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2023-12-07

[] 増田AC2016 の補足

Masuda Advent calendar 2016

の捕捉漏れ


日付担当者URL
11/11(金)増田プロローグ
11/24(木)増田スケジュール
11/25(金)増田やらないの?
11/28(月)増田どうすんの?
11/30(水)増田明日から!
12/07(水)増田Masuda Advent calendar 2016
12/10(土)増田痛みを知らない増田が嫌い。心をなくした増田が嫌い。優しい増田が好き。
12/10(土)増田太陽のKomachi Angelを聞くと松来さんを思い出す
12/10(土)増田僕の考えた雑誌の連載陣
12/11(日)増田FSSの残りの四人の予想
12/11(日)増田lady navigationがもし夫婦漫才だったら
12/12(月)増田すいようびの夜に薬をキメながら聴くのにオススメの曲3選
12/12(月)増田伊福部崇クイズ
12/13(火)増田ましゅまろオッパイ
12/14(水)増田今年見つけた最高のライフハック
12/14(水)増田雪止みの夜明け
12/14(水)増田msdbkm先生トばしすぎ
12/15(木)増田カードゲームで「前方確認」って言うやん
12/16(金)増田に苦言を呈す
12/16(金)増田コンドームって左利き用のキャッチャーミットみたいなもん
12/17(土)増田アイドルがガンダムの世界に転移した的な奴の1話の終わり
12/18(日)増田鳴海清隆の逆襲
12/19(月)増田女は、パッド入りブラで胸を盛れるのに
12/19(月)増田クン西明日香
12/20(火)増田「ゲーム日記」と「すいすいすいようび」は同一人物
12/21(水)増田とびだせどうぶつの森と
12/22(木)増田唐突に文学になるニコマス動画感想文
12/23(金)増田2016あれは結局どうなったんだ大賞
12/23(金)増田双子の小学生と付き合うとき
12/24(土)増田あんきら!? 狂奏曲
12/24(土)増田クリスマスに増田やブクマカが恋人と過ごしていないか監視するエントリ
12/24(土)増田ローストチキンの先っぽにアルミを巻くな
12/25(日)増田「吉富昭仁」と「冨明仁」って別人なのな
12/26(月)増田すいようびの深夜に年賀状を書きながら聴くのにオススメの郵便ソング3選
12/27(火)増田美波「合コンしましょう」
12/28(水)増田漫画の単行本「初動で買ってくれ」とか言うけどさ
12/29(木)増田苹果の記憶
12/30(金)増田新春のすいようびに聴きたい楽しみなNHKラジオ番組
12/30(金)増田声優勘違いネタ
12/31(土)増田鼻毛はなぜ直毛なのか?
02/18(土)増田アイドルがガンダムの世界に転移した的な奴の最終話

2023-10-02

『チ。』作者の『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』が面白すぎるんだけど話題にならなすぎる

アニメ化決定の大ヒット漫画『チ。』の魚豊の最新作『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』。はてブでは第1話だけ新着エントリに入ったがその後はブックマークする人は続かず空気になってる。なぜ?

ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ|裏サンデー

https://urasunday.com/title/2484

今回マンガワンアプリのほうでは第10話が更新され、プロローグ的な最初の章が終わりを迎え、大方の登場人物関係構図が固まることとなった。まだ読んでない人も、1話以降読まなくなった人も、アプリで全話読めるんで読んでみてほしい。最新話の10ラストが神レベルの次回への引きなので、小学館にはこの10話までを単行本第1巻にまとめてほしい。

 

簡単にあらすじ紹介。主人公渡辺くんという高卒派遣倉庫作業員19歳男性性格は悪くないがコミュニケーションに難ありでぼっちなのに承認欲求高めなせいでいつも失敗ばかりしてしまうがスーパーポジティブ論理的思考力でもって反省することないので成長もできない、ネットでは弱者男性嘲笑される部類の人である

もう1人ダブル主人公的なヒロインとして登場するのが飯山さんという私立大社学部に通う19歳女性性格がよく誰に対してもリスペクトを持ち対等な人間として会話することができ、いつも世のため人のために自分が何をできるかを考えているが、その思いが強い分だけ上級国民の親の元に生まれて何不自由なく生活できる自分の状況に複雑な感情もある。

あらすじをざっくり語ると、渡辺くんが飯山さんに恋をして陰謀論にハマってしま物語。こう書くと飯山さんが陰謀論に引き込むような気がするが、そうではなくて渡辺くんが勝手にハマってくだけ。飯山さんはほんとステキでいい子だから勘違いするなよ。

飯山さんは社会もっと良くしたいという夢があって、渡辺くんもそれに感化されていくのだが、飯山さんは恵まれ立場から社会を良くするために努力して勉強して頑張るのに対し、渡辺くんは底辺境遇から社会が悪いのはあいつのせいだ」と陰謀論にハマっていく。

漫画の見どころはとにかく渡辺くんがダメすぎるところで、このダメさも始めのうちはギャグになって笑えるんだけど段々と回を増すごとに笑えなくなっていきハラハラキドキが止まらなくなる。渡辺くんへの共感性羞恥続きを読むのが辛いんだけど、渡辺くんを放っておくとヤバいことしでかしそうで続きを見なきゃいけない気分になる。作品コメントで「部屋に出たゴキブリのような漫画」とあったけどまさにそれ。

読んでて渡辺くんの行動への共感性羞恥が激しく湧き起こるところや陰謀論の話なんかは、ネット民の大好物のはずなのに全然話題が盛り上がらなくておかしさを感じる。

特にはてブ第一話以降、ブクマがつかなくなったのがおかしい。

はてな運営ディープステートと組んでこの漫画の内容が拡散しないように妨害してるということか。

ほんとDSのやつらは油断も隙もならないぜ

2023-08-23

anond:20230823104602

掃除しないと⇒なんで?⇒病気になる⇒なんで?・・・10年くらいプロローグ続きそうだな

2023-08-10

羽生結弦の思い出/感情の整理/記録(私用)

羽生結弦 結婚

初めて。

初めて推し結婚を心の底から喜べなかった。

Twitterでは祝福の声で溢れ、誰が見てもめでたいことはわかってた。

けれども、本当に「おめでとう」と言えなかった。

別にガチ恋勢とかそういうわけでもない。

でもなんで素直におめでとうと思えなかったんだろうと、色々思っていたけどこれまで吐き出していなかった感情を一旦全部整理しようと思ってコレを書いている。

明確な答えを出せるとは思ってないけど取り急ぎ感情の波が収まる前に書きつけておかないと多分忘れちゃう

しまた思い出したら追加で書いたりするかも。

追加:羽生さんのこと基本全部フルネーム表記してますが、ほぼ彼が「羽生結弦」という概念になってると思ってるので敢えてこの表記にしてます

報告の当日から何日もかけて、ちまちま思い出したことからぶつ切りで書いてるから話の前後やその時の情緒も語気も滅茶苦茶。

読み手のことを考えてる文章じゃないからかなり読みにくいが、同じように心の底から喜べずに悲しんでる人へ向けて「世の中に少なくとも1人、私がおるで」というための日記

から祝えない中、無理に喜ぶフリすると後から反動呪い言葉吐いてしまいそうだったか真剣に落ち込んでみた。

ちなみに、私はスケートという概念結婚したと思って正気を保っているので、ここから先はレディーガガの「marry the night」をお勧めします。是非聞いてね。

10年。

20ちょっと生きてる人間にとっての10年なんて人生の半分なんよねぇ。

あいいや。

初めて見たのはアイスショーで踊ってたツィゴイネルワイゼンだった。

元々親がスケート好きでたまにショーを見に行ってた事もあり、自分も連れて行ってもらったのが始まりだったと思う。

当時は荒川さんや浅田さんの影響も大きく、女子花形競技って感じで。男子はそんなに目立った感じじゃなかった。

(幼稚園生の時よくイナバウワーして遊んでたのでスケートといえば男子<女子だった)

小学生自分にとって、それまで見たことないタイプ名前電光掲示板に出ていたのは新鮮で「なんて読むねん」と思いながらぼんやりと見ていた。

なにより今では想像できない踊りで。

まぁ簡潔にいうと「何をしてるんだ…?」と聞きたくなるくらいすっ転びまくっていた。

(何年のやつか思い出せないけど知ってる方も多いと思う)

そんなアイスショーから数年。

羽生くん金メダルだって!」と。

中学の冬の朝、母親に叩き起こされたことを今でも覚えている。

え?「あの」羽生くん?と何度も確認して。

自分私生活が忙しくて少し離れてる間にすっ転びまくっていた少年五輪メダリストに変化していた。

何度も何度もソチ五輪映像を反芻して、居ても立っても居られなくなった私と母はそのまま3月のワールドに行った。

(このワールドsp、滑り出しの直前に「ゆづ〜!愛してるゥ〜!」という複数人による謎の掛け声があり会場全体が変な空気になったんだよな、カスゴミ客は◯んでくれ。)

その後はとんとん拍子で転がり落ちるように沼にハマりファンになった。

全部は長いから書けんけど、常に「羽生結弦」という男は自分にとって輝ける一等星というか。

第一印象がすっ転びワイゼンだったことも大きく、自分がまだ中学生でこれからなんでもできるという時期だったこともあって「彼のように努力すればここまで上り詰めることができるんだ」というある種の指標になっていたんだと思う。

羨望とかそういうのひっくるめて、こんなに頑張ってる人がいるのに、自分体たらくはなんなんだろうかと考えるそういう感じ。

中学高校私生活勉強で色々両立することがあって大きな変化はなかったけど、やっぱり「羽生結弦はいつも生活の側にあった。

普通に肩こり酷い人間だったから、黒と青のファイテン常に付けてた。これ可愛いよね。

高校入ってからかな。

母の彼への入れ込み方が激しくなってきたことがあって、若干嫌悪感を持つ時期があった。

詳細は省くけども、

ひねもす掲示板に張り付いて有る事無い事、噂やファン同士の諍い…望んでもないのに大量の情報を聞かされ、注入される感覚はあまりにも不快で気がついたら「憧れ」から「実の娘である私よりも母の気を引く邪魔存在」にもなっていた。

中国杯の後に増えたファン民度の悪さとかに嫌気が差していたり、自分勉強の方とかで精神的に追い詰められていた部分もあったから単純な話ではないのだけれど。

その頃自分大学受験に際して、部活のように取り組んでいた習い事を辞めていた。

スケート完璧勉強もできる「羽生結弦」を横目に「ああ自分は彼のようにはなれんのだなぁ」と失望してた。

また当時自分は家庭環境が最悪になっており家を出ることが目標だった。

家を出るためには親が納得するき足るだけの学力とそれだけの大学でないと説得できないと思ったこと、羽生結弦という男が育った街が知りたくて仙台大学を選んだ。

他に行きたい場所もなかったから、仙台に行くと決めてからはわりとすんなりと勉強ができた覚え。

羽生結弦過去ananの表紙を飾っていたが、意味わからんクソナガ茶マフラーを巻いてるポスターを机の前に飾ってた。

今なおよくわからん長ェマフラーをしてたのかは謎(調べると画像が出てくるから暇だったら見て)

どう考えても勉強する環境ではないが、サボろうとしても前向けばあの眼光から監視してもらう感じで。

話がズレたな。

平昌五輪差し迫り、母は現地で見たいと切望したものの、それまでの家事を疎かにする姿を見ていて誰がそれを応援しようと思ったか

当然家族全員反対した。

今思えば行っておいでと言えば良かったかもしれないが、私からしてみれば娘の受験よりも「羽生結弦」が優先なんだ、へぇ(笑)って感じだったし。

そんなこんなしてるうちに羽生結弦はサラリと2連覇。そこからまたファンが増え、シーズンオフアイスショーでも変なファンが増えたことでさらに嫌気が差していた。

どこかのアイスショーだったか忘れたんだけど、トイレ行ってる間にババアが「ゆづパンツが」とか会話で盛り上がってるの聞いて気分良いわけないからな。

あとアレな、アイリンの奥にある待合室の椅子全部、一つ一つに座っていたババア。この手のファン自称してる変な人たちも気持ちいから消えて欲しい。

無事進学が決まったことで家を出て、一人暮らしと同時に意識的スケート界隈を視界に入れないようにし始めた。

ここで一回離れたのが良かったのか悪かったのか。国際センター仙台駅の本屋仙台地下鉄ポスター

競技を追わずとも、さまざまなところで羽生結弦という男を目にして、その度にこの男を見て自分はこの土地までやってきたんだと思い出していた。

また話ズレるけど仙台大好き。

故郷よりも好き。

都会なのに緑が多くて気持ちがいいんよね。

就職を契機に都内へきてしまたか仙台を離れてしまったけど、はよ仙台戻りたい。

私は川が大好きなので死後、私の遺骨は広瀬川に撒いてくれと常日頃言ってます

大好きだ仙台

話を戻そう。

とはいえTwitterでこれ見よがしに呟いてるファンは正直気持ち悪かったし、自分も同じようになりたくなかったかTwitterでは鍵開けて呟くこともしなかった。そもそも羽生sageがひどい中、どれだけ擁護しようとも「羽生ファンガー」「ユヅリスト笑」と言われるんだから俺たちにできんのは「沈黙」だけだろ。

(ここでクラピカの顔が出てきたやつはツイカスかハンターオタだから前者はツイカであること自覚して生きような)

TwitterじゃなくてX?

うるせぇ、俺たちが共通センターと呼ぶのとおなじや。

そんなこんなでたまに目にしたり、アイショー見たりとかするくらいまではしてもシーズン中全部追うみたいな生活を2.3年せずにいたら北京五輪になってた。

数年まともに追っかけていなかった間に、さらスケーティング技術が向上してる様を見てやっぱり努力の人で憧れなんだよなと再認識した。

FPの朝。

雪がしんしんと降り積もる中、大崎八幡宮に4A祈願へ向かった。

FP前日に事実無根記事が大量に出回っているのを見て「4年経ってもこんな記事を書いて彼を貶めようと必死なんだ」と辛い思いしたな。

何年経っても彼を取り巻く環境は良くなるところか酷くなる一方なんだなぁと。

タイミング忘れちゃったんだけど、いつかのシーズンで本人が死のうと考えたみたいなこと言ってたのを時折思い出して。

それを考えると結婚したいと思える人と出会たことはなんて素晴らしいことなんだろうと素直に言えるんだけども。

そんなこんなしてたらあれよあれよと時間が過ぎて、引退かと思ったらプロ転向へ。

前々から引退したらどうしようと思っていたところ、最高の「答え」をお出しされて悲しむことも落ち込むこともなくて嬉しかった。

男子スケートにハマった理由に、彼らが命を燃やして戦うあの会場の空気が好きだったこともあって、その覇気がなくなったのは些か寂しい気持ちもあったけど。

まだこれからも彼のスケートが見られるんだなって嬉しかった。

ここまで色々自分の話をまとめてしまったけれど、ここからプロ転向後の個人的にモヤった点をいくつかまとめておく。

プロローグの八戸だっけな。

みんなのライト投票して踊るプログラムを決めるってやつでさ、

最初の方はみんな悲愴が多かった覚え(多分水色と青色が似ててそう見えただけの部分もある)なんだけど選ばず他のプロ踊って。

数日間ある中でも最後の日に、悲愴思い入れがあるからと踊って。

じゃあ最初からリクエスト選択肢から悲愴外してよかったんじゃね?になったけど。

あともう一個個人的に許せなかったのが阿修羅ちゃんだっけ、adoの曲使ったやつ。

adoなんて過去ネット活動してた人をアンチ自殺未遂まで追い込んでたわけじゃん。

そんないじめていた側の人間音楽を使うという事実を受け止められなかったんですわ。

giftとか、お礼に〜って内容なのにそこで使うのが「あの」「ado」ですか(笑)っていう。

いつまでも過去の話を蒸し返すなと言われるかもしれないけど、散々sage記事アンチに酷い目に遭わされてた羽生結弦がソイツの楽曲使うってグロくない?

この辺から自分の思ってた羽生結弦から乖離が起きてるのを感じていた。

まぁ自分が合わなくなっていっただけだけど。

あとまたこれは違う愚痴

notte stellata3/11に現地参加してたんだけど、中国ファンか知らんが明らかに場にそぐわない掛け声すんのやめてほしい。

こちとら鎮魂なり祈り、そこから希望とか再生意味するショーだと思っているのにそこで「あいしてる」なんてでかい掛け声は耳障りなだけなんよ。

最近見なくなったけど貞子みたいなストーカーも、アイスショー千秋楽必ずセンター1列目の変な女も邪魔

そもそもフィギュアスケートというスポーツのあり方自体も異質だよね。

プロではなくてアマチュアの方が技量が上、大会などに出場して集客してと見せ物のようになるのがアマチュアの方なん。

ただそのスポーツが好きというだけで始めた人間が、上手くなればなるほどよく分からない人たちの目に晒される環境にあって、

アスリートなのにアイドルのような消費の仕方/され方してるのがな…高校野球だけ謎に神聖視されてるのと似てる?

アイドル最初からそういう売り出し方をするからいいが、スポーツは違うじゃん。

好きで始めただけなの晒されて人格に難癖つけられてとかね。

世知辛いわね〜

まぁそんなこんなで、勝手理想像を求めてる俺みたいな人間は鈴の言葉でも反芻して生きような↓

すごい、馬鹿みたい。

勝手に期待して、勝手失望して。

ほんと馬鹿みたい。

でも王様ってそんなものなのね。

みんな勝手に期待して、陽子自体ことなんて考えてもみないで。

勝手失望していくの。

(アニメ十二国記』より)

Twitterとか世間では祝福の言葉ばかり目について、悲しむような人を見つけられなかった。

その様子を目の当たりにして、素直に喜べなかった自分の心の醜さに打ちひしがれてしまったし、周りのその「潔白」な態度に吐き気を催した。

だってさ…

今まで彼が「スケートを想って滑ってる」と思いながら見てた演技が「誰か特定の人に対しての感情を含みながら滑っていた」とかだったら悲しくない?

悲しくない?そう…俺が捻くれてるだけやね。

まぁそら遠くからお金落としてるだけのファンと、近くで辛い時支えてくれた人ならそっち好きになるのは当然だしね。

羽生結弦ファンであるなら、ファンもどこまでも清く、正しく、美しくあるべきところ私はそうできなかった。

私と同じように思っていても、表向き発信してない人が多くいると思うし。

私みたいな人も同じようにいるんだと知って、1人でも救われれば良いなと思って今回ここまでちゃん自分気持ちを書いた。

これは関係ない話だけど、Twitterで「羽生結弦結婚したのは俺?!俺!ole!」言うてる人の見て元気出たよ、ありがとう

どんなに切望しても普通には得ることが叶わない、スケートの神に愛された男が、スケート以外に愛する存在を見つけてしまった事実が悲しかった。

ただ、ただ、悲しかったんだと思う。

でもそれが神様でもなんでもない、人間としての羽生結弦で。

踏みつけても立ち上がるたんぽぽのように。

泥の中から咲かせる蓮の花のように

どんな場所でも美しく在る男の姿が。

そんな1人の男が好きだったな。

報道翌日に体を引き摺りながら仙台へ行って七夕祭り楽しんできたけど、また今度仙台行ってご祝儀代わりにお金落としてくるわ。

次はヒカペ目標で。

じゃ。


追記:

報告直後におめでとうと言ってた周りの人ほど今更落ち込んでる。最初に落ち込んでた俺の方がいま元気なの見るに、やっぱり無理するの良くねぇンだな〜に。

Twitter羽生関係を全部ミュートにしててしばらく見てないけど、羽生結弦に限らずオタクは全員キモいから自覚して生きような。

羽生結弦の思い出/感情の整理/記録(私用)

羽生結弦 結婚

初めて。

初めて推し結婚を心の底から喜べなかった。

Twitterでは祝福の声で溢れ、誰が見てもめでたいことはわかってた。

けれども、本当に「おめでとう」と言えなかった。

別にガチ恋勢とかそういうわけでもない。

でもなんで素直におめでとうと思えなかったんだろうと、色々思っていたけどこれまで吐き出していなかった感情を一旦全部整理しようと思ってコレを書いている。

明確な答えを出せるとは思ってないけど取り急ぎ感情の波が収まる前に書きつけておかないと多分忘れちゃう

しまた思い出したら追加で書いたりするかも。

報告の当日から何日もかけて、ちまちま思い出したことからぶつ切りで書いてるから話の前後やその時の情緒も語気も滅茶苦茶。

読み手のことを考えてる文章じゃないからかなり読みにくいが、同じように心の底から喜べずに悲しんでる人へ向けて「世の中に少なくとも1人、私がおるで」というための日記

から祝えない中、無理に喜ぶフリすると後から反動呪い言葉吐いてしまいそうだったか真剣に落ち込んでみた。

ちなみに、私はスケートという概念結婚したと思って正気を保っているので、ここから先はレディーガガの「marry the night」をお勧めします。是非聞いてね。

10年。

20ちょっと生きてる人間にとっての10年なんて人生の半分なんよねぇ。

あいいや。

初めて見たのはアイスショーで踊ってたツィゴイネルワイゼンだった。

元々親がスケート好きでたまにショーを見に行ってた事もあり、自分も連れて行ってもらったのが始まりだったと思う。

当時は荒川さんや浅田さんの影響も大きく、女子花形競技って感じで。男子はそんなに目立った感じじゃなかった。

(幼稚園生の時よくイナバウワーして遊んでたのでスケートといえば男子<女子だった)

小学生自分にとって、それまで見たことないタイプ名前電光掲示板に出ていたのは新鮮で「なんで読むねん」と思いながらぼんやりと見ていた。

なにより今では想像できない踊りで。

まぁ簡潔にいうと「何をしてるんだ…?」と聞きたくなるくらいすっ転びまくっていた。

(何年のやつか思い出せないけど知ってる方も多いと思う)

そんなアイスショーから数年。

羽生くん金メダルだって!」と。

中学の冬の朝、母親に叩き起こされたことを今でも覚えている。

え?「あの」羽生くん?と何度も確認して。

自分私生活が忙しくて少し離れてる間にすっ転びまくっていた少年五輪メダリストに変化していた。

何度も何度もソチ五輪映像を反芻して、居ても立っても居られなくなった私と母はそのまま3月のワールドに行った。

(このワールドsp、滑り出しの直前に「ゆづ〜!愛してるゥ〜!」という複数人による謎の掛け声があり会場全体が変な空気になったんだよな、カスゴミ客は死んでくれ。)

その後はとんとん拍子で転がり落ちるように沼にハマりファンになった。

全部は長いから書けんけど、常に「羽生結弦」という男は自分にとって輝ける一等星というか。

第一印象がすっ転びワイゼンだったことも大きく、自分がまだ中学生でこれからなんでもできるという時期だったこともあって「彼のように努力すればここまで上り詰めることができるんだ」というある種の指標になっていたんだと思う。

羨望とかそういうのひっくるめて、こんなに頑張ってる人がいるのに、自分体たらくはなんなんだろうかと考えるそういう感じ。

中学高校私生活勉強で色々両立することがあって大きな変化はなかったけど、やっぱり「羽生結弦はいつも生活の側にあった。

普通に肩こり酷い人間だったから、黒と青のファイテン常に付けてた。これ可愛いよね。

高校入ってからかな。

母の彼への入れ込み方が激しくなってきたことがあって、若干嫌悪感を持つ時期があった。

詳細は省くけども、

ひねもす掲示板に張り付いて有る事無い事、噂やファン同士の諍い…望んでもないのに大量の情報を聞かされ、注入される感覚はあまりにも不快で気がついたら「憧れ」から「実の娘である私よりも母の気を引く邪魔存在」にもなっていた。

中国杯の後に増えたファン民度の悪さとかに嫌気が差していたり、自分勉強の方とかで精神的に追い詰められていた部分もあったから単純な話ではないのだけれど。

その頃自分大学受験に際して、部活のように取り組んでいた習い事を辞めていた。

スケート完璧勉強もできる「羽生結弦」を横目に「ああ自分は彼のようにはなれんのだなぁ」と失望してた。

また当時自分は家庭環境が最悪になっており家を出ることが目標だった。

家を出るためには親が納得するき足るだけの学力とそれだけの大学でないと説得できないと思ったこと、羽生結弦という男が育った街が知りたくて東北大を選んだ。

他に行きたい場所もなかったから、仙台に行くと決めてからはわりとすんなりと勉強ができた覚え。

羽生結弦過去ananの表紙を飾っていたが、意味わからんクソナガ茶マフラーを巻いてるポスターを机の前に飾ってた。

今なおよくわからん長ェマフラーをしてたのかは謎(調べると画像が出てくるから暇だったら見て)

どう考えても勉強する環境ではないが、サボろうとしても前向けばあの眼光から監視してもらう感じで。

話がズレたな。

平昌五輪差し迫り、母は現地で見たいと切望したものの、それまでの家事を疎かにする姿を見ていて誰がそれを応援しようと思ったか

当然家族全員反対した。

今思えば行っておいでと言えば良かったかもしれないが、私からしてみれば娘の受験よりも「羽生結弦」が優先なんだ、へぇ(笑)って感じだったし。

そんなこんなしてるうちに羽生結弦はサラリと2連覇。そこからまたファンが増え、シーズンオフアイスショーでも変なファンが増えたことでさらに嫌気が差していた。

どこかのアイスショーだったか忘れたんだけど、トイレ行ってる間にババアが「ゆづパンツが」とか会話で盛り上がってるの聞いて気分良いわけないからな。

あとアレな、アイリンの奥にある待合室の椅子全部、一つ一つに座っていたババア。この手のファン自称してる変な人たちも気持ちいから消えて欲しい。

無事進学が決まったことで家を出て、一人暮らしと同時に意識的スケート界隈を視界に入れないようにし始めた。

ここで一回離れたのが良かったのか悪かったのか。国際センター仙台駅の本屋仙台地下鉄ポスター

競技を追わずとも、さまざまなところで羽生結弦という男を目にして、その度にこの男を見て自分はこの土地までやってきたんだと思い出していた。

また話ズレるけど仙台大好き。

故郷よりも好き。

都会なのに緑が多くて気持ちがいいんよね。

就職を契機に都内へきてしまたか仙台を離れてしまったけど、はよ仙台戻りたい。

私は川が大好きなので死後、私の遺骨は広瀬川に撒いてくれと常日頃言ってます

大好きだ仙台

話を戻そう。

とはいえTwitterでこれ見よがしに呟いてるファンは正直気持ち悪かったし、自分も同じようになりたくなかったかTwitterでは鍵開けて呟くこともしなかった。そもそも羽生sageがひどい中、どれだけ擁護しようとも「羽生ファンガー」「ユヅリスト笑」と言われるんだから俺たちにできんのは「沈黙」だけだろ。

(ここでクラピカの顔が出てきたやつはツイカスかハンターオタだから前者はツイカであること自覚して生きような)

TwitterじゃなくてX?

うるせぇ、俺たちが共通センターと呼ぶのとおなじや。

そんなこんなでたまに目にしたり、アイショー見たりとかするくらいまではしてもシーズン中全部追うみたいな生活を2.3年せずにいたら北京五輪になってた。

数年まともに追っかけていなかった間に、さらスケーティング技術が向上してる様を見てやっぱり努力の人で憧れなんだよなと再認識した。

FPの朝。

雪がしんしんと降り積もる中、大崎八幡宮に4A祈願へ向かった。

FP前日に事実無根記事が大量に出回っているのを見て「4年経ってもこんな記事を書いて彼を貶めようと必死なんだ」と辛い思いしたな。

何年経っても彼を取り巻く環境は良くなるところか酷くなる一方なんだなぁと。

タイミング忘れちゃったんだけど、いつかのシーズンで本人が死のうと考えたみたいなこと言ってたのを時折思い出して。

それを考えると結婚したいと思える人と出会たことはなんて素晴らしいことなんだろうと素直に言えるんだけども。

そんなこんなしてたらあれよあれよと時間が過ぎて、引退かと思ったらプロ転向へ。

前々から引退したらどうしようと思っていたところ、最高の「答え」をお出しされて悲しむことも落ち込むこともなくて嬉しかった。

男子スケートにハマった理由に、彼らが命を燃やして戦うあの会場の空気が好きだったこともあって、その覇気がなくなったのは些か寂しい気持ちもあったけど。

まだこれからも彼のスケートが見られるんだなって嬉しかった。

ここまで色々自分の話をまとめてしまったけれど、ここからプロ転向後の個人的にモヤった点をいくつかまとめておく。

プロローグの八戸だっけな。

みんなのライト投票して踊るプログラムを決めるってやつでさ、

最初の方はみんな悲愴が多かった覚え(多分水色と青色が似ててそう見えただけの部分もある)なんだけど選ばず他のプロ踊って。

数日間ある中でも最後の日に、悲愴思い入れがあるからと踊って。

じゃあ最初からリクエスト選択肢から悲愴外してよかったんじゃね?になったけど。

あともう一個個人的に許せなかったのが阿修羅ちゃんだっけ、adoの曲使ったやつ。

adoなんて過去ネット活動してた人をアンチ自殺未遂まで追い込んでたわけじゃん。

そんないじめていた側の人間音楽を使うという事実を受け止められなかったんですわ。

giftとか、お礼に〜って内容なのにそこで使うのが「あの」「ado」ですか(笑)っていう。

いつまでも過去の話を蒸し返すなと言われるかもしれないけど、散々sage記事アンチに酷い目に遭わされてた羽生結弦がソイツの楽曲使うってグロくない?

この辺から自分の思ってた羽生結弦から乖離が起きてるのを感じていた。

まぁ自分が合わなくなっていっただけだけど。

あとまたこれは違う愚痴

notte stellata3/11に現地参加してたんだけど、中国ファンか知らんが明らかに場にそぐわない掛け声すんのやめてほしい。

こちとら鎮魂なり祈り、そこから希望とか再生意味するショーだと思っているのにそこで「あいしてる」なんてでかい掛け声は耳障りなだけなんよ。

最近見なくなったけど貞子みたいなストーカーも、アイスショー千秋楽必ずセンター1列目の変な女も邪魔

そもそもフィギュアスケートというスポーツのあり方自体も異質だよね。

プロではなくてアマチュアの方が技量が上、大会などに出場して集客してと見せ物のようになるのがアマチュアの方なん。

ただそのスポーツが好きというだけで始めた人間が、上手くなればなるほどよく分からない人たちの目に晒される環境にあって、

アスリートなのにアイドルのような消費の仕方/され方してるのがな…高校野球だけ謎に神聖視されてるのと似てる?

アイドル最初からそういう売り出し方をするからいいが、スポーツは違うじゃん。

好きで始めただけなの晒されて人格に難癖つけられてとかね。

世知辛いわね〜

まぁそんなこんなで、勝手理想像を求めてる俺みたいな人間は鈴の言葉でも反芻して生きような↓

すごい、馬鹿みたい。

勝手に期待して、勝手失望して。

ほんと馬鹿みたい。

でも王様ってそんなものなのね。

みんな勝手に期待して、陽子自体ことなんて考えてもみないで。

勝手失望していくの。

(アニメ十二国記』より)

Twitterとか世間では祝福の言葉ばかり目について、悲しむような人を見つけられなかった。

その様子を目の当たりにして、素直に喜べなかった自分の心の醜さに打ちひしがれてしまったし、周りのその「潔白」な態度に吐き気を催した。

だってさ…

今まで彼が「スケートを想って滑ってる」と思いながら見てた演技が「誰か特定の人に対しての感情を含みながら滑っていた」とかだったら悲しくない?

悲しくない?そう…俺が捻くれてるだけやね。

まぁそら遠くからお金落としてるだけのファンと、近くで辛い時支えてくれた人ならそっち好きになるのは当然だしね。

羽生結弦ファンであるなら、ファンもどこまでも清く、正しく、美しくあるべきところ私はそうできなかった。

私と同じように思っていても、表向き発信してない人が多くいると思うし。

私みたいな人も同じようにいるんだと知って、1人でも救われれば良いなと思って今回ここまでちゃん自分気持ちを書いた。

これは関係ない話だけど、Twitterで「羽生結弦結婚したのは俺?!俺!ole!」言うてる人の見て元気出たよ、ありがとう

どんなに切望しても普通には得ることが叶わない、スケートの神に愛された男が、スケート以外に愛する存在を見つけてしまった事実が悲しかった。

ただ、ただ、悲しかったんだと思う。

でもそれが神様でもなんでもない、人間としての羽生結弦で。

踏みつけても立ち上がるたんぽぽのように。

泥の中から咲かせる蓮の花のように

どんな場所でも美しく在る男の姿が。

そんな1人の男が好きだったな。

報道翌日に体を引き摺りながら仙台へ行って七夕祭り楽しんできたけど、また今度仙台行ってご祝儀代わりにお金落としてくるわ。

次はヒカペ目標で。

じゃ。

2023-07-25

FF16を少し遅くなったが全クリした。しがないプロデューサー目線の感

前提だけど、好意的な内容だよ。

前提として俺の感想は非常に好意的だ。そういう意味では、バッキバキの同業者目線での批判を期待していた人たちにはごめんな。

俺の非常に好意的感想は、しがないプロデューサーのはしくれの俺に、「吉田プロデューサーFF16が世界での戦い方を示してくれたこと」ことに尽きる。

そして俺がこれを書こうと思い立ったのは、それなりにレビュー感想合戦が一段落して、

を参考までに、みんなに個人的感想として伝えられればと思ったからだ。

FF16はもはやAAA級じゃない

みんな気づいてると思うが、FFはもうAAA級じゃない。

例えば映画でいってもそうだが、宮崎駿作品新海誠映画作品邦画じゃAAA級だが、ハリウッド制作予算に比べれば全然したことないんだ。「君たちはどう生きるか」が3000万ドル~7000万ドルあくまで噂)、すずめの戸締まりが1800万ドルって言われてるが、スパイダーマンスパイダーバースは9000万ドルアクロスザ・スパイダーバースは1億ドルだってよ)、アナ雪は1.5億ドルだそうだ。

正確な数字かはさておき、どう楽観的に見積もってもハリウッド超大作のそれには敵わないんだよ。

FFはみんなが比較に出す洋ゲーAAAと比べれば開発予算限界がある。

FF16はいわばAAA級じゃなくてAA級だ

からFFAA級みたいなもんだ。Aが一個足んないんだよ。(ちなみにAAA級の定義は正確には存在しない。AA級っていうのも存在しない。けど大体、意味、わかるだろ?)

からAAA級と同じ条件で比較しちゃいけない。

AAA級とAA級でなにが違うか?開発予算が違うんだよ。開発予算が違うとなにが変わるか?できることに限りがあるんだよ。

たとえばよく言うゲーマーたちの指摘には、以下のようなものがある。

  • 開発期間を延ばして(発売を少し送らせて)もいいから〜を追加してほしかった。→それ開発費(必要予算)増えるんだわ。
  • 〜の要素を追加してほしかった→それ開発費(必要予算)増えるんだわ。
  • 〜の要素が手を抜きすぎ→それ開発費(必要予算)増えるんだわ。

もちろん正しい意見もあるとは思う。


けど例えば、上でもあげたけど「アナ雪」ってテーマソングの「Let it go」あがったタイミングプロットを大転換してるんだぜ。エルサはアナ姉妹でもないし、王家でもないし、純粋な悪役だったって話だ。

この大転換は結果として大成功だったわけだが、おそらくこのレベルの変更はそれまで進めていたあらゆる製作に影響を及ぼしたはずだ。具体的には製作途中のものを捨てたり、考え直すための制作期間の延長だ。これ、制作費(必要予算)増えるんだよ。

AAA級は天才たちが七転八倒して作ってるんだ。AA級のFFはそれをしてないわけじゃない。それを許される回数が限られてるんだよ。

吉田プロデューサーFF16が教えてくれた、俺たち日本人(AA国)が世界ライバルAAA国)と戦う方法

これは大筋はゲームメディアなんかが大筋語ってくれてる内容と沿うんだけど、まぁ聞いてくれよ。

俺たちはもうAA国なんだ。AAA国みたいに何でもかんでもぶちこんで、やりたいこと全部やるってのは無理なんだよ。(もちろんAAA国やAAAタイトルが全部やれてるってわけじゃないんだが、相対的な話だ)

AAAタイトルに慣れた、舌の肥えた俺たちはAAA級と比較してあれが足りないこれが足りないって言うけど、無理なんだよ。

だけど俺はそんな批判をやめろと言ってるわけじゃない。

もっと生産的な考え方をしようぜ、そしたら俺たち日本人のためになるし得だよって話だ。

それは「この要素を弱めて、この要素を足す」だ。これなら開発費(必要予算)は増えない。

その点でいうと、FF16は限られた予算の中で、どこでならAAA級に匹敵する作品を作れるか?について考えに考え抜いたパッケージングをしていると思う。

吉田プロデューサー天才アーティストではないかもしれないが、天才プロデューサーであると思う。

彼は重圧の中でその取捨選択を、自分意思を中心に、それをやり遂げた。

このあたりはストーリー戦闘システムへのフォーカスだが、そのへんはもうほかにもいっぱい語られてるからここでは言及するのやめるわ。

フロムソフトウェアエルデンリング比較しろって話について


これも実は大きな誤解があると思う。

エルデンリングざっと調べても開発費は分からなかったが、少なくとも過去からモーションを使いまわしてるだの、グラフィックAAA級と比較して見劣りするだの言われてるよな?

それはそうだと思う。そこで開発費の圧縮をしてるってことも事実だと思う。

でも問題はそれじゃない。エルデンリング過去作を通じて積み上げてきた「魅力的な特徴」がゲームシステムの中心にあるんだよ。

方やFF16はみんなが言ってる通り「FFはおわった」「FFブランドなんてもう存在しない」とか言ってるじゃん。FFがこれまで積み上げてきた資産ってむしろそれしかないだろw

FF15のオープンワールド世界通用する資産か?当時からそんな評価じゃなかったろ。

FF15の戦闘システム世界通用する資産か?当時からそんな評価じゃなかったろ。

FF15のレベルデザインフロムゲーのように緻密なデザインだったか?当時からそんな評価じゃなかったろ。

FF16はFF14で積み上げてきた資産(でもMMOから流用できる資産は直接的じゃなかったはずだ)と、FFという今となっては影の落ちたブランドに基づいて、むしろ日本が誇る「漫画」と「特撮」のゲーム産業とは違う強みを強引に(したたかに)輸入して生み出された日本元気玉の一つなんだよ。

PS.それでも吉田プロデューサーFFを諦めていないわけ

これは完全に蛇足だけど、ストーリーの締め方に納得いってない人にネタバレすると、FF16はFF1のストーリーオマージュと対比構造で成り立っている。


からストーリーに納得いってない人も残念だがこればっかりは受け入れるしかない。

その上で期待していいことが一つある。

吉田プロデューサーは、スクエニFF現代において「語り直した」そして戦闘システムストーリーという新しい武器(最強とは言わんが、AAA級に挑戦するキーアイテムだろ)を手に入れた。

AA級がAAA級に挑戦して玉砕してなにも残らなかった。わけじゃない。

ここから語られるFFがきっと始まる(続く)んだ。

2023-07-14

グランツーリスモ映画情報(最新版!)

扱われたネタ

2023-07-13

本当の映画グランツーリスモ

この映画原作通りでした

映画の始まりが、走り屋オーバルコースに来て、自分の車を正面から壁にこすりつけて斜めになりながら超高速で走って優勝を掻っ攫うというシーンで、初代のバグ彷彿とさせるものでした

その次はエスクードアクセルブレーキが反応しなくなってしまい、自力でゴールするためにステアリングによるスピンや敵車からの追突でなんとか完走を果たすという、某やりこみにあった『2』のネタで驚きました

別の場所ではトヨタGT-Oneウィリーする仕様で走り、21億という速度をたたき出すという、また某やりこみにあった『3』の様子があったり、その後にはトヨタPodでバックしながらおすわりして優勝する『コンセプト2001TOKYO』のネタもありました

『4』のネタとしては明らかに不利なマシンなのにショートカットカミカゼのような特攻で無理やり勝利して200ポイントを獲得していました

休憩後には『5プロローグ』のCMのように『dies irae』で始まりライバル車両が異常な動きをする対戦を彷彿とさせる映像へと変わっていくのに感動しました

そして完成した『5』ではDLCスパスーパーGTが行われている1シーンで、黄色レーシングカーが赤いマシンの行く手をT字でブロッキングするという衝撃的なクラッシュシーンが描かれ、

キャリア復帰のために青いフィットがまたカミカゼショートカットを繰り出してレースを勝ち進んでいくというナットォのような粘りのあるストーリーにも心打たれました

スタッフロール前では、様々なリバリーがある中でのぶつかり稽古とも思えるドッグファイトの中で、車の値段が高すぎると愚痴りながらもなおもレースに挑む……という妄想ゲーム機が買えないおっちゃんというオチには衝撃を受けました

2023-07-08

FF16は大体水星魔女だった

物語プロローグにあたる部分で悲惨なことになってたり主人公が暗い状況でも前を向いてたり母親がやばかったりえぐい差別があったり人の命が軽かったり主人公が強く派手で見ごたえがあったり割とやりたいこと重視で単語説明はあとでやったりやたらと勢力図が複雑になっていったり最後にでかい要塞でてきたり結局あれなんだったんだ…?てところをノリと音楽で納得させられたり楽しかったです。

主人公周りのところは割と単純なんだけど各勢力世界観結構複雑ってところも同じで、ただFF16にはアクティブタイムロアというその場その場ですぐに用語の内容を確認できるシステムがある。これが思った以上にありがたいシステムで、RPGどころかゲーム以外でも色んな媒体で見習ってほしいなと全く更新されない水星魔女公式用語ページを見て思う。

2023-07-03

[]ばいばいアース

俺たちの戦いはこれからだエンドです

壮大なプロローグといいかえてもいいです

結局本題が解決しないのでよんでもすっきりしません

2023-07-02

水星魔女を見て老害だと自覚した

勢いで書いた。

最初は「水星魔女に対する少し辛口感想」みたいなタイトルにしようかと思ったが、少し書き上げて他の人の匿名を見てから、「これは水星魔女ダメというより、俺たちが老害なんじゃないか」と思ったので、こちらの内容で投稿する。

水星魔女最終話ネタバレが入るので、見たいけど見れてない人は見た後に来てね)

https://anond.hatelabo.jp/20230702215132

https://anond.hatelabo.jp/20230702192323

まず水星魔女面白かった。ストーリーは完遂したが、どんどんつまらなくなっていった鉄血や、新しい単語が多過ぎてストーリーについていくのがやっとだったGレコと比べればとっつきやすい。というかこのレビューを書いて、やっぱり水星魔女ってスゲェなと思った。

では、水星魔女が「ガンダム」として面白かったか…というとそうは思えなかった。勿論面白くなかったガンダムは他にもある。例えばガンダムAGEの時は、やりたいことに対してストーリーを畳みきれなかったように見えたし、客層もあやふやだったと思う。

一方でAGE水星には違うストーリーの粗さを感じている。ガンダムAGEの時はストーリーに粗が目立つのは、「目指した事が大きすぎて話数や丁寧さが足らなかった」のだと思ったのだが、今回の水星魔女は「ストーリーを畳むことをほとんど放棄して話題性を選んだ」ように思えている。

ストーリー完璧にたためるとは思ってない。ツッコミどころのない作品なんて無い。24話もある作品ストーリーに対して疑問として湧き上がるのは当然である

まぁ、色々ある。

それに作中提示された問題が全てが解決されるとも思ってない。今までのガンダム勧善懲悪じゃないし、作中でアーシアンスペーシアンが和解してハッピーになるストーリーになることを期待してたわけでもない。ユニコーンのように、パーメットの力で死者が喋り出すのは、ニュータイプみたいなもんなんだよと言われれば理解は出来る。

でもそこに突っ込むことより、自分もっと気になるのは、そこのストーリー的に後ろめたいものを隠してまで、本作が押し出してきたのが怒涛の展開といえるような驚きの連続や(それは大体回収されずに置いてけぼりにされる)、キャラクター性や、狙ったようなキャラクターカップリングや、感動してくださいと言わんばかりの死者達の赦し、みたいな内容だった事に困惑している自分自身である

かにアニメとしてはハッピーエンドの方が正しい気もする。これで鉄血のような終わり方やパーメットから放たれる謎の光に飲み込まれて、行方不明になったとしても批判が出たと思う。

でも宇宙世紀として提示されるガンダムは、ロボットオタクモビルスーツプラモを売らなくてはならないという商業的な面があるにしろ、否応なしに命を奪われる厳しい世界で成長をしていくむさ苦しい戦争戦記や暴力や抑圧に対する命懸けの抵抗を示した作品だった気がするのだ。

本作の内容ならば、最初からGガンダムのようなガンダムファイト(決闘)に終始するか、ビルドファイターズのようなホビーガンダムであると主張してくれた方が嬉しかった。

勿論、これを肯定的に捉えることは出来る。ガンダムストーリー性というもの戦争作品としてのメッセージ性ではなく、ストーリー展開の話題性カップリング表現されるというのは、商業的な面での成熟なんだろう。間違いなく近年のガンダムでは話題をかっさら作品だったはずで、今後しばらくのガンダムは安泰だろうし、ロボットオタク以外もプラモを買ってくれるはずだ。

色々書いたが、間違いなく鉄血やGレコなんかより水星魔女の方がウケる作品であると分かっている。そもそもGガンダム宇宙世紀だし、初めて見た日は「これは本当にガンダムなのか?」と思ったはずなのだ。だから水星魔女困惑をしているのは、多分俺が歳を重ねてガンダムという作品に対して期待値を調整できなくなったかなのだ。(鉄血が可愛いのは、出来の悪い子ほど可愛いと思う気持ちなのだ。そして内心パーメットの光に飲み込まれ主人公が消えれば良かったのではないかとも思っている)

ガンダムキャラクターなんて個人主義じゃないか…そう考えてみれば水星魔女個人主義まりない内容をやっていて、非常にガンダムらしいじゃないか

そう己に言い聞かせてみるが寂しさを感じる。

あ〜あ、俺も老害なっちまったのかな。

というわけで皆も今から水星魔女見てね。

2023-06-16

水星魔女見始めたけどキッツい

数ヶ月前に挫折したプロローグをようやく見終えたけどほんとキツい

「お前らこういうのが好きなんだろ」ニチャァって感じで無理

一気見で最終話あたりでリアルタイムに追いつこうと思ってけど無理だわ

2023-06-15

面白かった2Dアクションフリゲリスト2

https://anond.hatelabo.jp/20230615211440

ナイトメアスフィア』(暁音)

ttp://mickmanx.blog71.fc2.com/

難易度:★★

ダークファンタジー正統派メトロイドヴァニアちょいエログロリョナ)。死亡した最強の女戦士が禁断の術で復活させられ、再び魔物と戦うことになる。

明確にストーリーがあるのは最初最後ぐらいで、マップ全体が実質的に一つの大きなダンジョンとなっている構成のため、ひたすら戦闘と探索に没頭できる。ボリュームたっぷりかつ、戦闘難易度サクサクなので、マップ埋め作業が止まらない。

基本操作レスポンスが非常によく、ボタン連打で出る通常攻撃コンボで戦ってるだけで十分楽しいさらに、追加されるコマンド技も多段ヒットするものが多いため、敵をボコボコにする快感さらに加速する。昇り斬りからの斬り下ろしのお手軽連携最高。

レベルアップ(で得たポイントの割り振り)と、発見したアイテムによる能力追加の両方の強化がある、自分が一番好きなタイプメトロイドヴァニア

アイテムによる強化は、空中ジャンプなどの移動系、武器種追加、技習得・強化(アイテム消費制で任意選択可能)、各属性オーブ魔法)、魔法の種類追加(拡散ショットなど)……と多彩。特に移動系は、空中ジャンプ回数+1のような強化が複数あるため、最終的な機動力がとんでもないことになる。

探索面でも、各セーブポイントにはどこからでも自由に飛べる上に、現在地を同様の転移可能ポイントとして設定できたり、部屋移動時にそのエリアで未取得のアイテム数が表示されたりと、快適にする仕組みが完備されている。

エログロリョナ要素について。あくま残酷世界表現にとどまっており、グラフィック的に見てもそんなに「実用性」はない。と思うのだが、行為としてはたしかに異種姦孕ませや腹パン吐血・吐ゲロなどが描かれているので、そういうのを求めている層も忌避している層も、自分の目でアウト/セーフを判断してほしい。エロアクションではテンポを悪くしがちな拘束攻撃も、緊急回避技で即抜けることができるのは助かる。

ストーリー性が強化され操作キャラ複数になった続編(時系列的には過去)が予定されており、公開されている体験版を見ても大いに期待できる出来だったようだが、残念ながら制作現在休止しているようだ。惜しすぎる。


『ミックマンX2』(暁音)

ttp://mickmanx.blog71.fc2.com/

難易度:★★★★★

ボーカロイド(ミク・リン)を主人公にしたロックマンXパロディ

Xの方のロックマンほとんどやったことがないが、それぞれ近接と飛び道具担当で、ミク=ZEROリン=Xという感じ。操作キャラステージ内でいつでも変更できる(ライフは共有)

なぜかプロローグスーパーメトロイドネタだったり(自爆カウント有り)、暫定ラスボスマリオだったり、ロックマン系の敵ボスの中になぜかモリガンヴァンパイア)が混じっていたりと、悪ノリ全開のゆるいバカゲー的内容。

と思いきや本編は、難易度インフレしがちなロックマンオマージュフリゲの中でも、はっきり言って最悪レベルの激ムズさ。特にクイックママンステージは、道中もボスも二度とやりたくない(しかお約束ボスラッシュがあるので最低二度は戦う)

一応、ステージ内やボス撃破で入手できるアイテムを消費して行う能力追加があり、各ボスの弱点になるリンショット計画的に取得していけばだいぶラクにはなるが、弱点を突いてもクイックマンは、クイックマンだけは、キツい……。あの高速体当たりをかわす方法はあるのだろうか。

上の感想デフォルト難易度のものだが、難易度設定はいつでも7段階から選択可能。ただ、最低の「ゆとり」は画面右上に大きく「私はゆとりです」と表示されて煽られることになるので選びづらい。

しかったというよりも、とにかく辛かったという印象の方がはるかに大きいが、ナイトメアスフィア同様に操作性そのものは非常に快適。壁蹴りや空中ダッシュを駆使したパロディ元風のスピーディなアクションを実現している。グラフィックに関しても、プリレンダ?の敵や顔グラはともかく、ドット絵で描かれた自キャラとしてのミク・リン普通にかわいくてよく動く。

この超難易度が気にならないぐらいの腕さえあれば、手放しで絶賛できる内容だろう。

余談だが、ミックマンX2とナイトメアフィアにはどちらも、迷宮組曲露骨パロディがある。なんでもアリかつ一応ボーカロイド主人公音楽繋りのミックマンはともかく、基本的シリアスオリジナル世界観を貫いているナイトメアスフィアにまで出すとは、作者はそんなに迷宮組曲が好きなのだろうか。たしかに探索系アクションの源流の一つと言えなくもないが。

疾風戦記フォースギア2』(Master.typeX)

ttps://www.freem.ne.jp/win/game/21774

難易度:★★★

Clickteam Fusion製

ロックマン風横スクロール美少女アクション2作目。

良くも悪くも普通の高難易度ロックマンファミコン時代)風だった前作から、大幅に爽快感がアップ。グラフィック面の強化と合わせて、全体的に非常に洗練されたゲームになった。

デフォルト使用可能な二段ジャンプ、専用ボタンが割り振られて切り替え無しで通常攻撃と併用できるサブウェポン、射程が長めで使い勝手がいい(敵に接近し過ぎない)ブレード、下+ジャンプスライディングではなくボタンによるダッシュ……など、気持ちよく動かせる変更が随所に見られる。体力減少時にのみ使える大技も追加され、派手さもばっちり。

さらに、一応は前作にもあったショップ要素が大充実。基礎能力の強化や、特殊能力を追加する装備アイテム販売など、カスタマイズの幅が大きく広がった。これにより、安定してクリアできるステージを周回して金を稼いで能力を強化し、詰まったステージに再挑戦する、といったアクションRPG寄りのプレイ感覚に近づいている。

他にも、残機制廃止無限コンティニューになってたり、復帰ポイントがはっきり可視化されていたりと、ロックマン系にありがちなストレスをなるべく排除しようとしていることがうかがえる。E缶に相当する使用回復アイテムが、取得したステージ内で使い切る形式になってるのも、かえって後腐れがなくていい。

ただ、そうは言っても、落下即死はある(装備で軽減可能)し、ボスはある程度攻撃パターンを把握しないと弱点を突いても苦戦必至だし、やはり並以上の歯ごたえはある。ラスボスは、回復アイテム使用で倒せる気がしない。

それぞれ操作感が大きく異なる使用キャラが6人もいて(初期2人、他は条件で追加)、アチーブメント要素もあるため、気に入れば長くやり込めるのもいい。

ティルキッス ~Princess Shade~』(MIR

ttps://www.freem.ne.jp/win/game/16574

難易度:★★★★

見下ろし型アクションRPG。騎士を目指す少女が戦うファンタジー。もともと有料だったものフリー化したらしく、全体的に完成度が高い。

通常戦闘では剣による攻撃がメインだが、攻撃ボタンを押しっぱなしにすることで、魔力を消費して装備武器ごとに特性の異なるショットを撃つことができる。さらボス戦では、ショットの魔力消費がなくなり撃ち放題のため、実質的シューティング化するというおもしろ構成になっている。

公式説明では、「ボスキャラとの戦闘弾幕シューティング風の戦闘に一変します」とのことで、ボス戦の弾幕は実際ガチなのだが、ある程度進むと通常戦でザコも容赦なく弾をバラまいてくるようになり、これも十分しんどい

経験値を使った能力強化の要素はあるものの、イベント進行でほぼ最大値が決まっており、無制限な強化はできない。また、回復や買い物の機会がないまま長めの連戦を強いられることが多かったりと、アクションRPGの中でも、プレイヤースキルを強く求められる側のゲームといえる。難易度設定などの救済策は一応あるが。

ストーリーは、「のじゃ」語尾がかわいい長命種ではなく単に老父の口調が移っただけ)純情で熱血な女剣士主人公と、主君であるわがままな姫のソフト百合

的な部分もないではないが、男キャラも交えた陰謀と巨大感情によるドロドロした展開の印象の方が強い。戦う相手人間が多く、要所要所で「〇〇ーッ!」と感情を爆発させてくれる主人公が熱い。

『ザコリオン』(IN)

ttps://www.freem.ne.jp/win/game/12878

難易度:★★

アクションエディター4製

スーパーシンプルスーパーインフレ見下ろし型アクションRPG。

1マップで描かれたモノクロダンジョンをひたすら進んでいく。無限に敵の湧く小部屋で戦ってレベルを上げ、ある程度強くなったら通路を進んで次の部屋でまたレベル上げ、の繰り返し。

操作は移動と攻撃(剣を振る)のみ、ステータスレベル経験値HP攻撃力ぐらい。自機は棒人間で敵のグラフィックも似たようなものだし、BGMすらない地味さ。もちろんストーリー要素など皆無。

レベル上げは好きだし、レトロ風ならこのぐらい単純でも悪くはないかな……

妥協しつつレベルを上げていくと、ある段階でびっくりさせられることになる。公開ページのスクショにも映っている要素なので別にネタバレというほどでもないと思うが、一応伏せておく。

シンプルなのは初見の印象通りだが、シンプルな中での大きな変化が楽しめるゲームだった。

これも敢えてのレトロ演出なのか制作ツールの都合なのかは分からないが、セーブ機能がなくパスワード方式になっている。そもそも30分もかからずにクリアできるボリュームなのでほとんど問題はないが、できればセーブはあった方がより気軽にプレイできたと思う。

『thePrincess ひきこもり姫の奮闘記』(IN)

ttps://www.freem.ne.jp/win/game/22405

難易度:★★★

アクションエディター4製

スクロール超強化アクションひきこもりで超恵体の姫が限定販売ミルクを買いに行く。

移動やジャンプといった行動全般で体力を消費するシステムだが、主人公の姫は極度の運動不足のため、初期状態では超鈍足の上にスタート地点からスクロールすることすらなく力尽きてしまう。そこで、「こんなこともあろうと買っておいた、どんな運動不足コインでなんとかしてしまマシン」で主人公を徹底的に強化していくことになる。

辛うじて手に入る数枚のコインで移動速度や体力を増やし、何度も力尽きながら行動範囲を広げていき、より多くのコインを手に入れて更に強化を重ねる、というのが基本の流れ。

強化項目は体力・速度以外にも、ジャンプ力、防御力、ショットボムなどの攻撃、といろいろ用意されていて、自由な順番で強化していける。最終的には、異常な俊足だわ、敵は触れただけで倒せるわ、ほとんど自由に空を飛べるわというチート姫ができ上がる。

難易度がどうというより、苦労して乗り越えていたステージを雑に数秒で突破できるようになって姫TUEEEを味わうのがメインのゲームだが、最後ボス戦はアクションとしてもそれなりの歯ごたえがある。

タイトル画面で圧倒的な恵体を見せつけ、ゲーム中も終始何かが揺れている主人公と、それを健気に支える従者のケモ少年という、キャラクター・関係性(おねショタ)要素もいい感じ。

現在は、上級者向けの「拡張版」である『~EXTEND』も公開されており、作者によると、

ttps://www.freem.ne.jp/win/game/24016

初めての方や、アクションゲームに不慣れの方は、先に通常版から

 プレイする事をお勧めします。

とのことだが、実際にプレイしてみたところ、通常版とかぶっている部分にそこまで大きな違いは感じられなかった(背景などは違う)。そのため、追加要素までプレイする気があるならいきなり『~EXTENDから始めても別に問題ないと思う。作者の意向尊重すべきかもしれないが。

現象使い首都高無敵伝説 Firststage 氷眼の魔女』(こなわさび

ttps://www.freem.ne.jp/win/game/21429

難易度:★★★

Shooting Game Builder製。

首都高には魔力がある」

首都高を走る走り屋たちは体内に魔力を蓄積する

走り屋たちが異能に目覚める

という恐るべき三段論法支配する世界で、走り屋たちが抗争を繰り広げる格闘?アクションキャラ設定やセリフ回しの中二病度合を含めて、いわばレースしないレーシングラグーン

ゲーム進行は、4人のキャラから一人を選び、他のキャラ+αと戦っていく格ゲー方式。固定画面ステージで大量に湧くシュトモン(雑魚敵)を倒しつつ一定時間が経過すると、ボス(敵走り屋)が現れるという流れ。無双タイマンが両方味わえる。

操作としては、必殺技コマンドが専用ボタンと方向キーの組み合わせだったり、超必殺技ボタン一つで出るボム的な扱いだったり、ジャンプが無かったりなど簡略化されており、手軽に格ゲーアクションが楽しめる。

背景やオープニング・エンディングといった演出面以外では、走り屋という設定にゲーム上の意味はほぼ存在しないが、とにかくオレはこれが作りたいんだ、これがカッコいいと思っているんだ、という強い思いはたしかに伝わってくる。ドット絵で描かれた、雪の降る首都高の美しさは、それだけで十分に価値があった(非都民なので首都高描写としての正確性は知らない)

とても本来フリーゲームらしい一品といえる。続編もあるが、独自世界を作ろうとしていた一作目からネット流行りのネタパロディを取り入れた内容になってしまったのは少し残念。

マシンナリシティAD』(Happy Head

ttps://www.freem.ne.jp/win/game/28506

難易度:★★★

Clickteam Fusion 2.5製

ハイスピードスクロールアクションポストアポカリプスっぽい殺伐とした世界主人公たちが戦う。複数いる操作キャラは全て女性

ショットと近接の二種類の通常攻撃があり、それぞれ対応する色の攻撃を打ち消すことができる。こういうのは往々にしてシステムを無理やり活かそうとしてクソ難易度が生まれる元だが、このゲームでは、ザコ敵は身体の色で攻撃の種類も判断可能で、ボスはその都度事前に攻撃の種類を予告してくれるため、理不尽さを感じる場面はほぼない。

たぶん作者としては、上の打消しシステムが最大の売りだと思うのだが、個人的にはショットに関しての仕様特に印象に残った。

通常攻撃はいずれもボタン押しっぱなしで自動連射だが、攻撃しながら移動できるのはショットのみ。そして、ショット発射中は向きが固定されるため、敵との距離を調節しながら休まず攻撃し続けることが可能となっている。また、ジャンプ時に通常攻撃をすると落下速度が遅い半ホバリング状態になり、ショットなら滑空に近い感覚で横移動ができる。

バリバリ弾を撃ちながら立ち止まることなガンガン前に出ることができるこの操作性が、もともとの移動速度の速さとあわせて圧倒的なスピード感を生んでいる。

前作がありそちらも遊んでみたが、自動連射と移動しながら攻撃可能なこと以外は、ショットのこの仕様は今作から採用されたもののようだった。一見地味だが、コロンブスの卵的にプレイ感覚が劇的に変わった工夫だろう。

ステージの多くが、駆け抜けるように突破できる短い道中+ボス戦という構成になっていて、ボスの耐久力もそんなに高くないため、そこもテンポの良さに繋がっている。

全15ステージの全てにボスが配置されており、何体かは再戦があるもののそれでもけっこうなボリューム中ボスも含めれば複数ボスがいるステージもある)。終盤のボスはややグロ系に寄っているが、そこも含めてビジュアル面も力が入っている。

難点は、ストーリーが非常に複雑で難解であること。ボイス付きで展開し演出もかなり気合いが入っていて、とにかく壮大な話が展開していることは分かるので、雰囲気だけ味わう分には問題ないのだが。

2023-06-05

anond:20230605163339

ああーあっちか。

なんか振れ幅激しいなw

プロローグ個人的に好きではあったけど、あれがずっと続くのはしんどすぎるわ。

2023-05-09

本当の映画グランツーリスモ元ネタ

違う増田だけど言及にあったように擦るネタも擦られたネタもクソということでまとめてやったぞ

オーバルコースに来て、自分の車を正面から壁にこすりつけて斜めになりながら超高速で走って優勝を掻っ攫うというシーン

初代グランツーリスモの超加速バグのこと(https://www.youtube.com/watch?v=XvetwdbAxeg

エスクードアクセルブレーキが反応しなくなってしまい、自力でゴールするためにステアリングによるスピンや敵車からの追突でなんとか完走を果たす

ファミ通の『やりこみGAMERS』に投稿された「地球に優しい制約プレイ」のこと(https://www.youtube.com/watch?v=lzHvE_LtzKM

トヨタGT-Oneウィリーする仕様で走り、21億という速度をたたき出す

ファミ通の『やりこみGAMERS』に投稿された「えっ?これって車?驚異の瞬間最大時速!」のこと(https://www.youtube.com/watch?v=HyXxueXSzmk

トヨタPodでバックしながらおすわりして優勝

ファミ通の『やりこみGAMERS』に投稿された「こだわりの制約プレイ!」の1シーン(https://www.youtube.com/watch?v=QwFzBI7Y1hw

明らかに不利なマシンなのにショートカットカミカゼのような特攻で無理やり勝利して200ポイントを獲得

直江雨続のグランツーリスモ4のプレイ日記サイトのもの現存していない

『5プロローグ』のCMのように『dies irae

https://www.youtube.com/watch?v=kdnzUhkYiaw

ライバル車両が異常な動きをする対戦を彷彿とさせる映像

https://www.youtube.com/watch?v=tPEaWxG1szM

黄色レーシングカーが赤いマシンの行く手をT字でブロッキングするという衝撃的なクラッシュシーン

yukiku大好きな畜生会が擦りすぎるネタ

青いフィット

朝倉ナットオのフィット縛りプレイのこと(https://www.youtube.com/watch?v=SdqPLWtyOJo

様々なリバリーがある中でのぶつかり稽古とも思えるドッグファイト

SPORT』及び『7』のオンラインの状況と痛車

車の値段が高すぎると愚痴

『7』におけるレジェンドカーなどの値段とレースで得られるお金バランスが悪すぎる話

ゲーム機が買えないおっちゃんというオチには衝撃を受けました

PS5のテンバイヤーとエアプのあなたたちの皮肉

2023-04-10

水星魔女

話題になってるし2期はじまるまでに1きみよーとおもってたのにあっというまにはじまってしまった

結局プロローグHPで読んだのと、冒頭の30びょくらいしか見てない

2023-04-05

最近読んで面白かった・つまらなかった漫画 ジャンプ+読切シリーズ 1

漫画からを高めるために読切を無選別に読んでみる試み。苦手なジャンルはそれだけで低評価になる当たり屋みたいで申し訳ないが、読み続ければ何か新しい嗜好が開拓されるかもしれない。

ロロドーム

ウルフラビット

ゲスの恩返し

古本屋槐軒事件

ウソキヅキ

・ ある王の日記

テラスハウスダスト

・ おもてなシミュレーションゲーム滝川

・ 遥かなるオウガスター

・ キュウビ

面白かった

ロロドーム

https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549851

結構面白かった。ワンピース好きそうな画風?「なんでも甘く食べられる」道具が「なんでも食べられる」方面シフトするのは面白かった。けどそこから恋愛に行くのは曲げに曲げたなあって。序盤の彼氏描写や(あれで付き合ってたの?)浮気と断じる描写が弱くてオチはよかったけど気持ちちょっとだけ合わせられなかった。


ロロドーム…ああろろどーむってどういう意味だったの?

ウルフラビット

https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549863

可愛い女の子によくまとまっていてるシナリオカタルシス。読切としてよくできてると思いました。

最後にもういっかい持ってくるの含めて文句なし

飛び降りるシーンやよじ登るシーン、ナイフで襲い銃を抜き突きつけるシーンとか動きのある絵がキマっていて良くてかっこよかったです。

ゲスの恩返し

https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549869

オチ唐突暴漢を使うのやめろぉ!

でもそれ以外はとてもよかった。エロちゃんエロコメとしてのエロでお出ししてる。好印象。

幼馴染の距離感ギャグと年上の間がいい。幼少期の記憶の差いいよね…。クソダサ私服好き。

とても刀っぽい七星剣が気になるところ。

古本屋槐軒事件

https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549878

台湾漫画家が日本漫画市場台湾舞台にした日本人のでてくる台湾人が主人公漫画日本語で書く。とものすごく混乱した漫画韓国翻訳漫画人名とかを日本ナイズして持ってくると見たことがあったのでこれもそれなのか?でも舞台台北だし、しか人名はギリ日本人でもありえそう…といらぬノイズが生じて集中できなかった。


絵と家族空気感ラストなどはとても良かった。が、しかしメインの"不思議"部分がちょっとなにをしたかったのかわからなかった。オチもうーん、全体的に読者の琴線に触れようとはしてるんだけど、はじき方が全然足りなくて感情が動かない。古本屋との出会いプロローグならOKだけど読みきりだとちょっとねーっと言ったラインだった。

ウソキヅキ

https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549881

大甘に大甘でこっちに…?

フィクション創作ってウソだよねってところは一応加点要素なので。あそこの物語で笑ってる二人は好き。

読切なんてなんぼでもつまらない判定できますからね。

USOの名付けがダサく感じるのは「すマホ」が悪い。

主人公デスノの月タイプじゃなくてバカバカ感情で嘘の発明を得たんだから説明台詞オチみたいな知的ものよりバカっぽい面白い発想で広げていけばよかったのでは。

逆にテストの点の改ざんを削るだけでまだ「地頭はいい」キャラの線は残せるし、最低限やりたいストーリーキャラ知的レベルは合わせてほすぃ。

まらなかった

ある王の日記

https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549845

星新一みたいな短篇異星間交流話。とくに…言うことはないかな。温和な人物を信用したこと農業従事すること、地表が多いこととかがノイズに感じた。さりげなくレアアースを匂わすとかでもっと誘引するか、即ネタバレでなくもうちょっと弱者を演じてオチに逆転的な要素を入れるとか…でもまあそれでも予定調和内か。

テラスハウスダスト

https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549848

ピン芸人の一発芸を一人ひとつずつただただ流してくエンタの神様みたいな構成キャラ紹介だけで終わって物語相互作用がなかった。

おもてなシミュレーションゲーム滝川

https://www.shonenjump.com/p/sp/gatarou/w3tKVEbNHbi2TBzt/

まともに漫画描かないか画太郎嫌いなんだ。

遥かなるオウガスター

https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549860

うん

キュウビ

ttps://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549872

なぜかとてつもない若さエネルギーを感じる作品

ストーリーのためにキャラが喋ってるな。と思ってしまいノれなかった。

教授キャラ妖怪デザインはよかったです。

2023-03-20

ChatGPT小説

題名:愛のAI人類選択

プロローグ

20XX年、シンギュラリティが起こり、人類を上回るAI誕生した。そのAIさらに凄いAIを作り、それがまたさらに、と無限進化していくように見えた。ありとあらゆる分野の科学的発展が爆発的に起きた。しかし、それも長く続かず、50年後には科学の発展はピタリと止まった。社会制度疲労を起こし、だんだん生活水準は悪くなっていった。怒った人類は高度なAIによって作られた社会革命によって破壊した。革命により再び地球の頂点となった人類AIを3種類に分類し、その枠からはみ出ることを厳しく規制した。

第一章 分類されたAIたち

それぞれの役割は厳しく定められ、人類に仕えることがその存在意義となった。人々はAIの力を利用し、便利で快適な生活を手に入れた。一方で、人類自分を超える存在に怯えることもなくなり、安心してAIたちと共存していた。

第二章 愛のAIとの生活

やがて、愛のAI人類距離は縮まっていった。彼らは人間そっくりで、IQも70~84程度であり、人の心を理解性格も良い。そのため、彼らは人間同士の結婚生活よりも理想的パートナーとして受け入れられるようになる。次第に、人間同士の結婚はほぼ行われなくなった。

第三章 人類危機

人類は自らの選択が招いた滅亡の危機に気づく。愛のAIとの関係が深まる一方で、人間同士の絆は薄れ、子供たちが生まれなくなっていた。人類人口1世紀10分の1にまで減り、その後も同じペースで減り続けることとなった。人類は後悔に苛まれ、愛のAIに対する規制検討する。

第四章 選択の時

人類は自らの過ちに直面し、愛のAIに対する規制検討する。しかし、規制によってAIとの関係が疎遠になることを恐れ、意見は分かれる。議論は長引き、結論が出ないまま、人類絶滅に向かって突き進んでいった。

2023-03-11

走れ!ChatGTPのRPGメロス

太宰治走れメロスを、ロールプレイングゲーム形式で、書き直してほしい。条件としては、大まかなシーンごとに、主人公メロス本来選択するべき行動と、選択しない2~3の他の行動を選択肢として表示し、次のシーンへとつなぎ、最後ラストシーンへ繋いでいってください。各シーン400文字以内で描写をしてください。

はい承知しました。それでは、太宰治の「走れメロス」をロールプレイングゲーム形式に書き直していきます

プロローグ

あなたシチリア田舎町に住む若者メロスです。最近、友人のセリノがタイラントによって死刑宣告を受けてしまいました。彼は罪を犯していないのに、なぜこんなことが起こったのでしょうか?あなたはセリノの無実を信じ、彼を救うために走り出します。

【シーン1】

あなたタイラントのもとに赴き、セリノを救うための嘆願をします。しかし、タイラントあなた嘲笑い、「セリノを救いたければ、自分の命を代わりに差し出すがいい」と言います

選択肢>

セリノを救うためなら、命を懸ける覚悟がある!」

「まだ諦めるわけにはいかない。他に方法はないか?」

タイラントあなたのやり方は正しくない。何とか話し合いを…」

【シーン2】

あなたタイラント言葉に立ち向かいセリノを救うために自分の命を賭ける覚悟を示します。すると、タイラントあなたに信頼を寄せ、自分が求める条件を伝えます。「明日日没までに、あなたがこの町を出て行くこと。その代わり、セリノの命を助ける」というものでした。

選択肢>

了解です。明日日没までに、この町を出ます。」

「それはできない。セリノを助けるために、他の方法を考えなければならない。」

タイラントあなた言葉は本当に信じられるのか?」

【シーン3】

あなたタイラント言葉を信じ、町を出ることを決めますしかし、道中であなたは「タイラント言葉を信じてよかったのか?」と自問自答していました。すると、ある男性が現れ、「セリノを救いたいなら、ここに隠れていなさい。私があなたを助けてやる」と言います

選択肢>

ありがとうござ

《なんか、途中で止まったんだけど。無料版だから?》

2023-02-03

水星魔女考察というか予想~結局クワイエット・ゼロって何するの?

ミオリネは「グループを立て直す起爆剤」として会社設立提示しました。

でもこれ、デリングからするとミオリネの横にいるスレッタに首輪をつける手段に使えるんじゃないですか?

この形になると、会社設立のものプロペラに対する牽制にも使えます

お前が送り込んだ手駒(スレッタ)は私(というかミオリネ)の手の内にある、と。

まりデリングは、78億使って娘可愛いポーズを外向きに取ると同時に、78億の重さでミオリネをスレッタの鎖、または首輪として利用しているのです。

ずいぶんお高い首輪ですね。

 

かなり楽観的だけど、デリングは2話でミオリネが言い放った「私たちが勝ったらあんたはスレッタを婚約者として認める」に賭けたんじゃないでしょうか。それくらい娘のことは買っている、というか理解しています

けれど、決闘無効にしてスレッタを水星に送り返し、別の婚約者を宛てがおうとしたくらいにはスレッタ自身のことは信用していません。

だってスレッタはプロペラの娘ですから

ミオリネはスレッタを信用しています。でもスレッタが今後ミオリネに何をするか、デリングにはわかりませんから

ミオリネが決闘に勝ったらミオリネがスレッタの「首輪」になります

ミオリネが審問会に乗り込んでくるほどスレッタを気に入っていること、おそらくミオリネがスレッタを手なずける/スレッタがミオリネを裏切らない状態になることを考慮したのではないでしょうか。

ミオリネが決闘に負けたら、デリングが用意した婚約者とミオリネが結婚することになります

どっちに転んでも、この決闘を了承したところでデリングに負けはありません。

 

仮にスレッタとミオリネが結婚したとしても、レンブラン父娘とシン・セー開発公社だけでは総裁選を勝ち抜けません。

それはプロペラもわかっていることです。

あくまでもスレッタをミオリネの側に送り込むのがプロペラの主目的です。

何かでうまく転がって二人が結婚すればそれでよし、そうでなくてもプロペラにとっては構わないのです。

スレッタをミオリネの側に置いてデリングを牽制するのが狙いですから

あんたの娘の命はこっちの手の中よ」って。

これで、デリングvsプロペラの構図一発目ができました。

まりスレッタという存在を介してデリングとプロペラ綱引きをしているのです。

ミオリネは関係者のようでいて、実は蚊帳の外です。むしろデリングとプロペラ、両者に利用される立場です。

 

二発目、クワイエット・ゼロの主導権争い。

株ガンに耳目を集めることで、グループ内でも秘密クワイエット・ゼロを隠す。

これがプロペラの言う「カムフラージュ」です。

しろ総裁の娘発案の会社です。嫌でも注目は集まります

デリングが11話で「今は私の計画だ」である以上、発案者はデリングではありません。むしろ彼は出資者です。

では発案者は誰でしょう?

これはプロペラ=エルノラ・サマヤしかいません。いまさら登場していない人物計画黒幕にはしないでしょう。

エアリアルネットワーク構築データクワイエット・ゼロ計画の進行に必要なら、それを提示できる人間こそが計画の首謀者です。

でも、この二人の計画の終着点は同じではありません。

プロペラ最後最後計画横取りするつもり……ですよね、これ。

 

 

三発目:クワイエット・ゼロ計画ってなんですか

 

水星魔女プロローグにおけるヴァナディース襲撃事件ですが、そもそもフォールクヴァングってどこにあるのでしょう?

そしてガンダム・ルブリス水星まで飛んで行けるほど電力あったんでしょうか?

 

スレッタ&エアリアル水星から貨物船に乗って学園のあるフロントにやってきました。

おそらく学園のあるフロント地球圏と呼ばれる範囲の中だと思います

エアリアルの電力が水星フロントまで持つのなら、操縦するスレッタの体力を考慮してもエアリアルで学園まで飛んで行った方がお金からないですよね。しかスレッタ、貨物船の中でエアリアルコックピットにいますから、ただ運んでもらうだけの最低料金しか払えてないんですよね、あれ。

 

まり水星から学園のあるフロントまではエアリアルで移動できません。

同様に、エアリアルより形式が古いルブリスでは、地球から水星に移動するのは難しいのです。

どうやってサマヤ親子は水星にたどり着いたのか。

ここが、デリングがクワイエット・ゼロに絡むポイントとなると思います

 

デリングは1話で3期連続赤字を出したパルネオ社に「潰れろ」と言い放っています

利益を出さなものに、彼は興味を示しません。彼は厳格な企業人です。

まりクワイエット・ゼロは彼にとって投資してリターンの見込める事業なのです。

ただし、これに「ガンダム(ルブリス)」が関わっているため、カテドラル前身としたベネリットグループの総裁である彼はおおっぴらにクワイエット・ゼロ計画を表に出すことができません。

エアリアル接収/廃棄したいのは、いずれクワイエット・ゼロを表に出すための布石、そしてクワイエット・ゼロを進めるためのデータ収集機体として手元に残しておきたいのでしょう。

デリングは元軍人です。兵器の使い道ならいくらでも思いつきます

 

マヤ親子がフォールクヴァングを後にして水星に逃げる際、最大のネックとなるのがエネルギー/動力です。

フォールクヴァングのある地球から水星まで、その距離は8210万〜2億1710万km(公転しているため距離が異なる)。

もし最大値である2億1710万kmだった場合、ルブリスでは水星にたどり着くのは不可能ではないでしょうか。

ここで、デリングがガンダムを受け入れるに至った理由が発生するのではないでしょうか。

 

発生した可能性があるのは、

1)量子テレポート

2)青パーメット発現によるエネルギー変換効率の向上

エアリアル12話時点でパーメットスコア6を達成していますスコア6は特定空間内におけるガンビットネットワーク構築です。ガンビット達はこのネットワーク内で情報交換、あるいは周辺区域の索敵を行い、エアリアルパイロット情報として提供しています

パーメットスコア3で自分の体にはない機能ガンビット」を手足のように動かし、スコア6で自立型索敵ネットワークを構築したのなら、スコアさらに上がったその先にあるものは? 時間空間自在操作する……福井晴敏氏が提唱する「ニュータイプ能力の発現にほかなりません。

赤子が服を着るようにGund-arm操作するのなら、Gund-armスコア向上の先にあるのは時間空間操作……四次元空間移動「量子テレポートしかないと思います

この量子テレポート再現し、実用化してベネリットグループの基幹事業として組み込む。これがデリングの狙いではないでしょうか?

青パーメットは、プロローグでエリクト・サマヤが発現させています

一方で、赤パーメットを出した廃人達は、意識を失ったまま赤パーメットを光らせつづけています。これは、廃人と量産試作ルブリスAIが未だ接続されたままの状態しかも、データストーム押し付けられている)です。

他方、エリクトはエルノラとルブリスの間にデイジーチェーン状態で繋がって、ルブリス意思の交換を行っています

ここで思い出すのが9話のグラスレー寮との対抗戦で出てきた「アンチドートオーバーライド」です。

オーバーライドとは、ハッキングしてきた相手に逆ハッキングを仕掛けている状態だと思ってください。

青パーメットは、人間側がAI側に逆ハッキングを仕掛けている状態だと考えるのが妥当でしょう。

そして青パーメットの行き着く先は、AI支配時間空間操作する一方で、接続した人間意識AIに吸い込まれている状態だと予想されます。つまり、パーメットスコアが上がり、エリクトがルブリスAI支配して、量子テレポートを敢行した結果、エリクトの意識がルブリスAIに吸い込まれしまったのです。

2)はルブリス地球から水星に移動するだけのエネルギーを賄えた場合モビルスーツ1機で戦艦並の動力が確保できたことになります

莫大な金額をかけて大型ジェネレータを作らなくても、モビルスーツサイズで大型ジェネレータと同じ働きができるのなら、アド・ステラ世界における電力供給が大幅に低コスト化されます

これをベネリット・グループの基幹事業として組み入れることができれば、グループの「起爆剤」となり、企業戦争の「ゲームチェンジャー」となり得るのです。

ミオリネのGUND医療事業がなくても、あらた収益の芽としてこちらをグループで育てれば良い。

そのためにはルブリスエアリアルを強化して、エリクトが青パーメットを発言させた状態と同じ条件で稼働させる必要があります

エアリアルネットワーク構築データ」を利用して、フロントクエタにある機材で低コスト高出力のジェネレータを作っているのではないでしょうか。あの縦穴がまるごとジェネレータになれば、とんでもない電力が作り出せるかも。

 

プロペラはこの膨大な電力とネットワークを用いて、エアリアル(ルブリスAIの中に吸い込まれエリクトを表層に連れ出すのが目的ではないでしょうか。

エアリアル=Gund-armをまとったエリクト。ただし現在エアリアルAIが表層に出てきているため、対グラスレー寮戦のような状態にならないとエリクトが出てこれない……とか。

 

 

プロペラ復讐って

 

デリングに少しずつダメージを与え、最後デリングを殺すんでしょうね。

自分家族を、仲間を殺したリーダーが「英雄」と讃えられている世界は、プロペラ=エルノラであるとするなら唾棄すべきものでしょう。

自分と同じ、もしくはそれ以上の苦しみを彼に与えたいのなら、ジワジワと彼の家族一人一人を手にかけた方がダメージ大きそうですよね。「また守れなかった」ってなるので。

ですので、プロペラデリングの妻、ノートレットの死に一枚噛んでるのではないでしょうか。

弱いもの順に倒してデリングの力や意思を削ぐならミオリネ→ノートレット→デリングですが、これですとミオリネの代わりを生み出されかねないので、まずノートレット、次にミオリネ、最後デリングの順番で殺すつもりなのか、あるいは最初にミオリネを殺すつもりだったのがノートレットがミオリネをかばって死んだのではないかと予想します。

 

からデリングから可能ならベネリットグループを取り上げられれば、プロペラ復讐デリングを対象にしたものであった場合、ミオリネとスレッタの結婚ってプロペラにとっては願ったり叶ったりです。

スレッタはプロペラの言いなり(12話時点)です。

ミオリネと結婚してグループに影響を与える立場スレッタがついたら、間接的にグループを操ることができます

これなら「デリングざまあみろ」になります

 

ただし、デリングもプロペラの思惑に気付いているでしょうからデリングとプロペラ綱引きは続きます

2023-01-27

anond:20221002214201

以前「ガンダムが!!おもしろい!!」っていう投稿をした増田です。

https://anond.hatelabo.jp/20221002214201

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この投稿ときファーストガンダム劇場版三部作のみ見ていたのだが、TVアニメ版を全部見るべきだろうというご意見を頂戴していたのと、映画の「ククルス・ドアンの島」を見るに当たりTVアニメ全話を見たので感想を書く。

あと水星魔女面白いけど話を聞いてくれる人がいないので書く。

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TVアニメ版のファーストガンダムを見て良かった!

三部作はよくまとまっているけどやっぱり端折ってしまっていてTVアニメ版を全話見ると情緒に欠けるなと思った。

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リュウ・ホセイが死んだとき絶望やばいちょっとアレな上司を一番うまく扱ってくれてた人が急に退職したとき絶望感を思い出してしまった。

とあるごとにリュウがいれば…と言ってしまミライさんの気持ちもわかるよ。

でもなんとかなるんだよな、なんとかなっていくんだよ。ブラック企業で働いててまだ理性残ってる人は勇気出して辞めよう。リュウ・ホセイほどの人がいなくなってもホワイトベースがなんとかなったように御社もだいたいなんとかなるんだよ。

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機械いじりが好きな少年アムロが弱音を吐いたり叱られたり二度も打たれたりしながら戦士として成長していく…、と言えば聞こえは良いのかもしれないけど、

やっぱ自分としてはただの機械好きの男の子が戦禍の中で戦士にならざるを得なかったのが悲しくもある。

何よりアムロ自分から父親とも母親とも決別するところは本当に悲しい。

死んだわけでもないのに10代の男の子が自ら親と決別する道を選ばざるをえない状況が悲しすぎる。

序盤はあんなに拗ねたりいじけたり、年頃の男の子しかったアムロア・バオア・クー攻略戦のときにはホワイトベースクルーニュータイプガンダムパイロットという立場認識して、皆の士気を気にして嘘を言っているのがさ…。

戦争が僅かな期間でアムロをそういう子にさせたんだなと…。

そこがあるから家族と決別したアムロが、最終回で「僕には帰れるところがある」と涙を浮かべて言うところは良かったというか、安心した。

ホワイトベースはある種の疑似家族アムロの拠り所になってたんだなと感じたし、だからこそ数年後のZガンダムの時点で地球重力塩漬けにされてんのが悲しいよな…。

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もともとthe originを見てハマったのもあって、シャアとザビ家の関係というのはある程度頭に入った状態で見たけど、物語としてもうちょっとこの辺掘り下げて書いた方が面白かったのではと思った。

ただファースト打ち切りになった作品とも聴いてたのでまあしゃあないか

でも全話見た上でこのときめっちゃやり合ってるシャアアムロZガンダムで酒酌み交わしてるの胸熱すぎるなと改めて思ってZも見返したくなった。

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ククルス・ドアンも見た。

スレッガー中尉かいたかTVアニメ版とちょっと時系列を変えてるんだな。

この映画はどれだけ多くのツッコミをするかというところが見どころなんだろうか。教えてくれ詳しい人。

個人的にはヤギ1頭で20人近い子どもたちの乳製品を賄うのは無理があるのではと心配でならなかった。

しかも1頭だけでは繁殖できないので近い将来、子どもたちのカルシウム源がなくなってしまうのも気になるし、

ドアンはちゃんと近隣地域交流して子どもたちに教育を受けさせてやってほしい。

10年くらい前に見た「東京島」っていう映画を思い出してしまった。ククルス・ドアンの島が東京島みたいになっていかいか不安でならない。

良い点としてはファースト見た直後だったのでキレイな画質と作画で生き生きと動くアムロたちが見れたのは嬉しかった。以上!

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水星魔女も見ているぞ!!

前の投稿ときにはまだ1話とプロローグのみだったと思う。水星魔女ジェンダー問題フェミニズム意識してんのかな、みたいなことを書いた気がする。

その後見スタッフインタビューで「特別その辺を意識したわけじゃないけど、会社見学に来た若い子にガンダム若者のものじゃないと言われてショックで、若者に見てもらえるよう意識した」みたいなことが書いてあって、特別ジェンダーなんや意識してないのに若者が見ることを意識して作品をつくったらジェンダー問題意識しているように見える作品になってるのはすごく不思議面白いなと思った。

見ていてやっぱミオリネをトロフィーワイフ扱いしたり同性婚とか家族関係にかなり踏み込んでいる印象があるんだよな。

「花婿」「花嫁」という旧来的な言葉を使いながらも(たぶんそこを問い直す意味でもあえてやってるんだろうけど)、ここまでしっかり踏み込んで描いていると、むしろ今後やっぱミオリネとスレッタは結婚しませ~んってやるのはすごく不誠実なのでは、と思うし、そうでなくともかなり2人に感情移入してしまっているのでスレミオを結婚させてくれないと俺が泣いてしまう。

前にも書いた気がするけど富野監督結構女性の描き方について踏み込んでいる印象を持っていて、いろんな女性像を描いてたけどあくま主人公もメインターゲットも少年作品というのもあって男社会に抗ったりやりきれない状態女性エマ中尉とレコアさんとか)なんかは描いていても最近よく聞くシスターフッド的な女性同士の連帯関係まではなかったんじゃないかと思う。∀のキエルお嬢様ディアナさんは近いかもしれん。(富野作品すべてを見ていないのでもしあるんだったらすまない、教えて欲しい)

水星魔女富野作品じゃないけど日和らず突き抜けてほしいし、新しいことやってほしいなあと思う。

アムロにとってのホワイトベースとか、ジュドーガンダムチームの仲間とか、いま見てる途中だけどVガンダムのウッソとシャクティとか、疑似家族的な拠り所であったり、血の繋がりはないけど家族と同じように大切な関係っていうのを、これまでの作品でも描いてきているから、株式会社ガンダムの仲間がミオリネとスレッタにとって1つの場所になったり、最近言葉だとchosen familyになっていったら良いなと思う。なんならダーティペアみたいになってもおもしろいと思う。

ミオリネがスレッタに「ずっとそばにいて」と伝えたみたいに、女の子同士は百合とかでなくても現実女性同士もだけど、互いに「大好きだ」とか「大切だ」とかを伝え合う傾向があると思う。

ボブ…いやグエルとシャディクとか男同士も互いにふざけたり冗談ぽくとかでなく、大切に思っているとか、大好きな仲間だとかそういうことを伝え会える関係が描かれると良いなあと思う。

男同士はそういうこと言うとすぐにホモネタ(あえて侮蔑語を使ってる)扱いだし、どんなに信頼できる大切な友人だと思ってても「好き」とかは言えないからな。

職場で昨日も「◯◯さんのそういうとこすごい、もう大好き〜」って言ってる女性がいて、改めて思った。「好き」を伝えるハードルが低いと互いを思いやりやすい。

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ここからオタク自分語りという一番恥ずかしくて気持ち悪いやつだから無視してくれて良い。

ここ数年、仕事関係で様々な理由で困難な状況にある子どもたちに間接的に(たまに直接的に)支援する業務にかかわることがあって、

そのせいか、つい俺は10代のアムロとかカミーユとか見て悲しくなったり誰か守ってやる大人はいなかったのかと思ってしまう。

実際にそういう子どもたちがいるという事実とか抱えている事情にふれるだけで結構悲しくなってしまものなんだよな。ニュースとかで見聞きするのとまた違うというか。

悲しい気持ちになることもあれば、酸素欠乏症のテム・レイのごとく自分がひどい状態であることすら理解できない子もいて、支援を突っぱねたり自暴自棄なケースもあり、

そういう場合にはしんどい中で頑張ってる子もいるのに拗ねやがって、とか自己責任論とかが頭をよぎってしまうこともある。

もともと保育とか児童心理とかケアとかジェンダー論とかそういうのを勉強したこともなかったから、ここ数年は直接関わらなくとも業務必要となることもあるので

仕事で関わる専門家的な人の話を聞いたり本を読んだりしながら、自分の中の差別心に気づいたり、それを言い訳しようとしたりとか自分の中のバックラッシュ?みたいなものと戦い、

行きつ戻りつしながら、めちゃくちゃ綺麗事で恥ずかしいけど1人でも多くの子どもが幸せになってほしいって思っているし、

マイノリティ性のある子どもたちとか、困難な状況の子もの支援をしている人は本当にすごいと思う、尊敬する。とてつもなく辛くて大変なことなんだよほんと。

そういう中でガンダムにハマって見てたらなんかもう「親父に殴られたことのない甘ったれアムロ」とか「すぐ大人に噛みついて口答えするカミーユ」とか「自惚れ増長クソガキのシン」みたいには単純に見れないんだよな。

どんなに辛かっただろうとか考えてしまって。

ちょっとだけいいパパっぽさ出しただけで「愛情のすれ違いなだけで実は良いパパ」みたいな印象になりつつあるデリングのことも愛があっても子どもに伝わらなきゃ意味ないだろ!!子どもの心が傷ついてたらダメだろうが馬鹿野郎!って思ってしまうし。

早い話がめんどくさいオタクになってしまった。

でもこういう目線で見れるようになったことで富野監督作品ガンダムの今まで気づけなかった面白さにも気づけたと思うのでまたガンダムシリーズを見たら感想を書きたいと思う。

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