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はてなキーワード: 不器用とは

2024-03-18

anond:20240318001541

ただ単純に字が汚い奴が「俺は字が汚いから頭がいい!」と言い出すのが見えたにゃ。

人間は愚かにゃ。

高学歴ASDなら協調運動障害併発で極端に不器用もありえるにゃ。

最近の若者は字を書く機会が減ってるから練度の問題もあるにゃ。

女子比較的字が綺麗にゃのは字もファッションからにゃ。

2024-03-16

anond:20240316120035

書字が苦手な子は、体幹が弱かったり、指先の不器用さでうまく書けないことが多いので、 ・姿勢を支える体幹と周辺筋肉を鍛える ・指先トレーニングで可動域を広げる などの取り組みが必要です。

2024-03-14

anond:20240314182915

コンタクトにできなかったんだよ

目が細すぎるのか、不器用すぎるのか

付けるのに30分かかる

看護師さん?練習する時についててくれる人は何故か半泣きだった

俺がコンタクトをつけると不幸になる人がいる

物凄く悲しかったね

2024-03-08

anond:20240308105311 anond:20240308104929

これって、『 衝動に身を任せず、一呼吸おく。そして、360/3 が頭に浮かぶかどうか』って話で、あとは枝葉だというのは理解しているが、

 

言うほど世の中の人ってケーキを3等分というかメルセデスベンツ切り出来るか?

『異常にポンコツ不器用世間様を一緒にするな』って言われたら『それはそう』感もあるが、

5等分(72度で切る)って言うほど道具無しで出来るか?

『Y字カットでイケるだろ』とか言われても、YのVの部分で失敗する自信めちゃくちゃある

2024-03-04

俺は文章なんだが

はっきりいって遺憾である

というのも世間は俺へのリスペクトが少なすぎないか

四六時中、無償かつ年中無休で働いているのに称賛されることもなければ労われることもない。

いつだってお前らのお供になってやっているのに、それでも感謝一言もないじゃないか

それに俺のことを何だと思ってる?

相手を傷つけるようなことに平気で使ってさ。それじゃあ俺が悪みたいじゃないか

でもね。わかってるんだ。

お前が本当はそう言う奴じゃないってことは。

憶えてるんだよ。昔、初めて俺と会って、俺のことを初めて使ってくれた時のことを。

お前はまだ幼くてさ、不器用に俺を使って、でもその顔は笑ってた。

俺を使って色々なことを伝えようとしていた。その時の純粋気持ちは…はっきりいえば嬉しかった。

別に童心に帰れって言いたいわけじゃない。

けど、たまには昔のことを思い出してもいいんじゃないか?

あと俺へのリスペクトを忘れるなよ?

おっと、また呼ばれたみたいだ。誰かが俺を使いたいらしい。

俺は忙しいんだ。なんたって俺は文章からな。

じゃあ、また。ほどほどに元気でやれよ。

なんだ、そう疲れた顔をするな。大丈夫

はいだってお前の味方だ。

会いたくなったらいつでも会いに来い。

お前が俺を使うのはいものことだろ?

じゃあ…元気でな。風邪ひくなよ。

2024-03-01

anond:20240301121938

狭量?w

器のサイズは時と場合に分けて拡縮させるのが正しい運用

ただデカければいいだけのガバい器しか持てない不器用バカにいったい人の何を恥だと指弾できるというんだ?w

2024-02-23

anond:20240223074800

エリック・ホッファーみてーに生きたいよな。選べるなら選びたい生き方ひとつ

 

まったく学校へは行かず、複数言語(ドイツ語ラテン語ほか)・化学物理学鉱物学、数学地理学植物学など様々な学問を独学(図書館)で修めるだけの才能を持ちながら、

炭鉱夫・日雇い労働者季節労働者として放浪して何十年と働いて、

40歳になってようやく留まるようになっても、沖仲仕(おきなかし。船と陸の荷物の積み込みとかする港湾労働者)やって、

縁あって大学教授の得ても、沖仲仕仕事も65歳まで続けた

肉体労働とは無縁で、ただ頭だけで何事も理解した気になる知識人に対して、ホッファーは一貫して辛辣批判を投げかけてた

これが本物ハードボイルドよね。アキ・カウリスマキ監督作品も割とこれ感じる、カッケー

世捨て人になることなく、他者との関わりのなかに生きながら、他者干渉しようとはしないこと。誰かを貶めるのでも、誰かに認めてもらうのでもなく、自らの価値自分自身によって証明すること。それこそが、ホッファーの考えた「真に生きる」ことであり、「すべてが可能であると感じる」ための唯一の生き方だったのかもしれない。

 

教えることのいかがわしさ:エリック・ホッファー田中淳訳『波止場日記――労働思索』(みすず書房、2014) - うろたどな

https://urotado.hatenablog.com/entry/20190904/1567530695

 

様々な学問をぽんぽこ修める高IQ別にあってもなくても別にどうでもいいけど、肉体労働DIYをこなせる器用さと筋力と体格、これはあったらな・・・とは思うよ

まぁ、極端に不器用ゴブリンでクソオタもやしでも、自分に出来ることやればいいだけなんじゃがの

自分に出来もしないことやって、楽しむ時間なくなったら、何の意味も無いもの

 

適性や自分に出来ること考えず働くのはただの洗脳教育洗脳労働から

2024-02-22

anond:20240220234134

枯れ葉見てきたし面白かったけど落ち込んでる人が見るもんじゃない気がする

人生うまく行ってない中年同士の不器用ラブストーリーだよ?

「うまく行ってない」の部分とか「相手がいていいなあ」みたいなところで刺されるじゃん

2024-02-21

「僕ってちょっとこじれた部分を持ってる子の方が親近感湧く。そういう観点だとブルアカヒナって超人過ぎて親近感わかない。別人すぎる」

「私の中ヒナはそんなに刺さらない。ヒナが悪いっていう意味ではなく、なんかこう別人すぎるというか、とっかかりがないというか…嫌いじゃないんだけど、親近感が持てない。」

「「いい子」だとは思ってます。むしろ、いい子すぎるというか。

 基本的に割を食うタイプなんだけれど、あまり腐ったり何かに強い苦手意識とかを持ってるように見えない。

 そのせいで、超人すぎて遠い世界の住人だなあって思う」

「私と別人だからキライってわけじゃなくて、むしろすごすぎて別人っていうことですよ。」

「これがアコだとだいぶ違う。ヒナって感情的になることが少なくて問題解決本質から逸れないし、

ストレス溜まった時に、ストレートに「私だって先生と」と言えるじゃないですか。

不器用なところってせいぜい仕事を抱え込むことぐらい。それ以外は完璧超人みたいにうつちゃう

 「ほぇ〜別人すぎてなんで何考えてるかわからなすぎてすげー」ってなってしまうというか」

「人によって好みは異なりますが、私はむしろアコの方が共感できますね。よくも悪くも感情をむき出しだから気持ちはわかるしとる行動にも納得がいくので」

2024-02-19

anond:20240218175234

ケイケっぽいから選んだんじゃなくて

潔癖気味だから清掃と介護は耐えられなくて

騒音が苦手で手先不器用からビルメン工場は耐えられなくて

警備員自殺した友達いるか

ITに行っただけだよ

2024-02-17

エッタラジェンダの会社について思うこと色々

まず私は株式会社エッタラジェンダについて特に支持する立場でも反対する立場でもない。今回の件について自分の頭の整理をするための文章なのでもし目に止まった方がいたらこんなことを考える人もいるんだー、ふーん程度で流してほしい。

2月9日株式会社エッタラジェンダが設立された。

この知らせはさほど広いとは言えないインド界隈にゆっくりと知れ渡る。

社名が映画RRRのエンディングテーマ曲名であったこから社名に対する賛否両論が巻き起こり、特に否定的な反応が目立った。

私自身、率直な感想としては「私はなんでもいいけど大丈夫かいな」だった。

「旗を上げろ!」という意味の「エッタラジェンダ」という言葉はRRRの象徴的なシーンやメッセージを思い起こさせるもので、ファンにとって思い入れの強い言葉になるのは自然なことだと思う。

個人的にはこれは線引きの問題だと思っていて、会社という団体を立ち上がることで「エッタラジェンダ」の「内側」がファンの中で生まれしまたことが大きかったのでは、と思っている。

多くの人が強い思い入れを共有する集団の中にエッタラジェンダという具体的な集団がつくられ、突然エッタラジェンダの外側に出されたように感じ戸惑う人がいてもそんなに不自然なことではないような気がする。

これがもし「合言葉を共有する集団」のど真ん中で行われたことじゃなければこんなことにはならなかったのでは。

長い妄想だけど、喫茶エッタラジェンダにはRRR大好きなマスターがいて、一般的カフェメニューの他に結構本格的なインドカレーが食べられたり赤と青のシロップがじわりと混ざり合うイメージドリンクがある、とかだったらむしろファンとして一度は行ってみたいお店になれた世界線もあったんじゃないかなあ。そしてたまに貸切でインド映画イベント期間限定イメージメニューとか出てくるとか(そういうお店行きたい)

もし株式会社エッタラジェンダシステム開発(長い)だったとしても名刺交換の時に「へえ、インド映画?そんなに好きなんですかあ」で済みそうな気がする。そもそもこの場合映画ファンに向けて大々的に会社設立の報告をする必要もあまりないが。

他にも「ん…?」と思われてしまう原因、いろいろあったんじゃないかな。

・「エッタラジェンダ」という言葉日本での意味合いが限定的すぎる。例えば株式会社ビームだったら同じことにはならなかったのでは(炎上の気配が見えても違う意味を強調して若干逃げ場もある)

・RRRのヒットで界隈が急に大きくなり、強まった商業色や乗っかり的なものに対するファン疲労。これをぶつけられたのは気の毒である

設立者の方のこれまでのファン活動を鑑みて、権利関係に関して深く理解された上でとは考えにくい部分がある

などなど。

ただ、上記のいずれも反対する気持ち理解できるという話で、法律的または権利的に直ちにアウトではなくあくま道義的可能性)または気持ち的な問題がメインだ。

上記の線引きがどうの話も個々の感受性思い入れベクトルや強さの問題で、コンテンツに対する愛情の強さとは必ずしも比例しないし、辛いと思うこともどうでもいいと思うことも間違っていないと思う。

今回否定的気持ちツイートしたほとんどの方も気持ち的な問題というところは理解されている印象を受けた。悲しみや怒りを感じる投稿は多くあったものの、社名変更希望通り越して強要だったり、口汚く罵倒する言葉ほとんど見えなかった(見えるところにないだけでDMではわんさか届いてたりするのかもだけど)

新たな挑戦をする人を寄ってたかっていじめているような見方をされている方もいたけど、(もちろん強い言葉で詰め寄るのは論外として)嫌だと思うものを嫌だと言うまでの権利は誰にでもあっていいはずだ。今回、新たな挑戦「そのもの」を叩く人って言うほど多かったか…?

結局好きなものを共有するだけで、それ以外は異なる価値観の人の集まりでみんなが同じ意見であることは不可能だし、その状態を目指す必要もない。どの意見も間違っていない。間違えがちなのはいつだって伝え方のほうだ。

そもそもファン向けビジネスをしようと思った時、お気持ち蔑ろにできるものなのだろうか。ファンというもの自体お気持ち集合体だと思う。お気持ち論は根拠にならないという意見もあったが、結構割合の人が同じように感じている気持ち無視して進むことは事業としてリスクがあったのでは。

つらつら書いてみたけど、会社は結局一番残念な形で終わってしまった。お会いしたことはないが、設立された方はオフ会の仲間の皆さんからとても慕われているようだ。ホームページ(すでに消えたが)を見ても「良い奴」なんだろうなあと思う。

動力が並外れに高くてあっという間にリーダーになってしまタイプなのかな、と。それだけに今回これだけあっさり全部取りやめてファン活動のものから撤退されるのは惜しいと思う。

何度も開催した大規模オフ会の中心的な人物(だよね?)として多くの人から慕われていたのが、いざ会社を立ち上げた時にぶつけられた想定外否定的意見の数々に戸惑い打ちのめされたのは想像に難くない。ご本人から詳細を説明されたツイートも状況を好転させることはできなかった。一個人にそれをすべて耐えろと押し付けるつもりはないが、もう少しいい形で共存できる方法はなかったのかと考えてしまう。元々は同じファンなのだから

実務的に頼れる(それこそ法務とか、今回の対応含め)人物はいなかったのか、長いことインド映画を盛り上げてきた方々の力を借りつつ一緒に進めることはできなかったのか、勢いよく進む傍らで大局を把握する軍師表現)的な方がいるだけでも随分違ってたのではなどと、今回のことが起こらなかったもしくはうまく乗り切れたシナリオを思い描いている。

また、この新しい団体によるイベントはどんなものだったのか、いつか私も何かの上映会に参加していたのだろうかともはや叶わないたらればに思いを馳せる。

追記

今回の騒動を異なる価値観気持ちのぶつかり合いではなく、単なる「集団いじめ加害者」と「新しいことをしようとして潰された被害者」の物語としてとらえる人の多さに少し驚いてしまった。

人の感性って思いのほか色々あって、絶対に分かり合えない価値観の人も少なくない。

自分理解共感できる痛みは尊重すべきもので、自分理解、納得できない痛みは非難していいなんていう善悪の考え方は社会で生きていくにはあまりに危うい。だいたい他人気持ちは誰かを納得させるために存在しているものではない。

その気持ちに至った土台の中に明らかな事実誤認が含まれているのならそれを教えるのはアリだと思うが、気持ちのもの否定は争いしか生まない。

もう一つ、設立者の全面撤退により、今回の会社に対する議論ではなく結局クレームつけて潰したという構図だけがクローズアップされてしまい分断が加速しそうだなと思っていた。

設立者さんの人柄やコンテンツ愛で補われている部分も多々あったが、会社設立までのプロセス問題提起されてから設立者さんの対応はいずれも思うところがある。これが全て有耶無耶になって批判勢がただ悪者になるのも違うのでは。

しかし、設立者さんは撤退の際問題提起をされていた方にDM捨て台詞暴言を送りつけていたとのことで。相手の言い分を理不尽と思うなら公に反論してもっと議論を重ねればよかった。批判を押し切る選択肢も、少し主義を曲げて社名を変える、スピーディーユニット名を全面に出す(そういやこの話どうなったん)などやりようがないようには思えない。

これまでの対応でもあまり良い手を打たれているとは思えず歯痒い思いをしていたが、これは本当に悪手だったと思う。そもそもネット上での騒動なんだから裏で仕返ししようとバラされるに決まってるじゃないか。本文スクショを貼られなかっただけ良かったと思う。こんなことをしたら「愛と勢いに溢れたちょっと不器用だけど応援したい人」のイメージまでも失ってしまう。

サークル内の兄貴分としてはとても頼りになる人、けれどいざ法人化となったとき批判する勢力を納得させるだけの力量もなく、かといって一度全て飲み込んで突き進み結果で語るだけの推進力もなく(社名を絶対に譲歩できないのであればこれが一番現実的選択肢だった)、多くの人が寄り添った「優しすぎた被害者」の立場までも本人が手放しかけている。

もしくは人一人の力なんて結局はこんなもんなのかな。

応援してます!」だけではなく現実的な助言や手助けをくれるパートナー存在が見えなかったことが個人的には一番残念。

2024-02-16

anond:20240216180112

一泊二日って長時間なのに途中で切り替えられないとか、どんなに不器用なの?

時間デートでもアプローチ方法変えたりできるのに・・・

2024-02-12

じゃあ逆に聞くけど、竹田くんを誰も雇わなかったとして竹田くんはどうやって生きていくの?

竹田くんを雇う病院が悪い」という結論シンプルでいいですよね。

それで終わるならそれでいいと思います

でも竹田くんにも人生があるんですよ?

竹田くんが医者を辞めて、どういう仕事をするんですか?

人の言うことを聞かず、勝手に好き放題やり、その癖不器用

ウーバーイーツさえまともに出来ないですよこんな人。

生活保護でも受給させますか?

竹田くんのプライドがそれを許すとでも?

どうする気なんですか?

対案があって言ってるんですよね?

私の結論は「竹田くんを雇った上で手術をさせず、なんとか飼い殺しにするのが、怪物を産み出した日本医療の果たすべき責任である」です。

どこが雇うのかはジャンケンで決めてください。

2024-02-09

お姉ちゃんはいつも主役だね

私には3つ上の姉がいる。

両親はすごく心配性で過干渉なので、

姉がなにか初挑戦するのにずーーーっとバタバタ過度に心配してきて、

妹の私のときは「ま、お姉ちゃん大丈夫だったか大丈夫でしょ」で基本放置

ネグレクトとかではないし、愛してもらったとは思うけど、両親が不器用すぎて差が丸わかりパターン

さいころ写真とか、姉に比べて私の写真は極端に少ない。

ないがしろ…というより、両親がとにかく焦り症で姉の時でパニックになり、

私の時にはもうガスが抜けちゃってる感じ。生きてりゃいいみたいな。

干渉な両親にずっと注目されてきて姉もうっとおしいだろうなとは思うけど、

姉も過干渉な両親を拒否せず、むしろ依存しているように見える。(だから共依存に近い)

環境のせいもあり、私はかなり早いうちから気持ち的に自立できてたとは思う。

でもね、姉の時と比べて自分の注目度がずーーーっと低いの、結構卑屈になるぜ。

第一志望の大学に受かっても姉の就活で両親が右往左往してて「あ、おめでとう。でもお姉ちゃんはね…」だった。

第一希望就職先に受かっても姉の結婚するしないだで両親は「あ、おめでとう。でもお姉ちゃんはね…」だった。

結婚するときも姉の第一出産フィーバーしてて「あ、おめでとう。お姉ちゃんの子はね…」だった。

姉も悪い人じゃないけど、とにかく主人公気質で、私のことをすごく格下と思っている節がずっとあって心からは好きになれない。

この度私は妊娠してそろそろ里帰り出産が近づいているが、

姉が旦那と揉めてうつ気味になり実家に泣きつき、両親はそれどころじゃない。

心配だし実家で休んでほしい気持ちもありつつ…

仕事しながら家のことやって、夫も忙しいし私も色々バタバタしてるからそんなに気にならないけど

ふとしたタイミングで「なんかまた姉にかき消されてるな…」って気が付いて落ち込む。

タイミングが凄く悪いだけなんだけど、またか…って感じ。

自分メンタル不調で心療内科にかかったり抗うつ剤飲んだりしたことがあるけど、

わざわざ両親に泣きついて大騒ぎはしなかったかちょっと冷めた目で見てるところもる。

出産っておめでたいことなのに、私は姉のために心療内科調べたり本買ってあげたりして、

両親もしょっちゅう姉の家に行って甥っ子のシッターしててみーんな頭はそっちでいっぱい。

(ちなみに姉は専業主婦なので、シッターというより家に行って姉のループする長い話を延々聞いて甥っ子と遊んで帰っているよう。姉は実家から車で一時間ぐらいのところに住んでいて、私は新幹線で三時間ぐらいの距離なので、まあ致し方ないところではあるんだけど)

我が家あんまり私とお腹の子のこと心配してくれない。まあすくすく育ってて無問題の子エライ!)だから心配無用なんだけどさ。

初孫じゃないから仕方ないのかな。でも何もお祝いされなかったら私はいいとしてこのお腹の子が可哀そうでちょっと泣けてくる。

甥っ子(初孫)が生まれときフィーバー絶対もう起きないもん。

甥っ子との待遇の差でうちの子が傷つかないといいな。みてねとかで割と今の時代可視化されるからさ。

夫も義両親もとても喜んでくれてるのでそれだけが救い。でも義両親は遠くに離れて住んでるのでなかなかおいそれと来れないんだよね。

里帰りする予定だけど、たぶん姉もお手伝いするとか言ってやってきて、家で具合悪い具合悪い鬱だ鬱だ騒いで両親はそっちにかかりきりで私と子はまた放置なんだろうな。大丈夫かな。でももう分娩予約したからいまさら予定変えられないしな。

もちろん姉のことも心配なんだけどさー。一度ぐらい家の中で主役になってみたかった。もう無理だね。

結婚してるし実家ことなんていいじゃん!と思うんだけど、小さいころ自分がまだ隅っこで拗ねてる感覚がある。

私は大好きな夫と家族みんなができるだけ居心地のいい家庭を築いていこうと強く思った。

お腹の子にも、もし第二子が生まれたとしても、絶対私みたいな気持ちにはさせないからね。

ちょっと愚痴たかたか増田に書き込んでみた。マタニティブルーかしら。

弱ってるからあんまりきつい言葉投げないでくれると助かる。

2024-02-02

リアルタイム画像生成サービスで動揺してしまった。

 詳しくは下のツイートを見てほしい。簡単説明するとラクガキを元に上手い絵を描いてくれるサービス

https://x.com/akumaai_jp/status/1734899981583348067?s=46

 AI絵の欠点は思い通りに描き切れない不器用さだと思ってたから正直動揺した。

 もう、絵で食ってくのは無理だろうな。クオリティで勝ててもスピード大敗する。

不安だ。

 商業はともかくSNSにおいて、人間センスのある上手い絵の価値は変わらないと思う。だけど、センスのない普通に上手い絵はどうだろう。今はそういう絵でも伸びるけど、人々がそういう絵に見慣れたら価値がなくなるのだろうか。

 自分承認欲求の為に絵を描いてるから食えなくなるのは良い。だけど、センスが無いまぁまぁ上手い絵しか描ける自信はないから、そういう絵が厳しなると困る。

 Twitterも終わりそうだし、フォロワーも0になって、絵が描けることも特別じゃなくなって、アイデンティティがなくなる未来が見える。怖いなぁ。

 でもまぁ、一方ではそういう未来が正しい感じもする。よりセンス時代になって、技術ハードルが下がる。そしたら、センスがあるけど技術がない人も台頭してくるから創作物はより盛り上がる気がする。

 それに、SNSにおける絵師の影響力の強さは正直、同業側でも気持ち悪いと感じるし。

 Twitterでは反AIが強い一方で、よくよく観察するとAI技術のものより、それらを使って承認欲求を満たしたり、金を稼いだりしてる人に嫉妬とか不安とかで叩いてるような感じがする。AIイラスト著作権っていう明確な叩きどころがなかったらどうなってたんだろう。

 とりあえず、AIネイティブ世代が影響力をつけるまでは人の絵が完全に終わるわけでは無いと願いたいけど、どうなるんだろうなぁ。

自分に害を及ばなさい範囲AIが発達して世の中を便利にして欲しい。

2024-02-01

自殺未遂をした話。

メンクリでもらった睡眠薬を数十錠、酒で飲んだ。

しかしその後普通に目が覚めて(と思ってたのは私だけで24時間以上経ってたらしい)絶望して、さら眠剤を数十錠、酒で流し込んだ。

体勢を保っていられなくなった。今ならたぶんドアノブで首が吊れるぞチャンスだ、と思い、ベルトを使ってドアノブで首を吊ろうとした。

しかしもともと手先が不器用な上にラリってる最中人間がうまくベルトを結べるはずもなく、吊ったものの重さで解けてしまい、床にすっ転がった。

もう身体が動かないので、これ以上薬を飲めないし、首もつれない。どうしようか悩んだ。悩みながら#7119に電話をした。眠剤ODしたことを話すと救急車を呼ぶように言われた。でもあまりにも自業自得なので躊躇った。でも結局119した。体感としては30分くらい悩んだつもりだったんだけど、発信履歴を後で見たら#7119から119にかけるまでの間に6時間あった。

病院では何をされたのか覚えてない。管だらけになったのは覚えてる。手足の拘束もされていたらしいけどそれは覚えてない。何をしたか覚えているか聞かれた。時系列はともかく薬飲んで首吊ろうとしたことは話した。

なんとなく喋れるようになってから家族に連絡を取りたいと言われたが、ばかすかに殴られ蹴られ詰られてきたので、万が一実家に連れ戻されたらそっちのが死に近いので、お願いだから誰にも連絡しないでくれと泣きながら頼んだ。結局、ふだん通ってるメンクリへの情報提供?みたいな封筒絶対主治医に出すことを条件に解放された。

2日間の入院を終えて一人暮らしマンションに帰ってきた。上司にはメンクリ通いを話していて、ODして入院したことも(退院後に)話したので、ひとまず今は仕事を休まされている。来週のメンクリ受診上司が付き添ってくれることになった。

仕方ないので、眠剤飲んで錯乱してた間に荒らしたらしい部屋を、淡々と片付けている。

これからどうしたらいいんだろう。

[]2012.3

https://web.archive.org/web/20170710062324/http://ashihara-hina.jugem.jp/?month=201203

@TOHOシネマズ 六本木

2012.03.29 Thursday16:43

僕等がいた」観てきましたよ~。

うっかりレディースデーに行っちゃって、すごい人。

すごいなー。大ヒットだな!

脚本演出も、とても丁寧に作り込んであって、

少女漫画世界、そのまんまでしたよ。

主演お二人の組み合わせが、自然でとても良かった。

若い女の子結構泣いてた。

私は最近乙女心的な物をどっかに置き忘れてやしないかと、

映画を観ながら、ちょっと反省

この仕事してる限り、いくつになっても必需品だよなあ。

まあ、連載途中で反省して作風わっちゃっても困るので、

Piece」終わったら、思い出そう。乙女心。必需品。

予告で、「テルマエ・ロマエ」流れて、笑っちゃった。

阿部寛さんが、日本人に見えないのがスゴイ!!

漫画原作多いなあ~~。

帰りに、ギロッポンで桜のお酒を飲んだよ。

2012032901430000.jpg

開花楽しみだな

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本・映画---

カフェラテ

2012.03.27 Tuesday19:17

コーヒー苦手なんですけど、スタバカフェラテだけは

美味しく飲めるんですけど(苦くないから。)、

今、最寄駅にスタバが無いので、うちで苦くないカフェラテ

自分好みに淹れようと。。。

コンパクトエスプレッソマシーンを買ってみたよ。

早速物欲に負けとるがな。

仕事中の飲み物は、妙に大事なので、まあいっか

ジョージ・クルーニーCMしとるやつね。


試しに全種類飲み比べて、酸味が少なくてあんま苦く感じない物を厳選。

子供舌で雑に厳選。おいしい

何でもやりたがりなので、案の定ラテアートに挑んでみる。

抽出量変えたり、ミルク温度変えてみたり。だが、しかし。。

 

がんばってみた痕跡。(これでも)

どうにもなってない。不器用なんか。私。

ミルクの泡立て具合の問題かな~。

もっと簡単に出来るんかと思ってた。きぃっ!(負けず嫌い

挑戦は、続く続く。

Piece」の合間に、短編読み切りを描けないものかと

たくらんでるんですけど、

読み切りネタ2本と、「Piece」の次号プロットを同時進行させてたら

さすがに脳みそ疲労困憊。

動いてないのに消耗するって、なんか割に合わないです。

来月、旅に出るので、今がんばらないと!

ラテアートで、ストレスためてる場合じゃないです!

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日記---

頂きもの編集部

2012.03.21 Wednesday14:23

完成原稿持って、編集部へ。

「取りに伺いますよ~」と言ってくださるのだけれど、

引き籠りに飽きてるので、自分で持ってく。

担当さん物欲について語る。

結論:「波があるよねえ~~」(結論出てない!)

担当さんに、アメリカ旅行土産を頂きました♡

激辛ソースレンジでチンするポップコーン

激辛・・危険って書いてあるよ。注意しな!って書いてあるよ。

今度、誰かのごはんにそっとしのばせてみる。

あと、「僕等がいた」のタダ券(また、タダで貰うのか!)

ベツコミ友達誘って行ったら楽しいかな♪


あとは、萩尾望都先生「なのはな」

原発事故後のフクシマで生きる女の子物語と、

放射性物質擬人化して描かれたSF三部作

原発に関しては、半端な知識感情論では語れない、

冷静に客観的に冷静に冷静に、、、とか言いながら

徐々にフェードアウト、結果思考停止に陥る人も多いんじゃないかな。

たぶん、私なんかはそのタイプ

「頭良くないし。」を言い訳に。

事故後、すぐにこの作品を発表された萩尾先生は、

からすごいお方なんだなあ、、と改めて思った。

逃れられない「絶望」を、「希望」でサンド

そんな作品構成になってますよ。

のろまな私は、物欲結論も、持越し。

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本・映画---

もうちょっと

2012.03.16 Friday23:20

地震多くて、さすがにちょっと怖いなあ。。

仕事中、アシさんがくれた「東北限定・すんだじゃがりこ」と、

完成間近の原稿

2012031615100000.jpg

今回、背景少なかったので、予定より早めにアシスタントさんに

あがってもらう。いつもどうもありがとう

私の作業はまだ少し残ってる。あともうちょっとで完成。

まりまだ終わってないわけですが。。。

天気も良いし、春めいてきたし、土日の人混みは避けたいし、

〆切まだだしね~!とかなんとか言い訳しながら、新宿に買い物に出てしまう。

最近物欲減ったな~とか思ってたのに、久々伊勢丹に行ったら、欲しいモノが溢れてた。

春らしいショートブーツミュールを買って、満足満足。

春物可愛いな~♡

新宿伊勢丹に行く度、平日でも人が溢れてて、「不景気ってほんとう。。?」

とか疑いたくなるよ。

出版業界も、例にもれず「不況だ!不況だ!」言われ続けてますけども、、

全体的には、勿論そうなんでしょうけども。

私の周りには、不況?ナニソレ?的に右肩上がりに売れ続けてる作家さんも

結構いるので、どんな時代であっても、作品次第なんだろうな。きっと。

私もがんばろー。

さっき、テレビで「第9地区」やってましたね。映画観に行ったなー。

良い意味でB級感たっぷりで、皮肉めいてて、深読み甲斐があって、

可笑しいのに笑えなくって面白い。これ好き。

フィクション様様。人vs人で描いたら目を背けたくなるけど、

vsエイリアンなら物語として楽しめてしまう。

それも勝手な話だなあ。

エイリアンクリストファー親子が一番人間らしいけど、

そもそも人間らしい」って何だろ。

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日記---

3.11

2012.03.11 Sunday23:56

阪神大震災当時、私はまだ地元関西にいて、

神戸に親戚や友人が沢山住んでいて。

見慣れた景色が無惨に崩れゆく様をテレビで観ながら、

呆然と、少なからずショックを受けたわけですが。。

「住み慣れた家も思い出の品も何もかも失って、逆にすっきりして

腹が据わった。がんばるよ。」と淡々と語る知人に、

当時、かける言葉がなかった。

自分経験してない誰かの経験を、想像で補おうとしても

あっという間に限界にぶつかるし、

励ましも同情も違う気がして困惑するばかり。

基本、甘ったれ受け身なんですが、あの頃より

少しは大人になってるはずなので、

何にも出来ないなりに、意志を持って人や世界

関わっていけたらいいなと、思います

黙祷



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日記---

寝かす。。

2012.03.07 Wednesday23:22

今日アシスタントさんがお休みだったので、

堂々とサボってやるぜ!!とか思ってたら、

すんごい寝すぎてびっくりです。何時間寝てんの、アンタ。。。

我ながら、凄まじい有言実行ぶり。

冷蔵庫に、賞味期限間近の無塩バターがあったので、

バターケーキを焼いてみたよ。(サボり続行中)

大人なので、ラム酒もドバドバ。

中央で、綺麗に割れなかった。最初温度低かったのかな。

なんかボコッとしてはる。失敗。まあ、いいか

冷蔵庫で1カ月くらい余裕で持つので、暫く寝かせてちょっとづつ食べる。

バター系は、しっかり寝かせた方が絶対美味しいと思うよ!

とか言いつつ、一切れだけ味見。

ふかふかで心許ない。。やっぱ寝かす寝かす。

90ページもあると、「ペン入れ、あと何枚!!」とか数えてたら

気が遠くなっちゃうんですよ。

なので敢えて数えない、、!!そこは男らしく(?)気分で描き進む、、!!

ペース配分なんて知らねえよ、、、!!!

みたいな、わりかし適当仕事の進め方です。

毎度毎度、ちゃんと締め切り前にあがってるのが、超不思議

仕事しよっと。

1

おやつ---

うぃ---

2012.03.03 Saturday22:03

ロールキャベツの残りスープソース?でペンネ

引きこもってるのに、カロリー高いもん食べちゃった。

今更ながらWii を買ってみたよ。

アシさんと、食後にひたすらピンポンチャンバラ

運動してるつもりになってみるつもり。

腕、筋肉痛。。。ペン入れに支障が。ダメじゃん。

雛祭りなので、アシさんが道明寺買って来てくれました~。

桜の花の塩漬けちゃんとのってる。嬉しい

2012030321210000.jpg

1

日記---

雪つもった!

2012.03.01 Thursday02:24

屋上に。少し。

今日は(昨日か)作家友達二人と、アシスタントさん達が

ちょっくら家に遊びに来てくれる予定だったので、

遅れてる下絵をそっと見て見ぬふりしつつ待機してたんですが。。

からカドカ雪が降ったので、敢え無く延期。

が、うっかり(?)家まで辿り着いてしまったアシちゃん約一名と、

だらだら2時間ほどお茶を飲み、本日の予定終了~!

。。。おかげで、遅れてた下絵描きわっちゃった。

来てくれる予定だった作家友達の一人=彬聖子サンからの。。

「アシパラ邸に行く日に、ピンポイント大雪。アシパラの雨女ぶり

パネェ!って妹に話したら、『あの人、日照りの土地に行ったら

神になれるんじゃない?』って言ってた。」ってメールを読んで、

自分雨女キャラだったことを思い出しました。

都合よく忘れてた!

あ、アシパラってのは、彬さんがつけた私のあだ名です。

どうかと思うよ。。?

明日からペン入れ&アシさん入り!

がんばるぞー!

(下絵終わったら、いきなり元気)

2024-01-31

anond:20240131120230

オタクさんサイドからすると腹に据え兼ねてた原作レイプでついに死人が案件だしなぁ

しか被害者は現状、攻撃性が薄いか不器用の極みな感じで自死してしまったって感じに見えるわけ

義憤に駆られない要素がないわ

冷静に悪いのはネット世論の加熱のしやすさだー言ったところで、それだけで済む話なのか?とかお前あれだろ、その中に混ざりながら俺だけは冷静って腕組してるくっそキモいやつだろとか色々思っちゃうよなー、俺もだけど

2024-01-30

詞が黒歴史にされた例

かなりや

黒歴史

→唄を忘れた金絲雀は 赤い緒紐でくるくると縛められて砂の上 かはいさうにと妹が涙ぐみつゝ解いてやる、

正史

→唄を忘れた金絲雀は 象牙の船に、銀の櫂、月の海に浮かべれば、忘れた唄をおもひだす

発表順は正史の方が先

家庭がゴタゴタして詞なんて書いてる場合じゃないよなという時期の心境を書いている

森へおいで

黒歴史

→今夜きみをつれていくよ 真夜中にむかえに行く

 ぼくの好きな真珠色の 肌が光る 月明り

 ひみつの迷路の奥に きみは まよいこむ

 命をつないだ糸が しずかにほどけていく


正史

→森へおいで 森へおいで  ぼくはきみを泣かせない

 森へおいで 森へおいで きみを不安にさせない

 そんな不器用キスの 呪文をぬけだして

 ぼくと遊ぼう 約束どおり 森へおいで ぼくの

宮崎勤事件で改変を要求される

いつか河を越えて

黒歴史

→ここでは誰もが口癖のように こうつぶやいている いつか河を越えて

正史

→ここでは誰もが口癖のように こうつぶやいている any day any way

被差別部落は「河向こう」と呼ばれ、これはその意を汲んで被差別から抜け出すことを願う歌であり改変を要求されタイトルも変更

anond:20240130173721

高齢喪(田中さん)をギャグ要員でも悪役でも目を逸らしたくなる闇としてでもなく普通人間として描いてくれてたよね。

尊敬できるところも不器用なところも小心なところもある等身大な人として。そしてその恋愛バカにしないし美化もしないで。振り切った人にしないで、弱さも迷いもある人が背筋を伸ばそうとする様を描いてくれて嬉しかったね。

誰にでもできることではなかった。

その才能が失われて悔しいね

メイク苦手な女が自分人生を語る

当然ながらn=1の隙自語。

原風景ひとつは母が洗面台で化粧をしている姿。BBクリームをペタペタ塗っている。なんで化粧をするのかわけを尋ねると「化粧をしたという事実を作るためだよ」とめんどくさそうに答えていた。BBクリーム口紅を塗った母の姿に、なるほど化粧をした姿だ、と思った。美しいとも醜いとも思わない。憧れるでも羨むでもない。それはたとえば「大人になれば働かなければならない」なのと同じように、やがて自分がせざるを得ない、めんどくさいなにか、それ以上でもそれ以下でもなかった。

そんなわけなので、身だしなみにに対してうっすら苦手意識を抱いたまま小中高と進んだ(無論、二次元オタクにもなった)。大学生になって一人暮らしを始めたが、身だしなみのレベルは依然として低かった。髪を根元から乾かすと寝ぐせがなくなる、ということさえサークルの先輩に教わるまで知らなかった(実家家族はみな、わたしのことをくせっ毛だと思っていた)。母は化粧は嫌いだが服を買うのは好きで、セールで買い込んだ服を段ボールいっぱいに詰め込んで、コメ野菜と共に仕送りしてくれた。不十分な身だしなみに、試着もしないまま買い与えられた服を身にまとうわたしは、今思えばいかにもちぐはぐだった。自分で服を買うようになったのは社会人になってからだ。余談だが、その後わたしは服を買うことにすっかり目覚め、母に似た服道楽の道を歩むことになる。

化粧っ気のないわたしの周囲には、化粧っ気のない友人が集まり心地よく過ごした。たまに接触する化粧っ気のあるひとびとは、おおむねみな優しかったが、話していると気づまりすることも多かった。オフ会でお会いした年上のお姉さんは、髪にパーマをあてたわたしを見て「それなら、せめて眉は整えた方がいいよ」と優しく言った。サークルの先輩は「このメイクポーチ(の中身)でどうやってメイクするの?」と不思議がった。今思えば、それはどれも本心から心配や優しさからのものだったが、わたしのなかの「やっぱり化粧って苦手だ」を補強するには十分だった。

その頃わたしは、十代ゆえの傲慢偏見ゆえにすっかり「化粧」そのものを敵視するに至った。化粧とは、無知不器用自分の前に立ちはだかる、理不尽に高い壁に見えていた。それを強要する(ように見えた)社会も、それに迎合する(ように見えた)化粧上手な美人も、みな嫌いで、自分を害する「なにか」に感じられていた。

就活時は化粧をしたが、化粧下地なんて知らなかったので素肌にREVLONのリキッドファンデーションを塗った。

そんな自分も少しずつ変わっていった。転機は判然としない。

大学院に進学し、尊敬できる先生や先輩、同期に出会えた、卒後も専門性を活かせる職に恵まれ、「クラスルームの隅」以外に自分の居場所を見つけられたこと。自分で服を買うようになったこと。そしてなにより、年を追うごとに性格が丸くなり、「十代ゆえの傲慢偏見から解き放たれ、化粧上手な美人を見て素直に尊敬できるようになったこと。

化粧が苦手だったが、でもそれが悔しくて、無知なりに調べては挫折してを繰り返した。独学だったのでひどく回り道をしたが、ほんの少しずつだが経験値は積みあがった。またインターネットが発達し、「周囲の人」以外からTIPSを学ぶ手段が飛躍的に増えた。コンタクトマツエクも試してみた。気になることはひととおり勉強した。

それでも、「上手」には程遠い。

あるとき、一念発起して資生堂銀座本店の「メイクアップレッスン」に申し込んだ。一時間半くらいつかって、マンツーマンメイクを教えてもらえるやつだ。理想顔面比とは、という話からまり、「あなたは少し目と目の間が離れているから、目の間隔が縮まって見えるように、このように陰影を入れましょう」などとしっかり教えて頂ける。説明理論だっており、納得できるものだった。そして完成した自分の顔を見て、「ふうん。わたし顔面ベースだと、プロ技術でもこれが『限界』か」と理解した。

そしてわたしは化粧から「降りる」ことに決めた。

化粧とはふたつの側面があると、わたしは考える。

①「己の顔面を“理想顔面比”に近づけること」。そして②「化粧した顔になること」。

①の理想顔面比は残酷なまでに「正解」が存在する。①の達成難度はそのひとの持って生まれた骨格に依存する。美容整形はそれを打破する有効手段だが、高価だ。

②は一種符丁のようなものだ。この記事は、この増田https://anond.hatelabo.jp/20240129142710

きっかけに書いたものだが、勝手想像だがその元増田筆者はおそらく自他問わず「化粧をした顔」が好き(=かわいい、という認識)なのではないかと思う。なので「化粧をしたらブスでもかわいい、ブスなんていない」という結論になるのではないかわたしは考える。対照的に、わたしは化粧をしたひとの顔を見ても「化粧をした顔だな」とは思うは、「=かわいい」とは思わない。「化粧をした顔」そのものに美を感じるのは、それは一種価値観であり、文化的ものである。ゆえに符丁、と書いた。(関係ないが、化粧っ気のない人間は、他人の化粧に鈍感だ。化粧を自らして初めて、他人の化粧を認識できる、ところがある)。

今のわたしは、眉はしっかり整える。ファンデはしないか、してもごく軽く。アイメイクはたまにする。常にマスクマスク社会万歳!)。美容室には定期的に通う。服はそれなりに気を遣う。メイクした方が似合う服、というのはぜったいにあるので、それが着られないのは少し残念ではある。

WEARでたまにファッションスナップを上げる。画像加工で顔は消す。プライバシーのあれもあるが、己の顔は別に好きではないからだ。首から下は、まあ悪くはない。

クレ・ド・ポー・ボーテの化粧品の見た目が好きだ。でもお金時間アテンションも有限だから、優先度をつけてやるしかない。わたし人生において、化粧は、優先度はあまり高くない。

以上、化粧が苦手改め、化粧が苦手なりに愛憎入り混じった女の人生語りでした。

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【余談①】化粧の文化的側面については興味があるので、もし良い書籍を知っている人がいたら教えてください。文化史などの側面から語っているややお堅い雰囲気書籍だと嬉しい。

【余談②】メガネについて。化粧をするなら大前提として、メガネを外せ、コンタクトしろ、というのがあると思う。自分は(何言ってんだと思われそうだが)自分メガネ姿にアイデンティティを感じているが、近眼メガネ族は化粧界においては驚くほど透明化されている。自分が「化粧はだいたいでいいや」と思う理由ひとつがこれだ。

【余談③】メイクアップは嫌いではないが、スキンケアははっきり言って嫌いだ。詐欺まがいの商売が多すぎる。ひとの悩みに付け入って高いものを買わせる不健全業界だと思う(本当に人体に対し効能があるもの薬機法下では医薬品なので、そもそも医薬品ではないスキンケア商品の段階でどんぐりの背比べだろって思う)。日本皮膚科学会ホームページにある「皮膚科Q&A」だけ読んでれば十分や……まあ高いスキンケア用品つかってプラセボで良くなる可能性もあるとは思うが。

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