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はてなキーワード: 著作権法とは

2018-12-12

二次創作小説って本当に黒なんですかって話

二次創作小説、つまり既存作品キャラや設定を借用して独自ストーリーに仕立てた小説」が著作権的にアウトかっていうと、わりと懐疑的で、実はかなりセーフだよ、権利侵害じゃないよ、という見解も出てるんだけど、あんまり知られてないっぽいので紹介しとく。

著作権法でいうところの「二次的著作物」と、世間の考えてる「二次創作」はイコールではない。

キャラクターや設定はアイディアであり、アイディア著作権保護されない。(保護されるのは「創作性のある表現」)

漫画イラストは元作品の「表現」を使用するので侵害と見なされうるが、小説場合は元の作品文章をまるまるコピペでもしなければ表現創作性侵害したことにはならない

原作の決めゼリフとかばんばん使いまくるとどうなるかは不明)

素人なのでざっくり書きました。

このへん読んでね:

『「二次創作文化を巡るアレコレ―二次創作著作権曖昧関係」』

http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/bitstream/11173/2441/1/0150_011_003.pdf

ハリー・ポッターの続編小説勝手執筆してもいいの!?小説登場人物著作権にまつわる話』

https://www.innovations-i.com/column/bon-gout2/1.html

パロディ著作権の考え方』

https://business.bengo4.com/practices/553

二次的著作物とは』

https://chosakuken-kouza.com/kihon/nijitekichosakubutu.html

『「二次創作同人小説”」が合法って本当?』

https://blogos.com/article/66594/

『「音楽著作権バイブル 第10二次的著作物創作と利用」』

http://www.ongakusyugi.net/special/20170700222bcbe33

2018-11-30

anond:20181130100111

表現の自由権利棲み分け義務をセットにしておきさえすれば別にエログロ表現していいんやぞ。

実際、見たくない人、見ようと思わない人にまでリーチさせるやつ、今どんどん判決で住所氏名を暴かれてってるぞ。著作権法での別件逮捕臭いから監視やけど、今んとこうまくいってそうやな。

エログロ記述できなくなるのは史学ストップしてこまるぞ。

2018-11-28

弱者を守るためには多少の軽犯罪は認めるべきか

『「創作子どもポルノ」と子ども人権』 お詫びと回収のお知らせ - 株式会社 勁草書房

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.keisoshobo.co.jp/news/n27533.html

入管の熾烈な人権侵害を訴えるには公共物への落書き程度はやらないと、他に社会アピールする手段がなかった

それと同じで、子供たちを守るためなら、著作権法違反程度は不問とすべきだったのではないか

あるいは、手段に過ちがあったとはいえ、その人権を守ろうとする熱意は高く評価すべきでは

理由は主に法律

ネット図書館って何でないの?

話が逆。図書館が紙書籍著作権処理なしに貸与/複写できる方が例外的措置

図書館存在が許されているのは当たり前の話では全くない。「図書館&本」というのは

特殊存在なのに、それを普通のこととして「他の分野に広められないか」と考えるのは

前提のはき違えなのだ

図書館著作権処理抜きに、購入するだけで貸与/複写可能なのは著作権法に

図書館に関する貸与権複写権の例外規定が定められているから。

時事報道写真教科書収録文学等の無許諾使用規定などと同じく、あくま著作権法上に

文化して「著作者権利制限する荒業」をやることで成立しているのが図書館なのだ

例外の荒業だから図書館内で」「貸与権複写権に限り」と適用範囲限定されている

わけで、荒業の適用範囲拡張しよう、というのは「他の分野に広めれられないの?」

という単純な話では全くない。

例えば、ネット経由電子書籍貸出は著作権法では公衆送信権規定になるから例外規定対象外

図書館館内で、備え付け端末にて電子書籍閲覧」なら例外規定範疇と思われるが、

通信を利用する「ネット図書館」では例外規定が無い以上、普通著作権処理が必要

なってくるのだ。

ネット貸出し」をやってる図書館も稀にあるが、それは電子書籍の各著作権者/社と

再貸与の個別契約を結んで著作権処理をした上でやっているのであって、電子書籍全般

これをやろうとしたら、各自治体の図書館予算十倍でも済まないだろう。

ネット図書館」は「図書館という法的特別措置範囲」をはみ出てしまう以上、

青空文庫著作権切れ作品しか扱っていないのと同じ理由にぶち当たってしまうのだ。

かに電子書籍教育上欠かせないインフラだ」という認識に立てば、

電子書籍図書館では紙書籍と同じ扱いとできるよう法改正せよ」と国会要求するのは

社会教育法精神に鑑みても、それ自体は決しておかしな主張ではない。

但しその法改正というのは、図書館法、学校図書館法、国立国会図書館法、といった各特別法

その施行令改定だけでも非常に大がかりな話になり、更に根拠法本丸として著作権法が

あるわけだ。

著作権法で「図書館電子書籍」実現のために改正必要な部分は、図書館がらみの31条だけでなく、

公衆送信権規定自体や、「所有でなくレンタル」という電子書籍性格なんかも絡んでくるので

かなり広範。こうなると図書館/電子書籍出版関係者だけでなく、様々な利害関係者が絡むうえ、

公益の考量も非常に複雑になる。つまり誰もが今や問題があることは認めているのに、

利害が絡み過ぎて身動きが取れなくなっている「著作権法をめぐる戦線」に正面から突撃

必要になってくるわけで、「ネット図書館」は強力な推進者がいないととてもできない

ハードルの高い話なのだ

anond:20181127022702

2018-11-26

anond:20181126175217

ちゃうちゃう画像URLリクエストして画像をどう出すかはwebサーバ管理者が決めることなので、関係ないサイトにそのURLが載ってたとしても引用だとか関係なく表示されている時点でwebサーバ管理者に認められたことだとされるんよ。

なんだこの「鍵がかかってないから持っていっていい」盗人の論理

サイトコンテンツと誤認させる形で表示させたら著作権法違反

引用を超える範囲での大量表示も著作権法違反

2018-11-22

弁護士による解説クラシックミッキー日本では著作権切れなのか

https://twitter.com/fukuikensaku/status/1065398724573179905

昨日の件。「ミッキークラシックミッキー)は日本では著作権切れなのか」というお尋ねがあったが、これにはいくつか説がある。 

まず、①「既に日本ではPD」説で、映画公開の1928年に、以前の映画保護期間である公表後50年プラス戦時加算」で1989年には切れた、という神をも恐れぬ意見^^;→

https://twitter.com/fukuikensaku/status/1065399465526214656

次いで、映画著作物ではなく当初のミッキー原画保護として考えつつ、②「その著作名義はディズニー社なので、映画と同様に既に著作権消滅」説。(①②とも旧著作権法を加味してもPD結論は恐らく変わらず。)→

https://twitter.com/fukuikensaku/status/1065400827836166144

③「ミッキー原画著作者はウォルトなのでその死後50年プラス戦時加算で、2027年に切れる予定だったが今回の延長で更に20年」説。④「原画著作者は相棒アイワークスなので死後50年プラス戦時加算だと2032年で、やはり今回の延長で当分切れない」説、など。さあ、どれを取るか^^

クラシックミッキー著作権日本はいつまで有効か。次の通りらしい。

1.2 1989年には切れた。(パブリックドメイン

3.2047年に切れる。

4.2032年に切れる。

なお、仮に商標として登録されても、商標権では著作権を延期したり、切れた著作権を復活させる効果は無い。商標権は、「商標」としての役割を持った使い方にしか権利が及ばない(商標使用論参照)。

https://www.kottolaw.com/column/000042.html

まりは、保護期間が切れて新訳ブームを起こした『星の王子さま』と同じ原則が働くのだ。商標として主張したところで、一度切れた著作権を復活させたり、無限延命させる効果は、当然ない。


こんな意見もあった。

https://twitter.com/eggmanpat/status/1065423525689737216

ディズニー日本国内での実施許諾を願い出て対価を聞けば、少なくともディスニー側の見解はわかるのではありませんか? 著作権が切れているとの認識であれば対価は要求しないと思いますが。

当事者見解は分かるので、それも一つのアイデアだ。しかし、パブリックドメインに対して金のやり取りをするおかしなケースもあるらしい。ディズニーがそうだとは言わないが。

https://www.kottolaw.com/column/000042.html

しか日本では、時に延命できてしまうのである一見知財権のような」もっともらしい権利主張に出くわすと、特にその者が欧米権利者で複雑そうな警告表示をしていたり、強い後ろ盾があったりすると、とりあえず権利があるかのように許可申請し、高額な使用料すら払う。ライセンス契約にはしばしば、こちらを将来まで拘束するような条件が記載されている。ライセンスを受けたという前例が既成事実化して、自分たち自身をしばる不思議業界秩序ができあがる。

2018-11-17

日本版フェアユース導入か?

2018年5月22日 文化メディア著作権法

改正著作権法をざっくり俯瞰する

       ~ガンツ先生なら、はたして何点をつけるのか?」

弁護士 福井健策(骨董通り法律事務所 for the Arts)

https://www.kottolaw.com/column/001689.html

第一に何といっても目立つのは「柔軟な権利制限規定」。恐らく日本では初の、「フェアユースではないけれどそれ的な何か」と言えるものの導入である

これは良い知らせでしょうか。

ただし、よくなさそうなのが下記です。

他方、著作権保護期間については、原則「作者の死後70年」へとストレートに延びる。もともと、延長を求めていたのはそれで受益する欧米政府であり、民間では国際的に反発も強かった。(現状では実演家の生前に切れることさえある著作隣接権は別論として)そもそも作者の死後50年を超えて市場に残っている作品など、それこそ2%程度と言われる。残りの作品は死後70年に保護を延ばしたところで売られていないのだから遺族の収入すら増えず、むしろ権利不明作品海外への支払が増えるだけだろう。どうも、アーカイブ立国にも知財立国にも逆行するように見える。

2018-11-06

anond:20181106230458

なんでも法律違反なら射殺、著作権法違反でも射殺ってなったら笑う

学祭ホットドッグの店を出す時、サークルの子が立て看板イラスト描いてて、アナ雪のキャラが完成した瞬間に大学自治無視して近所の警官がその子を射殺

世紀末だけど、思わず苦笑が漏れる秋

2018-11-04

anond:20181104065044

お気持ちリブンでくくられる中には「総合判断」「違和感」がある。

もちろん論理的言葉にできればいいが、犯罪にあって怯えて通報できない場合があるように、通常の女性はそういう訓練を受けていない。

普通の人の「これはおかしい」を拾い上げるのがネットの役目だし、

逆に社会学者の役目は24時間張り付いてのネット愚民もの啓蒙ではない。

大学学費も払ってない有象無象相手にそれをしてやるには報いがなさすぎる。

 

https://twitter.com/10john05/status/1058573087736614912

まいにちこの手の被害報告がまわってくる。

こういう性犯罪者に泣かされる女性

すなおに気持ちを話してたらますます犯罪者とフェミ叩きがよってくるネットの状況についてどうですか。

女性は食い物にされても怒ってはいけないという理由はなに?

https://togetter.com/li/1281897

女性無知だったらセクハラを受けていいという理由はなに?

しかもこの表紙写真コンテンツホルダーに了承を得ていない使い方でどうみても著作権法違反ですね)

 

一方的女性側を非論理ときめつけ、ネットでのフェミ叩きが論理的でない行動をとっても無視する論調には同意しかます

気持ちがない論理的女性要求しすぎて論理的に解明できない理由少子化しすぎてますがどんな気持ち

2018-10-23

anond:20180415183905

まぁでも、実数がどうかはともかくとして、著作権法114条1項の定める通りの計算方法から損害賠償請求をするときはこの金額を基礎に争っていくことにはなるんだろうなぁ。

2018-10-18

anond:20181018145624

https://g2015graman.top/archives/8838.html

最後のまとめ部分を抜粋

「有料頒布」の場合、法的には「販売」という扱いです。

ただ、商売であることを表に出したくない場合同人活動場合は「頒布」といいます

また、著作権法で「頒布」と定義されている行為については「頒布」といいます



それ以前に、

著作権法では、有償である無償であるかを問わず著作物の複製物を公衆譲渡や貸与することを「頒布」と定義しています。(ただし、作者の許可を得た上でです。)

とも、記載されている。

2018-10-16

報道とは何か?

https://www.bengo4.com/c_1015/c_17/c_1263/n_2386/

福井弁護士によると、新聞テレビなどのニュースメディアについては、一定の条件をみたせば、これらの素材を「無許諾」で利用できるという。その条件の一つとして、「時事の事件報道のため」を挙げた。

「時事の事件報道するために、その事件構成したり、事件過程で見聞きされる著作物を利用することができます著作権法41条)」

講演会参加者からは「そもそも報道とは何か?」という根本的な質問も出たが、法的には「判例ほとんどなく、学説でもあまり深堀りされていないので、実は大した基準はない」(福井弁護士)という。

福井弁護士は「(利用する著作物が)ニュース性を喪失してしまえば、時事の事件報道とはいえなくなると思います。1年はおろか数カ月経つと厳しくなるでしょう」との見解を示した。

2018-10-14

海賊版誘導>「リーチサイト規制へ 運営者らに罰則

 文化庁は、漫画映画などの海賊版サイトインターネット利用者誘導する「リーチサイト」を規制するため、著作権法改正する方針を固めた。

リーチサイトリンク(URL)を張る行為は、これまで違法ではないと解釈されていたが、これを著作権侵害行為とみなし、著作権者が掲載差し

止め請求をできるようにするほか、提供者らに対する罰則規定を設ける。来年通常国会同法改正案の提出を目指す。

 文化庁長官の諮問機関文化審議会の小委員会リーチサイト対応議論しており、9月に論点整理案をまとめた。

 小委員会リーチサイトのものには海賊版掲載されていないものの、リンクを張ることで海賊版拡散助長しているとして「著作権侵害と同視す

べき大きな不利益著作権者に与える」と指摘。整理案を受けた文化庁民事刑事の双方で規制する方針を決めた。

 差し止め請求対象は「海賊版誘導するリンクを張る行為」で、リンク提供者だけでなく、削除できるのに放置したサイト運営者も含まれるとする。憲法

保障する表現の自由侵害しないよう、リンク先が海賊版であることを知っているか、知ることができたと認められる場合限定する。

 抑止効果観点から罰則必要としており、小委員会では「懲役5~3年の罰則が適切ではないか」との意見が出ている。

 海賊版サイトを巡っては、政府有識者会議が、利用者同意なく特定サイトを見られなくする「接続遮断ブロッキング)」の法制化について検討している。

【伊澤拓也】

 【ことば】リーチサイト

 著作権者の許可を得ずにインターネット上で漫画映画音楽などの著作物無料で閲覧したり、保存できたりする海賊版サイト誘導するリンク(URL)を並

べて掲載するサイト利用者リンクから海賊版サイトアクセスし、違法コピーされたデータ無料で閲覧できる。リーチサイト自体には違法コンテンツ掲載

ていない。「リーチアプリ」と呼ばれるスマートフォン用のソフトもあり、改正法では規制対象とする。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00000000-mai-soci

2018-10-11

anond:20181011145015

逆に日本の考え方を海外に発信しようという気概はほぼない

途上国において未整備の法律立法する際に日本法律を参考にする、みたいなことはあって(例えばこの間台湾著作権法日本語訳を見て、それが日本著作権法の条文にそっくりだったことに驚いた)、その場合は当然向こうから立法担当者留学しに来るし、こちらも一生懸命教える。

大学院法学研究科実定法学の講座に外国人留学生はザラにいるし、気概がないというのは言いすぎじゃないのかな。

2018-09-20

anond:20180822053107

ポケモン事件は背後に暴力団が絡んでいると思われてあん大事になった訳で、著作権法違反云々は起訴してしまったが特に罪もなく、それしか起訴できる事由がなかったからです。

http://web.archive.org/web/19990902061153/http://nitiyo.neko.to/zine/poke/

https://togetter.com/li/290776

『2007-2008年マンガ論争勃発』にも書いているとの情報あり。

松文館裁判特殊なケースですから、それをそのまま一般化することは出来ません。

局部修正については戦前梅原北明みたいにアングラ的な出版だといいかもしれないね中小企業を手当り次第に電話して刷るとか。今はコピー本クオリティ高いのが作れるし。

2018-09-19

80年前の映画リメイクなのに承認を得た?

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1803/06/news052.html

 そんな同作を公開から80年以上経過した2018年現代によみがえらせるため、特撮ファンクリエイター結集。枝正さんの孫である佛原和義さんの承認を経て、今回の企画を立ち上げました。


著作権が既に切れている80年前の映画リメイクなのに許可を得たの?

まり擬似著作権かな?

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%93%AC%E4%BC%BC%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9

擬似著作権(ぎじちょさくけん)は福井健策弁護士著作権法専門)が提唱する「理論的には著作権ではないが、社会事実上、それに近いような扱いを受けている」ものを指す[1]。擬似著作権という名称であるが実際には擬似的な知的財産権全般を指すという。

擬似著作権の最大の弊害は、社会がその情報自由に使えなくなることであり、もっともな理由があるものもあるが、「言ったもの勝ち」「権利のように振舞えば勝ち」というような例が見られるという。[2]

https://www.kottolaw.com/column/000042.html

まりは、保護期間が切れて新訳ブームを起こした『星の王子さま』と同じ原則が働くのだ。商標として主張したところで、一度切れた著作権を復活させたり、無限延命させる効果は、当然ない。

しか日本では、時に延命できてしまうのである

2018-09-18

欧州がなぜインターネット規制しようとしているのか

はてなではこの辺の話を全然わかってる人がいないようなので少し書こうと思う。

まぁ大した話じゃないので聞いてくれ。


EU一般データ保護規則(GDPR)やリンク税の推進など昨今EUインターネット上における様々な法案日本国内でも取りざたされるようになってきた。

はてブ内では批判的な論調大勢を占めるが多くのコメントを見ていてもなかなか大局的な指摘をするコメントが少ないように見える(もちろん知っている人もいるだろうけどあえて言っていないような気がするんだけど気のせい?)


これらの法案はざっくりまとめると以下のような法案だ。

GDPR

 EU域内において個人情報を扱うモノは規則にしたがって個人情報を扱わなければならない


リンク税(副次的著作権法

 リンク先のサイト著作権管理下に置かれたものだった場合リンクを張られた側は著作権料を請求できる。


また、ここまで大きくないところでも配信事業者一定自国コンテンツ流通させるようにする話も出ている。

これらの規制に関して着目すべき点は「インターネット国境などない」という点に非常に自覚的である点だ。

特にGDPREU域外企業にもEU域内データを扱う場合規則を課すというのは決定的な点である

またリンク税に関しても一定の規模以上のサイトGAFA etc...)と限定した点からも伺える。

アメリカに端を発するWWWはあらゆる国境をなくし、自由電子世界標榜してきた。

こういった、カリフォルニアン・イデオロギー的な態度は現インターネット内で大いに力を奮ってきた。

世界中の人々の情報を共有し、伝達速度を限りなく0に近づけ理想的世界を目指してまい進してきた。

しかし、近年そういったカリフォルニアン・イデオロギー、つまり新自由主義的な態度が果たしてインターネット及び現実世界によい影響を与えているのだろうか?

という疑義が巻き起こってきている。

Twitterはてブを使っているはてな民諸氏には最早言うまでもないだろうが、インターネット差別罵詈雑言、他クラスタに対する憎悪を溜め、社会を徐々に分断していった。

そういった事態は徐々に現実世界侵食し始め、極右政権の台頭やナチズム歴史修正主義の台頭を促してしまった側面は否めない。

ガンダムいわく、誤解なく分かり合える人々として定義されたニュータイプであったが、他者の真の感情理解してしまったニュータイプはむしろ憎悪つのらせ戦争プロパガンダの道具となってしまった。

インターネットはまさに同様の現象引き起こし共感歓喜を生むと同時に人々を分断する道具になってしまったと言うことだ。

EUはそういった事態認識し、今まさにインターネット上におけるカリフォルニアン・イデオロギー破壊しようとしている。

おそらく当初この事態で想定されていたのは中国である

中国の急速なAIテクノロジー進歩中国国民個人情報データ化による社会コントロールの有様を見て最早猶予余地はないと判断したように思える。

国境のないインターネットを介しての中国の影響力を回避しようとしたわけだ。

しかし、事ここに至っては想定しているのは最早中国だけではない。

近年のメインターゲットはアメリカである

英語圏の影響力が強すぎる日本インターネット圏に生息している場合気づきづらいが、インターネット社会全体が明らかにアメリカ人だけの影響を異様に受けるようになりつつある。

英語圏での主義主張ネット上に拡散させ多国間でその生息域を拡大しつつある。

先日行われた全米テニス選手権における報道で気づいた方も多いと思われるが、アメリカで行われた報道に影響される日本人が増大している。

しか事件のあらましをよく精査せずにそのままアメリカメディア)の思想を垂れ流していると言ってもいい。

これは明らかに危険兆候である

インターネット社会は各国の事情をまったく意に介さずに全てアメリカ規準物事を見てしまうのだ。

こういったアメリカ思想を全て正しいものとし、全世界に拡大することを私は"アメリカイデオロギー"あるいはより限定的に"ユナイテッド・ステーツイデオロギー"と呼ぶ。


テニス選手権の話以外にも、近年であればMeTooの事案が記憶にあたらしいだろう。

フランス女優安易MeTooに苦言を呈した話だ。

批判を受けて一部謝罪しているが、根本メッセージは変わっていない。


これは日本例外ではない。

例えばヴィーガン欧米流行し始めているが、この思想日本流行した際に発生するリスクがやはりある

日本人であれば誰でも思いつくと思うが「部落差別復興である

もちろん文脈の違う部分からおこった思想であり単純に現ヴィーガン過去日本思想比較することは出来ない。

しかしだからしてより危険なのではないかと考えられる。

部落差別であるという批判をあっさりすり抜けて肉食業者に対する過剰な批判が巻き起こる可能性があるからだ。

現在日本では比較的穏健なベジタリアン等が多いし、かなりのマイノリティの為に特に問題は起きていない。

しかし先日フランスで発生したヴィーガン肉屋襲撃を見れば想定されるべき事態は深刻である

日本では部落出身者に対する差別が横行し、戦後漸進的にそれを解消して行った。

いまだその差別は消えはしないが多少はましになったと言える。

それをアメリカイデオロギーによって再興されては困るのだ。

現代日本肉屋テロリズムを仕掛けることなどあってはならないことだ。

アメリカインターネット上の議論を見ても、ネイティブアメリカンと重ねあわされることが多いアイヌ米軍基地存在し、中国と関連してくることの多い沖縄についての議論は時たま発生しているように見える。

しか部落差別欧州はともかくアメリカではむしろ忌避すらされているのではないかとすら思える。

これは明らかに利害衝突が発生するからだ。


ともかく我々ネット住民及び日本国民、いや世界は岐路に立たされているのだ。

EUのこれらの規制はこういったアメリカ思想の過剰流入を食い止めようとしているように見える。

真っ先にコンテンツ規制があがるのもそういった思想を過剰に拡散されては困るからだ。

しかし、日本ではそのような議論がまったく巻き起こらない。

唯一そのような主張をしている人をただ一人知っているがあまり賛同は得られていないようだ。

私自身も完全にグレートファイアウォールネットを分断しろとまで言うつもりはない。

しかし何らかの形でインターネット構造再考を迫られているのは確かだ。


ちなみに私は専門家でもなんでもない。

単なる素人である

よってこの文書怪文書の類として読んでもらっても構わない。

どのような行動をとるかはあなた次第だ。

2018-09-13

EU著作権法が齎す良い点悪い点

良い点

悪い点


という妄想でした。専門家の方の詳細な解説が早く読みた~い!

2018-09-09

anond:20180909175426

完全に誤りというほどではなくね? 共有著作権についても把握できているしおおむね良いと思う。

誤解があるとすれば二次的著作物自体著作権でどのように保護されるかという点か。

二次的著作物は、その性質上、ある面からみれば、原著作物の創作性依拠しそれを引き継ぐ要素(部分)と、二次的著作物著作者独自創作性のみが発揮されている要素(部分)との双方を常に有するものであることは、当然のことというべきであるにもかかわらず、著作権法が上記のように上記両要素(部分)を区別することな規定しているのは、一つには、上記両者を区別することが現実には困難又は不可能なことが多く、この区別要求することになれば権利関係が著しく不安定にならざるを得ないこと、一つには、二次的著作物である以上、厳格にいえば、それを形成する要素(部分)で原著作物の創作性依拠しないものはあり得ないとみることも可能であることから、両者を区別しないで、いずれも原著作物の創作性依拠しているものとみなすことにしたものと考えるのが合理的である

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/著作物

共有著作権者が二次的著作物の利用に関して契約で許していれば問題ないし、そうでなくとも黙示の合意があったらよい、とも判例には書かれてる。増田の言ってる「3Dモデルの買い取り契約」というのは「著作者人格権の不行使条項」のことだと思うが、共有著作権になっている時点でこれは問題ないとおもう。もし問題ならCDジャケットかばちゃんを描くことさえもできなくなってしまうだろう。いや、それも権利者間での権利割り当ての契約がどうなっているかに依るか。

ところでリンクPDF説明からわかったんだけど、共有著作権者がばすてきに対してできることはせいぜい差し止めだけみたいだ。利益は発生してないわけだし。そうするとやっぱりヤオヨロズが二期で避けたかったのはばすてきのようなもの自由に作れなくなる状況だったのか…

2018-09-06

ロゴ著作権保護されない

https://www.syouhyou-touroku.or.jp/shouhyou-touroku-no-kotsu/rogo-tyosakuken-deha-hujyuubun/

「いわゆるデザイン書体文字字体を基礎として,これにデザインを施したものであるところ,文字は万人共有の文化的財産ともいうべきものであり,また,本来的には情報伝達という実用機能を有するものであるから文字字体を基礎として含むデザイン書体表現形態著作権としての保護を与えるべき創作性を認めることは,一般的には困難であると考えられる」。(東京高等裁判所平成8年1月25日判決平成6年(ネ)第1470号)

著作権法で示す著作物定義である思想又は感情創作的表現したもの」(著作権法第2条第1項第1号)に該当しないので、ロゴ著作権保護されないと判断しているのです。

以上のことから、たとえ飾り文字創作文字でも、文字だけのロゴ著作権は認められにくいと言わなければなりません。

ロゴ著作権保護されないらしい。

なので、商標登録して保護しましょうという話。

という事は、ロゴ商標としての利用でなければ、自由利用ということになるな?

商標は同一区分で自他商品識別機能ないし出所表示機能を発揮している様態でないと効果がない。

例えば商品の箱にロゴを貼り付けると商標としての利用になるので無許可では違法ということになる。

一方で雑誌書籍内で商標登録されたロゴ掲載し紹介したところで商標としての機能を持っていない。つまり自由利用ということになる。

2018-09-05

盗作(パクリ)か否かを判断し易くする為の手法と法理。

https://www.kottolaw.com/column/180830.html

松澤邦典弁護士コラム

抽象化テスト(abstraction test

著作権法は、アイデアとその具体的な表現とを区別して、具体的な表現だけを保護対象とする。そのため、一般に、アイデア共通しているだけなら著作権侵害ではない、ということが言われる。「アイデア表現二分論」と呼ばれる考え方で、世界的にそのように考えられている。

アイデアまで保護してしまうと、自由表現活動が妨げられる、というのが理由の一つだ。

表現保護されるがアイデア保護されない。

そこで松澤弁護士は、アイデア表現区別するための手法として「抽象化テスト」というものを紹介している。

抽象化テストとは、具体的な作品から個々の出来事をどんどん取り除いていくと、より一般化されたパターンが導き出され、最終的には作品テーマについての一般的な記述か、ときタイトルのみに行き着くところ、この抽象化過程の一点にアイデア表現の境目が存在するという考え方だ。

リンク先ではドラえもん物語例を挙げて抽象化テストを行っているが、私ではよく分かりにくい。

個々の出来事を取り除いていくとアイデアが残る、取り除いたもの表現である、という事なのだろうか。

■「シーン・ア・フェール法理(scenes a faire doctrine)」(「ありふれた場面の法理」「ありふれた情景の理論」)

シーン・ア・フェール法理とは、特定テーマを扱う上で、実際上不可欠(indispensable)になっているか、少なくとも標準的(standard)になっている出来事登場人物、設定などには、著作権保護を与えない(unprotectible)という考え方だ。

大ざっぱに言えばありきたりな状況の描写だけしか見られない場合盗作とは言いがたいという事らしい。

その状況は物語で不可欠であると認められる必要はなく、標準的描写であっても同様に保護されにくい。

しかし、だからといって徒に捨象すると判断を誤るらしい。

理由は、ありふれている表現の組み合わせも創作的表現であるという事のようだ。

ところで、松澤弁護士によればいわくつきの廃墟といえば日本では旧日本軍施設施設で行われていた事といえば人体実験・・・というのは割と定番のような気がするとの事だ。

私は創作物に詳しくないがそのようなイメージが多かったのだろうか。それは知らなかった。

私の場合は曰わく付きの廃墟というと、人が事故死したとか、殺人事件があったという、オカルトというか心霊的な曰く付き連想する。

皆さんはどうだろうか。

ともかく、ここの手法と法理は法律家だけではなく我々素人も覚えていて損はなさそうである

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