はてなキーワード: 2012年とは
これも貼っとくワ。5-6ページ
③2012年10月、CDBは新任の研究室主宰者(PI)の公募を開始した。公募では、特に幹
細胞研究者の採用を掲げていた。11月14 日のGD会議後の公募人事に関する非公式な打合
せの中で小保方氏が候補となり、その結果をふまえ西川副センター長(当時)は小保方氏
に新PIに応募するよう打診した。
④西川副センター長(当時)の打診に対し、小保方氏は応募の意向を示したものの、重要
な応募書類の提出が締切日に間に合わず、選考にあたる CDB の人事委員会のメンバーは
12 月21日の面接セミナー当日、応募書類を受け取った。さらにこの段階では応募に必要な
推薦書が添付されていない状況だった。
このため人事委員会は、事前に過去の論文や応募書類の内容を精査しないまま、また研
究能力についてハーバード大学/ブリガム病院C.バカンティ氏、東京女子医科大学の岡野光
夫教授、大和雅之教授らからの推薦書による確認を経ることなく面接セミナーを行い、小
なお人事委員会は、STAP 研究は秘密性が高いと判断し、小保方氏については、通常 PI
の候補者に対して行っている英語による公開セミナーを省略したが、さらにこれに代わる
また人事委員会は、若山研究室における客員研究員としての小保方氏の研究活動について
も聴取しなかった。
2012年10月いうたら、山中さんのノーベル賞受賞が発表されたときや。
そこへこの泥縄や。
まあ、推薦書が先に来たから言うて、
デフレは悪で、リフレ政策でデフレ脱却すべし、とずっと思っていたんだけど、ちょー混乱中。
まず自分の理解を書いておくと、なんでデフレが悪なのかというと、賃金の下方硬直性や名目金利の非負制約(=実質金利の高止まり)で需要が落ち込み、潜在成長率が達成できないから、というもの。で、どうして混乱しているかというと、
日銀の岩田規久男副総裁は26日、東京都内で講演し、日銀の大規模な量的金融緩和策が日本経済の潜在成長率を引き上げたとの見解を示したうえで、現状では「(成長率は)実質1%ぐらいがせいぜい。政府が目指す2%に上げるのは成長戦略の役目だ」と話し、政府の取り組みに期待を示した。「金融政策にないものねだりをしてもらっては困る」とも述べ、“追加緩和頼み”にクギを刺した。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140526/fnc14052621170009-n1.htm
潜在成長率が1%ぐらいがせいぜい、というなら、潜在成長率をデフレ下でも達成できているじゃん! デフレスタートを1995年とすると、1995~2012年度の平均成長率(実質)は0.84%。ほぼ達成してるし、まあそれでも少しは足りないと言えるけど、リーマンの2008年度を除くと1.11%。リーマンは外部要因だと割り切るなら、ちゃんと達成してる。
上記報道の元ネタであろう講演の原稿・資料は日銀のサイトにアップされているんだけど、そこには、
こうしたポリシー・ミックスの中で、金融政策の役割は、直接的には「デフレから脱却して、2%の物価安定目標を実現すること」に尽きるわけですが、潜在成長力との関係では次のように整理できると思います。
第一の役割は、言うまでもなく、大規模な金融緩和により総需要を刺激し、需給ギャップを解消することにより、経済を本来の潜在成長軌道に復帰させることです。デフレと不況の悪循環を、デフレからの脱却により断ち切ることとも表現できます。
http://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2014/data/ko140526a1.pdf
いや、ボクもそうだと思ってたんだけどさ、潜在成長率が1%ぐらいなら需給ギャップないじゃん! もちろん、循環局面によってはあるけどさ、上に書いたとおり、循環を均して中長期的に見ればギャップないじゃん! ってことはさ、デフレは悪じゃないの? デフレと不況の悪循環ってどう考えればいいの? 日銀はずっと(黒田総裁になる前から)潜在成長率は1%もないよ、と言ってきていて、それは需給ギャップがない=デフレは悪じゃないって言い訳だと思っていたんだけど、実は昔っから日銀は正しかったの?
誰か教えて!
そりゃね、この国の検察もひどいと思うよ。冤罪だの証拠のねつ造だの。
表になっているのは氷山の一角だという意見にも激しく同意する。
でも、だからといって片山氏を盲目的に擁護し、無理やり検察批判に繋げていいわけがない。
何でもかんでも陰謀陰謀って決めつけるその行為。まさに容疑者を犯人だと決めつける検察と一緒。同類ですよ。
ということで、ちょっと冷静に考えれば解消するであろう疑問点について、一つ一つ解消していこう。
自宅においてたら、送信してすぐ家宅捜索されると思ったからじゃないかな?
あるいは、自宅の電波等を傍受監視されていることを想定したのかもしれない。
尾行してたんだから取れるだろ?おかしいだろ?って言うけれども、埋めた場所をもう一度よく考えてみよう。
河川敷だよ?河川敷ってどういうところかわかるよね?見通しの良い場所です。
そんなところでぴったり後ろについて尾行ができるわけがない。すぐに気付かれるわ。100メートルでも200メートルでも離れた場所からしか、尾行出来ないの。
もちろん、大きな望遠レンズがついたカメラ何か持って来れないわけ。目立つわー、それ。僕が片山氏ならむっちゃ疑うね。振り返ったらいつもでっかいカメラ持っている人が(人は変わるだろうけど)こっそりついてきてたら。
そりゃコンデジくらいは持ってただろうけど。離れたところで撮っても鮮明に取れるわけがない。
一体何の罪で逮捕するの?スマホの不法投棄罪?現行犯で捕まえられるの?仮に捕まえられたとしても、別件逮捕だ!ってまた批判の的になるんじゃないの?
また③で述べたように遠くから尾行していた可能性があるので何をしているか良く分からなかったんじゃないかな?
片山氏を泳がせたかもしれないし、掘り返したところを捕まえるつもりだったかもしれないし、もしかしたらメール送信後、片山氏の行動を振り返って再調査して見つけたのかもしれない。
いろんな理由が考えられるけど、どれも不自然な理由には思えないな。
PC遠隔操作事件の時にも明らかになっていたけれども、Torは受信元からは送信元は分からないけど、送信元が判明したら、送信元からTorの接続履歴というのは分かる。
だから片山氏に嫌疑がかかってから、片山氏が利用していたネカフェから
行方不明って警察が発表しているわけではなく、弁護士、マスコミが連絡取れなくなっているだけ。
家で突っ伏して泣いているかもしれないし、外出してても尾行されているとは思う。
とりあえず、警察が行方不明だと発表してから、そのリアクションをしよう。
偶然、犯人と同じ江ノ島の同じ野良猫グレイ(ゆたかくん)に接触
偶然、iesys.exeのプロパティにあったHewlett-Packard Companyと同じ機種のPCをゆうちゃんが使ってた
偶然、開発環境も同じVisual C# Express2010だった
偶然、最後のウィルス2012年9月10日14時16分34秒を作成した直後の2012年9月18日に開発環境を削除していた
偶然、iesys開発フォルダ C:\Users\TKY-DEV-PC07_2 と同じアカウントTKY-DEV-PC07_2をゆうちゃんが使っていた
なおかつ、裁判では職場PCのHDDから「イベントログ」「ファイルスラック領域」「レジストリ」「USN Change Journal」などウイルス作成の多種類の痕跡が、整合性を保ったまま見つかっているし、専門家からそれら痕跡を第三者が遠隔操作で、意図的に残すことは難しいと鑑定されている。
そんな状況で、裁判では弁護士は検察に対して敵意むき出しで、裁判中に怒号や罵倒などを繰り返し、裁判官にかみついたりしてる。でも検察が出された証拠に対してはすべて認める手法?を取っていて、論理的な反論もできていない。
全然無罪遠いですわー。はっきり言って。犯人である蓋然性が高いと言わざるを得ない。裁判官からの心証もむっちゃ悪いと思いますわ。
メールの本文で無罪濃厚って書かれたのは、まさに片山氏が焦ってメールを送ったと思われないようにするために決まっているし、
スマホ、職場PC、自宅PC、ネカフェPC、すべてを遠隔操作・監視して、なおかつその痕跡を残さないなんていう超絶スーパーハカーの存在を信じているの?しかも、感染していたUSBメモリを物理的に消去することができるジェームスボンド的才能ももっている人物。あっ、ごめん、偶然か、偶然捨てちゃったんだよね。
とりあえず、そういうのはそのUSBメモリなり、遠隔操作されていた証拠なりを見つけてから主張しようか。OK?
一番ひどい妄想がこれ。皮肉で言ってる人も多いけど、ガチで信じてそうな人も多くてびびる。
何?警察は暗殺部隊でも養成しているの。上司の命令があれば、人を殺すこともいとわない人物が、公務員やってるの?すげーうける。
それに、片山氏を殺しても全然口封じにならないよね。だって真犯人が別にいるんでしょ?また真犯人からのメールが届いたらどうするの?幹部たちがぐぬぬっ、そう来るとは思わなかった……、てなるの?(笑)
以上、こんな感じで皆様の疑問はほぼ解決したのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
とりあえず反論があればブコメでどうぞ。
小保方さんはコネ採用だった、は本当か? に関する参考資料(一部重複)
【笹井氏の会見詳報(2)】「ほとんど若山氏の…小保方氏をリーダー抜擢した理由は…京大に詫び、仲直り」(4/4ページ) - MSN産経west
笹井氏「2012年12月中旬、小保方さんの研究リーダー採用の審査は、他の研究リーダーの選考と同様に人事委員会において、本人の研究プロジェクトの計画と現在の研究のプレゼンテーションをお聞きし、さらに、委員が詳細な議論を行い、研究の独創性、挑戦性、研究の準備状況を中心に評価しました。これまでの小保方さんの指導者からの評価も参考にしました。通常の手続きと同様で一切偏りがなかったと考えています。私を始め多くの人事委員は、本人と会い、話をしたのは採用面接が初めてです」
【笹井氏の会見詳報(2)】「ほとんど若山氏の…小保方氏をリーダー抜擢した理由は…京大に詫び、仲直り」(2/4ページ) - MSN産経west
「具体的な参加時期は、2012年12月中旬の小保方ユニットリーダー選考面接のときに始まりました。この採用を決定した際に、それまでに小保方さんと、若山さんがまとめられた論文原稿について、研究の内容や発見の重要さに比して、論文原稿の文章の完成度が十分ではなく、単にデータの追加をしても採択されるのは難しいだろうという意見が、人事委員会でも出されました。そのため、竹市(雅俊)センター長が、この論文原稿についてネイチャー誌への投稿経験などが多い私が、若山さんと小保方さんの論文作成に協力するよう依頼を受けました。このSTAP現象という新しい原理はそのとき初めて聞きましたが、国際誌に発表するだけの科学的価値の大変高いものと認識し、私は協力を受けることにしました」
「具体的には2012年12月下旬より、論文原稿の書き直しの協力を開始し、約2カ月半後の3月に、小保方さんがユニットリーダーになりましたが、直後の3月10日に、ネイチャーに投稿しました。そのときまで書き上げの支援の協力を続けました。その間、若山さんは、山梨大への移転のため、忙殺されていました。そこで、若山さんの分も含めて積極的に協力しました。また投稿前の2月前後には、STAP現象の試験管内の評価に関する実験技術の指導も行いました。さらに論文の改訂作業、リバイスといいますが、2013年4月上旬から小保方ユニットリーダーを中心に行われましたが、追加実験や技術指導も参加しました」
1. How did the STAP stem cell collaboration begin between the Vacanti lab and your group? What made you decide to team up with them? Can you please tell us more about the beginnings of this research?
Teru: Dr. Kojima (Vacanti’s lab) contacted me by e-mail to help with chimera experiments. At that time, the project looks very much impossible. That’s why I accepted. I like such impossible experiments.
First time, Dr. Obokata brought strange cells, and there was no chimera after blastocyst injection. However, nearly 2 year later, Dr. Obokata found a very good method to generate STAP cell. Then, we could obtain good chimera.
http://connects.catalyst.harvard.edu/Profiles/display/Person/65733/Network/ResearchAreas]
神戸新聞NEXT|社会|小保方さん、理研入り転機は震災 STAP細胞作製
小保方(おぼかた)晴子さん(30)は2011年3月、不安を募らせていた。研究員として米ハーバード大に戻る予定が、東日本大震災の影響で米国での就労ビザがいつ手に入るか分からない。頼ったのは現在の所属先で、神戸市中央区にある再生医療の拠点、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターだった。
なお、研究のチェック機能が果たされなかったことについては、小保方氏が他 の機関で行った研究を若山研において客員研究員の身分で継続し、その後、自ら がリーダーを勤める研究室において発展させたという研究環境の変遷や、成果と りまとめに近づいた段階に入って笹井氏と丹羽氏というそれぞれ若山氏とは独立 した立場のシニア研究者がデータの補強や論文作成のために協力することになっ たなどの事情もあるのではないかとうかがえる面がある。
(中略)
Team Leader
(省略)
Research Scientist
(省略)
Visiting Scientist
(中略) Haruko OBOKATA (後略)
Visiting Scientist = 客員研究員
若手PIの積極採用
次世代の指導的研究者の育成に貢献するため、チームリーダー等の採用においては、広く国内外へ向けた公募を行い、積
Scientists at early to middle stages of their careers will be considered. The most important evaluation criteria in this recruitment are the novelty and creativity of the research plan; those seeking to undertake new research challenges are welcomed, irrespective of their scientific background or stage of career development.
【Application and required documents】
[Application Documents]
1) Curriculum vitae, including a brief summary of research experience
2) Proposal for a five-year research project
3) Name and contact information of three references
Please write all documents in English.
[Deadline]
Review of applications will begin December 1, 2012 and continue on a rolling basis until the positions are filled.
Handling of Personal Data: All private data sent to RIKEN in application for employment is handled in strict confidentiality, and such data is not utilized for any other purpose or disclosed to any third party.
【Selection process】
Screening of application documents, presentation seminar; interviews, etc
http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1396778578/111
111 :名無しゲノムのクローンさん:2014/04/20(日) 03:36:53.36
ソース要
2002年04月 早稲田大学理工学部応用化学科入学、AO入試
http://www.waseda-oukakai.gr.jp/gakusei/shougakukin/2007message.html
2007年 再生医療に転向、女子医大の研修生で大和・岡野指導
2008年04月 学振研究員DC1獲得。3年間「月20万円奨励金+年60万円研究費」
https://kaken.nii.ac.jp/d/p/08J05089.ja.html
2011年03月 ハーバードメディカルスクールVacanti lab研究員
http://connects.catalyst.harvard.edu/Profiles/display/Person/65733/Network/ResearchAreas
2011年03月 小島からの連絡でハーバードと共同研究で理研CDB入り。若山ラボ「ゲノム・リプログラミング研究」所属
http://www.ipscell.com/2014/02/interview-with-dr-teru-wakayama-on-stap-stem-cells/
2005年(東京湾の微生物等を研究 ) のソースだけ見つけられなかった。
笹井副センター長
STAP細胞・私の見方:まだ20点、本質的な研究を 笹井芳樹、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター副センター長
小保方さんの採用を審査する人事委員会は12年冬。プレゼン(研究計画の発表)から気合や真剣さが伝わり、質疑応答でも議論が深まっていく印象があった。この人なら積み上げ型の研究をきちっとやっていける、挑戦させたいと感じた。
http://science.slashdot.jp/story/14/04/16/0742236/STAP細胞問題、笹井CDB副センター長が会見
Q. どれだけの分量の書き直しをさせた?
A. natureから返されて半年ぐらいした後で、小保方氏が直したものを見て指導した。論旨がジャンプしている箇所があったので、どういうロジックで書くべきか彼女と議論しながら指導した。
Q. 小保方さんの資質
A. ゆたかな発想力がある。そして実験を進める集中力がある。ただ、同時にトレーニングが足りなかったものがある。未熟という言葉はあまり使いたくはないが、科学者として早くに身につけるべきものが足りなかった。両極端の能力があった。シニアとして自戒するのは、彼女が強いところを出すのは伸ばせたと思うが、弱いところを強化してあげることができなかった。背伸びだけでなく足下をしっかりとさせることができなかったのは自分として足りなかった。
Q. 笹井先生が囲い込んだという話があるが?
A. 所内での発表が2月だったが、ちょうどその時に不正の話になった。それまで彼女が所内で話す機会はなかった。笹井研ではプレゼン機会はあって、議論はしている。バカルディ先生の同意なしで情報を広めることが難しいことがあった。私達の判断で自由に情報を発信することは難しい状況。
Q. 人事について
竹市センター長
Q 小保方さんは未熟と言うが、そういう人がなぜユニットリーダーになったのか。
竹市 私たちの研究室のヘッドとなる人は公募だ。書類審査と、どんな研究をし、今後何をしようとしているかのプレゼンで決める。STAPにインパクトを感じて採用したが、過去の調査が不十分だったことを非常に強く反省している。
----
なるべく元ソースにリンクを貼っている。 ソースの引用はこっちの記事に移動しました。
まとめは記事の最後。
以下本文。
ネット上では笹井氏が小保方氏をコネ採用したといわれているがこれは時系列的におかしい
【笹井氏の会見詳報(2)】「ほとんど若山氏の…小保方氏をリーダー抜擢した理由は…京大に詫び、仲直り」(2/4ページ) - MSN産経west
【笹井氏の会見詳報(2)】「ほとんど若山氏の…小保方氏をリーダー抜擢した理由は…京大に詫び、仲直り」(4/4ページ) - MSN産経west
小保方さんは 2011年03月 - 2013年3月まで 若山研(当時理研) の客員研究員である。
つまりユニットリーダー採用までの小保方さんの所属は理研ではない。
知らない人用に説明しておくと客員研究員とは共同研究のための仮の身分のことだ。
実質的にはIDカード(鍵のこと。身分証ではない)を作ったり、机を貸したりするためにある。
無所属では理研の客員研究員にはなれないので素直に考えるとハーバード大 バカンティ研所属だろう。
若山研の客員になるまでの経緯は以下のようだ
小保方さんのポジション(センター長戦略プログラム) の公募情報 を見るに3人分の人物評価書が必要である。
小保方さんの経歴からいうと (早稲田) 常田氏、(女子医大) 大和・岡野氏、(理研)若山氏 の中から残り2人か。
コネ採用がなかったという証拠はない。が、あったという証拠もない。
これは疑う側が根拠を示さねばならないだろう。
いったん小保方さんの採用の件を離れ、一般的な理研の採用基準について書く。
ただし、僕の私見なので注意していただきたい。
とりあえず、やまもといちろう氏の記事に少々ツッコミをいれさせてもらう
理研の人事を批判するなら、同じ口でシンガポールを目指せとか絶対に言うなよ: やまもといちろうBLOG(ブログ)
私自身はあんまり理研には詳しくないけど、周囲には現役もOBもいるのでニュアンス的にはコネ採用のクズが大量にいるんだろうという雰囲気は伝わってきます。
コネ採用のクズとは具体的に誰のことを言っているのかわからないが、
もしもPI、主任研究員クラスのことを指しているのなら言った人は相当な自信家だろう。
もしもセンター長、副センター長クラスを指して言っているならそれは単なる無知だ。
(副)センター長はノーベル賞クラス(比喩ではない)、少なくとも日本を代表する研究者である。
少なくとも僕の知るかぎりはそうだ。
最近はてなブックマークで理研の総合脳科学研究センターのPIの話が話題になっていた。
書き手は理研所属ではなさそうなのと、理研BSIは理研内でも特に厳しいと噂されている場所なので
その辺は差し引いて読んで欲しいが、こちらのほうが僕の知っている理研に近い。
理研はかなり徹底した成果主義、というか業績至上主義という印象を僕は持っている。コネ採用とは正反対だ。
(理研の名誉のため言っておくが、若手支援も力を入れている。基礎科学特別研究員とか、後述の小保方さんのポストとか。キャリアパス支援室とかもあったね)
誰かが「理研は読売ジャイアンツ」と呼んでいたのが一番しっくりくると思う。
他のPI、主任研究員と比べて小保方さんは異例の若さかつ業績も少ない。
(さらに実際、PIとして実力不足だったことがSTAP騒ぎで露呈した)
おそらくこの辺りがコネ採用と疑われた原因ではないだろうか。
小保方さんの採用された「センター長戦略プログラム」とは
業績に関わらず研究計画の斬新性・独創性を評価し、若手・女性を積極的に採用しているポジションのことである。
若手PIの積極採用
次世代の指導的研究者の育成に貢献するため、チームリーダー等の採用においては、広く国内外へ向けた公募を行い、積
業績リスト、5年分の研究計画書を提出。主要な業績と研究計画についてプレゼンで採用を審査する。
(知らない人は研究者の採用 (追記:小保方さんのポジション 公募情報)をどうぞ。)
理研の場合は各研究室のボスと外部から呼んできた教授たちが審査するかと思う。
ところで僕にとっては「理研でコネ採用」は「学振でコネ採用」くらい信じられない。信じられないというよりも想像付かない。
だって宇宙の人の審査に素粒子や原子核やら加速器やらの人達が加わるようなかんじですよ。
例えるなら長嶋茂雄と朝青龍とイチローが並んでいる前で「僕はピンポンについて才能ある選手です」というプレゼンを行うようなものです。ミスターに「それでキャッチャーはどこかね?」とか言われて頭を抱えながら質疑応答するわけです。
仮に僕が優秀な野球選手でミスターに気に入られ猛烈プッシュされたとしましょう。それでも朝青龍やイチローにとっては知ったこっちゃないわけで、僕はプレゼン(+業績リスト)で彼らを納得させなければならない。
(これが「コネ採用」も「学会の陰謀で云々」も胡散臭くかんじる理由。)
理研にかぎらず学振にしろ科研費にしろ「公平性を重視する審査」はだいたいこんなかんじで
「ある分野では大御所だけど僕の分野には詳しくない」人達が判定するわけです。
ピンポンの選手をピンポン選手達に評価させたらそれこそコネ採用とか、ライバル蹴落とすとかあるかもしれないでしょ?
だからこうなっている。
こんなわけで「公平性にきわめて配慮して」作られたのが現在のシステムなわけだけども
その反面、「 研究能力よりも、作文能力とプレゼン能力の高いやつばかり評価される」という批判は以前からあった。
(プレゼン能力も研究能力のうちだろ甘えんなよ!という意見もあるし、まぁ、研究能力のある人はだいたいプレゼン能力もあったりするので一概に批判もできないけど)
もしかしたら小保方さんのケースは驚異的なプレゼン能力で「若手育成枠」を次々と突破してきた人なのかもしれない。
この経歴すごいよね。STAPの件がなければ「さすが小保方さん」などと言っていたと思う。
しかも「STAP細胞」なんて一般人も大騒ぎしたほど「わかりやすくて」「斬新」かつ「独創的」だ。
ネット上では早稲田が叩かれているが小保方さんの実際の経歴はかなり複雑だ。
早稲田の一研究室だけならともかく、早稲田も女子医大もハーバードも腐っていたというのはなんだか変だ。
例えば、分野転向を繰り返すうちに基礎的な教育が抜け落ちてしまった可能性はあるだろうか?
早稲田を叩いておしまいにせずに冷静に見直してみるべきではないだろうか。
http://anond.hatelabo.jp/20140519175730
まず俺だったら送れたか?
送れたと思う。
支給されたPCを使うなら、分解して変な機器がないか確認してから、USBブートなどのOSを利用してtor経由でメールを送信する。
支給されたPCのNICにロギング機能が追加されてたりUSBメモリの入手に問題があったりすると、少し難易度は上がるが
ジャンク屋に行って機器を買うなり万引きするか、適当な鞄を置き引きすれば、必要な機器の入手は不可能ではない。
メールの内容はメモがないと書けないが、メモはクラウド上のストレージにでも暗号化して置いておけば良いので問題ない。
片山被告が2012年の7月や8月にあれが出来なかった理由は無いし。
送信日時にアリバイが欲しければ、自動送信プログラムを使えば良いだけだ。
結局シャバに出てしまえば、多少監視されてても、いくらでも工夫のしようはあるので、あのメールが真犯人からのものであったとしても、
こういうネットの内輪ノリのネタを消費する際の鉄板ルールは「金を稼がない」ことです。
淫夢系のネタを使った同人活動はグレーゾーンですが、企業として大々的に商売するとか論外です。
運営のみならず、雇われた絵師の方々にも責任があります。仕事内容を「あっ これあかんやつや」と察することのできるセンスと嗅覚は仕事をする上ですごく大事です。長期に渡る社会的信用を失い、今後健全な会社さんから仕事をもらえなくなる可能性があります。また、これから先のイラストレーターとしてのキャリアにもペケがつきます。恨むなら自分の不見識と非常識を恨みましょう。
ちなみに僕は騒動を面白がって遠巻きにヲチってるだけの就活生です。ゲラゲラ。
それでは。
http://anond.hatelabo.jp/20140509110752
研究所には採用担当者なんていないんだよ。研究者が審査している。
小保方さんの場合は理研CDBのちょっと特殊なポジションのようなので俺は良くわからない
なのでなるべく一般的な話をしてみる。
(小保方さんのやつは「実績のない若手にチャンスを与える云々で5年任期」との事なので、理研の 基礎科学特別研究員 あたりを思い浮かべながら書いてるよ)
(追記:小保方さんのポジションの公募情報 だいたい同じようだ)
理研の場合は外部から人を呼んで審査に加わってもらったりすることもある。
どんな研究者も自分の分野だとプロなんだけど、ちょっと専門を離れると素人になる。なのでいってしまうと素人達が審査をしている。
これは「研究能力よりもプレゼン能力・文章作成能力で決まってしまう」と批判されることもある。(一方で、プレゼン能力も研究能力の一つと考えている人もいる)
審査員を申請者の同業者で固めてしまうといろいろ悪いことがおきるかもしれない。
ライバルに嫌がらせするとか、仲のいいやつをひいきするとかね。
だからちょっと専門外の人達が審査に加わる。これは科研費でも学振でも一緒。
それに申請者ひとりひとりに合わせて専門家集団を呼んでくるのはちょっと現実的ではないよ。
とはいえ「プレゼンだけが上手くて研究能力がない人」が入ってくると困る。
これを防ぐのが人物評価書。のはず。
申請者をよく知る人、例えば指導教官なんかが申請者の研究能力その他を評価する。A4一枚くらい。
「怪しいやつ」をはじける一方でトラブルの原因になることもある。評価に個人の主観が入るからね。
小保方さんの経歴を見るにプレゼン能力のある人なのかもしれない。
「若手のための〜」なので業績は少なくていいだろう。
本来、人物評価書で弾かれるはずだったがそうならなかった。
(たとえ素晴らしい研究計画で採用されたとしても「いろいろやらかすから教育しなおせ」と書いてあったら結果は変わってたかもしれない)
小保方さんの経歴 [ バカンティ研2年 → 早稲田でD取得 → 若山研で客員(無給)2年 ] を見ると、評価書を書くとしたらバカンティさんかな?(若山さんかもしれないけど)
バカンティさんは専門家の人達の間で評判がよろしくないようだし、報道を見る限り小保方さんを高く評価しているみたいだね。
(評価書を書く人自体が信用出来ないならチェック機能にならないよね。)
ちなみに評価書をデタラメ書いてしまった場合は「評価書の信頼を失う」という形で同業者からのペナルティを受ける。
(仮に小保方さんの評価書を書いたのがバカンティさんだとすると)バカンティ研の学生が研究者になりにくくなる。
2ch 見ててみつけた
https://web.archive.org/web/20130310010525/http://www.cdb.riken.jp/en/06_jobs/0601_search01.html
[Application Documents]
1) Curriculum vitae, including a brief summary of research experience
2) Proposal for a five-year research project
3) Name and contact information of three references
Please write all documents in English.
[Deadline]
Review of applications will begin December 1, 2012 and continue on a rolling basis until the positions are filled.
>December 1, 2012
1) 研究業績リスト 2) 研究計画書5年分 3) 申請者を評価できる3人の連絡先
【Selection process】
Screening of application documents, presentation seminar; interviews, etc
毎日新聞 http://mainichi.jp/feature/news/20140314mog00m040006000c6.html
Q 小保方さんは未熟と言うが、そういう人がなぜユニットリーダーになったのか。
竹市 私たちの研究室のヘッドとなる人は公募だ。書類審査と、どんな研究をし、今後何をしようとしているかのプレゼンで決める。STAPにインパクトを感じて採用したが、過去の調査が不十分だったことを非常に強く反省している。
採用前に理研CDBで客員研究員2年やってるから通常の公募とかなり違うんじゃないかな。博士学生から直接助教にあげるときのような、ズブズブ感満載で面接したんじゃないだろうか。
僕の分野(理系基礎分野)だと助教も公募で決めるのですが・・・
それにポスドクを経ないで学生がいきなり助教になったりはできないです。業績足りないし。(いるといえばいるけど、伝説化しているような天才)
おっしゃっていることが本当なら相当ひどいですね。ちなみにどちらの分野ですか?
自分の中でデレマス(アイドルマスターシンデレラガールズ)を始めてもうすぐ2年になるので、気持ちを吐き出して整理しておく。
アイドルマスターのソーシャルゲームが、mobage、GREEからそれぞれ出ていることは既に有名だと思う。
mobageから出ているのが「アイドルマスターシンデレラガールズ」、GREEが「アイドルマスターミリオンライブ」。
両タイトルともかわいい女の子がいっぱいで、私を含めた多くの人間がプレイしている。
ゲームの内容自体は、まあ普通のソーシャルゲームで、カネをかければ強くなる。カネをかければ新しいイラストが手に入る。それだけである。
それだけだと理解した上で、私は両タイトルをプレイしている。が、プレイのウェイトは大きく異なっている。
ミリオンライブはいわゆる無課金。担当アイドルはいるが、上位に来たって走らないし、ガシャに来たって回さない。
歯がゆく思うこともあったが、課金したいとは思わなかった。あ、LTPは買ったよ。
シンデレラガールズは(おそらく)微課金。一般人には引かれると思うが、まだ200kに達していないから上位陣から見れば微々たる額だと思う。
とは言え、私はデレマスに10万以上の価値を見出してしまっている(自分の中で結構な額を費やしている自覚はあります。歯止めがきいていないわけではない)。
同じアイマスで、同じソシャゲで、なんでこうも課金に対する意識が違うのか。私は、「シンデレラがミリオンに比べ未完成だから」だと思っている。
簡単に自分の変遷を辿ってみる。
私がデレマスを始めたのが2012年5月。CD第1弾が発売され、第2弾のメンバーを発表している最中だったと思う。
始めた理由は単純。「大坪由佳が三村かな子の声優をしているから」。
ソーシャルゲームに声がつく、というだけで当時の自分には眉唾ものだったが、ゆかちんのファンだった自分にとって始める理由には十分だった。
かな子に会うためだけの目的でデレマスを始めた私。当初の目標は「(当時スタ150だった)[ふわふわスマイル]三村かな子をお迎えする」でした。
始めた直後にあったイベントはブライダルマラソン。後に血のブライダルと呼ばれたイベントですが当時の私はんなこと知りません。
このイベントで私は運命の出会いをした。現在の嫁である横山千佳だ。
イベントは先の通常お仕事で手に入るNを手に入れることが出来るので、当時秋葉原までしか進めていなかった私も追加組である千佳に出会うことができた。
純粋で無垢で、ひたむきに魔法少女を目指す彼女に、私は一目惚れした。ロリコンではないよ。魔法少女好きだけど。
マーメイドが出たときはすぐにお迎えした。ラブリー魔女っ娘は、2013年の新春復刻のときになんとかお迎えした。その頃はまだほぼ無課金と言って良いだったと思う。
おひな様としてイベント上位になったときは、資産不足(ゲーム内もリアルも)の自分に涙した。半年くらいかけてなんとかトレードでお迎えした。
マーチングは特に苦もなくお迎え出来た。その頃にはもう微課金と呼べる領域に足を踏み込んでいたはず。
……とまあ千佳とともに課金Pとして少しずつ歩みを進めていった。社会人として後退しているとかそういうのはおいておいて。
当然だが、デレマスはソーシャルゲームだから課金すれば強くなる。ガチャであんたんの夢を見るのもありだが、私は確実にドリンクを買うことが多かった。もちろん多少は回すが。
その中で、シンデレラガールズはどんどん大きなコンテンツになっていった。私が始めた頃は5枚しか無かったCDが、今は30枚以上ある。アンソロジーのコミックスもたくさん出た。
一枚絵だったコンテンツは、既に携帯電話の枠からはみ出るまでに成長した。
私を含む、たくさんのPの課金によってコンテンツを育てている実感が出てきた。
流通しているゲームである以上、そこに必ず利益が出る。利益を求めないゲームは存在できない。
かつて無課金者でも課金者と同等に楽しめるように作られた夕バルというコンテンツが、課金不足からか終焉していく様を多くのモバPが見たことであろう。
課金している者がいるから、ゲームとして存続できる。その利益が増大すれば、それを運営は私たちに還元してくれる。
絵に金を払い続ければ、その絵に声が付き、声優によるライブまで行うことが出来る。
私はLV組だったが、自分の(他の人に比べれば微々たる額だが)課金がライブに昇華された現場に立てたことに感動した。
その時私は確信した。
私がシンデレラガールズに課金し続ける理由は、シンデレラガールズを、そのサービスを存続させるためだ、と。
ミリオンライブはシンデレラガールズに比べて完成している。それはサービス稼働時からそうだった。
「50人全員に担当声優付き」の状態でサービスが始まり、2014年の現在でもまだ30人しか声のついていないシンデレラガールズとはその地盤の固さは雲泥の差だ。
既に各アイドルも人気が出て、仮にGREEのサービスが終了してもLTPや単独ライブなど、ミリオンスターズの露出は可能だろう。
一方シンデレラガールズは未完成だ。アニメ化こそ決定しているが、全体の1/6程度しか声がついていない。
今ここでサービスが終了したら、CDデビューを果たした30人はともかく、他のアイドルは無かったものとして処理されるだろう。
「シンデレラガールズは30人」だったものとして本家アイマスとコラボなどを行い、それ以外はデータの海の中で忘れられるのだろう。
私個人として、その結末は避けたい。私は、千佳が舞浜の舞台に立つ日を見たい。動く千佳が見たい。
そのために何が出来るかを考えると、それはおそらく課金しか無いのだと思う。
それはゲーム内でも良いし、CDなどのアイテムでも良い。何かしらアクションを起こして、運営にサービスを続けさせなければならない。
そして、千佳にCDデビューの順番が回ってくる日を待つしかない。
はっきり言って、千佳の人気は決して高くない。過去3回行われた総選挙では全て圏外。道は果てしなく遠いだろう。
月給447万ウォン
http://media.daum.net/society/newsview?newsid=20140508101308248
>>今年公務員全体の平均月収が447万ウォンを超えることが分かった。
>>政権は今年、公務員全体の基準所得月額の平均額を447万円で官報に最近告示したと8日明らかにした。
>>基準所得月額とは、公務員年金の保険料と受取額を計算するための基準となる金額をいう。
>>平均基準所得月額は、2011年395万ウォンから2012年に415万ウォン、昨年435万ウォンに上昇したのに続いて、今年450万ウォンに迫った。
>>基準所得月額が見れば、公務員の平均年収は5千394万ウォン水準だ。
>>基準所得月額は、様々な加盟店で現金のように決済が可能な福祉のポイントなどは抜けた金額で、実際の公務員の平均月収は、これよりも多い。
>>昨年基準で基準所得月額の分布は、 '500万ウォン以上」が26.8 %で最も多く、 '400万ウォン以上500万ウォン未満」 26.2 %、 '300万ウォン以上400万ウォン未満」 24.6 %、 '200万ウォン以上300万ウォン未満' 17.9 %、 100万ウォン以上200万ウォン未満」 3.4 %などとなった。
過去5年の年末時点と今年に入ってからの就業者、完全失業者、失業率
リーマン・ショックによる景気の大幅な落ち込みにより、失業者が増加して失業率は上昇。
その後、自律反発程度しか雇用環境が回復しなかったことや震災もあり、長期失業者が就職活動自体を諦めてしまって労働市場から退出し、就業者が増えないなかで失業率は低下。失業者が減ったといっても、仕事が見つかったのではなく探すのを諦めて労働力人口にさえカウントされなくなったことによる。
2012年末になって急激に景況感が改善し、失業者が職を見つけて就業者が増える中で失業率は低下を続けた。ただ、景況感の改善を受けて就職活動を諦めていた人が労働市場に帰ってきはじめているため、就業者の増加と比べると失業率の低下は相対的に緩やか。
緊デジ、私的な総括
http://www.pot.co.jp/default/20140501_150904493933661.html
大変興味深く読んだ。うちのことを書いているのかと思ったw
緊デジの話があったのはいつのころだったか。うちのような弱小制作会社にとってはとにかく大きな話だった。
そもそもなぜうちに問い合わせがあったのか今となってはそれもわからないが、改めて振り返る機会もなかったから、便乗して総括してみようと思う。
うちにとっての緊デジの結論は
・危うく倒産するところだった。というか話をそのまま鵜呑みにして"法律をしっかり守っていたら"多分倒産しただろう。さらに言えば、それが遠因となって倒産した福島の会社は現にある。
・ようするに、こりごりだ。二度とやりたいとは思わない。
連絡をもらったのは確か2012年の年明けだ。
うちにはそんなノウハウは全くなかったしやったこともなかったが、DTPだのWebだのができる会社だったら大丈夫とのことだった。
東北の雇用を増やすという主旨を聞いてあぁなるほどなと思ったけれど、既に復興バブルが始まっていた当地においては申し訳ない気持ちがあったと同時に、「ま、お役所が考えることっぽいわな」と思ったものだった。
「覚えれば誰でもできる作業」ということだったから、そんなもので一時的に雇用を作ったところでしょうがないじゃないか、と経営者ながら思ったものだ。
そういうことじゃないんだよ、復興っていうのは、とね。
話を聞けば聞くほど、「それ、うちで大丈夫かいな」と思うようになったのを覚えている。年商1億にも満たない我が社に割り当てられる冊数は相当なもので、緊デジだけで1億数千万以上の売上となる計算だった。
フレコミは「これを機に電子書籍の制作体制を作れれば仕事が増えるしうちからも出しますよ」ということだったのだが、電子書籍の未来が我々制作会社にとって大きな市場となるのかどうかなどまだわからなかったし、わからないもノウハウやスキルに時間と機会を投資するのは流れの速い昨今にあって経営上致命傷となりかねない。
とはいえ、確実な売上が見込める特需が舞い込むということで、鼻息荒く「その売上増を何に投資するか」と巡らせたものだ。
これを機にMacを新調しようだとか、これを機に大手出版社さんとの取引を拡大させようだとか、この利益で人材を採用・育てようだとか。
さて、冷静にコストを計算してみる。InDesignは1本10万円としよう。パソコンもどう考えても足りん。
もちろんスペースも足りないから作業場所を確保しなければならない。採用コストと教育コストも馬鹿にならんだろう。
そして何よりも、その間受注を一部停止するわけだが、そんなリスキーな事はできるのか。
一体何人いればその売上を作れるのか。10人そこそこの我が社なのに、どう考えても数十人必要だ。
というか復興バブルが始まっていた当地において「最長でも1年ですよ」「別にスキルが付くわけじゃないですよ」などという仕事で人が集まるのだろうか。
最終的には下記のようになった。
Indesign・・・とりあえず15本(ほんとは60本必要だった。が、後述するがその投資は不可能だったため1ヶ月の期限付きの試用版で多くは乗り切った)
事務所・・・オペレーション上、本社と離れた場所ではいけないから、たまたま空いていた同じビルの上階を借りた。短期で、という無茶な条件だったため、割増で掛かった。
都合数百万か。
しかし、何より痛かった費用は、借り入れの金利と「支出を伴わないが確かに掛かる見えないコスト」だった。
結局、述べ500人程度の応募があり、1通1通履歴書に目を通す。
面接は集団で行ったが、それでもやはり1回2時間程度は掛かる(PCスキルの把握が必要だったため、テストも行ったから)。
これを何十回とこなす。人によって条件(働ける時間や曜日)は違うし、できるだけ丁寧な説明を心掛けた。
そして教育だ。採用したとしても、最初から生産=売上を上げられるスキルなわけではない。
人によっては80時間程度の研修が必要となった。この間は、いわば持ち出しだ。
管理コストも馬鹿にならない。毎日毎日、名前も覚えていない人達の作業を記録し、適材適所で配していく。どうしてもタグがわからない人がいる。
どうしても長時間画面を見続けることができない人もいる。
そういう一人一人のメンテナンスとケアをし、設備が最大限使われるようシフトを調整していくこれらの時間は、予定時間に含まれているわけではなかったから辛かった。
そして最大のコストとリスクは、これらを管理するために人を配する事で起きる本業の受注減だ。
緊デジの話をもらったときは、もうすぐにでも始まりますよ、といった物言いだった。実際、研修に来いとのことで6~7人を東京に派遣したりした。2泊。
これだけで30万のコストだ。
それが何回もあった。
仕様が変わりましただの、こないだのだけじゃわからなかったでしょだの。1億のため、と先行投資も飲んだ。
いずれにせよ、すぐに始まるというし急いで体制を整えるわけだ。
何事も急げばコストは上がる。
受注しそうだった本業の大型案件は断って緊デジを待つしかない。
が、発注は来ないのだ。待てど暮らせど来ないのだ。
「今月末には始まる」という台詞は春から秋まで毎月聞いたものだった。
そのくせ「貴社はしっかりと体制を整えているようだし、紹介したい発注元がある」などと予定冊数をどんどん増やす。来ないんだけどね。
つか、雇ってんだけども。どうすんのよ!つか、借りてんだけども。どうすんのよ!
制作会社である我々は、制作をしていない時間というのはただのコスト消費になる。
「すいませんまだ上の方で揉めてるみたいで発注できないんです」と言うのは簡単かもしれないが、止めていた受注が来月発生するわけではないし、1時間当たりにこなせる仕事量は決まっているから、来月挽回できるわけでもないのだ。
これは今でも悪夢になってうなされるほど、本当にきつかった。
そして極めつけ「何が復興支援じゃ!」と思ったのは、支払いサイトだ。
今時、手形だ。
納品の定義もどうかしてる。うちは作る。納品する。
でも、相手(出版社)がウンと言わないと納品にならないという。
まぁ、そうかもしれない。それが普通だろうとも思う。
が、弱小制作会社にそんな資金繰りを強いるのはどの辺が復興支援なんだ?と思った。
とっくに納品した電子書籍が、何ヶ月も先方の確認待ちになり、3ヶ月後にようやく納品と思ったら、その月の月末に手形が振り出され、換金は120日後とな。
要するに、最大で数十人分の人件費×9ヶ月程度のお金が先に必要ということだ。
しゃーないから借りたさ。1億な。
月商300万足らずの我が社でよく借りられたもんだ。個人保障付けさせれらたけどな。
いずれにせよ、この金利だけでも相当堪えたよ。
「受注で」1千万強だ。粗利じゃないぜ?この受注額から人件費だの設備だの揃えるんだ。
結局、私を人間不信にさせるほど困憊させたのは発注元の会社と経産省だ。
毎日毎日「まだ仕事始まらないんですか?」と雇った人達を不安にさせながら。
そのたびに答える「実はこの案件は緊デジといって、経済産業省の助成事業なんです。だから何も心配要りませんよ」とな。
だが、それは間違いだったんだ。発注元(東京の超大手企業)が、なんと東北の地の
俺は目を疑ったね。復興支援だからとか東北に本社が必要だとか言ってたけど、おまえら自分でやってんじゃん、と。
おい、それは本来私たちに出すと約束した仕事だったのではないか?
設備を整え、ありもしない仕事のために事務所を借り、結んだはずの労働契約も反故にした私たちはどうなるだよ、と。
つか、雇用契約については結果的に嘘ついたことになったんだぜ?
ま、大手なんてこんなもんだろうと思ってたけど、現実はやっぱり厳しいね。
で、経産省に問い合わせてみたさ。匿名で。責任者とやらに窮状を訴えてみたら「本当にごめんなさい、指示はしてるんですが」やら「ひどい話ですね、指導しておきます」やら、色々言ってはいたが、何も改善しなかった。
「仕事をするもしないも、貴社次第です。そんなに発注元が酷いというなら、緊デジをやらないという選択肢もあるのではないですか?」だとさ。
役人さんよ。民間はそういう力学じゃねーんだよ。やると約束したんだよ。
だからやるんだよ。
例え今上手くいっていなくても、そう簡単に発注元に不義理はできないんだよ。
それはお互い様なのよ。
それに、緊デジ以外でも続くかもしれない関係でしょうよ。
人も雇ってんだよ。
仕事がどうしても作れなくて1度も出勤していない人も大勢いた。
その人達は、うちがキープしてなかったらきっとほかの仕事に就いていたろう。
そのお金で、何かを買っていたかもしれないし、遊びに行っていたかも知れない。
それに、やめろったって、もう金は借りたし設備も買ったよ。
使わねーよこんなに。
そもそも社員分以上あんだしさ。今更やめられないよ。
社員に対してもそうだ。
デザインを覚えたての新入社員も含め「この仕事自体は何のスキルにもならないし経験にもならないかもしれない。でも我が社にとっては非常に大きな機会であり、ここで得た有形無形の利益できっとみんなにも色々還元できる」って言ったさ。
デザインがやりたくて入った社員には、さぞかし苦痛だったろう。
誰でもできる仕事をPC作業という一括りにされて。デザイナーってのは仕事じゃないからさ。生き方だからさ。
本当に申し訳ない気持ちで一杯だ。
こんな仕事がしたかったんじゃないんですと涙を流しながら辞めた社員もいる。
いずれにせよ、これら全ては経営者である私が見極めることができなかったことに起因する。
本当に申しわけないことをしたと今でも思う。
設定された目標冊数=予算をこなすためだけに揃えられた日の目を見ないであろう本を復興の名の下に電子化する作業は本当に辛かった。
電子ブック屋でいくら探しても、私たちが作った電子書籍が出てこないのも辛い。
本を愛していたからこそ、「津波で流されてしまった本があります。二度とこうならないように」という理念に賛同して最大限リスクを取ろうと思ったが、そんな理念はついぞ体感することはできなかった。
補助金が出るから、という理由で出版社の電子化実験にさせられた本たちもまた、かわいそうだなと思ったものだ。
そして福島では、緊デジに乗って人を増やしすぎた会社が先日潰れた。
それまで3~4名だった会社が、緊デジを機に4~50人になったのだ。
そら、潰れるよ。
というわけで、時間だ。
http://anond.hatelabo.jp/20140421200127
ホットリンク社って、「未来検索ブラジル」だったか「パケットモンスター」と契約して2chのログを色々な顧客に売っていて、
しかも「独占許諾契約」だか「正規に著作権処理されたデータ」だとかを謳っていたはずなんだけど、
この時点から、ホットリンク社って正規の権利者から取得した正規のものでないデータを「独占許諾契約した」と偽って顧客に売っていた
ことになるのじゃないだろうか。平たく言えば「盗品を売りさばいていた」に等しいことになるんじゃないのかな。
2012年からは、パケットモンスターやひろゆきには権利がなくなってるんだから、
SFをもっと楽しむための科学ノンフィクションはこれだ! http://d.hatena.ne.jp/huyukiitoichi/20140417/1397744529 を受けて10冊選んでみました。
「『現実とはなにか』という認識が変わっていく」ような本はありません。
ヨーロッパにおける完全言語を求める歴史を扱った『完全言語の探求』と多くのプログラミング言語設計者へのインタビューをまとめた『言語設計者たちが考えること』は、あまり読者が重なっていない気がしますが、円城塔をきっかけにして両方読んでみるのもいいのではないでしょうか。
「つぎの著者につづく」(『オブ・ザ・ベースボール』収録)の冒頭で語られるエピソードが『完全言語の探求』から引いたものであることは単行本収録時に追加された注で明示されていますし、「道化師の蝶」に出てくる無活用ラテン語についても『探求』で触れられています。
一方『言語設計者たちが考えること』については、読書メーターで「小説を書く人も読むと良い」(2010年12月10日)とコメントしていて、『本の雑誌』の連載でも取り上げています(2011年11月「言葉を作る人たち」)。また『本の雑誌』の連載では『言語設計者たち』以外にも時々プログラミング言語や言語処理についての本が取り上げられています。
最近連載のはじまった「プロローグ」(『文學界』掲載)も今のところ、より望ましい文字の扱いや処理についての話をしているので、いささか強引な解釈ですが『完全言語の探求』『言語設計者たちが考えること』と繋がっている小説です。
ロシア語作家として出発しアメリカ亡命後に英語作家に転身したナボコフは、自分自身の書いた文章を別の言語に翻訳する「自己翻訳」を相当数おこなっていますが、それを主題とした評論書です。
円城塔本人も語っていますが、「道化師の蝶」ではナボコフがモチーフとして使われています。友幸友幸が「希代の多言語作家」であることもナボコフへの参照のひとつでしょう(若島正は『乱視読者の新冒険』のなかでナボコフを「稀代の多言語作家」と形容しています)。その希代の多言語作家の「わたし」とそれを翻訳する「わたし」が重なるようで重ならない「道化師の蝶」の筋立てにも、同じ作品について作者と翻訳者の両方の役割を演じたナボコフの影が見出せます。また「道化師の蝶」の姉妹編といえる「松ノ枝の記」での、相互翻訳・相互創作する2人の作家という設定も「自己翻訳」の変奏と見ることができるでしょう。こうした創作と翻訳の交錯する2編を再読する上でも、この評論書が良い補助線になるのでは。
読書メーターのコメントは「素晴らしい」(2011年4月28日)。
最初期に書かれた『Self-Reference ENGINE』や「オブ・ザ・ベースボール」「パリンプセストあるいは重ね書きされた八つの物語」(『虚構機関』収録)などに顕著ですが、円城塔の小説には、掌編の積み重ね(積み重ならず?)によって全体の物語が作られるという構造がよく現れます。これは辞典を順番に読んでいく感覚とちょっと似ているかもしれません。『数学入門辞典』を読んでいると、たとえあまり数学に詳しくなくても、円城塔の小説に対してしばしば言われる「よく分からないけど面白い」という感覚を味わえると思います。ただし、円城塔の小説に出てくる数学用語がこの辞書に出てくるなどと期待してはいけません。
「一家に一冊」だそうです。 https://twitter.com/rikoushonotana/status/402707462370758656/photo/1
円城塔の小説には数学者やそれに準ずる人が多く登場しますが、『史談』は数学者を語った本として真っ先に名前のあがる定番の名著です。著者は類体論を確立したことあるいは解析概論の著者として知られる高木貞治。かの谷山豊はこの本を読んで数学者を志したそうです。
数学部分については河田敬義『ガウスの楕円関数論 高木貞治先生著"近世数学史談"より』という講義録があるくらいには難しいので適当に飛ばしましょう。
『考える人』2009年夏号 特集「日本の科学者100人100冊」で円城塔が選んでいたのが高木貞治とこの本でした。
ムーンシャイン現象は、『超弦領域』収録の「ムーンシャイン」の題材で、他に「ガーベジコレクション」(『後藤さんのこと』収録)にも単語だけですがモンスター群とコンウェイが出てきます(コンウェイは「烏有此譚」の注にも言及あり)。作品内に数学的ホラ話といった雰囲気がしばしばあらわれる円城塔にとって「怪物的戯言(モンスタラス・ムーンシャイン)」はいかにもな題材かもしれません。
ムーンシャインを扱った一般向けの本というとたぶん最初に『シンメトリーとモンスター』が挙がるのですが翻訳が読みにくいし『シンメトリーの地図帳』にはあまり説明がなかった気がするので、この『群論』を挙げます。
数学の専門書ですが、第4章「有限単純群の分類/Monsterとmoonshine」は読み物風の書き方になっています。ただし詳しい説明なしでどんどん話が進んでいくところも多く、きちんと理解するのは無理です(無理でした)。
第4章を書いている原田耕一郎はモンスター群の誕生にも関わりが深い人で、多くの文章でモンスターとムーンシャインについて触れているので、雑誌などを探せば難度的にもっと易しい文章が見つかるかもしれません。
円城塔の小説には「オブ・ザ・ベースボール」のように確率についての言及もよく見られます。『数学セミナー』『数学のたのしみ』『科学』等で高橋陽一郎が書いた確率論についての諸入門解説記事、は探すのが面倒だと思われるので、もっと入手しやすいこの本を。
確率微分方程式で有名な伊藤清のエッセイ集です。「確率」より「数学者」の項に置くのがふさわしい本ですが確率の本として挙げます。
読書メーターのコメントは「素晴らしい」(2010年10月24日)。
やはり専門が力学系ということもあり、力学系関連もしばしば登場します。
本のタイトルを見て「力学系と力学は違う」と指摘されそうですが、副題は「カオスと安定性をめぐる人物史」。力学系の歴史に関する本です。実のところどんな内容だったか覚えていないのですが、「いわゆるこの方程式に関するそれらの性質について」(単行本未収録)で引用文献に挙がっているから大丈夫でしょう。
『Nova 1』収録の「Beaver Weaver」をはじめ、ロジック(数学基礎論)関連も円城塔の小説に頻出する素材です。
とりわけ計算可能性、ランダム性、busy beaver、コルモゴロフ複雑性……とあげてみると、まずはチャイティンの諸作が思い浮かびますが、あれはむやみに勧めていいタイプの本なのかちょっと疑問なので避けます。読書メーターでは、最近出た『ダーウィンを数学で証明する』に対して「 チャイティンのチャイティンによるチャイティンのためのいつものチャイティン」(2014年3月20日)とコメントしています。
これという本が思い浮かばなかったので、いくらかためらいながらもこの本を挙げました。『メタマジック・ゲーム』か、あるいはヒネリも何もなく『ゲーデル・エッシャー・バッハ』でよかったのかもしれません。ただ『ゲーデル・エッシャー・バッハ』だけを読んでもほぼまちがいなく不完全性定理は理解できないということはもっと周知されるべきじゃないかと思います。
円城塔はこの本について「すごかった。(但し、かなりハード。)」(2011年3月27日)とコメントし、『本の雑誌』でも取り上げています(2012年10月「ゲーデルさんごめんなさい」)。
初心者向きの本ではありませんが、不完全性定理について一席ぶつ前に読んでおくといいでしょう。
『天体力学のパイオニアたち』が上下巻なので、以上で10冊になります。
別にノンフィクションを読まなくてもフィクションを楽しむことはできますが、ノンフィクションを読むことによって得られるフィクションの楽しみというのもまた楽しいんじゃないでしょうか。
追記: 小谷元子編『数学者が読んでいる本ってどんな本』に寄稿している13人のうちのひとりが円城塔なので、そちらも参照してみるとよいと思います。リストに挙げられている約50冊の本のうち半分くらいがノンフィクションです。上に挙げた本とかぶっていたのは『数学入門辞典』『天体力学のパイオニアたち』『ゲーデルの定理 利用と誤用の不完全ガイド』でした。また、はてブのコメントで言及のあったイエイツ『記憶術』もリストに入ってました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140411/262770/
ソシャルゲームが没落してるんじゃなくて、ブラウザを使ったゲーム主体からネイティブアプリ主体に移行しているから。パズドラもドラクエも全部ネイティブアプリなんだから。で、GREEは未だに、スマホ対応とは名ばかりのクソゲーを量産してる。今ドリランドとかやってみたらクソ臭にビックりするよ。しかも起動させるたびにGREEのアカウントと認証させられるし、画面重いしで不快感しか生まないっていうのが現状。
つまらない、画面が汚い、二重の認証がクソ。これがGREEの3重苦。
ガンホーだって色々言われているとは思うけれど、GREEはそれを遥に下回るクソぶりだ。ガンホーの社長が「彼ら(GREE・Mobage)とは合わない」っていうのはまぁ合ってると思う。
ケムコやカルチャーブレーンはクソゲーメーカーだったけど、ゲームメーカーではあった。最低限。だけど、GREEはゲームメーカーですらない。そんな会社がいつまでも儲けていることのほうがよっぽどおかしいだろ。
で、もっとびっくりするのがこの記事。
http://diamond.jp/articles/-/50656
なんと、今年出た記事だ。2012年ごろに出た記事ではない。
1回でもまともに今流行ってるアプリをプレイしたなら恥ずかしくてこの記事は書けないと思うけど。アプリをインストールするだけならタダでできるんだけど。
取材しろよ。
http://anond.hatelabo.jp/20140410051520
でも民族的な特性に根付いてるものだとも思うから変えるのって難しい気もするんだよね。
こういった類の諸問題を手っ取り早く解決する方法は、人類の均質化だと思う。
優れた遺伝子同士を掛け合わせて、培養器の中で誕生して、ロボットのように育っていく。
それでも完全に同じにはならんだろうけど、少しは理想に近づくだろうね。
SF染みた話だけど、合理的に考えれば未来はこうなることが一番天国に近いんだろう。
極端すぎる話は置いといて、俺はそもそも言葉や考え方が世界を変える時代はとうに終わったとも考えてる。
今の社会の形を、在り方を変えるってたぶん無理だよ、もう。
これ系の話題はけっきょく、「ありのままの自分で」「感じたように振る舞え」的な話になってきて、
それを許容できる社会になることが必要ですって結論になるわけだけど、
じゃあそれをどうやって作っていくのって話をみんな知りたいんじゃないの?
今のままの社会だと息苦しいだけなのは、みーんな分かってるでしょ。言葉にできなくても感覚的には。
一人一人が意識を変えていけばって、そりゃ無理だよ。
だって、それは短い期間で同時多発的にその変革が起きることが前提だもん。
漸進的すぎたら社会の勢いに呑まれて終わるだけだよ。きっとこれまでの何十年、何百年の間にそんなことは沢山あったはずだ。
鵜呑みにしてたら社会から爪弾きにされました、生活が苦しいから復帰したいけどできません、どうすればいいですか。
こんなことになる人だって出てくるだろうね。でもそれに対して誰も責任を取ってくれるわけじゃない。
で、最終的には便利な言葉「自己責任」で片付けられる。もしくはそんなもの真に受けた方が悪いで嗤われて終わる。
こういう未来が容易に想像できるから、絶対に社会変革なんぞ起きない。そういう安定した社会にすでになってしまってる。
だから、俺は人の言葉や意識が社会を変える段階は、もうずっと前に終わってると思ってる。
あるとすれば、人の意思が介在しない、したとしてもコントロールの利くようなものじゃないほどの、大事によってだろうね。
あるいは決定的な技術のブレイクスルー。STAP細胞とかそんなんじゃなくて、もっと直接的な、不老不死の薬できちゃった、てへっ☆レベルな。
もう忘れてる人も多いと思うけど、2012年12月のマヤ暦がなんちゃらなんて大いに話題になったけど、
あれだって本能的にそういうグレートリセットがないことには世界はもう変われないってことを本能的にみんな分かってるからだと思うよ。
ネットが普及して、自分の意見を言えるようになって、それで人と人の繋がりができるようになって~ってことで世界が広がっていくような感じするけどさ。
Facebookでの集まりが変革を促したなんて話もあるけどさ。俺あれ、根本的には何も変わってないと思うのよね。ただ大騒ぎしただけ。
もっというと、ネットは子供騙しにすぎない。なんかすごいことネットの力で出来そうな感じがするけど、きっとできない。
俺は下記事みたいな話題や人の熱意を見るたびに、感心するしその通りだと思うが、
いろいろブコメ、トラバありがとう。やはり過疎地域の扱いについては議論が分かれるね。
合計特殊出生率について。ここ数年の上昇が「団塊ジュニアの駆け込み出産」だと見る意見があったが、言葉の定義の問題なのではっきりさせたい。合計特殊出生率は15歳から49歳までの各年齢の出生率を足し合わせるという求め方をするので、世代間の人数の偏りの影響を受けない。合計特殊出生率への寄与度は世代の人数によらず同じということだね。
人口集積について。フォローしてくれてる人もいるけど東京一極集中という意味ではないよ。各地域で中核となる人口数万〜数十万の都市はたくさん必要だと思う。ちょっとアバウトなイメージでいうとJ3どころかJ4、J5(まだないけど)のチームが「俺達のクラブ」としてそれなりに盛り上がっちゃうぐらいの熱量(?)を備えた街だ。これって人口5万でも田畑や山林の中にバラバラに点在する5万じゃ多分だめだよね。でも集積して居住する中でなら3万でも成り立つかもしれない。俺は都市計画の専門家じゃないんでわからないけど、税制面での優遇や公共インフラへの低廉なアクセス、便利な公共交通、行政、保育、教育、介護、医療サービスなどの面で他地域より優遇することで計画的に中核市街地に人を集めていくような方法になるのかな?一部の人が想像してそうな強制移住みたいなことは俺は想定してないんだけどね。そんなことしなくても中核市街地の魅力を高めることで勝手に集まるのが一番いい。それでもどうしても限界集落に残りたい頑固じいさんがいたら、最後まで面倒見てあげたらいいじゃんと思う。
余談。実際これにわりと近いことをやってるのが流山市で、ここは若夫婦に特化したマーケティングをしてるんだけど、立派な少子高齢化対策になってる。流山の場合はTX開通により「東京まで20分」という付加価値をゲットし、それに「森」「自然」「子育て」という人気のキーワードを組み合わせてブランディングしてる。はてブ的には「恋愛届の街」って言ったほうが通りがいいのかな?あれもはてブでは不人気だったけど所詮お遊び企画だからね、個人情報がどうのストーカーがどうのと目くじら立てるほどのものじゃない。大したオペレーションコストもかけず、民間タイアップで安く認知度向上のキャンペーンやってるんだから大した工夫だと思う。もちろん、よく見ると緑とかやすらぎとか単なるイメージ戦略の域を出てないのでは?とギモンを抱くところもある。実質的なメリット(保育料が安いとか子どもの医療費が無料とか深夜保育や休日保育にも安価に対応できるとか公立幼稚園が安く充実してるとか)がバーーンと打ちだされてるといいんだけどその辺のアピールはない。それでも「意識高い系自治体」としてベンチマークしておきたい自治体ではある。
これな。
「2050年、全国の6割が人口半分…2割はゼロ」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140329-OYT1T00081.htm
元ネタは国交省のこちらの発表資料
https://www.mlit.go.jp/report/press/kokudoseisaku03_hh_000067.html
日本の人口の中位推計っていうのに基づくと、人口減少のスピードがデトロイトに匹敵するくらい急激になってしまう。グラフにするとこんな感じ。
ときどき日本は人口多すぎ。減ってもいいじゃんみたいな意見もあるが、急激に減るのはマズいし、老人増えすぎのアンバランスな状態で減るのもマズい。
社会保障制度が成り立たなくなるし、デトロイトのように街がもりもりスラム化していって治安が悪くなる(デトロイトの画像検索結果)。社会の活力が失われ悪循環を生む。
逆に言えば、社会保障制度がついていけるスピード、スラム街を取り壊しつつ、コンパクトな市街を再構築していけるスピードで減るならなんとかなる。
https://www.mlit.go.jp/common/001033672.pdf
増える地域が大都市圏を中心に若干あるという話だが、これは本当にピンポイントで増えるというだけの話で、都市圏全体でみると、こちらの資料2ページ目によると、やはり増えるところは無い模様。
さらに問題は(これは全国的に言えることだが)老人比率が高くなりながらの人口減なので社会保障制度を始めとしてまったく大丈夫ではない。
これはブコメで散見された誤解。日本は森林ばっかだから2割の土地で人口ゼロって別に驚くこともないじゃんという意見だが、資料によると2割は「国土の2割」じゃなくて「今現在人が住んでいるうちの2割」ということだ。人口減少のひとつの結果として、それなりに顕著な変化と言えると思う。
俺は過疎については仕方ないとも思っている。「2割がゼロ」になってもいいじゃないかとも思う。
国や自治体の赤字を減らすためには、なるべく人間は固まって暮らしたほうが効率的だ。電気ガス水道、通信回線、道路などの社会インフラの維持費は安く済むし、人口が集積すればさまざまな商業活動が成り立つため街も活性化する。公共部門の支出が減り税収が増えれば、社会保障が充実する。少子化対策に割ける予算も増える。
増田なんで書いてしまうが、国も役所も本音としては過疎地域は一刻も早く人口ゼロになってくれという感じじゃなかろうか。
さて、減る一方だというイメージのある合計特殊出生率だが、2005年の1.26を底に2012年の1.41まで少しずつ増えている。もうすぐ2013年の数字も出るだろう。
これはネガティブな話題ばかりの少子高齢化関連のトピックでは唯一の光明だ。今後の数字に注目したい。
これもブコメで散見された残念な意見のひとつ。全然「どうしようもなくない」。
同じ資料の1ページ目には、合計特殊出生率が現在の上昇ペース(2005年1.26→2012年1.41)を維持した場合と、フランス並のペースで上昇した場合の2種類の人口推計グラフも掲載されている。
つっても誰もpdfなんか見ないだろうと思ったのでスクショとってアップした。関係ないが増田は画像くらい貼り付けさせて欲しい。
これを見ると2050年で1.1億人弱、2100年で9100万〜9600万人の人口をキープできるということで、中位推計(合計特殊出生率1.35)の2100年4959万人とは雲泥の差だ。
しかも出生率が2.07まで回復した上での1億人なので、人口減といってもいずれ減少はストップし、社会保障問題は大幅に改善され、今よりも暮らしやすい日本になっている可能性が高い。
労働人口は十分にあり、税収も確保でき、子どもの養育・教育に国も自治体も家庭も十分に投資できる。
人口が適度に市街地に集積しているおかげでコミュニティバスは密に運行でき、老人妊婦子どもが市街のどこでも自由に移動できる。
公園にはゆとりある老後生活をおくるじーさんばーさんが散歩していて、子どもたちの元気な声が溢れる。
わりと暮らしやすそうな雰囲気が街に漂っているため若夫婦も子ども産むのに抵抗がなく、出生率は2.1前後がキープされる。
そんな2100年、人口9000万人台の日本に「まだなれる」。決して手遅れではない。
なんとしても子どもを産みやすい日本にして、合計特殊出生率をあげなきゃいけない。
「人口減ってもいいじゃん」という認識をあらため、「手遅れだから」「焼け石に水」と諦めないことがまず第一歩だ。
「子どもいらねーー」「結婚したくないし」という個人の価値観を語ってみるのもときによかろう。それは否定されるものではない。
だが急激な人口減が及ぼす悪影響は人を選ばない。子どもが欲しくない者も、少子高齢化社会とは無関係でいられない。
国民のだれもが、少子化問題を深刻にとらえ、主体的に考える必要がある。
少子化問題が解決すれば、社会保障問題をはじめとして好影響はやはり人を選ばない。
以上、ここに書いたことは別に俺個人の意見でもなんでもなく、わりと一般的に言われていることだと思っている。国交省の人口増減メッシュ地図の件をフックに書いてみたものの、人口推計の数値自体は既に周知されているデータを引用しただけだし、少子化が及ぼす影響についても目新しいことは書いていない。異論がありそうなところとしては、過疎を積極的に肯定しちゃってるところと、出生率回復時の楽観的な記述だろうか?コメントやトラバをいただけると嬉しい。
また機会があれば、少子化問題を解決するため政策・行政レベルで取り組むべきことや一個人としてできることなどについてもまとめてみたい。
日本のデータはこちらの「表1-1」と「参考表1-1」から、デトロイトのデータはウィキペディアから拾ってきた。
http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/newest04/sh2401smm.html
あとはぜんぶ国交省の例の発表です。
https://www.mlit.go.jp/report/press/kokudoseisaku03_hh_000067.html
まじめに働いてきた30代後半の給与所得者です。今日は税金に関して、話をさせてください。
高額所得者の烙印を押されており、毎年確定申告をさせられ、最高税率の税金を徴収され、自分の資産もリストで毎年提出させられるという屈辱的な扱いを受けています。
給与所得者なので、すべてガラス張り。ごまかす隙など微塵もありません。
みなさんにはない、予定納税という謎の仕組みもあって、別途税金の前納までさせられます。給与所得者は、通常、給与支払い時の源泉徴収のみですが。
税金というのは、誰もが払いたくないものなので、民主主義という多数決が決定される社会においては、多くの人がより払わないで済む手段が選択されがちです。より少ない一部の人達だけが大きな負担を強いられ、それ以外の多くの人達が利益を享受するというものです。これが、民主主義だと言われてしまえば仕方ないのですが。
まもなく、消費税が8%に上がり、翌年には10%に上がり、文句を言っている方がたくさんいらっしゃいますが、私は、むしろ、消費税を上げて、所得税を廃止できないかと考えています。(問題がややこしくなるので、国の予算の使い方とか、国債の乱発によって維持している問題点については、ここでは議題にあげないようにします。)
ご存知でない方も多いと思いますが、日本では1800万円以上の所得に対して所得税40%、住民税10%の計50%の所得税率、
さらに、
があるので、最高税率は50.84%です。
(超過累進課税なので、所得全体にかかるわけではないので、実効税率ではありませんが、超過分に関してはこの額がかかります。これが、平成27年度からは、55.975%に上がります。)
江戸時代にも、年貢を家宣・家継時代の四公六民(実際には平均2割7分6厘)の負担から五公五民(5割)に引き上げた結果、人口の伸びは無くなり一揆も以前より増加したという重税の基準が5割という税率です。考えてみてください。
例えば、給与所得が最高税率ギリギリの水準の方がいたとします。来月から、給料が5万円アップすると喜んでいたら、実質の手取りは、24,580円しか上がらないということです。これでは、お金を稼ぐ意欲が減衰します。というより、これが自分だけに課されていると考えるとやるせない気持ちになります。
実は、累進課税の最高税率は、引き下げても税収が下がらなかったり、むしろ上がることのほうが多いというケースのほうが圧倒的に多いのです。
もともと、ヨーロッパは、陸続きで、富裕層が最高税率によって、国を変えることもあって、租税競争が盛んですが、アジアにおいても、香港、シンガポールなどは、最高税率を抑え、毎年のように税率を引き下げているにもかかわらず、税収は増えています。
http://www.nikkei.com/article/DGXNNSE2INK01_U1A500C1000000/
アジアにおいても、富裕層における急速なグローバル化に伴って、租税競争が盛んになってきています。
では、そんな中で最高税率をさらにあげて何が得られるのでしょうか?
これ以上、最高税率を上げたとすると、現在すでに始まっている富裕層の富の移転がさらに加速するでしょう。
仮に、富の移転が起こらず、同数の富裕層が日本にいつづけたとしても、実際に増える税収は、わずか500億円。日本の所得税収14兆円のわずか0.35%に過ぎません。その負担を強いられるのは、ただでさえ、五公五民を超える重税を課されている国民の0.1%に満たない最富裕層なのです。
国全体としては、大した影響はなく、負担者にとっては、大きな負担になるこの増税によって得られるものは、ただひとつ、金持ちを妬んでいる国民の人気くらいしかありません。
「少数派を押さえつけることにより、多数派の支持を得る。」
少数派の高額所得者の多くは、華麗なる一族のような財閥一族の出身でもなんでもなく、ただただ謙虚に学び、正直に努力を続けてきた結果、人より少しだけ多くの給料がもらえるようになった真面目な人なだけなのです。
もちろん、一部の金持ち出身だから、金持ちだという人もいますが、大半は(私も含め)、ほぼ環境は似通っています。
子供の頃から真面目に勉強をし、グレたりすることもなく、結果として、一流と言われる大学や大学院を出て、有名な会社に入社し、出世したり、時には、周りの仲間と企業して成功をおさめたという、当たり前で普通な人たちです。いわゆる、ヤンキー的な文化からは、最も遠いところにいる集団と考えれば、1億総ヤンキー化と言われる現代においては、かなりの少数派かもしれません。
私も含め、周りの友人達は、皆、高額所得者ではありますが、大半は、夢の様な生活をしているわけではありません。
みなさんより、少し値段の高いものを普段使っている、その程度です。電車で移動するところを、少し値の張るタクシーで移動していたり、毎日の食事代が少し高かったり(高い店に行かなければ大体5000円〜1万円くらいです)、旅行をグリーン車やビジネスクラスで移動したり、都心の土地の高いところに住んでいたり(それも豪邸ではなくマンションです。)フェラーリやベントレーに乗っている人は少なく、よっぽど車が好きでない限り、1000万円以内の車に乗っています。
少し贅沢な庶民です。
夢のような生活ができる人は、自分の会社を上場させて数十億以上の金融資産を作った、さらに、一部の人たちで、いわゆる富裕層です。
少し前から、富裕層の友人たちが、香港やシンガポールといった税金の安い国へ、移住するケースが多くなってきました。資産を多ければ多いほど、その傾向が強い。
アジアの特定の都市に集まっているので、日本にいる時よりも、合う機会も多いみたいで、そこでビジネスが生まれることもあり、流行りのようになってきていて、じゃあ、俺も!みたいな感じで、加速しています。
日本に事業を持っていても、自分が非居住者になるだけでも、日本の高税率のおかげで差額分で十分費用がでてしまうので、必要に応じて、飛行機で日本に来て、ホテルに滞在しても得になるとのことでした。5000万円以上の所得税率がさらに上がるということになれば、この動きはさらに加速するでしょう。
平成25年度一般会計当初予算を見ると、日本の所得税収は、14兆円。一方消費税は10兆円。所得税を廃止して、消費税を3倍の15%にすると30兆円。
http://www.nta.go.jp/nagoya/shiraberu/gakushu/kyozai02/pdf/05.pdf
消費税を15%に上げるだけで、所得税をゼロにしても、十分成り立つはずでしょう。
今の所得税は、300万円未満の年収の人は、ほとんど税金を払わなくて良い仕組みになっています。
年収300万円というと、月額にならすと25万円。名の通った大学をでて、普通に就職したら、初年度でも超える額ですが、日本では年収300万円以下が41%を占めていて、彼らの所得税貢献度は、なんと、5.8%足らずです。
平成23年分民間給与実態統計調査
http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/minkan2011/pdf/001.pdf
さらに、生活保護世帯数は1994年58万→2012年156万世帯と急激に増えています。
(不正受給がどのくらいあるのかは、不明ですが、おそらく、かなり入っているでしょう)
まともにやってさえいれば、十分に稼げるはずなのに、それをやらずに(怠惰にサボったりグレたりして)大人になって、さらに、大人になっても、努力をせず、税金も払わずに、まじめにやって、たまたまお金を稼いだ人だけが、税の負担を強いられるというのは、いかがなものでしょうか?
消費税に逆進性があるという言葉がありますが、そもそも、高収入の人は、たくさんお金を遣います。消費のときに、かならず、課税される、消費税であれば、たくさんお金を遣う人は、たくさん税金を払うことになりますので、逆進性は理論上、絶対にありません。
ただ、大半の人が恩恵を受ける側なので、どうしても、一部のお金を稼いでいる人から不当に高い税金を取るという法案が否決されることはないのです。
私は、生まれ育った東京、日本が大好きです。が、このままでは、つらすぎるので、近い将来、友人たちの待つ国へ移住して、たまに、一時帰国するという生活になると思います。
公平性のある税制にさえなれば、多くの富裕層が日本に戻ってくると思います。
そのためには、まずは41%の方たちにまじめに働いてもらうしかないのですが。