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はてなキーワード: クマとは

2019-04-16

から遺伝したようなうつ病

母方の家系精神疾患を持っていた人が多かったみたい。私は自分でも母の気質があるというか性格が似てると思うことがある。

母は私が中3のときに駅のホームから飛び降りて死んだ。祖母は躁うつ?というかヒステリックな人だったし、私ももうすぐ28歳の誕生日28歳といえば母が私を産んだ歳で、遺書とかもなくてでも家で横になってることが多かったから多分うつ病だったんじゃないかなと思う。

脳の機能病気なんだからきっと多少の遺伝があるよね。妹は父に似て明るくて元気だけど自分根暗だし歪んでる。遺伝なら治らないしこのまま生きていくならもう生きるの終わってもいいなって思うことが増えた。

でも誰かから反応がほしくて増田書いてる嘘松とか私もあれくらい創作できたら逆にいろんな人に関心を持ってもらえてよかったかもしれないな。

美大に行きたかったけど学力も実力もなくて専門学校行ってデザイン習って、下請け下請け的な会社Illustratorいじって帰って寝れなくてクマの目立つ顔でまた会社行ってIllustratorいじってる。私名義のデザインなんか一つも残らない仕事して食いつなぎだけしてる。

ぶつかりおじさんおばさんは

山のクマさんをぶつかりのターゲットにしない

2019-03-30

[] #71-8「市長市長であるために」

ウサク曰く「票が欲しけりゃ媚を売れ。媚びは売っても賄賂にならぬ」

東に単純な子供がいれば、行って芸を見せてやる。

西に意識の高い若者がいれば、行ってハッとさせてやる。

南に愚痴中年がいれば、行ってただ頷いてやる。

北に暇な老人がいれば、行って長話を聞いてやる。

そして、公約を掲げて期待を煽る。

役所要求される面倒な手続きシンプルに。ハンコなんていりません!」

所詮公約ってのは口約束みたいなものだ。

保証はできないので、信頼してもらうしかない。

から媚を売って、それを担保にして信頼を得るワケだ。

公約を守れなかったら当然その信頼を裏切ることになるが、その時はその時。

努力及ばず”、“結果及ばず”なんて、この世の中じゃあ日常茶飯事だからな。

名前を隠して市長投票!」

演説最後キャッチフレーズを入れて、自分投票せよと言うのも忘れない。

ダサいまり文句でも記憶に残ってくれれば上等だ。

そんな調子市長は様々な場所に顔を出し、有権者への評価を獲得していった。


そして投票日も間近に迫ったある日、事実上の決戦が始まった。

市長とフクマ討論会が開かれたのである

今まで対立しながらも邂逅すらなかった二人が、ここにきて初めて直接的な戦いを繰り広げたんだ。

市長は『クールビズ月間』というのをやったことがあるが、あれは明らかに電気供給を間違えた結果の苦肉の策だ」

クマはいつも通り、市長が考えたこれまでの政策を挙げて、その結果や過程がビミョーであることを指摘していく。

だけど、コレに対する対処法をウサクは伝授済みだ。

「フクマさん、あなた選挙運動一般市民から寄付という形で金を受け取っていたように、私はそこに致命的な問題があるように思えません」

「うん?……どういう意味?」

これがウサク直伝の戦法。

反論しにくい指摘に対しては、毅然とした態度で“反論している感じ”を出す。

分かりにくいことを言って煙に巻き、指摘する側の事情を絡めて理解を遅らせるんだ。

「では、次は私から質問です」

そして処理が追いつかない内に、こちらは質問をぶつけていく。

「フクマさんは様々な公約を掲げていますが、それらを実行するための具体的な予算の配分について教えてください」

しかも、ここで繰り出す質問は、曖昧な答えを許さな要求だ。

「配分?……えー……」

市長を引き摺り下ろすためだけに立候補した人間がそこまで考えているはずもなく、フクマ言葉を詰まらせる。

そうして言い淀んでいる間に、市長はどんどん質問攻め。

「先ほど電気供給の話をフクマさんはしましたが、我が市がどこの発電所から、どの程度の電気を頂いているかご存知ですか。我が市には風力発電もあり、理論上何パーセントを賄えているかを踏まえた上で足りなかった場合代替案も数種あるわけですが、フクマさんの案もお聞かせください」

「それは……」

市長は捲くし立て、フクマはそれに言葉を途切れ気味に挟むことしか出来ない。

ネットレスバトルをちょっと上品にしたレベルでいい。大衆雰囲気で世相を観てる』

討論会の前日、ウサクは市長に向けてそう言っていた。

まり、いま行われているやり取りは不毛に限りなく近い。

そんなことを市長選に関わるこの場面でやっているのだから世知辛いと思わずはいられない。

とはいえ事実市長が優勢な雰囲気を醸し出していたのは否定できなかった。

「私より有能で、町をより良くしたいと志す人間はきっとどこかにいるでしょう。ですが、それは少なくともあなたではない。今日討論会で良く分かりました」

最後市長はフクマに決定的な一言を放つ。

投票はまだだったが、決着は明らかと思える出来事だった。


…………

そして投票が終わり、結果が発表される。

市長78パーセント、フクマ22パーセント

めでたいかはともかく、市長の再当選と相成った。

実はフクマ支持者の半数は投票すらしていないという、締りの悪いオチもついたが。

「まあ、理由はどうあれ、よかったな市長

「我が知恵を出したのだから当前の結果だが、実行したのは貴様だ。その点は誇りに思え」

ありがとうございます皆さん。政治に長年関わってきて、ここまで市民の方々に応援していただいたのは初めてです」

俺たちは今回のことで考え方を、市長への評価見直した。

周りの力が大きくても、多少アレなところはあっても、市長には市長でいるだけの相応の理由があるのかもしれない。

弟も何か思うところがあったのか、嫌っていた市長に賛辞の言葉を述べた。

市長あんたはカレー味のウンコでも、ウンコ味のカレーでもない。美味しくないカレーだったんだな」

そう言って市長背中を叩いて、すぐさまどこかへ行ってしまった。

弟も随分と軟化したものだ。

「え……どういう意味ですか、今の」

あんたは立派な政治屋ってことだよ、市長

(おわり)

2019-03-26

[] #71-4「市長市長であるために」

市長が『外来生物保護法』を考えたのか?」

「え、どうしたの、兄貴

「忘れたのか。ウチで飼ってるキトゥンは外来種だぞ」

「……ああっ、そうだった!」

キトゥンはジパングという国で生まれた猫だ。

俺のいる国では希少なウナギ稚魚が好物であるため、一時期は害獣指定にされたこともある。

それを緩和させたのが『外来生物保護法』なのだが、“動物を愛でて護りたい市民団体”の間ですら賛否両論というビミョーな代物だった。

ただ、それのおかげでキトゥンをのびのびと飼えている側面もあり、個人的には助かっている法なのだ

しかし、まさかそれに市長が大きく絡んでいたとは。

「じゃあ、もし市長が代わったらキトゥンは飼えないの?」

「バレないよう、家でこっそり飼わなきゃいけなくなるな」

「マジかよ、もー! 役に立って欲しい時に限って役に立たねえなあ、あの市長!」

さすがにその怒り方は理不尽だと思うぞ弟よ。

「ともかく、こうなると他人事って顔をするわけにはいかないな」


こうして些か不本意ではあるものの、市長市長でい続けてもらう必要が出てきてしまった。

といっても政治にあまり関心のない俺がとれる選択肢は多くない。

クマみたいな目立つ行動はとりたくなかったし、それを自分がやって効果的だとも思えなかった。

それにこれは市長の戦いであり、俺が前面に出て干渉するべきものじゃない。

別のアプローチが求められる。

そしてこういうとき、頼りになりそうなのはウサクだ。

クラスの中でも特に政治関連の意識が強い奴だし、学部社会やら何やら専攻だから色々知っているだろう。

以前からウサクと遊ぶ約束をしていた俺は、その時にそれとなく尋ねてみたんだ。

「なあ、ウサク。市長選挙だけどさ、お前はどっちを支持してるのかっていうの、ある?」

我ながら何とも口当たりの悪い喋りである

こういう話はいつもウサクがほぼ一方的にしていたので、どう切り出せばいいかからなかったんだ。

貴様からそういう話を振ってくるとは珍しいな」

「まあ、市長が久々に代わるかもしれないからな。ちょっと気になって……」

「ふぅん……このままだとフクマが勝ちそうではあるが、あまり喜ばしくはないな。彼奴の保守的態度は歪で肌に合わん」

ウサクが猛烈なフクマ支持者だったらどうしようかとヒヤヒヤしていたが、口ぶりからしてそうじゃないようでひとまず安心だ。

「ウサクは現市長を支持しているのか?」

「そう言うと語弊があるがな。市長リベラリズム安易世論に流されて上澄みしか汲み取っていないのが難点だ。しかし少なくとも柔軟であろうという姿勢は買いたいし、政策をすぐさま実行に移せる迅速さも結果に繋がりにくい点を除けば評価に値する。市長を長年やってきたという実績も、普段業務は卒なくこなしているということだからバカにはできない」

何だか面倒くさいことを言ってるが、とりあえずフクマよりは支持していると言いたいらしい。

これなら協力を仰げそうだ。

「そうか……でもこのままだとフクマ勝利が濃厚なんだろ。市長がここからつのは無理じゃないか?」

「やり方次第だ。フクマ活動は決して優れているわけじゃないし、隙はいくらでもある」

「ええ~、じゃあ何か? ウサクがその気になれば、市長御輿に担ぐのなんて簡単なのか?」

ウサクは真っ向から頼み込んで応じてくれるタイプじゃない。

あえて挑発的な物言いをして、焚きつけてやらなければ。

「ふん、やろうと思えばできる。やらないだけだ」

「つまりウサクにはやる気がないと。実はフクマ支持者なんじゃないかあ?」

もちろん、市長の味方をしない=フクマの味方だって解釈無理筋だ。

だけど俺はあえてその詭弁を使い、ウサクの神経を逆撫でさせた。

「そんなことは言ってないだろ」

「じゃあ、やる気があるんだな。だったら善は急げだ」

「……何だか我が担がれているような気がするが、まあ今回は乗ってやろうじゃないか

(#71-5へ続く)

2019-03-25

[] #71-3「市長市長であるために」

今回の選挙戦を冷めた目で見ていたのは俺だけじゃなかった。

例えば近所の喫茶店常連のタケモトさんやセンセイがそうだ。

二人はそれぞれ愛用の銘柄を吹かしながら、どちらに投票するかという雑談を交わしていた。

「センセイ、あんたはどっちに投票する? オレは『禁煙法』の件があるから現市長絶対イヤだが……」

「私も市長には投票したくないですね。あれのせいで余計な対立を生みましたし……でも、そうですねえ……」

市長は以前、『禁煙法』を作って市内のタバコ流通使用を止めたことがある。

結局、それは上手くいかなかったが、対立や重税などの遺恨を残した。

市長政策によって引っ掻き回されるのは今に始まったことではないが、喫煙である二人は特にこの一件を根に持っていたのである

だが、それにつけても歯切れの悪い言い方しかできない。

「ふぅむ、今の市長がアレなのは確かですが、ではフクマという人物市長であるべきかというと……」

それは喫茶店マスターも同じだった。

権威象徴がいれば、得てしてそれをやっつけようとする者も登場する。

これが冒険活劇モノならば権威象徴は分かりやすい悪役で、やっつけようとする者はヒーローだ。

しか現実はそう単純じゃないことをマスターたちは分かっていたのである

「そうなんだよなあ、フクマ演説は『今の市長ダメ』っていう批判ばっかで、『自分こそが市長にふさわしい』って内容じゃないからなあ」

市長が日々どのように働いているかなんて知らないし、何を考え、何を食べているかなんて知らない。

ただ、市民が実感できるような何かをやると、大抵は顔をしかめる人々で溢れるのは確かだ。

それを指摘するフクマの主張も尤もだろうが、だからといってフクマ投票するのが賢明判断だとも思えなかった。

さしずめウンコ味のカレーと、カレー味のウンコみたいものだ。

普通カレーが食いたいという、当然の前提が存在しない二択。

ある意味フィクションよりも残酷といえるかもしれない。


投票の期日は刻々と迫る。

後半に差し掛かっても市長の形勢不利は明らかだった。

現市長は地に足をつけずブラブラさせながら、綺麗な歌を口ずさむ。歌詞メロディのおかげで今まで気にならなかったけれど、実は音痴なんです』

クマ市長批判は、支持者を順調に増やしていっていった。

人は変化を恐れる生き物らしい。

変化で得られるメリットよりも、そのままでいるメリットを重く見る。

市長がこれまで市長でい続けられたのも、人々が変化を恐れていたからだろう。

逆にいえば、いま変化がおきようとしているのは、それだけ皆が市長ウンザリしてきていることの証明でもある。

市長はこれまでも変な政策を打ち出してきて、それはいずれも空回り。

クマはそのことを大衆に気づかせた。

その気づきによる快感のせいで、他にもある重要事柄を見逃していると気づかずに。

そして俺はその様子を冷笑気味に静観していた。

どうせ、どう転ぼうが、俺には大して関係がないと思っていたからだ。


…………

しかし、転機は不意に訪れる。

その日の俺は、部屋で弟とテレビを観ていた。

「ユーマ・フォーリング・ホーーーーーース!」

弟は飽きもせずアニメリバイバル放送で盛り上がっている。

俺は他に観るものもなかったため、キトゥンの世話をする合間に流し観していただけだ。

「これ前にも観てないか? よくそんなハシゃげるなあ」

「観てないよ。第2シーズンキャストで声を録り直してるし、作画の細かい修正もされてるんだから

「いや、つまり同じだろ」

そうしてダラダラと観ていたアニメも終わり、次の番組の間に挟まる地元日報ニュースが流れた。

『フクマ氏は、市長になった暁には現政策の全てを見直すことを語っています

内容は選挙戦についてであり、俺は「またこれか」と舌打ちした。

チャンネルを変えようとリモコンに手を伸ばしたその時、フクマ演説する映像、その音声が耳に入った。

市長の考えた外来生物保護法についても、大幅に作り直すか、まるごと廃止するつもりだ』

……『外来生物保護法』だって

(#71-4へ続く)

2019-03-24

[] #71-2「市長市長であるために」

クマ存在市役所人間たちも知るところであったが、草の根から花が咲こうとしているのなら穏やかではいられない。

市長、近隣でフクマという人物が、演説をしているのはご存知ですね? 彼が、次の市長自分がなると宣言しました」

秘書市長に、フクマ立候補したことを伝えた。

「つまり選挙防衛戦』です」

「え? 何ですか、それ」

市長困惑した。

なにせ選挙戦というものを全く経験していないからだ。

学校委員会みたく「やりたいという人間がいるのだからそいつやらせよう」というノリで決まったのが今の市長なのである

他に市長をやりたがる者が誰一人いなかったため、これまで必然的になっていたに過ぎない。

「この町の掟らしいです。立候補者が出た以上、しっかり選挙戦をしなければなりません」

「それで……私は一体どうすればいいのでしょう?」

「……投票の期日までに、何かやれることをやりましょう」


こうして俺たちの町は、久々に市長選挙で決めることになったんだ。

前半戦は、フクマが大きく有利といえた。

現市長無能です。例えば『超絶平等』。社会における平等という概念拡大解釈し、無理やり人々の足並みを揃わせるという無意味政策でした』

「そうだ、そうだ!」

クマ演説は一貫しており、巧みだった。

今まで市長がやってきたヘマを挙げて、彼が如何に市のトップとして不適格かということを述べていくのである

やや悪意と脚色の混じる主張ではあったが大本事実なため、市長に対して不満のある人たちの心根をくすぐった。

対して、市長自身理念を語っていくが民衆から評価は芳しくなかった。

『人々が手を取り合い、差別のない社会を……』

「ざけんな! あんたの言ってる“差別のない社会”ってのは、普通に歩ける人間松葉杖をつかせることだろうが!」

演説の内容は彼が普段からやっていることの延長線上でしかなく、逆にフクマ市長批判裏付けものにすらなっていた。

更に市長には選挙戦のノウハウもなく、周りに適格なアドバイザー存在しないという状態

それはフクマも同様だったが、市長のこれまでのマイナスイメージが大きなハンディキャップとなっていたんだ。

市長側が選挙活動で何をすればいいか右往左往している間に、フクマはどんどんリードを奪っていったんだ。

「むぅ、フクマという人物富裕層でもないのに何であそこまで活動資金があるんでしょう」

「どうやら支持者が彼に投げ銭しているようですね」

「そんな金あるなら、税金ちゃんと払ってくれればいいのに……」


そんな事態を一市民の俺はどう見ていたかというと、漫然と澄ました顔で見ていた。

明け透けに言うなら、政治のことがよく分からないのでどうでもよかったんだ。

この町の歴史の1ページに載るであろう出来事だとは思うんだが、選挙ってものイマイチ関心がもてない。

総体的に見て一人一人の一票や、それに対する意識大事というのを理屈の上では分かってるんだが、どうにもピンとこなかったんだ。

ちなみに投票権のない弟はというと、圧倒的にフクマ支持者だった。

だって市長の『親免許制度』のせいで、俺たち家族は数ヶ月間バラバラだったんだよ。市長投票なんて有り得ないね兄貴だってそうだろ?」

「まあ、それはそうなんだがな……」

クマの言うことには頷く部分も多いが、それが彼を支持する理由にはならない。

弟は政治理解度メロス並だったので、その分別ができないのだろう。

俺も似たようなものだったが、それでも単純な人間じゃない。

かに市長は嫌いだし、明確な理由もある。

だけどずっと感情的になっていても仕方がないだろう。

政治のことばかり考えていれば生きていけるわけじゃない。

市長が誰になったところで日々の勉強捗るわけじゃないし、シーズン毎の休みが増えるわけでもない。

食べる飯の味は変わらないし、バイトは楽しくないままだ。

秤に乗せるまでもなく、俺の日常にそれを思考する余地はないといえる。

から俺はごく個人的かつ意識の低い理由で、投票する権利放棄するという権利行使するつもりだった。

(#71-3へ続く)

2019-03-23

anond:20190323082923

鉄格子越しでも迫力あると思うなあ

クマライオンに怒鳴られたらゴツイ男性客もヒエッってなりそう

anond:20190323012940

サケにしても放精したら後は力尽きてクマの腹ごなしにでもなる。

別に家庭に求められちゃ居ないんだし、女性は視認したものは看過出来ないか

行方くらませれば良いのでは

ここに鬱ネタ書く人って

何がしたいんやろね。

世間知らずのビックマウスに無益説教されるだけなのにね。

[] #71-1「市長市長であるために」

特定役割というものは、特定の人たちから嫌われやすものだ。

弁護士編集警察(サツ)、教師……

俺の場合市長がそれにあたる。

市長は俺が物心ついた頃から同じ奴がやっていた。

長年その地位にいるのだから、さぞかし市民から支持されている有能な人物なのだろうと思われるかもしれないが、別にそんなことはない。

善良で思慮浅く、働き者で生産性がない。

市のトップとしては些か頼りないと言わざるを得ないだろう。

にも関わらず、市長市長であり続けている。

それはなぜなのか。

市長椅子が揺らされたある日、俺はその理由を知ることになる。


…………

同級生タイナイと帰り道を辿っていた時のことだ。

公共広場にさしかかるとマイクの音声が聴こえてきた。

市民の皆さん! 今のこの町、より具体的には今の市長に不満はないか?』

広場の方に目を向けると、誰かが演説をしているのが見えた。

彼はたった一人で、しか市役所から数十メートル離れた場所でそれをやっていた。

中々に剛胆な奴といえよう。

「あれ、見たことあると思ったら、あの人フクマじゃん」

「フクマ?」

タイナイが言うには、フクマ動画サイトSNSなどで政治をあれこれ語っている人物だとか。

そして、彼が最近ご執心なのがこの町のもろもろで、特に市長については批判的な言及をよくしていたらしい。

「だけど反響イマイチなかったみたい。たまにコメントで夕飯の献立が書き込まれる位で」

賛否以前に、そんな冷やかししかこないのか」

まり、あのフクマって奴はその現状にやきもきして、自分の主張をもっと轟かせられる場を求めにきたわけだ。

それだけこの町の政治について、或いは市長に対して強い情念があるのだろうな。

『今の市長市長でい続ける限り、この町は悪くなることはあっても良くなることは絶対にない!』

だけど俺たちは、その思いを感じ取れるほど強い関心をもてなかった。

何も思うところがないといったら嘘になるが、彼の演説を立ち止まって聞くほどじゃない。

「まあ、この世にああい草の根が未だ存在しているなら、民主主義もまだまだ形骸化してないと思えるね」

「ふーん……ん? タイナイ、それどういう意味だ」

「いや、僕もよく分かんない。なんか政治的なことを言ってみたくて」

俺たちはマイク音が耳から抜けるのを感じながら、スタスタと広場の横を通り過ぎる。

それは他の人たちも同じだった。


しかし、それが何日も続くと風向きが変わってきたんだ。

市長ちゃんと考えていないのです。いや、恐らく出来ないのでしょう』

「いいぞ、よく言った!」

「わしらも大体同じこと思っとった!」

クマ言葉に耳を貸す人たちが徐々に増えていった。

彼の声と波長の合う者が共鳴し、人が人を呼ぶ現象が発生。

1ヵ月後も経つ頃には、広場がフクマ目当ての人間たちで溢れていたんだ。

『そのことを市民である我々は気づいた。次は市長に気づかせる!』

「その通り!」

「大した代弁者だよ、あんたは!」

クママイク音と、集まった人達同調する声によって辺りはお祭り状態

『今の市長に期待をする時期はとうに過ぎた!』

「そうだー!」

以前から政治市長に不満を持っている人間は多くいたが、彼を媒介として露になった形だ。

そして誰かが何気なく、だけど決定的な号令を鳴らしたのだ。

「次の市長はフクマあんたに決まりだ!」

その号令は、市長椅子を揺らすほど響くものだった。

『え……』

「……ああ、確かに。それが一番いい!」

周りの支持者も、その号令に同調する。

必然、フクマ自身もその提案を快諾した。

『そ、そうだ! 自分が新しい市長となろう!』

(#71-2へ続く)

2019-03-19

去年のクリスマス

今年も一人寂しいクリスマスを迎えるのか…と思うと、従姉妹のAちゃんからLINE

まーくん、今年もひとりぼっちかな?」

1歳年上のAちゃんはこうやって俺を煽ってくる。

「おかげさまで。」

という文字とプンプンとしたようなスタンプを送る。

「おねーさん相手してあげよっか?」

という文字の後に「なーんてね♪」というクマスタンプが送られてくる。

「そんなんだから彼氏できねーんだぞ」

毒を文字に打ち出すと「ひっどーい(泣)」みたいなスタンプが送られてくる。

 

と、同時にLINE通話がAちゃんからかかってくる。

まーた、怒られるのか、傷つきやすいヤツだ、とめんどくさそうにとる。

 

もしもし?」

まーくんのアホ!』

「え?なんて?」

バーカ』

プツ、ツーツーツー

 

なんなんだ一体。

まぁいいかと、その場は流し、風呂に入って寛いでいると玄関チャイムがなった。

こんな時間になんなんだ。と気だるげにインターフォンをみるとAちゃんの姿が。

 

部屋に上がってもらう。

かい買い物袋を持っているので「持つよ」といい持ってみるとものすごく重い。

入っているのは、缶ビールと、あと、ケンタッキーのようだ。

「なに?ここで飲むの?」と聞くと「当たり前じゃん。寂しい一人を過ごすまーくんをお姉さんが慰めてあげようと思って。」といいズカズカと入ってくる。

 

ケンタッキーを食べながら話をする。

まーくん、そろそろ彼女つくりなー」

「いや、3年前のBにひどい目に合わされたからな。しばらくいいです。」

婚約してたのに浮気してて、しかも通帳から半分くらいお金取られてたんだよね。」

「まぁ、縁切りのためのお金とおもったら別にいいさ。」

「達観してるねぇ。」

「まぁ…てか、もう遅いから帰りなよ。駅まで送っていくよ。」

「あのね、」

「うん?」

「あのね、言いたいことがあるの。」

「なに?」

まーくんね、まーくんがBさんと別れてね、おねーさんしかった。」

「は?」

まーくん、ね、言うね。おねーさんね、ずっと、あのね…」

「…そう。俺もAちゃんだったらいいよ。」

「!ほ、ほんと?」

「嘘つくこともないし。でもおじさんに殺されそうだなぁ、おじさん俺のこと嫌いっぽいし。」

ちゃん説明すれば大丈夫だよ。」

そして、夜は更けていく…

っていうのを一人で演劇してたら結構ハッスルしたね。寂しさも紛れた。

2019-03-12

ヤマカンの件で一番びっくりしたのはあれだけビックマウスのくせに親会社の言いなりで不利な条件で契約していること。普段あれだけイキってるのにw

2019-03-08

クナイプの最近クマのラベルシリーズ微妙かな

それなりにいい香りだけど 言っちゃなんだが安っぽく感じる

これまでのがっつりハーブ系、薬草!って香りが好きだったので

バニラだとか花だとかの そこらにある化粧品香りみたいな無難なのはあんまり

それでもまあ試すけど

今日期間限定サクラ香り

食べ物でも物議をかもすサクラフレーバー

入浴剤もやっぱ んん?って感じだ

シナモンぽさとシソみたいな香りと、、これが桜なのか

2019-03-05

冷蔵庫クリオネ増田命の医の出す魔ね折句の考沿い玲(回文

おはようございます

趣味短歌を詠んでみました。

クリオネをそっと流しに流して流すキミの命はファンタスティック!!!

って短歌初めて詠んでみたんですけど。

なんでそこで泣く子も黙る宇宙海賊なの?と思っちゃうけど、

とりあえずファンタスティック!とかレボリューション!とかでしめるとなんでも短歌なっちゃうわよ!

天津木村さんが言ってました!

ってそれ吟じるひとー!

そんなことより!

もークリオネとか育てらんないし、

人工海水なんてどうやって作ったらいいのかも分からないわよ。

永谷園とかでインスタント海水の素ってないのかしら?

味の素のでもいいわ。

もうこれ以上クリオネのことは言わないけど

しろ飼ってて私たちが与えられるエサすらもないと言うから

もう命燃やし尽くしまくって天命を待つしかないのよ彼らは。

冷蔵庫の小さな瓶の中でひっそりと羽ばたいているクリオネちゃん

なんだか可愛そうだなと思ったわ。

からさ、

瓶に入れたクリオネプレゼントするぜ!って言われたけど、

丁々重々にお断りいたしまいた。

みんながみんなクリオネで癒されると思ったら大間違いよ。

宇多田ヒカルさんも歌ってるけど

みんなが大好きなのはクマよね!

っていってもクマ持ってこられても飼えないけど。

笑っちゃうわ!

大洗海水浴場ばりに!

うふふ。


今日朝ご飯

なんだっけ?野菜サンドタマサンドよ。

タマサンドはまあ外れはほとんど無いわ。

だけど野菜サンド野菜気合いがものによって違うから

今日のはレタスが盛々しゃきしゃきで美味しかったわよ!

デトックスウォーター

トマトキュウリレタスのしゃっきりウォーラーよ。

野菜は果肉の多いものだとなんだか

青臭くなっちゃうのが玉に瑕だけど

野菜感はまんさいよ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2019-03-03

シャチクマスカットって名前本当にやめてほしい

shine事件から何も学んでないの、本当に無能しか言いようがない

2019-03-02

世界四大動物種族間抗争作品

いまTVガンバの冒険映画がやってたので。

ガンバの冒険ネズミイタチ

銀河 流れ星 銀(イヌクマ

・ひげよさらば(野良猫野良犬

あと一つは?

さら気づいたが、自分はどうぶつバトルものが意外と好きなのかもしれない。まだ未見の作品があったら知りたい。

2019-03-01

遅刻する人にイライラするなら待ち合わせという概念のものをなくせばいい

業界の傾向なのかそれとも類が友を読んでいるだけなのか、

私の身の回りにいる人間たちはどいつもこいつもあって遅刻癖なくて遅刻癖の持ち主であり

そういう私自身もそんな闇の軍団の一味だったりする


遅刻マン同士で待ち合わせをしようとすると

まあまず時間どおりに来るやつなどおらぬ、おらぬのだな

下手すりゃ主催者ポジションのやつさえ平気で遅れてくる

全盛期には参加者全員が遅刻したため事実上誰も遅刻してないっぽい雰囲気になったことも


遅刻するやつの遅刻する原因を云々してもしようがない

ある種の障害持ちなのかもしれない

他のやつらを低く見ているのかもしれない

クタクマンのように時間という観念そもそも欠落しているのかもしれない

いずれにせよ責めたり教育しようとしたりするのは意味がなく

そもそも何らかのシステム遅刻という概念制御したほうが早い


遅刻マン人口が六割を超える地域でよく見られる風習としては

「待ち合わせの集合時間を通常よりも早めに設定しておく(いわゆる遅刻マンズ締切)」がある。

これはまあそこそこ上手く機能する

ふだん十五分遅れてくるやつに対して十五分早めの集合時刻を伝えておくと実験マウスのようにピッタリ現れる(遅刻マンの平均知能は低い)のは当然として、

遅刻マンズ締切をすっ飛ばし本来想定の締切すら吹っ飛ばすやつはそもそもまりごとバックレる気分である可能性が高いため

まり慮る必要がなくなる、という効果もある。


しか遅刻マンズ締切には多いなる欠点も有している

結局の所「集合時刻通りに来るやつが待つことになる」のは変わらないのだ。

遅刻マンズ締切は遅刻マンが大量に棲息する地域のみで可能なのであって、

普通時間感覚を持つ人間たちが大半を占める場所、たとえばNHKの社内やJR駅構内郵便局の受付窓口などではイライラする人を増やすのみである


ではNHK社員はどうすればいいのか

そもそも待ち合わせという概念のものをなくせばいい。

オール現地集合である

いや集合すらするな。

入れ。

そこがおしゃれなカフェだろうがオタクどもが波濤となり押し寄せてくるコンサート会場だろうが脱出ゲームのハコだろうが、さっさと遅刻者などおいていけ。

設定時間を過ぎたらゲームオーバーイベント場合、遅れたやつは不参加しかない

設定時間を過ぎても一応参加できる系のイベントお茶会とか)の場合、遅れたやつも一応グループに加われる。そこで自分の知らない流れになっていても自己責任だ。


みんなで一緒にいかないと目的地がわからない?

知るか。グーグルマップを使えないなら今すぐ老人ホームに入ってそこで余生を送れ

現地に行く前にみんなでキャピキャピする時間を大切にしたい?

どうでもいい。心底どうでもいい。そんなに人生ローディング画面を大事にしたいんならイヌでも飼って人とは付き合うな。

そもそも「集合する」という行為自体時代から遅れているのだ。

大学生以上で「集合」という語を使っているのはせいぜい数学科学生ぐらいだぞ

いかげん行きは一人で行け。帰りはみんないるんだから

2019-02-26

anond:20190226182255

例えば、ぱっと「煙草吸いまくってて濃いクマがあってガリガリで、でも目だけは並々ならぬ生命力があるしいざ戦うとめっちゃ強い」みたいなキャラを思い付いたとします。

このキャラを成立させる為には、まず「不健康なのに強い」という特徴を成立させなければなりません。そうすると、その理屈付けの為に「魔法があって腕力や体力に関係なく強い人間存在する世界」だとか、あるいは「特殊煙草が開発された未来であり、彼の吸う煙草一時的に筋力をものすごく上げる」とか「特殊拳法跋扈する社会であり、体力がなくても一撃で相手を倒せる達人である」とか「そのキャラの為の設定」がにょきにょき生えてきて、それが積み重なって世界観になるのだと思います

 そのようなことをされてしまうとナチュラルではなくなってしまます

 俗に言う「作者の人間性が透けて見える」という状態ですね。

 そうなると「作品」には集中できなくなってしまます

 安直な設定は「作者はこう考えて設定したんだな」ということが読まれしまます

 考えることが「作品から「作者」にシフトしてしまうわけです。

 そういった点を感じさせないのが、作者の力量かと思いますが。

 作品とは自己紹介のための名刺なのですか?

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