はてなキーワード: 付加価値とは
家電クレーム増田の尻馬乗らせてもらうが、マジで家電メーカーはメンテの事考えてないよな。
https://anond.hatelabo.jp/20230524090520
特に気になるのは日本という湿気が高くてカビが増えやすい市場相手にしてるのにカビ取りの事全然考えてない家電たちだ。カビ取り必須の製品が簡単な分解が出来ずにカビフレンドリーな造りになってる。
エアコンのクリーニング業が盛んだ。この文章にも広告が表示されているだろう。
エアコンの中がカビ易い、分解が容易ではなく掃除ができないのが原因だ。
だが実際はここはそんな難しい構造にはなっていない。
メインの部品は細長いシロッコファンだ。このファンからの風が手前にだけ出てくるようにグルっとシュラウドに囲まれた構造になっている。そのうち下側が別パーツになっている。
カビ易くて掃除が必要になるのはこのシロッコファンとドレンパンだ。
でもこの二つを取り外すのはかなり大変だ。
2.全体カバーを外す
3.ドレンホース引き抜く
4.ドレンパン外す
6.シロッコファン引き抜く(出来ない機種もある)
でもこれってナンセンスで、ルーバーアセンブリがカチャッと外れてシロッコファンも手回しのネジ緩めれば外れるという構造にする事は難しくない筈だ。
換気扇や扇風機も昔はファンが外れない構造だった。だが平成初期に外れる構造になったわけ。勿論掃除の為だ。
ならばエアコンもそういう進化するのが筋だろう。なのに進化が止まっちゃってるのだ。
因みに「お掃除エアコン」っていうのはありゃダメだ。勝手にお掃除するのはホコリフィルタだけなのだ。あれを掃除しないやつというのはズボラが過ぎる。そしてお掃除メカニズムのせいで無駄に機構が複雑でカビ取り掃除の難易度が高い乃至不可能なのだ。「カビが生えたらお手上げ」という事はもっと周知されるべきだろう。
まず筐体の上側からでかいポリバケツがぶら下がっている。その中に穴の開いたドラムの洗濯槽があって、脱水時はこのドラムが回転することで水を跳ね飛ばす。
洗濯機もカビ易い。そのカビは洗濯槽と外側のポリドラムの間に繁茂するから普通の掃除じゃ取れない。
そこでパルセータの真ん中にあるネジを緩める。するとパルセータだけが外れるのだ。
洗濯槽はかなりデカいナットで止まっているのだが…こいつは普通の工具では緩められない。ナットがデカい=レンチもデカいとなるが、なにぶん洗濯機の中なので大きいレンチが入らないのだ。
その為デカいソケットレンチ、しかもパルセータを回していた軸が出っ張ってるからディープソケットが必要だ。アストロプロダクツにも下手すりゃないかもしれない。1メートルくらいのエクステンションも必要で、ここを回すだけで数千円かかってしまう。
また洗濯槽を抜くには上面のスイッチやフタが付いているカバーアッセンブリを外す必要がある。
これも簡単に抜けるようにすりゃいいやん。なぜ進化しないままなのか?
メーカー関連に務める増田が居て色々と出来ない理由を書いてるんだが、
https://anond.hatelabo.jp/20230524213039
そういう風な「出来ない」は嘗ては「出来る」ようになって来ていたんだよ。
例えば扇風機。嘗ては羽もガードケージも全く分解できなかった。
でも昭和後期から平成初期にガードケージの前が外せるようになり、羽が外せるようになり、後ろのもガードケージも外せるように進化した。しかもツールレスで。
扇風機の羽はモーターの軸に取り付ける。普通はそういう所は緩まないようにテーパー嵌合にするものだ。だから外せるようになった初期の扇風機は羽根の嵌合部が潰れて壊れるケースが多かった。だがその後改良されて今はツールレスで外せるのにそこが壊れる事は無い。
シロッコファン式換気扇も初期のものはファンが外せなかった。センターナットを緩めてもテーパー嵌合になっているのでギアプーラーが必要だった為だ。だがここもツールレスでテーパー嵌合を実現するデザインに進化した。90年代だ。
掃除機のゴミ捨ては嘗ては大変で、ホコリをブロックする不織布や和紙のフィルタが詰まってしまうので、そとに持ち出してカンカン叩いて掃除した。だがパック式とかサイクロン式などに進化した。これも平成初期。
冷蔵庫は嘗ては一番下にドレンパンがあり、水がたまるので定期的に水捨てが必要だった。不用意に傾けると必ず水がこぼれた。これはドレンの位置を工夫することで勝手に蒸発するようになった。これはメンテフリーの進化だ。
でもこういう進化はメーカーが付加価値路線一本になると止まってしまった。サーキュレーターなんか扇風機の進化にも背いて羽根すら外せない製品がある。
はてなにはIT技術者が多いだろうが、日本のPCを使うだろうか?増田はほぼ使わない。
なんていうか考え方がメンテ出来ない日本家電的で、開けて増設したりOSを替えて使う事を前提にしていないのだよな。吊るしなのだ。
例えばDELLやHP、IBMなどの米国勢がケースもPCIスロットもツールレスでディスクもソーターにしてるのに日本メーカーはいつまでもネジで止めるコンベンショナルなまま。添付ソフトが多いのでOS入れ替え対応が大変で最初から販売当初のOSのみのドライバサポートとか。
「自分のものは自分で手入れするのが当然」という考えが劣るというか。
家電も改良するのが当然だから改良していたのに「ユーザー訴求がない」を理由に改良を止めてしまった。
こうなるとソフトウエアで実現できる無駄な機能だけが増えるばかりで、例えばコンビニでコーヒーとおにぎりの販売量が少ないので扱いを止めてしまい、お茶とサンドイッチだけ売ってるみたいな事になる。
自分も信頼性があるからなるべく日本製がいいが、もしも中・韓製で送風ファンがツールレスで外せるエアコンが出てきたらそっち買うと思う。
家電が実際に使う人の事を考えた物か?と言われると疑問ではあるが、とはいえ、この手の素人意見にもだいぶうんざりしてる。
「なんで〇〇しないの!」と簡単に文句を言う人達は、その文句を言うのと同じくらい簡単にその機能が実現できると考えてる。
実際の企画、マーケ、開発、テスト等々のプロセスを少しも理解せずに。
仮に僕が冷蔵庫の自由棚を実現したいと言われたら今思いついただけでも下記の疑問を持つだろう。
「それは売り文句になるのか?」「欲しがってるユーザーはどれだけいるのか?」「それはどれだけ付加価値をつけるのか?」「棚の耐久度は冷蔵庫の耐久年数と比較して問題ないのか?」「冷えムラなど冷凍機能に障害はないか?」「上記の問題を充分に保証できるテストは実現可能なのか?」
これら1つでもクリアしなければアウトだろうし、クリアしたとてコストの問題もある。そういった事情で実現してないのかもしれないし、調査自体もコストがかかるので冷蔵庫開発の知見的に誰かが調査自体を行わない判断されているのかもしれない。
何にせよ、モノを作るというのは設計開発自体も手間で面倒だし、多くの人が関わっているのでそれらの合意形成も手間で面倒だ。
それを色々な人がやっているのだ。売出しコンセプトを考えるのも、設計を行うのも、設計した物を量産するのも、商品を配送するのも、商品をお店に並べて売り出すのも…
全部全部、誰かがやっているのだ。
「センスない」とか「なんでできないんだ」とか「こんなことは簡単だろ」とか安易に口にするのは、モノに対して、それに関わった人に対してあまりにリスペクトに欠ける行為だ。
文句を言うなとは言わない。利用者の声は立派な判断材料だし、むしろ使用感や機能要望はどんどん言って欲しい。ただ、それらの声もリスペクトを持って言うべきだし、本当に改善してほしいなら声を届く場所に伝えるべきだ。多くの企業はお問い合わせのフォームが置かれているし、商品を買ったときにフィードバック用のハガキなりもあると思う。
な、なるほど。
昔は頒布とか言って必要最低限のカネしか取らない嫌儲みたいな売り方してたらしいけど、
最近は聞かないよなって思ってた。
そうか、同人制作者の努力が評価されるようになってきたんやな…。
苦労して作ってるぶん、正当な対価を払わなきゃ失礼なのはいまの時流だし当然の話だ。
他人が心血注いで積み上げた成果を盗んでいいと思えるんだろう
少しでも努力した経験があるなら努力の横取りなんて絶対できない
ワナビーにさえなれなかった努力エアプによる絵描きの個性の強盗
オリジナルのガイドラインにのっとった上で商売を許してもらえてるのが現代
なぜか誤解されがちだけどコストは全くタダじゃない
プラモ買ってきて組み立てる感覚で同人誌一冊作れると思ってる人
大間違い
在庫抱えるリスクを負った上でゼロから話を考えてコマを割りネームを描いて作画する
同人の歴史で途中で力尽きて頓挫した本を集めれば湾を埋め立てて土地を作れるレベル
部外者が簡単に作れると思い込むのもやはり努力エアプだからだろうか
同人作家の努力の付加価値を認めてくれてるからこそ応分の対価を支払ってくれるのであって
虎の威を借る狐をしてる努力転売ヤーさんとは比べる事自体が失礼
ここまで言われても努力を才能だと思い込んでる動く植物人間には響かないんだろうな
男性向け水商売・風俗と女性向けホストの割と大きな違いとしては、「身を持ち崩す」度合いの差があるように思う。
原因は所謂「売掛」(ツケ)の有無だ。
男性の場合はツケで利用できないので、身を持ち崩すとしても普通の信用枠の範囲が精々で強制労働になることもほとんどない。
一方女性は、売掛が膨らむと酷いことになるし(8桁に達する事例も少なくないと仄聞する)、その結果意に反して風俗に堕とされる、つまり強制労働に至る道も準備されている。
(まあ、強制労働して高い付加価値を出せる業界の有無の差もありそうだが、それは本論ではないのでここでは触れない)
個人的には、風俗営業全般で売掛を禁じるのが良いのではないかと思う。ハマり過ぎがよろしくないのは風俗産業全般でそうなので、そこに枠を嵌める措置ができれば良いはずだ。
節度の範囲内で利用する限り、また節度をなくすように誘導する罠が仕掛けられていない限り、そういう一見不健全なサービスであっても、基本的に営業の自由は認められるべきだろう。
まあ、ホストの色恋営業は程々にしなさいよ、利用者側も弁えなさいよ、とは思うけれども、そこまで法律で禁止すべきことではないと思う。
いっぺん死んどけ。
家事労働がそんなに高付加価値なら誰もが殺到するだろうがボケが。
じぶんが外注する時には可能なかぎり節約しようとして最賃ギリの家政サービスも高い高いと抜かすゴミのような連中が。
グローバルで数十万人企業と250人規模と3人規模を経験して、中小企業診断士として色々な会社を見た俺からすると小企業でマトモなのは2つのパターン
②一人一人が完全にプロフェッショナルで、雑務的なことや対外的な信用のために集まってる共同体のような会社
どっちかじゃないとダメだね
大して付加価値でもない(≠②)なのに、規模拡大を目指さないとか口で言ってるだけ(≠①)の会社はクソ、やめとけ
その会社の例なら、恐らく②路線じゃないから、その規模になったのが創業からどれくらいで、今後どれだけ業容を拡大するか、
すごい分かる。
cocaとかZARAとか着てて贅沢ができてない。
私が大学ぐらいのときにファストファッションが日本に入ってきて、
初めてのファッション体験がそこになっちゃったから、社会人になってからもその頃の金銭感覚から抜け出せないんだよね。
でも、それでもルミネのそこそこのお店で5万超えのコート買うぐらいのレベル。
それで「うわ〜うわ〜き、きるぞ〜〜〜」って思いながらうっすらと後悔するぐらいのチキン。
あと、特別何かのオタとかファンでもないからドドン!と自分の欲望にお金を使うことに慣れていないというのもある。
私の場合は唯一の趣味が海外旅行なので、年に1回だけまとまったお金を使うが、
とはいえ学生のような旅行が好き(安宿にとまって博物館・美術館巡り)なのでそこまで浪費もしない。
浪費しなくても欲望は満たされてるので、ますます他での浪費も減るという。(こんなことにお金使うなら旅行に使お〜って思う。まあ節約したとこで旅行でも使わない好節約循環?なのだが。)
加えて、酒タバコギャンブルやらない。太りたくないから自炊。使うとこない!
「まぁまぁお金がある独身女性向けに、ブランド力こそないが価値がある商品を売りつけたい!」みたいな依頼を受けて仕事をしたりしている。
フェイク入れつつ具体的に言うと、
「ブランド力はない、でもモノはいい。そこに社会的付加価値をつけることによって、年齢・収入的にきちんとしたものを欲しいと考える堅実な大人女性にアプローチしたい!だからエシカルブランドとして認知させましょう!」みたいなわけわからん企画とかやってるわけ〜
うちらみたいなファストファッションに慣れ腐った人間が「社会的に正しいから」って理由で4万円するリサイクル素材のワンピ買うか〜????みたいな疑問をめっちゃ抱えながら仕事してる。
だったら、
・モノは良いし老舗なんで、ベーシックなもの買えばリセールの潰しが効きますよ〜とか
・低収入ファッション全振り勢にターゲット定めて、めっちゃモードにする〜とか
・流行りの診断系とまとめて20万でヘア・メイク・骨格・ファッション・アクセのフルスタイリングでセット売り〜とか
・体験とセット売り(ブライズメイド用で花嫁とその周辺向けにワンピ4着まとめて売る)〜とか
…の方がまだ買うかな〜って感じはする。
保険か強い欲望か、他の浪費とくっつける方がまだ買う気がする。
まあそういうコスパ意識したものって贅沢品の企画では好まれないんだけどさ。
マジで誰が買ってんだろうね、贅沢品。