はてなキーワード: 団塊ジュニアとは
「アリスとテレスのまぼろし工場」だけど、本作は言うに及ばず、過去作もフェミニズム、女性の政治的権利にはつながらない人だよねと、いつも見てる人には当たり前の感想を思った。
それもあり、当然ながらヒロイズム喝采な盛り上がり方もできないし、一方でポリティカルテンプレの誉め方で持ち上げようがないし、日本的な意味でも海外的な意味でも売れ筋から背を向けてて、正しく古いオタク向けの人ですよね岡田監督。この人を女性監督という取り上げ方をするのも大概バカみたいだけど、そういう戦略性も含めてオジサンにウケる人。
「少年少女」じゃない。おそらく10年以上なんなら20年近く「中学生として振る舞い続けること」をやってきた、周囲の監視の目もあって童貞処女のままの30代半ば。キモイ。似てる設定というと「スカイ・クロラ」だけど、あちらほど精神状態が終わってないのがまた煮え切らなくてキモイ。
ここで既に物語テンプレのロールや社会的ロールに沿った理解を当てはめようとする人が全員振り落とされる。「十代のドラマなら十代のドラマらしい話にしろよ」も「30代の擦れた男女のドラマならもっとそれっぽく作れよ」も適用されない。イラついて「設定がちゃんとしてないんだよ」と毒づく。
まあね、でも実際そんなだったじゃん90年前半バブル崩壊で取り残された団塊ジュニアども。
保守的な伝統社会はぶっ壊されてたし、理念先行の社会主義なんて信じてないし、経済成長に従ってれば会社が人生のレールを敷いてくれるって幻想も一瞬で消え、2、3学年上の先輩たちの話はまるで参考にならない。稼ぎがないので結婚しないし、景気が悪い上に自分たちの世代が一番人口が多いせいもあって職場に後輩も少ないなんなら後輩いない、なんなら終身雇用と派遣の狭間で企業側もフラフラと方針定まらないまま。いつまで経ってもマンガアニメから卒業しない「子供のまま」だったのが、気が付けば世間の方がマンガアニメに迎合しだしちゃって。
設定らしい設定がないので、子どもなのか親なのか、先輩なのか後輩なのか、若者なのか中年なのか、どういうロールが正しいのかわからん連中が日本の人口のマス層として取り残された。
こういう停滞感、今までも色々と表現されてきたけど、比喩としては一番ダイレクトで何のひねりもなく、分かりやすい。現実に設定がしっかりしてないから、設定ではっきりするほうが噓でしょ、って明け透けな見せ方。これが今回いちばん岡田麿里らしいとこじゃないですかね。
いわゆる岡田監督らしさについては、本人が自覚的に自分の過去作を振り返って他人から言われる評価を参照しつつ作ったってパンフで言ってるし、そこまで評価するとこでも突っかかるとこでもない気がした。上手いですけどね。女と母親とどちらでもある自己っていう振れ幅を一つの台詞に同時に込めるとか、うわーえぐーい。オジサンはこういうのやられると負けるわ。
ただまあ、今回は前よりかすっきり整理してて分かりやすいし、監督そのもの、監督らしさ、岡田マリー節炸裂、とは思わなかった。70%マリーぐらい。200%って言ってる残りの130%は作画スタッフとか役者とか視聴者の思い込みとかだと思う。
ただ、その70%で、ファンタジー世界を作り上げた神たる老人の「俺はこう生きた、君たちはどう生きるか」に対し、ファンタジー世界に囚われた住人の立場から「中年のあたしたち俺たちはこう生きてきたし、こう生きていきますが、それで、何かご質問が?」と打ち返してるのが、マリー持ってんなと。このタイミングでこのカウンターを見逃すのはホント勿体ないので見たほうがいいと思う。
その他。
なんか「あの花」とか最近作しか出てこないので、老害的に付け足し。
この人はファンタジー作家です。現実世界のリアリズムとかの人じゃない。のでリアリズムは求めないほうがいい。
ファンタジー作家としての気質は「砂沙美魔法少女クラブ」で100%発揮されてる。以降もだいたいこんな感じ。
「スカイ・クロラ」を引き合いに出したので繋がりでいうと「シムーン」の後半。シムーンは押井守と仲良しな西村純二監督が「スカイ・クロラ」とほぼ同時期にやった「モラトリアムな人たちの出てくる戦闘機乗りの話」で、シムーンの企画原作やってた人たちの手を離れて後半はマリー西村コンビへ。このコンビの流れで「true tears」に繋がり、そこから「花咲くいろは」へと。
煮詰まって先に進まない男女関係だと「とらドラ!」。原作あるけど、まったく前に進まなくてどうすんだこれ、って澱みっぷりは岡田脚本の本領発揮だと思う。秩父三部作だと長井龍雲監督の調整がけっこう入って長井節になってるので、あんま澱まない。
個人的にマリー100%だと思ってるのは「ブラックロックシューター」。ファンタジーで少女バトルでバイオレンス。別に下ネタじゃなくても100%だと思う。気に入ってしまって円盤買って家族に強制的に見せたのは、ちょっと反省している。
まあ脚本家のキャリア長いし、原作ものも当然のように多いし、普通に現場の調整の中で仕事してる人なので、なんもかんもマリーってこたない。
2022年 出生数はおまけ
韓国 0.78 25万人
台湾 0.89 13万人
中国 1.09 956万人
日本 1.26 77万人
タイ 1.3 50万人
マレーシア 1.8 43万人
フィリピン 1.9 123万人
ベトナム 2.1
ミャンマー 2.1
インドネシア 2.2
カンボジア 2.3
ラオス 2.4
絶滅しそうだな
___
ちなみに韓国は日本で言う団塊ジュニアみたいな人たちが今アラサーなんだよね
兵役もあるし
https://honkawa2.sakura.ne.jp/8900.html
台湾もボリューム層が今アラサーだから、あと10年で圧倒的絶望が来る
https://population-pyramid.net/ja/pp/%E5%8F%B0%E6%B9%BE
中国はまだ頑張ればなんとかなる
https://honkawa2.sakura.ne.jp/8220.html
___
もしこの出生数が80年続いたら
中国 7.6億人(今14.1億人)
タイ 4000万人(今7000万人)
マレーシア 3400万人(今3300万人)
フィリピン 9800万人(今1.1億人)
「雇用全体の流動化」を全部できなかったのが駄目だったのだろうな。本来だったら、大企業の解雇自由化も完全化すりゃ良かったのだけど、実際にできたのは「取り替え可能な派遣の流動性がアップした」というだけなんだよ。理想は大企業の窓際族の排除だったのだけど、そっちは解決できないで、当時たくさんいた団塊ジュニアという優秀な連中を派遣という手法で安くで使いこなすっていう、やんわりとした地獄なんだよな。そこで、本来だったら経済学者(笑)なんだから「経済的な視点でマズイとわかったはずなのに、なんにも手を打てなかった」というのはポイントだよね。普通に考えたら、団塊ジュニアを貧困に追い込めば少子化が進む、または団塊ジュニアに金がないと自国の製品を買えないで自国企業が細るというのは考えつくだろうにね。竹中氏が馬鹿にされるのは、経済学者なのに何にも政策としてプラスに繋がらないこと、または後でこういうことになるだろうに対策を打てなかったこと、だと思うよ。竹中氏は政策でなくて、無能だったから批判されてんの。そこは勘違いしないでほしいよね。
団塊ジュニア世代 (1971〜1974年生まれ、2023年時点で、52-49歳)の、未婚の家事手伝いは何人居るんだろうか
団塊ジュニア世代、800万人のうち半分を女性として400万人の約18%の約72万人が結婚していない計算になる
このうち家事手伝いは何人いるんだろうか
8050問題で親が死亡した場合、残された子供は働く事ができないために生活保護の必要があるが、問題はこういう人が何歳まで生きるかだ
仮に80歳まで生きるとしても、ここから30年も生活保護が続くのだ
働けない、子供も産んでない、産めない人を、世の中がいつまで許容できるのだろうか
総評:数字読めないっぽいし、あまりにも我田引水が過ぎるので、元記事・元データの方を直接読んだ方がいい。あと、検証とは関係ないけどラノベ・なろうへの悪意が尋常でないので一見の価値はあり。
(6/29追記:総評だけで十分という意見があったので、先頭に持ってきた)
若者のライトノベル離れ 6年で市場半減のショック 作者 らんた
こういうエッセイがカクヨムに上がっていたので、その内容を軽く検証してみる。
複数の記事を参考にして書かれたエッセイであり、またそれ以外でも指摘の根拠としていくつかのページから引用する必要があるため、出典はなるべく分かりやすく示す。
(エッセイ)
まず2023年6月19日の『週刊文春・電子版』をご覧になったであろうか。なんとライトノベル市場が半減したというのだ。私は「note」にて既に2019年にて警告を発したことがあるが「じゃーなんで次々ミリオンヒット作が出てるんだよ」という反論に負けてしまった。だがやっぱり体感的なことまで当たってしまった。
ラノベ市場は2016年の302億円(文庫202億円、単行本100億円)がピークとされています。2020年は244億円となった。それが2023~2025年に半減する見込みです。
(「少子化でも、作品の劣化でもない…「ラノベ市場」が10年で半分以下に衰退した“意外すぎる理由” | 文春オンライン」)
ttps://bunshun.jp/articles/-/63516?page=3
従来からある「文庫ラノベ」と、ウェブ小説書籍化を中心とする「単行本ラノベ」を合算した数字を見ても、ラノベ市場は2016年の302億円(文庫202億円、単行本100億円)がピークである。以降、単行本は横ばい、文庫ラノベは顕著な減少のために、2020年には単行本と文庫本を合算して244億円となった。
(エッセイ)
文庫ラノベ市場に限ると2012年の284億円をピークに、2021年には123億円と実にピーク時の半減以下という悲惨な結果となった
(文春)
ttps://bunshun.jp/articles/-/63516
中学生の読書量は微増、高校生はほぼ横ばいであるにもかかわらず、文庫ラノベ市場は2012年の284億円をピークに、2021年には123億円と半減以下になった
(エッセイ)
度重なるコロナ禍での緊急事態宣言でラノベ単行本売上額が「伸びる」わけがないと常識で考えてほしい。このままの下落幅が続けば確実に2023年にはピーク時から半減するという事実を。もしかしたら2023年という数字が2024年や2025年と1~2年位ずれ込むかもしれない。しかし、それは「誤差」の範囲でしかない。
ラノベ全体で計算するけど、2016年の302億から2020年の244億へ、4年で58億減。1年あたり14.5億減として、2023年には200.5億、2024年に186億、2025年でも、171.5億。
巨大な減少ではあるが、少なくともピーク(2016年の302億)からまだ半減はしてないね(計算間違ってたらごめん)
そもそも、「このままの下落幅が続けば確実に~」という話をしてて「このままの下落幅」は既に分かってるんだから、最初から2026年か2027年に設定しときゃいいのに……
(エッセイ)
で、私は「真のラノベ市場のピーク」って1997年だと思ってるんですよ。なぜかって? 膨大な若年層(厳密には23歳前後の新社会人層)が1996年末頃にラノベを卒業するかどうかの世代に当たるからです。そうです。年約200万人も出生数がいる団塊ジュニア世代の存在です。今の18歳人口年約110万人だぞ。それを考えたら真のラノベ市場は1996~1997年がピークで読者のすそ野も大きく、逆に2013~2016年当時は既に1強多弱。つまりごくごく一部のタイトルだけミリオンだしてあとは全滅というのが真相なんだろうしじゃなかったら出版市場額全体が2兆7000億から1兆3000億円(2019年)にまで下がるはずがないからである。
2000年代以前のラノベ市場規模の正確なデータが無いのは(たぶん)事実なので、当時の市場規模を想像で語るのも自由だろうが、若年層の人口と出版市場全体の規模の比較だけで、97年を「真のラノベ市場のピーク」と断定するのはあまりに根拠が弱いと思う。
ちなみに、「ラノベ歴代売り上げランキングTOP40」の中で97年当時に開始していたシリーズは、
ttps://moemee.jp/?p=9493
3位:スレイヤーズ!
8位:魔術士オーフェン
の四作となっている。
(エッセイ)
もう一回言うがおそらくこの金額は1996年当時だともっとでかいだろう。ただし当時のラノベは文庫本よりも単行本、いわゆるノベルスの方が市場額が大きかったと思われる。カッパノベルスとかそういう奴ね。
えっ、カッパノベルスとかラノベに含むんすか(ノベルス=新書判はふつう単行本とは言わないというのはさておき)
前世紀にはノベルスがバカ売れしてたという話はよく聞くので(例によって正確な市場規模は不明)、それを合わせたらもしかしたら現代ラノベも超える市場規模になるのかもしれない。が、それはもう「ラノベ」の定義の問題になるんじゃないか。
(エッセイ)
『怪盗クイーン』のファンレターのコーナー見た? 中学生どころか高校2年・女子のファンレターがちゃんと掲載されているんだ。完全にもう中高生女子からラノベは見限られてるね。
婚約破棄・追放・処刑→時間巻き戻し(人生リセットボタンという意味)・悪役令嬢・溺愛・元聖女様のスローライフ・令嬢様のクーデター物語に中高生の女子が興味を持つか? 持たないよね。たぶんだぞ。これって実はおばさんの願望なんじゃねえのかってこと。
男は割ともう高校生辺りになると弱者男性層あたりが「異世界転生・俺ツエー・チート・ハーレム」に興味持つんじゃねえのか。そろそろ高校生・男子ともなると己の人生の破滅フラグが見えてくる頃だし。
いくら作品上で中学や高校を舞台にしても「非モテのV-tuberの俺、配信を切り忘れたら~」みたいな奴は所詮中年のもてない男の悲しい願望であって実際の中学生が求めるラブコメってのはむしろ『君と100年分の恋をしよう』みたいなやつなんだよ。
検証とは別の話だけど、とにかく悪意がすげえ……
(エッセイ)
読売新聞調査で愕然とする結果が出たのね。SAOってもう2008年頃なのよ、たしか。つまり15年時が止まってる。これが高校男子だと一気に「転スラ」になるんだけど。ちなみに総合1位も「転スラ」。
ここで「読売新聞調査」と言われているのは、「学校読書調査」のことだと思われる。
本人が直接どこから引用しているのかは分からないが、全体の結果は以下のツイートの添付画像で読める。
ttps://twitter.com/hachidaioh/status/1586208894950330369
また、以下の記事では、学年ごとの詳細な結果が画像で掲載されている。
ttps://gendai.media/articles/-/102358
ttps://gendai.media/articles/-/102359
(エッセイ)
エッセイ執筆者、恐らくそれなりの年齢の、恐らくは女性だと思われるのだが、作者自身の不満をぶちまけているようにしか見えない。
【おまけ】超少子化なのになぜ中年層にターゲッティングするのが間違いなのか
(エッセイ)
これ答え簡単ですよね
1:仕事でそれどころじゃない
1は完全に他の小説にも当てはまるだけの話だし、2はどういう夫婦観だ……?
仮に、既婚者は配偶者と一緒にいる時には絶対にラノベ読めないというのが真だとして、じゃあ未婚率が上昇してる現代はむしろ大人向けラノベには追い風ということ……?
【おまけ2】読まれる=売れるではない - 若者のライトノベル離れ 6年で市場半減のショック(らんた) - カクヨム
(エッセイ)
だから出版時に編集者から「ラノベじゃ食えません。絶対にサラリーマンを辞めないでください」って念を押されるし公務員の場合は上司に申し出て印税収入分は勤務自治体に全額寄付にするのが一般的だ(国家公務員の場合は国に寄付する)。
公務員の副業としての執筆活動の扱いが微妙なところなのは事実だろうが、「印税収入分は勤務自治体に全額寄付にするのが一般的」という話は少なくとも検索では見つからなかった。
(参考:「公務員をしながら怪異・妖怪本を35冊以上出版! 作家・在野研究者の朝里樹さんが今のスタイルに至るまで | WORK MILL」)
ttps://workmill.jp/jp/webzine/yokai-asazato-20221025/
(エッセイ)
でね、高ポイント勢のWEB作家に言いたいけど無書店地域とか大型書店すらもあちこち潰れてるってニュースを何で見ないのかなって思うんだよ。本当にラノベが売れてたら書店があちこちで閉店するわけがない。
書店がバタバタつぶれるほどの出版不況なら、ラノベ市場も当然その煽りを受けるだろうというだけの推測ならまあ分かるが、それは他の分野も同じことだろうし……(むしろ規模が大きいところほど影響は大きい)
エッセイでも書かれていたように、2022年の出版市場全体は1兆6305億円。2020年だがラノベ市場は244億円しかない。オタク系書店などなら多少割合は大きくなるとしても、多少ラノベが好調だろうが不調だろうが、本屋の運命を左右するほどとはとても思えない。
貴重なコメントありがとう。少子化克服の最後のチャンスだった第三次ベビーブームが来なかった根本的原因がまさにこの団塊ジュニア世代女性の多くが子供を産まなかったことなんだけど、肝心の当事者女性コメントがほとんど伝わってこなくてずっともどかしかったんだ。せめてこの親世代(団塊世代)が、自分の子供が昔と全く変わってしまった世の中に社会人として放り出されてしまったことをもう少し自覚して、自分たちの価値観常識を押し付けることなく応援してくれれば・・。まあ無理か。あの団塊世代だもんな。
いいな、私も自分語りしたい
「氷河期世代」「ロスジェネ」そんな肩書きをずっと背負って生きてきた1978年生まれの団塊ジュニア最後世代(親がギリギリ団塊)の女。
ギリギリそれなりの知名度の企業に正社員で就職できたけど、社会的な認識としては下に見られる業種。商社だのゼネコンだのには到底及ばない。
自分のあと5年ぐらいは採用縮小で新入社員が入ってこず、ずっと若手扱いで年寄りの尻拭いばかり。やっと後輩が入ってきたと思ったらいきなり中堅扱いになってあれやれこれやれと馬車馬のように働かされる。新人の面倒もバブル年寄りの尻拭いも同時進行よ…
やっと役職が付いたと思ったら、いろいろ甘やかされたゆとり世代のお守りをさせられ、バブルのご機嫌とりをしながら何もかもを任されてヒィヒィ言いながら働いてたらリーマンショック。給料は上がらない(むしろ下がる)、残業はさせてもらえない(建前上)、賞与は業績変動に切り替え(変動という名のカット)、リーマンの余波でまた採用を絞られ、年寄りが退職してやっと若いの補充されると思っても入ってこない。全部自分でやるしかない。おかげで仕事はわりとできるようになった。
年次だけは上がっていくのに給料は据え置きで、そのうち景気が回復してきたら学生の方が強くなってきたから新卒の給料が妙に高くなる。既存社員は社内資格と地域によっては新卒と逆転するが?!
内定時からチヤホヤされた世代、入社して気に入らないことがあればすぐ休む。定着してほしいから丁寧に仕事を教えてもすぐにキャパオーバーになる。ゆとり世代よりもさらに吸収量が少ない。多様性が認められた世代とやらは、好きなことだけやってきたのだろうか?嫌いなことは手をつけたがらない。挫折に弱い。諦めるの超早い。希望部署に配置してもアンマッチを訴え、少し苦言を呈されただけでパワハラだと訴える。本人は「新型うつ」指導をする上司は「従来型うつ」わかりやすくて反吐が出る。
業種としてコロナになってもリモートワークができず、中間管理職の全部やらされ具合もあいまって心身ともに疲弊して病む直前に離職。氷河期世代としては珍しく同業種でずっと仕事してたから、変な退職歴とか空白がない分まだマシかもしれない。コロナで給付もちょっと延びたし、時間をかけて活動して今は少しゆるめの職場に転職してぼちぼちやってる。
氷河期としてはラッキーだったとは思う。でも失ってきたものは数知れない。とてもじゃないけど常に人手不足で社畜すぎて結婚を考える余裕なんてなかったし、ようやく考えられるぐらいの忙しさになったらもうアラフォー、周りの同年代男性は相手がいる。上の世代からは結婚しないのか子供はどうするとちくちく言われ、下の世代からはバリキャリ気取りのお局と遠巻きにされる。違うんだ、ほんとそれどころじゃなかったんだ、激務薄給、自分一人を生かすので精一杯だったんだよ。
おかげさまで今は自分一人分ぐらいなら老後はなんとかなる予定。でもその頃には70歳どころか75歳定年制とか年金はもらうギリギリまで納めるようになってるだろうし、子供のいないオールドミスにはきっと生きづらい世界が待っているに違いない。
でも知ってる、既婚子ありも大変だってことも。同級生は結婚して子供二人産んで仕事も続けてる。このご時世に子供二人ってすごい。0歳1歳から保育園入れようと思ったら超激戦で、保育料は3歳までは超高い。二馬力だと当然住民税もたくさん払ってるから保育料もテーブルの上のほう。稼いだ分がほぼ保育料になる。それに氷河期世代が子供産む一番のボリュームゾーンの時はまだ保育料は無料じゃなかった。
あと子供が体調崩したら休まないといけないし、休んだら給料も減るし有給なんて子供関係で全部なくなる。結局休むのは母親の方。今の若い世代はわからないけど、私たちの世代だとまだ「母親がやって当然」思想は根強かった。病院も保育園も当然のように「おかあさん」に求めてくる。今はそうじゃない?でしょうね、時代が進んでるんだ。でも氷河期世代はその恩恵にあずかれてない。
子育て罰って、ほんと上手い表現だと思う。団塊ジュニア氷河期世代はまだ保育料の減免もなくフルで払ってきて、やっと小学校に入ったと思ったら学童は激戦で、二馬力でバリバリ稼いでたら子供手当は特例給付で満額もらえず、下の世代には「異次元の子育て対策」ですってよ、氷河期世代の子はもう対象外じゃん。
産んでも罰、産まなくても罰。結婚してもしなくてもいろいろ言われ、生きてるだけで罰だよね。氷河期世代の男性もいろいろ辛いことあると思うけど、女性もほんと辛いよ。
こんな思いを下の世代は感じずにいるんだろうな、でもきっと彼らも言うんだ。「自分たちも辛いです」って。草生やしてもいいですか…
団塊ジュニアが入学する頃には50%を切っとったんちゃうかな。
70年代に全盛期やったのは右翼団体の日教組への妨害活動やろね。
就職氷河期なんて命名するから「不景気のせいで就職難の時期があった」というフレームで捉えがちだけど、
あの時代はもっと根本的な価値観・世界観の変化に直面してたような気がする。
まず、70年代末までに明治以来ずっとやってきた西洋キャッチアップ型の近代化=工業化が完了して、
(最後の人口ボーナスの波である団塊ジュニア世代が成人するまでに労働集約型の工業社会を卒業して)
これからは前人未踏の領域で、あたらしい生き方を模索しなきゃならなかった…んだけど、
バブル景気がやってきて、「深刻な話」はふっとび、お祭り騒ぎになっちゃった。
でも流石に、激動の昭和も終わり、冷戦も終わって大きな地政学的な変化が起こり、
経済はグローバル化が進み、モノづくりニッポンの終わりが予測され、世界の工場の地位もアジアの新興国に移っていくようなって、
もう(経済だけでなく生き方全般の)根本的な改革は避けられないかな?と思っていたところで
本質的な改革どころか、生活を「元に戻す」ので一杯いっぱいの状態…
そんな調子で、本来なら80年代初頭から10~20年かけてやるべきだった本質的なライフスタイルの変革(経済含む)を
ズルズルと先延ばししていたが、いよいよ誤魔化し切れなくなったのが90年代の後半で、
(というか、団塊ジュニアが金を払って学校に行く側から「稼ぎ手」なるのが人口ボーナスの最後の波で、
その波がおさまっていくのが90年代後半だとすると、重なるのは必然か?)
オウム真理教が終末思想にもとづいてイロイロ事件を起こしたり、
旧エヴァンゲリオンが社会現象となるほど大ヒットするのも、偶然じゃないでしょ?
いままで怖くて直視することすらできなかった存在論的不安に対応せざるを得ない時代の空気を反映してる…
本来なら、働き方改革だの、ジョブ型 vs メンバーシップ型だの、春の新卒一斉採用の是非だの、
標準家庭だの、第3号被保険者だの(働くお父さんを支える専業主婦)といった問題は、
80年代に本気出して考えておくべきだった。
IT化、情報化、グローバル化に乗り遅れたのも、明治以来の(自分たちの骨身にしみた)工業化社会の延長で
生きていこうとしたせい…。本質的には昭和サラリーマンのまま、マイナーチェンジで乗り切れると思ってたからじゃないの?
歴史をわかってないな。
団塊ジュニア世代はゴリゴリの日教組教員の薫陶をどっぷり受けた世代だよ。
学校行事で君が代歌うなんてけしからん!という教員にそうだそうだと従った世代。
高校生の頃(1989年)社会党が消費税廃止を公約に参院選で圧勝。土井たか子が「山が動いた」と言って話題になった。
だから本来団塊ジュニア世代はリベラルだったし、後には自社さ連立政権もあって今よりもっとリベラルな空気が世間を支配していたよ。
バブルは弾けて未曾有の不況。自分たちは就職氷河期第一世代となるが、何の救済もされず「自己責任」とされた。
バブル崩壊後の1994年に社会党の村山富市が首相となったが、彼らが政権をとって何をやってくれた?
公務員や教員すら採用を絞り、人口ボリュームが多い団塊ジュニア世代をただ路頭に迷わせて見て見ぬ振りをした。
結局リベラルは口だけで実行力などないのだ、
政治に期待するのは間違っている、と、その時点で見限ったのだよ。
同じ時期に就活した女だよ。
2000年代も確かに氷河期だけど、この増田が書いている氷河期第1世代はもう一つ忘れてはいけない不遇がある。
それは「団塊ジュニア」という、人数が多い世代だということだ。
同世代の人数がとにかく多い。つまり競争相手が多すぎて大学受験が熾烈を極めたのだ。
私は県内の公立の中でも有数の進学校に通っていたが、当時のクラス数は1学年14クラスもあった。この学校だけでなく、全体的にそうだった。そもそもこの学校に入るのも高倍率だったのだから、どれほど人数が多かったか。
1972年生まれをピークに、前後数年はそれぞれ200万人の同学年がいた時代だ。今の子供の倍以上である。
人数が多い世代だからといって、大学のキャパを急に増やしてくれるわけではない。
今みたいなAO入試などない。国公立は5教科が必須。浪人当たり前。予備校大繁盛。
「予備校ブギ」なんてドラマもやってたほど、浪人は珍しくなかった。
私も女子だったが現役では志望校に受からず一浪して入学した。進学校ではそれが普通だったのだ。
親の意向で「女子が4大なんか行かなくていい」という家庭の女子は短大に進んだが(当時はまだそんな価値観があった)大半の同級生は4大を目指し、厳しい競争をなんとか勝ち抜いて有名大学生の切符を手に入れた。
そうやって勝ち抜いて勝ち抜いて手に入れた有名大学生の肩書なのに、それが就活の段になって全くの紙屑になった。
増田が書いていたように電話帳くらいの厚みがある(あ、今の人に電話帳と言ってもわからないか)資料請求ハガキ綴込みのリクルート本が家に届いて、ひたすら手書きで資料請求。300社くらい出したっけ。それくらい普通だった。
インターネットがまだ普及していない時代、資料を送ってこない会社はそれ以上コンタクトが取れず、その時点で門前払いなのだ。
会社説明会は電話申し込み。コンサートのチケットを取るが如く、電話をかけまくる。携帯電話などまだない。家の固定電話だ。
やっと繋がっても「申し訳ありませんが定員になりました」と断られること多数。
面接の段になっても、健康診断まで受けて絶対内定確定、と就職課に言われた最終面接で落とされた会社もある。曰く「諸般の事情で女子は今年は採用しないことにしました」だと!だったら最初から取るんじゃねーよ!
結局大卒がやらないような職種の会社しか受からなかったが、鶏口牛後を目指そうと気持ちを切り替えて働いた。正社員で採用されただけまだ恵まれていた。
数年頑張り会社内でも評価され、幹部候補生に選抜され高度な研修も受けさせてもらえた矢先。
今の会社には見るに見かねた親戚のツテで入れてもらった。そういう裏ワザがないとまともな転職先すらなかった。前の会社の同僚はほとんど連絡が取れなくなった。
私よりはるかに優秀だった子達もいたけど、結婚を機にみんな仕事を辞めた。辞めたというより「辞めざるを得なくなった」。寿退社が暗黙の了解だった会社がまだまだ多かったのだ。女子社員の結婚とか妊娠とかは、会社側にとって体のいい「辞めてもらう理由」でしかなかった。
幸い自分1人食わせられるだけの稼ぎはあるし、同じような独身女性が多く、それなりに人生楽しんでいる。氷河期だし人数多いしろくでもない世代に産まれちまったが、それも運命と諦めている。
正確にはバリウムがどばーって。歩いてたらどばー
近くのトイレに飛び込んでパンツ見たらバリウムの白と胆汁の茶が混ざって絶妙に綺麗な黄色に染まってました
問題はもらった下剤をまだ飲んでないのに下剤飲んだかのようなどばーだったことです
というかバリウム飲んでレントゲンでグルグルさせられてから1時間経ってない
括約筋は一切機能しなかった。あ、漏れたと思って締めようとしても漏れ続けた
けっこうなパニックです。
下剤は家に帰ってから飲もうと思ってたはずなのに、いつの間にか飲んでたっけ!?
下剤もナシに口に入れて1時間で尻から出るってそんなことあるの!?
そんな腹を下してたっけ?
前日の検便は2日ぶりぐらいの便で表面けっこう硬くて、
検便のスティックでうまく取れないなと苦戦してたらスティックを洋式トイレの水の中に落としてしまって、
どうしようもなくてうんこの浮いてる水の中に指つっこんで回収したぐらい固形うんこだったのに!?
バリウムって腹の中で固まるぐらい、それだけだと出にくいものじゃなかったの!?
なんでどばー?
その後、下着を普段から持ち歩いてるレジ袋に二重に入れて(レジ袋有料化で良かったと思えたのは今回がはじめて)、
薄く色のついたズボンをリュックで隠しつつ家に帰りついたあと、
念のためトイレで便意もないまま出したら、肛門から出てるはずなのにジョボジョボジョボって音がしました
俺は何を出してるんだろうって思いました
ワイは30代やけど上の世代が文字どおり「死ぬ」ほど苦労してるのを見てきたで。
氷河期世代ってのはつまり団塊ジュニアなんで数だけは多いんや。
それやのにバブル崩壊が直撃して有効求人倍率は0.5やってんで。
240万人が120万件の求人を奪い合ってたんや。
大卒ですら求人倍率が1を切っとったって言うんやからエグすぎるわ。
ガチのマジで「新卒全員を無理やり全ての求人に振り分けても就職できない奴がいる」時代やったんや。
しかも、当たり前やけど団塊ジュニアの親は、あの「団塊世代」なんや。
誰でも就職できるのが当たり前。誰でも結婚できるのが当たり前。
無理して働けばそのぶん成果が返ってくるっちゅうことを体験してきた人たちや。
でも氷河期世代は違う。
話が噛み合うわけないやろ。地獄やで。
あの時代に生きてた人らは非正規KKOと自己責任おじさんに二極化してもうた。
無理してブラック企業に入って心を壊して非正規で細々と暮らすオッサンと、
生存競争を勝ち残って「弱者は死ね」と言い放つようになったオッサンや。
前者が結婚なんかできるわけないわな。
ほんまに氷河期世代はかわいそうやと思う。
なんとか生き残っている側です…と書けば、同世代には察してもらえるのではないかと。
ここのところ、同世代が決意表明に絶望に、とても興味深い意見が散見されるので、流れに乗っちまおうかな~なんて。
団塊ジュニアがどんだけ悲惨だったかなんて、たっくさんの人がそれは色んな事書いてるので、そっちの方を読んでいただいて。
我が世代、他人の事まったく信用してないって言われるけど、当方もその一人。
他人全く信用してないです。親も信用してないです。その理由もあちこち書かれてるので割愛しますけどね。
信用してないけど、そんな素振りは見せないです。それやったら生き残れなかったし。
目上の人の言う事聞いて(聞かないと制裁率高し)真面目にやってた同世代、結構な数の人が上手く行かなかったですね。
かといって、暴れて盗んだバイクで走り出しちゃってた人達なんかは、もっと悲惨でしたね。
真面目にやってて大学行った人、暴れてた人、知人どっちもイスで殴られてたんですよ、愛のムチや躾ってやつ。
イスで殴られたことが愛情表現だったら、平手打ちやグーなんて大したことないからあっさり忘れちゃいますよね。
ですけどね…ここに来て躾は愛のムチは間違いだったって、全て間違いだったとか言われても。
なんで知人はイスで殴られたんですかね?平手打ちもグーもダメって?
現実に盗んだバイクで走り出したら、捕まってネット拡散でデジタルタトゥーになったら詰むので、NG項目ですしね。
時代が違うんだよ。はいそうですね。言ったでしょ、ムカついた顔なんて見せませんよ。
当方生き残りなので、世間一般から見たら幸せに映るんでしょうけどね。相当ムカついてますよ。
当方よりずっと努力した人が、もうたっくさんいましたが、結構な数の同世代が上手く行きませんでした。
死ぬまでこんな感じなんでしょうね。もうほとんど諦めてます。諦め慣れてて笑っちゃいます。
最近になって、独身、既婚、子なし様々なステータスの同世代が力尽きるパターンがよく見受けられるんですよ。
年齢的にも、ダメージくらうお年頃なんでしょうね。この年齢は幸福度一番低いらしいですし。
でもね、ムカついてるんですよね~かなり。
従順とか言われてますけどね団塊ジュニア。確信に近いレベルで感じますよ、皆の怒り。
当方生き残りなので、次世代に繋がないといけないあれこれがあるので、キレたりとかはしませんけどね。
同世代が無敵の人になったところで、怖がったり、止めたりしないとも思います。
そりゃそうだ、としか思いません、たぶん。
さきほど、生き残った理由を運といいましたが、もう一つ。
最近価値観コロコロ変わるので、その都度自分の価値観もコロコロ変えてきたんですよね。
だから、今は盗んだバイクで走り出すのはクソです。