「認知症」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 認知症とは

2024-07-26

動物虐待をする人は話が通じないか精神疾患を持っている可能性がある。だから精神科医保健師カウンセラー対応するべきではないかというポストをXでみた。

フォローしている人だけど、このポストはすごい違和感があった。

話が通じない、動物虐待をする人は精神疾患だ、というのは精神疾患を持つ人への偏見だよ。

どんな精神疾患を想定しているんだろうか。認知症知的障害人格障害

例えば認知症動物虐待関係ないよね。動物虐待をする人の中には認知症の人もいるのかもしれないけど精神疾患じゃない人もいるでしょ。変なスティグマ広めないでほしい。

しかもこの人医療職なんだよ、看護師なんだよ。

動物虐待問題の原因は、虐待する人への医療フォローが足りないせいなのか?本当に?

そう思ってるなら自分フォローに入るという話じゃなく、そのメンバーは「精神科医保健師カウンセラー」であって自分職業である看護師」を外すのはなぜ?

医療の中心メンバーにいるくせに、一生懸命問題提起して自分で犬保護までしてるくせに、結局自分関係ない(しかも同じ医療職の仲間に責任押し付け)してるのが、本当に本当に残念で腹が立ってる。

goo いまトピの見出しがスゴイ

編集後: 『羽鳥慎一モーニングショー石原良純が…「残念です」

編集前: 「モーニングショー」で「フィールド競技」を連呼した石原良純の“痛恨のカン違い” | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集後: 綾瀬はるかに怒りの声が殺到

編集前: 「綾瀬はるかは、そんなに偉いのか」SixTONESジェシーに「熱愛相手ドームライブに招待」報道ファン激怒 – アサジョ

編集後: ママタレで大活躍離婚、年内に3度目の結婚

編集前: 40歳小倉優子“年内に3度目の結婚”の可能性!?「どんどんキレイになってる」若返りの裏側 |週刊実話WEB

編集後: 『映画』348館で公開も爆死、評価は最悪「演技やらせたらダメだ」

編集前: 『逃走中 THE MOVIE』爆死 全国で相次ぐ“ガラガラ報告”と酷評「最低オブザ最下位映画」「今年のワースト候補」 |週刊実話WEB

編集後: 一番、演技下手『THE MUSIC DAY』で歌も下手だと話題

編集前: 『Snow Manメンバーで一番“演技下手”なのは業界内で「期待ハズレ」とささやかれる演技力/サマリー|週刊実話WEB

編集後: 小倉優子(40)、結婚か「3度目の」

編集前: 40歳小倉優子“年内に3度目の結婚”の可能性!?「どんどんキレイになってる」若返りの裏側/サマリー|週刊実話WEB

編集後: このまま打ち切りか『番組』には「意地でも出ない」だろう

編集前: 松本人志読売テレビと「場外戦」全面衝突!「ミヤネ屋問題で近づく「ガキの使い」終了危機 | アサ芸プラス

編集後:  「不仲」の深刻さが一際浮き彫りに...2018年最後活動休止状態

編集前: YOSHIKIX JAPANライブ再開“匂わせ”も…Toshlとの不仲説の深刻度|日刊サイゾー

編集後: 認知症で『バス旅』の記憶をなくし、太川陽介を思い出せず...だったが...

編集前: 認知症蛭子能収太川陽介バス旅」は忘れてもボートレース場で「選手解説ギャンブラー魂 | アサ芸プラス

編集後:  『バス旅』太川陽介後継者「最強のゲストやね」「対決してほしい」

編集前: 4日で38キロを踏破、髙木菜那が「バス旅」太川陽介後継者に浮上 | Asagei Biz-アサ芸ビズ

2024-07-25

酢が好きな奴はアル中

恐怖のアルコール その1 (酢を昼間から飲んでいた酒豪のクラスメートの謎がようやく解けた)

http://blog.livedoor.jp/beziehungswahn/archives/28140763.html

大学時代に酒豪のクラスメートがいたが、彼はよく酢を飲んでいた。

彼の机には酢の瓶がいつも置いてあり、コップについではガブガブと飲んでいた。

彼が言うには、酢がすごくうまいのだという。

しかも酢を飲むと集中力が高まり勉強がはかどるのだという(そんなことあるかいな)。

しかし、この謎が30年以上も経ってようやく解けたのであった。

アルコールを飲み続けると、脳の神経細胞アルコール代謝産物である酢酸ばかりをエネルギー源として利用するように変化してしまうという論文が出たのである

彼は、ブトウ糖よりも酢酸を好んで消費するようになった脳の命令に従って、昼間から脳のエネルギー源として酢を好んで飲んでいたのだ。

今、ようやくクラスメートの謎が解けたのであった。

ビードリンカーの脳は酢酸を取り込んでどんどん利用している

「Increased brain uptake and oxidation of acetate in heavy drinkers」

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3613911/

.....................

もはや、脳が酢酸ばかりを利用し、ブドウ糖積極的に利用しなくなっており、断酒によりエネルギー源にしていた酢酸が絶たれ、神経細胞エネルギー産生が激減し、断酒が逆にアポトーシスを早めてしまったのだ・・・・・(;゚Д゚)。

ウェルニッケ脳症前段階(認知症移行段階)+断酒による酢酸供給停止に伴う脳へのエネルギー源の途絶→(ウェルニッケ脳症へ発展。しかも、このステージいっきに飛び越えて)→完全なる認知症コルサコフ症候群アルツハイマー病を含む認知機能低下をきたす病態の複雑な合併)へワープ完了

そこに、もし、脳血管性の変化も加われば、病態は、さらに複雑なことになるであろう。脳へのエネルギー供給の激減によって、認知症へのワープ速度はさらに加速することだろう。

.....................

さらに、論文では、深酒を繰り返すことは、脳が酢酸ばかりを消費するようになるこの適応メカニズムが促進されるから非常に危険であり、深酒はやめねばならないと警告している。これらの現象を防ぐには、酒を飲む時はちゃん食事も食べてブドウ糖を減少させないようにすることが大切だと著者らは述べている。

そして、この論文では、最後に、アルコール依存症の解毒時の禁断症状などを緩和するために酢酸供給することが有益になるだろう。と締めくくられていた。

2024-07-24

1000から7引いて7かけた数がわからなかったら認知症

俺は認知症

いや、かかげ先生悪くなくない??

信者でもアンチでもない自分は率直にそう思った。アンチ言いがかりをいくつかに分けて反論してみる。

引用ポストしてファンネル飛ばした」

まずこれ。フォロワーの多い有名人引用ポストしたら、=ファンネル飛ばしたことになるというのがまず理解できない。元の日記が、かかげ先生の言うはずのない暴言をさも言いそうな人柄であるように書いていたから、訂正せざるをえなかっただけだろうに。有名人はどれだけ悪口デマを流布されようともスルーするのが美徳という風潮があるのが気持ち悪い。

精神病揶揄するのはダメ

これも正論のように聞こえるけど、揶揄したのではなく純粋幻聴の症状が現れるものとして推測しただけでは?

幻聴認知症でも現れる症状だが、それは年齢的に珍しいケースだし、より可能性の高い統合失調症を疑ったのだろう。

かかげ先生精神病風邪インフルエンザと同じ誰にでも起きうる不調の一種フラットに捉えているんだと思う。

そう考えるとかかげ先生よりも精神病デリケートものとして扱っているアンチこそ差別的だと思う。

anond:20240724012508

閉じた傘にお菓子が詰め込まれていたり、何を言っているのかわからないことを話しかけ続けたという部分から

認知症が疑われるような不審さがあるのでは。

年齢70歳くらいとあるし。

2024-07-20

anond:20240720132547

なんでもひろゆきに結びつけるやつって認知症が始まってる

大事

2024-07-19

anond:20240719102250

お母さんが言ってることが支離滅裂なのでたぶん認知症じゃないか

早めに病院に行ってみた方が良いと思う

2024-07-18

anond:20240718000030

「俺に不要もの」と「この世に不要もの」の区別がつかないのは鬱か認知症前兆だよ

anond:20240718171605

田川警察署管轄の事案見てみたけど、

先月わいせつ事件もあったみたいだし

怖い声かけはたしかに多いと思った。

 

それとは別に

今回水筒を首から掛けていた(斜めがけ)のを危ないと注意して

事案扱いされたのは可哀想だけど

水筒斜め掛けが転倒時に危険だと、まだ多くの子供の親にも、多分警察官にも

そこまで広まっていないので

訳の分からない事を言ってきた人扱い=認知症入っているか

と思われてしまったのかも知れない。

 

 

送信者:田川警察署

2024年06月17日(月)

6月14日午後3時25分ころ、田川大字伊田付近で通行中の女児等が犯人から体を触られる事案が発生しました。犯人年齢不詳の男です。

糸田町公然わいせつ容疑事案発生

送信者:田川警察署

2024年05月28日(火)

5月25日午後2時00分ころ、糸田町公園において、女児らが遊んでいたところ、見知らぬ男性からこんにちは」と声をかけられた後、女児らの近くで小便をする事案が発生しました。

 

送信者:田川警察署

2024年05月25日(土)

 5月23日午後5時00分ころ、田川大字伊田路上において、小学生男児が、見知らぬ女性からお菓子あげるきこっちおいでよ。」等と声をかけられる事案が発生しました。

 

送信者:田川警察署

2024年05月10日(金)

 5月9日午後4時ころ、田川本町路上において、小学生男児が、見知らぬ女性から「どこ行くの」「ウチにおいで」「名前は」と声をかけられる事案が発生しました。

 

https://www.anzen-fukuoka.jp/an2net/index.php?type=fmail&execmode=lst&send_ym=none&send_from=none&send_area=123

進行した認知症患者誤嚥肺炎とは延期可能老衰である

誤嚥肺炎という病気がある。

ガイドラインでは、誤嚥リスクのある宿主に生じる肺炎、と定義される。

そのうち最も多くを占めるのは高齢かつ進行した認知症患者発症する誤嚥肺炎である

内科救急で最も多く経験する疾患で、入院で受け持つ頻度もかなり高い。

特異なことに、最も多く接する疾患の一つでありながら、専門家存在しない。

肺炎から呼吸器なのかといえば、呼吸器内科医は認知症への対応は専門ではない。

精神科認知症診療業務範囲に含まれるが、身体疾患が不得手である

神経内科医は嚥下認知症を専門領域の一つとするが、絶対数が少なく、専門領域が細分化されている。

そんなわけで多くの場合内科医が手分けして診療することになる。

そういうわけだから誤嚥肺炎に対する統一的な見解はない。ガイドライン2013年から更新されていない。また誤嚥肺炎に関する文献や書籍はあるし、質の良いもの出版されているが、多くは診断、治療、予防に重きを置く。価値観に深く踏み込んだもの殆どみない。患者自身が何を体験しているか推定している文章殆ど読んだことがない。

病状説明も僕が研修医でほかの様々な医師説明を聞いても、肺炎です、誤嚥が原因です、抗菌薬で治療します。改善しないこともありますし、急変することもあります、といった通り一遍説明以上のことを聞いたことは殆どなかった。

当然ながら国家試験の出題範囲にも入っていなかった。

もっともよく経験する疾患でありながら、どうするべきかの具体的な方針大学教育でも研修医教育でも提供されないのだ。

にもかかわらず、認知症患者誤嚥肺炎は最も多い入院かつ、その患者入院期間が長い傾向にある。入手可能データだとおおよそ一か月の入院となる。死亡退院率はおよそ15-20%で、肺炎としては非常に高い。疫学については良いデータがないが、専門病院などに勤務していなければ、受け持ち患者のうち5人から10人に1人くらいは誤嚥肺炎が関連している印象がある。

誤嚥肺炎は、進行した認知症患者ほど起こしやすい。そして、誤嚥肺炎を起こすことでさら認知機能が低下する。しばしば経口摂取が難しくなる。そして自宅や施設退院することが難しくなり、転院を試みることになる。

転院待ちのためにさら入院期間が延びる。

典型的には進行した認知症を背景に発症するので、意思決定を本人が行うことができない。患者施設入居者であることも多く、施設職員がまず来院する。その後家族が来院して、話をする。肺炎であるから治療可能な疾患の前提で話が進む。進行した認知症治療不可能な疾患があることは意識されない。

ここでは、進行した認知症、つまり意思決定能力があるとは考えられない患者、今自分がどこにいて、周りの人がだれであって、自分の状況がどうであるかを理解できないほどに進行した認知症患者、と前提する。

退院してもらうための手段、という意味では治療は洗練されてきている。口腔ケアを行い、抗菌薬を点滴する。嚥下訓練を含めたリハビリテーションを行い、食事を早期から開始し、食形態誤嚥しづらいものに変える。点滴を早期に切り上げて、せん妄リスクを減らす、適切な栄養療法を併用して低栄養を防ぐ…。

そういったことを組み合わせると、退院できる可能性は高まる身体機能食事を再開できないレベルまで低下することはあまりない。

しかしそこまでして退院した患者は、以前の身体機能認知機能を取り戻すわけではなく、少し誤嚥肺炎を起こしやすくなり、活動制限がかかり、介護をより多く要するようになり、認知機能さらに低下して退院していく。

から人によっては一か月とか半年後に誤嚥肺炎を再び発症する。

家族医師は以前と似たようなものだと考えている。同じような治療が行われる。

そこに本人の意思はない。本人の体験がどうなのかを、知ることはできない。

というか、進行した認知症で、ぼくらと同じような時間感覚があるのだろうか。

本人にとって長生きすることの体験価値があるのか、ないのかも知ることは難しい。

 というのは逃げなんじゃないか

状況認識ができなければ、そこにあるのは時間感覚のない快・不快感覚だけではないか。だとすればその時間を引き延ばし、多くの場合苦痛のほうが多い時間を過ごすことにどれほどの意味があるんだろうか。

なぜ苦痛のほうが多いかといえば、状況を理解できない中で食形態がとろみ食になり(これは美味とは言えない)薬を定期的に内服させられ(薬はにがい上、内服薬をへらすという配慮がとられることはめったにない)、点滴を刺され、リハビリをさせられ(見当識障害されている場合、知らない人に体を触られ、勝手に動かされる)、褥瘡予防のための体位変換をさせられ、せん妄を起こせば身体拘束をされ、悪くすると経鼻胃管を挿入される(鼻に管を入れられるのは、快適な経験ではない)

どちらかといえば不快であるこれらの医療行為は、治療という名目で行われる。

この治療は、肺炎治療するという名目の元に正当化される。

多くの医師は疑問を抱かずに治療する。治療される側も、特にそれに異をとなえることはしない。異を唱えるだけの語彙は失われている。

仮に唱えたとしても、それはせん妄認知症悪化としてとらえられてしまう。

老衰過程が長引く苦しみがあり、その大半が医療によって提供されているとは考えない。

 ここで認知症というのは単なる物忘れではないことを説明しておく。それはゆっくりと進行する神経変性疾患で、当初は認知機能、つまり物忘れが問題になることが多いが、長期的には歩く能力、座る能力食事する能力が失われ、昏睡状態となり最終的には死に至る疾患である

 多くの内科医はこの最後の段階を理解していない。肺炎入院したとき認知機能について評価されることは稀だ。

実際には、その人の生活にどれだけの介護必要で、どのくらいの言葉を喋るか、笑顔を見せることがあるか、そうしたことを聞けばよいだけなのだけど。

進行した認知症入院するのがどのような体験か、考慮されることはめったにない。

 訴えられるかもしれないという恐れの中で、誤嚥リスクを減らし、肺炎治療するべく、様々な医療行為が行われる。身体が衰弱していくプロセスが、治療によって延長される。

 医療において、患者権利尊重されるようになってきた。僕らは癌の治療を中断することができる。良い外科医を探すべく紹介状を書いてもらうこともできる。いくつかの治療法を考慮し、最も良いであろうと考える治療選択することもできる。

 しか患者自身認知機能を高度に障害されてしまった場合はそうではない。医師が何を希望するかを聞いても、答えてくれることはないし、答えてくれたとしても、状況を理解できないほどに認知機能が損なわれている場合は、状況を踏まえた回答はできない。

 そこで「もし患者さん本人が元気だった時に、このような状況をどうだったと考えると思いますか」と聞くこともある。(これは滅多に行われることはない。単に、どんな治療希望しますか、と聞くだけだ。悪くすると、人工呼吸器を希望しますか、心臓マッサージ希望しますか、と聞かれるだけだ。それが何を引き起こすかは説明されずに)

しか問題があって、認知症が進行するほどに高齢患者家族もまた、高齢であって、状況を適切に理解できないことも多い。また、記憶力に問題があることもしばしばあって、その場合は話し合いのたびに最初から話をしなければならない。このような状況は、人生会議の条件を満たしていない。もしタイムマシンがあれば、5年前に遡れば人生会議ができたかもしれない。

 親類がいればよいが、これからの世の中では親類が見つかりづらかったり、その親類も疎遠であったり、高齢であったりすることも多いだろう。

 そうした中では、理解が難しい場合も、状況を理解して改善しようという熱意に乏しい場合も、(本人の姉の息子がどのように熱意を持てるだろうか)、そして何より、医師が状況を正確に理解し彼の体験想像しながら話す場合も、めったにない。

 意思決定において、話し合いは重要視されるが、その話し合いの条件が少子高齢化によって崩されつつあるのだ。

 無益治療、という概念がある。

「同じ治療をしても100回に1回も成功しないであると推定されること」

「その治療を行っても、急性期病院から退院できないこと」

この二つを満たすことが無益治療定義である。この概念提唱した、ローレンス・J・シュナイダーマンと、ナンシー・S・ジェッカーは、脳が不可逆的に障害された患者対象としている。

彼らはいかなる経験をすることもないから、治療による利益を得ることもない、だから無益治療倫理的に行うべきではなく、施設ごとにその基準を明示するべきだ、というのが彼らの主張である

高度に進行した認知症患者誤嚥肺炎治療は、厳密な意味での無益治療ではない。彼らは何かを体験する能力があるし、半分以上は自宅や施設に帰るだろう。自宅や施設では何らかの体験ができる。体験を感じる能力も恐らく完全には損なわれていないだろう。

この完全ではない点が、倫理的な空白を作り出す。

痴呆から認知症/物忘れと名前が変化したことは一因だろう。

そこで死に至る疾患である印象が失われた。

専門家の不在は、価値の普及を妨げた。病状説明の型がある程度固まっていれば、それがどのような形であれ、専門家集団によって修正され得ただろう。ガイドラインは不十分である医療ガイドラインエビデンスのまとめと指針である。つまり誤嚥肺炎の診断・治療・予防であり、その価値に関する判断はしばしば言及されない。ガイドラインはないにしても、診断・治療・予防に関して役立つ本はある。ただ、価値踏み込む場合も、基本的にはできる限り治療するにはどうすればよいか、という観点である

人生の最終段階における医療ケアの決定プロセスに関するガイドライン人生の最終段階における医療ケアに関するガイドライン存在するが、そもそも高度な認知症合併した誤嚥肺炎が、人生の最終段階と解釈されることはめったにない。だからこのガイドラインを用いた話し合いができることは少ない。また、多くの医師は、押し付けられた仕事認識していることから、じっくりと時間をとって家族と話をすることはなかなか期待できそうにない。多忙であればなおさらである

さらに状況が不利なのは、個々の病院Key performance indexは、病床利用率であることだ。

認知症患者誤嚥肺炎は、しばしば酸素必要とし、時に昇圧剤やモニター管理を要するなど重症であることが多く、入院期間が長くなる。そのため、看護必要度を取りやすい。多くの病院は、その地域病院が不可欠であることを示す必要がある。不可欠であることの証明に病床利用率と、看護必要度使用される。そのため、誤嚥肺炎患者を引き受けない理由はない。救急車の使用率も高く、数値上は確かに重症であるので、病院経営上は受け入れておきたい。

 介護施設に入所した場合は、誤嚥肺炎の死亡で敗訴し、2-3000万円の支払いを命じられる訴訟複数あることもあって、搬送しないという選択肢は難しいだろう。

 介護施設から搬送された患者誤嚥肺炎であることは多い。その一方で、こういった場合家族が十分な話し合いの時間を割けないことが多い。片手間でやっている医師も、長い時間をかけて説明したくはないので、お互いの利益が一致して肺炎治療が行われる。

 一方、最近増えている訪問診療は、誤嚥肺炎治療を内服で行うとか、そもそも治療を行わないという選択肢を提案できる場である。そこには期待が持てる部分もある。定期的な訪問診療でそうした話がしっかりできるかといえば難しいが、可能性はある。ただ、訪問診療医になるまでに、誤嚥肺炎に関する専門的なトレーニングを受けるわけではない点が問題になる。しかし家での看取り、という手段を持てるのは大きいだろう。

 

訪問診療を除けば、医療の側からこの状況を改善することは殆ど不可能なように思える。

 病院経営構造施設訴訟回避医師不勉強説明不足、そしてEBM患者中心の医療を上っ面で理解したが故の価値という基準の不在、めんどうごとを避けたい気持ち多忙さ、患者自身自己権利利益を主張できないこと、家族意思決定能力の乏しさや意欲の乏しさ、こうした問題が重なりあって、解決は難しいように思える。

現在誤嚥肺炎入院担当する主な職種である内科医は、糖尿病外来診療を主たる業務とする内分泌代謝内科という例外を除いて、減少しつつある。

専門医制度煩雑になったからというのもあるが、ぼくは少なから認知症高齢者の誤嚥肺炎診療したくないから、希望者が減っているのだと思っている。確かに診療をしていると、俺は何をやっているのだろうか。この治療に何か意味があるのだろうか、と考えることがあった。同じようなことを考えている医師は少なからずいる。露悪的なツイートをしている。しか構造上の問題点について踏み込むことはそこまでない。

僕は構造的な問題だと思っていて、だからこういう文章を書いているわけだ。

進行した認知症患者誤嚥肺炎とは延期可能老衰である、という共通認識が広がれば、状況は変化してくるかもしれない。事実認知機能が低下していない高齢者で、延命希望しない方は多い。その延命意味は具体的に聞けば、かなりしっかりと教えて頂ける。

誤嚥肺炎診療は、所謂延命解釈することが可能範疇に入ると僕は考えている。

後期高齢者医療自己負担額一割と、高額療養費の高齢優遇の組み合わせを廃止することや、診療報酬改定によって、誤嚥肺炎入院加療の色々なインセンティブを調整することで、否応なしに価値が変化するかもしれない。そういうやり方をした場合、かなりの亀裂が生まれる気もするけど。

2024-07-17

認知症サポーターにせよ、ゴミ出しボランティアにせよ

労働力が足りないからといって子供搾取するような真似はやめてほしい

人手が足りないなら、今の人手で対応できるサービスに縮小してくれ

便器セーラー服入れられたことある

2014年出来事なんだけど、

母親認知症ボケてとき、私が学校で着てるセーラー服便器に突っ込まれたことがある

確かその日は父親と私で用事に出かけてて、帰ってきたらトイレのドアが開きっぱなしになってた

あれ?って思ってトイレの中を見たらお母さんが床に膝立ちで便器に向かい合ってて

手を直接突っ込んで、便器の中でセーラー服をぐるぐる回してた 洗濯機みたいに

お父さんがおい、おいって声かけても最初全然気付かなくて、

一心不乱に便器の中をかき混ぜてた

すごい勢いでやってるから床も水浸しになってて、廊下も水がはねてびしょびしょになっててさ

お父さんに思いっきり肩を引っ張られて、やっと我にかえってた?かな

こっちを振り返ったお母さんはなんかきょとんとしてて、寝起きみたいな顔だった

私はただただ怖くて泣きだしてた

(なんで泣いたんだろう お母さんがとうとうボケてしまったんだと実感して辛かったのと、大事制服が汚れてしまって嫌だったからかな多分)

ちょうどその日は修学旅行の前日で

その出来事があまりにもショック過ぎて、翌日も全然気持ちが晴れなくて結局修学旅行を休んだ

普段はズル休みとか絶対さなタイプ父親だったけど、そのときは休んでいいぞって言ってくれた

制服は洗って着る気にならなかったからもう一回制服屋で新しいのを買ってもらった

結局母はそのまま認知症が進んで、

その半年後くらいに近所の病院入院した

せん妄が酷いか病院の人にも沢山迷惑をかけたことだろうと思う

でも家で父が介護するのはもう限界だったし、介護に参加してない私もキツかった

学校から帰ってきて玄関開けたら汚物のにおいがして、お父さんが寝室で怒鳴ってて

友達は皆彼氏デートしたりしてるのに私はなんでこんなに毎日トイレのことばっかり考えてるんだ?と嫌になった

正直、「早く施設に入ってくれ」と思ってた

亡くなる数年前からはもう寝たきりで、亡くなったのが今年

2014年から2024年まで10年間ずっとボケてたことになる

私が生まれたのは1999年

母が体調を崩したのは私が小1ぐらいのときからから

私が元気な母と過ごした期間は7年ちょっとしかないらしい 短い

お父さんやお兄ちゃんは元気な頃のお母さんの話をよくするけど

私はそんなお母さん知らないんだよなあ

体力満タンのお母さんにもっと会いたかった

前もここで書いたけど、フット後藤さん本当に若返ったなと思う

確実に禁酒のおかげだと思う(その代わり甘いもの食べるからプラマイゼロ感凄いんだけど)

「酒やめたから若返った良かったね!」というよりも寧ろ、「酒…こわ…」感の方が強い

酒飲むと活性酸素が増加すんのか?

ミトコンドリア死ぬんか?

テロメア短くなるんか?

とにかく、全人類禁酒した方がいんざね?

日焼け・酒・タバコ禁止すればみんなだいぶ若いままいけるんじゃね?

見た目の若さを侮っちゃいけない。外見若いってことはやっぱり中身も若いんだよ。内蔵は勿論頭の中も。意識

注:認知症患者比較的若く見える(要らんストレスを抱えていないからだろうか。全部忘れちゃうから。「嫌な記憶は覚えている」と言われるが、実際のとこそうでもない)

が、若く見えても、頭の劣化はエグい

認知症罹患した時点で時が止まるから年齢からすると若く見えるのかも。しか病気は進行していき、やがては飯を食う方法すら忘れてタヒ

老いタヒに至る病だけど、それに追い打ちをかける認知症身体だけピンピンしてるのが地獄

老いただけで頭おかしゅうなるって酷い話やんけ

どうにかせえや

(「酒やめた後藤さんが若返った話」が途中から認知症の話になってしまった)

2024-07-16

anond:20240716180433

ひとりっ子アラサーのワイ、未婚決定。

親の認知症増田結婚できるかは別の話では?

増田が両親同居がいいと言うなら確かに結婚の足かせにはなるが…


あーあ。親孝行何もできなかった。私のこと忘れちゃうのかな。

孫は見せれませんでした。

この点は頷ける

ただ未婚決定となる根拠がよく分からなかった

先ほど父親認知症と診断されて帰ってきた

もともと発達障害っぽい人だから言動おかしくなっても気付けなかった

 

怒ることの無い人だったが、ここ半年母親(私のね)を怒鳴りつける事が急増。それと、住所が言えなくなった。それでやっと今日やっと病院へ。

軽度認知症とのこと。

  

あーあ。親孝行何もできなかった。私のこと忘れちゃうのかな。ひとりっ子アラサーのワイ、未婚決定。孫は見せれませんでした。

  

認知症遺伝子は私の代で打ち切れるのが幸いかな。親子三人で心中したい。愚痴すまん

2024-07-15

anond:20240715091955

若年性認知症検索して出てきたところに行く

 

若年性認知症じゃなかったらストレスなので放っておいたら治るでしょ

(おそらく若年性認知症検査の時に鬱病は出ないかもチェックするので一緒に可能性は潰せる)

松屋モーニング行ったけど弱者男性みたいな男ばかりで萎え

増田松屋モーニング進めてる人がいたので行ってみた

かに安いしコスパいいけど、周りの雰囲気が最悪

祝日の朝に松屋モーニング食べる層だから弱者男性しかいない

萎びた中年、チー牛みたいな青年認知症気味の老人しかいない

そいつらに囲まれて食べる飯は、正直不味かったよ

まあ自分もその一人だってことは認めるけど、あまりにも空気がよどんでる

から帰りに気分転換スタバ行ったけど、こっちは最高だな

意識高い系人間しかいない

値段が少し高くなるけど、雰囲気お金出してると思えば安いくらいだ

やはり飲食店は安いだけではダメだな

民度を金で買わないと、美味しく食べられないってことが分かった

2024-07-14

anond:20240714161006

可能性はあるが基本的遺伝可能性の方が高いみたいよ

認知症の初期症状や体調によっては似たようなの出るみたいね

34歳だけど、戻れないあの頃の事ばかり考えて毎日泣いてる

既婚子無し。(今のところ)

仕事いじめられて(ハブられて)おり

非正規ということもあり将来が不安ということと

子どもが中々できず、伴侶もあまり協力的でないし

もう時間があまりない

両親に孫を見せられないことへの不安

産休をとるかもしれないから下手に転職もできない

そもそも転職したとてまたいじめられるかもしれないし

かなりの数のお祈り自尊心ボコボコにされる未来しか見えない

実家には精神疾患きょうだいいるから頼れない

両親の認知症がはじまっている

いろんなことが積み重なり

毎日涙している

もちろん自分精神疾患

鬱病治療結婚からずっとしてる

季節性で例年は秋冬がやばいが、今年は今の時期からもうやばい

正直押しつぶされそうだ

そんな中、世間Y2K流行っている

私が感受性豊かだった小中学生のころの文化リバイバルされてきてる

毎日SNSを眺めては、あの頃は幸せだった

学校嫌いだったけど、家できょうだいマンガゲームアニメを楽しんで最高に幸せだった

友達毎日夕方までマンガ読んだり絵を書いたり、くだらない話をしたり…

本当に幸せだったあの頃を思い出しては涙が止まらない

いまは何もない

空虚

生きてる意味あんまり感じない

毎日心を殺して満員電車に揺られてハブられている職場で泣きそうになりながら仕事して

クタクタの中満員電車に揺られて帰って

ヘトヘトになりながら料理を作り

伴侶が帰ってきたら作った料理を残されて

残飯を捨て

夜の誘いも断られて寝る

そしてまた地獄の1日が始まる

こんな毎日

大切な人たちを悲しませたくないか死ねないけど

生きてる楽しさってなんだろうって

あの頃みたいに楽しかった頃に戻りたい

そう願っては、絶対に戻れない事実に打ちひしがれて

泣くしかない

頓服抗不安薬ももうすぐ使い切る

2024-07-13

anond:20240713202024

若年性認知症だと診断されて仕事クビになって離婚もしたのに

誤診で、実際は発達障害でした〜ってニュースを先週見た。

どちらにせよ専業主婦ならそのまま生活できたのにね

日本が緩やかに終わっていっていて、高齢世代で80超えても後進に席を譲らないバケモン達をさっさと始末しないともうどうにもならないんだよな

一回戦争でもして焼け野原から復興しないと、と思ったけど戦争したら若いのだけくたばってより状況が酷くなりそうだし、どうしようもない

65歳になったら要職にはつけないとか、65歳になったら被選挙権剥奪とか

んでアメリカを見たら認知症バイデン最後まで起立できてて偉いみたいな感じになってるし

終わりだよ終わり

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん