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はてなキーワード: 著作権法とは

2018-08-21

道の駅 徹底ガイド」という著作権侵害疑惑が濃厚なアプリ (続き)

https://anond.hatelabo.jp/20180821141116 の続き

はてな匿名ダイアリーは、外部リンク一定数を超えると投稿できない仕組みらしいので、一部のURLURLとして機能しないようにして記述しています


3. コンテンツ利用の是非について

3.1 オープンデータではない

道の駅」を統括・管理する国土交通省では、保有する情報資産第三者自由活用できるオープンデータを、国土交通省Webサイト上のオープンデータの紹介ページにおいて明示して公開しているが、「道の駅」については対象としていない。

国土交通省 オープンデータ

http://www.mlit.go.jp/statistics/index.html


3.2 一部の国土交通省 地方整備局Webサイトについては無断転載禁止である

オープンデータではないが、国土交通省Webサイトおよび一部の国土交通省地方整備局運営するWebサイトでは、Webサイトで公開している情報は明記されている条件に従って、複製、公衆送信翻訳・変形等の翻案等、商用利用も含めて自由に利用できると記されている。

国土交通省 リンク著作権・免責事項

http://www.mlit.go.jp/link.html

しかしながら、iOS / Androidアプリ道の駅 徹底ガイド」が転載しているコンテンツは、「道の駅」連絡会や国土交通省 地方整備局地方自治体観光連盟運営する公式Webサイト、「道の駅公式WebサイトFacebook民間企業運営Webサイト等のコンテンツであり、上記2で示すように、アプリ上の出典情報の画面において、画像使用した配布サイトとして記述されている国土交通省Webサイトから転載されたものではない。

一部の「道の駅」については、iOS / Androidアプリ道の駅 徹底ガイド」は、国土交通省地方整備局運営するホームページから画像転載しているが、例えば、国土交通省九州地方整備局中部地方整備局北陸地方整備局東北地方整備局Webサイト上で私的使用又は引用著作権法上認められた行為を除きコンテンツ無断使用を禁じることを明記している。しかしながら、iOS / Androidアプリ道の駅 徹底ガイド」は著作物引用するにあたってのルールを遵守していない。

関東近畿中国四国の一部の「道の駅」に関しては、それぞれの管轄国土交通省 地方整備局運営する「道の駅」に関するWebサイト掲載されている画像転載している。これらのWebサイトに関しては、明記されている条件に従って、複製、公衆送信翻訳・変形等の翻案等、商用利用も含めて自由に利用できると記されているが、iOS / Androidアプリ道の駅 徹底ガイド」は明記されている条件(出典の記載義務)に則っていない。

アプリコンテンツ転載している国土交通省 地方整備局Webサイト上の著作権に関する表記

国土交通省 東北地方整備局 リンク著作権プライバシーポリシー等について(コンテンツ無断使用禁止されている) ttp://www.thr.mlit.go.jp/tohokunet/toriatukai.htm

国土交通省 関東地方整備局 リンク著作権等について(条件に沿って商用利用可能ttp://www.ktr.mlit.go.jp/guide/copyright.html

国土交通省 中部地方整備局 著作権/商標/免責等(コンテンツ無断使用禁止されている) ttp://www.cbr.mlit.go.jp/michinoeki/copyright.html

国土交通省 北陸地方整備局 このサイト運用について(コンテンツ無断使用禁止されている) ttps://www.hokuriku-michinoeki.jp/contents/privacy/

国土交通省 近畿地方整備局 リンク著作権・免責事項について(条件に沿って商用利用可能ttp://www.kkr.mlit.go.jp/link.html

国土交通省 中国地方整備局 プライバシーポリシー等の取り扱いについて (条件に沿って商用利用可能ttp://www.cgr.mlit.go.jp/manual.htm

国土交通省 四国地方整備局 リンク著作権プライバシーポリシーについて(条件に沿って商用利用可能ttp://www.skr.mlit.go.jp/manual.html

国土交通省 九州地方整備局 著作権プライバシーポリシー個人情報の取扱い)等について(コンテンツ無断使用禁止されている) ttp://www.qsr.mlit.go.jp/pp/index.html


3.3 「道の駅」連絡会、及び地方自治体民間企業Webサイトについて

(1) iOS / Androidアプリ道の駅 徹底ガイド」は、全国及び一部地域の「道の駅」連絡会が運営するWebサイトのほか、事例に示す通り、地方自治体Facebook、「道の駅公式Webサイト民間企業旅行サイト個人運営と思われるWebサイトなどから画像転載している。

これらのWebサイトは、それぞれ運営母体が異なるのであるから、当然ながら著作権保有者は国土交通省ではない。

これらのWebサイトは配布サイトではなく、掲載されているコンテンツオープンデータではない。著作権法が適用され保護されるものである

(2) ピクトグラム(案内用図記号)や説明文について

iOS / Androidアプリ道の駅 徹底ガイド」に掲載されているコンテンツのうち、所在地電話番号営業時間駐車場の台数等、施設の有無や施設の数などの、「道の駅」の施設としてのスペックのもの情報については著作権保護対象とはならない。

しかしながら、各Webサイト掲載されている画像オリジナル説明文、ピクトグラムデザイン等は、掲載している各Webサイト運営する団体機関著作権を有し、保護されるものである

事例に示す通り、iOS / Androidアプリ道の駅 徹底ガイド」に掲載されているコンテンツのうち、「道の駅」の施設説明文、公表年次数、ピクトグラム(案内用図記号)は、全国「道の駅」連絡会が運営する「道の駅公式ホームページから転載であることが明白である

全国「道の駅」連絡会が運営する「道の駅公式ホームページ掲載されているピクトグラムデザインは、一般的頒布されているJIS規格ピクトグラムとは異なり、「道の駅公式ホームページオリジナルデザインと考えられる。

道の駅公式ホームページ

https://www.michi-no-eki.jp/

事例に示すように、iOS / Androidアプリ道の駅 徹底ガイド」では、JIS規格ピクトグラム使用していない。

https://www.michi-no-eki.jp/stations/view/916

https://imgur.com/a/TPJ8SRR

https://www.michi-no-eki.jp/stations/search

https://imgur.com/a/dadSvIX

iOS / Androidアプリ道の駅 徹底ガイド」で使用されているピクトグラムは、全国「道の駅」連絡会が運営する「道の駅公式ホームページピクトグラム完全に一致することから、明らかに転載していることがわかる。


3.4 著作権侵害か否か

著作権法には引用等の認められた行為があるものの、上記に述べた通り、iOS / Androidアプリ道の駅 徹底ガイド」が行っているのは引用要件を満たさない、単なる転載である

従って、著作権違反と見做すことができる。

冒頭で述べたとおり、知的財産権保有する「道の駅」連絡会や国土交通省 地方整備局民間企業等に公益的な取り組みとして通報したところ、複数知的財産権保有者より「関係機関協議対応を進める」旨の回答があったこから自明である



4. 出典情報が正しくない理由見解

上記2.で述べたように、iOS / Androidアプリ道の駅 徹底ガイド」の画面には画像使用したとされる商用利用可能な配布サイトURLを明記しているが、アプリにおいて道の駅施設外観や商品画像転載している「道の駅」連絡会や国土交通省 地方整備局地方自治体観光連盟運営する公式Webサイト、「道の駅公式WebサイトFacebook民間企業運営Webサイト等のURL掲載されていない。

そもそも、これらのWebサイトは配布サイトではない。

iOS / Androidアプリ道の駅 徹底ガイド」の作者がアプリに各関係機関Webサイト上のコンテンツ転載するに当たって、各WebサイトURLの違い、運営者の違い、ひいては知的財産権保有者の違い、著作権の取扱いの必要性認識していなかったとは考え難い。

このことは、さも、商用利用可能な配布サイトから画像使用しているのだから著作権権利処理については問題はないと謳っていながら、実際は全く別のWebサイトから無断転載していると述べることが出来る。

iOSアプリ道の駅 徹底ガイド」が配信開始された2018年5月以降(Android版については2017年春以降)、アプリユーザー及び知的財産権保有者を結果的に欺いていると言い換えることも出来る。



5. 道の駅シンボルマークについて

iOS / Androidアプリ道の駅 徹底ガイド」のアイコンには、国土交通省商標登録し、著作権を有する道の駅シンボルマークのもの使用されている。

iOS / Androidアプリ道の駅 徹底ガイド」の作者は国土交通省より道のシンボルマーク使用許可を得ていると、アプリストアやアプリ画面上で記しているが、上記4.で示すように本来の出典を記載せず、多数の著作権侵害確認箇所が判明していることを鑑みるに、その信憑性は疑われて当然である

これだけのおかしな箇所を見つければ全てを疑わざるを得ないのも当然という他ない。

なお、Androidアプリでは2017年9月末頃まで、道の駅シンボルマーク無断使用し、商標権及び著作権侵害して改変したデザインアイコン使用されていたことを確認である

仮に、本当に国土交通省から正式に許諾を得ていたとしても、これは、iOS / Androidアプリ道の駅 徹底ガイド」の作者が自発的国土交通省使用許諾を取得したのではなく、2018年5月配信開始のiOSアプリよりも先行して配信中だったAndroidアプリについて、第三者から道の駅シンボルマーク無断使用による商標侵害および著作権侵害の指摘を受けたことが契機となって使用許諾を得たと考えるほうが自然である

第三者からの指摘を受けた箇所については使用許諾を取得し、その他の箇所(「道の駅施設外観画像説明文、ピクトグラム等)については、道の駅シンボルマーク使用許諾を得た以降も著作権侵害を続けていたということであれば、極めて悪質と言わざるを得ない。



6. 総論

iOSアプリにもAndroidアプリにも他者保有する著作権侵害したアプリ散見するが、スマートフォンユーザーとして嘆かわしい限りである

iOS / Androidアプリ道の駅 徹底ガイド」の作者は、法令を遵守し知的財産権保有からコンテンツの利用許諾を得ているか否かを自身ブログTwitter等で明確に表明し、著作権侵害している場合直ちにこれらのアプリを恒久的にApp Store 及び Google Playから削除して配信終了にした上で、全ての知的財産権保有者とアプリ利用者に対して謝罪するべきである


以上。

2018-08-17

SmartNewsになりたいGunosy

8月14日Gunosyのクーポンタブリリースされた。いうまでもなくSmartNewsのクーポンチャンネルに触発されてのことだろう。デザインはもとより、ラインナップもマネのものといえる作りになっている。ニュース毎日触れてもらうきっかけづくりという点で、偶然同じ方向に向かう可能性があることは理解できる。しかし見た目だけを似せても、そこに込められた想いまではコピーできない、と元社員さんらしき方から指摘されている。

過去を振り返ってみても、GunosySmartNewsマネをしてきた節がある。アプリの作りはいうまでもなく、例えばSmartNews媒体から記事提供を受けるためのフォーマットであるSmartFormatGunosyは同様のフォーマットとしてGunosyFeedを用意しているが、仕様はSmartFormatの丸写しといえるレベルになっている。当然、SmartFormatの方が歴史が古い。RSSAtomというオープン仕様拡張したものなので似たものになるのはある種仕方ないといえなくもないが、ドキュメントの作りまで似るのは果たして必然といえるのだろうか。Gunosyでは「SmartFormatがあればそれを貰えれば大丈夫ですよ〜」と媒体に依頼することすらあるそうだ。

法務的には著作権法意匠法不正競争防止法で争う可能性も脳裏によぎるが、SmartNews法務は温厚な人のようで、そういうことはこれまでしてきていないようだ。まあ実際訴訟をして勝てたとしても得られる実利が少ない面はあるし、釣りゲームで争ったGREEDeNAのような泥沼は避けたいという判断が働いてもおかしくはない。

しかし、もし当事者ならば確実に怒るのが、社是までコピーされていること。SmartNewsは「世界中の良質な情報必要な人に送り届ける」。Gunosyは「情報世界中の人に最適に届ける」。当然、SmartNewsの方が制定が古い。よくもまあ恥ずかしげもなくこういうことができるなと感心する反面、Gunosy社是という根本からして「SmartNewsになりたい」と思っていることが端的にわかるのだ。そしてこれは今後も続くのだろう。

2018-08-16

【擬似著作権】か?Twitter利用規約に則った「Buhitter」に批判殺到

勝手転載しないで!」イラストまとめサービス「Buhitter」が大炎上Twitterは「規約問題ない」

8月2日から一時大きな騒動となりました。

[ねとらぼ]

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1808/03/news121.html

 Twitter投稿されたイラストをまとめるサイト「Buhitter(ブヒッター)」が、「絵師イラスト無断転載している」などと指摘され、一時大きな騒動となりました。なお、編集部Twitter広報に問い合わせたところ、同サービスについては「Twitter規約上、問題ない」とのことでした。

リンクからツイッター利用規約を読んだところ、そのような文言確認できた。

もしかして、この騒動福井健策弁護士問題提起する【擬似著作権】の一種なのだろうか?

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%93%AC%E4%BC%BC%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9

擬似著作権(ぎじちょさくけん)は福井健策弁護士著作権法専門)が提唱する「理論的には著作権ではないが、社会事実上、それに近いような扱いを受けている」ものを指す[1]。擬似著作権という名称であるが実際には擬似的な知的財産権全般を指すという。

擬似著作権の最大の弊害は、社会がその情報自由に使えなくなることであり、もっともな理由があるものもあるが、「言ったもの勝ち」「権利のように振舞えば勝ち」というような例が見られるという。[2]

かに理論的には知的財産権が及ばないものであると言えると思う。

ねとらぼ記述で奇妙だと感じたのは次の部分である

 しかし、Twitter上には二次創作性的イラストも多数投稿されており、特定コミュニティー範囲内で楽しんできたユーザーもいます。また、例え法律利用規約問題がなくとも、「自分作品自分の知らないところで勝手に使われるのは怖い」という投稿者側の懸念は決して特別ものではないでしょう。

本当にそのような人が多いのだろうか?ツイッターで全世界に公開しておきながら、このように拡散されるのは怖いという反応は矛盾を感じる。

プライバシーを暴くことや中傷目的サービスではない。

メディアがまずすべきなのは他人に見られてはまずいものを公にアップロードしないという、ごく当たり前の事を説くことではないだろうか。

2018-08-07

アニメまとめブログを潰す方法

広告出稿してる会社を軒並み著作権法違反である晒して然るべき団体通報するか

保守速報の時みたく広告会社に懇切丁寧に説明して引き上げて貰うか

多分この二つのやり方が一番効果的。

2018-08-06

anond:20180803162840

Q. Buhitterは引用要件を満たしていないか無断転載では? に関しては民法91条の「任意規定と異なる意思表示」で契約規約)が優先する認識(いわゆるオーバーライド)。

twitter規約では著作者人格権等は本人に帰するけど、埋め込みやAPIで利用されることを許可するっていう契約に則ってユーザTwitterサービス利用してるので、著作権法引用要件を満たしていなくともTwitter規約に従っているので問題ない。

2018-08-03

Buhitterがらみで見かけた面白い言いがかりぶった斬り

Q. Buhitter無断転載サイトだ!

A. 違う。Twitter利用規約には投稿したコンテンツを(Twitterの条件に従うことが前提で)第三者使用することに同意したとみなす項がある(https://twitter.com/ja/tos)。そしてBuhitterは開発者契約https://developer.twitter.com/ja/developer-terms/agreement-and-policy.html)を遵守しながらAPIを使って情報を取得し、自サイト掲載しているだけ。これはTwitter規約問題にならない(商用利用含む)。

 

Q. ソースを見るとTwitter画像直リンしてある! APIなんか使ってない!

A. APIで取得するデータにはTwitterサーバーにアップされた画像へのフルパスが含まれるんだからそれで当たり前。ていうかTwitterサーバーへの直リンじゃなかったら逆にヤバい(なお直リン自体法律上問題ない → https://toyokeizai.net/articles/-/151690)。

 

Q. Buhitterは引用要件を満たしていないか無断転載では?

A. 引用によらずとも著作物自由に使えるケースはある。今回の事例で参考になるのは著作権法第47条の6と7(http://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/gaiyo/chosakubutsu_jiyu.html)。Googleなど検索エンジン著作物キャッシュユーザーの求めに応じて送信することは従来違法だったがこの第47条の6と7が追加されたことによって可能となった。ただしBuhitterが「インターネット情報検索サービスを業として行う者」として認められるかどうかは不明

 

Q. 二次創作広告付きサイトにのったら公式から商売していると思われるからマズいんだけど!

A. 即売会はともかく書店委託とかあまつさえダウンロード販売してる連中のいうことではない……というのはさておきTwitterGooglepixiv広告で成り立ってる企業です。

 

Q. Twitter利用規約に準じてるとかどうでもいいからとにかくはやく載せるのやめて!

A. 削除フォームからどうぞ → https://buhitter.com/application

 

Q. なんで無断転載されてるこっちが手間をかけなきゃなんないんだよ! サイト消せ!

A. だから無断転載ではないと何度いえば(ry。またサイトを消せ! と迫る行為は逆にBuhitterの権利を不当に侵害するものとなりえるので注意したほうがいいよ。

 

Q. 噂のbuhitter、運営元すらまともに明記してないようなサイトが問い合わせフォームだけはしっかり作ってるの絶対おかしいし、メアド入力したら十中八九業者情報を売られるかスパムorウイルスメールを送りつけられて危ない!

A. 根拠ゼロ誹謗中傷。Buhitter運営に訴えられたら敗訴しかねないツイートだと思いますよ。

 

 

んで。

今回の騒動みて思ったのは、普段Twitterをはじめとしたwebサービスフリーライドとまでは言わないけど利用している身なのにそういうのに対する感謝とか一切ねーのなってこと。

TwitterPixivもっといえばインターネットがあるから描いた絵を多くの人に見てもらえ、人気者になったり金を稼げたりするわけじゃん。そういう仕組みには全力で乗っかっておいて、技術が絵を利用したときものすごい勢いで噴き上がる連中なんなの?

そりゃBuhitter運営Twitter社じゃないけどその利用規約開発者規約に準じて何ら問題ない形でやってるだけじゃん。それをTwitter利用規約理解しないわAPIのような技術理解しないわ誤解と偏見運営に対する誹謗中傷もするわじゃお前らほんと何様なのって感じ。

絵を描いてる連中が、「この絵を描くのに何時間かかったと思ってるの!」とかキレてるの見ると思う。お前らが使ってるwebサービスも同じなんだぞ、と。それは自動で生まれてきたものじゃないんだ。少しぐらい感謝してもバチは当たらないんだぞ、と。

2018-08-02

MMD界隈とVRChat界隈の対立について

MMD界隈とVRChat界隈が穏やかでない。

MMD界隈の人がMMD用に配布している3Dモデルデータ(通常人型をしている)やモーションデータ(通常、3Dモデルダンスさせるためのデータ)がVRChatのアバターVRChat内でのプレイヤーの外見)へ流用される問題が起きている。

ググってもらうのが一番早いのだが、MMDというのはMikuMikuDanceの略で動画作成用のフリーソフト名称である名前の通り、要は初音ミクが歌って踊る動画をだれでも作れるという代物だ。この「初音ミク」は好きなキャラに置き換えることができる。いわゆる二次創作3DキャラMMDではモデルという)が歌い踊るところがみられるわけだ。どうせ伝わらないけど、これをVRで観るとほんとすごい。

最近音楽動画が「作曲者」「演奏者」「歌い手」の分業でなされるように、MMDも「モデル」「モーション」などと分業されている。モデルを作った人は自分が作ったモデルが踊っているところが見たいのでそれを(しばしば条件つきで)公開する。

この「公開されている」データVRChatに無許可転用される問題が相次いでいる。VRChatでは「アバターワールド」というものがあり、誰かがそれをアップロードすればすべてのユーザーがそのアバター使用することができる。つまり「誰か」が無許可アバターを含むアバターワールドアップロードすれば、無許可アバターはあっという間に大人数のアバターとして使用される。VRChatでは「記念撮影」のようなことが可能で、それをSNSアップロードしてはだれかがモデル製作者に通報するというイタチごっこが続いている。

なお、この騒動で「二次創作」と「二次的著作物」を混同している向きが非常に多いが全くの別物である。以下でも区別して論じるので留意されたい。

ここで、MMD界隈では多種多様モデルが公開されている点が肝要であるMMDモデルほとんどは二次創作だと思っているが、念のためここで

という風にモデルを分類してみる。

①については議論余地なく濫用する側が悪いだろう(ただし二次的著作物権利著作者も有する点は注意が必要である)。おそらく問題になってくるのは②と③の場合

著作権法は親告罪なので「権利は与えないけど訴えることもしないよ」と表明することができる。②の場合がそれで、モデラー二次創作であるところのモデル頒布することができるが、その権利を主張することはできない※。だからといって私は「二次創作者は文句を言うな」と言いたいわけではない。法的な権利こそなくとも、自分が汗水垂らして拵えたモノ(3Dモデル)を他人が我が物で勝手に使うことが面白いけがない。私もモノづくり屋の端くれとして心中察するに余る。

特にMMD側の人は「自分の作ったモデルを知らないオッサンが着て女子会をしている」状況に生理的嫌悪感を抱いているようにも見える。想い入れがあるからこそ二次創作をするのだろうからからなくもない。

なお、二次創作物に対しても著作者は当然に権利を持っているので、モデル製作者の権利を問わず二次創作物の使用原著作者の権利を冒している可能性が高いことはVRChat界隈においてもっと周知されるべきだろう。逆に「原作者権利が!」と言いすぎるとMMD界隈は自らの首を絞めることになる。MMDでの著作物の取り扱いにおいて、今までかなりグレーな運用がなされてきたのはもはや公然事実であろう。

ここで残念なことに一定数のVRChat界隈の人が「法的権利もないのに吠えるな」と開き直ってヘイトを買っているのを見かける。逆に、存在しない法的権利を主張してヘイトを撒き散らしているMMD側の人もあるようで、おそらくこの辺りがこの問題本質だろう。互いに法的拘束力がないということは、つまりモラル問題である。お互いに尊重あいたいところである

③が非常に微妙である。ひょっとすると「MMDの中だけだから」ということで特別お目こぼしをいただいているパターンもあるだろう。だがVRChatではセクハラまがいや疑似性交などもできてしまう。原作者がこのことに気づきMMD界隈もろとも焼き尽くす可能性がある。②にしても同じである。「いやーそれはちょっとマズいんでやっぱモデル公開とかやめてもらえますかね?」となりかねない。

そしてもう和解の時は逸してしまたかもしれない。詳細は伏せるがMMDモデルデータ達はすでに世界中にばら撒かれてしまった。日本人オタク同士ですら分かり合えないのに、どこかの知らない外国人日本同人文化機微を察しろという方が無理筋である。大変残念なことにMMD界隈の人がひっそりと営んでいたパーティーは終わりの刻を迎えつつあるかもしれないのだ。

非常に厳しい状況になってはしまったが、諸問題円満解決を祈るばかりである

二次創作原作著作権法上の「複製、翻案、変形、脚色(以下、翻案等とする)」であり、それらの権利原作者が「占有」すると著作権法に明記されている。つまり翻案等には原作者の許諾が必要であり「原作者文句言ってこないから、これは俺の著作物」とはならない。

2018-07-26

「私の物だから私の権利」が通用しない

私たち素人日常生活において、

・これは私の物だから私の権利

・これは私が考えたのだから私の権利

安易にこのような考え方や想像をしがちのような気がする。

現実には上記の考えは法律まり知的財産権問題になったときは必ずしも通用しない。つまり、主張が一見まっとうに見えても、実は非常識であることがある。

ここが知的財産権誤解の元のように感じた。

例えば、

・これは私が設立した会社から建物を無断で写真に撮らないで

・これは私が考えたお菓子商品名から曲名に使わないで

このような主張は法律上は無効なのである。調べてみると実は利用者側の権利であったという例が意外と存在する。

理由であるが、上については外に設置された建物の外観は利用できる事が著作権法で書かれている為、

下については商標権範囲は意外と限定的で有る為。ただし、お菓子との関係を誤認識させるような形態であるなら、不正競争防止法に引っかかる事があるとのこと。

2018-07-23

幽霊肖像権ロボット肖像権

夏なので怖い話の事を考えていたら幽霊肖像権というものが頭に浮かんだ。

幽霊肖像権なんて認められるわけではないだろう。

動画幽霊が映ったとして、遺族から取材拒否される事や私たちのことはそっとしておいて欲しいと言われることはあっても、幽霊肖像権という観点での拒絶という事にはならないだろう。

ではロボット肖像権はどうだろうか。

人間ではないので肖像権はありえないだろうし、意匠登録されても写真イラストに使うことまでには権利は及ばないので、ロボットの外観全ては守れないだろう。

ただし、人型ロボットが沢山売られるような時代になったら、ロボット肖像権があると誤解する人が出てくるかもしれない。現在ペット肖像権存在すると誤解している人がいるように。

ロボットの外観をユーザー自由カスタマイズ出来たらどうだろうか。

この場合ロボットの外観は著作物のように感じられるかもしれない。ただし、ロボット実用品だとすると、料理著作物でないのと同様に、ロボット著作物ではないことになるのだろうか?

ところで、著作権法第46条では、屋外に設置された美術著作物又は建築著作物は,方法を問わず利用できる(例外あり)と決められている。

ロボット芸術品だとすると46条が関わってくるかと思ったが、芸術品のロボットを屋外に設置はしないだろうという気がする。

屋外に設置するロボットだったら、ほぼ実用品のような気がする。

というわけで、もう一度言うと、幽霊肖像権ロボット肖像権も認められないだろうと思う。

ドラえもん著作権商標権で守られていて、ドラえもんグッズなどを無断で販売したら、著作権侵害商標権侵害となる。でもそれは、ドラえもん創作であるからであって、

ドラえもんが生まれた22世紀ではどのような設定になっているのだろうか。

ちなみに、これを書いている私は有資格者では無いので、ここに書かれていることを信じすぎないようにして欲しい。

2018-07-10

anond:20180710130939

問題がないはその通りで、例外規定があるので著作権法問題は無い。

一方、プライバシー問題という観点だと、ストリートビュー規制すべきという意見もあることは何となく分かるな。

でも、家を隠さずに堂々と建てたり住んでいるので、ストリートビューだけを持ってプライバシーがと主張するのは無理がある気がする。

裁判になったらまあ認められないとは思う。

ストリートビューがその他の「未公開情報」と関連付けられるようなサービスがあればまた別かもしれないけど。

話が逸れるけど、擬似著作権と言って、建築物の外観の権利を主張する的外れな人がいるらしい。

2018-07-03

盗用疑惑の芥川賞候補作、講談社が全文公開へ 「盗用や剽窃にあたらない」と反論

「今回の問題は参考文献の未表示、および本作中の被災地描写における一部の記述類似限定されると考えております。その類似作品の根幹にかかわるものではなく、著作権法にかかわる盗用や剽窃などには一切あたりません」

「本作と著者およびそのご家族新人文学賞選考にあたった多くの関係者名誉が著しく傷つけられたことに対し、強い憤りを持つとともに、厳重に抗議しました」

逆ギレきたーー

美人はお得だねえ

2018-06-30

anond:20180630162047

著作権法には「教育のためのコピーなら同意を取らなくてもいいし無償おk」って文言がある。

国会図書館とかからPDF化した教科書印刷(するのもお金かかるからデータダウンロードとかで)使えばおk

2018-06-21

anond:20180621101543

んなまどろっこしいことしないで議員立候補して著作権法改正すればいいじゃん。

ベルヌ条約からの脱退も忘れるなよ。

2018-06-16

anond:20180616095137

 法律の話をしたいのなら『個人的認識』ではなくて法律裁判例を調べるといいですよ。これを基準にして考えないと『世間的』とか『時代』とか意味がないですし危険です。もし自分でも画像を貼るなら『世間的には完全にOK』だからではなくて法的根拠を持ってやるべきだと思います

その上で当該記事を見てみました。よかったら参考にしてください。

論点著作権法上の引用32条)に当たるかどうか。

前提:引用要件重要なのは主従関係必要性区分性・出所の表示。

チェックした記事https://sakihuwahuwa.hatenablog.com/entry/gotoubun41

結論出所の明示以外は基準合致しているように見える。

主従関係

 ・明らかに自己感想が主となる著作物である

 ・画像単独で鑑賞が可能とするには、十分小さいので問題無い。

  藤田嗣治絵画複製事件http://kida.biz/law/court601017ne2293.html

 <参考>

 ・増田の『絵が無いなら見ない』というのは『絵がなければ理解しにくい』という意味なら、それこそ引用必要性があるとなる。絵を見せるのが専らの目的となっている場合引用にならないが、その判断あくま要件合致しているかどうかが基準

必要性

 ・感想対象となる人物及びシーンを引用している。

 ・漫画文章と絵が一体なものであるので、セリフとともに絵を引用するのは合理的である

  脱ゴーマニズム宣言事件地裁判決http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/663/013663_hanrei.pdf

 <参考>

 ・引用画像の分量に明確な基準を示した判例はない。主従関係などの要件を満たしているなら『引用必要最小限度のものであることまで要求されるものではない。』としている。(脱ゴー裁判

 ・ただし id:nyaaat さんのコメントのように20〜30行という弁護士見解は目安として合理的だと思う。しかいくら本文が多くても『あらすじ』など創作性が無い文章では『自己著作物が主』とは言えないのでダメ

 ・増田は4000字に一枚というが、主従関係必要性文字数よりも意味を重視する判断が多い。脱ゴー判決文(第三 当裁判所の判断/4 原告カット採録被告書籍の読者に対して与える効果)などでも、分量より意味必要性)を重視しているのは明らか。

出所の明示(48条)・明瞭区分

・各画像、文末などには表示が無い。

タイトルに『作品名』がある。作品名でも表示とすることができるが、タイトル記載があることが『明示』と見なせるのかの問題がある。

タイトル記載があるから明らかという考えは、認められる可能性もゼロでは無い。しかし脱ゴー裁判では『カットの欄外に出典が表示 』されていることを明瞭区分性の根拠の一つとしており文中での表示が望ましいと思う。

<参考>ちなみに初期のヒドデ氏なんかがやってた、漫画コマの切り抜きは、引用要件に全く当たらないので単なる無断転載。今回の記事とは問題が別。

以上

余談:ちなみに自分も『ぺたぺた画像貼り感想ブログ』を書いてます画像引用の詳しい記事を書いているのでよかったら参考にしてください。でも、自分も『初期のヒドデ氏』みたいな転載や『あらすじコピペブログ』を無くしたいと思って書いています。そういう意味で考え方は近いと思うのですが。

http://kato19.blogspot.com/2015/05/cyosakukenanime.html

追記

感想対象となる人物画像からOKってのは広すぎでは。』kido_ari さん

 脱ゴー判決文の『4 原告カット採録被告書籍の読者に対して与える効果/(四) その他の採録箇所/(1) カット1』には 『原告漫画の特徴に関する記述理解を助けるものである 』と記載があります

 感想批評)を読むにあたり、言及する登場人物文字だけで記載するより、参考資料として画像を合わせて提示したほうが明確になります意味は少し違いますが、そういう点で判決文の『理解の助けになる』と同じ文脈理解できると解釈しました。(もちろん否定する判例があれば別ですが私には見つかりませんでした)

 また同『8 原告の主張について』にある『一般著作物引用は、右1で示した引用要件を充たす限りにおいて、引用著作物の著者が必要と考える範囲で行うことができるものであり』との記載があります。これは地裁判決ですが参考になると思います。(これを明確に否定する判例を知っていれば教えていただけると幸いです)

2018-06-14

画像付きツイートリツイートしてはいけない

ツイッター画像付きツイートリツイートしたら画像トリミングされる。

それは改変だから著作権法違反ということで著作権者リツイートした人の情報開示を求めて、裁判でその情報開示請求が適正だと認められたというニュースを昨日見た。

罠で画像投稿して、リツイートされたら著作権違反で訴える頭のおかしい人がいるかもしれない。

anond:20180614133405

漫画画像転載して良いとか悪いとか判断するのは、はてなじゃなくて作者とか出版社

削除を求める権利も、賠償請求する権利も、著作権を持ってる人にしかない。

はてなOKにしてるというのではなく、著作権法上、はてなにはOKにする権利NGにする権利もないってこと。

から外野サービス通報してどうこうなるもんじゃない。通報出版社にするべき。

インターネット転載が認められてるように見えるのは、作者とか出版社が黙認してるからOKってだけだし、著作者が動いたら普通に削除されるし賠償請求もあり得る。

あと、じゃあ出版社は黙認してるんだなって「あいつがおおっぴらにやってるから自分もやる」ってのもバカのやること。

著作者にしてみたら「人気ブロガーさんに転載されたら作品宣伝になるけど、こいつに転載されるとイメージダウンから、こいつだけ削除要請するわ」とか普通にあることだし、そのへんは平等ではないよ。

追記

名誉毀損第三者から通報では対応しないのでは?ガイドラインに「申し立て者が名誉毀損侮辱対象となる者である特定できない場合は削除を行わない 」って書いてあるし。

2018-06-11

漫画のコラの何が悪いのか

まったく禁止するのとある程度自由に利用できるのとどっちが文化の発展に寄与するか明らかだろう。

著作権法に拘ってどうのこうの言うのを見るとパリサイ人を思い出す。

イエスの登場が必要だ。

2018-05-30

anond:20180524013959

そもそも製作者がその作品権利の全部を持つってどうなん?

9条の次に改正すべきは著作権法

共有財産にすべき

2018-05-19

anond:20180519005852

著作権法引き合いに出すなら尚更当事者が口出さない限り周りがどうこう言うのは筋違いでは?

著作権法基本的には親告罪だぞ?

2018-05-18

著作権法改正ニュース

AIに食わせて学習させるだけなら、ネット適当画像をひろって使っても問題なくなるらしい。

2018-05-12

実際には著作権ではない「擬似著作権

https://ja.wikipedia.org/wiki/擬似著作権

擬似著作権(ぎじちょさくけん)は福井健策弁護士著作権法専門)が提唱する「理論的には著作権ではないが、社会事実上、それに近いような扱いを受けている」ものを指す[1]。

建築物写真ペット肖像権料理外観の著作権が挙げられるらしい。

著作権侵害する違法サイトは認められるべきではないが、一方で著作権の無いもの著作権を主張するような窮屈な世の中はごめんだ。

ただ、著作権存在しないことをもって自分の主張を無理に通すこと(例えば、建物の所有者が写真撮影を強く拒否する明確な意思表示をしているにも関わらず、著作権が無い事だけを根拠として撮影を断行する等)が良いのかというと、それも少し疑問がある。個人的にはだが。

2018-04-30

anond:20180429143405

引用されたくない著者や批判されたくないクリエイター作品も、公表していれば引用批判対象としていいと著作権法に書いてあるわけだから二次創作だけ著者の感情尊重するのはなんか変だと思います作品公表した以上批判を受け引用されパロディを作られるのを許容すべきで、それが表現の自由の根幹でしょう?(もちろん、内心でふざけんなと怒るのは内心の自由範疇だし、気に食わない批判二次創作言論創作物を使って喧嘩を売るのも表現の自由保護されるべき)

引用と丸パクリは違うだろ??

引用あくまでそれに伴う批評主体であって引用される側は従であるけれど、

二次創作基本的原作ありきで、原作の魅力がなければ何の価値もないものなわけで。

価値ある著作物を生み出した人間が、それを独占出来る権利はあるべきだろ。

でなければキャラクタービジネスってのも成り立たなくなる。

価値あるキャラクターを生み出しても、それを他人勝手に使って商売してもOK、生み出した側が独占する権利なし、ってなら

わざわざ生み出そうとは思わなくなるしな。

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