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はてなキーワード: 知財とは

2018-06-29

企業知財担当者ってクソだと気がつき退職した者の独白

やった事とその期間

1. 発明特許の出願

2. 権利

3. 特許からの拒絶理由通知への反論

4. 特許侵害者へ警告

5. 特許侵害から特許無効審判対応

6. 特許侵害損害賠償訴訟提起

7. ドイツ裁判所で、特許侵害訴訟

8. ドイツ裁判所で、損害賠償訴訟

9. 特許侵害警告を受け、非侵害の主張展開

期間:10年チョット

特許制度ってクソだわ。大した発明では無いものが、特許登録されてしまう訳だ。新製品がが発明へと登録されてしまハードルが意外と低いのに驚いてしまう。特許公報をじっくり読んで、公報にある既に出願された発明との、ほんの僅かな差を記載して、新規発明明細書を作成すれば、登録されてしまう訳だ。

2018-06-15

anond:20180615083205

企業の側に、大学での研究価値とか、金に換えてやるって間に入る人がいないからではないせいかな。

日本場合ノーベル賞級の発見があっても、知財として保護したり商品開発に結びつけるための知見やノウハウが足りていないのだと思う。

青色ダイオードとか質量分析とか、新発見自体はそれこそ日本日本人が見つけた事柄だろう。だけれども、その後は、海外大学外資系企業の方が上手くやってる感じ。

日本場合は、企業文化大学人の研究文化との間に、溝がありすぎかも。

2018-06-07

商標権素人には感覚的に分かりにくい権利らしい。

同じ名前商標なら即アウト?2016年11月21日商標警告状対応, 知財全般)警告状対応

http://ip-k.info/%E5%90%8C%E3%81%98%E5%90%8D%E5%89%8D%E3%81%AE%E5%95%86%E6%A8%99%E3%81%AA%E3%82%89%E5%8D%B3%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%EF%BC%9F/

「そんなん、名前をパクってるなら即アウトだろ。」とならない理由は単純です。

そもそも商標法は「新しい名前」(を思いつくネーミングセンス)を保護する法律ではないからです。

商標というのは、メジャーな割に、「変な」知的財産権です。

「変な」というのは、一般の人が抱く知財イメージに反しているということです。

おそらく、一般の人の直観的な知財イメージは、

「新しいことを思いついた人に、その新しいことを独占させる」

というものではないでしょうか。

要は、「新しいことを思いついた奴は偉い」という感覚ですね。

特許も、著作権も、意匠も、このような感覚を持ち合わせています

でも、商標は、違います

商標が持っているのは、「新しいことを思いついた奴は偉い」という感覚ではなく、

(既にあるものの中からでも)「先に選んだ奴は偉い」という感覚です。

プリウス」という単純な4文字を思いついた人は、それまでも世の中にいたかもしれない。

けれども、「プリウス」という名前を、「自動車」という商品とセットで選んで、

商売使用したいと言ってきたのは、トヨタ最初です。

から、このセットについてだけは、「先に選んだ奴は偉い」ということで、

トヨタに独占させてあげましょう、となるわけです。

トヨタは、新しい名前を思いついたから偉いのでなく、先に選んだから偉いのです。

このように、「プリウス」という4文字名前を思いついたこと、それ自体は、

商標法の世界においては、トヨタの手柄でもなんでもない。

からプリウスという名前を、自動車全然関係ない豆腐に使うことまで、

文句を言われる筋合いはない、ということになるのですね。

この解説なんとなく納得いった。

2018-04-21

漫画村被害額を考え直してみる

みんな大好き漫画村による被害金額が 3000億円 とか言われてるけど、

明らかに誇張しているし、かつ誤解を招く表現意図的にしているよね。

ということで、そこらへんのことをまとめてみた。

13日の金曜日会議室から出てきたPDF。これが事の発端。

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/180413/siryou2.pdf

4ページ目の脚注に書いて書いてあるのが以下の内容で、

1 例えば、1.背景で示した「漫画村」「Anitube」「Miomio」では、それぞれのサイトへ の訪問者が、

漫画村」では、約1億 6000 万人(96%が日本からアクセス)、

「Anitube」については、約 4600 万人(99%が日本からアクセス)、

Miomio」では、 1200 万人(80%が日本からアクセス)になっている

(※いずれも 2018 年 2 月のデー タ)。

また、被害額については、

流通額ベースの試算で、

漫画村」については約 3000 億 円、

「Anitube」では約 880 億円、

Miomio」では約 250 億円に上ると推計されている

(一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)による推計)。

いやまあ、百歩譲って、数字自体は正確なんだろう。xTECHでも裏を取ってあるし。

SimilarWebはいちおうリンクも貼っとく。https://www.similarweb.com/ja/website/mangamura.org

Alexaデータ見るのに月一万円ぐらい必要なのだがそんなお金は財布の中に無かった。ごめん。

こないだ一枚の紙が約八百枚の紙に増殖してから、お財布が寂しいんだよね。

ではまず、つこっみたい所の一つ目

上のデータ漫画村を例に挙げると、月間に約1億 6000 万という数字単位は"人"なのだけど、

これ明らかにおかしい。

どう考えてもおかしい。

Total VisitsとはTotal traffic to any websiteですって注意書きにあるよね。

少なくとも訪問"者"数じゃない。訪問数もしくはGoogleで言うところのセッション数だよ。

こんなもん厨房でもわかる英語なんだから、書いた人は悪意を持ってやったよね。

xTECHに書いてあるデータを参考にすると、一人当たりの訪問件数10.69回だから

1500万人が利用しているとわかるよね。雲泥の差だ!

はいつぎ、二つ目

被害額については、流通額ベースで

よくみてみよう

流通額ベース

出てきました初歩的なテクニック

数字複数あるときに、より説得力を持たせられる方のみを書く技。

隠されたもう一つの数字は"マネタイズしうる最大市場規模"なんですね。

違いは何か。

オンライン海賊版流通金額とは、

ユーザーが利用しているオンライン海賊版流通量を金額に換算したもの

ユーザーの正規版購入意向や、繰り返し視聴を考慮しない最大市場規模

マネタイズしうる最大市場規模とは、

オンライン海賊版ユーザーの正規版 購入意向考慮した、マネタイズが 期待できる最大市場規模であり、

打ち手/施策実現性やユーザーの実際の反応は考慮しない理論

http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2014fy/E003740.pdf より

2013年データだと、海賊版流通金額の約60%が最大市場規模となっている。

参考にするデータが少し古いと思うかもしれないけど、アニメストリーミングサービス流行ってるからともかくとして、

漫画の状況って2013年から大きく変わってないよね。いいや、変えようとしてこなかったよね。だから有効であると言えるのではないか

3000億円と1800億円はかなり違う。大きすぎて実感できないけど。

ベネッセDMならともかく、閣僚会合で使われた資料で、

政府違法性覚悟の上にISPに指示出すかどうかを決めるという大事大事会議資料で、

データがしっかり書かれていないのは、ちょっとどうなのかな?

厚生労働省データ問題といい、内閣人事局さん、政権取り巻き官僚の人選ミスしてません?

結論だよ

まあ、メディアで3000、3000と叫ばれてるけど、不正利用者正規販売に回せたとして

1800にしかならなそうなのは忘れちゃダメということ。

でも1800億分円の懐に入るはずだったお金がどっかに流れているのだから忸怩たる思いもあると思う。

作家さんが、成果に値する報酬ちゃんと得られて、

美味しいご飯が食べられて、あったかい布団で眠れるようになってほしいと切に願っている。

これは作家責任ではなくて、構造を変えようとしない、出版社?の責任だよね。

ブロッキング本質的解決策ではないことはわかっているだろうし、

焼け石にかける手持ちの水が尽きる前に新たな水源を見つけるか掘り起こすかしないと、

後に残るのは焼け野原。そして、テンセントとかが残り物を平らげにやってくるかもよ。

蛇足

13日のデータの中のアニメ不正視聴に関する金額は正確だと思われる。

H25知財WG等の最終報告書に書いてある、オンライン海賊版流通金額の1488億円と近い数字を出しているため。

そのうち出版社の緊急声明にそれぞれ感想文書きたい。どの声明もまるで指摘してくださいとばかりに適当理由を並べているからな。

ちなみに出版社などはこれまで、海外向けの海賊版には対策を-MAGプロジェクトを筆頭に-行ってきているが、

国内向けは手が薄かったと言わざるを得ない。国内海賊版市場の成長が早すぎたか対策が追っつかなかったというのもある。

次に何か読みたいならば滅びゆくのはマンガ文化か、出版社か、それとも表現の自由か – P2Pとかその辺のお話Rおすすめするよ。直近の漫画村問題だけではない、どのような選択がなされてきたから今の状況ができあがったのか、といった書籍文化の話まで絡めた文章である。だだ、微妙に長い、もちろんそれを補って余りある読む価値はあるけれども。

2018-03-23

六花亭は賢いなあ

商標bot見てれば商標ゴロの存在は明らか

知財知識ない層の間で炎上するだろうけど、おそらく彼らは可処分所得低い。

地元北海道顧客は長年の六花亭の振る舞いから行動を信頼してくれる。

・結果、優良顧客は離れない。

・全方位にいい顔するより、優良顧客だけ捕まえたほうが長期的にブランドが損なわれない。

地方製造業でここまで判断してすばやく行動できるのは他にないのでは。豊島屋ならできたかな。バターサンド冷凍にしたときしかり、優秀な経営判断だなあ。

2018-03-06

anond:20180306210703

色々な記事を読むとやっぱり英語力以外は企業知財部は自分に向いている気がする。

英語力と論理的思考文章力他人と会話する力を磨きたい

知財プログラマって似てる?

大学生小並感だけど

プログラマ知財は似てる気がする。

基本的個人プレー

実力主義

事務所企業に属してることによる違い

職種より常日頃勉強って意識

転職が流動的

転勤少ない

論理的思考力が良く求められる

協調性が低い有能が案外ガンガン給料上がる(大企業ではないが)

知財ネットあんまり話を見かけないのが残念。軽く調べたら知財自分に合っている気がする

知財プログラマと違って

英語に求められる能力が高い(英語メール

女性比率が高く、育児休暇が取りやす

知的財産について以外にも電気半導体自動車などさまざまなな知識を学ぶ必要がある

資格がある

院生資格条件を一部免除される意味優遇される

プログラマはこれからぐっと需要が上がりつづけるが、知財はそんなに上がらない

とかかな?知財増田さんかブクマカさんがいらっしゃるならおススメのサイトや本、得るべき経験を教えてください。

2018-02-27

専門家じゃないのに専門家っぽく振る舞う

任天堂コロプラとの訴訟で、この記事がはてぶのホッテントリに上がっていた。

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/tmiyadera.com/blog/1388.html

憶測事実誤認が多いというのはブコメでも指摘されているけど、

知財業界の端っこで飯を食っている自分でもそう感じる部分が多い。

パテントマスター自称してるけど法的な専門家でも実務経験がある訳でもなさそうだし。


というか、これに限ったことじゃないけど

こういう憶測まとめサイトレベル事実誤認情報からできたデタラメ解説記事もどき

さも私は専門家です、みたいな顔してアップするのってどういう神経してればできるんだろう・・・。

そういう解説記事もどき特に詳しくない人が見て事実だと信じてしまうので本当にやめてほしいわ・・・。


そして特許悪者にするのはやめて。

任天堂特許スマホゲーはおろか、タッチパネルゲームがまだ少なかった頃に出願されているもの

個人的にはそんな時代に既にこんなことを考えていたのかって先見性の固まりだと思ってる。

2018-02-15

anond:20180215234039

ATOK以外試用するのが面倒と思うような人らのおかげで、生物界人間社会での多様性が維持されているのですね。

クラウド変換は、研究開発や知財を扱う場合などは怖いですよ。

2018-02-13

anond:20180212200958

これなw

 でも気持ちは分かる。そしてこの辺の認識を越えてからwebを本当に使いこなせるようになる入口な気がする。

肯定否定自身評価無関係であり、情報集合知によって精査できる便利この上のないシステムだってのに気付くと気にならなくなる。

 そもそも誰にも否定され得ない情報がどこにある? そしてそれを共有する意味は? ナゼ肯定される為の意見を見返りのない情報共有システムアップロードする? 他のツッコミにあるようにそれは意味のない行為なんだよ。そして、それは元増田評価とは全く無関係であることに気付け。

 自己承認知財として共有する為の情報は 関 係 が な い んだ。

いか? 誰もオマエを否定などしていない。

 数億、数十億の専門性や先見性を持ったその道のエキスパート最先端を走りながらその更に先を歩む為に覚書を投げ込み、整理し、意見を募る為に無償で助け合う目的でここは作られた空間だ。軍事目的が先だとかコミュニケーションありきだと言う奴もいるし、そういう使い方を否定する気もないが、大学間のネットワークとして始まった事くらいは知っているだろう? そこで他人マウントする為に、自分を知って貰う為に、認めて貰う為に何かを書くのがどれだけ愚かな事かいつになったら気付く? そんな事の為に情報を上げている訳ではないんだ。そういう場所じゃないんだよ、webは。

 勿論、学界の連中にもそれが分かってない奴はいるだろう。派閥だって闘争だってあるかもしれない。

しかし何かを論じる時、認められたいとか否定されたくないだとかは 関 係 が な い んだ。

 分かるか? 悪意なんかないんだ。それで優劣を決めるのが目的じゃないんだ。

人格放棄しろ情報有益性を念頭に置け。それが齎す影響を常に考えろ。共有の先にどんな利益があるか夢を描け。そこがインターネット未来だ。


 とかっつってもまぁ「じゃぁオマエの言及って何よ?」って無制限に続くんだけどねww

要点は二つ。

 褒められたいとか自分意見評価して欲しいと思っても、少なくとも日本語使える人だけで数千万はいるんだからね? ってのと、そもそもそういう目的で書いてない人もいるよ、って話。

なんでこーゆーふーに感じちゃうかって言うと、たぶんふつーの社会損得勘定抜きに対話できないからなんじゃないかなー。web広告も増えてきてるしさー。

 増田特有の厭らしさはそれに加えて文芸絡みだとか左翼絡みがびみょーに加わってる部分もあるけど、評価されたい人だけがいくら集まっても最後に残るのは一人の皆殺しバトルロワイヤルになるだけだし、資本注入してもマネーゲームの行く末は同じでしょ? とにかくさ、肯定されることを目的に書くのは止めた方がいいよ。リアル元増田評価してる人はたくさんいるでしょ?

 え? いないの? じゃぁその場合理由と経緯を書いて助けてって書いてごらん? マウントしたい善人が後からから湧いてくるから。w

いるんなら別にいいじゃん。

 http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/kids/internet/statistics/internet_01.html

とにかく、この人数の誰から文句の出ない意見自分が書けるだなんてキチガイみたいな夢は早く捨てるんだ。

 早くしろっ。間に合わなくなっても知らんぞー。

ってなワケで寝るからばいばいおやすみー。

2018-01-09

違法アップロードサイトが人気なのは無料から」だけではない

 

ここ数日、違法漫画アップロードサイトが俄に話題だ。

皆いろいろと憤っている。当然だ。完全なる著作権侵害知財の無断利用で金を儲けている奴など断じて許してはならぬ。別に違法サイトを擁護しようというつもりはさらさら無い。

が、それを前提にちょっと皆に聞いて欲しいことがある。どうしても言いたい事がある。

 

 

あそこの配信サイトもこの電子書籍ビューアも、お前ら全員もっと漫画村を見習えクソが!!

 

 

いやもう正直言って今更サイト名伏せる意味もそこまで無いやろと思うので特に伏せずに発言する。

漫画村は確かに違法サイトであり、「タダで漫画が読める」というのが一番大きなセールスポイントだ。しかし、だ。ハッキリ言うが漫画村は「タダで漫画が読める」という点を差っ引いても、下手な正規ルートよりよっぽどユーザーに優しい作りになっている。その事については強く主張したい。

 

 

私が漫画村という名前を知ったのは半年ほど前だ。確か「ギリギリアウト」か「金の彼女、銀の彼女」か「町田くんの世界」辺りでググった時だったように記憶している。この頃から多少マイナー漫画タイトル検索すると検索結果の1ページ目に頻繁に出力されるようになったように思う。

いい加減よく見かけるので違法サイトのくせによっぽど人気あるのか、と興味本位で実際にサイトを覗いてみたのが2ヶ月ほど前のことだ。

 

ここでまず誓って言うが、私はあくまで「どんなサイトか」を知るためだけに見たのであって、決して「タダで漫画を読む」ためにサイトを見た訳ではない。その時に試しに読んだ漫画はいずれもその時手元にあった漫画だけだ。

勿論、動機がどうあれサイトの閲覧数に貢献し、運営者の懐に入る広告料に寄与してしまったのは事実である。そういう意味では一度でも漫画村にアクセスしてそこで漫画を読んでしまった時点で罪になっているとも言える。が、そのへんは一旦棚に上げて頂きたい。

 

で、だ。漫画村で違法アップロードされた漫画を読んだ私の感想は

「ああ、これはそりゃ読まれるわ」

だった。

 

まず誤解している人も多いみたいなのだが、漫画村は違法ダウンロードサイトでは実は無い。あくま漫画村の漫画ブラウザ上で読むことが出来るようになっている。(ひょっとしたらDLも出来たかも知れないがそこは置いとく)

ハッキリ言ってこれはデカい。ダウンロードブラウザ上で読むのとでは圧倒的に後者の方が「読む」に至るまでの心理障壁が低い。違法サイトと知りながら読む場合の「罪悪感」的な面でもそうであるし、単純に「暇つぶし漫画でも読むか」と思った人に漫画を読ませる場合、下手すると金銭以上の差がそこには生まれる。

で、実はこの点をちゃんと分かっていない人が電子書籍を売る側でも未だにかなり多いように思う。

最近はかなりの配信サイトブラウザ電子書籍が読めるようになってきたが、肝心要のAmazon Kindleが未だに 購入→配信先端末の指定Kindleアプリ起動→ダウンロード の行程を踏まなくては書籍が読めない。最近この煩わしさがとみに鬱陶しいのだが、できるだけ電子書籍管理を一本化したいので、結局品揃えと継続性に最も信頼がおけるKindleでしぶしぶ購入しているのが現状だ。もちろんサーバ問題もあるのでなかなか一気に移行はできないと思うのだが、なんとかAmazonのwebページ上で読めるようにできないものか。

(ついでに言うと、ダウンロード形式の場合についても、macPCに対応していない専用ビューアを使っている所そろそろ滅べという気分になってきている。DLsiteフランス書院お前らのことだよ。いやまあそこの2つはブラウザビューも出来るから別に良いんだけどさあ)

 

この問題同人誌に関してより深刻で、メロンブックスでは電子書籍を購入しても専用ビューアでしか読めないようになっている。あまり同人誌は買う方では無いのでアレだが、私のパソコンにはある一冊の同人誌を読むためだけにメロンブックスの専用ビューアがインストールされている。正直言って絵がかなり好みだったから購入したものの、あと少しでも購買意欲が低ければ面倒になって購入を断念していたと思う。おそらく「まあでもわざわざビューアDLインストールしてまで読みたい訳でもないしな」と思って同人誌の購入を見送った人は相当数いるのではないかと思う。

この辺同人誌昔ながらの「買いたい人は多少高かろうが買う」という考え方が割と幅を効かせていて、「買おうかな?と思った人に如何に心変わりの隙を与えず買わすか」という観点にかなり乏しいように感じる。

そしてそうして購入を見送った先には、タイトルで検索した時に検索結果の1ページ目に出力される違法アップサイト存在している訳である

もちろんそこには「二次創作」という権利関係的に危ういものを簡単に売りづらい、という面もあるのだろうが、どうにかならんもんかいな、という溜息はどうしても出てしまう。

ついでに言えば私が購入した件の電子同人誌に関してはpixivの紹介ページからは紙書籍版の通販ページにしかリンクされておらず、メロンブックスで改めて検索してようやく発見したレベルなので、本気で売る気があるのか、「印刷費は回収できたし、小金になれば御の字」程度なのかが非常に怪しい所であった。

勿論同人誌なんて趣味でやってるのだからどう売ろうが個人の自由なのには違いないが、プロの漫画家が本気の収入源として描いてる割には売る気があまり感じられない、という事例もかなり多い。違法アップロードする方が100%悪いのは大前提ではあるが、コミケ当日の半月後にメロンブックスだけで電子販売とまでなると、「違法アップロードと競うつもりは無い」という宣言に等しいように思う。勿論繰り返すが、競おうが無視しようがそれは個々人の自由意思なので、そうしない作家が悪いなどと言い出すつもりは毛頭無い。

 

 

閑話休題

とにかく、そうしたダウンロード形式限定電子書籍に、煩わしさ鬱陶しさを感じている身としては、漫画村がブラウザ上でストリーミング読書できるのは相当に大きいと感じざるを得ない。これが漫画村の強みの中でもかなり大きな点だ。

 

勿論、漫画村の良さはそれだけに限らない。(というか上にも書いたが、最近ではかなりのサイトブラウザ上で購入した書籍を読めるようになっているので、そこまで大きく差別化されるものでもないのだが)

端的に言うと、とにかくサイトデザインが良いのだ。ジャンルごとの区分けも明瞭で、文字情報も最低限なので目が滑ることなく見やすい。読みたい漫画が非常に探しやすいようにできている。

中でも関心したのが検索結果の出力についても巻数ごとの表示とタイトルごとの表示の両方をユーザー自由に切り替えれるようになっている点で、この機能は今すぐにでもあらゆる電子書籍販売サイトに丸パクりして頂きたい。

 

検索ページだけでなく、実際に漫画を読むページも実に良い。1つ漫画を読むと、同じページに必ず同タイトルの全巻が表示されるようになっている。当たり前のようだが、実はAmazonですら時折この「他の巻も全部表示」に対応していない漫画があって、正直「正気かお前ら」と出版社に対して暗澹たる気持ちになることが少なくない。他のサイトでも「同じ作者の他の本」や「この購入者は他にもこんな本を」などの情報が10件程度出力されるが、肝心の次の巻が見当たらない、というページが普通に存在する。漫画村、何という親切設計

 

実際のビューページも実に親切な設計だ。まず単純に1ページずつと見開きページの両方を選べるようにできている。これも当たり前のようで対応していないサイトが未だにあったりするのだ。特にスクロール形式で配信している所などは、見開きページだけ急に画像の幅が大きくなってただただ見づらいだけというケースも多い。(これに関してはニコニコ静画マジで酷い)

そしてさらに関心したのがビューページ上の「ずらす」というチェックボックス最初は一体何のことか分からなかったのだが、ここにチェックを入れると、偶数ページと奇数ページが見開きの左右どちらに来るかを変えることができるのだ(左右が入れ替わる訳ではない。簡単に言うと3,4ページが見開きになっていたのが4,5ページに変わるのだ)。これは漫画アップロード者にとって非常に助かる機能だ。漫画村のアップロード者がどういう集団なのかはよく分からないが、投稿者は見開きの順序やページ数の偶奇など気にせず、とにかく表紙などを含めて単ページずつ全部アップしてしまえば良いのだ。見開きズレは読者側がワンクリック対応すれば良い。この機能も今すぐにでもpixiv含めてあらゆる漫画投稿サイトに丸パクリして頂きたい。

 

ハッキリ言ってしまうが、「Amazonで買った本を漫画村で読みたい」まである

 

 

 

話はまだまだ続ける。ここからは漫画村1サイトの話でなく、業界全体の問題に関わる話もする。

 

1年ほど前知人と「最近漫画でも小説でも帯のデザインが良いのが多いですよね。帯巻いたままで保管したくなるものも少なくないじゃないですか」という話で盛り上がった。その折に「電子書籍ってそういうの全く対応してないんですよね」と不満を漏らすと、その場でその知人はとある違法サイトを見せてくれた(こちらは漫画村ではなく、名前は覚えていないが英語サイトだった)。

そこにあった違法アップロードされた漫画は、1ページ目が普通の表紙、2ページ目が帯付き表紙、3ページ目が折り返し、4ページ目が帯付き折り返し。さらに5ページ目が表紙と裏表紙の見開きで、6ページ目がその帯付き、というものだった。

これはかなり衝撃的で、私が常々不満に思っていた点を完全に解消してくれていたのだ。帯の話だけではない。近年は漫画の表紙も凝ったデザインが多いのはご存知の通りだと思うが、裏表紙含めて見開きでデザインになっているものも少なくない。であるにも関わらず表紙と裏表紙を見開きでしっかり表示する電子書籍は皆無と言って良い(明らかにカバー全体で背景絵繋がってるのに裏表紙ポツンと最終ページに持ってくる所業、やっつけ仕事にも程があんだろ)。それどころか裏表紙そもそも載せていない、という電子書籍もかなり多い(むしろ裏表紙のある場合の方が少ないレベルだ)。折り返しや背表紙などに至っては、全て揃っている電子書籍などほとんどないのではないだろうか? 紙の書籍の方には作者コメントの1つでもあったんちゃうんかボケえ。

(ついでに言うが、某タイムスリップTSおねショタ漫画で作者が「カバー全体で絵描いてたけど電子版だと反映されないから今度から辞める」ってツイートしてて「逆じゃねえ!?」って驚愕したんすよね。どういう力学が働けば「電子版にも対応してもらう」じゃなく「見開き絵描くの辞める」になるんだ。そんなに電子書籍担当の腰が重いのか......。)

 

さらに重ねて言うと、これは私自身で確認した訳ではないが、どうやらその違法アップ漫画にはしっかり店舗特典もついているのだそうだ。

地方在住の身として私は、かねてから「東京オタク向け専門書店で購入した紙の本」に比べて電子書籍が同じ金額にも関わらず著しく商品価値が低下している点について、ずっと納得いっていない。ポストカードイラスト1枚程度ならともかく、4ページ描き下ろし短編漫画とかまで行くと、「俺に一体どうしろと言うんだ……。」と暗澹たる気持ちになる。

店舗特典に関しては私は書店出版社の間の営業マターに過ぎないと考えている。ハッキリ言えばあんな物は読者に対するサービスではなく書店に対するサービスだ。出版社の営業が書店に対して「特典つけてサービスするんでもっと部数とって下さいよ」とアピールするためだけに、我々地方の読者がその度に「ああ、これには特典ついてないんだ…」とガッカリしながら購入させられなくてはいけなくなっている。滅びろ。

ファンならそのために往復3時間かけて新宿まで行けよ。書店通販で送料割増して買えよ。電子書籍で買うの諦めろよ。というのはまあ「正論」ではあろう。)

 

特典商法についての恨み節が長くなったが、とにかくその出版社書店業界事情により電子書籍には本来つかない「特典」が、違法サイト無料アクセスすれば読めてしまうのだ。

「こりゃ違法サイトに勝てないね」「同じ金払うとしてもこっちに払いたいよ」

知人と一緒になって苦笑いしたものだ。

(もう一度誓って言うが、だからと言って違法サイト活用はしていない。シスターブリーダーとらのあな特典もツリメスのメロンブックス特典もこちとらお行儀よく諦めてんだよクソがあ)

(ちなみに上でも述べた通り以上はどっかの海外サイトの話で、漫画村は私が覗いた範囲だとこうした特典や帯の対応はしてなかった。あのUIでそこまでされたら本格的に勝ち目が無くなるのだが...)

 

帯や特典の有無を超えてさら問題なのが、違法サイトしか読めない絶版本の存在だ。

一度転居時に手放してしまったとあるエロ漫画をもう一度読みたいと思っているのだが、再販電子書籍化の気配も無いまま、グーグルの検索結果に違法サイトが表示されるのを眺めたまま悶々とする日々がかれこれもう3年目に突入している。出版社にも一度メールは送ったが「予定無し」であえなく轟沈した。

勿論、物を売るにはリスクがある。電子書籍と言えど再販が難しい書籍があるのは確かに仕方無い。しかしだからと言って「読みたい本が現状読めるの違法サイトでだけ」という状態を放置し続けられると、こちとらいつ魔が差してもおかしかないぞ、と思ってしまう訳だ。

(まあこれに関しては「流石に誰がどう「使った」か分かったもんじゃない中古エロ漫画を買う勇気が足りない」という私自身の心の問題が実はまずあるのだが)

違法アップロードサイトなど本来百害あって一利無し、であるべきなのだが、将来的に違法サイト同人誌含めて絶版本など漫画資料の貴重なストレージ先になってしまう可能性はかなりあるのではないだろうかと思う。10年後くらいに漫画研究家が2000年代同人文化研究をしようとした時に、違法サイトが唯一の資料源だった、という状況は下手すると十分ありえる。

個人的提案であるが、同人作家再販予定も無ければそもそもデータが手元にない自分同人誌については、自ら違法サイトからガシガシデータ吸いとってpixivに上げてしまう、というのはやっても良いと思う。勿論そんなものは個々人の自由だし、何か拘りや主義があるならそちらを優先すべきだが、特に思う所が無いのであれば是非やって頂きたい。

 

 

 

とにもかくにも、だ。

公式出版社らが手間や契約利害関係でまごついてる間に、反社辺りが運営してるであろう、その辺の浮世の煩わしさガン無視した違法サイトが、正規ルートよりもはるかユーザーフレンドリープラットフォームで、商品クオリティも圧倒的に高い状態のもの無料でばら撒いてるんだから、そりゃ勝てるはずないんだよ。

せめて違法サイトが勝ってる所は「無料」の一点だけであってくれよ。それ以外でもボロ負けしてんの恥ずかしくないのかよ。

嘘かまことかは知らないが、AppleiTunesを始めた時に当時のCEOが「われわれは違法ダウンロードと戦う。訴えるつもりも、無視するつもりもない。競争するつもりだ」と言ったそうだ。iTunesは確かに凄い。検索購入視聴までがストレスフリースムーズに行える。出版界もそこに追いつけないと話にならんのではないか。(「訴えるつもりはない」を真似する必要さらさらないが)

 

重ねて繰り返すが、違法サイト違法である時点で擁護の余地は一欠片も無い。

しかし、だ。出版関係者が「違法サイトのせいで本が売れない。出版界の危機なんだー」と騒いでるのを見ると、勢い

「お前らそんな事の前に他にもっとやれる事がいくらでもあんだろうが。ちっとは漫画村を見習ってみろクソがあ!」

と喚きたくもなるのだ。

 

 

(あいつは違法サイト擁護してる、みたいなこと言われるのが嫌で増田で書いたけど、私を知ってる人は私が誰か即分かると思う。まあ分かっても黙ってスルーしてくれると助かる)

 

 

 

 

追記

>いやKindleブラウザですぐ読めるんだが…スマホからは知らんけど。PCで買ったら今すぐ読むみたいなのクリックしてすぐに読み始められるよ(まあ漫画のみで小説は無理だったはずだけど)

Amazonは5年前くらいかブラウザで読めるので、正確にはスマホブラウザで読めないとすべき

ぐげええええええ!ホンマや! アレですよ...多分新書か何かで読めなかったのずっと勘違いしてたんですよ....。電子書籍に本格的に移行した時にまずブルーバックス大量に購入したから、多分その時に...。Kindleについての箇所は誤りがあったことを謹んで訂正させて頂きます

ご指摘まことありがとうございました。

 

さらに追記

Amazonブラウザ上で読むページ、マジで購入直後のページでしかワンクリックリンク貼ってねえのな。

既に買った本をブラウザ上で読むのどうすりゃ良いんだってマイページ中延々探し回った挙句クラウドリーダーログインすれば良いことにようやく気づいた。

Kindleやっぱクソアンドクソアンドクソだわ。(自分の無知を盛大に棚に上げつつ

あとまあ、Kindleが中でも特にクソなのはわかってるんですよ。けど結局本文中にも書いたように出来るだけ一本化したいってのと信頼性との兼ね合いがあって今更別のに乗り換えて2つのビューア使い分けるのも何かなあ...というので渋々使い続けてる訳です。購入冊数300行く前に思い切って切り替えてたら良かったなあ、と後悔の日々。

 

もいっちょ追記

いくつかの批判対応も含めてちょこちょこ書き足したけど元のバージョンが飛んだせいでどこが加筆だったか細かく分からんくなってしまった。

ひょっとしたら「いや本文に説明あるじゃん」な批判コメがあったとしても、単に私がそれに合わせて加筆修正しただけの場合があるのでそこは申し訳ない。

ただ、初手で「無料なのが一番デカイけどそれだけやないで」って書き始めたはずの記事に「言うて一番デカイのは無料なとこやろ」ってコメントがちょいちょい集まるの、本当にリテラシーの難しさを痛感するぞ。

 

2017-12-18

エンブレム騒動はいま思い出してもひどかったな。

知財専門家デザイナーが「パクリとは言えない」と散々説明していたのに感情論で総叩き。

疑似科学にハマる人を笑えないクソさだった。

2017-12-08

北朝鮮に対する感想を述べる上での日本特殊性

一般論で言って、貧困国家はその国力(現代では主に経済力)の格差によって先進国経済的植民地労働力工場になるしかなく、そしてその関係が成立すると逆転はおろか追いつくことは難しい。先進国海外資産技術知財において巨大なアドバンテージを持っていて、また先進国同士がスクラムを組む事によって格差を維持することができる。

からかつて、中国インド核兵器をもってその関係性を打破することを望んだ。毛沢東は「ズボンはかなくても核兵器もつ」といった。パンツ丸見せは国力以外の意味文明人失格だと思うけれど、当時は経済的制裁を受けて困窮してたわけで、それでズボンがなくなっても核兵器優先という意味だった。そして事実、開発して、経済制裁は解除されたし、経済は(いびつだが当時に比べ相対的に)発展した。インドもまた核兵器開発当時はアメリカ経済制裁を受けていたが、開発成功後は制裁解除されて発展した。

この記事北朝鮮擁護するものではないのだけれど、世界歴史的には上記のような前例があって、発展途上国先進国キャッチアップをするためのギャンブルとして、核兵器というのは、生存戦略ではアリなのだ

日本人の多くは「だがしかしその発展って、国民餓死させてまで求めるものなのか?」って感じると思う。俺も個人として心はそう感じる。しかし、それって日本人特有傲慢でもあると考えるし、この記事の主張はそこだ。

日本人は多分無意識に「核兵器開発なんかしなくても勤勉に働けば先進国程度なれるでしょう」と考えているのだ。

日本核兵器落とされて敗戦して、敗戦国になり、いわば貧困国弱体国になった状態から国民が大奮闘して、経済大国になり、先進国になった。これらすべての要素は研究的にはすべて疑義があるのだけど(復興の原因って国民の大奮闘じゃなくて地政学的な要因とか、国際貿易における役割が原因だよねとか)、少なくとも日本国民の大部分の認識ではそうなっているし、「核兵器がなくても先進国になった事例」という意味では真実そうでもある。

から日本人は「国民餓死させてまで……」と思う。やればできると思ってるから。でも、近代史を見ればそれって相当レアケースだ。「(地政条件や技術発展や国際貿易……つまりひっくるめた)巨大な運」に恵まれた結果だと考えるのが正しい。だから日本人が持ってるのはつまりはてブでよく言われるところの「成功者バイアスなのだしかもおそらく、相当に傲慢バイアスだ。

もちろん、日本国防から見ても、国民生命財産といった国益から見ても、北朝鮮核武装なんて百害あって一利もない。容認すべきではない。でもだからといって、北朝鮮核武装政策が「常軌を逸した愚かさの発露」だとするのは間違ってる。生存戦略として評価すれば、他に成功例があって理解可能戦略だ。「国民犠牲にしてまで……」という人道的な視点も、過去日本決断や、歴史を見れば必ずしも間違ってるとはいえない。長い目で見れば北朝鮮に利する可能性はある。

北朝鮮核武装日本にとって不都合日本国益に反する、というのは正しいし声に出していくべきだと思う。けれど北朝鮮おかしい、愚かである、正しくない、というのは無意識バイアスがあるせいだと思える。日本幸運成功者なので、その視点北朝鮮をみている点は自覚すべきだと思う。

2017-09-24

anond:20170924210938

実際問題、人・物・金の媒介者の方が儲かってるじゃん

金融人材物流IT...etc

未開の先端技術を発掘する天才ってのは

美味しい思いがしたくて泥臭い仕事してるわけじゃなかろうに

先進国においては知財保護によって最低限の暮らし保証されているわけだから

多くの天才好奇心で動いてるんだ

2017-08-22

https://anond.hatelabo.jp/20170822164739

経済学的な統計研究でも、その人の生涯獲得賃金に影響を与える最も大きな要素は「どこの国に生まれたか」なんだよ。ついで「どの親に産まれたか」。日本はたしかに長年経済が低迷してるし、日本社会のなかだけでその無力感に浸かっていると苛立っちゃうのも分からないではないけれど、日本の平均的な賃金や、なんだったら最低クラス賃金でさえ、地球規模でみれば上位の収入なのね。水、安全食事と言った生活の快適さにおいても、地球上でみれば上位10%に入っていると言わざるをえない。

俺は日本人に生まれたけれど、自分のことをちっともすごいとは思ってない。人類の上位10%にはい能力を持っているとも思えない。バングラディッシュの大学教授は俺より遥かに頭もいいし世界に貢献してると思う。けど、俺のほうが年収上だし、治安にも医療にも娯楽にも恵まれてる。それはひとえに日本に生まれるというラッキーに恵まれたからに過ぎない。

日本はすごいかもしれない。豊かという意味で。でも、それって俺らの凄さには何の接続もしない。俺らがすごいか日本がすごいわけじゃない。先祖が偉大だったというのすら嘘。彼らが勇気を持って勤勉だったか日本は大繁栄したってのも、年寄り武勇伝に過ぎず、マクロ的に見れば、地政学的な(そして時代的な)幸運に恵まれただけだ。

そもそも日本を含む先進国がいまコレだけの裕福さを享受できているのは1900年代後半に、経済的植民地政策をやって、発展途上国貧困を輸出して国内技術やら知財やらっていう利益を溜め込んだからだ。言ってみれば搾取だね。

増田日本人の中に労働者と、その労働者搾取する富裕層がいるみたいな視点世界を語りたいように見えるけれど、歴史的に見れば日本人全部が搾取なのだ発展途上国から搾取して(労働者を含む)日本が豊かになるのは正義だけど、日本国内労働者から資本家搾取するのは悪です……なんてのはただのダブルスタンダードにすぎない。だからそういうダブスタに俺は賛成しない。

そういう意味で「日本に生まれラッキー」。搾取側に生まれて上位10%で、地球の上では勝ち組ですよ。そういう話。

2017-07-18

図書館デジタル化すべきか

静岡県立図書館で床が抜けそうというニュースを受けて、デジタル化について触れた大田区議のツイートがプチ炎上している。

https://twitter.com/okatakashi_oota/status/886542542866595840

図書館目的が、資料収集、整理、保存であるならば、デジタルアーカイブにして紙は破棄してもいいのかも。

閲覧もPadで足りるし。

地域資料以外は、蔵書する意味もない。

この議員の言い方もどうかとは思うが、リプの方も感情的な「紙の本が不要なんて許せないふじこふじこ!」みたいなのばかり。

じゃあ蔵書スペースはどうするの?床抜けていいの?って問題には何の代案も出てこない。

特に「紙の方が電子より保存性に優れてて~」なんてのは頭が痛い。

いくら保存性に優れてても置く場所がなければ棄てるしかないんだよアホか!

なので図書館デジタル化について知っていることをまとめておく。

法制・基本問題委員会中間まとめ

デジタル化が法的にOKかどうかは、ちょうど今年の2月文化庁から中間まとめが出ている。

文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会(第6回)|文化庁

資料2の53ページから

かいつまむと以下の通り。

パブコメでは図書館協会知財協会から賛成のコメントが出ている。(41ページ)

これでもう法的にOKになったのかはよく分からんが、少なくともOKの方向であるようだ。

国会図書館に任せる

上にある「国会図書館から送信」というのは既に行われているサービスで、著作権が切れていない資料でも全国の図書館パソコンで見ることができる。

大田区図書館はまだ参加していないが、パソコン1台あれば済むようだからハードルは低いだろう。

まりデジタル化さえ何とかすれば、システム構築や保守バックアップ等は国会図書館が面倒を見てくれるということだな。

現に東大図書館がデジタル化した資料11冊入っている。

デジタル自体費用

割とピンキリで、専門業者に任せれば質も値段も高いし、自炊レベルでいいなら100冊でも数万円で済む。

何にせよ建物増築するよりは遙かに安いだろう。

紙は破棄していいのか

全部は無理。

そもそも文化庁中間まとめに従うなら、貴重資料絶版資料しかデジタル化できない。

国会図書館出版業界との合意事項により刊行後5年経過したものしかデジタル化できないし、予算も大してついてないので古い資料が優先のようだ。

しかし多くの利用者が読みたがるのは最近の本や雑誌である

そのへんは今まで通り紙で買うか、別の電子書籍サービスを利用するしかないだろう。

一方でデジタル化した古い資料は破棄できる。

というか現在でもスペースが足らなくなれば仕方なく破棄しているわけで、パソコン上とはいえ紙を破棄した分も読めるなら単純に改善になる。

ツイートだと地域資料だけ紙で残してという考えのようだが、むしろ地域資料の方が電子に向いてる。気軽にペラペラめくる娯楽本、ベストセラー類は紙でないと不満が多いだろう。

もちろん「地域資料こそが地域図書館の核であり優先すべき」というのは理想論としてはそうだが、ぶっちゃけ読む人ほとんどいないんすよ…。

「利用率は関係ない!図書館の使命がうんたら」あーうんスペースが無尽蔵にあればね。でも地域資料を残すってことは、代わりに別の本を棄てるってことなんだよね。

なので地域資料デジタル化して、極たまに現れる利用者パソコンへご案内というのは運用として妥当じゃないかな。

おわりに

もっと図書館に金をかけろ。これだから日本は~」みたいないつもの反応もあったけどさ。

図書館員としてはもちろん文化上の意義は訴えたいが、じゃあ医療福祉育児治安よりも金をかけるべきかと言われたら口ごもらざるを得ない。

結局のところ趣味余暇範囲なので、生活上必需なものより優先度が1ランク下がるのは致し方ない。

その中で何とかやってくしかない。

2017-05-27

pixivという企業

Twitterpixiv立命館バトルが始まりそうだけど、正攻法でいけばpixivに勝ち目はないだろう。

立命館配慮不足は否めないが、学術利用や引用の仕方について、なんら違法を唱える箇所はない、たぶん。

気になったのがpixiv対応大学と会話するスタンスのようだが大丈夫かと。

で、pixiv企業情報みたら事業に関する情報がないんだよね。社員数130人位らしいが、売上規模、利益額は不明

中途採用募集要項みても給与水準ものすごく低いし、実態としてカネのない企業なんじゃないかと。

せいぜい売上40億程度か?

執行役員管理系がいないとこをみても、知財とかリーガル案件とかバックオフィス系の体制弱そうだし

いまだにドベンチャーなんだろうな。どっかの企業に買収されて技術者抜かれて用済み、とかに

ならなきゃいいけどねー。

2017-05-22

景気が良く金周りが良ければどんな業界でも病む人は少ないし末端にしわ寄せが来ない

問題は景気が良かったのに悪くなり始めた時。

これまでは金があったから成り立ってた部分がどんどん脆弱性が浮き彫りになってきて破綻してくる。

その閾値が高くて柔軟性が高いか業界による。

おそらくすぐダメになるのはマネーパワーに頼ってるところ、次にマンパワーに頼り切ってる業界

銀行不動産広告代理店商社

知財を持ってる会社は圧倒的に強い

2017-05-20

アンリミ作家から見た佐藤秀峰氏の訴訟について

ニュースピックスで話題になっていたのですが、みなさんのコメントを見ていると、これまでの経緯を知るものとしては違和感があったので、まとめます

https://newspicks.com/news/2254315

アンリミはもともと改廃がある

「途中で本が無くなったら嫌だな」というコメントがありましたが、もともとアンリミ出版社側が取り下げることもあるし、今回のようにAmazonが停止することもあるサービスです。

そのあたりは、電子書籍界隈で有名な鷹野さんが毎月タイトル数の変動レポートをしてくれています

http://www.wildhawkfield.com/2016/10/compared-with-2-month-ago-of-Kindle-Unlimited.html

そして、利用規約ももともと「指定されたタイトルリストから選び、何度でも読むことができます」とあり、つまり読み放題の本を自分が0円で好きに買えるのではなく、漫画喫茶のように無制限に読める権利を得ている、ということに過ぎません。

https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201556940

読み放題として読まれ書籍ロイヤリティは、さすがにAmazonでも無限にあるわけではありませんので、その原資は基金から支払われこれも変動します。

https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/AI3QMVN4FMTXJ

そうすることで、読み放題が成り立っていてAmazonも作者さんに安定してロイヤリティを払えることが継続できています

ハックでAmazonから1億円以上も稼ぐ

佐藤氏はKindleプライスマッチという戦略を逆手にとって1億円以上もの印税を得たことがあります

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1605/27/news116.html

プライスマッチというのは、Kindle自主的に本を値下げして、他の電子書籍ストアで売られている同一作品の値段と価格を合わせることで、最安を維持する戦略です。いっぽうで、その差額はすべてAmazon持ちです。

まり佐藤氏ほどのブランド力を持つ作者が、大手Amazon11円という破格の値段であれば売れることは明白で、その戦術を逆手にとったハックとも言える手法大金を稼いでいます。じつは、楽天koboなどで自分プライスを下げてプライスマッチを狙うことが簡単にできるのです。

ももそ氏は、ブラよろ、かくえもん、というタイトルハックもわかっていて使うなど、以前から巧みな手法には明るいのです。※作品タイトルには著作権がないことを利用し、そのハロー効果を狙ったタイトル付け。そのことで注目される。

作品主人公と被る熱いけれど粘着な行動

佐藤氏はこれまでもさまざまな問題提起をすることで、注目を浴びる戦略をしばしとります。先日も驚いたのがこちらの件。

プレスリリース配信されていた画像ニュースサイトが使ったら指摘されたというもの。詳しい経緯は当人しかわかりませんが、それでもリリースに載っていたら使うのが一般的メディアでしょうし(配信した元にかみつくならまだしも、利用したメディアに食いついた、ほんとかわいそう)、それをいろいろというのも炎上マーケティングを狙ったと言われてもおかしくないかと思います

http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2017/04/11/25458

こういう経緯を知っているものからすると、ニュースピックスのコメントもっと本質的なところをついているのがホリエモンだと思います漫画に明るい堀江氏だからこその切り口だと思いますし、わたしも彼にもっと同意します。

ブラよろ著作権フリーとして広げつつも、たしかそのあと噛み付いた事例もあるくらいで、ほんとうに近寄りたくない人の1人です。近寄らないくらしか対応策がないというか。

佐藤氏の行動はときとして正義を貫くこともありますが、ときとして純粋残酷鋭利な刃を振りかざすことがあります。わざわざ炎上させずとも、穏便に済ませようと思えばすませられるトラブルもあったはずです。作品は好きなのですが、そういうところが残念に思います

アンリミ撤退したらそれこそいやだな

今回、これを書こうと思ったのも、そもそもそのアンリミが無くなってしまったら嫌だな、ということです。

じつは私も電子書籍を出していますが、アンリミが登場して電子書籍の売上は確実に減りました、わたしだけかもしれませんが。別にそれは仕方のないこととして受け入れています

いっぽうで、過去ほとんど読まれなくなった作品も読まれるようになりました。つまりわずかではありますが、利益を生み出してくれるようになったのです。

まりアンリミが作者にもたらしたことは「平準化」でした。これがないと瞬間風速だけで話題をもっていけるような消耗品としての本ばかりを書く前述をとらざるを得ません。

しかし、アンリミがあることで、今まで以上に、長く読まれるよう、作品自体をよくしようというモチベーションがわいたことも事実です。

ですからアンリミがなくなってしまうと、多くのアンリミ作家戦略に影響が出るだろうなと思うわけです。

勝っても負けても佐藤氏が勝つ

なので、あと危惧することは他の出版社追随すること。完全にAmazon悪者扱い。

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/05/19/kiji/20170519s00042000235000c.html

Webサービスをやっている自分としても、悪かったところはすぐに誤って正す、そういうことは普通だと思っていたのですが、ここまで荒立てるとは本当に近寄りたくない。

Amazonワールドワイドレギュレーションがあって、日本独自の、漫画がやたら読まれる、という事情考慮してそもそもローンチはできないですよ。

もちろんそれを、「あえてAmazonのために頑張って何日も苦労してゼロから作ったのに!」ということで憤慨するのであれば同情はしますよ、その場合Amazonひどい!です。

でも、今回は既存のもの配信するかしないか、という状況下で蓋を開けてみたら違っていたごめんなさい、という話ですよね。ちょっとそこまで言わなくてもいいんじゃないかなあというのが正直な実感。

契約にも、おそらく何かの際にはAmazon側に裁量権がある、というくだりはあると思うのですが、ただ訴訟佐藤氏が勝っても負けても、その秘密条項が陽の目に浴びるという点では、佐藤氏は得をするのですよね。

さて、今回の弁護士は、著作者隣接権に詳しい弁護士です。

http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1205/25/news007.html

マンガ図書館Z赤松さんも「TPPの知財関連よりヤバい。騒いでる漫画家殆どいないのもマズい」という権利で今回の訴訟でも武器にしてくるのかなと想像してしまます

・ ・ ・ ・ ・

今回、取り上げること自体炎上にのっかることなので、本当は書くことを迷ったのですが、あまりにもアマゾン酷いよねという論調が多いように思ったことと(佐藤氏が言うんだからとまで書く人もいるくらい、そりゃハックのほうにも明るいくらいですけど)、アンリミ佐藤氏のこれまでの経緯があまり認知されていないなあという印象から、少し公平じゃないよなと思いまとめました。

でも、作品は嫌いにならないでくださいね

https://www.amazon.co.jp/dp/B06XSCK3TG/

今ならアンリミで0円で新作1巻が読めます面白いですよ。

2017-05-05

http://anond.hatelabo.jp/20170505230812

大学には、アカデミアと就職予備校の両面の性質があるからうまくいっていないのだと思う。

体裁上は研究者の育成場だけど、実質は大学生研究者になる人なんてほとんどいなくて就職予備校になっている。

そういう意味では、増田の主張は受け入れられるべきだと思う。

ただ、アカデミアとしての性質を一切排除してしまうとそれはそれで問題で、特許知財が物を言うこれから時代

日本世界から取り残されることになってしまう。

そこで考えうる解決策として、専門学校就職予備校の場としてしまうということがある。

まあ役割としては現状と変わらないのだけど、もっと専門学校ブランド力を上げようというわけ。

大学アカデミアの場として、研究者やそれに準ずる技術者を育成する場。

専門学校一般的会社で学ぶ内容を集中的に教える場。社会人としての即戦力を育成する場。

と明確に分け、専門学校入学難易度卒業難易度もそれなりに高く設定しておく。

まり、今の専門学校ブランド力をつけて”○○専門学校卒”が一流の看板になるようにするわけ。

専門卒で研究者になりたくなった人には大学院へ行けるパスも用意してあげる。

現状では大卒と専門卒の間に圧倒的な壁がある気がするけど、専門学校立場を上げることによりこの壁も取り除くことができるうえ、

機能分化がきちんと可能になると思う。

正直MARCH以下の大学研究者を目指して大学に通う人って相当レアでしょ。

そういう人はアカデミアでなくて一流専門学校即戦力として育成した方が効率的だと思うの。

2017-03-12

エンジニアが読むべき本

こういうタイトル記事ほとんどがプログラマー向けだから記事タイトルスルーするようになってしまった。

IT系エンジニアの僕が、エンジニアが読むべき本を選ぶなら次の3冊。

誇り高い技術者になろう

ISBN:481580706X

技術者倫理について勉強する必要があったのでとりあえず読んだ本。

とりあえず、エンジニアなら技術者倫理は知っておいたほうがいいです。

知的財産法入門

ISBN:4004312663

そのまんまタイトル通り、知財についての入門書構成もわかりやすい。

CPUの創り方

ISBN:4839909865

IT系エンジニアなら100%の人が読んでるらしい神本。

IT関係無くてもPCというブラックボックスの中身がわかる。

学生時代出会いたかった本です。

他あったら教えてください。

2017-01-03

freeeの自動仕分け特許は本当に当たり前なのか

freeeがマネーフォワードを訴えた事で、その特許自体批判するコメントが多く見られる。

これは、ニュース記事などでも「文字列を元に自動仕分けする技術なんて世の中的にはもう何十年も前から存在するでしょ…」

といったように発明でもなんでもないとする論調が多い為だと思う。

http://cards.hateblo.jp/entry/freee-moneyfoward-saiban/

しかし、本当にこれが当たり前の技術なのか、特許審査官は当たり前の事に簡単特許を認めるのか。

そもそも、「文字列を元に自動仕訳する特許」という広範囲権利が及ぶ基本特許が取れたというのは正しい認識なのか。

という事で、実際の特許文献を見て確認してみた。

まず、上記引用記事で紹介されていた特許文献はこちら

http://astamuse.com/ja/granted/JP/No/5503795

そして、特許範囲を決める特許請求項を引用する

請求項1

クラウドコンピューティングによる会計処理を行うための会計処理装置であって、ユーザークラウドコンピューティング提供するウェブサーバを備え、前記ウェブサーバは、ウェブ明細データ取引ごとに識別し、各取引を、前記各取引取引内容の記載に基づいて、前記取引内容の記載に含まれうるキーワード勘定科目との対応づけを保持する対応テーブルを参照して、特定勘定科目自動的仕訳し、日付、取引内容、金額及び勘定科目を少なくとも含む仕訳データ作成し、作成された前記仕訳データは、ユーザーが前記ウェブサーバアクセスするコンピュータ送信され、前記コンピュータウェブブラウザに、仕訳処理画面として表示され、前記仕訳処理画面は、勘定科目を変更するためのメニューを有し、前記対応テーブルを参照した自動仕訳は、前記各取引取引内容の記載に対して、複数キーワードが含まれ場合キーワードの優先ルール適用し、優先順位の最も高いキーワードにより、前記対応テーブルの参照を行うことを特徴とする会計処理装置

この請求項を見ればこの特許権利を主張している範囲がざっくり分かる。

要約すると以下のような要件構成されている。

特許の仕組みは、請求項に記載されている事が全て満たされた場合のみ自分特許範囲だと権利主張できる。

まり、この特許

これだけ特許範囲限定されると、「文字列を元に自動仕訳する」仕組みがあればどんなシステムにでも権利主張できるものではない。

まり、これはfreeeがコア事業としているクラウド会計サービスが最大の強みとする「自動仕分け機能」に特化して特許取得したものと言える。

そして、この特許が出願されたのは「2013年10月17日」。

この時点で、クラウド会計サービス自動仕分けを行うという事が当たり前の仕組みだったのか、前例があったのかという事になる。

当然、審査官はその出願日を起点として過去に同一または類似の公知文献が無いか調査している。

まだクラウド会計処理をするという事が一般化されていない時期に、ベンチャー企業クラウド会計サービスで最もメリットとなりえる

自動仕分」を知財化し、後追いサービス牽制する戦略を取るのは当然とも言える。

しろ、もしこの特許が国際出願されており、海外に対しても権利化できるのであれば、今後海外展開した時に海外クラウド会計サービス

クロスライセンスを契約する際のカードにもなると思うので、取れる範囲はどんどん取っておくべきだと思う。

特許に関して批判が上がる原因としては、

が大きいと思う。

もしこの特許が当たり前だというのであれば、出願日時点より前に公知となっていた文献やサービスシステムを明示し訴える事で

特許無効化できる手続き手段も用意されている。取得できた特許権利絶対ではない。

何十年も前からある当たり前の技術だと言う人は、是非出願日以前に遡ってこの特許範囲と同一または類似する文献を明示してみて欲しい

2016-10-11

東大教授玉井克哉の暴論

 東大教授玉井克哉が twitter発言して、話題を呼んでいる。

残業100時間は何が何でも悪いんじゃ?、ガー」という人が次から次へと沸いてきて驚いているんだけど、そういう人は、震災の後の自衛隊員が何時間働いたか想像つかないのかな。あのときに「けしからん長時間労働は止めさせよ」と言ったんなら、首尾一貫するとは言える。賛成はしないけどね。

これに対して、前後発言を読め、という批判があったので、読んでみた。10月09日の発言

  http://twilog.org/tamai1961/date-161009/asc-nort

  http://twilog.org/tamai1961/date-161010/asc-nort

 

要するに、「月 100時間残業以外にも問題点はある」と言っている。それだけだ。

ま、それだけならば、めくじらをたてるほどのこともない。ただし、上記引用部のツイートは、たとえが悪い。「震災の後の自衛隊員が何時間働いたか」なんて、全然別の話だし、これを出せば、「月 100時間残業問題点はない」と言っているのも同然だ。当然、批判される。

本人がいくら、「月 100時間残業以外にも問題点はある」というつもりだ、としても、その趣旨では受け取れない。単に上記ツイートだけを見て、「月 100時間残業問題点はない」と言っていると理解される。

ま、本人からすれば、「誤解された」というつもりなのだろうが、そのつもりだとしても、そういう趣旨文章になっていない。自分意図したとおりの文章を、自分で書けていない。文章力が低いせいで、意図が伝わらない文章になった、とも言える。

 

 

以上をまとめれば、こう言える。

「まともな論説を書きたければ、ツイッターなんかに書くな。ブログなどを使って、ちゃんと長文で書け」

 

学者ならば当然、そうするべきだ。140字の制約のある短文しか書けない媒体を使うなんて、根本的に狂っている。

その上で、表現未熟・推敲未熟な文章を書いて、「誤解された・誤読された」と勝手にわめいている。自分自分の首を絞めていることに気づかない。

 

この人は基本的に、文章能力が低すぎる。だからtwitter なんていう媒体を使っている。そのあとで、自分文章能力の未熟さを、「短文しか書けない twitter のせいだ」と責任転嫁している。

バカを言え。そんな媒体を選んだのは、自分自身だろうが。すべては自分責任だろうが。

 

この人に忠告しておこう。

twitter をやめよ。ちゃんとブログで長文を書け」

と。

はいえ、いくら忠告しても、それは実行されないだろう。なぜならこの人にはもともと長文を書く能力がないからだ。それがあるなら、とっくに実行している。

 

結論

「まともに長文を書けないほど文章能力が低くても、東大教授になれる」

 

 ※ ただしこの人は、東大法学部教授ではない。

   東京大学先端科学技術研究センターという変なところの教授だ。

   科学技術の分野で、法律学研究する、という変な部門

 

 

蛇足

「一日中 ツイッターなんかをやっているような人間は、たとえ東大教授であっても、ニート同類だよ」(まともな研究もできないし、まともな長文も書けない。)

 

 

 


 

 ブコメに返信

QJV97FCr  玉井教授知財分野では著名な研究者だよ。論文一つでも読んでから言えよ

 

あなた誤読しているようだが、私は「玉井教授には業績がない」と言っているのではない。「 twitter をやっていると、仕事をする時間がなくなる」と言っている。当然ながら、それが影響するのは、 twitter をやり始めてからだ。上記のリンクページによると、

    Twitter歴  2010/01/24より

とあるから、この日以後についてのみ成立する。それ以前については関係ない。( twitter の影響はない。)

 

それ以後についても、単著もないようだ。東大教授としては珍しいが。

2016-09-27

【誤解】登録商標名をネット等に書き込みすると商標権侵害【誤解】

下記のリンク先やヤフー知恵袋などで見かけますが、

実在登録商標名をネット上に書き込みをしたりニュースで言うと、商標権侵害となったり使用料(ロイヤリティ)が発生する。】という意見があります結論から言うと、その意見は誤解です。商標権侵害となったりお金請求され払わなければならないという事は【ありません】。

意味のない伏字を使う人

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/284937.html

STAP細胞はあります」が商標登録出願されたと話題に / Twitterユーザーの声「意味不明すぎる」「ないのに」

http://news.livedoor.com/article/detail/9875730/


下記はソースです。専門家の方が名前を出して解説しているため、信頼性が高いものと思います

(もっとも、法律の条文を読んでも、名前を書くことが商標権侵害要件となるという根拠を見つけることは出来ませんでした。)

http://www.tamba-pat.com/article/13612390.html

 また、似たような誤解で、他人登録商標使用したらどんな場合でも商標権侵害になるというものもあります

 

 登録商標指定商品又は指定役務に関連して用いられて初めて商標権侵害となるのであって、登録商標商品サービスから離れて、たとえば文章中などで用いたりしても商標権侵害とはならないのです。

紹介文

パートナー弁理士

丹羽匡孝(たんばまさたか

発明技術デザインブランド保護専門家




http://news.ameba.jp/20160923-83/

たとえば、『iPhone』は商標登録されていますが、単にiPhoneという表示をしただけ、あるいはiPhoneを紹介したとしても、商標権侵害とはなりません。これは、自他識別機能出所表示機能が害されているわけではないからです。

紹介文

*著者:弁護士 清水陽平(法律事務所アルシエン。インターネット上でされる誹謗中傷への対策炎上対策のほか、名誉プライバシー関連訴訟などに対応。)




http://ipfbiz.com/archives/kuchikomi.html

商標権の効力は、よく誤解されがちなのですが、決して商標登録された言葉を独占できるという権利ではありません。

そしてもう一つ、単に商標文字列記載する行為のみでは、商標としての使用にはなりません。商標使用であるためには、出所表示機能や自他商品識別機能を発揮する態様での使用である必要があります

紹介文

安高史朗@IPFbiz

弁理士公認会計士な所長ブロガーです。

特許庁での審査官補、シンクタンクでの知財コンサルタントインターネット企業での知財戦略知財法務・政策企画を経て、安高特許会計事務所開業しました。



@IT掲載されている栗原潔氏の記事でも同様の説明がされています

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1305/16/news018_3.html

 言葉マーク製品サービス出所を示す機能提供していなければ、それは商標ではありません。そのような使用に対しては商標権の効力は及びません。

 しかし、例えば、自動車雑誌ポルシェという言葉を使って記事を書くために独ポルシェ社の商標権使用許諾を得る必要はありません。この場合ポルシェという言葉商標的に(製品サービス販売とともに)に使っているわけではないからです。書籍タイトル歌詞ポルシェという言葉が出てくる場合も同様です(もちろん、業界礼儀として一言断りを入れておくべきという話は別です)。

 商標権とは言葉ロゴ使用のものを独占できる権利ではありません。その言葉ロゴを、製品サービス提供する際に出所を表示するために使用する(つまり商標的に使用する)ことを独占できる権利です。



名前を書くこと自体商標権侵害になるわけではないと解説されています

本当に簡単に言ってしまうと、商標を無断で言う(書く)のは合法商標を無断で使うのは違法という事です。


また、商標権という言葉は出てきませんが、この問題に似た事案について判例存在します。

http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=84462

事件番号 平成25(ワ)886

事件ホームページ情報削除等請求事件

裁判年月日 平成26年9月4日

裁判所名・部 札幌地方裁判所  民事第3部

結果 棄却

3 争点

(1)本件ページへの本件名称掲載が本号(不競法2条1項2号)所定の不正

競争に当たるか(争点1)

ア 本件名称が著名な商品等表示に当たるか

イ 本件ページへの本件名称掲載原告商品等表示と同一のもの使用

に当たるか

(2)本件ページへの本件名称掲載原告人格権に由来する名称権等の侵害

4

に当たるか(争点2)

(3)原告の損害及びその額(争点3)

(4)店舗会員の会員規約による制限及び免責(争点4)

争点に関する当事者の主張 原告

イ(本件ページへの本件名称掲載原告商品等表示と同一のもの使用

に当たるか)

本件サイトは,新聞雑誌一般ブログ等とは異なり,掲載された情

報に経済的価値を認め,広告価値を最大化して利益を得ることを目的とし

いるから,本件ページを含め,飲食店情報掲載されたウェブページ

は,それぞれが独立して経済的価値を有し,取引対象となっているとい

うことができ,商品性があるので,被告は,本件名称が表示された本件ペ

ージを本件サイト掲載することにより,原告商品等表示に当たる本件

名称使用しているものである

裁判所判断

そして,本件サイトを利用する者は,上記記載のほか,本件サイト体裁

体によっても,本件サイトが各地の飲食店基本情報口コミを集積し,一

消費者の利用に供するウェブサイトであることを,容易に認識することが

できる(甲2,乙6,16,23の7)。

したがって,被告による本件ページへの本件名称掲載は,被告商品

出所を表示したり,被告商品等を識別したりする機能を有する態様で本

名称使用しているということはできず,被告自己商品等表示として

原告商品等表示と同一又は類似のもの使用していると認めることはでき

ない。

しかし,本件についてみると,法人名称ではない店舗名称について個

人の氏名と同様の保護が与えられるべきか否かはともかくとして,被告は,

本件ページを掲載することにより本件名称を表示していることが認められる

ものの,その態様は,前記1(2)のとおり,本件店舗を本件サイト内にお

いて特定したり,本件ページのガイド口コミが本件店舗に関するものであ

ることを示したりするために本件名称を表示しているものにすぎず,本件名

称を用いて,被告が本件店舗営業しているかのように装ったり,原告が本

サイト運営管理しているかのように装ったりしているわけではなく,本

店舗や本件サイト運営主体特定識別を困難にするものではないから,

冒用には当たらない。

しかし,原告は,法人であり,会社であって,広く一般人対象にして飲

食店営業を行っているのであるから個人と同様の自己に関する情報をコン

トロールする権利を有するものではない。そして,上記のような原告要求

を認めれば,原告に本件店舗に関する情報掲載される媒体選択し,原告

が望まない場合にはこれを拒絶する自由を与えることになるのであり,その

反面として,他人表現行為や得られる情報恣意的制限されることにな

ってしまうのであって,到底容認できるものではなく,原告上記主張も理

由がない。

(5)以上のとおり,原告名称権等の侵害理由とする差止請求及び損害賠償

請求は,いずれも理由がない。


名称を書くだけでは名称利用には当たらない、裁判となった被告サイトに本件名称を書いただけだという事は被告サイトを見れば分かるとして、裁判所原告の主張を退けています

また、原告情報媒体選択できるなら、表現の自由侵害の恐れがあるいう趣旨のことを述べています

これらはインターネットに限らず、書籍漫画などでも同様でしょう。

※このダイアリー記述しているのは商標権の話です。名誉毀損誹謗中傷プライバシー侵害は別の問題ですので、誤解無きようお願いします。正当な批判範囲を超えた、名誉毀損リスクのあるような内容ならば、配慮必要性があり初めから触れるべきではないと思います。言い換えるなら、それらの名誉毀損誹謗中傷プライバシー侵害などの問題が無い限りは、実名を出すことに問題はないでしょう。


余談:

作品タイトル著作権存在しません。

・上で紹介した教えてgooトピック内の投稿に「マスメディアは公に正確な情報報道する義務もつ

いろいろと他の決まりがあるのでマスメディアweb siteでは違います。」という部分があります

これは私の想像ですし言い方が悪いのですが、この部分は、「一面に大きく載る銀行の統廃合の記事も,経済面にのる新商品の紹介も,社会面で報じられるどこそこ本社火事も,いちいち伏せ字にするか,記事を書くたびに取材相手会社お金を払っているか許可を得た上でないと報道できないことになります。」という他の人からの指摘に対して、話の辻褄を合わせる為に持ってきた話ではないかと感じます

しかし、この説明の仕方には違和感を覚えます第三者登録商標名を投稿することが違法であるとして法律問題を主張するのであれば、マスコミによる報道についても「例外規定法律上存在します」という法律であるべきではないでしょうか。

実際には例外規定法律存在しません。第三者登録商標名を投稿する事自体法律上禁止されていないので、そもそも例外規定存在しません。

マスコミは正確な情報報道するべきであるという、あるべき論で言えば、我々一般人も誤解や誤りの無い正確な情報発信をすべきであるし、それがマナーだと私は考えます

2016-08-22

http://anond.hatelabo.jp/20160822144128

ゲームアニメコンテンツ(知財)を、この国の産業の柱にしたいってことなんだろう。

今のところ輸出はうまくいってなさそうだけど。

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