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はてなキーワード: レイヤーとは

2024-11-20

マスクの潤いの喉への影響を信じる増田棲丸人士をうょ紀伊への屁殿の井尾ルウのくす間(回文

おはようございます

乾燥しているという今朝の私の感想だけど、

そこで!

マスク登場よ!

しばらくもうマスクの無い生活もやっと送れるのかしら?って思っていたけれど

ここになってこの乾燥マックスさ加減にやられている感じで、

明らかに乾燥のせいで喉が喉が喉の調子が怪しいのよ。

でもここ何日か

口紅するの面倒だからってのがきっかけにマスクしてみたら快適なの!

超快適!ってマスク名のブランドを作って売ったら爆売れ間違いなし路線一直線だと思うんだけど、

ちょっと私の愛用しているマスクとは違くて、

耳の負担が少ない引っ張られる感じがしないものなの。

一時期はマスク超高かったじゃない!

1箱50枚入り5000円とか!

もう世紀末か!北斗の拳マッドマックス世界観

人々は街中マスクを求めて長蛇の列!

それはもう今は昔の風景なのよ。

私は辛うじてマスクを安いときに買い込んでいたのがあり、

その国始まって以来の米不足もさることながらマスク不足に陥ってもなんとか暮らせていたの。

でも今はもう50枚入り990円とか!

社長!安ーい!って

その通販番組は一切見たことないのにもかかわらず、

その社長!安ーい!って声ははるか遠くの私にも届いてくる、

声だけは聞こえてくるんだけれど、

結局何を売ってるのかよく分からないレガシー過去遺産をディーブイディープレイヤーだのカセットテーププレイヤーだの売っているのかも知れない鴨鹿。

そんな声に悪寒を感じながら、

いや悪寒を感じたのは

マスクをするのをここ最近忘れていたイエスタデイ!

寒気がするのでぞくぞくもうこのタイミングでは風邪引きさん間違いなし!

きっと

風邪の引き始めに飲むでお馴染みの葛根湯ももう飲むには遅いタイミング

あれって風邪の引き始めに飲む!ってあるんだけど、

風邪の気配に気付いたときにはもう遅くない?

葛根湯!って思い出したときにはたぶん間に合わないんだわ。

ファイナルファンタジータイムアクティブバトルで

死にかけのメンバーパーティーエリクサーを使うんだけど、

順番が前後してエリクサーを瀕死メンバーに使いたいのに

自分が先にやられてしまうという、

あの攻撃態勢に移行するグラフが一杯になるまで間に合わない!

えーん!

結局パーティーが全滅しちゃうかのような私も今この時期の気付いたときには

風邪の引き始めさんのタイムバーが刻一刻ともう増え続けているの。

そのメーターが増えたときにはもう風邪引き気配を感じているので

葛根湯を飲むには時すでにお鮨!

へいおまち!

私はそんな光り物のアジの握りを大将マスターに頼んで

よーし!今日は大好きな光り物たくさん食べちゃうぞ!って腕まくりして腕をブンブン回して

光り物の魚のお鮨を楽しみにしている待ちきれない気分なほど遅いもう風邪を引いているの。

そう気付いたときにはね。

から

あーヤバイ風邪引くかも!

って思ってマスク用心で着用しだしたら

喉の辛い感じが軽減されて今日は全くゼロなのよ!

凄くないマスク

風邪ウイルス防御には抜群の装備じゃない?

まだ幸い私にはマスクストックがたくさんあるので、

予備も念のためもうちょっと買い足しておきましょうか?って思ったけど

いまが50枚入のよく使うお気に入り銘柄マスクがなんと980円!

社長!安ーい!もうここまでがワンセットにしたいところ。

うーん、

でも通販ですぐ頼んだら置き配ですぐ届けてくれるから

無くなる間近でいいかーって思ったの。

マスク素敵!

効果抜群よ!

マックスマスクしといた方がいいわ。

お陰で喉ももちろんだけど悪寒迫ってくる風邪の気配を感じつつ

もう葛根湯を飲むには遅い季節になったにもかかわらず、

風邪の気配も感じることが無くなったの!

これってチャンスじゃない?

葛根湯飲むの!

私はそう思って葛根湯チャンス!と思ったけれど

普通に元気なときに早めのパブロン級に竹下景子さんから勧められたら、

そりゃー飲むかも知れないけれど

もはや葛根湯の飲むことすら忘れていたぐらい通常体力まで

風邪の引き始め異常ステータスは消えたの!

それなんてファイナルファンタジー?って思うけれど

マスクして吸い込む外気が適当湿度が加わって加湿されて

喉の潤いを与えていたの。

マスク凄いわ。

私が忘れていた感情

マスクの偉大さ!

国内生産が追っつかなくなったかシャープも加勢して創り出したマスク

今はもはやマスク供給過剰とも言える状況でも今でもシャープマスクは作り続けられているみたいで、

人類が滅びたのに

もう誰にも使われることのないマスクをずっと生産し続けている

それなんてエスエフディストピア感的なことすら感じてしまうわ。

ずっとずっと誰に使われることもなく生産され続けるマスク

もう世の中はマスク安定的供給されているというのに。

その多分無人工場ではずっとずっとマスクが作られ続けるのよ。

もう人類はとうの昔に滅んだというのに。

「ああ、ここは空気が悪い!肺が犯されてしまう」

私は荒れ果てた大地を前にバイクにまたがりながら

かつて人類で大繁栄してい荒廃した都市へと向かう途中だった。

これから先は大気汚染されている。

マスクは欠かせない。

そんなハードボイルドエスエフ的なイキフンの雰囲気

私はマスクをしっかり着用し

喉の潤いが与えられたことを確認して

荒廃した都市に向かってバイクを走らせ向かったの。

人類はとうの昔に滅亡したと言われているけれど

辛うじて生き残った人々がいるの私のようにね。

「さて、今日はなにかいスクラップの掘り出し物があるといいわね」

再度私はマスクをして喉に潤いを感じると同時にバイク今日も走らせるのよ。

うふふ。


今日朝ご飯

久しぶりにタマサンドしました!

以前のお店はタマゴ薄くなったなぁってちょっとガッカリしてたんだけど、

違うお店のタマサンドたっぷりタマゴがタマタマゴしているので、

こっちの方が大満足感高めね!

ションテン上がるわー!

やっぱり1日の始まりタマタマゴなのよ!結局。

デトックスウォーター

な!なんと電気ポット朝お湯が沸くようにタイマーを仕掛けてつけておいたのに

電源ケーブルが抜けていてお湯が沸いてなかったわ!

オーユー!

私はそんなオーマイガッな気分とは裏腹にすぐ沸かせるタイプで秒でお湯を沸かして

いつものように

ホッツ白湯ストレートウォーラーを楽しんだのよ。

今日ストレートホッツね。

電源ケーブルには気を付けるわ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-11-16

anond:20241116221323

発狂しちゃった

デジタルツールを使ってでも絵を描ける人とは違うレイヤーというのは自覚してるのね

本当にかわいそう

anond:20241116215845

ペインツールAI補正に補助ツール、塗りつぶし、スポイト、切り抜きして貼り付けして?レイヤーで加工しないと描けないやつが?これ言っちゃうの?

絵の具で使いたい色作れんの?技術だけで、線の太さも、線の種類も自由に筆動かせんの?間違ったら戻せないよ?消しゴムで消すの?色は白で塗りつぶせるの?

デジタルツールなし、ペインツールなしのアナログ環境下で同じ絵描けるやつだけが石を投げなさい。

しかけられるのを傍で待つ男

コスプレイヤー撮影会カメラマンをしていたら、女の子の傍に挙動不審な男がいた。

ブツクサ独り言を言っている。「レイアップね、もっと腕を伸ばさないと……」

バスケ作品コスプレが中心の会場で、レイヤーアクションコメントしているようだった。

レイヤー女の子はガン無視その男は俺とレイヤー視線を向けて一人で喋り続けている。

撮影後にレイヤー雑談していると、さっきの男の話になった。

「後ろに話しかけてほしそうな男の人いたじゃないですか、

コスプレイベントは変な人によく会うので無視した方がいいですよ」

やっぱりそうか、いかにも話しかけてほしそうな雰囲気を出しながら、傍で大きな声を出す男って不審だよな。

俺もかつては初対面の人間に声を掛けられないタイプだったから、ああいう行動を取ってしま心理はわかる。

誰かと話したいけれど自分からしかける勇気はない、向こうが反応することを期待して傍で独り言をしてみる。

しか受け身でいても誰かがエスコートしてくれるわけがない。

どんなに不細工な声掛けでも自分から動いた方が絶対にいい。

そうすれば案外ちゃんと会話まで持っていけるもんだ。

2024-11-15

anond:20241115191438

情報が欠けてる部分はピクセル補完されるからレイヤーモードの違いは別にどうでも良いんだぞ

イラスト生成AIレイヤーモードを見てるんじゃなくてピクセルを見てる

底辺絵師に贈る、底辺なろう作家提言

現代底辺であり未来の神絵師へ贈る提言

 今、絵師界隈は激動の時代にあるように見える。

 Xの規約変更だとか、ウォーターマークとか、いろいろ目に入ってくるが結局の発端は「生成AI」だろう。

 最初記述するが、私は「生成AI」の善悪を語る気はない。

 なのでここから先、どれだけ読んでもらっても「生成AIを滅ぼす方法」を求めている方のご期待には添えない。

 これはあくまでも、絵師界隈で生計を立てていきたいが、生成AI存在するこれから先の未来不安を抱いている絵師に向けたものであり。

 小説家界隈に住む私が、実際にイラスト勉強する過程で感じた二つの界隈の違いを言語化し、それを元に考察した一つの提言を届けたい。そういう趣旨のものだ。


絵師よ、オリジナルキャラクターを創れ

 では、先に結論から

 これから先、イラストで食べていくことに不安があるのなら「オリジナルキャラクターを作れ」。

 ただ単にオリジナルイラストを量産せよ、という意味ではない。

 あなたの頭の中にある「キャラクター」を絵という形で出力し、世間認知させ、あなたではない第三者がそのキャラクターイラストを描くようになることを目指す。という意味だ。

 乱暴な言い方をするなら「絵を描かされる側から、絵を描かせる側にシフトすることを意識しろ」といった感じだろうか。

 Vtuberママキャラクターデザイン)を想像してみてほしい。

 だいたいあんな感じの立ち位置が、私の想像力の範囲で今後も生き残っていける絵師の一つの形だと思っている。


現代日本では絵師の「作品」は求められていない

 なぜ、絵師オリジナルキャラを作るべきなのか。その理屈を語る前に確認したい。

 絵師界隈の方々は「同じクリエイターなのに、どうして小説家界隈はあんなにも生成AIに対する反応が薄いんだ?」と思ったことはないだろうか?

 もちろん、文章世界にも生成AIはある。

 むしろ小説生成AIの方が、イラスト生成AIより先に世に出ているはずだ。

 だが、実態として小説生成AIに対し、敵意や危機感を抱いている小説家は少数派だろう。


 ではなぜ、小説家界隈が生成AIに対して他人事のようなスタンスになりがちなのか。

 それは小説家絵師、それぞれのマネタイズの仕組みの違い。

 言い方を変えると『社会』との関係性の違いにある。

(以後、市場や、顧客マネタイズシステム全てを包含した『社会』という主語を用いて記述する。)

 そして、私が見るに絵師小説家も、大多数がこの両界隈の違いに気づいていない。


 その違いは

 『社会』は小説家には「作品」を求め、絵師に対して「技術」を求めている。

 この一点に尽きる。


 誤解を恐れずに言えば、『社会』は絵師に対してほとんどの場合作品」を求めていない。

 絵師界隈のトップレベルの方々は、おそらくこの違いを認識しているように見受けられるが、逆にトップクラス以外の領域では認識していない人の方が多数派。というのが私の所感だ。

 (一方で小説家界隈はトップクラス層もこの違いを認識していない人の方が多数派だと思っている。というか、クリエイターは全業界で「作品」重視で活動していると認識してそうな気がする。)


 この違いがどういうことか、わかりやすい事例をあげよう。

 新人賞コンクールといった賞レース代表的だ。

 これらは絵師界隈にも小説家界隈にもある。

 例えば、ある無名絵師イラストコンクールで最優秀に輝いたとしよう。

 その絵師は名声と得て、イラストの依頼が殺到するかもしれないし、あるいは協賛企業から何かしらの商業イラストを描く契約を結ぶかもしれない。

 だが、肝心の『最優秀賞に輝いた絵』そのものマネタイズの中心にはならないと思う。

 あってせいぜい、短期的な限定グッズデザインになる程度のはず。

 おそらく絵師側も最初から「その絵」で稼ごうとは思っていないはずだ。


 だが、小説界隈は違う。

 企業も、小説家本人も、基本的には「その小説」で稼ごうとする。

 2003年スニーカー大賞に選ばれた『涼宮ハルヒの憂鬱』は、2024年現在市場流通し続けているのが代表的な事例だ。

 受賞した作品を脇に置いて、その出版社編集提案した全く別の小説を書かせる。というのは無いとは言わないが、そういう流れになると小説家からはあまりいい印象は持たれないだろう。

 つまり、同じ賞レースでも絵師界隈は「技術を持った人」を探し、小説界隈では「作品」を探している。というのがなんとなく伝わったはずだ。


 もっとざっくり言ってしまうと

 「金を出すから自分の代わりに理想の絵を描いてくれ」が絵師と『社会』の関係の主流で

 「印刷流通を代わりにするから、その売り上げの一部をわけてくれ」が小説家と『社会』の関係の主流なのだ。)

 重要なのは『代わりに絵を描いてほしい』という部分だ。

 つまり、『社会』が絵師に求めているのは代筆能力という「技術」であり、「作品」は依頼者の頭の中にある物を指すのだ。


著作権法は「代筆家」を守らない

 さて、ここまでで絵は「技術」が求められ、小説は「作品」が求められている、というのは理解してもらえたと思う。

 ここで一旦、生成AIの話に戻そう。

 小説界隈が生成AIに対して反応が薄い理由は単純だ。

 『現行の(少なくとも日本国の)著作権法は「作品」を保護してくれているから』に他ならない。

 また一つ具体的な事例を挙げよう。

 かつて、「ハリーポッターシリーズ学習したAIオリジナルの「ハリーポッターシリーズの新作を書かせる。という試みが海外で行われたことがある。悪意ある第三者がこれと同じことをしたとしよう。

 もしその第三者が「ハリーポッターシリーズの新作」と銘打ってソレを売り出せば、著作権法容赦なくこの第三者断罪する。

 では、それを避けるためにキャラクター名前オリジナルに変え、タイトルオリジナルのものに変えて販売したならどうか。

 ソレは「よく似た別の作品」の一つになり下がるだけだ。

 書いたのがAIであろうと、人間であろうと重要視されるのは「作品」だから、そこの模倣がされない限りは脅威になりえない。というのが小説界隈の人が意識的にしろ無意識的にしろ生成AIに対して抱いている感情だろう。


 だが逆に著作権法は「技術」を保護はしていない。

 むしろ、広く開かれて文化の発展に寄与するべき。というのが基本スタンスだ。

 「技術」をお金にしている絵師界隈からすればたまったものではないだろうが、これが実情だ。

 「技術」の保護に舵を切るなら、それは著作権法ではなく特許法領分になるが、特許理念は「知財ビジネス支援すること」なので、おそらく企業と繋がりのないアマチュア絵師は生成AIユーザー以上に苦しむことになると思う。


 これまでの話を統括すると

現代絵師は「技術」を求められ、肝心の「作品」は依頼者の頭の中にある。

・現行の著作権法はその「技術」を保護していないし、「技術」の保護アマチュアに優しくない。

 この二点が現代の、そして未来絵師を苦しめる要因の根幹だ。


これから絵師も「作品」をビジネスにしなければならない

 そして、最初の私の提言に繋がる。

 これから先、代筆家として誰かのために絵を描くという「技術」を売る領域は生成AIに食い荒らされるだろう。

 そんな未来でも絵師として生き残りたいのなら、依頼者の頭の中にある「作品」ではなく、あなたの頭の中にある「作品」を生み出すことを考えるのが良いのではないか

 という話だ。

 「オリジナルキャラクターを作れ」というのは、その一例だ。

 企業依頼でPRキャラを描くという現行の関係から企業が「自社製品あなたオリキャラに使わせてください」みたいな関係になるのが、そこそこいい感じの未来予想図だと思わないだろうか?

 仮に企業お金ケチって生成AIでそのオリキャラ勝手に使えば、容赦なく著作権法断罪できる関係性になる。

(他に思いつくのは、大昔のゴッホだ、フェルメールだの時代のように一枚一枚の絵そのものを「作品」として『社会』に売りつけて生計を立てる道。あるいは自分自身を「作品」にしてパトロンから庇護を受けて好きに絵を描く道、あたりか。現代で言えば、前者は同人誌即売会イラスト集を売っている人たちで、後者お絵描き配信者としてファン投げ銭生計を立てつつ、絵を描いている人達だろうか。)


 逆に、このことに気づかず、「技術」を守ることに執心し続けると、どこかでとんでもないことになるのではないか。私はそう思っている。

 これがもう一つ、裏の提言……というか懇願だ。


小説家から見た絵師界隈の「技術」の体系化と共有文化の素晴らしさ

 絵師界隈で育った人達は気づいていないかもしれないが、小説家界隈で育った私から見て、あなた達が確立している「技術の体系化と共有」の文化は素晴らしいものなのだ

 YouTubeでは多くの絵師プロアマわず、自らの技法を公開しているし、有償の場になれば更に本格的かつ専門的な技術を共有しあっている。

 おそらく『社会』が絵師に「技術」を求めていたからこそ、惜しげもなく場と資産提供していたことで出来あがった土壌だろう。

 無数の技術が公開されているから、その中で自分好みのものを取捨選択し、組み合わせることで理想個性形成できる。

 私のような「最初から絵のプロになる気が無い人間」にも成長の手順が提示されているのは、非情にありがたかった。


底辺なろう作家愚痴妄言

 ここからは、若干小説界隈のネガティブな内容に触れるのだが、ご了承いただきたい。

しか生産性がない話なので、絵師界隈の方はここから先を無理に読む必要はない。

 ただ、この先の話を読んでくれた絵師から、こういう界隈の中で私はどうやっていくと良いか、そういう意見を貰えたら嬉しい。)

 小説界隈は何度も言っているように「作品」重視の世界だ。

 故に、小説家は「表現技法」をほとんど語らない。

 例えば炎の熱さを表現するにあたり、絵ならば「暖色の与える印象の理論」だとか「ぼかしによる蜃気楼技術」といったものがあり、ある程度体系化、共有された技術があるはずだ。

 だが、小説家界隈ではそういった表現技術を「作家個性」として、共有せずに個人のものへと抱え込む道に発展してきた。発展してしまった。

 我々は百の作家がいれば、百人が別々の言葉で炎を描写し、実際にどれが最も読者に熱さを感じさせられる表現だったのかを検証しなかったのだ。


 我々小説家今日も、読者が本当に熱を感じてくれるのかわからずに炎を描いているし、可愛さがちゃんと伝わっているかからずに美少女を描いている。

 「技術」を体系化しなかった、というのはつまりこういうことだ。


小説家は「腕を磨かない」

 では「技術」を語らない小説家界隈が新人達に何を語っているのか。

 それは「作品の作り方」だ。

 手順、理論作法形式

 現在小説家界隈で新人達に向けて語られているのはおおよそ上記の要素であり、それらをまとめると「作品の作り方」となると思う。

 これもまた絵に例えるなら

 「ラフ、下書き、清書の順番で書くと良い」とか、「線画と塗りは別レイヤーに分けたほうが良い」とか、そういうレベルの内容だと思ってくれていい。

 それを十数年以上、場所を変え人を変えこんこんと語り続けている。

 それが小説家界隈なのだ

 SNSで無数の新人作家たちに向けて情報発信をしている高名な小説家達も

 「自分達が教えられるのはいわば『就活履歴書の正しい書き方』だけだ。その内容は個々人で書くしかない」

 みたいなことを常々言っている。

(で、まあ「特定効果を与える技術」ではなく「作品作品たらしめる作法」という名目なもんだから「not for me」の概念適応されにくく、「正しい」「間違い」で定期的に燃えている。)


 つまり小説家界隈は「作品を完成させる」ことを教えることが主流であり、その質を技術によって高めることには非常に無頓着なのだ


 私の推測だが、これは絵とは逆方向の『社会から圧力と発展によるものだろう。

 絵師には「技術」を求める以上、まぐれではダメだ。再現性がなければお金にはならない。

 だからちゃんと「技術」が身に着くような環境を作る。

 だが何度も言っているように小説家に求めるのは「作品」だ。

 極論だが、出来が良ければまぐれでもお金にできる。そのまぐれの一つを拾い上げて市場に売り出せばいい。

 だから社会』はできるだけ多くの「作品」が出来上がる環境作りを自然と行ったのだろう。


 「作家を作る」ことは頑張るが、「作家を育てる」ことはしない。

 プロアマわず、それが現代小説家界隈なのだ

 「プロになるつもりはないが、もっと上手くなりたい」という人間に対しても、絵師界隈の先達は「技術」を提供し、成長の道筋を照らしてくれる。

 だが、小説家界隈では「プロになる気がないのなら、あなたの好きに書けばいい」の一言で終わる。

 私のような無才な人間からすると、暗闇を手探りで歩くような感覚だった。


出版業界の陰り

 まあ、小説家界隈が無才に厳しいだけなら良いのだが、最近この界隈の「作品重視」の傾向が業界全体の問題として表面化してきているように思う。

 その問題とは、端的に言うと「作品が増えすぎた」ということだ。


 「小説家になろう」では毎年開かれているネット小説大賞という賞レースがある。

 2013年に開かれた第一回では応募作は「1,135作品」だった。

 これが五年後の第六回では応募作はほぼ10倍の「10,156作品」になった。

 そして、今年の第十二回に応募された作品は「20,826作品」と、その数は恐るべきペースで増えている。

 一応、この数字についてはちょっと恣意的表現をしている。

 一般新人賞公募と違って、小説投稿サイト主催の賞レース過去落選した作品も全て再応募する作者は少なくないからだ。なのでおそらく「作家」の増加数はこれほど極端ではないと思う。

 だが、この仕組みと過去作を再応募し続ける風潮こそ、小説家界隈が「技術」を軽視していることの証左であり、問題の根源だ。

 この世には「玉石混交」という言葉がある。

 賞レース選考員は一万以上の無数の石の中に隠れた玉を探すわけだが、さっきも言ったように、ネット小説の賞レース過去落選した作品継続して応募されている。

 つまり、玉と石の比率一定ではない。拾い上げられた玉は減るが、石はそのまま翌年、また翌年と残り続ける。


 そうなると、単純に選考員の負担が年々増えていくのは想像できるだろう。

 ただでさえ、小説は受けての時間を奪う媒体だ。短編でも一作につき五分から十分。長編なら余裕で一作一時間を超える。

 選考員を増やせば個人単位負担は軽減されるだろう。だが、人を増やせば今度は運営出資が増える。

 必ずどこかしらが負担を負うことになる。

 そして『社会』が持っているリソース無限ではない。


 そして多分だが、小説家界隈……というかネット小説業界は、このリソース限界をとうの昔に迎えてしまっている。

 出版社は玉探しを継続的にしなければならない。

 だが、玉探しに必要な労力は年々増え続けている。

 ならば、別の所で手を抜いて調整するしかない。

 宣伝作家に任せよう。

 連載継続するかどうか早めに決めよう。

 といったふうに。

 ざっくり言うと「プロ作家サポートにかかる労力を削る道」も考えられる一つだ。



 私の未来予測では、今後も出版社側の玉探しの労力は増加し続け、それと負の相関に基づいて出版社からプロ作家へのサポートの質は低下し続けるだろう。

 そうなると、作家から出版社への信頼が揺らぎ始める。

 作家出版社を信頼しなくなれば、出版社は心置きなく作家使い捨てられるようになる。

 これを 『才能の狩猟社会』みたいなことを誰かが言っていた。希望の無い話だ。


 「技術」を『個々人の個性』として体系化せず、共有しなかった小説家界隈。

 「作品」を完成させることだけを重視し、質より量を推し進めた小説家界隈。

 これはその一部で実現しつつある最悪の未来予想だ。

 この私の未来予想が一理あるか、見当はずれかの判断は委ねる。

 (とはいっても、プロ経験皆無の底辺作家妄言なんて外れてくれた方がいい。部外者がそれっぽいこと言って、それ

anond:20241115190841

面倒がってウォータマークと呼ばれているものにも「レイヤー暗」やら「トーレイヤーサイズいろいろ)」などいろいろあるのでこれから学習セットをつくる人にはバンバンへんな文字未満のごちゃ模様とかが現れそうでおもしろいよね

でもAI生成側はこれから学習セットつくってかないと現状はdanbooru依存黒人男性すらちゃんと生成できないハンコ絵師でおわるんだもんね。

Q.イラスト生成AI対策と謳う加工は効果ありますか? A.ほぼ無いです

有名なものではGlazeもNightshadeなどがイラスト生成AI対策として界隈で持て囃されていますが、本来GlazeやNightshadeはAIによる画像認識を阻害するシステムでありイラスト生成AI対策ではないため、イラスト生成AI対策を求めるユーザ要望へ答えられない可能性が高いです。


イラスト生成AIは端的に言うとプロンプトで指定された特徴量を合成してイラスト生成をし、それら特徴量の学習は確かに画像認識によって行われますが、GlazeやNightshadeなどはその仕組み上としてノイズ除去や画像縮小などの画像加工へ非常に弱いので、特定イラストの特徴量を学習する前にノイズ除去や画像縮小などの画像加工を行えば問題なく特徴量の学習を実行できます


ノイズ除去や画像縮小によって本来ピクセル情報が失われれば正しい学習が出来ないのではないか?」と思うかも知れませんが、この疑問へ対し逆質問をするのであれば「正しいイラストとはどういうものでしょうか?」という話になります


何が正しいか絵師一人一人に答えがあり、絵師Aには正しくも絵師Bには誤りであるように、AIによって生成されたイラストは正しくもあり誤りでもあるのです。AI生成イラストの初期では「手指が変だ」「瞳の塗りがおかしい」と寸評している人が多く居ましたが、これは単に評価から見て誤りであるだけなんですね。


ウォーターマークならば効果があるはず」と考える人も居るかも知れませんが、特定の特徴量を生成できるのであれば、生成した特徴量を反転適用することでウォーターマークなども除去が可能で、もしも除去した部分へ不足するピクセル情報があるのならば、違和感の少ない特徴を用いてピクセル補完を実行可能です。


GlazeやNightshadeが容易に対策可能で実際の効果プラセボ効果程度ならば、ウォーターマークイラスト生成AIを好みませんという意思表示くらいの意味しか無いですね。


最後に「あなたは何者なのか?」と思うでしょうから答えますが、私はイラスト生成AIに対する絵師よりも大きく影響を受けているプログラマーですね。より高度なコーディングAIが登場していく度にプログラマーは食えなくなります


でもプログラマーは生成AIを開発しちゃうんですよ。何故ならば絵師既存画材から生成されたデジタルブラシを便利な道具だと感じるように、絵師暗室へ入らなくても覆い焼き焼き込み合成をレイヤーとして便利な道具として扱っているように、プログラマーはコーディングAIを便利な道具って感じちゃうんですよね。


今のところイラスト生成AI画材匂いや肌触り、厚みなどなどマテリアルな部分を生成できないので、本当にイラスト生成AIをしたいならばインターネットから切断してパソコンスマホタブレットを破棄して画材を大量に購入しアナログ絵描きになれば良いのです。それが今の最適解。

anond:20241115000009

私自身の絵描き視点として生成AIを考えると、生成AI及びAI作品ライバルではありこそすれ、クリエイター業そのものを脅かすほどの力はないと考えている。
2年前からずっと、手描きの価値毀損されてなどいない。私自身、収益も減ったりはしていない。

現時点では概ね同意だけど楽観的すぎるな、という印象もある。「狙ったシチュエーションイラストを出しづらい」といった弱点は、まさに技術進歩で克服可能なわけで。

また、ここまで呑気に構えていられるのは単に、ご自身成果物学習されてコピー乱造されたり改造されたりという経験をしていないからだろう。

現状の絵師界隈の阿鼻叫喚アメリカの銃規制に似たものを感じる。「もう普及しちゃってんだから規制しようがないじゃん」というのは正しい現状認識に基づく指摘だが、

からといって銃で撃たれた経験のある人が「銃を規制しろ!」と叫ぶのも当然というか。

技術面の不理解によりトンチンカン対策を取ろうとしていること」

ヒステリックに生成AIに対して拒否感を示すこと」

「逆にAI規制しようと試みること」 はそれぞれレイヤーが異なる問題だし、

仮に彼ら彼女らが『愚か』に見えたとしても、その愚かさをせせら笑って悦に入っていいわけではないように思う。

2024-11-14

anond:20241113223545

大学時代地元に帰ったときに暇で仕方なく、日経ネットワーク初心者用のTCP/IP解説本を買った。たまたま立ち読みして面白そうだったからだ。

それから何冊か自分ネットワークに関する本を読んだ。面白かったし憧れたが、

プログラマの適性めちゃくちゃ高そう。

本気でプログラミング勉強してみるといいかも。

たぶん低レイヤープログラミングに強そうで向いてそう。

ユーザーアプリみたいな人間要望なんかよりコンピューターの性能をフルに活用する方が合ってるだろうから

2024-11-13

anond:20241112074030

バカとかじゃなくて

「そういうの気にします」って匂わせておかないと色々面倒なことになるんだよ(AIとかよりは海外転載とかなりすましとか精神削れる出来事ね)

AIに強い思想なんてなくて、反AIに絡まれない御札として1枚レイヤー重ねて保存してるだけ

より面倒じゃない選択を都度してるだけ

増田も描くようになればわかる

amazon自分ジャンル検索した時に友達の絵を使った中華違法グッズが最初にヒットすると、ご愁傷さまでしたしか言葉が出ない

そこにウォーターマークがのってると、ターゲットにされないですむんですよ

2024-11-12

入場料を払っているのだから楽しむべきって考え、罰金を払えばルール違反してもいいんだと同じレイヤーになる

2024-11-08

悪目立ちする芋オタクで叩かれるケースって減ってるよね

はてなには氷河期世代が非常に多いかバブル世代当事者的なエピソード特に女性によるもの)って出てこない印象がある。

母の話によると赤文字系ピンクハウス馬鹿にするようなノリはあったみたい。

(上位赤文字ピンクハウス存在が視界に入ってない。下位赤文字ピンクハウスを目の敵にする)

 

ピンクハウスは装飾的で手入れが必要な高級ブランド服なんだけど、

・体型管理をせず肥満体系

・髪の手入れなしノーセット(ボサボサの、腰まであるようなロングヘア)

ノーメイク、ボサ眉

ピンクハウス広告モデルは瘦せていてメイクもしっかりしているのに、実際に着ている人が太っていてノーメイクで髪がボサボサだと「広告とのギャップが凄まじい」ということで嘲笑されていたのかもしれない。

赤文字系ではメイクヘアスタイルが非常に重要な要素として度々特集されていたのに、ピンクハウス族はフル無視していて全く文化が違った。

ピンクハウス族は「洋服から降りた人」ではなく、服には執着していたからなんともいえない人たちだった。

 

それから時間が経って、原宿ロリータファッションの人たちがいた時期。2000年代かな。

ロリータ服のモデル下妻物語深キョンに寄せようと髪、メイク、体型管理を徹底、非現実的世界観を追求している完璧派と、

ピンクハウス族の系譜

・体型管理をしない(ピンクハウス族の露骨肥満よりはましで、体脂肪率が高そうなインドア特有のゆるんだ体型で必ず足が太い程度)

・髪の手入れなしノーセット(ボサボサではあるけど、ロングヘアは腰までクラスではなく肩下くらい)

ノーメイク、ボサ眉

こういう子たちが3~4人で原宿に来て、お互いを可愛い可愛いと褒めあったりしていた。

完璧派のロリータ族に「デブロリ」とか言われていた。「デブに着られるなんて可愛い洋服可哀想可愛い洋服デザインした人が可哀想」などのイタコ芸もしっかり観測できた。

 

2010年代がアクシーズファム期かなと思う。

デブロリ、芋ロリ系譜ノーメイクアクシーズ同人女としてネットで叩かれるようになったのを記憶してる。

Twitter流行とも一致するかな、「ノーメイクアクシーズあるあるイラスト」みたいなものバズるようになった。

ピンクハウスより、デブロリより、クセが強い要素はかなり薄まったけど、それでもやっぱ芋として叩かれてたな。

同人イベントで芋同士可愛いと褒めあう駄サイクルは相変わらずやってたのかなと思う。

 

2020年代の装飾的ファッションは、ノーメイクアクシーズを叩くバズイラスト等の流れもあって芋がかなり消えたように思う。

装飾的で女性モチーフをガン盛りした服装ジャンルについては、

量産型ジャニオタ

・ぴえん系

・ホス狂系

など、髪・メイク・体型が管理されている人が目立つようになった。

以前のピンクハウスデブロリノーメイクアクシーズのような「アンバランス層」の行き先は、

・完全撤退無印良品ユニクロなど、シンプル服装選択

・鑑賞者への転向容姿に全体的にコストをかけない選択をしてバランスを調整、美術展などで見られる

 

結論としては装飾的な服と手つかずのその他というバランスが極端に悪い層は現在では減少傾向にあり(原因はTwitter揶揄イラスト)、

特にノーメイクアクシーズ以降、そうした層は姿を消しつつあるんじゃないかと思う。

全女性がバブル赤文字系完璧ロリータみたいに全部に気合を入れるなんてことは不可能なので、

コストバランスを取る派と、低コストバランスを取る派に分かれ、その間はグラデーションになっているのでは。

あと男性オタクの状況になってくると、バランス問題どころではないんだよね。

基本的な衛生管理問題(洗っていないギトギト髪、衣服臭い)、あとは撮り鉄迷惑行為とか、他害について言われるようになってきてレイヤーが下がる。

2010年代に「木こり」と揶揄された男子大学生量産型ファッション2020年代コムドットのコピペみたいな若い男性が増えたことなど、

男性へのファッション揶揄もあるといえばある。

しか撮り鉄カードショップ激臭オタクみたいな話題のほうが、どうもネット上では人気を獲得しやすいように思う。

量産型ファッション男性TikTokやインスタなど視覚優位SNSにいて、はてなにいる人には存在が見えていないんじゃないかと思う。

多分、量産型男子ファッションブランド具体例とか出しても誰も分からないだろうね。

「成人の初デートサイゼちょっと…」で炎上したり、激臭オタクを嫌がるのも「いじめ」扱いするくらい男性ハードルが低くてこう、驚く。

文字系のインターネットに居ついている男性の多くは、服・髪・体型のすべての水準が最底辺レベルバランスが保たれており、それを「資本主義への勝利」と認識しているのだろうなと思う。

2024-11-07

anond:20241107154517

弱者男性だが、そりゃブリーチ自分でやるのは結構難しいしシャドールーツだのバレイヤージュだのは自分でやるの無理でしょ?

ただ一回二万円ってお高い美容室で髪切ってダブルカラーしての価格だよね

単に髪切ってブリーチなしでカラー入れてでそんな値段すんの?都内は知らん

2024-11-06

anond:20241106213349

というよりも、闇バイトって嘗ての暴力団みたいな組織力があるわけでないので、

個人的にはレイヤー的にはそんなに厚いわけでないと推測するのよね。むしろ

しょうもない犯罪をしてたか警察が本気になれてなかった、っていうのが事実なんじゃなかろうか?

ルフィーの事件でも判定しているけど、たいがいは人殺しをすると黒幕がわかるわけで。

むかしのヤクザみたいにガチ意味わからんので、カウンター攻撃をするほどでないんでは?

まぁ、そこまでやったら、ペナルティオウム真理教ぐらいの費用をかけて国やポリ公はやるでしょ。

anond:20241106100254

なんか、俺らの時代価値観が間違ってたみたいな感じだから不快だけど(間違ってたのか?)

悔しいがこれ同意するわ。

悪の枢軸一社黒幕にいるとかなら鼻で笑うんだけどさー

まるで同時多発的に別々のレイヤーにいる会社規制ムーブをしてるのは、これはもう、アレだ。

時代の流れとしか説明がつかんと思う。正直。

コンビニ成人雑誌規制とかもあったし。

タバコの値上げといい、これから時代、色々窮屈になっていくんだろなー。

2024-11-05

anond:20241105055101

27BのQ4KM試したけど、レイヤー20限界で2〜3/sくらい。32Bはまだ試してないけど似たようなもんだと思う。

調べた感じ、32Bはgpt4o miniと同等の性能あるっぽいね。27Bはちょっと下位互換。速度考えるなら、この27Bよりもちょっと下くらいの性能のものでいいかもしれん。

2024-10-31

散々いわれてることだけどPS5 Pro課題本体価格よりソフトの方

PS5 Proは(ことゲーム体験に限っていえば)ゲーミングPC並みのプロ仕様がウリなわけで、そのためにはソフトプロ仕様にする必要がでてくる。そのためには、お金時間もかかるから大手しか参入できない。その大手だって失敗したくないか新規性があったり挑戦的なタイトルは作りにくい。

あと、お金時間もかかるわけで、当然ソフトの値段もそれだけ上げるしかない。値段が高ければそれだけ買う人は減るし、ユーザー評価も厳しくなる。費用対効果がよくない。限界効用逓減の法則っていうんだっけ。3万円のワインが、3000円のワイン10倍ウマイのか的な。

からまあゲームに限ったことじゃないけど、Proはその分野にこだわりの強い、コスパとかそういうレイヤーで生きていない人向けのものになるわけだけど、そういう人たちはゲーミングPC買うよねっていうか既に買ってるからProはいらない……ってのも散々いわれてることか。

なんというか、PS5 Pro立ち位置って“2杯目のビール”なんだよな。PS5っていう視点から見ても、プロ仕様ゲーム機って視点から見ても2杯目のビール。1杯目のビールに勝るほどの感動が得られない。だからこそ、おつまみソフト)の内容がより重要になるわけだが、それすら二匹目のドジョウ鍋とくる。

まあ俺はドジョウ食ったことないから、そういう人間にはおあつらえ向きかもしれんが箸が進まん。だってはてブホッテントリとかで出てくるPS5 Proに関する記事も、それに関する周囲の反応はほとんど堂々巡りからな。「……それはよろしいのですが」っていう感じ。もっとゲーム”の話をして盛り上がってくれたらなあ。酒が不味くてかなわん。

anond:20241031120730

からその提示されたジャンルたちよりもより上のレイヤーというか抽象的な概念必要だよねと主張しているように見えた。その主張が有用かどうかは知らんけどキレるようなことはないと思う

2024-10-30

文芸でも実用でもない本のジャンルってなんて言うの?

anond:20241102083243

読書趣味なんだけど、他人にそれを伝えると大抵「どんな作家が好きなんですか?」と返ってくる あんま本読まない人にとって読書イメージ文芸本を読むことっぽい

でもおれは大体学者専門家が書いた本を読むことが多い、今読んでんのはアセモグルのこれ↓

国家はなぜ衰退するのか 権力繁栄貧困起源(上)

https://amzn.asia/d/hg8ADCt

こういう、一般人向けに専門家が書いた特定ジャンルについての知見をちょっとエンタメっぽくした本を端的に表現する言葉ってなくない?上記のアセモグルの本はAmazonだと「世界史」のジャンルなのだが、それをもって「世界史の本読んでます!」というのも憚られるし

ちょっと前に売れてたFACTFULLNESSも似たようなジャンルな気がするけど、これもAmazonでは「確率統計」ってジャンルに入ってて、でもあの本を読む人の意識として「確率統計について知りたい!」っていうモチベーションではないと思うんだよな、もっとざっくりと「あんまコア過ぎない知識を楽しく得たい」っていう感じで読まれる本というか

「専門書」だとなんか固すぎるよな、それこそ専門家学生大学の授業で使うような、予備知識のない一般人では読めない本って感じ 「教養書」もなんか違う、ちょっと観念的すぎというかカーネギーみたいな自己啓発本想像される感じ

これが例えば岩波新書だったら「新書をよく読みます」といえば結構ニュアンスが伝わる感じがするけど、これはしょせん本のサイズによる分類を表したものしかないんでね

なんかいい語彙はないもの

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俺の中でこのジャンルの最たるものが「銃・病原菌・鉄」だな

なんかブコメトラバ眺めてみても結構割れてて、イメージは共有できててもスパッと表現できるようなコンセンサス取れてるワードはなさそうに感じる

書店、版元、読者、本読まない人がそれぞれ考える本の分類のちょうど狭間にあるエアポケットって感じがするんだよなあ

でも素朴でライト知識欲を満たすために本を探したら自然とこういうのに行き着くよね、ていう本は沢山あって、書店でも目立つ場所平積みされてる印象があるのに端的に表すワードがないのは不便だなと思う

ゴールディンの賃金格差に関する本とノアハラリの人類史に関する本って全然テーマ違うけど多分読者層は被ってるよね

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一般書」→いくら何でも抽象的すぎ、初対面の人にそういったとしてこの人会話進める気あんのかって思われそう 雑誌読む人がどんなジャンルが好きって聞かれて一般誌とか言わんやろ

啓蒙書」→人口膾炙した言葉じゃなさすぎ、初対面の人に「啓蒙書好きです」って言ったら99%「ケーモーショ???なに???」ってなると思う

学術書」→ニュアンスの一致具合と言葉の使いやすさとしては一番バランス良さそう ただ自分の考える定義だともう少しライトな本も入るのよね 例えば 「なぜ働いてると本が読めなくなるのか」みたいなライト新書を含むにはちょっと大仰かも

「人文、科学」→これもニュアンス近いな、ただ理系文系の垣根をちょっと感じる もっと包括的ジャンルとして捉えたい

哲学」→めっちゃ広義に考えればそうかもしれんが絶対ニーチェとか?」ってなるやろ

雑学本」→まあ超ざっくり分けるならそうなのだろうけど、ノーベル賞取るような学者が書いてることを一般に「雑学」といえるか?という疑問はある もっとトリビア的なことを指さない?

ノンフィクション」→ドキュメンタリーと思われそう

リベラルアーツ」→この言葉自体が一種サブジャンルなのでは?教養目的とした知識が書かれた本というか もっと上のレイヤーを想定してる

新書」→やっぱこれが一番無難なのかなーでも言葉の厳密性に欠けること言うのがほんと嫌 冬用タイヤ全般スタッドレスって呼称するような居心地の悪さを感じる

教養書」→俺が考えているより広範なイメージっぽいな、でもまだ高尚すぎるというか、知識についてのニュートラル感覚に欠けるというか、教養という言葉自体が「値打ちこいてんな」って感じする

2024-10-27

anond:20241026233334

国民民主支持層って、いくつかのレイヤーがあると思うんよね。個人的にはざっくり3つくらいに別れてる印象。

1つは組織票電力総連とかUAゼンセンとかの労働組合。実際所属議員にもここらの組織出身者が何人かいる。この辺の利害関係者が組織票としてまず存在している。

もう1つは各政党公約読んで真面目に比較検討した上で自分思想信条国民民主が合うなと考えてる人たち。旧民主党時代の失政の反省や、積極財政や現役層優遇とかの路線評価して、自民党政治には不満があるけど、立憲民主党左派色が強いし、維新は強権的で苦手という層の受け皿になっている。

最後在来メディア既成政党何となく不満を感じでいる層。マスメディアよりも動画配信の方に親和性の高いのも特徴で、玉木党首政策解説動画配信や榛葉幹事長の歯に衣着せぬ会見動画が刺さってる層。安倍元総理やこの前の自民党総裁戦で高市支持だった層が石破総理になった事で流入してる部分もありそう。

で、今回の石丸伸二の選挙戦最終日の演説に対する判断は、2番目の真面目に政策で選んだ人が主に反発してて、3番目の流行りに乗ってる層が賛成してるように見えるんよね。

真面目に政策で支持してきた人たちから見ると、石丸伸二の言動が不誠実に見えるので、元々人柄が嫌われてのに加えて、(国民民主サイドの話を信じるならば)事前に打ち合わせもなく通りすがり一般人選挙カーに上らせて演説させるというガバナンスの欠如に、仕事だったら絶対アウトよな…(とてもじゃないけど国政で大事仕事は任せられない)と呆れてる構図。

逆に3番目の流行りに乗る層からすれば、都知事選でパッと出なのに有力野党候補蓮舫を超えて2位になった石丸さんスゲー、その勢いにあやかって党勢伸びればOKじゃん、好き嫌い別れる人なのは事実だけど、離れる支持者より新規に興味持って流入する人数の方が多かったら差し引きプラスだよね?という判断になってそうで。

そんなわけで、今回の衆院選国民民主議席は伸びるだろうけど、支持者の層は変質してガラが悪くなるんじゃないかなと勝手想像してる。

2024-10-24

anond:20241024122701

それは暴力こそが唯一の法な世界なんですが。

現代法治世界暴力こそが唯一の法という原理の上にレイヤーを積み重ねてできてるわけだけど。

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