はてなキーワード: 台詞とは
「政治家の表情」について「ルッキズム」だと批判するのは小学生レベル。
ちゃんと学校の授業を聞いていれば高校生ぐらいからは「政治家の表情ってのはその人の売っていきたいセルフブランディングの戦略なんだよね」ってことが理解できるようになるでしょ。
つまり、小池が「親しみやすい雰囲気のオバちゃん」を目指していて、蓮舫が「女だてらにクールビューティー」を目指しているっていうイメージ戦略の違いの戦いなんだよ。
そしてまさしくイメージ戦略だけで戦いに来たのが石丸なわけで、今回の選挙は「政治家は自分のキャラクターイメージを売り歩くアイドルのような商売」ってことがまさしく描かれていたと思うんだけどな。
逆に言っちゃうと、この選挙を見た直後に「政治家が纏っている空気」が「意図的に演出したイメージ戦略」ではなく「本人の生来の性格そのもの」だと思っているなら、それはあまりにも何も見えてなさすぎると思う。
政治のことも分かってないだろうし、それ以前に人間関係自体がまともに構築できなさそう。
ちょっと考えて欲しいんだけどさ、中学校ぐらいからはイケてる子は自分のキャラを演出していくようになるでしょ?
あれに対して「自分を偽って格好つけても虚しいだけだぜ!」って漫画の主人公なんかは批判するけど、ああいうことが出来ないと社会で上手く生きていくのは難しいよ。
「誠実であるかのように振る舞う」とか「怒らせちゃいけなそうに振る舞う」とかそういうのが社会ではどうしても必要になるんだよね。
人間が猿から進化しきれてないとかの話じゃなくて、本当に人間として社会で生きていくにおける「生存戦略」として大事なことなんだよ。
いわゆる「どういう立ち位置で振る舞っていくかに一貫性を持たせていくか」っていう話なんだよね。
クラスの冴えない人達の中にも本気出したら上位カーストに入れるのにあえて「冴えない感じのキャラ」を売っている人がいるでしょ?
ああいうのって要するに自分の趣味趣向や生き方の都合に合わせて自分のブランドを変えていってるわけよね。
そういう人がふと「冴えている人がやるようなこと」をすると、なんかクラスの中で「え?お前はどっちの方向性を目指してるの?」みたいな変な空気になるでしょ?
自分のスタンスを一貫させないと周りが困るっていうのはこういうこと。
「スタンスに押し込めて他人を単純化するなんて愛がねえぜ!」みたいなのは漫画やドラマの主人公の定番の決め台詞だけどさ、たかが40人程度のクラスメート、100人程度の同学年だって全員に平等に愛を持って接するとか不可能に近いわけよ。
部活の知り合いやネットの知り合いまで含めれば200人や300人へ平気で膨れ上がる対人関係、ある程度単純化していかないとやっていけないわけ。
そういう中で適当にやっていくと変なレッテルを貼られるリスクもあるし、いつまでも単純化されない人は「よく分からない奴」ってことで最も信頼できない部類として扱われたりする。
前もってそれを防ぐためにも、「私はこういうキャラですよ」って自分で自分にレッテルを貼っていくわけよ。
「俺はクールビューティーを目指そうとして失敗しているズッコケキモオタで行くぜ!」みたいなキャラであっても、そういうキャラとして一貫しているなら周りからすれば「おいおいアイツまた格好つけてかえってダサすぎてウケるぜ」みたいな感じで受け入れられるチャンスが広がるわけ。
学校なんかだと元の自分とあまりに違うキャラを演じるのはしんどいから、結局みんな元々の人格からちょっとステレオタイプに寄せただけになるけど、これがアイドルや政治家になると全然変わるわけよ。
悪者俳優で食ってる人が私生活ではめっちゃいい人だとか、超陽気な芸人ほど普段はすっげー暗い性格でいつもブツブツ言いながらネタ探ししてるとか、そういうの聞くっしょ?
まあ概ね「誠実」「誰かのため」「正義」あたりは一緒だけど、何において誠実なのかや、どういう正義を貫きたいのかは変わるわけよね。
石丸は「ロジカルな分析に対して誠実であろうとした結果、現代に蔓延る政治屋やマスゴミをシニカルにぶった切るのが私の正義なのです」みたいに振る舞ってますよね?
今は割とロジカルキャラが人気の時代だから結構皆似通ってるけど「理論が大事なんですか!人の心、地域社会への和、故郷への貢献、優しさこそが大事です!理屈ばかり並べる人達と違って私には赤い血が流れている!」みたいな感じで振る舞う人もまだまだいますよね。
こういうのって本当にその人がそういう人なのかと完全に一致してないんですよね。
まあ石丸の場合なんかは「自分ではそう思ってるけど……」みたいな感じのズレ方な気はしますけどね。
そういう勘違いパターンも含めて振る舞おうとしてるキャラと本当の自分が一緒じゃない政治家は結構いるわけです。
つまり、蓮舫・小池が私生活でどういう人なのかとか生まれつきどういう人なのかって話じゃないんですよ今してるのは。
今してるのはあくまで「どういうイメージで売っていく人が有利だったのかな?」という話なんですよね。
まあ元増田は最初から「小池みたいなのが絶対有利だよね!石丸も蓮舫も下手くそだね!」と決めつけてからスタートしちゃってますけど、これはちょっと違うと思いますね。
石丸も蓮舫もああいう「自分が上であり相手が下というのを印象付けるために、優位な立場の人が愚かな人をなだめるかのような笑い方」を戦略的にやっているんだと思います。
まあそれが結果的に今回は敗北につながってしまったのは事実かも知れないんですが、二人ともそれによって結果を出したことはあるんですよね。
今回の都知事選においても、現職と同じ土俵に上るのを避けて別の路線を選んだ可能性は高いと思います。
どうにしろ、これはルッキズムという「顔の作りがいいと印象が良くなる」という話ではなく、「どういうブランディングをしているのかを伝える手段として表情は重要だよね」という話なんですよね。
そこが理解できてなかった人、貴方の人生を上手くいかせるためにもこれはちゃんと考えたほうがいいですよ?
貴方が周りの人にどういう印象を与えたいのかをコントロールする意味においても、他人がどういうキャラで行こうとしているのかを俯瞰的な立場から「あーそういうキャラでやりたいのね」と冷静に分析するためにもです。
といった、ある局面においては正論だが無条件に正しいわけではない、ただ俗耳に入りやすい命題というのがある。
よくぞ言ってくれた!素晴らしい言語化!と能無しどもが喝采するのだが、そいつらとて別に実体験としてそういう問題を抱えてるわけではないし、ましてやそういう台詞に助けられたわけでもない。
ただ「なーるほど」と思っただけだ。
そしてその命題をじぶんのものとしたアホは他にも適用できる対象を探すようになるのである。パターン相似を探すのはどんなアホにでもできるからな。
で、「あっこれはアレが当てはまるやつだ」と思うとエヴァンジェリストの熱意でもって「不機嫌でコントロールするな!クズが!」と熱弁を始める。
アホにアホなことやめろという気はないがせっかくだからこれも覚えられたら覚えなさい
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自分が書いた中で500とか800ブクマとかいった記事はやはり「よく言ってくれた」という趣意のコメントが並ぶが
考えるのが億劫なやつらに今日から使えるうまい言いまわしを打ち込んでやりたいんじゃなくて、まわりまわってどっかでだれかに何らかの影響与えられたらうれしいという距離感で言葉を発しているのだから。
こういう話をすると彼らはまずこう言ってくる。
「自閉症スペクトラム障害というのはそもそも具体的に誰を指しているんですか?」
「特定の誰かを差しているのではなく、自閉症スペクトラムという診断を受けている人やその疑いを持たれている人全般を差しています」
「だから、その人達は具体的に誰と誰なのかを聞いているんですが?」
「診断を受けた人達全体に対する平均的な意見を述べようとしているだけで、特定個人に対して何かを言おうとしているわけではありません」
「平均的な意見かどうかではなく、誰の話をしようとしているのかを聞いているんですが?」
「特定の誰かを指しているわけではありません」
「あれ?さっきと同じこと言ってませんか?同じことをもう一回聞かないと行けないんですか?」
「こちらは自閉症スペクトラム障害の診断を受けている人達の平均的な行動について話そうとしているだけであって、特定の誰かがこうであるということを言うつもりは最初からないですし、私がこれから話すことについて「特定の誰かは違いましたけど」と言われても、あくまで平均的にはこういう人達が多いですよねという話をしたいわけなんですか」
話にならねえ。
話が進まねえ。
何にもならねえ。
そしてシカトして話を進めると
「都合が悪いから答えないんですか?」
「あの、私の話を聞いてますか?自分の話ばかりして相手の話を聞く気がないってどうかと思いますが?」
みたいに言ってくる。
マジでうぜえ。
つうかキャッチボールってのは投げられたボールの所まで走って追いかけるのがシステムなんだよ。
なんでお前だけ「ここがストライゾーンですよ。ここ以外に投げるとかありえませんからね」と言っておいてこっちに投げ返すときは明後日の方向にぶん投げてくるねん。
あのな、会話のキャッチボールにおいてひたすら走り回るコスト全部こっちもちとかそんなん許されるのガキの頃までやぞ。
なんでお前は明後日にボール投げても「あれれ?走って取りに行かなくていいんですか?」って顔してて、こっちがちょっとズレたら「ちゃんと投げ返してないんだから貴方が走って拾いに行って貰えますか?」みたいな顔してるねん。
ほんまサイコパスやわ。
そもそもしょっぱなから子供を産みたくないと言ってる女とわざわざ結婚して出産強いる夫&義両親が「優しい」ってのが??だし
「仕方なく職場に頭下げて事情話して勤務を短くしてもらって働き出した!!」ってのも?
そこは「育休を取った」じゃなくて?だって自分で育てる気なくて産んですぐ夫&義両親に丸投げ予定だったのが自分で育てなきゃいけなくなったんだろ?
児童館行ったりしてるのも??保育園入れてるだろうから他人と交流したけりゃそっちでいくらでも知り合えるだろうに。
そもそも児童館で知り合っただけの赤の他人の素人ママに頭下げて育て方教えてもらいました!って時点でおかしいだろ他のママドン引きだろ
今時「うるせえババア」なんてテンプレ反抗期台詞現実に言う中学生っているの?しかもそれで泣き出すなんていかにもフィクションっぽい反応する母親っているの?
なーんかリアリティなさすぎなんだよな
本人面白いと思ってんのかもしれんけど
つまんねーから、ノリが
Twitterで限界オタク大学生がやってるような、台詞コラした画像をteamsのチャットに挟んでくる奴がいる。
それらの有名漫画のコマを利用して、謎に自分の意見を言ってくる
お前、何年社会人やってんの?
著作権法知ってる?
Xでも寅子の怒りの意味がわからん幼稚じゃないか云々で炎上したみたいだけど
多分「自分(寅子)と同じように世の中を大きく変えてやるという志を持っていると思っていた穂高先生が
実際は自分(先生)も寅子や他の女子の事も精々雨だれの一滴程度と考えていた事への落胆や、
その道に女子たちを引きずり込んでその多くを犠牲にした事への怒り」って感じだと思うんだけど
(余談だが恐らくよねが寅子に怒ってるのも前段と同じ理由で、要は自分は同士だと思っていたのに相手は自分を同士だと思っていなかったし
結局その志を捨てて行った、裏切られた、ってことだろう)
これ分かりにくいのって、これまで台詞では地獄だ地獄だと言ってきたけれどその実そんなに地獄な話が描かれていなかったからだと思う。
学生時代はコメディ交えながら毒饅頭作ったりピクニック行ったりという印象が強くてそこまでハードな学生生活だった印象がないし
(父親の逮捕の件はむしろ法律を学んでいた事で助かったわけだし)
台詞でだけ周囲の(モブ)女子学生がどんどん辞めていったと説明されるけど、その理由の詳細もその後彼女らがどうなったのかも語られない。
弁護士になった後も上司や同僚には恵まれ、結婚しないと仕事が出来ない問題も自分を全肯定してくれる超都合良い男と契約結婚出来てクリア、
そこからガチで子供を作ったのは寅子の方で誰に強いられたわけでもない。
結婚後もずっと実家にいて家事も家族が全部やってくれる環境。これのどこが地獄?令和の女性でもこんなに恵まれてる人そうそういないよ?
妊娠だけは他人に代わって貰えずそれで仕事を挫折した時も「いつでも戻ってくればいい」と言って貰ってたのに二度と戻らねえよ!と言ってやめていったのは寅子の方。
復職後もやはり上司にも同僚にも恵まれ(小橋に失礼こかれるのなんてかわいいもんだ)すぐ判事補にもなれたし
世間からもちやほやされ家事育児をしなくて良いのも相変わらず。イケメンエリートぼっちゃんの再婚相手候補まで出てきちゃって。
娘が病んできているけど、それは寅子は気づいてないし。
こうではなく、散々差別されいじめられ続けて脱落した級友の多くがその後職につけず結婚もできないなどの悲惨な人生を歩み、
その中で必死で我慢し努力し食らいついてようやく弁護士になれてもやはり差別されいじめられ仕方なく好きでもない男と結婚しその後は家庭と仕事の両立に疲弊し…
って描き方ならその末に穂高先生にお前は雨だれだと言われて激怒したってのが分かるんだけど、
この程度の書き方だと、いや学生時代も新人弁護士時代も今も嫌な事もあったとは言え基本的には周囲に恵まれて概ね楽しそうだったじゃん、
戦争中は苦労したけどそれは全員そうだし、いずれ娘からしっぺ返し食らうとしてもまだ気付いてないし、
としかならないので多くの人がピンと来ないんだと思う。
メイン友人4名のバックグラウンドは寅子と違って割と地獄だけど、それには穂高先生も、彼女らが法律を学んだ事も関係ない
(むしろよねと梅子は学んでなかったらもっと不幸な人生だっただろう)し。
朝っぱらからいじめられ続けるヒロイン見たくないだろうおしんの時代じゃあるまいし、って事で
敢えてヌルい「地獄」にしてコメディ要素も増やして明るく気楽に見れるドラマにしたからヒットしたんだろうけどそのせいで分かりにくい。
この話は明日回収するだろうし、予告からして穂高先生もここで死ぬだろうけど、ここまで拗れさせといて穂高先生を悔いなく逝かせられんのかな。
15分でハーフの少年の親権問題も解決しなきゃならんのに尺足りるのか?
気づいてなかったわ
https://www.youtube.com/watch?v=ABH1Vft36aY
"私たちの もとに とどけられ"てないよなーって思ったら、決め台詞が「こうして プリンは つくられる」だった
それはそれとして、賞味期限の印字が2023年3月だわ 映像になって世に出るまで1年近くかけてんのね
【補足情報】
・プッチンプリン(ちょこっとプッチンプリンのみ)は昨日出荷再開の予告が出ておりますね まあれは別物という気もするけど
https://www.glico.com/assets/files/NR240703_1500.pdf
・THE MAKINGの決め台詞だと勝手に思っていた「こうして 私たちの もとに とどけられる」、意外と登場頻度にムラがあるようで、プリン回同様「~つくられる」形式も割と使われていた
父親に薦められて20世紀少年を読んだら本当につまらなかった。
誰にでもあった少年時代…みたいなノリでよくわからん戦後?の貧しい子供たちの遊びが描かれるけど、全く意味不明。
そもそも敵のともだちが何をしているのか全くわからない。こんなのにハマるわけないだろ、って感情が先行しちゃって、全然怖くない。
ノスタルジーとカルト?の恐怖みたいなのがテーマなのかもしれないんだけど、
ノスタルジーがわからんしカルトの恐怖も全然わからないというか一切伝わってこない。
こんなものが本当に名作なの?ノリが古いのはまあ、古い漫画だからいいんだけど絵も下手だし台詞も多すぎるしで、単純に漫画として低レベルだと思った。
少女漫画ってなんなんだろうな。
少女漫画誌に載ってるかっていう定義しかない以上、そんな条件で何を除外しようとしてんだと思ってしまう。
少女漫画なんていっても一くくりにできないほど方向性が違うものがある。
おとなりに銀河と、八王子名物天狗の恋という漫画はお互い掲載雑誌が他方の雑誌だったとしても違和感がない、みたいな。どちらも男性視点だし(これは男性向けの特徴)いろいろ雰囲気似てる。
少女漫画は除いてみたいな除外をするよりも、自分は少女漫画ということでどういった漫画を除外しようとしていたかもっと分析して具体化して条件を提示するべきではないのか?
ありがちだと思うのは、恋愛要素がある漫画を除きたいとか。少女漫画よりは具体化されてて漫画提示する側もわかりやすい。
しかし先に挙げた八王子名物の掲載雑誌であるASUKAをwikiで見ると「恋愛要素」が一切ないとあって、
そもそも少女漫画=恋愛要素があるというイメージで少女漫画を除くと言っちゃうような人はもう既に古い固定観念に縛られてるよなあと思ってしまったり。
少女漫画というよりは女性マンガだけど妻の復讐系の漫画なんていうのは台詞地の文に矛盾しないように絵を全部青年美少女漫画家に描き直させたら、普通に青年マンガになっちゃうんじゃないか。
そういう漫画を見て「これって女性向けの絵だけを青年向けに描き直したような漫画だな」って違和感を持てる人がどれだけいるんだろうか。それだけ話の作りも女性向け男性向け区別がつかんのも多いのでは?
ジャンプ+って応援コメント書き込むときに「批判は禁止ですよ。一定数通報されたら削除されます」って表示されるのよ。
それは分かる。
じゃあ公式の応援コメントとでも言うべき読み切りの講評はどうかって言うとさ、批判ばっかなの。
ちょっとだけ褒めてから徹底的に批判するっていうイエスバット構文のオンパレード。
やれストーリーテリングが弱いだの、読者に伝わりにくいだの、そもそも何が書きたいのか分からないだの、絵をもっと練習しましょうだの、とにかく言いたい放題。
ジャンプ編集部もそうだし、プロ作家が講評を担当してる時もそう。
特徴的な絵が面白い漫画に対して「もっとわかりやすい絵にしましょう」と言ってるとか、説明しすぎないから余韻が残る漫画に「わかりにくいからもっとセリフで説明して」と言ってるとか。
マジでどうしようもない。
なんつうかこう一次請けが仕事したポーズを取るために二次請けから上がってきた成果物に一言ケチをつけようとするようなノリっていうかさ。
こんなことを公式がやってるから読者も「あっ、これが作者の糧になる批判の仕方なんだ。俺も作者の未来を思ってやってやろっと。忌憚のない意見ッス」を始めるわけじゃん?
まず下位より始めよっていう名台詞を知らないのかよ。
結局「男女の友情は成立するか」という言い出した奴が男女の友情を信じていないことが明確な言葉の周縁ですべてがやんや言われているだけで、そのグラデーションを塗りつぶすやれたかも委員会のような極論がきらいなんだと某noteを見て思ったし、思い返せばああいう目線で物事を見ている人は少なからずいるんだろうなと思う(その世界の中で勝ち組負け組関係なく!)。でも正直こういった、人を人と見ない世界観というのは自分も職場では活用しているのでその楽さというのはわかる。
世界にはいろんな男女がいてその背景にある物語をいちいちくみ取るよりは「既婚者は全員セックスしている」「まんさんは彼氏を引っかければ生きられるから楽」とか紋切り型の台詞を言っている方がとてつもなく楽だし情報過多な世の中でのサバイブ術ではあると思う。同時にこの価値観を持つことでその世界と自分が距離を保てる(俺とあいつらは違う)というおまけもあって強者にも弱者にもいいことがたくさんあるんだけど、世界はそんな紋切り型ではなくて、あらゆるグラデーションの中間だし、難しいし、捉えきれない。でもそういった中庸なところで責任をとれるのがいい年した大人の特権で、務めで、面白いところなんだと思う。
責任って言うと仕事が一番に思い出されるけど、生活も責任の宝庫だ。例えば丁寧な暮らしっていうのも暮らしのコストを減らして自分に背負える大きさにした上で自力で運用するという一つの責任の捉え方だ。そう思うとあらゆる大人の生き方は責任と自分の大きさをどう取るかって問題に近くなる(不倫とかは自分に背負いきれない責任を負おうとして失敗する例)。また責任は動機でもあって、行為にもつながる。無責任な行為をきちんとやるのはもう難しくてそれは若者の特権で青春だ。大人は責任を負ってきちんとTPOを見て羽目を外す。そういうエッセンスを凝縮すると「やっていき」という言葉になる。
論旨がフラつているけど人を人として見る(=目の前の人に責任を負う)ことを怠るといずれ自分が自分に責任が持てなくなっていって、いわゆる無敵になってしまう気がする。人としてというのはマテリアルというか顔があるとか手に指がついてるとかそういう生々しさから入っていってもいい。それをしているといずれ相手を紋切り型で切り捨てるのが怖くなる。少なくとも友人レベルの人にはそうやって無二の目線を、価値を感じながら接していくのがいい。俺はそう思うよ。おまえはどうだかしらないけど
ずーーーーっと溜め込んできたからここで吐き出させてほしい。
(段落の開け方を調べるのも億劫なので、読みにくいかとは思いますがご容赦ください)
24時間体制の部署だが、自分は日中シフト9時~18時休憩1時間で夜間勤務は基本なし。デスクワーク。
さて、掲題の同僚と日中シフトで毎日2人きりになることが苦痛で仕方ない。
その同僚Aは私と同年代だが古株で、昼間の業務は大体何でも出来る故に上司や他の同僚からも頼りにされている。
対面においてのコミュ力が絶望的に低いことを除いては、Aは完璧である。
Aと出会って初めて気になったのが、話のテンポが異様に遅いことだ。
業務上の連携の一環として「この○○って△△ですよね?」と確認を取るとする。
Aは1、2秒間を置いて威圧的に「…ん~?」と聞き返す。
そして更に数秒おいて、もったりと「あ~…ん~…」と返す。
非常に不可解だが、NO=「…ん~?」らしい。
相手が正解を言うまで何度も聞き返す、極めて陰険な手法を取ってくる。
最初は耳が遠いのかと思って配慮し、同じ質問を繰り返していたが、どうやら一回目で話の内容は聞き取れているらしい。
だから私は今では同じ事は2回以上聞かないようにしている。
1回質問をするたびに、「…ん~?」が発動され、さらに数秒かけて無言で処理され音声としてのレスポンスがようやく来る。
この仕組みさえ分かっていれば最終的な答えは得られるのだから。
また、AはYes/No以外の文章型回答も「…ん~?」から始める。
内容は理路整然としているものが多いが、どうにも皮肉っぽく、鼻につく言い方をする。
台詞だけ見れば普通であるが、小学生がする演劇のわざとらしいトーンのような、
アニメキャラのセリフを素人が真似して失敗しているような、独特な言い回しと抑揚の付け方をAはする。
「〇〇はぁ~(少しトーンダウン)、△△だからぁ(ちょっと吐息を吐く)、こうするのがぁ(トーンをぐいっと上げる)、普通だと私は思うけどぉぉぉ~~~↑↑↑??(何故か声がひっくり返る)」
文字起こししたら過呼吸のような喋り方に見えるが、実際はもっと早口だ。
上記のセリフを2倍速で脳内再生すれば実際の喋り方に近いと思う。
最近は慣れてきたが、勤務して数か月はこの「ん~?」を聞くたびに心臓がバクバクして仕方がなかった。
こんな態度を取られたら、この人は不機嫌で、自分が何かやらかしたのではないかと委縮してしまうのも無理はないだろう。
一度、「何かAさんの気に障るようなことでもしてしまいましたか?」と恐る恐る聞いたことがある。
「…ん~?……別に怒ってないけどぉ~~??↑↑」とのことなので実際の真偽は不明。
ここまで来たらもう怒ってるかどうかなんてどうでもいい。
自分が完璧でいることが当たり前であり、人に弱味を見せたら〇ぬとでも思っているのだろう。
誰も責め立てたり怒ったりしていないにも関わらず、Aは自分が犯したミスに対して一通り言い訳をして、
それでもまだ気が収まらないのか、怒りを鎮めるかのように気が済むまで自席で一人ブツブツ言っている。
なお、この手の人間にありがちだが、他人がやらかしたミスは重箱の隅をほじくるかのように責め立ててくる。
責め立てる台詞は上記の人を煽るような演劇調早口である。不愉快を通り越してもはや不気味で怖い。
当然そんなAと日常会話なんてできない。
推測するに、Aは興味のない人間や、見下している人間の話を聞くことができないのだ。
相槌さえまともにできない。
まあ仕事で友達を作りに来ているわけではないから、そこは別に良いとする。
好きなものはあるし、それを共有する仲間もいる。
そのグループ間においては、Aは正常にコミュニケーションは取れているように見える。
Aの趣味はソシャゲ等のスマホゲームであり、同じ趣味を持つ夜間シフトの同僚と話す時は途端に饒舌になる。
早口すぎて呂律が回ってないが、本人は楽しそうであるし、この時ばかりは「…ん~?」も封印されている。至って結構なことだ。
本音としては、頼むからそのコミュ力を10分の1でもいいから業務上の会話に充ててほしい。
この間、Aが有給を取って、普段は夜間シフトに入ってる別の同僚Bと一緒になった。
Bは私が話しかけるとすぐに答えてくれた。相槌も打ってくれた。
コミュニケーションが爆速で進み、QOLが頂点に達し、その場で感極まって泣きそうになった。