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2022-11-28

anond:20221128191558

嫌儲こじらせてて草

きみみたいなのが昔はredditにいっぱいいたんだよな

大衆はいだってちょっとバカで、きみの思い通りには絶対ならないんだからあきらめなさい

それかきみがインフルエンサーになって類友をあつめて対抗勢力を築き上げなさい

険しい道だけどそれしかないんよね

2022-11-23

ホストにはまりそうで怖いのその後(追記あり

https://anond.hatelabo.jp/20221019162017

これ。

正直私のどうでもいい話があんなに反響あると思ってなかったかホットエントリにのったのちょっとびっくりした。

普通に追記してもいいかなって思ったけど、長くなりそうだしその後が気になるってブコメとかあったからこれ書くことにしました。

まず、ハマれるもの教えてくれたりアドバイスくれた人ありがとうございます。教えてもらったものはとりあえずほぼ手出してみたよ。

明日カノも読んだしソシャゲも再開してみたし Youtubeおすすめされたやつは見た。VRChat はやってない。

正直めちゃはまったわ~ってものはなかったけど、いい気分転換というか、気を紛らわせられるものが増えたので個人的には良かったと思ってます

で、本題のその後だけど、結論から言うとホスト行きました。1回だけ。

前のやつでも「今月(10月)は物理的に無理だけど来月(11月)になったら行きそう」みたいなこと書いたと思うんだけど、初回行って鏡月で飛んでる間にホストにも似たようなこと言ってたっぽくて、10月末あたりから営業LINE死ぬほど来た。電話もきた。

いよいよやばいなって思ったから、10月末~11月頭で会った友達全員にこの話して「もう自分からホストに落ちに行ってるのは分かってんだけど止めてほしい」って言ったら、みんな「いいじゃん行けば?」って言ってきた。ブコメにもあったけど「年いってからまり出すより今はまった方がマシじゃん?」みたいな。

私も私の友達がこんな話してきたら「いいじゃん、1回ぐらい行けば?」って言うと思うからまじで類友だなって思ったよ。

でも、せめてちょっとでも様子がおかしくなったらクレジットカード折るぐらいのことして止めてねってお願いした。あと、ホスト依存するのはホスト以外の人が周りにいなくなるから~みたいな話を聞いたことがあったから、頼むから今までと同じぐらいかそれ以上に遊んでほしいとも言った。逆に私が友達の誘いを断り出したら本当にやばいから、その時はまじで頼むとも言った。みんな快くOKしてくれた。

それでホストご飯行くことになった。いわゆる同伴ですね。

本当は11月頭の予定だったんだけど、整形のDTとかあって私が行けなくなったから1回リスケしてもらった。結構日が近づいてきたタイミングだったか申し訳ないな~と思いながら連絡したら「全然いいよー!」って感じで返ってきて、そういえばビビることもなかったな~と思った。ホストは私を育ててる状態からちょっとぐらい「は?」ってなってもそりゃ強くは出れないよなって。

で、先週行ってきました。

新宿ご飯食べて、シーシャ行って(どうでもいいけど初めて行った)、そのままお店って感じ。

知ってはいたけど担当人生でこの言葉使うことになるとは思わなかった)が引くほど陽キャなんだよね。仲いい先輩後輩をヘルプにつかせてたけど、陽キャ友達はみんな陽キャから話のスピードと勢いがすごかった。怖くて1回テキーラ断ったから繊維客認識になったと思う。その後出しちゃったけど。

でもまぁ案外どうにかなるもんだなと思ったし、ブコメアドバイス通り予算最初に伝えたらそれに収まる金額でやってくれた。てことはこの人は良いホストってことになるのかな、それとも単純に私が慣れてないから沼らせるために優しくしてくれたんかな、分かんないや。

今後については本当にどうなるか分からないです。

1回行った感想としては「こんなもんか~」って感じだったんだけど、この「こんなもんか~」は「陽キャの勢いが怖かった」が尾を引いてる感じもあるから、そうじゃない子がヘルプについたりしたら変わる可能性は全然ある気がしてる。やばいね。

でも、なんかやっぱり整形は諦められないなって思うことがあったし、現在進行形でハマれるもの探して色々手出しまくってるし、とりあえずマッチングアプリとかも始めてみたから、もしかしたら何かが上手くいってホストだる、無視しよってなるかもしれない。逆に何にも上手くいかなくて流されてズブズブいくかもしれない。

けど、とりあえず色々ズブズブいかないよう今自分に思いつく限りの準備をした上でやってみるか~って気持ちになったので、そういう感じでやってみることにしました。

まらないための準備でこれもやっとけば?っていうのがあったら教えてください!できることはやってみます!(水商売始めるとかのアドバイスは「はまるための準備」になるのでいらないです)

多分周りからみたら馬鹿な女に見えるかもね。自分でも馬鹿だなとは思ってるから大丈夫だよ。

でも、何となく今のうちに痛い目をみないと今後似たようなこと起きると思ったんだよね。年齢重ねてからホストにはまって貯金消えるより、20代ではまって貯金消えた方がまだマシかなって。

貯金消えるの前提かよって感じだし痛い目みない方がいいのはそりゃそうなんだけど、やっぱり私は自分のことが信用できないし、馬鹿から怪我しないと覚えられなくて、なら傷の治りが早いうちに怪我することにした方がマシだよねっていう。

二度とホストなんか行かねぇわ!クソがよ!!ってなるといいね人生で一番の大博打だわ。

今度書くのはホストに行かなくなったときか、もしくは激ハマりして水商売始めたときかな。どっちになるかみんなで予想しておいてね~。

追記

ごめん、書くのはホスト飽きるか水商売始めるかのタイミングって書いたけど、勘違いしてる人が多いっぽいか追記するね。

「何でその貯金使って早く整形しないんだよ」ってコメントちょこちょこあったけど、整形は先月末から始めてる!でも整形って一回(一部位)で終わるものじゃないし一気にやるものでもないと思ってるから、今年中にもう一回施術あるし来年以降もやる予定。カウンセリング回って比較検討して施術してDT(ダウンタイム)過ごして落ち着いてから次の部位って感じで進めるつもりだから普通に単位時間かると思う。

意外と有給ちょろっと使って一回施術→整形終わり!みたいに思ってる人が多そうだったけど、一回で終われる人ってほぼいないんじゃないかな。知らんけど。





ここから下は前回のブコメで気になったものに返信してく。

整形費用学校行けば?

→もうすでに卒業して普通に働いてるんだよね。一応資格も持ってる。だし、ちょっと色々あって整形は諦められないなって思った。

これはホストにハマるとかハマらないとかとは別の問題で、だからこそ一番現実的じゃないなって正直思った。

私のことも心配してくれた(と勝手に思ってる)し、多分私にとって一番いいアドバイスをくれたのに本当にごめんなさい。ありがとう

愛情がない家庭で育つとこうなるのかな

家族仲は昔からすごくいいよ。愛情たっぷりに育ててもらいました。

毒親育ちだとこういうことにはまりやすいっていうのはあるかもしれないけど、単純に本人の素質の問題かな~と思ってる。

創作か?

→だったら良かったね。

なんかホス狂の友達のところが引っかかったらしいけど、ホスト界隈では私の友達はまだ浅い方だったのかもしれないね。でも、当時の私は「狂ってんな~」と思ってたからホス狂って書いた。

あとホス狂に詳しいって何?

整形しようとしてる時点でお前はクソだから安心してクソになれよ

→は???????読解力死んだ??????

こういうのまじで何人かいたんだけど、私「ホストにはまるようなクソになりたくないから嫌だ」って言ってないじゃん。「自分の当初の目的であった整形費用に手を出してしまいそう」なのと「はまったところで水商売に戻る覚悟がない」からだって言ったんだけど。

自分を律することのできる人とか体使うなりして稼ぐ覚悟ができる人は全然はまっていいと思うよ。ホストキャバ風俗も。私は自分のことが信じられないし、そんな覚悟もないから嫌なだけ。

あと話はズレるけど整形がクソなのも分かんない。これは煽りとかじゃなくてまじで分からない。

この世には大小いろんな整形があるのに全部クソなの?歯の矯正見方によっては整形だけどそれもクソ?それとも顔いじるのがクソ?顔いじるってどこからそもそも何でクソなの?顔弄った人を見たら嫌悪感を持つの

整形否定派の人はこの辺を教えてほしい。整形恐怖症(?)とか嫌悪感もっちゃうとかなら仕方ないってなるんだけど、そんな感じではなさそうじゃん。じゃあ何で整形ってだけで叩くの?

キャバはまってた人

→正直一番冷静になれたし、人生の先輩感が文章に滲み出ててちょっと泣いた。本当にありがとう

「つまり人間関係の面倒くさいところをすべて取り除いて、いいところだけを残したのがキャバクラでありホストなんだよ。カネはかかるんだけど、逆に言えば、お金だけしかいらないんだ。」

私はまだこの考えに至ってないんだけど、お金しかいらないってのはそうだなと思った。

ホストが私のことを気にかけてくれて顔も服もネイルも全部褒めてくれる全肯定botなのは、私が "お金を出す" っていう未来を作るためで、つまりは初期投資みたいなもんだと思うんだよね。それでホストの初期投資に基づいて私がきちんと利益差し出せば、私は私のことを全肯定して可愛いよって褒めてくれる顔が好みの人を得られる。

こんなに綺麗なギブアンドテイクが成り立つのって通常の人間関係ではありえないことだから本当めちゃくちゃコスパがいいなと思った。いや、悪いんだけど。でも必ず返ってくる優しさって普通は無いし。

上手く言語化できないんだけど、ギャンブルコスパ悪いけど買い物はコスパ悪くないみたいな感じに近い気がする。

で、多分これが「人間関係の面倒くさいところをすべて取り除いて、いいところだけを残した」ってことなんだろうね。

多分この感覚担当No.1にしたいとか独占欲とかガチ恋かに変わると狂うことになるんだろうけど、ホストに通う理由が褒められたいとか顔が好みの人と話したいとか、そういう自分本位でしかないうちはまだ戻ってこれるのかなって読んでて思いました。

前書いてた時は自分がチョロすぎて落ち込んでたんだけど、このブコメのお陰で気持ちに整理がついた感じがする。そんなつもりじゃなかったとしても私にとってはすごくありがたかったです。本当にありがとう

私は年取ってから怪我するのが嫌だから一か八かの賭けに出ようとしてるけど、ちゃんとこの人みたいに気付いて戻ってこられるといいな。

2022-11-21

いつかちょいデブインキメガネ結婚する、なんとなくそう思ってた

けどややマッチョイケメン結婚した

ちょいデブメガネたちは自分を選ばなかったのだ

類友的にうまくやれると思ったが、そもそも向こうは眼中に無かったようだ

2022-11-13

私がいけないのでしょうか

友人にTwitterブロックされた

1部フェイク入れてます

友人は双極Ⅱ型で、一般就労してる

なお病気のことはオープンにした上での就労だったが、上司トラブルがあったらしい

そこで体調を崩していたところに彼氏が何のフォローもしないと、ODして不貞寝してらしい

この彼氏っていうのが、友人が既婚者だった頃にセックスレスになり

そこで、不倫関係をもった男だ

発達障害グレーゾーンの実の娘(バツイチで、最初旦那の子供)の癇癪に耐えられなくなり娘を実家送還したうえに

不貞行為がバレて元旦那とも離婚、晴れてバツ2になって追い出された先に彼氏が家に転がりこませてくれた恩人

それなのに「彼氏アスペから」「金のために一緒にいる」などと

暴言を吐きまくる

ちょうどそのタイミングで私は「きもちわる」とツイートしてしまった

それが彼女の癇に障ったのかブロックされてしまった

実の娘捨てて不倫して離婚して追い出されて

救ってくれた彼氏アスペルガー呼ばわり

さらにはこのタイミング八つ当たり的なブロック

双極性障害だけじゃないんじゃないの?

ボーダー入ってない?って言いたくなる(本来なら勝手に病名なんてつけたくないけど、皮肉も込めて病名つけてやりたくなる)

あと手当り次第手出してる宅建簿記も取れてないの、アホだろ

毎回「お勉強した!」とか写真付きツイートしてるけど

何年おなじ勉強してんの?

それでいて類友の「本気出せば1ヶ月で取れるのわかってるけど、本気出したら疲れちゃうからそれはしません」とドヤってるツイートイイネしてたのマジで笑う

有言実行もできないのに、なんでそんな偉そうなの?

会社人間他責思考だ、わたし自責思考なのにと言って悲劇のヒロインぶってたけど

どこがだよ?少なくともお前は他責思考だよ。

ふざけんな。

ブロックされて、お前の行く末を見れないのが残念だよ。

2022-11-12

仁藤アンチは鏡を見ろ

仁藤も仁藤アンチも関わってはいけない人たちになってる気づけ

ミイラ取りがミイラになってる

類友なのか?

2022-11-11

anond:20221110214353

それ恋愛に限った話か?

類友人に借金しまくって返済せず依存相手を乗り換える奴

営業先を適当セールストークで騙して責任取らず取引先を次々変える奴

上司をたらし込むのは上手いが同僚に迷惑かけまくって転職をくり返す奴

世の中そんなサイコパス大勢おるで

2022-10-11

anond:20221010171443

N=1やんけ!

普通学校卒業する時点で切れるレベルじゃないか。体調の問題無きゃ、類友だったんじゃない

2022-09-24

娘のブラを買いに行く。

 次女の誕生日のあと、長女の誕生日があって、その直近の祝日、二人に誕生日プレゼントと服を買ってやるために買い物に出た。トータルで三万円くらいかかった。はぁ。

 服を買う時に、ついでに長女に今のうちに生理用品とかブラを買っとこうぜ、と言うと、長女は思いの外喜んだ。

 長女は11歳になったのだが、最近爆速身長が伸びると共に体型も大人に近づきつつある。彼女は小さい頃から今に至るまで安定の痩せ体型だ。身長に合わせてズボンを買うとウエストブカブカだったのが、今は150のズボンを履いてもずり落ちなくなった。痩せているなりに身体の厚みは増しているのだ。

 最近の長女は胸が急に育って来ているのが悩みらしい。そういう事をぽつぽつ言うのだが、ブラが欲しいと自ら言う事がないので、親であるこちから提案した方がいいんだろうなあと思った。

 長女を子供下着売り場に連れて行くと、彼女は種類の多さに圧倒されていたが、ぼくが

ステップ1とか2とか3とかタグがついてるな。まずはステップ1でいいんじゃないか?」

 と言うと、それらを物色しはじめた。

「すごーい、いっぱいあるー。こんなのが欲しかったの!」

 などと言うから可愛い色のやつを買うのかな? と背後で見ていたら、スタンダードな感じの、キャミソールと一体型の白いのを二枚選んだ。黒や紫もあるし、ブラだけ独立していて、同色のショーツとセットになったものもあるよとぼくが言っても、「絶対これがいい!」と長女は譲らなかった。まあ、白無地はアウターに響かなくていいよな。もし、ぼくがユニクロの白のエアリズムばかり着てることに影響されたのだとしたら、なんかすまないなと思うけれど。

 今時の小学生女子は、他の子がどんな下着を着けているのか、気になりはしないのだろうか? ぼくが子供の頃は、女子はそういう事についてはかなり煩かった。白い「初めてのブラ」なんか着けていると、露骨馬鹿にされたものだ。

 ぼくが子供の頃、ぼくの母親はどういう訳か我が子の二次性徴について捻れた考えを持っていた。だからぼくはなかなかブラを買ってもらえなくて、確か中学に上がってしばらくはノーブラで過ごしていた。部活の時以外は胸が目立たないよう猫背で下を向いて歩きがちだったように思う。

 当時はぼくの母親だけでなく、世の母親達の考えは大抵いい加減かつバラバラだったので、胸が既にかなり大きいのに「子供から」という理由ノーブラ女子というのはしばしばいた。ぼくはそれが好きじゃなくて、自分はそうはなりたくないと思ったのだが、無駄に性に対して厳格な家庭でしかも鈍感な母親にブラが欲しいなんて強請るのはあり得ないと思って我慢していた。ただ、ぼくの場合は胸が発育しかけだとしても限りなく俎板に近い胸をしていたので、ブラを着けていないことを誤魔化すのはそんなに難しいことではなかった。

 だが、体育の授業や部活の授業の前後更衣室で着替える際だけは誤魔化しなどは利かない。

 体育の時の着替えはまさに針の莚に座るような心地だったが、部活の時はそうでもなかった。更衣室では先輩達が下着姿で悪ふざけをしていたし、彼女達の下着はみなカラフルでまるで見せるためのもののようだった。たった一、二学年違うだけでどうしてこんなにも文化が違うのか不思議だった。ぼく達の学年はいつまで経っても白いペラペラ下着で、誰が一番先に「色気づいて」大人のようなブラを使い始めるのか、監視し合い足を引っ張り合っているのに。

 先輩の一人が日曜日に買ったばかりだというグリーンのチェックのブラを見せびらかしている時、ぼくはホワイトボードの下にレイジと二人で潜り込んでぴったりと身を寄せ合って先輩達の馬鹿騒ぎを眺めたり、今週のジャンプの話したりしていた。ブラの自慢をしていた先輩がぼくらの所にやってきて、

今日も二人、異様に仲がいいよね」

 といい、ぼくはそこに含みがある事に素で気づかず、

はい、ぼくとレイジ友達なんです」

 と答えた。

 レイジとは中学に上がってすぐの部活見学期間のある日に出会った。レイジ武道館の片隅に一人で体育座りをして、先輩達の稽古の様子を眺めるでもなく膝の上に顔を伏せていた。最初レイジがぼくを見たが、話しかけたのはぼくの方からだ。当時のぼくは既にはみ出者気質を全開にしていたが、今よりは社交性があったのかもしれない。

 レイジ第一印象は、大人しそうな男子、といった感じだった。目が合って、一言二言交わしただけですぐに気が合いそうだと思ったのと、ぼくと同性である事に気づいたのとは、どっちが先だったろうか。立ち上がれば性別を間違いようはない。レイジはぼくよりずっと背が高く、正面から相対すると迫力のある胸が視界を圧倒してくる。まるでモデルのように手足が長く、メリハリのある体型をしていた。

 そんなレイジだが、ほとんど大人同然の背格好をしていたにも拘わらず、ぼくと同じくまだ「子供」というカテゴリーに押し込められていた。つまり中学に上がってもしばらくはノーブラで過ごした。その点でぼくにとっては類友でもあった。

 いつだったか、先輩の一人がそんなぼくらを見かねて声をかけてきた。ブラをしないと恥ずかしいとか乳が垂れるぞとか、そんなことを言われ、ぼくらは「はーい」と返事をしたが、すぐに他愛ない雑談に戻った。レイジは先輩に言われたことなど全く意に介していないようだったけれど、ぼくは内心かなり気にしていて、やはり母親にブラが欲しいとお願いしなくてはならないのだろうか? と考え、まだ何も行動しないうちから屈辱に打ち負かされたような気になっていた。

 記憶に間違いがなければ、ぼくらは少なくとも一年夏休みまでは「子供カテゴリーのままでい続け、それぞれ親の方針通りに子供肌着制服の下に着続けていたと思う。そのことによってレイジがどんなデメリットを被ったかはぼくは知らないが、ぼくの方には人には言えないようなデメリットがあった。

 ある日、竹刀を振った瞬間に身体の内側から「ぶちっ」と音がした。腕のつけ根辺りがヒリヒリと痛くなった。家に帰ってから服を脱いで見てみると、鎖骨のすぐ下辺りに赤い皹が入っていた。まるで鋭利刃物でひと突きしたような傷は薄い表皮で繋がっていて、出血はない。どうやら急に大きくなった胸の重さに皮下の肉が負けて裂けてしまったようだった。奇妙な傷はその後いくつも増えていき、白い痕になって残った。

 肌にいくつもの傷が残るほどに、ぼくの胸はお荷物になりかけていたのだが、だからといって目立って大きいのかというと全くそんな事はなく、服を着ている限りは相変わらずの俎板に見えるほどだった。なのに、ただ普通に生活していくだけで服の下に隠れた部分が傷だらけになっていく。その原因がさして膨らんでいるようには見えない胸であるなど、親に相談出来る訳もなく、ぼくはひた隠しにした。

 その件はレイジにも話した事はない。そもそもぼくとレイジは「親友」だと言い合っていたのにも拘わらず、お互いに相手内面には踏み込もうとしなかった。ぼくらは校舎の内外を、ひとの目も気にせず手を繋いで歩き、座る時にはスズメきょうだいのように身体をくっつけた。部活の合間の休憩時間には互いの背中を背もたれにしたり、膝枕をしあったりした。

 ぼくがレイジの太ももを枕にしている時、ぼくの鼻先にはレイジの胸があるのに、そのぼくの胸の何倍も大きな肉の塊はレイジにどんなダメージを与えたのか与えなかったのかなんて知らなかったし、レイジレイジで、ふざけて指でつついたぼくの貧相な胸がぼくにとってはけっこうな凶器だった事など知らないままだった。

 レイジに対してのぼくの隠し事なんて大した数はないが、ぼくにとってレイジは謎の多い奴であり続けた。真面目そうに見えてちゃらんぽらんで、部活だって、ぼくとレイジとはたった二人だけの新入部員なのに、レイジはよくサボり、ぼくを一人にした。夏休み部活に、レイジは半分も顔を出さなかった。なのに試合に出ればそれなりに勝つの不思議だ。何故レイジはそんなに休むのか、ぼくはしばしば先輩達から聞かれたが、わかりませんと首を振るしかない。

 親友の癖にぼくはレイジ個人的な事をほとんど知らない。そのことが気にならない訳ではなかったのだが、いざレイジと顔を合わせると、数々の謎の解明などどうでもよくなってしまう。レイジとする話は好きな漫画アニメの話ばかりで、端からみればそれは終始うわべだけの話をしつづけているだけで、それのどこが親友なのか不思議だったかもしれない。

 ぼくとレイジは心が遠くにあるのを補うかのようにスキンシップだけは過剰に行った。一日の中で最初に会ったときは、相手存在を視認したらどんなに遠く離れたところからも全力で駆け寄り、

「カーラミーア!」

「モンシェ!」

 と叫ぶとひっしと抱擁し合う。隙あらば、学校内のどのカップルよりも密着して過ごした。

 夏の間、ぼくはろくに飲食をせずに部活でしごかれていた。これ以上身体無駄な肉がつくのを止めたかったし、生理出血をなんとか止めたいと思って行った無謀なダイエットだったが、消耗したわりに効果はいまいちだった。ひと夏で顔だけげっそりしたぼくだったが、片やレイジ夏休み前と少しも変わらず飄々としており、健康のものに見えた。実際、心ない男子がぼくらに対して目障りだ死ね罵倒を浴びせるやそいつを蹴り倒しプロレス技をかけて泣かせるなどワイルドに暴れることもあった。

 ぼくは安心した。実はぼくの母親がぼくとレイジが仲良くなったのを知り、ぼくの同級生母親達の情報網を使ってレイジ個人情報仕入れており、聞いてもいないのにぼくにそれを話したのだ。ママ友ネットワークをもってしてもレイジの事で確かな情報は得られず、噂程度のことしか仕入れられなかったようだ。それによれば、レイジは何らかの病気で定期的に通院しているという。だがその病気が何であるのかは誰も知らないらしい。

 ぼくが知っているレイジ個人的なことといえば、レイジには兄が一人いて両親も健在で、四人家族で仲良く暮らしているということくらいだった。

「ねえレイジ、どうしてレイジレイジなの?」

 ある日、ぼくが何気なく訊いたら、レイジはこう答えた。

「うん? うちは兄と俺との二人きょうだいから

レイジのジは二番目のジってこと?」

「そそ」

「納得した」

 きょうだいの二番目だからレイジ」と名乗るレイジとぼくとは部活つながりの親友クラス出身小学校が違うせいでお互い相手の事で知らないことが多いかもしれないが、そんな事は関係なく、ぼくらはとても仲がいい。

 秋になった。ある日、学校から帰るとぼくの部屋に大きな買い物袋が置かれていた。母親が開けてみろというので中身を見たら、「はじめてのブラ」と書かれた厚紙つきの白いブラが三着ほどと、その他下着類が入っていた。母親によれば、「ぼくに必要から買った」というより「みんなが必要だと言うから買った」ようだ。母親他人の言う事になにかと流される。

 しかし、断られる可能性が高いと思いつつこちらから羞恥心を堪えつつ頭を下げてお願いすることもなしに、必要ものが手に入ったのは良いことだ。ぼくは「はじめてのブラ」を着けてみた。ところがサイズ全然合っていなかった。それはAカップだがアンダーが85cmもあって、上半身だけは骨の浮くほどガリガリだったぼくにはユルかった。

 翌日から「はじめてのブラ」を着けて登校したが、いざ日常生活を送ってみると、ユルすぎるブラはぼくの助けになるどころか邪魔邪魔で仕方のないものだとわかった。ちょっと身体を動かしただけで背中ホックが外れる。これまでの習慣通りに猫背にしていると外れるし、かといって背筋を伸ばしてもまた外れる。走るとどんどんブラが浮いてきて胸の上までずり上がってくる。それを狼狽しながらも誰にも気づかないよう適正な位置に引き下ろさなければならない。

 なんなんだこれ……。母親に苦情を言うべきではないかと思わなくもなかったが、母親がぼくにブラを買い与えた時、牽制するように「デブで胸のないお前にはサイズがそれしかない」と言ったから、解決策は何もないとぼくは思い込んだ。デブ言いがかりだ。ぼくはチビの癖に肩幅と腰幅があり、脚も太かったから、セーラー服を着るとずんぐりむっくりに見えたが、上半身ガリガリに痩せていたのだ。

 何でぼくだけこんな事に……と思いつつ、部活の際に先輩達がふざけながら着替えている間は、いつもの様にぼくは部室の隅っこにレイジとぴったりくっついて体育座りで待っていた。先輩達は相変わらず可愛いブラを着けていて、それらはぼくの「はじめてのブラ」のようにズレたりホックが外れたりはしない。どうしてぼくの「はじめてのブラ」はこんなにも役に立たないのか、すぐそこに何事にもあけすけな先輩達がいるにも拘わらず、ぼくは誰にも打ち明けられない気がして、勝手孤独に浸っていた。隣のレイジは、元からそういう話をすべき相手ではない。

 その時、ツンツンと脇腹をつつかれた。隣を見れば、レイジが膝の上に半分顔を埋めたまま、いやーな顔で笑っていた。

「お前、これなんなの?」

 レイジはニヤニヤしながら、ぼくのTシャツの上からブラのバックベルトを引っ張った。

「何でもいいだろ!」

 ぼくは小声で身をよじりながら言った。その反応がレイジには面白かったらしく、レイジは「なんなの、なんなの」と言いながらぼくのブラのあちこちを引っ張り、脇を擽ってきた。そんなぼくらの攻防戦を先輩達はいものじゃれ合いだと思ったらしく、「今日も二人は仲良いよねー」と言った。

 その日以来、レイジはぼくがブラを着けているのを面白がり、やがて服の上からブラのホックを外すという技を会得した。レイジ通りすがりにぼくの背中を叩くと、ホックが外れる。とんでもない悪戯だが、ぼくのホック悪戯をされなくてもしばしば外れるし、ぼくとレイジクラスが違うので、被害を受けたところで大した事にはならない。それでぼくとレイジの仲が決裂するという事もなかった。

 ただ、レイジがぼくをブラのことでイジッてくるのは意外だと思った。同級生女子の中には、他の女子が「色気づく」のを嫌って意地悪をしたり他人の足を引っ張るような事をする奴が何人もいたが、レイジはそんな陰湿女子どもとは最も遠い存在のような気がしていた。でも、その頃レイジはまだ「子供カテゴリーの内にいて、それをぼくなんかみたいな貧乳の方がイチ抜けしたのだから、変に執着されるのはおかしい事ではないような気もした。

 人の心理としてレイジの反応は特におかしものではない。が、ぼくらの関係性の絶妙バランスをレイジの方から崩して来ようとするのは……逆にぼくの方から壊しにかかるなら自業自得なのでまだしも……どうしていいのかわからない。わからなさすぎたので、ぼくは何事もなかったかのように過ごす事を選んだ。

 二年からはぼくとレイジは同じクラスになった。一緒に過ごす時間は益々増えた。レイジ休み時間教室ですれ違いざまにぼくのブラを外して遊ぶ事もあったが、ぼくは責任を取ってホックを元に戻せとレイジ要求し、レイジは「はいはい」と言ってぼくの制服背中に手を突っ込んでホックを掛け直した。

 いつの間にかレイジはその遊びをしなくなった。

 その頃にはレイジは既に「子供カテゴリーを脱していたのだと思うが、ぼくにはその件については全然記憶がない。少なくとも、ぼくはレイジからされたようにレイジがブラを着け始めた事をからかうことはなかった。

 教室が一緒だと、友達同士なら休み時間ごとにお互いの机のところを行来するものだ。ぼくは授業が終わってもすぐに教科書しまって離席することがないから、レイジの方からぼくの席にやって来がちだった。ふとぼくが顔を上げると、視界の全面をレイジの胸が塞いでいる。よく、胸の大きな女性が「(男は)私じゃなくて私の胸に挨拶をする」と言うが、レイジ場合はぼくに胸から挨拶して来るようなものだ。ぼくはレイジに知られないよう視線を外した。だからレイジの胸がしょっちゅうぼくの目と鼻の先にあったのに、ぼくはレイジのブラ事情など全く知らない。一方レイジはといえば、ぼくをからかえるだけからかって恥ずかしい思いをさせたのに。

 レイジは狡いと思ったが、他の女子といがみ合うようにレイジと争うのは嫌だった。レイジ喧嘩する事があるとしたら、それとは全く関係のない、取るに足らない事が原因だ。そしてベッタリと仲がいい分喧嘩するのもわりとしょっちゅうだった。大体はぼくの方から吹っ掛ける。そこにレイジは狡いという思いがなかったとは言えないと、当時を振り返って思う。

 レイジは胸が大きくて手足が長くてモデルのような体型をしていたが、女としてはある意味で無敵だった。ぼくはといえば、自分身体がなにかとコンプレックスで、わざと身体に合わないダボダボな格好ばかりしているから、本当はガリガリに痩せていたのにすんぐりむっくりのデブだと思われがちだったうえに、貧相な体つきのわりにはきっちりと女であることのデメリットを受けた。すなわち生理が異常に重くて一月のうち絶好調なのは三日ほどしかなく、あとは瀕死

 レイジは不調知らずで常に元気いっぱい走り回っていた。何かの病気で通院しているという噂はデマに過ぎないのではないかとぼくには思われた。だがレイジはよく部活をサボった。同じクラス親友のぼくにも何も言わず放課後になるといつの間にか姿を消している。ぼくは既にレイジはそんなものだと思っていた。部活顧問から来年女子部長は消去法でぼくに決まりだと聞いて軽く絶望した。レイジの方がぼくよりもずっと強いのに、部長は実力よりも真面目さが大事だと顧問は言う。だがぼくは顧問が思うほど真面目ではない。絶不調ながら毎日律儀に部活に出ているのはほとんど、稽古カロリーを消費しつくせば生理にかけるエネルギーが少なくなり、来月こそは体調がましになるのでは? と期待していただけに過ぎない。

 そんな馬鹿な事をしていたせいで、ぼくはある日、体育の授業中に具合が悪くなった。その日のメニューは1000メートル走だったが、ぼくは運動神経がない癖に中距離を走るのが大好きで得意だったので、生理中だというのに無理をした。酷い目眩がして手足が冷たくなり、震えが止まらなくなった。爪が真っ青になり、顔色も青を通り越して真っ白だと、ぼくを見た体育教師が言った。体育教師は厳しい人で滅多な事では生徒を休ませないのだが、ぼくが芝生に座っても一向に回復しないので、保健室に行って休めと言った。ぼくは保健委員に付き添われて保健室へ行った。ベッドに寝かされた途端に意識が落ちた。

 気がついたらベッドの側にレイジがいた。

「おはよー。今どんな気分?」

「どんなって、最悪だけど。でもさっきよりはましな気がする」

「ははっ、体育の時はヤバかったな。こいつマジで死ぬんじゃね? って感じの顔してて、先生がさすがに焦ってた」

 そう言うとレイジはぼくのほっぺたをつまんで引っ張った。

「ほっぺぷにぷにー。すべすべで真っ白ー。でもさっきよりはましー」

 レイジはぼくの肌をすべすべで真っ白だとよく言う。小学校時代は徒歩通学で、中学に上がってから自転車通学で、それなりに日に焼けていたから、ぼくの肌も黒くて荒れているはずだと自分では思い込んでいたが、レイジに指摘されてはじめて、ぼくは色白で肌質がいいのだと知った。少なくともレイジのほっぺたよりはぼくのほっぺたの方がすべすべで白い。

「今どんな気分?」

「君が血色が戻ったというなら、思ったよりもいいんじゃないだろうか。確かに吐き気はしないし、頭痛もしない」

「ふーん。俺にはそういうのが無いからわからないけど、まあ無理すんなよ」

はいはい

 レイジはいいな。ぼくと性別が同じでもぼくのような思いはしないんだ。でもぼくみたいにひ弱なのはレイジには似合わないから、それでよいのだと思った。

トラバに続く。

2022-09-01

anond:20220901215012

類友人が不倫してたと分かったら、咎めるか縁を切るかするわ

放置することは「自分不倫問題視しない人間です」と見られても仕方ないことだから自分不倫した当事者だけでなくその縁者と付き合うことも無理だわ

2022-08-02

anond:20220802084251

時間から逃れられない三次元世界で生きてる以上、いちばん良い時は絶対的に終わるよ

あと、楽しいのは類友からだよ

「そんなの絶対つづかないし!」て貶したがる層もそういう類友(笑)

2022-07-29

anond:20220729211542

合うヤツぁ類友よ、見切りつけて逃げな!

2022-07-11

anond:20220710231243

ひとことで言うと類友現象かと。要するに、類は友を呼ぶ。

2022-07-02

anond:20220702111916

多分こういう人はエロ漫画家増田と同じく、他人とまともに付き合った事がなく愛し愛された経験もなく自己肯定感が低く自信もないのだと思う。

から都合の良い妄想に耽溺して仮想敵を叩き、類友と傷を舐め合う事でしか生きていけない。

とても哀れでかわいそうだと思う。

こうならなくて本当によかった。

2022-06-19

anond:20220619085817

なんでそんなロクでもない界隈と関わり合うんだか…   

あ、類友ってやつかな?ww

2022-06-13

anond:20220612222338

女の言う「毒親」だの「親ガチャ失敗」の9割はこんな感じ。

 ・・・ ほう。君の周りではそうなのか。ひょっとして、それって典型的類友案件

2022-06-12

anond:20220612052316

抗議してる連中が嫌なら自分達も抗議しろ、ってなんかおかしくねえか?類友

2022-05-30

anond:20220530124217

女性真摯に向き合おうと拗らせることとKKOがどう繋がるのか理解できない。大多数の一般人は女遊びも男遊びもしないし、女遊びをする強者男性は男遊びをする女性と仲良くしている類友の話じゃないのか

2022-05-25

anond:20220525161922

そうか。オマエの周辺にはおらんのか。類友典型例だなw

2022-05-01

anond:20220501122613

類友、ってセリフはオマエの読んでるマンガにはなかったんだな…

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