はてなキーワード: 運用とは
シスジェンダーへの配慮という名目で「全ての国民が安心して生活することができることとなるよう、留意する」という規定を入れているが、本件法案は「性的少数者が晒される差別偏見」を立法事実として、「性的少数者が晒される差別偏見の解消」を目的として策定するものだったはずだ。そして、性的少数者が晒される差別偏見がどこからもたらされるかというと、それは多数派であるシスジェンダーでヘテロセクシュアルの者だ。数の暴力というように、多数派はそれだけで強い。多数派の漠然とした不安は数を伴って差別偏見へと形を変えて少数派を襲う。本件法案はそういった多数派の漠然とした不安に基づく差別偏見を「理解増進」で解消するのが目的だ。そこに多数派への配慮というのは、結局彼らの漠然とした不安を追認し、あるいは助長することにつながる。多数派と少数派の衝突は基本的に多数派が勝つ。だからこそ少数派に特化した政策が求められる。なんなら少数派に特化した政策があっても多数派が勝ててしまうくらいだ。少数派を支援するはずが、多数派へ阿るような規定を入れた維国修正案は、立法事実を軽視し、目的を見失っているように思える。
そもそも、シスジェンダーへの不安を名目とするのであれば、その立法事実を積み上げ、必要となる政策を精査し、条文に落とし込む作業が必要だ。修正案として一朝一夕に入れられるような話ではない。また、それは本件法案の題名にもそぐわず、別途の立法や、LGBT理解増進法の運用や成果を考慮指定からの改正の手段をとるのが適当と思われる。
本件法案は超党派議連案(立共提出)、自公案、維国案の3種類が提出されている。自公案は超党派案から「差別は許されない」が「不当な差別はあってはならない」に変更されるなど、その用語の解釈に疑念が生じるような点や、実効性を弱めるような修正点はあったものの、法案としての体裁は保っていた。しかし、維国案は、法案の性質自体を歪ませ、別物と化すものだった。これは政策と立法の関係の基本をまるで弁えていない。
余談であるが、特に国民民主党については、なんとなくの空気感やライブ感で法案の目的を見失った修正案を出してしまうようであれば「提案型野党」という看板には大いに疑問を持たざるを得ない。
「例のことちゃんとやっとんか。来週月曜報告」
とかいうクソメールきてた。さぼってたから何も報告することない。って返事かいといた。
それから怖くてメールチェックしてない。もっと重要で緊急なメールきてたら
どーすんねん(・・?って思うけど、まあしゃーないわな。
今年度はあっちの委員もやってるから、そんなクソ仕事なげられてもやる暇ないわ。
あの委員は手当がつくから、やりがいある。てあてってよまずに「てとう」ってよむらしい。
ちゅーか、業績評価は低くてもいいから、仕事時間っていうか量を極限までへらせないかな(・・?
本件を未成年モデルの問題で理解しようとしている人が多いけど、違うんですよ。
もしそれが理由なら、今月頭に加わった未成年モデル禁止というルールのもとで運用すれば良かったわけ。
その理由は、今年の1月からあった「過激な衣装やポーズ禁止」というルールへの抵触とされているが、その具体的な基準には全く触れられていない。
ここが最大の問題なんですよね。
@kfpause
通りすがりの環境法・行政法教員ですが、これは一番まずい「1条・目的規定の使い方」ですね…。
Kamei, Gentaro
@gk1024
都市公園法1条は「この法律は、都市公園の設置及び管理に関する基準等を定めて、都市公園の健全な発達を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。」との規定に過ぎず、これにより利用制限をさせようとするのは、なかなか味わい深い試み。他の場面でも恣意的な利用制限が可能になる。 twitter.com/jcp_sai/status…
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@kfpause
ちょっとなぜまずいのか、自分のツリーで補足します。通常、法律の構成としては、目的規定、定義規定という総則を置いた後に、具体的な権利制限に関する規定を置いていきます。その権利制限規定の解釈に当たって、目的規定が参照されることがあります。原告適格の範囲とか、濫用に至っていないかとかね
@kfpause
で、目的規定(1条)というのは、その法律で定めている施策等の概要(これが手段)を述べて、それがどういう目的に資するものなのかを宣言するという構図になります。つまり、具体的な施策の内容は他の条文にある、というわけです
@kfpause
問題になっている都市公園法はかなりシンプルな目的規定ですので、見てみましょう。1条「この法律は、都市公園の設置及び管理に関する基準等を定めて、都市公園の健全な発達を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。」https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=331AC0000000079
@kfpause
さっきの説明から敷衍すると、「都市公園の設置及び管理に関する基準等を定めて」までが施策の概要で、「都市公園の健全な発達を図り、もつて公共の福祉の増進に資すること」が目的です。
@kfpause
そして、この「都市公園の設置及び管理に関する基準等を定めて」の内容は、具体的には、2条の2以降(制定当初は3条以降)にある、という構図になります。何らかの利用制限とかをしたいのであれば、これらの条文に基づいた、要件と効果というかたちで規律されるべきということです。
@kfpause
元の政治家の発言がどこまでの意図を持っているかわかりませんが、例えば想定されるのは、6条の「都市公園の占用の許可」に関し、その許可を与えるべきではない、という主張であれば、わかるのです。あるいは、管理基準(3条の2)に適合しない利用をしようとしているから、禁止すべきだ、などならね
@kfpause
これらの規定に基づくのであれば、公園管理者がどういう要件に該当してその活動を「禁止」するのか(許可を与えない、も含む)が、決まってきますので、それはそれで議論すればよいことになります。このように、法律の「根拠規定」とは、具体的な要件と効果について定めている条項を指すのです
@kfpause
そうではない「目的規定」でその禁止を許してしまう、というのであれば、たしかに「都市公園の健全な発達」という言葉は出てくるのですが、他の利益との調整であるとか、どういう尺度で判断するのかが判然としません。恣意的な禁止も行われうる、きわめて危険な法運用です。
@kfpause
ですから、元のツイート主は、「法1条の『都市公園の健全な発達』との観点で、行使すべき権限を行使して、禁止してくれるよう要望します」なら、まあ、わかるのですが、目的規定だけでそれが可能だというのであれば、それは間違いですし危険ですよ、ということです。
撮影会を一律禁止にするにしても、既に開催を許可した撮影会は適用対象にせず、一律禁止のルールを周知した後に申請があった撮影会に限定するべきだった、というのは明白だと思う
場合によるでしょ
https://anond.hatelabo.jp/20230609194858
この増田を書いたけど、まだ誤解や複数事案の混同がある様なので少し書く
どうも、一部の人は複数の論点があると一番簡単な論点だけ考えてほかの部分をすっかり忘れてしまったり、それを別の論点の事案の方に混ぜて理解してしまったり、といった傾向にある様で
この増田で複数の論点を挙げたせいで混乱、誤解している人も居る様なので心苦しい
そこでここでは論点を絞って前の増田で挙げた2つの記事を元に改めて書くことにする
絞るのはルールを破っていない模様のフレッシュプール撮影会について
・「フレッシュプール撮影会」はルール違反は特にしていない模様
・つまり「過激な衣装やポーズを禁止」「未成年の出演禁止」といったルールを守っている→「過激な衣装やポーズ」「未成年の出演」を行っていないという事(会場側からもルールを守り問題無かったと明言有り)
・しかし他の撮影会に対する(遡及的な後出し適用による)ルール抵触を理由に、ルールを守っている「フレッシュプール撮影会」も中止とされた
つまり「ルール違反したから」「過激な衣装やポーズをしたから」「未成年が出演したから」等はフレッシュプール撮影会に関しては事実誤認と言える模様
ここまで確認した上で、上記の絞った論点を元に自分の意見を言うと、
まずルールを破っていない撮影会まで直前で中止要請は明確におかしい
例えば自分の仕事でも、ルールを変えるならその適用は周知後の事例に限定するし、ルールに抵触していない事象には当然影響は与えないようにする
撮影会を一律禁止にするにしても、既に開催を許可した撮影会は適用対象にせず、一律禁止のルールを周知した後に申請があった撮影会に限定するべきだった、というのは明白だと思う
(もっと丁寧な仕事をするのであれば、適用開始日を予め設定して、周知期間や適用までの猶予期間を用意してから適用するかな、まぁ丁寧というか常識的にやる話かもしれないけど)
ただ、一応例えば未成年の出演を防止する等、緊急性を鑑みてこの原則を破る事は考えられるけど、「フレッシュプール撮影会」の場合はこれもあり得ない
何故なら既にこれまでルールを守っている実績があり、「過激な衣装やポーズ」「未成年の出演」が無い信頼性がある、「御社はルールを守ってくれていて問題はなかった」とお墨付きまで貰っている状態なので
(仮に緊急性が高くても、出演者のチェック等、中止要請じゃない方法で簡単に未成年の出演者がいるケースを弾けるしね)
と、こういう状態なので、
「公営の施設で未成年の撮影はNG」や「公営の施設で過激な衣装やポーズはNG」と考えている人でも、
「フレッシュプール撮影会に関してはルールを守っていたんだから、直前の中止要請は酷いし、今回は許可してこれから開催する撮影会は中止、とかにした方がよかったね」位は同意できるのでは?と思う
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.j-cast.com/2023/06/09463068.html?p=all
非常に丁寧な記事。「共産党ガー!!」と吹き上がっていた人たちはどうやって拳を下ろすんでしょうねえ。/ 「プールで水着になるなってことか?」は上手いこと言ってなくて、プールで一眼構えんなよって話になる
許可を受けた時点でダメと言われたのに、無視して強行しようとしてたの!? >「公園としては使用許可を出す際に過激なポーズや水着はだめだと伝えております」
“公園としては使用許可を出す際に過激なポーズや水着はだめだと伝えておりますが、それが守られていないとのことなので、公序良俗に反するものと判断” これだと、主催者側がルール違反してただけ、という話に
共産党ガーとかはてフェミガーとかいつも噴き上がってるけど、結局キミらが自分たちで自制出来ずにどこまでもチキンレースしようとするから毎度問題化しとるんやで。人様の場所借りてるならそこのルールは守れよ。
といったブコメがトップブコメに並んでいて、私自身、各撮影会(特に記事に上がっている「フレッシュ撮影会」)がルール違反したのか、と思ったんだけど
ほかの記事を読むとどうも違うみたい
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.dailyshincho.jp/article/2023/06091810/
こっちの記事を読むと、
ただ埼玉県公園緑地協会の担当者に話を聞くと、(1)の過激な衣装やポーズを禁止するルールは今年1月に決まり、(2)の未成年の出演にいたっては、それまでの利用規約に禁止する項目がなく、県民からのメールを受け、6月頭に急遽決まったものだという。
近代麻雀水着祭が①に抵触すると思われる画像はネット上で見つかる一方で、近代麻雀水着祭は6月頭には開催されていない。つまり近代麻雀水着祭が過去に未成年を出演させていたとしても、その時点ではルールを破ってはおらず、そこを問題視するのは後出しじゃんけん、ゴールポストを動かしていることになる。
と、かなり様子が変わってくる
恐らく、最初に挙げたブコメをしていた人達は(最初の記事のせいで)誤解や事実誤認している部分が有ると思うので、訂正した方が良いんじゃないかな、と思う
勿論「修正しろ!」というつもりは無いので、各々の倫理観に任せる(ただ、補足しておくと、この人達の誤解もしょうがないんじゃないかな?と個人的には思う、私自身同じ様な誤解をしたし、訂正さえすれば許されるレベルじゃないかと・・・ダメ?)
ただ少なくとも最初の記事は「非常に丁寧な記事」ではないと思うな、むしろ2つ目の記事と比べると、非常に雑で、誤解を与えやすい記事だと思った
まだ出ていない情報もあるかもしれないし、記事に出ている情報も100%正しいかは分からないけど、今の所の私の認識は
(ただ、個人的な意見としては、ルールがない場合でも未成年はやめた方が・・・とは思う)
・過激な衣装やポーズ禁止のルールも後出し適用の可能性?(ここは不明確、記事を読んでも私には判断が付かなかった)
(こちらも個人的な意見を書くと、ルール違反していない撮影会まで直前で中止要請は流石に酷くない?と思う)
確定していないけど、もしルールの後出し適用を根拠に、他のルールを守っている撮影会まで一律中止要請したのであれば、かなり倫理的に問題がある行いじゃないかと思う
ルールを後出しで適用されると主催者側は回避が原理的に不可能だし、それが他の撮影会まで巻き込む大きな影響のトリガーになるという運用は明らかに合理的じゃない
この文章は24卒の文学部に所属している私が書いたもので、同じ文学部の人たちや学部を悩んでいる高校生、その親御さんとかに向けて書いているつもりです。キャッチーなタイトルにはなっていますが私は文学部が好きだしここで勉強できて良かったなと思っています。主に文学部での大学生活と就職活動について正直に書いていきます。進路選びの参考にしてください。構成を決めず、思ったことの羅列なので読みにくかもしれません、すみません。読んでいるうちに私の所属にピンとくる方がいるかもしれません。その時はおすすめの東京のご飯を教えてください。
24卒私文。都内近郊生まれ都内近郊育ち、中高一貫からMARCHへ。やや厳格な家庭だが進路や普段の学習・成績ついて厳しくは言ってこない環境で育つ。
サークルなし、体育会なし、大学に友達(と呼べる関係の人)マジでゼロ、長期インターンなし、普通のバイトと特殊なバイト
一言でいうと文学部はおすすめしません。やめておきましょう。なぜなら文学部の授業で聞くことは基本的にやる気があれば調べたり本を読んだりすることでみにつけることができるからです。特に国文系や史学系は新しい事実が追加されることがあまりなく、すでに体系化されたものをその科目のオタクの先生が楽しい感じでおしゃべりしてくれるだけだからです。要するにうんちくマンにはなれますがご飯を食べていくための能力は授業だけでは身につかないかなと通って思いました。いつか忘れましたが阪大の文学部(?)の卒業式で部長っぽい人が言っていた「文学部の学びは金にならないけど人生の節目節目で生きてくる」(意訳、ググって読んでください。これを読んでいる人には刺さると思います)の通りだなと思います。うんちく(笑)がたくさんあるに越したことはありません。けれど考えてみてください。あなたが面接官だとして、マーケティングを学んできて神話や文学の知識にも明るい商学部の人とレポートの文字数を稼ぐのが異様に得意で国生み神話を事細かに話せる文学部ではどちらの方が欲しいですか?(泣)私はこのことに大学4年の春に気づきました。「イザナミとイザナギが空からぐちゃぐちゃにかき回したらできた島が淡路島なんですよ〜!」っていう知識が会社で顧客の獲得に大きく貢献するでしょうか(涙)。あなたの文学部での研究が面接官にまったく刺さらなかったらどうでしょうか(涙)。私は広告に関する卒論を書いていますがマーケ的な視点ではなくシンプルに趣味で調べましたみたいな内容なので全然ウケないです!
なので今進路に迷っている高校生はよっぽどの確固たる動機がない限りは文学部を選ばない方がいいと思います。理由は①やる気さえあれば本やネットで十分に学習できる、②会社で直接役に立てる知識が身につきにくいからです。数学ができるなら商学部や経済学部、そうじゃなくても文学部以外だったら基本的に会社の仕事に直結できるようなスキルが身につきやすいのではないでしょうか、知らんけど。たとえば法学部とかだったら薬の会社の法務職とか、マーケ勉強してたらマーケターの採用もあるので学びと結びつけやすそうだなと就活して思いました。
では私には確固たる動機があったのでしょうか。ありました。高校生時代のある経験から「広告をつくりたい」という強い思いができたこと、その経験から文学部で勉強するという動機がうまれ進学を決意したのです。今思うと大学入学時にすでになんとなく行きたい業界(広告)が決まっていて、かつ広告に関係することで卒業論文を書こうと決めていたのでなんとか納得のできる就活ができたのかな、と思います。結果として行きたい業界で満足できる会社の内定をいただけました。ふわふわした感じで「歴史が得意だから」「源氏物語が好きだから」「神話をもっと詳しく知りたい」みたいな趣味ベースで行ったら苦労すると思います。その好きや趣味の先に「こういう仕事、業界で働きたいから文学部で〇〇を勉強するんだ」というビジョンがない限りは文学部は選ばない方がいいと思います、マジで。文学部で就活に成功するのは基本スポ薦でゴリゴリ体育会ウェイか授業最低限で長期インターンハマり奴か公務員になろうという意思を持って1年から公務員就職に関する勉強や情報収集をしている奴です。何も考えずに大手受けても普通に落ちます(笑)パンフレットに載っている大手や勝者で活躍している先輩の紹介はマジのマジで一握りです。各大学が出している学部別の「就職先企業データ」をみましょう。何も考えず王手を受けるのはMARCHの文学部では心もとなさすぎます。運動部全国大会系ガクチカ、長期インターンガクチカなどが作れない(作る気ない)けど文学部で趣味の延長線上みたいなことがしたいならとにかく上位の文学部に入りましょう。
教員志望は学芸大学とか早稲田の教育とかとりあえず知名度とか偏差値の高いところに行くべきだと思います。理由は周りの(っていっても友達がいないので雰囲気でだが)教職履修者は大体途中で履修をやめているからです。文学部というのはおそらくどこの大学も専攻がわかれていて、国文とか史学とか色々あってそれらの必修をなんとなくとっていれば教員免許に必要な選択単位が自動で取れるのですが教職のための科目を取らなければいけません。教職科目は履修人数が多くてテストありきで(レポートや出席点がない)落とす可能性があったり、土曜だとか平日の遅い時間か1限に授業が入っていて「とりあえずとっとくか〜」のノリでとった人は大体やめます。教職は保険代とかであまり課金せずに取れる資格課程なので辞めるのもハードルが低いのでしょうね。教職履修者で残るのはマジの教員志望と親が教員でとりあえず受け続けている真面目なやつくらいです。なので「1年の時は教員になろうと思っていたけれど3年になってやっぱ一般企業にしよ」とか言う人も多いと思います。なので高偏差値の教育学部に行っておけば教員という道をやめても就活市場で戦える可能性が高くなるのではないかと思いました。
ここまでできれば文学部はやめとけの路線で行きましたが、文学部でできること(いいところ)をいくつか挙げておきます。
文学部は経済や法と違って知識の定着を問う試験はあまりありません。(もちろん試験ある科目も一定数ある)基本的に14回分の授業を通して考えたことやそこから発展して自分で決めたテーマに沿ってレポート(最低2000字くらい)を書くことのほうが多いです。文学部はどちらかというと知識や体系を詰め込むところではなく「ここまで色々話してきたけどじゃあ貴方はどう思うの?」と問われることが多いところなのかなと思います。文学部に入学するということは基本的に中高時代に作文などで苦労したことが少ない人が多いと思うので元からある程度の作文スキルがあるでしょうがそれがより強くなります。難解な表現やカタカナ語を駆使して中身がないのに文字数のある文章を書けるようになったり、参考文献を読む機会が多いので要約する力や全然関係ない学部の他校の友達のレポート代筆ができるようになります。多分3年生くらいになると最低2000文字のレポートを課されても「ツイート15個分カァ」くらいになると思います。授業の感想を毎週数百文字で求められる授業も多いので文字数を稼ぐ文章力や考えを整理する力、あとはブラインドタッチができるようになります。(逆にこの力を4年かけて400万で欲しいですか?笑)
②ずっと日本史とか世界史の教科書の端っこのコラムみたいな話が聞ける。
文字の通りです。その分野のオタクの先生がコラムみたいな話を100分盛りだくさんで話してくれます。考えてもみてください、文系(人文社会学)で院行くだけでもかなりのキテレツなのにそこから大学教員で研究者になるってよっぽどの厄介オタクですよね。先生に質問とかすると基本ニコニコされるし気に入られます。中高の頃先生と仲良くなるのが得意だった人(仲良くなりやすい人)は中高の延長線上みたいな授業になるのではないでしょうか。
③一般教養科目がめちゃくちゃある。
どこの大学の文学部でも大体当てはまると思います。専攻や専門以外の文学部の授業がたくさん取れます。国文系でも哲学や歴史、心理、宗教など幅広く授業をとることができるので(めちゃくちゃ偏見だけど)楽単度合いで選ぶよりも内容で取りやすい、しかも大体が出席とレポートで簡単に単位が取れるのでおすすめです。あそ文学部の所以ではないでしょうか。
パッと思いついたのはこれくらいです。基本的に高校時代までの趣味嗜好がそのまま勉強になるみたいな感じなので授業そのものは満足できると思います。
就活について
就活は広告、テレビ、出版、映像などクリエイティブ系を見てました。また好きな商品やサービスを宣伝するのも楽しそうだという思いからメーカーもいくつか受けました。メーカーは全て「ES落ち」でした(笑)。保険などの無形商材と不動産と金融、コンサルなどは「私如きが人様の人生に口出しできない」という思いとウェイ系が多そうということで受けませんでした。文学部は大学によっては教員・公務員志望がほとんどで大3の夏になってもサマーインターンの話が全く出ないみたいなこともザラなので仲間が欲しいとかなら他のコミュニティに入るか文学部はやめましょう。就活を始めたのは大学3年生の春で、といっても春は片っ端から興味のある会社のマイページを作って本格的にやっていたのはサマーインターンの応募からでした。ちなみによくtwitterとかでみるサマーインターン経由の優遇・内定を勝ち取れるのはごくごく一部です。期待するのはやめましょう。また、twitterでゴリゴリサマーインターンを勝ち取った報告をする人がいますが病む必要はありません。意識が高いからtwitterをしているのです。いい結果の時しか呟かないでしょうし、心配する必要はありません。夏インターンに参加できたのはテレビ局(単日開催→上級参加)と誰でも参加できるキモいベンチャーのふたつだけでした。キー局と電博、読広、D2C、NTTとかの大手をミーハーで出してました。インターン参加しなくても本選考が始まると説明会や座談会がたくさん組まれるので大丈夫ではあると思います。20社参加した!とかいうのもあまり気にしないようにしましょう。
私が就活を終えたのは6月に入ってからでした。ありがちな秋〜冬の大手に落ちまくってバリ病んでいたところ、たまたま行きたい度が高かった会社の選考がとんとん拍子で進んで内定をいただくことができました。大手だけ見るのはマジで精神を病みます。行きたい業界の大手と業界10位以内くらいまでの会社をとりあえず出して、あとは駒を増やすために逆オファーサイト(オファーボックス、ABABA、ネオキャリアなどなど)を登録するといいと思います。逆オファーは有名な(かつブラックである)飲食チェーンとレバや某ハウスみたいなウェイベンチャーと零細意識他界ベンチャーしかないので、逆オファーサービスメインでの就活はやめましょう。
あとは話せる人がいるって大切だなと思いました。学校の環境が就活モード低そうであれば夏秋冬のインターンに参加して居合わせた学生とインスタなり交換して情報交換できるようにしましょう。私は大学での友達がマジのガチのゼロでしたが夏インターンで出会った子と励ましあったり情報共有をしたりしていてメンタルが保てました。有名かつ人気の企業のインターンに「選抜」されているということはそれだけである程度優秀なのでぜひそこの繋がりも意識してみてください。大学が違う方が僻んだり妬んだりしないのでなるべく違う環境で生きている子の方が精神が安定するしモチベも保ちやすいです。
ESや面接のガクチカは特殊なバイトをしていたことと特殊なゼミに入っていたこと、地元でのボランティアでの活動を出す会社によって分けていました。これらの活動をしていたのはサークルなどに入っていなかったのでガクチカ代わりになると思ってやっていました。ゼミの方は結構ウケて、特殊なバイトの方は広告・エンタメ系ではウケました。結果として行く会社に内定をいただけたのは特殊なバイトを面白がってくれたからだと思っています。文学部の人は学部に華がないので大学+自分にしかできないような経験が必要じゃないかなと思います。商とか経はよくゼミ大会とかゼミでコンペに出すこともあるのでゼミがガクチカになりうると思いますが自分の趣味を発展させただけの文学部でのゼミの活動は「で、なんか役に立った?(笑)」になってしまいがちです。クリエイティブ系を目指すのであれば変なバイト、特殊なバイトをしましょう。特殊なバイトというのはタピオカ屋やスタバ、高級焼肉などある程度のハードルが必要な飲食もいいですがライター、特殊清掃、ラブホ、街ゆく人の数数えるなど人とのコミュニケーションや人間観察ができる、価値観に影響しそうな仕事を選ぶといいと思います。私は上に書いたようなバイトを経験しました。話すと結構興味を持ってもらえました。SNS運用インターンもいいですが、特殊な経験をうまく話したり表現することができると食いついてくれる(おもしれ〜女・男認定される)のではないかと思います。
ガクチカについては「これまでの学生時代」や「いつでもいい」などがない限りは基本大学での活動にしていました。高校時代のを話すときは文化祭でのリーダー経験でした。ガクチカを「作る」のはお勧めしません。せめて経験を「盛る」くらいにしておきましょう。周りの話や感覚としては「サークル活動」は弱いです。圧倒的に「体育会」が強くて次点で「長期インターン」です。行きたい業界に関連した会社のインターンがおすすめです。おそらくその長期インターンはベンチャーが多いと思いますが間違えてもそのベンチャーに魅せられて就職したりベンチャーで就職するのはやめましょう。
個人的ヤバい(ヤバそう)会社の見分け方は①20代で人事、②HPや会社説明文をみて一発で何をしている会社かわからない(成長・やりがい・仲間みたいな単語で内容が薄い)のは要注意です。特に①で外したことはないです。(D◯M、〇―〇〇〇〇〇、すか〇〇―◯など飲食全般)ベンチャーはベンチャーでも出資元が老舗企業だったりキャリアのある中途が多い人は結構印象よかったです。(タクシー配車アプリの会社とか)
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。文学部の受験を考えていた方は考え直してくれたでしょうか。推薦で文学部を考えている人も私の文学部での生活をぜひ参考にして自分でもイメージしてみてください。教員や公務員志望の方は文学部でいいと思います。結局文学部だけに限らずどこでも大学では「自分の意思」が非常に大切です。周りに合わせていたら詰みます。一緒に行動している友人が就活を始めるのが4年の4月だったらあなたもそうしますか?面白くなさそうだけど友達がとるからその授業をとりますか?ぜひ自分の意思で行動してみてくださいね。
文学部に行きたいと思っている後輩へ
考え直してみましょう。〇〇について詳しく知りたいな〜くらいの動機だけじゃないですか?大学の文学部ではその〇〇を知った上で何か新しい視点をみつけなければいけません。自称進に通うあなた、先生に穴場学部として文学部を勧められていませんか?早慶くらいならまあいいかもしれませんがMARCH以下ならやめておきましょう。MARCHで文学部に滑り入るくらいなら勉強して文学部以外に入れる成績に持っていくかランクを落として法学部に入ったほうが就活楽そうに思います。(個人の感想)旧帝以上なら学歴に箔がつくと思うので文学部でもいいと思い Permalink | 記事への反応(30) | 15:34
だからスタンドプレーで変わるなんて書いてないじゃん、書いてないことを読み取ってしまうのは法律の知識じゃなくて国語の問題だよ。
みんなの「いいね」と「よくないね」で政府は法律を作ったり変えたりするし、みんなの「いいね」と「よくないね」と政府の方向性を司法が解釈して適当に運用しているって話。
スタンドプレーでどうにかなるなんて書いてないよ。
実際問題として与党や社会がLGBTQに寛容な方向性を示している今、これまであり得なかった「同性婚の不受理は違憲状態」って判決が出てるわけでしょ、明文化されこれまでの判決を踏襲するだけなら起こり得なかったことだよね。
立法にしてもその時々に求められてる内容をぼんやりした書き方してその時代に合わせた解釈することでなんとかやりくりするシステムになってるよ、根本的な条文の変更ではなく付け足しによる解釈の余地という形で現代に合わせてることからも分かると思うよ。
株は買ったことあるけどまじで日経とか株価に精神状態を左右される
今だとpaypayのボーナス運用とかがあるからそっちの方がお試しには向いてる
でもpaypayボーナス運用の相談コミュニティは毎日阿鼻叫喚だね
なんでも説明するだけで挑戦できると思わないでほしいな
もちろん程度による話だし、捕らぬ狸の皮算用はいかんと思うけど
とりあえずの計画を立てて随時修正していくって運用ができることなんだから、サボらずそうしてくれと言いたい。
上司がこういう人で上司権限でしか決められないことに対してこういう姿勢なので本当に困る。
「わからないから好きにしろ」、ではなくて、「計画を立てないことを俺が決めたので計画は立てるな」ぐらいの話なので
こちらとしてはやりようがない。
それって増田が話下手なだけじゃない?
毎回「要はギャンブルだよね?」って聞かれるのがわかってるのに、それに対する切り返しを用意してないんでしょ?
話し上手な人はそこからギャンブルはゼロサム(マイナスサム)、株はプラスサムって話を持ち出して、
でも投資の中にもFXみたいにゼロサムのものもあるんですよーとか話を広げていったりする。
ギャンブル性の高さでみても色々あって、個別株の信用取引やバイナリーオプションのようにまさにギャンブルそのものみたいなものもあれば、インデックス長期運用や国債みたいにギャンブル性が低めなものもあるんですよーとか、
銀行預金って安全そうに見えるじゃないですかー?でも1000万までしか保護されないし、インフレのときは預金って目減りするんですよーとか経済に詳しくない人が忘れがちな観点の話をする。
こうやって相手の疑問・関心に沿いながら、お金に関する豆知識を色々伝えて聞き手の興味を引き付け続ける。
いやー私も最初は全然わかんなかったんですよねー、結構昔流行にのってFXやってみたんですけど無知だからいきなり100万突っ込んじゃって3000万くらいまでいったけど最後は大損こいちゃって・・・、と失敗エピソードを前置きにしながら、
で、反省して投資はもうやらないって決めてたんですけど、アベノミクスで株式投資が盛り上がるようになったじゃないですかー?それきっかけにまた興味が出ちゃって、
でも今度はいきなり大金賭けると大損するって学んだので、5000円の少額で始めてみて、そしたら企業のことや経済のことなどいろんなことに興味が持てるようになってこれだけ詳しくなったんですよねー、と話をすすめる。
そのおかげで今は○○円くらい儲かりました、と伝えられると尚よい。
ここまで話をもってきてようやく最後に、5000円の少額投資から始めるの、マジおススメですよ、と一番伝えたいことをもってくる。