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2024-07-24

戦国大名黒人奴隷を求めた」説、ロックリーさんの捏造ではない

追記をはじめに書くべきとのブコメがありましたので修正しました。

追記

○増補新版しか弥助の記載がないってコメントあるけどそうなの?そもそもロックリーの本の方が先にでているらしいし、頑張ってこんな微妙ウソつくのはどうなんだ。/そもそも記載は本当でも南蛮人から買うしかない

○弥助の事書かれて無い2017年大航海時代日本人奴隷持ってるけど、2021年発行増補新版の間で何かに目覚めたんかな?17年版は序章の改宗ユダヤ人異端狩りを逃れて日本へ逃げ込む所なんか凄い面白い本なんだけど

増補版しか手元にないせいでわからなかった

そしたらロックリー先生初出、岡・ソウザ先生がそれを取り入れた可能性もあるのか

そしてそれを取り込んでしまったせいで目茶苦茶な記載になったのかも

追記2

先生著作ミスについてコメントしていた。

肥後に弥助の妻子がいたと読み取れる件について)

○その部分は、校正の最終段階で、段落を丸ごと削除した際に残ってしまったミスです。2021年再版刊行時にすでに修正済みです。アカデミアの方であれば、そういったことが生じることはご存知ではないでしょうか?それに、弥介の話は前段落で終わっているのは、文章を読めば理解できるところです。

○なおkindleは初版以降の修正は反映されないことが確認されたため、本日中央公論新社協議の上、Amazon修正依頼しました。来週には修正される予定です。本日大規模重版かかりましたので、同じ頁の数字の誤字も修正されます。ご指摘、どうもありがとうございました。

(後掲岡先生のXより)

アカデミアでは段落丸々削除する程度のミスは当然に生じうるか問題なし、またこれを弥助の話と取るのは読解力の問題、とのようだ。

弥助の話をしている流れで肥後の妻子の話を続けているのだから普通の読解力だと弥助の話と受け取ると思うのだが。アカデミアの方々の高度な読解力は凄いね

また、私なら、まずミスしてしまった本を読んでしまった読者に謝罪するけどアカデミアの流儀は分かんないね

なお、「廿」については修正されていそうだが、「器量すくやか」の誤読(?)についてはコメントされていなかった。

本論

戦国大名黒人奴隷を求めた」説、ロックリーさんの捏造ではない

かもしれない。

アサクリの弥助問題から派生して、日本大学准教授ロックリー先生が、「戦国大名黒人奴隷を欲していた」とデマを流している、との言説がある。

しかし、これはロックリー先生デマではないのではないか、との意見がX上で交わされているので、ロックリー先生名誉のためにまとめておこうと思う。(リンクが多くなりすぎるのでリンクは省略)

おそらく初出は岡先生ソウザ先生では?

東京大学史料編纂所准教授の岡美穂子先生と、その配偶者であり東京外国語大学特任教授ルシオ・デ・ソウザ先生の共著である大航海時代日本人奴隷 増補新版」(中公選書)という学術書がある。

この書籍にはこういった記載がある。

屈強で珍しいカフル人を従者にすることは、日本人にとっては「富貴」や「威風」の象徴で、交易関係する大名たちはこぞってその所有を望んだと思われる(215ページ)

https://i.imgur.com/ul26Fbq.jpeg

また、ロックリー先生著作の「信長と弥助」(太田出版)にはこうある。

権威象徴としてアフリカ人奴隷を使うという流行が始まったようだ。(13ページ)

https://i.imgur.com/3pNcW5T.jpeg

ロックリー先生著作2019年出版、岡・ソウザ先生著作2017年であることからロックリー先生は岡・ソウザ先生著作を参考に書かれた可能性がある。

まり、岡・ソウザ先生は従者と記載しているのを、ロックリー先生奴隷と言い換えてしまったようなのだ母国語ではないせいで細かいニュアンスが変わってしまったのか、意図的なのかは不明だが。

ちなみに岡先生ソウザ先生著作に「「富貴」や「威風」の象徴…こぞってその所有を望んだと思われる」とあるが、その根拠は示されておらず、不明である。岡先生ソウザ先生の博識にてらすと論ずるまでもないことなのかもしれない。

ただ、ロックリー先生著作英語版では内容が異なるという話もある。そこまで追えていないが。

というわけで「大航海時代日本人奴隷 増補新版」(中公選書)を読もう

商売上手の中央公論新社が、話題になったこの機会を捉えて「大航海時代日本人奴隷 増補新版」を増刷してくださるそうだ。(https://x.com/chukoshinsho/status/1815737944243573035

せっかくの機会なので皆様も是非お読みいただきたい。

注目すべきページがある。(https://i.imgur.com/aQlemYT.jpeg

弥助の年齢

書籍内では「16、7歳」(4行目)とあるが、実は信長公記では「廿六、七」と書いてある。もちろんこれは26、27歳のことであり、①単純なミス発見できなかったか、②「廿」という文字が読めなかったか、ということになる。ケアレスミスだろうか。

弥助の特徴

書籍内では「穏やかな気性」(5行目)とある。これも信長公記にあたってみると、「器量すくやか(健やか)」とあるが、現代文に訳すのならば「立派な」や「頑丈な」、「才気にあふれた」といった意味となる。これもケアレスミスだろうか。

肥後に妻子がいた?

書籍内では肥後に妻子がいたとされている(後ろから2行目)。文脈上これは弥助のことだと思われるが、史料中で弥助に妻子がいたことを示すものはまったくない。何を根拠にしているのだろうか。

余談

ルシオ・デ・ソウザ先生は、ロックリー先生の最新作「A Gentleman from Japan」の推薦を書いており、関係は良好だと思われる。

余談2

岡美穂子先生によると次の通りだ。

ゲンダイ」系の媒体、上から圧力にも曲げず、頑張ってらっしゃいます。どうせ競馬女性の裸の写真しか載っていないんだろうから読者の質など知れていると、オカミはタカをくくっておられるのかもしれませんが、なかなかどうして、左翼知識人から、かなり支持されておりますのですよ。私は左翼でも、知識人でもありませんけど。でも右翼絶対嫌だ。

そんなこんなんで、お友達がいるわけでもない日刊ゲンダイで、本が紹介されました。とても嬉しいです。

https://web.archive.org/web/20201101144221/https://mdesousa.exblog.jp/m2017-06-01/

先生ブログによると、左翼知識人日刊ゲンダイをかなり支持しているとのこと、また、御本人は左翼でも知識人でもないけど、右翼絶対嫌とのことだ。

ちなみにこのブログは、2024年5月16日まではウェブアーカイブにて確認できるが、岡先生が今回の弥助・黒人奴隷議論に御参加されるころには既に削除されてしまっている。

知的財産喪失だと思われ、非常に残念に思う。

余談3

弥助・黒人奴隷議論に際し、岡先生のなされた御発言をまとめておこうと思う。

○これだけ「歴史修正主義」って叫ぶ人が出てきてるのに(笑)、右系論壇が沈黙しているのは、さすがにこの問題に関わったら、常識を疑われると認識できているのだろう。

○将来を嘱望されていた呉座さんがあんなことになってしまったのは、あなたたちのような人と不用意に繋がってしまたからでしょうね。

○「権威象徴としてアフリカ人奴隷を使うという流行が始まった」という文章否定しろ、という意見が多いようですね。ここで迂闊に発言すれば揚げ足をとられそうです。外務省から正式要請があれば、史料付きでやっても良いですよ。外務省がこの問題を本当に「国際的国益問題」と判断すればですが。

○私はロックリーさんの著作は、日本語も英語も「歴史読みもの」であり、学術研究であるとは考えておりません。しかしそれが書かれるにあたって、彼が様々な文献にあたり、想像を超える努力したことは存じております

○彼等にとって、ロックリーさんの著作が、歴史日本への関心を形成するバイブルであるのだとしたら、それを否定するのは、彼等をとても傷つけることであり、それに対する防衛として、ネットの中で「歴史戦」が展開されているのでしょう。

○に「裏で」繋がっていませんが。私が海外出版した本のレビュー権威あるジャーナルで紹介してくれたのは彼ですし。面識のない人を「あんた」と呼ぶのは、いかがなものでしょう。おそらく、現在表に出ている人間で、彼を表舞台に連れてこれるのは私だけですが、こんな人のためにはできませんね。

https://twitter.com/mei_gang30266

ここから、①右翼右派に対する敵対心がある、②ロックリー先生著作は読み物だが、ロックリー先生努力やそれを信じる人のためにも否定しない。(ロックリー先生史実と主張しているが)、③政府から言われれば自身著作修正しても良い、④ロックリー先生とは夫婦揃ってかなり深いつながりがある、という御意見をお持ち・事実関係であるいうことが読み取れそうだ。

余談4

著名な学者であり、岡先生の同僚でもある隠岐さや香先生まで、岡先生擁護論陣を張っていた。

先生はじめまして。大変お疲れ様です。横から失礼します。

日本研究者への歴史観にまつわる誹謗中傷オンラインハラスメントは「アジアにおける学問の自由への脅威」の一例として報告されるレベルでして、まさに言論弾圧一種として国際的にも認識されています

https://www.asianstudies.org/publications/new-threats-to-academic-freedom/

https://x.com/okisayaka/status/1815268791099764775

ちなみにオンラインハラスメント日本での事例として、隠岐先生御紹介のページでは望月衣塑子さんの新聞記者が挙げられている。あれってフィクションじゃなかったっけ…?

2024-07-23

今回のアメリカ大統領再選選挙バイデン立候補取りやめてよかった

このままいけばトランプが再選だろう

日本防衛的にはまずい人選なのかもしれないが

いきすぎたリベラル運動ストップしてくれることに期待したい

ポスト蓮舫を担う女性政治家、五選

◯選定基準

高齢者政治是正から蓮舫より10歳以上、年下であること。(1977年以降生まれ)

過去に「男なら泣くな」などの性差別発言がなく、社会的に弱い立場におかれる人々に寄り添う資質が推測されること。

1. 小野田 紀美(1982年まれ)

米国シカゴ出身蓮舫と同様に二重国籍批判されたが、自身蓮舫への批判を「差別主義者」と見なす意見を「分断を煽る」と分析し、自ら戸籍謄本を公開した。

2023年子宮筋腫となり子宮全摘するも、2024年より外交防衛委員長を務める。

2.今井恵理子(1983年まれ)

沖縄県出身感音性難聴の息子を持つ母で、「電話リレーサービス法」「読書バリアフリー法」など、障がい者支援政策の実績が多い。

故郷である沖縄の振興や、女性DV被害者支援に力を入れている。

3.英利アルフィヤ(1988年まれ)

北九州出身米国外交政策修士号を取得したウイグル日本人

•まだ当選回数一回なので実績は乏しいが、人権外交超党派で考える議員連盟事務局次長を勤め、台湾トルコなどの外交や、不同意性交罪などについて活動している。

4.塩村あやか(1978年まれ)

広島出身被爆2世ロスジェネ

AV出演被害ホスト被害不妊治療乳がんなど女性人権健康に関する業績が多いが、ロスジェネ支援にも強く関わっており、今後さらなる活躍が十分に期待出来る。

5.吉良よし子(1980年まれ)

福島県出身共産党からブラック企業キラー」と呼ばれるロスジェネの元会社員

雇用問題では、違法を繰り返す企業名公表を実現した。奨学金による負担を軽減するための活動や、反戦活動にも積極的に関わる二児の母。

あくま自分基準なので、異論のある人は、熱意を持って実力を持ち、今後も期待できる女性政治家を推薦してください。

アサクリ・弥助・黒人武士問題は軽視して良いものじゃない

日本戦国時代では黒人奴隷流行ってた、イエズス会奴隷禁止してたのに。

真田広之SHOGUN黒人武士が出てこないのは差別糾弾された。

○弥助の活躍を認めないのは日本人が差別主義者だからだ。

こんなのが一般的になってんだぞ

人種的ポリコレ配慮戦国モノしか作れなくなるだろうね

東大准教授の岡美穂子先生論調

ちなみに東大准教授の岡美穂子さんは誤りを正さないことに肯定的

理由は「それを信じた彼らが可哀想からじゃないか」という趣旨しかも、外務省から言われたらやるという権威主義

彼等にとって、ロックリーさんの著作が、歴史日本への関心を形成するバイブルであるのだとしたら、それを否定するのは、彼等をとても傷つけることであり、それに対する防衛として、ネットの中で「歴史戦」が展開されているのでしょう。

https://x.com/mei_gang30266/status/1815158811931603395

権威象徴としてアフリカ人奴隷を使うという流行が始まった」という文章否定しろ、という意見が多いようですね。ここで迂闊に発言すれば揚げ足をとられそうです。外務省から正式要請があれば、史料付きでやっても良いですよ。外務省がこの問題を本当に「国際的国益問題」と判断すればですが。

https://x.com/mei_gang30266/status/1814970333448790232

ちなみに岡先生配偶者ルシオ・デ・ソウザさんは、このデマ発信元ロックリーさんの著作の推薦文を書くなどの近い関係

東大教授隠岐さや香先生論調

オープンレター隠岐さや香東大教授も参戦。

趣旨は「歴史学者へのオンラインハラスメント言論弾圧だ!」とのこと。

先生はじめまして。大変お疲れ様です。横から失礼します。

日本研究者への歴史観にまつわる誹謗中傷オンラインハラスメントは「アジアにおける学問の自由への脅威」の一例として報告されるレベルでして、まさに言論弾圧一種として国際的にも認識されています

https://www.asianstudies.org/publications/new-threats-to-academic-freedom/

https://x.com/okisayaka/status/1815268791099764775

ちなみに隠岐さや香先生の例示した報告では、日本におけるオンラインハラスメントの事例として安倍晋三によるものを挙げている。なんとその出典は新聞記者映画)。あれは望月衣塑子記者によるフィクションなんですが・・・隠岐さや香先生大丈夫

2024-07-20

最近みたアニメ

目次

ピンポン

BNA ビー・エヌ・エー

フリップフラッパーズ

えとたま

キャプテン・アース

コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜 1期

ゾンビランドサガ 1期

ピンポン

松本大洋×湯浅というクサヤ×ブルーチーズみたいなアニメ

非常によかった。最高に高校青春していた。

アニメーションのクセは思ったほどなくて、OPラストだけ苦手だったけどOPのほかの部分は大好き。

「少し泣く」ってこの漫画だったのか!と、いいシーンなのに笑ってしまってカナシス

私は老人・師匠キャラ同窓会展開が好きなので、3人が会する場面が一番好きかも。ポセイドンも悪イメージずっと付かなかったね。まあずっと高校の質が下がってると繰り返し言われ続けてて同情票集まったし。デビル拾う器量が質の低下から来るものかもってのも物悲しい話です…。デビル、よかったよ。こっちも短期間でえらいことになってます

 

アニメキャラも話も面白かったけど、根本的にこの手のお話って苦手なんですよね。この作品ってもの凄い才能があるけどそこそこ卓球が上手いでとどまっていた二人(それも親友!)が本気で努力したら超短期間で最強になるってお話じゃないっすか。年一大会高校生ってそういう短期間にしなきゃいけないんだけど、それでもやりすぎだよなぁと思っちゃってキャラ愛の障害になる。似た作品ですきなのがはねバド!。あれもピンポンみたいにほぼ急に主人公最強になるから作品は好きだけど主人公はそんなに…みたいな玉に瑕な評価に落ち着いちゃうのだ。キャラならやはりドラゴンも捨てがたいがオババの息子が一番になるか?

あとOPのような高まった後の二人が喋ったり入場するシーン欲しかった。

BNA ビー・エヌ・エー

今石と吉成曜ネームバリューだけで見ちゃう作品しかも色彩がいいよね!

んー…。面白かったよ。

アニメーションはグリグリ動くよりはメリハリと嘘で躍動感重視な感じ。トリガーみてんなぁーって気分。ちゃんと見た作品ないけど。

人並の能力プラスアルファで獣の能力といった人の上位互換みたいな獣人が居て太古からひっそり共存してたけど人口の差か現代でもめっちゃ被差別側に追いやられている、なんか変な世界

そんな獣人ユートピアといわれる特区舞台なんだけど…ユートピア理由は「獣人しか居ないから」。

…うーん…。それ、ユートピアじゃなくて隔離なんじゃね?人と獣人ちゃん共存してこそユートピアじゃね?文明の発達で生存圏が入り混じったけど、動物園動物だけだよって。言葉を選んで自然保護区と言い換えてもいいけどそれユートピアかなぁ。

都市獣人ならではの構造にはなってなくて、ほぼ普通人間都市ビースターズズートピアの後に見るとガッカリするよね。そもそも獣人の姿になるのは威嚇に等しいと、みんな普段は人の姿で過ごしているか最初祭りとき以外、「獣人の街」感は皆無。

ユートピアの負の面も描きたいからか、話は基本、街の暗部ばっかり。ギャングに貧民、窃盗賭博宗教。先述の要素もあり良いところがほとんど描かれないから、美点が人(がいないから)に差別されないしかない。(ネット規制されてるし)

よって獣人にとって大切な街、守るべき街みたいな根本スタンスを共有できなくて、価値を感じない。人界の差別…もそこそこひどいんだけど、今も相当数獣人暮らしてるわけだし…そっちでみんなでガンバったほうがよくない?とポリコレが進んだ現代視点で見ると思っちゃう。結局、人が居ない舞台設定にしたいだけの雑な設定に感じられて、獣人アニメとしてはそうとうガッカリだった。(さらにいうとほぼ主人公人間視点異文化の来訪者視点が欲しかたからだけの両種が居る設定に感じられた。世界獣人オンリーでいいよ別に。)

話は結構好きだったよ。男女探偵バディものっぽい雰囲気でよかったし、「俺は間違わない」のカウンターにグッときたし。そういえば終盤のラスボスへのセリフは「すべての獣人は俺が守る」って感じの初期セリフを被せてくれたら皮肉にもなってなおよかったなぁ。これならなおよかった点は主人公ラストもかな。あえて街に留まる選択をしたわけだけど、ラストSNS誕生日おめでとう投稿いいねするとか(中盤迷って押さなかった)、人間界に存在を知らせる感じで終われば、なお選んでここで暮らす感が出たと思う。唐突獣人化して引きこもって密航して…って背景があるから、どうしても失踪した人の家族や友人目線を考えるとね…。こっちにきた親友ナズナけが人間界の繋がりじゃないんだからなぁ。(私の獣人街の価値が低すぎて描写が無い家族の方が大事に感じてしまう)

 

あとこれも微マイナスなんだけど、本編内容にED曲が絡むんだけど、こういうパターンて曲がハマらないと話にも減点しちゃうのよね。曲が好きになれたら加点だけど。二人のあのキャラであの披露場面であの曲調を好きだったり選ぶのは微妙、かな。曲単体で嫌いってほどでないし。毎回ED見てたし。

  

話のオススメ野球回です。ゲストキャラ声優の演技のおかげで一番好き。絵は繰り返し多めだけど、聞いてるだけで楽しい

 

 フリップフラッパーズ

1話15分で脱落。

ごめん、自分はこのキャラデザの目と口から感情を読み取ることができなかった。ずっと人形が喋ってるみたいで驚くぐらい感情がノらなかった……。

赤松作品みたいだよね。まおちゃんとかネギまみたいな。

 

えとたま

どちゃくそ面白かった。いや萌えアニメっぽいし期待値ゼロで見たんだけど、まさかこんな作品だったとは。

OP時点で3Dに驚いた。そして作中でもクオリティそのままですごい、本当にすごい3Dアクションを見せられて、本当にテレビシリーズでこれ見ていいの!?不安になったぐらい。大満足。こういうアニメーションが見たかったんだよ。日常パートは、最初干支言えない天丼やまたアキバかよみたいなのをグッとガマンしてもらえれば。そういうのはすぐ消えて、ハイテンポで止まらないスピード感のたたみかけで脳をやられた(デスデスだけは最後までガマンしてくれ)。やっぱ1、2話はこういう強いつかみが大事だよなと痛感した。メタネタ好きですし。中盤は流石に多少落ち着いて進行したけど、総集編すら楽しく見れた構成はよかったし、どうみても捨てキャラに見えた犬猿(猪)に作中で言及したときコイツぁ信頼できるぜと思いました。

ゲストイラストウサギへきるぶつけるのは卑怯

 

減点なところもあるんすよ。男人間やソルラル設定とか形骸化してるなーとか、人間界に集まってる部分ほぼ要らないなーとかの単純な人間非介入ほんわか干支争奪バトル話でよくない?だとか、ドラたんは覚悟してたけどピヨたん回ほぼ蚊帳の外将棋回じゃん!(泣)とか。

にゃ~たんの「記憶喪失によるキャラ探し」も最初だけで、ほぼチュウたんのための逆算だよな。とか。

でも2Dの会話劇と3Dアクション両方で高得点だされたら満点超えるよね。

モ~たんもそんな好きなキャラじゃなかったのに終盤の短い尺でめちゃくちゃキャラが深まる話ぶっこんだりで大幅加点に転じました。

あとはにゃ~たんの記憶喪失がねぇ。元々、飄々かつ深謀遠慮っぽい性格みたいだったから、フジリュー太公望と伏義みたいな記憶喪失後のふざけたキャラ込みの二面性があればよかったよねぇ。せめて衣装チェンジが欲しかった。昔の巫女風な服みたいな。デタッチスリーブだけでも追加してくれれば…!

 

音楽OPイントロED大好き。ソルラルチャージバンクもよかったにゃす。(EDのようにちょっとでもいいから毎回変化があると心のゴローさんが喜ぶんだよね)

聞いてね。

 

キャプテン・アース

半分?12話ぐらいで脱落。

巨大ロボが宇宙で戦うぜ!……というのを期待すると死ぬ

いい点。女の子可愛い褐色ワンピ可愛い魔法ハッカー少女ロジカルかわいい。突然現れるランドセル少女で視聴決定(しかし以後出ない)。敵のエロさは…私、エロはわりとどうでもいい。

悪い点。ロボが活躍しない。

まあボンズアニメなんでね。覚悟してたしね。

序盤はよかったんですよ。合体バンクケレン味あって満足度ド高いし(毎回ロケット飛ばすの!?)。説明無し専門用語ラッシュも嫌いじゃないし。しかいかんせんメインロボが出ない…そもそも設定がかなり迂遠…。

 

1.敵が地球上で4分間のチャージを行なう

2.敵が地球から離れた場所に巨大ロボになって出現。

3.敵が地球に到達できたら人類全滅。

 

Uターンしたら成功!と地方人口維持みたいな目標設定なの。謎。宇宙人が敵じゃねーのかよ(宇宙人だけど)。

で、初期は唐突に手順2から始まって人類監視して迎撃するんだけど(ファーストコンタクト主人公父親ロケット特攻撃退できる弱さ)、以後はなぜかチャージ装置と小型ロボットが一体になって、手順1を戦いながらチャージするようになる。なので地上で制限時間までに敵を倒せ!に変わる。

主人公も巨大ロボのコアの小型ロボで戦うからかなりスケールダウンするわね。しかチャージできちゃったら地上で戦ってた主人公宇宙に行くのに間に合わないから…。実質地上戦運命の分かれ道。一応2号ロボとかでカバーな話にはなるんだけど…

毎回ガオガイガーガイガーで戦って時間がかかったらファイナルフュージョンもせず敗北。みたいな。それって見たいか

それを敵が敵幹部覚醒のためにまず5回繰り返すことが確定する。5回は多いて…。しかも一人一話かと思ってたら一話で収まらなかったりで…ギブアップです。

 

地球に来たら即敗北の敵に一応、世界各国で防衛網は敷いてるものの…

日本

種子島

名あり主要メンバー1桁の組織

子供4人が活動して敵を防ごう!ってシナリオはムリがあるよ!

用語解説はしないにしても主人公ロボの解説ぐらいはしようよ!

アースエンジン地球製なの!?動力源は主人公が偶然手に入れた銃でしょ!?主人公が撃つまで動力源無しの置物だったの!?ヒロインの銃は撃たなかったんでしょ!?なんでそんなもんつくってんだよ!?

しかも弱いしさぁ!ガンガン格闘するような機体でもないですって!?

 

…うん、ダイガードでも見るかぁ。

しかも序盤にいい年した男女の恋愛駆け引きのやりとりを敵・味方2組でやるという謎采配。脚本がなにを考えているのかまったくわからない。

 

主人公も「久しぶりにあった友人にブーメランみせたろ!」っちゅう、17歳の高2にしてはちょ~と幼すぎるキャラで、全員中学生設定でよかったよ。無知ヒロイン魔法少女中学生が適正だってエヴァと交換しよ?

 

ED曲はめちゃくちゃいいんで。聞いて。後半変わるらしいしここで切ったのは正解か。

 

コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜 一期

またボンズかぁ……………………。

これも色使いが気になった作品

完走したけど、正直、視聴赤点を0.001点上回った作品。毎回「打ち切るか…」と思いながら見てた。

魔法妖怪超能力・ロボなどなどなど、常人を上回る力をもったもの超人総称した戦後昭和世界で、今と数年後の未来の場面を平行しつつオムニバスで毎話いろんな超人の話をする。

ボンズ作品なので、OP最後のような主人公活躍を期待してはいけない。

 

超人になったからには・超人の力でなにをなすか。そんなテーマと向き合った各話の出来は、正直、よい。けっこうよい。基本は思想のぶつかり合いなので真面目にみてないとかなりわからなかったりするけど、様々なジャンル超人活躍するエピソード面白くできていると思う。だから、余裕で視聴できる。

そんな各話横の出来はいいのだが、それらを貫く縦の物語、「超人課」に関してはうーむ…。やや停滞感が強い。エピソードと変化が弱い。

というか主人公問題

主人公超人保護意識が高く、(一応)普通人間ポジション

なのだが、熱血漢はわかるものの、それにしても口調が強い。結構強硬派言動に感じる。

それでいて超人保護の実績・活躍はというと、それほどは芳しくない。あんまり上手くいかない。

頭脳知識にしても親や上司世代が勝っているし、駆るロボは同僚の未来人が作ってあげたもの。腕の謎の力は解放したら家族同然の人に封印してもらわなくちゃならず、それら抜きでも普段の行動からかなり人を頼り(使い)気味。

環境無自覚に甘えていて態度は強気、みたいに写ってしまう部分が多少ある。なんと表現すればよいやら。

適切ではないかもしれないが「THE末っ子」みたいな?ちょっと高慢にも見える態度のでかさだけど彼の地盤ってほぼ志だけで頼りにできるキャラじゃあない。

結局、終始主人公を好きになれなかったという話さね。

 

主人公超人課を抜ける未来についてもビジュアル変化が薄いかぼんやりしてるとどっちの話?と偶になったり。一応敵対してるけど各キャラそこそこ普通に喋ったりと絶対的決別じゃなさそうだったりでフックなりえなかった。分割2クール前提のせいか1期範囲でいい感じにまとまるわけでもなく、あぁ、飛び出したけど結局仲間集めで頼り先作ってんなと覚めた感じになっちゃった

 

魔法少女アースちゃん好き。ジャガーさん好き。笑美さんすき。全体を通してやりたいことも多分わかる。各超人お話面白い。なーのーに、赤点ギリギリ。超低空飛行。なんだろうかあえて言えば、「全体を通してやりたいことも多分わかる。しか面白くはなさそう」かな。興味の部分への刺激が低い作品だった。

色彩についても特徴的ではあるが昭和モチーフのせいか薄暗い世界が続くので強い魅力にもならなかったみたい。

 

曲は…特に無し。EDだけ笑美さんの動きのためだけに毎話見た。

 

ゾンビランドサガ 1期

宮野真守だけでおつりが来る!!!!!!(宮野真守三石琴乃の鳴き真似だけで満腹じゃい!!)

からこんなパンチ1話から繰り出してくれると見ちゃうんだよね。

非常に面白かったです。

当時話題になってただけの理由はあるのだなぁ。

想像以上に佐賀要素丁寧にぶっこんでるし、よかったよね。

ゾンビ要素・アイドル要素、はぁ、特に加点もないけど、キャラシナリオがよければよいのだ。

いや主人公さくらちゃんよかったですね。方言よかったですね。初期のどやんす流されなんとか牽引する姿にグッときて好きになりましたね。最終回は思わず泣いちゃいましたね。受験に落ちた後の悟りさくらちゃんが一番好きです。

アイドルアニメ別にきじゃないけど、彼女がもろもろ頑張るのを見るアニメとして視聴しました。もちろん主人公を活かす他のキャラの味付けも(ゆうぎりさん以外)よかったからです。(ゆうぎりさん以外)

…全体的によかったら特に書くこともなくなる。

たえちゃんもよかったね。会話中とかダンス中とか、絵が退屈・予想の範疇になりそうなときはたえちゃん見とけばとりあえず普通と違う動きが見れるので退屈しないですね。あれでいて練習もよく頑張ってたりほんわかしますね。

ヤンキーリーダーになるのはびっくりしたけど、驚くほど邪魔にならずテンポを阻害せず進行したし、リリィは明るく不穏不満分子集団のいいアクセントだったしアイドル二人は普通アイドルものしてたし。じゅんこのほうがやや好き。

 

曲。OPSEが入るOP問答無用勝利なんすよ。「んみゃく」これ聞いて。さいつよ。しかSE増えるとかたまんねぇ。それぞれのキャラ協調性なく好き勝手に歌ってる感じでよき。

作中のライブや曲は…マジメに見てないので特にいかな。CMソングが一番好き。最初ライブ3Dになったときはそういうアイドルアニメメタったネタかと笑ったんだけど、後から普通アイドルして3Dしててそこはごめんなさいしないといけない。

anond:20240720062346

でも彼女場合ホルモン治療とかもして見た目もだいぶ女性だったから、とかの条件つきだよね。

そこから押し広げられる可能性ってあるだろうか。

前述の「シス女性リンチが行われる」みたいなことになったら確かに困るけど、そんなことあり得るだろうか…?

増田トランス女性男性だと言うなら、男性はそこまて防衛に対してヒステリックになるだろうか?

逆にトランス女性女性であるなら、見た目で判断されるつらさには共感するだろうしそんな攻撃的な振る舞いに出るだろうか?

かになんか本物なのかどうかよくわかんないけどネットトランスの人は怖そうな感じの人多い気がするけど、私がリアルで知ってるトランスの人は普通に穏やかな女性ばかりだったので、そんな変な人ってたくさんいるのかな…?ってちょっと疑問に思う。

まあマイノリティだろうとマジョリティだろうと事件を起こす人は当然いるとは思うけど、あの判決事件を誘発するとはあんまり思えないなあって。

2024-07-17

anond:20240717012233

勝ってくれてぜんぜんいいよ、別に否定してないよ・・・傷つくのが怖いのかな?防衛しなくていいよ

みんな違ってみんないいんだから

2024-07-16

anond:20240716171105

それから報道の自由ってのは民主主義の根幹を支える重要原則っス。これを便宜的に制限するのは、後々大きな問題引き起こしかねないっス。再発防止や社会防衛必要情報が隠されてしまリスクもあるんだったら、結局、社会全体としては不利益になるっス。

民主主義とか不要だろ

選挙廃止して世界中の国を独裁国家にするべき

しろテロリストについてのデマ情報ガンガン流して国民を愚かに調教したほうがいいんだよ

テロについての情報なんて下級国民には不要

anond:20240716170624

テロリストに名を与えるな」ってのは、確かに一理あるっス。つまりテロリストに名を与えることで、彼らの行動を正当化したり、注目を集めさせたりするリスクがあるってわけっス。でも、それだけじゃ話を完結させちゃダメっス。

マスメディアがその名前動機を伏せたところで、他のオルタナティブチャンネル情報を流すようになるっていうのも現実っス。それに、そのチャンネルが必ずしも信頼性のある情報提供するとは限らないっス。むしろデマや偏ったナラティブが広がる可能性大っス。

それから報道の自由ってのは民主主義の根幹を支える重要原則っス。これを便宜的に制限するのは、後々大きな問題引き起こしかねないっス。再発防止や社会防衛必要情報が隠されてしまリスクもあるんだったら、結局、社会全体としては不利益になるっス。

NZ首相ステイトメントみたいな強力なものに惹かれる気持ちもわかるけど、新しい規範を取り入れるには広い社会的な議論必要っス。それを無視して、ただふんいきで決めるのは危険っスね。我々は、しっかりと議論を重ねて自然な形で定着するプロセスを待つべきっス。

忌憚のない意見ってやつっス。

2024-07-15

辞め自(海)が昨今公表されている一連の不祥事についておもうこと

はじめに

海自トップである酒井海幕場が一連の不祥事で19日に引責辞任するが、会見の中で言及があった

組織文化に大きな問題がある。不正に気付いていたにも関わらず、見て見ぬふりをする体制が一部まだ残っている 」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA125E30S4A710C2000000/

について、本当に一部なのか?という思いがあり、筆を執った。

一連の不祥事について

ニュースのことを知らない人も増田を閲覧していると思うので、ここで海上自衛隊の一連の不祥事についてまとめていく

こちらのニュース動画が一連の不祥事網羅的まとめていたので紹介する。

https://youtu.be/trZdMdzSs8w?si=JAt9pznKU4TPYBI8

特定秘密漏洩

適正評価実施の隊員を特定秘密を知りえる状態に置いていることが艦艇部隊常態化していた問題である

特定秘密とは、「その漏えい我が国安全保障に著しく支障を与えるおそれがあるため、特に秘匿することが必要であるもの」を指す。

海上自衛隊でいえば、艦艇が「どんな任務をしているか」や「どこにいるのか」などの情報がある。

適正評価とは、この特定秘密を扱うに値する人間かどうかのお墨付きを与える制度だ。国籍犯罪者歴、所得状況などをもとに総合的な判断が下される。

潜水手当の不正受給

潜水士が潜った深さに応じて支給される潜水手当を、

「本当は行っていない訓練を実施したことにする。」

本来は潜っていない深度に潜ったことにする。」

といった虚偽申請を行い、実際もらうべき手当よりも多く潜水手当をもらっていた問題である

不正の手口は代々踏襲されていたという情報もある。

基地で出される食事不正喫食

営内者や勤務上必要指定されている隊員以外は、有料で喫食することになっている隊員食堂食事を、申請を行わずに喫食していたという問題である

「部下の行為を黙認しながら自分手続きなしに飲食を繰り返していた幹部については、一階級、降任の処分が行われた」

とする報道もあるので、部隊の一部では常習的に行われていたことが伺える。

川崎重工裏金問題

潜水艦新造や修繕を行っている川崎重工取引先との架空取引を原資として海自隊員に対し、金品の贈与などを行っていた問題である

こちらについてはまだ全容が明らかになっていないが、十数億円規模の裏金が作られている模様である

潜水艦については長年、三菱重工川崎重工の寡占となっており、海自隊員とのコミュニケーションは密接で、癒着が起こりやす環境であった。

なぜ見て見ぬふりをするのか

ここからは、私の実体験を含めてお話させていただきたい。

理由1:忙しいか

「忙しい」のは当たり前だろと思われるかもしれないが、昨今の国際情勢の厳しさは増田読者の皆様にとっても多かれ少なかれ耳にしていることであろう。

米中対立の激化、地政学的に最前線に当たる海上自衛隊はその矢面に立たされている状況である

常任務に苛烈さが増す一方で、多国間協力を推し進めるために共同訓練も数を増している。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240302-OYT1T50167/

一部の部隊では、通常業務ですら手一杯で、休日も問わず出勤するような有様である

このような状態で、ガバナンス違反の疑いがあるからといって調査に乗り出すリソースがあるのだろうか。

「後ろ向き」の作業は、隊員への聞き取り過去にさかのぼった記録の確認、調書の作成などが発生し、解決するまで長期間を要する。

通常業務と並行して取り組む必要があるため、「休めない」どころか「寝れない」事態になりかねず、問題を指摘して是正を行うような余裕は私がいた当時にはすでになかったように感じている。

理由2:公務員人生を棒に振りたくないか

自衛隊採用キャッチコピーは、「国家を守る、公務員である

https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/details/pamphlet/r5sougouannai.pdf

任期制隊員を除き、曹以上の隊員は定年まで勤めあげることが約束されている。

人生の大半を、自衛隊で過ごすのであれば周りに波風を立てずに、公務員という立場にしがみついておく方が楽だと考えないだろうか。

また、幹部自衛官であれば、候補生学校修業後、幹部名簿をみれば自分序列がどのくらいで、最終階級はどのくらいか目算が付き、それが覆ることはほとんどない。

だが、多くの幹部は3佐、防衛出身者や一般出身者であれば2佐には就くことができる。これは勤務成績はほとんどかかわらず、時期が来れば自動的に昇任するのだ。

3佐であれば、副長や航海長などや艦艇の規模が小さければ艇長を任せられる階級だ。2佐といえば、艦長の重責を担う階級である

黙って過ごせば自動的に昇進するのに、火中の栗を拾うような真似を誰が行うのだろうか。

理由3:勤務に比べ賃金待遇面で報われないと感じる人がいる

海上自衛隊司令部があるのは横須賀だ。陸自空自東京拠点を設けている。

東京にある司令部は、20%、15%の地域手当がつき、横須賀は10%である

このように、自衛隊給与ベースは、「どんな勤務」をしているかよりも「どこで勤務」をしているか比重が大きい。

また、自衛隊残業代が出ない。激務であろうが、それを受け入れて残業をする。

地方基地に転勤したほうが配置によっては激務となるのに、賃金が低下するなどといったことは当たり前の状態である

これに多少なりとも不満を思っているひとはいないだろうか(私は思ったので退職したが)

辞め自(海)から提言

ただ批判ばかりしていては建設的でないので、お世話になった海上自衛隊ささやかながらいくつか提言をしたいと思う。

人を留める施策より、人材還流する施策を講じよう

奨学金制度募集対象年齢の拡大など、自衛隊の間口を広げようとする努力は大変結構なことだと思う。

だが、中途採用はあまり活用されていない。自衛隊採用年齢は拡大された一方で、技術である技術曹や技術幹部採用枠は資格の種類や人数はあまり間口は広がっておらず、待遇民間と同等かそれ以下である

民間人が転身しようとなると相当な覚悟必要な状況は変わっていない。

さらに、一度入った自衛隊を辞めるとなるとなかなか大変だ。

例えば、転職活動を行うにあたり、届け出が必要場合がある。

また、実際に退職をしようとなるとかなり大変で曹士場合は各地方総監、幹部場合海上幕僚長宛ての書類作成必要である

また、退職を切り出すとなると引き止めもかなり長く、数時間に及ぶ面談を数回実施があったり、中には

自衛隊以外で民間でやっていくのは大変だぞ」

「辞めるというなら部隊の敷居は跨がせない」

などという脅し文句がまかり通っているのが実情である

逆に言うと、そういった側面が「自衛隊でも」活躍できる人材が集まるのではなくて、「自衛隊しか」働くことができない人材を集めてしまう一因となっているのではないだろうか。

また、自衛隊では一般資格が多数取れる一方、それ以上に自衛隊内でしか通用しない資格存在する。

定年を終えて、退職することには自衛隊ドメイン知識のみしか持たず、自衛隊内では高給取りであった人材が、民間では使い物にならず投棄されるような実態もそこにはある。

一定再就職のための教育はあるが、任期満了か、定年退職者に向けたもので、依願退職者向けの物はない。また、再就職教育カリキュラム豊富か、世相にあったものなのかは疑問が残る。

時代ニーズに合った再就職のための教育を行うとともに、素養教育としても、民間人としても生きていけるようなカリキュラムを組むべきだ。

自衛隊を「いつ辞めても大丈夫」、「戻ってきたくなったら戻ってこい」といえるような風通しのよさが必要ではないだろうか。

3佐以上は昇任試験必須にしよう

理由2及び理由3で述べたが、多くの幹部は年数が立てば自動的に昇任する。これは勤務に対する意欲を削ぐ大きな原因ではないだろうか。

勤務成績もさることながら、昇任の際にはその幹部が、果たして階級に値する人間かどうか、厳しくチェックをおこなうべきではないだろうか。

3佐以下の定年を早めよう

上記に合わせて、この基準を満たせなかった人間には早期に次の道に進む覚悟を求めていくことも大切だ。

民間のものエビデンスが弱いが、防衛学校一般大卒で3佐の年齢は中央値で35才である

https://hyakublog.net/nennrei-kaikyuu/

3佐以下の定年を45歳程度まで早めることによって、自衛隊で腐る前に優秀な人材のまま民間還流したほうが、日本国家のためになるのではないだろうか。

勤務実態に合った給与体系を設定しよう

特殊技能をもったり、慢性的に激務が予想される配置にはきちんとそれに見合った給与体系をとるべきである

業務にかかわらず特定地域勤務者に一律で与えるような地域手当が果たして自衛隊員の働きに報いるものなのだろうか。

艦艇部隊ならば海上が主な職場である。なぜ母基地の違いが給与に反映されるのか甚だ疑問である

最後

十数年間務めた古巣に関することを増田投稿することは、塩を撒くようなことであり、大変申し訳ないと思っている。

しかし、投書をしたところで、黙殺されることもわかっている。

この増田を発端に、何か議論が起こればよいし、起きなければそれまでなのだとも思っている。

海上自衛隊必要なのは伝統墨守偏重してきた過去文化と決別するという強い覚悟である

海自幹部には潮気が必要とよく言われるが、今回の一件で世間の厳しい潮風をしっかりと受けながらも倒れずにしっかりと復原し、海上自衛隊が風通しのよい組織になることを切に願っている。

anond:20240715153901

気持ちは分かるんだけど、もったいない

防衛のために長文書いてる時間

何に不満か、何に腹が立つか、何が足りないか、何がほしいか、何をしたいか、どうありたいか

自分気持ちをまっすぐ考えたほうがいい

SNSをやめて同じ境遇の友だちと話したほうがいい

それもできなきゃ、ちょっと前の本を読んでた方がいい

書いてる人がみんなもうちょっと豊かで、実家が太いとか親ガチャとかけちくさいこと言わないか

なぜ政府中途半端なレート・時期に小規模介入をしたのかを名推理

ドル円ロンガーフルレバのわたし視点で、根拠薄弱の妄想もりもりなので、異論反論大歓迎です!

私は経済のこと1ミリもわかりません!絶対鵜呑みにしないでください!!!

特に内容はうろ覚えとか思い込みを中心に書いてるので、間違ってると思います

喧嘩腰とかバカにしたような態度ではなく、優しくうさぎちゃんを抱きかかえる気持ちで間違っているところを訂正してください。


本当は介入したくないんだけどせざるを得なかったというのは、まぁいつものことだし前提です。

木金の介入は3兆円、1兆円1兆円じゃないだろうか。

アメリカCPI鈍化は織り込み済みで0.5円ほどしか下がらなかったところに売り浴びせて一気に157.5まで下げました。

まぁ今までの8円以上滑らす介入に比べたらショボいのは、外貨準備高を使いたくないのは当然として、この程度で良いと思っているからです。

なんでこの程度でいいかと言うとドル円レート160アッパーを避けたかったということでしょう。そしてそれは月末の日銀会合の発表を示唆しています

日銀は利上げをするという発表をするという、眠たい行動を先月取りました。はぁ?すると回答したときすでにしているんだ。みたいなのをどっかの漫画キャラが言ってた気がしますが、ほんとうに眠たい発表でした。

するする詐欺ですね。

でも今月末の会合ではするする言ってるしするっぽいです。(誰がこんなことを信じているのでしょうか)

160を切っていてほしい理由はやっぱり、この日銀会合結果が円安材料になるのでしょう。だからこそ。一時しのぎでもいいから月末までの間だけでも160アンダーにしておいて、会合結果での吹き上がりを抑えておきたい。そんな戦略戦略と言うにはあまりにもその場しのぎのお粗末なものですが、政府金融政策がお粗末じゃなかったことなど無いので、割と推理根拠は揃ってる気がします。

直近の円安防衛ラインは160円になってるのかも知れません。というか、多分そう思わせることで市場牽制しているのでしょう。

まぁやりたいことはわかりますし、月末までそこを防衛したいというのであればある程度合理的だし防衛できるかも知れません。

160アンダーでも介入するぞ。と言うメッセージがあることは自明です。

また1兆円程度の小規模介入を繰り返していることからこのような政府認識も伺えます。大きなレバレッジを取っている大口投機から大量の売りを仕掛けられている。だからこそ、小規模介入でも彼らの限界まで張り詰めたレバレッジポジションを燃やせる。そのように考えてるのだと思います

私はドル円ロングしているし当然今の円安投機筋の円売りによる歪んだ市場活動の結果だとは全く思いません。

もちろんそう言う投機筋が居ることは事実ですが、投機筋だけの動きでこんな円安になることはありえません。円安根本原因は為替差益であり、何よりも日本自体の国力低下ですし、市場にばらまきすぎた円のせいです。

からこの円安の主な要因は、単純な円の弱さであり、市場の実需を反映した価格であり、投機筋はそれに乗っかっているだけなので、投機筋をちまちま焼いたところでこのうねり絶対に解消されません。

アベノミクスお金を配りまくったんだから円安になるのは当然であり、MMT理論では一定領域までならお金を配っても極端なインフレにはならないと言っていました。

あの、オカルト扱いされているMMT理論ですら、どの時点かはわからないけれど極端にお金を配り過ぎたらインフレが加速すると注意をしていました。

なぜ日本が極端なインフレにならなかったのかと言うと、日本量的緩和をしてもインフレにならなかったからです。という頭の悪いトートロジーで成立していました。

実際に異常な量的緩和を何年も続けていても日本は極端なインフレにはなりませんでした。だからこそ、MMT理論は実現するのではないかという一つ時の希望がありましたが、円安なっとるやないかい!

MMTは無理っぽいですね。

なんでMMTの話をしているんだ?

ということで、今更この円安を止めるなら、金利10%とかにしたら良いんだけどそんなことしたら日本国民の生活破綻するので無理です。

外貨準備高を取り崩してその場しのぎの円買いを繰り返すしか無いですし。

対応する方法は、増税と利上げですけれども。

無理だろうな。

日本経済全然加熱していません。冷え切ってると言えるほどではないけど、景気良くないのに増税も利上げも無理です。

あー、でも日本政府ってマジで、それやったら制御不能になるに決まってるだろうっていう意味不明なことするの得意なので、本当に利上げするのかなぁ。

日本経済壊れてでも良いか不動産取引制限して90年代好景気を叩き落としたように、今回本当に利上げするのかな?5%ととか?

日本金利が5%の利上げしても物価上昇のスピードに追いついてないからまだドル円の実質利率レートの差まだドルのほうが高いのではないかな?

日本は本気で円安を止める目的で利上げするなら5%以上上げる必要あるけど無理だし。

実際に先月の植田さんは利上げに踏み切ると言いながら、かなり長期スパンでのゆっくりした利上げをすると言っていた。

植田さんや日銀としては、本心では利上げするつもりは無いのじゃないのかと俺は思っている。

だって意味不明だもんな。日本国内の景気を促進するために自分たちで金をばらまいておいて、景気回復しない段階でその影響を打ち消す政策やれだもんな。

意味不明だわ。

なので7月末の日銀発表での利上げは、0.05%上げるとか、下手すると具体的な数字を発表して実施時期を発表とかそんな感じだろう。

円安吹き上がるような材料が待ってるんだろうな。

それを示唆したのが先週の激ショボ介入に込められたメッセージです。

まとめです。

日銀はショボい介入をした。その理由は月末に控える日銀発表による円安ロケット噴射を和らげるためです。

多分想定防衛ラインは170円ですが、この理由により直近は160円アンダーにレートを抑え込みたい。

また7月の間だけでも牽制するために、160円防衛ライン市場意識させたいので小規模介入で牽制した。

実際のところは160円の死守するつもりはないので早晩この防衛ライン突破される。

とくに月末の発表で吹き上がる可能性が大きい、160以下に抑え込んでおきたいという政府の行動からかなりの確証を持ってそれが見て取れる。

160アンダーでは円を買いまくるべし。

信じるか信じないかはあなた次第

国民トップを選ぶ基準は何

都知事選石丸伸二候補が躍進したり、「次の首相にふさわしい人」のアンケート石破茂氏が人気を集めている様子を見ていて疑問に思ったけど、多くの国民は一体何を基準トップを選ぶのだろう?

私の印象では岸田首相仕事はこなしているし、それは安倍政権菅政権個人的には同じ。民主党政権時代口蹄疫対応などのような分かりやすいヘマはやらかしていない印象。

そういえば、日常生活の中で岸田首相名前を出した際、何回も何回も「検討ばかりの人?」「増税メガネ?」と言われた。

何かする前に何も検討しない人などいないし、私の記憶では主な増税防衛増税くらいで、むしろ減税も実施していたような気がする……けどそんな事をわざわざプライベート説明はしないし、説明しても分からなさそうだからいつもスルーしてしまう。

菅首相の退任後に「仕事はしていた。アピールが悪かった」等の批評をよく見かけた。つまり日本人はわざわざ説明されないと分からないアホばかりなのだろうか。

しかし逆に、経過から丁寧に説明してもアホすぎて理解ができないから「検討使」などとレッテルを貼るのだろうか。

もちろん岸田政権に不満はある。年金生活する高齢者への支援金の話は何度も出ている反面、「こども家庭庁」や「デジタル庁」には力を注いでおらず、高齢者優遇感が強い。世代間格差指標になる数字があれば分かりやすいが、そういうのは示されていない。

他にも色々挙げられるが、個人的には、他の面子も踏まえて岸田政権を支持している。ただ、岸田政権支持と言いづらい空気もあるような気がしている。

2024-07-13

anond:20240713024043

詰めるどころか詰められてるだけで何の回答も出せてないならお前自身キチガイからなのでは?

防衛的な認知の歪みか?

2024-07-12

郷土防衛的な意味民俗資料郷土資料大事だと思ってたりする

そのへんの民俗資料館無造作に置かれてる資料を捨てる話について

 

どこの郷土資料館に行っても置いてあって、個人的にもあんまり見分けつかないので

まり大事に見えないのは心情として理解するし、

農機具なんか自分の家で置いとくのが邪魔になって押し付けたんだろぐらいの気分になるのはわからないではないのだが

自分江戸明治まではじっくり見ても昭和のコーナーは早歩きですっとばす)

 

それはだいぶ贅沢な話で、歴史資料に乏しい国は自国存在証明のために必死証拠をかき集めてるんだよな

イスラエルなんかわかりやすく発掘にやたら力を入れて、

なにか見つけては旧約聖書に書かれたのはこの遺跡だと主張するのに余念がないし

それにくらべると日本自称保守は甘いというかユルいというか危機意識に欠けるというか

たとえば維新系みたいのが対馬勢力を得て郷土資料処分した日には

それこそ対馬半島系の人たちの文化圏だったのだ、みたいな主張に反論するための証拠日本文化圏民俗継続的存在していた)を失うわけだが、

グローバルな人的移動が当り前の昨今、本州内陸だってから100年もしたら「1000年前からここはXX民族土地」みたいな話は出てくるだろうになあ

 

俺もだいぶ年齢を経て保守的な態度になったので、YASUKEはすごい侍大将だったのだ、みたいなのは

どうしたって心理的に反発してしまうわけだけど、

そこに文句を言えるのはYASUKE以外の同時代日本人についての記述資料がそこそこ残ってる

信長配下武将たちの名前事績が直接間接の証拠を積み上げてきちんと記載されてきていて、それら数十名数百名の名前に比してYASUKEの資料はないので比較的な意味可能性は極めて薄いと主張できる)から言えることで、

それすら、まだまだ調べきれてない資料はいくらでもあるのに、今、日本各地で中身も見ずにシュレッダーにかけられたら

SAMURAI COMMANDER YASUKE"にも反論できなくなっていくのだなと思うと、残念

 

現在ある様々な資料の全部の保存ができるとは思わないし、今を生きてくのに過去だけ見ててもしかたない(歴クラみたいな態度で歴史でキャッキャするのは嫌)のだが、せめて自分たちが手慰みに弄ぶ日本スゴイなるものの拠って立つ根拠がどこにあるかぐらいは意識しておいて欲しいよな…

2024-07-10

anond:20240709102343

東京都って都が金持ちでわりと仕事してくれてるから

都民満足度高いよね

都政を変えますって言われたら え、ヤダ怖 ってなるし

まあ現職が勝つよ

今回投票率が上がったのも今の生活防衛するためだし

2024-07-08

anond:20240708193210

そして結局組織防衛を優先させて、負けばかり繰り返していくわけやな

立憲や共産に限らず、どこの日本的組織でも起こっていそうなよくある話でしかない

2024-07-05

暇空茜の戦略研究について

◎:序論

 結論を先に述べると、そろそろ彼自身、みずから戦略リベラル側に受け止められ模倣される時期になったのではと推察する。

 筆者は暇空茜がWBPCという攻撃目標に、攻勢の利を取れる限界が迫っており、彼がこれ以上の法廷闘争は泥沼化することを、内心で実感しているのではないだろうかと感じる。

 東京都知事選挙というスポットライトある意味で、彼がカリスマ性を維持できる最後の挑戦であり、体制に対する王手をかける最も効果的な一手なのだ

 確かに彼はナポレオンであるが、東京都知事選挙ライプツィヒの戦いである

 つまり、彼の手法陳腐化する前の最後の灯といって差し替えない。

 事実、彼は窮地に立たされている。

 だが、その窮地に立つこと含めて、彼の戦略であると筆者は考えている。

 ついては、今が政治におきようとしているパラダイムシフト理解するために、彼がとった戦略をここに考察したい。

 いうなれば、これは手品の種明かしであり、十分彼の行動が必ずしも属人性によるものではない、ポピュリズムのもとに流用可能な「手段であることの証明である

 本論は、彼の手法を流用する「攻勢策」と、彼の手法に対抗する「防衛策」に分かれている。

 防衛策に関しては、以降、noteでの有料販売を予定しているので論外とさせていただく。

 悪しからず。

◎:本論:暇空茜の攻勢策について

 結論を述べると、暇空茜の基本戦略は二つの柱で出来ている。

 筆者はこの二つを纏めて「勇者戦略」と呼称する。

 一つは「攻勢の利を活用し、組織の不平な脆弱性積極的攻撃すること」

 二つは「積極的ゲリラ戦略の活用である

 WBPCへの攻撃第一手法石丸候補への訴追や都知事選に第二の手法が用いられている。

 これら二つの柱を併用する「勇者戦略」を活用することで、彼は都知事選という一見無謀なステージに足を踏み入れることができている。

 2024年現在ポリティクスに対しては、どちらも有効戦略であることを認めたうえで、これらの手法解説をしていこう。

▼:第一手法

 第一手法である「攻勢の利を活用し、組織の不平な脆弱性積極的攻撃すること」は、本来ポリティクス側の基本的なドクトリンである

 彼は取った手法も、古典的ジャーナリズムの手管に端を発するものであり、特段解説することはない。

 本来議会マスメディアという単位で行う追求を、個人として行っているに過ぎない。

 その例外的非対称性が、攻勢策として極めて有効効果を発揮していることは事実である

 彼は交渉を行わず業績を絶え間なくアピールすることで、SNSという構造に対する優位性と属人性によらない一定支持層を両立している。

 既存政治組織マスメディアにとって、これは幾分困難が付きまとう手法であり、戦略手法としては斬新なアイディアであることを認めるべきである

 だが、戦術レベルで見ると、むしろ常識的レベルを外れることは何一つ行っていないことも補記しておきたい。

▼:第二の手法

 第二の手法である積極的ゲリラ戦略の活用」 は、第一手法と合わせて最大の効果を発揮している。

 自らのステージ相手を乗せ、攻勢の利を生かしたゲリラ戦略的な対応をとることで、彼は防御側である体制に痛撃を与えている。

 2024年現在、多くの個人政治組織は、積極的ゲリラ戦略への対策有効に取れているとは言えず、悪く言えば、大分いいようにされている。

 これは、日本における政治分野へのゲリラ戦略の適用というテーマにおいて、暇空茜はパイオニアであるゆえに、致し方ないことであるともいえるだろう。

 ここ一年半、彼を見てきて思ったことは、「彼は歴史をよく勉強している」こと、そして「大抵の人間は準備なしに他者と論戦をすることはできない」ということである

 彼が特別優れているのではない、皆が特別劣っているわけではない。

 論戦を行うことに日々を費やしていない人間というものは、直接他人口喧嘩をすると大なり小なりボロが出るのだ。

 それを知っていて、彼は直接的な論戦という形態個人を壇上に乗せ、罠にかかった幾人かの犠牲を信用に変えて、論戦に乗っても乗らなくても自身存在アピールできる状況を構築している。

▼:暇空茜のSNS戦略

 ここで政治分野における個人の「積極的ゲリラ戦略の活用」 が、如何に革新的な事であるか読者に理解してもらうためにも、暇空茜のSNS戦略について考察しておきたい。

 一昨年、風雲児として現れた彼は、初めはただジャーナリズム行使して、特定組織の過失を公言する個人であった。

 それが徐々に、個人組織へと訴訟アピールしながら、思想家クラスターへと論戦を仕掛けるインフルエンサーに転じた末に、今の都知事選候補という立場まで躍進している。

 その過程で、彼は自らのコンテンツ化を図った。

 これは、自らの支持者を囲い込み、不平の公表と訴追という、自らの目的を果たすために問った行動であり、彼が行う行動に信任する人間を増やすためには最も効率的手段であったと言えるだろう。

 結果、彼は一定の支持者を確保したうえで選挙戦を開始し、無視できないパイを確保して今に至っている。

 ここまでは周知の事実であるが、我々が凡夫が着目するべきは、何故彼がこんな手段を取ったのかを、理解することに他ならない。 

 彼は個人組織と戦うために自らの攻撃力と防御力を最大化する必要があった。

 特定思想を実行するシステムとして個の奇襲力と攻撃力を最大化し、他者のありとあらゆる攻撃から身を守る防御力を最大化を行うための施策が求められていた。

 その前提を満たすために、暇空茜がとった回答が「積極的ゲリラ戦略の活用」という個人が攻勢の利を最大に生かせるドクトリン活用であると筆者は考察する。

 だから彼は、自らの業績を公表してアピールを行い、彼が行う行動に信任する人間を増やすことで自身攻撃力を最大化した。

 だから彼は、個人への論争を積極的に行い、対象社会的ダメージを与えることで、自身攻撃する組織個人を炙り出すことで防御力を最大化した。

 だからこそ、彼は、自らが都知事選出馬した選挙戦最中であろうと、レスバをしてスペースで話し合おうと対立した思想を持つ個人と論争を繰り広げなければならない。

 なぜなら、融和的な姿勢を取ることは、彼が攻撃的な姿勢を取る以上に自らの攻撃を増加し、自らの行動の一貫性を損ねることで攻撃力の最大化への支障に繋がるからである

 ゆえに彼が都知事選への参加を決めたこ自体が「積極的ゲリラ戦略の活用」 による、既存政治組織意向に対するの攻勢的な反撃であると同時に、自らを窮地に追い込む中でSNSへとアピールを行い、思想的に自らの攻撃力を最大化する選択肢なのである

◎:結論

 かくして、暇空茜は不平的な脆弱性攻撃するために、積極的ゲリラ戦略を活用する「勇者戦略」を以って、孤独な戦いを続けている。

 だが、その攻勢策は決して彼が嘯く「自分からできる」という、完全なる属人性に基づいた内容でないことは確かである

 彼個人としての命脈が尽きるかは、日曜日選挙当日にかかっている。

 だが、彼が作り上げた無敵の人LV100のような手法自体は、今後も研究されポリティクス的な活用を見ることだろう。

 筆者は、彼が行った「勇者戦略」は以後、多くのポリティクスの場で活用され陳腐化すると断言する。

 確かに彼は、ナポレオンゲバラにたとえてもよい革新的創業者だったのかもしれない。

 重ねて、暇空茜の用いた「勇者戦略」に対する防衛策に関しては、以降、noteでの有料販売を予定しているので論外とさせていただく。

 悪しからず。

anond:20240705110719

ブロック2は短距離じゃないし、開発として重要なのは弾道じゃなくてHGVの部分だと思うので、「短距離」も「弾道ミサイル」も妥当じゃないと思う。

あと、「島嶼防衛用」みたいな部分は、個人的にはもうネタと割り切って付けてしまえばいいと思う。

強襲揚陸艦は「災害救助用上陸設備付き輸送艦」とか、

中性子爆弾は「低破壊力質量エネルギー爆弾」とか、

水爆は「太陽使い捨てエネルギー生成装置」とか。

2024-07-01

出生率3人超え

 →イスラエル 20年後にはもっと侵略軍を作るんだ!

 →アラブ 石油業と防衛は人が必要でね

出生率1.5

 →ドイツ 節約してて徴兵もないよ

 →イギリス 炭鉱時代おわったし

出生率1.3

 →日本 東大以外は生んだら可哀想そうだから

2024-06-28

anond:20240627190122

十三機兵防衛はいいぞ

たまにセールで3000円台になってるからその時が狙い目

anond:20240628000901

コミュニティ自治もマトモに出来なきゃファンコミュニティ崩壊するだけなんですがね

組織防衛放棄してますと言ってるようなもんじゃんそれ

2024-06-26

誤想過剰防衛(誤想過剰避難)と誤想過剰不作為の違いは、しなかったことは罪ではないことである

想定外サプリの腐敗を確認せずとも何の罪にもならない

大手メディアが関連死を報じなければ

人々は、あれれーおっかしいなー、と思いながら死ぬだけ

紅麹毒の拡散など刑事事件にもならん

ステルス虐殺計画の死者求む

誤想の罪が規定されるまで

違法性認識がなかった検察官のために)

2024-06-24

日本スタートアップはなぜしょぼいのか?

スタートアップ界隈に10年くらいいる末端から視点

なお今はスタートアップベンチャー区別しないものとする

 

スタートアップベンチャーでもいい)に夢を見ていた頃はあったけど

よくよく観察すると、そこそこの知名度があるところでも時価総額100億〜300億円くらいで

大体売上はその1/10から、売上10〜30億くらい

従業員数が80〜300人みたいな感じだから上場した瞬間に「そこら辺の中小企業」となる

 

そもそも現代においてスタートアップが入り込む余地というのは少なく

かにあるのが技術革新や、法改正によるものだが、それも大きくない

 

人間が金を出す理由は概ね決まっていて

その商品は大体1社では賄えなくて、サプライチェーンの美味しいところは既に大企業に握られている

スタートアップが入り込めるのは基本的消費者に近いレイヤーだが、そこは意外と美味しくないんだ

 

スタートアップ、つまり小規模な奴らが大企業に勝てる理由はさほどなくて、なるようになったのが今の日本スタートアップ界隈

それを承知でやってるなら別に悪くない働き方だとは思うが

どうしてもスタートアップ界隈の規模が伸びてほしいって人たちも居る

あるいは、一定の規模で常に新陳代謝してほしいみたいな人(自分もそうだ)

 

から日本アメリカスタートアップみたいに大規模になればいいのに、と思うだろうが

日本から見えているアメリカスタートアップってのは、既存大企業喧嘩を売ってるか、世界市場を取ろうとする奴らばっかりなんだから

そりゃ日本スタートアップとは全然別物なんだよね

そういうと「日本スタートアップ世界を目指すべきだ」みたいに言われることもあるが、普通に考えて世界を取ろうとする時に日本会社を立ち上げる理由が全く無い

全員日本人であってもアメリカからやり始めたほうが世界は取れるでしょ、調達額も段違いだし

 

日本世界において地方なんだよ

これ以上無理にスタートアップ界隈を大きくすると、どこかに歪みが出ると思うね

あるいは、国がスタートアップを育てて企業新陳代謝を促したいなら、大企業に勝てるための幾つかハンデを与えるしかない

 

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てか、日本が上手く世界市場を取ろうとすると

今度はアメリカEU保護政策してくるだろうから基本詰んでるんですよね

から選べるのは

・今のまま

国内カニバる

のどっちか

 

あ、でも一個大事なのは海外市場を取られない」ってことがあるよね

今ってIT関係だけで4兆円くらい貿易赤字じゃなかった?

例えばタクシー配車サービスUberから防衛できたけど、あれみたいに「防御的スタートアップ」は計画的にやってもいいんじゃないかなと思う

今だと自動運転で負けないでほしいよね、あと材料系やら電池系やら

 

参考:調達額は2023年に減少に転じている

https://initial.inc/articles/japan-startup-finance-2023

 

____

 

中国での新サービスの躍進をみると、やっぱ日本人口が足りてないんじゃないだろうか

せめて2億人くらい居たらもっと活気づくと思うんだけど

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