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2017-12-04

ネット話題新聞記事にするのでもこれほどの差がつく

産経新聞とある記事から

 ファミリーマートが新商品として鳴り物入りで発売した「忖度弁当」が全く売れない、とファミリーマート関係者と思われる書き込みツイッター投稿され、話題になっている

 2日未明、「天探女スリ」との投稿名で「忖度弁当全く売れねーじゃねーか。ばかああああああああああか!!!!!今日の分、全部廃棄処分だぞ。クソがあああああああ!!!ファミマ店員魂の叫びだ、バカやろぉぉぉぉぉおおおおお!!!!!!

 ていうか案の定だよ!!!!!!!!!!!

 売れるわきゃねーだろ。800円もすりゃよぉおおおお!!!!」と!を多用した書き込みがあった

 また「一応食ったよ、忖度弁当。800円の価値があるかって聞かれたら俺、舌が貧乏からうーんってなっちゃうけど、まぁ美味しかったよ。でも特別な日でも何でもないのにコンビニバカに高い弁当なんか買う気は起きないね」との書き込みもあった

 一部のネットメディアでこうした投稿が取り上げられ、NETGEEKでは忖度というネガティブワードマイナスイメージを誘う上、値段が高すぎる」と分析

 「滋賀県店長です。2日で13個中12個廃棄」との具体的な書き込みもあり、事態はなかなか深刻なようだ

 「忖度弁当」は正式名称は「忖度御膳」。1日から数量限定で予約を受け付け中で、ファミリーマートのほか、サークルK、サンクスでも取り扱っている。キンメダイノドグロあんかけさつまいも豚肉炒めなどを使い、税込み798円。「忖度」は「他人気持ち推し量ること」の意で、本来は良い意味にも使うが、今年は森友、加計学園問題めぐりネガティブ意味で用いられたことで人の耳に入ったこともマイナスに働いた可能性もある。また、PRチラシなどの中でもわいろの授受をうかがわせるような写真が添えられていて、イメージが悪いのでは、という意見ツイッター上にはある。(WEB編集チーム

鳴り物入りファミマの「忖度弁当」 「2日で13個中12個廃棄」「売れるわきゃねーだろ」店員から?悲痛な声も(産経ニュース17.12.3)

http://www.sankei.com/life/news/171203/lif1712030048-n1.html

ちょっと前にみた朝日新聞記事

東京秋葉原茨城県つくば市の間で「つくばエクスプレス(TX)」を運行する会社が、電車を定刻より20秒早く出発させたとして謝った。海外メディアは「遅れや運休でもないのに……」と驚く。「20秒」の差は謝るべきなのか。

 ■「9時44分」だけど

 「定刻9時44分40秒のところ、発車時刻を十分に確認しないまま、9時44分20秒に発車してしまいました。大変ご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」。つくばエクスプレス運行する首都圏新都市鉄道ホームページに14日、こんな謝罪文が載った。この日、秋葉原守谷行きの普通列車南流山駅千葉県流山市)を定刻より20秒早く出発していた。乗務員に「基本動作を徹底するよう指導した」という。

 ただ同社によると、駅の時刻表には「44分」としか記されておらず、4分後には後続の電車が来ることになっていた。乗客からの苦情もなかったという。同社広報は「発車を知らせる駅の放送が発車後に流れてしまった。謝罪は当社の基準に基づいており、今後も同様の対応をする」。昨年6月にも、北千住駅で30秒早く出発した際におわびを出したという。

 ■時間厳守悲劇も」

 これが英語ネットニュースで報じられると「(日常的に遅れる)ニューヨーク地下鉄なら、謝罪のためだけに職員必要だ」とツイッターなどで話題英紙ガーディアンは、日本鉄道の正確さは素晴らしいとしたうえで、「時間厳守悲劇を生んだこともある」として、107人が死亡した2005年のJR宝塚線脱線事故で、運転士が約1分半の遅れを取り戻そうとしていたことが一因とされていることに触れた。

 日本鉄道史に詳しい原武史放送教授日本政治思想史)は、日本ダイヤ厳守の習慣は、天皇が乗る「お召し列車」に源流があると指摘する。「1928(昭和3)年に天皇京都へ行った際、30秒単位特別ダイヤが組まれ、ほぼ正確に運行されたと言われている」という。原さんは「TXは他社との乗り入れがないため、ダイヤシンプルで乱れにくい。それゆえ、少しの狂いにも過剰に反応しているのかも知れない」ともみている。

 とはいえ、今回の謝罪を「ダイヤは秒単位で作っていても、客にとっては同じ『9時44分』。いちいち公表する必要があるのか」と原さんは言う。鉄道会社の横並び意識も感じるといい、「他社が少しのダイヤの乱れでも謝るので、自分たちも、と儀礼的に謝っている面もあるのではないか」と話す。

 ■先回りで謝る企業

 米紙ニューヨーク・タイムズ記事で、過剰に謝る日本企業文化が背景にあると指摘した。日本社会を「世間」という切り口で研究する佐藤直樹九州工業大名教授刑事法学は「日本では場の空気を壊さずに円滑にものを進めるため、『とりあえず謝る』習慣がある。企業も同じで、苦情やネットでの炎上を恐れ、先回りして謝ることが当たり前になっている」。ここ20年ほど、小さなことでもクレームを入れる風潮が強まり企業の謝り方がどんどん過剰になっていると感じるという。

 佐藤さんは「20秒早く出発して謝るなんてやっぱりおかしい。消費者自身も、普段から要求が行きすぎていないか、考え直す必要があるのではないか」と話す。

 (仲村和代、田玉恵美)

ニュースQ3)電車が20秒早く発車して謝罪、驚く海外朝日1711・21)

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13237425.html


ネットの噂を記事にしてもきちんと話題当事者コメントを取り、また記者問題関心に合わせた専門家コメントをとっている朝日新聞記事に対してツイッターnetgeek(!)の言っていることをただただそのまま垂れ流すだけという忖度弁当記事。おそらくはその記事を再びまとめサイトが、新聞に載ったとして記事にするという連鎖関係なのだろう。産経でこの程度の記事が出たのは一度や二度ではないはずだが、ファミマへの電話取材の労もとらないようなら「新聞」の看板を下ろすべきなのでは?

2014-04-26

円城塔本の雑誌の連載「書籍化までn光年」で取り上げた本のリスト

http://anond.hatelabo.jp/20140421200127

書籍化まで7光年 (2009年)

  1. アンドルー・クルミー 『ミスター・ミー』    「『ミスター・ミー』とドップラー効果恋愛小説
  2. ポール・オースター 『幻影の書』    「オースター百%の『幻影の書』と本のスカート
  3. ピエールバイヤール 『読んでいない本について堂々と語る方法』    「読んでいない本を語る方法と「特性のない本」」
  4. ジョン・クロウリーエンジンサマー』    「言葉の"ずれ"と物騒な本」
  5. 浅暮三文ぽんこつ喜劇』    「ひよこサクラ実験小説
  6. シュボーンロバーツ 『多面体と宇宙の謎に迫った幾何学者』    「迷走と眩惑の理学タイトルの謎」
  7. David Flanagan 『プログラミング言語 Ruby』    「プログラミング言語小説屋」
  8. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「超絶馬鹿技巧小説『麗しのオルタンス』に隠された秘密
  9. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「数と音楽の秩序で作られた希代の小説
  10. ヒュー・ケナー 『機械という名の詩神』    「文学テクノロジー作家関係
  11. チャールズ・ストロス 『アッチェレランド』    「全編ボケ倒しのすごい奴」
  12. 多和田葉子ボルドーの義兄』    「『ボルドーの義兄』謎の276文字を追う」

書籍化まで6光年 (2010年)

  1. パウル・クレー新版 クレー日記』    「小説のような日記日記のような小説
  2. 中野美代子ザナドゥーへの道』    「多幸感に満ちた文字の連なり」
  3. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「『麗しのオルタンス』ジャック・ルーボーに直撃質問!」
  4. ミロラド・パヴィッチ 『帝都最後の恋』    「タロットにしたがって読むパヴィッチの本」
  5. ダンガードナーリスクあなたは騙される』    「現実小説よりハッピーなのだ!」
  6. ティーヴ・トルツ 『ぼくを創るすべての要素のほんの一部 』    「長い小説が書けない理由!?」
  7. 大野克嗣 『非線形世界』    「単純素朴なのになぜか伝わらない本」
  8. ジル・プライスバートデービス 『忘れられない脳』    「ジル・プライス忘却のない人生
  9. クラーク・アシュトン・スミス 『ゾティーク幻妖怪異譚』    「「そういう人」スミスが好き」
  10. スタニスワフ・レム 『泰平ヨンの航星日記』    「レムの欠番を埋めるのは」
  11. エミーリ・ロサーレスまぼろし王都』    「見えないものが見える瞬間」
  12. イヴィッド・レヴィット 『数式に憑かれたインド数学者』    「稀代の数学者架空伝記」

書籍化まで5光年 (2011年)

  1. ブノワ・デュトゥールトゥル 『幼女煙草』    「不穏さに満ち満ちた『幼女煙草』」
  2. スマイル・カダレ 『死者の軍隊将軍』    「不思議な国アルバニア戦争小説
  3. 高橋陽一郎 『変化をとらえる』    「数学教科書いろいろ」
  4. サイモン・シンエツァート・エルンスト代替医療トリック』    「代替医療に挑む議論の書」
  5. 辻原登 『闇の奥』    「辻原登は変である
  6. 柏野牧夫 『音のイリュージョン』    「聴覚だって騙される」
  7. マックス・ブルックスWORLD WAR Z』    「語り伝える書」
  8. ジェラルディン・ブルックスマーチ家の父』    「網目だらけ」
  9. グレゴリー・コクランヘンリー・ハー ペンディング 『一万年進化爆発』    「淡々進化中」
  10. イヴィッド・グラン 『ロスト・シティZ』    「見えない都市
  11. Federico Biancuzzi、Shane Warden 『言語設計者たちが考えること』    「言葉を作る人たち」
  12. A・R・ルリヤ 『偉大な記憶力の物語』    「無限記憶を持つ男」

書籍化まで4光年 (2012年)

  1. V・S・ラマチャンドラン、D・ロジャース=ラマチャンドラン 『知覚は幻』    「美の起源?」
  2. Charles Yu 『How to Live Safely in a Science Fictional Universe』(『SF的な宇宙安全に暮らすっていうこと』)    「ウーのくすぐり芸」
  3. マット・リドレー 『繁栄』    「人類は滅亡しない?」
  4. ウンベルト・エーコ 『バウドリーノ』    「エーコが好きだ!」
  5. Steven Bird、Ewan Klein、Edward Loper 『入門 自然言語処理』    「見えない辞書
  6. エットハミ・ムライ・アメド 『モロッコ食卓』    「信楽焼タジン鍋
  7. ピーター・ペジック 『青の物理学』    「青の見取り図
  8. クリストファーチャブリス、ダニエルシモンズ錯覚科学』    「見えないゴリラ
  9. 大沢文夫 『大沢流 手づくり統計力学』    「百円玉実験不思議
  10. トルケル・フランセーン 『ゲーデル定理――利用と誤用の不完全ガイド』    「ゲーデルさんごめんなさい」
  11. Mark Kac 『Kac 統計的独立性』    「数学者をつくる本」
  12. ロザリー・L・コリー 『パラドクシア・エピデミカ』    「矛盾と逆理の入門書

書籍化まで3光年 (2013年)

  1. レベッカスクルート 『不死細胞ヒーラ』    「ヘンリエッタ細胞
  2. ジョン・パウエル 『響きの科楽』    「宇宙人にあげたい本」
  3. 山田風太郎旅人 国定龍次』    「山田風太郎輪郭
  4. レニー・ソールズベリー、アリー・スジョ 『偽りの来歴』    「世界改竄
  5. Bruce A. Tate 『7つの言語つの世界』    「たくさんの言語
  6. 寺田尚樹 『紙でつくる1/100の世界』    「これは本です」
  7. アンソニー・ドーアメモリー・ウォール』    「非SF作家SF
  8. オリヴァー・サックス 『心の視力』    「サックスおじさんの症状」
  9. ダニエル・アラルコン 『ロスト・シティレディオ』    「読んでも未知の本」
  10. P・Gウッドハウスジーヴスとねこさらい』    「"ゆるさ"のシリーズ
  11. ヴィクトリアブレイスウェイト 『魚は痛みを感じるか』    「魚の痛みの判定基準
  12. イヴィッド・イーグルマン意識は傍観者である』    「傍観者法学

書籍化まで2光年 (2014年)

  1. ブライアンクリスチャン機械より人間らしくなれるか?』    「純正人間の奮闘記」
  2. Clifford A. Pickover 『The Math Book』    「数学的あれこれ250」
  3. トレヴァー・ノートン 『世にも奇妙な人体実験歴史』    「楽しい自己人体実験
  4. フリオリャマサーレス無声映画のシーン』    「幸せ本棚
  5. ジョセフ・オルーク折り紙のすうり』    「折り紙数学
  6. ニール マクレガー 『100のモノが語る世界歴史』    「大英博物館のモノ」
  7. 根上生也四次元が見えるようになる本』    「四次元練習
  8. トーマス・トウェイツ『ゼロからトースター作ってみた』    「トースターを作る男」
  9. ロベルトボラーニョ『2666』    「ボラーニョの奔流」
  10. ガイ・ドイッチャー『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』    「言語世界の見え方」
  11. D・マンフォード、C・シリーズ、D・ライトインドラの真珠』    「空海フラクタル
  12. V・S・ラマチャンドラン『脳のなかの天使』    「九つの美の法則

書籍化まで1光年 (2015年)

  1. 川添愛『白と黒のとびら』    「数学小説の融合」
  2. リチャード・パワーズ幸福遺伝子』    「純文とSF
  3. ロン・カリージュニア神は死んだ』    「真正突破短編集」
  4. ラウディアハモンド『脳の中の時間旅行』    「素朴に語る時間の話」
  5. Franco Moretti『Distant Reading』    「遠くから見る世界文学
  6. Lev Manovich『Software Takes Command』    「新しい思考の道具」
  7. デイヴィッド・マークソン『これは小説ではない』    「小説ではない小説
  8. シャロンバーチュ マグレイン『異端統計学 ベイズ』    「紛糾する統計学
  9. 内村直之『古都がはぐくむ現代数学 京大理解析研につどう人びと』    「数学という営み」
  10. Stanisław Lem『Summa Technologiae』    「レムの『技術学大全』」
  11. M・G・ヴァッサンジ『ヴィクラム・ラルの狭間世界』    「言葉より速く」
  12. 語り手 姉崎等、聞き書き 片山龍峯『クマにあったらどうするか』    「クマにあったら」

書籍化まで○光年 (2016年)

  1. ピーター・H・ディアマンディス、スティーヴン・コトラー『楽観主義者未来予測』    「未来は本当に暗いのか」
  2. ジェシーケラーマン駄作』    「いない、いない、の本」
  3. キャサリン・ゴヴィエ 『北斎と応為』    「歴史小説の書き方」
  4. 横山悠太『吾輩ハ猫ニナル』    「色んな言葉が混ざる小説
  5. 佐久間保明監修、本庄千代編『しかけ絵本世界』    「四角な本の大革新
  6. エミリー・オスター『お医者さんは教えてくれない 妊娠出産常識ウソホント』    「経済学者出産育児論」
  7. クレイグ・モド『ぼくらの時代』    「オモチャ電子書籍
  8. Noam Nisan、Shimon Schocken『コンピュータシステム理論実装』    「コンピュータをつくる」
  9. マーティンガードナーガードナー数学パズルゲーム』    「人生を変える数学パズル
  10. ピーターメンデルサンド『本を読むときに何が起きているのか』    「「読む」を考えさせる本」
  11. 遠藤侑介『あなたの知らない超絶技巧プログラミング』    「プログラミングロマン
  12. ベン・H・ウィンタース世界の終わりの七日間』    「世界の終わりへ続く日々」

書籍化まで△光年 (2017年)

  1. 奥修『珪藻美術館』    「ぞわぞわ感の境界
  2. マークチャンバーランド『ひとけたの数に魅せられて』    「ひとけたの数を語る本」
  3. ピーター・ウォード、ジョゼフ・カーシュヴィンク『生物はなぜ誕生たか』    「地球が生まれから歴史
  4. ライナー・クニツィアダイスゲーム百科』    「機械が作るゲーム
  5. ウンベルト・エーコプラハ墓地』    「史上最大の偽書の成立秘話
  6. ユーディット・シャランスキー『奇妙な孤島の物語』    「紙に書かれた五〇の島の物語
  7. 高野秀行『謎のアジア納豆』    「納豆とはにかみ」
  8. ロビンダンバー人類進化の謎を解き明かす』    「友達は二百人できません」
  9. アンソニー・ドーア『すべての見えない光』    「ドーア言語兵器
  10. ティーヴン・ウィット『誰が音楽をタダにした?』    「変化する音楽生態系
  11. 鈴木真治『巨大数』    「書くことのできない数」
  12. コマヤスカン新幹線のたび 金沢から新函館北斗札幌へ』    「視点がひっくり返る絵本

書籍化まで□光年 (2018年)

  1. まつもとゆきひろまつもとゆきひろ 言語のしくみ』    「言語のつくり方」
  2. 原武史政治思想史』    「物から読み解く政治思想
  3. マリオ・レブレーロ『場所』    「どこまでも続く部屋」
  4. 横山茂雄『神の聖なる天使たち』    「ディーとケリーの奇妙な運命
  5. ルシオ・デ・ソウザ、 岡美穂子『大航海時代日本人奴隷』    「記録に残されなかった者たち」
  6. 倉谷滋『分節幻想 動物のボディプラン起源をめぐる科学思想史』    「「発生」をめぐる学問歴史
  7. イチカワヨウスケ『野菜だし』    「レシピと伝達」
  8. 古賀弘幸『文字と書の消息』    「文字歴史の広がり」
  9. 赤野工作『ザ・ビデオゲームウィズ・ノーネーム』    「2115年のゲームレビュー
  10. 本山尚義『全196ヵ国おうちで作れる世界レシピ』    「世界196ヵ国の家庭料理
  11. フレット・スメイヤーズ『カウンターパンチ 16世紀活字製作現代書体デザイン』    「美しい活字への道」
  12. ジェニファー・ダウドナ、サミュエルスターバーグ『CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術発見』    「遺伝子編集の新技術

書籍化までx光年 (2019年)

  1. 持田季未子セザンヌ地質学』    「セザンヌの山」
  2. 堀内 明美愛蔵版 茶箱と茶籠の図鑑99』    「茶箱と趣味
  3. キャス・サンティーン『命の価値: 規制国家人間味を』    「行動経済学で見る"命の価値"」
  4. チャールズ・スペンス『「おいしさ」の錯覚』    「味覚の錯覚
  5. スティーブン・スローマンフィリップ・ファーンバック『知ってるつもり 無知科学』    「「知ってるつもり」の幻想
  6. 三谷純『曲線折り紙デザイン』、ポール・ジャクソン『〈折り〉の設計』    「折り紙の美しさ」

2014-03-26

中高一貫校偏差値は、鉄道網の発展や人口重心移動に左右される

自分ツイート転載編集。読み苦しいかもしれませんがご容赦を。

★近年池袋にある豊島女子中は女子御三家匹敵する偏差値にまで上昇しているが、

 「池袋湘南新宿ライン副都心線が乗り入れたか偏差値が急上昇」した、という説がある。

 大宮浦和川越志木武蔵小杉東横線横浜・・・辺りから通学しやすくなったから、一気に偏差値が上がった

 (他の「御三家」はターミナルにないので通い辛い)という説。

開成歴史は詳しく知らないが、千代田線(常磐緩行線)が西日暮里開業して、一気に偏差値が上がった、ということはないか?

 というか、山手線京浜東北線西日暮里駅自体が、千代田線に合わせて作った新駅だからなあ。

 それまでは開成日暮里又は田端から歩いてた、陸の孤島だった。

 西日暮里駅開設で、山手線京浜東北線千代田線で「集客」できるようになったから、開成偏差値が上がった説。

男子御三家の中で武蔵が低迷してるのは、立地が山手線の外で、北西方面の中学生以外からは「通学が不便」だからでは?

★灘が名門になった背景には、京阪神間の鉄道インフラの充実が確実に影響している。

 灘は住吉(国鉄JR)、魚崎(阪神)、岡本(阪急)が使える。昔は阪神国道線(路面電車)も利用できた。

 ライバルの甲陽は、阪急以外は使いづらい。この辺も影響して偏差値格差

 昭和40年代神戸高速鉄道開業し、山陽神戸電鉄沿線の子供も灘に通いやすくなった。

 灘が東大合格者数が1位になった時期がそれと一致するのは、単なる偶然か?

★灘は90年代になって交通アクセス的に便利になった

 (住吉快速停車、魚崎快速急行停車、岡本特急停車)

 その分偏差値もアップしないとオカシイのだが・・・

近鉄阪神なんば直通運転で、従来なら東大寺学園を目指した奈良秀才が、灘を目指すようになったらしい。

 徐々にその効果が出てくるのでは?

★80年代開成が灘を抜いたのは、「開成が上がった」というよりは「灘が落ちた」というのが正しいのでは?

 70年代関西の繊維とか商社とかがダメになり、本社東京流出が目立ちはじめ、アッパードルの親が東京流出したのも大きい気がする。

名古屋圏御三家や灘クラスの難関中学を生み出さない理由の一つに、

 「優秀な生徒を効率良く集めるインフラがない」、つまり鉄道網が首都圏関西圏より貧弱」という理由もあるのでは?

日比谷高校凋落の一因は、確かに制度改革の影響が大きいが、

 他にも「アッパードルクラスが、従来なら都電エリアに集住してたが、

 高度成長以降、郊外にも分散居住するようになり、学区内のアッパードル数が減った」影響も無視できない。

筑駒が躍進した一因に「アッパードルクラス人口重心日比谷付近から渋谷付近に、南西に移動したから」

 という要素はないか?

★「アッパードルクラス人口重心が、中高一貫校難易度に影響する」仮説が正しければ、

 湾岸エリアのタワマン大量供給は、中高一貫校偏差値を左右する力はある。

開成の躍進は「アッパードルクラス人口重心西南移動」に反するが、

 あれはやはり埼玉常磐エリアアッパードルクラス一網打尽にしたんだろうな。まさに西日暮里駅効果

★こうみると、アッパードルクラス人口重心から超然としているラサールって、異質だな。

 ラサール歴史は知らないが、ひょっとして敗戦時に「日本キリスト教化しよう」と開校したのか?

 戦前に、保守権化のような鹿児島キリスト教学校設立が認められたとはとても思えない。

 鹿児島って廃仏毀釈を徹底して仏教すら否定した土地から、そういう土地キリスト教を容認するとは信じられない・・

 ラサールが「アッパードルクラス人口重心論」を無視して、今でも東大合格者数が上位なのには敬意を表する。

 これは、ラサールキリスト教信心が強いことを証明している。

 逆に言えば、そこまでして頑張らなければならないほど、鹿児島保守が強いことを逆説的に証明している。

 多分、地元鹿児島県鹿児島市役所鹿児島銀行鹿児島新聞などは、昭和30~40年辺りは「鶴丸高校閥」が強固で、

 ラサール出身はいくらアタマが良くてもなかなか出世出来なかったんだろうな。だから福岡東京を目指すしかなかった。

 ラサールの開校は1950年。つまり長老OBでも79歳以下。だから政界への影響力は鶴丸には遠く及ばない

 あえて書くと、「逆説的だが、ラサール高校鹿児島保守性のお陰で東大進学校に成長できた」

久留米付設は孫正義を生み出したが、久留米付設が優秀な背景には、

 筑豊三池関係で優秀なアッパードル層があの辺りに存在した影響もあると思う

 (はてなー自分は、「はてな」というサービスを生み出してくれた近藤氏そして京都大学感謝している)

日本私立中文化が、日本の高度な鉄道インフラを前提としてるのは紛れもない事実で、

 例えば都市公共交通が未発達なアメリカだと、「公共交通で通学なハイスクール」は成立しない。あるとしたら寄宿舎型?

 イギリスとかは寄宿舎型の私立スクールとか盛んですが、あれは都市交通首都圏ほど発達しなかった裏返しかもしれない

鉄道インフラの進展と私立中高校レベル推移について、交通社会学?が専門な原武史先生論文書いて欲しいもの

サピックスの配置は街の年収知的民度可視化している説。

 デベロッパー的には「サピックス教室がある駅の土地を買ってマンション供給すれば、

 質のいい(高所得な)住民がマンション買ってくれる」から、「サピックス教室があるかどうか」が用地買収の目安になる。

2007-08-30

原武史『滝山コミューン』の書評見っけ

http://d.hatena.ne.jp/solar/20070702

>四方田さんにしても原さんにしても、よくもまあここまでと思うほど、彼らは子供時代のディテールをよく記憶している

>私にはこの頃の記憶が、もはやほとんどない。記憶がほとんどないということは、とても幸福だったということなんだろう

詳細に残っている記憶が必ずしも辛いものだとか苦痛なものとは限らない。そういう類の記憶は、むしろ忘却されてしまったりなかったことにされたりすることもある。例えば堤清二などは父・堤康次郎子供の頃からそりが合わず、成長してからも確執が続いた。年を取ったせいなのかもしれないが幼い頃の思い出が殆んど無いのだとか。

>(この本は)「政治の季節」と「私生活主義」のせめぎ合いが後者の勝利に終わったとする「戦後史観」への異議申し立てである。

>しかし、「生活者」としての原武史は、まさにその「私生活主義」の立場から、

>滝山地区に色濃く残った「政治の季節」に対峙している。そして間違いなく、ここでも「私生活主義」が最終的には勝ったのだ。

少なくとも、読者の中でも相当数が、小学生政治の季節に主体的に参加する(させられる)ことの問題性及び危険性を痛感するんじゃないのかな。私生活主義に立たないというか、立ちたくない小学生などそうそう居るとは思えないのだが。。

あんまり関係ないが、学者だって政治的発言を繰り返すなら、それこそ参議院議員にでも立候補するべく売り込めばいいのにと思う事もある。原はあんまり現実政治に言及する感じの人ではない印象があるが。

 
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