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はてなキーワード: アカハラとは

2024-09-04

国立大学 理工系の50代教授日本大学研究力低下について書く

日本の注目論文数が世界13位であった」というニュースが今更ながら読売新聞に載っていたので、日ごろ思っていることを書いてみる

書いているのは 国立大学 理工系 50代 教授

出勤前のただのガス抜き

日本「質の高い」論文数はイランに次ぐ世界13位、過去最低でも文科省研究所「下げ止まりの傾向」…自然科学分野 : 読売新聞 https://www.yomiuri.co.jp/science/20240903-OYT1T50055/

国立大学法人化されてから20年、日本大学における研究力の低下は歯止めがかからない。

研究力低下に対する危機感は、すでに10年以上前から言われていたが、文部科学省は長いことそれを認めなかった。

この記事のような明確なデータがようやく一般に見られるようになって、今になってあれこれ施策を出してきているが、どれもこれも遅きに失している。


大学研究力がここまで低下した理由は、個々の教員能力とかやる気問題ではなくて、完全に政策問題

個々の教員努力でどうにかなるものではないということをはじめに書いておく。


国の研究力は(国内研究者の数)×(研究時間)。あと金さえあれば向上する。

それがこの20年間、研究時間と金の両方が著しく減少している。

大学には金が無い、という話がネット上には溢れているのでここでは、教員研究時間が無いことについて書く。

現状、ほんとうに時間がない。まったくない。

わたしだってゆとりのある時間が確保できるのであれば、こんなところで愚痴を書かずに、ゆっくり腰を据えた研究をしている)


ではなぜ研究時間が減少したか


その原因の1つは明らかに教育改革(笑)」に時間を投入しすぎているから。

この20年間、大学教育改革w、教育改革w、教育改革w、そんなことばかり繰り返してきた。

これは、教育改革しないと文部科学省から予算が降りてこないからだ。

しかし、この教育改革(笑)と言うのは、ひたすらに教員時間を奪う。それによって研究時間は大幅に減った。


学生はおおよそ4年間大学に在籍するだけで卒業していくから、その変化は感じにくいだろうし、すでに卒業後の社会人には今の大学の実情が見えていないだろう。

この教育改革には、学部改組、新規学科開設、ディプロマポリシー明確化カリキュラムマップ整備(笑)シラバスの整備(笑)、成績評価厳格化学生からの不服申し立てへの対処法の整備、成績不振者のサポートリメディアル教育高校の内容の再教育)、海外留学支援インターンシップ支援情報リテラシー科目、データサイエンス科目の整備などなどがある。

反転授業アクティブラーニンググループ活動といった準備負荷の多い科目も増えた。


さら負担を増やしているのが入試改革だ。

一般入試で入ってくる学生はひたすらに減少し、推薦、AC入試、各種特別枠で入学してくる学生が大半を占めるような大学もある。

留学生枠も増え、編入の受入れも増えている。

一般入試を乗り越えていない学生は、基礎学力が怪しく学習習慣が身についていないケースも多い。おのずとサポート負担は増加し(成績の悪い学生は呼び出して面談をしないといけない)、講義レベルも下げざるを得ない。

アカハラパワハラは厳禁である。それようの講習も受けないといけない。学生に寄り添った学生日常生活支援メンタルサポート必要となってくる。

入試多様化入試業務の負荷増大に加え、オープンキャンパス高校訪問パンフレット整備、Webページ整備などの負荷も増やす(これらを教員がやっている)。


では、こういった教育改革によって大学卒業する人材の質は向上したか

おそらく底辺層落ちこぼれ層の救済には一定程度貢献したに違いない。まさに我が国が得意とする、足並みをそろえて仲良く卒業しよう。という理想の実現に近づいているわけである

(それでも、大学教育は手抜きであって学生は遊んでいる、といつになっても非難される)


これは尖った優秀な学生にとっては悲惨である

全体的に講義レベルは下がった。授業への出席が求められるようになった。

初年次には、分野横断総合的な学習が重視され、専門を深く学ぶ機会が先送りされた。

その一方で、早くからインターンに参加し就職活動に取り組むことがあたりまえになった。総じて、深い学びの機会は失われている。


では、大学院はどうか。

大学院の重点化、大学教育の実質化(笑)も、大学教員の負荷を確実に増やした。

修士学生は増加傾向にあるが、残念ながら修士程度の学生即戦力にはならない。

博士学生専任研究員が減少し、修士学生にも教員が手取足取り指導しなければならない。研究成果と言う面においては完全にマイナス生産性だ。

こうやって育てた修士学生博士へ進学してくれればありがたいが、そうはならずに多くは就職してしまう。

ここ数年の博士進学実績は低下基調だ。日本アカデミアは学生にも見限られている。


こういうった状況をスポーツ界に喩えるならば

国内トップクラススポーツ選手に対して、地元中学高校部活の面倒をみるのと同時にオリンピック出場を目指せと言うようなものだ。

ようするに、教育改革に力を入れれば研究力は下がる。

教育研究の両立と言えば響きがいいが、実現は無理なのだ


さて、今後の展望

これから少子化によって18歳人口が減少するため、ますます大学間の競争が激しくなる。一般入試を経ずに入学する学生が増えて学力は低下する。

活路を留学生に求めることになるため、ますます入試システムが複雑になり、学内には英語コース設立が求められる。これは、新しく学科を1つ開設するのと同等の労力(つまり時間)が奪われることになる。

ますます教育時間がとられ、研究時間は奪われる。


しかし、希望もある。

文部科学省財務省)もようやく現状打破の施策を立ち上げ始めた。

博士学生を増やすための支援を増やし、若手教員比率を高め、若手教員研究時間確保のための取り組みを大学に求め始めた。


そう、もはや若手ではない40代後半以降の氷河期世代アカデミアにおいても国の支援範囲外なのである

おそらく10年後には、我々氷河期世代アカデミアの凋落を招いた張本人であると後ろ指指されるであろう。

2024-08-29

anond:20240829155401

法的措置をちらつかせたり、(研究者としては若手とは言え)それなりに地位がある人間企業学会圧力かけるとか、

あれは仲良くしてる人間以外はドン引きな行動だけどな。

特に自分所属している大学のB1に反社反社会的の略だと抗弁したが、反社会的≠反社ヤクザ)と誹謗中傷したの、

完全なパワハラアカハラからアウトなんだけど。

筑波大も組織的にアレだし、それなりに学長に近いとこの所属になってるから不問なんだろうけど。

2024-08-04

アカハラ専門学校の思い出


クリエイター系の専門学校通ってた時の担任は、大手専門職に確実に就職出来る様な人達にはおだててすり寄って我が学校をヨロシクみたいな感じだったけど、

俺含む落ちこぼれ集団達には目も合わせなかったし毎日難癖付けられて怒鳴られてた思い出しかない。今からでも授業料返して欲しい。

俺も数年後に専門職就職して東京ゲームショー出展したんだけど、あいさつ回りに来た担任に目も合わせて貰えなくて本当に小物なんだなあって笑った。プライドだけはいっちょ前、所詮その程度の人間

2024-07-26

anond:20240726182229

ゆうて、米国競争苛烈から日本よりはマシでしょ

質も学生への対応も(アカハラがないと言わない)

2024-07-21

anond:20240720024356

毒の思考とは過去未来の、どうにもできない事柄を考えることだ。それは有害からやめようというだけのこと。考える内容については言及したつもりはない。

その上で付け足すなら、アカハラかどうかおれにはわからないし、アカハラ告発してもどういうわけか勝てないし、どのみちハッピーにはなれない。

ならばのらりくらりかわす考え方を勧めたい、そういう、趣旨だ。

2024-07-20

anond:20240719055922

教員反駁する事=毒の思考

ならば了見が狭いですよ。

世の中、内部の情報告発する人は少なくない。

その為の匿名性。

貴方愚痴ノートに書けと言いたいのだろうがアカハラスレスレの事案を告発することの何が悪ですか?言論弾圧では無いですか?

アカデミックな場における居心地の悪さを指摘する事の何が問題と考えるのでしょうか。

何の影響力すら持たないこの文章の、発言権すら奪うんですか?現実ですら肩身が狭いのに?そうですか、随分自治制に長けてるんですね。

2024-07-04

大学教員をめざすな

給料安い

職場環境最悪

研究費もどんどん削られる

研究どころか教育も十分にできないくら運営業務が爆発

少子化経営難

業界転職も難しい

潰しが効かない

そもそも狭き門過ぎて大学教員になるまでが悲惨すぎる

常勤職になれないと薄給非常勤で重労働なのに最低限の生活すらままならない

職があれば日本中場合によっては世界中どこにでもいかなければならない

学生お客様平身低頭接しないといけない

アカハラパワハラ研究不正認定されるハードルがどんどん下がってる

Xで叩かれまくる

Xで炎上する

ポリコレの嵐に吹き飛ばされて死ぬ

他には?

2024-06-30

anond:20240630022835

文系だけど、今で言うTA学部生に言い寄って騒ぎになったりしてたわ

まだアカハラって言葉一般的じゃなかった時代の話だけど

から見てると理系のほうが女の扱いに慣れてなさすぎるせいか男女関係トラブルは少なかった

2024-06-23

anond:20240623120754

複数の知人がひどいアカハラに遭っていたので、マジで大学教員こえーなって思ってたんだけど、教員立場になってみると、学生さんもまたいろんな人がいるので、

一方の学生からの話だけを鵜呑みにするわけにはいかんなぁという事態にはたびたび遭遇する。

https://x.com/tunatuna_01/status/1804014447041876457


一般論としてはそのとおりだろうとは思うけど

疑惑先生の知人の女性教員からこういう発言が出てくるとバイアスを感じるよなあ



神山君が鍵かけたの、2017年8月なんだよね、今見たら。そのときちょっとツイッター関連でトラブって家族心配かけたって言ってて、

そのとき私も彼もアメリカにいて、大変そうだなぁって思った記憶がある。私は今回初めてDM問題知ったけど、この時のことなのかも?

https://x.com/tunatuna_01/status/1804307869111927088

ちなみにあのDM、信じるか信じないかと言われたら私は信じないなぁ。。。

友人だからというのはあるかもしれない。

だが、女子大で教えてる夫を持つ身としても今回のことはかなり私に衝撃を与えたことは確か。

https://x.com/tunatuna_01/status/1804309037464588351


2017年ツイッタートラブルについては内容は判らないが鍵垢にしていたと傍証を与えてくれてる

そしてDM内容は信じないというバイアス

と夫は女子大教員との追加情報

マジで大学教員こえーなって思わざるをえない

2024-06-20

anond:20240619092322

原罪先生原罪


一時期女子高生セクハラDMを送りまくっており、その件がバレて一時アカウントを消してた件について情報求む

https://x.com/akihiro_koyama/status/1803069041474482242

2017年7月中旬頃(原罪先生ワシントン大学大学院時代)に東大界隈で話題になってたのはマジとのタレコミ、異様にフォロワーから慰められてる様子も

https://x.com/akihiro_koyama/status/1803076581709279308

原罪先生現在お茶大2019助教2023年講師

研究室特定女子学生とあからさまに不適切に親密な関係を示す

学会行きの飛行機で他の学生と別便で2人で行く、2人のホテルは他の学生と別など

https://x.com/akihiro_koyama/status/1803389847337574728

研究室学生の間では女子高生へのセクハラDMの件も知られており

DMの「ちゅうしたいしえっちしたい(泣)」を元ネタにした「ちゅえ(泣)」というあだなも

https://x.com/akihiro_koyama/status/1803371165555237260

学生との距離感や扱いの差で毎年のようにトラブル、昨年はハラスメント相談も行われたがなあなあに

https://x.com/akihiro_koyama/status/1803091241309175881

昨年アカハラ告発学生対立などがあったため同学年40人の学生の中では知れ渡っている

https://x.com/akihiro_koyama/status/1803105650035306589

学内ハラスメント相談室も相談室の専門家真摯に向き合ってくれる時と

専門でない学内先生担当する回とで当たり外れがあり

学内先生場合もみ消しに走りがちで大学側の対応にも疑問が持たれる事態

https://x.com/akihiro_koyama/status/1803384009894011095


という一連で複数告発が狂い手氏のところに集まっているわけですが

もしもこれらの告発が本当だとしたら(予防線)ゆゆしき問題だと思います

2024-06-19

anond:20240619092322

原罪おじさんの話が飛び火して

お茶の水女子大原罪おじさんのアカハラ揉み消しされたって告発DMが届く始末になっててワロタ

小山(狂)@akihiro_koyama

ついに神山研のアカハラについてハラスメント相談室に問い合わせたご本人から証言DM頂いたんですが、他の多くの方も証言しているようにお茶大内部にアカハラセクハラ告発握りつぶす文化があるようで、これ神山翼の個人的問題として切り捨てるの無理ではという気持ちになってる。

https://x.com/akihiro_koyama/status/1803384009894011095

2024-06-04

朝ドラ主人公の声が精神的苦痛を与えてきた女教師そっくりでつらい

母親が見ているテレビから聞こえてくる)

役者名前も顔も素の声も知らないけど、声張って喋ってるところの声がすごく似てる

パワハラ教師って書こうとしたけど学校だとアカハラなんか?言葉が多いわ

2024-05-26

anond:20240524223357

教授に言われた内容で十分にアカハラ判定されると思うので、時系列で整理して所属大学のしかるべき部署に行ってください。

教授と闘って勝とうと思うと、なかなか難しいかもしれませんが、研究室の変更だったら普通はやってくれると思います

早めに研究室を変えるのがベターだと思います

それと、追記を読みました。

教授の年齢は分かりませんが、昔は確かに大学進学率も今より低い上に、大学院まで進むのはごく少数だった時代があります

そういう時代を生き残って大学教授になるということは能力も自信も人並み外れたもの要求された、みたいなところはあるかもしれません。

そう言う教授が、自分学生自分がやったのと同じようなハード努力と才能を要求しがちである、と言うことはあります

しかし、ここ20年は大学院も大衆化してきており、50%が大学に進学し、そのなかで理工系に限れば4割近く、全体でも1割強が大学院に進学する時代です。

ついでに言うと、政府はそれでも「国際競争を考えれば、近い将来に高度人材が足らなくなる」と悲鳴をあげているわけです。

20世紀前半に活躍した科学者科学論者であったJ.D.バナールは、いずれ働く人の3割が何らかの意味科学者になると予言しました。荒唐無稽に感じるかもしれませんが、例えば「コンピューターを扱える」と言うのもバナールの時代を考えれば一種科学者と見えるかもしれず、そんなに無茶なことでは無いのかもしれません)

こうした時代において「スーパーマン」だけを合格させては到底、大学に期待された役割を果たせませんし、合格させた以上はそれなりの経験なりスキルなりを身につけて社会に送り出す義務が、大学側にあるわけです。

学費を払ったお客さんだから」とふんぞり帰って何かを与えられるのを待つと言うのも違うと思いますが、能力を悲観して要求すべきものを諦めてしまうのはもっと違うと思います

せっかく、若い時期を何年か費やし、(多分)それなりの学費も払うわけですからもっと自信を持って大学有効活用することを考えてよろしいかと思います

アカハラ彰晃

しょーこー、しょーこー、しょこしょこしょーこー、アーカーハーラーしょーこー♪

日本アカハラのない大学なんてなさそうよな

アメリカ大学寄付しちゃえ

気分いいぞ

寄付しない奴の言葉はショボい

東大にすら寄付しない奴が何か言ってるだけ

パチンコ屋に吸われてる方が楽しい人たちでしょう

anond:20240526010152

文系のことは知らんけど、自分のいた研究室毎日来るのが当たり前の情報系だったので、そことは大いに違うな。

「これでは修士に値しない」と卒業できなかった

個人的感覚だと、研究室が課している出席のルールを満たしていてこれはちょっとあり得ない。

過去卒論をそんな理由で失敗していた学生なら見たことはある。

学部3年のころ、先輩方の卒論発表会を傍聴してたんだけど、

一つ下の学年の自分から見てもヤバいと思うような発表内容で、回覧に出されていた卒論ほとんど何も書いてない感じのだった。

後で聞いた話だと、その発表をした学生ほとんど研究室に来ていなかったらしい。

...まあ、こういう状況で「これでは修士に値しない」はわかるけれど、それなりに研究室に来ているのにそれをもらうのははっきり言ってブラック研究室

実際に見たことはないんだけれど、自分のいた学部にかつて卒論発表会で自分学生パワハラを始める人がいたらしくて、

その研究室に行くとヤバいってことが知られているところがあったな。

今でいうAIのような流行ものテーマを扱っている研究室だったので、憧れだけで研究室を選んで地獄を見る場所だったらしい。

文系大学院常識は知らんけど、自分感覚だと修了率50%は相当ヤバいと思う。

ゼミ以外の時間は(研究質問に)来ないでね。

この研究室論文を書く場合って、指導教官はauthorに入りますか?

ゼミ指導をしたと言えば言えるのかもしれないけれど、文系研究室はえらく気が長いんですね。

月1程度(1回1.5時間ほど)以外は研究について話すのNGなんですよね。

研究を進めるうえで研究室特殊機械を借りたり、先生の人脈を使ったりしてますか?

自分感覚だと、その程度の相談時間で、研究室リソースも使わないとなると、指導教官をauthorに入れていいのか怪しいレベルだと思うんだけど。

ちなみに、自分のいたところは毎日指導教官テーマについて話してました。

論文を書くときは構想から相談して、添削もしてもらってました。

増田君が言いたいことはこういうことでしょ」と先生が書き直したことも時々あったので、ぶっちぎりでauthor感があった。

ゼミでのご助言が抽象的すぎる

これが1カ月に1回。ほんとに研究室の進捗がslowなんだな。

そして、シン・仮面ライダーメイキング(NHK制作ドキュメンタリー見てくれ)よりもひどい世界だ。

早いフィードバックで何度も回すのが自分の周りだと普通なので。

もちろん、先生に毎回確認するのは気が引けるので博士などの人が先生質問をするときに一緒に居たりして、一緒に先生の話を聞いて意図を組んで、その人と壁打ちをすることが大半だと思うけど。それでもって、その博士の人もauthorに含まれる。話しているうちに博士の人のアイディアが入ることもあるし。

私たちに聞かれても、知識がないからわからない。私たちを頼りにしないで」

別に正直でいいと思うんだけれど、先生の知り合いでその分野に明るい人を紹介してもらって共同研究できないんだろうかとかは考える。

ヒステリックになっていると言われる

先生同意ちゃうかな。

先生方は現状をどのようにお考えなのですか」の回答はそんなに問題があるとは思えない。

「お考えですか」だからね。

大学としてこの修了率は普通ことなのか、普通じゃないのか?みたいなところからだな。普通のことだったら、それ以上の会話はないよ。

普通じゃなかったら改善案についての話になるけれど、普通のことだったら改善などないからね。

正直、元増田お気持ち表明以上の意味がある質問には見えない。

納得いかない感情をぶつけられても困るだろうなと。

修了率が高い研究室に移れないかを考えてもいいとは思うけれど。

計画性がないと言われる

ここまで読んでいて思うのは先生には学生を育てる動機づけがないってことかな。

先生問題というよりも、大学やその業界問題のような気がしてならない。

うちの分野だと自身研究成果はさておき、育てた学生(特に博士)の数や研究評価対象になるので、下を育てることにそれなりの動機付けがある。

多分、指導能力がない(学生を育ててない)人はテニュアトラックに乗れないんじゃないかなと。

あと、先のところでも書いたけれど、もしかして元増田の通っている大学院別に修了しない学生が多くても構わないって思ってない?

自分のいたところはその分野の人材を育てるという意味合いもそれなりにあったのか、修了率はかなり高めだったと思う。中途で消えた人は見たことない。

でも、修了率50%でなんとも思わないというのは研究室どころか、その専攻科がそれを良しとしているとしか思えない。

休みメールすると怒られる

え?先生って定形勤務なの?てっきり裁量労働なのかと思ってた。

働きたかったら何時間でも働いていいけれど、働きたくなかったら別に何もしないでもokみたいな。

ふんわり定時みたいなのがあったほうが自分学生も働きやすいからそういうのをやっているだけかと思ってた。

前述のとおり、先生には学生を育てる動機づけがないと思う。

でも、この書類GW直後に見てもらうのだと間に合わなかったんだろうかとも思ったりする。

先生だって休みの日を休みの日として過ごす時間必要だと思うので。

家族サービス中にちらちらとメールチェックをするのはokですか?ngですか?

旅行に行けるような休みは、去年の年末からありません。

これは理系だと普通という認識

ちょっと研究室にいた時間と自宅にいた時間かぶってて、なんかおかしいので時間帯はわからんけど、

理系だと追い込みの時期に研究室に住んでいるみたいな人は普通にいる。

ま、事実上研究室に住んでいるような人生研究に捧げた先生なんかもいるらしいしね。

学位論文書いてた時は研究室から徒歩数分のソバ屋で年越しそば喰って、正月研究室にいたけれど...

大学院はこんなものですか?やっぱりおかしい?

研究に費やす時間についてはこんなものだと思う。修了できなかったら死ぬみたいな気持ちでやってたのは事実で、文字通り命を削って学生してた。

親はモラトリアム楽しんで遊びに行っていると思っていたようで、恥ずかしいからと親戚の集まりに来ないように仕向けられてた。

就職して思ったけれど、仕事の方が大学院行くよりも楽だな。

労働基準法で守られているし、学位を取れなかったら死ぬみたいな謎な緊張感もないしね。

でも、指導教官対応はなんかおかしいと思う。そもそも学生を育てようとか卒業させようとかい意思を全く感じない。

でも、それは個人問題というよりもシステム問題なのかもしれないとも思う。

もし、増田の分野が人を育てることを重視していないなら、それは業界問題であって個人問題ではないし、

そこは手厚い育成を求める人たちが行ってはいけない分野なんだと思う。

アカハラで(学校以外で)駆け込むとしたら、どこ?

法テラス

普通に考えると、この手のトラブル弁護士に話す案件かなーと思った。他の人の状況や客観的証言を集めたかったら探偵も使うのかもしれないけど。

anond:20240524223357

今時こんなことをする大学があるんだって思うくらいのパワハラぶりですね。

20年位前に大学院生をしていた時は指導教官(いや、あの時は独立法人化たか指導教員?)がアカハラパワハラにならないかとかなり気を使い始めたのは覚えてる。

増田が言われたということを録音して出るところに持って行ったら一発でアカハラ認定されそうな話なので、ぜひちゃんと記録にとってほしいなって思った。

日記でも証拠になるらしいので、日付やその日あった出来事などを含めた日記を書いてもいいかもしれない。

見せる義務がないなら研究ノートの端にやられたアカハラメモって言ってもいいのかもしれない。

...とはいえ、実際に自分がやられたらそんなに冷静にできるものでもないか

ワイも新入社員のころ上司や先輩からパワハラされてたんだけど、誰にどうやってそれを訴えていいのか全く分かってなかった。

部署の人も自分パワハラされているのはわかっていたと思うんだけれど、当たり前みたいになってたから、誰も何も言わなかった。

しろ、よくいじめ傍観者加害者ですというけれど、まさにそれだなって思う。

どこの組織ハラスメント防止を謳ってはいるけれど、それをどれだけ信じていいのかってのもあるな。

命があれば別に何とでも生きていけるから、とりあえず生きろよ

アカハラを受けて指導者を変えた人間からアドバイス

指導者を変えよう

これからセミナー研究会の発表を本気で聞いて良い人を探すといい

休憩時間や懇親会を利用して発表者に近づいて「あなたの発表面白かったです」といっていろいろ質問しよう

良い人が見つかったら「あなた研究に興奮しました!わたしにも研究させてください!」とアプローチしよう

たぶん、書類上の籍は今の大学に残したままそちらの研究室に受け入れてくれると思う

アカハラ無関係にそうやって研究室を移る人は大勢いる

 

一流の研究室ほど教授たちの移動は早いし、一年のうちの殆ど外国で過ごすから書類上の指導教官実質的指導者はみんなバラバラ

学生の方も教授について ●大→ワシントン大→R研 みたいな移動の仕方をする人もいれば

日本に残っていろんな人と共同研究している学生もいて経歴もルーツもみんなめちゃくちゃだよ

あなたも好きな指導者を選ぶと良い。選ぶのはあなたの方だよ

  

共同利用機関研究開発法人みたいなところも学生受け入れをしているのでとにかく声かけてみよう。

すごいパターンだと研究所長と共同研究した学生もいるよ!やってみれば意外となんとかなるよ!さあ冒険だ!

 

図太く行こう

研究者として生き残るのに必要ものってなんだと思う?

頭の良さや情報収集能力流行に乗り危ない時には身を引く要領の良さ、研究者としての信頼。それから運も重要だけど

一番必要なのはメンタルのタフさではないか最近思うよ

   

無知に引け目を感じなくて良い

馬鹿にされることを恐れずどんどん質問しよう。読むべき教科書論文を教えてもらおう。

知らないことは片っぱしから吸収していくと良い

馬鹿にしてくる人は気にしなくて良い。うさぎと亀の兎みたいなものだ。サラッと追い抜けるよ

怖いのは利口な兎のほうだね。彼らは亀を気にしない。自分より上の人だけを見ている。あなたも利口な兎を目指すとよい。

 

M1ゼミについて

よくあるダメパターン

みたいなかんじかな

 

あなた教授になって大学院生に講義をするつもりで発表すると良いよ

まずはそのチャプターの目的とあらすじをサラッと解説しよう。常に議論道筋を見失わず今どこにいるのかがわかるように声かけをしたり、途中で簡単ここまでのまとめを挟むとわかりやすいよ。

単純な式変形は適宜省略して、でも聞かれた時にはサラッと示せるようにしておこう。

 

もし理解できない箇所があるなら暇そうなポスドク質問して回るか同期と議論しよう。教科書1冊で満足しないで名著や重要論文は片っぱしから読んでおこう。

 

余談

ちなみに私も昔パワハラを受けたことがあって指導者を変えているんだ

最初に私の指導に当たった人はちょっと問題がある人でね。嫌がらせをされて困っていた。

そんな頃すごい論文を読んだ。それは革新的研究で新しい学術領域を作り出すものだった。その論文の著者は天才と呼ばれている人でね。名前をAさんとしようか。

Aさんは当時1人も学生を持っていなかった。噂では彼の認めた天才しか取らないのだという。

  

「この研究がどうしてもしたいです!どうか指導してください」と私はAさんの部屋に突撃していった。(注:アポを取りましょう)

パワハラを受け後が無い私に怖いものはなかった。やけっぱちとも言う。認められなければ辞める気だった。

Aさんはちょっと驚いていたけれど後日改めて呼び出された。

今の研究の状況や元の指導者との関係を聞かれたので淡々説明をすると

「それは私の方から話をつけたほうが良いねあなたは口裏を合わせてね」と言われた。1週間も経たずに新しい刺激的な研究が始まった。

天才議論ができるのは本当に素晴らしい経験だった。Aさんの生き方や考え方は研究だけではなく私の人生全てに影響を与えた。大学院の日々は私の人生で最も楽しく輝かしい日々だ。自分で言うのも恥ずかしいけどとても良い研究成果も残せた。本当にAさんと出会えてよかった。心から尊敬している。

  

後日例の噂の話をしたらAさんは笑っていた「そんな話初耳だ」と。

何のことはない、学生勝手に恐れ誰もAさんに指導を申し出なかっただけなのだった



anond:20240524223357

 

 

[追記] ポスドクと仲良くなろう

重要なことを書き忘れた。ポスドクと仲良くなろう!

ポスドク情報通だ。学生を育てるのが上手い人は誰なのか、研究環境が良いのはどこかをよく知っている。

特にアカハラをするような奴は悪い意味業界有名人だ。ポスドク絶対知っているはずだ。

とはいえシラフだと教えてくれないので飲み会を利用しよう

(※必ず複数人から聞こう。M1に嘘を吹き込む悪い人もいるからね)

  

ポスドクと仲良くなる方法を教える。研究を褒めよう!

研究を褒められて嬉しくない奴はいない。

「さっきの発表面白かったです!AをBで解決するなんてよく思いつきましたね」「ひょっとしてこの研究はXに利用できますか?」

目をキラキラさせて研究を語るあなたの周りに人は集まるようになるだろう。人が集まるということは情報が集まるということだ。それは研究者として有利なことなんだよ

 

 

ブコメ

心が弱ってる線の細い人に「図太くいけ」というのは草

 

ありがとう。私も最初心配していたんだけど元増田追記を見て大丈夫そうだと判断した。

一晩で前向きになっているところを見るに元々タフな子なのだろう。ぬるま湯を捨ててあえてチャレンジングな環境に身を投じる所も優秀な子の特徴だ。

ここからは私の予想だけれども、元増田の内容を見るに地方から上京してきた子なのではないか

経験上、遠くから来た子は5月連休くらいで高熱を出してダウンすることが多い。地方東京では人間関係距離感が違うし新しい生活最初は大変だ。

張り詰めた心の糸がぷつりと切れるのが5月なのかもしれない。

5月の終わりというのはちょっと時期が遅いけれど、それだけ元増田ガッツがある子なのだろう。

経験上辛いのは最初の3ヶ月くらいだよ。1年を過ぎる頃には増田に書き込んだことも忘れて楽しく研究しているのではないかな。

anond:20240524223357

理系大学院じゃなくて文系学部の方の事務派遣職員だけど。

大学って場所では、変な先生には本当に常識が通じないんだよね。

人としてそんなこと言っちゃダメでしょ? とか、我々事務職に対する無理難題とかもないわけじゃない。

先生方は自分研究が最優先なのは分かるんだけど、社会大学ルールを逸脱するようなのはいかがなものかと思う。そこまで無茶を言う人はそこまで多くはないけど、いらっしゃるんだよな……これが。そういう先生には派遣じゃなくて大学職員さんが直接対応してくれたりしているけど、こんな人が教授やってたりするんだ……って最初の頃はマジでビビった。

文系学部ですらそんな状況なんだから理系の院で研究室でとなると、先生絶対的権力者みたいになっているんじゃないかと思う。

から読む分には増田の事例は、アカハラしか思えないよ。

一般社会ではそんなになんでもかんでもできなきゃ生きていけない……とかはないからね? もちろん、それなりの能力はあった方が有利ではあるけど、その程度だと思う。無能死ぬしかないとか生きていけないとか、そこまでじゃない。

大学当局としても、学生さんが無茶をやらされているとしたら見過ごせないはずだから(そこは学部も院もないと思うよ)、なんとか、学生相談室とかにつながって欲しいな。研究が忙しいなら、例えばメール相談とか受け付けてないかな?

ウチの大学学生相談室ではZoom面談もやっているみたいだった。そういうこともあると思うので。

研究室の中のことは大学当局からは残念ながら見えづらい。声をあげてもらった方が大学としても助かると思う。この先、院を続けるにせよ、やめるにせよ、大学側への相談はした方が良いと思うよ。

学生さん人格をふみにじるようなことは、教授だろうと誰だろうと、人として言ってはいけない! 言ったとしたらそれはおかしな人だよ。

anond:20240524223357

あなた(のような能力が低い人間)がこの場に存在していいのは学生から社会では無言で呆れられ人々は静かに離れていく。

めちゃくちゃブーメランワロタ そんなこと言っててもクビにならない世界で生きてる教員羨ましいなぁ!

元増田無能でもなんでもない、価値観が合わなかった(喜んで休みなく働く人っているよな……)のと、アカハラカス教員にあたっただけ。

死ぬくらいならやめていい。もったいない(これは親御さんにとってじゃなくて、元増田努力無駄になってしまうこと)けど、ほんとうに理不尽だけど、元増田が楽しく生きるのが一番大事からそれでも全然いい。

できたらアカハラでなんとか自分立場を守りつつ相手を崩せたらいいけど、これもまた体力がいるし、できたらでいい。

とにかく幸せになれ。「自分が」幸せになるための行動をしろ。心が弱っているとそういうことを考えるのが本当に大変で理不尽元増田が悪いんじゃなくてアカハラ教員等々が悪いんだから)だけど、どうか幸せになってくれ。

なんか痛いテンションでごめん!

2024-05-25

anond:20240524223357

自分研究室がつらすぎて大学院中退した


当時自分が置かれていた状況とあまりにも似ていて、読んでて胸が痛くなった。

元増田を読んでたら居ても立っても居られなくなったので自分経験を書こうと思う。

増田の今後の人生の助けになればと思う。


自分10年ほど前、某国理系単科大学とある実験研究室所属する院生だった。自分もその分野の研究に興味があって研究室に入ったのだけど、指導教員問題のある人だった。元増田教員と同じように学生に対して「こんなんじゃ社会に出たとしてもやっていけない」と発言したり、お盆にも実家帰省させず実験をするように学生強要したりと、まさにアカハラ教員だった。でも多分元増田指導教員の方がもっと酷い。当然自分含め学生たちは毎日深夜まで研究室で過ごしていたし、休日大学に通うのが当たり前だった。


そんな状況の中過ごしていた自分は無事大学院入学半年ほどでメンタルを崩し、次第に自殺の二文字が頭にチラつくようになった。今となっては何であんなことで深く落ち込み悩んでいたのだろうと思うけど、社会に出て働いたことの無い人間が、自分より社会経験のありそうな人から「お前は社会に出ても使えない」と言われ続けられれば、そうなってしまうのも仕方ないよなと感じる。かくして自分メンタルは順調に蝕まれ、結局朝、布団から起き上がれない状態までいってしまった。


そんな自分を救ってくれたのは旧Twitterだった。学生の頃の自分ツイ廃で、メンタルがやられていたのもあってぼーっとタイムラインを眺めることが多かった。インターネットはいろいろな人がいて、自分と同じように過酷研究室で過ごす人の愚痴だったり、そういう研究室で過ごしていた人の体験談などが書き込まれていた。特に自分の目を引いたのが大学院中退して就職したという経験書き込みで、そこに書かれていた「社会では案外なんとかやっていける」といった文章自分の道が開けた。というかあの頃の自分は藁にも縋る思いで、あの地獄のような環境から抜け出せるのならばなんでも良かった。


大学院を辞めて就活しようと決心した次の日、両親にそのことを相談した。いきなり辞めるのではリスクが大きすぎるということになり、1年間大学院を休学することにした。学生課に休学届を提出し、指導教員今日から研究室に行かないという旨のメールを出した日のことは今でも忘れられない。平日の真っ昼間に大学の外をふらついているという現実が信じられなくて、自分自由になったんだという実感がなかなか得られなかった。それから1週間くらいは家でゲームをしたり、都内観光したり、目一杯遊んで気分をリフレッシュした後、就活モードに切り替えた。


大学院を休学する前から就活ターゲットは決まっていた。公務員である公務員就活新卒であるかどうかが関係なく、年齢の条件と公務員試験クリアすれば採用される。自分みたいな人生のレールを脱線しかけていた人間にもリカバリ可能である。そして自分試験に受かるために半年間ひたすら勉強した。1日何時間勉強するのは大変だったけど、研究室に閉じ込められて夜遅くまで過ごしていた時と比べれば屁でもなかった。そして最終的には某地方自治体試験合格し、内定いただき大学院には休学期間終了後に退学届を出した。今も同じ職場で働いているけど、メンタルよわよわでどんくさい自覚がある自分でも仕事は続けられてる。


長々と自分語りをしてしまったけど、伝えたいことは、あなた人生はこんなところで終わらせるべきではないということ。

あなたはまだ本格的に社会に出て仕事をした経験がないから、指導教員の言うことだけが正しいと思っているのかもしれないけど、結局その人もn=1にすぎない。

普通組織は、あなたあなた指導教員が考えているほど厳しくない。

しろ大学教員の方が人生ほとんどをアカデミック世界で過ごしている訳で、そっちの方が「社会を知らない」のではと思う。

人生、辛いことがあったら落ち着くまで休んでもいいし、なんなら逃げ出しても構わないと思う。


自分大学院中退から就職公務員)を選んだけど公務員仕事内容は相当ブラック。それでもブラック研究室よりはマシだし、同僚や上司に恵まれれば(自分は運よく良い人たちに巡り合うことができた)やりがいを持って仕事をできる。多分これは民間企業就職したとしても同じだと思う。

ただし中退もいいことばかりでは無い。大学院中退したという事実は、周りは気にしないと言ってくれるけど、自分就職後も長い期間負い目に感じていた。ある決断を下す前には慎重に考える必要があると思う。


元増田人生元増田が決めるしかないのだけど、最悪の決断を下さないことだけを切に願う。

anond:20240524223357

大学教員だけどそのラボヤバイので早く辞めたほうが。。(ついていける人は成果出るんだろうけど、人を選ぶ)

あとアカハラ訴えても訴えが通るまでにはかなり時間がかかるので、さっさと逃げた方が良い。

なんで大学院研究室なんていうレベル猿山ボスみたいに君臨するアカハラ教授なんてもの存在してしまうんだろう

どうせ世の中的には大した爪痕も残さず、ハラスメントされた学生に恨まれながら、しばらく後には忘れ去られて干からびて死んでしま運命なのに

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