はてなキーワード: 20代とは
今1人目妊娠中だから、産まれたときのメリットはわからんけど、産もうと思った理由だけ書いてく
■環境
私:正社員(総合職.残業少なめ)夫:ポスドク(不定期で忙しくなる)
■理由
・みんなやってることを自分だけやらないのは悔しい
・みんな子供かわいいって言うし、いないよりいたほうが楽しそう
・少子化が叫ばれてるし、世の中に貢献してやるか
・老後に後悔することへの恐怖
・自分の親も孫ができたら喜ぶだろうな
こんな感じ。改めて書いてみると中身なさすぎてひどいな。世の中の人たちがどうかわからないけど、こんな軽いノリで産むやつもいます。
件名の通り
若い頃から男性のことが嫌いではないが恋愛対象とみなすことができないまま年を取った
ビアンなわけではない
Aセクなわけではない、性欲はある
一応それなりに顔とスタイルには恵まれていたので若い頃からつきあってくれと言ってくる男は多かった
たまに気が向いて付き合うがそもそも恋愛感情を持っていないので結局塩対応になる
しかも彼氏なんて別れたら終わりなので優先順位が遙かに下になり
のカーストになる
あまり遊び回るのが好きではないのでせっかくの休みをどこかに出かけて潰したくないし、彼氏が家に来られるとパンツ一丁で歩けないしやだ
あとセックス嫌いじゃないけど面倒臭い。毛の手入れとかしないといけないしさあ~
分かるが故に申し訳ない
でも「めんどくせえ」が先に立つ
友達と遊ぶのは楽しいしめんどくさいとも思わない、なぜだ?と考えると女子同士だと隠し事とかないし、価値観も似てるしセックスしなくていいし楽なんだよね話してて
恋愛感情を男に抱ければ彼氏とのデートも違う楽しさがあるのかもしれないけど、めんどくせえ、どうせこのあとホテル行くんだろうなあ
マメに優しいLINEくれても「返事するのめんどくせえな…」ってなる。女友達だと「ばかwwwwなにしとんwwww」とか即レスできるのに
「いつか好きな人が現れるよ」なんて言われるもんだから出会えてないだけかも、と思ってまあある程度の数の彼氏と付き合ったがどの人にも等しく興味を持てない
あと私は仕事のせいかもしれないが男相手だと完全に営業モードに入る(水商売ではない)
彼氏でも一緒で、こう思われたがっている、こうされたがっている、というのを察するので反射的にそういう態度を取ってしまう
本音を語ることはまずない。できない。理解されないと思ってしまっているし、性別の差で仕方ないのだろうと思う。
逆に自分に興味を持ってない彼女持ちなどのほうが気が楽で楽しく過ごせる
これがもう30年間ずっとだった
そして40過ぎた頃になってもまあまあ彼女になってくれの引き合いはある
こっちもおばさんだが言ってくるのは独身おじさんなので50になっても結局モテ度あんま変わってない
20代の頃から体重体型変わってないのと美容整形に金かけてるからかもしれんが
こんな性格なので結婚なんてするつもりもないし、年齢的に子供も無理
今の彼氏とももう別れたい。いい人だけど会う度セックスしたがるし、気を遣っているであろうLINEが面倒になってしまった…
結局なんだったんだろうな~?ビアンでもセクでもないけど、ほんっと男の人と遊んでて楽しいと思ったこと一度もないまま、この人好き!と恋愛感情抱くこともないまま50年経つとは思わなかったわ
結婚願望でもあればまた違ったんだろうけど、自分の生活を乱されるのが激しくいやで自分のやりたいことだけやってたい我が儘な性格だから無理なんだろうな
田舎で、車がないと生活がものすごく不便な場所で育った。電車は走っていたけど運賃がとても高かった。
14歳から自傷行為を始めた。母独裁の機能不全の家と学校での孤立がトリガー。
19歳から精神科に通った。週1回の通院が必要な状態。度重なる自傷行為で鉄剤を処方されるような貧血。母との関係は最悪。貧血と精神科の薬の影響で、バイトは半年も続けられない。
20歳で初めての自殺◯遂。トリガーはお金がなく、国民基礎年金が払えないことだった。世間では社保庁の使い込みが話題だった頃。
24歳で発達障害が分かった。作業所に通うようになっていたけど、通院頻度は相変わらず週1回から減らない。自傷も不眠も続く。母との関係も変わらない。親が負担してくれるのは通院費と住民税やら市民税やらの公的なところ。
国民基礎年金は猶予制度を使った。ハロワは家から遠く、片道800円の電車賃が出せなくて通えず。職業訓練とその給付金は親の収入がそれなりだったため利用できなかった。車の免許はお金が出せず、また親の反対もあって取れなかった。
28歳で障害基礎年金を受給し始めた。手続きは全部自分でやった。診断書料だけは母を拝み倒して受け取った。この頃は自分の口座残高が312円だった。
服もカバンも穴が空いて、下着はサイズが合わないものを使っていた。親は海外旅行に行っていた。兄弟はブランド品を買っていた。
29歳でグループホームに入所した。元手は一年貯めた障害年金。通院頻度はまだまだ週1回。これでやっと生活を立て直せるはずが、ホームの運営がどうも杜撰。
突然利用料が値上げされたり、面談の日にちや時間を間違われたり、無理やり引っ越しさせられたりした。いつ住む場所が変わるか分からないし、お金がないので1日1食、着るものも満足には揃えられない。衣食住すべてが不安定。
身長163センチに対して体重は46キロ。しょっちゅう熱を出して風邪を引いて寝込んだ。住民税やら何やらの公的な分は払えるわけもなく、住む場所は離れても親の世帯からは出られなかったため生活保護も申請できなかった。
もとより親の職業が社会的地位としてそれなりのため、申請しても通らなかった可能性のほうが大きい。
33歳でグループホームを出た。通院頻度はまだまだ週1回。軽量鉄骨のアパートに部屋を借りた。とはいえ名義は親だった。帰ってこいとは言われなかった。世帯を出ろとも言われなかった。この頃後の夫となる人と出会う。
最低賃金を保証してくれる作業所に入れたが、法をかいくぐって弱者ビジネスをやっているような場所だった。生産性のない作業で補助金を吸っているような場所。何度もいじめのようなことをされて状態が悪化。貯金も体重も増えない。
35歳で障害者雇用枠のパートについた。通院頻度は週1回から抜け出せない。客からのつきまといに悩んだ。体重は少し増えたが貯金は全くできない。
37歳で「もういい、もう頑張ったよ。これからはボーナスステージってことで、もういいじゃん」と言われて結婚した。その翌年、通院頻度は2週間に1回になった。体重も50キロを超えることができた。
42歳。現在。洗濯をして、掃除をして、買い物に行って料理をするだけの毎日。子供はいない。通院頻度は月に1回になった。
時々、この20年で縁が切れてしまった友人や、私と同じような状況で未婚の人のことを考える。余計なお世話かもしれないけど。
できるだけ簡潔にまとめようとしたけど、やっぱり難しい。20代の、文字通り血みどろの毎日と、30代の福祉制度に振り回された毎日はそう簡単にまとめられない。
書いてないけど結婚するまでの間は暴力や給料未払い、20歳の時以外の自◯未遂も多々あった。必死に生きてきたというより、死なない(死ねない)だけの毎日だった。
今日、厚生遺族年金のあれこれを見て久しぶりに落ち込んでしまった。私のケースだと、週1回精神科へ通院が必要な発達障害持ちの人間が、どうやって厚生年金に入れただろうかと思ってしまう。今だって睡眠薬がないと眠れない。
遺族年金が有期給付になって、夫がいなくなったら私はまた死なないだけの毎日に戻ってしまうのだろうか。せめてその時までに安楽死制度が整っていれば良いんだけど。
今は毎日穏やかだけど、時々、特に今日みたいな日は生きててごめんなさいという気持ちになる。
ごめんなさい、生きてしまって。
・はじめてのマツパ / 3338 回視聴 / 2 か月前
・ガチャガチャした / 674 回視聴 /1 か月前
・ごみ捨てた / 1732 回視聴 / 1 か月前
・垂れ乳ワイ、ブラを買う / 26万 回視聴 / 10 日前
調べてみるとこんなものが……。
https://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/pdf/20210201_2.pdf
・くたばれPTA\梨本うい
この前歌ったらさすがに限界を感じた
恥ずかしいというより普通に難しい
気がする…歌ったことまだないけど
このキーで歌えるのは30代になったら無理な気がするし
・ロストワンの号哭
なんとなく30代以降は歌わないイメージ
30になったら唄えなくなる気がする色々と
30になって歌ったら懐かしさで泣いて歌えない
・私がオバさんになっても\森高千里
「お前、おばさんじゃねぇだろ!」って心の中でツッコミが入れられる最後の年齢…な気がする
・God knows…
好きだから
20代にもなると何人もの男に抱かれてるから「良かったらご飯でもどうですか?」の時点で
彼がこれほどまでに人気を獲得したのは誰しも自分がヨンスだった頃の思い出を宿しているからだろう。
かわいそうな高校生ではあるが、その後の人生を考えれば彼の経験が人生に良い影響を与えるだろうと想像できる。
皆自分の中にヨンスを見つけると同時にあなたの出会ったヨンス達の事を思い出したはずだ。
無理なアプローチをしてしまう男性は大人になったからといって治るものではない。
私の最後のヨンスの記憶は当時付き合っていたパートナーに何度も告白していた彼女の同僚の20代前半の男性だ。
〇〇デビューをしてしまった時、ヒトはヨンスになりがちである。
このまま勉強を頑張って早慶あたりに入って、当時のことを思い出して丁寧に誘えるようになっていたら彼の未来は明るい。
(彼の評価の)地味めな厘ちゃんと言わず,派手な女子大生と付き合えるかもしれない。
このまま順風満帆な人生を過ごしていけば25歳くらいで厘ちゃんから「今何してるん?」とLINEがくるようなこともよくある話だ。
前回
https://anond.hatelabo.jp/20240722123310
こんばんわ。
補足があるから書くよ。
どうも脂質をずっと控え続けるように思ってる人がいるが安心しろ。
15日に1回は、唐揚げやラーメン、ミスタードーナツなど、好きなものを食っても良い。
サッカーを知らない人には申し訳ないが、脂質を抑えてバキバキの体を作った男のロールモデルとしてセルヒオ・ラモス(38歳)がいる。
https://www.instagram.com/p/CCqxHiShEc5/?utm_source=ig_web_copy_link
何にでもマヨネーズをつける男として有名で、特にマクドナルドのハンバーガーにマヨネーズをつけるのが彼のお気に入りだったようだ。
セルヒオ・ラモスはマヨネーズをはじめ、マクドナルドやピザなどが大好きだったが、そのような脂質の多い食品を制限して体をつくりはじめる。
https://www.youtube.com/watch?v=dG8N5M-omGw
この頃は右SBとしてプレイすることが多いから、このようなシャープな体だったが、後にCBにコンバートされると、セルヒオ・ラモスは屈強な体を作ることになる。
https://youtu.be/4ldXtYLkulU?si=KFtZ4EQSJu7i51Gr
脂質を抑えることに加え、より高い負荷のトレーニングを取り入れ、今ではバキバキのバイキングのようなカッコイイ体になったのだ。
近代のラ・リーガ(スペインリーグ)では、速くて強く豊富なスタミナのあるDFが求められる。
セルヒオ・ラモスが184センチと、けして高いわけではない身長でも、世界最高峰のDFとして戦えたのは、この「速さ、強さ、豊富なスタミナ」があったからだ。
ボールがFWに収まる前に、高速でインターセプトしたり、高速タックルで潰せるから味方は高い位置でポジションを取り、有利にゴールを狙えたのだ。
実はセルヒオ・ラモスも脂質制限解除のルールを15日に設定してる。
CBとして屈強な体を作らないといけないわけだが、そんなセルヒオ・ラモスでも15日に1回は友人と好きなものを食べているわけだ。
これを読んでいる、はてなデブーのあなたも、15日ルールを採用してみると良い。
唐揚げやラーメン、ミスタードーナツを控え、刺身や蒸し鶏などの脂質を控えた食事を心がけるのだ。
バターを使うパンを米に変えるなど、日本人らしく米中心の生活をすれば良い。
米の量もこれまで通りで良い。
頑張れるなら「いつもよりも50g減らしてみる」とか、きつくならない範囲内でチャレンジして欲しい。
そして、15日がきたら「唐揚げやラーメン、ミスタードーナツ」など、なんだって良い。
好きなものを食べて、また15日間、脂質を抑えて頑張るのだ。
高3男。学校祭の実行委員を仲の良い友人たちとわいわい夏休みまでやってきたんだけど、各クラスからの選出時に紛れ込んじゃった文系女さん(委員長)が無双しまくった結果、僕(副委員長)が彼女にきつい言葉を浴びせていじめを行った事になり、20代芸術科の委員会担当の女さんが僕を委員会追放に処す事になりました。通り一遍の謝罪のメッセージを委員のLINE(オプチャ)に送ってそこから抜けたところ、委員長女さんは即座に僕の謝罪文を全員の履歴から削除。もちろんそれ以外の3年のメンバーは仲の良い男たちなので、そのスクショをグループに再送信してネズミごっこをやっているっぽいです。自分が全能であると思っている(実際には何もしていない)委員長女さんと、委員長がいれば成り立つと考えている(委員長が自分頑張ってるアピをしている事に気がつかない)担当女さんと、クラウド上で共有されていた数十点の自分が作成した資料を(ゴミ箱からバージョン履歴に至るまで全て)消去した僕と、委員長についていく気などさらさらない他の3年生と。受験前最後の、そんな夏が始まります。
「家事は弱者男性におまかせ!」は、家事代行サービス「弱者男性サービス」で働く美男美女の従業員たち、通称「弱者男性」を中心に展開される物語です。彼らは優れた容姿とスキルで男性・女性問わずクライアントにモテモテな存在です。依頼内容は、暗殺、護衛、料理、掃除、スケジュール管理など多岐にわたり、弱者男性たちは様々な騒動に巻き込まれながらも、スマートに解決していきます。
「弱者男性サービス」は、他の家事代行サービスと一線を画する高級サービスです。クライアントのどんな要望にも応えるため、様々なスキルを持つ従業員が活躍しています。
弱者男性たちは、美男美女であり、彼らの優れた仕事ぶりと魅力により、クライアントから高く評価されています。
家事に関することはもちろん、時には暗殺や護衛といった特殊任務にも挑戦します。どんな依頼にも対応できる柔軟性とプロフェッショナルさを備えています。
プロフィール: 30代前半の落ち着いた雰囲気を持つ男性で、チームを統率するリーダー。頼れる兄貴肌で、クライアントの安全を第一に考えます。
スキル: 優れた格闘技と護身術のスキルを持ち、危険な状況でも冷静に対応できる信頼の存在です。どんな任務でもクライアントを安全に守ります。
プロフィール: 10代後半の女性で、几帳面で細やかな心遣いが得意。美しい笑顔と誠実な仕事ぶりで、多くのクライアントから愛されています。弱者男性サービスの中で最も戦闘能力に優れます。
スキル: 掃除のプロフェッショナルで、どんな場所でも完璧にクリーンにします。整理整頓の技術も卓越しており、クライアントの生活空間を快適に整えます。
プロフィール: 10代半ばの男性で、料理に情熱を持つフードアーティスト。陽気で社交的な性格で、料理だけでなく、クライアントの心もつかんでしまいます。
スキル: 世界中の料理を完璧に再現し、どんな食材からも美味しい料理を作り出す才能があります。料理の芸術性と美味しさで、クライアントを驚かせます。
プロフィール: 30代前半の知的な雰囲気を持つ女性で、クライアントのスケジュールを効率よく管理することが得意。冷静で理論的な思考を持ち合わせています。
スキル: 優れた計画力で、クライアントの時間を最大限に活用します。日々のスケジュールから大規模なプロジェクトまで、完璧にサポートします。
プロフィール: 20代後半のミステリアスな女性で、諜報活動に長けています。控えめで慎重な性格を持ち、秘密保持のプロフェッショナルです。
スキル: スパイ活動や暗殺、潜入任務を得意とし、どんな厳重な場所でも静かに忍び込むことができます。情報収集や分析能力に優れており、チームの重要な一員です。
プロフィール: 20代後半の男性で、機械やガジェットの扱いに長けています。機械オタクで陽気な性格で、チームのムードメーカーです。
スキル: 様々な機械を操作する技術に秀でており、セキュリティシステムの解除や情報解析を行います。高度な技術を駆使して、任務をサポートします。
チームは毎日様々な依頼を受け、作戦会議を開いて最適な解決策を練ります。各メンバーの特技を活かし、完璧なプランを立てて依頼に挑みます。
依頼内容に応じて、それぞれの専門分野を活かしながら、任務を遂行していきます。クライアントの期待を超えるパフォーマンスで、満足度の高いサービスを提供します。
任務中に思わぬトラブルが発生しても、チームは冷静に対応し、迅速に問題を解決します。どんな困難も乗り越え、クライアントの満足を得るために努力します。
任務が無事に完了し、クライアントから感謝される瞬間が、弱者男性たちのやりがいとなります。彼らのプロフェッショナルな姿勢が、多くのクライアントに愛される理由です。
自分は無能だし、いくら頑張ったって返ってくるわけないって思ってしまう。20代でこの自覚あるのはいいけど、人生すら捨てそうだからどうやって抜け出せたか教えてほしい。ないけど読んじゃった人は美味しいラーメン教えてほしい。
この作品は主人公とヒロインの関係性を楽しみながら、舞台の上だけに限らない、個性豊かなキャラクターたちのやり取りを楽しむものなのでしょう。現実の歌舞伎とは全然違って、例えば歌舞伎に興味がないのに歌舞伎役者の養子になるとか、古典歌舞伎の公演に演出家がいるとか、分かりやすく現実と違います。だから実際の歌舞伎とは違うものとして読むべきものだと思っています。
「どこかで見たことのある、誰かが演じたもののパッチワーク」という言葉、なかなか歌舞伎の本質を突いた言葉だと思います。2世猿翁の言葉にあるように、歌舞伎の本質は「学ぶはまねる」にあると思います。先人に教わって、その人のやり方をまねるところから始まる。それがあるからか、歌舞伎は故人を含め、誰かに似ていること自体が悪いことではない、珍しい分野だと思います。ほかの演劇分野だと誰かに似ていることってあまりよくないこととされていますが、例えば「吉右衛門に似ている」という言葉は、悪い意味にならない。そういうところが歌舞伎の面白いところだと思うので、「誰かが演じたもののパッチワーク」という言葉はなかなかうまいことを言っていると思いした。
「歌舞伎はなんでもあり」これは本当にその通りだと思います。先日も秀吉の物語を見ていたはずなのに、突然舞台が天界に移って孫悟空の踊りが始まり、本当になんでもありだと改めて思わされました(これがとても良かった)。18世勘三郎の言葉にある通り、「型があるから型破りが出来る」「型が無ければ単なる形無し」という側面もあるので、このあたりも描いてくれたらいいのになあと思っています。
ネット上での連載では三人吉三の上演準備が始まっています。演技へたくそと言われている人がお嬢で、華も人気もある役者がおとせになったら、ファンが公演を盛り上げるどころかなぜお嬢ではないのかと暴動を起こしそうですが、そのあたりがどうまとまるか気になります。お嬢の演技も真冬の作品なのに弁天小僧のように片肌を脱いだ演技になっているので、どんな理由がつくのか楽しみです。個人的な好みを言うとお嬢の特徴的な衣装が絵的に確認できればいいのですが、こういうところは単行本での加筆になるんでしょうか?
現実の高校生くらいの歌舞伎役者さんってまだまだ子供の範疇で、そんなに厳しく演技が下手だとか非難されていない気がします。例外的に小学生の頃から人気が高い人もいますが、ほとんどは名前すらろくに覚えてもらえないまま20代前半を過ごしているのではないでしょうか。高校生なのに演技が下手だの人気がないの、あれこれ言われて、物語だから仕方ないとはいえ、この作品の世界はなかなか厳しいですね。