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はてなキーワード: 適応とは

2023-06-08

anond:20230608062339

原始時代形成された外見の好みでは現代社会適応度の高い遺伝子生存できないので、

現代社会必要とされる能力と相関する知恵と金を持つ人間が化粧その他の工夫で原始時代の好みに適用できる社会になることで、原始時代の好みが残っていても現代社会必要とされる能力を持つ遺伝子生存率が上がるようになっている。

……と思っているんだけど、実際には、現代社会有用な頭の良いやつって化粧その他の工夫で原始時代の好みのバグを突こうとしてない気がするんだよなあ。

何なんだろ、これ。

2023-06-07

anond:20230605151927

よく考えると大学生になったら突然一人暮らしで、周りの環境も大幅に変わるって大変だわな。

誰でもそれに適応できるわけではないし。

よく話を聞いて、根本的な原因がどこにあるのかを明らかにする必要があるんだろうな。

暮らし孤独なのか、講義への違和感なのか、交友関係なのか、それら全部の組み合わせなのか。

2023-06-05

anond:20230605230835

海水適応してない蛙に「大海を知れ」とか言うのか?

とんだハラスメントヤローだな。

胃酸に曝すのも大概だが。

人間との距離

人間であろうとすると生活はなかなかストレスフル、動物だと考えると生きてればラッキー

現代文明を利用すれば生きるだけなら、ずいぶんと容易になっている。

生きるだけなら本当に必要なことは少ないのだ。

人間適応しようとし過ぎると合わない箇所で苦しむ。

なので、自分がどれくらい人間でありたいか理解しておくことが気分良く過ごすには重要

人間になったところで楽しいことは少ない。

2023-06-04

anond:20230604113920

科学知識魔法モンスター分析する視点ほしいよな

説明もなくファンタジー適応するならもう現代人が異世界転生する必要なくて最初から現地人の純ファンタジー書けよと思っちゃう

現代人の知識があるからこそ指輪物語などと比較されないで済んでいたのにね

2023-06-03

ワイくんの終わってる金銭感覚をご確認ください anond:20230602054654

2023年4月の収支
収入+551,136円
出費-829,942円
収支-278,806円

手取りで55万以上あれば貯金できると思ってたけど、適応してしま可能性を感じ始める

 

2023年5月の収支
収入+564,285円
出費-406,646円
収支+157,639円

これはダメかも知れんね・・・と思い始める

 

なお、独立系FP相談したら要らぬ恥だけかいただけだった

同じことになるかもしれんが、発達障害専門のFPがいるみたいなので相談してみようかなぁ・・・

anond:20230603162235

すまん、オーバーキルって嫌いな概念なんだよな

いじめっ子が少し真面目になっただけで周囲がやたら持て囃すのに近い気持ち悪さがある

元々真面目なやつのことは褒めないのにさ


自分に都合のいい「叩かれてる人」には「やめたれ泣くぞ」「オーバーキル」「誰にでもそういう時期はある」「その辺にしてやれ」って声がかかるけど

自分共感できなかったら「もっと言ってやれ」「これがわかんねえなら相当やばいよ」「クズだな」になるんだろ。

本人が自分行為を正しく認識して社会適応してこなかったことを、本人に伝えるのは酷だって概念だろ?

キツイ言い方的なものを褒めるわけではないが、

大体の人は自分思想行為を自制しており、最初から客観的に正しく認識しようと努力して周囲に配慮して謙虚生活してるわけでさ

自分思想行為がどういう性質を持つのかを客観視することを怠ってる人間が、それを自覚させるような普通の話を「痛い指摘」としてオーバーキルって擁護や甘やかしが入るのは普通気持ち悪いし人を幼稚にさせる概念だなと思う

マイナ保険証について

クソシステムだとかいろいろ好き放題言われているが、少なくとも「オンライン資格確認」は素晴らしいというかないと困るシステムで、そもそも従来の保険証システムはとてもウンコであるという話をする

ほとんどの人は知らないことだが、国保保険証発行システムはめちゃくちゃウンコである負担割合ミス自己負担上限額のミスが地味に多く、8月が保健切り替わりの季節なわけだが10月ぐらいに「実は間違ってました。8月から遡って適応します」という話がほんとにイヤになるぐらいある。10月にわかればまだいい方で11月半ば過ぎてようやく発覚というのも珍しくない。

ほとんどの勤め人は無関係な話だが、体感では世の中の1割ぐらいは自分保険証管理がろくでもない。平気で古い使えなくなったはずの保険証を出す。今の社会保険ほとんどは有効期限が書いてないので失効した保険証かどうかは基本的に知りようがなかった。

このあたりの「病院は1ミリも悪くないのに誤請求ってことでレセプト突っ返される」というイベントオンライン資格確認のおかげでゼロになる

今までは病院は1ミリも悪くないのに9〜7割おあずけくらうというのが当たり前だったのである

オンライン資格確認始まってからは「これ失効してます職場役所)にご確認を」という話がとてもスムーズになった

正直20年ぐらい前からあってしかるべきだったシステムであるオンライン資格確認

飲食チェーン店で働いていた頃の思い出


ちょっと話してみたい。昔の話だ。

若い頃、都内繁華街にある飲食チェーンで店長職を務めていた。今はもう会社を辞めて実家に帰り、細々と親の仕事を手伝ってる。農業を営んでるから食料品という意味では繋がってる。

あの頃はまだ30代半ばで、男が乗っている時期だった。心も体も無理がきいて、若者の考えもなんとか理解できて。懐かしいなぁ。今では50代が近づきつつある。

守秘義務とか一応あるから、どこの飲食チェーンかは言わない。読んでるうちにわかるかもしれないが。できればそっとしておいてほしい。

何の話をしようか迷ったが、『人』の話がいいだろう。何人かに絞って話がしたい。皆、よくも悪くも思い入れがある。三人だけ挙げよう。



1人目 スダ君

 もちろん仮名だ。雰囲気で名付けている。背は低めだったかな。危なっかしいけど、素直な子だった。だが、ある事件を機に店を辞めてしまった。

 大学二年生で、MARCHクラス大学に通っていた。やんごとなき方々が通いそうな大学名だった。私は専門学校出なので、大学生と聞いただけで眩しい感じがした。

 彼は夕方~夜のメンバーだった。クローズまで残ることもあった。ところで、ある従業員I氏との折り合いが悪く、さらにスダ君が好きだった女子店員TさんがI氏と交際していることもあってか、勤務中に不安定な感じになることがあった。若さというものだ。

 閉店作業中にI氏と諍いになることがあったらしい。マネージャークラスアルバイト従業員場合、連絡日誌を付けるのだが、そういう報告をみかけた。

 実際、迷ったものだ。I氏は当時、二十代前半のフリーターで、付き合っていたTさん大学四年生だった。I氏はほかの女子アルバイトにも手を出していた。時には、新人クルーを無理やり自分ビッグスクーターに載せて、当店の近くにあるラブホテル直行することもあった。

相関図

I氏 ⇔ Tさん ← スダ君

ほかの女子数人(身体目的)

 当時は2000年代の半ばだった。男のそういう行為甲斐性のひとつとされた時代だ。迷惑行為ではあったが、相当の戦力だったため目を瞑らざるを得なかった。

 ある年の秋、閉店数時間前だった。いつもだと、店の目の前にある事務所シフトを作ることが多いのだが、この日ばかりは実店舗で指揮を取っていた。どんな時間帯にもインして、店舗運営状況を確かめねば……という意識もあったが、正直この日は気分だった。

 夜9時頃、スダ君がお店にインしてきた。この日は3時間半のシフトだ。だが、様子がおかしい。足早にタイムカードを切ったかと思うと、店の奥にあるシンクに手をかけてうずくまるように立っていた。

 ほかのアルバイトも「様子がおかしいのでは?」と察していた。私は、スダ君と仲のいい大学ふたり事情聴くように指示した。こういう時はこれでいい。私が聞いても真実を答える保証はない。聞き取りするとしたら彼らの後だ。

 大学ふたりが聞き取ったところによると、スダ君が事務所に入った時、こんなことがあったらしい。

事務所の休憩室で、I氏とTさんが半裸でセックスをしていた

・運悪く、スダ君が入ってきた音に気が付かずに目撃することとなった

過去にもスダ君の目線からみてそうなのでは、と思うことがあった

 これには悩んだ。どう対処すればいいのか。店を預かる者としては判断に迷うところだ。というのも、I氏もTさんも、はっきりいって当店の最高戦力(I氏はマネージャークラスTさん接客専門職クラス)であり、辞めてもらっては困る。困るのだ。ただでさえ人手不足なのに。

 本来免職処分とすべきだ。事務所本来目的以外に使うな、とは言わない。待機時間学校での課題を片付けたり、シフトを上がった後にお喋りをするとか、そういう使い方をしてもいい。少しくらいは。

 ただ、過去においては、休憩室で飲み会を催していたクルー3名をまとめて免職処分したことがある。線引きが難しい。

 結局、I氏もTさんも当店に残すことにした。I氏は「次やったら辞めさすぞ」と何度もクギを差したうえで、出勤停止処分とした。Tさんは、大学卒業まで残り数か月だったのもあり、比較的温情のある処分をした。※思惑までは書かない。自分なりにバランスを取ったつもりだ。

 スダ君には、「人生いろいろあるけど挫けてはいけない」「あなたはひたむきだから。きっと報われる時がくる」など精一杯フォローしたものの、冬になるまでには店を辞めて、同系列チェーン店移籍した。確か、そこの店長から電話があって、「面接に来たけど、彼どんな子?」と聞かれたから、「ひたむきでいい子です。ちょっと心が弱いところもありますね。でも、戦力になりますよ」と答えた。今でいうリファラル採用だった。

 それから一年後、あの時スダ君から聞き取りをしてくれた大学から連絡があった。スダ君が、移籍した先の系列店でマネージャークラスランクアップしたという。私もその店に行ってみたところ、確かにスダ君がいた。社員と同じ服装でキビキビと働いていた。あの頃とは雰囲気が違う。人間として成長したのだ。

 それからすぐ、私も遠方の店に異動になってしまって、スダ君を見ることはなくなった。今はどんな人間に成長しているのだろう。いい男になっているだろうか。そんな未来を願っている。



2人目 フナモトさん

 この子は、いわゆるプレーヤータイプ極致だった。ほかの繁盛店から移籍してきた子で、クルーとしての実力は折り紙付きだった。POSでの接客もキビキビとこなすし、サービスレベルは最低限以上だし、料理を作るオペレーション作業も人並み以上にできた。

 どんな分野でもマルチ活躍できる子だった……ただし、現場作業に限っての話ではあるが。残念ながら、性格であるとか、人格であるとか、気質であるとか、そういうところに問題のある子だった。

 話は逸れるが、圧倒的美人だった。街を歩いていたら男は皆振り返るし、雑誌モデルをしていたとして不思議ではない。そういうルックスの子だった。

 ただやはり、性格に難があった。気に入らないクルー雑談を振られても冷たい態度を取ったり、無視することがあった。相手のことをミカンの皮くらいにしか思っていないのだ。

 ある時だったか、フナモトさんの接客現場でこんなことがあった(※当時は、女子厨房に入る子は極端に少なかった)。母親子どもふたりレジに並んでいて、子どもおもちゃ付きセットの説明を求めた。店内のカウンター横には、おもちゃの反則セットが豪勢に飾ってあった。※フナモトさんmaidになる。

 だが、彼女は冷たい様子で「ポケモンです。種類はこちから」とメニューを指さすだけだった。そのお子さんが十秒ほど迷っていたところ、フナモトさんがローファーの先でコーヒーシロップストローが入ったラックを何度も蹴り飛ばすのが見えた。

 またある時などは、夜の店内におばあさんがテイクアウトの注文後、「お水を持ち帰りでくれませんか」と言ってきた。フナモトさんはマニュアルどおり「お水は持ち帰りができません」(※衛生管理上の問題。お客の家で水が品質劣化した場合など)と答えたところ、おばあさんは「車にいる孫が薬を飲むので……水がほしいんです」とのこと。

 さて、こういう時はどうすべきか。一応、会社マニュアルには、接客については「ルールに準じつつも、自分らしい接客スタイルを求めてください。お客様のためになる接客を。迷った時はマネージャーに指示を仰ぎましょう」といったことが書いてある。

 フナモトさんはおばあさんに告げた。「その子カウンターまで来るなら用意できます」と。なるほど、機転が利いている。おばあさんが了承したところ、フナモトさんが水を用意してカウンターの前にいるおばあさんに水を届けた。

 しかし、おばあさんは水を取って、そのまま車に戻ろうとしたのだ。フナモトさんが一瞬早かった。おばあさんの二の腕を掴んで、水泥棒をガードしたのだ。

船「ダメっていいましたよね!?」

婆「いいでしょ。やめて!」

船「ダメって言ったよな、おい!?」

婆「ちょっと!」

船「おい!! ……お廻りさん呼びましょーか?」

婆「……」

 さすがに堪忍したのか、おばあさんは諦めて外の渋谷通りに留めてあった車に歩いていった。私はその様子を観ていたけど、どっちもどっちだと感じた。フナモトさんはお客様ファーストではなかったし、おばあさんにしてもジュースを買えばよかっただけのことだ。別に水でなくてもよかった。

 私だったら、「本来は衛生管理上の問題があり認められませんが、今回はお薬の事情があるということで持ち帰りを認めます」と言っていただろう。マニュアルに反する行為ではあるが、これなら上の人間が観ていたとしても申し開きできる。

 三つ目になるが、フナモトさんが専門学校卒業する半年前のことだ。店内のポジションを替わりたいという要望があった。弊社では、漢字表記だと接客専門職とでもいうべきランクがあり、それに選ばれるとお洒落制服を着ることができる。昔懐かしい、アンナミラーズ制服ちょっと似ている。

 だが、それはフナモトさんのわがままに過ぎなかった。本人から理由を聞いたところ、「可愛い制服から最後に着てから卒店したい」とのことだった。当然却下したのだが、それに激昂したフナモトさんは「だったら店を辞めます!!」と宣言して、マネージャールームパイプ椅子を立った。そのまま事務所を出て行き、二度と連絡してくることはなかった。残りのシフトはバックれてしまった……。

 約二週間後、別の系列から「フナモトさんという子が面接に来ているけど、どんな子ですか?」という問い合わせがあった。ちょっと迷った挙句に、こんなことを答えたかな。

「一本筋が通った子です。いい方に働くこともあれば、そうでないこともあります

 と告げた。嘘は言っていない。確かに嫌な別れ方はしたけれども、かつての仲間だ。応援はしたい。少なくとも、ほかの店への移籍妨害したくない。

 人格者じみたことを書いたけれども、保身のためでもあった。フナモトさんとは過去に二度、ホテルに行ったことがある。お店の公式飲み会があると、私はいつも若い子だけの方がいいだろうと思って(一万円を置いて)早めに帰るのだが、その時は最後の方まで残っていた。

 宴も酣(takenawa)ということになって、二次会に行こうと幹事が言い出した後で、フナモトさんと帰り道が一緒になり、いろいろ話すうちに飲み直そうということになった。私はまだ三十代だったので、いろいろと抑えることができなかった。

 フナモトさんの見た目はクールビューティといったところだが、いざ一緒に寝てみると情熱的なところがあった。やはり、体のいろいろな部分が柔らかかったのを憶えている。そういう体験が二度あった。

 それで、上の段で電話を受けた時は、フナモトさんが暴走したらよくないことになるのでは……!? という懸念があった。そうはならなくてよかった。

 思い返すと、これも懐かしい記憶だ。あの子は今も元気にしているだろうか。健やかであってほしい。



3人目 ワタベくん

 この子も鮮烈だった。当時は大学生。独得な雰囲気の子で、普段はボーっとしているかと思えば、厨房でのオペレーション中は熱気に満ち満ちていた。閉店時のクローズ作業も抜群に早かった。

 難点があるとすれば、マイペースなところや、人を怒らせる発言をするところや、常識のなさだった。ある時などは、冗談だと信じたかったが、早朝の開店作業中に「今日気合いを入れるためにビールを飲んできました!!」と宣言していた。

 今でいうところの、発達障害というやつだと思う。そうでないならパーソナリティ障害か。医師ではないので判断はできないが。

 さて、そのワタベ君だが、大学三年生のある時に「マネージャーになりたい」と言ってきた(※説明が遅れたが、正社員仕事をするアルバイトをいう)。確かに作業能力的には余裕でマネージャークラスだった。しかし、彼の発達障害的な言動は、他のアルバイト仲間の間では賛否両論だった。マイルールに対して過剰適応なところがあり、それが特に若い高校生クルーとの間に軋轢を生んでいた。

 当時のマネージャー全員に賛否を聞いたところ、半々ということになった。これは低い数値だ。普通は八割以上が賛成する。そして、ワタベ君本人に対して「貴君の意に添いかねる」という意思を告げたところ、なんと……彼は弾けた。バックレたのだ。

 フナモトさんと違って、自分シフトちゃんと消化していったが、店長である私に何も告げずに店を辞めた。ほかのアルバイト仲間には辞めることを伝えていたらしい。なんということでしょう……(劇的ビフォーアフター)。

 でも、これでよかったのだ。こういう極端な行動を取る人間管理者として相応しくない。彼がマネージャーになっていたとして、またどこかで軋轢を生んで誰かが店から消えてしまうような、そういう事態になっていたに違いない。

 それから、約七ヶ月が経った頃だった。なんと、ワタベ君がお店に戻りたいという(ほかのマネージャーから聞いた)。なんでも、そのマネージャーにワタベ君が電話をかけて「就職活動が終わったので店に戻りたい」という旨を伝えたらしい。

 これは、社会人でいうところの根回しに相当する行為だ。ワタベ君は成長したかもしれなかった。直球ストレートではなく、カーブを覚えた的な意味で。ワタベ君やるなぁ……。

 実際、この時期はとんでもない忙しさだった。スタッフの頭数があまりに少なく、基準に達していない人でも雇わざるを得ず、それがまた現在クルーとの摩擦を生むという悪循環だった。さすがの私も、相当な日数出勤することになった。時間外手当はゼロだった。名ばかり管理職というやつだ。

 話が逸れた。数日後、ワタベ君とマネージャールーム面談をしたところ、次のような意見があった。

・もうマネージャーになりたいとは思わない

・これまでは申し訳なかった

・週に四日以上必ずシフトに入る

 まあ、バックレではあるが、これからちゃんとするならいいだろうということで、ワタベ君を再雇用することにした。

 しかし、私が人を見る目がないのは皆様すでにお分かりのとおりだ。本当に見る目がない。この会社でも、最終的にはエリアマネージャー部長級)までは行けたのだが、そこでさらに上のクラス人達と揉めごと(本部クラスセクハラ関係)を起こしてしまい、最終的には理不尽降格処分店長に戻れ!!)を突きつけられ、会社を辞めることにした。

 さて。ワタベ君は普段はマジメだった。しかし、稀に凶悪な面を見せることがあった。ある日の早朝、お店の目の前に食品資材を搬入するトラックが停まっていた。ワタベ君は、せかせかと動いてトラックドライバーと協力し、荷台から野菜ジュースコーラシロップタンクPotatoを下ろし、店内に運んでいた。

 だがある時、見てしまった。トラックドライバーの目を盗んで、ワタベ君が野菜ジュースが50本ほど入ったビニル巻きの段ボールを――丸ごと盗んでいるのを。一瞬の早業だった。私でなければ見逃していたね。※一応、どうやって盗んだのかは伏せる。同様の行為を防ぐため。

 その時ほど、自らの人を見る目のなさを恨んだことはない。ワタベ君はすでに雇用三ヶ月目だったし、彼がいなければ深夜と早朝のシフトが回らない。困った事態だった。当時の私には、見て見ぬ振りしかできなかった。

 それから、ワタベ君は大学卒業まで店に在籍した。発達障害はやはりそのままで、ほかのアルバイト仲間との小競り合いが度々起こった。実は、ある時期から人手不足は解消していて、別にワタベ君には辞めてもらってもよくなっていた。クビにしようかと思ったことがある。しかし、性格や人柄が悪いとしか思えない彼が、多くのスタッフから嫌われながらも、一部のスタッフには懐かれているという現象を目の当たりにして思い留まった。

 なぜ、そんな判断をしたのか? 彼は本当に悪どい人間なのか、と思ったのもあるが――今風の言葉でいえば「多様性」だ。彼は確かに社会人以前に人として未熟なところが多くあった。だがしかし、一部の得意分野においては紛れもなく輝いていた。だったら、嫌なところには目を瞑ろう。それが当時の私の判断だった。

 風の噂だと、新卒時点での彼は、都内の某区役所地方公務員としてのキャリアスタートしたらしい。東京まれ東京育ちだから、やはり地元が一番ということだろう。彼も、元気でやっているといいのだが。



以上で終わりになる。

当時を振り返ってみて、間違いだったと思われる行動は多々ある。どれだけ後悔しても足りない。でも、それも人間だ。迷いながら進んでいくしかない。

ところで、満たされない心というのは、すごく大切だと思う。当時も今も、満足できる仕事をこなすというのは、とてもとても遠いことだと錯覚していた。

成長していくためには、これまでの自分を一人ずつ殺害していく必要があるのだと30代の頃は思っていた。朝が来るから起きるのです、みたいな当たり前のことだと思っていたけど、違うんだな。

人生が満たされなくても、自分自分なのだ理屈も何もない。ただ、それだけだ。だから店長として飲食チェーンで働いていた頃の失敗だらけの自分も、今では受け入れられる。そういう情けない私まで含めて私なのだ再確認できてよかった。

ここまで読んでくれてありがとう増田の皆さまの幸福を祈ってる。もし希望があれば、時間を空けて続きを書いてみたい。

anond:20230603064805

海外移住するのは女性の方が多い。海外適応する能力女性の方が高いようです

日本に帰ってくるのは男の方が多いようだけど、お前の話のソースは?バカから根拠原体験もなくて、ただ自分の信じたい妄想を話しただけか、やっぱり例に漏れず低知能な男って多いんだな!泣

https://www.asahi.com/articles/ASR1R5RGFR1MULFA02K.html

2023-06-01

anond:20230531193208

個人単位で見れば幸福か否か、そうなんだけど

人間という種としての単位で見れば

変化していく環境適応できた遺伝子が残って、その他は一代限りの才能と幸福を残す

その繰り返しで人間はどんどん環境適応して進化退化を繰り返して種がいつまでが残るんだなぁ

まぁおまんこだ谷川俊太郎

それとも瞬間瞬間が最後の審判なのか

2023-05-31

宗教2世”は孤独感強く、抑うつ状態の人の割合が高いという記事を読んでいてもたってもいられなくなったから語る

これ「宗教が悪い」って話じゃなくて、

自分社会の間に大きなギャップを感じると、人間は何を信じていいかからなくなって鬱になる」んだよ。

自分躁うつ病がひどかった時期があるからわかるんだけども…うつ傾向が出たのは

高校途中での転校

受験などで家族仲が崩壊

ブラック企業での壮絶な体験

みたいなことなので、環境自分ギャップデカすぎる体験をすると…人間うつになる。

他の要因ももちろんあるけどね

ぼく成績的には

「合計すると普通ぐらい」

である一方、理科社会数学音楽は人よりできた一方、国語英語美術は本当に苦手だった。

手先が不器用なことと、正解がフワッとしてる割に膨大な処理を求められることは本当に苦手で…これが対人関係環境変化でやり直す時すごく苦労した。

学生時代

「がんばれば、大半のことは普通まで行けた」

からうつではあったが問題にはならなかった。

でも、不況就活ブラック企業無茶振りに対しては頑張っても普通にさえ届かなくて、問題になった。

その時に、初めて『発達障害』の存在を知る。

器用貧乏だと思ってたけど、実は逆だった

宗教2世人達うつが多い理由は、おそらく

「人工的に、発達障害と同じ状態

に陥るよう誘導されてるからだと思う。

親が宗教ゴリゴリであるほど、学校と家で使う能力が変わってきて、苦手の克服のために努力する時間が増えておかしくなっていくのだと思う。

ここに社会が加わるとなおさら

人間メンタルであり、メンタルには周囲の評価がかなりの割合まれる。

演じないといけない役どころ、求められてるポジション乖離が激しいほど鬱になりやすい。

環境によって愛されたり嫌われたり、

できることとできないことが激しくて自分能力を細かく把握できなくなると…自己喪失する

適応できれば幸せか?」

と言われると、むしろ適応が不幸を生むこともある。

宗教2世のケースで言うと、宗教適応すれば、他の社会適応できなくなる危険がある。

逆に、社会適応してる時に、家に変えると宗教への適応を求められ家族仲が崩壊することもある。

極端な例だけどね

ネットの中で、自分も含めた

幸せになりきれない人」

を見ると、幸せな人に適応できてない人が多いように感じる。

人を疑ってかかったり、知能が低い人間にあわせすぎて全体から見ると極端な意見や対案を持っていてしまったり…不幸や悪意に適応しすぎてる人を見かけるし、自分も陥りがち

何が言いたいかと言うと、

「軽度の精神疾患は、自分と周りとのズレからスタートするから、案外誰でもかかる。」

ということ。

ある人が

うつ適応できない自分デバックしてる期間」

と言ってた。

それに加えて、自分自分を不幸にしてないか、何が向いてるかを見直す整理期間だと思う

もちろん、うつの時最初にやるべきは、とにかく寝る。

動けるようになるまで動かないこと。

再起動できる程度に回復したら

向いてないことをやめたり、

おかし相手との接し方を変えてみるのもいいし、

違う環境に旅に出たり、新しいこと始めて自分の適性や望みを再確認してみてもいいって話

まぁ…インターネットに書き込んでも、他人うつにするほどの適応強要してきたり、他の世界とぜんぜん違うことを求めてくるような人って読んでくれないんだけどね。

宗教にのめり込み過ぎてる親とか、酷いとSNSはおろか友達と遊ぶのも禁止してきそうだから学校と家との乖離がすごくなりそう…

最近気づいたことをもう1つだけ。

自分人生自分のもの」だよ。

もちろん他人人間関係で良くも悪くもなる。

でも、うつになる程度に主体性を失いそう、周りの環境と合わないし抜け出せない人は「選ぶのは自分」という主体性があるだけは忘れちゃダメ

受け身以外にも、自分で動けることも

ほぼ本能的に

うつの話になるとアツくなってしまう」

という衝動で色々書いてみたものの…思った以上に、今やってる記事に役立つ思考の整理ができた。

「ぼく/私でいいの?」

ラブコメ定番セリフだけども「すごい人よりもちょうどいい人」だから、いいんだよね。

ぼく・私がちょうどいいなら

男性社会にすっかり適応していて汚職スレスレ行為も厭わず出世する女性てのは、フェミ運動家はどう見るのかね(高市早苗なり、〇〇裁判官なり)

出世したら汚職スレスレを目撃しないこともないだろ

女性にだけ正義を求められても困るわ」と言い放ちそうな人々

anond:20230531143225

言いたいことを言えば何が起きるかわかっていて、ちょっと待遇悪い日々を我慢して生きてる自分を「良い女」だと思ってる女

それはそれで全うに社会適応してんなあと思う

2023-05-30

自衛隊人間は本当に「自分たちが皆の役に立っている」と思っているのだろうか?

税金をジャブジャブ無駄遣いした世界規模の軍人さんごっことそれにかこつけた侵略準備ゲームに参加してるだけなのに……

自衛隊は事あるごとに「人を守る」「守りたい人がいる」と口にするが、実際彼らが本当に他の誰か以上に人を守ることに貢献したことがあるのだろうか?

災害が起きれば被災地に駆けつけこそするが、それが可能なのは誰かが道路を整備し、誰かが車両製造し、誰かが情報網を維持し、そうして無数の誰かの仕事が積み上がった果てにようやくではないが。

座りしままに食うは家康のごとく最後最後に美味しいところどりをしてヒーローを気取っているだけではないのか?

一生の内における「日本人日本人生命生活を救うのに貢献した度合い」を合計したら、自衛隊員などは全然から数えたほうが早いような順位にあるのでは?

心が壊れそうな時に美味しい料理に救われた人、ドラマアニメを通して孤独を紛らわした人、日常生活が変わらず続いていたから立ち上がるまでの時間を生き延びられた人、多くの人が多くの人を救っている。

分かりやす物理的な形でたまたま災害活動に参加しただけで「人を救う」というのはどうなんだろうか?

もしも自衛隊なんてものがなくて、それによって使われていた税金福祉に使われていたら、それでもっと大勢の人が救われたんじゃないのか?

軍人ごっこのおまけで災害派遣の練習をする自衛隊ではなく、本当の災害現場プロである消防隊員の育成や装備拡充に自衛隊で浪費されていた予算が回されていたら……。

道路を始めとしたインフラの修繕、家屋の最新の耐震基準への適応、金と人手があれば未来で誰かの命を救うのに役立てられる場所はいくらでもある。

その選択肢として自衛隊果たして有用なのか?

軍人ごっこから日本けが降りたらその途端に日本国土はなくなるというのは分かる。

そこは分かる。

でもそれは「国を守っている」でしかないのだということを誤魔化さないで欲しい。

堂々と胸を張って「日本という国、国土を守っている。国民が守られるのはその結果だ。災害派遣は鍛えた肉体でついでにやる副業しかない」と言って見せてくれ。

それが出来ないということは……ことあるごとに「人を守っている」という言葉を並べるというのは、「自分たちが本当に国民の役に立っているのか?」という疑問がいつも渦巻いているからなのでは?

旧軍のように「軍人が偉いのは当たり前だ。偉い人間存在するだけで社会の役に立っているのは当たり前だ」とえばり散らしてないだけまだ立派ではあるのだろう。

自分たち存在意義に疑問を持ちながら国土を守るという曖昧なあり方が自衛隊らしさなのだろうとは思う。

ならばそれを貫いてみろ。

なぜそんなにいつも「人を守っています」と言い放つのか。

そのくせ実際には身内の隊員さえもいじめ抜いて人間を壊し続けているのが実態ではないか

一人の人間破壊すれば、その毒は次々に蔓延していくということを閉鎖的コミュニティ住民である君たちが知らないはずがないだろうに。

なぜ、「人を守る」と口では言いながら、その裏では「人を壊し」続けているのか?

「人を壊すこと」が君たちにとっての「日本社会への貢献」であり、「人を守る」ことなのか?

教えてくれ

劣化と変化の違いが分かってないやつ多すぎ

この間年上の窓際上司に「最近社員劣化している」とドヤ顔で言われてめちゃくちゃ腹立ったから吐き出す。

この話、勘違いしている人間めちゃくちゃ多いから気をつけろよ。

もうはっきり言うわ。

君たちが常々「劣化」だと思っているものは、全て環境の変化による「変化」なのよ。

うそうするしかなくてそうなってるわけ。

そうなるとお前らに求められることは、「劣化」という評価をすることではなくて「変化」に対して対応することなわけよ。

それをせずして「自分は今でもできるのだから周りが劣化」というのは、もう取り残されている以外の何物でもない。

価値がないからやらなくなったことを、未だにできると偉そうにしたってそんな人間価値があるわけがない。

つまるところ、周囲の大多数に「劣化」と感じている事自体が、自分自身の価値観がアップデートできていないことを証明してるにすぎないってこと。

ここまで話をしてもわかんないやつはわかんないのは仕方ない。

でも、それはもう破滅への一方通行しかないってことだけは理解してくれ。

簡単にいえばさ、価値観というものは常に流れ続けていて、同じものを維持することのほうがエネルギーがかかるよっていう話なのよ。

流れている川の中にいる時を想像すればわかりやすい。

その場所に居続けるためには泳ぎ続けなきゃいけないのだから当然エネルギー必要で、一番エネルギーがかからないのは流れ続けることでしょ。

流れ続けるということはつまり、変化し続ける価値観を受け入れ続けるということ。

ましてや昔のほうがよかったなんて言い出したら、流れを逆らう必要があるのだからそれだけエネルギー必要になる。

エネルギーを発揮するためには当然コスト必要

そうまでしてコストを払ってもいいというなら別に止めないけど、そういうやつらに限って「自分は贅沢を言っていない」という。

そのスタートラインが間違っていることに早く気づいて。

めちゃくちゃ贅沢言ってるから

なんでお前の要望を叶えるためにコストを周りが負担しなきゃならんのよ。

話が戻るけど、部下の行動が変わったのは世の中の変化が理由

それをもとに戻したいなら、コストを払うのは他の誰でもないお前なのよ。

それもしない。

でも評価だけは偉そうにしたい。

うなっちゃったらもういらない人間は誰だっていう話。

勢いで書きなぐったけど自戒を込めて文章化。

しかもこの価値観の変化が、年々早まってるっていうんだから老害にはつらい世界だよな。

とりあえずテクノロジーの断絶だけには取り残されないように最新ガジェット情報だけは追いかけてるけど、ガジェットの向こう側にあるサービスまでは流石に断絶を感じ始めている。

こういったテクノロジーへの適応から取り残されることが社会的寿命って考えるなら、今後はどんどん短くなっていくのかもな。

近い将来、安い賃金肉体労働させられている自分が見えてちょっと怖くなったのだが。

anond:20230530070321

どんな趣味でも(はてなブックマークTwitterみたいな簡便なものですら)継続することができないくらい飽きっぽいくせに、完璧主義的発想をしてる(ブログ場合は、定期的に投稿するのが理想で何か月も空白期間があってはいけないというルール付け)俺みたいなのは増田のような匿名投稿サービスしか適応できないんだわ

2023-05-29

anond:20230529132046

自殺リスクが上がるような、統合失調症うつ病躁うつ病などの精神疾患二次障害として発症して悪化していくタイミングは30歳ぐらいが多いのかな?

あとは仕事家事育児中の過剰適応で体に限界がくるか。年相応の社会的責任を果たせなくなってくるか…。

自分も27のお仲間だけど、確かにもう限界を感じるし、30まで生きられる自信がない。

2023-05-27

anond:20230526141354

キムタク本郷奏多ガノタ公言したり、松坂桃李菅田将暉デュエリスト公言したことでオタ嫌いの女性から嫌われなかった事実示唆的だった。

それ性的な要素ないやん

何で「性欲を見せつけるのがキモい」って話を性的要素がないもの好きな人適応したがるのかね

田舎中流家庭にいる高齢こどおじニートへの救いについて

単なる憶測にすぎないが、田舎でそれなりに立場のある親の子どもは、ガキのころに天狗になりやすい。

しか都市部大学に出たとき自分の実力を思い知る。今まで見えていたものは単なる幻想で、自分など大したことはなかったと。ここで非常な挫折経験する。

「私がいちばん馬鹿」のようなポジションになってしまうとその中でもより挫折やすい。これは都市部私立高校でも発生する。

昨今では、地方東京の断絶が進み、学歴差も大きくなっている。田舎しかたことがない子どもは、東京の強大さを全く知らないのに「自分ナンバーワン。少なくともだいぶ優れている」と思っている。自分田舎を100倍したもの日本のすべてだと感じるのだろう。だから位置的にもそのようになるのだと感じるのは自然なことだ。「日本」と「アメリカ」の関係もあるが似たようなものだ。

こうした子ども首都圏に行くと自分味噌っかすであることを全身全霊・魂レベル経験することになる。そこらへんのどこにでもいる凡愚とされる。準備などしていなかった衝撃である。年々、この落差がどんどん激しくなっているように思う。

彼らは「地元の名士」の子どもでもなかったりする。地元の名士は何かと東京と繋がっているものからそういう情報が入ってきやすいが、彼らはそういう情報がなく、表面的な文化の部分でのみ都会を理解しているのである。これはしか原理上どうしようもないことになっている。

彼らのほとんどは挫折によって苦しみながらも自分立場をなんとか確保して成長していく。とくに、若いころから苦い経験を飲み込んで努力を積み重ねてきた人間は、問題を抱えつつも人格的にも能力的にも徐々に成長していく。こうした人間適応し、確固たる居場所を獲得する。そういう人々が家臣団として東京周辺にザッと住んでいるのだ。城下町のように、家来として東京の中心地を囲んでいる。そして主君のお望みの通りに馳せ参じるのである。また、各々の人生を歩む。よく成功しようとしたい者は海外に出る。海外というのは「アメリカイギリスEU」などのことだ。ここ最近主君アメリカとみなしているのである。長いものには巻かれろということだ。

しかし、大した努力や積み重ねもなく、今まで1番を獲得し続けてきた子や、親から1番になること、1番でなくともある程度優位な立場を得ることを強いられ続けてきた子、強制的にレール上を歩かされてきた子は、ここで強烈に挫折を味わい、脱落していく。「挫折」と表現されたくすらないかもしれない。ちっぽけなプライドゆえに「挫折」と捉えられない。「挫折した」のではなく、「今も挫折し続けている」のだ。立ち直る術を知らない。

「本気を出してないだけ」「時代が悪かった」「環境が悪かった」と、なんとかして知性化という合理化を図り、自分の心が折れていることを観測できない。もう耐えきれない。心を捻じ曲げようとする。「お前ぐらい勉強ができるもの無限にいるぞ」と受け入れられない。そのような「田舎」など、全国で見ればほとんど無限にあるのだ。足軽にもなれないような実力なのに、身分家老ぐらいあると感じている。穢多非人程度の扱いをされるのは、到底受け入れられない。

自分を知らないし、他人のことも知らない。ただただ軽視されることに耐えられないのである第一、もはや身分が違うからといって人を軽んじていい世の中ではない。ますます生きにくくなる一方だ。ポリティカルコレクトネスとはそういう流れだろう。

生きている意味とは何かわからない。親もまた、その挫折真剣に受け止められない。立場が違いすぎるがゆえに、わかってあげることができないのだ。わかってくれるような親ならば、初めから違った教育をしている。

彼らは、性格も歪んでいるために、友人関係を結べない。「バカ無能で愚図でおまけに性格も悪く、カッコよくも可愛くもなく、一人で生きる力も無いし、人のために何かすることができず、依存性が高く、他の周りの人たちよりも恵まれ環境なのに文句ばかり言う割に、他人の助言を聞き入れもしない」という、どうしようもない子どものできあがりである。何者かになろうとしていると表現されている。アイデンティティ崩壊がある。すぐそこに救いはあるのに、自らが軽んじている相手に頭を下げて敬意を払うことができない。この私が。屈辱だ。なぜ私がこんな目に。私は軽蔑などされるべき対象ではなく、人を一方的軽蔑しても良いはずなのに、なぜ人は私を軽蔑してくるのだろうか。なぜ人は精神を蝕んでくるのか。

わかっている人でも、これを鋭く指摘してはくれない。下手に関わって逆恨みされたくはない。全く無関係の嫌な奴の精神の奥深くを抉ってもメリットなどないのだ。すぐに離れていくことだろう。そもそもまり距離が遠すぎて、そういう人に出会うことがない。ただ運のみである。そういう運命の人たまたま自分の近くに来ることは少ない。理解のある彼くん、私の王子様、ぼくの女神さま、オタクに優しいギャルなど。

大抵、こうした子の親は両親とも毒親であり、子どもアダルトチルドレンである

そして親にそこそこの金があれば、脱落しても引きこもりをすることができる。

自分ゴミクズであることを受け入れて、セルフネグレクト邁進する日常選択できる。幸福だ。絶望という名前はついているが、幸福で穏やかな毎日を送ることができる。

何をやっても無駄なのだという学習性無力感精神麻痺。突然湧き上がってくる希死念慮。荒廃した生活死ぬという選択が取れない優柔不断さ。他責的・他罰的な発言努力をしようと「学問」に活路を見出すも、それをどう活かせるのかは未知数であり、どうすれば生きることができるのかはわからないのだ。学問は決して救わない。機械的人間大量生産する教育システムのもの時代遅れなのである経済の硬直化と後進性と長老支配学問民主化により、昭和初期の三流エリートぐらいの知識があるだけでは、生存には足りないのだ。自分の力での生き方はわからないのに、生存自体はし続けることができるという矛盾。欲が無い。欲を持つことができない。

そして、そうした努力も長くは続かない。学校勉強ぐらいしか知らないのだ。狭い価値観ゆえにそれしか道がないと勝手に思い込んでいる。やがて意味がないと気付くのであろう。容易にやめてしまう。簡単にたどり着けるところまでやったあとはすぐにやめてしまう。見下していた賤業には就きたくないという都落ち拒否する愚かなプライド山月記で何を学んだのだろうか。そしてある日、その「賤業」にすら就けなくなる。精神子どもなのに、体だけはしっかり老化していく。虎にすらなれないのだ。

親に中途半端に金があるのが厄介である。親は、償おうとする。子もときには努力しようとする。それでもうまくいかないし、近所は理解しない。何か精神的に異常なのであろうという、全く異なる価値観によって蔑まれる。それが村社会というものだ。

親に金がなければ、生きていくために自力仕事につく他ない。首都圏で揉まれ続ければ、やがては苦しみながらも自分の生きる場所を確保できるだろう。

しかし、ただ親元で小さな世界で何年も何年も閉じた生活を送っていると、そうした道も閉ざされる。貴族的な生活放蕩放縦嫌悪している相手依存しているという忌避感。

年齢の数値は淡々と増えていく。やがて手遅れそうなことに気付くのであろう。

なんなのだこの人生は。なんなのだこの世の中は。許しがたい。テロリストたちへの深い共感

人は言う。「自分が招いたことだ」「自己責任だ」と言う。この世には悪しかいないように見える。悪辣社会の中で自分けが虐げられている。他人に「自己責任だ」と言う者もまたコンプレックスを抱えている。「お前が悪いのだろう」と言いたいのだ。「お前の自己責任だ」という言葉は、「俺が悪いとでも言いたいのか?」の裏返しだ。

他人は楽しんでいるではないか。どうして私が苦しまなければならないのか。

異世界かもしれない。異世界に行けば、愚かな民たちを嘲笑い、自分が正しく認められる世界に行けるのではないかと、光を見出す。

更に狩られているだけなのだ。その精神看破しているぞ。ただの餌だ。空想世界へようこそ。現実直視できない。現実はどうしてこう苦しいのか。

しかし、現実は「そんなどうしようもないものではない」ということをまだ知らない、という点が彼らにとっての最大の不幸である価値観のものがどうしようもなく古いのである

自分がどうしようもないダメ人間だという真実をすべて受容して、それを打ち払おうと一歩一歩踏み出すことでしか道は開かれない。外に出て、本を読むなど世界を広げれば良い。また、生活パターンを変える。思考を広げる。それが本来学問というものだ。

人材は不足している。別に自分はそういう人物なのだから仕方がないのだ。でもそれを、自分で変えようと進み続けることで自分人生が拓かれる。ニートのままでも別にいい。全然変わらなくてもそれはそれで仕方がない。

本来絶望する必要はないはずなのに、どうしても絶望したいのだ。能動的に幸福になるために受動的に絶望選択している。

絶望することで、「ハンデを負っているのにここまでできる自分はすごいのだ」と思いたいのだ。セルフ・ハンディキャッピングという。

そうではない。より強い絶望を選ぶべきなのだ能動的に絶望を選ぶことで、受動的に幸福になれるのだ。自ら絶望しなければならない。今より苦しめば、今より苦しまなくなる。

苦しみからずっと逃れようとして「楽な苦しみ」を選び続けているだけなのだ世間はそれを看破して「楽でいいね」と言っている。世間側のイラつきもある。

もしくは、やはり目を閉ざして、元の穏やかで苦しいメルヘンワールドに戻るかだ。知らぬが仏という。こんな偏見にまみれた文章などくそったれだ。せいぜい凡人たちは、社畜を頑張れば良いさ。

教育ママも、また、気をつけなければならない。教育ママコンプレックスは、子ども愛玩動物のように扱おうとすることで子どもに伝染し、子どもを生涯苦しめることになる。愛と呼ばれるものではない。

頑張ってほしい。

2023-05-26

anond:20230519091148

結局、性自認がどうあれ現状に適応できて社会生活できてるんだったらトランス必要はないんよね。

心は乙女おっさん、中身がおっさんの女、そういう奴は普通にいるし。

で、体の性にどうしても適応できなくて死にそうな人はトランスするわけだけど、見てると単に発達障害社会適応できてないのを自分の性に適応できてないと思い込んでるだけじゃね?って人がわりと多いんよ。

結果的トランスした先の性に適応するわけでもなく、フリフリの服着た汚いおばさんとか、やたら攻撃的なちっこいおっさん爆誕してるのを見るにつけ、診断は慎重にしたほうがいいなとは思ってたんだけども、

考えてみたらその手の人がそのまま元の性で生きて子供でもできたらもっと詰むだろうし、トランスジェンダーですって言えば多少おかしくても納得してもらえること考えると合法的去勢としてのトランスってのはあるんかなと思った。

(それでも代理母出産とか養子縁組とかして無理に子供持ちたがるのがいるけど、あれは規制したほうがいいと思う)

2023-05-25

anond:20230525114337

中にはまともな人もいるんだとは思うけど、大半は社会適応できずフリーランスになるしかなかったみたいな人たちだからなあ。

特にフリーランス仲介サービス登録されてるような連中はやばい

2023-05-18

anond:20230518185612

完全自殺マニュアル1993年かぁ

そこから首吊り飛び込み飛び降り

武藤ハップ自殺流行たこともあった

その後規制されて練炭に移行して

1998年あたりはかなり暗かったな

多重人格探偵サイコなんかも流行ったけど、多重人格だとか、愛着障害とか、リストカットする女が増加したり

懐かしいなあ

今は皆精神安定剤飲みながら無理やり社会適応して時々死んでるんだろうな

タイムリー猿之助無理心中してるし

2023-05-16

話し合えって言うけどさ

https://anond.hatelabo.jp/20230516104554

人と人のトラブル増田につくブコメって

・話し合いしろ

言葉にして伝えろ

・察してちゃんをやめろ

…とか、だいたいこんな感じだけどさ、

こういう増田共通している苦しみって

「1〜10まで言語化してルール化して伝えない分かってもらえないのか…」って失望だと思うんだよね。

私たち、そこまで分かり合えていない(想いあえていない)んですねっていう体験を積み重ねた絶望というか。


1. 状況や慣習を理解(これまでの経験セオリー化)し、相手に求められてる行動を想像する。
2. 求められる行動と自分タスク優先順位をつけ整理する(どうふるまうか決断する)。
3. 実際に行動するor相手交渉する。

これ、ぜ〜んぶ手取り足取り説明して段階一緒に踏まないと円滑に過ごせないのって、周りは超しんどいよ。

しかもたいていは、何度全部説明しても自主的に1と2をやってくれずに行き当たりばったりで 3.行動 しちゃうわけだしね。

それが「相手をないがしろにしている」というメッセージになっていることが理解できない。

理解できてもその時の行動単体に適応されて、次にいかせない。

職場ならまだしも、家族好きな人がこれだと本当にきつい。

バカの壁というか、仕方ないと思うしかないんだけど愛する人にされると本当に自分がみじめで辛いよね。

2023-05-15

ワイくんのうんこ金銭感覚

2023年4月の収支

収入+551,136円
出費-829,942円
収支-278,806円

 

手取りで55万以上あれば貯金できると思ってたけど適応してしま可能性ある

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