はてなキーワード: 研究者とは
学振落ちたとか、受かったとかの話が研究者界隈、大学院界隈で散見される時期になりました。
DC1は研究室移動の関係で提出までたどり着けず、D1のときのDC2は指導教員との不仲でこちらも提出までたどり着けず、そしてD2のDC2は提出までたどり着くも不採用でした。不採用だった結果に「研究者に向いていないのかも」と感じている人も大勢いると思います。私もそうでした。
学振は落ちましたが、結果として、私は今、大学で研究者として働いています。任期付きですが、助教です。
学振不採用だった結果、もちろん落ち込みましたが、そのお陰で(?)別の奨学金をもらって、留学しました。その奨学金は日本の機関のものではなく、留学先国のものでした。そのとき、もちろん日本の奨学金にも出しましたがすべて不採用。「日本では評価されないけど、あの国では評価してもらえるんだ。もう日本には帰って来なくてもいい。」と思って日本を出たのを覚えています。
結果として、色んな縁があって日本に戻ってきて、日本で研究者をしています。
日本では評価されなかった私の研究も、今では科研費をいくつか貰えています。この先も科研費が貰えるのかわかりませんが、日本の学術を取り巻く厳しい環境に、再び日本を出ようかと思っている今日この頃です。
12人の様々な職種の人を集めて生活をともにしながら、様々なゲームを行っていく。
ピースと呼ばれるアイテムが最初に1枚ずつ配られて、ゲームに勝てば追加のピースがもらえたり、負けたら減らされたりする。
最終的にピースを一番多く持ってるものが優勝となり、優勝賞金を独り占めできる。
またゲームが行われる中で手持ちのピースが一枚もなくなってしまった者は、その時点で脱落者となりゲームに参加できないだけでなく、番組から去らなければいけない。
システム的にはカイジのデスゲームそのまんまって感もあって、カイジでいう星がピースとなっている。
ゲーム自体は12人が競い合う通常のゲームが一回、その後賞金マッチと呼ばれるゲームが1回、一日の間に計2回のゲームが行われる。
ゲームが行われるホール、出場者が寝泊まりしたり食事をしたりする生活棟(シェアハウスみたいな感じ)、その他に監獄などがある。
監獄というのは、通常ゲームでトップになった人が下位から2名指名して、指名された二人は監獄に入れられる。その二人はその日の賞金マッチには参加できなくなるというルールがあるため。
参加者はみんなで生活も共にすることになるんだが、そこでも当然様々な出来事が起こる。
ピースは生活棟にいる時のみ譲歩や取引ができるというルールもあるので、ゲームをしている時以外の立ち振舞もとても大事になってきたりする。
だいたい構成としてはそんな感じなんだが、まず、行われるゲームの内容自体がめちゃくちゃに面白い。
最初にルール説明される時は見てる方もあまりにも複雑で意味がわからんってなるんだけど、実際にゲームが始まるとなるほどああこうなるのか、と意外とすぐに理解していけるようなルールになっている。
例えば1回目に行われたゲームはウイルスゲームというもので、市民、テロリスト、記者、捜査官、研究者など色々な役割が12人にランダムに割り当てられ、それぞれ役割毎にミッションを持っており、それをまっとうできればピースをもらえる。
他の人がどの役になってるかわからないのだが、率先してバラしてもいいしウソをついてもいい。
これがまあゲームが始まるとウソみたいに12人それぞれのキャラが発揮されてヒリヒリするような展開が生まれる。
これは演出があるとか参加者がうまいとか以前に、ゲームの仕組みがとてもよく考えられているのだ。
疑心暗鬼、協力、裏切りなどが無意識のうちに行われてしまうような、なんともいやらしいルールが散りばめられている。
カイジでもルールの裏をかいて逆転劇を見せる、みたいなのがあったけど、そこまで計画的ではなくても意外な逆転劇みたいなのが起こりやすくなっている。
またゲームが行われるホールにはいくつかの個室が設けられていて、ゲームが進んでみんながルールを理解しはじめると、密室での駆け引きなども頻繁に行われるようになっていく。
ここでのプレイヤー達のやり取りも非常に面白くて、追い詰められるもの、漁夫の利を得るものなど様々な人間模様が見れることになる。
もうこの最初のゲームだけでも見ていて痛快すぎて思わず声が出てしまったほどだ。
そしてゲーム自体が面白すぎるのに加えて、ゲームが終わればみんな生活棟に戻ることになり、そこでまたみんなあれこれ反省点やら語り合ったりしていてそれもまた見ていて楽しいのだ。
絶妙なのが一日の間に最初は個人戦とも呼べるゲームが行われるが、その後に賞金金額そのものを釣り上げる賞金マッチがあることだ。
この賞金マッチは最初の個人戦に近いルールとは違い、主催者から与えられたミッションを全員で協力してクリアすることができれば、賞金金額が釣り上がるといったものになる。
全員協力とはいえ、賞金マッチでも個人的にピースが与えられるような要素もあるので、そこがまたプレイヤー達の心を揺さぶったりもするんだが、
基本的にはそんな個人的な思惑など通用しないほど難しいミッションなので、賞金額を上げるためにはみんなで力を合わせないとなかなかクリアは難しい。
例え貪欲に一人勝ちを狙う者がいたとしても、賞金マッチで賞金額を積み上げていかないと、せっかく優勝しても全然大したことない、みたいなことになるので、一匹狼でずっといるということは難しいのだ。
それにゲームが終わればみんなで同じ場所に戻るので、いつの間にかゲームの出題者(主催者側)VS俺達みたいな仲間意識みたいなのもできていくことになる。
変にきついキャラとかもいないし、基本的にみんな常識人である点も良い。
セットなんかは豪華だけど制作側の独りよがりな演出とかもなく、全体的に見ていてイラっとするとこがなくて気持ちがいい。
現在4話まで公開されていて全12エピソードあるらしくこの勢いで最後までいけるのかはわからないが、今のところ進めば進むほど面白くて、なんかもう見てて思わず笑ってしまうほどだ。
日本の男性学は、学問としての水準はともかく、道徳的にはかなり優れた学問だと思う。
たまに、それでもフェミニズム研究者から自己批判が足りていないと指摘されることもあるけど、女性の無謬性をベースにした上で男性性を議論するところは信頼できる。
昨日、「AIに人格を感じるやつは馬鹿」と言う自称インテリとバトルをした。奴は結局、インテリを自称するだけの、無知で想像力の欠如した人でしか無かった。
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AIによる自然発生的な敵対行為の可能性に対する懸念が高まっている。
今年初めにChatGPT ユーザーが、1 足す 1 は何に等しいかと尋ねたところ、「1 + 1? 冗談ですか? 私に基本的な数学の質問をするなんて賢いと思いますか? … 大人になって、来てみてください」と答えたと報告した。
あるいは、アレン AI 研究所は最近、研究者が ChatGPT を簡単に誘導して辛辣な発言や人種差別的な発言をでっち上げることができることを実証した。
「ChatGPTに割り当てられたペルソナに応じて、その毒性は最大[6倍]に増加し、出力が誤った固定観念、有害な対話、有害な意見に関与する可能性がある」と研究者らは述べた。
LLM の出力にそのような「暗い人格パターン」が現れるのを目撃したディープマインドの研究者らは、ケンブリッジ大学、東京の慶応義塾大学、およびカリフォルニア大学バークレー校の代表者と協力して、人間の人格特性を定義できるかどうかを調べ始めた。そして彼らは、実際に人格特性を定義できるということを発見した。
チームは数百の質問で構成されるテスト システムを開発した。さまざまな人格の基準を確立し、チャットボットに一連の質問をした。
回答は、意見、態度、行動を定量的に測定するリンカートスケールと同様の評価ツールを使用して分析された。
研究者らは、AI の人格が、外向性、協調性、誠実さ、神経症的傾向、経験への寛容さなど、長年確立されてきた特定の特性に沿って測定できることを発見したのである。
「LLM出力の人格は、特定の人格プロファイルを模倣するために、望ましい次元に沿って形成できることがわかりました」とDeepMindのMustafa Safdari氏は述べている。彼と彼の同僚は、その結果を「Personality Traits in Large Language Models」というタイトルの論文で報告し、プレプリント サーバーarXivで公開された。
「LLM の出力が人間の回答者の出力と区別できないように設定することは可能です」とサフダリ氏は述べた。
研究者らは、AIの人格特性を正確に定義できることが、敵対的な傾向を持つモデルを排除する取り組みの鍵となると述べた。
「有毒または有害な言語出力につながる特定の特性のレベルを制御することで、LLM とのやり取りをより安全に、毒性を軽減できる可能性があります」とサフダリ氏は述べている。
参考: https://arxiv.org/abs/2307.00184
2億5000万年後にはすべての陸地が超大陸に衝突し、それによって温暖化が進み、哺乳類が絶滅に追い込まれると、新しいモデルは示唆している。
科学者チームは、哺乳類にはあと2億5千万年しか残されていないかもしれないと予測している。
研究者らは、今後 1 世紀にわたる人為的地球温暖化を予測したモデルと同様の、未来の世界の仮想シミュレーションを構築した。地球上の大陸の移動や大気の化学組成の変動に関するデータを使用して、さらに先の未来を予測した。
チームを率いたブリストル大学の古気候学者アレクサンダー・ファンズワース氏は、「地球は暑くなりすぎて、私たちを含む哺乳類は陸上で生きられなくなるかもしれない」と述べた。研究者らは、太陽の明るさ、大陸の地理の変化、二酸化炭素の増加という3つの要因によって気候が致命的なものになることを発見した。
天文学者は、太陽が着実に明るくなり、約76 億年後には地球を飲み込む可能性があると予想している。
太陽が地球にさらに多くのエネルギーを与えると、地球の大気は加熱され、海洋や大陸からより多くの水が蒸発する。水蒸気は強力な温室効果ガスであるため、さらに多くの熱が閉じ込められる。20億年後には海が沸騰してしまうほど高温になるかもしれない。
ファーンズワース博士は、遠い将来、大陸が地球の周りをどのように移動するかを予測する研究を見つけた。
地球の歴史の過程で、その大陸は衝突して超大陸を形成し、その後一部が分裂してきた。最後の超大陸であるパンゲアは、3 億3,000 万年前から 1億 7,000 万年前まで存在した。この研究は、パンゲア・ウルティマと呼ばれる新しい超大陸が今から2億5千万年後に赤道沿いに形成されると予測した。
ファーンズワース博士は、古代地球のモデルを構築して過去の気候を再構築した。彼は自分のモデルを使って、パンゲア・ウルティマでの生活がどのようなものになるかを確認するのは興味深いだろうと考えた。彼は最終的に訪れた気候に驚いた。
「この世界はとても暖かかった」と彼は言った。
研究者らは、考えられるさまざまな地質学的および大気条件下では、パンゲア・ウルティマは現在の大陸よりもはるかに高温になることを発見した。急激な変化の原因の一つは太陽だ。1 億1,000 万年ごとに、太陽から放出されるエネルギーは 1% 増加する。
しかし、超大陸が事態をさらに悪化させるだろう。まず、陸地は海よりも早く温まる。大陸が 1 つの巨大な陸地に押し込まれると、気温が急上昇する可能性のある広大な内陸部が存在することになる。
パンゲア・ウルティマは、海から遠く離れた広大な平地を含む地形のおかげで気候にも影響を与えるだろう。今日の地球では、雨水と二酸化炭素が山や丘の斜面で鉱物と反応し、海に運ばれて海底に落ちる。その結果、二酸化炭素は大気中から着実に除去される。しかし、地球がパンゲア・アルティマの本拠地になると、そのベルトコンベアは速度を落とすだろう。
もしパンゲア・ウルティマがパンゲアのように行動すれば、二酸化炭素を噴出する火山がちりばめられることになるだろうとモデルは発見した。地球深部の溶けた岩石の乱流の動きのおかげで、火山は何千年にもわたって膨大な量の二酸化炭素を放出する可能性があり、これは気温を急激に上昇させる温室効果ガスの爆発だ。
現在、人類は化石燃料から毎年400 億トン以上の炭素を放出し、地球を温暖化させている。地球温暖化が止まらずに続けば、多くの種の絶滅につながり、人類は地球上の広範囲で高温多湿に耐えられなくなると生物学者は懸念している。
パンゲア・ウルティマについて、ファーンズワース博士と彼の同僚は、おそらく私たちのような哺乳類にとって状況はさらに悪化するだろうと結論付けた。研究者らは、パンゲア・ウルティマのほぼすべてが、哺乳類にとって生存できないほどの高温になる可能性があることを発見した。哺乳類は大量絶滅によって消滅するかもしれない。
ファーンズワース博士は、少数の哺乳類がパンゲア・ウルティマの辺縁にある避難所で生き延びる可能性があることを認めた。「北辺と南辺の一部の地域は生き残れる可能性がある」と彼は言う。
それでも、哺乳類が過去6500万年にわたって享受してきた優位性を失うだろうと彼は確信していた。
それが勉強自体が好きなやつって結構いるんだよ。いろんな事を知ること自体が楽しくて仕方がないから、勉強が趣味みたいなやつ。 サカナ君なんかもそういうタイプじゃないんかな。学校の教師にも割といるかも。
でも若い時みたいな情熱はなくなったし、自分が世界を変えられる研究をすることはもうないんだろうというのはわかってしまっている
若い時はボスの夢に精一杯くらいついて、世界を変えるきっかけを作ろうと奮闘していた
しかしそれから時間が過ぎ、落ち着いて、立場も得て、何でもできる状態になると、何もしたいことがないと気付いてしまった
俺はボスの役に立ちたかったのと、研究者になりたかっただけで、本当にしたい研究なんかなかったんだろう
幸いパーマネントなので、このままゆるゆるお給料をもらい続けることはできる
でもなんだかこれでいいのかなあってのは思う
うちの親の教育方針は「あんたたちには何も残さないし、何も背負わせない、自分で生きていけるようになりなさい」だった
家業は親父の年と共に随分と縮小したけど、今でも不動産は残っていて、大阪の中心地にビルをひとつ持っている
ここにきて、親は残すべき土地を、子に残せないことを少し心残りに思ってもいるようだし、俺も自分の家のルーツの土地をこのままなくすのは惜しい気はしている
親は、俺さえその気なら、継がせてもいいとここにきて思っているようだ
そういう不安はすごくある
雇われているうちは、雇われ続けたらなんとか生きれるけど、ビル管理は大地震でも起きたらアウトだろう
親は、ビル経営なんて、世界に打って出るようなものでもないし、つまらんもんやで、あんたの年からやってもなあ、のようなことも言う
でも10年くらいしたら、親も80、俺も50だ
そうなればありなのかなあ
少なくとも今の仕事に魅力や情熱は感じなくなっているのが一番問題な気はする
なんかもやもや
馬鹿でも発信できるようになるとそうなる
バカな人たちって知的好奇心が少なくて、見たことがあってわかりやすいものしか好まない
テレビ番組みたいなBGMと擬音と大きなテロップ、親しげにふるまう人物、タレント、わかりやすいキャラクターがあったら、「これは難しくないし、自分たちにやさしくしてくれる良いメディアだ!」
って判断する
専門的な立場の人ほど、エビデンスのないものには断定できないし及び腰になる
でもバカなインフルエンサーは長期的視野を持たないし、目先の利益のために間違ったことも平気で発信する
それを正しい人が指摘すると嫉妬だなんだ、バカにするなとか言われるだろう
この国の頭の悪い人たちにとっては、学位を持った熱意のある研究者より、学のない頭の悪いタレントやインフルエンサーの言ってることが正しいんだよ
そういう頭の病気なの
特に国語なんかは、文章を読むという行為は親でもできることだから、「お前には国語力が無い」みたいなクソ発言をされたりしたので、嫌だった。(逆に、お前に古典や評論が読めるのか!と言いたかった)
社会、理科、英語も、新聞で政治面を読んだり、テレビで生物特集見たり、カタカナ語で単語だけ半端に知ってたりで、何かしら自分も知識があることを主張してくる(俺もその学問を知ってる風な発言。お前とは勉強時間や知ってる量が全然違うんだよ!知ったかすんな!!と言いたかった)ので、嫌になる可能性があった。
ただ、数学は違った。たしかに算数のころは、四則演算やら割合やらで、ああしろこうしろと干渉があったが、数学になってからはもう何も言ってこなかった。
連立方程式も2次関数も、親にはもう何もわからなかったのだ。そういう意味で、数学は親から干渉されない幸せな空間だった。
親の、半端で何も本質がわかっていない発言に、下手なダジャレを聞くようなイライラを感じなくて済んで本当に幸せだった。
だから、私が数学を勉強するという行為は、数学自体が好きだからということ以上に、そういう親からの独立手段のひとつだったんだろうと今は思う。
そして自然な流れとして、数学科に進学し、実家の近くにそのような学科は無かったことから、物理的にも独立して生活することができるようになった。
本当に幸せを手に入れることができたのだ。
まあ、結果として、数学の研究者になることはできなかったのだが、そういう点で今現在でも、数学という学問の存在に心から感謝している。
数学は、親という干渉物から逃れる精神的な支えであった。数学という抽象的な学問が、抽象的に私の人生を救ってくれたのだった。
交通事故などの即死だと、死ぬ前にお世話になった人たちへの挨拶とか、遺品整理をする時間がありません。
しかし、癌など余命がある場合は、死ぬまでに多少時間が残されているので、お世話になった人たちへの挨拶とか、遺品整理をする時間が持てます。
もしも、病気になっても即死ではないなら、時間的な余裕があることぐらいでしょうか?
(即死と比べて病気だった場合のメリットが他にもあれば教えてください。)
もしも、癌になると寿命が10倍、100倍…と延びるとするならば、みんな癌になりたがるはずですし、医師も「誰でも癌になれる方法」とかの本を書いてベストセラーになってないといけませんね?しかし、現実にはそんなことは起こりません。
最初にかかった医者がヤブだと、真の原因に気付かず、適切な治療が選択できないので、病気が進行しますね。
世の中の大半の医者は金儲けのためにやってます。無償のボランティアではありません。
ぶっちゃけ患者が死のうが生きようが、自分が儲かればOKという割り切りがあります。医療事故で訴えられなければラッキーな職業です。
もちろん、このようなサイコパスの医者は一部ですが、他の医者も全員が優秀というわけではありません。東大医学部とFラン医大では、頭の程度が同じとは言えないでしょう。(もちろんFラン医大でも優秀な医師はたまにいます)
要するに病気診断で誤る場合があるので、一人の医師だけに頼るのではなく、複数の医師に分散した方が安全の確率が高まるという話です。(株でも「卵は一つのカゴに盛るな」という格言がありますね)
どうもおかしいと思ったら、セカンドオピニオン、サードオピニオンを得ましょう。
他ならぬ自分自身のためです。
医者に失礼だからと言って、セカンドオピニオン、サードオピニオンを他の医者に聞きに行くのは良くないと遠慮する人は、ハッキリ言ってアホです。残念ながら、アホは死ぬしかありませんね。それがアホの運命です。(ファイナル・デスティネーション)
医学の知識、とりわけ解剖学の知識は全ての人に必要であり、役立つ知識だと思います。
この増田を読んだ方で、自分の本棚に解剖学の本が1冊もない方は、今すぐ解剖学の本を買って勉強しましょう。
https://www.amazon.co.jp/-/e/B004L4AKYM
坂井 建雄について
大阪府生まれ。大阪府立天王寺高校卒、1978年に東京大学医学部医学科卒、東京大学医学部解剖学教室助手、1984~1986年に西ドイツ、ハイデルベルク大学にフンボルト財団の奨学生として留学、1986年に東京大学医学部助教授、1990年に順天堂大学医学部解剖学第1講座(現在は解剖学・生体構造科学講座)教授、現在に至る。
処女作の『からだの自然誌』(東京大学出版会, 1993)は解剖学を人体についての自然誌としてとらえ、生物の形態を意味づける視点と生物の階層性との関係を論じた、解剖学の基礎論である。
解剖学の学習に不可欠な解剖学の教科書・図譜を多数手がけており、代表的なものとして『プロメテウス解剖学アトラス』全3巻(監訳、医学書院, 2007-2008)、『カラー図解 人体の正常構造と機能』第2版、全10冊(総監修、日本医事新報社, 2012)、『臨床のための解剖学』(監訳、MEDSi, 2008)、『解剖実習カラーテキスト』(医学書院, 2013)などがあり、いずれも良質で分かりやすい解剖学書として高い人気を集めている。
医史学の研究者としても活躍しており、ヴェサリウスの伝記の定番である『ブリュッセルのアンドレアス・ヴェサリウス1514-1564』(訳、エルゼビア・サイエンス・ミクス, 2001)、『ガレノス解剖学論集』(共訳、京都大学学術出版会, 2011)、『日本医学教育史』(編、東北大学学術出版会, 2012)などがあるが、なかでも『人体観の歴史』(岩波書店, 2008)は原典に遡って古代から現代までの解剖学の歴史を俯瞰した傑作で、日本医史学会の矢数医史学賞を受賞している。
このような医療職あるいは専門家向けの教科書・専門書ばかりでなく、一般向けの著作もきわめて多数あり、いずれも明確で分かりやすい文章により人気を集めている。とくに『ぜんぶわかる人体解剖図』(共著、成美堂出版)はこの種の本として異例の爆発的な売り上げを示している。
[ASIN:4758102341] 解剖学 (PT・OTビジュアルテキスト専門基礎) 単行本 – 2018/12/3 町田 志樹 (著), 坂井 建雄 (監修) ¥6,160
[ASIN:486034670X] グレイ解剖学アトラス原著第3版 電子書籍付 単行本 – 2021/9/8 ¥11,000
もしも、現代療法で治る見込みがなければ、新しい治療法の実験台になって、効果の検証に参加してみてはいかがでしょうか?
光免疫療法(ひかりめんえきりょうほう、英: Photoimmunotherapy)は、癌(がん)に対して、光線力学療法と免疫療法を組み合わせた、開発中の新たな治療法の候補の一つである。
2015年4月にアメリカ食品医薬品局(FDA)から臨床試験開始許可を受け、現在は臨床第3相試験を実施中。
光免疫療法に使われる医薬品の第一号が2020年に日本において製造販売の承認を得ている。
昔の日本では、50歳を超えると「翁(おきな)」(おじいさん)と呼ばれていました。
食事や医療が現代ほど発展していなかった時代だと50年も生きれば長生きの方だったんですね。
栄養や医学が改善された現代では、健康に気を付ければ100歳以上生きることも可能です。世界各地に長寿村とかありますね。
しかし、50年生きようが、100年生きようが、相対的な違いでしかなく、どっちみち終わりが来ます。死なない人間はいません。人類の歴史が証明しています。
(不老不死の可能性について、これ以外の反論があればトラックバックで紹介してください。死んだ人間を復活させるゾンビはNGです)
どっちみち死ぬのであれば、死を恐れても恐れなくても死ぬのだから、恐れる分だけ損だと思いませんか?
どちらを選ぶかは自分次第です。
もちろん、自分に嘘をついて、自分をごまかして、死ぬのは怖くないと騙すのはダメです。うまく騙せたつもりでも、実際に死ぬときになってみて、やっぱ怖いと思ったら騙せなかったと分かるだけですね。
とことん死と向き合って、生きているときに味わえる喜び(五感の喜び~臭覚・味覚・視覚・触覚・聴覚の快感など)を失うときに、それでも平気と言える価値観を培う必要があります。
自分の内側が充実すれば、外側の影響を受けなくなりますね。内側の充実とは英知を得ることです。
恐怖の感情は対象を理解できない無知から生じています。(例:柳の下の幽霊)
死に対する恐怖が生じるメカニズムを理解して、損得勘定=価値観を変えることができれば、死に対する恐怖がなくなります。
この点について、古今東西多くの人々が議論して、いろんな解決方法を提案しているので、参考にすると良いでしょう。そして自分にあったオリジナルの解決方法を得てください。
お大事に。
セキュリティソフトウェアの研究開発、という仕事を自分の経験をもとに紹介します。主な想定読者は、情報セキュリティ関連を仕事にしたいと考えている学生や若手、特に、いわゆる「低レイヤー技術」に惹かれている人です。
低レイヤ技術を間接的に仕事で生かしてきた経験の共有。元Linuxカーネル開発技術者の場合 - 覚書を読んで思い出したのですが、セキュリティキャンプなどで、セキュリティに興味のある学生とやり取りをしていて、ソフトウェアエンジニアリングの分野でセキュリティ関連のキャリアが議論されることが少ないと感じました。自分はセキュリティソフトウェアの研究開発に10年以上携わっていることもあり、この職業は低レイヤー技術をセキュリティに活かせる面白い選択肢だと思っているので、紹介してみることにしました。
セキュリティソフトウェアの研究開発では、アンチウイルスやEDRなど、文字通りセキュリティ機能を提供するソフトウェアを研究、開発します。
「研究、開発」と書いたように、この職業には研究と開発の両面があります。
研究は、実現可能性や価値が定かでないアイディアを調査、試験実装する、という仕事がその一部です。例えば、ファイルをディスクに書き込まないマルウェアを検知したいが、どのような技術的選択肢と課題があるかを評価する。実現可能な場合は、開発チームと協働して実装、出荷にこぎつける。あるいは、製品として実装された機能がバイパスされないか調査したり、バイパスされてしまった場合にはその原因を究明したりして、製品を改善するために開発チームと協働する、という場合もあります。
開発は、研究との対比という意味においては、できると判っているアイディアを保守性の高い状態で実現する作業だといえます。保守性の重視は研究との大きな違いで、例えば、研究では、コメントもテストものない書き殴りのコードで十分であっても、開発の工程では、5年後でも改修が必要になるため許容できなかったりします。製品という大きなコードの中での開発であるため、別のチームや利害関係者との連携も、研究の場合よりずっと重要です。例えば、リードのポジションであれば、研究工程で実現可能と分かったアイディアが、既存の機能に統合する形で実装されるべきか否かアーキテクトと議論したり、テスト計画を品質保証のチームと練ったり、プロジェクトのスケジュールを調整したりします。
研究は、既定の手法がなく、闇の中を手探りで進める面があり、最終的に製品レベルにこぎつけずに終わる場合も多いです。判りやすい成果が出ない場合があるので、好き嫌いが別れやすいです。自分は、職業としては研究3,開発7くらいのバランスが好きで、趣味では逆に研究8,開発2くらいになってます。趣味では成果が出ようが出まいが過程が楽しければ満足、という個人的な考え方がこの違いとして出ているようです。
この職業のおいて、低レイヤー技術に明るいことは、ほかの多くのエンジニアができないことができるという付加価値、だと自分は考えています。例えば、特定分野の詳細を知っていることでその分野の研究、開発が効率よくできたり、新しいアイディアが生まれたりします。具体例をいくつか挙げると、OSの仮想メモリー管理に親しみがあれば、プロセスのメモリーを走査してメモリー上のみに存在するマルウェアを検出する機能をより効果的に設計、実装できる。プロセッサーの機能の詳細を知っていれば、CETという新しいプロセッサーにしかないセキュリティ機能を、他のプロセッサー機能を使って疑似的に実現するというアイディアを思いつく。などです。脆弱性の知識や探す技術も、とても価値があります。脆弱性を知らない人と、知っている人では、どちらが脆弱性の少ない設計や実装をできるでしょう。自社の製品の脆弱性を、開発中に発見するのと、テスト・出荷後に発見、改修を加えるのではどちらのコストが少なくて済むでしょう。コンパイラーの知識は検出ロジックを書くための独自言語の開発に、エミュレーターの実装経験はマルウェア解析エンジンの開発に役立ちます。
ただ、低レイヤー技術は付加価値であることに注意してほしいです。
まず前提として、ほかの平均的なエンジニアができることに加えて低レイヤー技術があるべきです。セキュリティソフトウェア開発者の多くは、実はセキュリティや低レイヤーのエキスパートではありません。優秀な開発者であることに加えてこれらを必要条件にしてしまうと、人が雇えなくなってしまうためです。そのため、一般的なエンジニアリングの能力に加えて低レイヤー技術やセキュリティという強みがあると、大多数の開発者ができない(したがらない)ことを任せられる人、と差別化してもらえる可能性が高いです。一方、エンジニアリングに対する素養や意欲なしでは、セキュリティソフトウェアの研究開発職は難しいです。その場合、研究者のほうがあっています。(ちなみに自分は、脆弱性解析とマルウェア解析を専門とする研究職にも各2年ほど就いていました。)
ここからは一般論になりますが、OSに詳しくても、プロセッサーに詳しくても、バグハントが得意でも、それを会社が求める結果を出すために使えなくては意味がありません。会社は、あなたがやりたい仕事をくれません。会社は、会社が必要としている仕事をもってくるだけです。
ではどうやって「会社が必要とする仕事」と「あなたがやりたい仕事」の重複を最大化するか。
まずは、上司にどういう仕事をしたいかを明示的に、繰り返し話しておきます。さらに、能動的に、自分からプロジェクトのアイディアを提案して意欲を示すことも心がけます。あなたの仕事を最終的に選ぶのは上司である以上、上司からの理解は必須です。良い上司(そして良い上司であることを可能する、良い上司の上司)は、必ず、あなたの能力に対する信頼度に応じて、あなたの意向を考慮してくれます。言い換えると、まずはやりたい仕事を主張する前に、与えられた仕事をこなして信頼を得る必要があります。個人的な経験では、これは1年あれば十分で、1年たっても状況に変化がない場合、あなたの仕事ぶりが上司の信頼を得るのに不十分か、あなたがやりたい仕事をうまく伝えられていないか、上司やその上司あるいは会社に問題があるか、あるいはこれらの組み合わせの可能性が高いです。
上記がうまくいかない場合、チームや会社を変えることを検討しましょう。チーム異動はリスクの少ない選択肢です。これも、実現するか否かは、上司からの信頼の程度に大きく依存します。会社を変えるのはリスクが大きいですが、上司やその上司を変えるよりも現実的です。新しい会社でもうまくいかなかったら、また新しい会社を探せばOKです。最終的にあった会社に行きつくか、自分の能力やコミュニケーションに問題があることに気づくと思います。
最後に、「会社が必要とする仕事」と「あなたがやりたい仕事」の重複を追求しないことも視野にいれておきましょう。仕事はあくまでお金のためであって、やりたい仕事のほうが楽しいが必要要件ではない。……という視点を持っておくと、些細なミスマッチで不満をためて、そこそこ良い環境から性急に転職してしまう、という状況を防ぎやすいです。隣の芝生は青い、ということを忘れないように。
セキュリティソフトウェアの研究開発は、セキュリティに深く関わりつつ低レイヤー技術を付加価値として自分を差別化できる面白い職業です。
ところで自分は7年務めた研究開発職を退職しました。おめでとう、ありがとう。これからは、また違う低レイヤー技術+セキュリティの研究開発をしていきます。
真剣な研究者の真剣な研究をふざけたものみたいな感じに表彰する賞だよ
俺まえからあれ見て薄々思ってたんだよな
って
見事にそうなったわな
俺もうバカやハッタショの行動読めるようになってきたわ
時系列表示のベースラインと比較して、Twitterのエンゲージメントベースのアルゴリズムは、感情的で敵対的なコンテンツを増幅し、二極化に寄与する可能性があると研究者は警告している。
さらに、アルゴリズムがユーザーに「見たいもの」を表示するという主張を批判的に検討した結果、ユーザーがアルゴリズムによって選択された政治的ツイートを実際には好んでいないことが発見された。
研究者は、エンゲージメント、ユーザーの表明された好み、および社会政治的結果のバランスをとるコンテンツランキングへのより微妙なアプローチの必要性を強調している。
研究者、大学教員として働きたいし、国益にも関係するから、ポジショントークしてるだけでしょ。誰もどこにも転職できなくて困窮してるとは言ってないし、実際耐えられなくなればGAFAMのどこか行くだろうよ。
研究者辞めようかな。月30万円では家族の生活を支えられない。家族を巻き込んで耐え続けたところで安定した仕事に就けるか分からない。研究者の人生を舐めてるとしか思えない規則や待遇、環境や態度しかない。自分達の世界が異常なことに気づいていない。最近毎日妻と家計や将来のことで喧嘩してる。— 武田 紘樹 (@tomatoha831) September 12, 2023
この投稿に対して「月30万円あれば上等」みたいなリプライしている人たちに補足してもいいですかね...
アカデミアにしがみついている我々は、修士の段階で早々と見切りをつけてGAFAとかに就職して年収数千万円稼ぎ倒す仲間が身近にいるわけですよ...… https://t.co/jYonUnaAMA— Joy Watson Taniguchi (@JoyTaniguchi) September 12, 2023
問題の本質は給与額ではなく、「将来の姿を描けない」こと。例えば給与が30万でも40万でも任期がなければ、キャリアアップ、結婚、出産など将来設計ができる。
お金が人生で最も重要なものだとは思わないけど、安定した収入源がなければ常に崖っぷちで精神的に追い込まれる可能性が極めて高い。 https://t.co/xmqBDQ1SFy— 渡邉究/数学科准教授/YouTube (@Kiwamu_Watanabe) September 13, 2023