はてなキーワード: 少子化問題とは
https://news.yahoo.co.jp/articles/305b43173252ad8a6bc9e6e4e235bfe8777964be
記事は保育園にわざと落選して育児休業を延長しようとする人に、審査を厳格にしようといった内容だった。
それについた人気ブコメに「3歳まで育児休業取れるようにして」「延長したいひとはできるようにしろ」などがあった。
3歳まで?3年も会社休んで戻れるの?というか3年も育休手当てもらうの?会社から?それとも税金から??
3年の間に第二子ができたらまた3年休むの?それでも戻ってきていい会社ってなに?というかそれでも戻れるスキルがあるのすごすぎる、3年も6年もいない人間をフォローしつづけられる会社ってめちゃくちゃホワイト&大手だね。
そして多くのブコメで見られたのが「少子化対策する気あるんか」「だから子供が減る」という少子化対策ヤクザコメントだ。
そもそも今の少子化対策の動機は人口が減ることによる経済的な打撃を懸念している点。経済ちゃんと回したい→子供増やしたい→よし、お金かけよう!って本末転倒やろがい。
子供がいない人は一方的に税金むしりとられ、3年会社休んでもポジションが確率されてるホワイト社員にその金が行くってどんな地獄だよ。
これは受け売りなのだが、少子化対策として本来やるべきは人口が減っても高齢化しても経済が回る仕組みをハード・ソフト面から支援することだ。子供が減るのは個人の意思なので、それを金で釣って産めよ増やせよは本筋ではないだろう。諸外国を見てもいくら金をばらまいたところで少子化を止められてないだろう。
そして、子供がほしいけど経済的理由で断念してしまう人に対して育児支援を行うべきだ。だれでも子供が産める、というのは子供を増やして経済基盤を固めるためではなく、個人が望めば平等に叶えられるためだ。できるだけ平等にすることが社会福祉・税金の使い道だ。
それを「子供産んでほしいんでしょ~?手当てだせよ」て。はてなでブツブツ言ってる人間なんか大半経済的に比較的めぐまれてるだろう。支援金にむらがるな。もっともっと!と欲しがるな。あるものでなんとかしろ。
「休めるだけ休みたーい」じゃねぇよ、全員休みたいよ、そんなにたくさん働かない人間がいたらそれこそ生産性が下がるだろ、ただでさえ働く人口がいないのになに考えてんだ、お前の子供が大きくなったときに社会が破綻してもいいのかよ、休みたいならもう個人で退職せいよ、全員休みにさそうとすな。
今政府は少子化対策に躍起で金をばら撒こうとしているが、少子化の原因は金ではない。社会の文明化である。
もっと言えば、文明化によって「死」がリアリティを持たなくなったからである。
しかし、そのような社会を善かれと思って目指していくこの流れは、われわれから「生きている実感」を失わせ、ひいては「生きている理由」さらに言えば「命をつないでいく目的」さえも見失わせてしまった。
貧しい発展途上国ではなく、先進国で「反出生主義」が萌芽し急拡大していったことも偶然ではない。
そしてそれ故に、少子化問題は解決できない。いくら金を与えようとも、子どもを産み育てる根本的な「理由(≒生きる理由)」を復活させることにはつながらないからだ。
また、「文明化」という視点から観ると、今よりずっと貧しかった時代の方がよほど子どもは生まれていた理由も説明できる。
貧しさや劣悪な教育が多産文化を促進したように見えるが、それは擬似相関だ。貧困や劣悪な教育水準だった時代には、「死」がいまよりずっと身近だったからたくさん生まれたというだけだったのである。
もう正直言って、我々は少子化対策は詰んでいるということをいい加減認めるべきなんじゃないかと思う。
だが、「中世のような世界観に戻れば、また私たちはまた産みたくなる」といわれたところで、私たちはわざわざ「また産みたくなる」ということのために、いまの暮らしや文化水準や社会水準をみすみす手放すことに同意するだろうか? いや、かりに同意したとして、いったいどうやってそれを実践するのだろうか?
少子化問題は、人工子宮でも発明して子供は工場で生産し施設で育てていく方向にシフトした方がいいんじゃないかなという気がする
あたたかい家庭を知らない子供は不幸かもしれないけれど、例えば
と恵まれた部分もあったりするわけでさ
生まれだけで人生が不幸と決まるとは限らないくらいには日本も世界も豊かになったのだから、この際、家族神話みたいなのは捨ててそういうふうにしてもいいと思うんだよな
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20240221/k00/00m/040/223000c
この件な。
男の平均年収が2000万で女の平均年収が500万の地域の男の方がいいだろ。
実際に300万の女も500万の女も結婚したがるのは2000万の男だろ。
300万の女であっても300万の男と結婚したがらないだろ。
さらには2000万の女よりも300万の女の方が2000万の男と結婚したがるだろ。
地方自治体で少子化問題に対応していくなら、男の年収だけを引き上げるのは正解なんだよ。
本来は正しくない男の年収だけを引き上げることが正しくなってしまうのは、女が上方婚を志向するという正しくない行動が原因なんだよ。
女が上方婚を志向せず、平等婚志向になれば、地方自治体にだって男女の年収を平等に引き上げるインセンティブが生まれるんだよ。
地方自治体に男の年収だけを引き上げるインセンティブを与えてるのは女だろ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/front-row.jp/_ct/17640083
大半は「女性にとってそのくらい男性って怖いものなんですよ」っていう意見。
そこにちらほらと「そうは言っても、完全に安全にはならんのと違う?」っていう意見が混じって不興を買っている。
この両者は対立する概念でもなんでもない。角度が違うだけで見ているものは同じだ。両立しうる。
後者は「前よりは安全な世界かもしれないけど、それを理想郷のように捉えるのは楽観的すぎませんか」という話をしているに過ぎない。
「男性が24時間消えたら世の中はどうなるかという仮定」を純粋に思考実験と捉え、結果をまじめに演繹・分析し、メリットがある一方でデメリットもあるかもよと摘示しているだけだ。
しかし多くの女性はそれを「男の側の見苦しい抗弁」と捉えた。全肯定以外は否定とみなすこうしたメンタリティ、男の目からはとても見慣れたものである。
男性が24時間消えたら男性から女性への脅威はたしかに消えるだろう。それは間違いない。
だがその脅威は、大半の男性にとっては本来無関係なものだ。自分は関与していないのだから。
体格差も、犯罪率も、ただ男性として生まれ善人として生きているだけの自分にはどうしようもない。「そこにいるだけで怖い」と言われているようなものだ。どうしろと言うのだ。
さて、男はなぜこういう提言に苛立ちを覚えるのだろう?
ブクマの記事は実は提言ではない。女の人はみんなこう言ってます、というだけだ。これが女の人の気持ち。「だから男性はああしなさいこうしなさい」とは書かれていない。しかし男はそこに「お前らがどうにかしろ」という圧力を感じてしまうのだ。そういう生き物なのだ。
「夜道が怖い女性の気持ちをわかれ」とだけ言われて男に何ができる?
女性同士なら、「男がいなきゃ夜道も安心なのにね~!」「そうだね~!」で共感が生まれ、共通の感情を確認し合うことで心の中で何かが解決するのかもしれない。知らんけど。
だが男は違う。男は女から「男がいる世界は夜道が怖い」と言われたら、その課題を解決する責務を負わされ何らかのアクションを暗に求められていると受け取る。
何とかしろと言われていると受け取る。今もなお夜道が怖いのは、女性の立場をわかっていながら無為無策であるお前たち男全員のせいだと言われているように感じる。どうしろと言うのだ。
つまり男に対して「わかってください」と言えば、文字通りの意味ではなく、「何かのアクションをしてください」と受け取る男が多いのだ。
夜道が怖いことなんて本質的に「わかってやる」ことくらいしかできない。逆に、大半の善良な男に何ができる?
たとえば、自分が子供のできなかった四十過ぎの夫婦だとして、もし赤の他人から少子化問題についてくどくど文句を言われたどう思う? 知らんがな、それを俺たちに言うな、と思うだろう。責任の一端はあるかもしれないが自分にはどうしようもない。
こんな男の気持ち、わかってもらえるかな?
若い男性側が、既存の性的規範に反発しているから、という点はあまり語られていない気がする。
男性優位社会の価値観の中では、男性側が恋愛・結婚で社会的強者として振舞うように暗黙の了解として求められてきた。
告白はプロポーズは男性側からするべき、男性側が一家の大黒柱になるべき、という例のように。
そのことに猛反発している若い男性側が未婚を選択している、という仮説はどうだろう。
現代の社会にも根強く残っている男らしさを求められる風潮に辟易しているのに、その上結婚生活でも「男らしさ」を求められるとなると、未婚一択になる。
実際に、20・30代の男性の6割は専業主夫になりたいと考えている。
これはどういう意味かというと、女性側に社会的強者として振舞ってほしいと考えている男性が多数派であるということだ。
女性はこの事実に無自覚すぎるというか、分かっていても見ないふりをしているようにしか見えない。