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はてなキーワード: モダンとは

2023-05-31

PS3の時にパッド派の家族

余りにも格ゲー用パッドが消耗して何個も買い替えさせられるのでアケコンに変えようとしてみたけど

やっぱボタン音うるさいわー(心が繊細)で死蔵していて、

たまにわたくしが電撃FCで使ってたアケコンあるやんけ!!!

PS4にはつなげなかったやつ!!!

パソコンなら動くやんけ!!!

これでスト6やるわ!!!!モダンだけど結構いける!

PS4パッドでコンボ練習してたけど、手汗がしんどいのでやっぱアケコンだよね!!!

当時1万2千円くらいだったけど、今のアケコンってめっちゃ高いんだな…

このモデルなら中古でも7千円くらいだったのでPC初心者なら中古で買ってみたら?と思った所存である

家族(上級者)はキーボードでやるってさ。安上りレバーレス

2023-05-22

anond:20230522222819

書いてあることを読んだらわかると思うが、あえていうと環境ってのは満遍なく分布して双方向性があった方がいいってこと

紙とアリーナだってどちらもやる人がいればいいし、どっちかしかしないって人でも扱えるフォーマットは幅広い方がいい

アリーナで興味持った人が紙をプレイしたくてもその環境がないならつまらなくなるだろう

あるいは紙でモダンをしている人だって他のフォーマットに移りたいと思っても環境のものないならずっと同じところで同じ人と遊ぶしかないだろう

流動性がないってのは衰退にしかならない

はいっても君が紙を買うよう促すことはしないし、君を説得する理由もない

MTGスタンダードと統率者

MTGは全世界的にはスタンダードが一番不人気で、人口的にはモダンや統率者が多い

特にアメリカは実質MTGは統率者専用ゲームとなっている

TCGレギュレーションを用いて公式大会で使えるカード群を制限する傾向が多いのだけど、その中でMTGは2年(最近になって3年に延長)ごとにローテーションするスタンダードがかつての主流だった

スタンダードと名がつくとおり、初心者から上級者までがこのレギュレーションで遊ぶことを想定しているわけで、2~3年の間に発売されたカード群ならば初心者にも手が出しやす環境差異を埋めやすいという狙いがあったんだろう

ただ、スタンダード公式大会ですら人数不足になりやすいほど衰退している

から言われている原因は2~3年程度で使えなくなるカードが多いからだ

新規で入って数年遊んだらそれらの大半をスタン使用できなくなってしまうため、その時点で辞める人が出てくる

結果、長期で遊べるモダンや、種類こそ多いが4枚揃える必要がなく構築が無限であるカジュアルな統率者が人気となっている

特にアメリカボードゲームの国であるため、単なる対戦ゲーというよりは家族や仲間とフランクに遊べる統率者が主流になるのは当然だったかもしれない



でもこれは結果論であって最大の原因は新規参入の乏しさ

タンが盛り上がらないのもモダンや統率者にばかり人がいるのも、単純に少子高齢化から

言ってしまえば熱意が冷めた老人ばかりなのでこうなっている

パイオニアなどのほうが新規には良いという面もあるが、そもそも新規を呼び込む器がマジック自体に少なく、スタンというレギュレーションも広まっていないだけだろう

そして新規がまずいくのがMTGアリーナなので、そこからテーブルトップへの導線が皆無なのも悲惨

カード単体の値段が高く人口も少ない上に気軽な大会も行なわれない

これがスタンというかMTG人口減少に繋がっている

そしてレギュレーションが分断されている文化はかつては良かったものの、こうやってモダンや統率者に偏ってしまえばその意味も薄れてくる

自分ゲームの中でプレイヤーを奪い合っている今の構造マジックにおいては損としか言えない

まあそれをわかってスタンを盛り上げたいんだろうが、まずは紙の価格を下げてもっと大会プレイ参入障壁を取っ払うしかないだろうな

追記

なんかブクマつけてる人いるけど、この話はたぶん10年くらい遅れている今更感のあることだから

もっと深く語っている人わんさかいるし、小学生向けの児童書並みの分量だから

[] アール実況にすごい救われてる

オープンベータに参加していろいろ試してるんだけど

アール実況の応援モードがすごく「プレイヤーを助けてくれる」ので好印象

TGSで触った時はそこまででもないと思ってたんだけど、Openβで聞いてみたら(攻撃食らったとか対空でなかったとか)やらかした要所要所で

「これはしゃーない」

「惜しい惜しい」

とか、すごいポジティブプレイヤー鼓舞してくれる

出来たらすげえ褒めてくれるし

特に負けた後なんだけど、

「出来なかったことより出来たことを喜ぼう」

練習したことは出来てるよ、自信持っていこう」

とか、下向きそうになったタイミングでいちいちアゲてくれるので、対戦へのネガティブイメージ全然積み上がらない

※ なのでやめるタイミングはだいたい疲れた

格ゲー経験者ではあるんだけどスト6は敢えてモダン-パッドで初心者に戻ってみてるんで、昇竜確反にまともな反撃入れらんないレベルですごい苦労してる

それでも折れてないのは、多分この自動実況のおかげだと思う

負けた時に「はーい忘れて、次次」って言われたときには「いや、流石に忘れちゃダメだろw」とツッコんだけどね

2023-05-06

格ゲー浅パチャ勢がスト6のモダン操作に感じたこ

モダン論争なるものが起きているらしい。

ストリートファイター6、通称スト6で導入されたワンボタン必殺技が出る操作形式モダン操作の是非をめぐる論争だ。

個人的には自分格ゲーやる上で躓いた部分に配慮された素晴らしいシステムだと思ってる。

この操作方法については肯定否定いろんな意見があるが、挫折しかけつつも浅瀬でぱちゃぱちゃしてる底辺ゲーマーから意見があまりないなと思ったので書くことにした。

一応実力を書いておくと、スマブラきっかけに格ゲーを始めて実力は

GGST ・・・ カイ→ジオヴァーナで7階付近をうろちょろ

スト5 ・・・ リュウキャミィシルバーまで あまり肌に合わなくてしばらくトレモしか触ってない

ぐらい。

コマンドや基礎コンボならある程度は安定してるし、完璧に読んだ上で噛み合えば対空昇竜も出せなくはない…程度。

スト6はベータテストには参加せず、体験版が出てからモダン操作で始めた。今はCPU Lv.7にまあまあ勝てるぐらい。


まず、モダン操作で素晴らしいなと思ったことは「モダンのまま上手くなる道筋が用意されていること」と「コマンド否定していないこと」だ。

一部出せない必殺技こそあるものの、基本的コマンド入力することで普段よりも強力なダメージ必殺技が出せるし、弱中強の使い分けもできる。

まり、最終的にはある程度はコマンド入力をすることを想定して設計されている。


コマンド格ゲー醍醐味だというのは自分もある程度は正しいと思っているし、実際にコマンド入力して技を出すのは気持ちいい。

でも、実際にコマンド技を実践で使うには

コマンド技が出るようになる → トレモでコマンド技が安定する → 実戦でコマンド技が安定する

という3段階が必要だ。

特に2番目と3番目の間が厄介で、実戦で緊張せずにコマンドが出せるようになるまでは、暴発や不発を受け入れ続けなければならない。

しかも、入力を失敗すると相手に至近距離で巨大な隙をさらして負けるというオマケがついてくる。(GGSTはこの辺はまだ入りやすかった)

そういうしょうもないミスを拾って勝つの楽しいと思う人もいるかもしれないが、少なくとも自分はそうではない。

この「しょうもない負けをする期間」が減るだけでもモダン価値はあると思った。

咄嗟の時にでもワンボタン必殺を出せるという保険があるのはものすごくありがたい。


さらに、昔はどうだったか知らないが、今はまずコマンド技が出ることが前提でゲームの基礎が構築されているため、コマンド技が出せたところでそれはスタートラインに立っただけで勝てるわけじゃない。

格ゲー経験からすれば慣れ親しんだ基礎システムの上に新システムが乗っかっているのかもしれないが、初心者からすればまずその基礎システムが複雑で、読み合いすらわからずにしばかれる。

「勝つために練習するのは当たり前だ」という意見をよく目にするし、実際に自分もそう思う。

だが、それを楽しめるのは「これを克服すれば勝率が上がる」という明確なビジョンがあるからだ。

土俵に立った人間練習して上手くなるのと、まず練習しないと土俵にすら立てないのでは話が違うと思った。


自分格ゲーにすんなり入っていけたのは、スマブラ格ゲーキャラを触っていたおかげで最低限コマンド技術は安定していたからだと思う。

上にも書いたが、自分格ゲーを触ったきっかけはスマブラテリーを使ったことだった。

テリーである程度勝てたので「これなら本家格ゲーもいけんじゃね?」と思い上がってスト5を買った。

ちなみにスマブラテリーはひたすら密着で回避と弱攻撃を入れ込んでお手軽コンボを擦りまくるキャラで、スマブラ勢には割と嫌われているキャラだ。

だが、このキャラには「コマンドさえ安定すれば(ある程度のランク帯までは)手軽に勝てるようになる」という特性がある。

しかも、コマンドが不発でも弱攻撃は最終段まで出るため、相手は吹っ飛んで状況がリセットされ、クソデカリスクを背負うことも滅多にない。

まりミスしても致命的に結果が悪くことはなく、でもコマンドさえ安定して出せれば絶対に勝てたという反省ができるキャラなのだ

練習すれば勝てるという希望が見えたからこそ、自分は喜んでコマンドコンボ練習したし、それで勝率を安定させられた。

実はスマブラテリーカズヤという存在は、格ゲー界にすごく貢献してると思う。スマブラにおける影響はノーコメント


モダン操作にはスマブラテリーと似たようなものを感じた。

最初は中攻撃連打や強攻撃連打でコンボが出るため、それで最低限試合になる。

しかアシストボタンを使えばゲージまでちゃんと吐いてくれる。

これだけでもコマンド暴発やコンボミスで致命傷を負うことがなくなる。

人間、パニくった時は連打をする生き物なので、それだけで最低限の火力と仕切り直しまで行けるのはありがたい。


だが、これで最大リターンまで取れてしまっていたら、間違いなくこのゲームをすぐにやめていたと思う。

モダン操作の素晴らしいのは、「モダン操作のまま強くなれる道筋があること」だ。

簡単なところでは、コンボの締めだけをコマンド技にすることで少しずつリターンを伸ばしていける。

波動拳コマンド入力で出すことで、弱中強の使い分けができるようになる。

自分も今はCPU相手に中攻撃アシスト攻撃OD足刀→コマンド昇竜みたいなコンボ決めて楽しんでいる。

なんだかんだコマンドで技が出るのは気持ちいい。その楽しみを奪っていないのがモダン操作のよくできたところだと思う。


さらには高等テクニックとして、ドライブラッシュを絡めたコンボまで習得すればモダンでも十分に高火力を狙いに行ける。

ドライブラッシュについては、入力の難しさに加えて、出せたところでCPUほぼほぼ技を置かれてつぶされたので、今の自分には不要もの判断して触ってない)

このように少しずつ練習を積み重ねて上達する余地があるというのが、モチベとして大きい。

もし、これでモダン経験値を捨ててクラシックに移行する以外の成長の道が残されていなかったとしたら「じゃあ卒業でいいや」って言ってたと思う。

なので、「結局やり込むならクラシック」とか「クラシックでやってるやつだけが本物」という風潮にはなってほしくないと思ってる。

あくまで「初心者救済お手軽モード」ではなく「モダン操作」としてデザインされているのが個人的にはすごくデカかったし、しかコマンド入力自体否定されていないのがとてもいいバランスだった。


あと、巷で言われているワンボタン無敵技について。

上級者帯でどうなるかは知らないが、ゲージさえ溜まっていれば何とか仕切り直せる技が出せるというのは個人的にはありがたい。

画面端や起き攻めのタイミングでどう打開していいかからずにそのまま殺されるというのは初心者あるあるだと思う。

また、少なくともリュウルークを使っている時点では無敵技は何かしらのゲージを払っているし、ガードされるとガッツリリスクがある。

少なくとも相手コンボ中にEX昇竜入れ込みまくってお祈りしたり、ひたすらコマンドだけ入れて待って覚醒必殺ぶっぱなしてきた身としては、根本的にやってることは変わらない。

(逆にそんなプレイをしているので、モダンは発生を遅らせれば平等じゃない? という意見については、そんな単純な話じゃないなと思った)


そんなわけで、自分は今のところGGSTでいうバーストのような感覚で使っている。

特に今作はラッシュインパクト飛び込みにと非常に相手の攻めの選択肢が非常に多く、非常時にその大半に対応できる「なんとかなるボタン」の存在は非常に助かっている。

自分SA発動を右スティック押し込みに設定しているため本当にワンボタン

バーストと違って無視できないレベルダメージがついてくるため、単純比較できないのはわかる。そこは調整のし甲斐がある部分だと思う。

モダンクラシックにあえて絶対に超えられない火力差が設定されてる理由はむしろこっちなんじゃないの?って思った。


ワンボタンSA存在上級者のレベルでどんな影響をもたらすかについては、当然自分は上手くないので何とも言えない。

ただ、スマブラPVだけ見て「ぶっ壊れ!」と上位層が的外れに騒ぐ文化を見まくってきた自分としては、今の時点で決めつけるのは早いんじゃないかと思った。

(大体の場合はわかりやすく派手な技にはしっかり対処法が存在していて、むしろ騒がれた部分以外の強みが徐々に明らかになっていく。経験者の「予言」はあてにならない)

結局、ワンボタン無敵で待つという行為がどの程度強い行動になるのか、それを打開する術があるのかないのかは、発売してしばらくしないとわからない。

少なくとも、発売してないゲームゲーム性を知ったような口で叩くのは、見ていていい気分はしなかった。


余談だが、「初心者救済用のシステムを設けたら、上級者がそれを悪用してさらに勝つようになる」という話がある。

だが、上級者が初心者用のシステム悪用して勝つ分には、自分はあまり気にならない。

なぜなら、ゲームシステムをうまく使いこなす人が勝つのは当然だと思っているし、その上手い人たちの活用方法を学べば、自分でも勝てるようになるかもという希望が見えるからだ。

しろ、「共通知識である基礎システム関連の経験値の差でメタメタにされたほうが心に来る。

これに関しては、どちらが評価されるのが絶対正義とも思わないので何とも言えないけど。


色々言ってきたが、言いたいのは「モダンは入門者の学習曲線まで考え抜かれた素晴らしい独立した操作大系」だということだ。

スト6運営にはこれが新しいスタンダードだという姿勢は崩さないでほしいし、モダン初心者のための補助輪、クラシックに移行するのが正義、という風潮にはならないでほしいと思う。

自分最初モダン操作感に馴染めず戸惑ったが、モダンが強いと思うのならば、せっかくだから「勝つために地道に練習」してみるのも一興ではないか

2023-05-05

技術負債誤用ポジショントーク

技術負債というワードウォード・カニンガム発祥と言われており、それこそ「スピード」と「コード品質」のトレードオフのことを指している。スピードを得るために、借金をすることで、未来コード品質改善するために利子を払い続ける必要があるという意味メタファーである

しかし、最近技術負債という言葉誤用が広まり、それが定着化している。

例えば「モダンではない(古い)技術選定」「要求仕様の変化によって荒れたコード」を指して会話していることが多い。

誤用であるので会話の最中自分コンテキストが一致しないこともある。とはいえ時代の変化とともに言葉の扱われ方が変わるのは、事実であるので、これは65535歩譲って理解はできる。

しかし、問題なのは誤用解釈しているエンジニア達がこぞって「技術負債」という存在のものを生み出しているエンジニア糾弾していることだ。

残念ながら、彼らに「技術負債はなぜ悪なのか」を聞くと「自分の開発体験が損なわれるから」という利己的な解像度しか相手に伝えられない場合が多く、コミュニケーション能力も乏しいと感じることが多々ある。

開発体験が損なわれると「感じる」というのはわかるが、彼らはこれに対して数字反論することはない。感情的なのだ

彼らは自分自身を利口で地頭がよく、論理的物事を捉えていると誤認しているが、これらの行動原理はただの感情ベースであり、彼らもまた感情的な生き物であることがよくわかる。

脱線するが一部のエンジニアには「○○言語が書けるから入社を決める」みたいな頭が悪い会社の選び方をする者もいる。

好きな言語仕事にしたいという安易な発想で、糾弾している技術負債を目の当たりにし、自分が書きたいと思ったコードが書けないで会社を去るものもいるだろう。本当に愚かである。残る選択をしたエンジニア技術負債に手を加えて、自分嫌悪しているのにも関わらず技術負債を生み出すのである

そして、彼らもビジネスの都合で技術負債を生み出して、後に入社するエンジニア技術負債を生み出したこと糾弾されるのである。数ヶ月、もしくは数年後にはモジュールなどのエコシステム刷新されることによって、結果としてオナニーコード技術負債として罵られるのである。滑稽としか思えない。

まり誤用技術負債ワードを用いるエンジニアが、技術負債糾弾するというのは無知によるポジショントークであり、自分自身が技術負債を生み出していることに気づかないピエロなのだ

さらに言えば、言葉定義にうるさい割に、技術負債という言葉定義自分たちの都合のいいように解釈して誤用しているのである

2023-05-03

マジックがどんどん統率者寄りになっていく

マジックギャザリング特にアメリカにおいては統率者が基本中の基本だ

日本のようにモダンなどをしているプレイヤーは少数で、ボードゲームのように遊ばれている

なにせマジック運営自体がそういう統率者の団体と通じ合ってカード制作しているというからいかに統率者がマジックにおいて重要かってのがわかるよね

そんでもって今回の機械兵団の進軍の後日談にあたるパックにて、今まで存在していたプレインズウォーカーというタイプ事実上消滅伝説クリーチャーになってしまった

これはストーリー的に各次元がつながってしまい、プレインズウォーカーという人以外の移動もできるようになったからだ

そしてプレインズウォーカーの灯は消失して元プレインズウォーカーは皆伝説クリーチャーとしてカード化した

これが統率者と何が関係しているかというと、プレインズウォーカーは統率者として遊ぶことができなかったため、プレインズウォーカーというだけで統率者の中では評価が下がっていた

まり統率者のルールの中で元プレインズウォーカーであるカードを遊べるようになったということ

どう考えても商業的な理由以外でこんなことは起きないとおもう

別に商売なんだからってのはわかるけど、30年経ってマジックというゲーム競技志向からボードゲームになったのはちょっと残念だ

そしていらなくなったもの排除されていく悲しさ

同じカードでもスタンダードモダンと統率者はぜんぜん違うゲーム

これらをきちんと共存させていくのが商売としていいと思うけど、統率者だけに偏った商売はやはりちょっとおかし

まあ、元々機械兵団の進軍の煽りに「マジック永遠の変化がある」と謳われていたこから大きな変化があることはわかっていたけど、プレインズウォーカータイプ消失だとはね

2023-05-01

anond:20230501104325

と言うか、もう退職予定。付き合ってられるかという気持ち

コロナ禍になる前からテレワークリモートワークの仕組みを作ろうって話を提案し続けた。これはうちに介護必要な弟がいて、どんどん状態が悪くなってる事もあったんだが。

一部が通って、実験スタートさせるも予算つけて貰えない。業務の合間でやれということで、自分勉強してオープンシステム研究していた。

そこで、コロナ禍になる。コロナ禍になったら、今度はまだ完成してないのかと謎の反発になるも、予算が出て、一気に構築した。とは言ってもモダンものではない。単なるVPNだが、地域IP網の折り返し通信を使うとかでかなり低コストで快適な仕組みになったと自負している。

が、ITシステム担当システムが動かなかった時にフォロー必要であるという謎の理由で出社強制コロナ禍でもテレワーク許可される事はなかった。

そうこうしているうちに、弟がデイでコロナをもらってきて、俺も含めて罹患。親と弟は入院、俺は自宅待機となってようやくテレワークを使ってもよいことになったが、一時的もので、出社に切り替えられる。

親は1カ月ほどで退院できたが、弟はリハビリ必要になり、一年かかってようやく退院

より重い介護必要になる状態になってしまうが、施設での受け入れ先がない。

退院にあたってテレワーク申請介護休暇をちらつかせてようやく許可を取って、週3日テレワークでやっていたが

先日、全社で無条件出社の御触れがでた。

もう付き合ってられるかと言う気持ち

転職活動したら、在宅中心、週1出勤、年収2割UPの条件で内定出たのでもう辞めるところ。

それでも、GW返上して、有休消化期間もとらずに引き継ぎしている俺は愚か者である

もう自分自身にも付き合ってられない。

2023-04-23

20230423[アタック25]Next 2023年4月23日 年間チャンピオン大会1st round 2023-04-23結果

BSジャパネクストで日曜昼などに放送

10月からの本放送は1時「25」分から

BS1からボタン2回とか

ケーブルテレビSTBでは見られない場合が多いようなのでBSパススルーとか

地域によってはSTBで見られるようになったかもしれないので最新情報確認

 

今日の答え(放送とは表現が異なる場合があります

・01 [絵画の作者]ドラクロワ

・02 オー・ソレ・ミオ

・03 [3択]Jリーグ キング

・04 なでしこ さぼてん ぜんまい びわ またたび せり

・05 [頭文字]MAP

・06 ストリートファイター(6《シックス

・07 [近似値]289

・08 青森(県

・09 フィナンシェ

10 上村松園 うえむらしょうえん

11 Body

12 [3択]弁理士

・13 荒木飛呂彦 あらきひろひこ

・14 竜頭 りゅうず

・15 上杉鷹山 うえすぎようざん

・16 [3択]2 7(歳

17モダンタイムス』

・18 [ふるさとクイズ][甲賀市]ぎょうざ

・19 野口聡一 のぐちそういち

20 360(円

・21 鳥栖((とす)市

・22 十(段

23 5(番[おおかみ]

24 [AC]『街とその不確かな壁』

・25 [AC2]ビーグル

・26 フェンディ

・27 [3択]ナポリタン(の日

28 梅澤美波 うめざわみなみ

・29 [略称]iDeCoデコ

・30e 東京03

・xx [ある人物名前]斎藤茂吉 さいとうもきち

2023-04-18

109シネマズ木場の素晴らしさについて語りたい

anond:20230417153701

映画好き、というか映画館が大好きで映画をよく観る。平均するとだいたい年に70~80回くらいは映画館に足を運んでいるので、まあまあ映画をよく観ている方だと思う。

東京に住んでいるのでシネコン、単館、名画座含めて都内ほとんどの映画館に足を運んだことがあるけれど、私が一番大好きな、自分にとって宝物のような映画館は109木場だ。思い入れのせいもあるかもしれないけど、この評価20年間変わっていない。


109木場名前のとおり東急系列シネコンで、109シネマズの中でも港北に次いで2番目に古い2000年オープンだ。

郊外によくあるようなイトーヨーカドーの3階の片隅にある何の変哲もないスーパー併設型のシネコンであり、特別洒落でもないし、日曜日には家族連れで来た子供たちが騒いでいるし、特別設備が優れているわけでもなくロビーだって狭いし、トイレだってロビーの1か所にしかない。

それなのに、いつだって映画体験満足度がとても高い。そんな不思議映画館だ。


トラバした記事ブコメを見ると、たぶん同じことを考えていてひっそり109木場を愛している人がちらほら居そうなので、こういうことを書くと「お前黙っとけよ!」とツッコまれそうな気がしないでもないんだけど、はじめに”なぜここが素晴らしいのか”の身も蓋も無い一番の理由を書くと、「いつもやたら空いているから」だったりする。

イチ押しの理由が「映画好きが観たい映画を観たいときガラガラから」という、映画館にとってはネガティブ理由を素晴らしいと言われるのはちょっと困りものだと思うし、それが理由で人気が出て混むのも正直嫌だったりもするんだけど、お客さんが入らなすぎて潰れてしまいでもしたらもっと嫌だから、ほどほどのところで素晴らしい映画館であり続けてほしいという複雑に我儘な気持ちがある。

少し前にアド街木場特集が組まれときにギャザリアが上位になって、それを見た女優さんか誰か(失念しましたすみません)がチラッと「ここの映画館がとても好きでよく来るんですよ、その理由は、いや、うん」みたいな歯にものの詰まったような言い方をしていて、あなた絶対今同じこと考えていて喉元まで言葉が出掛かってたでしょ?と思って笑ってしまったのだけれど、でもとにかくここの映画館はシネコンの安定した品質と快適な空間バランスが程よくて居心地が良いのだ。

最近109シネマズが歌舞伎町タワーにプレミアムシート専門の映画館を作って話題になっているけれど、ターゲットが違うと言われようが貧乏くさいと言われようが私なら歌舞伎町に行くくらいなら木場まで地下鉄に乗ってこの何の変哲もないイトーヨーカドーの隅の映画館に行く。ここで映画を観るときは予約すればほぼ確実にプレミアムシートが取れるし、追加料金も無いしね(なんならガチで貸し切り上映だったり……んがんぐ)。


で、ここまで書いて「なんだ中途半端なところにあるからガラガラだっていう話かよ」ということになってしまいそうなんだけど、それだけじゃないんだよということを書きたいというのが本題だったりします。

私自身は今は東京区部の西側に住んでいるので、木場都内を横断して反対側に位置している。実際のところ一番よく通う映画館は新宿三丁目界隈だし、一番設備がいいシネコン池袋のグラシネだと思うし、お祭り騒ぎを楽しみたいとき立川にも行くし、渋谷馬場中央線沿いの単館や名画座にも大好きな映画館がいくつもあるけれど、それに負けない魅力が109木場にはあるのです。

まず映画館の在り方として、設備の程よさ、ちょうどよさが心地よい。スーパー一角にあるから当然気分がムーディーに盛り上がってまいりました!という感じではないけれど、建物入り口からの導線が短くてコンパクトにまとまっていて気分が散漫になることが無いし、テナント群との距離も取られているので騒がしくもない。最近シネコンスクリーン前の廊下まで明るくモダン内装にするところが多いけど、ここは良い意味で一昔前の郊外エンタメ施設っぽい暗い廊下映画への集中を促してくれるので好きです。

もう古いほうのシネコンになるけれど、肝心の映画設備スクリーンも席も行き届いていて快適です。かなり初期からIMAXを備えた数少ない映画館だったので「立派なIMAXがある劇場」という先入観があったせいもあるかもしれないけど、音響も悪くない(というか結構良い)と思う。そんなIMAXも古いだけあってずっと希少ですらあった「ただのデジタル」だったんだけど、つい最近IMAXレーザーリニューアルされて現代スペックになった。サンキュー東急

109中の人によくわかっている人がいるのか単に微妙山手線圏内と商圏がかぶらない場所にあるからなのかはわからないけど、なぜか一部で話題になっているような映画ファンのツボに入る映画を引っ張ってきて掛けていることが多いのも109木場の特徴。新宿ピカデリーでやっているようなインド映画の大作とか、ミニシアター系の話題作なんかも109木場だけ上映していることがよくあって、そういうときはここで観るとプレミアムシート(無料)で快適に観られるので圧倒的に満足度が高い。何かそういう配給の仕切りがあるのかな?

んで例えば過去で言えばバーバリIMAXとかバジュランギおじさんと小さな迷子とか、最近ならRRRみたいな歌って踊れる映画をやると、ファミリー層向けのシネコンとは思えないような音量を鳴らしてきたりして、ああシネコン音響って本気出す爆音映画祭みたいなスピーカー無くてもこんな音量が出るものなんだって感動したりする。当然、確信的にやってますよね?(知らないだけかもしれないけど、同じ109でも他のところではそういう感想を持ったことが無い気がする)


あとは、これは映画館の力ではないけれど、やっぱり木場という街のロケーションが良いですよね。

ほぼ都心と言っても間違いではない場所なのに、シーンとした郊外のようでもあるあの不思議感覚。平日の夜レイトショー映画を観て帰ろうとすると、休日のお昼なら子供たちの声が聞こえてきて騒がしいんだろうなあなんてことを想像しつつ、人もまばらで誰もいない(ガラガラから……)ショッピングセンターシャッターが閉まったフロアの脇をすり抜けて地下鉄の駅へ向かうあの感覚がとても良いです。オフィス街でもあるのであの辺で働いている人にとっては何言ってんだこいつという感じかもしれないが、そもそも郊外型のショッピング施設なのに都心オフィス街の中にあるという独特な雰囲気がある場所って結構珍しくて、そこが似たような立ち位置にある近隣のシネコン豊洲とか亀有とか市川とか)とはちょっと異質な雰囲気の元になっている気がする。駐車場に泊めたクルマで帰ろう、というのではなくて、ああ良い映画だったなあ、って思いながら木場駅に潜るあの瞬間がとても好きだ。

もちろん、トラバ記事にあるように木場の街自体とても魅力が高い。MOTで気に入った展覧会を観てから木場公園を抜けて映画を観て帰るとそれだけで充実した休日になった気がするし、数ある人気店のラーメン食べたり、木場らしくタンギョー食べたり、美味しいカレー屋も多いし、清澄あたりでコーヒーめぐりをしてから向かっても良いし、なんならギャザリアのレストラン街やフードコートぽっぽ時間を潰す休日も良い。


そんな木場の街と109木場が私は好きだ。物件も少ないし家賃も高いけど、そのうちいつか木場に住みたい。

2023-04-15

anond:20230415102722

モダンC++って、やっぱ違うの?もうバージョン重ねすぎて良く分からんのやが

C++って肥大化してるし、今からならRustの方が旨味強そう思てるんやが

anond:20230415134416

モダンC++て明示的なメモリ解放いるんか?スマポ適当に何とかしてくれないんか?

anond:20230415101337

なるほどね

モダンC++わかってないと現場入れられないって判断になりそう

2023-04-13

anond:20230413180941

後方互換もいつ切られるかわからいから難しいとこだね。

時間が経つと何のことだか忘れそうだし、現行仕様追従していきたい。

フレームワーク使うと大なり小なりモダンな書き方にならざるをえないので(フレームワークにもよるが)、

最初は雑に動けばいい、見られればいいの場合はいちいち怒られてイライラするのは事実だね。

コード自動補完が発達すれば良くなる気はする。

2023-04-10

anond:20230409125337

一応地頭はいい方だと思う

これ全部やれば未経験でもプログラマになれるよ

2023-04-09

日本酒イベントに行ったので感想書く

2023/04/08,09に渋谷宮下公園で行われた日本酒イベント、SAKE PARKに言ってきたので感想書く。

イベントの高揚感があるからか、全部旨いように感じちゃうんだよなー。

チケット30枚で6,000円弱のコースクラウドファンディングで購入したので、1枚200円。

大体チケット2~3枚が相場で45~60mlくらい入れてくれてたのかな? イベント価格にしては良心的な感じかなと思った。

以下、飲んだ順。

上川大雪特別純米彗星

上川大雪は各種チケット1枚で異常に安かった。特別純米って良いよね。キレイ吟醸系とはまた違う、柔らかな味わいと甘さ。うまい

上川大雪純米吟醸のなにか

吟風だったかきたしずくだったかメモするのを忘れた。馬鹿舌で繊細な味がわからないので、こういうキレイすぎる酒はよくわからん

阿部酒造REGULUS(燗)

燗酒Barの人が燗コーナーをやっていたので、普段燗にしようと思わないような今風の酒を注文してみた。うまい

あとで酒蔵の人に聞いたところ、クエン酸10℃か40℃くらいで映えるらしく、こういう燗つけたり燗冷ましで飲むのもオススメだそうだ

阿部酒造REGULUS(冷)

元々好きでよく飲むが、やっぱりうまい。燗の方が甘さ出そうな気もするのだが、冷えてても甘くてすき

■MIYASAKA美山錦

なんかすごいなみなみ入れてくれた。割と酸味があって、普段は酸味好まないのだけど、これはおいしかった

羽根スパークリング

なんか限定です!みたいになっていたので飲んでみたが、そもそもスパークリング系そんな好きじゃないんだよな。まぁ悪い印象はない

■松の司純米吟醸

おいしい。この辺まで来ると酔ってよく分からなくなってきていたが、本当にバランスよくて、地味においしいやつ

ここから翌日

紀土無量山純米吟醸

からやや淡麗な上品なやつはよくわかんないんだって。でも嫌な刺激はなくてクオリティ高ぇ…みたいなのは伝わってきた。おいしい

吉田蔵U五百万石(燗)

昨日燗のREGULUSがおいしかったので、また酸味ある今風なやつを燗つけてもらった。おいしい、が昨日のREGULUSの方がインパクトあったな

■松の司AZOLLA純米大吟醸50

昨日の純米吟醸もそうだったけど飲み飽きせず、しみじみおいしいな。一口目のインパクトでは他の酒の方が上でも、後からあーうまいなーみたいな満足感がある

陸奥八仙ピンクベル

香りが甘くて良いなぁ。味的にはもうちょっと柔らかい甘さのほうが好みかな

雅楽代玉響

甘酸っぱい系で好み。口の中にしばらく含んでいると温まって甘みが増すのか、それもそれでうまい

ここの酒蔵はウロボロスとか厨二病っぽい名前の酒も売っているので若い人にウケそうで商売上手いなと思う

モダン仙禽無垢

仙禽では亀の尾が好きなんだけど、これもいい酒だよな。いい意味で水っぽいというか、透明感を感じる

で、帰宅

土曜日は天気がイマイチだったが、日曜は良い天気で風は涼しい太陽が当たると温かいというすごい幸せ空間だった。サンキュー運営

2023-04-01

桜のあと コテージ バンヤンツリー 宿泊8000円〜 なだらかな斜面と緑に囲まれコテージ。二間続きのリビングは明るくモダンワンちゃんを連れた家族連れも多く見かけられる。共有にはキッチンのほか、洗濯室と乾燥機があり、お部屋は全面禁煙。雨でも洗濯ができるように洗濯ネット乾燥機が設置されている。2回目の宿泊ドッグトレーナー(別途料金)のカウンセリング付きで20万5000円。和室洋室

Anond AI作成

2023-03-29

GPT-4で解決できるような仕事してるエンジニアエンジニア辞めろ

レベルなんだよ。ハッキリ言って。

どうせ枯れた技術ばっか使ってんだろ?

モダン技術の1つも使ってりゃまともにペアプロに使えないポンコツだって分かるはずだが

2023-03-27

マッチョになりたいので あすけんを再開した

高校生の頃は「ごぼう」とか「もやし」とか言われた日もあった瘦せ型体質の僕ですが、

このコロナの3年間でめちゃめちゃ太ってたらしい。

骨が細いからかサイズあんまり変わらなかったけど、腹が脂肪だらけになっていた。

家にガチンコ筋トレ器具はずっとあるんだが、忙しくてやる気になれなかった。

マッチョおっさんを目指すぞい。

 

でもあすけんのサイトデザインって昔から全然変わらないよね。

平成空気漂ってるよ。

他にモダン食事管理アプリってありましたっけね。

MyFitnessPalも昔使ってたけど、こちらもあんまり代わり映えしてないので

今回はあすけんにした。

2023-03-02

HTML/CSSを学び続ける意味

HTML5/CSS3の段階でWebページ構築の基本的なしくみや考え方はほぼ確立してしまった。

ということは、HTML5/CSS3マスターしてしまえばだいたいのモダンサイトは作れてしまう。

しかしそのせいでそCSS Level 4 以上のモジュール学習する意義が見いだせず、CSS3で知見が止まってしまっているコーダーをよく見る。

 

しかに、HTML4.01/CSS2.1→HTML5/CSS3の時のような華々しい進化が Lv4 には(あまり)ない。

なんだこれ!並ぶぞ!動くぞ!消えるぞ!飛ぶぞ!みたいな興奮が少ない。

手駒だけで何とかなっている状況で興奮のないものを学ぶモチベーションがわかないのもわかる。

 

「できないこと潰し」「新しいこと探し」だったHTML5/CSS3に対して、それ以降は「今までも苦労すればできてたけど、もう少し簡単にしたい」という方向に進化している。

モーダルウィンドウがいい例だ。従来は何十行ものJavaScriptCSSを使って実現していたが、dialog 要素の登場によってマジで簡単実装できるようになってしまった。

そういう「できるけど厄介」を片っ端から潰そうとしているのが今のHTML/CSS進化だと思う。

いやHTML/CSSだけではない。JavaScriptだって仕様がどんどん追加されているが、そのどれもがコードをより簡潔に、合理的記述できるようにするためのものだ。

家電とか車とかに例えると、製品機能を増やすフェーズは終わり、組み立てに必要技能やかかる手間を減らすフェーズに入ったと言えそうだ。

 

そういう変化は地味だしアピールしづらい。

だが知っていれば確実にトクをする変化だ。

俺は便利すぎてズルをしているみたいなので上司や同僚に教えたくない技術がたくさんある。

2023-02-22

anond:20230222205631

作者と作品を分離するのがモダン文明人の在り方ではなかったのですか

2023-02-09

スペクターサウンドを256倍楽しむ方法

 日本では'76年に、フィレス・レーベル作品がまとめて再発売されたことがありましたが、ボックス形式としては本邦初で、しかCDボックスとしては今回が世界初ということになります。また同時に、<ヒーズ・ア・レベル>という、関係者インタビューを中心にした本が白夜書房から発売されます。それを読みながらこのBOXを聞きますと512倍楽しく聞けることを保証します。

 では、時代を追って解説していきます

テディー・ベアーズ

 1958年17才にして彼は”スター”でした。この後ポップス歴史を彩ることになるクリスタルズロネッツキャロル・キングバリーマンビーチ・ボーイズビートルズの誰よりも先に<NO.1ヒット>を持っていた!、このことが良くも悪くもスペクターのその後の人生を決定づけたと思いますポップス史上、#1ヒットを星の数ほど作り続けたリーバー&ストラーや、ジョージマーチンも、自らの#1ヒットはなく、このことが彼を単に<プロデューサー>の範疇では捉えられない最大の理由です。<彼を知ることは、彼を愛することだ>というデビュー曲の<彼>は、もちろんスペクター本人の意味で、そこには強引さ、傲慢さも感じられますが、実はそれが力強くもあり、<スターの要素>そのものだともいえます。彼の仕事ぶりを評して、全てを自分一色に染めてしまう、という批判をよく聞きますが、これはことの本質理解してい居ない人の発言です。かれは<裏方>ではなく<スター>なのです!それを、アーティストの持ち味を引き出すのがプロデューサー仕事だ、という常識的意味で彼を捉えようとするから批判的になるのです。彼こそが<スター>で、誰が歌おうか演奏しようが、他の人は全て脇役なのです。単に映画監督と言う視点ヒッチコックを捉えるとおもしろ解釈は生まれない、というのにも似ています。(誰が主演でもヒッチの映画になります黒沢さんもそうですね。)

 デビューアルバムTEDDY BEARS SING」のB-1「I DON'T NEED YOU ANYMORE」の<ステレオバージョン>はナントリードボーカル女の子の声が左で、真ん中がフィルコーラスしかも、ところどころリードボーカルの3倍くらいの大きさでコーラスが<邪魔をする>といってもいいほどの前代未聞のバランス!です。

 デビューからしてこうなのですから自己主張とかワガママなどという、なまやさしいことではないのです。

SCHOOLもの

 のちにブラックミュージックにのめり込んでいった彼ですが、スタートは白人ポップスでした。まずは自らのヴォーカリストギターリスト、および作曲家としての才能を試すところからはじめた、というところでしょうか。'50年代後半は、まだ黒人音楽一般的ではありませんでしたが、若者の間では熱狂的な指示を得ていました。スペクターもいろいろな黒人アーティストを聞いていたようですが、こと自分デビューに関しては、世間的に穏便な方法をとったところなど<奇[...]

 また'50年代中期には「暴力教室」をはじめ「HIGHSCHOOL CONFIDENTIAL」など<怒れる若者>をテーマにした映画が続々と作られ、その代表としてJ・ディーンが登場し、代表作が「理由なき反抗」-REBEL WITHOUT A CAUSE -でした。このように、当時の若者キーワードの一つは<REBEL>であり、「乱暴者」のマーロン・ブランドのような皮ジャン、サングラスバイクというスタイル流行しました。

 彼のでデビューソングはたしかに<学園もの>でしたが、それまでの、例えばドリス・デイの「先生お気に入り」調のホンワカしたものではなく、女の子自分の想いを直接的、また積極的に<ナゼわかってくれないの?>と切々と歌い上げるというのは冬至若者フィーリングにピッタシきたようです。実はこの手法スペクター特有の<ソフィスティケーションの中の直接性>というもので、彼を理会する上で大事ことなのです。

ガレージサウンド

 ある程度、あるいはそれ以上の音楽素養がなければミュージシャン作曲家になれなかったジャズと違って、ギター1本あればだれでもロックンローラーになれる、というのがロック時代でした。子供技術を会得して成長し、大人の仲間入りをするのがジャズだとすると、ロックは、子供子供のままで音楽ができるというのが特徴でした。ヒョットしたらオレにもなれるかもしれないと、多くのシロウトがわれもわれもと参加したことが、音楽単純化拍車をかけました。ジャズ豊満でふくよか、とすると、R&Rは骨と皮だけといえましょう。ジャズ大人音楽で、背景はナイトクラブ女性お酒が似合いましたが、子供音楽として誕生したR&Rの背景に一番ピッタリだったのはナント、<ガレージ>でした。

 麻雀同様4人(あるいは3人)いればすぐにできたのがR&Rの特徴でしたが、ニュー・ヨークのようにせまいところで大声を上げれば、お母さんに怒鳴られるだけですからストリートへ出るわけです。50'sのDoo Wapブームの背景は街角ストリート・コーナーが似合ったわけです。

 それにくらべて土地の広大な中西部西海岸は車がなければ不便なので、当選、どこの家にもガレージがあり、ここが若者の格好の練習場所となりました(蛇足ですが、今の日本ロックサウンドの背景は<貸しスタジオ>--密室--ではないでしょうか?)。さて、楽器感覚でどうにか弾けますが、作曲というのは簡単そうでもやはり多少の音楽素養必要です。しかし、若者の、なんでもいいからR&Rをやりたい!という想いはこんなことではくじけません。骨と皮だけのロックを、さらに皮も捨てて骨だけにしたのです。それが<ギターインストゥルメンタル>でした。これは、楽器感覚的にかき鳴らすだけですから、とりあえずだれにでもできました。ジャズ単純化ロックとすれば、これはさらに、ロック単純化で、その極致であったわけです。

 これが<ガレージサウンド>の正体でしたが、この時代呼応するかのように、新しく生まれ現象がありました。それは、録音機が少しずつ普及し始め、ガレージ居間などでの<ホームレコーディング>が行われるようになったことです。そして、デモテープのような、ある意味では乱暴

チャートに登場するようになり、まさに音楽大衆化が、内容だけではなく、音質までにも及んだのです(エルビスバディ・ホリーデビュー曲地方の、オヤジさんが社長、オカミさん専務、というような町工場風のスタジオで録音したものです)。

 それまでの録音は、演奏者と録音技師ガラスを隔てて別々の仕事場でした。技師演奏者にマイクの使い方を指導することはあっても、演奏者の方が技師に注文をつけるというケースはめったにありませんでした。しかし、ホームレコーディング特有の、機械いじりの好きな少年の思い付きや、また機材不足からひねりだした斬新な工夫は、新しいサウンド母体となるのです。

 スペクターは、テディー・ベアーズの録音の時からスタジオ内と調整室を行ったり来たりして、録音技師を困らせていたようですから、コダワリの姿勢最初からのようです(口述しますが、後年よくいわれるワグナー好きやソウルミュージックの追求というのは、スターありがちな<後付け>である、と私は考えています)。

 このホームレコーディングが、実は<スペクターサウンド>の根幹なのです!<BACK TO MONO>の意味もこのことなので、一つのかたまり大人数、熱気、乱雑の中の整理、複雑の単純化、そして<ホーム>、これが彼の求めたものでした。かたまりは<MONO>、大人数はミュージシャンの数、熱は<ハルブレインドラム>、整理は<J・ニッチェアレンジ>、単純化は<L・レビンミックス>、そしてホームは<西海岸>、これがスペクターサウンドの中味の分析ですが、詳しくはこれも後述します。

インストマニア

 この当時のロックンロール少年と同じく、スペクターギター少年でした。本名フィル・ハーヴェイとしてインストレコードも発表しています。また'58、'59年はインストロックの当たり年で、チャンプ栖の「TEQUILA!」が#1になったり、B・ホリーのインスト版ともいえるファイヤーボールズ、リンクレイ、そしてジョニーハリケーンズサント&ジョニーサンディー・ネルソン(「TO KNOW HIM~」のドラムデビュー前の彼です)、そして極め付きはギターインスト王者、デュアン・エディーの登場でした。

 日本ではなぜか、ほとんど評価されませんでしたが、ギターリストとして一番の人気とヒットのあった人で、そのサウンドユニークさとポップ・シーンへの影響は大きいものがありました。またイギリスでの人気は特に異常で、'60年の人気投票では1位でした(すごい!)。近年リバイバル・ヒットした「PETER GUN」などは後の<007シリーズ>や<バットマン>のもとになったともいえますし、日本では未公開の映画「BECAUSE THEY'RE YOUNG」のテーマは、彼の"トワンギー・ギター"と流麗なストリングスとのコンビネーションは、すぐアル・カイオラが取り入れて「荒野の7人」となって登場、西部劇インストテーマの基本形となりました。また「ビートルズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!」のジョージマーチン楽団の「リンゴテーマ」も、まさにD・エディーのマネジャープロデューサーレスター・シルで、テディー・ベアーズの録音の際、隣のスタジオ仕事をしていて知り合ったといわれ、この人と出会ってなければ<スペクターサウンド>はこの世に存在しなかったといえるほど重大な出会いでした。

 シルはこの時すでにスペクタープロデューサー向きであることを見抜き、早速契約を結び、最初に買った曲のタイトルナント「BE MY GIRL!」。

 スペクターについては、まわりにいた人に才能があったので、本人にそう才能があったわけではない、という人もいますが、これは間違いです。確かにまわりにいた人々は有能でした。しかし、彼はプロデューサーとして一番重要な要素である<何をやりたいのか>ということが明確にありました。それは前にも述べましたがいろいろな意味での<直接性>というテーマを持っていたことです。これはもちろんR&Rのイディオム佐野元春調)ですが、荒々しいサウンドの中の直接性より、スペクターポップスに折り込んだ直接性の方がより<暴力的>ですらありました。

 例えば、R&Rの時代になって<BE>という動詞で始まるビッグ・ヒットは「BE MY BABY」が第1号です(BE CAREFUL~などの慣用句を除く)。簡単なようですが、作る側にまわってみると、これが簡単に言い切れるものではないのです。まさにこれをスパッと言い切れるのが<スター>なのです。「TO KNOW HIM~」の断定と「BE」の命令。このシェイクスピア調の、時代がかったともいえる口調が、逆に新味を呼んだのではないでしょうか。この大時代的で、且つ直接的な手法は「I WANT TO HOLD YOUR HAND」(ユーモアの点ではJ&Pの方が数段上ですネ!)に共通したものを感じます

 シルと契約直後、スペクターはD・エディのセッション見学しています。さっそく実地訓練をさせようというシルの計らいで、時は'59年の4月の後半でした。この年のエディーの最大のヒットは6月に発売された「FORTY MILES OF BAD ROAD」(9位)で、この曲はナントベースドラムだけをイントロでフィーチャーした、ポップス史上初のヒット曲>なのです。さて、ベースドラムイントロといえば「BE MY BABY」ですが、この2曲の因果関係についての疑問を、10年ほど前の<ニュー・ミュージック・マガジン>で発表したことがありましたが、時期的にはこの推論が成り立つようです。が、モチロン、その因果については全く憶測の域は出ておりません。

 エディーのスタジオは1トラックテープレコーダーが1台しかないという粗末な設備ながら、そのエコーを駆使してのサウンド作りは、特に録音にはうるさかった若き日のスペクターには刺激的な体験だったと思われます。トワンギー・サウンド秘密であった水道管やドラム缶をエコー使用するという一風変わった手法は(そのためシルは何10個もドラム缶を買い、しかも一番響きのいい缶を探したといいますスペクターが興味を持たなかったはずはありません。

 そのような多彩な録音技術を駆使していた人は、D・エディー・サウンド製作者<リー・ヘイズルウッド>でした(エンジニアはエディー・ブラケット)。ヘイズルウッドといえばナンシー・シナトラとのデュエットアストロノーツの「太陽の彼方に」の作者として日本ではおなじみですが、エディーのプロデューサーとして最初評価された人なのです。

中したスペクターは、一瞬たりともヘイズルウッドの背後から離れなかった>と発言しています

憧れのリーバー&ストラー

 その後シルは、スペクタープロデューサーにすべく、今度はニュー・ヨークリーバー&ストラーのもとへ送り込みました。’60年代代表的なコンビレノンマッカートニーとすれば、’50年代リーバー&ストラー時代で、ロックビジネスを目指す人々にとっての目標でした。スペクター学校の先輩でもあった彼らのデビューに一役買っていたのが、これまたレスター・シルでした。シルがマネージャーをしていたコースターズをきっかけに、ドリフターズ、そしてエルビスへの曲提供プロデュースを行い、初のR&Rにおける独立プロデューサーとしての地位確立したのがこの二人なのです。

 スペクターにとって、このニュー・ヨークでの修行時代の最大の収穫はベン・E・キングヒット曲「SPANISH HARLEM」をJ・リーバーと共作できたことでしょう。これはR&Rビジネスへの切符を手に入れた、つまり、お墨付をもらったということ......って、最大の自信となったことは疑う余地はあり.....

 ま.... ドリフターズの「THERE GOES MY BABY」...にストリングスをフィーチャーする手法を....ことも<スペクターサウンド>への引金になったと、私は思います。その手法プロデュースしたジーン・ピットニーの「EVERY BREATH I TAKE」は、全くドリフターズ調でしたが、すでに<スペクターサウンド>は出来上がっていた、ともいえる、本家を凌ぐ作品でした。<ゴフィン&キング>との最初作品でしたが、この日のセッションにはリーバー&ストラーをはじめ、B・バカラック、B・マン&C・ウェイル、アルド出版社代表のD・カーシュナーら、そうそうたる顔ぶれが集まったといいます。そしてこの作品が、ここに集まった全ての人にスペクターの印象を強く与えることとなり、一緒の仕事が始まるわけです。特にこの曲で印象深いのはドラムフレーズですが、G・ゴフィンの証言によれば、フィルドラマーゲイリーチェスターに指示をして、それが実に的確だった、ということです。

 この修行時代にすでに、J・ニッチェやH・ブレインがいなくても、これだけのものを作っていたことは見落とせません。スペクターサウンドを作ったのはやはり彼なのです。

 この曲は残念ながら大ヒットにはなりませんでしたが、来たるべき<スペクター時代>の幕開けを飾るにふさわしい素晴らしい曲でした。

 また、この頃、レスター・シルとリー・ヘイズルウッドは共同活動を解消、スペクターは新たなパートナー、いわば後釜としてシルと関係を結び、それが二人の頭文字を合わせた<PHIL+LES>の誕生となりました(シルとヘイズルウッドのレーベル名は二人の息子の頭文字から<GREG+MARK>というものでした)。

ガールグループ

 '60年代初めにシュレルズがキャロル・キングの名作<WILL YOU STILL LOVE ME TOMORROW

....きっかけに、ガール Permalink | 記事への反応(0) | 09:24

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