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2021-05-05

映画「あのこは貴族感想

緊急事態宣言のなか、都内映画館で鑑賞。

ストーリーは、北陸の「地方都市から慶應大学に進学し、親が失業したので大学中退して、水商売やらなんやらな女1と、

渋谷松濤に住む婚活中のお嬢様(女2)の人生が一瞬クロスする、女同士の共闘シスターフッド)をテーマにした社会派映画

感想として、「これリアリティないのでは?」

増田地方公立高校から旧帝大進学。早慶合格したけど蹴った。

から渋谷に住む金持ちや、劇中で出てくる政治家一家エグゼクティブについての描写がどれくらい正しいのか、分からない。

でも、地方出身の女1については、明確にリアリティがないと思った。

まず、地方進学校から慶應一般入試で入る人は、高校トップクラス(上位10番以内)の成績の人だ。

このクラス女子だと例外なくガリ勉である

もちろん大学デビューというのは多いので、大学生の時に化けたりするのも普通だが、女1には大学入学当初からそういうガリ勉臭さがまったくない。

受験秀才空気ゼロ

あと田舎から旧帝大早慶に行くような人は、エリート家庭とは言えなくても、その地域でそこそこな家の人が多い。

具体的には、親は教師公務員

しかし、女1の弟はマイルドヤンキーで、描写される家庭も、「成績が良い子の家」感がまったくない。

親が高卒ありがちな文化レベル低そうな家庭。

そういうところの子供が、ガリ勉になり一流大学に進学することは、ほぼ有り得ない。

この映画都市地方格差を描きながらも、地方の中にある格差を全く無視している。

地方貧乏な家の子ガリ勉して慶應に行くなんてことは、実際にはほとんど有り得ないのに。

あと、慶應に行くぐらいだから地域トップ進学校に通っていたはずなのに、高校同窓会に行ったら、バカそうな土建屋の三代目が出てくる。

これも地方進学校空気感がゼロ

要するに女1に関しては、まず田舎から一流大学に行った人のリアリティがぜんぜんないのだ。

それに気付くと、東京金持ち連中の言動眉唾になってくる。

出てくる人はセレブばかりなのに、思考昭和。男は仕事、女は家。みたいなかんじ。

いや、東京金持ちって、表層的にはリベラル意識高い人が多いのでは?

人前であからさまに昭和言動取らないでしょう。

あと、女2の婚約者祖父が、興信所で身元調査したと、女2に告げるのもの有り得ないでは?

そういう身元調査していたとしても、表立っては言わないのでは?

セレブポリコレ無視とか有り得ない。

なんかこの映画に出てくるセレブSDGsとか知らなさそう。

前世紀っぽいんだよね、言動が。

そういう意味リアリティがないなあと。

表面的にはリベラルなこと言っているのに、内心では昭和な心を持っているとかならリアルなんだけど。

あと登場人物がみんな知的レベルが高いはずのに、本棚が映らなかったのも変。

本を読まない人しか出てこない。

なんかリアリティが気になって、映画に入り込めなかった。

2021-05-02

anond:20210502155242

https://anond.hatelabo.jp/20210502155909

https://anond.hatelabo.jp/20210502155323

適当に199N年1月分のブログというより個人家事メモ。ひっこしして1人めを育児してゲームしてそこそこのんびり新妻してたらしいな。下から読んだほうがわかりやすい。今そこから3回(旦那は4回)転居した。

食事の内容がわりあい粗食である点については事情があるので参考にしないほうがいいぞ。

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引越の買い物 収納ボックス 照明器具 台所フィルム 押入の敷物 冷蔵庫 (乾燥機付)洗濯機 カーテン・・。

桃太郎電鉄V(プレステ

「アイマックDV」をiに下取りしてもらって買い換えよう!マックの「アイブック」。

フィスラー4.5L 2万くらいで。(圧力鍋ブランドですね。)

接写のできるカメラ?←デジカメ中古(50万~100万画素程度)?

2月にでるATOK13

売ってくれる人、情報のある人は今すぐ??????@geocities.co.jp  までお知らせ下さい!←いまちょっとサーバー調子が悪いかも?しっかりしろジオティ

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1月31日(月)

引越最初の平日なので、市役所に行ったり駐車場契約に行ったり銀行に行ったり。旧居の鍵を返したり。カーテンを買いにさまよって結局昨日の店で買ったり、その途中でmが大うんちをしたり。夕食はドーナツ

1月30日(日)

また旦那の両親が来てくれた。父は旧居から残して置いた冷蔵庫洗濯機を運び出すため自動車で2往復。母は旧居のお掃除を手伝ってくれた。私はmと新居にのこってとりあえず当座必要ものの在処を確かめた。あと子守。それにしても新居はほんっとーに、むっちゃくちゃ寒い腰痛に響く。お昼ゴハンを一緒に食べた後お帰り。夕方カーテン照明器具を探してさまよう。良いのが無かった。

1月29日(土)引越当日

朝8時から引越屋がくるので6時起き、10時にかぎ引き渡しにでかけ、通帳を詰めてしまたことに気が付く。11時前に積み終わって昼過ぎに運び込み。手すきの連中で餃子を食べ、旦那サンドイッチを買って帰った。引越屋は照明の取り付けを手伝って3時頃帰ったが、すぐ後に新しく買った冷蔵庫洗濯機の運び込み。これから開梱をがんばらないと。昼過ぎ実家の両親が来て旧居の掃除と子守を手伝ってくれ、冷蔵庫の中身や浄水器も運んでくれた。新居はむちゃくちゃ寒いので灯油も買ってきてくれたが、カーテンが足り無いのや隣近所がまだ居ないので、いくらファンヒーターを焚いても暖かくならない。バーンアウトは無理だと旦那が言ったとおりだった(でもノンホルマリンでもやっぱり臭い)。風呂むちゃくちゃ早く沸いた。洗濯機エラーばっかり出てうごかん。照明が足りない。夕食はおごり。ごちそうさまです。

1月28日(金)

引越前日ということで旦那の母が来て荷物梱包を手伝ってくれた。おそろしいほど早い。夕食までおごってもらった、と思う。私は風呂掃除をちょこっとした以外子守(離乳食をやらないのでご機嫌悪い)。

1月27日(木)

旦那のお休みはいったけれどなんか何をやっていたか思い出せない。ただ最初働いてくれないと思っていらいらしていたので、本でも詰めたのだと思う。夕食はマイクロウェーブディナー(要するに昨日買った冷凍食品)だったか?私は早くも1日mを背負って腰痛になった。 

1月26日(水)

今日旦那引越最後の出勤日。引越がせまるにもかかわらずmのお散歩ついでにスーパーに行って買い込んでしまった。だって冷凍食品5割引、低脂肪乳1本100円、伊予かん5個200円には勝てない・・。

2月までは日記更新出来なさそうですが皆さんよろしく~~。

1月25日(火)

銀行郵便局に行って市民税を7万円以上も払って帰ってきたら背負っていたmの靴下が片方無くなっていた。またか・・。夕食は昨日の残りを卵綴じにして。

1月24日(月)

じつは今日オレシカクリアした。割と簡単クリアできてしまったのは簡単モードだったかである。1030年。 外はとても寒かったがコーヒー牛乳1L98円とか買ってきた。

夕食は牛肉タマネギ牛丼風、と思ったらたれをすき焼き風にしたらしく、とても甘い。と文句を付けたら豆腐とお麩と春雨を追加してホントすき焼き風にしてくれた。

1月23日(日)

朝すぐでかけ朝マックコジマ電気に入り浸り、カタログを持ち帰り検討し、昼デパートに行って授乳と昼食をとってまた戻って、冷蔵庫(450Lクラス)と洗濯機(8kgクラス)を検討冷蔵庫は、電気を食う富士通三菱却下ナショナルいまいち東芝サンヨー日立で結局安くて製氷パイプが洗える東芝洗濯機超音波重力と斜めドラムと静かとイオン水でイオン水にした。たくさん買ったのでカードの限度額を超えた。リサイクルショップに寄って帰って3時、みんなでお昼寝。mがうんちして泣いたので起きた。

夕食はベーコンエッグみそ汁、サヤインゲンの炒め物、焼きタラコ。しょっぱくてのど乾いた。テレビ特報200Xで、母性について。マンガン不足に注意、ナッツキウイ玄米を食べよう。 明日は「月下の棋士」やるらしい。人がまた死ぬらしい。麻雀も書いたんだからカードゲームでも書けという某学生に一票。

1月22日(土)

初詣に行った後、旦那様がビデオを見たりしていたらあっという間にお昼。1時半から内覧会。今度は旦那がしっかり採寸してくれた。3時半頃実家の両親が来て冷蔵庫を車に積んだ。その後mを子守してもらって荷造りが少々進んだ。5時過ぎに近くの回転寿司に行きおごってもらった、親とはありがたい。気に入ってもらえたみたいでよかった。帰ってからmがくさーいうんちを少々。マッサージが効いたらしいが、うんちするとき泣くのは参った。

冷蔵庫一個無くなっただけでずいぶんすっきりした。この調子でもう一個の冷蔵庫洗濯機旦那実家にあげたらもっとすっきりする予定だ。見積もりしなおしてもらわないと?

旦那は「動物のお医者さん」全12巻読了、mに「なあ、チョビ」などと呼びかけている。飼いたいらしいがmが大きくなるまでだめ。

1月21日(金)

から敷き布団一枚を資源回収に出した。強風のなかリサイクルショップに出かけて、マホービンは800円、揚げ物鍋700円、電気鍋2000円で委託。足元見られてるけどまあいいや。一旦帰って新たに食器なども持っていこうとしていたのだがmが寝たので中断。夕ご飯ハムエッグ納豆

1月20日(木)

午前中天気が良かったのでリサイクルショップに出かけて敗北。定休日だったよ・・。今日委託品は大きいマホービン:800円、温度計付き揚げ物鍋:1400円、小さな電気鍋(しゃぶしゃぶ用):3000円。マージン35%も取られるけど明日にはまた売りにゆこう。

ご飯は昨日の常夜なべ+牛肉。たぶんしゃぶしゃぶに近い。食後にライチ(7ヶ月前の冷凍もの)。7ヶ月冷凍庫に入れて置いた牛肉完璧冷凍庫の臭いになっていた。歯ごたえは良かったんだけどね。 どっちの料理ショーは鶏煮込みうどん海鮮堅焼そば海鮮が豪華だと思ったら鶏の勝ち。あれ?3層麺、そんなにおいしかった? 来週は豚汁となんだろう?豚汁はいつ食べてもおいしいから負けそうだと思うけど・・。

1月19日(水)

今日も寒くなるそうで、出かける気がしない。灯油も使い切り(引越のため)、何一つ暖房のない我が家しかたないかエアコンでもいれるかな。今日インフラ(?要するにガス、電気電話水道)に引越すると電話した。

ご飯豚肉の常夜なべ。 夕食後のテレビタイム旦那が「動物のお医者さん」をよんで、たまに吹き出している。はまったな、ふふ。

1月18日(火)

晴れた。暖かくて嬉しい。mもよく寝る。自転車で遠くの銀行写真の焼き増しや最低限の食料品を買い物しに行った。

ご飯枝豆豆腐と挽肉の麻婆風(ワカメはなし)。ワカメみそ汁

1月17日(月)

暗いと思ったら大雪。チェーン忘れを痛恨の一撃にするこの雪・・。午後晴れてから郵便局銀行に行った。頭金のためにたくさんお金はらって通帳が3つほど空になった、と思ったら1個だけ通帳記入を忘れてた分が残った。でもそのお金家具を買って使い切る予定。結婚したときまり家具を買わなかったので、ここでばっちり揃えてしまおう。ドラム洗濯機っていいのかしら?

ご飯干物焼き魚、若布のみそ汁冷蔵庫空っぽ計画なのだ

1月16日(日)

ご飯は近所の回転寿司。私は安い巻物を中心にたくさんたべた。そしていよいよ内覧会。まずしょっぱなから駐車場抽選にはずれた(といっても後で調べたらそんなに最悪ではなかった)。旦那はそのショックで肝心の家の内装などはチェックしていなかったと後で告白。そうね、ただバタバタとドアを開け閉めしてたわね・・。メジャーは持参したけど使わず、ただやっぱモデルルームよりは狭いという印象。私が内装ケチを付けてなおしてもらうようにして、その他いろいろ手続きして、帰って落ち込んで、ぐちをたれまくって(実家にも)、近くのスーパーのお総菜でしょんぼりごはん

mはそんなことにも気づかずご機嫌。最近はころころ寝返るし、お気に入りあやし言葉「ぷしゅー」でケケケと笑う。親ばかなのでビデオを持ち出し撮影会

1月12日~15日

12日:食料を片づけ、りすに餌をやってから迎えに来た父と電車でお出かけ。母は忙しく、夕食はけんちん汁など。電車に乗ったせいか、mが腸重積ではないかと思うほどの夜泣き。「谷村志穂飛田和緒1DKクッキン」「2DK」「お買い物」

13日:午前中はのんびり。昼は焼き肉宝島のお膳、680円。午後は母が忙しいためお留守番。妹と父とおでんをたべた、おいしかった。「PAPA TOLD ME」「研修医なな子

14日:金曜日ということでみんなのんびり。昼はステーキ宮、夜は豚バラ高菜の煮込み(大好物)他。

15日:お昼はうどん民芸公園遊んだ旦那が迎えに来た。だいぶよれよれになっているので帰りは運転してあげたら、さら疲れたらしい。かえったら不動産からしかりの電話

気が付いたら、実家からタイヤチェーンを持って帰るのを忘れていた。「動物のお医者さん」はもって帰ったのに・・。ぼけてる。

1月12日(水)

初雪が降った。このあたりはつもりそう。旦那の身内に不幸があり、旦那自動車で出かけていった。私は実家に帰って旦那の留守を過ごす予定なので、またもや更新が滞りますよろしく

1月11日(火)

からうんち。離乳食フレンチトースト(煮たの)、ミカンみそ汁ご飯写真の焼き増しが1駒ずれていた。郵便局銀行を回った。昼過ぎまたうんち、これで3度目。そりゃ1週間近く溜め込んでたんだからと思いつつ心配。熱はあまりないけど・・。添い寝してたくさん昼寝させた。

ご飯は豚のソテーウスターソース風味、粉ふきいもとサヤインゲン添え。コーンスープ。おいしかった!

1月10日(月)

から書斎の片づけをしている旦那。私はmをお散歩につれていったり。昨日から旦那ホントによく働いている。ので、ちょっとゲーム休憩を挟む。オレシカ、佳境です。

ご飯は、カッペリーニ白いソースタマネギ、サヤインゲンハムチーズクリーム)。深夜、泣いて居るのでおむつを見たら久しぶりにうんちをしていた。

1月9日(日)

から旦那掃除している。私もお手伝いして、大きな本棚を片づけた。段ボール7箱+2箱くらい積み上がった。夕ご飯牛肉ゴボウ柳川風。

1月8日(土)

ゴハン旦那がつくってくれた。豆腐わかめネギみそ汁目玉焼き。mには、豆腐みそ汁掛けご飯目玉焼きの黄味を離乳食ミカンデザート。その後、出かけた。まずは初詣旦那は行ってなかったので)と思ったらむちゃくちゃ混んでて中止、レッドロブスターサラダランチクーポン使って長居してその後お昼寝mをつれてコンピュータ店。アイマックDVを検討。わが家のデジタルビデオカメラfirewire(IEEE1394)端子がないじゃん・・。変換器とかいるのかな。あと、やっと繋がったDVD-RAMドライブ、OS9との相性は?とかいろいろ調べたくなり、その場でインターネット検索掛けたりして長居保育園に出かけて2月から契約して1ヶ月分の月極料金を支払い。背水の陣に気分はすっかりおセンチになってデパートへ。mを買い物カートに乗せるとしっかり握るからもう極悪にかわええ~。テレビ売場で名人戦の中継みてBS入れたくなったり。次に安売り店で買い物して上がり。夕食はマクドナルドテイクアウト。mにはベビーフード。

今日も鼻水は止まらず乾いては鼻くそになって大変。と思っていたらベビーフードの匙にがじがじと異様な手応え、とうとう下の歯が頭を出した!初めての風邪と歯が生える時期が重なるってホントです。 あと、最近「えんむ~」とか「め~、め~」って甘え泣きしておもしろい。「ぶぶぶ」は終わって、「んめ~」で歌ってます

1月7日(金)

週末が近いので楽しみ。夕食はおでんにとうとうとどめを刺した。旦那映画ツイスター」をみて妻の気持ちを逆なで。明日からばんばん働いてもらうことに決まり

1月6日(木)

タッチおじさんの綿毛布が当たってしまった。びっくり。伊豆写真をみて気力を回復

夕食はやはりおでんさら蒲鉾を追加。

1月5日(水)

実家でmが風邪をもらってきたようで鼻を詰まらせていたが、熱はなく機嫌もいいのでちょっと厚着させてあといつもどおり。昨日は離乳食がろくにできなかったので、ジャガイモみそ汁に卵を落として。卵の黄身を食べさせると鉄分補給され血色がよい。

夕食はおでん。ねりもの大根、牛筋、こんにゃく白菜巻きソーセージ、餅袋、卵、ジャガイモ

12月31日(金)~1月4日(火)実家にて

31日:昼ご飯は軽く食べ、年越しに天ぷらそばを食べた。エビなすピーマンなど揚げたて。mを風呂に入れ早めに寝た。一戸建ては夜寒いが、それほどでもない。2000年対策のため父は夕方から出勤。

1日:父は何事もなく始発で帰宅。mに良い服を着せておせちを食べて(きんとん、くろまめ、かずのこ。ちなみにお雑煮は鰹だし。もちの上に、ぶり、こまつな、ゆりね、ぎんなん、とりにく、するめ、こぶ、だいこん、れんこんごぼうにんじんかまぼこ等が載っている。)お年玉あげて初詣して実家年賀状が来て新聞を読んだらあとんのーんびり。mの離乳で遊んだミカンいくらでもしゃぶる。夕ご飯は到来物のお肉でしゃぶしゃぶ。夕食後に旦那から電話がかかってきた。あちらは大変らしい。

2日:上の妹は電車初売りに。残りの家族は近くの赤ちゃん用品店や本屋ファミレスホットケーキお茶やぐるっと一回りして戻った。mにしゃぶしゃぶの出しで雑炊豆腐みそ汁はヒットかも。ごろごろ。早めに風呂に入れてショムニをゆったりとみたぞよ。夕ご飯手巻き寿司エビ・カキのフライ

3日:お散歩に行った。本屋絵本が充実)とスーパー。苺を片手に握りつぶしながらしゃぶる(といってもどちらかというと握っている手を・・。)mの姿はもうかわいい一言であった。昼は煮込みうどん(mに卵の黄味をやる)、夕ご飯豆腐の煮たの他。「MASTER KEATON」「監察医ケイ業火

ワンルーム15㎡だけど満足してる

実家で8畳の自室すら持て余してた。

部屋の片隅にベッドと本棚パソコンデスクを置き、部屋の大半を余らせてた。

引きこもりでも社畜でもないが、広い部屋は持て余してた。

 

上京してから借りた部屋は新宿駅自転車で十分前後ワンルームで15㎡。

家具も何もなしで見たときは狭いなと思ったが、暮らしてみたらなかなか楽だ。

腹減ったら椅子に座ったまま滑って冷蔵庫行けるしお茶いれるのも歩いて数歩。シャワー浴びるかと思って流れで歯も磨ける。ユニットバスから掃除も流すだけで楽。ベッドに寝転がったまんま本棚から本出して読めるし夜中に目が冷めてトイレ行くのも数歩なのですげー楽。

ステイホーム言われて部屋から出ないのもストレスなし。むしろせまくて全部手が届くから実家いた頃より楽。怠惰が加速してる。

2021-04-28

続きを楽しみにしていた漫画最新刊から電子書籍のみになってもうた

もちろん購入して読んだけど

でもやっぱり紙で欲しかったなあ…本棚に途中までの単行本が並んでるのがなんだか切ないよ

2021-04-26

違う 違うんだウマ娘 おまえ達でシコシコしないのは 馬主サイゲームスが怖いからではなく

俺が

30過ぎた俺が

性欲が全然わかなくて

朝勃ちなんてここ数年しばらくしてなくて

いつものクセでエロ同人誌とかをネットでかうもの

写真とって作者にリプで「買いました!」と報告して薄い繋がりを感じた後は同人本棚しまいこんで読みもせず

新しいアプリが出ても「この子ジェネリック○○だな」としった風でそれ以上情報収集せず

結局今でも誰かにいいねされたくて艦これ朝潮型のエロ同人ばっかり描いている

俺のせいだよ…

2021-04-17

38歳で読書をはじめた

漫画雑誌たまに、仕事の本も必要なら必要な部分だけ読むぐらいで、活字の本を通して読んだ記憶ほとんどなかった。

アニメ映画が好きだからというだけで特に嫌いというわけではなかったがタイミングがなかったんだな。

で、去年からリモートになって背景が本棚の人かっこえーと思い、壁紙リフォームする感覚本棚と本を買った。

壁のサイズを測り、ニトリで丁度になるよう2つ本棚を買って組み立て。

あとはメルカリ中古本を600冊ぐらい買った。

ハードカバー セット」とかで検索すると背表紙を見れるので適当に購入しまくり、本屋にも行って画集とか翻訳もののかっこいい本とか大人買いした。

本棚と合わせて全部で20万弱。部屋がかっこよくなって読んだことない本が大量にあるという状況を作ることができた。

それでまあみんな知ってるんだろうけど読書って面白いな。にわかデビューで1年300冊ぐらい読むほどはまってしまった。

とりあえず小説をいっぱい読んだ。

最初に読んだのは真保裕一の「奪取」。かなり分量あるけど一気に読んでしまった。「一気に読んでしまった」は本好きはよく言うけどこういう感覚なのな。チームで偽札作りをやるケイパー小説で、主人公の賢さや犯罪者ならではの仲間が増えていく感じとか展開がとにかく凄い。

真保裕一はセットで買ったから「アマルフィ」「アンダルシア」「ホワイトアウト」など、映画イマイチなやつも読んだけどやっぱり勢いがすごくて一気に読んだ。当たり前だけど映像化では端折られるし、小説読むと端折っていいとこあんまないからそりゃあん面白くならないわな。映像作品より小説のほうが長いのが苦痛じゃないのも発見

そしてミステリーだ。これは文章しか達成できない仕掛けがあったりするので本で読む意味がすごいある。タイトルあげるとそれだけで興を削ぐかもしれないけど、貫井徳郎の本はどれも良かった。

あと気に入ったのは中山七里。「護られなかった者たちへ」は生活保護課の役人餓死連続殺人されるという社会派ミステリー

純文学はここ何年かの芥川賞セットってやつを買ってちらちら読んでる。

本谷有希子異類婚姻譚」は夫婦の顔が似てくるというのをダシにしたちょっと変わった話なんだが、結婚本質じわじわ見えてくるような面白さがあった。

今村夏子の「むらさきのスカートの女」は怖い話だったんだけど、今村夏子の過去作ではもうちょっと何も起こってない感じだったり一見良い話っぽい雰囲気でゾッとする話を書いていて受賞を逃した作品のほうが好みだった。「星の子」は本当に素晴らしかったな。

翻訳もの新潮クレストブックスのセットを買った。背表紙統一感があって綺麗だし、評判どおりこのレーベルは安定してレベルが高い。

びっくりしたのはトム・ハンクスの「変わったタイプ」。トム・ハンクスってあの俳優のトムハンクスなんだけど、短編が全部めちゃくちゃおしろい。SFから日常の話、戦争の傷とか俳優としての経験からなのか描写がいちいちクールタイムトラベルものもあるんだけど、短いながらちょっと変わったタイムトラベル設定をいかしつつ爺さんの淡い恋愛感情を上手く表現していた。この本は今の所小説の中で一番好きってぐらい面白かったな。

ラノベアニメで見たのをちらほら読んでるけど全く違う感じで読める。

ハルヒやっぱおもしれーな。SFとして面白いってのが小説だとよくわかる。あと、解説筒井康隆が書いてたり、こういうのも本の面白さだわ。筒井康隆短編は枕元に置いて寝る前にちょこちょこ読んでる。「にぎやかな未来」を読み中だけど、イメージしてたより繊細な話もあったりして興味深かった。イメージ通りの飛んだ話も読んだらやっぱりすごかったし。

ノンフィクション面白い

「黒い迷宮」というルーシー・ブラックマンさん事件のことを扱ったルポは大作だった。結構かいこと忘れてたり、その後どうなったか知らない人も多いと思うけどちょっとえっていう感じだから読んでほしい。

あんまり読んだ本の話してもしゃあないか

なんだかんだ1年で半分ぐらい読んじゃったからとりあえずもう1面を本棚壁にする計画中。

本棚に囲まれてるの楽しいな。しかし長年の本好きの人は保管どうしてるんだ。電子化とかもあるけどやっぱり囲まれたいなあ。

まれコーヒー飲んでるのめっちゃ好き。

たまには作品タイマン張ろうぜ

SNS全盛のこの時代前評判なしに作品に触れることはほとんどないように思う。

悪いことじゃない。誰だって面白そうな作品を見たいに決まってる。でも、ちょっとだけ、この現状に危機感を覚える自分がいる。

テセウスの船」という有名なパラドクスがある。船のパーツをすべて交換したとき、それは元の船と言って良いのか?というアレだ。私の覚える危機感はこれに近い。つまり前評判ありきで作品を見た後の感想果たして本当に私自のものなのか?ということだ。

どんな作品なんだろうと検索すれば、耳触りのいい言葉が無数に並んでいる。「どうあがいても●●」だとか、「(作品A)+(作品B)÷2」だとか、「(なんかそれっぽい形容)な(任意作品名)」だとか。よく考えつくなあと思うし、実際的を得ているのだろうとも思う。一方、この上ない空恐ろしさも感じる。こんな素晴らしい感想を見た後、この作品を見た俺は新しく何か感じ取れるのか?俺の感想はすべてネット共通解に塗りつぶされやしないか?結局他人言葉パッチワークしかないのでは?自分で思いついたはずのうまい表現もいつかサブリミナルに見た他人言葉じゃないのか?…。

既に用意されたテンプレを新しい作品に当てはめ、みんなで同じように使うインターネット組体操は確かにすごく楽しい。でもそれだけじゃダメだろという感情はぬぐい切れない。他人感想作品を誉めたかと思えば、評価が間違っていれば責任逃れ。次は他人感想作品をくさす。自分オタクと思ってるあなたたちも無意識にこうなっちまってないか

から私は作品タイマンを張る。休日本屋でじっくりと腰を据え、本棚を眺める。タイトルと、装丁と、ほんのわずかな粗筋。これら一次情報だけで本を選ぶ。読みきるまで他人感想は見ない。どんなに拙くとも、自分感想を書ききって初めてネットに触れる。時には多数派真逆見解になることもある。正直心臓バクバクする。そのたび「これは答え合わせじゃないぞ」と念仏のように唱える。すると、意見の違いを楽しむ余裕が出てくる。

ぶっちゃけめちゃくちゃ疲れるし、割に合わない作業だ。だけど、これをしないと自分自分でなくなってしまう気がするから気の向く限りは続けようと思う。続くかな??

インターネット自我を飲まれがちなそこのあなた、ぜひ試してみてください(できれば感想お聞かせください)

2021-04-16

anond:20210416043013

電子書籍についていけない老害さんじゃねえか

本棚占拠しない 紙きばまない 入院してもタブレット一枚と病院wifiがあればいくらでも持ち込み可能

あとは純粋コンテンツお布施を投げつける自分が納得できるかどうかだけの話

2021-04-13

anond:20210411093625

紙好きだけどかさばるからなぁ。漫画全巻購入すると本棚や部屋が圧迫されて

2021-04-12

anond:20210412012918

あれはどこの家庭でもあるの?

なんなの?

通過儀礼なの?

そもそも、なんで隠しておいた本を机の上に置いたり、参考書本棚に混ぜるの?

警察なの?

摘発しようと思えばいつでもできるんだぞ、という脅しなの脅迫なの?

警察というよりヤクザなの?

そのうえ、入手困難だったもの勝手に捨てる?

中学生がビクビクしながら成人のフリをして購入したものを捨てる?

その度胸は買ってくれないの?

森山塔漫画だけでも書い直したくなってきたなあ

2021-04-11

メルカリですごく親切な人に当たった

勉強系の本を300円で買った。マイナーなのか買い手がつかず、俺が見るまで売れていなかった

買った覚えのない関連本が何冊かオマケで入っていた。辞書的な使い方ができて中古でも結構高い本、過去問本、問題集、模擬問題集宅配便で来たので送料だけで赤字だろう。引っ越しするのでオマケで入れておいた、必要なければ売るなりしてくれて構わない。勉強頑張ってくださいとメモに書いてあった。もし売ったらたぶん、3000円くらいにはなるんじゃないか。確かに引っ越しで捨てるなら送っちまえって気持ちわからんでもないけど、こんな経験はじめてだったのでびっくりした。もちろん、売らずに勉強に使う。合格して使い終わったら塾の本棚寄付するつもり

紙の本なんて濡れたり燃えるだけで失われる貧弱媒体なのに信仰してる奴がいる不思議

冷静に考えてみ?

お前の持ってるその貧弱な媒体がこれから先ずっと無事な可能性ってどんなもんだ?

つうかお前の持ってる本少なすぎるんだよね。

もっとちゃん読書家してたら、本をしまうためだけに本棚をいくつも買って、毎月無駄家賃払うのなんて馬鹿馬鹿しくなるよ。

ダンボールに入れてるから問題ない?

おーっとまさに本を読まない人間特有の発想が飛び出したな。

本って1度読み終わっても突然読みたくなるもんじゃないんだ。

まあそうだよね。

俺も子供の頃ピコピコソフトや遊び飽きた人形をいくつも取っておいたけど、結局全く触らなくてスペースの無駄だって気づいたから売ったよ。すげー安かった。

でも本は違うんだよね。

突然読みたくなる。

からさ、大量の本を綺麗に並べても安く済む空間が欲しかったんだよ。

電子書籍はまさに発明だったな。

だけど、世の中の本をロクに読まない連中はすぐに「電子書籍雑魚じゃん?紙の本でいいじゃん?」って言うんだ。

これが不思議でならねえんだよな。

いや、これ自体は大した謎じゃねえな。本を読まないだけって結論がついて終わりだから

でもそいつらが「紙の本凄い!超天才!」みたいな事言ってるのは流石にチンパンジーが過ぎると感じるのよ。

なんで?

紙の本こそまさに雑魚だけど?

自分にとって都合がいいだけの物こそこの世で最高のものだと考えちゃうのかな?

LLサイズの服しか着れないアホが「Sサイズの服っているかデカイ服だけ売ってチビは袖を丸めてりゃいいじゃん?」的な?は?

ああすまん理解したわ。

まり、本当の本当に想像力視野が皆無の馬鹿ってことか。

本を読まないってのは悲惨だな

2021-04-09

馬鹿の読む本って単価高くない?

漫画も啓発本もオカルト本も麻雀本も税抜き1500円とか1800円とかのものばっかり本棚にずらっと並べてる気がする

2021-04-07

anond:20210407195012

少年おしのけてって言ってるけど、君の家の本棚テニスの王子様は全巻揃ってる?新テニスの王子様ちゃんと買ってる?

2021-03-31

勉強できなくて辛かったことを教えてくれ

今後同じ増田を何回か投稿するかもしれない。なんどか見つけてもあまり怒らないで欲しい。

自分所謂勉強が出来る子」だった。

中学受験あるあるだとは思うが、地元小学校では神童扱いで、そのまま有名進学校入学大学受験成功している。

問題は今、家庭教師として生徒の気持ちを全く汲んでやれないということだ。

今の生徒はとにかく勉強が出来ない。多分九九から苦戦してるし、国語が苦手だからあらゆる問題文が読めていない。

これもあるあるかもしれないが、自分国語勉強しなくても出来るタイプだった。もしやと思ってその子本棚確認したら、ほとんど飾り棚と化している。読書量の問題かと思って生徒にも何冊か優しめの本を紹介してみたが、国語が苦手だと読書苦痛で全く読み進められないという、卵が先か鶏が先かわからないという事実が判明しただけだった。

授業中はなるべく優しくしているつもりなんだけど、それでも生徒は途中で泣きそうになったりする。辛い。なんとかしてあげたい。でもわからないのだ、なんでわからないのか。わからないってどんな気持ちなのか。

本当は自分のような学生担当するべきじゃないというか、それこそ昔勉強が出来なかった人が教えてあげるべきなんだろうけど、親の意向教師はある大学の現役生じゃないと認められないらしい。

ここにいる勉強ができない、または出来なかった人、どこで躓いたのか、出来ないとどんな気持ちになるのか教えてくれよ。

2021-03-30

BLはいから隠れるのが正しいという風潮になったのだろう……

90年代出版された男性向け投稿写真エロ雑誌編集後記的な所に内容をある程度ぼかした感じで「やおい」と言う言葉を直接使って言及されていたのを見た覚えがある(そういうジャンルのことを知らなかったのでなんでこの人は矢追純一名前を出して変な事言ってるんだろうと思っていたけど)。

 

地元図書館に行けばノンケの若侍が義兄にレイプされてから好きな女性がいるにもかかわらず色んな男に想われたり手を出されたりしながら悲劇的な結末を迎える時代小説や不幸にも女顔だったためやたら男にちょっかい出されてきた少年暴走族の男に手籠めにされた挙句少年院に入れられるもそこで運命的な男と出会青春小説八岐大蛇であった織田信長森蘭丸セックスする怪奇小説がなんの区別もなく本棚に並んでいた。

 

ネットが普及する以前に専門誌が刊行されていたような一大勢力を築いたジャンルに何故隠れるのが当り前みたいな風潮が蔓延してしまったのだろうか?

リモートワークするとしょうもないことで妻がイライラしてるのがむかつく。

本を本棚に戻さないから1人でわーわーなって「じゃあどこにもいかない!」ってキレてる。

くだらねー。2歳がなんでも理解できるかよ。馬鹿じゃねーのか。

イヤイヤ期は成長してる証拠だろ。みんな通ってきてんだろ。しょーもな。

出社してーわ。何のための専業主婦なんだか。そんなに子供嫌なら不妊治療もしなきゃ良かったし保育園いかせりゃよかったじゃねーかよ。

2021-03-23

防水タブレットを買おうと思ったが

風呂場でエロ漫画を読むことにハマっている。

今は防水kindleで読んでいるがそろそろDMM本棚のものも読みたくなったのでタブレットで読もうと思った。

防水タブレットは持っていない。ちょうどdタブが少し安売りしているので買おうかなと考えた。

だがしかし、今のkindleでも感じているが防水と言っておきながら充電端子は非常に危ういのだ。

水につけたら即終わりではないが端子の凹みに水が溜まれば錆の原因になるし、充電不良も起こしやすい。

毎回綺麗に乾かすか、あるいはそもそも濡らさない使い方をするか。

無精者の俺には毎回乾かすのは無理なので、濡らさない使い方を模索する。

方法簡単だ。amazonタブレット用防水ケースというものが売っているので買ってそれに入れて使うだけだ。

だが待ってほしい。すでに気づいた人もいるだろうが、それなら防水ではない普通タブレットで十分なのだ

そして僕はFireHD10タブレットを既に持っているので、これを風呂場に持ち込むことにした。

約40,000円の節約である

今日も得したぜ。

2021-03-22

D坂

それは九月初旬のある蒸し暑い晩のことであった。私は、D坂の大通りの中程にある、白梅軒はくばいけんという、行きつけのカフェで、冷しコーヒーを啜すすっていた。当時私は、学校を出たばかりで、まだこれという職業もなく、下宿屋にゴロゴロして本でも読んでいるか、それに飽ると、当てどもなく散歩に出て、あまり費用のかからカフェ廻りをやる位が、毎日日課だった。この白梅軒というのは、下宿から近くもあり、どこへ散歩するにも、必ずその前を通る様な位置にあったので、随したがって一番よく出入した訳であったが、私という男は悪い癖で、カフェに入るとどうも長尻ながっちりになる。それも、元来食慾の少い方なので、一つは嚢中のうちゅうの乏しいせいもあってだが、洋食一皿注文するでなく、安いコーヒーを二杯も三杯もお代りして、一時間も二時間もじっとしているのだ。そうかといって、別段、ウエトレスに思召おぼしめしがあったり、からかったりする訳ではない。まあ、下宿より何となく派手で、居心地がいいのだろう。私はその晩も、例によって、一杯の冷しコーヒーを十分もかかって飲みながら、いつもの往来に面したテーブルに陣取って、ボンヤリ窓の外を眺めていた。

 さて、この白梅軒のあるD坂というのは、以前菊人形きくにんぎょうの名所だった所で、狭かった通りが、市区改正で取拡げられ、何間なんげん道路かい大通になって間もなくだから、まだ大通の両側に所々空地などもあって、今よりずっと淋しかった時分の話だ。大通を越して白梅軒の丁度真向うに、一軒の古本屋がある。実は私は、先程から、そこの店先を眺めていたのだ。みすぼらしい場末ばすえの古本屋で、別段眺める程の景色でもないのだが、私には一寸ちょっと特別の興味があった。というのは、私が近頃この白梅軒で知合になった一人の妙な男があって、名前明智小五郎あけちこごろうというのだが、話をして見ると如何いかにも変り者で、それで頭がよさ相で、私の惚れ込んだことには、探偵小説なのだが、その男の幼馴染の女が今ではこの古本屋女房になっているという事を、この前、彼から聞いていたからだった。二三度本を買って覚えている所によれば、この古本屋の細君というのが、却々なかなかの美人で、どこがどういうではないが、何となく官能的に男を引きつける様な所があるのだ。彼女は夜はいつでも店番をしているのだから、今晩もいるに違いないと、店中を、といっても二間半間口の手狭てぜまな店だけれど、探して見たが、誰れもいない。いずれそのうちに出て来るのだろうと、私はじっと目で待っていたものだ。

 だが、女房は却々出て来ない。で、いい加減面倒臭くなって、隣の時計屋へ目を移そうとしている時であった。私はふと店と奥の間との境に閉めてある障子の格子戸がピッシャリ閉るのを見つけた。――その障子は、専門家の方では無窓むそうと称するもので、普通、紙をはるべき中央の部分が、こまかい縦の二重の格子になっていて、それが開閉出来るのだ――ハテ変なこともあるものだ。古本屋などというものは、万引され易い商売から、仮令たとい店に番をしていなくても、奥に人がいて、障子のすきまなどから、じっと見張っているものなのに、そのすき見の箇所を塞ふさいで了しまうとはおかしい、寒い時分なら兎とも角かく、九月になったばかりのこんな蒸し暑い晩だのに、第一あの障子が閉切ってあるのから変だ。そんな風に色々考えて見ると、古本屋奥の間に何事かあり相で、私は目を移す気にはなれなかった。

 古本屋の細君といえば、ある時、このカフェのウエトレス達が、妙な噂をしているのを聞いたことがある。何でも、銭湯で出逢うお神かみさんや娘達の棚卸たなおろしの続きらしかったが、「古本屋のお神さんは、あんな綺麗きれいな人だけれど、裸体はだかになると、身体中傷だらけだ、叩かれたり抓つねられたりした痕あとに違いないわ。別に夫婦仲が悪くもない様だのに、おかしいわねえ」すると別の女がそれを受けて喋るのだ。「あの並びの蕎麦屋そばやの旭屋あさひやのお神さんだって、よく傷をしているわ。あれもどうも叩かれた傷に違いないわ」……で、この、噂話が何を意味するか、私は深くも気に止めないで、ただ亭主が邪険なのだろう位に考えたことだが、読者諸君、それが却々そうではなかったのだ。一寸した事柄だが、この物語全体に大きな関係を持っていることが、後になって分った。

 それは兎も角、そうして、私は三十分程も同じ所を見詰めていた。虫が知らすとでも云うのか、何だかこう、傍見わきみをしているすきに何事か起り相で、どうも外へ目を向けられなかったのだ。其時、先程一寸名前の出た明智小五郎が、いつもの荒い棒縞ぼうじまの浴衣ゆかたを着て、変に肩を振る歩き方で、窓の外を通りかかった。彼は私に気づくと会釈えしゃくして中へ入って来たが、冷しコーヒーを命じて置いて、私と同じ様に窓の方を向いて、私の隣に腰をかけた。そして、私が一つの所を見詰めているのに気づくと、彼はその私の視線をたどって、同じく向うの古本屋を眺めた。しかも、不思議なことには、彼も亦また如何にも興味ありげに、少しも目をそらさないで、その方を凝視し出したのである

 私達は、そうして、申合せた様に同じ場所を眺めながら、色々の無駄話を取交した。その時私達の間にどんな話題が話されたか、今ではもう忘れてもいるし、それに、この物語には余り関係のないことだから、略するけれど、それが、犯罪探偵に関したものであったことは確かだ。試みに見本を一つ取出して見ると、

絶対発見されない犯罪というのは不可能でしょうか。僕は随分可能性があると思うのですがね。例えば、谷崎潤一郎の『途上』ですね。ああした犯罪は先ず発見されることはありませんよ。尤もっとも、あの小説では、探偵発見したことになってますけれど、あれは作者のすばらしい想像力が作り出したことですからね」と明智

「イヤ、僕はそうは思いませんよ。実際問題としてなら兎も角、理論的に云いって、探偵の出来ない犯罪なんてありませんよ。唯、現在警察に『途上』に出て来る様な偉い探偵がいない丈ですよ」と私。

 ざっとこう云った風なのだ。だが、ある瞬間、二人は云い合せた様に、黙り込んで了った。さっきから話しながらも目をそらさないでいた向うの古本屋に、ある面白い事件が発生していたのだ。

「君も気づいている様ですね」

 と私が囁くと、彼は即座に答えた。

「本泥坊でしょう。どうも変ですね。僕も此処ここへ入って来た時から、見ていたんですよ。これで四人目ですね」

「君が来てからまだ三十分にもなりませんが、三十分に四人も、少しおかしいですね。僕は君の来る前からあすこを見ていたんですよ。一時間程前にね、あの障子があるでしょう。あれの格子の様になった所が、閉るのを見たんですが、それからずっと注意していたのです」

「家の人が出て行ったのじゃないのですか」

「それが、あの障子は一度も開かなかったのですよ。出て行ったとすれば裏口からしょうが、……三十分も人がいないなんて確かに変ですよ。どうです。行って見ようじゃありませんか」

「そうですね。家の中に別状ないとしても、外で何かあったのかも知れませんからね」

 私はこれが犯罪事件ででもあって呉れれば面白いと思いながらカフェを出た。明智とても同じ思いに違いなかった。彼も少からず興奮しているのだ。

 古本屋はよくある型で、店全体土間になっていて、正面と左右に天井まで届く様な本棚を取付け、その腰の所が本を並べる為の台になっている。土間の中央には、島の様に、これも本を並べたり積上げたりする為の、長方形の台が置いてある。そして、正面の本棚の右の方が三尺許ばかりあいていて奥の部屋との通路になり、先に云った一枚の障子が立ててある。いつもは、この障子の前の半畳程の畳敷の所に、主人か、細君がチョコンと坐って番をしているのだ。

 明智と私とは、その畳敷の所まで行って、大声に呼んで見たけれど、何の返事もない。果して誰もいないらしい。私は障子を少し開けて、奥の間を覗いて見ると、中は電燈が消えて真暗だが、どうやら、人間らしいものが、部屋の隅に倒れている様子だ。不審に思ってもう一度声をかけたが、返事をしない。

「構わない、上って見ようじゃありませんか」

 そこで、二人はドカド奥の間上り込んで行った。明智の手で電燈のスイッチがひねられた。そのとたん、私達は同時に「アッ」と声を立てた。明るくなった部屋の片隅には、女の死骸が横わっているのだ。

「ここの細君ですね」やっと私が云った。「首を絞められている様ではありませんか」

 明智は側へ寄って死体を検しらべていたが、「とても蘇生そせいの見込はありませんよ。早く警察へ知らせなきゃ。僕、自動電話まで行って来ましょう。君、番をしてて下さい。近所へはまだ知らせない方がいいでしょう。手掛りを消して了ってはいけないから」

 彼はこう命令的に云い残して、半町許りの所にある自動電話へ飛んで行った。

 平常ふだんから犯罪探偵だと、議論丈は却々なかなか一人前にやってのける私だが、さて実際に打ぶっつかったのは初めてだ。手のつけ様がない。私は、ただ、まじまじと部屋の様子を眺めている外はなかった。

 部屋は一間切りの六畳で、奥の方は、右一間は幅の狭い縁側をへだてて、二坪許りの庭と便所があり、庭の向うは板塀になっている。――夏のことで、開けぱなしだから、すっかり、見通しなのだ、――左半間は開き戸で、その奥に二畳敷程の板の間があり裏口に接して狭い流し場が見え、そこの腰高障子は閉っている。向って右側は、四枚の襖が閉っていて、中は二階への階段と物入場になっているらしい。ごくありふれた安長屋の間取だ。

 死骸は、左側の壁寄りに、店の間の方を頭にして倒れている。私は、なるべく兇行当時の模様を乱すまいとして、一つは気味も悪かったので、死骸の側へ近寄らない様にしていた。でも、狭い部屋のことであり、見まいとしても、自然その方に目が行くのだ。女は荒い中形模様の湯衣ゆかたを着て、殆ど仰向きに倒れている。併し、着物が膝の上の方までまくれて、股ももがむき出しになっている位で、別に抵抗した様子はない。首の所は、よくは分らぬが、どうやら、絞しめられた痕きずが紫色になっているらしい。

 表の大通りには往来が絶えない。声高に話し合って、カラカラ日和下駄ひよりげたを引きずって行くのや、酒に酔って流行唄はやりうたをどなって行くのや、至極天下泰平なことだ。そして、障子一重の家の中には、一人の女が惨殺されて横わっている。何という皮肉だ。私は妙にセンティメンタルになって、呆然と佇たたずんでいた。

「すぐ来る相ですよ」

 明智が息を切って帰って来た。

「あ、そう」

 私は何だか口を利くのも大儀たいぎになっていた。二人は長い間、一言も云わないで顔を見合せていた。

 間もなく、一人の正服せいふくの警官背広の男と連立ってやって来た。正服の方は、後で知ったのだが、K警察署の司法主任で、もう一人は、その顔つきや持物でも分る様に、同じ署に属する警察医だった。私達は司法主任に、最初から事情を大略説明した。そして、私はこう附加えた。

「この明智君がカフェへ入って来た時、偶然時計を見たのですが、丁度八時半頃でしたから、この障子の格子が閉ったのは、恐らく八時頃だったと思います。その時は確か中には電燈がついてました。ですから、少くとも八時頃には、誰れか生きた人間がこの部屋にいたことは明かです」

 司法主任が私達の陳述を聞取って、手帳に書留めている間に、警察医は一応死体の検診を済ませていた。彼は私達の言葉のとぎれるのを待って云った。

絞殺ですね。手でやられたのです。これ御覧なさい。この紫色になっているのが指の痕あとです。それから、この出血しているのは爪が当った箇所ですよ。拇指おやゆびの痕が頸くびの右側についているのを見ると、右手でやったものですね。そうですね。恐らく死後一時間以上はたっていないでしょう。併し、無論もう蘇生そせいの見込はありません」

「上から押えつけたのですね」司法主任が考え考え云った。「併し、それにしては、抵抗した様子がないが……恐らく非常に急激にやったのでしょうね。ひどい力で」

 それから、彼は私達の方を向いて、この家の主人はどうしたのだと尋ねた。だが、無論私達が知っている筈はない。そこで、明智は気を利かして、隣家時計屋の主人を呼んで来た。

 司法主任時計屋の問答は大体次の様なものであった。

「主人はどこへ行ったのかね」

「ここの主人は、毎晩古本の夜店を出しに参りますんで、いつも十二時頃でなきゃ帰って参りません。ヘイ」

「どこへ夜店を出すんだね」

「よく上野うえのの広小路ひろこうじへ参ります様ですが。今晩はどこへ出ましたか、どうも手前には分り兼ねますんで。ヘイ」

「一時間ばかり前に、何か物音を聞かなかったかね」

「物音と申しますと」

「極っているじゃないか。この女が殺される時の叫び声とか、格闘の音とか……」

「別段これという物音を聞きません様でございましたが」

 そうこうする内に、近所の人達が聞伝えて集って来たのと、通りがかりの弥次馬で、古本屋の表は一杯の人だかりになった。その中に、もう一方の、隣家足袋屋たびやのお神さんがいて、時計屋に応援した。そして、彼女も何も物音を聞かなかった旨むね陳述した。

 この間、近所の人達は、協議の上、古本屋の主人の所へ使つかいを走らせた様子だった。

 そこへ、表に自動車の止る音がして、数人の人がドヤドヤと入って来た。それは警察からの急報で駈けつけた裁判所の連中と、偶然同時に到着したK警察署長、及び当時の名探偵という噂の高かった小林こばやし刑事などの一行だった。――無論これは後になって分ったことだ、というのは、私の友達に一人の司法記者があって、それがこの事件の係りの小林刑事とごく懇意こんいだったので、私は後日彼から色々と聞くことが出来たのだ。――先着の司法主任は、この人達の前で今までの模様を説明した。私達も先の陳述をもう一度繰返さねばならなかった。

「表の戸を閉めましょう」

 突然、黒いアルパカ上衣に、白ズボンという、下廻りの会社員見たいな男が、大声でどなって、さっさと戸を閉め出した。これが小林刑事だった。彼はこうして弥次馬を撃退して置いて、さて探偵にとりかかった。彼のやり方は如何にも傍若無人で、検事や署長などはまるで眼中にない様子だった。彼は始めから終りまで一人で活動した。他の人達は唯、彼の敏捷びんしょうな行動を傍観する為にやって来た見物人に過ぎない様に見えた。彼は第一死体を検べた。頸の廻りは殊に念入りにいじり廻していたが、

「この指の痕には別に特徴がありません。つまり普通人間が、右手で押えつけたという以外に何の手掛りもありません」

 と検事の方を見て云った。次に彼は一度死体を裸体にして見るといい出した。そこで、議会秘密会見たいに、傍聴者の私達は、店の間へ追出されねばならなかった。だから、その間にどういう発見があったか、よく分らないが、察する所、彼等は死人の身体に沢山の生傷のあることに注意したに相違ない。カフェのウエトレスの噂していたあれだ。

 やがて、この秘密会が解かれたけれど、私達は奥の間へ入って行くのを遠慮して、例の店の間と奥との境の畳敷の所から奥の方を覗き込んでいた。幸なことには、私達は事件発見者だったし、それに、後から明智指紋をとらねばならなかった為に、最後まで追出されずに済んだ。というよりは抑留よくりゅうされていたという方が正しいかも知れぬ。併し小林刑事活動奥の間丈に限られていた訳でなく、屋内屋外の広い範囲に亙わたっていたのだから、一つ所にじっとしていた私達に、その捜査の模様が分ろう筈がないのだが、うまい工合に、検事奥の間に陣取っていて、始終殆ど動かなかったので、刑事が出たり入ったりする毎に、一々捜査の結果を報告するのを、洩れなく聞きとることが出来た。検事はその報告に基いて、調書の材料書記に書きとめさしていた。

 先ず、死体のあった奥の間の捜索が行われたが、遺留品も、足跡も、その他探偵の目に触れる何物もなかった様子だ。ただ一つのものを除いては。

「電燈のスイッチ指紋があります」黒いエボナイトスイッチに何か白い粉をふりかけていた刑事が云った。「前後事情から考えて、電燈を消したのは犯人に相違ありません。併しこれをつけたのはあなた方のうちどちらですか」

 明智自分だと答えた。

「そうですか。あとであなた指紋をとらせて下さい。この電燈は触らない様にして、このまま取はずして持って行きましょう」

 それから刑事は二階へ上って行って暫く下りて来なかったが、下りて来るとすぐに路地を検べるのだといって出て行った。それが十分もかかったろうか、やがて、彼はまだついたままの懐中電燈を片手に、一人の男を連れて帰って来た。それは汚れたクレップシャツにカーキ色のズボンという扮装いでたちで、四十許ばかりの汚い男だ。

足跡はまるで駄目です」刑事が報告した。「この裏口の辺は、日当りが悪いせいかひどいぬかるみで、下駄の跡が滅多無性についているんだから、迚とても分りっこありません。ところで、この男ですが」と今連れて来た男を指し「これは、この裏の路地を出た所の角に店を出していたアイスクリーム屋ですが、若し犯人が裏口から逃げたとすれば、路地は一方口なんですから、必ずこの男の目についた筈です。君、もう一度私の尋ねることに答えて御覧」

 そこで、アイスクリーム屋と刑事の問答。

「今晩八時前後に、この路地を出入でいりしたものはないかね」

「一人もありませんので、日が暮れてからこっち、猫の子一匹通りませんので」アイスクリーム屋は却々要領よく答える。

「私は長らくここへ店を出させて貰ってますが、あすこは、この長屋お上さん達も、夜分は滅多に通りませんので、何分あの足場の悪い所へ持って来て、真暗なんですから

「君の店のお客で路地の中へ入ったものはないかね」

「それも御座いません。皆さん私の目の前でアイスクリームを食べて、すぐ元の方へ御帰りになりました。それはもう間違いはありません」

 さて、若しこのアイスクリーム屋の証言が信用すべきものだとすると、犯人は仮令この家の裏口から逃げたとしても、その裏口からの唯一の通路である路地は出なかったことになる。さればといって、表の方から出なかったことも、私達が白梅から見ていたのだから間違いはない。では彼は一体どうしたのであろう。小林刑事の考えによれば、これは、犯人がこの路地を取りまいている裏表二側の長屋の、どこかの家に潜伏しているか、それとも借家人の内に犯人があるのかどちらかであろう。尤も二階から屋根伝いに逃げる路はあるけれど、二階を検べた所によると、表の方の窓は取りつけの格子が嵌はまっていて少しも動かした様子はないのだし、裏の方の窓だって、この暑さでは、どこの家も二階は明けっぱなしで、中には物干で涼んでいる人もある位だから、ここから逃げるのは一寸難しい様に思われる。とこういうのだ。

 そこで臨検者達の間に、一寸捜査方針についての協議が開かれたが、結局、手分けをして近所を軒並に検べて見ることになった。といっても、裏表の長屋を合せて十一軒しかないのだから、大して面倒ではない。それと同時に家の中も再度、縁の下から天井裏まで残る隈くまなく検べられた。ところがその結果は、何の得うる処もなかったばかりでなく、却って事情を困難にして了った様に見えた。というのは、古本屋の一軒置いて隣の菓子屋の主人が、日暮れ時分からつい今し方まで屋上の物干へ出て尺八を吹いていたことが分ったが、彼は始めから終いまで、丁度古本屋の二階の窓の出来事を見逃す筈のない様な位置に坐っていたのだ。

 読者諸君事件は却々面白くなって来た。犯人はどこから入って、どこから逃げたのか、裏口からでもない、二階の窓からでもない、そして表からでは勿論ない。彼は最初から存在しなかったのか、それとも煙の様に消えて了ったのか。不思議はそればかりでない。小林刑事が、検事の前に連れて来た二人の学生が、実に妙なことを申立てたのだ。それは裏側の長屋に間借りしている、ある工業学校の生徒達で、二人共出鱈目でたらめを云う様な男とも見えぬが、それにも拘かかわらず、彼等の陳述は、この事件を益々不可解にする様な性質のものだったのである

 検事質問に対して、彼等は大体左さの様に答えた。

「僕は丁度八時頃に、この古本屋の前に立って、そこの台にある雑誌を開いて見ていたのです。すると、奥の方で何だか物音がしたもんですから、ふと目を上げてこの障子の方を見ますと、障子は閉まっていましたけれど、この格子の様になった所が開いてましたので、そのすき間に一人の男の立っているのが見えました。しかし、私が目を上げるのと、その男が、この格子を閉めるのと殆ど同時でしたから、詳しいことは無論分りませんが、でも、帯の工合ぐあいで男だったことは確かです」

「で、男だったという外に何か気附いた点はありませんか、背恰好とか、着物の柄とか」

「見えたのは腰から下ですから、背恰好は一寸分りませんが、着物は黒いものでした。ひょっとしたら、細い縞か絣かすりであったかも知れませんけれど。私の目には黒無地に見えました」

「僕もこの友達と一緒に本を見ていたんです」ともう一方の学生、「そして、同じ様に物音に気づいて同じ様に格子の閉るのを見ました。ですが、その男は確かに白い着物を着ていました。縞も模様もない、真白な着物です」

「それは変ではありませんか。君達の内どちらかが間違いでなけりゃ」

「決して間違いではありません」

「僕も嘘は云いません」

 この二人の学生不思議な陳述は何を意味するか、鋭敏な読者は恐らくあることに気づかれたであろう。実は、私もそれに気附いたのだ。併し、裁判所警察人達は、この点について、余りに深く考えない様子だった。

 間もなく、死人の夫の古本屋が、知らせを聞いて帰って来た。彼は古本屋らしくない、きゃしゃな、若い男だったが、細君の死骸を見ると、気の弱い性質たちと見えて、声こそ出さないけれど、涙をぼろぼろ零こぼしていた。小林刑事は、彼が落着くのを待って、質問を始めた。検事も口を添えた。だが、彼等の失望したことは、主人は全然犯人の心当りがないというのだ。彼は「これに限って、人様に怨みを受ける様なものではございません」といって泣くのだ。それに、彼が色々調べた結果、物とりの仕業でないことも確められた。そこで、主人の経歴、細君の身許みもと其他様々の取調べがあったけれど、それらは別段疑うべき点もなく、この話の筋に大した関係もないので略することにする。最後に死人の身体にある多くの生傷についてPermalink | 記事への反応(0) | 22:40

2021-03-21

anond:20210321131011

一時期「DRMは悪い文化!」と思ってPDF買い切りにした書籍群があるのだけど、

ちゃん管理してなくてわけわかめになってる

というか、電子書籍なのに整理しなきゃなあ、と思ったり…(まあ、パスワードとかと同じか

出版社ごとにバラバラに購入せざるをえなかったので、どこの出版社で買ったのかちゃん管理してないと、

PDFをロストしたときに再度ダウンロードできても分からなくなる

(あと、PDFに記されている出版社ダウンロード元が同じとは限らない

買ったかどうかの記憶さえ曖昧になる

なんか買った記憶があるんだよなあ、と思ったらメール検索して確認したり…

Kindleは色々制限とか問題とかボッタクリとかあるけど、勝手に一元管理されるのは強いんだよなあ

まあ、Amazon側の表現規制みたいなので漫画言葉狩りされるみたいなのもなくはないんだけど

技術書とか面倒なときKindleでいいのかもなあと思ったりするけど、結論には至っておらず

あと、Kindleの紙面のソースコードコピペしてたらコピペには回数制限があるんだよなあ

気持ち分からんでもないけど、要は全文コピー回避したいんだろうけど、あれもちょっと苛立つというか面倒というか

そう考えると、やっぱり紙の書籍ってビジネスモデル的にも何世紀も経てきたわけで、

電子書籍のような問題はなくなるわけだけど、本棚で床が抜けるよなあ

ああ、捨ててかないとなあ、本…

2021-03-14

一戸建て実家からワンルーム一人暮らしになったら案外居心地が良かった

タイトル通り。

ワンルームで十分楽しいわ。

そもそも忘れてたけど俺は手の届くところになんでもあってほしかった。実家でも自室のこたつの周囲を円を描くように物を散らかしてた。

それがワンルーム一人暮らしになったら全部が簡単に手が届く。茶を淹れるのも風呂に入るのも全部10歩以内に目的地に到達する。

本を買い込むオタクだったけど最近はだいたい電子書籍に移動してるし同人誌自炊してるから量はない。パソコンデスクから手の届く範囲におかれた本棚タブレット読書も済む。テレビも目の前。

全部が簡単に手の届くところにあるってものすごく居心地良いわ。

 

しかも一応そこそこ駅チカでどこに行くのも近くて便利。隣の家の音も何も聞こえない。親のいびきが聞こえた実家よりずっと居心地が良くてビビってる。

2021-03-11

みんな311の日、なにしてた?

自分はちょうど前日が納期で朝方まで仕事

もともと有給とる予定で、早朝に帰宅して布団に入って泥のように寝てた。

揺れで目を覚まして、あ、本棚が揺れてるな、と確認したけど睡魔のほうが勝って再度就寝。

五時ごろ起き出してネット事態を把握しだした。

実家岩手なのですぐに親に連絡。

ツイッター電車が止まっているという情報を聞いて自転車新宿に向かう。

すると改札の前に大量の人。

すぐに回りの女性を物色してナンパ開始。

声かけ何人目かで連れ出し成功満喫でいちゃいちゃしてセックス

その後も余震電車が停まるたびに駅でナンパしていた。

翌年、震災ボランティアに参加してそこでもナンパしていた。

10年前のこと

震災に関し、信じてもらえなさそうな体験談を書く。私自身を含む実際の情報への配慮のため、事物のいくつかを、適宜別のものに置き換えている。

10年前のあの日、発災の瞬間は丁度、ある所用のため、走る列車に揺られながら、某県の長大鉄道トンネルの中にいた頃だった。私は携帯電話スマートフォンを持っておらず、その瞬間、地震速報を知る機会がなかった。地震の揺れは感じなかった。列車は走り続けた。

夕方目的地の駅に着いた。ダイヤは一切乱れず、駅界隈は平穏のものだった。直後、「○○市が震度7……」と、どこかの店先のテレビラジオの音声が伝えるのを少し聞いたような気がしたが、過去に起きた地震のことを伝える防災特集か何かか、あるいは聞き間違えだと思って、そのまま忘れてしまった。

私の目的は2泊3日の、ある医薬品治験ボランティア参加だった。規則のため、参加者は、ベッドと窓と電源ソケットの他には何もない個室に収容され、情報端末は昼間の数時間を除いて回収され、あらゆる情報から遮断された(このルールはいずれにせよ私には無用のことだった。後述する)。これは私が参加を始めた当初からすでにあった規則で、おそらく情報遮断を厳守させているのは、興奮とかの感情の動きが薬効に影響するのを防ぐためだったのだろう。普段の私はむしろ、この規則を「情報断ち」するいい機会、ととらえていた。この期間私は、報道メディア上の娯楽を自ら禁じ、数冊の文庫本音楽プレーヤーだけで過ごすのをいつも楽しみにしていた。携帯電話を持ち込まなかったのもその理由によった。食事は、普段食堂に集まって食う場合もあったが、そのときは個室で食う取り決めだった。食堂には漫画本がたっぷり並んだ本棚と、将棋盤があったから、そこに入り浸り、雑談のうちに仲よくなる参加者もよくいたが、自分で本を持ってきており、かつ友達作りが下手な私には用がなかった。

今思うと、センタースタッフたちが普段の落ち着きを欠いていたような気もしないでもないが、私としては察しようがなかった。なぜなら、あとで思うに、1時間おきに投薬の指示や採血に来るスタッフが、この災害のことに一切触れず、まるで何もなかったかのように振る舞っていたからだ。もちろん、他の参加者PCスマートフォンポケットラジオといった情報端末を持ち込んでいただろうから、このことについては、センター内の私以外の人間にとってはおそらく自明のことだったわけだが、あれだけの大惨事に直面して、誰も私の前で話題にしなかったことは今になっても不思議だ。口にしたくないほどショッキングなことだった、ということなのかもしれない。また、他の参加者言葉を交わす機会も、このときはなかった。私が、だけでなく、誰もがだった。私だけでなく、全員がずっと個室に引きこもっていた。誰も何かを話す気にならなかったのかもしれない(12未明、このときはじめて小さな揺れを感じて目覚め、何か恐ろしいものを感じたが、手がかりにはならなかった)。

まり私は、あの日日本にいながら、発災の瞬間の衝撃、というものを知らなかったばかりか、それから2日後まで、報道特別番組など、この災害に関する情報に、一切触れることができなかったのだ。あらゆることを知り、強いショックを受けたのは帰宅後、日曜日夕方になってからだった。

国家国民の団結と再生のためにおそらく不可欠な、感情の共有、という場から、私だけが取り残されている、あるいは、放り出されている、私だけが他の人々より「2日遅れ」の距離時代を送っている、という疎外感が、この10年ずっと続いている。また、不謹慎レトリックかもしれないが、もしあの日治験に参加せず、そのまま逆方向の列車に乗って、ふたたび暗いトンネルを通れば、私は「あのさまざまな災害が起きなかった日本」に戻れたのではないか、という非現実的な考えが、この10年ずっとよぎり続けている。

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