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はてなキーワード: 笑顔とは

2023-05-29

優しい笑顔文章

先日なんとなくSNSを眺めていたら、友人の投稿が目に留まった。

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「身内です。このアカウントの持ち主は A月B日に永眠いたしました。生前のご厚誼に感謝申し上げます。」

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彼女との出会いは、200X年だった。趣味関係彼女ブログを見つけた俺は、彼女ブログコメントをした。その後コメントを返してもらったり、mixiアカウントを教えてもらったりして、コミュニケーションの頻度が上がっていった。連絡先を交換して電話もした。「おはようからおやすみ」まで、ガラケーで連絡を取り合う感じになった。

お互いの写真も交換して、会ったこともなかったのに電話告白をして付き合うようになった。お互い大学生で、相手首都圏在住、俺は地方在住だった。遠距離のもどかしさがあったけど、俺は大学卒業就職して首都圏に引っ越すつもりだった。

俺は大学4年になると、就活とか何かしらのタイミング夜行バス新幹線首都圏へ行き、彼女に会った。最初会う時は、本当に不安でいっぱいだった。思ってた感じと違うと言われたらどうしようと。彼女は、俺のスーツメガネ容姿を褒めた。それまで容姿を褒められた経験のなかった俺は、褒められたことを単純に受け入れる事ができず、嬉しさよりも恥ずかしさの方が優った。

彼女は、派手な感じのない小綺麗な人だった。背が俺より高くて175cmくらいあった。コンプレックスを感じる必要は全くないのに、「高いヒールを履きたいけど、自分の背が高いのが嫌なんだ」と言った。ネイルをしたり、コスプレをしたり、カメラマンの人に容姿を撮ってもらうことが好きみたいだった。

まり俺の意見や話に対して自分の考えを述べたりせず、基本的に良く相槌を打ち、よく笑う人だった。いわゆる聞き上手な人のように見えた。家庭問題学校問題等によって鬱病なんだと聞かされた時は、人に攻撃されないようにとか、嫌われないようにするための処世術?として聞き上手なのかもしれないと思った。

鬱病が本当に辛そうだった。体調のいい時に始めたバイトも、体調が悪くなると寝込んで欠勤が続き、辞めることになった。「パン屋バイトに受かった、楽しみだ」と言っていたが、最終的にそれも辞めることになった。大学も然り、留年中退となった。「どうして、自分はこんなに他の人ができることができないのか」と悔しがった。

俺は大学4年生の夏頃までに就職内定をもらった。でも、周りの友達ほとんど大学院に進学予定で、自分就職選択が正しいのかどうかよくわからなくなっていた。そして、大学院に進学すると遠距離恋愛をさらに2年続けることになる。彼女電話で悩みを打ち明けると「試験、頑張りなよ!」と応援してくれた。後2年待ってくれそうな気がした。大学夏休み院試勉強に充てて、試験合格をした俺は、彼女に結果を伝えた。喜んでくれた。内定していた会社には、内定辞退の謝罪をしに行った。

その年の暮れ、俺は年末年始首都圏の親戚の家で過ごさせてもらえることになり、どこかに遊びに行こうと彼女を誘った。俺はインドア派でどこかに行きたいとかはなかったから、行きたいところはないか彼女に聞いた。彼女は「109正月セールに行きたい」と言った。初めて入った109想像していたより狭かった上、外は大行列で中は大戦争だった。朝からセールにいき、昼に食事をしながら「正月セール、やべーw」と2人で笑い合った。

つのからか、「(俺が学部卒業して就職したら)もうすぐ頻繁に会えるようになるね」という話題もなくなり、二人の会話がトーンダウンし始めて、とうとう「別れよう」と言われた。院進学の判断をしたのは俺だったし、彼女は明確な意思を持って何かを話す時、結構頑なな人だったから、あまりとりつく島がなかった。そして別れることになった。

それからも俺は彼女と連絡をとった。2年間の博士前期課程を修了後、就職首都圏引っ越した時も、一緒にどこかに遊びに行った帰りに「もう一度付き合わないか?」と聞いた。でも、断られた。それから、お互いに新しいパートナーができたりして、少し疎遠になった。ご飯を食べに行こうと何度か誘ったこともあったけど「行きたいんだけど、体調が悪くて」と断られた。「流石に空気読めよ」って話だったのかもしれないし、本当に体調が悪かったのかもしれない。今から思えば体調は悪化していたのかもしれない。でも、もうわからない。

彼女は、口数が多い方ではなかった。でも、話せば沢山考えていることがわかった。人を蔑んだりすることなく、性格は優しかった。笑顔は素朴で屈託がなかった。俺は彼女の書く文章も好きだった。memorizeとかを昔やっていて、ブログとかでは読みやすくて書き慣れた感じの文章を書いた。何よりこんな俺の稚拙増田とは比較にならないくらい筆に勢いがあった。

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闘病生活お疲れ様。あの頃、俺は君に夢中だったし、手を繋いでデートできるのが本当に幸せだったよ。優しい笑顔文章ありがとう

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合掌

顔とジェスチャー表現しようとする整備士 しゃべれや!

車の点検をお願いしようと予約してからガソリンスタンド

車をどこに止めたらいいのかわからないので,「すいませーんと」声をかけると

すでに気持ち悪いほど作り笑顔をした店員が,

ジェスチャー事務所のほうへ促す。

「え?ここに止めておいていいの?」

と聞くと作り笑顔と崩さないままうなづくだけ

ヤベーのにあたっちまったなーと,座って話をする。

車検終わってしばらくたったから,確か12か月で点検必要みたいなんだけど,

お願いできますか?」というと

はがきはお持ちですか?」

はがき?きてないです」

「有料の点検ですか,無料点検ですか?」

無料のがあるんですか?車検の時にお金がかかるって聞いていますけど」

「いつとりにこられますか?」

「いやいや,今日取りに帰れないの?」

はい,いつ取りにこられますか?」

「どれくらいかかるの。3から4日です」

「1週間は乗らないから,今度の土曜にとりにくるよ」

「自走は可能ですか?」

「は?」

「自走は可能ですか?」

「自走ってどういう意味ですか?」

工場点検するので,そこまで車を積むトレーラーが確保できないとき

車を運転して工場まで行くということです」

「誰が?私が?」

「いえ,こちらの店のものです」

「ああ,そういうこと?ええ,かまいません」

「おいくらくらいですか」

見積もりを,電話でお伝えします」

「だいたいでいいんだけど」

「やってみないとわかりません」

・・・・・」

なんなんだよこいつ・・・

もう,この会話に疲れてしまったよ。

もう少し不毛なやり取りがあったけど,

もう少し要領よく進めてくれよ。

それにしても車検じゃないのに3から4日もかかるのか。

次は店を変えようっと

長野の立てこもり犯、自分に似過ぎてて怖いわ笑笑

中野市4人殺害事件 両親が語る容疑者の半生 高校で消えた笑顔大学時代に「盗聴されている」…

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb340179838b30e5ffffcf5f79c87653648b1b40

俺も中学までは学年トップオール5当たり前みたいな感じだったけど、高校からクラスに居場所ないみたいな感覚になっておかしくなって、1年休学で別の高校行って、そこも高3で辞めた

そして、高認取って関関同立情報工学に行った。情報系ってところも被ってる

でも、まあ別にぼっちではなかったんやけど、研究室配属で人間関係がまたおかしくなって辞めた

まあ、イジメられたんやけど

机にゴミ入れられたり、ノリ悪いだの、空気読めないだの、メンタル弱いだの、ノリ良く馬鹿なこと(上半身裸なって油まみれでイジられ役の人と油谷さんみたいな事をする)をしても、身体が汚いだの、傷つく事言われたなあ

ちな、研究室人間関係以外は友達もいたし、バイトとかもしてたけど、研究がうまく行かなかったり、就活がうまく行かなかったり、段々と仲良い人とも会いたくないみたいな感じになった

仲良い人たちは出来が良かったし、人間性も良かったから全てがうまく行かなくなってた自分劣等感みたいなのを感じるようになってたか

あと、明るく振る舞えなくなってたから、何か相手の足を引っ張ってしまうみたいな気がして、邪魔しちゃいけないみたいな感覚になってたな

研究室行けなくなって、バイトはしばらく続けてたけど、結局バイトも行かなくなって辞めたな

3年以上続けてたのに

あと、盗聴されてるみたいなのもなかったな

ただ、みんなが自分の事を嫌いになる

深く付き合うと自分の浅さがバレるみたいな感覚があった

親とも連絡取らなくなり、下宿先に来るみたいなのもそっくり

電話強迫観念みたいなのを感じるようになるんだよな

連絡して休みますみたいな事が言えないんだよな

その選択肢は許されないと思ってるから言えない

それで周りに心配かけて電話が来るんだけど、それが怖かったんだよなあ

まあ、クズ人間ですわ

ももちょっとヤバかったら統失になって、立てこもり犯みたいになってたのかなあ


追記

いや、未だに引きこもり農業手伝ってるから、俺もやばい

少し前までは虐めてきた奴への復讐心が凄かったが、今は何かどうでも良くなったか大丈夫だとは思うんだが


近所の人に声かけられて無視とかもしないしな。あいさつだけは元気にしてるやで。世間話なのはおどおどしながらでスムーズに出来ないし、終わってから、ああ言えば良かったって思うようなコミュ障状態だが

でも、まあこの人何してんだろとか思ってるやろなあとは思ってるけど、まあそう思われて当たり前と捉えている

anond:20230528215934

はじける笑顔の爽やかお兄さんにだって性欲があるって考えたら何もかも信じられなくなるよな

しかしな下半身でモノを考えるということは

下半身しか語れないものがあるんや

2023-05-28

映画】雄獅少年ライオン少年

シンプル舞踊が良すぎて鳥肌が立つシーンが何回もあった 特に夜明けの屋上主人公が一人で舞踊するシーン、すごくよかった

スパイダーバースマイルス君の覚悟完了で天地が逆転して逆ダイブ?するシーンに通ずる良さ

・途中まではズッコケ3人組みたいな少年たちが頑張るリアリティライン少し低めに見るタイプ、この笑顔、曇らせたくないからのあまりシビアな展開の温度差にビビった

キャラがみんな変化球なくストレートに「こういうキャラです!」すぎてわろうてしもた あまり山口勝平すぎる 好き

・ひろし戦法の対策わろた 

エンディング前の「もう少し続きがあるよ!」は初めて見るタイプの表示なので驚いた

・敵ジムグラフティアート獅子の頭の組み合わせ、センスありす

・一番共感したセリフは「いくら必要なのかわからいから怖い」的なセリフ

タワマン構文とは、Twitter流行した「#タワマン文学」の一種で、タワーマンションに住む人々の生活皮肉ったり誇張したりする文章のことです。

タワーマンションとは、一般的には20階以上の超高層マンションを指します 。

タワマン構文の例を以下に示します。

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今日も朝から夜まで働いて、やっと帰宅できた。

エレベーターが混んでいて、部屋に着くまでに10分かかった。

部屋に入ると、妻が待っていた。

今日は何階から帰ってきたの?』と聞かれた。

『50階だよ』と答えた。

妻は笑顔で『私は60階から帰ってきたわ』と言った。

そう言って彼女は私の顔を見つめた。

私は彼女の目に勝ち組の輝きを見た。

「もどかしくて早く降りたくてドアを開けた」

https://togetter.com/li/2155299

早速AIに作ってもらった

風がざわめき 町を駆け抜ける

揺れる心 青春の予感

もどかしくて 早く降りたくて

ドアを開けた 空に飛び込む


未知なる世界へと羽ばたく

切なさと勇気が交差する

夢見る瞳に輝き溢れて

今日も歩き出す 一歩を踏み出す


出会いと別れ 繰り返すストーリー

時には辛くて 忘れたい瞬間もあるけれど

笑顔と涙が交じり合い

進む道を照らしてくれる


もどかしさが鼓動になり

加速するこのリズム感じてる

君と出会えた奇跡を抱きしめて

駆け抜ける日々に 感謝気持ちを込めて


時を超えて 届けたいメロディ

強く想い届け 歌声に込めて

もどかしくて 早く降りたくて

ドアを開けた 風になりたい


いつか届くように

歌い続ける この胸の中で

未来への願い 込めたメッセージ

誰かの心に 届けられるように

anond:20230528083830

増田なんてクソコメしか来ないと思ってたからこんな優しいコメ貰えるとは思ってなくて泣いてしまった。ありがとう

笑顔忘れないなんて素敵すぎるよ!

anond:20230528083029

お前さんさぁ…何言ってんだよ?こんだけ苦労して生きてきただろ?それでもまだ夢見ちゃってさ…可愛すぎじゃねーか?笑

俺さぁ…お前さんみたく強く生きられんかっただよ。俺みてーなダメ人間でも笑わせようとしてさ…それでも笑われちゃうんだよ。笑

でもさ…それでも俺さ…笑顔忘れんよう努力してんだよ。笑顔忘れちゃダメだよ。笑顔忘れちゃお前さんみたく素敵じゃねーからさ…笑

お前さんさ…マスク美人でも何でも良くねーか?マスク外したらブサイクでも良くねーか?それでも好きだって言ってくれる奴居りゃ良くねーか?

俺さ…マスク外したらブサイクじゃ

派遣PG出会ったパワハラ上司図鑑

多重派遣プログラマ20年以上やっていた就職氷河期高卒増田出会ってきたパワハラ上司パワハラ顧客たちの記憶。全部昔の話。

派遣結婚??男

増田結婚した時のこと、新婚旅行で1週間休むと伝えたら「派遣社員なのに結婚するんだ?」と高笑いした某銀行システム部の50代社員

そうなんすよーと答えつつ、ホントにこういう奴っているんだ!と感動した。

タクシー

ここは20年以上前銀行合併現場

タクシーで帰ることが認められていた。

プロパーリーダー毎日15時すぎに出勤して24時にタクシーで帰るのである

私は朝9時に来て、毎日21時~終電あたりで帰っていたが、タクシー男、自分より早く若者が帰るのが気に入らない。

ある日嫌がらせで、後に聞いた話だと「あいつは絶対出来ない」と他者に語っていた課題を渡された。

アホくさいのでその後は毎日昼すぎに出勤してタクシーで帰る生活にした。労働時間はさほど変わらなかったが何も言われなくなった。

なんとそれが半年続いた。無駄

ゴルフしないか社長

ゴルフ経験増田。若手の時は手取り17万円なのに、参加費が4万円(名門コースプレー代込)かかる年2回の自社ゴルフコンペにしつこく誘われた。

出向先に総務部長、常務社長から電話がかかってきて、最終的にはゴルフをやれるほど給料貰っていないと言ったが、1度、老い会長のキャディをやらされつつ回ることになった。

その日のコンペの準備も当然全部若手増田。楽しさな微塵もない。苦行。

缶詰

最初現場増田教育

現場に入った直後、いきなり仕様書を渡され今週中にやれとだけ言われ、他は何も教えてくれない。

何をどうしていいかから困惑

今であれば開発環境システム概要など現場に入ってまず何を見れば良いか解るが。

まず何をどうしたら良いかを尋ねるとブチギレ。他の社員に助けられる。

彼の知らないExcel関数を使っても怒鳴られる。

田舎に帰って頭の使わなくていい缶詰工場で働け。業界にいたら迷惑だ」

強く叱責された後、地下鉄電車飛び込みそうになる自分が居た。

その10年後、別な現場上司(プロパー会社社員として転籍していた)として缶詰男が登場。

だが仏のような性格に変わっていて、当時の俺は頭がおかしかったと謝られ、2人で昼飯を食う仲に。

人間、誰しもおかしくなる事はある。

だがそのおかげで他人が死にかける事もある。

不夜城の姫

不具合多発のシステムの開発現場SE奴隷しか思っていない顧客システム部。

その中で25歳くらいの女性がいたが、まだ若手なのでシステム知識が浅い。

顧客システム部の方針で指摘をいくつか上げなければならないのか、ドキュメント語句のどうでも良いツッコミが多い。無駄テストのやり直しも多数要求。そして性格が偉そうでヒステリック。周囲も止めないしわりと偉そう。

開発側にメンタルを壊される人間が現れ、一次受けのSI会社営業が「お前が〇〇を壊したんだよ!!!」と客である姫にお前呼ばわりで超ブチギレ。

あん光景は他に見た事が無い。

というPJの端に目立たないようにして座っていた。

⑥定期ping

リモートワークになった時、自堕落増田が働いているのか、下手すると1時間おきに起きてます?働いてます?と聞いてくる年下現場リーダーがいた。

全く失礼なやつだが、わりと寝てたし、仕事してるときアニメ見ながらプログラム書いてた。ごめんな。

バブルの残り香

これも20年前の話。

某巨大システム現場打ち上げ、1次会は普通に居酒屋だったが、二次会に連れて行かれたのがPMの大好きなフィリピンパブだった。

逃げれず、自分の前についたのは20歳の若い子だった。 だが、日本に来たばかりで日本語が喋れない。増田コミュ障で喋れない上に英語が喋れない。今みたいに携帯翻訳も出来ない。

ほぼ沈黙で1時間が過ぎた。辛い。

次に行くぞ!の号令が聞こえた時に逃げ帰ってきた。

3次会はまた外国人パブ、4次回は風俗だったらしい。

打ち上げ風俗に行った話はこの現場以外で聞かない。

ちなみに支払いは大手SI会社の若手が入社時に貴族カードを持たされていて巨額の支払いが来たと言っていた。

(会社が勿論負担はしてくれる)

⑧高血圧理由

私は低学歴努力もしない人間だ。

銀行システム部に出向(立場上は銀行員側になる)した際、海外支店システム担当毎日英語でやりとりをしなくてはならなくなった。

私は英語だけは本当に出来ないと伝えていて、出向する際はプロパー営業から英語以外の仕事大丈夫と聞いていたのだが、現場リーダーにその事を伝えてみると、「そんなの(英語を使わないのなんて)許されないですよ」と笑顔で即答された。詐欺だ。

プロパー営業文句を言うと、ごめんね。じゃあがんばって。との返信。詐欺だ。

翻訳サイトを使い、泣きながら英語文章を書いたが、高学歴銀行員に文法の怪しい英語嘲笑されつつ英語メールを描き続けた。

ストレスを食で解消したせいで12キロ太った。

⑨「番外編」雪塩ちんすこうおじさん

とある現場大手SI企業40代後半リーダー金曜日は早く帰って沖縄に発ち、月曜日の早朝に東京に戻って来る生活をしていて、月曜日は毎週のように雪塩ちんすこうをくれるのである雪塩ちんすこうすき。

プロジェクトが終わった時には増田韓国人中国人の部下達へ、南青山の高級フレンチで自腹で奢ってくれたりした。

人生楽しそうな人であった。仕事の振られる量も的確で嫌な空気になったことも無く、ほどほどの緊張感もある良い現場だった。

自腹で奢るのが良いという話では無い。

だが面白い上司も居た。

今は派遣プログラマ卒業して起業し、全く別の業種で働いているのだが、それから何故か更に8キロ太った。おかげで高血圧

もっと酷いことが色々あったはずなのに、辞めてから2年以上経つともう記憶あやふやだ。

どうやら喉元を通り過ぎてしまったらしい。

2023-05-27

AI警察2027

 ChatGPTが警察捜査に利用されるようになって3年が過ぎた。

 犯罪捜査様相は一変した。たとえば殺人事件であれば、被害者プロフィール小学校卒業文集、その事件が起きたときの天気や気温・湿度風向き株価や直近の内閣支持率などを入力し、さら被疑者リストを示せば、AI犯人はこの中の誰が犯人ですと教えてくれる。待ち構えていた警察官がその人物逮捕して捜査は終わりである

 事件発生から解決までの時間は圧倒的に短縮され、迷宮入りという言葉はもはや死語になった。人々はこれを支持した。そういえば治安もなんだか良くなったような気がする。街に笑顔が戻ってきたような気がする。四六時中近隣住民に怒鳴り声をあげていた近所のおっさんもいつの間にか姿を消した。聞くところによれば「身に覚えがない、俺は無実だ」と叫びながらパトカーに押し込められて行ったらしい。おっさん行方誰も知らない

 もちろんAI完璧ではない。故人、明らかなアリバイがある人、警察関係者政治家などを犯人として挙げるといったありえない結果を出すこともある。その場合質問が間違っていたということになり、プロンプトは正しいと思われる結果を出すまで何度も修正された。警察庁の幹部はこれを「人間AI理想的協調関係」と自画自賛した。OpenAI社は当初抵抗していたが、幹部が数人逮捕された後は完璧沈黙を守っている。

 週刊誌報道によれば、警察人員削減圧力に対抗するため犯罪予測活動に精を出すらしい。これもまたChatGPTの賜物で、犯罪が発生しそうな場所と日時をAI予測させ、警察官を派遣し、犯罪が発生したところで現行犯逮捕するのである犯罪が見つからなければ、それは犯人計画性を持って犯行を隠匿しているということになり、捜査員が増員される。かくして社会ますます安全になり、また警察官はほどよく忙しい状態が保たれるというわけだ。

 近頃は裏社会改名アドバイザーが人気だと聞く。どうやら名前文字の並びに特定の特徴があるとChatGPTはそれを人名だと認識できなくなるらしく、明らかな犯人であっても――AIにそのような思考があるのかどうかは疑わしいが――ChatGPTは名指しを避ける傾向があるらしい。ニューラルネットワークに祝福された理想名前を求め、ヤクザ半グレ三顧の礼を尽くしてアドバイザー事務所に列をなしている。アルゴリズムが変更されたら彼らの顧客一網打尽にされる可能性が高いし、そうなったら彼らは生きたまま東京湾に沈められることになるだろうが、彼らもそれを知った上でXデーが来るまでは我が世の春を謳歌している。これもまた人生である

 ところで先ほど来客があった。相手警察官で、私が3日後に起きるコンビニ強盗事件犯人である可能性が極めて高いため、しばらく私の自宅の周囲を監視するらしい。強盗などする気はまったくないと一笑に付したくなったものの、AIがそう宣託を下すのであればきっとそうなのだろう――否、そうしなくてはならないのだろう。私はたった今フルフェイスヘルメット包丁Amazonお急ぎ便で注文したところだ。

anond:20230527091457

たくさん笑おう。いっぱい遊ぼう。何かに熱中しよう。グチを減らそう。我慢をなくそう。嫉妬はほどほどにしておこう。人生は短い。負の感情時間を使ってたら超もったいない。たまにはネガティブなっちゃうのもわかるけど、基本的にはポジティブ思考で生きようね。明るく元気に笑顔でやっていこうね。嫌われる事を恐れて偽りの自分を演じないで。ありのまま自分でいたらいいんだよ。そうすればあなたを嫌いな人は最初から寄ってこないし、本当に気の合う人だけが寄ってくるから良質な人間関係が築ける。世界は広い。気の合わない奴らはほっといて一緒にいるとハッピーになれる人達を大切にしたらいい。断言する。悪口愚痴、陰口ばかり言ってると人生が悪い方向に向かっていく。言ってる間は楽しいかもしれないし、ストレス発散になるかもしれないが、ネガティブなこと言ってる時の自分の顔見てみ。すげー醜い顔してるから。ぜんっぜん幸せそうじゃないから。そんなふうに過ごしているとポジティブな人はあなたから離れていくし、周りにはネガティブな人だけが残る。で、ネガティブな人とずっと一緒にいると感覚麻痺してきてネガティブ普通状態になり、人生希望が見出せなくなってしまう。悪口愚痴陰口の用法・用量に気を付けて。そんなことしてるヒマあったら筋トレしてストレス発散しような。うつ病適応障害なんて自分には関係ないとか思わないでね。メンタルが強いとか弱いとか関係ない。条件が整えば誰だってなる可能性がある。睡眠不足長時間労働私生活での問題などが重なれば人の精神簡単崩壊する。自分だけは大丈夫だと思って無理しないようにね。つらい時は休んでね。約束ね。泣いてもいい。休んでもいい。逃げてもいい。弱音を吐いてもいいし誰かに頼ってもいい。だが前を向く事だけはやめないでくれ。希望だけは捨てないでくれ。前向きに生きてれば必ずまた笑える日がくる。前向きに生きてる人の最良の時はいだって未来にある。あなた幸せを願ってるね。幸せになってね。言いたい奴には言わせておけ。時間と体力の無駄から相手にするな。あなたのアラ探しをして文句悪口言ってる間そいつらは1mmも成長してない。「くだらない事に時間を使ってお疲れ様です」とでも思ってあなたは黙ってやるべき事やってどんどん先に進もうぜ。そうすりゃそのうち視界から勝手に消える

anond:20230527080707

朝ごはんに出てきたら嬉しいものか。

それはもちろん、お好み焼きだろう。

なぜなら、お好み焼き日本ソウルフードからだ。

お好み焼きは、小麦粉キャベツと卵と豚肉海老イカチーズマヨネーズソース青のりかつお節と紅ショウガという、まさに日本食材の宝庫を使って作るんだぞ。

それをフライパンで焼いて、ひっくり返して、ふわふわに仕上げるんだ。

そして、熱々のお好み焼きを箸で切って、口に運ぶとき幸せな気分といったらないぞ。

お好み焼きは、朝から元気になれるし、栄養バランスがいいし、美味しいし、何より楽しいんだ。

朝ごはんお好み焼きが出てきたら、その日は一日中笑顔で過ごせるに違いないぞ。

から朝ごはんに出てきたら嬉しいものは、お好み焼き以外にないんだよ。

これが俺の答えだ。

anond:20230525213855

増田です。

大変失礼な物言いをしてしまい、申し訳ありませんでした。

最初質問のあとに返ってきた答えで、あれ?全然主旨が通じてない…。と思ったのですが、途中で口調を変えるのは変だと思い、最後まで押し通してしまいました。

あなたの気分を害してしまたことを申し訳なく思い、ここに改めて書いてます

弁解しますと、私は一切キレてはおりません。ただ、あの口調ではそのように受け取られても仕方ありませんので、誤解は解けなくとも構いません。

三人の女性の方と並行していて疲れたとおっしゃったので、私はあなたに一人に絞って頂こうと思いました。

共通点が多いなら、大体の好みは定まっている→あと一つ決め手が必要

と思い、それなら一番本能的に惹かれる方にと思ったのです。

顔でなくとも構いません。声でも、なんだったら胸の大きさでもいいんです。

性格は正直なところ、本性を見抜く力がなければ難しいものです。失礼ながらあなたには、そのような力はないと思いました。

ただ、会話していて違和感がないのであれば、どなたも特に問題はないのでしょう。

それなら、やっぱり決め手が必要ですね?

あなたの文面を読むと、あなたは三人の女性のことが皆、うっすらと好きで、しかし、女は〜のくだりを読むに、心の底では女性のことが嫌いなのでしょう。

男女は対立しているものという、あなた心理が見えます

から選べないのかもしれません。

このままでは、大変もったいないです。

男女ともに、現時点である程度好意的に見ている相手から熱意のあるアプローチを受ければ、それはそれは簡単に落ちますから

自分にはあなたしかいません。あなたけが特別です。と、言葉や態度で示せれば、相手あなた特別します。

もしそれで駄目だった場合は、また別の人を探せばいいんです。

逆の立場でもそうですよね。

あなたは、消去法で選ばれたいですか?

選べる立場じゃないから、仕方なくあなたにしたなんて言われたいですか?

たとえ言葉にはしなくとも、そういうのは態度に出ますよ。

そして追々後悔することになります

選べる立場じゃないとか、顔で決めるのは間違ってるとか思っているかもしれませんが、いや、選んでください。たった一人を。ずっと大切にしたいと思える相手を。

顔で選ばなくてもいいので。

私なら、笑顔に惹かれるので笑顔イコール顔なんですけど。

長文、大変失礼しました。

2023-05-26

サッカーできるだけじゃ人生ダメなんだな 2/3


3. 就職活動のこと

 大学四年になる頃、就職活動が本格化した。当時は就職氷河期で厳しい状況だった。講義レポートもあるし、当然サッカーだってやらないといけない。居酒屋(どんがま、というお店一本になっていた。今はもうない)でのアルバイトは週二に減らした。

 当時は、三年の秋から企業説明会が始まって、四年の春以降に面接スタートというのが一般的だった。俺が行きたいと思っていたのは総合商社だった。説明会に行ってみて、とある商社に惹かれたのだ。ほかの総合商社に比べて「オレがやってやるぞ!!」みたいな社員の人が多かった。

 三菱商事は、政府の高官みたいなキャラの人が多くて、三井物産スマートイケメンキャラが多かった。伊藤忠商事は、頭を鈍器で殴られても生きていそうな人が多かった(生命力があるという意味)。そんな記憶がある。

 その春までには、俺とキャプテン君はmixi上でマイミクになっていた。お互いの日記コメントをした繋がりがあって、サッカー友達ということで俺から申請をしたっけ。いや、もう正直覚えてないけど。とにかく、俺とキャプテン君はmixi友達になった。

 キャプテン君のmixi日記はすごかった。俺も、彼もサッカーのことを綴った日記が多かったが、彼の場合はなんというか、思考レベルが違った。普通に大学サッカーをやってるヤツが、一生懸命サッカーのことを考えているのだとしたら、彼の場合もっとずっと、『上の視点からサッカーのものを見詰めていた。

 例えば、同志社大学サッカー部は、今でも大学単位ブログ更新し続けている。各選手自分生活サッカーに関する考えを書き綴っていく。

アメブロ catch the world

https://ameblo.jp/duscblog/

 ここにある後輩達の日記は、読む価値がある。若いながらも自分なりに考えて学生生活を過ごしている。

 当時のキャプテン君のmixi日記は、この内容をはるかに上回っていた。日記のものは、すでにこの世にデータはないが、当時の俺個人日記に断片的なメモがある。

 当時、キャプテン君はこんなことを日記に書いていた。ほぼサッカーのことだ。本当は繋がりのある文章なのだが、断片化しているので意図がわかりにくいかもしれない。



集団というものは常に問題に直面してる。人が寄っている以上は必ず争いが生まれる。価値観の違いとか、追求する目標の度合いとか、相手への要求基準とか、争いの種は無数にある。それでも同じ集団として、組織として「仲間」を自称して日々共に暮らしている。

自分らは、全員で一丸となって目標邁進するために集まったはず。でも、いつからか、別の方向を向いている人たちをひとつ目標に進ませることに奔走してる。組織とは難しい。

組織には、絶対に衝突や背信生まれる。リーダーには、それをまとめる人間としての自覚がいる。自分がやらなければならないという責任感が。自分には実力が足りないといって何もしないのは卑怯だ。逃げだ。後輩には、早くこのことに気付いてほしい。

理想を語って、現実に不平不満をこぼし続けるのは簡単問題を黙って見過ごすのも楽だけど、人間が腐っていく。

・オレは現状を変えたいと思った。現状を変えるにはかなりの労力がいる。俺はあの時、みんなに不快なことを言ったけど、妥協してほしくないからあえて言った。

・言いたいことを言い合えない集団未来はないんやで。お互いに機嫌を伺って本音を出せないとしたら、自分らの関係は友人ですらない。本当の仲間って、暑苦しくて、うっとうしくて、そして清々しい。

・ぶつかっても、嫌われてもかまわない。まだ間にあう。オレ達はここから勝負だ。残された時間を考えると、今は悩みながらでも正しいと信じることを貫くしかないよな!

ぶつかっても、嫌われてもかまわない。何年か経った時に俺の伝えたかった真意理解してくれれば、それはそれで素晴らしい。

・愚直にやることは本当に重要やで。ひたむきにやらない人間に付いていく気にはなれん。

・結果を出すことは、集団をまとめるための必要条件であっても、十分条件にはならん。サッカー試合に出れない人の方が多いんやし、俺達のチーム!!って愛情をみんなが持てるチーム作りをしないと。勝って喜んでいるのはレギュラーだけってことにもなりかねない。今の俺には難しい。

・好む好まざるに関わらず、人には立場が与えられ、それに見合った働きが要求される。自分には難しい、できないかもしれないと言ってるヒマがあるなら必死勉強しなきゃいけないし、責任を負える人間にならんとな。

・今のチームには、勝ちたいという執念を見せるヤツや、自分を演じてでもチームのために尽くそうとする人間が少なすぎる。たしか個人個人は頑張ってるけど、みんなそこ止まりなんよな。他人に対して意見を言おうとせん。勝ちたいなら叫ばなきゃいけない場面もあるのに。だから俺は三年に怒ったんや。なに自分のことだけ頑張ってんねんと。自分らの代やったらそれ相応に振る舞えと。

他人言及することは、自分へのハードルも上げることにもなる。言ったからには自分もやらなきゃいけない。そんな風に、自分を追い込んで成長していかんと。

・時には集団のために自分を演じる必要がある。嫌われ役でも買ってでよう。自分大事にしすぎるあまり、みんな守りに入ってもうてる気がする。

自分のことだけに集中して動くのは本当に楽。でも、それなら今の場所にいる意味はないからね。引退までに、俺らの4年間を後輩に叩き込もうと思う。そうやってチームの魂は引き継がれていくものなんやで。



 上の日記は、なんJ民が書いたものではない。日記を書いたのは、当時21歳の大学生だ。一般的学生とはレベルが違う。社会人の域に達している。キャプテン君が反則で退場処分になったサッカー試合を見た時は只者じゃないと思ったが、ここまでとは思わなかった。

 実際、彼はいい奴だった。対面で話したことは数回しかないけど、でも確実にいい奴だった。熱い闘志が漲っていて、爽やかな笑顔が眩しい。それでいて面白いことも言える。ずるい。

 就職活動に話を戻す。必死エントリーシートを磨いて、SPI勉強をして、面接対策をして、総合商社の一次試験突破した。二次試験グループ面接も通って、いよいよ三次になった。

 会場は、晴海トリトンスクエアという海が綺麗な高層ビルだった。会場には、当たり前のようにキャプテン君がいた。緊張している様子だったから、声はかけなかった。かと思えば、ほかの志望者と一緒に雑談をしていて、さすがだなと感じた。

 面接試験の部屋の前で待っていると、自分の前に終わった人が出てきて、「頑張ってください」って言われた。「ありがとうございます」と返して部屋の前に立った。

 肝心の面接試験は、一応やりきることができた。子どもの頃からやっていたサッカーアピールもできたし、面接二名サッカーをしていたことがあったらしい。「インカレスタメンで出ました」と言ったら、「おー、うまいんだね!!」と言われた。

 面接全体だと、簡単質問もあったし難しい質問もあった。覚えてる限りだと、

□なぜ総合商社を志望するのか、その中でもなぜ住友商事を?

集団の中でどのような役割を果たすか

卒業までをどう過ごしたい

総合商社で叶えたいことは何か

□今後の人生目標

あなたにとって「仕事」とは何?

□弊社の弱点を教えて

仕事ができない人や嫌いな人が職場にいた時にどうする?

 こんなところか。ゆっくり落ち着いて答えていった。こういう時、サッカーをやっていてよかった。緊張はするけど、それが心地いい。失敗してもいい、飛び込んでもいいやって思えた。よい意味で、周りが見えなくなる。

 時間というものの退屈さを感じない。これは採用試験なのだという不安も忘れて、不採用がありうるという事実すら忘れてしまって、どんな恐れすらも感じなくなる。面接、という世界に全身全霊で移り棲んでしまたからだ。

 面接が終わった後は、さっきの自分と同じく、面接試験の部屋の前で待っている人がいた。俺は、ちょっと迷ったけど、「頑張ってください」って言った。その人は、「ありがとう。行ってきます」と返して面接室の前に移動した。

 それから普通に社屋を出て、ちょっとその辺でご飯を食べて、夜行バスが来るまで街を歩き回って、バスが来る頃にはすっかり疲れ果てていた。

 続き

 https://anond.hatelabo.jp/20230526212236

旦那と別れたい


昨日のことだ。ちょっと聞いてほしい。今、すごく気分が悪い。

旦那がしばらく遠くで仕事をしてる。最近は部屋の掃除もしてないから、窓を開けて掃除機をかけてあげようと思った。部屋の押し入れを開けて、襖の真下に溜まった埃を吸っている時、置いてあった白い段ボール箱が気になった。

掃除を終えた後で中を覗いてみたんだけど、旦那子どもの頃に集めていたと思われるグッズが詰まっていた。

少年ジャンプに、ぬいぐるみに、ガンダムカードに、子どもチャレンジ(1986生まれ用の中学版)に、小学校卒業式写真に……いろいろあったけど、その中にとある冊子があった。写真が入ったアルバムだった。高校時代と思われる。

最初のページには、グアムハワイのような光景があった。旦那が真ん中にいて、8人くらいで記念写真を撮っていた。

次のページには、柔道着姿の旦那と、その学友が並んでいる写真があった。進学校かつスポーツ名門校名前柔道着の胸のところに書いてあった。私と旦那が同じ商社に勤めていた時、友達上司から、「増田さん大学国体に出たことあるって」という話を聞いたことがある。

柔道場の前で、学友二人と並んで笑顔だった。坊主頭だった。スマイルがまぶしい。ほんわかした気分になった。

「昔は、こんな顔してたんだ」

感傷に至りながら次々にページを捲っていった。私の知らない旦那の姿があった。坊主頭旦那かわいいなって思った。昔から明るくてお調子キャラだったのかな。

でも、途中から様相が変わった。真ん中あたりからかな。気持ち悪くて吐きそうになった。

真ん中ほどのページからは、柔道大会中に旦那撮影したと思われる柔道女子写真があった。相手と組み合って対峙する直前のような光景だった。

細身で、小柄な女の子だった。顔はよくみえないけど、かわいいかな……? 遠目なので何ともいえない。

そして、その写真の右上にはマジックペンによる旦那の字でこうあった。

秋季大会もめちゃ可愛いアイカワさん」(※もちろん仮名)

次のページにも、そのアイカワさんの写真が続いた。寝技相手を抑え込んでるのを撮影していた。「粘ってようやく撮れた!! 超ラッキー」という文字があった。

次は表彰式だった。アイカワさんが優勝旗を持っていて、旗竿に顔を傾けて目を閉じている(疲れてる?)写真だった。矢印と、アイカワさんのフルネームが書いてあった。

あとは、大会が終わって、アイカワさんの高校選手柔道場の板張りのスペースで着替えているのを二階から撮影していた。やっぱり、アイカワさんだけ拡大してある。マジックペンでの名前表記付きで。

キモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイ!! マジで無理。

こんなの犯罪じゃん。

え、これはなに? ひどすぎるよ……。

の子だけじゃない。ほかの女の子柔道をやってる写真も撮っていた。大体4,5人分。しかも、写真の端っこにはその子フルネームが書いてある。

かにも、高校卒業の時の柔道部の寄せ書きが出てきた。色紙の真ん中に旦那名前があって、それを囲むように部員からメッセージがあった。衝撃を受けたメッセージがいくつもあった。ちょっとだけ、いやもう、好きなだけ書かせてもらう。私が読んだ順だ。

後輩A

同人誌コレクター増田さんへ あなた変態っぷりにはほとほと呆れるばかりでした……大学生になっても、変わらず変態でいてくださいね自分リッツ第一志望です。京都まで遊びに行きます

後輩B

増田さんは、△△高校アイカワさんがロリロリで好みなんですよね!! アイカワさんを是非モノにしてください 応援しています

後輩C

増田先輩の変態エクストリームハートには緊張させられっぱなしでした。スーパーハードロリータ増田!! 早く警察に捕まってください!!笑 カノジョさんともお幸せに 愛のキューピッド 藤本より」

後輩D

ロリータ戦士 増田さんへ あなたロリータっぷりにはびっくりでした。あなたのそのロリータ魂を受けつぐ戦士が欲しいです。ぜっひ増田さんにはロリータ魂を忘れてほしくないです。ファックfuck!!fuck!!fuck!! アダルト西村

顧問先生

増田君が入部してきた頃にはどうなることかと心配しました。ご卒業おめでとうございますキャプテンとしての重責、大変ご苦労様でした。柔の道は、将来どこかで役に立つ時がきます。力必達(つとむればかならずたっす,のフリガナ)。何事も最後まで諦めず努めてください」

女子部員の後輩Aさん

増田先輩ご卒業おめでとうございます これからも頑張ってください」

Bさん

「3年間お疲れさまでした 面白い先輩でした笑」

Cさん

「これからも今までみたいに頑張ってください」

自分も一応女だからわかる。書くことがないときテンプレートだ。



あれから真剣離婚を考えている。

元々、夫とはそこまで合わないとは思ってた。でも、なんでも全部が一応、標準以上にできる人だったから、そのへんは割り切ってアプローチを受け入れたつもりだ。

まりイライラして、周りの誰にも愚痴を吐き出せない。もし吐き出したら、こっちまで変な人扱いされそうだ。とうてい話せない。話せないよ……。

別れたいけど、これは離婚できる理由になるんだろうか?でも、とにかく別れたい。気持ち悪すぎる。旦那気持ち悪い。気持ち悪い。

2023-05-25

嫌いな人間にも生きていてほしい

嫌いな人間が渾身のネタで滑り散らかしてる姿を見ると笑顔になれる

嫌いな人間が「誰か~」と募集をかけても誰一人反応しない所を見ると笑顔になれる

5月25日

今日は何の日

アフリカ子供ダンス動画を見て

食堂車を運転しながら

広辞苑を開いて

有無を調べて

別所線のことを考えて

みやざきマンゴーを食べて

愛車をピカピカに磨いて

ターミネーターを観て

とんがりコーンを食べて

ホゴネコSNS拡散して

納本制度感謝の念を抱いて

子どもニコニコ笑顔育を実践して

シーチキンを食べて

主婦休みプランを考えて

プリンを食べて

天神様にお参りする日

2023-05-23

一番星さんはうどんを食べる

「それでさあ、三蔵がさあ」

 良子は三蔵というキャラクターフィギュアを買うためにバイトを始めたという。

「そうなんだ。すごいね」私は話を合わせる。

三蔵のためなら女子高生だって田植えくらいするわ。麻里は今もお店の手伝いやってるの?」

「今はやってないよ」

「そうなんだ。私好きだったけどな、あれ」

「やめてよ」私は苦笑して目をそらした。

 良子と別れて電車に乗ると出口近くの二人席に座って学生鞄を隣に置いた。季節の変わり目でブレザーを着ていると少し暑い。生徒の多くは部活動最中から乗ってくる高校生はあまり見えず他の乗客もまばらだった。三十分ほどで自宅近くの駅名を告げるアナウンスが入り、ほどなくして電車は止まった。

はてなー。次ははてなー

 出口のボタンを押しこむとぷしゅっと音を立てて扉が開いた。はてな駅のホームに出るとけばけばしい黄色看板が目に入る。

ケーキがなければ、うどんを食べればいいじゃない!》

 脚が短く頭部が大きい、金髪の巻き毛の安っぽいかつらをかぶったゴスロリ衣装のちんちくりんな女の子写真の下には「麻里・うどんとわねっと」とあった。どんぶりを持った右手を手前に突き出し看板を見た者に恍惚の表情で迫る。最初はそんなに嫌な気はしなかった。お店のために自分も何かしたかたから。「麻里・うどんとわねっと」は地元のおじいさんおばあさんに大ウケして近藤うどん店の売り上げは倍増した。そこまでは良かった。「麻里・うどんとわねっと」ははてなはてな町のローカルアイドル的なものにとどまっていたから。地元情報誌取材など来たとき、確かに恥ずかしい気持ちもあったけど同じくらい誇らしかった。でもそのあと事情が変わっていく。

 お父ちゃんネット戦略だとかいってSNSに「麻里・うどんとわねっと」を使ったショート動画投稿した。これが海外ユーザーの間でなぜかバズってしまう。海外ネットコミュニティで様々な消費のされ方をした後、日本逆輸入という形で「麻里・うどんとわねっと」は全国に広まっていった。「絶妙なチープさがいい」とか「女の子絶妙にかわいくないのがいい」とか「ブス」とか「デブ」とか「性的消費で女性差別だ」とか「ちくわ大明神」とかネットでいろいろ書かれた。いつの間にか近藤うどん店ははてな町の観光スポットになり、私は有名人になっていた。金髪のかつらをかぶってお店の手伝いに出るとお客さんたちから写真を頼まれるので、私は笑顔で応じてどんぶりを持って決めポーズを取った。「麻里・うどんとわねっと」を演じることが望まれていたから頑張っていたし、ずっと頑張り続けられると思った。お母ちゃんが死んだあと一人で頑張っているお父ちゃんのために何かしたかたから。でも今はもう店に出ていない。「麻里・うどんとわねっと」は死んだのだ。

 電車を降りて駅のロータリーを迂回していく。順番待ちのタクシー運転手が車内で暇そうにたばこを吸っていた。はてな町は私立大学がつぶれて以降若い人の姿がすっかり少なくなってしまった。唯一の娯楽施設駅前パチンコ店だ。その駐車場にへたり込んで泣き叫んでいる男に見覚えがあった。水色のパーカー黄色ハーフパンツ、足はぶかぶかのビーチサンダルというお決まりの格好だ。油っぽい髪はぼうぼうに伸びていて、髭には白いものが混じっている。

「どうしたの、増田くん」私は男に話しかけた。

 増田くんはこの町の住人の間ではちょっとした有名人だ。生活保護受給者だけど、どこに住んでいるのかは誰も知らない。いつも外をふらふらしていて夜も野外で寝ているらしい。ふわっと異臭が漂ってくる。

うどんちゃーん」増田くんが泣きべそで足元に飛びついてきた。

増田くん、落ち着いて」

「聞いてよ、うどんちゃんお金入ったかパチンコで増やそうとしたんだ。そしたらほとんどなくなっちゃったよー。二日前から何も食べてないのに、どうしよう」

 増田くんはいつもこんな調子だ。はいはいと手懐けて私は学生からうどんを出した。

「どうぞ」どんぶり増田くんの前に置いてあげた。

「えー。うどんじゃん。ネギしか入ってないし。ケーキがいいよ、うどんちゃん。ぼく、ケーキが食べたいよ」

 増田くんはケーキが食べたいと駄々をこねている。私は自分の足元にすがりついている増田くんを見下ろしてどうしたものかと思案する。

「あらまあどうされたのですか」

 困っていると後ろから若い女性の声が聞こえた。寒い冬の夜空に明滅する一番星の奏でる音楽のような高く澄み渡って心地のいい音だった。実際に顔を合わせて会話するのは初めてだった。白いシャツリボン、紺色のプリースカートという高校生としてありふれたスタイルにも崇高さが感じられるし、長い脚の白さが黒いサイハイソックスとの対比でより白く見えた。小さくて立体感のある顔は日本人離れしていて妖精かと思うほど。艶やかな黒髪自分の癖っ毛と比べて気品ある大人の女性のものだ。

一番星さん」

「あらまあ、わたくしのことをご存知なのですか」

一番星さんは有名人から

 寂れていくだけのはてな町に数ヶ月前事件が起きた。一番星家が引っ越してきたのだ。上級国民の中の上級国民と噂され、その辺の国会議員よりもずっと発言力があるとか。だけど、町の老人たちにとっては莫大な財産だの政治的権力ののことよりも一番星家のご令嬢はてのさんの存在が大きかった。「本物のお嬢様」としてはてのさんは一瞬で町の人気者になった。「麻里・うどんとわねっと」は偽物でしかなかった、私はそう思わざるをえなかった。そして「麻里・うどんとわねっと」は死んだのだ。

 一番星さんは顔を赤くしてあらまああらまあ言うと、さらこちらに近づいてきた。風が巻き上がったとき一番星さんの黒い髪がふんわり揺れて、きらきら反射して見えた。

「だめだよ、一番星さん。増田くんに近づいたら」

 一番星さんは私の言っている意味がよくわからないようだった。二週間以上体を洗っていないであろう増田くんに一番星さんは笑顔で近づきしゃがんで向き合った。

増田さん、麻里さんのうどん世界一ですわ。幸せの味がしますの」

幸せの味?」

 増田くんはどんぶりを手に取った。割り箸を渡してあげると、増田くんは涙を袖で拭ってからうどんをかきこんでいった。

「味がする。味がするよ、はてのちゃん

「そうですわ。幸せの味ですわ」

幸せの味がするよ、はてのちゃん

 汚い捨て犬のような増田くんを一番星さんは笑顔で見守っている。うどんを食べ終わると増田くんは両手を飛行機の翼のように広げて「きーん」と言いながら走り去った。

自己紹介が遅れました。わたくし、一番星はてのと申します。よろしくお願いしますわ、近藤麻里さん」一番星さんはそういって笑った。

「私のこと知ってるの?」

「麻里さんはわたくしの憧れですわ」

 これが一番星さんと私の出会いだった。

anond:20230522222143

よく知らない相手同士で「こう言えば喜ぶんだろうな」の話題NGなの難易度高すぎだろ……。初手で察してちゃん過ぎる……。

相手だって地雷踏みたくなくて一般成功率80%の話題出してるんだから自分がそこにヒットしない20%だからといって機嫌悪くすんなよ。頑張りに免じて「ありがとうございます」「そんなことないです」「カメラorお店のおかげです」とかなんとか、笑顔で返せばいいだろ。

まぁ具体例がなんとなく「性的相手として見てます!」感ある回答でもあるので、そういう意味気持ち悪い相手なら切っていいと思うけども。

anond:20230523131134

キングカズは神だと思っている。

7年ほど前の正月休みに両親と静岡市カズ実家もんじゃ焼き屋)に食べに行った時の話。

両親と3人で鉄板を囲んで食事をしているといきなりキングカズ玄関から入ってきた。

もんじゃ焼き屋に似合わないイタリアンないでたちで。

カズが「俺いつもの~」と言って二階へ上がろうとすると、店内にいた高校生集団が「カズさん!」「カズさんかっけー!」などと騒ぎ出し、カズが戻ってきてくれて即席サイン会になった。

店内に13,4人ほど居合わせた客全員に店内にあった色紙を使いサインをしてくれた。

高校生達がカズの母校静岡学園サッカー部だとわかったカズはい笑顔で会話を交わしていた。

そしてカズは「またな~」と二階に上がっていき、店内は静かになった。

私と両親はカズの気さくさとかっこよさに興奮しつつ食事を終え、会計を済ませようとレジに向かうと、店員さん(カズ妹)が階段の上を指差しながら「今日のお客さんの分は出してくれましたから。また来てくださいね」と。

あれには本当にびっくりした。

伸びない伸びないって喚くVtuber

配信挙句自分の事を雑魚とか底辺とか卑下しだすヤツ。

お前それで伸びると思ってんの?

魅力がありゃ伸びるんだよ。あとコネクション。

リスナーにヨチヨチしてもらって気持ちよくなってんじゃねーよ。

心配したリスナーにつっかかってケンカしてんじゃねーよ。

うその時点で伸びる気ねーじゃん。

キツくても笑顔配信すんだよ。

嫌ならやめろカス

anond:20230523093837

そうなんだ…俺は嫌な話でもずっと我慢して笑顔で聞いてるわー。女性みたいに途中でキレたら良いのか…

2023-05-22

世界からサプライズ動画で思い出したこと

SNSの使い方がゴミなことで有名な元嵐の二宮和也炎上している。

それは「世界からサプライズ動画」というサービスを利用したこと

Twitterをやっている人なら1度は見たことあるだろう、屈強なマッチョがカタコトの日本語を話し踊りお祝いをする動画だ。

簡単に依頼することができ、その売り上げはもちろん動画出演者であるダンサーにも入る。傭兵たちへの雇用創出を目指し、戦争に参加せざるを得ない人を減らすとも言っている。実際にその地域の子供の食事支援なども行われているそうだ。

人気サービスである一方で、「差別だ」「はやく潰れろ」という声もある。

人種的ステレオタイプ問題(人種エンターテイメントとして消費されることへの嫌悪)

事業脆弱性に対する批判(こんなサービスが長続きするわけない、廃れたときダンサーはどうするのか)

などが主な批判である

俺はこのサービスを見るたびに、昔大学生だった頃のことを思い出す。

大学の近くにホームレスおっちゃんがいて、なんだか気の良さそうな感じの人だったので

そのおっちゃんが要求することはないが、数名の学生牛丼テイクアウトを渡したりしていた。

おっちゃんは申し訳なさそうに受け取って、勉強がんばってねーと笑顔で手を振ったりしてくれた。

ある日、学生の1人がおっちゃんと商売をしておっちゃんに金を渡そうと言い出した。

その内容は、人のいいおっちゃんに悩み相談ができるというもの。依頼を受け、おっちゃんにその悩みについて語ってもらう。入金してもらったらその動画を送る。

それはなんだかんだうまくいっておっちゃんはちょっと人気者になったしお金結構入っておっちゃんも喜んでくれていた。何より君らと話すのが楽しいと言ってくれていた。

同じ大学学生数名が「差別だ」「弱者エンターテイメントにしている」と大学に抗議した。

なんかそういう時だけ早く動く大学は、俺を含めた学生おっちゃんと関わるのをやめさせた。

その時は反省したけど、今思えばなんにも困ってない立場人間お金必要としている人間一時的収入でさえ取り上げたの酷くね?って思ってる。

もちろん俺らにも差別意識があったのかもしれないけど、実際やったことは悪かったのかと言われると100パーセント悪いとは思えない。

世界からサプライズ動画を見るといつもこのことを思い出す。

再就職活動をして分かったこ

酒に酔った勢いで打っているのでお目汚しで申し訳ない。


昨年にSIer退職して1年が過ぎた。


再就職活動を30社やって、全落ちした。

転職エージェントとも度々話しながら進めてきたが、ここまでこのザマである

この中で自分自身について一つ分かったことがある。

自分自身に働く気がサラサラないようなのである


前職の退職理由シンプル炎上からくる虚無感からだった。

どこに行っても狼煙が立ち上がっていた。

そして現在、また就職活動をしているが、どこからも火の手の匂いしかしない。

そういう求人しかいからなのか分からないが、転職エージェントの紹介を受けて面接をする先はどこも煙臭い

そうこうしていると、面接でも気が入らない返答が出てしまものである


そうしてSIerから半ば逃げるように事業会社に応募して、

「うちに入って何がしたいの?」

と言われて返答に窮して自分自身に働く気がないことに気づいた。

ここで働く気がある人間なら、「何でもします」だの「~がしたいです」だの「すぐに戦力になれるよう精進します」だの気の利いた言葉が口から出るものだろう。

どうにも嘘をつくのが苦手な性分もあって、この辺りは上手くやれない。

そもそも嘘をついてまで働こうという気概もない。


残業で溜まった金を垂れ流しながら、毎日朝日を浴びてゴミを出し、食事を3食作って、呑気にAstroやらFlutterやら気になったものを摘まんではデプロイするでもなくrm -rfして、時々ゲームをしたりして寝っ転がる日々。

この時間が一番心地よいのだと気付くと、どうにも働く気概も起きない。

甲斐甲斐しく働いて金を貢ぐ趣味も異性も家族も居やしない。

甲斐甲斐しく働いてやりたいことも、見たい笑顔も、住みたい場所もない。


再就職活動をやめると、生活は最早成り立たなくなる。

それでも、働きたくない自分がいる。

なんとも無為人生だ。

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