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はてなキーワード: 指導教官とは

2019-03-05

anond:20190305124253

別です。

全員合格判定しないと修了認定されないため、

査読者の一人が不合格を言い渡したので、修了不可です。

指導教官は、合格のためにいろいろご助言や、

修正に尽力してくださってました。

2019-02-26

もっとよく考えろ」という言葉が嫌いだ。

かつて指導教官に言われた言葉で、ある種のトラウマになっている。上司にこれに近いことを言われてまた思い出した。

これをいう人は、立場能力自分より格上にある。そしてこれを言われることは、自分能力限界、或いは怠惰断罪されているように感じた。

からいから問うていたり、そういう成果物を出したのであって、その後どうしたらいいか情報がない。更に聞くことも叶わないし、また言われたらと思うと恐ろしくて何も手につかなくなる。

ただ、結局のところ相手に正解を求めている時点で自分の甘えだなーと気付くと、全くどうしようもない。

大学院修士過程が辛い

研究分野の知識が足りず、ずーっと勉強している。

研究分野の実装力が足りず、ずーっと実装してる。

  

少しずつできるようにはなっているけど、全体像がゼンゼン見えてこない。

そろそろ、一応、今週くらいに、世界初研究やらせてもらえるみたいな感じになるみたいだけど。

  

ゼンゼン見えてこない。

ってか、別に自分研究する意味が分からなくなってきた。

だって、確実に、自分研究しなくても誰かが研究して世界は進むでしょ。

研究が無くても、企業社会科学還元するでしょ。

なんで自分がやる必要あるの?

ってなってる。

  

だいたい、なんか、農作物一生懸命作ってるような感じ。

アンモニア大量生産できるようになったら、肥料大量生産できるようになって、そのおかげで食料問題解決した歴史とか。

コンピューターができてから色んな分野が爆発的に進んだ歴史とか。

そういうのを考えると、

自分みたいな応用系でかつ、産業っぽくないとかのは、なんだそれってなる。

  

素粒子とかで、重力波を3点で測れるようになって、宇宙の謎が解かれる方がいいんじゃないの。それは今、建造中で、確実に成果が出ることが確定している。

  

ってか、普通に働いた方が、いいんじゃないか。

企業で開発とか、まあ開発じゃなくても、営業とかでも何でもいいんだけど。

そっちの方がはるかにいい気がしている。

  

完全に、趣味って感じがしている。

そりゃ、研究室のレベルは高い。下手したら日本で数本指かも。

そりゃ、いい環境にいるんだけど。

意味が分からないし、ってか、まあハッキリ、意味は薄いんだけど。

  

あー。なんでコンナことになったのかなー。

辛い。

まあ、研究が進んでいけば視界も違うのかねー。

  

あー。本当に論文なんて書けるのかなあ。

指導教官に、「絶対書かせてやる」とかお墨付きもらって、どうやらマジで育ててくれてるっぽいんだけど。

論文書ければ一応、名刺代わりになるかな?

  

でもなー。論文って、書いたソバから古くなるわけじゃん。

10年も20年も名刺代わりにはならないじゃん。

しかも、基礎理論とかではなく、ホボ応用だから、速攻で優位な研究が出されてすたれるやろなー。一応、あれかな、レビューにもしかしたら引用してもらえるんかねー。そういう意味歴史痕跡残せる的な?

それすら夢のまた夢やね。

ほげぇ~。

2019-02-15

昔の卒論

今、卒論を書いているのだけど、指導教官学生の時は、パソコンインターネットも無かったと聞いて戦慄した。

ぜんぜん想像できない…

2019-02-08

卒論

 カーテンの隙間から差し込む光によって俺は目を覚ます。眠っている間にベッドの横で充電しておいたスマートフォン時間確認すれば、時刻は正午をとうに過ぎているらしい。その流れで青い背景に白抜きの鳥が描かれたアイコンタップする。Twitterである今日もおれのバカバカしいフォロワーたちは、大学ぼっちだの陰キャだの、百田尚樹日本国記がどうのこうのだの、ろくでもないことをいい加減にインターネットと言う名の電子の海に放出し続けている。どうでもいいことだが、このいい加減な書き込みたちは数十年後に平成の終わりという時代いかなる時代であったかを知るための研究ビッグデータやらAIやら使って調べられるのだろうか。バカバカしい人間が大半の世の中を調べたところで碌でもない結果が出ることが請け合いだと思うのだが。まぁ、後の世をおれが夢想することなどそれこそ""どうでもいい""話なのだが。

 ふとスマートフォンが『ピコンッ』という間の抜けた音を出しながら一瞬震える。この通知音というやつは否応なしに、おれの精神を刺激し、背筋を少し震わせる。携帯電話の通知程度で揺らぐ自身の心の脆弱さに自身への情けなさが募る。通知の内容はメールの通知であった。おれは学内メール自分携帯メールアドレスに転送するように設定している。そのメールの送り主は所詮おれの指導教官というやつだった。いまいち読む気にもならないが、どこかのメッセンジャーアプリのように読んだことが相手にも伝わるわけでもないのでまだ読む気がある内に読んでしまったほうがよい。

 内容といえば、研究室のミーティングを無断で欠席し、ここ数日全く研究室に姿を見せていないことを叱責しているとも、表面上は心配しているように見せたいようにも取れるような内容であった。おれは所詮工学部の4年生というやつなので研究室に毎日"出勤"し、研究成果というやつをどうにかひねり出さなければならないのだが、どうもそれがおれには難しいらしい。今日とて、起床時間はすでに太陽は真南をとうに通り過ぎた時間であり、覚醒している時間も、覚醒しているという表現が不適当に思えるほど脳も身体も思うように働かない。どうにかまともな時間に就寝しようと布団に入るも、結局眠ることは叶わずアルコールをかっ喰らってどうにか就寝する。そのような生活サイクルでは研究室に行くなど到底不可能であることは自明である事実指導教官はおれが来ていないのをここ数日だと思っているようだが、もう2週間は研究室に顔をだしていない。

 おれがこのような人間になったのは大学入学してからだが、根本的な原因はもっと前にある気がする。そのことを考えて、研究室に出勤しなければならないという心の中の罪悪感を追い出そう───。

2019-02-06

査読者は素晴らしく意味ある研究をしてるらしい



修士学生をやっている。

しばらくへこんでたんだけど、ほんのちょっと落ち着いた。

修了条件である研究発表について

どうしようもなくモヤモヤするから

どこかにはきだしたくてここにたどり着いた。

完全にチラ裏。ごめんね。

修士卒の人にはわかりきってることだけど、一応タイトルの補足。

修士では卒論発表と違って自分論文を、指導教員のほかに二人見てもらう必要がある。

それを査読者の教授とか呼んでるだけど、発表でここからすごい質問が来る。

いわゆる魔の質疑応答時間に。


質疑応答地獄なのも、公開処刑なのもお決まりから

ある程度は覚悟してるし、つぶされて大炎上だろうなって思ってた。


でも思ってたけど、想像以上にひどかった。


あなた研究意味のある研究じゃないですよね。新規性がないから」



新規性

学術研究にとって最も必要ものだし、ないといけないもの

かにやってきた研究最近勃興する分野のものだったし、

先行研究にも乏しい。

そしてみんなこういう質問はされてるんだと思ってる。


自分なりに考えたり、指導教官に相談して、出した答えを述べても

結局「新規性とは言えない。意味ない」って返された。


意味がないんだなって思った。

やってきた二年間の研究には、何の意味もない。

自分なりにこうだって思ってきた新規性新規性じゃないらしい。


研究を耐えて耐えてつらい時もあったし体調も崩したりしたけど、

ここまでやってきて、最終的には「意味がない」って言われる。

わかるかな。

絶望だよ。

失意のどん底

よく泣かなかった。

甘いって言われるんだろうなぁ。

ここ結構厳しいこと言ってくる人いるし。

でもさぁ、自分時間かけて頑張ってやって成果出したと思ったら、「意味がない」で切り捨てられると、

本当絶望

すごいね

あの先生はさぞ意味ある、成果がきちんと述べられて新規性に富んでいる研究をされているんだろう!


修了できるかも怪しい。

あの教授査読者にいる以上、論文を何度書き直しても受理してもらえなさそう。


つらい。



査読者変えてほしい。

2018-12-02

anond:20181202222552

大学院卒がデフォである場(たとえば学会とか)以外では、きっかけがなければ大学名は出さないなあ。

理系は専攻あるあるが語れるし、隣接分野もある程度知識あるけど、文系は困っちゃう人のほうが多い。

なにより、専攻分野が大学名にしか結びつかないのは、ちょっと発想が貧困

増田より分野に詳しい人からすると、その後の話の展開の深さも想像がついてしまう。

そういう人と話すときは、指導教官とか分野で著名な先生の話からだったらいいんじゃないかな。

まあでも人間から相手学歴とか値踏みしたいよね。

そういう時は学生街の話とか、大学スポーツの話から入ってみよう。

2018-11-27

鬱積した気持ちがある日突然晴れた話

嬉しすぎて酒を飲んで、支離滅裂文章となっているため、真意が伝わるかは不明だが、今思っていることを書き留める。

去年の今頃だろうか、環境に対する不満や人間関係自分の周りの環境の変化などが相まって、気分が塞ぎ込んだ。

まさか自分鬱病になるなんてない、と思っていたが、どうやらその症状は、かねてから聞いていた鬱病という症状に近いような気がした。

そんなこんなで心療内科複数回通院し、カウンセリングを受けたところ、案の定鬱病に近い症状が出ていることが発覚した。

医師は直接鬱病という診断は起こさなかったものの、医師に「私は鬱病なのではないか」と問いかけをしたところ、「正直、それに近い症状は出ている」と言われた。

そこから学校を休んで、今年の4月に、とりあえず学校に行く気持ちになったので、年度初めに大学院には復帰した。

しかしどうもやる気が出ない。

昔取り組んでいた研究テーマについても、まったくもって継続して取り組もうという気持ちがもてず、丁度修士論文執筆しなければならない年であったこともあり、研究テーマを変える決断をした。

そんなわけで研究テーマを変えて、指導教官も変えて、心機一転やってやるぞ、という気持ちを抱いていたのだが、どうも進まなかった。

そのまま修士論文執筆時期を迎え、流石にそろそろ進捗やべえなあと思いながらも、依然としてやる気が出ない。自分が休んでいる間に成果を出していた同期が自分より上のステージに進んでいたし、周りも成果が出始めている時期だった。

かくいう自分は休んでいる間に進捗が生まれるわけでもなく、成果も生まれていない。

指導教官からは、「気にせず、一からやっていこう」と優しい助言をもらったが、自分の中では同じスタートラインに立っていた仲間がすでに別のステージに居ることが耐えきれず、「自分だってそうなれたかもしれない」という思いを抱いていると、どうも何かに取り組むという気持ちを抱くことが出来なかった。

そんなこんなで、表向きには復帰をしたものの、鬱々とした気持ちを抱いたまま過ごしていたのだが、今日ある日、ひょんな契機をきっかけにやる気が湧いた。

それが直接的に何だったのかを言及することは控えるが、その姿を見て、自分もやってやろうと思えるようになった。

そのとき、何が悪かった、何が自分の心に影響していたのかということも、若干ながら気づくことが出来た気がする。

具体的には「同じトピックについて議論できる仲間が(教員を含め)存在すること」が欠けていた。

それは自分説明能力の低さだったり、キャンパス研究室の環境といったところにも由来するかもしれないが、自分の中で、自分のことを理解してくれる人などいないという思いが鬱積して、たまりにたまりこんでしまった結果だったのかもしれない。

そういう意味では研究室を変えたことや、研究室を変えても人とのつながりを維持していたことはプラスに働いたのかもしれない。

とかく、この経験から私が言えることは

の2つは大事ことなのかなと。

2018-11-18

anond:20181118184017

文化人類学の魅力のひとつは、仮説に迫る心的な動機づけプロセス表現した、得も言われぬ独特の文体にあるのかもしれない。

そうした心的な動機を、岩田慶治は【みえないもの】をみたい、と表現した。

学生の頃、そうした世界をどうしても見たくて、卒論指導教官相談した。

そして言われたのは、「目を覚ましなさい。法学部は夢をみる場じゃない。法的思考を訓練する場だ。学部生は特にだ。」

2018-10-27

anond:20181006125741

本当に、要領が悪いのでクラッチ操作習得時間を要したのか?

その他の可能性を考えてみる。

1. 筋力不足

  オートバイキックスタートが苦手な女子ってのは筋力不足だと思う。これと同じ。

2. シューズソール問題ある。シューズが柔らかすぎると足裏感覚が掴みにくい。

3. シートポジション問題がある。

  教習所指導教官が指摘すべき。

2018-10-19

感謝と怒りと

自分社会人を2年経験してから大学博士課程に戻った。

おそらく今の指導教官先生でなければ戻らなかっただろうし、給料もあり、感謝している。

でも最近は怒りしか湧かなくなってしまった。

働かせ過ぎ。あなたが言う「一週間」の作業は4週間はかかる作業だし、一度OK貰ったものをひっくり返すなよ。しかも解析と実験が合っていないと、「なんで合ってないの?」。それはお前が検討する時間を与えないからだろ。自分プレゼンに間に合うように成果を要求するからだろ。

それだけじゃない。研究室マネジメント雑用でどれだけ負担がかかるのか全く理解してない。留学生ポスドクで呼ぶのはいいけど、その人達研究を進められるようになるまで面倒見るのは誰だと思っているのか。大雑把にしか仕事振らないからその背景を説明するのもこちら。4年生がどう研究を進めるといいのかも、自分がやってる。

さらに別件で宙ぶらりんの案件の火消し役まで。

博士学生負担がかかり過ぎている。修士学生仕事が行くように、制度を変えてきたい。(修士大学来ないか仕事振れないのがツライ)

この2年で学んだのは、疲れると無性に何か壊したくなるし、酒の量が増えること。それと、慢性的頭痛が起きるって事。一発教員を殴りたいって欲求が燻ること。

怒りは感謝を上回るんだなぁ。

2018-10-18

anond:20181018030526

研究はしてる.でも独学だと変な癖や間違いに気づかないかなと思って,

やっぱり大学院にいって指導教官に見てもらった方が良いかなと思った.

2018-10-11

anond:20181011040543

ぶっちゃけ話をすると,私はこれまで「別に査読はなくてもいいだろ」という話を延々としてきたのだが,ブコメやらtwitterやらで文系擁護派の一部の人が「人文系学問査読になじまないんだ!」みたいな議論を始めてることには正直困惑している.

日本語文学関係査読つき論文とかたくさん出てるし,というか英文文学を専門にした査読誌は普通にあるし,国際的和文査読誌も存在するし,問題のおおもとになった日本社会学会には和文英文査読誌があるわけで,文学社会学論文本質的査読に馴染まないなんてわけはない(実定法学は知らん).査読できるならした方がいいだろう.学術的ではないエッセイにまで査読を求めるのは間違っているけれど,新規性のある学術論文査読制度に向いてないと言い募ることもおかしいと思う.

査読になじまない型の研究としては,たとえば史料校訂とかそういうのが挙げられるかもしれないけれど,それだってやろうと思えば外部チェックは入れられる.論集だってもし余裕があれば査読をした方が質が高まるし,選書系や新書系ではない単著査読をした方がいいだろう(このへんは出版社の体力との相談になってくる面もあるので,今すぐに査読制度を取り入れろとは言えないことがもどかしいtwitterではOxford University Press査読つき単著刊行した人が議論していたけれど,OUPと日本出版社は体力違いすぎるんで……).

私が査読なしの論文を業績として認めるべきだと主張するのは,現在査読がなくとも良質な論文や著書が多く存在しており,それらを形式的査読されていないという理由だけで無価値であるかのように扱うのは間違っていると考えるからだ.だが未来永劫査読すべきでないと主張するつもりはない.

もちろん査読という制度には様々な問題があるので,全面的な導入に慎重になるのはわからないでもない.文系分野での査読制度の拡大は止められない趨勢だろうが,一方で「査読されていないものの良質な文献」も産出され続け,全面的査読制度の導入まではかなり遠いだろう.そのあいだにじっくりと議論をすればよいと思う.査読がないか文系は無価値だ! と絶叫するのでも,文系査読はなじまない! と拳を振り上げるのでもなく.

追記

id:hogefugapiyox査読がないか文系は無価値だ! と絶叫するのでも,文系査読はなじまない! と拳を振り上げるのでもなく」ほんこれ/ 査読が実質なしという事で近年問題のpredatory journalについての考えも聞いてみたいか

英語じゃないと業績として認められない分野のことはわからないけれど,和文論文が業績として通用する分野ではpredatory journalの話はあまり聞かない.

というのは,和文査読誌を出してる主体は,学会もしくは大学研究所などの機関にほぼ限られるから

学会が出している査読誌の多くは,投稿資格を会員に限定していて,多くの学会は年数千円の会費(院生非常勤常勤では価格に差をつけている学会が多い)を払いさえすれば誰でも会員になれる(推薦者が必要場合もあるが,指導教官とか先輩とかに推薦してもらえばよほどのことがない限り会員になれる).つまり査読誌は会費で維持されており,こういう雑誌では投稿掲載ふつう無料だ(流石に抜き刷りとかは金を取ることが多いだろうが).会員は会費を払い,見返りとして論文投稿権利雑誌頒布される権利を得る(余談だが,日本学術誌のOA化にあたっての障害の1つがこの「会費で学術誌を維持する」システムだった.会員は会費を払って雑誌を受け取っているのに,会費を払っていない者にまで無料で公開するなんて何ごとだ! というわけ.今でも,CiNiiやjstageで無料公開してるのは発行から○年過ぎた号だけです,みたいな運用をしている雑誌はある.

大学研究所は言うまでもなく自分たち研究費で雑誌を維持しているので,投稿料や掲載料を取らないことが多い.それって紀要じゃ,と言われるかもしれないが,投稿資格学生教員限定していない場合があり,下手するとそのへんの学会誌よりも査読が厳しく良質な論文が載ったりするので,研究機関が出している=紀要というわけじゃない.これは外国でも割と見るんだよね.

もちろんごく稀に出版社商業で出している学術誌もあるのだが,そういう奇特出版社文系学問理解があり非常に良心的なので投稿料を取らないことが多い.少なくとも私が知ってる雑誌はそうだ.

そして,日本語アカデミアは豊かではあるが英語ほど広くないので,predatory journalが参入しようと思うほどの旨味がないし(全世界から微妙なデキの英語論文をかき集めてくるから商売になるわけでしょ?),たいてい自分レベルでも投稿できる雑誌が探せばどこかにあり,場所を選ばなければ発表できてしまうわけで,わざわざ悪徳業者にカネを払うインセンティブがないんですわ.最近学内紀要にも査読つきが増えてるから紀要に出して「査読つき論文です(キリッ」というのも可能.ただ学会誌か紀要かは下手すると雑誌タイトル見れば判別つくから,「あ,こいつ査読論文いっぱい書いてるとか言ってるけど全部紀要だわ」みたいなのはそれこそ業績リスト見るだけでわかったりする(まあ,学内紀要でもガチ査読していることはあるので,紀要からといって低く見られるのも可哀想なのだが.うちの大学では学内紀要に落ちたという悲鳴もちらほら聞こえます).

なのでpredatory journalに関しては,うちらには関係いね程度の感覚id:min2fly氏の指摘は本当にそのとおりだと思う.

(……)査読英語で“Peer review”,同じ分野の研究仲間(“Peer”)による評価を指すが,国際化が進み,大量の研究者・雑誌論文存在する状況において,果たしてある雑誌投稿者,査読者,読者が一つの研究コミュニティの「仲間」となっているのか,ということになるだろう。互いに見知ったコミュニティであれば,でっちあげられた架空研究者に査読を依頼するなどありえないし,不正査読を通過して論文掲載したところで,内容が稚拙であればむしろ評価を下げることになる。また,ある程度雑誌数が限られていれば,聞いたこともないハゲタカOA 誌に掲載された論文不審に思うはずである。(……)査読はある程度限られた規模の研究コミュニティにおいて問題なく機能する仕組みであって,現状の国際化・巨大化した研究集団の規模に適用するには限界があると言えるだろう。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkg/66/3/66_115/_pdf

2018-10-09

anond:20181009085509

いやだからその「指導教官おんぶにだっこでなんとか書き上げた」

ってのが信頼性が高いってことなんだけど

卒論なのに独りよがりで書いてたらヤヴァイし

つうか文系でも卒論ぐらい指導教官指導されるものでしょ

最近は違ったりするのか

サドサドクってわめいてるけど

ネットのイキ理系が出した論文って卒論とせいぜい修論くらいでしょw

それも指導教官おんぶにだっこでなんとか書き上げたしょうもないやつw

2018-10-08

査読論文なしで教授になった話だけど

自分の知ってる社会学者もそんな感じ。

論文と呼べるようなもの博士の時にチョロっと書いただけだと思う。

それも先進国のとりくみを日本に導入するために、みたいなしょーもない内容だった。まあ当時はジェンフリさえうたってたらいい時代だったしね。で指導教官の引きでどっかにポストもらって職を確保したらそれ以降はブルーバックス?みたいなのを書いたり、行政の冊子にチョロチョロ書いたり。そういう需要があるから余計に怠けるのかな。一応今も生き残ってる。

まあ千田さんだけじゃないけど、お手軽なテレビ漫画映画を題材にして適当なこと言ってたら社会学の授業になるんだしね。

自分学生時代に受けた授業もそんな感じだった。

先生リベラル系の集会とかデモのチラシとかビラを配るのに熱心だったし。そっちで名前が売れることのほうが大事なんだろうね。

他の社会学者も似たようなもんじゃないの?つか古市なんかが目立ってるけどむしろ若い世代社会学者のほうが真面目に一生懸命論文も書いてるのにポストがなくて任期付きだったりするのに、適当論文のし上がったある程度上の年代が相変わらずポストを占めてるのが問題

2018-09-24

anond:20180919003925

任期無しに付ける確率が分野で大きく違うからそこは仕方がないとしても、仮に文系であっても分野がなんであれ7年かかった時点で才能や適性がない。0ではないが、任期無しにたどり着いたり、大成する確率はかなり低い。私が指導教官上司なら研究職につくのは止め、他の職種に進むように勧めるがな。

2018-09-19

追記しました

理論系ということは物理科ですか?

専門によって全く状況は異なります

例えば同じ素粒子理論でも String と Lattice では博士をとる難易度就職状況も大きく違ってきます

指導教官などあなた能力をよく知る人物相談してください。

誰もがあなたと同じように悩んだ経験があります

あなた指導教官はたぶん、世界的に有名な研究者だと思いますがそれでも若い頃は苦労しているはずです。

昔は学振ポスドクを雇う費用もなかったので若手は本当に苦しい生活を送ったそうですよ。

からみんなあなた気持ちはわかるし親身になって相談に乗ってくれるでしょう。

それから質問議論を恐れる必要はありません。

私たち学問の前に平等です。どんな相手でも対等に議論するよう訓練を受けています

仮にあなたが間違ったことを言ってもバカにする研究者はいないでしょう。

(もしいたらその人は未熟な人です)

余計なことを考えず議論に集中しましょう。

その方が相手もやりやすいしあなた楽しい

勉強を、研究を楽しんでください。

良い研究生活でありますように。


ブコメは何も知らない人たちがめちゃくちゃを言っているな。

言われなくても理論系は基本海外に出るし、

海外にも全くポストがないからこんなことになっているのだというのに。

はてなー外国信仰はなんなのだ

楽園なんて地球上のどこにもないぞ。

追記

物理学科で,素粒子ではないですけど,その例だとString寄りです.

誰かも書いてましたがまったく潰しがきかないです.きかなすぎて笑えるくらいのやつです.

String よりですか・・・それは辛いですね。

偉そうなアドヴァイスは何も言えません。ただ、共感するしかない・・

String寄り(数理物理かな?)なのにM2で成果が出ているのはすごいですね。

あなたはとても優秀な方なのではないですか?だからこそ迷うのか・・

やっぱりいちど指導教官相談してみた方が良いように思いますね。

率直な評価を聞いて、就職研究の道を決断する deadline を決めてもらって、その日まではひたすら研究に没頭するのはどうでしょうか?

このままだと集中もできないでしょう。


おそらくあなたが進学を迷うのは博士過程に進むと就職が厳しくなるからですよね。

私があなたに伝えられることは少ないのですが、少しでも役に立てそうなことを書いておきます

私の知っている範囲ですが String博士過程学生ポスドク就職成功した例は主に海外企業もしくは外資系が多いように思います

具体的には株価モデルを扱うような仕事をしているそうです。

傾向として外国企業を受けた人は就職先が決まり国内中小企業を受ける人はとても苦労しているようです。

普通の人と競うとどうしても年齢で不利なので数学能力を買ってくれるところにいくしかない・・・


売り込めるのはこの辺りでしょうか。

あなた研究人生も実り多いものでありますように・・・

anond:20180919025553

anond:20180919025553

十年ぐらい前だけど、博士課程を単位取得退学して専攻と関係ない企業就職した経験があるので、ちょっとアドバイスな。

いやまあアドバイスっていうのも余計なお世話かなと思うのだけれど、多分研究室には「うまいこと研究人生に見切りをつけた人」とか居ないと思うので書く。

前提条件

自分の専攻は生物系。基本的に、博士取ってもポスドクより先に進むのは厳しいというのが前提(この辺、例えば工学部とかだと大分見通しは明るいはずだし専攻分野によってかなり違う)。あと実家は太くないし、医師免許みたいな人生ゴールドカードを持ってる訳でもない。

本当にこのまま進学していいのか?

良いんじゃね?仮にポスドク10年続けて先が見えないとかならまだしも、博士課程ぐらいだと引き返し可能

研究人生を切り上げる指標を明確にしよう

例えば学振DC2なりに通らなかったらその時点で「損切りモードに移行して就活を始めるとかで良いと思う。

とにかく、このまま走り続けるか「損切りモードに入るかのポイント明確化しておくこと。

指導教官や周囲の人にもあらかじめ話しておこう

これ大事

多分10年前ならいざ知らず、今ならもう上の方の人たちもみんな研究で生きていくことの厳しさは体感しているはずで、怒られが発生したりすることは無いんじゃないかな。

とにかく将来の不安について率直に話したうえで、上で書いた指標について教授にあらかじめ伝えといた方が良いと思う。向うからしても、途中でいきなり辞めると言い出されるより最初から伝えておいた方が有り難いんじゃないかな。もしかしたら就活バックアップしてくれる可能性もあるし。

逆にこういう事を相談して怒られが発生するようであれば、研究室選びは考え直した方が良いんじゃないかとも思う。学生人生よか研究の方を重視するようなところだと、色々使い倒されて海外に放り出されて終わりじゃね感(偏見)。

あと直接指導してくれるPD准教授助教の人にも話しておこう。多分任期付きの人だったらみんな「この先、研究人生やってけるのかな...」的な不安は持ってるはずなので、色々アドバイスをくれるかもしれない。もちろん、アドバイスを聞いたうえで「損切りモード切替ポイントを動かすのも十分アリだと思うけど、その辺は自分人生なので慎重に。

ついでに親や身内にも伝えておいた方が良いと思う。

博士課程の単位取得退学って就職に不利なのでは?

博士の途中で「損切り」するとして、論文を出せずに博士号を取得出来ず単位取得退学した場合について。

まあぶっちゃけ不利だよねと思う。というか、人事部の人に「単位取得退学とは何なのか」とかから説明しないといけない。専門性を求めてる企業に対してあんまり強く専門性アピールできないし、そういうのをあんまり求めていない企業だったら修士の人の方が魅力的だよね感。

自分場合は「これこれこういう理由論文を出せない見込みだけれど、修士卒業してるし博士課程で単位も取ってるので実質新卒です!(キリッ」と言って押し通した。多分「一人ぐらい変な奴を採用しとけ」枠に引っかかったと思う。

さいごに

余り思いつめなくてもなるようになるよ。

研究人生で無くてもそれなりにたのしい。

院生だけど例の九大の焼身自殺のせいで不安で夜眠れない[追記有3]

僕は現在修士課程2年の学生で,博士進学をする予定だ.ちなみに理系

から研究室を変えた.

研究はめちゃくちゃ捗ってるわけじゃないけど,週5で1日10時間程度研究勉強をしているのでじわじわ進んではいる.

修士での発表は国内3回で終わりそうだ.海外での発表と論文を出すのは叶わないだろう.

学振は出したけど通るかはわからない.

先生は,理論系にありがちだと思うがやや放置気味で,でも質問とか議論には何時間でも付き合ってくれる.

でも,毎日からなくて行き詰ることばっかりで,こんな馬鹿博士課程に進むなんてあっていいのか?とふと苦しいほどの怖さにときどき襲われる.

僕は自分に自信がない.頭もよくない.

先生と話すときもびびってるし,先輩につっこまれたりアドバイスを受けるときもびびってるし,何なら後輩に質問されるときもびびっている.

本当にこのまま進学していいのか?やっていけるのか?院に進学したときからずっと考えている.

そんな心持なら進学なんてやめてしまえ,生き残れるはずがないと皆言うだろう.だから人にはこう思っていることを黙っている.

だけど一番の不安自分の内にずっと溜め込んでいるからどんどん辛くなってくる.

そんな状況で飛び込んできたのが件のニュースだ.

この事件のせいで震え上がってメンタルずたずたになっている院生ポスドクはめちゃくちゃ多いと思う.

僕は旧帝の院生で,浪人をしているので人より遅れて大学に入っている ということも重なって余計に動揺してしまった.

正直言って,何してくれてんだよふざけんなと思った.そういう目立つ破滅の仕方はやめてくれ.

僕はあれが,僕の前に伸びている道のどれかであるような気がして仕方がない.

じゃあ就職すればいいじゃん?と言われると思うけど,

うまいこと今の時期から就職できたとして,ニュースでびびって研究を放り出したことを一生後悔するのは目に見えている.

でもこのままでいるのもつらい.

支離滅裂だけどもう本当にどうしたらいいのかわからない.

もう博士課程だったら,色々な意味で達観することができたのだろうか?

それにしても,焼身自殺なんてものすごい自殺方法を選ぶなぁと思う.

僕は痛いのも熱いのも怖いのも嫌なので仕方なく生きているが,もし万が一同じ状況になったとしても首を吊るかなぁ.

彼が睡眠薬とかお酒を飲んで前後不覚あんまり感覚もなく意識ぼんやりした状態で焼かれたことを願う.

シラフならあまりもつらすぎる.

[追記1]

こうやって見知らぬ人に心の内を吐露するだけでも少し楽になって驚きました.

今日はあまりにも気持ちが乱れすぎていたので,久々に平日に大学を休んで,海を見てぼうっとしています.飛び込む気はありません.

たとえ匿名であってもアウトプットしたことと,休んで海を眺めているおかげで少し落ち着きました(一時的ものかもしれませんが).

理科だけですが,教員免許は一応取得しています真剣教員を目指している人には失礼なことですが,ビビりなので保険のために.

学部時代教職+専門科目で忙しすぎて,もうやめたいと思いながら結局最後までとることになりました.

こうやって保険をかけるところとか,優柔不断で一度はじめたことを辞められないところに僕の駄目な性格が顕著にあらわれていると我ながらあきれます

理論系ということは物理科ですか?

専門によって全く状況は異なります

例えば同じ素粒子理論でも String と Lattice では博士をとる難易度就職状況も大きく違ってきます

物理学科で,素粒子ではないですけど,その例だとString寄りです.

誰かも書いてましたがまったく潰しがきかないです.きかなすぎて笑えるくらいのやつです.

[追記2]

https://anond.hatelabo.jp/20180919121421

https://anond.hatelabo.jp/20180919191533

今後の身の振り方・過ごし方についてのご助言を書いてくださった方ありがとうございます

自分自分に見切りをつけるタイミングを定めるということはとても重要であると思いました.

あのニュースは,一般的院生ポスドクなら誰しも動揺せずにはいられないだろうと決め付けていましたが,

それは「メンタルがやられている」院生ポスドクに限っているのかもしれないなと気がつきました.

僕は心療内科に行ったりカウンセリングを受けた経験がありません.

もし行ったら色々なもの決壊しそうで怖かったのと,何より自分の弱さを認めに行っているように思えてならなかったからです.

(通院している人を蔑んでいるわけでは決してありません)

しか自分でも気がつかないうちに,精神的によくない状況が慢性的に続いているのかもしれません.

少し休んでダメなら行ってみます



[追記3]

https://anond.hatelabo.jp/20180919125143

きっと研究者の方ですよね.僕のような半端者の愚痴に対し時間を割いていただいてすみません

ものすごく丁寧にアドバイスしてくださってありがとうございます

論文にまとめられるほどの成果は出ていません.優秀だったらたぶん迷ってないと思います

これまでの学会も,とりあえずのひとまとまりの経過を発表しているにすぎません.

僕の指導教員は,出来がどうであれ発表したい学生には発表させるタイプの人です.

迷っているのは,就職が厳しくなるからというのももちろんありますが,

ニュースを見てショックを受けたせいでどっちつかずになってしまたからです(そんなんで折れるような熱意だったのかと自分でも悲しくなりました).

研究を途中でやめることを考えるとものすごく未練があります

修士就職した自分が,研究を続けていれば発見できたかもしれない色々のことを考えて焼け付くような気持ちになるのが容易に想像できます

でも「研究が大好きでたまらいか?」と言われるとわからないです.

から,この感じでしがみついて博士に進んだ自分が,結局研究が何にもならなくて,

博士課程の途中で,僕みたいな阿呆がいっちょまえに思い上がってたんだと死にたくなるのも容易に想像できます

やっぱりいちど指導教官に相談してみた方が良いように思いますね。

率直な評価を聞いて、就職研究の道を決断する deadline を決めてもらって、その日まではひたすら研究に没頭するのはどうでしょうか?

このままだと集中もできないでしょう。

仰るとおり,あのニュースを見てから色々なものが手につきません.

集中して論文を読んだり勉強したりができないので,あんまり頭をつかわなくてもできるプログラム修正作業しかほとんどやってません.

やはり指導教員相談してみるしかないですね.

最近忙しくしているので少し気が引けますが…




長々と追記につぐ追記を書いてしまってすみません

言及ブックマークしてくださった皆様ありがとうございました.

プリントアウトしておいて,いつも持ち歩いて読めるようかばんに入れておこうと思います

2018-07-13

anond:20180713155604

オウム番組理系院生っぽい信者くんが「尊師の教えを応用したら地震予知できた!」

という報告を尊師にしていて、そのグラフが、横列が時系列なんだけど、グラフ時間をさ

かのぼっていたんですよ。

---

説明しづらいんだけど、基本的に折れ線グラフは左から右に時間が新しくなる。

でも、信者くんのグラフは、途中から左に戻っていたのね。

---

一連の説明尊師は「よくやっとるな君」的なかわいい弟子を見る感じで眺めているんだけど、

おそらく指導教官的な立場村井さんが「そのグラフおかしくね?」的な指摘をしたら番組

さくっと終わった場面がすごく面白くて、今でも覚えています

あの映像どっかに残ってないのかなぁ。ほんと最高だったんだけれど。

2018-07-09

anond:20180708204542

修士論文ゴミクズだと評した指導教官が全く同じ内容で出版して表彰された上に大学教科書にもなったこ

論文剽窃とみなされて留年した

2018-06-26

anond:20180626183301

自分文学部の事を書いた増田ではないし、専攻も全く違うのだけど、

自分のやりたい事を指導できる教授日本には1人しかいなかったし、世界でも3人いなかった。

イスラム文明と聞けばかなり人がいそうな分野だと思うが、そんな事を言ったら自分の専攻もそうだし、まず指導教官が見つからなかったり、それに何か他の要因が複合すれば金銭的にも学力的にも問題が無くても行けないという事は普通にあると思う。

 

正直低能先生発言を見ていると、最後勉強したのが何十年前であろうとはいえ、当時勉強していても院試通ったかどうか結構疑わしいが……。まぁそれは別の問題

2018-06-22

anond:20180622070124

地方駅弁

内部進学なら院試のある程度の範囲まで絞って~みたいな話は聞いたことがある。

もっと悪質なのでいえば元増田と同じような状況で、翌年度に学部再編みたいなことが起きる時に

指導教官が同じように試験の内容をまるまる学生に伝えたことがあった。

馬鹿だったのは学生で、ラッキーとばかりに専門科目の小論文でまるまる同じ回答を書いて、

それが模範解答とも一致してたこから漏洩がバレた。もちろん全員が再試。

[追記 04:30am]早稲田大学院試試験問題漏洩された時の話

http://president.jp/articles/-/25434

早稲田大学教授セクハラ問題記事になり、またまたハラスメント界隈が騒がしくなっている。

私もこの場で、私が受けた屈辱ネットの海に流して忘れようと思いこの増田日記を認めることにした。

もう10年も昔の話だからもう時効だろう。私は10年間秘密を守り続けてきた。

本当はもっと早くに公開すべき情報だったことはわかっているが、自分はずっと研究を続けている身だったから、

どうしても言い出せずにここまできてしまった。

これは告発であるとともに、私の懺悔日記でもある。

自分について

私は当時早稲田大学学部の4年生で、院進することに決めていた。

第一志望を東京大学、第二志望を早稲田大学の内部進学にして院試勉強に励んでいた。

ちょっとややこしいのだが、私が学部時代指導を受けていた先生所属が翌年度から他大に移るということで、

他の研究室を受験する必要が生じた。詳細は避けるが、院試では早稲田の同じ学科内の他の教授研究室を受験することに決めた。

院試形式院試問題バラされた時の状況

院試英語選択形式の専門科目、後日研究発表形式面接だった。専門科目は確か7問くらいから2問を選択して回答する形式だったと思う。

過去問を見る限りでは学科のそれぞれの教授が1題ずつ出題する形式のように思われた。私は自分比較的得意な教授の専門範囲に絞って院試勉強をしていた。

院試の2週間前くらいだっただろうか。私の受験先の研究室のボスから、「来年からテーマについて話がある」と呼び出された。

彼の研究の話はいつも刺激的だから、私はワクワクして教授室に行った。ひとしきり今の研究の進捗などを話した後、

彼がふと、「君はどの先生選択問題を解くか決めた?」と聞いてきた。私はなんでこの質問を?と思いつつ、「あー、はい、今この科目とこの科目をやっています」と答えた。

彼は「ふーん、あのね、僕、今から独り言うからね。メモは持ってるよね?」と言った後、その二科目の問題を全て読み上げたのだ。

何が起きているかからなかった。でも、私は愚かにもそれをメモに書き取ってしまった。そして呆然としながら教授室をでた。涙が出てきた。

指導教官に相談

私が聞いてしまった問題のうちの1題は、当時のボス(受験先ではなく、学部時代指導教員)が考えた問題に違いなかった。研究室に戻ると、彼がご機嫌で話しかけてきた。

涙が止まらなかった。ボス教授室に私を招き、どうしたのか聞いてくれた。私はことの顛末ボスに打ち明けた。

「私、先生院試で出題する問題を知っています。今、〇〇先生から聞いてきました。」

いつもはヘラヘラしているボスだがこの時は「なんで彼はそんな余計なことを?何もしなくたって君なら受かるでしょう?」と声を荒げていたが、

その後ひとしきり黙った後で「この話は、なかったことにしよう。君は普通に院試を受けるんだ、大丈夫試験問題を知ってても知らなくても君なら受かってたから。こんなのバレたら大ごとになる。」と説得された。

私はもう何も考えたくなかった。ボスの指示に従うことにした。それでいい。私が黙っていれば丸く収まる。早稲田院試の1ヶ月後には東大院試がある。それに受かればいい話だ。

院試当日

自分自分が、カンニング行為を行うことがどうしても許せなかった。そんなことは私の人生で一度もしたことがなかった。

一度はもう早稲田を受けるのすらやめようと思った。でも東大一本に絞るのは、院試はいえとてもリスクの高い選択に思えた。私は結局院試当日の試験会場にいた。

問題を漏らされてから2週間で、私は7人の教授の残り5人の研究範囲勉強し直した。漏らされた問題は解かないと決めていた。これで落ちたら仕方ない。そう思った。

かくして専門科目の院試が始まり、そこには、私が教えてもらった通りの問題が一字一句わずに並んでいた。

私はその2問には手をつけず、残りの5問から2問を選択して解いた。2週間の付け焼き刃だ。よくできたとはお世辞にも言えない。

後日の面接では、面接官の教授の一人に「これで東大受けるの?頑張ってね」と嫌味を言われた。悔しかったが黙って聞き流すしかなかった。

その後

結局、私は早稲田大学研究室に合格し、運よく東大の方にも合格し、未だになんだかんだアカデミックと細々とつながりを持ち続けている。

あの会場で、私は院試問題を知っていた。(おそらく、あの研究室を受けた全ての学生が知っていたと思う)。

その事実はずっと私を苦しめてきた。

もっと早くに、言うべきことだった。

院試の前に、言うべきことだった。

でも言えなかった。ずっと、後悔している。今も、後悔している。

もうすぐ院試の季節だ。彼はまだ学生に、問題を漏らし続けているだろうか?

追記

コメントをくれた人、見てくれた人、ありがとう

ずっと言えずに居たから、こうして匿名ながらも辛い経験シェアできて少し気が軽くなった。

それと同時に、「自分漏洩された」「院試ではよくあること」というコメント散見されるのは悲しくもあった。

私は潔癖でも真面目でもない普通人間だ。どんな試験であれ、一部の人間だけが問題を知っている状況というのは許されてはいけないはずだ。

院試形式でバレてしまうんだね、これは理工系研究科の院試で起きたことだ。

年度も言いたいところではあるけどさすがにこれ以上は勘弁してほしい。いや、もうこの時点でバレてしまうかもしれないけど。とにかく約10年前に起きた出来事だ。

私ともう一人、その研究室を受ける奴がいた。院試問題バラされた日、私が教授室に入るのと入れ替わりで、彼が出て行ったのを覚えている。

私は、彼とはそんなに仲が良くなくて聞かなかったけど、なんとなく彼もあの日院試問題バラされたのではないかと思っている。

なんであの教授がそんなことをしたのか、それは本当のところはわからない。

教授はすごく神経質なところがあって、教授室の鍵が閉まっているかを何度も確かめたり、officeファイルセーブを異常なほどこまめにとったりする人だったから、

念には念を入れて私が落ちないように問題を漏らしたのかもしれない。

あるいは、自分研究室を志望する学生に好成績をとってもらって、自分のところの学生が優秀だと自慢したかったのかもしれない。

教授間の仲があまりいい専攻ではなかったから。

私の現在幸せを祈ってくれた人たち。本当にどうもありがとう

結局あの院試のあと、私は当然、早稲田を蹴って東大に院進した。

研究分野は当時とはだいぶ離れて、その教授を目にする機会も滅多にない。

今は、自分良心を裏切らなくても良い場所で、同業者の伴侶とともに細々と研究している。

いつまで職があるかはわからないけれどとても幸せだと思う。

早稲田大学は、いろいろ言われてはいるけれど、私に科学者としての第一歩を踏み出させてくれ、

そして科学の厳しさや面白さを教えてくれた大切な大学だ。

どうか、進取の精神、学の独立を信念とする大学らしく、優れた学術機関として一から立ち直ってほしい。

学問に対して、社会に対して、誠実な場所であってほしい。

そして、院試漏洩ハラスメントなどをしっかりと調査処分し、学生を大切にする大学であってほしいと願っている。

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