はてなキーワード: インスタントカメラとは
評判は知ってたし、見ようかなとも何度も思ったけど、ひねくれ者だから見に行かなかった。で、ひねくれ者だから、『ドライブ・マイ・カー』を見に行く代わりに今更見た。シコシコと一人で土曜の夜中に見た。
実際見てみたら、とにかく2時間イライラさせられただけだった。粋な夜電波がどうしたんだよ、今村夏子がどうしたんだよ、堀江敏幸がなんなんだよ。固有名詞で語るなよ。その固有名詞の中身を話せ、菅田将暉。粋な夜電波のキンプリ会の話をしろ。
いいかメロドラマってのは、記号に頼らなくても日常的な仕草の組み合わせが物語になるから凄いんだよ。これは記号に頼った甘ったれクソ物語だよ。って、大学生の時、有村架純の姉に顔が似ている恋人に講釈垂れたら「増田くんって意味わかんない」って返されて喧嘩になった。
真面目だけが取り柄の国立大生みたいな見た目した有村架純がそんなに可愛くないのもイラッときた。飛田給だから外大生なのかな?とも思ったけど、普通に実家暮らしだった。『愛がなんだ』の岸井ゆきのが笑った時の歯茎のほうがよっぽどキュート。
それで、この映画って具体的な大学が全く出てこないことに気付いた。『文章教室』と『セッちゃん』の早稲田も、『人のセックスを笑うな』の女子美も、『Pink』の東大も出てこなかった。とにかくそういう各学生街が独自に放っているような土地性が隠蔽されていた。「サブカルチャー」とか、モラトリアムセックス期の生ぬるさと学歴の関係が完全に隠蔽されてた。
とにかく見終わっても、なにこれクソ長いジョナサンのCMか?って感じだし、ムカつくから大学時代の元カノのインスタを見に行った。増田と付き合ってたときは「ハスミシゲヒコ、ダレソレ?」とか言ってたくせに、おしゃれなカフェでカフェラテと『伯爵夫人』を並べたインスタントカメラ風の写真をアップしてて、さらにムカついた。しかもちゃんと奥にテクノカット男がぼんやりと映ってた。
ムカつくからもっと遡って見たら、「『花束』自分の話かと思った」って投稿があってさらにムカついた。
というか手が滑ってストーリーをタップしたら、婚約指輪を婚姻届の上に二つ並べた画像が出てきてムカついた。クソっ、増田が作家になりたいって言って就活しなかった時、「増田くんといても先が見えない」って言ってた有村なんとか似のあの女、幸せになりやがれよ。
「誰でもすげえ簡単に使えるインスタントカメラ」という物体を俗称するために生み出された言葉じゃないのよ
だから、バカチョンカメラと呼ぶときに「バカでもチョンでも使えるカメラ」という意図はもうないのよ
ブクマで「バカチョンカメラ」を挙げてる人が何人もいるけど、逆だよ
差別的なので「バカチョンカメラ」という呼び方をやめてコンパクトカメラとかインスタントカメラと言い替えるようになったんだよ
「バカでもチョンでも」という言い方は当時もはっきりと差別のニュアンスはあったし、バカチョンカメラの普及によってそのニュアンスが薄れたという事実もないし今もそうでしょ
ただしバカチョンカメラのバカチョンが本当に「バカでもチョンでも」から来ているかはじゃっかんあやしくて、「vacation」をイタリア語風に読んだという説もある
これが本当だとすると、本来差別の意味がなかった言葉に差別のニュアンスが強引に見いだされたわけで、むしろ元増田のテーマとは正反対になるよね
頭髪やら下着の色のチェック、指定衣服やカバン、教科書放置禁止、ポケベルや携帯電話の持ち込み禁止などなど挙げればキリのない既存の校則
それを成立させた世代のはずなのに非難するだけ非難して、それを成立させてきた自分をひた隠しにする卑怯さに辟易する
先ずは一言それを成立させたことへ反省の弁があるならまだしも、叩かれるのが怖いのか自分達がやってきたことを隠蔽し、一方的に叩こうとする感性はどこから来るのか
スーパーカー消しゴムや多面式ふで箱、キン消し、バトルえんぴつ、特定遊戯の禁止化、染髪、改造制服、ゲーム機、インスタントカメラ、ウォークマン、バッシュ、プリクラ手帳、無許可集会、無報告運転免許取得、無報告バイト、深夜徘徊、援助交際(援助交際は犯罪だけど社会現象として)etc..
それを成立させてしまったから責任を取って今変えようとしているとかいう詭弁を言うのなら、その前に「自分の世代で成立させてしまった」としっかりと明言してから非難しろ
衝撃的な事件だったし、単純に猟奇的事件に興味があったのもあり、
その後インターネットで少年Aの顔写真を見たり、まとめているサイトで事件の詳細を読んだりしていた。
被害者、加害者が出した本は読まなかったが、『絶歌』は発売後すぐに買い、読んだ。
まず、サムの息子法が、とか言っている人もいるが、これに関しては現状の日本の法律で問題ない以上、文句言っても仕方がないことである。
また、世界各国で適応されている法律ならまだしも、一部の国の一部の州でしか実施されていない法律をあげるのは、都合が良すぎる。
文章に関しては、ネットでは批判的な意見が多いが、良く書かれていると思った。少なくとも僕にはこのような文章は書けないなと思ったし、
文章力はどのように身につくのだろうかとも思った。高校、大学と出て学んできた身なので、自分が恥ずかしいとも思った。
そういえば、『黒子のバスケ』脅迫事件の被告人意見陳述も読み応えがあったなぁ。。
中身に関してだが、この本は大きく分けて、少年院に入るまで、出た後の二部構成になっている。
少年院でどういった生活を送っていたのかも気になったので、そこが書かれていないのは残念に思った。
一部と二部では文体が異なる。一部では、少し厨二的というか、見えていた世界が人と異なるような表現が多く、少年の異常さが表されている。
二部では、淡々とした文体で書かれていて、更生されているかのような印象を持った。
しかし、これは意図的に文体を変えているものだと感じられた。当時の少年時代の日記がそのまま公開された。とかならこのような違いがあることも分かるが、
書いたのは現在の少年Aのため、このように文体が変わるのには違和感がある。
少年Aは犯罪の原因は、自分の性癖にあると言っている。親しかった祖母の仏壇の前で、マッサージ器を性器に当て、初めての射精した事から
死と性が関連するようになってしまったとのことだ。
猫を殺した時も、射精したし、被害者の首を自慰行為の道具としても利用したとのことであった。
しかし、同級生に対して暴力行為を振るったことは、性衝動とは一切関係ないので、性癖のみが暴力、犯罪の原因とされているわけではなさそうである。
また、被害者の首で自慰行為を行ってから、その後射精をしなくなった (少年院時代のみ?)という記述があったが、今現在はどういったものを対象に性を感じる
ようになっているのかが気になる。今でも死と性が関連していると思うなら、今後も事件が起きる可能性がありそう。
家族は悪くない。と書かれているところが多数あるが、客観的に見て異常。同級生に暴力を振るった時の母の注意の仕方とかは、軽い喧嘩を注意するレベルで、
おかしいだろうと思った。
成人し、出所してから仕事もちゃんとしているし、生きる力が強いと感じた。また、金に対する執着もあるため、『絶歌』の印税は相当本人としては嬉しかったんじゃないかと思う。
金に困って犯罪するタイプではないと思うが、印税を与えることによって少し大人しくなるのではないかと思った。別に『絶歌』を買ったことを正当化している理由ではない。
社会人生活を送っている時、同僚にインスタントカメラで写真を撮られた時、切れてそのインスタントカメラを振り払い、壊したみたいなエピソードがある。
写真に撮られることがナーバスになっているということを表したかったのだろうが、単純にキレやすい人間みたいな印象を受け、恐怖を感じた。
その後、ホームページ公開したりしていて、良い体しているなとか、ナメクジ写真はダミアン・ハースト的でもう少し評価されても良いんじゃないかとも思った。
ネット上では『絶歌』の批判ばかりだが、読み物としてもそれなりに楽しめるし、超有名犯罪者の文章を一度読んでみるのも良いのではないかと思う。