はてなキーワード: 発注とは
洗濯は平日に2回、
なんで?アホ?
休日は2回と寝具1回で
アホ?
家にいるなら干せば?
掃除は家具や家電のホコリ拭き、風呂トイレの漂白殺菌、排水溝周りの掃除、玄関を拭く、床を掃除機にかける。これを土日のどちらかに1回。
うーん、まあ、まあええか
うんまあええか
まあ好きにせえ
とりあえず洗濯しすぎじゃね?
クリーニング屋さんなの?
医者に行った方がいいと思う
洗濯は平日に2回、休日は2回と寝具1回で衣服以外は乾燥機に入れて回して終わったら畳んでしまう。
掃除は家具や家電のホコリ拭き、風呂トイレの漂白殺菌、排水溝周りの掃除、玄関を拭く、床を掃除機にかける。これを土日のどちらかに1回。
料理は週1、後は外食かスーパーの総菜で済ませればいいし、掃除も月1で良いやろ。
健康診断は問題なし、体重筋肉量も標準で、忙しくなると眠れなくなる体質が問題なだけの健康体です。
婚約者が長時間労働の環境で、自分はリモートだったり残業がほとんどなかったりで家に帰る・いる時間が長く家事はほとんど自分がやっています。
洗濯は平日に2回、休日は2回と寝具1回で衣服以外は乾燥機に入れて回して終わったら畳んでしまう。
掃除は家具や家電のホコリ拭き、風呂トイレの漂白殺菌、排水溝周りの掃除、玄関を拭く、床を掃除機にかける。これを土日のどちらかに1回。
炊事は夕食のみ、主菜で肉や野菜を炒めたり煮たり、副菜に野菜料理、サラダ、スープや味噌汁などを毎日。
あとは月一くらいで部屋の中の断捨離と洗剤、日用雑貨のストック管理と発注をしてる。
たったこれだけ、特別なことは何もしていないのにとにかく毎日がへろっへろに疲れている。
婚約者は皿洗いをたまにやってくれるがこちらが見ても明白すぎるほどに仕事で体力を消耗しており、不憫すぎてあまりそれもやらせたくない。
本人は色々やる気だけど休日は一日中寝てやっと回復している状態なので、ひっそりと私が済ませている。
ふたりとも、ふたりの暮らしのために最善を尽くしていると思う。
それでもこちらの負担が多いのは仕方がないと思って動いているので、家事負担率がー!共働きなのにー!ということで怒ったりはしない。(たまに怒ってしまうが)
ただ、1日の終わりや週末は私が疲れすぎて婚約者と一緒に食事をしていてもどこか上の空になってしまう。
もっとコミュニケーションをとったりラブラブしたい。笑顔で話を聞きたい。
子どもを設けたいのはふたりとも考えているけれど、ここに子育てタスクまで入ったらと思うと気が遠くなる。
元モー娘。の辻ちゃんみたいにテキパキしながらかわいく主婦をやりたいけど、現実はボロボロひっつめ髪にすっぴんでうつろな目をして毎日生きてる。
一体全体世の中の主婦はどういう体力をしているんだろう。
https://anond.hatelabo.jp/20230531223314
採算としては良くてトントン、下手すると赤字なんじゃないかなと思ってる。
もちろんベテランのライターであればいろいろとテクニックは持っている。
あるいは取材先が出してくれるケースもあるが、今回の内容はさすがにどうだろう。
ここで恩を売っておくことで将来的に発注を見込めるなら、先行投資もあり得る。
だけどこの問題は世間の興味関心がなくなれば、それで終わりである。
まあ実際には高知での観光が主な目的で、その空き時間を使ったのかもしれない。
取材して記事にすれば旅費を経費として計上できるのがライターの強みではある。
いや、願わくばそうであってほしい。
他で稼いでいるからこそできる芸当だと理解したほうがいいと思う。
実はライターって他のライターがどうやって稼いでるのか意外と分からないもの。
飲み会なんかで情報交換すると、そんな仕事があるのかといまだに驚くよ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4737306686721244005/comment/yoppymodel
東海オンエアまでたどりついてるのに諦めてるのは非常に惜しい。東海オンエアがなんか違うのは同意するところだがなぜ違うのかを考えるべきだな。
一つずつ考えてみよう。
こんなもん発注する前から気付けと言いたいが、気付けただけ良し。どこの誰だかわからんやつが広告したところで興味が湧くわけもないし即スキップに決まってる。
「メンズコスメを突然紹介しても違和感のない美男子」というのは裏を返せば「露骨な化粧品の広告」ということなのでそもそも人選が誤り。
男ウケするインフルエンサーと女ウケするインフルエンサーが違うことくらいわかるもんだと思うけれど。
「大谷翔平を起用したメンズコスメの広告」、全然ありだと思う。ただしTVや街中の広告など大量の広告を出す場合ならの但し書きつき。
そのくらいやるとしても駄目だと思うなら理由を深掘ってみたほうが良いと思う。
ヒカキンがゲームをやってもいいしセブンイレブンの商品を紹介してもいいようにオールジャンル行ける人の方が広告に向く。もちろん「男性ウケしている男性美容インフルエンサー」なんてのがいればそこがベストだがそんなやつはいない。
結論: 専門に特化しているインフルエンサーは専門外の広告に向かない
攻めの姿勢で~の分析は分析になっていない。なぜ買わないと想定されるのかを考えるべきであり動画を想像するのはお前の仕事ではない。
なぜ買わないかといえばウメハラはゲーム専門なのでゲームに関わらないジャンルの広告に寄与しない。
「何か違うだろ」は分析ではないので真面目に考える必要がある。
おそらく設定している(してるよな?)ペルソナから外れているから違うのだろう。
業界外からの勝手なイメージではメンズコスメのターゲットは大学生とか都会のオフィスで働く人とかの気がする。マイルドヤンキー的な東海オンエアはまあ違うわな。
あと、東海オンエアの動画はみんなでワイワイガヤガヤやる内容なのでそこも化粧品のイメージから外れそう。
https://omocoro.jp/bros/kiji/330071/
これはWeb記事だけどYouTubeのオモコロチャンネルメンバーでも行けるはず。20代後半以上がターゲットならベストでは?
https://twitter.com/Sugai_Shunki/status/1095671424126046208
スキンケアマニアを自称してたのが記憶にあった。QuizKnockの男性ファンは高学歴が多そう(実際は知らん)なので理屈のPRができそう。
科学実験YouTuberに化粧品の化学をぶつけるのは良いのでは?
高校時代に付き合い始めた彼女と大学1年の時に別れて以来ずっと彼女がいなかった。別れるまで猿のようにセックスしていたので反動でその後がきつかった。
社会人になって25になっても彼女がおらず、毎朝晩とオナニーに耽っていたがもう我慢の限界だった。
金曜日、田舎の工場で取引先の技術者から自分が発注した製品についてのわけのわからない説明を聞き、新幹線で帰って来て退勤しようと会社に戻った。自分の部署に行くと一個下の営業事務の女の子が一人で残業していたので飲みに誘った。仕事で嫌なことがあり、大学時代からのパチンコ狂いで借金も膨らんでどうしようも無くなっているので「この子をどっかでレイプしてから自殺しよう」と思っていた。
ジンギスカンを食べてから別の個室居酒屋に行ってしこたま飲ませた。しかし彼女はとんでも無く酒が強く俺が先に潰れそうになった。襲うのは無理そうだったので身体だけ無理矢理触って我慢しようと、横に移動した。最初は手や腕を触って肩を抱き、徐々に胸を触ったり抱きしめたりした。向こうは「やめて下さいよ」とか「どうしたんですか」なんて言ってたけど、こっちは久しぶりの女体の感触に感激しておりそれどころじゃない。向こうが割と抵抗しなかったので胸を揉みながら脚や股間を弄った。向こうは静かになった。
「逃げ出したり叫ばれる前に堪能しとこう」と脚を触っていた手を服の中に入れるため上げた時、彼女がその手に自分の指を絡ませて来た。彼女の顔を見ると目を閉じて顔を近づけて来たのでキスした。
コレはヤレる、そう思いすぐに店を出てホテルに入った。部屋に入った瞬間にソファに押し倒し、シャワーも浴びないままセックスして2回出した。そのあとシャワーで1回出し、寝る前にもう一回出して寝た。
朝起きて全裸の女を見たらまたムラムラした。しかしホテルの料金加算の時間が迫っていたので彼女を起こし退出。彼女は今日家族で出かける予定だったらしいが、夜ご飯食べるまでに合流できれば大丈夫と言われたので自宅に誘い、また何回もセックスした。夕方彼女が家族と会うために帰る時間になったが、彼女から「なんでそんなに何回も勃つの?私もう感覚ない」と言われ、セリフとタメ口に興奮してもう一回押し倒してセックスした。
そのあと、急いで車に乗せて彼女を家族が待つ商業施設まで送った。別れ際彼女からキスされたせいでまたムラムラしてしまい、帰宅して今シコったところ。ちなみに今朝からほとんど何も出てこない状態。
なんかすごい満足した。借金は日ごとに増えてくし、督促の電話もメールもとまらないし、ご発注報告してないから月曜日にはとんでもない量の製品が会社に届くし、上長から頼まれてた見積書作成してないけど、生きるかってなった。
最近、弊社の事務員さんがどんどん辞めてしまい人手不足なので、これ以上辞めないよう「キツイ仕事をさせない」「営業から事務員に仕事を頼まない」「何がなんでも事務員優先」というクソのようなお達しが出た。
あと弊社の取引先は全部クソなのでなんかもうクソなんだよ。
その結果がこうじゃ。
〜定時くらいの時間の話だよ〜
取引先A「明日の朝使うから、急いで発注して。内容はFAXしたからすぐ確認して」
私「申し訳ありませんが外出しています。申し訳ないですが40分ほどで帰社するので、それから確認になってしまいます。」
取引先A「いい訳ないだろ(怒)会社にいる奴にやらせろ(怒)」
私「…分かりました、確認します。FAXいただいた内容をメールでいただければ私の方ですぐ確認できますが…」
ボケ(怒)」
私「事務員さん、忙しいところ大変申し訳ないのですが、取引先Aさんから急ぎの見積もり依頼があります。内容をFAXしたそうなので、すみませんが写真を撮って私までラインしてくれますか?」
私(ファーーーーwwwそもそもこの見積もりは事務員さんの仕事なのにーwww)
取引先A「おいまだなのか(怒)」
※この後30秒ごとくらいに鬼電が来る
私「(もう無理だこの後の取引先Bさんとの商談をリスケして、高速道路で帰ろう…)取引先Bさん、大変申し訳ありませんが、緊急対応でお伺いができなくなってしまいました…」
〜後日〜
上司「おい増田!売り上げが下がってるじゃないか!この前の商談はどうした(怒)」
上司「スケジューリングもまともにできない営業は無能!人がいなくて無理でもなんとかしろ!」
私「転職しよう」
歴は関係ないんじゃね?
製造のみ < 設計出来る < 要件定義出来る < PL/PM < PMO
みたいな感じで客が払う単価が決まり、そこから自分の発注までにどれだけ中抜きされるかだから一概にエンジニアの手取りは言えないやろ。
要件定義出来る人材で85万~100万顧客から支払われるとして後はどれだけ抜かれるか。3割だと仮定すると60~70万くらい?
キャンメイクのセーラームーンコラボがショボすぎて批判されている
映画合わせの粗製濫造コラボのひとつで、発注の時間なかったのかなーという印象なんだけど
がっかりした人たちの一部の反応が気に入らない
「子どもの時に憧れた派手なデザインまんまだったらオタクは買うのに」
は?お前がオタク?笑わせるな
ブローチやコンパクトのデザインのアイテムはプレバンとかから散々出てんだよ
キャンメイクしか使えない貧乏人だから、プレバンは高額で買えなかったんですか?
こっちは10年前にプレバンがセーラームーン商品出し始めた時に
いずれまともなものが出ると信じて謎商品とかも買い続けていたので本当にイラつく
ただ私ももっと前のリアタイ時代からセーラームーングッズ集めてた人からすると
もちろん世の中には志やら生きがいを持ってる人が山ほどいる。
子供のため愛する人のために生きてる人もいれば趣味のために生きてる人もいる。
そういう存在や趣味がなくても、官僚や自衛官なら国のため、大手企業や会社経営者なら自分が携わってる産業や経済のため、学者なら学術や文化発展や人類への貢献のためとか色々あるよね。エッセンシャルワーカーと言われる人達だって、給与に見合わないようなキツい仕事をやりがい感じながらやってるわけでさ。
適当に大学卒業して、専門商社に入って、先輩から仕事引き継いで、大手メーカーや企業からの発注を別のメーカーに流して、週1,2回新幹線に乗って地方の工場で見学やら製品の検査して、夜には会食(仕事の話ではなく飲みながら取引先の人とプライベートの話するだけ)して、土日は寝るだけ。そんなつまらない生活しながら、恋人も自分が養う家族もいなのに不釣り合いな給料もらっても何も使い道なんてない。
今だって世の中の大多数の人が一生懸命働いてる間、俺はオフィス街のチェーンカフェで先輩が見積書の確認するのを眺めながらタバコ吸ってスマホいじってる。
Twitterで亜留間次郎さん(@aruma_zirou)が興味深いことをツイートしているのを知った。
以下引用。
ソビエトにもブルマーは存在していましたが、入手できたのはモスクワのような都会だけでした。
どうしてなかったのかと言うと、ソビエトにはレオタードや体操服に使えるニット生地が生産されていなかったので原料が無かったからです。
ロシア語にはブルマーに該当する単語は無いらしく、水着、レオタード、ブルマーは全てКупальникと呼ばれていたようです。
バレリーナのマヤ・プリセツカヤはソビエト国内に無いためフランスにレオタードを発注していました。
フランスのバレエダンサーで振付家でもあるローラン・プティは長年に渡ってソビエトにレオタードを供給していた人物でロシア連邦国家賞をもらっています。
どうしてソビエトにブルマーやレオタードに使える生地がなかったのかというと、ソビエトの工業規格でニット生地は防寒に使える厚手しか生産されなかったせいです。
自分が以前調べたように、ロシア語では水着もレオタードもブルマも区別しないとわかったのは収穫だった。
一方で、亜留間次郎さんはこの情報の出典がどこにあるかはツイートしていらっしゃらなかった。ロシア語なり英語なりの資料を書籍でお持ちなのだろう。
個人的には一度うかがってみたいが、普段持ちの、ブルマーについてはつぶやかないツイッターのアカウントで突撃するのは、照れくさいな。
【出典】
それは、つねにおもいがけない可能性に対して開かれた態度であり、慣習的な物事の結びつきを超えてあらゆる未来を否定せず、支配と被支配の天地すらもあいまいに塗りかえる。そうした状態に政治性を求めるのならば、こういいかえてもいい。NTRとは革命である、と。
NTRの宿る瞳は風景を革命する。たとえば、あなたは都会とも田舎ともいいづらい、郊外の住宅地に住んでいて、そこにしゃれたパン屋さんが建っているとする。味はそこそこで、町のなかでさえ注目度は低い。あなたはその店へ日常的に通い、品揃えと定休日を完璧に把握し、なんとなれば五回に一回は店主が声をかけて二言三言挨拶をかわす。ちゅうくらいな好ましさがある。
ある休日、幸福な遅起きをしたあなたはその店に向かう。しかし閉まっている。開店時間は過ぎているし、定休日でもないのに。店の扉に張り紙がしてある。「Aデパート地下街新春スイーツフェア出店のため、誠に勝手ながら、〇日~×日はお休みさせていただきます」。
世界がすうっと冷えて遠のいていく。
そのデパートは毎日百万人が乗り降りするような規模の駅の前にそびえている。
そこに行くと、よく見知ったパンが知らない装いで売られており、おそらくあなたが手をふったとしても、他人のふりで無視されてしまう。三百円の買い物ごとにスタンプを捺してもらっているあなたのカードも、存在しないものとされるだろう。
もうあのひとかみごとに皮が崩れ散るクロワッサンも、あの固くなった餅のような生地のベーコンピタも、もうその手には届かない。あの店は二度ともどってこないではないか。そんな感覚にあなたは襲われる。
開期が終わると、パン屋はもどってくる。以前の顔のまま、あなたのとなりに、なにひとつ変わっていないかのように。
だが、変わってしまったのだ。なにかが決定的に以前とは違うのだ。
営業再開初日の朝一番にあなたはその店を訪れる。柔和な顔立ちの店長が、変わらぬ笑顔で「焼きたてですよ」といいながら、あんパンを棚にならべる。あなたは礼儀正しく待ったあと、ひとつをトングでつかみ、瓶入りの牛乳といっしょにレジに出す。
あなたが知っているかはわからないが、あんパンはパンのなかでもっとも官能的なパンだ。NTRを体現している。それはおはぎと逆の極にある存在だ。おはぎで餅米を包んでいたオラオラ系のあんこが、西洋の象徴であるパンと出会ったとたん、しずしずと包まれるに甘んじている。 あなたはあんことパンを咀嚼しながら、自分が今、寝取っていると同時に寝取られているような、ふしぎな感覚を味わう。それこそがNTRの奥義だ。シナイ山でモーセはふたつの神の名を与えられた。ひとつはYHMH。もうひとつはNTR。発音できないことはそれ自体神聖さの証だった。
能動と受動ーー寝取りも寝取られもNTRというひとつの言葉に封じられている。わたしたちはそうした矛盾を孕んだ言葉を何の違和感ももたずに使っている。どちらでもあり、どちらもない状態こそが自然なのだ。そうした状態を自然にすることで、わたしたちは今ある景色を転覆できる。
NTRという言葉の両義性に想いを馳せるとき、わたしは菅井の顔を思い出す。
九十年代の善き日々に、わたしはフリーランスでいわゆるNTRビデオレターのディレクターをやっていて、彼はそのプロデューサーのようなポジションで助監督的な雑用からポストプロダクションまでを一手に引き受けていた。
あの時代を知らない子どもたちには、NTRビデオレターをヤラセだと思っているものも多いと聞く。たしかにそうした側面があったのは否定できない。特に大手の制作会社がAVのついでに量産しているようなものは、最初から商業的な流通を折り込んで、俳優を雇って制作されていた。
だが、わたしのいた現場はみな本物で真剣だった。寝取るほうには寝取るものの矜持があり、寝取られるほうには寝取られるものの葛藤があり、そしてかれらを撮るわれわれはそうした昏い機微、愛の真理といってもいい、そのさざなみのような感情を、一コマも撮り逃すまいという気概があった。誰もが真剣に傷つけあっていた。
独立系の低予算のチームである。撮ってくれと頼むのも、大手に発注できないような貧乏な若者ばかりだ。ビデオレターを撮って、送りつけたい。その情熱が何よりの対価だった。
菅井もそんな情熱しか財産を持たない若者のひとりだった。彼と出会ったのは大学のあるサークルの飲み会のことだ。三次会だったか四次会だったかを先輩の家に転がり込んでおっぱじめ、みなひとしくへべれけになったノリで、先輩が「おもしろいものがある」とVHSテープを取り出した。
それは当時話題になっていたNTRビデオレターで、メーセッジを収録している最中に寝取られる女性(四十代の主婦という触れ込みだった)が感極まって泣き出し、泣くのはよくあることだったが、その上にすさまじい量のゲロをぶちまけて寝取り役も撮影スタッフも大騒ぎ、という内容だった。要はネタビデオである。皆視聴済みの有名作で、先輩もそのことをわかっていたはずだけれど、みな初めて観る体で盛り上がった。
そして、例のゲロの場面が来ると、みんなで爆笑した。わたしも笑った。下に見る笑いだった。そうした笑いを仲間内で共有することが結束である、と信じていた。
だが、菅井はそうでなかった。
それまで部屋の片隅でちびちびキリンなどをやっていたのがいきなり、「笑うな!」と叫んだときは、おどけた反語的表現なのかなと思っていたが、先輩にくってかかるに及んで本気だとわかった。
押し倒された先輩の顔に浮かんでいたのは暴力を振るわれた怒りではなく、驚きと困惑だった。わたしたちも止めるでもなく、ただひたすら唖然としていた。先輩もわたしたちも、NTRビデオレターに対して真剣になる人間がこの世に存在するなどとは思わなかったのだ。 菅井は酔っ払いすぎだとして家に帰され、後日、酒の席のことと暴行は不問にされた。菅井はサークルで、なんとなくアンタッチャブルな存在になった。
サークルの他の人間たちとは逆に、わたしは菅井に興味を抱いた。
当時のわたしはNTRビデオレターの大半をヤラセだと考えていた。そうした作り物にたいして、あそこまで入れ込める人間がいるというのは不思議というより驚異だった。
菅井はふだんから近づきがたいオーラを発している類いの一匹狼だったが、こちらから話しかけると意外に愛想良く応じてくれた。
彼のNTRビデオレターについて該博な知識を持っていた。その歴史からジャンル、ゲームチェンジャーとなった名作の存在、業界構造まで、事細かに、しかも大変おもしろく教えてくれた。良い教師だった。
あるとき、彼の部屋でふたりだけで宅飲みをしていたとき、わたしは彼に訊ねた。「どうしてNTRビデオレターにそんなに興味を抱いているのか?」
菅井は、酒気に染まった赤ら顔しばらくゆらゆらさせたのち、立ち上がり、押し入れからひとつのVHSテープを取り出した。
部屋の明かりを消し、無言のままビデオデッキにそのテープを挿入する。あまり上等とはいえない画質に、ベッドに座った二人の裸の男女が浮かび上がる。男のほうは下腹が出ていて、若いようにも中年のようにも見える。女のほうは透き通った印象の美人だった。
男のほうがピースをしながら口上を述べる。さしてオリジナリティのない、平坦なセリフだった。菅井はその口上にかぶせるように、ぼつぼつと、VHSテープの来歴を語りはじめた。
ビデオに映っている女のほうは菅井の伯母であるという。知的でやさしくて、幼心に憧れの存在だった。伯母夫婦には子どもこそいなかったものの、傍目から見れば、仲睦まじく、理想の夫婦といった趣に見えた。夫婦で菅井をかわいがってくれ、週末にはよく遊びに連れて行ってもらったそうだ。
その伯母が急な病で若くして亡くなった。菅井が高校生のころだ。意気消沈する伯父を励ますために、菅井は伯父の家をたびたび訪問して話し相手になったやった。
しかし、伯父は一方的に話す菅井に黙って相づちを打つだけだった。菅井が三人で出かけた思い出を語らおうと、アルバムの場所を聞くと、伯父は「焼いた」といった。そこで菅井は初めて、家の中から在りし日の伯母の写真という写真が消失しているのに気づいた。
菅井はそのことを問い詰めようとしたが、伯父の返答は要領を得ず、ついには泣き出してしまった。
菅井は長らく伯母について伯父の前で触れずにいた。だが、大学進学が決まって伯父の家に挨拶へ行った日、めずらしく伯父が上機嫌で出迎えてくれた。自分から菅井にいろいろ話しかけてきた。流れで伯母の話題にもおよび、ひさしぶりに伯母の思い出について深く二人で語り合った。良い時間だった、と菅井はいう。
微笑みながらも目頭を熱くしていた伯父は、ふと思いついたように席を立って、どこかからかVHSテープを持ち出してきた。なにそれは、と菅井が訊ねると、伯母の映っている唯一のビデオだという。
そして、菅井と伯父はそれを観た。ふたりとも、ひとことも喋らなかった。
伯父の訃報を聞いたのは、菅井が大学の下宿へ引っ越した直後だった。自殺だった。
わたしたちの観ているビデオレターは山場にさしかかっていた。VHSと自らの由来を語り終えた、菅井の横顔はブラウン管の青い光にぼうっと照らされ、かそけく浮かび上がっている。画面を凝視している。そこにあるのが歓びなのか、哀しみなのか、あるいはまた別のなにかなのか、推し量ることはできない。
https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=all&geo=JP&q=%E5%B1%B1%E5%B8%AB&hl=ja
そもそも「山師」で検索されている数自体が滅茶苦茶少ないのだが、減少傾向は明白だ。
2010年までは月平均50回ほど検索されていたのだが、ここ数年は月平均10回にまで落ちている。
そもそも山師というものはバブル時代に大暴れした人種であり、バブル崩壊とともに大幅にその数を減らしたのだろう。
驚き屋は話題の情報に飛びついてコタツの中から驚いていればいいだけなので元手は0である。
山師の中にも自分の元手は0のまま人を騙して全部のリスクを押し付ける輩はいたが、それをやるためには足を使ってスポンサーを探す必要があった。
驚き屋は社会的信用マイナスで闇金ブラックリスト入りして更には引きこもりで対人恐怖症の人間であっても始められる。
もちろんそれで得られるリターンはそれだけ小さくなる。
山師はコバンザメどころか自分こそが流行の発生源になることさえある。
インフルエンサーなんかもそうなのだが、最近の「流行生み出し屋」は結局他人の褌を借りているばかりで、自分で褌を発注したり興業を起こしたりすることがめっきり減った。
なんのまとまりのない文章で恐縮だが、今の感想と現状をメモがてら書いてみようと思う。
ギリギリの生活でいいなら、イラストレーターとして食べていけそうなレベル。
構図とかポーズの参考に自分もAIの恩恵は受けているので、AIイラストの発展に反対ではなくどちらかというと賛成派。
今のところはまだ仕事減ってないけど、発注元が自分で生成するようになったり、生成がもっと直感的かつ細かい指示が簡単になったらこの仕事なくなるなーと思う。
そこは割と冷静に「車によって対して魅力のない人力車の多くはは失業しただろうし、コンビニによってロクでもない飲食店はつぶれたんだろうし、自分は魅力もないしロクでもないので、消えるだろうな~」と思っている。
本業も別にあるので、収入的にも生命の危機はないし「まぁ、次の副業を考えないとな」程度に、最近のAI発展の潮流に対しては達観というか、仕方ないか程度に受け止めている。
と、
そこまでは想定内だったのだが、仕事外の、趣味的に上げてたイラストのモチベまで下がるのは想定外だった。
描くこと自体が楽しいハズだった趣味イラストは、もうまったく興味がなくなってしまった。
「こういうの描いて!」といった他人の要望がAIによって叶えられるのは、仕方がないと許容できているのだが
「こういうの描きたい!」といった自分の要望がAIによって叶えられるのは、少し、許容しがたいのだと思う。
おそらく、前者は単に、今まで競争相手だった生身の人間が、AIになっただけなので、弱肉強食で負けただけなのだが
後者は何か、今までコツコツやってたことを無意味にされた的な、絶望やバカバカしさなんだと思う。
それだけ。