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はてなキーワード: 世界恐慌とは

2023-10-31

デンマのレゴはすごい

なんてったって発祥の地だから

元々は家や家具を作ってたんだけど、世界恐慌で資材が不足

そこで小さな玩具を作り始めた

そして戦後に木製ではなくプラスチックのものを作り始めたんだ

プラスチック製なんて売れるわけがない」と批判があったが、根気よく売り続け、どんどん売れるようになっていった

1980年代には電池で動くものも発売され、みんなに愛されるおもちゃになった

やっぱりすごいよな、デンマークレゴ

2023-10-21

anond:20231021125757

ただ経済的には世界恐慌が鼻で笑うし

戦争的には第二次大戦が鼻で笑うので

しろ今までの日本絶頂すぎた部分あんだよね

2023-10-03

10/3  仮面米国を観る

今日バイト休みだった。

いつも通り昼過ぎに起きる。昼ごはんカレーメシ(スパイスチキンカレー味)を食べる。スーパーで120円!!で売ってあったので、買い溜めした内のひとつ。たいして期待していなかったが、これが非常に美味しかった。カレーメシではハヤシライス味が一番だと思っていたが、それ以上かもしれない。

それからパスポート申請をしに立川へ行く。最寄駅で忘れものしたこと気づき、入場記録を消してもらおうとしたら150円かかった。自己嫌悪に苛まれる。家へ戻り、ふて寝。

目が覚めたら、19時近くになっていた。アマプラ仮面米国を観る。30年代映画は長くて90分程度で終わるものが多いのでノートパソコンで視聴するにはちょうどいい。ほんとうはtvで観たいが。

内容としては思っていたよりもずっと面白かった。どういうわけか、脱獄映画はどれも外れたことがない。この映画が始まりだけれど、かなり完成度が高い。主演俳優ポール・ムニもアップになればなるほど良い。悔しさを滲ませた演技といい、知性と鋭さを感じる目つきだったり。まぁとにかくハンサムからね。スカーフェイス1932年)も観てみたい。うろ覚えだけれど、以前観た米国受刑者を取り扱ったドキュメンタリーで、囚人を使うとかなり人件費が安くつくからささいな罪でも収監されることを思い出した。しか世界恐慌真っ只中の時代にできたものから生活に困り、軽い罪を犯して捕まった大勢の人をタダ同然で過酷労働従事させられたのを批判した映画なのかなぁ。そうだったら、今でも残っているぐらいアメリカのかなり根深問題の一つなんだろうな。

映画を観終わったら、カレからLINEが来ていた。ハッピーニュースがあったから、次会った時教えてくれるらしい。よかったね。

2023-06-21

台湾有事を想定したBCP事業継続計画)を全ての組織が整備するべき時

天災が起きた時、コロナ流行った時、「BCP必要!」と思い出したように言い出す人達が湧いて出てきてたけど、今こそ台湾有事を想定したBCP策定しとかなきゃヤバイんじゃないか

いざ台湾有事が起きたら世界中半導体絶望的に不足して、中国との交易経済制裁で著しく制限される。

半導体レアメタルが止まるから自動車生産ストップするだろうし、中国からの輸入食材が入らないと家庭の台所も困るが外食産業が壊滅的なことになりそう。

海運も滞るだろうし、世界恐慌になるかな?日経平均1万円割るんじゃないか

今のうちにできることは台湾中国から購買している物資をできるだけ多方面から分散調達にすることぐらい。

アパレルはすでにベトナムインドバングラデシュなんかに分散しているけど、どんどん推し進めてメイドインチャイナ率を下げていくしかない。(生活雑貨玩具家電PCサプライなども)

半導体韓国とのパイプを今から太くしといたほうが良いのでは。

農産物は…影響デカすぎ。ヤバイしか言えない。

建築資材とかもかな、知らんけど

ともかく全産業企業公的機関もすべて影響を受けるから今のうちにBCP作るべき。

2023-05-04

anond:20230501162557

政府が非効率から政府が何もせずに市場に任せればうまくいくというのが自由主義

1930年世界恐慌で一度放逐された。金融危機を迎えると、金をため込み、設備投資技術開発投資をしなくなり、永久不景気産業劣化を続けるんだ。代わりに政府金融財政税制で調整するケインズ主義と、政府がすべて生産調整するマルクス主義に移った。

しかマルクス主義国は失敗し、1970年代オイルショックベトナム戦争支出によるアメリカの経常赤字化、途上国の腐敗などのスタグフレーションケインズ主義ケチがついた。

ケインズ主義だとマイルドインフレになるように調整すればよいと考えたんだけど、インフレでも自分たち合致する供給を作れなければ、物価高だが収入所得が上がらないスタグフレーションになってしまうんだ。

そこで、金利操作だけを加えて、政府財政均衡、フラット税制志向規制緩和構造改革という名の費用対効果への回帰を叫んで自由主義の復活が起きた。この自由主義の復活が新自由主義

しか1990年バブル崩壊に対して解を持たず、失われた30年を作った。財政均衡志向デフレでも財政出動をしないのが正しいということでデフレを温存した。

フラット税制志向は、消費税増税とし、累進所得税や法人税減税をねらったが、消費税増税が景気を叩き落し、累進所得税や法人税減税はため込まれ貨幣流通速度を落とした。

構造改革という名の費用対効果への回帰を基に、基礎研究・応用研究教育破壊された。ゆえに新しい産業が生まれなかった。しかし、どこかにすぐ確実に儲かる産業の種があると考え、産業の種を叫ぶ弱い人形を引っ掻き回し、つぶす悪趣味人形遊びを続けて、新しい人形を来たれと叫ぶのみ。

金融緩和という新しい手法も生まれそもそも現代において通貨自体政府負債自国通貨建て国債では政府破綻しないと自国通貨建て国債外貨借金峻別がついてきた。スタグフレーション合致する供給の増産が解だと気づいてきた。

基軸通貨国か経常黒字国となるような努力必要だけど、基軸通貨国か経常黒字である間は、インフレ合致する供給を作れる技術力を持って、マイルドインフレにする調整が正しいということになる。

経常赤字国は輸出を増やして輸入をへらして、外貨借金が増えないようにする政策必要だな。

新自由主義と、産業育成ケインズ主義と、弱者救済ケインズ主義と。

本来右翼左翼というのは、フランス議会右翼王権保守左翼革新が陣取ったことが始まる。右翼強者より、左翼弱者よりでもある。

と同時に、政府の関与を減らすことが望ましいという自由主義へと移っていった。

しか1930年世界恐慌自由主義否定された。金融危機が起きると、企業が金をため込み、設備投資技術開発投資をしなくなり、永久不景気産業劣化を続けるのだ。

世界中諸国政府金融財政税制で調整するケインズ主義と、政府がすべて調整するマルクス主義に移った。

ここで、ケインズ主義右翼保守マルクス主義左翼革新となった。冷戦体制ともなった。

マルクス主義国はうまくいかなかったけども、ケインズ主義1970年代オイルショックベトナム戦争戦費によるアメリカの経常赤字化、途上国の腐敗によるスタグフレーションケチがついている。

そこで、自由主義金利政策だけを加えて新自由主義として復活した。特に途上国の腐敗や、戦争戦費による、政府肥大化無駄支出が多かったこともスタグフレーションの原因で、ある程度費用対効果に戻ることも必要からだ。

途上国の腐敗も、産業育成より前に弱者救済をしてしまうと、経常赤字となり外貨借金が増え、外貨借金から財政破綻するという側面もあっただろう。

しかし、新自由主義立ち位置ケインズ主義よりも強者寄りで右翼なのだ

ケインズ主義右翼保守だったのを新自由主義がのっとって、左翼が寄るべき理論が無くなり、ケインズ主義を持つ党派もなくなり、惰性で経済理論から離れて右翼左翼だといっており、経済理論は実は右翼左翼とも新自由主義となってしまっていた。

しかし、1990年バブル崩壊という金融危機が起きた。新自由主義に移っていた日本金融危機が起きると、企業が金をため込み、設備投資技術開発投資をしなくなり、永久不景気産業劣化を続ける問題解決できずにいた。

さらに、基礎研究・応用研究教育は一部大きな産業に繋がり、長期的な費用対効果はある。しかし、近視眼的な費用対効果はない。困窮者救済も近視眼的な費用対効果はない。新自由主義は基礎研究・応用研究教育・困窮者救済を破壊し、産業劣化も招いた。

どこかに新しい産業の種を起こす人形がいるはずだ!探せ!探して引っ掻き回せ!と、イノベーションベンチャー育成という名の悪趣味人形遊びに使える人形を探してつぶすだけ。

2008年リーマンショックでも金融危機が起き、金融緩和という新しい手法が生まれた。MMT自国通貨建て国債外貨借金峻別がついた。

さらに、コロナショックが起きたけども、財政出動と金融緩和で早期の回復を見せている。ウクライナ戦争でもオイルショックとなりかねなかったけども、太陽光発電風力発電低価格化もあり、1年程度でインフレも落ち着くようになってきている。

新自由主義も放逐されつつあり、ケインズ主義が復活しつつある。しかし、ケインズ主義大きな政府にするのだが、何に使うのか?はまだ課題が残っている。産業育成が中心ではあろうとも、弱者救済も政府しか担える主体はいない。

しかし、「あいつらが悪いから叩けばうまくいく」と無駄を叩こうとする新自由主義は残っている。その無駄たたきで基礎研究・応用研究教育破壊してきたというのに。

無駄を叩こうという党派維新立憲民主党維新新自由主義はもちろんだけど、立憲民主党もよるべき理論がないまま維新に流されて、無知故の新自由主義となっている。

さらに、金持ちにとってはフラット税制志向新自由主義が望ましい。おそらく金持ちが金を出して新自由主義を叫ばせてるのもあるんじゃないかと思う。

強者より、弱者よりの右翼左翼の分類でいえば、維新立憲民主党右翼で、自民党はむしろ左翼となる。

裏の理論がしっかりしてない立憲民主党は放逐されて、新自由主義維新VS産業育成ケインズ主義自民対立になりそうな気がする。

しかし、自民党意識して産業育成ケインズ主義になったわけではない。自民党内でも新自由主義無駄たたきの緊縮派はいる。

すると、また新自由主義に流される懸念はある。さらに、2大政党制だと弱者救済のスタンスを取る勢力がいなくなる。弱者救済ケインズ主義れいわが可能性があるけど。

やはり2大政党制狙いの小選挙区制をやめて中選挙区制に戻すべきじゃないかと。産業育成ケインズ主義政党が中心となり、強者寄りの新自由主義政党と、弱者寄りの弱者救済ケインズ主義政党が両側から引っ張る構造の方が良いのではないかと思う。

2023-03-04

anond:20230304182938

現代において通貨自体政府負債だという話と、自国通貨建て国債では財政破綻しない。外貨借金での財政破綻否定していないという話だぞ。

だよ。

1930年世界恐慌に対して、ケインズ主義として、不景気なら国債を発行して需要を作りましょうという話があったんだ。

一方で、1970年代オイルショックとか、アメリカベトナム戦争戦費や欧州日本の復活で経常赤字と金流出が起きたり、途上国が腐敗して財政破綻することになったんだ。だから財政出動は良くないんじゃない?という話になった。

だけど、MMTで、自国通貨建て国債外貨借金は別じゃない?財政破綻外貨借金だけの問題じゃない?となった。とすると、外貨借金問題が起きない基軸通貨国と経常黒字国は不景気ならやっぱり国債を発行して需要を作りましょうとなる。

しかし、今みたいな海外インフレ需要大供給小の状態では、次に需要大に合致した供給自分たちが作って好景気にすることが大事だとは思う。

インフレにすることと、インフレによる需要大に合致する供給を作ることの2段階必要だと思う。

2023-01-15

世界恐慌の時でも安定していた職にしなさい

公務員になりなさい

2022-12-20

トナカイの鼻が赤く光るのは、父親が娘を愛していたか

1930年代に、アメリカに住むある父親が娘のために童話を描いた。

ドルフっていう赤鼻のトナカイの話だ。

サンタが住む北国で、役立たずのトナカイであるドルはいつも落ち込んでた。

他の8匹のトナカイみたいに活躍できなくて、赤鼻のトナカイだとみんなにバカにされていた。

でもある日、サンタトナカイ達がプレゼントを運んでいると、急に霧で前が見えなくなった。

このままでは前にすすめない。するとサンタは気がついた。「ルドルフ、君の赤い鼻が光ってるぞ!」

ドルフはみんなの先頭に立って、霧の中を駆け抜けた!

そして、無事にプレゼントを届けることができた。

その日以来、ルドルフは自信を取り戻し、みんなの人気者になることができた。

この話を父親が思いついたのは、世界恐慌貧乏暮らししてた時なんだ。

妻は病に侵され、娘にも貧しい暮らしをさせていた。

そんな時、娘を喜ばせようと描いたのが、「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」というお話なんだ。

役に立たないと思ってた者も実は役に立つ、みんな救われるんだというメッセージが入っていたんだ。

この話を他の人にも聞かせたところ、たちまち評判に。

絵本出版され、爆発的に売れた。

悲しいことに途中で妻は病で亡くなってしまったけどね。

でも本が売れ、ついに赤鼻のトナカイは歌になった。

その曲も大ヒットして、父親大金を手に入れることができたんだ。

父親再婚し、子供も産まれたそうだよ。

その後、赤鼻のトナカイの歌は日本にも伝わった。

みんなご存知の「赤鼻のトナカイ」の歌だ。

それで輸入される際に歌詞和訳されたんだけど、文字数的に内容が省かれてしまった。

からみんなが今知っているルドルフという名前も出てこないし、少しわかりにくい歌詞になっているんだ。

でもこれで分かったよね。

トナカイの鼻が赤く光るのは、どんな人でも、たとえ欠点だと思われた部分を持っていても、実は役に立つんだというメッセージがあったんからなんだ。

そして、父親の娘に対する愛が込められていたからなんだね。

なぜトナカイの鼻が赤く光るのか、答えになっていれば嬉しい。

トナカイの赤い鼻が光るのはおかしくない? 」

https://anond.hatelabo.jp/20221217004506

2022-12-12

日本だけ成長率変わらないのおもろい

世界恐慌時のソ連かな?

IMF世界経済の「最悪はこれから」 英減税政策を再び批判

https://www.bbc.com/japanese/63224707

2022-11-24

 明治になって、大規模な飢饉は減りました。それは、交通の便の改善や、多様な品種栽培可能になったこと、農業技術進歩などが大きな要因です。それでも、東北を中心に何度か飢饉が起きました。

 そして、昭和に入った1930年から1934年にかけて、東北で大規模な飢饉が発生します。昭和東北大凶作とよばれるもので、女性の身売りが頻発します。これが世界恐慌などと相まって、戦争への契機となりました。食べる物がなければ、人は平気で道を踏み外すのです。

iPhone工場暴動が起きたのはロックダウンで配給されるメシが不味すぎたってことが原因らしい

まあ気持ちは分かる

2022-11-03

anond:20221103122122

しろそれこそが文化でしょ

文化である」ということは、現状に右往左往するのではなく向き合って自らの感性や考え方を持っていくということ

ミュージカルアニー』は世界恐慌真っただ中の過酷アメリカで生まれたからこそ疑いなく素晴らしい文化になった

文化というのは、平穏で安穏とした環境しか生み出せない弱々しいものではない

どんな環境でも前を向いて(あるいは悲しみと向き合って)生きていこうとする意思こそが文化

2022-09-17

anond:20220917001108

有能ではあるのは認める。だが、角栄は結局金にしか影響出来なかった。経済を成長させる、それも政治主導での行為健全とは言えないと思う。大きな政府だったっけ、ニューディール政策も、ヒトラー公共事業延命措置しかならなかった。アメリカニューディール世界恐慌を乗り切ったわけでなく、運よく戦地にならなかったから独り勝ち出来た。

2022-09-05

anond:20220905070801

15年以上引き出すことな投資する時間があるなら「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」を毎月一定額購入するのがいい。とちゅう「・・・ショック」があって、元本が3割2割になったとしても我慢して継続する事が大事1930年代世界恐慌、2008年リーマンショック2020年コロナショック時に、円換算で元本がどれだけ減って、その後何年かけて戻したか分析すれば、一定根拠をもって投資できるハズ。

2022-08-21

少子化の始まり戦後だという風潮を正したい

から思ってたんだけど

出生率ピークは大正時代1920年くらいで、そこからまっすぐ落ちていってる

http://honkawa2.sakura.ne.jp/1553.html

 

戦後の2回のベビーブームは単純に異常値であって、それ以外は綺麗に減っていってる

俺が本当に知りたいのは

明治から大正にかけてなぜ増えていったのか?

大正昭和初期にかけてなぜ減っていったのか?その因子は何か?

他国でも同様の状態なのか?

なんだけど、歴史に明るいわけじゃないかマジで戦前のことが分からんのに

誰もが戦後のことばかり話しててイライラする

 

ちなみに富国強兵政策かなと思ったんだけど、むしろその時期は出生率が減ってる時期だとわかった

価値観の大きな変化はたぶん江戸時代明治時代だろうから西欧化が原因というのも多分間違い

しろ女性の有り様の変化とか、文化的側面とか、近代化の何かだと思うんだけど、とにかく明治昭和初期に明るくないとわからん

俺らの昔のイメージっていうのはあくま戦後なのよ

 

______

 

コメントありがとうございます

 

関東大震災

→確かに1923年で、ピークの2年後くらいだ、何か関係あるのかな

 

産業革命

→確かにこれ大きいのかも、例えば第二次産業の普及と共に子供資産価値が一旦上がったとか?

 

電気の普及

→ていうか張ったページに書いてあるねw

大正時代における出生率の増加から減少への転換の契機となったのは、産児制限への動きや一般家庭への電灯の普及の影響と考えられている。

>電灯は庶民の「夜の生活」を変えた、といっていいだろう。電灯のもとで、人々は雑誌書籍を読むこともできたし、夜なべ仕事も容易になった。大正期に始まる都市出生率の低下は、電灯の普及と少なくとも時期的には一致している。都市では夜の娯楽が増え、農村に比べてそもそも低かった出生率は、さらに低くなった」

→つまり、予想だけど「娯楽が増えて子供が減った」ってこと?

 大正時代といえばまだ子供が資産だった時代だと思うけど、それでも娯楽の影響は大きいんだろうか

 そういえば昔、初体験の年齢が地方都市で異なると聞いたことがある、それに初婚年齢も都市部のほうが遅い

 

ちょっと間違えていたこ

富国強兵の時期って1870年頃〜1905年くらいなんだね、出生率の上昇と一致する

 

気づいたこ

世界恐慌 1929年から33年あたり

→単純な不景気によって出生率が下がった可能性?

 

仮説

・娯楽が充実すると子供は減る

不景気になると子供が減る

富国強兵はうまく行っていた?

不明なこと

産業革命が及ぼした影響

 

いずれにしても現代再現可能そうなネタがないな

娯楽を減らすなんて無理だし

2022-07-06

表現の自由をめぐる問題についてさすがにアップデートしようぜ

元々、表現の自由といったらナチスドイツSSソ連KGBがやったみたいに国家から弾圧されるものだった。だから表現の自由一般的消極的自由に分類されてそれに基づいて立法議論がなされてきた。

でも今は状況が変わりすぎた。

今も上記のような古典的表現の自由侵害はあるし、起こりうる。でも、今の民主的と言われる国々ではこれらよりも強力な私人による表現の自由規制の方が遥かに危険性として高い。

例えばクレジットカード会社が決済を拒否すれば、インターネット上のプラットフォームは立ちいかなくなるし、GAFAを敵に回したら対抗出来る人などいないだろう(国レベルでもかなり厳しい)。

現にトランプは元アメリカ大統領大富豪という圧倒的強者だが、GAFATwitterから締め出された結果ほとんど表舞台に現れることができなくなってる。

こういう私人間での規制のやり合いが激しくなってきてる現状で国家から規制にばかり怯えて、それしか議論しないのはさすがに視野が狭すぎる。

特定強者大企業自由表現規制するのも経済活動自由だと言って認めるならそれも1つの立場だろうけど、表現の自由国家侵害するものだと盲信して国家関係しないところで特定強者大企業表現規制をおこなってること自体を認めないのは現在世界分析としてあまり稚拙すぎる。世界恐慌直後に闇雲に自由主義を盲信して何も対策をしなかった政治家経済学者の二の舞になるぞ

正直俺は表現の自由は既に消極的自由の枠を超えて積極的自由の枠にも入りつつあると思ってる。俺はこれに対してどうやって対策すればいいのか、そもそも対策するべきなのかは分からないけど戦前日本憲兵を使って取り締まるみたいな古典的表現の自由を考えるだけの時代はもう確実に終わった。

これについて、哲学でも憲法学でもなんでもいいからこの手の問題に触れてる書籍とかがあったら読んでみたいから何か知ってたら教えてほしい。

2022-06-20

Li-ion電池の値段が下がることに文句を言ってた増田追記です

anond:20220620011640

(6/21 1:15 追記

なんか元増田とかこの増田で「リン酸鉄系電池のせいでリンが枯渇する・枯渇が近づく」って言う内容を読み取ってる人がいるみたいだけど、そんなこと書いてないよ。元増田では追記で「枯渇が見えてる資源を使ってたら価格が下がっていくとは考えづらい」って書いたし、ここでは「問題消費量じゃない」って書いてるよ。書いてないことを読み取られても反論のしようがないからね。

追記終わり)

書き方が悪くてEVアンチだと思われている節があるんですが(ただこれは完全に私が悪いです。すみません)、あくまで現状の電池技術ではコモディティ化は難しいだろうということを資源という面から書いたつもりでした。いい加減なことを書いているとまで言われてしまったのは心外だったけどね。

以下は気になったブコメへのコメントです。

korilog 埋蔵量はその時点で経済的メリットの出る採掘量なので、採掘技術進歩価格の高騰で増える。自分子供の頃にはお前らが大人になる頃には石油が尽きるからなって言われてたけど、寧ろ尽きるまでの年数が伸びてる

そうだね。でも価格が上がってしまうとますますコモディティ化からは遠ざかるよね。

muchonov 電池技術開発の弾込めは日本含め世界中で高密度化とレアメタルフリー(=廉価化)を目指して突き進んでるので自分は楽観的。次世代Li系は概ねコバルトフリーだし、本命はほぼ無尽蔵のNa・K系。リンは→https://bit.ly/3b1rPGk

そうだね。でもね、リチウムイオン電池って30年前には実用化されてた(1991年ソニー)んですが、EVとして普及し始めたのはこの10年ほど。あくまタイムスケールを感じてもらうためにこの例を出したので、そのまま当てはめることはできないけど新しい電池を車用に実用化するとなったらそれなりに時間がかかるのは覚悟しておくべきだろうね。多分今のEVブームが盛り上がっている間(今のインフレ退治の後の景気後退が来るまで)には間に合わないだろうな。でも、多分EV一般的に普及させるのは全固体電池なり金属空気電池だろうなとも思うから投資は惜しまないでほしいなとも思うね。

リン酸鉄系について色々ブコメ増田があったんだけど anond:20220620101253   に答えるのが手っ取り早そうだから答えるね。

あのさあ、LFP電池が使うリンの量なんて、農業利用される莫大なリン量に比べたらタカが知れてるというか、はっきり言って誤差のレベルでしょ

そうだね。でもね、問題消費量じゃないんだ。リン酸塩の値段は今後も続くリン採掘によって上がっていく。「肥料じゃなくて電池にするから安くしてくれ」なんてできないんだよ。現にウクライナ侵攻後にFertilizer prices indexの値段は2倍になってるからこの影響は半年もしたら出始めると思うな。あとね、個人的心配してるのがこのあと天変地異なりでリンの値段がさらに急騰した場合安全保障名目中国政府梯子を外してくるんじゃないかということ(四川大地震の時に似たようなことが一回あったみたい)。リンレアメタルよりも大事な、人間にとって生きていくのに絶対必要元素なのでそれを電池に使い続けるのは政治的にも難しいと思うな。

そもそもLFP電池自体がNMC系のLiBに比べて長寿なうえに、最後までバッテリセル内に滞留してて100%リサイクルできるから

これは違うよ。調べてもらったらわかるけど二次電池の正極活物質リサイクルって実は難しくて、今やってる電池リサイクルって実は負極に使う銅箔など肝心の正極以外のものが多いんだ(実は三元系でもまだそんなにできてないんだ)。リサイクルビジネスになるかどうかを無視したとしてもリン酸鉄のリサイクルなんて今出回り始めたEVリサイクルをするわけだから10年後に軌道に乗るビジネスだよね。もうすでにリン鉱石の値段が上がり始めている現状で10年後のリサイクルの話をされても、、、って思うね。それこそ次世代電池が普及し始めてるかもしれなくない?

元増田みたいな主張に対して「EVオワタ論者が寄ってきてセンセーショナルになりがちな風潮はマジで吐き気がする」って思う人はむしろ増えると思うよ

これはその通りで、書き方がよろしくなかったと思っていますすみません。あと書き方が悪かったのは承知の上で言ってるけど自分EVアンチでもテスラアンチでもCATLアンチでもないです。CATLは本当に世界一電池メーカーだと思ってるしめちゃくちゃ期待してます

以下はその下の部分に対してのコメントです。




市場原理の話はまあ定性的理解できるんだけど、さっきのタイムスケールの例からもわかると思うけど電池進歩って半導体みたいに速くないんよ。レアメタル使わないのは結構なんだけど、それが使えなかったとしてもみんなEVなり蓄電池が欲しかったらレアメタルを使ってる電池を使わざるを得ない(後、電池の新技術って声高に宣伝される割に実際実用に耐えるのが出てくるのってそんなに多くないんだよね)。個人的なところを言うと新自由主義的な市場原理技術革新を説明するのは開発者ちゃんと儲かる仕組みを作ってからにしてほしいとおもうね。




自動車の電動化についてはおそらく業界の人はみんな避けられないと思ってるよ。でもね、100年ほどの自動車歴史を振り返ったらわかるんだけど先進技術がほぼ100%で不可逆的に普及するタイミングってほんとわかんないんだよね。100年前のアメリカの例で考えてみよう。

1900年代ー1920年代アメリカって蒸気、ガソリン電気自動車が鼎立していて、蒸気はPWRの面で、電気は航続距離の面で難があった。だから当時の人もこれからの主流はガソリンになるんだろうなって思ってて、実際ガソリン自動車会社創業ブームになって1900年代はアメリカ全土でおよそ300もの自動車会社存在したんだ。ガソリン車っていうのは既存自動車に比べて

という利点があった。だからたくさん参入してきたんだ。でもね、結局ガソリンエンジン車の普及とBig threeの隆盛が決定的になったのは自動車技術問題じゃなくて、世界恐慌とその頃にテキサスで大油田発見されてガソリンが安くなったからなんだ。その頃にはもうアメリカ全土にあったガソリン車に群がった中小企業世界恐慌でもう潰れてる。だからその後のアメリカ自動車市場は生き残ってたクライスラーGMFordの寡占になったんだよ。

 この例から見てもわかるんだけどね、みんなわかってるんだよ。次に来る技術は。でもそれが決定的に普及するのは外部的要因に依存することが多くて時期は本当に読めない。だからそこまで体力を温存するという戦略もできるし、むしろ自分でその変化を起こしてやろうという戦略もとれる。どちらが正解なのかは正直分からない。でもね、技術的な側面だけじゃなくて社会的な側面から見ても現状の技術でのリチウムイオン二次電池電池コモディティ化させるゲームチェンジャー足り得ないだろうというのが正直な感想になる(将来的にもないとは言ってないよ!あくまで今の技術ではという話)。ただしその答え合わせは10年後かもしれないし、もしかしたら30年後かもしれない。もしかしたら水素なりアンモニアゲームチェンジャーになるかもしれない。だから日本人としてはトヨタ戦略が正しいと思いたいけど、そうではないかもしれないとは思っています。でもちょっとでも日本自動車産業応援してくれると嬉しいな。

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