任せるしかない」。かつての山内社長言葉だが、流通プロプロに値する仕事をしないのなら、切られても仕方がないというわけだ。


この改革任天堂内に留まらなかった。

実はこの流通改革前後してプレイステーションでも問題が発生した。デジキューブだ。スクウェアプレイステーションに参入する条件として、コンビニ自分たちで卸すデジキューブSCE許可させた。

もともとプレイステーションはすべてSCEが自前で小売店流通することを売りにしていた。ところが後から来たスクウェアSCEを通さず自前で流通させるという。

このあたりを詳しく解説する。SCEソフトメーカー協議し、ゲームソフト初回生産量を決める(ということになっているが、実質決定権はSCEにあった)。

SCEは特約店(一部、ハピネットといった問屋使用していたが)からの受注数がその初回生産量に満たない場合SCEが自腹で在庫を抱える(ように努力いたします、という注釈付きではあった)。

掛け率はソフトメーカー一律。

と、ソフトメーカーにかなり親切のように見える。しかしこれには問題が含まれていた。初回生産量はSCEが決め、実際に流通させているのもSCE自身だ。ソフトメーカー営業しかけ多くの受注を獲得したとしても、SCEOKを出さな場合、本当にそのソフト流通しなくなる。実際に飯野賢治プレイステーションDの食卓自分たち在庫を抱えてもいいから多くつくるべきだと要望を出しても、SCEはそれを良しとはせず、結果売り切れを引き起こし機会損失を生んだことがあり、飯野賢治セガ陣営への鞍替えしたことがあった。

ソフトメーカーからしたら、リスクも多いが儲けも大きい自社流通に切り替えたがっていた時期だったが、任天堂SCEもそれを良しとはしなかった(ただし任天堂初心会通しであるため、一社が売れないと踏んでも他の問屋が受注してくれる可能性はあるし、このときPSの取扱店はまだ初心会流通よりは少なかった)。しかスクウェアだけには特例としてそれを認めるというわけだ。SCE流通に関わらず、スクウェアが直接小売店コンビニゲームソフトを卸すわけだ。当然、初回生産量も自由に決められる。

いったいどういうことだ、SCEロンチから頑張ってきたメーカーに対して不義理じゃないのか。こうした理論で反発したメーカーがいた。コナミである

コナミSCEに対して自社流通を求めた。ゲームをつくる製造委託費とロイヤリティは支払うから、お前のところの流通網は使わんぞ、ということだ。こうすることでコナミSCE流通分の費用を削ることができる。5800円の小売価格のうちの取り分を増やすことができるわけだ。もちろん在庫リスク小売店へのやりとりはコナミ自身がやらなければならないから、自社流通完璧というわけではない。結果的大手メーカーはみな自社流通になっていくが、ナムコだけは付き合いもあってか(ナムコはかなり初期からPSに絡み、ライブラリの整備も行うほどだった。自社プラットフォームを諦めたかわり、PSに注力したということだろう)SCE流通を使い続けた。

プレイステーション側でこのようなことが起きてるのだから、当然余波は任天堂側にも及ぶ。コナミは64やゲームボーイの自社ソフトに対して「これから初心会を使わず自前の流通網使いますから」と一方的任天堂要求した。かつての任天堂ならば決して受け入れるはずのない要求だろう。だかしかし、任天堂簡単にこの要求を飲んだ。そして門戸が開かれた自主流通のおかげで、ゲーム業界流通改革は全メーカーを巻き込んだ。最終的にはコナミカプコンコーエースクウェアエニックスといった大手は自前で流通網を持ち、中小サードパーティはそこへ委託流通する形に落ち着いた。つまり初心会問屋たちを全く必要としない流通を実現してしまった。


解体された初心会ボロボロになった。合併倒産が相次ぎ、その多数が姿を消した。残された10社は直接小売店取引するようになり、二次問屋三次問屋は居場所がなかったからだ。


しか任天堂から選ばれた10社も順風満帆ではない。10社のうちモリガングバンダイ系列ハピネットに買収された。石川玩具タカラ事業譲渡した。松葉屋はラスコム事業譲渡し、そのラスコムも後年自己破産している。そんな一方テンヨー、カワダ、カマヤは今でも元気に問屋業を営んでいる。(名前が出てこない他の会社は調べても出てこなかった。情報plz

そしてジェスネット任天堂の子会社となり、アジオカは事業譲渡を行って「任天堂販売」となったが、これはなんと2016年の話だ。初心会解体されて20年近くたったが、完全に自前で任天堂流通するようになった。


こうして初心会歴史の中に消えていった。良い面悪い面両方ともあったわけだが、特に末期には悪い面が強く出すぎていた。しかしこうして羅列してみると、「初心会があらゆるあくどいことを駆使して不法市場を牛耳っていた」というわけではなく「初心会市場を牛耳っていたのでいろいろとあくどいことができた」ということに気がつくだろう。その市場も確固たるものではなく急激に膨らんだ不安定ものであり、なおかつ悪行も任天堂山内社長の怒りが落ちない範囲内の話でしかなかった。

悪徳の町、ソドムゴモラは神の怒りに触れ一夜にして滅んだ。初心会も同じ運命を辿ったのだった。


参考文献

麻倉怜士 久夛良木健プレステ革命

高橋健二 スーパーファミコン任天堂陰謀

武田亨 売られた喧嘩、買ってます任天堂勝利青写真

山名一郎 ゲーム業界三国志

山下敦史 プレイステーション 大ヒットの真実

赤川良二 証言。『革命』はこうして始まった

東洋経済 1997年3.22号 盟友・初心会抜き打ち解散した山内任天堂 焦りの流通改革

参考ツイッターアカウント

岩崎啓眞@スマホゲーム屋+α @snapwith

平林久和/H.Hirabayashi @HisakazuH

大森田不可止 @omorita

anond:20210504162237

不動産価値がそこまで下がるわけないだろ

しろ今が高すぎなんだよ

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