「大陸」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 大陸とは

2024-11-21

大陸間弾道ミサイルの初実戦投入が大陸内なの草。

セックスで穴の場所からなくて、女の子誘導しようとして軽く触ったら出るみたいなもんじゃ

2024-11-17

まじめにやれ、不倫すんな

昨年の党首選くらいか国民民主党が好きなんだ。政策がというより、雰囲気がね。

正直、すべてが賛成ではない。この狭くて大陸にも近い日本で、原発推進は好きにはなれない。

それでも、対決より解決という姿勢が好きだ。もちろん衆院選国民民主に入れた。

玉木党首の賢そうで誠実そうな雰囲気が好きなんだ。

それで今回の不倫騒動でしょ?びっくりだよ。

ほんの数か月前に、榛葉幹事長が「仲間を裏切る政治家国民も裏切る」と言ってたじゃないか

見事なブーメランだ。家族を裏切る政治家国民も裏切るだろう。

とくにうんざりしたのが、取り巻きだ。

政策を支持してる」「仕事さえすればいい」「財務省陰謀だ」

なんだそれ!? とくに財務省のせいにするのは何なんだ?ポストが赤いのも財務省のせいか

不倫は少なくとも躍進前からだろう!? ちっぽけ政党スキャンダルまで仕込むわけない。

勝手に巨悪をでっちあげて盛り上がってるんじゃない。「対決より解決」を50回唱えろ。

玉木もそういう自分擁護する連中に一言いってやれよ。「私は不実おかしたのであり擁護に値するものでありません」とね。

玉木評に「言葉が軽い」とあったが、釈明でも「一生謝り続ける」とか言ってて、ああこれがそうかと思ったよ。

個人的には、たしか党首は続けざるをえないだろう。他にキャッチー人物がいない。(党首選が一年遅かったらどうなったかな)

しかし、問題なしにするわけにもいかない。本当にここ半月モヤモヤしていた。変なよな党員でもないのにな。

そして今回の兵庫県知事選な。

県民ではないし、特に興味もなった。

ただ、いろいろ情報が流れてきて調べてみて、ネットDE真実wに目覚めたわけだな。まあ周りがひどいなと思った(本人が適任とも思わない)

県民局長最初から公益通報窓口に告発していて、かつ、公務パソコン不倫日記が載っていなかったら、今回の選挙どうなったんだろうな。

また不倫だよ。

政治不倫で動くのはどうなんだ。要人不倫すんな。いや、誰もすんな。

だって不倫したいよ。アラフィフレスで、求めることができる雰囲気じゃなくて。何年もだよ。

よく「俺は妻としたいのであって、妻とでなければ意味がない」とかいう奴いるけど、俺は違うよ。若くて胸の大きい女とセックスしたいよ。

後ろからのしかかって泣くまでつきまくって盛大になかにぶちまけたいよ

でもそんなことできるわけないだろ。

婚姻契約だ。すんなよ、不倫おまえらまじめにやれよ。

2024-11-15

11/15の生成AI学習にまつわる規約変更でXを去った絵師に言いたいこと(2/2)

こちらの続きです。

https://anond.hatelabo.jp/lucky-happy/20241115

 Xは捨て垢ROM専に徹する決断をした人もここに含む。この決断をした人はAIトドメに過ぎず数々の改悪Ex:API制限とそれによる企業連携の停止、ブロック貫通、収益化による過激発言インプレゾンビ跋扈、5ちゃんみたいな不快広告いいね非公開(これ悲しむのネトストだけでは)、汚染されたおすすめ欄など)の積み重ねの末に痺れを切らしたパターンが多い。ただ「とりあえず移行先なら平気でしょ」とよく考えないで移ってる人も多い。各移行先の特徴をちゃんと把握しておくべきである。ブルスカAI放置で外から対策は無だぞ。丸ごと載せてこれなら大丈夫と思ってる奴が理解できない。でもリンクはXと違って怒られないからこっちに学習対策サイトに載せた絵のリンクを繋げておけ。

理由が「AI学習されたくないから」ということでインスタやThreadsやTikTokに移るのは尚更理解に苦しむ。あそこ下手したらXよりAI学習用にユーザーデータ好き勝手してるぞ。具体的に言ってないだけで。恐らく一番ダブスタと罵られやすいのはこういう人たち。

自分がなんで移行したいかについてはちゃんと考えて言語化しておくべき。ただの中身なき便乗だと思われるぞ。フォロワーのこと一方的に仲間だと思ってても向こうはそう思ってるわけじゃないからな。これを機に人間関係リセットも兼ねてるんだよ。

アカウントあるだけで残留組に都合いいところだけどXに寄生していると思われるので、決別を覚悟しながらX残留公式を追いたいなら誰にもバレないようにやろう。啖呵切っておいて実はやってましたとかダサい情報収集程度ならいいがせめてアカウントセルフ凍結させておけ。

人が少ない環境でのびのびやりたいので向いている人と、反応が少なくて心が折れる人に分かれる。ただ知名度伸ばそうとするとすぐにいろんな層が入ってきて今のXみたいになるよ。Twitterだって黎明期のんびりしてたじゃない。threadsのTLが地獄なのも流石にユーザー億抱えてたらこうなるんだよな。強制的おすすめ見せてくる理解が足りないUIのせいもあるが。

なんとなくだが、特にルスカCEOもその傾向にあるのか反イーロンとしてヘイトを溜めてる人が多い気がする。国内外わず既に居心地いい場所ではなくなってる。

 AIを憎むなら一番あるべき姿。同居人や友人に裏切り者がいない限りAI学習されることはまずない。 iPhoneカメラロールからAppleに「品質向上目的で」データ抜かれてる可能性はあるが。外には漏らさないよって言ってくれてるけどそれすら嫌な人はスマホもやめてくれ。For youとかまさにAIの賜物だよね

 ここまで徹底してるなら逆に好感度がある。承認欲求とは切り離された、「お客様は私だけ」という考えの人。イベントオフしかさないし、絵のデータ絶対ローカル環境以外には出さない。信用できる人にしか頒布しない。LINEで友人に絵を送るときにも十分に警戒する。まさにどんな手段を使ってでも作品を守ろうとする筋の通った人たち。

 裏を返せば新しいことに適応できない病的なテクノフォビアとも言えてしまうが。本当にAI学習されたくないならネットにしがみついてないでここまでやってくれ。対価も払わず中途半端にXの恩恵だけ受けようとしてるテイカ気質気持ち悪いので。

SNSは気軽にできる場所から決断個人自由だし一番守るべきなのは自分精神だとは思うが、他人の心まで侵害してたり、自分を棚に上げた言動をしてないかについては今一度考える必要がある。

本当にAI全否定する権利あるんですか?

絵師の皆様方は、自分自身が本当に著作権違反抵触しておらず、クリーン清廉潔白存在と胸を張って言えるのだろうか。

私は、そうは言えない。

何故なら二次創作はもちろん、昔はFC2アニメ見てたし、明らかに黒に近いグレーな人力ボカロ音MADも見てゲラゲラ笑ってたし、淫夢本編も見たし、TikTok流行りも特に否定してないし、ネットミームで遊んでるし、アニメキャプチャ見て感想思い出してるし、クソコラが送られてきても(寒いなと思いつつも)特に咎めなかったし、夢の国チキンレース面白がってたし、なんならmeituやmimic、copainterなどのAIツール興味本位で触ったこともあるからだ。

それら全部やってません、もしくは足を洗いましたという人だけ石を投げる権利がある。考えは変わる。だが今もAI知的財産権侵害の全てを批判する覚悟はあるか?何今更優等生ぶってるんだ?インターネットに身を置いた時点でお前はアングラなんだよ。

ミームとかまさしく権利侵害だよな?月曜が近いよbotとかまさか見てないよな?二次創作で半分版権キャラオリキャラ化してないか野獣先輩のことフリ素だと思ってないか?おとわっか削除(アレはネタバレで消されたが)で悲しんでないよな?

そういう余罪が明らかになった瞬間、AI批判言葉は急速に説得力をなくす。例として、反AI活動をしてる漫画家過去に出した同人誌原作コマをまるまるぶっこぬいてそのまま載せる(もはやトレスとかではない)蛮行が掘られたが、そういうのだ。今の心持ちがどうなのかわからないが現在当人はその件について徹底的に無視を決め込んでる。タチが悪い。

これもきっとキャンセルカルチャーと言われてしまうのだろうが、そういった先鋭的な活動をするのであれば証拠隠滅と禊が基本ではないのか?

こんなんだから、結局自分さえ良ければ全部良くて他人権利は平気で侵害する害悪ダブスタ呼ばわりされるんだよ。

もし本当にAI学習という権利侵害(実際学習だけなら権利侵害ではない)が嫌なのであれば、自分自身権利侵害から手を引くべきなのではと思う。実際二次創作こそウォーターマークを!という発言に対して「いや、そもそも二次創作自体が黙認でどうにかなってるだけだよね?」ってツッコまれてたし。スクショノイズかけとかも話題になってたけど逆に私物化甚だしいと思います。実際公式無加工画像上げてるじゃんね。そういうのにも凸るのか?凸ったから各所が声明出してるのね。

まぁ、思うよね。量とスピード再現力が尋常じゃないもの。仮に映像記憶完全再現マンかいたらどうなってたことやら。

じゃあこいつらはどうしたらいいんだよ

男作れ男。女でもいい。

とにかく現実世界人間関係を充実させろ。

社畜になってもいい。楽しければ。くれぐれも体は壊すな。

後天的リア友になったフォロワーなんかじゃなく。

ジャンル倫理観性癖が縁の切れ目やぞ。

さっきも言ったがフォロワー=味方でも友達でもないからな。お前のこと人生スパイスだと思ってる程度だぞ。

今回で痛いほどわかっただろうが人はみんな基本自分のことしか考えてない。他人(それこそ家族友達推しフォロワーもみんな)は自分人生踏み台に過ぎない。ただのネームモブだ。認めろ。自他境界なんて最初からなかった。

みんなそう思ってるんだから誰もお前一人消えようが尊重しないしお前自身も誰も尊重してないことを自覚しろ。せめて(私の人生の彩を与えてくれる道具として)尊重してますぐらいにしとけ。

私も脱オタしてまともになった友人をたくさん見て悲しくなってた時があったが、今回の件でオタクがとんでもなく話の通じない化け物であることを痛感した。そんなことするぐらいならオタクなんか上がっちまえ。

なんなら自分自身が抜けられない化け物であることを分からせられて今かなりつらい。

普通の人はたかネットレスバなんかしないし漫画アニメゲームには触れても一般人の分際でクリエイター気取って吠えたりなんかしません。

日夜レスバを続けたり移行先準備に必死になってた人、現実世界での生活はいかがですか?

別にオタク趣味が認められてもオタク生き様が認められたわけじゃないからね?

創作する趣味を持つとボケないとか言うけど、今回の君たちの振る舞いは耄碌老人とそう大差ないからね。

恋愛に夢中になればメインジャンル:彼氏になってAIどころか絵にもネットにも興味無くなる。

そんなの自分じゃない!と言いたくもなるだろう。

君たちがそんなに必死になるのはさっきも書いたが居場所がなくなるから、つまり依存先がイラストネットしかいからだ。

プロイラストレーターは仕事趣味になっているところがあり(これはフリーランス全般的共通するが)境界線が溶けかけてる人としっかり線引きして「万が一の移行先はここですよ〜」程度に留めてる人に分かれてるイメージがある。後者はたとえ失ったところで他の鎹が存在するぐらい強い基盤があるのだと思う。BL出版所属作家よ、上を振り回して恥ずかしくないのか?お前に忖度した上での決断だぞ。

逆に前者は仕事をもらってる立場でありながら視野が狭くなって周りが見えなくなり、自分のことしか考えられなくなった状態だと思われる。

依存先は増やしておけ。悪いことは言わないから。今騒いでる人たちなんか居場所は家(冷えてるし飽きてる)、職場ビジネスライク)、Xしかないんだろ?だから奪われまいと喚く。

パンピ友達に今回のAI学習の件について学習経路も説明した上で聞いてみよう。大抵は「えー何それ面白そう便利そう」で終わると思う。オタクTikTok嫌って陽キャが親しんでるように、あいつらは多分AI肯定的だし技術に強い()君たちより先に使いこなす。そのうちインスタにi2iフィルターとか実装されるんじゃないのか?発狂だね。

実際一般人妹に標準カメラなんかじゃなくてビュープラゴリゴリAI加工)で写真撮れよと怒られた。変なパックみたいなフィルターも使ってた。そんな認識だ。

まぁ、パンピパンピアレン様をロック画面にする因習流行ってる時点で宗教的ものがないと生きられないのは変わらないか

とにかく、認知の歪みは正しておいた方がいい。リアル友達類友しかまらないようであればエコーチェンバー治療はできないが。

先ほど氷河期過激化しやすいと書いたが、年齢的には40〜50代あたりだ。ちょうど家族というものが冷めてくるし仕事でもポストオフお荷物になる。だからって不倫はやめようね。

そうか、二次元に触れることで不倫欲を解消してたのか。おっさん風俗行くのと同じように。

これを一般非オタおばさんの場合ワイドショーを元にしたエッグ井戸端会議になる。あの年代は全体的に厄介だ。精神年齢が中学生レベル悪口言うことしか癒しがない人たちばかりだ。自分20年後ほどこれになると思うと末恐ろしい。早く死んでしまいたい。

自分暴走抑止力のために創作機能してたんだね。それが失われちゃ、爆発するよね。ようやく理解した。適切な福祉必要だ。好きなものを守るより加害することがメインになってるようであれば。

余談だが、AIに関して考えると元彼のことを思い出す。デート中に私のことよりも掲示板オークションばかり見てて痺れを切らして別れた。一生ネットやってろオタクが。だから非モテなんだよ

それはさておき、彼はなかなか香ばしかった。

こうして見れば自分侵害であることを受け入れその通りに振る舞ってるが、シンプル人間性の部分の合わなさが浮き彫りになって別れた。

みんなも交際相手AIに関する価値観はチェックしておかないといずれ取り返しつかないことになります

自分男脳なんだなと思っていたが、いざ典型と関わるると腐っても女なんだなというのがわかって悲しくなった。理屈的にも感情的にもなれないので男とも女とも仲良くなれない。

しかし、これを見返すとAIを嫌がる人は絵を描く"過程"やイラストやオタ活によって形成された人間関係を重視しており、反面AI活用する人は成果物さえできればそのルートはなんでもよく、技術のものの発展や利便性を重視してる。見ているポイントが違うのだ。そりゃあ分かり合えない。

男は狩り、女は集落で家を守るの時代からなーーーーーんも変わってないね。こんなに技術が進んでも。遺伝子にそう刻み込まれてるのだろうか?

それに今回で騒いでるの日本人だけなんだよな。中韓の神絵師はだんまり男性向けジャンル男性絵師比較的通常運転ウォーターマークの有無が日本人とその他を分ける手段になるなんてな…

たこういうところで大陸クリエイターシェアを奪われるのは、こんな感じに日本人絵師日和って敗北を認めてしまうところにあるのかもしれない。GHQ教育現代までしっかり生きてるね。

ともかく、くれぐれも付き合う人間関係は精査したほうがいい。

少なくとも倫理観善悪基準の合わない人間とは付き合ってはいけない。

今回の件も正直AI技術SNSがとかではなく、結局人間関係やお前個人の考え方の問題なんだ。

絵師レスマンも、早く大人になってください。心の子ども部屋から卒業してください。

おもちゃなんて、たまに懐かしむぐらいでいいんです。

まぁ、みんなでじわじわとXから抜けてアクティブアカウントを減らしていけば企業も自ずと移行先に移るだろうし、広告収入が足りずサービスとして成り立たなくなりいずれ本気で滅びる時がするから、その時期を待ちましょうや。

メルカリの件といい、アプリサービス存在価値がどんどん疑われる時代になっていくね。

前後編に至るほど長くなりましたが以上です。

2024-11-13

ファイアーエムブレム史上、もっと重要な味方ユニット(別案)

はじめに

それは入れるだろうなっていうのと、えー選外にすら入ってないのもあるじゃんっていうのもいくつか。

リメイク含めると、かなりの数あるシリーズ作品から仕方ないんだが、まあ俺も別案を出しておく。

レギュレーション

基本的に、先人増田に則る。話のテーマ上、やはり初期作に偏る。

仮にリメイク作品スマホゲーから候補を挙げるとならば↓

マイユニット新・紋章の謎

初の戦えるマイユニットであり、そして露骨なまでに優遇されている。

ラインハルトFEH)

トラキアでも敵ユニットとして存在感を放ってはいたが、晴れて味方ユニットとして使えるようになった。

そしてトラキアの時よりも存在感を放ち続け、本作のバランス調整に禍根を残すことになる。

10ユニット

1. マルス(暗黒竜紋章

ロードというユニット象徴存在説明元増田とほぼ被るので省略。

2.ジェイガン(暗黒竜

元増田ジェイガン枠としてゼトを挙げていたが、だったらジェイガン本人を入れなきゃ。

序盤から加入しており、最初の内は雑魚ボスも一人で蹴散らせるほどの強さがある。

しかし、レベルアップしてもほぼ成長しないため「序盤は頼れても、頼りっきりでは未来がないよ」ってのを身を持ってプレイヤーに分からせる。

個人的には「それでも頼らなきゃいけないユニット」をやりくりしているときが一番FEを感じる。

3.オグマ(暗黒竜紋章

ファイアーエムブレムテーマ歌詞がついたとき「強い男に入れ込みすぎて周りの戦士へなちょこばかり」って部分がある。

その象徴がオグマで、以降の作品でもこれに相当するユニットは必ずといっていいほど出てくる。

実はオグマって圧倒的な強さはもってなくて、成長がヘタれたりすると最後まで頼りになるユニットとはいえなかったりする。

そういう意味でも「いくら最初から最後まで使うつもりでも、色んなユニットを使ったほうがいい」というのを分からせてくれる。

4.ナバール(暗黒竜紋章

仲間になる敵ユニット象徴存在基本的説明元増田とほぼ被るので省略。

5.マチス(暗黒竜紋章

仲間になる敵ユニットという点ではナバールと同じなんだが、こいつ独自アイデンティティとして「バカ兄貴」という属性がある。

「「レナ…おまえは今どこにいるんだ」というセリフとともに妹のレナ攻撃してくるのだ。

そして以降の作品でも身内に攻撃してくるユニットはちょくちょく登場し、FE一般常識なんて通用しないことをプレイヤーに教えてくれる。

6.アーダン聖戦

アーマーナイトというクラスの、ひいては重騎士クラス象徴存在

元祖としてはドーガがいるが、アーダンを挙げるのは作中で「固い、強い、おそい!」と称されたのが理由として大きい。

いかつい見た目と、ユニットとしての使い勝手の悪さも含めて、最もプレイヤー記憶に残った重騎士だろう。

7.ジュルジュ(暗黒竜紋章

作中で「大陸一の弓騎士」と称されながら、実際はそこまで強くない看板倒れユニット

上級職で加入するユニット基本的に下級職から育てたユニットより弱いことが多く、それは大層な看板を持っていても覆らない。

若者だろうが大層な設定があろうが、中盤加入の上級ユニットをアテにしてはいけない」という点においても重要ユニット

8.パント烈火

ジョルジュの説明で「中盤加入の上級ユニットをアテにしてはいけない」と書いたが、そのセオリー破壊した存在

以前のシリーズでも強い上級職加入ユニットはそれなりにいたが、友軍時でのあばれっぷりからくるインパクト、実際に仲間になったときの使い勝手の良さからピックアップ

9.チキ(暗黒竜紋章覚醒

マムクートというクラス象徴存在であり、以降マムクートというキャラ方向性を決定づけた。

あと、なにより「使える武器の強さだけでほとんどカバーしてるユニット」という点でも印象的。

10.ヘクトル烈火

基本的元増田理由は同じ。

ロードでありながら、これまでとは異なるキャラ付けをし、それがちゃんとウケ、以降の作品でも主人公方向性に影響を与えたという功績は大きい。

選外ユニット

元増田が挙げたユニット以外だと

レイリア(聖戦

踊り子枠は抜きんでてコイツが印象的ってのはいないんだが、自分が強いて挙げるならレイリア。

聖戦は親世代カップルを作らなかったり死んだりした場合、子世代では代替ユニットが出てくる。

代替ユニットステータスが低いしスキル微妙なことが多いんだが、レイリアだけは妙に優遇されてるのが印象的。

レイリア以外だと、トラキアラーラはシーフとしても立ち回れるのが独特。

ルトガー(封印

封印ソードマスター特に強かった作品で、その象徴ユニット

これ以降、長い剣士不遇時代がくるという意味でも印象的。

トー(暗黒竜

最後だけ加入してくれる終盤お助けユニット元祖で、以降の作品でも相当するユニットがでてくる。

既に完成された能力で加入し、頑張って育てたユニットあざ笑うような強さであることも多く、それが癪で使いたがらないプレイヤー一定数いる。

ニノ烈火

終盤なのに下級職で加入し、その代わり成長率が高いという、いわゆる遅れてきたエース枠。

この枠の元祖エストだと思うが元増田が挙げていたので、それ以外で記憶に残っているのはニノかな。

ストーリー上でも攻略上でも環境に恵まれてなくて、育ち切ったころには活躍できる場がほぼ残っていなかったりと、どうにもポテンシャルを活かしきれないことが多い。

しか烈火は有能な魔導士が多いのでニノを育てるのは趣味領域になりやすく「強いユニットが、使えるユニットであるとは限らない」というのを実感させられる。

ゼーベイア(トラキア

仲間にするのが大変なユニットとして名前が挙がるであろうユニット

こいつ以上に難しいユニットは今後でてこないだろうし、でてきてはいけない。

オルエン(トラキア

FEには二者択一の、片方しか仲間にできないユニットがいるんだが、その中でも優遇されているのがオルエン。

ストーリー上の見せ場があるって意味でも、強さ的にもほぼオルエン一択

次点だと、ヘクハーのカレル/ハーケンも中々だが。

ミネルバ(暗黒竜紋章

ドラゴンナイトで一人挙げるなら、やはり元祖キャラになるか。

「縁のある人物が敵ユニットとして出てくる」っていう共通設定も、このころからある。

セシリア封印

看板倒れキャラといえば、こちらを挙げる人も多そうだが、ジュルジュを挙げたのでこちらは選外。

トレック封印

「友軍時の行動が困ったやつ」として挙げるなら、難易度ハード時のこいつが印象的。

漆黒の騎士(暁)

蒼炎でも登場するが、味方ユニットとして使えるのは暁の時。

あくまゲスト参戦ではあるものの「まさか味方ユニットとして使えるのか!?」ってインパクトが最もあったのは、この人だと思う。

他だと紋章シリウスとか、封印トライアルマップでのみ使えるユニットとかもいるけど、一人だけ挙げるなら漆黒の騎士かなあ。

マジ(暗黒竜

名前の響きだけで好きなFEユニット挙げるなら?」って聞かれたら、こいつだと思う。

ファイアーエムブレム史上、もっと重要な味方ユニット10

はじめに

↑の中で手ごわいシミュレーションが完全スルーされていてカッとなって書いた。

レギュレーション

1作品につき何人まで、みたいな縛りはとくに設けない。ただし増田Nintendo Switch以降のシリーズを遊んでいないため、それらのタイトルからは選出されていない。よって初期作品に偏っているのは容赦願いたい。近年の作品に詳しい人は自分で書いてくれ。増田Switch後継機で遊ぶ際の参考にさせてもらう。

また、リメイク作品(『新・暗黒竜』『Echoes』など)におけるユニット評価は選外としている。増田スマートフォンゲームFEH』も微課金で遊んでいるが、こちらに実装されたユニット評価もこの10選における選評では加味していない。あくまオリジナル作品における登場時の評価である

なるべく未プレイの人がネタバレを踏まないように配慮したが、成長率とか専用武器に関しては多少触れている点を考慮の上で読んで欲しい。敵ユニット10選は選ぶのが難し過ぎて筆を折ったため、誰か頼む。

10ユニット

1. マルス(暗黒竜紋章

FE史を語る上でマルス様はやはり外せない。

ロードはこういうユニットです」「レイピアはこういう武器です」「最後にこんな専用武器を使います」を定型化した功績があまりにも大きい。

2. ナバール(暗黒竜紋章

説得できる、必殺率の高い武器を所持している、踊り子ユニットを守るといったお約束確立したことに加え、子安剣士というポジションも作り上げた。

初期作品においては皆大好きオグマ隊長ともクラス差別化されておらず、ソドマス系ユニット勇者ユニット個性が別れて行くのは後続の作品からの話になる。

3. セティ聖戦トラキア

血が重視されるユグドラ大陸においても、あまりに無法な性能を誇った風魔法「フォルセティ」を操る。

味方ユニットというよりフォルセティおかしいのかも知れない。

4. オーシン(トラキア

サジマジバーツから続く不遇だった斧ユニット時代を終わらせた新世代のスピード系斧ユニット。敵の攻撃に耐えて反撃で倒すのではなく避けて必殺で倒すところも革命的。

相棒ハルヴァンもなかなかの性能を誇ったが、やはり専用武器プージ」のキルソード + 手斧と言える使い勝手インパクトが大きかった。

5. リリーナ封印

GBA三部作1作目、加入する味方ユニット全般的にそれまでの加賀ブレムに対するリスペクトを感じさせつつも、なぜか主人公の幼馴染として加入する魔王ヒロイン。安いファイアーの魔導書で大半の敵ユニットを屠るぞ。

このキャラメイキングは好評だったのか、後続するシリーズでもサナキ様などやたら火力の高い赤魔ユニットが登場した。

6. ヘクトル烈火

GBA三部作2作目、主人公ユニットは3人登場し、剣士ユニットかつ海外人気も高いリンFEシリーズ王道と言えるエリウッドも捨て難いが、やはりシリーズ初のオレ様系主人公ポジション確立したヘクトルを挙げたい。

そしてこれだけ優遇された主人公の性能があっても突破が難しい「ヘクハー」の存在よ。

7. ゼト(聖魔)

GBA三部作3作目、のジェイガンポジション。何と言っても、今まで槍や斧を扱うおっさんパラディンお助けユニットだったのが、最後まで使えるイケメン騎士になった。

『聖魔』からの選出は、エフラムアメリアや優秀さんと結構迷ったが、何となくこの辺りから「成長するジェイガンポジが増えた気がしてゼトに。異論は認める

8. アイク(蒼炎・暁)

ヘクトルエフラムと続く戦闘民族系の主人公であることに加え、アイクは専用武器ラグネル」による遠近対応スキル天空」で自己回復と隙の無い性能をしていた。

しかも『蒼炎』では歴代ロードに近しい顔つきだったのが、『暁』で突然ゴリラになってしまったインパクトも大きい。セネリオとの関係性とかとにかく語るところの多いユニット

9. ルキナ覚醒

シリーズ復活作になった『覚醒』において、子世代の中心を担い、専用武器ファルシオン」やスキル天空」など、過去作品の要素をこれでもかと豪華欲張りセットで登場。

この辺からクラスチェンジ自由度が大幅にアップして、あまり性能で何かを語る感じではなくなってしまった気がしている。

10. アクア(if)

歌って踊って殴れる踊り子ユニット

FEシリーズとしては踊り子ユニットから誰か1人は選ばないとね、と色々考えたらアクアが残ってしまった。こいつのおかしいって。

選外ユニット

シーダ(暗黒竜紋章

説得役として重要だと思うけどペガサス三姉妹役割被るよなぁと考えて選外。

アベルカイン(暗黒竜紋章

シリーズお約束として登場する赤緑騎士ポジションだし重要ではある。

パオラ・カチュア・エスト(暗黒竜外伝紋章他)

ペガサス三姉妹概念確立した重要性は言うまでもないが、誰を選ぶか問題結論を出せなかった。増田はカチュア派だが絶対割れるでしょ。

マリク(暗黒竜紋章

ズボンマージ元祖10選に入れていいと思います

チキ(暗黒竜紋章覚醒

竜石マムクート幼女元祖10選に入れていいと思います

アーダン聖戦

アーマーから入れるならこいつかドーガだよなとは思った。

アイラ聖戦

こいつ本人も強すぎるし子世代平民でもかなり強すぎる。ソドマス系ユニットは選ぶと多すぎるから選外。

リーフ聖戦トラキア

起用貧乏万能ユニットだったマスターナイトから追い剥ぎ団のリーダーへ落ちぶれた主人公ユニットというインパクトは大きい。が一旦ここはセティを選出した。

アスベルトラキア

ショタマージとして間違いなく優秀であるがセティ(フォルセティ)の壁が厚すぎる。

ティナ(トラキア

杖ゲーだった『トラキア』の中でも最重要ユニットだが杖ゲーブレムというバランスが後にも先にも特殊すぎる。

スー(封印

10選に弓ユニットを入れられなかったのだが1人選ぶとしたら増田はこの子

ラリーネ(封印

回復ユニットで加入した筈なのに終盤強いですわよ!

カレル(封印烈火

烈火で再登場したインパクトは凄いのだが、ソドマス系ユニットばっかりになってしまうから泣く泣く削った。

ニニアン(烈火

踊り子ユニットマムクートハイブリッドなのでユニークではある。

エイリーク・エフラム(聖魔)

ゼトと入れ替えてどちらか10選に入れる余地あり。

エリンシア(蒼炎・暁)

ぶっとばして差し上げますヒロイン。暁の2部終章は名マップ

ハール(蒼炎・暁)

ハールの動く城はインパクトが強かった。が、あまり似た性能のユニットは後続シリーズに登場しなかったかなぁ。

ティバーン(蒼炎・暁)

ラグ王族から1名入れるならこのユニットか? と思いつつ、参戦期間が短いのよ。

サザ(暁)

発売前はまるで主人公格の扱いだったのに性能的にも空気だった盗賊ユニット

ドニ(覚醒

覚醒』はFEシリーズの様々な要素を復活させた重要作で、『外伝』以来の村人ユニット。が、先駆者としては『聖魔』にアメリアなど超成長率の新人ユニットが居るため選外とした。

リョウマ(if)

きょうだいユニットは全員そつなく強いがこの人は別格。ただ広義のソドマス系ユニットと思うため選外に。

カミラ(if)

タクミマップはこの人がおらんとクリアできんかった。

エフィ(Echoes

外伝リメイクEchoes』で主人公アルムに突然生えてきたヤンデレ幼馴染ユニット。何それこわい。性能的に他の村人系ユニットほど尖っていた訳ではないが、フリーレンとかアーニャで後年注目を浴びる人が中の人だったと知った。

2024-11-11

日本の立地ってマジでまれてたよな

大陸に近いので古代中国という最高峰文化享受できた

・でも簡単侵略はできないくらいの絶妙な遠さ

大陸の端っこなので外交はほぼ中国だけ気をつけていればよかった

民族的流入経路も限られていて異民族の大移動に悩まされなかった

島国としてはかなり大きくて国力が高かった

・平地が少ないので大勢力が並立できず内乱がすぐに終わった

森林資源水産資源豊富人口を増やすことができた

・金銀や石炭などの地下資源豊富だった

完全にヌルゲー。

特に序中盤での開発のしやすさはピカイチ

ハイスコアを狙うには対外進出の難しさが逆にネックになってくるが、

のんびり育成を楽しみたい初心者には間違いなくオススメできる。

2024-11-10

anond:20241110151108

しか北朝鮮人もいるのじゃなかたっけ?サハリン強制徴兵されて、そのまま日本敗戦して、そのまま放置ってひとたちが。

彼らへの補償を考えると、安くですまないから、あと数十年は放置のままにして、

日中で「露が人口減したら、サハリン千島列島うちらで、大陸側はアンタラよろしく」って感じにするのが賢いのじゃないかな。

台湾問題は決着がつかないままだろうし、朝鮮半島は「韓国がいないと日本負担が増えるから放置で。北朝鮮ちょっかいさないんで。」

ぐらいでよいのじゃないかな?

2024-11-08

大和政権地域集団連合してできたもの

で、その中で力のある者が王位に就いたのです。

そのためにはライバルを容赦ない殺戮を繰り返して天皇(大王)直属の伴造に統括する体制を作り上げた、まぁ極道と同じなのです。

しかし、そのままではただの成り上がり者なので権威けが必要だった。

もともと日本にあった土着信仰を、さも関係あるかのように天皇と結び付けた。

そして、大陸から仏教が入ってくると、その宗教的権威天皇統治に利用しない手はなく、鎮護国家として仏教を利用し、天皇や多くの皇族出家させて高僧にした。仏教権威を利用し、そのために仏教保護したのです。

釈迦欲望を抑えるために作った仏教を、広大な荘園を所有し天皇権力権威付けに利用するというただ欲望のためだけに利用した。お釈迦さんが聞いたらこんなことのために仏教作ったんじゃないと怒るでしょうね。

そして、壬申の乱大海人皇子大友皇子を打倒すべく吉野から東方遠征伊勢豪族度会氏を服属させた時、伊勢太陽神アマテルの威光が見えたので、「そのおかげで大友皇子勝利した!」と信じ込み、伊勢にあった地方神話地方アマテルを皇祖神に格上げした。

で、「その末裔神武天皇という架空天皇が初代天皇なのである」という筋書きで、天皇統治の正統性根拠として作り上げたのが伊勢出身稗田阿礼創作の「記紀」。

これで天武天皇継承正統性担保したのです。


まぁしょせんこんな程度の家系なので歴史的にもロクでもないことばかりやってきました。

たとえば、女官を縛り上げて苦しむのを楽しんだ陽成天皇

事もあろうに大嘗会で神聖な高御座に女官を連れ込んで情事を楽しんだ花山天皇

紫衣を坊主に売って金儲けして遊郭通いしていた後水野天皇

原爆投下戦争中だからやむをえなかった」と敵国の蛮行正当化した昭和天皇

こんな家系をやんごとなき方々と今だ多くの日本人が思っているんだから、何とかにつける薬はないと言う事ですね。

2024-11-06

Re: セガサターン史上、もっと重要ゲーム10

anond:20241103145536 を書いた増田だ。

実は増田匿名ダイアリー投稿するのが初めてで、記事を公開すると文字数制限を超えた文章が消えてしまう(?)挙動を知らず、記事公開後に選外タイトルを半分くらい編集して消している。が、コメントサターンユーザーだった各位から増田が消してしまった選外タイトルにも言及があり、大変嬉しかったので解説を追加で書かせて欲しい。

アーケード移植タイトル10選に入れないべきか問題について

この指摘は正直わからんでもないし、全てのゲームがそこに集まっていたプレステ史だったら『リッジ』『鉄拳シリーズを入れなくても成立するかも知れない。が、やはりセガサターンセガアーケード稼働人気タイトルを独占供給できてナンボ(それでも負けたハード)なところがあり、バーチャを家で遊びたくてお年玉で買った増田としても外せないのである

言及のあったタイトル

10選の方は時系列で並べたが、こっちは言及されていて「ですよねぇ!!」となった順に書いて行く。

リアルサウンド風のリグレット~(1997年7月ワープ

音だけで遊ぶアドベンチャー飯野賢治氏の作家性を象徴する作品であり、増田最高傑作であると考えている。話題性で『エネミー・ゼロ』の方を10選に入れたが、こっちの方が好きだという人の意見はよくわかる。この作品には必ず「ゲームと呼べるのか?」問題が付きまとうので、扱いが難しい。

しかし当時アクセシビリティなんて考えが浸透していなかった時代に、トレンディドラマの人脈を呼んできてこんな作品リリースしてしまうのは本当にすごいのだ。本作のファン脚本を担当した坂元裕二氏のインタビューを未読の人はぜひ読んで欲しい。

機動戦士ガンダム ギレンの野望1998年4月バンダイ

宇宙世紀一年戦争舞台に、歴史のifを体験できる戦略シミュレーションゲーム増田は後からリリースされたドリキャスの完全版みたいなやつをこってり遊んで、そっちのイメージが強かったかサターンタイトルという認識が薄かったかも知れない。完全に忘れていてコメントで気付いた。

今にして思うと、横シューティングだった『機動戦士ガンダム』や『外伝I・II・III』の3部作など、バンダイマルチタイトルでなくサターン用に凝ったタイトルを出してくれていた気がする。セガサミーではなくセガバンダイになった歴史のifを見たかったな(きっと別の負けハードを出していたと思う)。

天地を喰らうII 赤壁の戦い1996年カプコン

カプコンが『ファイナルファイト』で確立したベルトスクロールアクション本宮ひろ志の濃い顔をした武将たちを主役に据えた作品ボーナスステージは何故か早食い対決するぞ。

かなり名作だと思うがプレステマルチタイトルのため選外となった。

ADVANCED WORLD WAR ~千年帝国の興亡~(1997年3月セガ

メガドラアドバンスド大戦略』のパワーアップ版。という事くらいしか知らず、実は増田は先行するメガドラ版ともども履修していないため解説できることが無い。すまん。

ドラゴンフォース1996年3月セガ

8つのから選び、大陸統一を目指すシミュレーションゲーム。『半熟英雄シリーズっぽいところがある。戦闘100vs100の兵士サターン2D拡大縮小機能をフルに使っていて迫力があった。増田には『大戦略』系のリアル志向シミュレーションは難しく、こういうファンタジー世界観でやや簡略化されたシステムの方が好きだったこともあり、続編ともどもかなり遊び込んだ。

セガメガドラにも『バハムート戦記』という、これ系の名作を残しているぞ。

トア~精霊王紀伝~(1996年4月セガ

「THOR2」として言及されていたのは恐らくこれで、メガドラの『ストーリーブトア』の続編。いわゆる2Dゼルダの流れを汲むアクションPRGで、かなり謎解きが面白かった。

そしてBGM古代祐三氏の会社で開発されたタイトルだけあってすごくかっこいい。たのむ、権利上の問題を解消してNintendo Musicでこれらの名曲配信してくれセガ

アイドル雀士スーチーパイ複数あり:ジャレコ

サターン初期はまだレーティングシステムが整備されておらず、最初に発売された『スーチーパイスペシャル』には乳首がない。そして『スーチーパイRemix1995年)』以降の作品は「X指定レーティング指定され、乳首券が発行されたぞ。これはテストに出る。

記憶が合っているか念のために調べたら、この両タイトルをセットにした『アイドル雀士スーチーパイ Special + Remix サターントリビュート』なるタイトルSwitch移植されているらしいぞ……。どういうことだってばよ

GUNGRIFFON THE EURASIAN CONFLICT1996年3月ゲームアーツ)

2足歩行ロボット指定されたミッションクリアしていく3Dシューティングコメントにある通りまだ『アーマードコア』 が無かった時代リアル戦場兵器テーマにしていたのはエポックメイキングだったと言える。あと裏設定がむちゃくちゃ沢山あって、サターン専門誌で何故か連載解説記事があった。ゲームアーツはセガハードにとってセカンドパーティーに近い扱われ方で、10選に入れた『グランディア』の時もそうだけど優遇されていた気がする。

増田1996年前後ゲーセンで『バーチャロン』の対戦に熱中していて、こういう渋い感じのミッションクリアゲーム面白さを理解できたのは、もっと後であった。

THE KING OF FIGHTERS '95(1995年7月SNK

ネオジオ以外のハードに初移植された人気2D対戦格闘ゲームしかも専用ROMカートリッジを引っ提げて発売され、そのキャラ選択から対戦開始までの爆速ロード時間は、金持ちの家の子どもが持ってるネオジオROM版(爆速だが高い)とネオジオCD版(ロードがクソ長い)しか知らなかった当時のゲーセン少年たちには衝撃を与えた。

これは確かにサターン史を語る上で重要タイトルではあると思う。ただ増田は専用ROMカートリッジ拡張RAMカートリッジも、パワーメモリーセーブデータを道連れにされたトラウマがあり、あまりいい思い出がない。

ファイターズメガミックス1996年12月セガ

それぞれサターン移植された『バーチャ2』『ファイティングバイパーズ』のキャラクロスオーバーさせ、さらに何故か『バーチャコップ2』のキャラが『バーチャ3』のキャラの技を使い格闘システムにも『バーチャ3』の「避け」を家庭用に先行実装するという、何でもありのお祭りタイトル。『デイトナUSA』の車も戦うぞ。何を言っているのかわからねーと思うが増田もわからない。お祭りなんだから、『ファイティングバイパーズゲストキャラだったペプシマン、こっちにも出せばよかったのにね。

記事の選外タイトルにも入れていなかったのだが、コメントで思い出が蘇り嬉しくなった。『スマブラ』を一大お祭りシリーズに育て上げた任天堂と、『ファイターズメガミックス一発屋セガ。そういうとこだぞ。

ファイナルファンタジーVII1997年1月スクウェア

ごめん、『ファイナルファンタージ7』表記になってたのはリンク避けとかでなく、素で打ち間違いだった。

このタイミング増田サターン敗戦意識し、プレステ本体と一緒にコンビニで予約して買った。スノーボード面白すぎた。

2024-11-04

魔女傭兵 (漫画)

1話がスゲー良い感じで、大陸脱出する話なのかな?と思いきや2話でいきなり脱出して、新大陸に移動してから普通冒険者なろう話でスゲーガッカリした。

ここまで期待外れな作品も早々無いよな。1話は最高の出来なので言葉通り1話だけで良いので見て欲しい。

anond:20241103110051

もっと夢の広がる展開でハッピーにしよう!

そうだ大陸に渡って大規模農業をやるぞ(某銀の匙

こうですかわかりません

2024-10-30

解決済】産休入るからおすすめゲーム教えて

概要

産休に入る。予定日まで一カ月ほどあり、出産に向けた準備はおおむね完了している。腹がめっぽう重くあまり動くと具合が悪くなることもあり、できれば家でゲームをして過ごしたい。思考力が落ちているので、他人おすすめを知りたい。

自分は盆などの連休にのみ据え置きゲームプレイするライト層。日頃はソシャゲメイン。家族(夫)が任天堂ヘビーユーザー

希望

ハードSwitch希望PCは所有しているが残念スペックなのであまりゲームには向かない。アクションゲームはあまり得意ではない(先日、ゼルダの伝説夢をみる島リメイク版)をクリアし大いに楽しんだが、ボス戦はほとんど夫に代わってもらっていた)。ゲーム画面で長文を読むのが苦手なので、ノベルゲーム物語重視のアドベンチャーゲームは好きではない。

現在検討中

Civilization VI

ちょうどセール中。中毒性が高いのでハマれば一カ月をゆうに潰せそう。初プレイ難易度が高そうなのと、世界史に疎いと楽しめるかどうかわからないのが不安

ホグワーツレガシー

ちょうどセール中。何をやるゲームなのかはよく知らないが、アクション控えめでオープンワールドというとこれが最適解な気がしている。ハリポタ別にファンとかではない。

ドラえもんどら焼き屋さん物語

中毒性が高いらしい。Fワールド的見どころはX(Twitter)でおおむねネタバレを見尽くしたのでプレイしても答え合わせになる気がしている。カイロゲームドット絵個人的にはやや好みではない。

ゼルダの伝説 知恵の借り物

ゼルダの伝説夢をみる島が好きだったので、同じグラフィックの本作も気になっているが、このグラフィックなのに夢じゃないかいというツッコミをまだ飲み込みきれていない。アクション面が不安

今までハマったゲーム

千年戦争アイギス

エロい女の子がいっぱい出てくる本格派タワーディフェンスゲームゲームセオリー習得していくことで徐々に高難易度ステージクリアできるようになって達成感があり、楽しかった。最ハマり期は5~10時間/日やっていた。寝室がある。ドット絵が好き。

トライアングルストラテジー

戦略シミュレーションゲームエロい女の子は出てこない。難易度NORMALでも相当苦戦したが、試行錯誤がうまくいくと楽しかった。Switchで一番長時間プレイしたゲームドット風絵が好き。CV中村悠一

コーヒートークコーヒートーク

読み物系ゲームは苦手だがこのくらいのボリュームなら楽しくプレイできる。これ以上のボリュームはムリ。ドット絵が好き。

Stardew Valley

なぜあんなにハマったのか今から思い返せばよくわからないがとにかくハマった。狂ったようにプレイし気が付くと辞めていた。MODの自由度面白かったのかな。曲とドット絵が好き。

ハマれなかったゲーム

ポケットモンスター スカーレット

フィールド移動とトレーナー戦が個人的には面白さを感じにくく、キャラにもハマりきれず序盤で挫折ハネッコ推しポケ)がフヨフヨ飛んでるのが可愛かったのは満足。

任天堂の低難易度アクションゲーム

プリンセスピーチShowtime!、ピノキオ隊長ヨッシークラフトワールドグラフィックが素晴らしく、感動したが、自分は3Dアクションを楽しむ感性他人より劣っているためかうまく楽しめなかった。どれも良いゲームだと思う。

--

追記(10/31)】おすすめ頂いたゲームまとめ

「王立穴ポコ学園」「ロマサガリベンジオブザセブン」「ゼルダの伝説知恵の借り物」の3作を検討したいと思います産後はたぶん増田やる時間ないしプレイレビューまでは書けないかもしれないのでこの場で感謝申し上げる。おすすめ書いてくれた皆さんありがとう

2024-10-27

ファクトフルネスプロパガンダである

世界は着実に良くなっているという話を聞いたことがあるかもしれない。

過去70年間で、年間戦争犠牲者数が90%も激減した。

あるいは、世界の子もの死亡率は19世紀初頭から10倍も減少している。

一人当たりの所得平均寿命、そして、色と大きさが大陸を反映した泡で表現されたさまざまな国々がある。

ファクトフルネスという本で、そんなビジュアライゼーションもどきを見たことがあるかもしれない。

過去2世紀の間、どの国も寿命が延び、物を買うための収入が増えた。

これらは事実であり、世界について重要なことを語っている。

しか今日ファクトフルネスプロパガンダに利用されている、

既存の状況を正当化し、西洋資本主義理想的社会として称賛するためにである

政治家科学者もそうだ、ある事実を極端に強調する一方で、他の事実を完全に無視する。

例えば、グラフ中のアメリカを見てみよう。この小さなさなバブルの中に、すべての住民が整然と詰め込まれている。

なぜこんなに小さいのか?

現実ではなく、所得寿命平均値を表しているからだ。

現実には、国民所得はすべて不平等に分配されている。

まりアメリカ国民の下半分の平均所得は年間16,200ドルであり、全米平均よりはるかに低い。

アメリカのこの半分の人々の所得は、40年間ほとんど変わっていない。

では、なぜ全米平均の所得が増えるのか?

それを理解するには、上位1%までの分布全体を見る必要がある。

そのためには、少しズームアウトする必要がある。

アメリカの上位1パーセントの平均所得は130万ドルである

下位半分の人口に分配される割合の約2倍である

そこで何が起ころうと、国民平均に大きな影響を与える。

この35年間で、上位1%の所得は3倍以上に増加した、

一方、人口の下位半分の貧しさは変わらない。

からこそ、全国平均は誤解を招きやすいのだ。

このような不平等は、人々の寿命に影響を与える。

上位1%に属するアメリカ女性平均寿命は89歳である

一方、下位1%に属するアメリカ男性平均寿命は73歳である

バングラデシュとほぼ同じである

この点ではアメリカはそれほど例外的ではない。

このようなことが全国平均の下で起こっているのだ。

産業資本主義がより良い生活環境を無限に生み出すとは到底思えない。

例えば、イギリスアメリカを見てみると、近年、平均寿命は実際に短くなっている。

もちろん、金持ちが早く死ぬからではない。

いわゆる絶望死が増加しているのだ。

自殺アルコール、薬物の過剰摂取

絶望とは、経済成長による健康への恩恵宣伝されるたびに、ほとんど言及されないことだ。

資本主義擁護者たちが、精神衛生について語るのを聞いたことがあるだろうか?

結局のところ、世界全体を見渡してみると、今日の不健康の主な原因は身体的な病気ではなく、うつ病なのだ

世界人口の約10分の1がうつ病に苦しんでいる。

そして全体として、いわゆる精神疾患は、世界中で障害の約3分の1を占めている。

では、なぜグローバルヘルスに関心のある人は、このような特殊な苦しみを無視したがるのだろうか?

その理由は、うつ病人口が最も多いのはヨーロッパオーストラリアアメリカからである

アメリカ大陸ヨーロッパオーストラリアでは不安障害が多い。

アフリカアジアでは不安障害はそれほど多くない。

豊かな国ほど、不安憂鬱を抱えている人が多いように見える。

精神疾患世界分布について語る人が少ないのは、経済成長はすべての人間問題解決する万能薬であるという考え方には当てはまらいからだ。

また、世界ますます良くなっているという考え方にも当てはまらない。

この25年間、貧しい人も豊かな人も、実際にはますます苦しんでいる。

これを測る方法はいくつかあるが、医療記録を見るか、国民調査で症状について尋ねるかは問題ではない。

抗うつ薬消費量を考えてみても、OECD加盟のいわゆる先進国では、わずか15年で倍増している。

からといって、経済成長が必ずしも私たちを不幸にするとは限らない。

いや、生活必要物質が満たされれば、間違いなく幸福になる。

しかし、経済成長一定レベルに達すると、私たち幸福に対するその効果は弱まる傾向にある。

例えば、1972年以降のアメリカ経済成長率を見ると、2倍以上になっている。

しかし、最も信頼性の高い調査によれば、アメリカ人の幸福度はほぼ横ばいである。

そしていくらか弱まってさえいる。

このことは、なぜ経済成長を際限なく追求しなければならないのかという疑問を投げかける。

さら根本的なことを言えば、社会の良し悪しを評価する際に、健康いかなる種類のものであれ関係するのだろうかという疑問も湧いてくる。

平均所得平均寿命バブルをもう一度見てみよう。

シンガポール所得寿命の両方で欧米諸国を圧倒している。

平均して貧しく、早死にするアメリカより、カタールに住む方がいいのだろうか?

中国を拡大してみると、1949年から1976年の間に平均寿命が目覚ましく伸びていることがわかる。

この間、中国毛沢東という歴史上最悪の独裁者によって統治されていた。

これは何を物語っているのだろうか?

支配であるエリート批判する者が命の危険さらされる権威主義共産主義に生きるのは良いことだと言うのだろうか?

もしそうでないなら、資本主義の利点を示すときに、なぜこのような統計的チェリーピッキングが受け入れられるのだろうか?

平均寿命やその他の健康指標は、私たちがどのような社会に住んでいるかを示す指標としては不十分なのかもしれない。

しかしたら、私たち社会の現状を見るだけでなく、その潜在的可能性やありうる姿を考えるべきなのかもしれない。

どのように見るかは別として、世界はより良い場所になりつつあるだけではない。

多くの点で、私たちはその逆を見ている。

メンタルヘルス問題を挙げたが、格差の拡大、住宅不足、労働市場のプレカリゼーションも注目に値する。

これらの問題があたか存在しないかのように装うのは不誠実であり、社会科学のクソな点の顕著な例である

世界永久改善されると宣言するだけでは、何の役にも立たない。

地球温暖化についても何か言うべきではないだろうか?

2024-10-17

anond:20241016125922

先祖代々の沖縄出身者としては、日本本土の異常なまでの大陸朝鮮から移民渡来系弥生系)の多さを考えると、「(アイヌ琉球民族以外の)日本人」と言われても、ほんとうに日本民族かどうか勘ぐってしま

2024-10-13

anond:20241013081749

文字通り隙あれば割り込むのが大陸常識

空席も守り通したいなら、チャイナ人に負けない留守番を置くしかない。

2024-10-12

村人「ここも…ダメか」

日照りがどれほど続いたのか、見渡す限りの大地はすべてひび割れ、乾き切っていた。

旅人がその村に辿り着いたとき、草も木もすべて色を失い、まるでその村全体が時を止めたかのような静けさに包まれていた。

いつから人の気配が消えたのか、門の軋む音さえも耳を刺すほどの無音に支配されていた。

「ここも…ダメか。」

旅人は、乾ききった唇を手で覆いながら小さく呟いた。

何日も歩き続け、たどり着く村はどこも同じ。

干ばつは大陸全体に広がり、旅人希望を抱いて訪れる村はすべて、壊滅的な状態だった。

それでも旅人は、一縷の希望を捨てきれないまま、また一歩、また一歩とその村の中へ進んでいった。

崩れかけた家々、破れた屋根、荒れ果てた畑。

その光景は何度も見たはずなのに、今回は特に胸が痛んだ。

足元には枯れた作物の残骸が散乱し、踏みしめるたびにパリパリと音を立てる。

それはまるで、この村が過去の栄光痕跡を声もなく訴えかけているようだった。

しかし、それでもどこかに生き残りがいるかもしれない。

そんな淡い希望に突き動かされ、旅人は村の中心部へと進んでいった。

だが、どの家も扉は閉ざされ、窓から覗く光景も、ただの空虚な闇。生気がない。人の温もりも、生活痕跡も、まるで何年も前から止まったままだったかのようだった。

「ああ、やっぱり…誰もいない。」

旅人は肩を落とし、重い足取りで畑の方へと向かっていった。何の期待もなく、ただその場を後にするために。

しかし、そのときだった。どこからか、小さな物音が聞こえた。

旅人は思わず立ち止まり、耳を澄ませた。風の音でもなく、枯れた枝が揺れる音でもない。

何かが動いた気配だった。旅人の心は急にざわつき、音のした方へと急いで向かった。

畑の中央に足を踏み入れると、そこには一匹の動物がいた。

旅人最初、それがただの枯れた植物の影かと思った。

動物の体は、驚くほど皺だらけで、皮膚はカサカサに乾燥し、まるで生きている気配はなかった。

まるで地面に吸い取られたかのように、その動物は畑の一部と化していた。

「…生きているのか?」

旅人は恐る恐るその動物に近づいた。

それはこれまでに見たこともない動物だった。

まるで長い時間を経て、風と太陽さらされ、干物のように乾燥しきっている。

カピカピで、普通なら息絶えていてもおかしくない姿だった。

しかし、旅人が手を伸ばそうとした瞬間、その動物は微かに動き、かすれた声でこう鳴いた。

バラァ…」

その声は、どこか遠くの井戸の底から響くような、風に紛れて消え入りそうな音だった。

まるで旅人に見つけてもらうことを待ち望んていたかのように。

旅人不思議気持ちでその動物を見つめた。

何もないこの地で、どれだけの時間を過ごしてきたのか想像もつかない。

しかし、それでもこの小さな命は、生きることを諦めなかったのだ。

旅人はその場に膝をつき、動物の頭をそっと撫でた。乾燥しきった皮膚の感触が指に伝わる。それでも、動物は微かに息をしている。

「…お前の名は、カピバラか」

動物はもう一度、静かにバラァ…」と鳴いた。

旅人はその瞬間、確かにその動物が笑っているように見えたのだった。

これがカピバラといった動物の、名前の由来である

2024-10-10

小説 階伯(かいはく)をAI生成してみた。つづき。

佐伯は冷静に外を見つめ、静かに言った。「急がなければならない。私たちだけじゃない。既に他の誰かが、この文書存在に気づいているんだ」

宮内たちは、その暗い夜の中、重大な真実を抱えながらも、さらなる危険に直面していることを痛感した。そして、彼らの背後で静かに動く影が、その行く手を阻もうとしていることを――。

7世紀朝鮮半島

霧がかった朝の大地に、冷たい風が吹き渡る。遠くに見えるのは、伽耶城郭――かつて繁栄を誇ったこの地は、今やその輝きを失い、四方を敵国に囲まれていた。百済との同盟は、物部氏政治的判断により、伽耶土地割譲され、かつての強固な関係はもろくも崩れ去っていた。そして、北から新羅勢力を伸ばし、伽耶領域は日々侵食されつつあった。

伽耶の都、金官伽耶の城内では、倭人行政機関である任那日本府」が、かろうじてその機能を保っていた。日本朝鮮半島を結ぶ重要拠点として、ここ伽耶には古くから倭人たちが駐留し、地方統治を行ってきた。しかし、伽耶領域が狭まり、外部から圧力が増す中で、彼らの存在もまた危うくなっていた。

任那日本府

倭人たちの本拠地である任那日本府では、緊張した空気が漂っていた。府長を務める高橋宿禰たかはしのすくね)は、伽耶未来に対する不安を抱きながらも、冷静な目で情勢を見据えていた。彼は日本から派遣された者で、伽耶を通じて倭国朝鮮半島の諸勢力との外交軍事管理する責任を負っていた。

高橋は、大陸の動向を理解していた。高句麗が依然として強大な軍事力を持ち、新羅が急速に勢力を拡大している一方で、百済は弱体化の一途をたどっていた。百済物部氏領土を譲る代わりに、彼らの庇護を受けていたが、それでも新羅の脅威を完全に退けることはできずにいた。

ある朝、任那日本府の本庁に、使者が慌ただしく入ってきた。新羅軍の進軍がさらに加速し、伽耶南部まで侵入しているとの報告だった。

高橋宿禰様、新羅が我々の国境を越えて、さらなる侵略を開始しました。彼らの勢力は日増しに増強されており、我々だけではこれ以上の抵抗は難しい状況です」

高橋はその報告を聞くと、しばし黙考した。彼の心は冷静であったが、その目の奥には深い憂慮が感じられた。新羅の勢いは予想を超えるものであり、このままでは伽耶消滅することも現実のものとなる。

「我々が百済との同盟を維持し、かつ新羅を押し返すには、どうにかして大和朝廷からさらなる支援を得るしかない…」高橋はつぶやいた。

倭国――大和政権――は、朝鮮半島での権益を守るため、長らく任那日本府を通じて伽耶に影響力を行使してきた。しかし、今や大和の内部でも、朝鮮半島への介入を巡って意見が分かれていた。倭国自身国内での権力争いに忙殺されており、ここ伽耶への支援は限られていた。

高橋は、日本府の幹部たちを集め、緊急の会議を開いた。木造の広い会議室に、鎧を身にまとった武将や、文官たちが座していた。その中には、伽耶出身の有力者も混ざっている。彼らは皆、伽耶をどう守るべきか、顔を曇らせながら高橋言葉に耳を傾けていた。

「このままでは伽耶新羅に飲み込まれる。我々は百済に頼ることはできない。むしろ百済自身がその存続を危ぶまれている状態だ。しかし、倭国が強力な支援を送ってくれれば、伽耶防衛可能だ。私は、大和朝廷さらなる援軍と物資提供要請する」

しかし、大和朝廷が動くかどうか…」ある幹部言葉を切った。「近年、国内でも騒乱が絶えず、朝廷伽耶に対して以前ほどの関心を示していないと聞いています。我々の声が届くかどうか…」

高橋は静かに頷いた。「その懸念理解している。しかし、ここで引くことはできない。もし伽耶新羅に落ちれば、次は百済、そして我々の国、日本にまで新羅の脅威が及ぶことになる。これは我が国未来を左右する問題だ」

その言葉に、会議室内の空気さらに張り詰めた。伽耶運命が、彼ら一人一人の肩に重くのしかかっているのを、誰もが感じていた。

伽耶領主金官伽耶王室

その頃、伽耶王室でも緊迫した議論が交わされていた。金官伽耶を治める若き王、金輸(キム・ス)は、深い悩みに沈んでいた。彼の治世は短く、まだ若い王であったが、その肩には国の存亡がかかっていた。

新羅の脅威をどうするつもりですか、王よ?」側近の一人が、焦燥感をにじませながら問いかけた。

新羅降伏すれば、この伽耶新羅属国となり、我々の独立は失われる。だが、戦いを続ければ、国が滅びるかもしれない…」王は苦渋の表情を浮かべていた。「日本府の支援を頼るしかないが、彼らもまた、我々を見捨てつつあるのではないか?」

伽耶王家の一員であり、倭国の血も引く王には、古くから日本との絆があった。しかし、その絆がどこまで続くのか、今は誰にも分からなかった。

「王よ、我々にはもう時間がありません」と重臣の一人が進言する。「新羅軍勢は、既に国境を越えて伽耶の村々を焼き払っています百済もまた、新羅との対立が深まり、援軍を送る余力はないでしょう。ここで戦うしかないのです」

金輸は、重圧に押しつぶされそうな思いで、目の前の地図を睨んだ。新羅勢力が日々拡大していることは明白だった。残された選択肢は少なかった。

「もし…もしも大和朝廷が我々に背を向けたなら、伽耶は滅びるだろう。しかし、それでも私はこの地を守るために戦うつもりだ」金輸は強い決意を見せた。「この伽耶は、我々の祖先が築き上げた土地だ。たとえ新羅が押し寄せようとも、最後まで抵抗する」

彼の言葉に、周囲の武将たちは力強く頷いた。彼らは伽耶を愛し、誇りを持っていた。その土地が、たとえ消滅危機に瀕しても、最後まで戦い抜く覚悟は揺るぎないものだった。

こうして、伽耶最後の戦いへと向かおうとしていた。日本との絆を信じ、大和朝廷からの援軍を待ちながらも、彼らは自らの土地と誇りを守るため、剣を取る準備を整えていった。

一方で、新羅軍勢は、着々と伽耶領土侵食し続けていた。

新羅の侵攻

新羅軍が伽耶国境を越え、村々を焼き払い、伽耶領地を猛々しく侵略していた。朝靄の中、戦火の音が徐々に近づく。剣と剣がぶつかり合う音、逃げ惑う人々の叫び声、そして馬蹄が大地を叩く音が響き渡る。伽耶の地は一瞬にして戦場と化していた。

金庾信(キム・ユシン)と階伯(かいはく)は、その混乱の中で共に逃げ延びる。二人は幼い頃から親友であり、共に倭人の血を引く。伽耶という共通故郷を持ちながらも、彼らの運命は今、異なる道を歩もうとしていた。

金庾信はその目に怒りを宿し、剣を強く握りしめながら周囲の景色を見つめた。焦げた木々と倒れた民衆――彼の心には怒りと無力感が入り混じっていた。

「もうこれ以上、逃げるわけにはいかない!」金庾信は立ち止まり、階伯に向かって叫んだ。「ここで新羅に挑まなければ、伽耶は滅びる。俺たちが立ち上がらなければ、この国を守ることはできない!」

階伯は、そんな金庾信の熱い眼差しを受けながらも、冷静に彼を見返した。彼の目には理性的判断が宿っていた。階伯もまた伽耶の血を引くが、心の中では百済との結びつきを強く感じていた。百済は彼にとって、新たな拠点となり得る希望の地だった。

「庾信…」階伯は静かに言葉を紡いだ。「お前の気持ちは分かる。だが、今ここで新羅に挑んだところで、何も変わらない。新羅は圧倒的な軍勢を持ち、我々の力では立ち向かえないんだ。無駄に命を捨てることになる」

「命を捨てる?」金庾信は怒りに震える声で返した。「伽耶は俺たちの故郷だ。ここで戦わずしてどうする?この土地で生まれ、この土地を愛してきたんだ。新羅に屈するわけにはいかない!俺は戦う。たとえ一人でも!」

階伯は目を閉じ、深い息をついた。金庾信の激情理解しつつも、彼はあくまで冷静な判断を崩さなかった。

「今、ここで命を散らすのは、愚かなことだ」と階伯は低い声で言った。「我々はまだ若い。戦をするなら、もっと力を蓄えた後にするべきだ。俺たちがこの場で戦っても、新羅には勝てない。だからこそ、一旦退いて、力を蓄え、百済で新たな拠点を築こう。そして、その時が来れば、再び新羅反旗を翻すんだ」

金庾信は階伯の提案に苛立ちながらも、その言葉には一理あることを感じ取っていた。しかし、彼はそれを簡単には受け入れることができなかった。

「逃げてどうする?百済に逃げ込んで、いつか反抗すると?そんなことをしている間に、伽耶は完全に滅ぼされるぞ!」

階伯は毅然とした表情で金庾信に向き直った。「伽耶が滅ぼされることは悲しい。だが、今の我々ではどうすることもできないんだ。今ここで命を落とすのではなく、百済に逃れて新たな力を得る。それしか道はない」

二人の間には、一瞬の静寂が広がった。彼らは幼少期から共に育ち、共に剣を学び、共に伽耶未来を夢見てきた。しかし、今や彼らの前には、それぞれ異なる道が現れていた。

金庾信は目を閉じ、深い溜息をついた。「俺は逃げない」と決然とした声で言った。「新羅に挑む。伽耶を守るために、ここで戦う。そして、この土地を取り戻す」

階伯は静かに頷いた。「お前の気持ち理解した。だが、俺は百済へ向かう。力を蓄えた後、必ず新羅に反抗するつもりだ。百済の地で再び立ち上がり、我々は再び会うことになるだろう」

二人の間には、再び重い沈黙が流れた。戦乱の中、互いに進むべき道を決めたその瞬間、彼らの運命は大きく分かれることとなった。

「階伯…俺たちはいつか再び会う。その時まで、お前も生き延びろ」と金庾信は低く言った。

「お前もな、庾信。新羅に勝てることを祈っている」と階伯は静かに答えた。

こうして、二人の幼馴染はそれぞれの運命を背負い、異なる道を歩み始めた。金庾信は新羅に残り、伽耶を守るために戦うことを選び、階伯は一旦百済へと退き、後に反抗するための準備を進めることを決意した。

彼らが再び顔を合わせる時、朝鮮半島運命が大きく動く瞬間が訪れるだろう。しかし、今はただ、それぞれの道で新たな戦いが始まろうとしていた。

金庾信の捕虜となる運命

金庾信は、伽耶を守るために新羅軍に最後まで抵抗したが、その圧倒的な兵力差の前に彼の軍勢は次第に追い詰められ、ついには彼自身捕虜となってしまった。新羅の兵たちに拘束され、彼は荒れ果てた戦場を後にした。伽耶の大地に響く火の音、そして仲間たちの叫び声を背に受けながら、金庾信の胸には深い無念と怒りが渦巻いていた。

新羅捕虜となった彼は、何度も逃亡を試みたが、その度に失敗し、監視ますます厳しくなっていった。鉄の鎖に繋がれた手首の痛みは彼の屈辱さらに増幅させたが、それでも彼は決して屈することはなかった。伽耶の民のため、彼は新羅服従には決して応じなかった。

新羅将軍との出会い

だが、そんな金庾信の反抗的な態度は、ある人物の目に留まることになる。新羅軍の中でも屈指の実力者として名を馳せる将軍、**金閼智(キム・アルチ)**であった。閼智は高句麗百済との数々の戦いで勝利を収め、戦術家としても戦士としても一流の地位に立つ将軍だった。彼は、金庾信の不屈の精神戦士としての資質に注目し、特別に目をかけるようになった。

ある日、閼智は捕虜監視兵に命じ、金庾信を自らの前に連れてこさせた。閼智の陣営は戦乱のさなかにあっても厳粛な空気が漂い、将軍の威厳がひしひしと感じられる場所だった。

金庾信は両腕を縛られ、堂々とした態度で閼智の前に立った。捕虜でありながら、その目には一切の恐れはなく、むしろ新羅への怒りが燃え上がっていた。閼智はそんな彼を冷静な目で観察し、静かに口を開いた。

「お前が金庾信か。伽耶武将でありながら、我が新羅最後まで抗った者だと聞いている」

「そうだ」金庾信は短く答えた。「俺は伽耶を守るために戦った。今もその意思は変わらない」

閼智はその言葉に微かに笑みを浮かべた。「お前のような男が伽耶を守ろうとするのは分かる。しかし、今の伽耶は滅びに向かっている。新羅大軍勢を前にして抗い続けるのは愚かだ。いずれ滅びる運命を変えることはできない」

「滅びるのは伽耶ではない。貴様新羅だ」と、金庾信は強い口調で言い返した。「新羅がどれほど強くても、俺たちは絶対に屈しない。伽耶の民の誇りを貴様らに踏みにじらせはしない」

閼智はその反抗的な態度に少しも動じることなく、むしろ興味深げに彼を見つめた。しばらくの間、沈黙が続いたが、やがて閼智は少し体を前に傾け、言葉を続けた。

「金庾信、私はお前を殺すつもりはない。それどころか、私はお前の力を見込んでいる。お前の武勇と不屈の精神――それは、ただ伽耶のために使い果たすには惜しいものだ。もしお前が新羅に仕えれば、その力を存分に発揮できるだろう。我が軍の将として、共にこの地を治めるのはどうだ?」

その申し出に、金庾信の眉がぴくりと動いた。だがすぐに彼は険しい表情で答えた。「新羅に仕えるだと?俺が貴様らの犬になるとでも思っているのか?俺の忠誠は伽耶にあり、倭国にある。新羅に仕えるなど、考えたくもない!」

閼智はその言葉にも動じることなく、穏やかな口調で続けた。「お前が伽耶を愛しているのは分かる。しかし、その伽耶はもはや滅びゆく運命だ。だが、お前にはまだ未来がある。伽耶を守ることができないのなら、少なくとも自らの命と力を、より大きな目的のために使うことを考えたらどうだ?」

その言葉に、金庾信は内心揺れた。伽耶が滅びゆく現実を知りながらも、彼はそれを認めたくなかった。だが、閼智の言う通り、このまま無為死ぬのではなく、自分の力を何かに生かす道もあるかもしれないという思いが、心の片隅で芽生えたのも事実だった。

「考える時間を与えよう」と閼智は言い、席を立った。「お前が新羅に仕えることを選べば、私はお前を軍の将として迎え入れよう。だが、それでも新羅に逆らうなら、ここで命を失うことになる。それもまた一つの選択だ」

そう言い残して、閼智は静かに去っていった。

新羅軍人としての道

数日が過ぎ、金庾信は深い葛藤に陥っていた。伽耶を守るために戦い続けるか、あるいは閼智の言葉を受け入れ、新羅の将として新たな道を歩むか――どちらの選択にも、彼の心は重かった。伽耶はすでに滅びつつあり、金庾信の忠誠の対象として存在する意義を失いつつあった。彼が戦い続けた伽耶の夢は、今や過去のものとなっている。

やがて、金庾信は一つの決断を下した。彼は、新羅に屈服するのではなく、その内部から自分の力を生かす道を選ぶことにした。新羅に仕えることで、いずれ伽耶の民を守り、新しい形で伽耶精神を受け継いでいくことができるかもしれない。彼の忠誠心は揺らいではいなかったが、現実の中で最善の道を模索するしかなかった。

ある日、金庾信は閼智の前に進み出て、静かに膝をついた。

「俺は新羅に仕えることを決意した。だが、その決断伽耶を忘れるためではない。俺は新羅のために戦うことで、伽耶の民を守り、新たな道を切り開くつもりだ」

閼智は微笑み、満足げに頷いた。「賢明決断だ、金庾信。お前の力を、存分に発揮するがいい。新羅の将として、我々と共にこの地を統治しよう」

こうして、金庾信は新羅軍人としての道を歩み始めた。その武勇と知略は新羅軍内で高く評価され、彼は次第に新羅の中で頭角を現していくことになる。そして、その裏には、いつか伽耶精神を取り戻すという彼自身の静かな誓いが秘められていた。

小説 階伯(かいはく)をAI生成してみた。朝鮮半島南部日本固有の領土

もう10年近く前になるでしょうか。テレビ善徳女王や階伯(ケベク)を見ていました。そこで気付いたのですが、全く史実考慮せず、ドラマを作っているところです。

両方のドラマに、階伯(ケベク)も金庾信も出てきますが、全く別人のような扱いです。それは当たり前で、記録が残っていないからです。階伯など日本書紀しか残っていないに等しいです。

また、花郎世紀という偽書可能性の高いものからドラマを作っているということも知りました。こんなことができるのなら、東日流外三郡誌大河ドラマができてしまます韓国ドラマのすごいところです。

そこで、なぜ日本では、善徳女王や階伯(ケベク)のようなドラマができないのかと考えました。まあたぶん、歴史ドラマは大きく史実から外れられないとか、「自虐史観」があるのかなと。

紫式部なら創作もある程度許されるんでしょうかね。しかし、日本ドラマでは時代考証をある程度以上はやってます。階伯(ケベク)のように火薬が爆発したりしない。7世紀火薬があるのか?。

ダムの乱を起こしたピダム善徳女王が恋仲になるなんてシナリオが許されるのなら、階伯(かいはく)と金庾信が幼馴染でも問題ないですよね?w だって、記録無いし。

イスラエルユダヤの地だったら、朝鮮半島南部倭人の地のはずw。

生成にはGPT-4oを使用しましたが、下記の文章見出しを少し直し、はてな表記にしただけで、生成文そのままです。アメリカ等の歴史教科書では、朝鮮半島南部倭人が住んでいたということを認めているので、すんなり生成されたのだと考えています。本当は、倭人とういう朝鮮半島南部から九州北部あたりに分布している海洋民族がいただけなんじゃないかと思います。そして、その人らが大和政権に取り入れられ、日本という国が成立したんじゃないでしょうか。

ということで、日本側の見解としての階伯(かいはく)と金庾信の話を作ってみました。以下に本編です。

小説 階伯(かいはく)

現代日本東京 宮内庁

東京の秋の夜、薄い雲が月明かりをぼやかし、冷たい風が皇居の周囲を包んでいた。歴史学者、宮内敬一は、しなやかな動きで宮内庁の厳重な警備をかいくぐり、特定建物へと静かに忍び込んだ。彼の胸中には、ある確信があった――かつて日本に伝来し、その後散逸したとされる「百済本紀」が、ここに隠されているはずだ、と。

数年前、宮内韓国古書店で、偶然ある巻物の切れ端を目にしていた。その破片には「百済本紀」の名がかすかに読み取れ、彼の興味を大いにかき立てた。百済王国歴史を記したこ書物は、日本朝鮮半島との関係を解明する鍵となりうる、極めて貴重な歴史資料であるしかし、日本の記録にはどこにもその存在は記されていない。宮内は、この謎を解くべく独自調査を進め、ついにたどり着いたのが、ここ宮内庁だった。

彼の手元には、長年の研究から得た宮内庁内部の古文書倉庫レイアウトが詳細に記されているメモがあった。限られた時間の中で、どの棚にどの文書が保管されているのか、緻密に計算されていた。

暗い廊下を抜け、幾重にも鍵がかけられた古文書倉庫の扉の前にたどり着く。宮内は冷静に暗号を解き、精密な動作で鍵を解除した。倉庫の中はひんやりとした空気が漂い、古びた紙の匂いわずかに鼻をくすぐる。長い棚が並び、そこには時代ごとに整理された膨大な古文書が眠っている。

宮内目的の棚へとまっすぐに歩み寄る。近づくほどに心拍数が上がり、手の平にはじっとりと汗が滲む。ついにその時が来た。彼の手が、一冊の古びた箱に触れる。箱の表面には、薄れかけた文字で「百済本紀」と刻まれている。

慎重にその箱を開け、中の巻物を取り出すと、千年以上の時を超えてその姿を現した。封が施されていたはずの巻物は、思いのほか保存状態が良く、宮内の震える手の中でゆっくりと広げられていく。巻物に記された文字は、古代朝鮮半島漢字表記であり、間違いなく「百済本紀」だった。

宮内は息を呑み、震える声で「これが…ついに…」とつぶやいた。目の前に広がるのは、歴史が語りたがっていた物語だった。これまで失われたとされてきた百済の記録が、自らの手の中にあるという事実に、彼はただ打ち震えるばかりだった。

だが、その瞬間、背後で微かな音が響いた。宮内は瞬時に振り返り、身構えた。

宮内の背後で響いた音は、冷ややかな静寂を切り裂くかのようだった。警備員か、それとも何者か別の存在か――宮内心臓は、緊張のあまり大きく脈打った。

「誰だ?」宮内は小声で問いかけるが、返事はない。身を低くし、ゆっくり視線を巡らせた。そのとき、微かな足音が再び聞こえた。かすかな光が倉庫の奥から差し込み、宮内の視界に誰かが近づいてくるのがわかった。光に照らされたその姿は、想像していたような警備員ではなかった。

スーツ姿の男が、静かに歩を進めてきた。その目は鋭く、宮内を捉えて離さない。そして、男の口元にかすかな笑みが浮かんでいた。

「探していたものが見つかったようですね、宮内先生

その声には、明らかに宮内の行動を全て見透かしているかのような冷静さがあった。驚きと同時に、背筋に冷たいものが走る。

あなたは…誰だ?」宮内は巻物をそっと戻し、箱を再び閉じた。手は汗ばんでいたが、その目には確固たる決意が宿っていた。

男はゆっくりと近づきながら、まるで狩りを楽しむかのように言葉を続けた。「私の名前は名乗る必要はありません。ただ、あなたが何を求めてここにいるのかは、もう全て知っている。そして、それが公に出てはならないということも」

「公に出てはならない?」宮内は眉をひそめた。百済本紀発見が、なぜそれほどまでに秘匿されなければならないのか。宮内の中で、疑念と怒りが沸き上がった。「これは、歴史を明らかにするための重要資料だ。日本百済のつながりを示す、そして隠されてきた真実を照らす光だ。それを隠す理由がどこにある?」

男は薄く笑い、「それはあなたが決めることではない」と静かに言い放つ。「歴史は常に勝者が書くものだ。敗者の物語は、都合よく葬られることもある。あなたがこの巻物を公表することは、今の日本歴史観を揺るがすことになる。そう簡単はいかない」

宮内はその言葉に心の中で反発した。歴史真実でなければならない。たとえそれが現代価値観政治的意図にそぐわないものであったとしても。しかし、目の前の男は明らかにそれを理解しない、あるいは理解しようとしない。彼はただ、今の秩序を守るために動いている。

「では、どうするつもりだ?私をここで止めるのか?」宮内はあえて挑戦的な口調で尋ねた。

男は一瞬沈黙し、次に口を開いたとき、声は低く冷たかった。「あなたがどれだけの真実を知っていようと、我々はその真実を決して外に出すつもりはない。だから、これ以上深入りしない方が身のためだ、宮内先生

そう言いながら、男は静かに背を向けた。そして、出口に向かって歩き出す。彼が扉に手をかけた瞬間、ふと振り返り、「もしまだ、百済歴史に興味があるのなら…もう一度考え直すことだ。あなた研究も、命も、この国のために使えるはずだ」と含みのある口調で言い残し、倉庫から姿を消した。

宮内はその場に立ち尽くした。男の言葉意味を考えながら、再び視線を箱に向けた。手の中に収めた百済本紀は、歴史の失われたピースを埋める貴重な証拠だ。しかし、それを公開することが、彼の命を危険さら可能性があることも明白だった。

だが、宮内は一度決めたことを覆すつもりはなかった。彼は再び箱を手に取り、慎重にそれを自分のバッグに収めた。何があろうとも、この真実を守り抜く。それが、彼に与えられた使命だと確信していた。

倉庫を後にし、宮内は闇の中に静かに姿を消した。彼の手の中にある百済本紀が、これから日本朝鮮半島歴史をどう変えるのか――その答えは、まだ誰にもわからなかったが、確かに歴史は動き出していた。

宮内は暗い夜の中、宮内庁敷地を慎重に抜け出し、手に汗握るような緊張感を抱えながらも、自らの決意をさらに固めていた。背後で静かに扉が閉まる音を耳にし、彼は改めて周囲の安全確認した。振り返ることなく、冷たい秋の風に身を包まれながら、ゆっくりと歩を進めた。

百済本紀

百済本紀は、ついにその姿を現した。しかし、この発見は彼にとって、祝福されるものであるはずがなかった。目の前の謎めいた男が口にした警告は、無視できない現実として宮内脳裏にこびりついていた。彼は一つの歴史真実を見つけた。しかし、それがあまりに大きすぎる秘密であったために、彼は今、新たな危険さらされていることを知っていた。

「誰が…何を隠しているんだ…?」宮内は自らに問いかけながら、都心に戻る電車の中でじっと考え込んでいた。外の街の景色は、窓越しに次々と流れていく。煌々と輝くネオンと、高層ビルの明かりは東京の夜を彩っていたが、宮内の心の中は重苦しい暗雲が立ち込めていた。

彼は手元のカバン視線を落とした。カバンの中には、つい先ほど手に入れたばかりの「百済本紀」が眠っている。その重みが、今の彼にとっては異様に感じられた。歴史重要ピースを手に入れたにもかかわらず、その喜びはまるでなく、代わりに不安と恐怖が心を支配している。

「このままではいけない…」宮内は静かに呟いた。彼の頭には一つの考えが浮かんでいた。この文書を公開する前に、まず信頼できる誰かに相談し、協力を得る必要がある。単独で動くにはあまりリスクが大きい。だが、誰にこの話を持ちかけるべきか――それが問題だった。

彼の心にまず浮かんだのは、大学時代の友人であり、今や有名な考古学である佐伯真一の顔だった。佐伯日本国内外歴史的な発掘調査で多くの成果を上げており、特に日韓関係史の研究において第一人者とされている。彼なら、この資料重要性を正しく理解し、適切に扱ってくれるはずだ。宮内はすぐに佐伯との接触を決め、駅に降り立つとスマートフォンを手に取り、連絡を取った。

数回のコール音の後、佐伯電話に出た。

もしもし宮内か?久しぶりだな。こんな夜遅くにどうした?」

宮内は一瞬ためらったが、意を決して口を開いた。「佐伯、急ぎで話したいことがあるんだ。今すぐ会えるか?」

佐伯は少し驚いたような声で、「今か?何か大事なことか?」と尋ねた。

「…ああ、これまでの研究人生で一番大事発見をしたんだ。それも、とてつもない発見だ。今は詳しくは話せないが、どうしても君に見てもらいたいんだ」

佐伯はその異様な緊張感を察したのか、数秒の沈黙の後、「分かった。今すぐ都心カフェで会おう」と返事をくれた。

宮内カフェに着いたのは、電話からわずか30分後のことだった。深夜にもかかわらず、カフェは数名の客で賑わっていた。宮内は店内を見回し、奥の席で待っている佐伯の姿を見つけ、急いで席に向かった。

宮内、どうしたんだ?お前がそんなに慌てるなんて珍しいな」

佐伯心配そうな表情で宮内を見つめていたが、宮内は口を結び、静かにカバンから巻物の入った箱を取り出した。その瞬間、佐伯の目が一気に鋭くなった。

「これを見てくれ」宮内は低い声で言いながら、慎重に巻物をテーブルの上に広げた。薄暗いカフェの灯りに、古代文字が浮かび上がる。

佐伯は息を呑んだ。「これは…本物か?まさか、これが…」

「そうだ」宮内確信を込めて言った。「百済本紀だ。散逸したはずのものが、ここにある。そしてこれが、これまで語られてこなかった日本百済真実証明するものなんだ」

佐伯はしばらく無言でその巻物を見つめていたが、次第に表情が険しくなっていった。そして、静かに目を閉じると、ため息をついた。

宮内…お前、これがどれだけ危険ものか分かっているのか?」

宮内はその言葉に驚きながらも、佐伯に向き直った。「危険だと?これは歴史真実だ。それを明らかにすることが、なぜ危険なんだ?」

佐伯は低い声で答えた。「宮内、世の中には触れてはならない真実というものがあるんだ。この文書が公にされたら、ただ歴史教科書が書き換わるだけでは済まない。この国の根幹を揺るがすことになる。お前が巻き込まれたのは、単なる学問問題じゃない。もっと大きな、国家問題なんだ」

宮内驚愕し、言葉を失った。まさか、そこまでの影響があるとは想像もしていなかった。「そんな…一体どういうことだ?」

佐伯は再び巻物に目をやり、静かに言った。「これから先、お前がどう行動するかで、お前の運命も決まるだろう。だが、その前に…もう一度この文書を精査し、何が書かれているのかを完全に把握する必要がある。私も協力するから、一緒に慎重に進めよう」

宮内はその言葉に頷き、覚悟を決めた。「わかった、佐伯。まずは真実を解き明かそう」

二人は深夜のカフェで、百済本紀の解読に取り掛かることを決意した。しかし、外では彼らを見張る影が、静かに忍び寄っていたことに、まだ二人は気づいていなかった。

宮内佐伯と共に百済本紀の解読を進める中、ある一節に目を留めた。その古い漢字で書かれた文章は、これまでの日本朝鮮半島関係史を根底から覆すような内容を秘めていた。

佐伯、これを見てくれ」と、宮内は震える指先で指し示した。

そこにはこう記されていた。

百済国は、倭より来たりて、王を立て、その民を治む」

佐伯は眉をひそめ、しばらくそ文言を目で追った後、重々しい口調で言った。「まさか…これは、百済日本人――つまり倭人によって建てられた王朝だということを示唆しているのか?」

宮内ゆっくりと頷いた。「そうだ。そして、これが真実なら、朝鮮半島南部――百済領域は、かつての倭の支配下にあったということになる。竹島対馬どころか、済州島朝鮮半島の南半分までが、歴史的に日本領土であった可能性が出てくる」

佐伯はしばらく沈黙した後、深いため息をついた。「これは一筋縄はいかない話だな…。もしこの文書が公に出れば、歴史の再評価だけでなく、国際的領土問題にまで波及する可能性がある。サンフランシスコ講和条約定義された日本領土が、揺るぎかねない」

宮内焦燥感を抱えながら佐伯に問いかけた。「だが、どうしてこの『百済本紀』がここ日本で隠されていたんだ?なぜ誰も知らないんだ?」

佐伯は静かに考え込み、やがて低い声で話し始めた。「その答えは、戦後日本歴史にある。連合軍総司令部、つまりGHQが関与していた可能性が高い。特にマッカーサー日本の再建と国際関係の安定を図るために、歴史的な資料や記録を抹消または隠蔽したケースは少なくない。もし『百済本紀』に、日本朝鮮半島南部歴史的に支配していたという証拠が記されているとすれば…」

佐伯は目を宮内に向け、厳しい表情を浮かべた。「GHQはそれを脅威と見なして、抹消を命じた可能性がある。サンフランシスコ講和条約日本固有の領土定義された際、その基盤に揺らぎが生じることを恐れたんだろう。もしこの文書が明らかになれば、国際社会において、日本朝鮮半島南部済州島領土として主張する正当性が浮上しかねない。それは、当時の冷戦構造の中で、極東の安定に重大な影響を与えたはずだ」

宮内はその言葉に打たれた。「つまり、これは単なる歴史の一資料ではない。戦後日本朝鮮半島領土問題、そして国際政治に直接関わる爆弾だということか…」

「その通りだ」と佐伯は冷静に応じた。「だからこそGHQは、この文書を表に出させなかった。百済倭人設立した王朝であったという事実が認められれば、日韓歴史認識や領土問題根本から覆されることになる。現代竹島を巡る領有権問題など、取るに足らないものに見えるほどの衝撃が走るだろう。済州島釜山、そして南半分の領有権を巡って、新たな国際的な論争が生じかねない」

宮内佐伯言葉に深く頷いたものの、その重みを改めて感じていた。この「百済本紀」は、ただの古文書ではない。それは、日本朝鮮半島領土問題を再燃させ、国際情勢に大きな波紋を広げかねない爆弾だ。

「だが、これは真実だ」と宮内は力を込めて言った。「歴史を捻じ曲げてはならない。これが隠されてきた理由が何であれ、私たちの使命は、真実を明らかにすることだ。たとえそれがどれほど大きな影響を及ぼそうとも」

佐伯は厳しい表情を保ったまま、静かに宮内の目を見据えた。「宮内、お前の決意は分かる。だが、この文書を公にすることで、国内外にどれだけの波紋が広がるか、お前自身理解しているはずだ。日本政府だけでなく、韓国政府も黙っていないだろう。いや、それどころか、国際社会全体がこの文書に注目し、外交的な大混乱を招くことになる」

宮内は一瞬言葉に詰まったが、再び口を開いた。「それでも、歴史真実であるべきだ。この文書を隠し続けることは、日本学問的誠実さをも裏切ることになる。それに、これまでの研究者たちが解き明かそうとしてきたことを、我々が踏みにじることになるんだ」

佐伯は深く息を吸い込み、しばらくの間、何かを考え込んでいた。そして、ゆっくりと口を開いた。「分かった。お前の信念を否定するつもりはない。ただし、慎重に動こう。急に世に出すのではなく、まずは信頼できる少数の専門家に見せ、段階的に議論を進めるべきだ。この資料が持つ意味を、慎重に検討しなければならない」

宮内はその提案に頷いた。「ああ、そうしよう。まずは、私たち知識経験でこの巻物を完全に解読し、それから信頼できる専門家に見せる」

二人はその場で、新たな行動計画を立てた。百済本紀の解読を進め、文書の真偽を確認した上で、専門家との協力を仰ぐ。そして、その真実を公にするための準備を進めることにした。

しかし、彼らがその場を立とうとした瞬間、外の窓に気配を感じた。宮内は一瞬、外を見やったが、何者かの姿がカフェの外にちらりと映った。黒い影――まるで監視するように、静かに彼らを見張っているようだった。

佐伯…」宮内不安そうに囁いた。「外に誰かいる。もしかすると、もう動き出しているのかもしれない…」

Permalink | 記事への反応(0) | 16:58

2024-10-08

anond:20241008134711

それ言ったら、中国人韓国人も、日本人の元となってる大陸民族と、別の民族雑種でしょ

2024-09-29

anond:20240421163238

さらに、ブータンネパールに雨を降らせた大気乾燥して西側流れる

ブータンネパールに雨を降らせた大気」は北に流れてフェーンが雨蔭砂漠タクラマカン砂漠を作っているはずでしょう?

パキスタンアフガニスタンイランサウジアラビアに吹き込む

ここらが砂漠なのはアラビア海海水蒸発低気圧雨雲が出来ても

ヒマラヤから吹き込む乾燥した高気圧と混ざり雨雲が発達出来ずに消失する

雨が降らずに砂漠化する

ヒマラヤから乾燥した空気が流れてこなければサウジイラン辺りも雨が降るようになる

この緯度は中緯度高圧帯なので何もなければ乾燥してるはずで

乾燥気候でないなら大陸東岸赤道側の岸で季節風モンスーン)で雨が降るなどの理由があるよね

ヒンズークシより東にはモンスーンがあって西にはない

アラビア海の夏の低気圧モンスーンインドに向かって雨を降らしてる

イラン高原は海抜と緯度とアラビア半島シベリアでどうあがいても乾燥気候の匂いしかしない

冬は逆の風が吹くからヒマラヤがつくったシベリア高気圧から乾燥した北風がブンブンふいてる

参考にヒマラヤがないときシミュレーション ※これがどれくらい妥当かは知らない

https://www.museum.kyushu-u.ac.jp/publications/special_exhibitions/PLANET/04/04-6.html

6月シミュレーションを見るとヒマラヤがあろうがなかろうがイランアラビアも雨期は来ない

ヒマラヤがなくなるとモンスーンで降る雨が減ってインド乾燥気候側に移動するかも?

日本人的には梅雨が弱くなっているのが印象的

1月の風と気圧の図ヒマラヤがない場合からさまに偏西風の影響が強まるのが面白い

中東のイザコザの全ては食糧問題に根ざしており

よくわからない

こんな分析本当にあるの

2024-09-27

ふざけんな自民党ガイジ共

大人しく極右大陸発言虚言癖持ちの支援者裏金ガイジだらけの高市をアホ面で総理に担ぎ上げとけよ

あそこまで問題だらけで恥を晒してくれそうな頭が悪く能力も低い候補は他に居なかったのにさぁ

しか議員だけじゃなくて支持者もカルト限界極右基地外ばっかりでこいつらが更に問題起こす可能性もあった

なのに自民党の中では極僅かに健常者入ってる石破を総理にしてくんなよ

高市総理になってたら政権交代はもう二重丸で確定したようなもんだったのに

最後最後無駄抵抗すんじゃねぇよ

こんな極右裏金カルトではない候補者を勝たせるわけにはいかない!

2024-09-21

anond:20240921153551

からそう書いてるけど

いや何を書いてるの?

大陸関係ある?

ガチ引いちゃった?

2024-09-20

anond:20240920104856

台湾有事中共の持つ着上陸能力台湾軍の増強の点でまあ向こう10年は無理そう

中共自爆するつもりなら台湾人口を半分にするくらいはできそうだけどね

大都市大陸側に偏在してるから全島制圧を考えず、破壊だけを考えればイケる)

狂ったように(もともと狂ってるが)強襲揚陸艦量産してるけど、潜水艦定数を事実上20まで増やすことにした海自の防御網を突破するのは難しい

空母アメリカが面倒見るし、空軍同士なら台湾がめちゃくちゃ不利だが、交戦空域が狭いのを活かして投入戦力の上限を抑えてしまえば保有機数ほどの差はつかないので

戦えないほどではないし、しばらくすれば在韓在日米空軍も駆けつける

こういうのやりたくないから、中共としてもアタマ痛いんじゃないだろうか

都市戸籍農民戸籍統合が終わらないうちにこうなっちゃったので、だましだまし問題先延ばしももうどうにもならないのかもしれないけど

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん