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はてなキーワード: 優遇とは

2021-10-26

金持ち優遇することの何が悪いんだろう

強いものの味方になって自分が良い思いをしたいという考えは皆持っているわけで。

貧乏人の味方になるより、金持ちの味方になった方が生きるうえでメリットが大きいんだから権力者金持ち優遇するのは当たり前じゃね?

2021-10-25

十月ゴキブリ 続

 天皇皇族戸籍がなく別に皇統譜登録されるというあり方について、遠藤正敬は近代日本において戸籍天皇一人を別格の「上御一人」とすることを法制上明示する役割を担ったことを指摘する(『天皇戸籍筑摩選書)。

 天皇以外が等しく「臣民」として戸籍登録され、戸籍は戸主とその家にある者を一つの氏を持つ「家族」として定め、神武以来替わることが無かったゆえに表徴必要とせず氏姓を持たない(「私」を表すことのない公平無私な)天皇の下で国民として統合する臣民簿としての戸籍

 戸籍表現された家制度・続き柄で示された家の連続性が、天壌無窮の皇統と接続することで父母たる天皇とその赤子である臣民による家族国家思想が導かれる。

 敗戦後も戸籍はその基本性格を変えず家制度は影響を残した。

 天皇皇族戸籍に乗ることは無く、氏を名乗ることもなかった。

 そして、戦後主権者ではなくなったが、象徴として「政治的に無色≒公正無私」である要請から選挙権を持つこともなかった。憲法上の象徴天皇一人であるはずだが、皇族にも象徴としての制約は及びMは選挙権を持っていない。

 このような天皇皇族に対する象徴としての制約について遠藤はこう述べている(p.276)

 “天皇及び皇族は、戸籍法の適用がない点では外国人と同じであるが、住民登録対象外であるから理論上で言えば、彼らは外国人保証される権利さえも否定されていることになる。では、天皇家の人々は「国民」として無権利状態に置かれているのかといえば、そうではない。(中略)

 天皇家については、一般国民外国人が有する諸々の権利自由が停止ないし制約されるものの、それを補って余りあるだけの物質的な補償が完備されている。天皇および皇族が自らの人権と引き換えに手にする、そうした特権優遇措置果たしてどれほどの“幸福”を彼らにもたらすかはともかく(中略)そこに、彼らの人権がどこまで保障されるべきかという問題が、一般に切実なものと受け止められ難い理由がある。”

 憲法上の象徴天皇一人であるはずが、その家族である皇族にまで及び制約を課す様に、皇族婚約者にまで特権優遇が及ぶ様をKに見た様に思う。

 それがKの場合にあからさまに見えただけで、実際はこれまでの女性皇族との婚姻相手に何らかの社会的利益を及ぼした・ていることは想像される。

 もっと言えば、それが社会的利益となるような相手女性皇族結婚してきた、いわば「釣り合い」の取れる相手結婚したとも言えるかもしれない。

 しかしもう一点気付くのは相手に何らかの「公共指向」があったことだ。

 近例で高円宮から婚姻により皇籍を離れた二人の相手出雲大社権宮司大手海運企業勤務で子ども支援NGO運営しているなど、何らかの公共的な指向が見て取れる。

 その前にあった明仁上皇の娘で徳仁天皇の妹である清子内親王結婚相手都庁職員だ。

 想像されるように彼らに程度の多少はあれ何らかの社会的利益皇族との婚姻によりあった・あるだろうが、それが「釣り合い」や「公共指向」によりあからさまなものとならなかったのだろう。そこまであからさまな利得が必要ない環境の人たちだったとも言えるかもしれない。

 この特権優遇公共性格釣り合わせる様な作用は、天皇皇族に働いているのは言うまでもない。

 象徴天皇にあるのは公共指向どころではなく、存在のもの公共的と(明確に切り離すことが困難だと)言われるわけだから、その特権優遇の力は測り難い。

 そこで要請されるのが、あの戦後天皇制を模索する中で持ち出された道徳性だ。

 皇太子時代明仁上皇東宮教育参与となった小泉信三は共にハロルドニコルソン著『ジョオジ五世伝』を原文で講読する中で、ジョージ5世立憲君主としての在り方について大きな影響を与えたウォルター・バジョット『イギリス憲政論』に示された君主道徳的指導者としての在り方を伝えた。

 そして、敗戦と言う前例無いとされた惨事大元帥であった昭和天皇にも関わらず日本国民の心が皇室から離れなかったのは“一には長い歴史でありますが、その大半は陛下の御君徳によるもの”だと。

 君塚直隆はこのような君主のあり方は日本のみならず世界立憲主義君主に影響を与えたことを指摘しこう言う(『立憲君主制の現在新潮選書p270)

 “国民からそのように(注・道徳的指導者)思われてこそ、君主国民の「象徴」になれるのであり、また「象徴」の立場について国民理解してもらえるのである

 立憲君主制も制度と言うからには、本来、「個人道徳的資質」などに依存せずとも、ある程度安定的機能することが期待あれるものであろう。そして実際、現存する君主制の多くが、道徳的にいささか逸脱した君主が現れても大きな問題おこらないように、細心の注意を払って設計されている。しかし(中略)安定的機能していくためには、やはり君主個人にある一定道徳的規範必要である結論せざるをえない”

 君塚は多くの君主制で逸脱した君主が大問題にならない様に設計されているというが、私は日本では制度こそがMKの結婚騒動では問題を引き起こす根幹に近いのだと思う。

 そう戸籍制度だ。

 

 戸籍は既に述べたように、個人という発想を容れず、家の繋がりで人を把握する制度だ。

 Kについて金銭問題はKの母親と元婚約者との法的問題(贈与か消費貸借か)であって、Kは当事者ではなくしか未成年だったと主張される。

 対して、Kの母親そもそもなぜ金銭を元婚約者に頼ったかと言えばKの教育費に必要だったからだ。また、未成年といっても大学生で年齢的に成人に達していた状況もあったのではないか。そこで自分は法的に債権債務関係当事者ではないので法的に関係ありません、元婚約者には世話になりましたがお礼以上に何か提供する法的責任はありません、という主張や態度は法的に間違いではなくとも、果たして戸籍が表す価値観からして道徳的なのか。

 

 そして「親子だって法的には別人格」というそ自体は法的に正しい主張を阻むものこそ戸籍制度であり、戸籍制度という「型」は天皇と言う「家元」によって維持継承されている。

 親が天皇からという理由だけで男子孫は天皇となる資格が与えられ、天皇の直系子孫か傍系か、天皇との血縁の直近関係皇族か否かが決められる。血統距離こそが至上価値を持つ家。Kが結婚しようとしているMはその一員だ。

 日本法治国家だ。しかし、日本国の象徴たる天皇とそれを支える皇室とは、今まで見てきたように決して法規範根拠に明確に個々を切り分け法的判断を明らかにすることに適合する存在ではない。

もっと言えば、それをやり出したら維持できるものではない。

 先に天皇皇族選挙権について、それが戸籍法の規定で停止されていることを述べたが、投票ではなく例えば選挙運動についてはどうか、考えてみよう。

 公選法未成年公務員などについて選挙運動禁止しているが、皇族について明文で禁止されてない。

 しかし、容易に憲法15条選挙権憲法21条が天皇象徴としての制約が皇族にも及ぶと解されることは納得されるだろう。

 では、就職についてはどうだろう。Mも東大博物館に勤務していたように、高円宮承子女王日本ユニセフ協会に非常勤で勤務している。

 これが例えば、大手人材派遣会社会長秘書だったらどうだろう。

 

 おそらく一部(はてな村?)で批判する声が上がる。

 そして批判に対して憲法22条職業選択の自由をもちだして批判する声が上がるだろう。

 合法活動をしている企業経営政府委員会委員歴任する会長秘書を、イギリス留学経験があり早稲田大卒業皇族としての様々な経験を積んで、大抵の大舞台著名人に会っても動じないだろう世界の有力者とも面識がある女性皇族適材適所ではないか?何が問題なのだ?と。

 正しい意見だと思うが、私はやはり批判するだろう。

 皇族として相応しいとは思えないからだ。

 

 国民権利を定めた憲法第三章は第一章の天皇にも適用されるが、象徴としての制限を受ける。

 女性皇族については男性皇族についての皇室典範10条の様に明確に婚姻について制限を設ける規定はなく、憲法24条の婚姻自由適用されることから、それを法的に制限するものないと考えられる。

 正しい意見だ。

 だが、私はKが皇族結婚相手として相応しいと思わないので批判的な意見を言う。

 M個人結婚相手は誰が相応しいかについては、Mが決めること(姻族となる人たちは結婚の結果に無関係ではなく、いくらか口を挟むことがあっても仕方がないと思うが)で、他人が口を出すことでは全くないと思う。

 しかし幸か不幸かMは個人ではない、少なくとも個人個人として切り離す制度を生きていない。

 そして、おそらく明日婚姻により皇籍を離れてKとの戸籍を創設され登録されても、個人個人として切り離さな制度血統の繋がりと距離を至上価値とする制度の影響から幸か不幸か逃れることは無いだろう。

 もっともと、これはKがインターナショナルスクール卒業して英語武器としていたことの単なる偶然的な選択なのかもしれないが、彼がアメリカ法曹資格を得ようとしたこと・Mとアメリカ生活を送ろうとしていることは、もしかたらこ制度に大きな影響を与えるかもしれない。

 日本アジア・太平洋戦争敗戦後に天皇制を維持できた最大の要因はアメリカ占領政策天皇制を利用することが肝要だと判断したことにあるのは異論がないだろう。

 そして、象徴天皇像が昭和天皇より明仁上皇によって美智子上皇后との成婚を一到達点に形成し収斂していったことは述べたが、吉見俊哉はこの過程アメリカという要素を焦点にこう表現している。(『天皇アメリカ集英社新書p139)

 “天皇をめぐるイメージが、アメリカ眼差しの中にきれいにおさまっていくプロセス、それが50年代から60年代にかけてありました。皇太子ご成婚以降、メディア上で日本皇室代表するのは天皇よりも皇太子夫妻、とりわけ「美智子さん」になっていきます。(中略)

 戦後、人々が眼差していったのは、まずは天皇ではなくアメリカでした。人々の目の前にあるのはアメリカの豊かさだった。だから皇室イメージの焦点は、天皇のものではなく、皇太子と美智子さん、ここにおける皇室は消費のモデルです。(略)マッカーサー昭和天皇政治的婚礼写真は、同時代の人々に違和感を残していましたが、その15年後のもう一つの婚礼では、アメリカ生活様式の勝利国民的に祝福されていった。”

 60年安保後には“ナショナルものアメリカンなもの、つまり天皇」と「アメリカ」を見事に合致させた体制が作りあげられていた”(p153)と。

アメリカライフスタイルを手動してきた明仁皇太子夫妻は、昭和天皇死後90年代から皇室文化外交的ネオ国際化を企業グローバル化と軌を一にしてきた。“グローバル資本生産拠点を展開している日本企業皇室多国籍資本主義に役立つ「国際親善」の担い手とし考え始めている”(p205)。

 ところがそういった皇室生存戦略日本右翼ネオナショナリズムの動きと逆方向に向いてしまうことになる。

 日本企業が発展することと国民が豊かになることが相関しなくなった時代に、皇室コスモポリタン化して企業活動グローバル化した体制適用しとうとするが、国内企業グローバル化に取り残された人たちはかつてなく不満をため込む。

 しかし“冷戦期には、人々の「希望」のシンボルであった皇室が、ポスト冷戦期において人々の「不満」のシンボルになるかというと、おそらくならないでしょう”(p207)

 経済活動グローバル化皇室コスモポリタン化。

 不気味なほどにMKの結婚連想させる。

今、皇室は違う意味国民から「不満」のシンボルとなり得る危機だとも言えるかもしれない。

 そして、より切迫した皇位継承の維持という危機に対してMKの結婚は影響を与える。

 既に皇位継承現実的可能男性皇族が実質一人、Mの弟である秋篠宮悠仁親王になってしまった現状に対して上がっている女性宮家の創設や結婚後も女性皇族地位を維持して活動してもらう案を考える際に、MKのことが否が応でも顧慮されることになるだろう。

 吉見皇位継承に関して女性天皇可能性を問われて、変化は不可避であり、それを一番望んでいるのは「万世一系」というフィクションで最も苦しんでいる皇族自身かもしれないと答え、こう言う。

 “しかし、天皇家がごく普通王家と変わらぬものになるとすると、戦後象徴天皇制も、その根幹が変化するように思います皇族としての「宮」は残るかもしれませんが、「象徴天皇」はもう日本には要らない。少なくともそれは純粋法律規定された世俗役割になり、(略)徐々に重みをはずしていくことが可能になっていきます。”(p223)

 ごく普通欧州王家の様に変化する部分については君塚の意見とも重なる。

 先に君主道徳性に関して紹介した引用箇所の続きで君塚はこう述べている。

 “だが、そのことは一方で、国民の側にも寛容さや賢慮が求められることを意味しよう(略)国民の側がどれだけ成熟した態度を採り、一定理解と支持を示すことができるかに、その国の立憲君主制を維持し、その優れた果実享受しつづけられるかがかかっているのである。”

 

 吉見天皇世俗役割のみの王家となることに続けてこう言う。

 “何よりも国民が、自分たちの社会未来について根本的に考える機会を、おそらく150年ぶりくらいに取り戻すことにもつながるのではないでしょうか。”

  MKの結婚に関連するゴシップ記事掲載してきたヤフーニュースコメント欄が、今までさんざんその問題点が指摘されてきたなかで、突然コメント欄健全化に向けた取り組みとやらを公表したことから見ても、国民の寛容や賢慮も社会について根本的に考えることもなく、技術進歩を活かした取り締まりによる象徴秩序の維持といった中国的な未来しか予想できない。

 妄想連想に任せて書き続けて疲れた今の私には。

 

十月ゴキブリ

 今、僕は語ろうと思う。

  もちろん問題は何ひとつ解決してはいないし、語り終えた時点でもあるいは事態は全く同じということになるかもしれない。結局のところ、文章を書くことは自己療養の手段ではなく、自己療養へのささやかな試みにしか過ぎないからだ。

 しかし、正直に語ることはひどくむずかしい。僕が正直になろうとすればするほど、正確な言葉は闇の奥深くへと沈み込んでいく。

  弁解するつもりはない。少なくともここに語られていることは現在の僕におけるベストだ。付け加えることは何もない。それでも僕はこんな風に考えている。

 鼠やジェイのことでも、僕が寝た三番目の女の子のことでもない。

 

 MとKについてだ。

 Mの父親である秋篠宮文仁皇嗣は、2011月30日の会見でこう語った。

 “それは結婚することを認めるということです。これは憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります。本人たちが本当にそういう気持ちであれば,親としてはそれを尊重するべきものだというふうに考えています。”

           宮内庁 https://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/39

 そして、同様に憲法24条を持ち出して、MとKの結婚に対して批判的な意見批判する意見は多くみられる。

 

 憲法24条1項は「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」と規定している。

 確かだ。「両性の合意のみ」と念を押している。

 しかしだ。大抵の日本義務教育を受けた人間それから先に何らかの事情機会に憲法勉強したことがある人間は気づくと思うが、この24条が置かれているのは憲法第三章だ。

 そして、第三章ということは、その前に第一章と二章があるということだ。

 第三章は章題を「国民権利と義務」とされている。第一章は「天皇」だ。

 そこには大きな分かりにくい問題が2つある。

 一つは、憲法学に触れたことのある人にはお馴染みではあるが、そもそも第三章「国民権利と義務」は第一章に規定される「天皇」に適用されるのかという問題だ。

 もう一つは、第一章は章題にある様に基本的には天皇という地位存在について規定するもので、Mのような皇族については殆ど何も言ってないことだ。

 一つ目については、「天皇憲法三章にいう国民に含まれ憲法保障する基本的人権の享有主体であって、その地位世襲制象徴としての地位職務からくる最小限の特別扱いのみが認められる」との裁判例(コラージュ事件)や政府見解(47年7月31日衆院司法委員会)や芦辺信喜ら代表的憲法学者も同様に「適用はされるが象徴としての制約を受ける」という見解で一致している。

 問題二つ目だ。憲法第一章でMのような皇族内親王)に直接かかわるものは第八条の「皇室財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することは、国会議決に基かなければならない」だけだ。

 他の例えば第二条皇位は、世襲のものであつて、国会議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する」も皇室典範に言及しているためMと関係が無くは無いが、現行法上は直接かかわりがない。

 他は章題の示す通り「天皇」の地位役割について規定するのみで、Mの活動生活について規定するものはない。

 皇室典範を見てみても、同法天皇位の継承皇族地位範囲の他に皇室会議について定められたもので、内親王であるMについては皇族範囲(5・6条)や殿下呼称23条2項)や今回のような婚姻による皇籍離脱12条)や皇統譜への身分登録(26条)についての規定はあるが、そのほかの地位性質を示す規則活動制限について明示されたものはない。

 Mのような内親王に限らず、例えば皇位継承権のある親王皇嗣であっても、似たように「どうあるべきか・なにをすべき(してはならないか)・なにができるのか(できないのか」についてほぼ何も明文規範存在しないのだ。

 憲法テキストなら、第一章「天皇」については第一条「象徴」や第3条「国事行為」や第4条「権能の限界」であったり、近年話題となる第7条3号「衆院解散」といったことについて相当に詳しく論じられるが、皇族については継承関係する部分(2条)や財産(8条)で言及される位だ。継承が絡む親王皇嗣であっても、その地位活動について論じると表現されるほどに言及されることがない。

 法的に語られるのは、ほぼ天皇について。憲法上の象徴とは天皇一人だからだ。

 次の天皇となる予定の皇嗣であっても、憲法上は象徴たる地位を有しない。

 では、天皇がそうであると言われ、多く論じられる「日本国の象徴であり日本国民統合象徴」(憲法1条)とは何であるのかは、明らかなのかと言えば、全くそうではない。

 1890年施行された大日本帝国憲法天皇神聖不可侵統治者であった天皇が、敗戦後の1947年施行現行憲法によりその地位象徴とされた、この「象徴」なる言葉概念がどこに由来するのかに関しては、アメリカイギリス日本の3つのルートが指摘されている。

 複数ルートから影響を受けて持ち出された「象徴」という言葉は、憲法制定(改正)の国会審議でも明確に定義されることはなく、今もそれは変わらない。

  しかし、それは曖昧個々と拡散していったのではない。

 その逆にある方向性へと収斂していった一つの形を以下の様に明仁上皇と美智子上皇后の成婚を収束点に河西秀哉は見る(『「象徴天皇制」の戦後史』講談社メチエ)。

 敗戦直前から国内では政治家知識人らによって天皇制存続のための改革再編の必要性が共有され、民主制における天皇制に関して敗戦を挟み模索されていった。その中で天皇道徳的退位をすべきとの論が知識人から複数だされた。結局は、退位はなされなかったが、そこで展開された天皇道徳性強調や天皇制維持と国家の一体性保持との関連などはその後の象徴天皇制像へと影響する。

46年1月1日のいわゆる「人間宣言」を経て昭和天皇は、人間天皇という新しい姿を、戦前大元帥服姿から背広姿に装いを新たにして巡幸により国民へとアピールしていく。

人間天皇の姿は女性皇族と共に写された写真効果的に用いられた新聞記事をはじめとしてマスメディア皇室記者)により、生物学者スポーツの愛好家や文化人・家庭人などの姿として意図的に広められていく。

だが、どこまでも戦争責任の影が付きまとう昭和天皇には新生日本象徴として無理があり、52年発効サンフランシスコ講和条約を機に退位するのではなど退位論はくすぶり続ける。

 そこで新生日本文化国家日本象徴として期待されたのは、戦争中は未成年だった明仁親王存在立太子礼がちょうど講和条約発効と同年となり翌年のイギリス女王エリザベス2世戴冠式への派遣なども重なり、新生日本明仁皇太子イメージマスメディアで強く結びつけられる。

さら明仁皇太子結婚適齢期となったことでお妃候補報道過熱するが、その加熱はむしろ皇太子自体への関心期待の低下をお妃候補報道補填しなければ新生日本象徴像を保持し得ない衰退を顕した。

 58年にようやく正田美智子との結婚決定が公表されるとミッチーブームが巻き起こり、特に恋愛結婚であることがメディアで強調され、日本憲法の下で民主化された新生日本表象し、象徴天皇像が変化した時代社会に適合的であることを示すことになった。

 このように、憲法上は天皇一人が象徴規定されているが、実態として象徴天皇制を作り支えてきたのは天皇一人ではなく、皇族存在活動が不可欠であり、特に女性皇族存在活動象徴天皇制に大きな影響を与えてきた・いる。

 にもかかわらず、繰り返すが、憲法にも皇室典範にも皇族存在の在り様や活動制限に関して明確な規定はない。

 はじめに分かりにくい問題が2つあると言い、一つ目については判例政府見解学説も「憲法第三章「国民権利と義務」の規定第一章の天皇にも及ぶが、象徴としての制約を受ける」ことで概ね一致していると述べたことを、思い出して欲しい。

天皇については「象徴としての制約」があることは分かった。

象徴天皇像が明仁皇太子夫妻の成婚を一つの到達点としてある方向性・形へと結んでいったことも分かったと思う。

 このように形成された象徴について、園部逸夫は「憲法制度による象徴」と「家族関係による象徴」と呼ぶ(『皇室制度を考える』中央公論新社)。

現行憲法天皇を「主権の存する日本国民の総意」(憲法第1条)と法的に規定し、天皇はその存立の基礎を国民の支持に置く制度としている。

 同時に、憲法上の象徴たる天皇は一人であるものの、皇位世襲により維持される(憲法第2条)ことから天皇一族である皇族を含めて構成される皇室の在り方、いわば天皇一家国民にとっては象徴天皇と切り離せず大きな影響を持っている。

 つまり家族関係と言う一般には私的関係であるものがそのまま公的制度となっているのが(象徴天皇なのだと言える。

 象徴のこの切り分け難さは当然に「象徴としての制約」がいかなるもの判断することに困難を産む。

天皇行為としては、まず憲法第4条「国事に関する行為のみ行い、国政に関する権能を有しない」との規定から国事行為」があり、国事行為を行うに当たっては「内閣の助言と承認必要とし、内閣が、その責任を負う」(憲法第3条)ことが分かる。

又、天皇人間なので国事行為だけやっていたら食事睡眠もできずに死んでしまうことから日常生活を送る必要があり「私的行為」があるのも分かる。

さらに、条文で列記された国事行為でも日常生活のような私的行為でもない、例えば国会開会式戦没者追悼式に出席して「おことば」を述べるなど「公的行為」があることも何となくは多くが知っているだろう。

これはいわゆる三分説と言われる主要な学説の一つで、公的行為の内容については更に解釈が分かれる。

政府も同様に象徴たる天皇行為について3つに分けて考える説を取っているのだが、国事行為公的行為までは同じであるものの、私的行為ではなく「その他の行為」と分類していることに特色がある。

園田逸夫によると、天皇行為には国家機関としての国事行為象徴としての地位に基づく公的行為があり、さらに「その他の行為」にも私人として行うが公的色彩・性格があり公的支出可能行為(例えば天皇代替わり行事福祉施設企業訪問やご進講)と可能ではない私的行為があるとの解釈制度運用上なされていると言う。

どうしてこのように複雑な運用上の解釈が採られるかと言う点について、そもそも象徴意味多義的解釈幅が広いことや、さら天皇行為に全く象徴性が無い場合が稀で、例えば天皇研究など純粋私的行為に見える行為もその及ぼす影響からみて全くの私的行為とも言いきれないことが挙げられている。

 こうした行為の分類は、「国政に関する権能を有しない」天皇の行動の憲法正当化内閣コントロールを及ぼすことを目的にしている訳だが、特に政府の分類解釈はずるずると天皇活動の拡大を正当化しているようにも思えるし、公的行為の先駆けとなった戦後ご巡幸は昭和天皇意思によるものだったことなど解釈制御ではなく追認に回っていたことも指摘されている。

 もう結局訳が分からないことになっている。何を言いたいんだ俺は。

 

 そこではっきりと分かることを探してみると、一つは明らかなことがある。

 何度も出てきているように、象徴たる天皇には政治的権能はない、天皇主権者ではない。

 だから天皇には憲法第三章にある第15条「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」は適用されない。

 つまり、来る第49回衆議院議員選挙天皇立候補することも投票権行使することも許されてない。

 では、MやMの妹である秋篠宮佳子内親王は次の衆議院選挙投票できるのか。

 もちろん出来ない。

 なぜだろう。人の憲法上の権利を制約する以上は根拠となる法規範が求められ、制限する根拠がなければ国家権力が権利制限することは許されないというのが立憲主義自由主義)における解釈の基本であるはずだ。

 近代憲法を備えた民主主義国家において、選挙権という極めて基本的重要的な権利佳子内親王は制約されているわけだから当然に、法的根拠はある。

 それは公職選挙法付則3条「戸籍法昭和二十二年法律第二百二十四号)の適用を受けない者の選挙権及び被選挙権は、当分の間、停止する。」だ。

 

 Mのような内親王について憲法皇室典範もほぼ規定がないが、その僅かに規定された一つ皇室典範26条は「天皇及び皇族身分に関する事項は、これを皇統譜登録する。」と定められ、天皇はじめMも佳子内親王皇族は我々一般国民の様に戸籍を持たない。

 そこで、公選法付則の規定根拠天皇のみならずMや佳子内親王のように皇位継承権もない(象徴たる天皇となることが現行法上はない)皇族にも選挙権被選挙権も与えないことになっている。

 もちろんこれは技術的な回答で、実質的には天皇象徴として「政治的に無色」であることが要請されるからだと内閣法制局は答弁している(1980年3月27日参院内閣委員会

 https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=109114889X00619800327&spkNum=96&single

 この答弁の面白いところは、質問者である和泉照雄参議院議員が「天皇及び皇族には選挙権はないというのが現在の取り扱いのようでございますが、その理由」と尋ねているのに、回答した内閣法制局の味村治が「天皇は」と皇族について回答してない点だ。

この回答は意図的皇族参政権制限する条文が見当たらないことから、あえて「天皇は」とのみ回答したのかは分からないが、実質的には皇族から天皇家族であることが制限根拠とされているわけだ。

 「象徴」という内容の定かではない概念により制約を受けるのみならず、そもそも憲法上の「象徴」ではないはずのMたち皇族が「象徴」を理由に、憲法上の国民権利を大きく制約されている現実

 その現実を前に、MとKの結婚憲法24条を持ち出す Permalink | 記事への反応(0) | 19:30

やはり映画館のレディスディは差別では無いか

anond:20210406110528

↑のトラバに「男女差別云々」って書いてあったから今一度考えてみたんだが、やはりレディスディは差別だと思うんだよな

「大多数」の男性と「大多数」の女性を比べた場合、確かに男性会社経済的優遇されてるかもしれない。

しかし、たとえば専業主夫サラリーマン以外の男性はどうだろうか?

賃金水準」という合成の平均値男女差別を語るとき、「水準以下」の存在は抜け落ちてしまう。世のすべての男性優遇されているという誤解が生じている。

男性」の中にもマイノリティは居て、「レディスディ」はその人たちにとっては差別である、と言えると思うんだよ。

「レディスディをなくせ」と主張したいわけじゃなくて、「レディスディの対象拡張したらどうか」と主張したい。

性別で分けるのではなく「この時間帯に映画館に来た人」で良くないか

anond:20211025102528

いらん大学廃止にして高卒もっと優遇するようにすればいい。私立文系とかほとんどいらんやろ。アホ量産して金巻き上げて詐欺みたいなもんだ。存在意義って出会い提供してるくらいだろ。

anond:20211025002458

めっちゃ優遇されとるぞ

優遇制度が大量にあるのに役所にも行かんでアタシ不幸なの言われてもな

2021-10-24

anond:20211024065555

ポリティカルコレクトネスって強弱の差はあれ、時代要請時代常識のものに近いから、優遇されるとしたら「常識的な人だから」に近いんじゃねーの

2021-10-23

anond:20211023163920

政府とか与党って意味じゃなくて)国への貢献が大きい集団優遇するのは差別でもなんでもないよ。同性婚も未婚高齢ニートも、人口維持に貢献してないって意味では同じじゃん。養子でも引き取って育ててる人なら優遇されてもいいと思うけど。

なんでノイジーマイノリティ優遇されない=全て差別だって思うんかね。

anond:20211023163635

何もしなくても子供増える国なら優遇不公平かもね。

子持ちを優遇・推奨する政策

ってあたりまえだよね?国を維持するためにはある程度の人口を維持しなきゃいけないんだから

未婚や同性婚は好きにすればいいけど、既婚・未婚を問わず子供を産む家庭が最大限恩恵を受ける制度にするのが正しいよね?批判してる人はバカなの?

ブスって何で整形しないんだろう

ブスで居続けるメリットなんて皆無なのに何で整形しないんだろうか?

美人とブスの経済格差は数千万円とも言われているし、恋愛結婚就職でも美人が圧倒的に有利で優遇されるのは分かり切っているんだから、さっさと整形すればいいのに。

化粧を頑張るブスもいるけど、努力方向性が間違っているよ。韓国で三百万円くらいかければブスでも上の中くらいの容姿になるよ。

2021-10-22

anond:20211022165942

男女平等否定したいわけじゃないんだよね。

フェミニストが掲げてるのって男女平等じゃないでしょ。あくま自分優遇しろお気持ち

それに自民党はそれ以外の点から考えてあり得ない。

フェミニズム汚染されてない政党

ってのはどこかないものだろうか。

共産党しかフェミ議連しかり、最近イカれた論争を繰り出してくるのはフェミニズムに汚染された奴らであることが多い。

ジェンダー平等は大いに結構だが、それを実現するためにフェミニズムを押し出してくる奴らは大抵信用できない。

はてなではお馴染みすぎて耳にタコだが、フェミニストの思想って大抵は自分の気に食わないものを叩きたい、わたし優遇されたいのお気持ちしかいからな。

そんなフェミニストをうちの政党は抱えていませんってアピールしてくれるだけでずいぶん票が集まりそうだと思うのだが。

2021-10-21

野党夫婦別姓ホモ婚に媚び売ったCM流しているけど、そもそも結婚って権利じゃなくて戸籍管理に従う代わりに優遇されるだけのシステムだろ

制限に従わず優遇部分だけを受けようとするのは給付金詐欺の類と発想は同じじゃん

anond:20211021172843

シンガポールドバイみたいな富裕層優遇する国に移住すれば良くね。とにかく稼いで衰退していくだけの日本から脱出できる資産を築かないとダメだわ。

まだ政治に期待している奴なんているの?

やりますと言ったことはやらないし、金持ち大企業優遇は変わらない。

弱い奴より強い奴に媚びた方が旨味があるんだからそりゃそうなるよね。

国がどうなろうがどうでもいい、自分さえ良ければそれでいい。と考えて稼いで何時でも海外脱出出来るようにした方がいい。

anond:20211021093219

おまえらはさんざん法人税減税(とその分の消費税への転嫁)とか大企業優遇を30年間プッシュしつづけといてよく言うよ

甘えてんのはどっちだよ

ニンゲン残酷

ライオンが母猿を殺して、その母猿の死体に子猿がしがみついたままで

母猿はそのままライオンに食べられて、子猿は母猿の死体から引き剥がされて別のライオンに食べられて

それを目撃した人間が「自然は時に残酷だ」と言っていた

ライオンは肉食で、生き物を狩り殺し続けないといけないかライオンが悪で猿が善とかそういう話ではないし

そもそも、ニンゲンも他の種族が「残酷だ」なんて言えるのかな

ヒヨコミキサーの話を知ればニンゲンはおいしい鶏肉、おいしい鶏卵を食べるために残酷なことしてるって思うけど

鶏肉も卵もおいしいし

スーパーに並んでる精肉はぜんぜんグロくないけど、もとは動物死体だし

動物虐待されているところを見ると心が痛むけどマグロ解体ショーは娯楽だし

人間自分達は優しい生き物だと思ってるけど、地球破壊しまくってるし、動物を乱獲して生態系も乱してるし

パンダとか特定動物優遇して野良の犬や猫は殺処分してるし

豚肉鶏肉牛肉は食べるのに鯨肉を食べるのは残酷だとか意味わからん

この世の生き物はみーんな残酷なんだ

2021-10-20

正義とは宗教範囲教義により様々な正義がある

ただ殺人虐待窃盗はどの教義でも正義になり得ないだろうので、各国に似たような刑法がある

ところが刑法刑事訴訟法次第で形骸化する

すると日本訴訟法のごとき人治主義的な訴訟法は、もはや化石というべきものだし、起訴便宜主義違憲

だって自民内閣検察事件担当裁判官人事に手を突っ込んで、保険会社なんぞの利益を守ろうとしているらしく

失敗した裁判官検察官は異動か一時退官をさせて、弾劾されず優遇されるよう保護してやっている

議員裁判所癒着または議員の怠慢をぶった切らない限り、全ての人民人権保障される世の中にはならないと思えよ

訴訟法判例無効化しえる手続必要

ということで訴訟法判例違憲訴訟を2度ほどしたが、

権威に執着する集団からか、いわゆる門前払いの3行判決

いわゆる弁護士相談しても無駄だろうな

彼らは事件を選ぶし、気に入った仕事がなければ人を煽ってみたり弁護士辞めたりするし

しょせん仮装職業で、権威などというもの存在しない

富裕優遇自民党

創価学会公明党

嘘つき売国奴立憲民主党

反対が目的無能維新

付和雷同れい

売名N

嘘つき共産党

時代遅れ社民党

ときて、国民民主党がのこってんだけど、この党なんなんだ?

野党連合には入らない、立民大嫌い、労組バック、保守中道ニュースにならなすぎてネガるだけの知識がないんだが

日本政党は「既得権益確保ー老人優遇規制強化ー人権侵害しかない

既得権益確保ー格差是正

「老人優遇若者優遇

規制強化ー規制緩和」

人権侵害人権尊重

の4つの軸で政党制作を見ていくと、見事にこれの左側に偏ってる所しかいね

口では格差是正人権尊重を謳っていても、実際に積み上げてきた実績を見ると見事に既得権益の確保と人権侵害に舵を切っている政党ばかり。

まあ政治家っていうのがそもそもこういう人種のるつぼなんだろうけど。

もしも格差を本気で是正したい人がいたらNPO法人を作るとか科学技術の発展に貢献するとかするもんね。

若者優遇だってちゃんとやってる人達はもう政治なんて見限って自分たちでやってる。

規制緩和に関しては民間団体が「自主規制」という名目のもとでどっちの方向に進むにも良識でやってる人と利権を得たい人が日々あの手この手でやりあってる印象。

人権尊重するかどうかってのは結局の所、法律で既に決まっていることを本当に守っていたら自然とできることだったりするけど、まあ警察や労基さえ取り締まるの投げ出してるのをいいことに好き放題やってる連中の多いこと多いこと。

悲しいよね。

政治家ってのは結局世の中を良くするために動こうって人間の集まりじゃないんだよね。

世の中を良くしたい人は今すぐ世の中を良くして、かつこれからも良くし続けるために在野へと降りていくんだ。

会議室の奥でふんぞり返る道を選ぶのは腹黒いタヌキしかいないってことか。

悲しいことだね。

今回の番線調整について思うこと

 先日、行われた番線調整について、正直キツいと感じている人は多いと思う。Twitterグダグダと言っても仕方ない気がしたので、今回はブログ形式のここに匿名投稿することにした。回数稼ぎ勢や高火力勢などもいるが私は育成やスコア意識したプレイが多いため、ここではボチャレや地主視点のことが多くなることを予めご理解いただきたい。


※深夜と朝食時に書き殴ったもの10/20(水)夜に少し修正しました。

3→2への変更駅は実質単線になったようなもの

 今回の番線調整の問題点は「番線の減少」(所謂、今までの番線調整)ではなく、「下層番線へのアクセス不可能になったこと」である

 コロナ禍で旅行目的で移動する人が減少、リモートワークの普及等で日常的に移動する人も減ったことでユーザ数も減っていることはイベントランキングなどから分かる。そのため、ただの「番線の減少」であれば「仕方ないね」と受け入れた人が大勢いるだろう。

 3番線だった駅が2番線に調整された上で下層の番線へのアクセス初心者しか出来なくなった。東海道新幹線沿線や名阪神新幹線駅など場所も広域だ。

 「東京はまだ行ける」そんなこともないだろう、私鉄の駅を見ると3から2に減らされているところが多く、実質単線だ。今まで3人に分散されていた攻撃を実質1人が受けないといけないわけで、到底そのような環境下でレーダー保持やボチャレが出来るわけがない。

「昔は単線だったし戻っただけ」→違います

 属性もなければ無効化や色消しもなく、メイドりんご+パジャマしぐれや天使いおりが最強だった時代サポーターガチガチに固めれば落とすことは難しく苦戦した人も多いと思う。斬ろうと思っても無理な環境だ。

チコ使えよw→チコの発動確率が非常に悪くて使い物にならない。

・火力炊けよw→レイカしかいません。しぐれは確定発動でミオの効果は今よりもエグいです。

 しかしながら、現在では無効化や色消しスキルを使えば容易にそんなリンクを落とすことも可能だ。昔ながらのひふみセ編成を使っている人も減って、青単、エコ地主無効化されにくいフラットトリックスターなどを混在させながらのボチャレ・・・かなり環境は変わっている。斬ろうと思えば簡単に斬ることができる環境である

 けれども、その環境下で先発にボチャレがいたり、地主がいても無理に斬らない理由は、「ヘイトを買って自分のボチャレや保持が潰されるくらいなら他の番線入るか空いてる駅でやるわ」という考え方ができたからだろう。

害悪地主・クソ地主がいなくなっただけでしょ?」→ボチャレも無理

 私は以前は東京関西に住んでいたが、今は地方にいる。転居してすぐに地方でボチャレが出来ないことは痛感していた。駅数も積みにくく、都市部のような稼ぎ方は通用しない。どのようにスコアを稼ぐのが効率が良いか考えた結果、平日は青単という結論に至っていた。

 私が移住してすぐに感じていたのは「単線ばかりでボチャレが成立しない」ということだった。そもそもレートが低いというのもあるが、地主同士がやり合わないようにある程度の棲み分けを行っていて、そのような場所でボチャレを行おうとすると当然そこの地主達に斬られて即座に終了してしまう。単線も多く都市部より「ここは俺の駅だ」という思考の人が多く感じる。逆に言うとボチャレもなく人の往来は少ない分、自分の保持駅さえ確保できてしまえば保持はヌルい。

 この「ボチャレが成立しない環境」が関西圏などの人が多い地域適用されてしまった。都市部では地方のように保持がヌルいわけもなく、今まで番線によって棲み分けできていたユーザレーダー保持が難しくなったことで拠点で殴り合いするしかなくなり、攻撃的になってしまう。

 「地主がやりにくくなってざまぁw」という意見も当然あると思うが、上記のような環境変化で関西圏でのボチャレや東海道新幹線でのボチャレもほぼ不可能になったのではないかと思う。

 3番線まであったものがいきなり実質単線になったらそりゃ無理よ。

 メンテ明け早々にブラック指令だのエステルだの話は出ているけれども実際そんな運用できますか?って話。昨日、ブラック指令を使って2番線に潜って灰色チェックインをした後にひいる+山田たえで自滅して飴で本命を入れるというのを試してみたが、結局緑ラにフットバされる。カンストエルミーヌ使って取り戻したりもしたが諦めた。そして日が変わって今日は、先にブラック指令を使いルナで潜っていた地主ブラック指令のスキル発動から5分以内(灰色チェックイン前)に飴フットバ食らって追い出された。そらそうなりますわな。

 保持する人がいなければ不在駅だらけになるのがオチでそうなれば、ユーザフェードアウトしていき保持が可能環境までアクティヴユーザが減らなければでんこスキルの大半は腐ることになると思う。回数稼ぎは捗るかもしれないけれども。

本当に初心者優遇なのか?

 一応は初心者がやりやすい形にはなったと思う。けれども、「その初心者って本当に初心者なのか?」実際に2番線にアクセスしてくるのは、連続ログインが途切れまくってる緑ラユーザばかりじゃないか。言い方は悪いが、100日超えて緑ラで駅数も少ない人がこの先課金してくれると思うか?しないだろ。

 本当の初心者なのであれば、根付かせるためにある程度の優遇必要だと思う。けれども、緑ラで課金もせずに1年続けてる奴とか優遇して何の意味あんねん。

 これはあまり言っている人がいないけれど、地方地方で複アカやら連携プレイ嫌がらせマクロなどもあちこちにいる。1ヶ月くらい経ってようやく対応されてもその日のうちに新たな新規垢が登場してBANと新規復活のいたちごっこの繰り返し。初心者優遇必要だと思うが、不正垢の取り締まりもきちんとやって欲しい。不正が酷すぎてゲームが成立しなくなっている場所を幾つも知っている。

 3番線まで残った駅は最下層の番線に行けないだろうけれど、2番線まである駅は、ブラック指令やエステルスキルで2番線にアクセスして5分後に灰色チェックインをすればその後は飴も有効になる。サポーター炊かれたら古参を追い出すには初心者フットバを使うしかない。灰色チェックインを繰り返している張り付き地主からは即座に飴が飛んで来て結局今までと何も変わらない。

スコアだけじゃなくて色々な楽しみ方がある!」→じゃあ何の為に色んなスキルがあるの?

 このゲームは駅集め、推しの回数稼ぎ、称号勢、育成ガチ勢と色々いるのは承知している。スコアラーは一部の頭おかしい奴だけってことも分かっている。スコアけが目的じゃなかったとしても拠点の札争いを楽しんでいた人だっているだろう。

 相手の編成の詳細を見ることができるようになったことで、近隣住民の育成状況を見て対策を考えたりするのも楽しかった。でんこスキルっていうのは守る側と斬る側がいるから色々あって面白いものじゃないの?守る側いなくなったらたすくリンファは捗るかもしれないけれど、高火力出す必要もなくなるよね。でももう番線の多い東京の中心と田舎以外はなるゲーしか無理なんや。たすくリンファで拠点ではポチゲー、移動時はなるゲー。

 もう他のでんこ育てる意味ないやん?ただでさえ色消し最強だからガチャ引かんでもええわってなっているのに。集金について来られなくなっている人は多いのに、今回のが引き金で見切りつける人は結構出て来るんじゃない?

 駅集めも育成も終わってる人間からしたらスコアくらいしかもうやることないんや・・・・・・廃線追加の話はどこへ行ったんや・・・・・・。

ではどうすれば良かったのか?

 これは「ぼくのかんがえたさいきょうのばんせんちょうせい(笑)」として受け取ってもらって構わない。

 番線調整は今まで通り日中アクセス回数/訪問者数に応じて調整すれば良いと思う。4番線から3番線に減る、3から2に減るのは仕方ない。初心者優遇をどうしてもしたいのであれば、最下層を専用ホームにするのではなく、別枠で専用ホームを設ければ良かったのではないかと思う。もちろんエステルブラック指令を使ってもアクセス不能にして。専用ホームに行きやすいけれども2割くらいの確率で通常ホームに顔を出し雰囲気を知ってもらう。ある程度Rankが上がれば強制的戦場に繰り出す。専用ホームと通常ホームスコア同じというのは理不尽に感じるから経験値2倍・スコア半減とかにしてさ。戦場に繰り出されるまでは、専用ホーム課金してもらって続ける方向に促すとか。

IKS追加のための準備?

 レキコネ形式で空白駅にNPCを登場させる予定で、今の環境だとレイドが発生しにくいとかそういった理由で番線調整を行ったのかもしれない。

番線調整は見直し

 ユーザテスト環境じゃないし、運営環境理解してなさすぎる。「居座り続ける地主が悪で斬り合って欲しい」と思っているのかもしれないけれど、守る側がいないと斬る側もすぐ飽きるんじゃないだろうか。不正垢を水際対策出来ないのは仕方がない、けれども報告を受けて即座に調査して対応をした上で初心者優遇をするのなら文句を言う人は減ると思う。

 番線減らした上での最下層を初心者専用ホームにしたのは本当におかしい。レーダーや飴はある程度の保持が見込めるから投げるのに、それができない環境下でスコア稼ぐならアイテムなんか使わずシャトルランで斬り回るかなるゲーやるしかない。最近運営は集金のことを考えるあまりユーザへの対応蔑ろになっているのではないかと感じる。不満が募ったユーザから徐々にフェードアウトしていくだろう。

 初心者優遇はあって良いと思う。しかしながら、既存ユーザが「ゲームにならない」と思うレベルの調整をするのはいかがなものかと思ったのだ。育てたでんこスキルは使うから意味があるもので、今回の調整はボチャレにしろ保持にしろ多くのユーザが十分に活かせない環境になってしまうのではないかという不安は大きい。地方はあまり環境は変わらないから良いものの、都市部ユーザから「つまらなくなった」「無理ゲー」という声が多く上がっているのは事実ではないだろうか。全員が納得できる形のもの提供するのは不可能だが、今回の調整に対して不満があるユーザが多いことについては、きちんと向き合うべきなのではないかと思う。

 初心者専用ホームは即座に別枠にしていただきたい。そしてもう少し既存ユーザの声に耳を傾けて欲しい。




 スコアラーの発狂怪文書最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。現状に不満があるなら要望を多く出すしかないと思っています。私は数日経過して現環境問題点をもう少し纏めてから要望を出すつもりです。

10/21追記

 思ったよりも拡散されて色々な意見を見ることができました。ありがとうございますゲーム運営への批判をしたいわけではなく、1つの問題提訴として投稿したものでしたので、不適切表現タイトル修正しました。

2021-10-19

anond:20211019142351

北方領土はいらんが、漁業権優遇しろという流れの方が建設的だわな。

許可貰って特定ペイントした漁船だけ入れるとか。

もう向こうは人住んでるんだから土地云々はそういう権利と引き換えにペイでいいだろ。

2021-10-16

子育て支援に金を使えって、

結婚できる美男美女金持ち既得権益者を優遇するという点では

法人税減税と同じようなものだと思うのに

後者に反対する人達が前者は盛んに主張していて意味がわかんない

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