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はてなキーワード: ポスドクとは

2024-10-17

anond:20241017083349

ポスドク年収600万円なら相当高い部類なので空いたポジションに納まる人は大喜びですね!

男女の賃金格差についての話題、相変わらず的外れ正当化が多い事多い事。


・「同じ仕事」なら同じ賃金から問題ない

→だから「同じ仕事」が出来ないのが女性差別ゆえだって話だよ。女は、特に年齢を重ねた女は、正社員として採用されにくい。責任のある仕事を任せてもらえない、あるいはセクハラルッキズムによる品定めといった不利益を課されるから回避せざるを得ない。それが差別だという感覚が何故ないのか。

ていうか、「同じ仕事なら同じ賃金」さえ守られていればそれでいいのなら、氷河期男性低賃金だのポスドクだのも別に問題ないって事になるだろ?だって自らその立場に甘んじているんだから

でも何故か男の場合当人意識能力が低いからで済まされず、ちゃん社会問題として扱ってもらえる。それがまさに女性差別なんだよ。


それに、そもそも仕事によって大幅に賃金が違うのが不当以外の何物でもないだろう。女の多い保育や介護職は重労働でも賃金が安いというのはよく言われる話。

「女のする仕事から給料が安い」が事実なのを何故か反転させて、「女が給料の安い仕事を選ぶ」に転換して女叩きをする。実際には採用を決める決定権を持っているのは企業の側なのに、それを無視して。


・男女で賃金に差を付けるのは労基法違反から、有り得ない。

→なんで全ての会社例外なく労基法を守っていると信じ込めるんだよ。

男女関係ない(おそらく無意識のうちに男を想定しているのであろう)サビ残だの有休取れないだのの話題では、会社労基法を守らない事もあると認識した上で語るのに。

女性差別の時だけ沸いてくる公正世界仮説。そういう思考がまさに差別なんだと何故自覚できないんだろうか。


・女が優秀ならば企業はそれに報いる報酬を払う筈だ、優秀な人材をみすみす逃すような愚かな真似はしない。

→だからなんで企業が必ず合理的選択をするという前提なんだ?

自分が損をしてでも他人を得させないのが日本人気質だって散々指摘されているのに?他の問題では日本企業の愚かさを叩いているくせに。



この手の正当化を図る人達の何がむかつくって、そんなに現状維持がいいなら自分らが弱者男性でも強者に踏みつけられても笑って受け入れればいいのに、自分達の問題の時だけ差別だ不当だと騒ぐ事。

他人に厳しく自分に甘いその性根が許せない。

ポスドク10

子供の頃からの夢だった研究者になれて10年たったけど、やめることにした。

毎日12時間以上働いて週末も研究室に通い続けたけど、年収は600万円程度で、誰とも会わずやりたいことも何もできずに研究だけしていたら、気づいたら10年たってた。

給料を上げるか、研究以外の時間を減らしてほしいと教授にお願いしたんだけど、「頼んでもないのに勝手に長時間働いて勝手に疲れてるだけじゃないか」と言われて、急にこの10年本当に無駄だったという気持ちになった。

かに裁量労働制で働く時間自分で決められるけど、後輩や学生指導雑務を引き受けて、他の人よりはるか仕事量は多かったけど、そういう風に思われていたんだなって。

こんなに頑張ってきたのになぁ。

今年度で研究プロジェクトが終了するので、また応募書類を準備する時期だ。

疲れた

https://anond.hatelabo.jp/20241016054613

2024-10-03

大学教員採用過程の一例

忘れそうなので,参考になる人もいるかもしれない。分野は社会科学系。ポスドクテニュア公募に出した。

1. 書類を出す(〆切日をX日とする)

2. 面接連絡(事務からメール)(X日の約1ヶ月後)

3. 面接(連絡の2週間後; X日の1.5ヶ月後)

4. 内々定連絡(教員から電話)(面接の約1ヶ月後; X日の約3ヶ月後)

内々定あくまでも人事委員会が最終候補としただけで,教授会での議決はその後だった(教授会で決まればほぼ覆らない)。

採用される場合面接後すぐ連絡がくるという話をよく見るが,振り返ると,それぞれの結果通知まではけっこう長かった気がする。

2024-09-20

日本権力政治

30年生きてきて今更気が付いたけど、結局人は個人利益追求しか興味が無いのよな。

思想は左右どちらも色々あるけどさ、結局突き詰めれば個人利益の追求なんだよ。その結果が社会を作り出している。

提起される問題はなぜ提起されるか、それは単純に利益(富、権力名誉、異性、利権個人的な欲求の発散)になるから

全てただのポジショントークに過ぎない。

じゃあこれが現代特有事象かと言えば、そうではない。  

今は日本という共同幻想で固まってるが、その前は藩だし、藩ごとで争ってたわけだ。

欧州世界のあちこちでヒトを奴隷にした。

結局、自らの利益のため動いていたわけだ。

ソーラーパネルの異様な推進、妙な水道民営化推進、規制をすり抜けた危険乗り物の増加、地方自治体での外国人への異様な肩入れ、生活保護口利き

これらは結局彼らの利益になるから推進しているに過ぎない。

医師会とかはわかりやすいよね、利権の実現のために政治家に多額に献金し、政策意向を反映させている。

派遣もそう、日本ライドシェアもわかりやすい。業界がひたすら利権の拡大と死守をしてる。

外国人大学生しかいないFランを潰さないのもそう、普通研究者ポスドクで苦しむ中、元政治家や元官僚新聞社OBがたくさん就職してるからね。政策実行者側からすれば大学を増やして補助金漬けにして金の采配を握るのはメリットしかない。経営者と違って失敗したところで借金背負うこともない。

利益誘導が目的となってるから少子化対策一般人から見ると苦しい政策となる。

日本全体の少子化所得による補助金制限支配からすれば合理的

支配側はちゃんとした日本人の総数は削りたいし、バカは増えてほしい。だから所得がある人の負担は増やす。ついでに補助金漬で権力を増やす

妙な移民もそう、不法移民を使って利益を得たいだけ。国民ことなんざ考えてない。争いこそ利権の根源。

移民国民との間で争いを作り、利益をより多く取る形で統治したい、それだけ。ただのマッチポンプ、わかっててやってる。 

上級官僚政治家も全く国民ことなんざ考えてない。国民なんざ奴隷家畜くらいにしか考えてない。

不法移民日本人が争っても所詮家畜からね、ちょっと品種が違う程度、日本人が犯罪被害にあっても、救済はない。

日本は今の中流層以下にとってはどんどん住みにくい国になる。

一族や血族とか見えにくい繋がりのあるグループ上級国民としてあらゆる富と権力政治的に略奪する一方、

それ以外の移民日本人の争いを支配である上級国民上級外国人は大笑いしながらホクホク顔で眺める。

まあ、国民政治に関心を持たず、結果損害を受けているのも、彼らの個人的な利益追求の結果であり、もう仕方がないんだろな、民主主義というか、人類限界だよね。

2024-08-05

2024-07-11

anond:20240711125729

修士就職に強くて、博士ポスドクかい奴隷しか出荷先がないという世界観なので研究者技術者は消える

親が自分の年齢ぐらいの時から経済成長してない国で経営者になるのは不可解

玉虫色詭弁医学部入試不正な採点をすることが正当化されている入試システムなので医者職業というより博打

アホくさいので適当子供っぽい夢を語っておく

2024-07-07

anond:20240707110430

Fラン(に限らずD~ Eレベルでも)の教授陣にたまに出身者紛れてるけど、こういうのあるんだよな

高齢ポスドクはもう東大だろうがFランだろうが構わずプライしてんのに、こういうくだらない人事されるとマジ困るんだよ

(俺もFランはなぜか門前払いが続いて、むしろ中堅クラスから面接採用いただいた。)

最近は実務家教員とか言って社会人経験優遇するからなおさら

誰もポスドクしなくなるぞ??

(追記)

せっかく追記してくれたので反応しておく

紹介きっかけで採用試験を受けることになりましたが大学側は面接書類選考できちんと採用を行っていたと思います

公募した体裁だけ整えるよくあるアリバイ作りですよね

コネで取るなら堂々とコネ採用して、その分私学助成金から手を引けよFラン

2024-06-24

anond:20240623185027

研究者夫婦場合や、妻が研究者で夫も仕事関係名前を変えられない場合事実婚普通夫婦よりは多いけれど

以下の理由も追加であるみたい。

 

例えばポスドク場合就職活動助成金申請の際に重要視されるのは研究業績であり、書類手続き上でもその研究業績と一致する姓を示すことは重要で、その手続き煩雑

 

大学院生研究者には通常、学位記、学会発表論文発表、出版特許出願等、これまでの研究蓄積があり結婚前に使ってきた名前結婚後も使うという人は多いが、複数大学非常勤を掛け持ちしていたり所属複数ある場合その手間は軽視しがたい不自由につながる。

 

また登記特許申請税務署類など、戸籍名でしか受け付けられない制度も多く、研究生活において旧氏だけを貫くことは実質的不可能で、旧氏と戸籍名の使い分けに混乱してしまうことも珍しくない。

 

海外での国際会議の際に、入国時やホテルセキュリティで、論文の著者名とパスポート名前が一致しないと手続き煩雑になるなど。

 

あと例えば大学時代に旧姓論文書いていたりすれば、途中からニックネームにするのも不利益があるし。

2024-05-26

アカハラを受けて指導者を変えた人間からアドバイス

指導者を変えよう

これからセミナー研究会の発表を本気で聞いて良い人を探すといい

休憩時間や懇親会を利用して発表者に近づいて「あなたの発表面白かったです」といっていろいろ質問しよう

良い人が見つかったら「あなた研究に興奮しました!わたしにも研究させてください!」とアプローチしよう

たぶん、書類上の籍は今の大学に残したままそちらの研究室に受け入れてくれると思う

アカハラ無関係にそうやって研究室を移る人は大勢いる

 

一流の研究室ほど教授たちの移動は早いし、一年のうちの殆ど外国で過ごすから書類上の指導教官実質的指導者はみんなバラバラ

学生の方も教授について ●大→ワシントン大→R研 みたいな移動の仕方をする人もいれば

日本に残っていろんな人と共同研究している学生もいて経歴もルーツもみんなめちゃくちゃだよ

あなたも好きな指導者を選ぶと良い。選ぶのはあなたの方だよ

  

共同利用機関研究開発法人みたいなところも学生受け入れをしているのでとにかく声かけてみよう。

すごいパターンだと研究所長と共同研究した学生もいるよ!やってみれば意外となんとかなるよ!さあ冒険だ!

 

図太く行こう

研究者として生き残るのに必要ものってなんだと思う?

頭の良さや情報収集能力流行に乗り危ない時には身を引く要領の良さ、研究者としての信頼。それから運も重要だけど

一番必要なのはメンタルのタフさではないか最近思うよ

   

無知に引け目を感じなくて良い

馬鹿にされることを恐れずどんどん質問しよう。読むべき教科書論文を教えてもらおう。

知らないことは片っぱしから吸収していくと良い

馬鹿にしてくる人は気にしなくて良い。うさぎと亀の兎みたいなものだ。サラッと追い抜けるよ

怖いのは利口な兎のほうだね。彼らは亀を気にしない。自分より上の人だけを見ている。あなたも利口な兎を目指すとよい。

 

M1ゼミについて

よくあるダメパターン

みたいなかんじかな

 

あなた教授になって大学院生に講義をするつもりで発表すると良いよ

まずはそのチャプターの目的とあらすじをサラッと解説しよう。常に議論道筋を見失わず今どこにいるのかがわかるように声かけをしたり、途中で簡単ここまでのまとめを挟むとわかりやすいよ。

単純な式変形は適宜省略して、でも聞かれた時にはサラッと示せるようにしておこう。

 

もし理解できない箇所があるなら暇そうなポスドク質問して回るか同期と議論しよう。教科書1冊で満足しないで名著や重要論文は片っぱしから読んでおこう。

 

余談

ちなみに私も昔パワハラを受けたことがあって指導者を変えているんだ

最初に私の指導に当たった人はちょっと問題がある人でね。嫌がらせをされて困っていた。

そんな頃すごい論文を読んだ。それは革新的研究で新しい学術領域を作り出すものだった。その論文の著者は天才と呼ばれている人でね。名前をAさんとしようか。

Aさんは当時1人も学生を持っていなかった。噂では彼の認めた天才しか取らないのだという。

  

「この研究がどうしてもしたいです!どうか指導してください」と私はAさんの部屋に突撃していった。(注:アポを取りましょう)

パワハラを受け後が無い私に怖いものはなかった。やけっぱちとも言う。認められなければ辞める気だった。

Aさんはちょっと驚いていたけれど後日改めて呼び出された。

今の研究の状況や元の指導者との関係を聞かれたので淡々説明をすると

「それは私の方から話をつけたほうが良いねあなたは口裏を合わせてね」と言われた。1週間も経たずに新しい刺激的な研究が始まった。

天才議論ができるのは本当に素晴らしい経験だった。Aさんの生き方や考え方は研究だけではなく私の人生全てに影響を与えた。大学院の日々は私の人生で最も楽しく輝かしい日々だ。自分で言うのも恥ずかしいけどとても良い研究成果も残せた。本当にAさんと出会えてよかった。心から尊敬している。

  

後日例の噂の話をしたらAさんは笑っていた「そんな話初耳だ」と。

何のことはない、学生勝手に恐れ誰もAさんに指導を申し出なかっただけなのだった



anond:20240524223357

 

 

[追記] ポスドクと仲良くなろう

重要なことを書き忘れた。ポスドクと仲良くなろう!

ポスドク情報通だ。学生を育てるのが上手い人は誰なのか、研究環境が良いのはどこかをよく知っている。

特にアカハラをするような奴は悪い意味業界有名人だ。ポスドク絶対知っているはずだ。

とはいえシラフだと教えてくれないので飲み会を利用しよう

(※必ず複数人から聞こう。M1に嘘を吹き込む悪い人もいるからね)

  

ポスドクと仲良くなる方法を教える。研究を褒めよう!

研究を褒められて嬉しくない奴はいない。

「さっきの発表面白かったです!AをBで解決するなんてよく思いつきましたね」「ひょっとしてこの研究はXに利用できますか?」

目をキラキラさせて研究を語るあなたの周りに人は集まるようになるだろう。人が集まるということは情報が集まるということだ。それは研究者として有利なことなんだよ

 

 

ブコメ

心が弱ってる線の細い人に「図太くいけ」というのは草

 

ありがとう。私も最初心配していたんだけど元増田追記を見て大丈夫そうだと判断した。

一晩で前向きになっているところを見るに元々タフな子なのだろう。ぬるま湯を捨ててあえてチャレンジングな環境に身を投じる所も優秀な子の特徴だ。

ここからは私の予想だけれども、元増田の内容を見るに地方から上京してきた子なのではないか

経験上、遠くから来た子は5月連休くらいで高熱を出してダウンすることが多い。地方東京では人間関係距離感が違うし新しい生活最初は大変だ。

張り詰めた心の糸がぷつりと切れるのが5月なのかもしれない。

5月の終わりというのはちょっと時期が遅いけれど、それだけ元増田ガッツがある子なのだろう。

経験上辛いのは最初の3ヶ月くらいだよ。1年を過ぎる頃には増田に書き込んだことも忘れて楽しく研究しているのではないかな。

2024-05-11

そういえば20代の頃ポスドクとして働いてた研究室ガチ恋化した教授も50代バツイチ独身だったな

キャバ嬢じゃなくても勝手ガチ恋化して見返り求めて狂うおじさんいるのでマジで社会ってやってらんねぇわ

辞めてから何年経っても、誕生日おめでとう、また働きませんか?ってメールが来るから

働くわけねぇだろ

2024-05-08

暇空茜さん、新橋九段に勝訴したが控訴

暇空は自分が負けた時や都合の悪い結果が出た時は判決文を全文公開はせず切り取りでしか載せない

新橋九段戦でも勝てたのに載せなかった

新橋九段身バレしており、1994年まれ現在30歳、北海道大学ポスドク左翼男性

訴えた経緯

アノン「宮台が襲われたのは、暇空が注目されていると都合の悪い者が別の騒ぎを起こしたかたから」

新橋九段「この手の陰謀論がくだらないの、宮台「ごとき」を襲撃できるなら住所割れてる暇空を直にぶっ◯した方が早いという推論が出来てないところにある」(原文ママ

話題を変えるために誰かを襲撃するような闇の勢力がいるというのならば、赤の他人を襲わずに暇空本人をぶっ殺すだろう、という論だが

暇空はこれを殺害予告殺害教唆であると主張し「平穏権の侵害」として新橋九段を訴えた

新橋九段は他にも暇空を叩きまくっていたのでいくつかのツイートがまとめて訴えられたが、暇空としては「ぶっ◯による平穏権の侵害」が本命であったらしい

しか判決では平穏権の侵害は認められずぶっ◯に関しては却下された

他の、デマで金儲けしてる的な叩きが社会的評価を下げるとして認められて11万円の支払い命令が出るに終わった

暇空はそれが不服であるため、再び平穏侵害控訴

ぶっ◯平穏権は一度は却下されたので新しい視点必要になるがどうするんだろう

アノンが立て続けに3桁万円の支払い命令が出たので、そろそろ暇空側も3桁万円勝ち取ってほしい

2024-05-07

anond:20240314192743

全然違うだろ

情報系が日本IT系エンジニアの中心にいるよ

企業するかどうかは情報系かどうかなんて関係無いし

ビジネス感の方が大事からむしろ他の学部の方が向いてる

一方でCTOとかは情報系じゃ無いと成り立たないことが多いし現にIT系ベンチャーCTO情報系ばっかだよ

当たり前だけど情報の基本・応用を教えてくれるのは大学情報学部しかなくて

そのへんのプログラミングスクールとかはマジでゴミから情報理論のエントロピーすら教えない

ZIP10回やったらもっと小さくなるよね」

みたいなことを平気で言うから

他にもコーデックに関する事とかネットワークに関する事とか情報系でしか教えてくれなくて

独学でやってる人も多いけど歴史とかまで含めて教えてくれるのは情報系の大学だけだよ

そして歴史を知っておかないとその技術が今後どうなるか見通しできないか

情報系出てないCTOトンチンカン未来予測するんだよ

大学情報系は20年前ぐらいからめちゃくちゃ人気なのに

予算を増やしてテニュアを充実させようとしたら事務系の反対にあって非正規雇用にせざるをえなくて

大量の不幸なポスドクを産んでしまった事務系の罪はだいぶ重いと思うけどな

2024-05-06

anond:20240506160209

じゃぁもっと上がった給与体系でいいからさっさとデータを出してよ

日本の平均年収なら600万ぐらいを想定するの?

海外では普通の院卒が6000万もらってるの?見苦しいからさっさと答えてよもう

国内でも年収500万超えない院卒なんて博士に進んでポスドクやってるとかよっぽどの人たちだけだからそっちにあわせてもいいけど、そういう普通の院卒でも海外だと5000万もらってんの?夢ありすぎん?

ます転職斡旋をしてほしい!で、5000万でもいいから貰ってるっていうデータを見せてよ

anond:20240505190019

マネジメント職になると手を動かすのは自分以外で、手を動かすのがAIになろうとポスドクになろうと自分のやることは変わらないんだよね

35過ぎて手を動かして生活費を稼いでいるような人間は一部のトップを除いてカス扱いになる

AIでも何でも使って手を動かさないで得られる喜びに慣れて行くというのが社会人としての正常なキャリアパス

2024-04-22

ゲーム会社博士号所持者を雇ってほしい

オープンワールドマップ設計って、まずは地質学とかをベースにして地形の生成があって

そのうえで村や集落形成に至るまで歴史学の応用が必要

それに加えてそこに実際に村が形成されるとどのような文化になるか、みたいな文化学的発想が必要

アイテムの売買とかは経済学的要素が強いし

アイテム生成系はバイオ系・物理系の知識ベースにやってほしい

ミニゲームパズル要素・謎解き要素なんかは数学的な知識難易度を上げて欲しいし

ストーリー展開は心理学を駆使してプレイヤーの心を揺さぶって欲しい

大学ポスドクやってる博士を連れてきて副業でやってもらえばいいと思うんだよね

一番低レベルゲームはそのあたりが全然ダメ

次のレベルでようやく素人がそのあたりを考えて作ってる

海外とかの大型オープンワールドだと学者とかが監修してたりするけど

それでも片手間でやってるようなものなんだよね

アサクリとかだと時代考証ガチだけど最近ダメダメなっちゃった

日本ゲームはもう全然ダメ雰囲気で作ってるんか?っていうレベル

博士号取った人を連れてきてガチ異世界近未来歴史物を作ってほしいか

2024-03-20

研究室博士進学希望者と適切にマッチングするにはどうすればよいか

背景

ある研究室博士課程入学希望者の受け入れに年齢制限をかけていることがX(旧Twitter)上で話題になっている。賛否両論あるが、ここではタイトルの通り「研究室博士進学希望者と適切にマッチングするにはどうすればよいか」について考察する。

第一章:業績に基づく資本主義化が進むアカデミア業界

PIになるためには他のPI候補者に勝る業績が必要である(注1)。業績とは、具体的には論文であり、論文の数と質が共に重要で、それらが多く、また高いほど競争で有利になる。

当然のことながら、論文を発表するには研究をする必要があり、研究をするには資源(ヒト・モノ・カネ・情報)が必要である。ひとたび論文を発表できれば、その論文を元本にさらなる研究費を調達でき、研究必要なヒト・モノを揃えることができる。また他の研究機関との共同研究を通じて情報を得、さらに質の高い研究を行いやすくもなる。すなわち過去の業績は複利的に作用し、今後の業績にも影響を与える。

これは資本主義挙動に似ており、業績を複利的に増やしたい場合投資期間を長くできた方が有利である。すなわち、若年のうちからアカデミア業界に身を置いて、早期に論文を発表できたほうがPIになるには有利である

第二章:年齢制限を設けることの合理性

年齢制限を設ける理由について、その研究室Webサイト上に詳しく記載されているが、まとめると以下4点に集約される。

1.過去経験で、高齢の志望者に本気でPIを目指そうとする気概が感じられなかったか

2.研究費の応募基準年齢制限があるから

3.若年の方がスキル獲得に有利だから

4.最短で博士号を取得できる年齢(27-8才)から遠ざかるほど、今後のPIとしてのキャリア形成に不利だから

1.についてはあくま経験論であり、一般化には議論余地がある(注2)。

しかし2-4については第一章で述べたことも含めて、若年の方が有利であることは一般論としてある程度許容できる。こうしたアカデミア業界の背景から研究室が受け入れ学生年齢制限を設けることには一定合理性が認められる。

第三章:研究室におけるマッチングの難しさ

大企業であれば、仮に採用者が企業側の求める能力ミスマッチしていることが入社後に判明しても、採用者の配置を転換したり、自社の研修プログラムを通じて長期的に教育を施すことはできる。一方で規模の小さい中小企業ベンチャー企業はそうした余力が大企業ほどはない。研究室所属人数も多くて数十人程度の小規模組織であり、かつ毎年のように研究費の調達論文発表が求められる。そのため教育マネジメントにはあまり余力がなく、学生の受け入れに関しては受け入れ時点でいかミスマッチを防ぐかがポイントとなる。

しかし非研究職の就職をしてから博士課程に進学を志望する者と研究室マッチングは難しい。彼・彼女らは研究歴がないため、アカデミア業界文化や、PIになるためのキャリアパスへの知識が乏しい。そのため行き当たりばったりな研究室選択になるリスクが、ストレート博士課程に進学した者よりも高い(注3)。また研究室側も、研究歴のない候補者の受け入れはそもそもリスクが高いし、候補者は全国各地の、様々なバックグラウンドの人であるため自分研究室広告するにもターゲットが絞りにくい。またアカデミア業界内の知人を介した採用も難しい(注4)。そこでマッチング成功率を上げるためにも年齢制限を設けることは有効なように思えてしまう。

第四章:PI養成所としての大学院と、学問の自由としての大学院のせめぎあい

PIになるには博士号を所持していることがほぼ必須条件であることからアカデミア業界では博士号を研究者になるための免許ととらえる文脈がある。かつ博士号は基本的大学院でのみ取得できることから大学院PI養成所としての役割を一部担っている構造もある。そうであれば、大学院PI素養の高い候補者選抜することは自然なことのように思われる。

しかしながら、大学院本来学問を行う場であり、学問自由に開かれるべきである。仮に若年であることがPI素養の高さに繋がるとしても、それを理由年齢制限を設けることには議論余地がある(注5)。

最終章研究室博士進学希望者と適切にマッチングするにはどうすればよいか

タイトルに戻る。第一章・第二章では研究室側の都合を、第三章では博士課程進学希望者の置かれている環境と、マッチングすることの難しさを述べた。この現状でマッチングするには、研究室年齢制限という方法を、Webサイト上で告知せざるを得ないことはある程度理解できる。そこで議論すべき点は第四章で指摘した。

ではどうすればよいのか。残念ながら明確な答えは導出できなかったが、いくつかの考えを列挙する。研究室側はもう少しマイルド表現を心がける(注6)。候補者面談から受け入れまでのプロセス最適化させる(注7)。候補者研究員として採用し、雇用契約を結んだうえで給与を支払う(注8)。候補者側は、なるべく事前にアカデミア業界に触れておく(注9)。また両者のマッチング支援する第三者機関設立も望まれる(注10)。これらの解決策は、少なくとも部分的には、研究室博士課程進学希望者のマッチングに貢献するかもしれない。

研究室博士課程進学希望者のミスマッチ問題根深く、今回インターネットSNSによって表面化したものと思われる。同様の経験もつ者としては、この問題解決を願ってやまない。

(注1)

業績以外にも本人の将来性や同業者からの評判も採用に影響するが、ここでは割愛する。将来性や同業者からの評判についても若年の方が有利であることはほぼ自明である

(注2)

例えば高齢の方が職歴があるため、「本気で(ここでの本気というのは長時間研究するだけでなく、他のキャリア選択肢を捨てた状態も指すと思われる)」研究に取り組まず、研究が失敗すれば前職に復帰するという選択を取れることがネガティブな印象を与えている可能性はある。

一方で博士課程にストレートで進学する学生の数は減ってきている。彼・彼女ら若年者は、博士課程進学と、就職を天秤にかけて就職した可能性もあり、必ずしも高齢であることだけが本気でPIを目指さなくなる原因ではない。また、そもそも博士課程はPI養成することだけが目的なのかについても議論必要である

(注3)

Podcast「いんよう!」でも指摘されている通り、医者はそれ以外の理系学生に比べて、研究に関する知識が乏しいまま研究室研究内容を選ぶ傾向が強い。それ以外の理系学生は、学部卒業研究修士を通じて研究業界ノウハウキャリアパスを学ぶようであるが、医者卒業研究もなければ修士もないため学ぶ機会に乏しい。

(注4)

例えば同じ大学学部生や修士であれば、あらかじめ彼・彼女らを卒業研究修士で受け入れて、研究活動を共に行うことで博士受け入れ前の摺り合わせが可能である。また候補者卒業研究修士活動していれば、自分に合った研究室情報が周囲から入ってきやすい。医者(あるいは非研究職)として働いている限りは、そうした情報は入ってこない。

またポスドク助教以上の採用であれば前所属教授から推薦書や意見をもらえるが、医者(あるいは非研究職)は業界が異なるため前所属からの推薦書や意見は少なくとも同業者のものよりは効用が乏しい。

(注5)

同様の問題は、医学部入試女性浪人生差別記憶に新しい。医学部医者養成する場である一方で、医学を修める場でもある。当時は若年男性の方が医者としての素養が高いと考えられていたため、女性浪人生の点数を不当に下げていた。秘密裡に点数を操作していたことに加え、学問の自由という観点でも批判が集まった。

(注6)

研究者の研究以外の発言話題になることは、国内外でしばしば観測される。

(注7)

組織における採用については、Podcast経営中毒~だれにも言えない社長孤独~」に詳しい。

(注8)

給与を支払う一般企業ポスドク以上の採用においては、採用にあたって年齢制限を設けることは比較的受け入れられている。また大学においても、特殊事例ではあるが防衛医大大学でありながら学生給与を支払うシステムであり、応募資格年齢制限を設けている。

(注9)

医学部には卒業研究がないが、自主的研究室に通うことは可能である。またいくつかの医学部学生研究室一定期間配属する実習をカリキュラムに組み込んでいる。

(注10)

一般企業であれば転職支援サイトリクルーター仲介してくれて、候補者採用側のミスマッチリスクを下げることができる。大学院進学において同様のサービス存在しない。

2024-03-13

ありがとうアイカツ!

アイカツ!への感謝を込めて自分語りします。

アイカツ!子供向けアイドルアニメであるが、

語られる教訓はアイドルに限らず、普遍的な、いまの自分未来自分をどう捉えるかという内容である

プリンセスプリキュアの「プリンセス」があえて曖昧概念で、子どもが持つそれぞれの夢や目標と重ねやすいようにしているのと同じだと考えるとわかりやすいかもしれない(わかりにくい)

ともかく、アイカツ!にどういう教えがあるかというと、

未来自分が振り返ったときに、自慢できるような過去自分でいよう。だから、今を精一杯生きよう。

これをひたすら歌とストーリーシンクロさせて語るのである

この一貫性が見事で、初期EDカレンダーガール歌詞から10年後を描いた劇場版まで全くブレない。

それがぶっ刺さってしまって、人生が大きく変わった。きっとそういう人は他にもいると思う。

2015年

卒業も決まり、暇になって夕方テレビをつけるとアイカツ!というアニメがやっていた。

第121話未来約束!」だった。ちなみに、アイカツおじさんサブタイトルではなく話数で言うことが多い。

留学生が帰るタイミングの話のようだった。自分から見る自分他人から見る自分の折り合いをつけるような話だった。

1話見た瞬間ピンと来た。これはすごいアニメなんじゃないかと。人生で最も正しい判断であった。

そして、新卒で上流SIer就職した。

はてなー一同ご存知の通り、ほとんどなにもしないのと同義のような仕事をしていた。

もちろん定時で帰れていたので、1話からアイカツを追いかけた。

仕事にも慣れてきたころ、125話に到達した。(アイカツおじさんサブタイトルではなく話数で言うことが多い)

125話は初代主人公いちごから、2代目主人公あかりに、話のバトンを完全に渡すという話だった。

そして、ライブパートでの、Good morning my dream。。。

簡単説明すると、私がもっている大切な「夢」、私のことを選んでくれてありがとう。きっと叶えるからね。という歌)

そしてそして、OPがLovely Party Collectionに変わった。

簡単説明すると、今日自分リボンをかけて(未来自分にとっての)宝物にしよう。という歌)

これが決定打となった。

10年後の自分が今の自分を見たとしたらどう思うだろうか。

あの時の自分、あの時の毎日、振り返ったら宝物にできるだろうか。

できないと思った。

こうして会社をやめて、違う道に進むことにした。

具体的には、博士課程に進学した。

アイカツ!のない7年間

3代目主人公も登場し、トークショーなどイベントも盛り上がり、まだまだアイカツ!は終わらない。

そう思っていたら、翌年突然アイカツ!は終わった。

ライブ会場で新シリーズが発表されたのだ。

しかし、アイカツ!を全話視聴した者にとっては、この別れが新たな始まりであると立ち直ることができる。

アイカツ!がなくても、アイカツ!を好きになった自分が、アイカツ!のことを考える自分がある限り、その自分を拠り所にして立つことができるのである

仏教でいう自灯明法灯明の教えだと思えばわかりやすいかもしれない(わかりにくい)

こうして、アイカツ!のない期間も、未来自分に恥じないように毎日をがんばって過ごしてきた。

アイカツ!の展開としては、新シリーズの次のシリーズの次のシリーズまでやったあと、

アイカツオンパレードという、まあPIXAR映画ED流れるNG集みたいな感じのファンサービスがあった。

ただ、アイカツ!本質というべき思想はどれにもなかったかな。

2023年

アイカツ10周年ということで、突然完全新作の劇場版製作された。

それも、同窓会映画ではなく、完全にTV版が終わった直後からそのまま続くストーリーである

しかも、新シリーズを経るごとに変わっていったキャラクターデザイン3DCGのクセもガラッと戻し、

「あのときからアイカツ10年」を完全に捉えた映画であった。

アバンでのいちごの「ただいま!」からまり、終盤での観客への語りかけ。

アイカツがなくても、アイカツを好きな自分を信じて」と考えていたのが、自分暴走妄想ではなかったと、今までの期間のがんばりが正しかったんだと認められたようで、本当に嬉しかった。

これからまたアイカツ!のない世界が続いても、振り返れば、がんばってきた過去自分がいるじゃないかと、送り出されるような映画だった。

こうして、突然打ち切りにあったようなTVシリーズも7年越しに卒業式を迎えることができ、我々もアイカツ!から卒業したのである

そして、ちょうどこのとき仕事でも大きな転機を迎えていた。

アイカツ!で進んだ博士課程、そこから続くアカデミアの道。(簡単に言うと、ポスドクから大学教授まで進むルート

あるいは、企業に進むAcadexitの道。(Brexitのようにアカデミー+EXITを組み合わせた造語

結果的には、良い話があって企業転職することになった。

アイカツ!がなかったら今の自分はなかっただろうなと本気で思う。

アイカツ!があったから、今の自分ポジティブに向き合えたし、未来向きの今を生きることができた。

転職先で働き始めるのはまだ先のことだが、不安はない。

ここまでは来られたんだから、きっとこの先も大丈夫

2024-03-12

anond:20240312000052

たとえば魚の生態を極めたさかなクン寿司職人になったみたいな感じ

さかなクンは魚好き芸人ってだけで高卒なのに大学准教授(しかも変な私立じゃなくまともな国立)ってのが対応すると思う

限界ポスドクとしては歯がゆい

2024-02-28

プロ野球選手とかお笑い芸人とかYouTuberとかだったら「誰もがなれる訳じゃない、諦めさせる事が大事」みたいに言うのにポスドクとかアニメータの話になると「支援しない国が悪い、理解のない国民が悪い」みたいに言い出すよな。

2024-02-22

anond:20240222140509

せやな

博士を使うためには博士号が必要で、博士号を持つ人がいないか博士採用できない……

こういう時こそ産官学連携と思うよなぁ

コンサル的に、若いポスドク派遣してみればいいのになぁ

2024-02-12

プロ野球選手とかお笑い芸人とかYouTuberとかだったら「誰もがなれる訳じゃない、諦めさせる事が大事」みたいに言うのにポスドクの話になると「支援しない国が悪い、理解のない国民が悪い」みたいに言い出すよな。

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