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はてなキーワード: 生演奏とは

2023-04-24

主人公DJバンドモノと主人公キーボーダーのバンドモノはDying Breed

音楽マンガ主人公としてドラムベース結構ある。

当方ボーカルも割りとある

一番多いのはギターボーカルだろう。

そんな中でキーボーダーはマジでいない。

そもそも見た目がかっこ悪いから。

皆が肩掛けの弦楽器をビロピロしてる横で、1人だけ物干し竿みたいなものの上においた鍵盤ハーモニカみたいな物をペチペチしている。

肩掛けのキーボードになるとビジュアルはいよいよ鍵盤ハーモニカで、イケメンがやればギャグ、女がやれば滑稽、オッサンがやるとふんわりした純喫茶マスターみたいな雰囲気となりとても漫画主人公として世に出せるものではなくなってしまう。

とはいえ純粋ピアニストとなれば多くの作品で主役を務めるキャラクターとなるし、坂道のアポロンのようなピアニスト主人公バンド漫画存在する。

キーボーダーはまだ希望があるのだ。

だが、DJヤバイ

マジでない。

そもそもDJ主役の漫画自体とんかつDJあげ太郎という一発ネタを延々と擦り続けるヤバイ芸風のギャグ漫画ぐらいなのである

日本人にとってのDJ像がよく分からない円盤をキュッキュッしてる変な奴というイメージで止まっているのだ。

そもそも日本には生演奏信仰手作り信仰があり、録音した他人音楽再生してウェイウェイしているだけの輩はギャグ漫画主人公ぐらいにしかなれないわけだ。

当然そんな奴の周りに集まるのは個性的変人ばかりである普通に楽器を弾いて一緒のステージに立ったりしない。

DJ同士でバトルを始めたり、変なダンスMVかましたりするのが精一杯で、DJ主人公ギターベースが囲んで世界を目指すクールな仲間たちとなることはない。

絶滅危惧種と言ったのは俺の言い間違いだ。

バンド漫画DJ主人公最初からこの世界に生まれてさえいないのだ。

2023-04-13

anond:20230413193305

見てわかるとおりSHOWBYROCK!!はサンリオアニメIP、SB69とも略される

サンリオ然としたケモ寄りデフォルメキャラ本来の姿と思われるがアニメではおそらく俺ら視点補正によって人型のふつーの美少女美男子アニメキャラ(耳と尻尾付き)として描かれる

まあライブシーンとかではケモ姿のデフォルメ3Dになることもあるが基本的にはバンドもので、曲も結構いいのが揃ってた

ガールズバンド主人公だが男性バンドも同じくらい描かれて女パート青春エモい成長物語で男パートコメディ全振り、全体的にふざけた感じのサンリオ茶番劇

初代が2015年放送されて翌年に3分アニメのしょ~と!!に続き2期にあたる!!#が放送された、2017年~は主に女性ファン向けの舞台化をやってたみたいだな

この初代SB69シリーズに出てくる主役ガールズバンドプラズマジカのメインVoシアンちゃん2017年IP名を冠して9位に滑り込んだんだろう

2015年は登場バンド別で投票されていてその中の男性バンド筆頭シンガンクリムゾンズのメインVoロウ(CV谷山紀章)がバンド名を冠して1位と35票差の僅差で2位受賞してたようだな、初日中間発表では1位だったしマジ危なかったな

アニメに先んじてゲームがあり、ラブライブスクフェスと同じような感じで微妙な出来の(当初は1ラインだったが3ラインになった)音ゲー2013年から展開してて、ファン自体は男女ともそこそこあった

ゲームではもっと多くの実在インディーズバンドがケモキャラに扮して登場(楽曲提供)してたのが他ゲーとの違いだな

2020年にメインキャラを一新した新シリーズのSHOWBYROCK!! ましゅまいれっしゅ!!が始まった、ラブライブで言うサンシャインみたいなもんだな

翌年には初代シリーズキャラクターたちと合流してSTARS!!として4期目も放送されたし、音ゲーも古い方はサ終してイマドキ風の5ライン音ゲーが始まった、だがそれもつ最近サ終したけどな

ちなみにSB69は定期的にリアルイベントとして音楽フェスを開いており、ましゅまい(略)の主役ガールズバンドであるましゅ(同名略)は声優さんが実際に各々ギターベースドラム生演奏するというパフォーマンス

ドラム以外はほぼ初心者からスタートということで練習動画も公開されつつアニメリアル両面で活躍されていた

おわかりいただけたか? 俺の好みとしてはアニメましゅまいれっしゅがとても可愛くてエモくておすすめ

https://www.youtube.com/watch?v=XmAlcgWmEuw

このOP映像と曲に惹かれる部分があればましゅSTARSアマプラで見れるんでな、1期2期は飛ばして見ても特に問題ないだろう

2023-04-03

伝統の味ののど自慢増田酢魔ノンマジ殿のジアの鵜とンで(回文

おはようございます

まずはお知らせ。

スプラトゥーン3の今回のフェスはそんなに遊べてませんでしたので流しーの

と言うか別のゲームをやってたというのもあるけど、

そんなに今回はゲームやる時間も少なくて

フェスに手が回らないわ!

ちょっと遊んだけど、

燃えるような燃えるようななんかそんな魂は今回はなかったので

私の投票した宇宙人チームはどうなるやらだわ。

まあ私ひとりがいたとて!

とてとてな感じなのでゲームじゃなくてなんか他の事に有意義時間有効に使おうって思ったのよね。

まあ事務所お仕事が忙しかったってのが一番の山場は超えたからいいんだけど。

はーまあそんな散々たる結果よ。

朝髪切りに行った予定を入れていたので

休日には予定を1つしか入れたくない私で

モーニング行って髪切りに行ってそれから事務所行ってー

思いのほか事務所仕事が早くに終わったか

今の時間帯なら餃子ルービー決めれちゃう?いやKIMEちゃおう!ってことで

変な時間帯に餃子食べたもんだからお腹いっぱいで動けなくなって

午後から夕方とかの時間帯のパフォーマンスが満腹で埋め尽くされた感じなのよね。

変な時間帯に食べるとペースおかしくなるわ。

あ!そうそう!

4月と言うことで、

朝ドラ新しいの始まったんだけど、

私はまだあとちょっと『舞いあがれ!』2~3話見るの残ってるから

追いつき次第新しい朝ドラ観るわ。

で、

世の中は思ったより『舞いあがれ!』話題になってなかったみたいなのかしら?

話し全然インターネッツで聞かないわ。

突っ込みどころ満載の『ちむどんどん』の方があれはあれでむちゃくちゃだったけど

話題になっていたか成功といったら成功と言っても過言ではないかも知れないわ。

そんでそんでよ!

のど自慢4月からの新シリーズ小田アナ卒業ごの新しいシーズン

シン・アナウンサーとともに楽しみにしていたんだけど、

いやシン・アナウンサーはいいのよ。

私の好きだった生演奏と鐘の名人秋山気清さんに変わる鐘の人は現地調達打楽器演奏者を雇うようで、

あのもっと鐘鳴らしてあげて!って

まるで秋山気清さんが審査の全てを担っている突っ込みがもうできないじゃない!

そんでゲストが歌の感想コメントに困ったとき秋山気清さんの鳴らす鐘の数のことに突っ込んでとりあえずその場をしのぐ緩衝材ももうできないし、

あれもあれで番組キャラクターとしてはよかったのに!

そんで生演奏もあれ神がかってるからね!毎回!

テンポの遅い年配の人にはちゃんと合わせてテンポ演奏をして

またそこも歌い手との掛け合いが生バンド面白かったんだけど!

今シーズンからカラオケだって

これじゃー民放カラオケ番組歌番組と何ら変わりないじゃない山脈に向かってヤッホー!って叫びたいわ!

老舗の美味しいタレで焼く伝統の秘伝の味がなくなっちゃうのよ!

そんなのある?

私生バンドは復活すると思うわ。

秋山気清さんに変わる鐘の名人キャラクターは新たには生まれなさそうだけど、

バンドは戻すべきでしょ?ってそれがのど自慢じゃないの?って思ったわ。

でもこれ逆に言えば、

収録規模もコンパクトに出来るからもっと地元公民館でもできんじゃね?ってなるけど

あれもあれで観覧応募ぜったい倍率高すぎて当たらないのよね!

ちょっと4月の新しい変化の変更の変わる内容としては

のど自慢の生バンドなくなるのちょっとショックだわ。

もう1回言うけどそれなら民放カラオケ番組と一緒じゃない!って。

秘伝ののど自慢のタレを伝承しなかった今後ののど自慢の味付けが本当に心配になるわ。

大丈夫かしら?って私ひとりが心配したとて、

とてとてな感じでどうにもならないだろうけど。

ちょっとこれは!って思った4月出来事よ。

なのでリズムについて行けないご高齢の方が過酷カラオケ大会になってしまうわ。

秘伝の味付けがなくなったのど自慢の行く先が心配よ。

うーん、

のど自慢番組は生バンドの件と秋山気清さんの影響で以前より見なくなっちゃうかも知れないけど

今度の動向は見守りたいとは思うし

今回の件で如何にのど自慢は秋山気清さんが支えていたかってことがよく分かったわ。

うふふ。


今日朝ご飯

ホッツヒーコーミルクたっぷりのみにしました。

別に何かを控えているわけではないけど、

なんかホッツヒーコーミルクたっぷりな気分ね。

朝はそれだけよ。

デトックスウォーター

ホッツ緑茶ウォーラー

近所のマーケットが閉店してしまったので、

歩いて行けるマーケットちょっと遠くなってしまって、

うーんと思うんだけど果物買うのも困るわよね。

かいホッツ緑茶ウォーラーが沁みるわ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2023-02-21

個人/中小運営VTuberをみたらみんなスキルが高かった

2016年キズナアイさんに出会い2018年からにじさんじとホロライブを熱心に追って今に至ります基本的にずっとにじホロを追ってきたのですが、最近個人中小規模運営VTuber面白いと聞いて、ここ数か月そこそこ熱心に個人/中小規模運営VTuberの方々を追ってみました。2018年初期からVTuber認識があまり進歩していなかった増田による、最近VTuberはすごい! と思ったところをまとめました。ずっとにじホロ以外もウォッチしていた方には何をいまさらと思う内容ばかりかもしれませんが。

VTube Studioすごい。企業勢より滑らかなLive2Dの動き

個人や中所規模運営の方が好んで使う、Live2Dアバターを動かすVTube Studioというソフトがあり、これがすごく動きが綺麗に見える。大手企業の内部開発と思われるLive2Dを動かすソフトよりも動きが綺麗に見える(主観です)。

また、パーツごとにレイヤーを重ねる機能があるようで、通常衣装の上にかぶせる形で、首から下の部分に別衣装を乗せることで、衣装替えも簡単にできるようになっています。同様に、髪飾りをつけたり眼鏡をかけたりも自由自在

boothを見ると、このVTube Studioで使うことを想定している、Live2Dパーツがたくさん販売されています。VTube Studioを使いこなすことで、高い表現力を得ている印象です。また、おそらく、Live2Dモデラーも、VTube Studioで動かすことを想定したモデル作りのノウハウが高まっているんだろうなと思いました。

Live2Dを動かして配信するのならば、個人でも高いクオリティを実現できるようになっていてすごいと思いました。

音が綺麗。スタジオ配信みたい

音響のことはよくわかりませんが、音が綺麗で聞きやすい方が多くて、このセッティング個人でやっていらっしゃることがすごいなと感じています。うまく表現できないのですが、普通の音が球面のように広がるのだとしたら、セッティングの上手い方は平面で音がドーンと飛んでくるようなイメージでしょうか。それがすごく聞きやすくて心地よい。伸びている人は、音のセッティングが上手い印象があります主観です)。

TikTokYouTube Shortsの使い方が上手い

TikTokの使い方が上手いVTuberといえばはっかさん。会社の若手の、普段は全くVTuberは観ない、TwitterよりもインスタやTikTokを観ている女子も、はっかさんのことは知っていました。とても凝ったTikTok動画投稿されていて、彼女動画TikTokミームの源になっていることもありました。音と字幕タイミングがばっちり合っていて、編集に手間をかけていることが推察されます

歌が上手いVTuberのnahさんは、YouTube Shortsの使い方が上手いなと思っています。nahさんの魅力は歌声の良さにあり、ほとんどのShortsでは開始0秒でいきなり歌が始まります。これがすごく相性が良くて、サクサクスキップされていくYouTube Shortsの中で、思わず止まって観てしまう魅力があります

新しく出てきた機能特性ちゃん理解して使いこなせるのはすごいなと思いました。

デビューからTikTokTwitter基礎票を作っている

活動休止されてしまいましたが唯恋ひなさんは、デビュー前にTikTokで「100日後にデビューするVTuber」として、アバターができる過程などを毎日投稿されていました。唯恋ひなさんの後からデビューから〇日後にデビューするVTuberをやる人が増えた気がします。100日後手法ではなくても、YouTubeでの初配信の1~2か月前からTikTokTwitterを熱心に更新し、初配信に向けて人を集める手法は珍しくなくなりました。こういうことを個人分析して動けるのはすごいなと思っています

芸達者の人が多い

イラストレーター歌手VTuberとしてデビューするのは珍しくなくなりましたが、ほかにも一芸に秀でた方が多くいました。

特に衝撃的だったのは、バイオリン生演奏披露するStarRingの天羽音みらんさん。YouTubeコメントリクエストを受け、その場で見事に引きこなしていますめっちゃ上手い。Live2Dにもバイオリンを弾いている姿があり、本人としてもバイオリンを売りにしていこうとしているようです。もちろん歌も上手く、話し方も品があります

専門知識がしっかりしていて、ついにはJAXAのH3ロケット応援サポーターとなった宇推くりあさんもすごい。各国のロケット打ち上げ生実況し、英語の実況をその場で日本語に訳して解説してくれます。ほかにH3ロケット報道用の資料を読み解く配信をしたり、H3ロケットについて先日の記者会見の内容を詳細に解説したりと、とにかく知識がすごい。おまけに声がとても可愛く、工学オタク(含む筆者)の妄想が具現化したかのようです。ちなみにラブライバーであり歌配信もやっています

趣味電子工作配信が多いライヴラリの図月つくるさんも面白い電子工作YouTuberのおじおじジャパン熊五郎お兄さんのDIYを観ている人ならハマると思います。赤月ゆにさん・餅月ひまりさんと同じ事務所の方で、先輩か学んだと思われるテンポの良い構成も見どころです。

評価を押させるのが上手い

最近、多くの配信で、YouTubeライブアンケート機能を使って「高評価押してくれた?」のように聞かれることが多いです。選択肢

・した!

・もちろん!

みたいな、意味のない2択なのですが、これはいい手だなと感じています

iPhoneYouTubeを観ていると、配信に入ってから評価を押すまで、まずチャットをいったん閉じて、それから評価ボタンを押すという手順になります。実はこれが地味に面倒で、高評価を押し忘れることも多いです。ところが、ここでアンケートという形で画面をタップする動きを促されると、せっかくだから評価も押しておくかという気分になるわけです。ユーザーの行動心理のハックと言ってもいい。こういうノウハウに気づいて取り入れてくのは下手なプロマケッターより上手いのではないでしょうか。

アーカイブコメントさせるのが上手い

動画ライブ配信アーカイブコメントが増えると、YouTubeおすすめに乗りやすいらしいという話がまことしやかに囁かれています。真偽のほどはYouTubeのみぞ知るところではありますが、アーカイブコメントをしてもらいやすくするように促すのが上手い方は多いです。

よく見られる手法としては、ライブ配信直後だけでなく、数時間後にも「今日ありがとうございました。〇〇なことが起こって面白かったですね。アーカイブで見た人もぜひ、こちらにコメント残していってください」といった感じで、TwitterYouTubeコミュニティ機能を使って告知することです。数時間の間を開けることで、リアルタイム視聴はできなかった人にも呼びかけることができ、コメント数が増えているようです。

こういうちょっとしたテクニックをとくに誰かに教わるわけでもなく駆使できるのはすごいなと思っています

YouTubeを伸ばすのと、Twitterを伸ばすのは別だと理解している

YouTube登録者数が伸びているVTuberさんを見ていると、YouTubeは万単位登録者がいるのに、Twitterは3000人くらいしかフォロワーがいない、という人が散見されます。こういった方々は、YouTubeおすすめの仕組みをよく理解していて、いわば「YouTubeAIに働かせる」ことが上手い。YouTubeおすすめに上手く乗っているかYouTube内でどんどん登録者が増えていき、結果としてTwitterフォロワー数との乖離が生じているのだと思います

逆に、キャリアが長いわりにあまり伸びていない人は、ファンに「Twitterでの拡散よろしくお願いします」というのが口癖になっている気がします。Twitterバズることが必ずしもYouTubeにつながるわけではないところ、そこがあんまり分離できていないのかもしれません。

ただ、これって割とよくある話で、マーケッターの人と話しているとぼんやりとした企画でとにかくSNSでバズりたいのである、みたいな話になることがあります。ところが、一口SNSといってもユーザー行動や数字の取り方はサービスごとに全然違います。だけど、そこを分離して議論できない。その辺、VTuberさんのほうがよっぽど理解している印象です。

そのYouTubeを伸ばす方法として、先述の高評価を押させることや、アーカイブへのコメントをしやすくすることなどがあるのかもしれません。ほかにもきっと、様々なノウハウがあるのでしょう。そこへの探求心がしっかりしている人が多そうで、感心するばかりです。

Twitter環境の変化に対応している

5年前に比べると、少なくとも筆者のTwitter周りでは、明らかにリスナーが「こんな面白いVTuberがいた! みんな見て」みたいな投稿をすることが減った気がします。理由の一つとして、オタクという生き物は悲しいかな「その人は〇年前から活動しているのに何をいまさら」とか「それはすでに〇年前にxxさんがやっていた」という知識マウントをやりあってしまうところがあります。筆者はそういう突っ込みを受けるのが割と面倒に感じるタイプで、最近は「こんな人を見つけた」「こんな面白い配信をやっているぞ」という投稿はあまりしなくなりました。

また、社会全体ではVTuber応援はまだまだマイナー趣味ではあります自分Twitterリアル交友関係の人もいますからマイナーで同じ話題ばかりつぶやいていても鬱陶しがられてしまいそうという心理もあります。誰だって話題豊富な人と思われたい欲望はありますから

まり、昔ほど、ファンTwitter拡散してくれるということに期待しにくくなった、とも言えるのかもしれません。同時に、最近Twitter時系列ではないホーム表示を出すようにもなりました。

こうした変化にも、対応が上手い人は多いです。よく見られるのが、デビュー時期が近いVTuber同士でフォローあい、リプを飛ばしあったりすること。すると、今のTwitterおすすめには、フォローしてなくても、フォローしている人への返信として表示されたり、関連する人物として表示されたりします。筆者もTwitterおすすめ欄で新しいVTuberを知ることが多いです。なにかと評判が微妙最近Twitterではありますが、そうした変化を積極的活用しているようです。

また、ちょっとしたハッシュタグ企画にも積極的に参加しているようです。昨日はエリスレアリィゼさんが発起人となったと思われる、#私はダイヤの原石VTuber というハッシュタグ企画流行っていました。自画像をはめ込む枠が配布されており、この画像を使うだけで手軽にハッシュタグ企画に参加できます。こういう企画毎日のようにどこかで誕生しており、そういうのに乗っていくことで、結果としてTwitterおすすめにも出やすくなっているのかもしれません。

こんなフットワークの軽さも、面白さなのかもしれません。

イラストが豪華

個人活動でありながら、プロイラストレーター自身Live2Dだけでなく、サムネイルイラストやグッズイラスト積極的発注しているようで、イラストが豪華な人がたくさんいます。そんなに発注して収支は大丈夫なのか心配になる人もいるくらい。

どんなイラストレーターにどんなイラスト発注し、それを活用してどうやって収支を成立させるかというのはまさにプロデューサーの仕事です。自身コンテンツでありプロデューサーでもあることを成立させているのはかなりすごいことだと思います

VTuber仕事を受けるVTuberがいる

B2Bならぬ、V2Vともいえる市場が成立しているような気がします。にじさんじ家長むぎさんや黒井しばさんが同じ事務所の仲間の動画制作担当したり、のりプロの鬼灯わらべさんのようにそもそも動画編集を得意としていらっしゃるVTuberさんもいたので今更な話かもしれませんが、個人VTuberが別の個人VTuber編集デザインを依頼しているシーンをしばしば見かけるようになりました。

VTuberの内側の市場が成立しているということは、それだけ、大きくなってきたということなんだと思います

というわけで、ウォッチしていてすごいと思ったことをまとめました。

2023-02-10

フェードアウトで終わる曲ってライブ演奏だとどうしてるんだろう

愚直にフェードアウト生演奏でも再現するのだろうか

まさに今『サウダージ』を聴いてラストだんだん音が小さくなる終わり方だったのでふと気になった

コンサートライブというものに行ったことがないから実際どうやっているのかなかなかイメージしにくいな

ライブオリジナルバージョンな感じで演奏アレンジして〆てそうな気はするが、アーティストによってどう対応しているか違いがありそうだ

これを調べるためにはひたすらライブ音源を聴きまくって調べるしかいか……

自由研究として面白そうな題材だ

2023-01-06

ver.3.4予告番組やってるぞ!

言い争ってる場合じゃない!

毎度だが冒頭で生演奏してくれるのお上品だな!

今回はオケ編成でさらに豪華ときた!

Daweiおじさんはいつ見ても癒やされるなあ!

いやヨォーヨちゃんの方が断然癒やされるわ!

なぜ比べた!

しらんけど!

2022-11-10

anond:20221109210400

オペラ舞台上の出演者しか見ないか環境音!生演奏意味ない!っていうのと割と変わらなくて馬鹿っぽい。

増田と違ってみんな映像見てても流れてる音が生演奏音源かくらい分かるんやで。文字を読ませたり見て考えさせたりする映像じゃないなら尚更。

2022-11-09

anond:20221109210732

うわ、根拠レス思い込みであることに自覚がないんか

観客は映像にばかり目がいきそちらの内容に集中する。

流れている音楽はただの環境音だ。

ゲーム音楽そのまま流してもいいし、生演奏でなくてもいい。

これ、お前の感想じゃん

他の観客は生演奏ちゃんと聞いてるだろ

単なる映像鑑賞会と化しているゲーム音楽コンサートについて

ここ数年でゲーム音楽コンサート一般的になっている。

超有名作はもちろん、知る人ぞ知るみたいな作品コンサートも開かれていて、年一回の日本青年館が楽しみだった頃から比べると驚きの状況だ。

最近映像を流しているところも多く、ゲーム映像に合わせてコンサート音楽流れる形態のものも多い。

しかしこの形式コンサートとしては破綻している。

観客は映像にばかり目がいきそちらの内容に集中する。

流れている音楽はただの環境音だ。

ゲーム音楽そのまま流してもいいし、生演奏でなくてもいい。

ただ、映像があるコンサートは無いコンサートに比べてウケがいいという現実がある。

演者としても、好きな演奏ができるし、聴いてもらえなくても金は入ってくるからあいいやということになり、単なる映像鑑賞会になっている。

映画館で名シーン編集版の映像を見ているのと変わらないのに、コンサートを銘打たざるを得ない現状に寂しさを感じる。

2022-10-29

新興宗教Sへのウッカリ入会からスピード退会まで

■はじめに

気づかないうちに宗教団体Sの信徒になっていたので退会しました。

ネット見てたらそう珍しいことではない(Sにとっては常套手段)だけど個人的には初めてだったし、

知恵袋とかで自分と同様の状況にある方から質問を見かけたりもしたので、せっかくなので書いておこうといった程度の忘備録です。

若干のフェイクも含めてぼかしつつ書いていますが、困っている人がいたとして

検索に多少でも引っかかることが出来ればとも思い、いくつかの固有名詞は生かしました。

増田作法をよく知らないので、馴染まないところがあったらごめんなさい。




宗教団体Sを知る

遠方に住んでいる友人から連絡があった。

私が転職したこと友達伝いに知って数年振りに連絡をくれた。嬉しかった。

近況報告をする中で、通っているという宗教団体Sについて熱く教えてくれた。

電話で何十分と教義を語る友人の熱意には驚いたが、私は宗教全般にそこそこ興味があったので、

その時点でSという団体名すら知らなったものの、友人の話をフンフンと聞いていた。

関心といっても、あくまで観察対象としての関心である

■友人と会う

しばらくして、友人が私の暮らす地方に遊びに来るという。

たまには日常を離れたいだろうし、そうした先に私の暮らす場所を選んでくれたのが嬉しかった。ここは良いところなのだ

友人がこちらに滞在している間、ちょうどSで盛大に護摩を焚く行事があるので、

ぜひ当地にある分院に立ち寄って参加したいという。

てっきり護摩を見られると思った私は賛成し同行。護摩大好き。

集会に参加する

久しぶりに対面した友人と施設に向かう。

清潔感のある施設の中に入るやいなや、教団の建物教祖一家写真彫像が各所にあり、友人がいろいろ解説してくれる。

集まる人も多かった。心持ちは完全に社会科見学

集会ができるようなスペースに通された。祭壇などがある空間スクリーンがかかっている。……スクリーン

じきに、スクリーンに中継映像が映る。

結局、護摩とは本拠地で焚くもので、そこから離れた当地ではネット中継を見守るということだった。

てっきり生の護摩を見られるものかと…。

私は周囲の人々がそうするように正座して中継映像を見守る。

しかし思いのほか、この中継映像がすごかった。

複数ドローン含め10台はあるか)のカメラ効果的に切り替わって飽きさせない。

世界各国から本拠地へと集まった何人もの信徒名前テロップが即座に入る。

めくるめくこなされる儀式名目テロップで分かる。

離れたところにいるらしい合唱隊やオーケストラ生演奏も映る。

かに登場した教祖の姿に、故人である始祖の過去映像が重なる。始祖の生前スピーチ流れる

大きなスクリーン投影された映像は常に高精細で、乱れることが一切ない。

中継でありながらも綿密かつ予定調和的に作りこまれ映像にどことなく「ゆく年くる年」感を覚えながら、

リハーサルにどれだけ時間かけているんだろうとか、

音楽隊はどんなメンバー構成されているのか(職員一般信徒?)とか、ボンヤリ考えながら、

厳粛にこなされる儀式の数々を相席食堂千鳥気持ちで見守っていた。

■お浄めを受ける

儀式が終わった後、友人に「お浄め受ける?」と聞かれる。

Sについてネットで軽く予習していたがこれについてはよく分からなかったので尋ねると、

短冊形の用紙と黄色い用紙を棚から持ってきてくれた。

短冊形の用紙にお願いする内容を記入する。

浄めが結局何なのかよくわからなかったけれど、一つのお願いを500円で聞き入れてくれるというなら、

賽銭社会科見学のお礼のつもりで浄化してもらおう。ついでに知人の商売繁盛の祈願もしておこう。

友人も短冊形の用紙に色々書き込んでいた。

黄色複写式の用紙には自分名前、住所、電話番号を書く。

寺社で御祈祷を受ける時も同じような内容を書くので、こんなもんだろう。

友人の名前やSでの所属情報などを書く欄もあったのでそこは友人に記入をお願いした。

カウンターで用紙を渡し、お浄め商売繫盛の祈願代として1000円を払う。それとは別に1400円かかるという。

ん?聞いていなかったけれど、お金を払うカウンターで突っかかるのも嫌なのでとりあえず払っておいた。

友人は「ご先祖様も喜ぶね」とニコニコしていた。

対応してくれた職員さんは気のいい人でお菓子をくれた。今はこの地域に勤務しているが全世界に転勤があるらしい。大変だ。

ご老人もいたが若い世代も多く、公民館的な空気感だった。

施設に入ったときに「お帰りなさい」と言われたのも、そういうアットホーム雰囲気づくりに一役買っているのだろうか。

帰宅する

帰宅後、控えの用紙を改めて見てみる。

精進願い」と書かれたその控えを見ると、追加で払った1400円の内訳が「登録費」と年度末までの「会費」だということが分かった。

え、私、登録されてる?会費、払ってる?つまり信徒になったんか??ここで初めて気づいたのだ。

友人に連絡を取って確認してみると「この用紙を提出したことあなた信徒になった。説明足りてなくてごめんね、退会はいつでもできる」とのこと。

本人確認もなく、押印もなく、教団の教義ルール説明も、意思表示の機会もないままに、どうやら私は信徒カウントされる存在になっていたらしい。

私は「こうした大事なことは、まず家族との話し合いが必要」「自分スタンスとは合わない」とそれとなく退会の意思を伝えるも、

友人からの返事は要約すると「あなた気持ちは分かった。けれど、ここは様々な考えの人を受け入れるから大丈夫」と。

……もう何を言っても通じないと思うから、説得や議論はやめて、ほとぼりが冷めてから退会しようと決意した。

自分一人で解決しても良かったが、万一後から家庭内トラブルが勃発しても嫌なので家族顛末を話すと「ちょっとそれはどうかと思う、賛同できない」と。そりゃそうだ。

しばらくしてから友人に退会すると伝えたところ、すぐに退会に必要手続きを教えてくれた。

■退会する

精進届けの提出から半月後、退会届を提出しに行った。

先日お菓子をくれた気のいい職員が居たらちょっと気まずいので、その人と会いませんようにと思いながら向かった。

施設に入ると、数名の信徒が談笑していた。こちらをちらりとも見ず、挨拶もせずといった感じで、こんなもんかと思った。

平日の昼間という時間帯のせいかもしれないが、初めて行った日のように「お帰りなさい」と言ってくれる人もいなかった。

前回友人が精進届けを取ったのと同じ棚から退会届を出し、書けるところだけ書いた(ID部会名などは空欄。氏名や住所のみ)。

望みも空しく対応してくれたのはあの気のいい職員だったので、なんかごめんよ、と内心思いつつ提出すると、

職員は退会届に受領印を押し、「はい大丈夫ですよ~」と控えを渡してくれた。

こんなもんかと思った。施設に入ってから出るまで5分と掛からなかった。

あとがき

結果、入会もあっけなければ、退会も超あっけなくできた。

信徒職員にとって、こうした形で入会・退会する人の存在は珍しくもないのかもしれない。もう少し引き留められるものかと覚悟していたのに。

新興宗教では珍しく信徒が増えているというS。個々の宗教バックボーン否定しない(他宗教行事参加OKなど)教義

信徒を増やしているのかと思っていたけれど、こりゃ増えますな。

それにしても、入会させた人数で信徒としてのランクも上がっていくらしいのに、すぐ退会してもノーカンにはならないのだろうか?

入会~退会の渦中にいた時は正常性バイアスが働いて

「友人だって騙そうと思って私を入会させた訳ではないのだ」と信じていたけれど、

時間が経った今、友人の態度は誠実なものではなかったと思うようになった。

施設に行く前に「こんな田舎護摩が直接見れるのは楽しみ」と言った私に

「直接じゃなくてリモート」と言ってくれなかったこととか。

そもそも一緒に施設へ行かなきゃ良かったのにと思うけれど、

「友人がわざわざ私の居住地に来る(当地はお互いの出身地ではないので、私以外に知人も居ない)」、

「私の運転観光地をまわる予定」という中で「お寺に行きたい」と言われたら断りにくく。


友人には「退会届け出したよ」との事後報告もしていないし、

「退会届け出したんだね」との連絡も来ていない(知らないはずもないと思うんだけど)。

今後、よほどのことが無い限り、私から連絡を取ることはないと思う。


入会~退会の間の約半月、Sからの連絡(郵送物、電話集会への参加呼びかけなど)が

一切無かったことにはほっとした。もしかすると、もうしばらく経っていればIDカード等が届いたのかもしれない。

ネット情報によると、退会届けを出さずともフェードアウトしてSに関与しないことは可能だが、

導き親(今回のケースでは友人)が自分費用も年度ごとに払うのであれば会員は継続されるらしい。

もし私のように意思とは関係なく入会してしまった人は、モヤモヤするくらいなら退会届けを出しても良いかもしれない。拍子抜けするくらいあっさり退会できる。

ただ、導き親と頻繁に会う仲だったり、悩みを抱えていたりしたら私も退会を躊躇ったかもしれない。

でも、なーにがお救け、導き親じゃ。救けてくれとも導いてくれとも頼んでなんかないんじゃ。

2022-10-14

anond:20221014160202

例えば、音楽業界ってのは打ち込み技術によって生演奏価値駄々落ちしたし、

現代でも配信によって不景気が叫ばれて久しいが、

音楽演奏が無くなるってのは想像できないわけだ。

なぜならば演奏楽しいからだ。職人は金がもらえるからではなく、演奏楽しいから演奏をやっている。

 

絵かきも同じだよ。楽しいからやっている。

から創作を人々がしなくなる、だとか想像するのは的外れが過ぎるね。

 

3度目の嵐は確かに来ているが、その実態をつかむための考察もっと深めるべき。

2022-08-22

Vtuber配信ライブを見て、配信ライブ意味って何だろうと思った話

先日Vtuber配信ライブを見た。特に隠す意味もないので言ってしまうが、星街すいせい×TAKU INOUEのユニットMidnight Grand Orchestraの1stライブOverture」だ。

大変満足した。

したのだが、配信ライブ意味って何だろうと思ってしまった。

このご時勢もあり無観客ライブだったんだけど、そもそもヴァーチャル空間ライブ人間演者も合成で参加してるみたいなスタイルだったので無観客/有観客とかいうのがそもそも当てはまらないのかもしれない。

で、ライブ配信視聴者コメント演者には伝わらない(と思う。スタジオモニタコメント映っていたのかもしれないが、少なくとも反応は無かった)もんだから

ライブ配信意味ある?って思ってしまった。

言うなれば歌ってみたの同時視聴と変わらんわけなんだよね。

生演奏で一発撮りっていうのは価値があるのかもしれないけど、実際一発撮りしてたのかは証明しようがない。

しろ一発撮りよりも、何テイクも重ねて編集して、最高のライブ映像演出したほうがいいのかもしれない。

重ねて言うけどライブ自体には大変満足した。ので全然文句をいうつもりはない。

ライブ配信意味って、ライブ配信価値って何なんだろう…って思ったという話。

ライブ冒頭部分はYouTube無料配信されてるので、興味のある方は是非見ていただきたい

2022-08-05

スクエニさんはリメイクの仕方が熟練してきたな

レトロゲームリメイクは、FFピクセルリマスターで一つの完成を見たと思う。

「これでいいんだよ、これで」という、肩肘を貼らないリメイク

オールゲーマーが満足しつつ、新規ユーザーの敷居も低い方法が採られるようになったと感じる。

具体的には、

2Dには手を入れないでそのままスケールアップ。

・背景は美麗グラで書き直す。

エフェクトやは総テコ入れ3D現代風にする。

音楽には生演奏でカネをかける。可能ならオリジナル作曲家に参画してもらう。

・フルボイス化。

システムは、不評だったところだけを直す。追加要素は最小限。

UIゲームスピードは手を入れる。ユーザーが楽になるように全振りする。

と、リメイクビジネスの到達点とも呼べるようなレベルに達していると感じる。

Steamにも打って出たことで、海外ユーザーはじめ多くのユーザボイスを聴けたことが功を奏したのかもしれない。

今後はスクエニリメイクビジネス経営教科書に載ることになるだろう。

https://automaton-media.com/articles/newsjp/20220804-213187/

2022-08-01

みんな芳一の生演奏を楽しみにしてたのに

見つからなくて耳だけ持って帰った時の場の盛り下がりっぷり半端なかっただろうな

本当かわいそう

2022-07-16

anond:20220716094741

月並みだけど俺は車輪の唄が好き。

BUMPデビュー年数同じアーティストを追っかけてるけどファンの規模が10倍くらい違うので増田みたいなファンが生まれ続けてることが心底羨ましいよ。FCチケット取れないのが難ありで生演奏聞くハードルは高そうだけど本当に良いバンドだと思う。あと俺もコロナ禍で唐突スピッツにハマったか気持ちわかる。

2022-05-16

演奏不可能作品

演奏不可能作品(えんそうふかのうのさくひん)とは、さまざまな理由により演奏不可能、あるいは困難な音楽作品のことである

概説

クラシック音楽世界では、演奏不可能(または困難)な作品が多数存在する。演奏不可能作品の中にも、仮に演奏されたとすれば傑作と評価され得るだけの芸術性を備えた作品は多く、これらは安易無視できない存在となっている。巨大編成の作品演奏時間の長い曲とも密接に関係があり、イギリスのソラブジの作品はその3要素が完全に組み合わさり、初演できないものも多数ある。

現代ポピュラー音楽場合には、作曲家作詞家編曲家といった独立した職能存在するものの、作品演奏との一体性が強く、コンサートライブでの生演奏や、演奏を収録した媒体CD等)という形で公表される点で、クラシック音楽とは様相が大きく異なる。このため、ポピュラー音楽においては、作品を聞くことができるという意味で、ほぼ全ての作品演奏可能であるといえる。その一方で、媒体への収録(すなわちレコーディング)に際しては多重録音をはじめとする種々の編集が行われるとともにに、演奏においてはシーケンサー等の自動演奏積極的に利用されるので、純粋に人のみによって演奏することが不可能あるいは困難である作品も多い。このような作品コンサートライブにおいて生演奏する際には、自動演奏テープなどを用いてレコーディングされた作品再現するか、生演奏可能なようにアレンジを変えることがよく行われる。また、一時期のXTCのように、高度なスタジオワークを行うミュージシャンの中にはライブを行わない者もいる。

歴史

バロックから古典

歴史は長く、J.S.バッハの諸作品モーツァルトオペラフィガロの結婚魔笛ベートーヴェンピアノソナタ第21番、第29番、ピアノ協奏曲第1番や交響曲第7番・第9番などが古典的な例とされる。

ロマン派

ロマン派では、ロッシーニの「セヴィリアの理髪師」の第19番のアリアは良く省略され、シューベルト魔王交響曲第9番「ザ・グレート」、パガニーニヴァイオリン曲、ロベルト・シューマンの交響的練習曲の第2変奏曲や2点へ以上の音域がある4本のホルンとオーケルトラの為の協奏曲作品86リストの一連のピアノ曲、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏不可能と宣告されたブルックナー交響曲第2番、ブラームスピアノ協奏曲第2番やヴァイオリン協奏曲またピアノソナタ第3番の冒頭部、チャイコフスキーの諸作品マーラー交響曲ラフマニノフピアノ協奏曲第3番等があったが、それらは現在では演奏技術の発達により演奏不可能と見なされることはなくなった。しかし、プッチーニの「ラ・ボエーム第一幕のエンディンクは、未だに半音下げて歌われることが多い。

近代

近代ではストラヴィンスキー春の祭典シェーンベルクピアノ協奏曲ヴァイオリン協奏曲モーゼとアロンがあるが、「春の祭典」と「モーゼとアロン」は演奏技術の発達により現在では演奏会での一般的な曲目になっている。意図的作曲された例としてアイヴズの歌曲義務」があるが、今日では演奏家は内声などを省略するか、アルペジオ演奏するか、アシスタントを設けるかで解決されている。彼のピアノソナタ第2番等も同様であるが、本人は「間違った記譜もすべて正しい記譜である」と友人に説明している。プロコフィエフピアノ協奏曲第3番の第3楽章にも2度の音階的な走句があるが、「困難だ」と結論付けて全てアルペジオ演奏する者もいる。ラフマニノフピアノ協奏曲第三番第三楽章の冒頭のパッセージ身長が170cmないと物理的に不可能であり、体格の小さなピアニストテクニック不自由したピアニスト左手の音をずらして演奏することが慣例化している。

現代音楽

演奏不可能作品という概念現代では新しい複雑性と深く関係している。ファーニホウの諸作品は非常に高度な演奏技術を要するが、彼の音楽に要される困難は主に読譜に集中するため決して不可能音楽ではないとされる。しかし逆説的に言えば、演奏不可能概念は、今日例えばパソコンシーケンサーなどに自分で四分音符をメトロノームに合わせてキーボードで打ち込んでも決して4分音符や強弱が正しく出てこないという経験から人間演奏する限りにおいて全ての音楽に当てはまるという事も言える。その外シュトックハウゼンの「7つの日々からNr.26(1968)」の「金の塵」が奏者に演奏の前に4日間の断食強要していると言う点で事実上演奏不可能作品である

今日最も演奏の難しい現代音楽は、クセナキスの諸作品と言われている。第1曲目のピアノ協奏曲にあたる「シナファイ」、チェロ独奏の為の「ノモスアルファ」、ピアノ独奏曲の「エヴリアリ」、「ヘルマ」、「ミスツ」、ピアノ独奏重要な働きを担う「エオンタ」及び「パリンプセスト」等がその例であるクセナキス自身テレビインタビューで、これらは演奏困難にさせることを目的として作曲された作品であると語っている。

しかしこれらの作品群も、近年の若手演奏家の技術向上やCDリリースを参照する限り、徐々に不可能とは見なされなくなる日が近づいているのは確かであるが、逆にどんな簡単作品人間演奏する限り100%の完全なる再現は厳密には不可能である

ポピュラー音楽

前述の通りポピュラー音楽クラシック音楽とは事情を異にする。とは言え、カバー曲やカラオケなど、オリジナル以外の奏者による演奏がまったくないわけではない。

特筆される例としてはサザンオールスターズの「Computer Children」(作詞作曲 桑田佳祐アルバムKAMAKURA収録)が挙げられる。この曲は、マスター収録の後にエフェクトなどのデジタル編集を行い、その編集後の曲がオリジナルとされている。したがって、ライブ演奏事実上不可能となっている。ソフトウェアマスター作成においてデジタル編集を行うポピュラー音楽は近年珍しくはないが、この曲ほど大胆に使用している例は(リミックスを除けば)、稀有である

演奏史上で演奏困難とみなされた曲

作曲家演奏困難な作品を書くことによって、演奏技術が向上し、それがさら作曲技法を拡大させるいう面がある。以下の曲の多くのもの今日では演奏レコーディングの機会も多いが、作曲当時は「演奏困難」ないし「演奏不可能」とされたものである。参考までに掲げる。

ベートーヴェンピアノソナタ第29番(ハンマークラヴィアのための大ソナタ)

指定された速度で演奏するのはほぼ不可能であり、通常は指定よりもやや遅くして演奏される。また、曲が独奏曲にしては長大であるため、高度の精神力要求されるという点においても彼のソナタの中では最も演奏困難である演奏技術の発達した現在では、ロマン派以降のピアノ音楽大家作品群と比べれば特別難しい曲ではなくなっているが、それでもなお演奏は困難を極める。また、リストベートーヴェン交響曲ピアノの為に編曲したもの存在するが、それらと比べれば、このピアノソナタ比較的易しい。

パガニーニ24の奇想曲

超一流のヴァイオリン奏者、パガニーニ作曲したヴァイオリンの難曲として知られ、作曲当時はパガニーニ自身以外には演奏不可能であった。しかし、この作品の持つ魅力は多くの音楽家の心を捉え、さまざまな作曲家によって主題引用されている。この曲の存在によって、作曲技巧や演奏技巧が大きく開拓された面は否めない。現在でも超絶技巧の難曲として知られるが、一流の演奏家の中には完璧に弾きこなしている人もかなり多い。

リスト超絶技巧練習曲第2版

タイトルからもわかるように、超絶技巧を要することが目的となったピアノのための練習曲であるピアノパガニーニを目指したリスト代表曲である一般演奏家にも演奏できるように難易度を少し落とした第3版が現在では普及しているが、リスト超絶技巧極致を目指して作曲した第2版は特に演奏困難とされ、リスト以外には演奏不可能と言われた。現在ではジャニス・ウェッバーレスリーハワードが録音を残している。

チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲

演奏不可能とのレッテルを貼られ、当時の第一線のヴァイオリン奏者に初演を断られた作品しか現在では、早熟ヴァイオリン奏者が10代で弾きこなしてしまうことも珍しくない。

ドヴォルザークチェロ協奏曲

第一楽章オクターヴの速い動きで事実上演奏不可能作品である解決譜としてのOssiaで多くのチェロ奏者が弾いている。

プロコフィエフピアノ協奏曲第4番(左手のための)

パウルヴィトゲンシュタイン委嘱で書かれたが、彼は「一音も理解できない」として取り上げなかったため、作曲家生前には一度も演奏されることは無かった。ただし実際には、様式上・技巧上ともに特に大きな困難があるわけではなく、演奏は十分可能である菅原明朗は「この曲こそプロコフィエフ最高傑作だ」と称え、ピアノ吹奏楽の為に編曲したヴァージョンを残している。

シェーンベルクヴァイオリン協奏曲 Op.36

十二音技法によって作曲されている。ただし、急-緩-急の3楽章から成り、両端楽章の終わり近くにカデンツァがあるなど、伝統的な協奏曲構成に従ってはいる。作曲者はヤッシャ・ハイフェッツに初演を依頼したが、ハイフェッツはこの曲を演奏するか否か散々考えた末、結局「研究しただけ無駄だった」として辞めてしまった。結局初演はルイスクラスナー独奏ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団により行われた。作曲自身生演奏を聴いていないとされる。

フォルカー・ハインの「フェッロ・カント

1990年代初めドナウエッシンゲン現代音楽祭がカールスルーエ作曲家フォルカー・ハインに管弦楽の曲を委嘱したが、度重なるリハーサルにもかかわらず演奏困難ということでその年の公開演奏が中止になった。次の年もう一度だけ初演が試みられたが結局不可能で、またしても初演を断念させられた。その楽譜は当時の展示即売会一般公開され、色々な同僚作曲家意見が聞かれた。現在に至るまで演奏されていない。ブライトコップフ社によって出版されている。

ケージフリーマンエチュード

チャンスオペレーションを厳格かつ極度に徹底したヴァイオリンソロのための作品集で、「作曲するのも演奏するのもほぼ不可能に近い」音楽になることを前提に作曲された。しかし、第18曲目の演奏困難度をめぐって1-16曲目までの初演者ポール・ズーコフスキー意見対立し、作曲が中断された。その13年後にアーヴィン・アルディティの助力で作曲が再開されて、無事32曲の完成に至った。現在この作品の全曲演奏が出来るヴァイオリニストはヤノシュ・ネギーシーとアルディティの二人しかいない事から考えて、最も演奏不可能に近いヴァイオリン曲といえる。

関連項目

2022-04-02

ライブは音悪い

録音技術進歩した結果、今や生演奏より録音の方が音が良いという転倒した事態が起こっている

エジソンが録音を発明して以来、録音物とは生演奏代用品だった

カニカマみたいなもの

しか最近では録音に比べて、ライブ演奏ノイズ反響音だらけで録音よりも音が悪いと感じる

もはやライブ演奏は録音された曲の出来損ないの再現しかない

2022-03-23

anond:20220321134039

最近見てないけどNHKのど自慢ってそんな感じの編成の生演奏じゃないっけ。

2022-03-12

大日本の憧れる乗り物サービス

飛行機ビジネスクラスファーストクラス(足を伸ばして寝られる、CAさんが付く、一蘭ラーメン食べ放題、昼夕食が豪華)

寝台列車1等席(スイートルーム葉加瀬太郎とか有名演奏家生演奏が聴ける)

・豪華客船最上階(ジャグジーとか付いてる、お酒ジュース飲み放題カジノや娯楽に顔パス入場できる)

あと何かある?

2022-02-24

anond:20220223173318

サンプリング音を「電子的に再現」だと定義するなら生演奏Youtube配信だってライブ電子的に再現」していることになるが、それでいいのか?

サンプリング音を「電子的に組み合わせて」再現してるんだから電子的合成の話でしょ。ライブヒューリスティックに合成されてるわけじゃない。

そもそも元増田が打ち込みの話をしているかどうか」なんだから仮に元増田言葉の選び方が間違ってたって関係ない。わかってる?

2022-02-23

anond:20220223164151

だいたいの楽器の音は電子的に再現可能だ。

の話でしょ

サンプリング音を「電子的に再現」だと定義するなら生演奏Youtube配信だってライブ電子的に再現」していることになるが、それでいいのか?

2022-02-20

楽器の方でなんとかしてくれよ

甘く、柔らかい音が唯一無二な魅力の金管楽器ホルン

この楽器指導時に絶対言ってはいけない禁句がある。

それは「音を外すな」である

それくらいホルンは、音が外れやす楽器として世界的に有名なのだ

それも「プルッ」という耳障りな音とともに、全音とか半音とか平気で外す。しかしょっちゅう外す。

これは学校吹奏楽部出身アマチュアだけでなく、プロでさえ高頻度で外すため、純粋クラシックCDなど、OKテイクの継ぎ接ぎで作られるのが当たり前。

生演奏ホルンソロとか来た日には、他の演奏者はもちろん指揮者も観客も、揃って「外すなよ…」と神仏に祈ることになる。

というか「祈らせる」という意味では神父や坊さん以上に「良い仕事」してるので、これには神様も仏様もニッコリ?知らんけど。

ついには「世界一難しい金管楽器」としてギネス登録され、更にホルンで音を外すこと=「キークス」という名詞が用意されてしまった。

ではなぜホルンはそんなに音が外れやすいのか?可能な限り端的に言うと

「低い音が得意な楽器で、非常に高い音を常に吹かされているから」

ということになる。

もう少し詳しく言うなら

ヘ音記号の音域が得意な楽器で、いつもト音記号の音域を吹いてます

と書けばわかるだろうか。

まりホルンの美点である「甘く柔らかい音」は「低音楽器で超高音を吹く」という無茶振りによって成り立っていると、こういうわけなのだ

なので「管の長さを短くして音を当てやすくする」のは、音色的な意味であまり良い解決法じゃなかったり。

これはフルートを半分の長さにしたピッコロが、フルートと同じ音なのに全く違う音色に聞こえることと、ほぼ一緒の理由と言っていい。

とはいえプロでも音を外しまくる楽器なんて、これもう普通に楽器の欠陥じゃね?と思うわけ。

実際、上に書いた事情を知ってもなお、ホルンで音を外されるのは非常に不愉快だし。

なので、そろそろ現代ハイテクとやらで「管を短くする」以外の解決法を発明してほしいのだが、一向にそんな気配はない。

困ったもんだ。

おまけ

世界一難しい」とか書くと必ず「尺八はどんくらい難しいの?」などと愚にもつかない事を訊いてくるアホがいるけど、

世界的に無名日本民族楽器なんて、誰も難易度とか問題しません。尺八を吹く虚無僧世界中の街角で当たり前になってから、もう一度おいで下さい」

で終わりなんで、そこんとこよろしく

おまけ2

そもそも尺八発音原理フルートと同じ。

更にフルートが取り立てて難しい楽器とされていないどころか、本邦ではアマチュアフルート奏者が多数存在することを踏まえれば、自ずと難易度は把握できるわけで。

…なんて予防線のために書いたら、尺八吹き?の増田から思わぬツッコミが来たので↓に反論を書いておく。

anond:20220223144330

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