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2021-05-16

毎日社員を検温して回る地獄

マジで死にたい

会社には100人弱がいて、事務員自分毎日全員の席を回り、よくお店でやられるガン型検温機で体温を測り記録している。

普通会社は報告義務とか機械の設置とかで対応しているだろうけど、最初社長命令でこの仕組みになって以来もう一年三ヶ月ほどやらされ続けている。

社員書類を配布するなど、とにかく席を回って話しかける行為に苦手意識があった自分にとってこの作業人生最大の苦痛で、慣れることはなくどんどん無理になっていく。

他人に左右される要素が多いのがストレスを増やしていて、まず定時制ではないから出社がバラバラで、一日に何度も何度も何度も席を立って、他の仕事に追われながら「まだ測っていない人」を意識し続けなければならない。

夕方遅刻して来る人なんかは、その人だけを測りに席の間を縫って行くのが気まずい。だから結構諦めたり測ったふりで記録してすませるが、その罪悪感やバレた時への恐怖がストレスを日々募らせる。

出社時刻に席へ行ってみても既に会議喫煙でいない。電話中やオンライン会議中、仕事の会話中も話しかけられない。検温しますと言っても集中力が大層お高いようで気付かれず何度も呼んだり、無反応のまま測ったり。

いざ測っても髪の毛や汗で上手く測れない。最初は測り直しを頼んでいたがもう面倒だから適当な体温を言っている。稀に基準値を超えるとガン型ではなくワキに挟む体温計で測り直させるが、ちゃんと測ると平熱だから大騒ぎされたりする。大体、基準値を超えたところで「帰ってください」と上司先輩に言えるか?

やっと退社して解放されたかと思うと次の朝にはまたリセットされて、また100人近くを測る。朝一で検温を開始する前に中々踏ん切りがつかず立ち上がれない日も多い。精神が良くない日だと涙が出てきて、一通り終えてからトイレで大号泣したことも何度もある。

最初は「コロナは夏(2020)には終わるだろうし」と希望を持って耐えていた。が、一向に終わることはなく、ワクチンを二度打ち終えるのは2022年になる気配がある。ワクチンを打ったところで検温の習慣を誰がいつどのような理由で止めてくれるだろうか。

こんなのは形でしかないと自分以外も気付いているだろう。それでもなんとなく安心感と「やってる感」を得るためにいつまでも続く気がしてならない。

とにかく転職すればいいのだけど、この失業全盛期にどこへ転職すればいいのか。今は職があるだけ恵まれていると分かっているからこそこの会社を手放せずにいる。

こんな思いをしている事務員が他にもいるだろうかと検索しても全然探し出せない。でもレストラン病院で客相手に日々検温している人も地獄を見ているのかもしれない。

同じ思いをしている人にしかこの地獄は伝わりづらい。だからどうかこのエントリが同志の目に触れて欲しい。

明日が来ればまた検温しなきゃいけない日で、死にたいよな。出来るだけ適当意識を保って、精神リソースを割かないようにして、どうにか生き延びような。

anond:20210516153232

新しくポストすればリセットできると思ってるあたりが頭弱いよな

anond:20210516181046

コピペリセットできると思ってるあたりが頭弱いよな

2021-05-15

そうだな。こんなヘリつくで噛みついてくる人格OS、まっさきにハードウェアリセットするわ

anond:20210515024405

2021-05-12

もし自分がスガだったらオリンピックを強行する気がする

だって、なんだかんだ自分社会を恨んでるから

今、目の前に世界破滅するスイッチがあったら迷わず押してしまいそうである

もちろん、自分も消えるわけだが、これでこれまでの人生モヤモヤしたことがすべてスッキリする

リセット願望ってやつだ

もし自分がスガなら、

オリンピックを強行してもコロナの状況が大して悪化しなければそれもよし、

状況が悪化すれば尚良しという気がしなくもない

スガさんが状況を悪化させたって、処刑されるわけでもない

なんとなくなんだけど、そういう点ではスガ氏に似たものを感じなくもない

というか、自分よりも悪質なタイプなんじゃないかとさえ思ってる

自分はごちゃごちゃ言うなら学術会議自体スパッと廃止したらいいのにと思った派なのだけど、

結局、スガ氏のあの任命拒否も思い付きだったみたいで、

なんか、その場で自分が思ったとおりにならんと我慢ならんタイプなのではないか、と思えてきた

こういうタイプ田舎金持ちのお坊ちゃんに多いような気がする

というか、自分田舎でそういう同級生がいて、

そういうタイプと遊んでいて不愉快なことが多かったので偏見があるだけなんだろうけど、

普段は黙してるけど、突然癇癪を起こすタイプというか、

なんかスガ氏もそういうタイプみたいで、

といっても、同級生証言では、

普段いるかいないかからないぐらい存在感がなかったとか、

犯罪者同級生証言あるあるかよ、と思ったけど、

まあ、普段まりにも黙っている人ってのにも色々なタイプがいるわけだけど、

癇癪を起こすというのはストレスを溜め込むタイプでもあると思うんだよね

あと、意外と忍耐力がない人だったり

から金持ちの家庭でも、家庭生活で親が抑圧的な人だったりすると、

子供ストレスを溜め込むわけで、そこでグレるとか反抗期とか吐き出さなタイプだと、

学校とかで俺たちに癇癪をぶつけてくるとか、そういうメカニズムな気がした

まあ、その家の親も含めて、凡人の自分はなんか色々気に喰わなかったんだよな

話を戻すと、官房長官の時点でもブチ切れるような話は週刊誌なりに出てたわけだけど、

それはアベシとの関係嫌悪になったからであって、

なんだかんだ権威主義というか、アベシに徹底的に逆らったら総理大臣への道が閉ざされてしまうわけで、

考えようによってはアベシもわざと延長を1年と決めてバトンを渡した可能性もある

スガ氏が官房長官だったとき週刊誌が言うように関係悪化してたなら恨みもあっただろう

でも、国の首相総理大臣になるのがスガ氏の人生の最終目標だろうし、それにも文句は言えない

総理椅子さえ譲ってもらえればそれで良し、という考えの人だと思う

そこに大義があるようには思えない

昭和だったらそれでも良かったんだろうけど、本人が掲げたように今は令和なんだけどね

コロナに打ち勝った証だの、1日100万回接種だのも周囲からも寝耳に水みたいだし、

思い付きで物を言う、権威主義ではあるので上がいるうちは従うが、トップにしたら癇癪を制御できない、

というのは、自分のような人間でさえトップとして、君主として最悪というか、

寓話というか、銀座英雄伝説というか、そんな世界の小物感が漂うわけだが、

うその船に乗ってしまっている感がなんとも…

俺は自分リセットスイッチでこの世界が吹っ飛ぶのは痛快だしたまらんが、

他人リセットスイッチ死ぬのは嫌なんだよな

自分自殺他人を巻き込むのはまだいいが、他人に巻き込まれるのは嫌なんだよ

スガさんも子供に恵まれたかったみたいだし()そんな気持ちだったりしてな

anond:20210512033208

読者が期待するものは、前作の人間関係能力踏襲する「強くてニューゲーム」ななろうだから

ゼロリセットした新しい物語を、新鮮ではなくなった読者が受け入れられない

小学生中学生だろうが新鮮な気持ちなんてもうなくて、その作者の絵を見ると特定物語を期待してしま

2021-05-10

ポケモン

旅パとは、ポケットモンスターシリーズにおいて、ストーリー攻略するためのパーティを指す通称である

ポケモンの強さはタイプ種族値特性、技など様々な要素によって決まる。

しかし旅パの場合はそれに加えて入手や育成の手間、何より己の好みが重要判断基準になる。

基本的に手軽に強さを発揮できるポケモン評価が高い。

目次

概要~旅パってなんだ?~

■よくある旅パ

■よりよい旅パのために

活躍するポケモンの特徴

・登場が早い/入手しやす

進化が早い/進化しない

・素早さが高い

・強力な技を覚えやす

・交換で入手できる

タイプ相性で優位を取りやす

・その地方でのライバルが少ない

フィールド技を多く覚える

捕獲要員として優秀

・便利な特性を持つ

・以上の要素がわかりやすい/予想しやす

■使いやすい技の例

■使いやすい道具の例

■レートやバトル施設について

最後

概要~旅パってなんだ?~

ポケットモンスターシリーズRPGである

まり、他のRPGと同様ストーリーが用意されており、それをクリアする事が多くのプレイヤー目的となる。

ポケモンストーリーは、概ね「旅の仲間となるポケモンを集めて鍛え上げ、各地のツワモノに挑戦して勝利し、ついでに悪の組織の野望を打ち砕き、最後ポケモンリーグに挑戦して最強のポケモントレーナーとなる」というものなので、ストーリーを進めるにはまず旅の仲間となるポケモンを集めて鍛え上げなければならない。

これを「旅」に使う「パーティ(*1)」、略して「旅パ」と通称する。

高度な対戦に興味がない低年齢層やライトユーザーは、「旅パ=対戦でも使うパーティ」であり、「旅パ」の概念基本的にない。

この項目を見ているそこのキミも小学生の時から「これは旅パです」とか考えていなかっただろう。俺だってそうだ。

これに対し、ある程度の年齢になってもポケモンを続けている人の多くは、ストーリークリアしたら次に通信対戦でより強くなる事を目指すため、ストーリーに使うパーティとは別に対戦用のパーティを組む。

このため、対戦用ではないパーティをあえて区別して「旅パ」と呼んでいるのだ。

■よくある旅パ

さて、画面の前の君たちは最初に「ポケモン」を遊んだ時、どんな旅パを組んでいただろうか?

頭をあの頃にリセットし、ちょっと思い出してみよう。

パターン1:最強エース無職取り巻き型 

しゅじんこう レッド バッジ 8こ ポケモンずかん 8ひき

リザードン Lv67 かえんほうしゃ あなをほる かいりき いあいぎり

ポッポ Lv3 かぜおこし そらをとぶ

ピカチュウ Lv3 でんきショック なきごえ フラッシュ

コラッタ Lv2 たいあたり しっぽをふる

コクーン Lv5 かたくなる

トサキント Lv15 つつく なみのり

ポケモンというゲームは、 『X・Y』まで長らく「バトルに出したポケモンしか経験値をもらえない」というシステムであった。

まりバトルに出すポケモンを1匹に絞れば、そのポケモン経験値を集中させ、強く育てる事ができる。

この最強エースは大概の場合ストーリー中に登場するあらゆる敵のレベル凌駕するため、タイプ相性などを一切考慮せず、1匹で無双できる事も珍しくない。

それ以外の5匹が戦闘に出ることはない。出たとしてもバトル中に瀕死になったエースの復活のための生贄にされるだけである

ただ、不利なタイプジム戦で苦戦しやすい、タイプ相性を考慮した戦略が身に付かないなどの欠点もある。

初心者がよくやる浅はかなプレイスタイルであるが、実はもっと効率的プレイスタイルでもあり、RTA(*2)などでは基本的にこの方法が用いられる。

リザードンの「いあいぎり」と「かいりき」がとても邪魔そうだが突っ込んではいけない。(当時は忘れたくても忘れられない。非情。)

なお、近年はエース1匹だけだと非常に厳しい相手も出てきたので、うっかりしていると詰む。

更に「がくしゅうそうち」で戦っていないポケモンも育てられるようになったので、エース以外のレベルが1桁止まりパーティは少なくなったことだろう。

パターン2:御三家とゆかいな序盤ポケ型

しゅじんこう グリーン バッジ 8こ ポケモンずかん 80ひき

フシギバナ タネちゃん Lv45 はっぱカッター メガレイン ねむりごな いあいぎり

ピジョット はとぽっぽ Lv45 そらをとぶ つばさうつ でんこうせっか かぜおこし

ラッタ ミッキだよ Lv45 ひっさつまえば いかりのまえば でんこうせっか たいあたり

ライチュウ ピカ Lv45 10まんボルト かみなり フラッシュ でんこうせっか

ニドキング トゲトゲ Lv45 つのでつく なみのり かいりき あばれる

バタフリー あおむし Lv45 サイコキネシス サイケこうせん ねんりき ねむりごな

ポケモンというゲームの中や攻略本(サイト)では、しばしば

ポケモンには にがてなタイプと とくいなタイプがあるので

 ポケモンタイプを ばらけさせたほうがいいぞ!」

というようなアドバイスが行われる。

このアドバイスを素直に受け入れるタイプの子プレイスタイル

なにしろ素直なので序盤にこのアドバイス意識してパーティを作り、

とても素直なのでそのポケモン愛着が湧き、パーティを変更することができない。

その結果、ピジョットラッタバタフリーといった、後半にもっと強いやついくらでも出てくるよね系ポケモンいつまでもレギュラーに居座ってしまうのだ。

ニックネームにも愛着があるので明らかに進化前の面影ありすぎる名前をしている。

補助技については、相手を眠らせて行動不能にできる「ねむりごな」は強いと思うので覚えさせており、それ以外は全て忘れさせている。

また結構ポケモン図鑑を集めている=ポケモン捕獲する事が多いので、野生ポケモンを弱らせるために弱めの技を覚えさせているのが特徴。

ここではそれを全員にやらせ必要があるかはまだ気づいていない。

パターン3:最強と最強と最強が合わさればチョ

2021-05-09

anond:20210509225956

ただ、話聞いてないときとか、長い時間黙ってるときとか、問題文をちゃんと読んでなかったときかに怒ってしまう。

子供の集中が切れたら怒るのね

子供の集中はもって30分ぐらいだからそういう状況になったら切れずに一旦リセットした方がいいよ

難しい問題は解けてるみたいだし勉強体力が少ないみたいね

中持時間を伸ばせるようにしてあげると良いと思うわ

2021-05-07

anond:20210507032135

供給面でのインフレからなー。

給料はそれほど上がらんやろし今インフレ耐性資産がない人間を最も直撃するシナリオだわ。

金融引き締め資産課税の強化もあり得るけどそれはそれで金融ショックの引き金になって地獄になりそうでどっち行ってもリスクだらけやな。

この先暴動が起きるレベルまで格差が広がり続けるかでかい金融ショックが起きてリセットされるかの両極端って感じがする。

2021-05-06

anond:20201201181056

あのね、パカっの場合、猫が蓋を開けちゃう事件が多発したの。同じ理由リセットボタンも無くなった

リセットしたい

学生ときノストラダムスを待ちわびてたし今はコロナ世界崩壊してほしいと思っている

2021-05-05

自己肯定感無限ループ

 無限ループって怖くね?

 いや冗談はともかく。ここ最近新生活の疲れとか人生に対する希望の持てなさとか自分の無価値感の再認識とか色々あって、いやこれじゃダメだ! 自分自分の好きだと思えるところ探して自己肯定感上げさせるやつやろう! プラシーボでもいいから! と思ったけど好きなところ見つからなくて余計鬱になった。無限ループって怖くね?

 他人は褒めてくれなくても自分はいい、好きだと思ってるところ探すって難しくないか? そもそもそういう長所短所も最終的には全部他者から批評でできていくものでは。だって自分しか存在しなかったら自分がどんな人間性なのか知るよしもないし、自分身体機能芸術センスその他諸々の価値判断ってできないじゃんか。いやまあ自分一人しか存在しない、他者と比べることのできない世界芸術が生まれるのかとか、そういうのは一旦置いておいて。

 優れている、と好き・良いと自分が思う、が別物なのは理解できる。

 それにしたって、そもそも自己肯定感が低いやつが他人から言われたこともないような自分の好きなところ褒めれるところって見つけられるか? 自己肯定感が低くて鬱っぽい自分みたいな人間基本的自分の全部が嫌いで醜くて劣ってて無価値だと思ってるんだぞ。他人に言われてやっと向き合ってみるか、と思える時もあるけど、それって結局誰かから与えられた肯定感でしかないし。本当に、心の底から自分にはこれがある!」って自信がない。

 自分ダメなところはボロボロ出てくるのに、じゃあ自分を褒めてあげてくださいって言われると途端に困る。自罰的でいて精神リスカをして傷ついて、やっと世間存在を許されていると思っている自分もいる。自分が傷ついていると楽でいい。傷ついていることを理由にずっと何かから許されていたい。それは社会的責任だったり、やらなければいけないこと(例えば課題学業仕事)だったり。そんなことも思う。

 鬱になる→ちょっとでも良い状態に戻そうと自己肯定感を高めようとする→肯定できる場所がなくて鬱になるの無限ループ

 ところでどれぐらいの人間希死念慮を抱いてるんだ? 自分希死念慮抱くのが普通だし、インターネットの深層にいるようなやつは希死念慮抱いてそうなのは分かるけど、世間的にはどうなん? 明日朝起きることな世界が全部消えてればいいとか思わないのか? 気がついたら全部リセットしててほしいとか、早く安楽死させてほしいとか。思わないのかなあ、やっぱり。

2021-05-04

anond:20210504215218

五輪後の世界ではまたマスクや食料が奪い合いになるし

オリンピックがなくなればまた地震津波国民リセットがあるかもしれない

君もアイドルプロデューサーになって、最強の11人を選べ ~PRODUCE 101~

増田(30代半ば)は現在、PRODUCE 101 JAPAN SEASON2に激ハマリしている。

PRODUCE 101とは?

101人の男の子で競い合うオーディション番組

最終的に11人のアイドルグループを結成することを目的に進行する。

元々は韓国で始まり日本版2019年シーズン1が放送開始。

GYAOで全編無料で視聴できる。ありがてえ。

https://gyao.yahoo.co.jp/episode/606eb318-ef6d-439b-88df-7a56d40e7809

シーズン1で選ばれたメンバーは、現在「JO1」として活動している。

世代諸氏にはASAYANみたいなもの、と言えば分かりやすいだろうか。

この番組も、候補者(番組内では「練習生」と呼ばれる)たちが合宿ボイストレーニングダンストレーニングを受ける様子にカメラが密着して、

彼らの悲喜こもごもが映し出される。

ASAYANとの最大の違いは「投票システム」だ。

視聴者は、WEB上の投票ページから、好きな男の子を毎週11人選んで投票することができる。

翌週順位が発表され、下位の男の子番組を去ることになる。

人数は101人→60人→40人→20人→11人と、どんどん絞られてゆく。

投票できる人数も減ってゆき、最終的には自分イチオシしか投票できなくなる。

順位は累計ではなく、毎週リセットされるので、

意外なダークホース順位を上げてきたりするのが面白い

男の子たちには様々な課題が与えられ、

ソログループで歌ったり踊ったり、

たたいてかぶってジャンケンポンなどのゲームで奇声を上げたりして自分の魅力をアピールする。

デビューできるメンバーは、最終週で上位11位に輝いた男の子たち。

芸能事務所音楽プロデューサー意向関係なく、

視聴者投票のみでメンバーが決められる。

そのことから視聴者番組内で「国民プロデューサー(通称・国プ)」と呼ばれる。

現在4週目まで放送されていて、残っているのは60人だ。

増田おすすめポイント

友情努力勝利

番組内では個々の戦いだけではなく、グループで競う場面が多々ある。

そのグループ内で生まれ友情がアツい。

ダンスができない子にダンスを教えてあげたり、自信がない子を励ましてあげたりして絆が深まってゆく。

以前は敬語を使って話していた子が、タメ語になったり、お互いを呼び捨てしていたりする変化に気づいてニヤニヤできる。

講師先生たちにボロクソに言われて悔し涙を流し、寝る間を惜しんで練習した結果、

前評判が良くなかった子が本番で大化けしたりするのを見るのも楽しい

戦いはあれど、あくまスポーツマンシップに則った振る舞いが推奨されており、

あんまりバチバチしていなくて爽やか。男の子たちは、常にお互いを讃え合っている。

ホモソ感なし

男の子大人数集まれば、悪しき男子校感が出そうなものだが、

ほとんどそんな場面はない。(あっても編集で切っているのだろう)

お互いに何の臆面もなく「かわいい!」と褒め合ったり、

みんなでメイクの本を読んでキャッキャしたりしている。

講師陣も、ダンサー仲宗根梨乃さんの一人称が、ごく自然に「俺」だったり、(字幕でも「私」等に修正されない)

菅井ちゃんこ菅井秀憲さんが「アタシ~なのよ!」って喋ってたり、

全体的にジェンダーどこいった?感があっていい。

余談だが、練習生の1人、飯沼アントニーくん(17)の一人称は何故か「ワイ」だ。

単なる人気投票ではない

イケメンでキャーキャー言われる子が上位で固まるかと思いきや、意外とそうでもない。

国民プロデューサーたちは、結構メンバーバランスを考えて投票している。

練習生たちがグループを組んで対決するライブイベントが時たまあり、会場で投票が行われるのだが、

あんまり人気がなくても、歌が素晴らしかったり、ダンスで魅せたりすると大量票が入ったりする。

もともとアイドルの完成度を重視する韓国企画からか、

スキルの高さがかなり命運を左右する。

シーズン1では、2週目の投票で85位だった金城碧海くんが最終週では10位でデビューしていて、

今は下位のメンバーでもどうなるか分からないドキドキ感がある。

増田ハイライト

現時点での見所は、何と言っても「I NEED U」対決だ。

先日、練習生60人を10グループに分け、課題曲を披露してバトルするイベントが行われた。

課題曲は5曲。

同じ課題曲を選んだグループを1班と2班に分けて対決させ、

どちらのグループが優れているか投票によって決めてもらうというもの

このグループ決めの方法がかなり残酷だった。

くじ引きメンバーを決められる権利を得た子が、好きな5人を指名する、という方法

当然、人気があったりスキルが高いメンバーから売れてゆく。

課題曲にBTSの「I NEED U」を選んだ1班は、一番最後メンバーが決まったグループ

まり、他メンバーから全然指名されなかった「余りもの」だらけ。

しかも対戦相手の2班は、投票上位メンバーが多く、

さらダンス世界大会で優勝した子までいる。

1班は未経験の子ほとんどの中、

ダンス経験1年の子メンバー指導して戦いに挑まなければならなかった。

ところが、この1班、

歌がめちゃくちゃ上手だったのだ。

ボーカルトレーナー青山テルマさんに歌を絶賛され、

それまで完全に心が死んでいた1班は「もしかして勝てるかも……?」という希望を抱き始めた。

そして迎えた本番。

どんなに誤魔化しても心が君を求めてしまう……という切ない歌詞世界観を、

1班は透明感のある歌声としなやかなダンスで見事に表現した。

その対決の行方は――。

ゼヒこの動画を見て確かめてほしい。

https://gyao.yahoo.co.jp/episode/PRODUCE%20101%20JAPAN%20SEASON2%E3%80%80%EF%BC%833%20%20Part.4/60811993-36b8-4bbc-85bb-353d25dcf3e4

増田が気になる子たち

今のところ一推し(1picと呼ばれる)は

藤牧京介くん(21)。

歌が!上手すぎる!

まあ、まずはこの動画を見てくださいよ。

https://www.youtube.com/watch?v=MearCGzV5e4

練習生の中には元アイドルだったり、歌やダンスの訓練を受けていた子もいるのだが、

藤牧君は未経験者とのこと。

それでこれだけ歌えちゃうの凄くない??

以前からtiktokで顔を隠して歌を投稿し、フォロワーが19万人いたらしい。

練習生SNS禁止というルールなので、そのアカウントを削除して

オーディションに挑んでいる。その心意気も買いたい。

あと気になるのは……

尾崎匠海くん(21)。

の子も歌上手いし、オーラがある。

藤牧くんと同じチームで歌ったときに声の相性が抜群だった。

https://www.youtube.com/watch?v=CO8P_vwaGLA

福田翔也くん(23)

ダンスが美しすぎる。

グループを一段上のレベルに連れて行ってくれる子だと思う。

面倒見よさそうなのでリーダー枠。

https://www.youtube.com/watch?v=UPw4LP8IxnY

小林大悟くん(19)

ふだんボーッとしてるのに、

ステージの上でいきなり色気がぶわーって出て別人になる。

https://www.youtube.com/watch?v=nZXSXoEi8t0

寺尾香信くん(17)

実家がお寺の寺尾くん。覚えやすっ。

現在ファンの子たちが「寺尾香信を寺に帰すな」を合言葉に奮闘中。

まだ高校生なのに妙に落ち着いて達観してる雰囲気

https://www.youtube.com/watch?v=9QmjS1aoHNw



以上。どこにも出かけられない連休で暇に任せて書いてみた。

これで少しでも見たい!と思ってもらえたら増田は嬉しいよ。

ちなみに増田普段ハロヲタです。

二大政党制

何でもアメリカに憧れて二大政党制が正しいんだってなってる人がいるけど

アメリカって国内貧困に関心がない政治後進国でしょう

一大でも二大でも結局は同じお友達しか取り引きをしない利権によって支えられるものしかない

政党10年で自動解党制にしたほうがあらゆる利権リセットされていい

理想フランスみたいに政党が現れて消えていくサイクルだと思う

anond:20210504185909

(続き)

といった問屋関係逸話が当時バンバン登場した。メーカーも対抗すべく(?)ダンピング出荷、返品受付などで一本でも多くソフトを売りさばこうと必死だった。このあたり、問屋小売店メーカーも、市場の異常さに気が付かずもがいていた感じが否めない。初心会二次問屋は、問屋の本分である日本全国に適正量の在庫ゲームソフト流通させる」という機能を忘れ、ただただゲームソフトを動かすことで得る利益をあげることに無我夢中だった。

ここで注意をしておきたいのが、「任天堂初心会が、一方的サードパーティ小売店から利益を吸い上げている」という既存論調は近視眼的だ、ということだ。スーパーファミコン市場に参入したサードパーティはおよそ200社。このうち途中で撤退を決めたのは10数社で、しかもこれら撤退したメーカーの多数は異業種メーカーであり、本業での業績が低下したためだったり、バブル期不動産に手を出して大やけどして倒産…といったもので、ゲームと直接関係あっての撤退ではないのだ。

小売店も同じことで、当時はファミコン-スーパーファミコンという新しい分野での市場拡大に手を出す小売店が多数いた。ただ問屋に苦しめられるだけの業種であるなら、こんなことは起きるはずがない。甘い蜜はそれなりに存在していたわけだ。ざっくり要約すると「不満はあるが儲けもある」といったところか。むしろPCエンジンメガドライブの有力ソフトスーパーファミコン移植して一旗あげようとするサードパーティのほうが多かった。それほど有望な市場であるがゆえ、いろんな輩が入り込もうとやっきになったわけだ。

市場が拡大している間はそれでもよかった。しかスーパーファミコンが円熟期を迎え、対抗馬として「次世代機」の姿がちらつくようになってきた頃に、いよいよおかしくなってきた。多数現れた三次問屋小売店二次問屋の中にねじ込み、己の利益を吸い取ろうとし始めた。手法としては品薄になりそうな人気ソフトを抱きかかえ、「小売店に小売価格そのままで」卸したりした。商圏を無視して跨いで他社の領域に食い込んで商売するところもではじめた。初心会の中にゲームソフト投機商品のように扱う問屋が現れ、二次問屋三次問屋が喜んで利益の分前を頂いた。その分小売店負担が偏り、結果的にはプレイヤーにも巡り、最終的には市場に悪影響を及ぼす。スーパーファミコン市場は歪んだまま大きくなり、そしてついに縮小を始めた。

衝撃が大きかったのはプレイステーションの登場だ。なんと問屋を使わずソニーが直接小売店ものを卸すという。革命的なやり方だった。返品なし、定価販売というところがネックになったが、どの商材も掛け率が一定であることに小売店は喜んだ。今までは問屋ごとに掛け率が違ったり、注文する本数によって掛け率が変動したり、そもそも抱合せ仕入れしかなかった(違法? しったことか!)からだ。

こんなことが可能なのはプレイステーションCD-ROM採用しているからだった。リピート生産ROMほど時間がかからない。お金も自前の工場からさほどかからない。最悪在庫になっても簡単に破棄できる。それゆえ最初こそ少量生産で行い、売り切れたら即リピート発注すればよい。こうすれば過剰な在庫メーカーも小売も苦しめられずにすむ。値崩れ・抱合せ心配いらない。

ROMカセット採用していたらすべて実現不可能なことだった。ちなみにセガサターンCD-ROM採用しているが、他社の工場での生産だったためなかなかリピートが上手く行かなかったらしい。(なお、詳しく書かないがここで上手くいった改革現在すべて崩壊している)

問屋存在意義が問われ始めていた。

一方、任天堂ROMカセット採用を64でもやめなかった。ディスクシステムに手を出してそのあまりに長いロード時間に苦慮したこと経験があるからだ。そしてこれを機にもう一度市場リセットを図ろうとした。市場にはスーパーファミコンワゴンセールが始まっている。なんとかして初心会内外にあるゲーム投機的扱いをやめさせなければならなかった。ソフトの数が少なくなれば、そのような動きはできにくくなる。そのためサードパーティソフトをとにかく減らし、少数精鋭路線で進もうとした。初心会外に取引を広げ自前で流通を行うという選択肢もあったが、これは取らなかった(実はSFC時代トイザらス日本進出をしてきたとき任天堂や各大手メーカー直接取引を持ちかけてきたが、これは上手く行かなかったようだ)。山内社長ファミコン時代の遥か昔から取引を続けていた初心会を切ることに抵抗があったからだ。それに「絶対に売れない」といってたファミコンも買い取ってくれたのは初心会だ。この前もバーチャルボーイというズッコケハードを出したが任天堂は全量初心会ハードを買い取ってもらっているので被害は最小で済んでいる。(その負債初心会が被り、さらにその負債小売店押し付けられた構図だ。)

しかしそれでも、初心会二次問屋たちは目先の利益を追い求めるのに夢中だった。

スーパーファミコン市場末期の1995年発売の聖剣伝説3は初回出荷は70万本だったが、実は初心会からの注文本数は合計140万本だった。前作がミリオン超えをしていたのでそれだけ期待があった、という表側の理由だが、ようするにこれも投機的に扱われることが明白だった(そもそも前作聖剣伝説2結構な数がワゴン行きしていた)。あまりに酷い値崩れを嫌ったスクウェアは出荷本数を半分の70万本にし、かつ卸値を10%引き上げると初心会アナウンスした。こうした動きに一部の問屋がなんと小売店に対して「スクウェア公正取引委員会に訴える!」と言いまわってしまった。もちろんスクウェア側には一切の非はない。運が悪いことに(それとも狙ったかスクウェア夏休みに入ってしまったので、小売店真相確認することができず業界の一大事が起きたのではないかパニックになったところもあるという。この話は巡り巡ってなぜか「任天堂が悪い」ということになった。PSが発売されて半年以上経とうとする頃でも、初心会危機感は全くなかった。

その年の末発売のドラゴンクエストⅥの発売にあたっては、初心会エニックスの間で注文数の予測で大紛糾だった。初心会予測は250万本。エニックス予測は300万本。エニックスは自信満々だったが、初心会はそこまで売れないと踏んでいた。初期出荷は250万できまりエニックスは自前で50万の在庫を抱えることになったが、この読みは的中する。即リピート発注がかかり、エニックス二次出荷を行った。

最終的に320万出荷を果たすわけだが、売上予測ができない問屋メーカー価値を見出すだろうか?

そして、ついに、終わりのときは訪れた。



1997年2月21日任天堂本社で毎年のように行われる初心会の懇親会。その幹部会の席上にて初心会会長である河田会長宣言した。

本日を持って、初心会解散します」

幹事会は静まり返った。関係者には事前に知らされていなかったのだ。解散任天堂山内社長と、初心会河田会長トップ会談秘密裏に行われた。今後一切の取引商品ごと個別に行われ、しか初心会内の特定10社のみそれが行われる。今までゲームソフト投機的に扱って儲けを吸っていた会社任天堂から拒絶され、二次問屋に落とされた。しかも64の少数精鋭路線のおかげでこれから商材はどんどん減る。今までのような振る舞いは不可能になった。


任天堂スーパーマリオクラブの立ち上げにより売上予測をするようになった。つまり予測ノウハウを自ら身につけつつあった。そうなれば商材を投機的にあつかう問屋不要だ。「どれほどのソフトが売れるか、我々にはわかりようがない。流通プロに任せるしかない」。かつての山内社長言葉だが、流通プロプロに値する仕事をしないのなら、切られても仕方がないというわけだ。


この改革任天堂内に留まらなかった。

実はこの流通改革前後してプレイステーションでも問題が発生した。デジキューブだ。スクウェアプレイステーションに参入する条件として、コンビニ自分たちで卸すデジキューブSCE許可させた。

もともとプレイステーションはすべてSCEが自前で小売店流通することを売りにしていた。ところが後から来たスクウェアSCEを通さず自前で流通させるという。

このあたりを詳しく解説する。SCEソフトメーカー協議し、ゲームソフト初回生産量を決める(ということになっているが、実質決定権はSCEにあった)。

SCEは特約店(一部、ハピネットといった問屋使用していたが)からの受注数がその初回生産量に満たない場合SCEが自腹で在庫を抱える(ように努力いたします、という注釈付きではあった)。

掛け率はソフトメーカー一律。

と、ソフトメーカーにかなり親切のように見える。しかしこれには問題が含まれていた。初回生産量はSCEが決め、実際に流通させているのもSCE自身だ。ソフトメーカー営業しかけ多くの受注を獲得したとしても、SCEOKを出さな場合、本当にそのソフト流通しなくなる。実際に飯野賢治プレイステーションDの食卓自分たち在庫を抱えてもいいから多くつくるべきだと要望を出しても、SCEはそれを良しとはせず、結果売り切れを引き起こし機会損失を生んだことがあり、飯野賢治セガ陣営への鞍替えしたことがあった。

ソフトメーカーからしたら、リスクも多いが儲けも大きい自社流通に切り替えたがっていた時期だったが、任天堂SCEもそれを良しとはしなかった(ただし任天堂初心会通しであるため、一社が売れないと踏んでも他の問屋が受注してくれる可能性はあるし、このときPSの取扱店はまだ初心会流通よりは少なかった)。しかスクウェアだけには特例としてそれを認めるというわけだ。SCE流通に関わらず、スクウェアが直接小売店コンビニゲームソフトを卸すわけだ。当然、初回生産量も自由に決められる。

いったいどういうことだ、SCEロンチから頑張ってきたメーカーに対して不義理じゃないのか。こうした理論で反発したメーカーがいた。コナミである

コナミSCEに対して自社流通を求めた。ゲームをつくる製造委託費とロイヤリティは支払うから、お前のところの流通網は使わんぞ、ということだ。こうすることでコナミSCE流通分の費用を削ることができる。5800円の小売価格のうちの取り分を増やすことができるわけだ。もちろん在庫リスク小売店へのやりとりはコナミ自身がやらなければならないから、自社流通完璧というわけではない。結果的大手メーカーはみな自社流通になっていくが、ナムコだけは付き合いもあってか(ナムコはかなり初期からPSに絡み、ライブラリの整備も行うほどだった。自社プラットフォームを諦めたかわり、PSに注力したということだろう)SCE流通を使い続けた。

プレイステーション側でこのようなことが起きてるのだから、当然余波は任天堂側にも及ぶ。コナミは64やゲームボーイの自社ソフトに対して「これから初心会を使わず自前の流通網使いますから」と一方的任天堂要求した。かつての任天堂ならば決して受け入れるはずのない要求だろう。だかしかし、任天堂簡単にこの要求を飲んだ。そして門戸が開かれた自主流通のおかげで、ゲーム業界流通改革は全メーカーを巻き込んだ。最終的にはコナミカプコンコーエースクウェアエニックスといった大手は自前で流通網を持ち、中小サードパーティはそこへ委託流通する形に落ち着いた。つまり初心会問屋たちを全く必要としない流通を実現してしまった。


解体された初心会ボロボロになった。合併倒産が相次ぎ、その多数が姿を消した。残された10社は直接小売店取引するようになり、二次問屋三次問屋は居場所がなかったからだ。


しか任天堂から選ばれた10社も順風満帆ではない。10社のうちモリガングバンダイ系列ハピネットに買収された。石川玩具タカラ事業譲渡した。松葉屋はラスコム事業譲渡し、そのラスコムも後年自己破産している。そんな一方テンヨー、カワダ、カマヤは今でも元気に問屋業を営んでいる。(名前が出てこない他の会社は調べても出てこなかった。情報plz

そしてジェスネット任天堂の子会社となり、アジオカは事業譲渡を行って「任天堂販売」となったが、これはなんと2016年の話だ。初心会解体されて20年近くたったが、完全に自前で任天堂流通するようになった。


こうして初心会歴史の中に消えていった。良い面悪い面両方ともあったわけだが、特に末期には悪い面が強く出すぎていた。しかしこうして羅列してみると、「初心会があらゆるあくどいことを駆使して不法市場を牛耳っていた」というわけではなく「初心会市場を牛耳っていたのでいろいろとあくどいことができた」ということに気がつくだろう。その市場も確固たるものではなく急激に膨らんだ不安定ものであり、なおかつ悪行も任天堂山内社長の怒りが落ちない範囲内の話でしかなかった。

悪徳の町、ソドムゴモラは神の怒りに触れ一夜にして滅んだ。初心会も同じ運命を辿ったのだった。


参考文献

麻倉怜士 久夛良木健プレステ革命

高橋健二 スーパーファミコン任天堂陰謀

武田亨 売られた喧嘩、買ってます任天堂勝利青写真

山名一郎 ゲーム業界三国志

山下敦史 プレイステーション 大ヒットの真実

赤川良二 証言。『革命』はこうして始まった

東洋経済 1997年3.22号 盟友・初心会抜き打ち解散した山内任天堂 焦りの流通改革

参考ツイッターアカウント

岩崎啓眞@スマホゲーム屋+α @snapwith

平林久和/H.Hirabayashi @HisakazuH

大森田不可止 @omorita

初心会興亡記 -かの大帝国は如何にして一夜で滅んだか-

ちょっとゲーム歴史をかじったことがある人なら聞いたことがあるだろう言葉初心会』。

とにかくこの言葉へのイメージは最悪だ。「真っ黒組織」「ゲームヤクザ」「歴史の闇」「悪の秘密結社」etcetc。

そんな初心会だが、はたしてどれだけの人が正確に初心会とはなんなのか、どのような悪どいことをしてきたのか、そして最後はどういうふうに消えていったかを語ることができるだろうか? おそらく、ほとんどいないのではないだろうか。

この初心会について、私が調べたことをゲーム流通歴史を絡めてまとめて書き出すぞ。これで君も初心会マスターだ! ちょっと長いけど勘弁な!


まずは初心会のものについての解説だ。

もともとの任天堂花札屋であり、そこからトランプおもちゃを売り出したことは知っているかな? 創業明治時代だ。

1960年代前半の任天堂問屋を通じてテリトリー別に小売店団体で集め、トランプかるたの特売セールの景品といった形で温泉招待旅行などを行ったりしていた。そうした中、「ダイヤ会」という親睦会が問屋内で自然発生する。このときあくまローカルな親睦団体という形でしかなかった。

1973年2月光線銃といったヒット商品が出始めたのをきっかけに、このダイヤ会を全国規模のきちんとした親睦会の形にしようとして生まれたのが初心会だ。ファミコンが生まれるずっと前だ。そしてファミコンはこの初心会に参加している問屋(59社加盟、その中でゲームに力を注いでいたのは30社ほどだったそうだ)を通じてのみ、流通させようとした。これには理由がある。

ファミコンゲームROMカセットだ。ROMカセットCDと違って作るのが大変だ。発売日の三ヶ月前にはどれくらいつくるか数字を決めなきゃならない。一本つくるのに1000円以上かかる。もちろん任天堂は自前の工場を持っているわけではないから、他社の工場お金を払って作ってもらうわけだな。(ドラゴンクエストシリーズ京セラがつくっていたらしい)

つくってもらったゲームソフトを売る。売れればいい。残ったらどうするか? ROMカセットはとにかく廃棄しづらい。体積があるから倉庫在庫としては大変だ。処分するにも金がかかる。そのため在庫なしの売り切りスタイルであることが求められた。第一、このとき任天堂に「日本全国どこでどれほど、どのファミコンゲームが売れるか」という予測を立てる能力はまったくなかった。

それゆえ当時の任天堂社長山内初心会の力を借りることにした。ファミコンゲームソフトは全量初心会への返品なし買い切り制在庫は持たず、追加の注文が重なってきたら再販というスタイルだ。ファミコン専売権を与えるかわりに返品は勘弁してくれということだ。初心会は全国にその配下二次問屋があるので、彼らを通じて全国の小売店ファミコンを売りだした。ちなみに当初の初心会参加問屋意見としては「こんなもの絶対に売れない」だったそうだ。

ややこしいのがこの後、ファミコンの登場に衝撃を受けたハドソンナムコサードパーティとして参加することだ。当時の任天堂サードパーティが現れることを予測していなかった。というか、まさか他社がファミコンソフトを作れるとは思っていなかった。そのためサードパーティ参加用の契約書をあわてて作る羽目になったという。(このときアメリカにてアタリサードパーティであるアクティビジョン販売差し止めで訴えていたが、後に和解し、サードパーティ合法化された経緯があるため、そもそもサードパーティを認めない、という選択肢はなかったものと思われる)

このときナムコ簡単だった。ナムコは自前でROMカセットを作ることができたからだ。アーケードの雄はハードウェアを扱う力に長けていた。ナムコに対しては自社生産を認め、1本100円のロイヤリティを収めてくれれば問題ないという契約を交わした。

ハドソン問題だった。ハドソン能力こそずば抜けていたが、なにぶん会社の規模が小さかった。とても自前でROMカセットは作ることができず、任天堂に頼ることになった。

任天堂からしたらさら想定外事態だ。どうやればスマートサードパーティ用のソフト流通させることができるのか。任天堂リスクを負うことなく、かつゲーム市場が適正に伸びていくための方法模索する必要があった。

最終的な仕様は、まずサードパーティは一括して任天堂製造委託費を払う。その中からロイヤリティを差っ引き、任天堂工場ROM発注する。作る数は任天堂サードパーティ初心会の3つで相談して決める。初心会サードパーティ任天堂委託したROMを全数買取、支払いする。これで決まった。

もちろんこれが全てではない。年末クリスマス商戦を狙って多数のソフトメーカーソフトを投入してくるので、思ったような数が生産できないので任天堂が拒絶する場合もある。初心会の見込み以上に売れると意気込んだサードパーティが、自前で在庫を抱えてリピートを狙う場合もあった。ROMカセットは作るのにとにかく時間がかかるからリピート発注が来てもそのとき在庫がなければ応えられるのは早くて三ヶ月後だ(半導体在庫事情によっては半年待たされることもあったらしい)。そうなればすでに需要中古で落ち着いてしまう。そういう理由初心会の注文数よりも多くつくるメーカーもあった。そのままリピート注文が来ず在庫になった? その場合は大特価二次出荷するしかない。君はかつてゲーム屋でファミコングラディウスが新品980円で売られているところを見たことはないか? あれはつまり、そういうことだ。

この中で任天堂非難する流れがあった。サードパーティソフトを出すにあたり、任天堂はなんのリスクもなくロイヤリティ徴収していると。しかしこれはそもそもファミコンという当たるかどうかわからないプラットフォームを立て、リスクを負った会社が得るリターンとしてはむしろ当然ではないだろうか。不満があるならセガのように自社プラットフォームを出せばいい。ナムコも自社プラットフォーム計画していたらしいが、結局世に出ることはなかった。



ファミコン時代流通はこういうことで決まった。このあたりの動きでは初心会があまり悪の組織っぽくなくて意外かもしれない。こんな証言がある。スクウェア創設者鈴木尚2003年岡山大学にてインタビューを受けたとき発言である


初心会っていう問屋集団が、ある時期は全くファイナンス役割果たしてくれてたわけですよ。あまりに量が大きくなると「すみませんお金ないんですよぉ」って言うと手形をくれるわけです。その手形担保銀行からお金を借りるわけです。実質的には、ある日突然ファミコンブーム終焉しない限りは、返ってくるだろうという。

この時期はスクウェアファミコンに参入したての頃を指す。任天堂ROM製造委託費を前払いで求めてくるので、どこかが銀行の代行をしなければならない。そこで初心会が(正確にはその中の一つの問屋だろうが)その役割果たしていたということだ。

スクウェアはこの後ファイナルファンタジーで有数のRPGメーカーとして名を馳せることになるが、実は完全覚醒するまでにはもう少し時間がかかった。初代ファイナルファンタジーの初回出荷数は40万本で、これが最終的には80万本まで伸びる。次回作ファイナルファンタジー2にて70万本超えの実績を得たが、実はこれ、途中でかなり問屋内で在庫が残って大変だったという。しかファイナルファンタジー3では初のミリオン超え(最終的には140万本)を果たす。それに伴い過去作も売れるようになって、リピードがかかったというわけだ。このあたり初心会はうまくスクウェアバックアップに動いているように見える。


そう見えるのは、それはスクウェアが一流メーカー入りを果たしたからだった。ファミコン末期の他のメーカーはどうだったか? 1990年8月晴海にて「ファミリーコンピュータゲームボーイ展示会」「スーパーファミコン発表会」が行われた。年末発売のソフト中心に初心会小売店に対して各ゲームメーカー披露する展示会だ。この展示会自体1988年からやっている。

しか1990年ではついに「受注ゼロ」のソフトが出始めたのだ。しかも一つや2つではなく、この展示会で並んだソフト(約100タイトル)のうち、3割が受注ゼロだった。この時点でファミコン市場は売れるソフトと、そうではないソフトの差が尋常ではなく離れていた。

この場合メーカーには2つの道がある。一つは発売中止。もう一つは「任天堂には最低限の発注を行い、初心会には最大限の営業活動を続ける」というもの。もちろん初心会に対して売る気を見せるために大規模な広告活動をやれば発注はくるかもしれないが、その分当然損益分岐点はどんどん高くなる。もっと有効なのは卸値自体を下げてしまうことかもしれない。

そうしてギリギリの攻防が続けられなんとか出荷したゲームはどうなるだろうか? 端的にいうと、人気ソフトの添え物として扱われた。初心会問屋二次問屋小売店へ向けて1本の人気ソフトに対してこういった不人気ゲームや、在庫売れ残りゲーム抱合せで売りつけた。このときのレートによって「1対3」「1対4」などという言葉が生まれた。(場合によっては1対8なんてのもあったらしい)

さらにはバッタ屋ルートなるもの存在した。問屋の不良在庫を捨て値で買取独自ルート小売店に売る。このとき小売店ゲーム屋とは限らない。スーパーディスカウントストアリサイクルショップと様々だ。なかには「お楽しみ袋問屋」なるものもでてきて、中身が見えないファミコンソフトの詰め合わせが一山いくら世界だったそうだ。こういった不人気ソフトワゴンセールをとてもよく賑わしてくれた。

ちなみに抱合せ販売違法なので、公正取引委員会による排除勧告初心会問屋に入ったことがある。ドラゴンクエスト4の頃だ。そのためかわりに「新作ドラゴンクエストの受注を行います。なおドラゴンクエストの他にあの大人ソフト郡(大人気とは言っていない)のリピート販売を行いますので、ぜひ同時注文してくださいね」なんて手法が取られた。




これらの状況を任天堂は当然良く思っていなかった。もともと任天堂アタリショックを目の当たりにして、「クズソフトの氾濫は市場を殺す」と認識していた。そのため、サードパーティには本数制限をかけた。が、サードパーティ自体が増えれば意味がなかった。子供向けのおもちゃであるために表現規制を敷いたが、クオリティチェックはまだこの時行われていなかった。どんどん増えるソフト初心会流通在庫市場を殺す材料になりえた。どこもが不良在庫を減らそうとやっきになって価格ディスカウントしてしまえば、プレイヤー適正価格ゲームソフトを買おう、という意欲が損なわれる恐れがある。


そこで任天堂はこの状況を打破すべくスーパーマリオクラブという組織を立ち上げる。一般モニタープレイヤー2000人超を使い、彼らに発売前のゲームを二時間実際にプレイしてもらい、どこがどう面白いのか、つまらなかったのかを評価をする。評価は項目ごとに点数付けされ、集計されたデータ問屋小売店に送られる。このデータ雑誌ファミリーコンピュータマガジンなどにも送られ掲載されていたので、知っている人は多いんじゃないかな。そしてこのスーパーマリオクラブソフト売上の予測も立てるようになった。意外なことにこの素人集団予測が的中した。後年はマリオクラブ参加者自身が慣れてきてしまい、その予測が外れるようになってしまったが。余談だがマリオクラブはこの後正式任天堂品質管理部門となった。さらにその後分社化が行われ、マリオクラブ株式会社となった。

任天堂としてはスーパーファミコンを機に一度市場リセットしようと試みた。品質管理に売上予測、あまりに多くなりすぎた流通在庫。今ではピンとこない話だが、当時のゲームメーカーは「いったいどれほどのゲームが実際にプレイヤーの手に渡っているのか、どれほど流通在庫が眠っているのか」を把握する方法ほとんどなかった。商売相手小売店プレイヤーではなく、あくま初心会からこんなことになったわけだ。

当時の任天堂社長山内はこう語っている。「どれほどのソフトが売れるか、我々にはわかりようがない。流通プロに任せるしかない」。これは初心会オンリー流通自己弁護した言葉と思われた。しかしこの言葉には「流通プロでもわからないのなら、任せる意味がない」ということを含んでいる。この言葉の本当の意味はこの後判明する。


そうして新たなスタートをきったスーパーファミコン市場だったが、これは結論からいうと、なんら変わらなかった。むしろますますカオスになっていった。このあたりからいよいよ初心会初心会らしい悪行が目立ち出す。厳密にいうとこの美味しい市場に目をつけた業者が、なんとか流通に入り込もうとし、初心会の中の一部(ここはもしかしたら一部ではないかもしれない)が彼らと手を組んだ結果なのだが。

スーパーファミコン本体がほしい場合アクトレイザーとの抱合せで(違法? 知りません)。しかスーパーファミコン自体の掛け率は98%。場合によっては小売超え。別売りケーブルスーパーファミコンAVケーブル別売りだった)を売るほうが利益がでる状況だ。

・80万本の出荷実績があるサッカーゲームの第二弾が登場したとき初心会とある問屋一社が初回出荷数50万のうち25万を買い占めた。この25万は発売日に大量には卸さず、自前で在庫として抱え、市場在庫が枯渇して小売店二次問屋が注文してくるのに対し、他のクズソフトとの抱き合わせ違法? 知らない子ですね)で売りさばいた。

とある問屋メーカーに対して「うちは来週から社員旅行にでかけるんで、申し訳ないのですけど一週間早くソフトを卸してくれませんか?」と要望があった。それに応じて一週間早くソフトを送ると、なんとそのまま発売日よりも一週間早く小売店ソフトが並んでいた。社員旅行なんてそもそも嘘だった。

メーカーに対してゲームソフトを大量に仕入れることを約束する見返りとして、その担当者個人の口座にリベートを送るように要求した。

問屋勝手に掛け率を決めて発注書をメーカーに送りつけた

(続く)

https://anond.hatelabo.jp/20210504185958

母をコロナで亡くした

去年の年末に、大阪市内暮らしていた母が突然倒れた。原因はコロナだった。

母が倒れてから亡くなるまでの経過を、当時つけていた自分日記から転載していく。

日記の部分は長いので、時間のない方は最後の所感だけでも目を通してほしい。)


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2020/12/17(木)

夕方17時頃、仕事中だった。叔母から私の携帯に連絡があり、実家で母が倒れたということを知らされる。

この時点で、電話からは「母はコロナ感染していて、心肺停止状態だ。救急搬送されて今は病院にいる。」という情報が耳に入ってきた。

いきなりだったので何のことか理解が追いつかずにうろたえていると、とりあえず搬送先の病院に連絡してほしいと言われる。

母がコロナ感染しているということもショックだったが、心肺停止ってどういうことだ?感染が判明して、いきなり重症化したってこと?

とりあえず病院電話をかけると、担当医師から、母の現在状態説明するのですぐに病院まで来てほしいと言われる。

慌てて職場を飛び出して病院にかけつけた。母はコロナ感染の疑いがあるということで、面会は禁止されていた。

遅れて病院にかけつけてきた姉と共に、ICUの前で医師から説明を受ける。

今日のお昼前に、実家で母が突然倒れた。側にいた父が気づいて、すぐに救急要請し、救急隊員がかけつけてくれた。

その時点ですでに心肺停止状態だったので、病院まで搬送される間に心臓マッサージ等の蘇生処置が取られた。

すると、止まっていた心臓が動き出した。その状態病院ICUに運び込まれた。

精密検査をしてみると、膝に血栓ができていることがわかり、それが肺に飛んで、肺がつまって呼吸ができなくなり、それに伴い心臓も停止したらしい。

現在意識はなく、心臓を動かす薬を最大限に投入して、さら心臓を動かす装置を取り付けて、無理やり動かしている状態だという。

蘇生処置の時に折れた肋骨が肺に突き刺さっていて、身体に大きなダメージが出ている。

心肺停止中に脳に酸素が届いていない時間が長かった為、脳にも大きなダメージが出ている可能性が高い。

今夜間か翌日中には、また心停止する可能性が高く、そうなったときにはおそらくもう助からないとはっきり言われた。

コロナ検査も行われていて、2種類ある検査の内の1つ目では陽性と判定が出ている。もう1つの検査で陽性と出れば確定らしいのだが、それは明日に結果が出るとのこと。

そしてここで、医師から重要決断を迫られることになる。

次に心停止した場合には、心臓マッサージ等の蘇生処置を取るかどうか確認されたのだ。

姉と二人でしばらく悩んだが、心停止した場合には、もう蘇生処置は取らずに自然に任せてくださいと回答した。しんどい

コロナ陽性の疑いがあるので母とは面会することはできないのだが、看護師さんのご厚意でリモートで面会させてもらえることになった。

姉のスマホと私のスマホラインビデオ通話でつなげておき、その状態看護師さんが防護服を着て、母の病室に姉のスマホを持ち込んでもらい、私のスマホから母の様子を見せてもらったり、話しかけたりさせてもらえた。

母の意識はないし、当然反応もないのだが、様子は大体わかった。口に管をつながれてつらそうな感じだった。気の毒で涙が出そうになる。

その後は、ICUの前で待機することもできないので、一旦帰宅することにする。

看護師さんから、次に病院から連絡をもらうタイミングをいつにするか確認された。母が心停止した時に連絡してもらうことにする。しんどい

しんどい決断ばかり次々と求められる。

帰り道のタクシーの中で姉と少し話をしたのだが、どうもよくわからない。

同居していた父から少し話を聞いた感じでは、母は一週間くらい前から喉が痛かったり咳が出たりして、具合が悪そうだったらしい。

母は今年で73歳。基礎疾患などはなく、最近まで健康のものだった。

コロナ感染すると、風邪に似た症状が続いて、その後いきなり重症化するというのは知識としてあったが、膝の血栓が肺に飛ぶとはどういうことなのだろう。コロナと何の関係があるのだろうか。血栓ができやすくなるというのは聞いたことがあるような気がするが、それのことなのだろうか。

コロナ 血栓」でネット検索して色々調べると、やはり血栓ができる可能性が高くなることが最近わかってきつつあるというニュース記事トップにあがっていた。


2020/12/18(金)

から仕事に行く。急ぎの仕事を手っ取り早く片付けておく。

日中いつでも病院からの呼び出しに応じれるように身構えていたが、結局連絡はなかった。

一日ハラハラして気がかりで落ち着かない。

気を抜くと涙が出てくるので、気持ちを抑え込むのに精一杯だった。

まり頭が回っていないので、頭を使わない単純作業を中心にこなしていた。

昼過ぎに姉から連絡があって、母のコロナの残りの検査の結果がわかった。母はコロナ陽性で確定らしい。

同時に、同居していた父が濃厚接触者になってしまうとのことで、思わず頭を抱えてしまった。

母だけではなく、父まで感染したとなっては目も当てられない。


2020/12/19(土)

保健所から実家に連絡があって、父のPCR検査の日程が決まったらしい。次の月曜日だ。

もし陽性だったらどうしようと思いながらも、その可能性は高そうだと覚悟を決める。

とりあえず、保健所から要請で、当面は父は自宅から外出することは禁止されているので、その間の食料品などの物資供給を、私がサポートすることになった。実家とは電車で15分ほど離れた場所に住んでいる私が、姉と比べると比較的近所だということで、私の担当になった。

午前中に父から必要ものの注文をメールで聞いて、午後から実家近くのスーパーに行って買い物した。それを実家玄関先に置いておく。父と顔を合わせることは絶対にしてはいけないので、ピンポンダッシュした。


2020/12/20(日)

今日も父から注文が入ったので、救援物資を届けに行く。昨日は食料がメインだったが、今日日用品が多かった。

父のPCR検査だが、タクシーで来るように指示されているらしく、お金を払う時に手間取らないように千円札10枚を封筒にいれて、それも救援物資と一緒に届けておいた。

帰宅後、姉とラインで、母の感染経路が本当にわからないという話をした。

からの話では、最近の母は普段から買い物や銀行くらいしか行っていなかったそうなのだが、どこで感染したのかが本当にわからない。

不織布ではなく、自作した布マスクをしていたから、それで防御力が弱かったのだろうかとか、そのくらいしか要因が思いつかない。


2020/12/21(月)

から普通に仕事に行く。

昼過ぎに、姉から連絡あり。病院から電話があって、母が元気になってきているらしい。

一時は危なかったが、今は心臓ちゃんと動いてきた。血圧も元に戻ってきたとのこと。

父のPCR検査も無事に終わったらしい。

検査は市内の大学に併設の病院でやっていたのだが、大学建物の中ではなく、小さなテントの中でやっていたらしい。

テントの中には小さなヒーターが置いてあって、他にも何人か来ていたが、間隔を開けて並んでいたそうだ。もちろんお互い会話はなし。

検査は一瞬で、「上を向いてください、チクっとしますよ」って言われて、鼻から管みたいなものを入れられてすぐ終わったらしい。

検査費用はかからなかった。保健所からの指示で受ける分には無料らしい。


2020/12/22(火)

昼頃に父からメールが入り、検査の結果は陰性だとわかった。

ひとまずほっとした。

これから2週間の間はまだ外出禁止で、保健所から2日に一回連絡があって、健康状態を聞かれることになるらしい。

どうして一緒に暮らしていても、感染しないのかが不思議だった。

そのことをラインで姉と話し合ったが、よくわからないという結論で終わってしまった。

最近コロナ変異して感染力が上がっている?母はそれで感染したのか?

でも、父には移っていないのが謎。かかりにくい人とそうでない人がいる?


2020/12/23(水)

から電話で連絡があった。

保健所から勧告書」が届いたとのこと。

どうも母に対する勧告書のようで、コロナから回復した際には、他人接触する仕事をしたら罰則があるとかそういうことが書かれているらしい。

母が回復することはあるのだろうか。なんとか意識が戻るところまでいってくれないだろうか、そんなことばかり考えてしまう。


2020/12/24(木)

母が倒れて今日でちょうど一週間。病院からの連絡は特に何もない。

どうなっているのかが気になる。


2020/12/25(金)

今日仕事納めだが、明日から休みになるという開放感がまるでない。

頭の中は母のことでいっぱいだ。


2020/12/26(土)

父に救援物資を届けに行った。

母が倒れてから実家に帰る頻度が上がっているが、家の中には絶対に入れないので、あまり帰宅した感触がない。


2020/12/28(月)

家でぼんやりしていると、夕方16時頃に、母の担当医師から連絡があった。

母の症状は横ばいで、もう睡眠薬は与えていないが、ゆさぶったりしても反応はなく、意識が戻らない状態であるということ。

そして、12/24(木)に2度目のPCR検査を行ったが、結果は陰性に変わっていたとのこと。

意識を失っている間にコロナから回復したのだ。

1/4(月)から一般病棟に移ることになるので、そのタイミングで面会できる機会を設けると言われた。

一般病棟であっても原則面会は禁止なのだが、今回だけ特別に認めると言われた。

そこからは、今後の治療方針の話になった。

もし今後、血圧が下がっていったり、酸素の取り込み状態が悪くなるなどした時に、心臓マッサージ血圧を上げる薬の投与をするかということを尋ねられた。

どちらも体に負担をかける行為になってしまうが、どうしますかと訊かれた。

「今後、母の意識が戻ることはあるんですか?」

心停止していた時間が長く、脳に酸素が届いていない時間が長かった為に、再起不能なまでにダメージがきているので、回復は難しい」

とはっきり言われた。

じゃぁ、と思った。

今の母は、死ぬのを待っているだけの状態ということなのか。

徐々に死に向かっていくのを、ただ見送ることしか私達にはできないのか。

そのことを踏まえたうえでの選択だ。

姉と電話小一時間相談した結果、母の容態が悪化した際には積極的回復処置は取らずに、自然に任せる方針でいくことにする。

肉親の生死に関わる方針を、こんなに短時間決断していかないといけない残酷さに打ちのめされた。しんどい


2020/12/29(火)

今日病院から姉に連絡があったらしい。

母の症状は横ばいとはいえ、高熱が出ていたり、少しずつ呼吸が弱くなっていったりと、厳しい状態であるらしい。

それを聞いて、またしんどくなってくる。

実家へ、四度目の救援物資配達に行った。今日は姉にもついてきてもらった。

保健所によると、明日で父の外出禁止は解除になるらしい。なので、配達するのも今日最後になるだろうとのこと。

墓参りのことを父が気にしていたので、それもあわせて行ってきた。

姉はお金を触ったり、玄関ベルに触ったりするたびに、逐一手をアルコール消毒していて、結構神経過敏になっているみたい。

でも、大阪市内に入ったら、そこまでしないと今は危ないのかもしれない。


2020/12/31(木)

父によると、母の友人から、自宅に電話がかかってきたりしているらしい。

携帯がつながらず、音信不通になっているので、母のことを心配しているのだろう。

ちょっと家の用事で忙しくしているということにして、父が適当ごまかしているようだ。


2021/1/1(金)

元旦だが、一日家でじっとしている。

何もする気になれない。


2021/1/3(日)

姉とラインで少し話しをした。

父の生活をこれからどうサポートしていくか?

いままで母がやってあげていたことが全部抜け落ちてしまうので、それをどう拾い上げていくか?

ごはん生協のお弁当配達を使うとか、家事も最低限やりやすいような形を模索していくとか、色々とそんなことを相談した。


2021/1/4(月)

今日仕事初めだったが、なかなか集中して仕事に取り組めなかった。休憩多めでなんとか乗り切った。

今日から母が一般病棟に移る。でも、コロナの影響で、一般病棟であっても面会は全面禁止らしい。

でも、この間医師から連絡があったように、条件付き(一度に二人までの入室、事前に検温すること)で一度だけ面会が許可されるとのこと。

今日は、父と姉が二人で面会に行くことになった。

面会に行った時の様子を姉からラインで聞いた。

人工呼吸器が繋がれているので、口の周りは痛々しいけど、それ以外はそんなに変化はなかったらしい。

しかけたり、手をさすったりしたけど、反応はない。手はすごくむくんでいて、結婚指輪が入らないので外されていたらしい。

母が救急搬送を受けた時に身に着けていた衣服が返却されてきたけど、ビニール袋でぐるぐる巻にされていたらしい。ウィルスはもう消えていると思われるけど、空ける場合洗濯して欲しいと看護師さんから言われたとのこと。なんか怖いからそのままゴミの日に出すことにしたらしい。

私は、明日一人で面会に行くことになる。


2021/1/5(火)

仕事を途中で抜けて、お昼すぎに母の病院へ面会に行った。

ところが事前の検温で37.4度が出てしまい、病室には入れてもらえなかった。また後日来てくださいとのこと。

もよりの駅から病院まで20分くらい歩いたので、体が温まっていたのかもしれない。

また金曜日あたりに行こうと思う。

次は駅から病院までタクシーで行って、コートは脱いで、事前に一階で体温を何度か測って安全なのを確認してから挑むことにする。


2021/1/6(水)

病院からの連絡がないので、母の様子に変わりはないのだろう。

毎日しんどいのが少し薄れてきたような気がする。

もう母が倒れてから三週間近く経つからだろうか。この異常な状態にも、体が徐々に慣れてきているのかもしれない。


2021/1/7(木)

東京で2500人くらい感染者が出ているらしい。

首都圏緊急事態宣言が出たが、大阪ももうすぐ出ることになるようだ。


2021/1/8(金)

母の面会に行ってきた。

仕事を抜けて、最寄り駅まで電車で移動し、そこからタクシー病院まで行った。

1階ロビー腰掛けて、自分で持ってきた体温計で検温してみたら36.5度だったので、今日大丈夫であることを確認して7階へ。

「お待ちしてました。お熱どうですか?」と看護師さんから言われ、「さっき測ったら36.5度でした」と応えると「じゃぁ、入ってください」と言われる。

母は口に管を入れられていて、そこだけ痛々しかったが、鼻から上は顔色もよく、穏やかな表情だった。

10年ほど前に咽頭がんで亡くなった義父が、亡くなる直前、意識を失った状態でとても苦しそうな表情をしていたのを覚えていたので、そのイメージで予想していたのだが、ぜんぜん違った。まるで眠っているみたいに見えた。

姉が言っていたように、手はむくんでぱんぱんだった。手と二の腕を握りながら何度も話しかけてみたが、反応はない。

いまにも目を開けて起き上がってきてもよさそうな感じがするのに、そうはならなかった。

時々、母がつながっている機器からピコピコーン!」というアラート音が鳴るので、それが母にとってうるさくないのかなと気になった。

面会する時には、看護師立ち会いで、時間は5分だけだと事前に聞いていたのだが、看護師さんはすぐ病室からいなくなって、その後も一切呼びにこなかったので、結局一時間くらい母の側にいた。

時間くらいたって、「ちょっとお体拭きますねー」と言いながら看護師さんが病室に入ってきたので、そのタイミングで帰ることにした。

職場の私の席の2つ後ろの島(5メートルくらい離れている)に座っている人が、コロナ感染の疑いがあって、今PCR検査を受けていて、結果が出るのが明後日らしい。

その島の人たちは全員帰宅していた。多分、当面はリモートになるのだろうか。

もし検査が陽性ならば、保健所が消毒しに来るし、その間はオフィス立ち入り禁止になるのだろうか。


2021/1/11(月)

今日母親状態に変化はなし。

私の方は相変わらず時々、しゃくりあげるような呼吸と涙が出てくる。不意に母親のことが頭をよぎって、それに引きずられるようにして乱暴に心が揺さぶられるような感じだ。


2021/1/12(火)

連休明けて今日仕事

仕事してると不意にしんどくなってくる。どこまで行ってもしんどいタイプのしんどさ、絶望感。

大阪明日から緊急事態宣言が出るらしい。


2021/1/13(水)

明後日から毎週金曜日リモートワークをすることになった。

出勤率を下げるような圧力職場全体的にかかっているようだ。


2021/1/14(木)

今日で母が倒れてからちょうど4週間。

もうどうしたらいいのかわからない。どうしようもないのだけど。


2021/1/15(金)

今日は初めてリモートワークをした。

出社してる時と特に変わりなく、集中力途切れずに仕事できたと思う。

今は週イチだが、これならフルリモートでもやっていけそうな気がする。

できるだけ出社時と同じ環境に自室を揃えることがコツだと思った。

仕事終わりの疲労感は、出社時とあまり変わらない。けど、通勤時間の2時間有効活用できるのがいい。


2021/1/17(日)

一日家でぼんやりしているだけだった。何もする気がしない。


2021/1/18(月)

仕事に行っていたが、夕方病院から私の携帯電話があって、母の酸素の取り込み量が低下していて、今夜にも亡くなるかもしれないと告げられる。

慌てて姉と父に連絡し、病院へ向かう。

病室に入る前の事前の検温で、また37度が出た。いい加減にして欲しいこの体温計。体温計をリセットして、「熱はなかったです」って嘘の申告をして突破する。

二人づつしか面会できないとのことなので、はじめに父と二人で病室に入る。

母は苦しそうな感じもなく、穏やかな感じだった。今日髪型に乱れもなく、きれいに見えた。

酸素取り込み量の数値が90を切るとまずくて、一時は70くらいまで低下していたが、持ち直して80くらいまで戻してきていると看護師さんから説明される。

母の意識はないが、それでも苦しかったりの感覚はあるのだろうか。

一旦、全員帰宅することにした。また容態が急変するようなことがあれば、連絡が貰えることになっている。


2021/1/19(火)

病院からの連絡はなかった。

またすぐに連絡が来る可能性が高いので、それを待っているようで心身が疲弊していく。


2021/1/20(水)

今日病院からの連絡はない。

ずっと非日常が続いているようで、そういう緊張状態いつまでも心身が慣れていかずに悲鳴を上げている。


続き

https://anond.hatelabo.jp/20210504175800

anond:20210503222547

B-1-2 リベラルフェミニズムへの当てこすり目的実在しないペルソナだよ派(透明化派、完全否定派)

そもそもの「弱者男性」という概念の出発点がここなんだから、このポイントを抑えないで話を発展させるとおかしくなる。

弱者男性は何なんだ?」とか「本当にいるのか?」とか。

みんなズレた話を続けてる。

建設的じゃないし一旦リセットしたほうがいいのでは?

2021-05-03

anond:20210503100647

障害児持ちにもシングルマザー多いんだよね、旦那さんは置いて逃げて新しい家庭を作るケースに珍しくないって。「妻子」がセットなので、離婚できれば子を人生から追い出してリセットできりとナチュラルに思えるんだろうな。

anond:20210503053606

破滅的な思考パターンはすぐに全部リセット方向で考えるんだな。積み上げなんじゃねーの、何でも。すげー奴がいる、勝てない、終わり。だったらみんな赤ん坊ときに終わっちまう。

2021-05-02

anond:20210502154441

一日あたりで制限するとかでいいのでは?

学校に登校するぐらいの時間リセットにしてさ。

2021-04-30

anond:20210430110826

例に上げてるXcomやらなんやらもノーリスクリセットは当然出来て、オプションで1ミスですべて台無しになるモードが選べるようになってるよね。

シレンもたしかそういうオプションがあった気がするし、洋ゲーが素晴らしいと思ってるエアプ勢ナ気がするわ

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