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2024-09-13

1年ぶりにChatGPTにハリポタ二次を書いてもらった

1年前に書いてもらったのと同じ設定。前と違って普通に面白そうになった。

ハリーが3年次にルーピン教授に噛まれ人狼になるという設定で「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のIF小説プロットを立ててください。 ドラマチックなストーリーにしてください。 シリウスブラックピーター・ペティグリュー、セブルス・スネイプを登場させてください。脱狼薬に触れてください。

プロット概要

プロローグ:運

物語の流れは原作に沿いつつも、最も大きな違いが発生するのはシリウスブラックピーター・ペティグリューを追い詰めた後のシーンです。 ルーピンが狼人間に変身した際、彼は自らを制御できず、ハリーを誤って噛んでしまますハリーは重傷を負いながらも、一命を取り留めますが、その体内に狼人間呪いが宿ることに気づきません。

第1幕: 隠された変化と不安

時間が経つにつれて、ハリー自分の中に異常を感じ始めます。 夜になると異常に鋭くなる感覚満月の前の数日間に感じる体の重さとイライラ。 彼はすぐに自分が狼人間になったことを知りますが、友人たちに告げる勇気がなく、恐怖と不安の中で一人苦しみます

ルーピンは自らの行動を深く後悔し、彼の責任としてハリーを守ろうと決心します。 ルーピンは、ハリーに狼人間呪い抑制する「ウルフズベイン・ポーション」を飲ませるために、スネイプに協力を頼みますしかし、この薬には副作用があり、長期的には狼人間の苦しみを増す可能性があることが判明します。 この「脱狼薬問題」は物語の鍵となり、ハリー身体的・精神的な苦悩が深まっていきます

第2幕: スネイプの内なる葛藤

スネイプ教授は、表面上はハリー嫌悪し続けますが、内心では彼をひそかに守ろうとしています。 スネイプはウルフズベイン・ポーションを調合する際に、ハリーの体に危害を加えることなく、彼を守るための最善策を探りますが、自らの感情過去の憎しみに縛られているため、冷静な判断が揺らぎます

スネイプはハリーの父ジェームズとの確執から抜け出せず、彼がジェームズの息子を救うことにためらいを感じる一方、ダンブルドアからの信頼や「命の借り」というスネイプ自身の強い倫理観が彼を葛藤させます。 この一連の過程で、スネイプはポーションに関して危険選択肢を考え始めます

第3幕: ハリーの苦悩と闇への誘惑

ハリー満月の夜、初めて狼人間に変身します。 彼はウルフズベイン・ポーションのおかげである程度の理性を保っていますが、内なる狼の本能が彼の意志を蝕み、凶暴化する寸前の状態に陥ります。 この時、ピーター・ペティグリューが現れ、ハリーをヴォルデモート側に引き入れようとします。 彼は「お前はすでに怪物だ。闇の力こそがお前に自由を与える」と誘惑します。

ハリー自分の内なる闇と向き合わなければならなくなり、自分父親と同じように「正義の味方」になれるかどうかに疑念を抱きます。 彼は狼人間である自分を受け入れることができず、自己嫌悪に苦しみます。 友人たちからも徐々に距離を置くようになり、孤立感を深めていきます

クライマックス: 絆と選択の瞬間

ついに、シリウスルーピン、そしてハリーピーター・ペティグリューとの最終対決に挑みます。 ペティグリューは、狼人間としてのハリーの力を暴走させ、彼を操ろうとしますが、ハリーは内なる狼と対峙し、「怪物である自分を受け入れることで、強さと理性を取り戻します。 彼は自らの力を使ってペティグリューに立ち向かい正義の側に立つことを選びます

この戦いの中で、スネイプも現れ、最終的に彼の知識技術ハリーを救う鍵となります。 スネイプは自らの過去感情を乗り越え、ハリーの命を救うために重要役割を果たします。 彼はハリーを守るために決断を下し、ウルフズベイン・ポーションの改良版を完成させ、ハリーが狼人間呪い制御できるようにします。

結末: 新たな始まり

物語最後ハリーは狼人間としての運命を受け入れつつ、今後も正しい道を歩む決意を固めます。 彼は「自分がどんな力を持っていても、それをどう使うかが重要だ」と悟り、自らの意志で闇に屈することなく、前に進む道を選びます

スネイプは依然として冷徹でありながらも、ハリーとの間に隠れた信頼感が生まれ、今後の物語の中で二人の関係がより複雑に発展していくことが暗示されます

2024-09-12

anond:20240912154449

増田をやめても天井の電灯を見つめるぐらいしかやることがなく

ずっとそれを続けていると幻聴幻覚が起こったり、言語機能暴走が起きて今以上に無秩序言葉が大量に頭を駆け巡って発狂してしまうので、

ほどよく意味がありほどよく意味のない言語の入出力を続ける方が安定する

2024-09-11

この性癖ジャンルがわからいか検索ができない

そもそも普通セックスに興味がない。途中で飽きてしまう。"このボタンを押せばこう反応する"というだけの「つまらない人形」を相手にしているようで、作業のように感じてしまい嫌になってしまう。

最近は「どんな異性が好みですか?」と質問されたら「変態」とか「変な性癖を持っている人」と答えるようにしている。いい雰囲気になってなんとなくそういう流れになっても、「ああ、また普通セックスしなきゃいけないのか、うんざりだなぁ」と思ってしまうから最初から普通セックスには興味がないですよ」と伝えることにしている。

相手普通じゃない性癖をもっていてそれが暴走していく様」が好きだ。それを焦らしてあげたり満たしてあげたりしてコントロールするのが好きなのだ

これをどんなジャンル名で検索すればいいのかわからない。

痴女」で検索しても、女性上位なだけのセックスとか女優さんが激しくするだけのセックスとか淫語セックスばかりで、そういうことじゃないんだよなぁ。

SM」で検索しても、暴力的ものだとか縛り付けるものかばかりで、そういうことじゃないんだよなぁ。

フェチ」で検索しても、アナルものとか変なものばかりで、そういうことじゃないんだよなぁ。

相手勝手なことをしだしてその罰としてお仕置きしてあげる、ならわかるしこちらも興奮する。でも、相手暴力的に叩きたいわけじゃない。

相手暴走して勝手にひとりで気持ちよくなってしまうから仕方なく拘束してあげる、ならわかるしこちらも興奮する。でも、緊縛された相手をみて性的に興奮するわけでもない。

あくまで「相手性癖暴走してしまってそれを焦らしてあげたり満たしてあげたりする」ことに、ワクワクするし性的にも興奮するということだ。

最近でみたAVを例にあげると、普通セックスが終わったかと思ったら女優さんがいきなり「おしっこをかけてほしい」と男優さんにオネダリしして実際にかけられて興奮している様に、とても興奮した。「なにこの変なの!今まで見たことない!欲しい!」って思った。人におしっこをかけたいという願望もないしスカトロ性的に興奮する趣味もないが、「相手性癖暴走していく様」を見ると、とても興奮するし「この玩具が欲しい!」と強く思う。

これをどう検索すればいいのかわからない。

anond:20240911122954 anond:20240911134438

やあ、文章読み下せない馬鹿だってんならそれでいいのよ

理解できずに暴走してBANされたら、それは俺が一番望む展開だから

どうぞ一人で理解できないままでいてくれよw

ページが貼られてるだけありがたいのに

それ以上を望むお子ちゃまなんておもちゃに決まってるだろw

anond:20240911011429

妄執的にこだわるのと、突然の暴走全然違う話するのは

発達障害共通の症状なのではぶきましたw

anond:20240911002246

なぜもなにも、人の質問意図理解できずに暴走して全然違う話を何回もしてるなんて

発達障害以外ありえないだろ

それって発達障害なんですか?

あなた医師ですか?

anond:20240911002041

なぜもなにも、人の質問意図理解できずに暴走して全然違う話を何回もしてるなんて

発達障害以外ありえないだろ

自分の行動すら把握できてないのか?

その質問ができることが、発達障害証拠なんだよ

普通の奴は恥ずかしくてそんな質問はしないし

質問をしなくても理由がわかるものなんだよ

自分感情すら理解できない発達障害けが

その質問をしてしまうんだよ

2024-09-10

anond:20240910234547

「いや、発達障害に見えるかどうか?という話ですよね?」

横だけど、それはちがうだろ

自分部署にいる発達障害と似てる

・まず3回同じ質問をさせた(つまり2回相手質問無視して暴走した)ことをわびろ

って書いてるだけ

おまえが発達障害かどうかなんて話は誰もしてないぞ

anond:20240910221627

発達は頭真っ白になるまで詰める

言語が乱れて日本語おかしくなってくるととても良い

一旦暴走するとなかなかおさまらずに

夜中に急に切れだして、同じ投稿に何度もレスしてきた痕跡を見つけたときには

射精するかと思った

増田は素晴らしい。はてなは素晴らしい。ここを「ゴミ溜め」だという人は井の中の蛙である。いや、ゴミの中のウジ虫だよ。

YouTubeコミュニティガイドライン違反やべぇな。24時間コメントが書き込めなくなった。

書いたコメントは「欧米人コロンブスの頃から変わらない蛮族だ」← もちろんヘイトスピーチ認定される理由は分かるけどさ。

実際に、そーゆー事をしてる動画Reddit言論統制していた話題を取り上げてた動画)に対してのコメントでこれは、言論統制だろ。

まぁ、増田にこんな事を書いても賛同が得られるどころか、俺をボコボコにするコメントが着くんだろうけどなw 表現の自由戦士さん死ねwwwとかさ。

でもそれがいい。

欧米はそれでヘイトスピーチが抑えられてんのか? お前らそれで深刻な差別で殺し合いまでしてるくせに

そういった正論を潰すから実力行使暴走するのが出てくるんだろ、っていうのと

結局、欧米価値観で、日本の歴史勝手に確定させたRedditは野放しにしてて、それを批判する動画も許さないって。そりゃそーゆーコメントも書きたくなるよ

ガイジン日本の歴史勝手に決めて、その反論も許さない」これが、事実Redditで行われているのに、コロンブス扱い、もしくは蛮族扱いするだけでBANだよwwww

事実を認めないから、いまだにコロンブスみたいな事をやってんじゃねーかよぉ、youtubeガチコロンブスじゃん。

まぁこんな文章を書いても「ヘイトスピーチしたお前が悪い」とクソリプが来るか、どスルーされて終わりだろうけど、

それでも「自分意見」を書き込みの出来るはてな増田は素晴らしいよ。

キチガイにも差別せずに言論の自由を与えてくれている。これこそが、本来平等ってもんだわ。

2024-09-09

anond:20240909220159

思いついた瞬間に頭真っ白になって、

自分の思いつきが間違ってないか確認する癖がないんだよな

から思いついたまま暴走してしま

少し考えれば、ワクチンとき免疫抑制作用なんてあるわけないのに、

それにすら考えが至らない

知能が発達してないと、こんなこともわからないのかってがっかりする

ラジオパーソナリティーの喋り方

贔屓にしているラジオ局に出てる女性フリーアナウンサー4月から自分番組を持つようになった。

3月まではいくつかの他の番組アシスタントをやっていたんだが、単独担当する番組を2つ持った形だ。

そのフリーアナウンサーは声や喋り方のかわいさで人気があったんだが、この頃、喋り方がだんだん落ち着いてきている。

リスナーとしては情報が聞きやすくなったのでアシスタント時代いかにもかわいいっていう喋り方より長時間番組では助かると感じる。

局アナだと最初から落ち着いた口調でだんだんはっちゃけ方を覚えていくという感じなんだが、フリーアナウンサーは逆の方向をたどるように思える。

この辺はフリーランス社員という立場の違いによるものなんだろうか。

ちなみにそのラジオ局男性局アナ自分番組を持つと「それ、大丈夫なのか?」ってくらいはっちゃける人が多い。

過去には暴走しすぎて人権団体からの抗議で番組潰された局アナがいたくらいだ。

内情がわからないのでなんともわからないが、パーソナリティの口調の変化がどういう経緯なのかはリスナーとしては興味がある。

2024-09-08

anond:20240908014917

とりあえず、正義棒って何?

それの何処が「正義」なんだ?

他人容姿中傷する事は悪に決まっているのになんで正義棒?

正義暴走概念ってほんと、全然正義ではないもの勝手正義認定してくるよな

anond:20240907130956

その通りだが、殺人への抵抗感が薄いという点は評価できる

除隊後は中国ロシアあたりに渡航してほしい

高速道路とかで暴走するだけでも数人は殺せるだろ

2024-09-06

安倍が高圧的な態を取るのは学歴コンプレックス」、

「菅が学者嫌いなのは学歴コンプレックス」、

「岸田が財務省ポチになるのは学歴コンプレックス」と来て、

偏差値的にはそのあたりを遥かに下回る進次郎がくれば、

総理を担える知能がない、総裁選候補になることが日本劣化の現れの象徴」と来た。

じゃあ、君らはその低学歴低知能無能裏金カルト自民政権に対して、

具体的に何ができたんだよ。

そもそも裏金カルトのつながりだって山上暴走から発覚して、野党勢力はそれに乗っただけ。

泉なんか岸田が「反対反対ばっかり言ってないて野党第一党としてちゃん仕事しろ」って凄まれたら、

吠えることすらできなくなって全面敗北の姿勢を向けた負け犬じゃん。

ドッグラン大型犬エリアいる大型犬には強気に吠えるけど、

抱っこして大型犬エリアに入ったら、

しょんべんとウンコ漏らしながらブルブル震えて鳴くこともできないうちのチワワかよ。

いや、うちのチワワくらい可愛ければまだ許せるけど、別にお前ら可愛くないじゃん。

斜向かい北川さんちの愛想も可愛げもないサブロウ柴犬・雄7歳)かよ。

北川さんの奥さん許可を得ておやつ差し出したら、

めんどくさそうに歩いてきて目の前でおすわりした以降、

お手もおまわりもガン無視して、

たまに不機嫌そうに鼻息を2~3回フンッとやって、

そのうちそれすらもめんどくさくなって芝ドリルしておやつももわずに立ち去る、

北川さんちのサブロウ柴犬・雄7歳)かよ。

無能負け犬ならせめてうちのチワワくらい可愛いところ見せろよ。

単なる個人思想信条に基づく暴力を指して正義依存とか「正義暴走」だとかいうのなら、

やっているのはリベラルよりも圧倒的に保守の方だと思うんだけどねえ(何故ならそっちの方が数が多く、権力を握ってきたから)。

関東大震災の際の朝鮮人虐殺太平洋戦争から昨今のクルド人ヘイトに至るまで

やってる側は正しいと思ってるんでしょ?

だったらまさにその概念を用いる人達の言うところの「正義暴走」そのものじゃん

2024-09-05

主にアビドス三章とプロジェクトKVについて

色々と情報錯綜しているプロジェクトKV関連について、内情に関する不確定な情報に関しては正直何とも言えない。

ただ一連の話の中でクリエイターは良い物さえ作ってくれれば構わない、という意見を見ることがある。これに関しては問題の内容にもよると思うのだが、出された物で評価するのであればライターの方が最後に携わった対策委員会編三章に関しても作った物であるし、アニメテキスト差し替えがあったイベント等への影響等も同様に評価するべきではないか

 

まず、対策委員会編三章に関して

ストーリーの根幹部分は本当に良かったとは思う。クジラのように息を止めていた=本音吐露できないでいたホシノ(アニメ水族館回のシロコとの会話より)が先輩に弱音を吐いた上でこれからも進んでいく覚悟をしたし、シロコ*テラーやプラナは自分たちが元いた世界では守れなかった人たちを守ることができた。最終編の続編的なストーリーとしては本当によかったと思う。

 

ただ、気になる箇所がいくつかある。これが単に尺や締切の問題ならまあ仕方ないとは思う(明らかに話数が多く、可能な限り設定にケリをつけようとしたことは分かるので)。ただ退社と新プロジェクト立ち上げの一連の流れを見ていると、その描写に関して何か含みがあるような気がしてしまう。

 

私募ファンド、ネフティスの執事さん、プレジデント対立のくだり

この辺りに関しては敵対者コロコロ変わるし執事は心変わりしたかと思うと反省してフェードアウトするし、プレジデント大人のやり方というわりに子供の癇癪めいた方法で話を反故にする。

この辺りは直近のイベント等でちゃん説明すれば協力してくれるアクアパークのオーナー反省してサオリを気遣ってくれるようになるDJ等が出てきていたのもあって、アビドス関係だけこうなの?となってしまう(エデン条約編三章〜四章のトリニティモブトラブル担当にされていたので、モブNPC性格が悪いのはライターの手癖なのかもしれないが)し、エピローグにも居たこともありコレがアビドスの生徒にとっての今後の隣人かぁ…と思うとなんとも言えない。

アニメや最終編でノノミ描写から実家問題の掘り下げを期待していたので肩透かしを喰らったのが正直なところだ。シナリオ単体だとそのくらいなのだが、退社の件と合わせて考えるとプレジデントとのやり取りは退社のきっかけとなる社内でのトラブルが元になっているのではないか…?という疑念が湧いてしまう。もちろんそんな明言はされていないし、退社の経緯に関しては知る由もないのだが。

 

シロコ*テラーがみんなの武器を捨てるシーンに関して

スチルを見た時の第一印象は捨て方が雑すぎないか…?というところで、ホシノがユメと言葉を交わして前に進む=きちんとお別れをする、大切な人を弔うというのがこの章の話であるなら、尚更砂漠に打ち捨てるのではなく、綺麗に埋めるとか溶かして別の武器にするとか、やりようはあったと思う。

果たして乱雑に打ち捨てる必要性があったのか、古巣を離れることに対する表現だとすると切り捨てられた感があるし、お話のコアになるキャラクター大事なシーンに変な文脈が乗ってくるのは正直かなり嫌な気持ちになる。

 

地下生活者に関して

今回の章での先生結論は、本当にざっくりした纏め方をすると大人として自分が今やれることをやる、というものだった。それに敵対する存在が、子供のように癇癪を起こし、無敵の空間から一方的に何の責任も負わず干渉し、チートめいた現実干渉本来あり得ない現象を起こすというのは対比がバッチリと決まっていたと思う。

だがその上で、どこまでが地下生活者仕業で、どこまでがそれぞれのキャラクターの動きなのかがハッキリ説明されておらず、よく分からない。先述の私募ファンド執事プレジデントに関して、心変わりが早すぎるのもあり、この辺りは操作されていたんじゃないか?と予想することはできる。朝霧スオウの挙動も、プレジデントを裏切って以降はホシノの強さ(キヴォトス最高の神秘としての、ゲマトリア視点のホシノの解釈しか見ていない様子で、地下生活者台詞呼応して動いているので何かしら干渉されているのは間違いない。ホシノへの精神干渉がどの程度なのかは分からない。テラー化直前かもしれないし、三章の合間に頻繁にホシノの回想が挿入されるのはこの時点で干渉を受けていて夢と現実認識曖昧になっていたのかもしれない。

しかし実際どこからどこまでがキャラクター本人の挙動なのかは明言されない。自己顕示欲の塊ゆえに全部説明してくれたベアトリーチェや暗躍しているシーンをキッチリ映している申谷カイなど、方向性の違う黒幕でもどこからどこまでが黒幕仕業でどこが本人の問題なのかはわかりやすかったのだが、単純に説明不足だ。

先生の爆破というファンコミュニティではさんざんアロナバリア無効化されてきた手段意気揚々と繰り出してきたり(よりにもよってそこで一旦シナリオ更新ストップするし)、先生の指揮の人数制限問題に関しても制約解除決戦以前からストーリー戦闘内で操作不可の味方が援護してくれる演出なんかもあったわけで、先生が打倒するにあたってのカタルシスが異様に弱かったように思う。対比構造とかモチーフにこだわるあまり動かし方が稚拙ではないだろうか。

メタ的な攻めをするわりに解釈が雑ですぐ癇癪を起こす大人なのに子供みたいなキャラクター、というとファンコミュニティでたまに見かける過激ユーザー揶揄しているようにも思える。先生への攻撃に関してもファンコミュニティでたまに発生する死ネタ・負傷ネタ風刺であるがゆえこういう手段になったのかもしれない。二次創作へのお気持ちで作られたキャラ造形、と言ってしまうのはさすがに邪推が過ぎるだろうが、ゲマトリアというメタ的な属性を与えられている立ち位置を考えればプレイヤー元ネタになるのも自然な話だし、それ自体別に良いと思う。しかユーザーの層を考えると、ある種の「チー牛」的な属性キャラを繰り出すのは不用意すぎるし、最後に関わったシナリオでそのキャラを地下へと追い返して退社というのはちょっと危険メッセージ性が生まれてこないだろうか。

ただ問題キャラクター設定よりもむしろシナリオ上での動かし方で、地下生活者が三章においてもたらしたもの説明不足なゴチャついた展開と列車砲やセトなどの扱いに困って途中で流れでサクッと処理した設定ばかりで、ホシノやシロコ*テラーの苦悩と決断など、三章の良かった部分とは関りが薄い。シロコ*テラーとプラナとは元の世界悲劇に関して因縁があるわけだし、アビドスの問題を一段落させたうえでプレナパテスの関係者メインできちんと対決するお話を用意してあげてもよかったのではないか

表現したいことがあるならそれでいいと思う。けれど実際何がしたかたかそもそもどこまでやらかしてるのかが分かりにくいし、ユーザーへの不快感の表明だけが文脈としてハッキリしてしまうのだとしたら、ちょっとさすがにどうなんだという感じだ。

 

朝霧スオウに関して

よくわからないといえば朝霧スオウだ。エピローグでの出番を見る限り確実に何か彼女彼女で設定がある筈なのだが、ホシノの台詞の通り本当に何だったのかよくわからないまま終わってしまった。最初対立関係にあると言われてたノゾミとヒカリ対策委員会との交渉時には遠ざけようとしていたり、ノノミ誘拐時には思うところがありそうだったり、なんやかんやノゾミとヒカリが助けているあたりホシノへの執着だけのキャラではないのは確かだろう。

ただ結局地下生活者がどこからどこまで操っていたのかわからないので、対策委員会編三章の動向だけでは本当によく分からないとしか言いようがない。雷帝関連が今後掘り下げられることもあり、シェマタ建造ぐらいの時期の話に関わってくるのかもしれないが……。

ただまあ思い返せばエデン条約編三章でも先の話を知らないとアツコを傷つけられて激怒するサオリのシーンなどはどの口で言っているんだ、と捉えられても仕方のない描写だったりするし、先のシナリオで裏事情を明かすキャラに関して事前には特にフォローが無い描き方をしているだけなのかもしれない。

 

セトに関して

ホシノのテラー化のついでに副産物のような形で出てきて、ホシノが復帰した後は何故か地下生活者切り札のような扱いになって、なんか凄いらしいけどそのまま倒されたのでよくわからなかった。

セトに関しては戦闘フィールド名前元ネタから明らかにアビドスに関係するボスとしてデザインされているし、新規コンテンツとして無からまれボスではなく三章実装にあたってデザインされたボスだろう。

それが新規コンテンツボスとしてはあまり歓迎された仕様ではなく、シナリオ的にもホシノの復活ついでに処理されているのは単に要素が渋滞したせいなのか、それともわざとなのだろうか。どちらにしろ無茶振り的な実装で調整不足なボスだと思う。

 

ホシノとヒナの対決に関して

スチルもアニメーションも潤沢な頂上決戦……の割には直前でホシノがシロコに一度競り負けているし、決着としても列車破壊による無効試合なので、演出は凄いのに脚本上の盛り上がりからは妙にズラされている。

ホシノの話に終始すると暗くなってしまうので派手なバトルでバランスを取ろうとしたのかもしれないが、心情的にそれどころではないタイミングで熱いバトルをされても集中できないというのが正直なところだし、その本人を巻き込んでるとなると尚更だ。

ヒナに関してはホシノのテラー化直前の台詞回しに関して、事実に即した言葉淡々提示して諭そうとしている。これは単にシナリオ上の都合の台詞ではなく、水着衣装のボイス等から推定するとヒナというキャラクターが確かな事実を礎にして動いており、不確定なものが苦手であるがゆえ、こういう台詞回しになっているわけだ。

事実真実に関する話はクライマックスでも再度言及されるわけだが、今回の章を経てホシノが辿り着いたのが真実であり、ヒナ重要視しているのは事実である。おそらくはこの対比関係を前提にした上でホシノとヒナをぶつけたかったのだろうが、戦闘時のホシノは絶賛迷走中で、ヒナゲヘナ編のシナリオがまだ来ていないので、関係煮詰まってないけどスケジュール的に不可能なのでとりあえずノルマでバトらせたようなバトルだ。正直なところ現状の描写だけではアニメで謎に往年のライバルキャラみたいな扱いをされていたシロコとアルと大差無い関係性だと思う。

頑張っていることを認めてくれると嬉しい、人助けが生きがい、確固たるものが心の拠り所……という、今は先生が適切な距離感で接しているので安定しているものの、ヒナ精神性はもともとコミュニケーション不安を覚えやすい子のそれだ。そういう部分でヒナの人柄を見て仲良くしてるキラキラ部の二人やまあ……偏愛を向けてるアコちゃんあたりの、頑張りとかが関係ない人間関係大事になってくる気がするのだが、その辺りは来たるゲヘナ編に期待したい。

 

後輩の成長に関して

ホシノを止めるために雨雲号を持ち出したり生徒会長立候補したりと、アヤネの凄さを感じさせるシーンが幾つかあったわりに、普通にそのまま撃退されたりプレジデントには発言無効にされたり結局会長職は返上したりとなんというか不憫描写が多かったように思う。

セリカに関してはあまりにも派手でスケールの大きいシナリオと相性が悪かったように思う。アニオリの水族館回でのノノミへのフォローなど、日常パートだといい立ち回りができるだけにもう少しなんとかしてあげてほしい。

今回の章で後輩メンバーたちがしっかり成長してしまうと、ホシノの未練が無くなってしまうので後輩の力で助ける・問題解決するというストーリーにしにくかったのだろうという推測はできる。だが見せ場を作った上でそれに水を差す形で否定する、という見せ方をする必要はあったのだろうか?

 

ユメに関して

ホシノの物語登場人物としては特に文句は無いのだが、プレイヤー視点としては先生として世界観測するゲームで、生徒には無限可能性があると示したのと同じ口でどうすることもできないと言うのは果たしてどうなのか。

全てを許してくれる聖母のような立ち位置先生として庇護すべき生徒を配置した上で、先生には責任がないと許してもらう(しか先生と会話したユメは本編の状況を何も知らず、先生とホシノと三人でアビドスにいるパラレル存在だ)のは些かグロテスクな構図に思える。ヒナの件も後出し列車砲の件で招集した、という描写で「先生は地下生活者と違って自分の生徒同士を将棋の駒みたくぶつけるようなことはしませんよ」と説明してるわけだが、そこを説明するより地下生活者干渉範囲ネタばらしとかもっと描写するところがあったんじゃないかと思う。

どうも三章は生徒に対する先生よりも「シャーレの先生」という立ち位置世界の命運を左右する存在としての在り方に寄った描写が多く感じた。描きたいお話と相性が悪かったんだろうか。でもまあ確かに最終編でアリスが命を賭けるシーンとかもプレイヤーとしては分かった上で生徒を送り出してるわけだし、セカイ系先生概念が相性悪いという話なのかもしれない。

ユメの死因に関してはそんなに明確に言及する必要があるか? と思うのだが、動いてないのに暑いよのミームへのカウンターとして描写したという説がどうもあるらしい。眉唾な話ではあるが仮にそういう意図だとすると三章完結後の現在、露悪要素のない二次創作に対して面白がってユメの死因をネタにしたコメントを書き込んで不謹慎大喜利をする風潮がミームの代わりに蔓延っているのだが、果たしてこれが望んだ光景だったのだろうか。結局ネタバレや不謹慎な内容を避ける流れでホシノサクサク代替としてバズったりしていたし、ミームは変わらず蔓延り、残ったのは悪ノリキャラを愚弄して面白がる空気感だけ。

しかギャグパートシリアスパートで同じ台詞がぜんぜん違う文脈になる、というのはブルーアーカイブお家芸なので何かしらの目的でわざとやってるのはそうなのかなぁとは思う。

ミームの件も合わせて考えると自分シナリオ以外で動かされるのが嫌だったから完全に死人として扱ってるんじゃないかと思わないでもない。そういう都合でキャラクターの結末が歪められたとしたら、三章の根幹部分のお話の受け取り方も変わってくる。

 

対策委員会編二章とエデン条約編の焼き増しではないか

対策委員会編に関しては正直初期のストーリーということもあるし、ホシノをメインに据えた話をするにあたってストーリーラインが似通ってしまうのは仕方ないのかもしれない。そこはおそらく三章の問題ではなく一章二章の方が未来でやる話と被ってしまった、というのが正しいのだろう。

ただ、先生の負傷による一時的退場でその間に加速する情勢、精神的に不安定な強い生徒が暴れてるけどそれとは別に対処しなきゃいけない問題がある、という構図はエデン条約編三章と四章そのままの構造だ。対策委員会編だけならまあホシノの問題は二章では何も解決していないから…と言えるのだが、これに関しては単に話のレパートリーが少ないだけではないだろうか。

本筋以外の部分はスケールが大きいが列車砲+スオウやカイザー軍勢は裏で片付けられているのもあり、ワンパターンを外そうとして派手な設定を入れ、結局扱い切れずに諦めた感もある。頻繁に挿入されてるスチルもこの後負けて即落ちするんだよな…とかカッコつけてるけど後輩の静止振り切って突っ走ってるだけなんだよな…と、シナリオを合わせて見ると微妙感想になるものが多く、手間と内容が釣り合っていない。

 

最近イベント

細部が気になるのは退社とプロジェクトの件だけが原因ではない。直近のイベントストーリーでは出来ている部分が出来ていないからだ。

ーve Alive!ではアイリ意図勘違いしながらもがむしゃらに手を伸ばすメンバーの姿が見られたが、このイベントでのアイリがいなければスイーツ部が存続する意味がない、という言葉こそ対策委員会編三章でユメの意思を継ぎアビドスの為に自分犠牲にしようとしていたホシノに対して、目的否定より何より先に掛ける言葉であったのではないか

say-bing!ではコノカ副局長の立ち回りがブルーアーカイブの根幹となるコミュニケーションであったように思う。カンナにとって大事ものを本人の意図関係なく尊重し、しかアクアパークから帰ってきたカンナが楽しそうだった理由はよく分かっていない、というのは他人はどこまでいっても他人である、だけどそれでも、という古則への回答そのものだ。

seaside outsideでは、人殺し教育しか受けてこなかったような生徒に居場所はあるのかという問いに対してアリウススクワッドのメンバーがそれぞれのやり方で他人と関わる様が見られ、彼女たちにも居場所はあるのだということが示唆されていた。栗浜アケミとそれを慕うスケバンが出てきたのが象徴的で、道を外れた生徒でも受け入れてくれる人がいるというお話を立体的に表現していたように思う。

月下夢騒に関しては続きがある以上結論は出せないし、実質的卒業済みの生徒=大人であるカイの処遇に関しては大きな不安が残る。しかし、黒幕であるカイが何を仕組んでいるかは明白であり、カグヤの暴走もキサキ門主就任仕事が手順を無視してのカイの追放だという部分を加味すると山海経の生徒がキサキ Permalink | 記事への反応(1) | 19:52

anond:20240904193609

発達障害なんだろうなあ

自分文章がキチじみててこういうの言えば言うほど人は面白がるってのが分かってない

人を納得させるには誰かを攻撃せず知識を与えるのが一番いいのに

あなた別に摂食障害バカにしてるわけでもなくたた迷惑を受けただけの元増田的外れな話で刺した上に暴走した

2024-09-03

パワーレズのやつ、書いて後悔してる【追記修正

あの文章はいくつか欺瞞があるというか、そもそもの前提が私自身に寄っているので、あれを元にして「レズビアン界隈の知見を得た」みたいになってるのがしんどくなってきた。

まず第一に、本文にもある通り私はレズビアンではなくバイ。なのに、通りの良さだけで蔑称であるところの「レズ」を自称してしまった。最後法律婚して子どもまで作ってるわけだし、私こそ本当の「ファッションレズビアン」扱いされて然るべき存在なんだけど、はてなまとめサイト人達感想ではビアン代表みたいになっていた。本当に申し訳ない。

私の文章を読んで「ビアンも結局は男とくっつく」と思った界隈外の人がいたなら、それは大きな勘違いだと知って欲しい。それはバイである個人問題であって、レズビアン全般の話ではない。

第二に、私が同性のまともな層からモテるほど魅力的ではないうえに、人を見る目がなかった故、地雷を踏みまくっていただけの話なのに、やたら壮大に書いてしまったせいで真理みたいな扱いを受けてしまった。

あの文章個人体験を誇張して主語を大きくした偏見しかない。だから何か共感の糸口があったのだとしても、誰かを叩くのに使うのはやめてほしい。

(追加:元々の文章非モテ男性に罪をなすりつけていると反応があり、納得・反省したので文章を変えました。確かに嬉々として女性悪口を言う層の暴走に焦り、苛立っていましたが、それでまた特定の層の業を決めつけるのは良くないですね。「こんなことをする男性非モテに違いない」という自身偏見に気がつくことができました。同じことを何度も繰り返してしまい、申し訳ありません)

ビアンゲイ比較しても目立たないし、世の中に知見も溜まっていない。その段階で、私の適当な話が「レズビアン真実」として流布してしまうのは本当に本意ではない。

世の中には自立しているビアンも、添い遂げてるビアンも沢山いる。

切り取りを恐れてすぐ消さなかったせいで結局まとめサイトかに載ってしまうし、後悔しかない。

あの話は人を見る目がなかったバイの、誇張した落語みたいなものです。どうか真に受けないでください。

そして界隈の皆さん、申し訳ありませんでした。

おお、岡本太郎批判にそのまま使えそうだ。本来万博会場全体の予算であったもの太陽の塔ひとつに使ってしまい、途中で発覚し慌てて止めようとしたが時すでに遅し。あの塔が完成した

[B! 万博] サクッと調べたので間違えてるかもしれんが 万博会場の建ぺい率は70%な..

  

id:tapi423さま、コメントありがとうございます

上記コメント太陽の塔内部の展示資料パンフレットを読んだ私の記憶をもとに書いたのですが、改めて調べたところ

万博会場全体 → テーマ館の展示全体 

の間違いだと思います。いい加減なことを書いて申し訳ありません。ブコメ修正しておきます

 

ただ太陽の塔建設は当時大変揉めていたこと、岡本太郎勝手暴走したこと事実のようです。

以下、参考になりそうなページをまとめておきます

 

岡本と丹下の対立

会場計画プロデューサー丹下健三氏と岡本太郎の取っ組み合いの喧嘩がさまざまな記事言及されています

中でも堺屋太一氏による「地上最大の行事 万博博覧会」は当事者による記述として興味深いので引用しま

 

計画が出されたとき、万国博開催期間は梅雨の時期も含まれるため、人を集めるには「屋根」が必要だという意見が出た。しかし、これほど巨大な建造物屋根をどのように作るのか、技術的な解決策は見えてこない。建設省や通産省から安全性危惧し、縮小変更を訴える声が強かった。

  

(中略: ここから大屋建設の苦労が語られますが省略します)

 

お祭り広場建築軌道に乗り始めたと思った矢先のことだった。展示プロデューサー岡本太郎氏が、お祭り広場大屋根の真ん前に、塔をつくると言い出した。これが、かの「太陽の塔である

岡本氏の発言を聞いた丹下氏の顔色が変わった。

「すでにシンボルタワーは菊竹清訓氏が設計していますあなたは展示プロデューサーなのだから、展示に集中してください」

菊竹氏が設計した蜂の巣状のシンボルタワーは、会場の南端に建てる予定で計画が進んでいた。しか岡本氏は一歩も引かない。

「万国博の展示の中心には、一眼でわかるような造形が必要です。一番目立つ展示を私は考えました」と言ってスケッチブック4冊ほどを取り出した。そこには「太陽の塔」のスケッチが200枚くらい描かれていた。(中略)岡本氏の熱弁を聞いたところで、もちろん丹下氏は納得しない。丹下氏の口調は次第に厳しくなり、

「お前にそんなものを造る権利はない」「造るとしても、目立つところにあるのは許さない」

どうしても造るなら、お祭り広場屋根設計を変更して、太陽の塔屋根で囲って見えないようにする、とまで丹下氏は言った。

すると岡本太郎氏は烈火の如く怒り、関係者のいる前で2人は取っ組み合いの喧嘩を始めた。互いの弟子たちは喧嘩を止めるどころか加勢し、手のつけられない状態になった。慌てた私はいったん通産省が引き取りますと2人を制したが、「引き取るとはどういうことだ」と、今度は私が2人に罵倒される始末だった。結局、大屋根の中央に大きな丸い穴をあけて「太陽の塔」を突き抜けさせるという妥協案に落ち着くまでに1ヶ月かかった。

(「地上最大の行事 堺屋太一 万博博覧会」 p269~p280)

 

このように「太陽の塔」はもともとシンボルタワーとして造られたものではなかったが、結果的に二つのタワーが万国博に登場した。岡本太郎氏は「自分太陽の塔と、菊竹氏のタワー、どちらが真のシンボルタワーかは大衆審査に委ねるべきだ」という考えを示した。と同時に「自分には自信がある」ということを盛んに表明した。この勝負岡本太郎氏に軍配が上がったことは歴史証明している

(「地上最大の行事 堺屋太一 万博博覧会」 p282)

 

なお、著者である界屋太一氏は通商産業(現経済産業)省の方であること、出版2018年であることは注意が必要です。

まるで仲介役をしていたような書き方ですが、以下の小松左京氏の著書によれば通産省も強固に反対していたようです。

当初の見解とは大きく異なり太陽の塔歴史シンボルになってしまったせいで不都合なことはみんなちょっとずつ伏せている感じはありますね。

 

小松左京ライブラリ

予算といえば、あの「エキスポの顔」といわれた高さ六十メートル名物太陽の塔」があやうく消えかかったことがある。テーマ展示の、総予算は前にもいったように建設費こみのあち見つもりで三十億は必要だと、岡本氏のスタッフははじき出していた。(この金額理事会説明する時、岡本氏はテーマ展示には「最低三十万円」必要だ、とやってしまった。石坂会長の「明治四十五年の万国博」とともに万国博の二大迷言とされている)

 大蔵省筋はこの規模を内々に承認していたが、監督官庁の通産側は、あまり正面に大きなものを建てられると、ホストカントリー日本政府館が目だたなくなる、という理由強硬に反対した、テーマ展示の稔予算はせいぜい三、四億でいい、というのだ。モントリオールテーマ予算百億と大変なひらきだ。そんな予算ではとてもテーマ展示はできないとプロデューサー側がいうと、もともとテーマなんてものは万風博にはいらないものだ、とまで極言した。

(中略)

 予算の三倍にふくれ上った見つもりをむりやり削るのは大変な作業だった。業者サイドと一項目ずつ検討し、全体の仕様をかえ、やっと予算の倍ぐらいまで削った。だがそれをさらに半分にするのは、背筋の寒くなるような作業だった。

場合によっては、石を一つころがしておいても、これが「根源の世界」だとひらきなおってみせると豪語していたものの、当初のイメージが、はなはだしく萎縮してしまうのはさけられなかった。それに私は平野氏と話しあって、第三スペース「心の世界」に展示する、海外民俗資料収集のための、予算千万円は、最初からおさえて、絶対手をつけないことにしていた。一・五倍にまできりつめる時、展示構想を基本からやりかえなければならないところにまできた。

テーマ展示に関わった小松左京氏が予算で苦労する様子が書かれています現在国立民族学博物館小松左京氏と平野氏が守ったのですね。知りませんでした。

 

 

余談ですが、調べていて個人的面白いと思ったところ:

  

 

追記:誤字修正しました

丹下健三郎氏 → 丹下健三

id:ryotarox さんありがとう!)

  

id:tapi423 さん、こちらこそどうもありがとう

色々知ることができて面白かったです。ブコメも興味深く読ませてもらいました。

anond:20240902215013

こういう人権を踏みにじるやつがいから少子化がとまらないんだよ。

誰が人生犠牲にして育てるんだよそんなバカなやつの子供を。お前らが人が人らしく生きる権利を考えて尊重するようになれば譲歩して生んでやる気にもなるが無理だろ。

チンコついてるくらいでそんな偉そうに命令してるんだよ。ガキかよ。状況見てしおらしくしろよ。女優しろって言ってんじゃねえんだよ。

出産育児にかかる負担認識してちゃんと真っ当に育つようにケアして育てられる所を見せてみろよ。出来ないだろ。

あーお前には出来ない出来ない。お前ら全員出来ない。

そんなお前らが揃いきって、事態をどうしたら解消するか、方法も考えられない、理解もしてないバカばっかりの国、滅びるのがお似合いでは。

ちなみに中絶禁止した地域は望まない出産育児放棄により、殺人窃盗等が増えるというのが過去研究でわかってんるんで、

移民犯罪率増えるの前に親に愛情注がれなかった情緒不安定自国民暴走犯罪率増える。

望んで生みたいと思われるような人間にお前らがなるのが先だろ。ばーか

2024-09-02

夫が、息子を、チー牛と言い出した

私と家族の詳しいスペック(例えば身長体重容姿友達の数や成績)は書かない。それは本題ではない。(先に書くと、むしろそういう関連付けを拒むべきというのが私の意見結論だ。)

息子は中学生、一人息子。夫は三十代後半。私は四十代。

お盆に先立ち、中学生の息子は先に、比較的近所の私の実家に帰っている。息子が出かけた夜、私の夫が、こんなことをいってきた。

「息子はチー牛なのではないか?どうにかチー牛にならない人生を歩ませることはできないのか?」と。

私は耳を疑ったし、そういうことをいう夫に悲しくなった。

実の息子に対してそんな感情を抱くのか、本人のいない前で悪口のようなネットミームを擦り付けるのか、とか、いろいろな感情がよぎった。

チー牛という言葉ネットミームは、私も一応知っている。知っているといっても、あの有名な画像と、牛丼店でチーズ牛丼を頼みそうな性格人格、という、何か表面的なことだけだが。

私は夫に、「ネットミームで人を呼称するようなことはしないでほしい」と伝えたうえで、なぜ息子を「チー牛」だと思うのか、夫の考える「チー牛」とはそもそもどんな存在なのか、尋ねてみた。

夫曰く、(いくつかの会話を私がまとめたものだが)

・まず「チー牛」とは、社会生活を営む上でリーダーシップ創造性が見受けられず頼りなく、特に異性関係においても劣位ないし全く展望が望めず、それによって逆恨みや卑屈さを増幅させる悪循環に陥るであろう男性総称

・この「チー牛」という言葉は、夫の友人たちのLINEグループなどでまず概念を知り、そのあと個人的に調べて、腑に落ちたので使うことにした。六月ごろからこの言葉をもとにした息子への疑念が生じた。

・息子を「チー牛」と思った理由は、息子の(公表しない個人的スペック)や交友関係部活動での立ち位置などを広く見たうえで、前述の素質が多くみられるから

私は、仮に息子が「チー牛」だとして、一体何の問題があるのか、いくつか思いつく例を挙げて聞いてみた。ただ、私もショックというか悲しい気持ちがあり、うまくまとまった受け答えができていたかは分からない。

(私)出自とか社会的階層による差別が許されない社会において、どうして『チー牛』という概念を息子に当てはめようとするのか? 我々も例えば『ゆとり』とか『新人類』とか『さとり世代』とかただ生まれ年代レッテルを張られる辛さを経験しているはずで、それをネットミームで何故繰り返すのか?

(夫)そう感じてしまったものは仕方がない。息子がこのままでは対人関係面で悪化するのを予想できる。チー牛という分かりやす言葉がある以上、それを使うのは当然だと思う

(私)私もあなたも息子の人間関係をすべて知っているわけではないし、まずそもそも、仮にその『チー牛』で何が悪いのかわからない。息子は何の非行もしていないし、逆にしていたら『チー牛』じゃなくなるのか?(何だか屁理屈っぽいが私も混乱していた)

(夫)息子にヤンキーになってほしいとかそういうのではなくて、ただ普通人間社会生活を営む上で常識的な身のこなしとか、総体的なことを重視できる人間になるべきだ。

(私)息子は中学生であり、親に関与できる部分もあれば、息子個人未来もある。私たち自分のやってきたことを息子に強制することはできないし、まずそういう人生観を伝える上で『チー牛』ということばを使うのが間違っているのではないか

(夫)だから、今までそれを言い表しづらかったのが、新しい言葉ができた以上、『チー牛』という言葉を使うのは当然だという話。話さなければよかった。

(私)息子には、まさか、面と向かって『チー牛』などと言ったことはないよね?

(夫)使っていない。(これは本当だと思う。息子が何かショックを受けたり夫を避けてる様子はないので。そう信じたい)

しかし、そのやり取りの中で、注意した私に腹を立てた夫の顔が真っ赤になっていった。怒りが頂点に達した夫は、私を5メートルほど吹き飛ばした。驚いた私は反撃しようとしたが、手も足も出なかった。夫の身体能力の前に、私の力は無力だった。

どうにかこの状況を打開しなければならないと感じた私は、秘密裏に開発されていた活性魔液を肉体に投与することを決意した。この戦闘薬は、体力や瞬発力、腕力などを一時的に強化するものだった。

再び夫と対峙し、彼の暴走を止めようとするが、果たしてどこまでやれるのか…。息子が今は実家で楽しくしてくれていることを願うしかなかった。

2024-09-01

anond:20240901233228

挿入が好きな女はそんなにいなくて快楽安心感を得たいならクリいじりとかハグとかがいいのに

男の方が暴走して挿入したがるからそれを止めるためって聞いた

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