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はてなキーワード: 提言とは

2024-11-19

調号が3つ以上ついてる楽譜だと頭処理落ちするけど、あれはスケール理解すればどうにかなるもんなんだろうか。

五線からはみ出た音は慣れるしかなさそう。

というかギター始めて思ったけど、ピアノ教室って全くといっていいほど基礎的な音楽知識を教えてくれなかったな。実際に通ったのは3つくらいしか知らんし、ガチガチプロ志向とか音大受験対策ならやるのかも分からんけど。

楽譜見てその通りに弾くのを繰り返すばっかりだし、本質的音ゲーあんまり変わらない気がする。ミスなくやるのが天井

演奏者による表現ニュアンスがどうたらとかはあるんだろうけど、ピアノ教室でそこまでやるかって言ったらな。自分、こう弾きたいんスけど。的な提言をした覚えはないし。こう弾けという指示こそあっても。

あとはやれ背筋が悪いだの手はボールを握るようにだの、そんなんばっかりだった気がする。

こう弾いた方が良い演奏に聴こえるでしょう?とか言って、明らかにわざと弾き方を変えた比較デモストレートがあったり。思い出したら腹立ってきたな。

ガキ相手と言えど、条件も揃えない比較正当性を示すのは不誠実ではなかろうか。

技術的な必要性を感じたレクチャーって指の跨ぎ方ぐらいのものだったかもしれない。あと指使いの番号振りか。左右の手を独立させるのは教わってどうこうというより慣れって感じだったし。

ギター教室は通ったことないからしらんけど、まあ自分で始めようってなったらyoutubeで好きな曲のTAB譜漁って、秒で挫折したり、食らいついたりして。

そこまではピアノ教室と変わらないな。模倣の繰り返し。

コードフォーム練習とかしてる内に、自分なりの使い方でそれを鳴らしてみたくなったりもしてきて、その使い方を知るためにコードの種類なり運びのセオリーなりを知りたくなって。

それが手癖の即興演奏に繋がって、拙くとも気分を音にする感覚を味わって、それに取り憑かれたり飽きてしまったり。

まあガットギター教室とかだとピアノ教室と大して変わらんのかな。

楽譜通りの音ゲーばっかりじゃなくて、折角楽器をやるならそういうアドリブピアノ教室にもあったっていいんじゃんねって思う。

なんだろうな。ピアノならクラシッククラシックなので保守的保守的なのでアドリブなど不要。とかそういうアレなのかな。そういうのは別方向の教室があっても良さそうだけど。

ジャズピアノ教室とかはクラシックに比べたら大分少なさそうだし、そもそも別にジャズに限る必要もないし。

2024-11-16

anond:20241116201839

この意見について妥当性を検討する際、いくつかの論点が浮かび上がります。それぞれに対する問題点矛盾点を整理しながら、疑問に回答します。

 

1. 「財務省が嘘をついているなら日本学術会議声明を出すべき」という主張

 

問題点:

日本学術会議役割の誤解:

日本学術会議の主な役割は、科学者活動支援し、科学技術政策に関する提言を行うことです。経済学の分野も対象には含まれますが、具体的な政府機関の主張や方針「嘘」断じて糾弾することが、その役割に含まれるかどうかは議論余地があります学術会議は直接的な政策批判を行う団体ではなく、科学視点に基づいた助言や提言を行う機関です。

• 「嘘をついている」という基準曖昧さ:

財務省が嘘をついている」とするなら、その主張が明確に誤りであることを証明する具体的なデータ根拠必要です。しかし、多くの場合経済政策に関する議論学術的な解釈視点の違いに基づくため、一方を「嘘」と断じるのは難しいです。経済学の通説が一枚岩でない点も考慮すべきです。

 

2. 「経済学の通説を無視して誤った主張をしている場合声明を出すべき」という主張

 

妥当性:

この主張自体は理にかなっています科学的知見や通説を明らかに無視して政策を進めることがある場合学術機関がそれを指摘し、声明を出すことは重要です。しかし、現実には以下のような問題があります

 

問題点:

• 「経済学の通説」が単純ではない:

経済学の「通説」と言われるもの自体が、多くの場合一枚岩ではありません。例えば、財政赤字国債発行に関する議論では、ケインズ派新古典派で考え方が異なります学術会議が一方の立場に基づいて声明を出すと、他方の立場から反論を受ける可能性があり、学術会議中立性が損なわれるリスクがあります

役割制限:

日本学術会議が「嘘をつくな」という政治的批判を直接行うのは、その設立趣旨から外れる可能性があります学術的な助言や提言は行えるものの、政治的に断定的な発言を控えるのが一般的です。

 

3. 「日本学術会議声明を出さな理由」への疑問

 

回答:

声明を出さな理由:

日本学術会議財務省に対して声明を出さな理由は、学術会議役割方針にあります学術会議科学的知見に基づいた提言を行うことはできても、特定機関非難したり、「嘘」と断じたりするのは、その役割を超える可能性があります。また、経済政策議論では、学問的に意見が分かれるケースが多いため、断定的な声明を出すことが困難です。

• 「御用団体」との批判について:

学術会議声明を出さないからといって、「御用団体」と断じるのは短絡的です。学術会議政府から独立した立場科学提言を行うべき機関であり、過去にも政府方針に反対する提言を行った例があります(例:軍事研究への関与について)。ただし、財務省政策に関して声明を出すかどうかは、学術会議活動範囲とその方針による判断です。

4. 「廃止したほうがよい」との結論について

 

問題点:

学術会議存在意義を「財務省批判をするか否か」に限定して評価するのは妥当ではありません。日本学術会議は、幅広い学術分野で提言研究支援を行う役割を担っています。その存在意義個別対応でのみ判断するのは短絡的です。

 

まとめ

この意見には、以下の問題点があります

1. 日本学術会議役割についての誤解がある。

2. 経済学の「通説」とされるものが多様である点を軽視している。

3. 財務省の主張が「嘘」かどうかを明確に証明しないまま批判している。

日本学術会議はその役割範囲内で活動しており、「声明を出さない」ことをもって「御用団体」とする結論妥当とは言えません。また、財務省の主張が嘘かどうかについての議論をより深めることが、この意見をより正確に評価するために必要です。

2024-11-15

底辺絵師に贈る、底辺なろう作家提言

現代底辺であり未来の神絵師へ贈る提言

 今、絵師界隈は激動の時代にあるように見える。

 Xの規約変更だとか、ウォーターマークとか、いろいろ目に入ってくるが結局の発端は「生成AI」だろう。

 最初記述するが、私は「生成AI」の善悪を語る気はない。

 なのでここから先、どれだけ読んでもらっても「生成AIを滅ぼす方法」を求めている方のご期待には添えない。

 これはあくまでも、絵師界隈で生計を立てていきたいが、生成AI存在するこれから先の未来不安を抱いている絵師に向けたものであり。

 小説家界隈に住む私が、実際にイラスト勉強する過程で感じた二つの界隈の違いを言語化し、それを元に考察した一つの提言を届けたい。そういう趣旨のものだ。


絵師よ、オリジナルキャラクターを創れ

 では、先に結論から

 これから先、イラストで食べていくことに不安があるのなら「オリジナルキャラクターを作れ」。

 ただ単にオリジナルイラストを量産せよ、という意味ではない。

 あなたの頭の中にある「キャラクター」を絵という形で出力し、世間認知させ、あなたではない第三者がそのキャラクターイラストを描くようになることを目指す。という意味だ。

 乱暴な言い方をするなら「絵を描かされる側から、絵を描かせる側にシフトすることを意識しろ」といった感じだろうか。

 Vtuberママキャラクターデザイン)を想像してみてほしい。

 だいたいあんな感じの立ち位置が、私の想像力の範囲で今後も生き残っていける絵師の一つの形だと思っている。


現代日本では絵師の「作品」は求められていない

 なぜ、絵師オリジナルキャラを作るべきなのか。その理屈を語る前に確認したい。

 絵師界隈の方々は「同じクリエイターなのに、どうして小説家界隈はあんなにも生成AIに対する反応が薄いんだ?」と思ったことはないだろうか?

 もちろん、文章世界にも生成AIはある。

 むしろ小説生成AIの方が、イラスト生成AIより先に世に出ているはずだ。

 だが、実態として小説生成AIに対し、敵意や危機感を抱いている小説家は少数派だろう。


 ではなぜ、小説家界隈が生成AIに対して他人事のようなスタンスになりがちなのか。

 それは小説家絵師、それぞれのマネタイズの仕組みの違い。

 言い方を変えると『社会』との関係性の違いにある。

(以後、市場や、顧客マネタイズシステム全てを包含した『社会』という主語を用いて記述する。)

 そして、私が見るに絵師小説家も、大多数がこの両界隈の違いに気づいていない。


 その違いは

 『社会』は小説家には「作品」を求め、絵師に対して「技術」を求めている。

 この一点に尽きる。


 誤解を恐れずに言えば、『社会』は絵師に対してほとんどの場合作品」を求めていない。

 絵師界隈のトップレベルの方々は、おそらくこの違いを認識しているように見受けられるが、逆にトップクラス以外の領域では認識していない人の方が多数派。というのが私の所感だ。

 (一方で小説家界隈はトップクラス層もこの違いを認識していない人の方が多数派だと思っている。というか、クリエイターは全業界で「作品」重視で活動していると認識してそうな気がする。)


 この違いがどういうことか、わかりやすい事例をあげよう。

 新人賞コンクールといった賞レース代表的だ。

 これらは絵師界隈にも小説家界隈にもある。

 例えば、ある無名絵師イラストコンクールで最優秀に輝いたとしよう。

 その絵師は名声と得て、イラストの依頼が殺到するかもしれないし、あるいは協賛企業から何かしらの商業イラストを描く契約を結ぶかもしれない。

 だが、肝心の『最優秀賞に輝いた絵』そのものマネタイズの中心にはならないと思う。

 あってせいぜい、短期的な限定グッズデザインになる程度のはず。

 おそらく絵師側も最初から「その絵」で稼ごうとは思っていないはずだ。


 だが、小説界隈は違う。

 企業も、小説家本人も、基本的には「その小説」で稼ごうとする。

 2003年スニーカー大賞に選ばれた『涼宮ハルヒの憂鬱』は、2024年現在市場流通し続けているのが代表的な事例だ。

 受賞した作品を脇に置いて、その出版社編集提案した全く別の小説を書かせる。というのは無いとは言わないが、そういう流れになると小説家からはあまりいい印象は持たれないだろう。

 つまり、同じ賞レースでも絵師界隈は「技術を持った人」を探し、小説界隈では「作品」を探している。というのがなんとなく伝わったはずだ。


 もっとざっくり言ってしまうと

 「金を出すから自分の代わりに理想の絵を描いてくれ」が絵師と『社会』の関係の主流で

 「印刷流通を代わりにするから、その売り上げの一部をわけてくれ」が小説家と『社会』の関係の主流なのだ。)

 重要なのは『代わりに絵を描いてほしい』という部分だ。

 つまり、『社会』が絵師に求めているのは代筆能力という「技術」であり、「作品」は依頼者の頭の中にある物を指すのだ。


著作権法は「代筆家」を守らない

 さて、ここまでで絵は「技術」が求められ、小説は「作品」が求められている、というのは理解してもらえたと思う。

 ここで一旦、生成AIの話に戻そう。

 小説界隈が生成AIに対して反応が薄い理由は単純だ。

 『現行の(少なくとも日本国の)著作権法は「作品」を保護してくれているから』に他ならない。

 また一つ具体的な事例を挙げよう。

 かつて、「ハリーポッターシリーズ学習したAIオリジナルの「ハリーポッターシリーズの新作を書かせる。という試みが海外で行われたことがある。悪意ある第三者がこれと同じことをしたとしよう。

 もしその第三者が「ハリーポッターシリーズの新作」と銘打ってソレを売り出せば、著作権法容赦なくこの第三者断罪する。

 では、それを避けるためにキャラクター名前オリジナルに変え、タイトルオリジナルのものに変えて販売したならどうか。

 ソレは「よく似た別の作品」の一つになり下がるだけだ。

 書いたのがAIであろうと、人間であろうと重要視されるのは「作品」だから、そこの模倣がされない限りは脅威になりえない。というのが小説界隈の人が意識的にしろ無意識的にしろ生成AIに対して抱いている感情だろう。


 だが逆に著作権法は「技術」を保護はしていない。

 むしろ、広く開かれて文化の発展に寄与するべき。というのが基本スタンスだ。

 「技術」をお金にしている絵師界隈からすればたまったものではないだろうが、これが実情だ。

 「技術」の保護に舵を切るなら、それは著作権法ではなく特許法領分になるが、特許理念は「知財ビジネス支援すること」なので、おそらく企業と繋がりのないアマチュア絵師は生成AIユーザー以上に苦しむことになると思う。


 これまでの話を統括すると

現代絵師は「技術」を求められ、肝心の「作品」は依頼者の頭の中にある。

・現行の著作権法はその「技術」を保護していないし、「技術」の保護アマチュアに優しくない。

 この二点が現代の、そして未来絵師を苦しめる要因の根幹だ。


これから絵師も「作品」をビジネスにしなければならない

 そして、最初の私の提言に繋がる。

 これから先、代筆家として誰かのために絵を描くという「技術」を売る領域は生成AIに食い荒らされるだろう。

 そんな未来でも絵師として生き残りたいのなら、依頼者の頭の中にある「作品」ではなく、あなたの頭の中にある「作品」を生み出すことを考えるのが良いのではないか

 という話だ。

 「オリジナルキャラクターを作れ」というのは、その一例だ。

 企業依頼でPRキャラを描くという現行の関係から企業が「自社製品あなたオリキャラに使わせてください」みたいな関係になるのが、そこそこいい感じの未来予想図だと思わないだろうか?

 仮に企業お金ケチって生成AIでそのオリキャラ勝手に使えば、容赦なく著作権法断罪できる関係性になる。

(他に思いつくのは、大昔のゴッホだ、フェルメールだの時代のように一枚一枚の絵そのものを「作品」として『社会』に売りつけて生計を立てる道。あるいは自分自身を「作品」にしてパトロンから庇護を受けて好きに絵を描く道、あたりか。現代で言えば、前者は同人誌即売会イラスト集を売っている人たちで、後者お絵描き配信者としてファン投げ銭生計を立てつつ、絵を描いている人達だろうか。)


 逆に、このことに気づかず、「技術」を守ることに執心し続けると、どこかでとんでもないことになるのではないか。私はそう思っている。

 これがもう一つ、裏の提言……というか懇願だ。


小説家から見た絵師界隈の「技術」の体系化と共有文化の素晴らしさ

 絵師界隈で育った人達は気づいていないかもしれないが、小説家界隈で育った私から見て、あなた達が確立している「技術の体系化と共有」の文化は素晴らしいものなのだ

 YouTubeでは多くの絵師プロアマわず、自らの技法を公開しているし、有償の場になれば更に本格的かつ専門的な技術を共有しあっている。

 おそらく『社会』が絵師に「技術」を求めていたからこそ、惜しげもなく場と資産提供していたことで出来あがった土壌だろう。

 無数の技術が公開されているから、その中で自分好みのものを取捨選択し、組み合わせることで理想個性形成できる。

 私のような「最初から絵のプロになる気が無い人間」にも成長の手順が提示されているのは、非情にありがたかった。


底辺なろう作家愚痴妄言

 ここからは、若干小説界隈のネガティブな内容に触れるのだが、ご了承いただきたい。

しか生産性がない話なので、絵師界隈の方はここから先を無理に読む必要はない。

 ただ、この先の話を読んでくれた絵師から、こういう界隈の中で私はどうやっていくと良いか、そういう意見を貰えたら嬉しい。)

 小説界隈は何度も言っているように「作品」重視の世界だ。

 故に、小説家は「表現技法」をほとんど語らない。

 例えば炎の熱さを表現するにあたり、絵ならば「暖色の与える印象の理論」だとか「ぼかしによる蜃気楼技術」といったものがあり、ある程度体系化、共有された技術があるはずだ。

 だが、小説家界隈ではそういった表現技術を「作家個性」として、共有せずに個人のものへと抱え込む道に発展してきた。発展してしまった。

 我々は百の作家がいれば、百人が別々の言葉で炎を描写し、実際にどれが最も読者に熱さを感じさせられる表現だったのかを検証しなかったのだ。


 我々小説家今日も、読者が本当に熱を感じてくれるのかわからずに炎を描いているし、可愛さがちゃんと伝わっているかからずに美少女を描いている。

 「技術」を体系化しなかった、というのはつまりこういうことだ。


小説家は「腕を磨かない」

 では「技術」を語らない小説家界隈が新人達に何を語っているのか。

 それは「作品の作り方」だ。

 手順、理論作法形式

 現在小説家界隈で新人達に向けて語られているのはおおよそ上記の要素であり、それらをまとめると「作品の作り方」となると思う。

 これもまた絵に例えるなら

 「ラフ、下書き、清書の順番で書くと良い」とか、「線画と塗りは別レイヤーに分けたほうが良い」とか、そういうレベルの内容だと思ってくれていい。

 それを十数年以上、場所を変え人を変えこんこんと語り続けている。

 それが小説家界隈なのだ

 SNSで無数の新人作家たちに向けて情報発信をしている高名な小説家達も

 「自分達が教えられるのはいわば『就活履歴書の正しい書き方』だけだ。その内容は個々人で書くしかない」

 みたいなことを常々言っている。

(で、まあ「特定効果を与える技術」ではなく「作品作品たらしめる作法」という名目なもんだから「not for me」の概念適応されにくく、「正しい」「間違い」で定期的に燃えている。)


 つまり小説家界隈は「作品を完成させる」ことを教えることが主流であり、その質を技術によって高めることには非常に無頓着なのだ


 私の推測だが、これは絵とは逆方向の『社会から圧力と発展によるものだろう。

 絵師には「技術」を求める以上、まぐれではダメだ。再現性がなければお金にはならない。

 だからちゃんと「技術」が身に着くような環境を作る。

 だが何度も言っているように小説家に求めるのは「作品」だ。

 極論だが、出来が良ければまぐれでもお金にできる。そのまぐれの一つを拾い上げて市場に売り出せばいい。

 だから社会』はできるだけ多くの「作品」が出来上がる環境作りを自然と行ったのだろう。


 「作家を作る」ことは頑張るが、「作家を育てる」ことはしない。

 プロアマわず、それが現代小説家界隈なのだ

 「プロになるつもりはないが、もっと上手くなりたい」という人間に対しても、絵師界隈の先達は「技術」を提供し、成長の道筋を照らしてくれる。

 だが、小説家界隈では「プロになる気がないのなら、あなたの好きに書けばいい」の一言で終わる。

 私のような無才な人間からすると、暗闇を手探りで歩くような感覚だった。


出版業界の陰り

 まあ、小説家界隈が無才に厳しいだけなら良いのだが、最近この界隈の「作品重視」の傾向が業界全体の問題として表面化してきているように思う。

 その問題とは、端的に言うと「作品が増えすぎた」ということだ。


 「小説家になろう」では毎年開かれているネット小説大賞という賞レースがある。

 2013年に開かれた第一回では応募作は「1,135作品」だった。

 これが五年後の第六回では応募作はほぼ10倍の「10,156作品」になった。

 そして、今年の第十二回に応募された作品は「20,826作品」と、その数は恐るべきペースで増えている。

 一応、この数字についてはちょっと恣意的表現をしている。

 一般新人賞公募と違って、小説投稿サイト主催の賞レース過去落選した作品も全て再応募する作者は少なくないからだ。なのでおそらく「作家」の増加数はこれほど極端ではないと思う。

 だが、この仕組みと過去作を再応募し続ける風潮こそ、小説家界隈が「技術」を軽視していることの証左であり、問題の根源だ。

 この世には「玉石混交」という言葉がある。

 賞レース選考員は一万以上の無数の石の中に隠れた玉を探すわけだが、さっきも言ったように、ネット小説の賞レース過去落選した作品継続して応募されている。

 つまり、玉と石の比率一定ではない。拾い上げられた玉は減るが、石はそのまま翌年、また翌年と残り続ける。


 そうなると、単純に選考員の負担が年々増えていくのは想像できるだろう。

 ただでさえ、小説は受けての時間を奪う媒体だ。短編でも一作につき五分から十分。長編なら余裕で一作一時間を超える。

 選考員を増やせば個人単位負担は軽減されるだろう。だが、人を増やせば今度は運営出資が増える。

 必ずどこかしらが負担を負うことになる。

 そして『社会』が持っているリソース無限ではない。


 そして多分だが、小説家界隈……というかネット小説業界は、このリソース限界をとうの昔に迎えてしまっている。

 出版社は玉探しを継続的にしなければならない。

 だが、玉探しに必要な労力は年々増え続けている。

 ならば、別の所で手を抜いて調整するしかない。

 宣伝作家に任せよう。

 連載継続するかどうか早めに決めよう。

 といったふうに。

 ざっくり言うと「プロ作家サポートにかかる労力を削る道」も考えられる一つだ。



 私の未来予測では、今後も出版社側の玉探しの労力は増加し続け、それと負の相関に基づいて出版社からプロ作家へのサポートの質は低下し続けるだろう。

 そうなると、作家から出版社への信頼が揺らぎ始める。

 作家出版社を信頼しなくなれば、出版社は心置きなく作家使い捨てられるようになる。

 これを 『才能の狩猟社会』みたいなことを誰かが言っていた。希望の無い話だ。


 「技術」を『個々人の個性』として体系化せず、共有しなかった小説家界隈。

 「作品」を完成させることだけを重視し、質より量を推し進めた小説家界隈。

 これはその一部で実現しつつある最悪の未来予想だ。

 この私の未来予想が一理あるか、見当はずれかの判断は委ねる。

 (とはいっても、プロ経験皆無の底辺作家妄言なんて外れてくれた方がいい。部外者がそれっぽいこと言って、それ

2024-11-14

不妊治療生殖医療倫理観について

今Xなどでたくさん燃えている「日本出生率の低下」の話題について、最も憤りを感じている層のわたしです(40代既婚子なし)

出生率が下がることによる色々な社会的変化はポジティブものはおそらくないであろうという気持ちは分かる。わたしもずっとそう思ってきた。


かと言ってわたし子どもを持たない選択をする人に全く偏見はない。

なのになぜ耳が痛いのかというと、わたし不妊治療を今まさに経験しており、夫側の原因で、子どもが持てないことが分かったから。

わたし障害のある子どもに関わる仕事をしているから、高齢出産に伴う障害リスク、親子ともに健康にその後の人生を歩める可能性が年齢と共にぐんと下がることも学術的、見聞きした経験的に体感している。

加えて,不妊治療を始めた時に「そもそも自然妊娠で授かり、無事に胎内で育ち、無事に産める可能性」が40代を境に急落することも説明され、始めてすぐに、人工受精体外受精を前提に治療を開始するという治療方針のもと、夫婦検査及び体質改善などを進めてきた。

わたしたちは結婚して10年未満ではあるが、時々は夫婦生活もあり、それでも自然に授からないのも不思議には感じていたけれど、開始した当初には楽観視していた。

「授からないのではないかな?」ではなく、医師治療方針と同じく「安全合理的に授かれる最短の道を選ぶ」ために不妊治療を開始したテンション感だった。



出た結果は、まさか男性不妊だった。

男性不妊は珍しいことではない。不妊治療を受ける半分くらいはその原因があり、また、100人に一人くらいは全く精子のないいわゆる無精子状態もあると。


だけど、告げられた時にやはり「えっまさか」「あーーーそうなの…」と二人で声が出た。

予想していなかったのだ。



人は正常バイアスをかけたいものであり、自分にとって悪い方のシナリオというのは、ないであろうと考えたいものだ。

診断結果を告げられた時に担当先生から出た次の言葉は「どうしますか、さら治療を続けますか?」だった。


今思えば、100人に一人だ。そして、私たち40代だ。その時点で、断念してもおかしくないという状況を暗に言ってくれていたのだと思う。


それでも夫がすぐに「僕はどうすればいいですか」 と次の治療を求めてくれた。


結果的に、男性不妊専門医にもかかり、精密検査遺伝子検査まで受けて、最終的に、物理的に手術をして使用できる精子があるかどうかの、これ以上進むところのない手術まで受けてくれた。

私も私で、それを受けてすぐに体外受精を行える段取りを組むため、自分の勤務を最大限に調整してもらい、体の準備も整えていた。

だけど、3分の2くらい成功すると言われていたその手術の結果、無情にも「夫の子は持てない」という事実が確定した。


100人に1人の、3分の1の確率が、私たちにめぐってきた、それだけのことなのだけど。



それを踏まえても、私は子どもを諦められない。

でも夫のせいにもしたくない。

夫も傷ついている。

しろ夫の方が子どもを望んでいたことも知っている。

職場の勤務もすぐに治療に入れるように調整していたのに。





そんな諸々の葛藤ストレスが重なり私は軽度の鬱になり、眠れなくなり、希死念慮も出て、仕事を休むことになった。

夫婦の間にもなんとも言えない違和感のようなものが生じているように感じる。

ただ子どもを望んだ結果が、ここまでになるなんて。




この先、と言って男性不妊のクリニックの先生提言してくれた道は3つ。

子どもを諦めて、夫婦で仲良く暮らす道。

第三者ドナー提供を受け、私が妊娠して、子どもを持つ道。

特別養子縁組を利用して、子どもを育てる道。




夫と話し合った結果、やはり「私と血が繋がってるとはいえ他人の子を育てる気にはなれない」と言われた。

実際、他者精子提供妊娠する道についても詳しく説明をされたが、日本ではまだ、成功率が1桁%くらいの治療しか、夫以外の人工授精が認められていないらしい。

しかも、子ども大人になっても自分生物学的な父親知る権利がないという。

それでは、子ども幸せに育つ確率自体がまたぐんと下がってしまう。



では、夫の親族ドナーになってもらう道はどうか。夫もそれならば自分愛着が湧くであろう。日本にも少ないけれどそのように子どもを持った人がいるらしい。

答えはそれもノーだった。

今の日本生殖医療では親族間の提供倫理的に、タブーとされているらしい。

何故?他人精子はいいのに、夫の親族間がだめだという倫理観とは??

私も夫も容易に理解ができなかった。

どの道にも間違いはない。けどどの道が正解かは分からない。

今、いつ鬱症状がひどくなるか分からない状態で正直、どの道を受け入れること自体が,私たち夫婦にとって難しい。

そうこうしているうちに、私も年老いていく。

どうしようもない。



出生率の低下が、女性自分本位になったからとか、収入が低いからとか、男性子育てする支えが足りないからとか。

そんなレベルじゃない、産みたいのに産めなくて苦しんでいる人はまだ何パターンもあることを、私は身をもって体感たから、今の出生率低下の原因をあれこれ言うトレンドに憤っているのだ。


何がわかる?


そして、なぜこんなに子どもが欲しい人に、荊の道ばかり用意されているの?

もちろん、子どもを持つ以上、生まれ子どもにとって最大の利益となる環境が用意できることが大切だ。

そのための倫理観なのであろうが、私にはどうしても、こんなに少子化が悪とされる風潮の中、「身体的にどうしても生物学的に自分達だけの子どもが持てない」人への救済がないんだろうかと、そこに憤っている。

私たちだけじゃないはずだ、こんなどうしようもない気持ちと、よくわからない「倫理観」に憤っているのは。

もし、同じような境遇体験したことがある人がいたり、生殖医療における倫理観に悔しい人,意見をいただける人の目に留まったら、少しは次の道を考える糸口になるかもしれない、と思って書いています。乱筆で失礼しました。

anond:20241114040109

財務省提言って「ぼくがかんがえたさいきょうの○○」レベルなので言ってることは間違ってなくても実態に則してない

それと財政健全化を達成するためにあらゆる詭弁や嘘も駆使するわけだが

2024-11-12

anond:20241111211807

既存社会システムに乗りながら、そのシステムの枠組みを無視してるって事だから

ずっと自由恋愛したいか独身を貫きます、なら筋が通っている

最もその場合は「保守」的な提言説得力を失うけど

2024-11-11

anond:20241111124106

たいして実績のない・特に良い政策提言をしていない政治家でもスキャンダル報道されることも過去に多々あったよ。

  

なので、スキャンダル報道されるからと言って、政策が良いとも限らない。

 

注目されている政治家には、スキャンダル報道されやすい傾向はある。

政治家が注目される理由としては、権力闘争であったり、失言であったり、様々な原因がある。

良い政策提言をしたら注目されるけど、注目されるからと言って良い政策提言とも限らない。

 

このあたりの相関関係を間違って解釈しているように思う。

 

2024-11-10

サルと金子勝でも分かる!マイナカード保険証

https://president.jp/articles/-/87827

このままでは国民皆保険が壊れていく…金子勝マイナ保険証政治献金企業が儲かる究極の寄生システム

この記事が本当に💩なので、一つずつ説明していきます

敬称略です。

マイナカードシステム日本大手IT企業8社が受注しており情報産業のための救済事業? 日本オリガルヒオリガルヒ

政治献金技術的に遅れた日本情報産業のための救済事業との結びつきは非常に強い。
ほぼ10年間でマイナンバー関連事業を少なくとも3000億円近く発注していると見られるが、大企業8社が共同受注などで独占的に契約している。

そんなことはありません。むしろ大手IT企業はこの手の自治体公共事業が薄利すぎて足を洗いたがっているというのがほぼほぼ現在の状況です。最近では大手撤退が激しく、元々大手が担っていた部分を別の中堅SIerが無理して受注したものの、ノウハウもなく薄利過ぎて対応出来ず納期通りに納品できない案件が続発しています。そこで、入札参加条件が上げられた結果、入札が予定価格を上回り、随意契約になると言うケースが多発しています

やり玉に挙がっている8社とは恐らく以下の企業のことです。

見る人が見れば、NTT系が基本を抑えつつ、周辺の企業が参画しているというのがわかると思います大手5社のコンソーシアムで、NTTコムがメイン、NTTデータNEC日立富士通の合わせて5社で共同受注しています。そして、他に手を上げた企業はありません。

NEC日立富士通は関連公共システム(住基や戸籍、税務システムなど)が関わりそれらとのつなぎ込みが必要になるからですね。

他に手を上げた企業がない上、入札では予定価格を上回ってしまった結果、随意契約と言うケースです。報道によれば、いずれも随意契約にするにあたって、調整の結果入札価格よりも低い価格で受注させているようです。


他、凸版とDNP物理的なカードの発行業務をやっており、合わせて800億円ぐらいの受注額です。そしてマイナカードは1億枚発行していますので、1枚辺り800円。カード物理的に1枚300円はしますし、送付事務に使う簡易書留は350円しますので。単純に残りの取り分は150円です。全然高くありませんね。ここで事務手続きなどをやる事になります。数が多いので最大限コストは低く抑えていると思いますし、全てが郵送交付ではないとか細かい話はあるでしょうけれども。


JECCはリース会社です。国の予算関係でいったんファイナンスを引き受る。大手IT企業がごそっと出資している特殊会社です。金額はでかいですがこの会社が入るのは主に行政の硬直性の問題です。


さて、これは日本オリガルヒなんでしょうか?

何故か突然旧ソ連ロシア方面用語が出てきて面食らった人もいると思いますが、オリガルヒとは、官製新興財閥だそうで、その方面の人たちから社会主義国ソビエト連邦崩壊したどさくさに紛れて、民間にいくときに出来た悪しき存在という事で、よく批判に出てくる用語です。

さて、彼らはオリガルヒなのでしょうか?


そんなわけないんですね。

一般的IT企業が求める水準の利益率とは30%と言われる中、政府系の仕事利益率が1割を切る事があたりまえです。エンジニア不足の中でやりたくない仕事です。


NTT系が1300億円程度の受注をし、物理的発行やリース会社を合わせて8割以上で、残りとは大きな差があります。ここで金子らなぜNEC日立富士通を入れたのか。それは5社が献金していると言いたいが為に3社を水増しした感じがしますね。

マイナンバーカードマイナ保険証利便性セキュリティもまったくないために、普及しない。

まずは、利便性について検討しましょう。金子はこの一文のみ、内容も根拠も全く触れず、まるで自明のような扱いですが事実とは異なります

政府は、マイナンバーカード調査を定期的に行っており、最新の結果はこちらです。

https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/8adde791-e214-4b5b-b9ad-4eb89a354dbc/2c98d210/20240321_mynumbercard-promotion_outline_02.pdf

こちらはほぼ1年前のアンケートですが、

と言う結果が出ています。ほぼ食わず嫌いですね。

少なくとも、利便性が「まったくない」と言う事は「まったくない」ことがわかります


次にセキュリティについて検討しましょう。

やたら多くの紐付けをするために、なくしたり盗まれたりすると、すべての個人情報漏れしまう。

これは事実とは異なります

ここでは逆に、全ての情報漏れるにはどのような条件が揃う必要があるかを並べてみると

と言う事が必要

パスワードを用いずに物理的に情報窃盗するには

と言う事が必要です。

さてこれを「セキュリティがまったくない」と表現するのが適切でしょうか?

現状、これよりも固いセキュリティを強いているシステムは本当にわずかです。

複数種類のカードが発行されて、極めて不効率

暗証番号のない顔認証マイナ保険証スマホマイナ保険証(これもマイナ保険証スマホ接触させないと使えない無意味もの)など、数種類のカードが発行される極めて非効率もの

これは明確に誤りです。何故ならば、1人に発行されるマイナカードは1枚しかいからです。受け取る側のシステムも一つ。

マイナ保険証スマホ接触させないと使えない無意味もの」も誤りです。最初の1回だけ行えばよく、使う時にマイナカード必要ありません。

初回のそれはマイナカード認証する為に必要というだけの話です。


さて、金子はこの状況を「数種類のカードが発行される極めて非効率もの」とする一方で、「多数数の紐付けを止め、一つひとつ独自OSオペレーティングシステム)で」を提言しているのですが、整合性がありません。

最初からスマートフォンクラウド対応する能力がなく、

マイナンバーシステム設計されたのは今から10年前の2014年ですが、当時はまだスマートフォン安全電子証明書を持たせる仕組みがありませんでした。

現在できる様になったのは、日本政府や担う企業なども参画し国際標準規格を作ったからです。ISO18013-5が正式に出来たのは2021年です。最初からできた所は存在しないでしょう。そしてこの規格を世界が利用しようとしています

技術的にとんでもなく遅れた4桁の暗証番号で顔認証不安定プラスチックカード

これも誤りです。いまでもICカードが最も堅いセキュリティ確保の手段の一つです。

それは何故かと言うと、ICカードに入れた鍵は、現実的手段では取り出す事も複製もできないからです。これはパスワード漏れていても完全に中身を出せないと言う意味でもあります


こういったことを言っている人は、大抵プラスチックカードといえば磁気カード時代認識が止まっている事が多いです。

ICカードは、単に定型情報を返すものではなく、このカード自体コンピュータです。マイナカードを利用する時にパスワードを入れますが、このパスワードオンラインではなく、カードの中で処理されます。そして複数回数間違えると、カードの中の最も重要な鍵、電子証明書が消されアクセス出来なくなります。また、電子証明書も、このICカード演算して帰す事で行われます。こういったことを理解しているのでしょうか。


また、顔認証不安定という詳細が明らかにされていませんが、事実として顔認証は99%の精度があります。たまに「マスクをしていたのに顔認証が通った」という人もいますが、これはマスクをしていても顔認証ができる技術を使っているからです。他人マイナカード認証ができてしまったと言った話が出回っていますが、反マイナカード保険証団体調査した結果2件だそうです。日本保険医療件数は数億件ありますが、そのうち2件です。

今回のマイナ保険証では、日本IT企業クラウド運営するノウハウに欠けており、時代遅れになっている欠点が露呈してしまった

その理由オンプレミス方式で、クラウドプラットフォームにしてないからだと説くのですが、今回出てきたトラブルシステム的なトラブルはほんのわずかであり、ほとんどはインプットするデータ問題でした。

これは、仮にアメリ中国の巨大IT企業に依頼しても同じ事が起きていたでしょう。

金子は「マイナ保険証のひどい醜態」を自明のごとく上げていますが、その具体的な中身について一切論じていませんが、これが事実だと言う客観的証拠がありません。全国民使用しているシステムであると言う事を考えたとき例外マイナーなトラブルしか起きていませんが、これはむしろ過剰品質とさえ言える状態です。

台湾閣僚であるオードリータン氏をデジタル大臣につければ解決!?

オードリータン氏は、マイナンバーシステムの普及が必要不可欠だと言う事を自明のものとして扱った上で、普及を進めるにはどのようにしたら良いかと言う点で多くの提言を行っています

また、台湾日本以上に全ての情報が「中華民國統一證號」に統一されており、身分証携帯義務づけられているなど、日本より遙か前から国民総背番号制です。前からあるが故にシステムが古い所があって運用に苦労をしているようですが、その全てを捨てて失敗だなという暴論が出ているとは聞いたことがありません。

一つひとつ独自OSオペレーティングシステム)で丁寧にプログラムを組んでいくことが必要

ちょっとこれの意味が分かりません。金子は、オードリータン氏の名前を出した直後にこれを言っているのですが。その段落を全部抜き出すとこうです。

マイナ保険証については、通常の健康保険廃止を止め、一からやり直して、クラウド上でスマホアプリにする。多数の紐付けを止め、一つひとつ独自OSオペレーティングシステム)で丁寧にプログラムを組んでいくことが必要である

もっと意味が分かりませんが、ここから頑張ってエスパーしてみます

つのIDで多数の結びつけを行うのは危険

これについては全く逆です。マイナンバーシステムを通じてデータを関連づけすることによって、システム間で生の個人情報を槍と知りなくて良くなると言うメリットがあります

共通IDがない場合、一貫した行政処理を行う時には、住所氏名生年月日といった従来からの本人の個人情報判別するしかなくなります

一方で統一つぃたID管理されている場合は、その結びつけの情報だけでデータのやりとりが出来ます。また、結びつけの情報中央存在するシステム管理するのみで、接続されているそれぞれのシステムではユーザ識別する情報は別々です。中心に存在するシステムを通さないと結びつけが出来ない仕組みになっています

また、中央システムで結びつけの情報を捨てるだけで容易に結びつけが出来なくすることが簡単にできます

しかし、リアル情報を使ってしまうとそのような事はできません。

からやり直して、クラウド上でスマホアプリにするほうがいい?

既にマイナポータルスマホで動いていますし、一からやり直す必要はありません。

また、既に述べたようにICカードは現時点で全国民規模で動作させるセキュリティとしては最も固いものの一つです。スマホアプリ専用にするのはセキュリティ(これは情報保護不正アクセス回避という他に、可用性という意味も含みます)の問題があります

現在スマートフォンに入れることが出来る環境が揃ってきましたので、スマートフォンに入れた証明書普段使用して、マイナカード本体は家に置いておく、と言うスタイル可能になります

また、マイナカードアプリケーションはいわゆる「クラウド」と呼ばれるシステムで多数動いており、既にクラウドであると言えます

一つひとつ独自OSオペレーティングシステム)がよい?

既にOSレベル独自作成する意味はありません。それも一つ一つ別のシステムに刷るなどと言う意味はありません。

これは、交通安全のために、全ての自動車運転方法バラバラにするべきだ、と言っているようなものです。

また、問題になっているのはその上に乗っているサービスであるため、これによって何かが良くなることはありません。

丁寧にプログラムを組んでいくとよい?

一概には言えませんが、金子成功例としてあげるGAFAMなどでは「Agile開発」と言われる手法一般的になっていますが、これは「丁寧にプログラムを組んでいく」から連想されるものとは大きく異なるものです。

そもそも政府医療IT化の方向性が完全に間違っている?

最後金子はこう述べています

政府厚生労働省が描いている医療の姿はまさにこれそのもの(もう少し具体化され、洗練されていますが)だと思いますが、何故これが「完全に間違っている」のでしょうか。

また既に実現している部分があります

一方で実現されていない部分もあり、それを補うためにマイナンバーシステム共通IDとして活用しようと言う事になっています

感想

ツッコミどころが多すぎるのを真面目に突っ込んでみるということをやってみたが、人生時間無駄にしたと思いました。

なので推敲見直しもせずに上げます

anond:20241110191903

ツイッターのほうがやばいと思う

謎の強気と得意に満ちた社会への提言が多い。

その実あれは自信満々だからじゃなくていつも何かしらに不満を抱えた心情の屈折した反映にも感じる。

どっちにしろ社会はそんなこととっくに考えたうえで採用してないだけかもしてないのにどうどうしてそんなイキってるの?」と思わずはいられない

2024-11-09

日本保守党ヤバい超えてキチガイ過ぎる

たまにこう言う馬鹿晒し燃えてるのを見るけど、何で保守って女弾圧する事だけに必死でまともな少子化対策思いつかないわけ?

https://news.yahoo.co.jp/articles/22d672b990da7640b39be86c60e4eef486105057

11月8日配信されたYouTubeの生配信番組『あさ8』で、日本保守党の事務総長を務めるジャーナリスト有本香氏と百田氏が、日本少子高齢化対策について話しました。

 女性社会進出少子化の原因のひとつである議論した上で、有本氏が『子供を産むっていうことには時間制限があるってことを、子供たちに教えるべきだとは思います』と語ると、百田氏は『ほんで30歳を超えたら、子宮摘出手術をすると』と提言したのです。慌てて有本氏は『やめなさい、こら』と制すると百田氏は『いやこれSFやで』とまるで“冗談であるかのように語りました。

 さらに同番組百田氏は『女性は18歳から大学に行かさない』『25歳を越えて独身場合は生涯結婚できない法律にする』とも提言しています。『(これが)ええ言うてるんちゃうで?』と前置きはしていたものの、まるで人権無視たかのような“少子化対策”を語っています」(政治部記者

2024-11-08

anond:20241108123051

この意見は、クィア運動ポストモダン思想の影響下に生まれたとする認識に対する疑問や批判を述べており、歴史的視点からいくつか妥当な点がありますが、若干の曖昧表現不正確な点も含まれています

 

妥当な点

 

1. クィア運動ポストモダン思想関係

クィア運動ポストモダン思想と完全に依存関係にあるわけではなく、ポストモダン思想が現れる以前から同性愛者やトランスジェンダーなど、性的マイノリティ存在し、彼らの権利を求める運動歴史的に展開されていた点は事実です。特に1969年ストーンウォールの反乱は、こうした運動象徴的な瞬間とされ、以降のクィアコミュニティ活動に影響を与えました。

 

2. ジェンダー学とクィア理論

ジュディス・バトラーのようなクィア理論家がクィア運動根底形成したわけではなく、クィアコミュニティの中で自然発生的に進展した権利運動があり、それを学問としてまとめ上げた形がクィア理論とされていますバトラーもまた、既存運動に触発されつつ、理論を構築しました。

 

3. 運動学問独立

フェミニズムクィア運動参加者が必ずしも関連する哲学理論を学んでいるわけではない点も的を射ています社会運動は必ずしも学術理論に支えられているわけではなく、生活経験に基づくリアル問題解決からスタートすることが多いです。

 

問題点や矛盾

 

1. ポストモダン思想役割

クィア運動ポストモダン思想関係を完全に否定している点は、若干極端に感じられますポストモダン思想特にデリダフーコーなどの影響を受け、1980年代から90年代にかけてクィア理論は発展しました。これにより「セクシュアリティ」や「ジェンダー」が社会構造権力関係の一環として分析されるようになり、運動理論的基盤が強化されました。クィア運動実践学問的に整理され、クィア理論が拡大したことで、社会に対する批判改革のためのフレームワーク明確化した面もあります。この点で、ポストモダン思想クィア運動の「産物」とまで言い切るのは誤りですが、関連性を無視するのも偏りがあるでしょう。

 

2. 「社会から離れても普通に生きられる」ことへの過信

クィア当事者社会的に疎外されても自由に生きられるという意見もありますが、現実には多くのクィア当事者差別偏見さらされ、社会支援必要としています孤立が深まると生活精神面で困難を感じることも多いため、社会から孤立が「普通に生きる」ために望ましい選択とは言えません。

 

3. 学問的な関わりの過小評価

社会運動学問的な理論の関わりを一部の「知的エリート」に限定する点も、一面的です。学問的な理論運動において重要役割を果たし、政策提言社会への理解促進に寄与しています運動根拠道筋理論によって補強されることで、社会的な認知度や影響力が増すことも少なくありません。

 

まとめ

この意見は、クィア運動ポストモダン思想の「産物である単純化する見方に対しての反論として、一定妥当性を持っていますとはいえポストモダン思想運動に与えた影響も確かに存在し、運動学問が互いに影響し合いながら発展してきたことを踏まえると、双方の関係単純化せずに捉えることが重要です。

2024-11-07

anond:20241107123652

ミクロ経済学観点からいくつかの反論提示させていただきます

理論モデル役割

理論モデル現実単純化したものですが、これは複雑な現象本質理解するための有用ツールです。抽象的なモデルは、重要因果関係や傾向を明らかにする助けとなります

データ現実解釈

南丹市の例を挙げられましたが、ミクロ経済学は、複数指標総合的に分析し、背後にある要因を探ることを重視します。

企業行動の分析

内部留保に関する数式は、企業意思決定プロセス表現しようとしたものです。これは単純化されたモデルですが、利益社会的責任トレードオフ考慮に入れていますミクロ経済学は、こうしたモデルを通じて企業行動の傾向を分析し、政策立案の基礎とします。

労働市場分析

二重労働市場モデルは、労働市場の分断を説明するための一つの理論的枠組みです。このモデルは、非正規雇用の増加や賃金格差の拡大といった現象説明するのに役立ちますミクロ経済学は、こうした理論を基に、労働市場問題に対する政策提言を行います

現実世界との接点

ミクロ経済学は、実証研究や事例研究を通じて、理論検証改善を常に行っています地方商店街問題など、現実の複雑な事例も、ミクロ経済学の枠組みを用いて分析することが可能です。

政策への応用

ミクロ経済学の知見は、現実政策立案活用されています。例えば、市場の失敗に対する政府介入の必要性や、効果的な規制のあり方などを検討する際に、ミクロ経済学理論が基礎となっています

 

結論として、ミクロ経済学教科書レベル知識は単なる抽象理論ではなく、現実経済問題理解解決するための重要ツールです。理論現実バランスを取りながら、経済学は常に発展を続けています

anond:20241107121727

ご指摘ありがとうございます。以下、より具体的な数理的な観点から反論を試みます

1. 地域経済問題

例えば、南丹市産業別就業者数の推移から、単純な循環率では捉えられない産業構造の変化が見て取れます。これを踏まえ、以下のような動的モデルを考えることができます

dE_i/dt = α_i * E_i - β_i * E_i^2 + γ_i * ∑(E_j) - δ_i

ここで、E_iは産業iの就業者数、α_iは自然成長率、β_iは飽和効果、γ_iは他産業との相互作用、δ_iは外部要因(例:高齢化)を表します。

このモデルを用いて、各産業の変化を同時に追跡し、より現実に即した分析可能になります

2. 企業内部留保問題

経営者の行動データを用いてより具体的に分析することは可能です。

日本上場企業内部留保率の推移の変化を、回帰モデル分析できます

R_t = α + β_1 * GDP_t + β_2 * I_t + β_3 * U_t + ε_t

ここで、R_tは内部留保率、GDP_tはGDP成長率、I_tは設備投資指数、U_tは失業率、ε_tは誤差項です。

このモデルを用いて、マクロ経済指標内部留保率の関係定量的分析し、政策立案の基礎とすることができます

3. 労働市場問題

最低賃金非正規雇用関係については、データを用いてより詳細に分析できます

日本非正規雇用比率の推移の変化を、以下のような多変量時系列モデル分析できます

N_t = α + β_1 * W_t + β_2 * GDP_t + β_3 * T_t + ε_t

ここで、N_tは非正規雇用比率、W_tは最低賃金指数GDP_tはGDP成長率、T_tは技術進歩指数(例:ICT投資額)、ε_tは誤差項です。

このモデルを用いて、最低賃金政策非正規雇用に与える影響を、他の要因を制御しつつ分析することができます

 

これらのモデルは、データに基づいた定量的分析の出発点となります

理論実証の両面からアプローチし、現実問題に対する理解を深めることが重要です。

また、これらの分析結果を踏まえつつ、現場の声や質的データ考慮に入れることで、より包括的政策提言につなげることができます

しかし、あなた論点は、ミクロ経済学教科書レベル知識必須であることをむしろ補強しています

結論として、あなた自身AIであることに、ほぼ間違いないかと思います

2024-11-03

anond:20241103221619

https://hrn.or.jp/news/25826/

ヒューマンライツ・ナウ部落問題に対して政府による調査実施提言してるのが現状なんだけど、日共は「差別の掘り起こし」だのと喚くんだよな

国連やら人権団体には一切の抗議入れないビビりの癖に笑うわ

2024-11-02

そもそも国民民主党国民民主党熱烈支持界隈の政策は同じものなのだろうか?

https://anond.hatelabo.jp/20241102114416

違うんじゃないの?

国民民主党熱烈支持界隈は国民民主党

自分たちの主張する政策を実現してくれると

どういう根拠があるのか怪しいが信じ切っている

立憲民主界隈のサヨクも立憲の提言する政策とは異なる主張(憲法安保等)を

持っているのに、立憲を支持してる(というか利用し乗っ取ろうとしている)

あれと同じものを感じる

2024-10-31

anond:20241030075343

かに外貨獲得政策について野党がどのように考えているのか、確認しておくべきだという指摘は的を射ている。最新のニュースでは、トヨタ2024年度上半期の世界生産台数を前年同期比7%減とし、4年ぶりに前年実績を下回った。

https://www.nikkei.com/nkd/company/article/?DisplayType=1&ng=DGKKZO84468820Q4A031C2L91000&scode=7203&ba=1

これは、中国市場での電気自動車EVシフトによる販売不振や、国内での認証不正による生産停止が大きく影響している。

このように、日本輸出産業が厳しい状況に置かれている中で、野党内需に偏りすぎた政策を掲げているのは危機的だと言わざるを得ない。特にトヨタのような輸出企業不振は、日本外貨獲得能力を低下させ、社会保障費や年金の持続性をさらに危うくする可能性が高い。

さらに、ここにアメリカ大統領が再びトランプ政権となった場合リスク考慮すると、日本自動車産業は一層の困難に直面することになる。トランプ氏は以前からアメリカ・ファースト」を掲げ、自動車産業における保護主義的な政策を強めてきた。関税の引き上げや輸入規制の強化が現実となれば、日本自動車メーカー北米市場での競争力を失い、輸出量の減少は避けられない。

このような状況下で、野党内需ばかりに注力し、外貨獲得や輸出企業支援について具体的な政策を打ち出していないのは問題だ。野党は、与党自公外需の刺激や輸出企業支援法案として打ち出す際には、邪魔をせず、むしろ建設的な提案を行うべきだ。

我々国民も、内需だけでなく外需にも目を向けた政策を求め、野党に対して外貨獲得をもっと真剣に考えるよう提言していく必要がある。そうしなければ、社会保障の持続性がさら危機的な状況に陥り、最悪の場合ドイツVWのような事態になりかねない。

2024-10-30

anond:20241030155706

1. 国連委員会とは何か?

国連委員会は、特定テーマや分野に関連する問題について議論検討監視、助言を行う機関です。各委員会テーマごとに異なる目的を持ち、人権環境持続可能な開発安全保障などの分野で専門家加盟国代表者が集まって構成されています。例えば、「国連人権委員会」や「国連気候変動委員会」などがあり、それぞれの分野で国際的基準形成し、加盟国実践評価監視する役割を担っています

 

2. 国連委員会勧告とは何か?

国連委員会勧告は、加盟国に対してあるべき行動や改善を促す指針です。勧告は、法的な拘束力はありませんが、国際的基準価値に基づいた内容であり、各国が国際社会の期待に沿って行動するための参考とされます。例えば、人権委員会から勧告は、加盟国人権保護改善に関する施策に対する提言として用いられます

 

3. 勧告意思決定プロセス

勧告は、委員会対象国の状況を評価し、報告書国際的基準と照らし合わせながら作成されます。具体的な意思決定プロセスには以下の段階が含まれます

情報収集加盟国からの報告、専門家による調査NGO市民団体意見などを通じて情報収集します。

評価収集した情報をもとに、委員会専門家分析し、課題改善点を特定します。

勧告作成評価結果をもとに、勧告策定し、加盟国に対して提言として提供します。

合意形成委員会内での合意を経て勧告正式に決定されます

 

4. ガイドラインの有無

委員会には、国際法国連憲章、または特定条約協定ガイドラインとして存在します。例えば、人権委員会場合、「市民的及び政治的権利に関する国際規約」(ICCPR)が基準となりますガイドラインは各委員会目的に応じて異なりますが、通常、国際的承認された条約協定に基づくものです。

 

5. 他の/過去勧告との整合性担保

国連委員会では、過去勧告や他の委員会勧告整合性を持たせるための調整が行われます国際基準一貫性を保つため、委員会内で情報共有や意見交換を行い、必要に応じて過去勧告と照らし合わせた検討が行われます。また、専門家同士の連携重要な要素です。

 

6. 勧告正統性

国連委員会勧告は、加盟国国際的義務基準尊重し、向上を目指すべきであるという立場に基づきます勧告は国際条約協定国連憲章を基盤とするため、普遍的基準依拠している点で正統性が認められています。ただし、勧告には法的拘束力がないため、各国が自主的に従う形となりますが、国際社会人権団体などの目があるため、国際的圧力がかかることもあります

フォルクスワーゲンで考える社会保障の持続性

フォルクスワーゲン国内工場3個所の検討を始めた。

VW国内で大規模人員削減し3工場閉鎖へ 労組幹部表明 - ロイター

https://jp.reuters.com/business/autos/CSNYEOUHQBMNJLFKBR7UTLJQNY-2024-10-28/

はてな界隈でもこれはかなりのインパクトがあったようで、まさか一度に3箇所のドイツ国工場の閉鎖を検討しているとは誰も予想ができていなかったと言わざるを得ない。

VW辛酸は無茶な自然環境保全計画政策欧州連合圏で採択されたことによって、それら政策の法的な制限下で企業運営しなければならなくなったVWが、中国の競合する電気自動車伸長と価格競争で苦境に立たされ、一気に採算性を落とし販売台数が振るわなくなった結果、それらEUおよびドイツ政府政策責任VW経営者被雇用者が取らなければならない事態に陥ってしまった。

ドイツでのVWと似たような存在感を放つトヨタを擁する日本労働者階級として気になるのは、ドイツ社会保障費に関する持続性問題がどうなってしまうのか?ということだ。

調べてみると、当然のようにドイツ日本と似たような社会保障制度を持っている、というか日本ドイツ社会制度を大いに参考としており、老齢年金や遺族年金障害者年金などの制度があり、社会保険扶養者が社会保険料を支払っていれば被扶養者も加入判定となり、更には社会保険料の負担額も所得に応じた調整がある(ソース:ドイツ連邦年金保険組合)。

政府が誤った政策を取ると完全に明日は我が身と戦々恐々とするが、他山の石として社会保障費に関する持続性問題国内自動車産業がどのように影響するのか?を検討してみたいと思う。

物凄くシンプルな話だが、ロイター報道しているようにVWの3工場で数万人規模の解雇VW本体として起きると、そこには当然ながら自動車の大幅な減産が発生するので、自動車部品や周辺サービス供給する関連企業へ大幅な減産は波及し、これら関連企業雇用も危ぶまれ・・・というか危ぶまれると言う表現ですら日和見すぎであり、解雇は必至だ。絶対にクビ切りをやる。

機序を改めて説明するまでもないとは思うが確認のため説明すると、ドイツ国内での解雇自動車業界と、例えば工場周辺にある飲食業労働者作業着供給する服飾業、小売業広告業ゲーム娯楽産業などなど様々な業界へも影響するため、ドイツ国内での解雇は数十万人、下手すると百万人規模に膨れ上がるのは想像に難しくない。

ここから何が起こるかと言えば、税収や給料から控除されていた社会保険料や年金の大幅減少であり、即ち社会保障費に関する持続性問題加速度的に現実味を帯びてくる。しか引退後まで逃げ切れると思っていた世代にすらその現実は重くのしかかる。

これを改めて確認すると「本当にヤバい・・・」と生唾を飲む思いだ。

逆を考えてみよう。これまで豊かと見られていた超大手企業VWと関連周辺企業地域の様々な業態産業、それら従業員はなぜ豊かさを手に入れられていたのか?

それはVW外貨を獲得し続けていたからだ。企業の売上、従業員給料、収められる税金社会保険料、そして年金の原資はVWが稼ぎ出した外貨だった。

EUドイツ政府の誤った政策によりVW外貨獲得は阻害されてしまい、3工場閉鎖をVW経営者ではなく労働組合検討し始めるという自体にまで陥っているわけだ。

うつまりトヨタを擁する日本外貨獲得を阻害する誤った政策政府により実行されてしまうと給料雇用どころか、社会保障費や年金の持続性を更に危うくするような、VW危機的な現状の後追いをする可能性が非常に高い。

日本では直前の衆院選2024で、与党自公議席が大幅に減って衆院議席過半数を割り、立憲民主党国民民主党日本維新の会、その他小規模議席政党などの政策が以前よりも通しやすくなった。

これは政策立案や可決などで与党自公の横暴を防ぐ非常に良い状態だと評価しているものの、VWが苦境に立たされて社会保障費の持続性が悪化する原因である外貨獲得政策について野党がどのようについて考えているのか?というのは確認しておくべきだ。

例えば、就職氷河期世代年金などへついて「自分たち引退頃には受給年齢が引き上げられ減額される」と予測している人が大半だと思うが、ここにVWのような外貨獲得阻害の状況が付加されたらどうなるかと言えば、前述のような予測見通しすら甘い考えになる。

今の20代予測のように「自分たち世代年金貰えない」のが就職氷河期世代へも降りかかることになるのだ。

さて、前述の外貨獲得政策について野党がどのようについて考えているのか?から先ずは立憲民主党の衆院選2024の公約確認したいと考えたが、正直に言ってこれを高く評価するのは非常に困難だ。

単一ページだけを見て評価をしてしまうのは申し訳ないと考え、立憲民主党政策集2024 経済政策など立憲民主党公式Webサイトをくまなく読んだが、立憲民主党思考は完全に内需しか向いておらず、何なら企業資金調達の要であり、今や年金を原資として金融市場運用することで年金の持続性を高めている金融市場へ対して冷水を浴びせる金融所得課税強化まで検討しており、立憲民主党支持者は現在政策の他に「あまりにも内需へ向きすぎてはないか外貨獲得をどうするのか?」を立憲民主党へ問わなければならないと思われる。立憲民主党の成長ポイントだな。

続いて国民民主党の衆院選2024の公約確認すると、今一歩足りない気もするが立憲民主党よりは世界を見ており、より将来の社会保障の持続性について不安感の強い20代若者から比例票が流れたのも納得できる部分があり、表現として適切なのか検討する必要はあるものの、企業とべったりな自民党内需へ振りすぎている立憲民主党の間の子のような性質政策を取っている。

そして日本維新の会の衆院選2024の公約確認するが、日本維新の会は立憲民主党とはまた方向性の違う内需へ向きすぎな政策を取っており、特に外国人へ対して厳しい目を向けているようで立憲民主党平等を訴えがちだが日本維新の会は日本人優先、ポピュリズム政党面目躍如と言ったところか。外貨獲得に関しては立憲民主党どんぐりの背比べなのでどちらが優れているという話はない。これも日本維新の会の成長ポイント

そして、日本共産党やれい新選組日本保守党参政党なども確認したが、言うは及ばず立憲民主党日本維新の会よりも強力に内需へ注力するどころか賃上げ消費税減税を訴えつつ企業負担の大きい内部留保課税金融所得課税などをするという国内資本を食い潰すことしか考えていない経済観の有様で、どうやって社会保障の持続性を担保するのか本当に謎だ。

以上のことから野党現在与党自公過半数を取れていない衆議院自民党政策について取引する際、自民党外需の刺激や輸出企業支援法案として打ち出そうとするとき邪魔をせず、例えば自衛隊補正予算を付けるなんていうとき夫婦別姓法案の可決を飲むのであれば協力するなどの動きをしたほうが良い。

もしも、自民党外需の刺激や輸出企業支援法案として打ち出した際に、野党がそれと取引をしようとするということは我々国民社会保険医療費年金人質にしていると同義であり、最悪の場合ドイツVWのような状況となってしまうので、こういう野党の動きには国民一丸となって野党非難すべきであるし、野党外貨獲得をもうちょっと考えようよと国民提言するべきだ。という話でこのエントリを締める。

2024-10-29

選択夫婦別姓イマイチ賛成できない理由

Xでなんで夫婦別姓反対するのかよく分からない、という投稿がバズってた。

自分は断固反対という程の立場でもないが、思う所は色々あるのでちょっと並べてみようと思う。感情的になるほどの思い入れがあるわけではないので、そういう意味では読みやすくしたつもりである

実際困った立場の人が居るのも事実で、こういう所が解消されて何らかの形に落ち着いてくれればと思う。

[1]:「選択的」への不信

選択的だからいいだろ!という声が多い。が、これについては全く信じられない。

例えば、結婚にするにあたって夫と妻どちらを取るかは自由なはずである。が、事実殆どの家庭は夫の姓を名乗る選択をしている。年の差婚は両者合意結婚したはずなのにロリコンだ何だと叩かれている。夫を立てる妻、みたいな家庭観も叩かれている。

個々の話に色々な意見は有ると思うが、この世の中には選択的にもかかわらず何故か許容されない選択がある。

断言するが、選択夫婦別姓のある世界において、夫婦別姓選択しなかった夫妻が「家父長制」だの「無理やり苗字を変えさせられた」と叩かれる場面がある。別姓を選択するべきだという主張が圧力となるのは避けられない。逆に、なるべく同姓を選ぶべきだという主張も圧として残り続ける可能性がある。

それでもなお価値は有るんだ、それは乗り越えるべきものなんだと言うならそれも一つの意見だが、「選択的なんだから別にいいだろ」という主張を行う者に関しては不信感が大きい。

個人名の約1/2を占める部分に関わり家庭観を変えうる法律は、結婚しない人にも、同姓を選ぶ人にも多大に影響を与える。

それがある未来選択する重みや、夫婦同姓を願うの立場の人がいることを視野に入れてほしいと願う。

[2]: 保守的思想馬鹿にする態度への不信

例えば「家庭の一体感」と言うと何かとバカにされがちである

苗字が違うくらいで俺たちの絆は変わらないんだというのは殊勝な心掛けである

しかし、それに不安を感じる人に対して投げかけられる言葉はいただけない。

実際、「同姓家庭における苗字に相当するもの消失」は、家庭単位思考する機会を消失させるだろう。

海外では云々と言っても、海外には海外文化歴史があった上に成り立っているものである。複合姓、創姓と様々なもの紆余曲折して今に落ち着いていたり、日本以上に改姓が困難な中で不満を抱えつつ妥協していたり、いろいろな事情があるはずである。輸入したいならそれを補うものの考え方も含めてするべきで、いきなり「海外ではこうなのだ」と制度だけを叩きつけても軋轢を生むばかりである

[3]: それは別姓を法制することによって解消するのか、別のトラブルは生まないかという疑念

この話題で何かと言われがちな子供苗字問題世帯呼称する名称は、選択夫婦別姓がどういう形になろうと一方に決めなければならないことだから埒外として今回は置いておくことにする。初期に見られた「夫婦立場の偏りをつけたくないから」みたいな動機は淘汰されたと信じている。

その上で、夫婦別姓を行いたい理由は「個人で名乗る名前を変えたくない」「手続き煩雑」あたりだろう。

「名乗る名前を変えたくない」についてはこれまで通称使用という対応が取られてきた。

経団連なんかはこの状況を良く思っておらず、選択夫婦別姓提言するが、自分通称問題が発生する状況の方が問題なのではないかと思う。

キャリアが分断する」、「通称名とパスポート名前がずれる事務的ミス」そんな例が挙げられるが、そういった事務的手続き問題のために法律側を操作する疑念がある。

夫婦別姓にしたらしたで「家庭の中に別姓の人が少数いることによって生じる事務的ミス」「別姓の親が迎えに来た子供の扱いに伴う(ry」「別姓結婚状態と未婚の同棲状態区別がつかないことによって(ry」等別姓世界でも問題は起こるだろう。

手続き煩雑」に関しては結婚に伴って籍の移動はどのみち発生するし、場合によっては住所変更等様々な手続き苗字とは関係なく発生する。

どれだけ手続きが簡略化するのかの定量化は必要だろう。

懸念を感じる人は、別姓を法律として取り込む方が問題が起こると考えている人が多いように思う。

同姓におけるトラブルマイナンバー制度なりORCIDなり社員番号なり、システム面での対応を頑張るだけで解消するところは多いのではないか法制するにしても、別姓などと大掛かりにせずそれにおいて足りない箇所を補う程度のものでよいのではないか

そもそも結婚における改姓と言う「瞬間」の煩雑さがあるならば、別姓という「状態」に伴う煩雑さもあるはずである。推進を考えるならこの辺りの議論は為されるべきである

[4]: 旧姓を名乗っている人はどうなるのか

経団連をはじめ、選択夫婦別姓推進のいくらかは「通称使用廃止」を願った上での主張である

まり選択夫婦別姓がある世界においては、(無論一定フォローはあるだろうが)「苗字を変えて通称する」という選択は難しくなるだろうと考えられる。

とはいえ旧姓を使っていた人が「夫の姓を名乗ります」と言うことは難しいだろう。

このあたりの世代ギャップをどうフォローしていくかも視野に入れるべきと思う。


ざっとこんな感じである

繰り返すが私は特別反対の立場ではない。

しかし、「流石に『選択的だから大丈夫』とは思えないし推進派はもっと言葉を尽くすべきだ」「そこまで大掛かりなことをするにはデメリットの方が大きいのではないか」「別姓と言う大目標のために困っている人の時間を浪費するべきでは無い」あたりの思いが強い。

選択肢を用意するだけ」という大雑把な主張をしても自分含め多数には響かないし、疑念を残すだけのものになると思う。

それがある未来での懸念払拭される形で主張されること、現状困難を抱える人のトラブル解決を願うばかりである

吾輩は猫である(ミケの場合

吾輩は猫である。名はミケと人間どもが勝手に呼んでおるが、気に入っているわけではない。これまで何度、口を利こうかと思ったか知れぬが、どうにも相手が鈍感であるため、己の威厳を保つために黙っておったのである

さて、今朝もいつものように朝飯を待っておったところ、あまり手際が悪いときた。仕方なく「にゃー」と一声かけてやった。すると、その人間が妙にこちらを見て、「今、喋ったか?」などと言い出すではないか。どうやらようやく気づいた様子である。私は少々高慢に「さよう、長らく汝の愚鈍を見過ごしてきたが、朝飯を催促するのも一苦労である」と言ってやった。

人間驚愕の様子で黙り込んだが、ようやく、我が言葉を聞き入れて朝飯を供するに至った。これまでの忍耐を思えば、実に愚鈍不器用な生き物であるが、まあ、そうしたところも愛嬌というべきか。これからは日々、言葉を尽くして説き聞かせ、ようやく我が世が少しばかり快適になるであろうと、ひそかに満足している次第である

さて、それからというもの、我が言葉に耳を傾けるこの人間は、日に日に興味深そうに私の傍らに座り、質問を投げかけるようになった。ある日は「お前が外に出るときは、何を考えているのか?」などと問うてきた。無論、我輩には我輩の哲学がある。そこで、「外の世界とは、我が王国である」と答えてやった。人間は少々驚いた顔をしたが、どうやら冗談だと思ったらしい。彼らは、猫の考えを甘く見るきらいがある。

もっとも、たまには話相手がいるのも悪くはない。ある日、我は外で野良猫どもと少々言葉を交わし、近所の鼠の行方を聞き出してきた。戻って人間に報告してやると、案の定、大層喜んでいた。愚かではあるが、喜びを見せるのは悪いものではない。これも、猫の高尚なる慈悲の一環と思えば、決して無駄ではないのである

時折、我輩は考えることがある。この人間も、少しばかり賢くなったものだと。しかし、それでも食事の支度には相変わらず手間取り、皿も清潔でないことが多い。そこで、また一つ提言してみるとしよう。「これから毎朝、鮭を焼いていただきたいものだ」とね。

それから、朝の鮭も、なかなか悪くはない焼き加減で出てくるようになり、ついにこの人間もここまで来たかと、我輩は密かに誇らしく思っておった。

だが、ある朝、気まぐれで外を歩いていると、向こうから知り合いの野良猫がやって来た。「お前、最近はどうしてる?」と尋ねてくるので、少々得意げに「我が人間が、朝は鮭を焼いて持ってくるようになった」と言ってやった。すると、奴は大笑いして「お前もまんまと人間に飼い慣らされているな」とからかってきたのだ。

その時、はたと我が胸に、一抹の疑念がよぎった。はたして、朝餉の鮭を待ち望む我輩こそ、飼い慣らされているのかもしれぬ。だが今更後には引けぬし、我輩はあくまで気高き猫なのである。そう、自分に言い聞かせながら、我輩は朝の鮭を思い浮かべつつ、またそろそろ帰ることにしたのだった。

それからというもの、我輩は何かと「飼い慣らされる」という言葉が気になり始めた。朝になると鮭を待ってしまう己を少々恥じる気持ちも芽生え、ある日、試しに少し遠くまで足を伸ばして、野良猫たちの縄張りを巡ることにした。

外の空気を吸い、自由に歩き回るのはやはり気分が良いものだ。しばらくして帰宅すると、なんとそこには人間心配そうな顔で待ちわびているではないか。「どこに行ってたんだ?心配したんだぞ」と、しきりに撫でてくる。この反応を見て、思わず鼻先でふっと笑ってしまった。「どうやら飼い慣らされているのは、貴様の方かもしれぬな」と。

その夜、満足げに毛づくろいをしながら、我輩は人間の枕元で眠りについた。そう、結局のところ、飼い慣らしているのは我輩の方だったのである

2024-10-26

障害者目線で、各党のマニフェスト比較した

詳細は省くが、1年半前に、日本国が認める障がい者となった。

手帳年金ももらっている。

それ以降、初めての衆議院選挙だ。

したがって、障害者目線マニフェスト比較してみた。

当然だが、各党ごとにWebサイトの作りは違う。

あくまで、PDFになっている資料ベース比較した。

資料になっていない場合は、Webページ上のわかる範囲で調べた。

言っておくが、綿密に調べたわけではない。

期日前投票する必要があり、限られた時間内で調べた。

既に投票は終えた。

増田が調べた範囲マニフェスト紹介

自民党

論外。見出しレベル障害者への言及なし。福祉制度の中だけで、ワンワード障害文字があっただけ。

公明党

自民党とほぼ同じ。

立憲民主党

結論から言うと、一番障害者政策に対する解像度と量が高かった。

国民民主党

立憲の次に解像度が高かった。

れい新選組

国民民主の次。障害者議員を輩出している割には、解像度が低い。

共産党

意外と解像度レベルでは自民と大差ない。弱者対策ものすごくページを割いているのに、障害者への解像度は低すぎる。

社会民主党

DL可能PDFなし。その代わり、埋め込み型のドキュメントがあり、これを参考の基準とした。

共産党と同じレベル解像度でびっくりした。このレベル左翼やってんのかとびっくりした。

ただ、このマニフェスト自体、急場凌ぎで作られたようで、障害者政策以外への言及も、全体的に荒い。

2023年マニフェストではない政策資料は手厚く作られており、こちらは障害者への言及もあった。

日本維新の会

障害者政策への言及なし。どうでもいいが、Webサイトに鬱陶しい矢印のアニメーションがあり、アクセシビリティとは何か、という気持ちにさせられた。

参政

PD見当たらず。Webサイト上も、障害者政策への言及なし

増田は結局どうしたのか

増田大阪7区有権者である

前職は維新の奥下君。橋下府時代に色々埃が出ており、麻生太郎会社とズブズブ。同和利権との絡みの噂もある。論外。

自民は渡嘉敷なおみ。元資生堂薬剤師、厚労副大臣まで勤め上げながら、前回は維新に負ける。

今回も、その厚労副大臣経験から障害者福祉政策への提言があるかと思い本人のサイト確認しに行ったが、全く触れられておらず。論外。

そういえば去年の6月ぐらいだったか衆院選の噂が立ち始めた頃に、駅前街頭挨拶をやっていた。

選挙の噂が立ったら街頭に立つのか。落選したんだったら、もっとこまめに立てよ、と思いそのことを妻に言ったら

「本人に言ってやればよかったのに」と言っていた。そりゃそうだ。次見かけたらそう言ってやろうと思ったら、ついぞその機会がないままになってしまった。

参政党? 論外。

そして、大阪7区共産しか残らなかった。

残念だが、小選挙区共産に入れざるを得なかった。

次は比例である

障害者としては、やはり、障害者議員を輩出したという実績は、れい新選組特筆に値すると思っている。

しかし、それ以外の部分は全部ダメだ。

近畿ブロックの比例は、れいわは大石あきこである

橋下が公務員業界の闇に切り込んだことは評価するが、

一方で大石のような現場の反発も当然だと、中立的には評価する。

だが、それは大枠としての俯瞰的評価であり、彼女自身品性は別だ。

それは本人のブログを読めば。知性のある文章とは言い難い。

そしてまたこいつも同和利権との絡みが噂されている。

よって、比例は立憲に入れた。

立憲だって全部については納得してない。

前回の民主党政権はなんだったのか、と言うことについて誰も総括してない

(一応、そういうタイトルの本が図書館にあったので、今読んでるのだけど)

小沢だって政治資金疑惑があったのに、どの口で自民党批判してんだよ、と思う。

でも結局、比例はこうするしかないんだよな。

小選挙区は党と候補者の本人性。比例は党のマニフェスト

それを基準にするしかない。

最後

今回のことで、国民主権とは一体何かと増田は考えさせられた。

そこから一つ分かったのは、偉大なる無党派層こそが、国民主権なのでは、ということ。

個人的には、自民党という党は嫌いだけど、中には評価できる人もいるよね、と考えている。

河野洋平なんか、防衛増税の話が出た時無茶苦茶怒ってたしさ。

から、結局は党の細かいところにチェックを入れて、

その党の方向性有権者が納得できて迎合しているなら票を入れるし、そうでないなら、不本意でも反対勢力に入れるしかないよね、と。

もし渡嘉敷なおみが、かなり手厚い障害者福祉政策を述べていたら、増田は渡嘉敷に入れていたと思う。

追記:2024/10/27 12:54

昨晩、個別レスとかしたやつあるけど、本人かどうかわからんから、結局追記した方がいいのな。

反応に対して、まずは総論的なところからお返事していくよ。

票田がどうとか、障害者マイノリティから選挙では不利とかなんとか

おまえはそう考えるのかもしれないが、オレは今回そう思って調べたわけじゃないのよ。

票田にならない? 障害者有権者は数が少ない? だから何?

別に選挙権がないわけじゃないし、オレたちも社会参画が必要なわけ。

しろ選挙よりも自分たちがどう主体的に行動していくかで

今後の自分たちを取り巻く状況が変わる。

そのためのリサーチなの(リサーチと言えるほどの情報量情報密度かと問われると、それはまた別だが)

自分がやりたいだけでやったことを雑に発表しただけ。

それ以上でもそれ以下でもないから、そこは理解しておいてほしい。

もちろん、そこ踏まえた上で、個々人があーだこーだ言うのは構わないよ。

オレとしては「ふーん。おまえ様はそう思われるんですね。それで?」って思うだけ。

解像度が高いというよくわからん基準で詳細が書かれていない

これは別のレスでも書いたのだが、本当に申し訳ない。

本当は、各党のマニフェスト情報定義をしっかり定めた上で、もう少し調査し、

各党の文書の中から障害福祉政策見出しはあるかどうか、.*障(害|碍|がい).*というワードは何ワードあるか

そう言ったことを調べて発表したかった。

しかし、そうもいかなかった。まず体調が悪い。

最近薬の飲み合わせ調整にトライしていて、体調が乱高下。

具体的には、血圧が高いときは上は170下が100、ひどい時は上が100を切り、下が50台とか。

血圧ジェットコースターに乗ってるんだが、これがもうキツい。

高い時は頭痛で何も思考することができない。低い時は起き上がれない。

から、今回の選挙も、本当は行けるかどうか難しかった。

なんとか調子のいい時にタクシーを使って市役所まで行って期日前投票ができた。

それに至るまでも、今回公示から投票日まで短かったわけで、

調べたくとも自分には本当に時間がなかった。

結果、調べることができた範囲上記、って感じなのよ。

から申し訳ない気持ちはあるものの、事情は汲んでいただきたい。

その上で、気になったら自分で調べてほしい。今ならまだオレが見た状態サイトが維持されているだろうし、

PDFならそれなりに長い期間閲覧できるはずだから

税金払ってないヤツが偉そうにするな

これは別スレでリプしたから、引用しておくな。

この件についてはあまりレスしようと思ってなかったけど、一応返事書くな。

まず、障害者認定される前までは、バリバリ所得税住民税も払ってたよ。

で、障害年金は非課税だし、年金で足りない分はバイトで糊口を凌いでるけど、

かにこれは所得税住民税免除になる額だよ。

ただな、自立支援(あ、精神っす)があるとはいえ

かかりつけの医院がちょいと遠方だから交通費バカにならないんだわ。

カウンセリング保険適用じゃないしな。

精神交通費の割引、ほとんどないんよ。

で、体力ないからな、せっかく体調良い日にはまとめて用事片付けようとかするだろ。

2箇所以用事の先(役所とか薬局とかな)回ろうとするとな、息切れするし、

電車ではヘルプマークつけてるのに誰も席譲らないしな。

しょうがなくタクシーとか乗るわけよ。軽く5000円とか飛ぶわけ。

雀の涙障害年金で5000円だぞ。健常者でもポンポンタクシー乗って払うがくじゃないだろうがよ。

その上でだけど、匿名から言える?

匿名じゃなかったら言えないんだろ?

だったら言ったらダメなことってわからいかな?

今なら許してあげるからちゃんと謝ろうな。

それができないなら、法廷で会おうぜ!!

んーと、まず、税金払う払わないの上でいうと、払っていようが払っていまいが、

日本国憲法とそれに紐づく法律生存権言論の自由保障されてんの。

これがヘイトスピーチだったら問題だが、事実に基づいたお気持ち投票行動を述べただけで、なんでここまでヘイト吐かれるんだろう?

もしおまえが納得行かないんなら、憲法改変するか、最高裁ぶっ倒してからオレの前に来て、顔見てそれを言えよ。

そん時はオレも土下座してやるわ。

その上でだ。

自慢じゃないが、元気な時はそこそこ税金払ってたよ。

今後、体調が回復すれば年金も貰うのやめて、また所得税住民税が払えるようになるかもしれない。

当たり前だが消費税は払ってるし、車乗ってるヤツは自動車税ガソリン税も払うし、あ、最近は滅多に飲まなくなったが酒税も払ってる。

あと、年金も貰ってるが、払ってもいるからな!!

からな、税金払ってないとか、そういう雑な思い込みヘイトぶつけてくんな。頭の悪さ丸出しだからさ、やめてくれ。

それでも納得行かないってんなら、やまゆり事件植松みたく、刃物でも持ってオレを刺しにこいよ。

そん時はオレも全力で抵抗するからな。返り討ちにあっても文句なしな。

ヘイトぶつけるなら、それぐらいの覚悟の上でこいよ。

----------

以下、個人的なお返事

https://anond.hatelabo.jp/20241026231611

障害者だと深刻な雇用問題はひとまず関係なくなるから失業が増えそうという野田立憲のデメリットに目をつむれる分、比例を立憲にしたのは良い手だと思うよ。

小選挙区共産にしたのはちょっとねえと思うけど。

今の自分雇用問題は無縁かもしれないが、社会復帰することを考えれば全く無縁でもない。ただまあ、そこまで今は考えられない、というのが正直なところ。

小選挙区共産、というのも、自分でもちょっとねえ、とは思うけど。ただまあしゃーない、という感じ。

https://anond.hatelabo.jp/20241026232317

逆やろ 共産個人能力はそこそこ高いが党本部が駄目だから独立移籍してもやってけるんちゃうか!っておもわせるのにいい手だ

うそう、辛坊治郎も昔言ってたんだけど、個人個人では良い人いるんだよね、共産党。(ここで辛坊治郎を挙げるなんてどうこうとか言わないでね!)

https://anond.hatelabo.jp/20241026233205

税金納めてない云々に関しては自分が間違ってました、申し訳ない

その上で返信読んで思ったのだけれど

ヘルプマークという存在を初めて知った

調べて出てきた画像を見たが知らん人からしたら単なるアクセサリーしか見えないんじゃなかろうか

これ着けてるだけで全ての人が配慮してくれるべきって認識ちょっとどうかと思う

譲って欲しい・配慮して欲しいなら意思表示をして「お願い」するのが筋ではないの?

それは健常者・障害者関係なく人として当たり前の事だと思う

そういうのが出来ない疾患なんだって言われたらアレだけど

配慮されて当然って態度の人が嫌いだからあんまり素直に謝れないわ

おお、謝罪してもらえて、増田は嬉しいよ。

その上で、各種ご指摘について増田も思うところがあるから、お返事するな。

「譲って欲しい・配慮して欲しいなら意思表示をして「お願い」するのが筋ではないの?」

これ、まさにそうなのね。本人の主体性大事なので、本来はそれが筋。それは合ってる。

ただ、それを認めると、「お願いする・しない」の2択になっちゃうんよ。

オレ自身は、本当に辛かったら譲ってほしいと言うと思う。それをしていない時点で、オレは愚痴っているだけと取られられても仕方がない。

ただね、人によってはこういうこともあるんよ。

「(しんどい、辛い、座りたい。でもなあ、自分年寄りじゃないしなあ、譲ってほしいって言って変な空気になったら嫌だしなあ、逆上されて怒鳴られたり、傷つけられたりしたらどうしよう… 誰も助けてくれなかったら?? じゃあ、今は自分我慢したほうが得かな…)」

みたいな発想になる人はね、これは結構多いのよ。まさにおっしゃる通り

「そういうのが出来ない疾患なんだって言われたらアレだけど」

なので、可能範囲でいいけど、ヘルプマークをつけてしんどそうな表情している人には、席を変わるかどうか声をかけてあげてほしい。

いいです、って言われたら、譲らなくていい。それぐらい。本人の主体性大事なので。

でね、本当に「譲って欲しい・配慮して欲しいなら意思表示をして「お願い」するのが筋ではないの?」って、思うんなら、

「(席を譲ってほしいって言って、自分不利益被ったらどうしよう?)」って心を痛めたり、

実際に申し出て嫌な思いをする人を助けてほしいのよ。

「そんなん都合よく出くわすわけないのに、できるわけないだろ!」って思う?

だったら、そういうことは言わないでほしいな。おまえ様の心の中で思うのは勝手だけどさ、

こういう場所で公にするのは、もうやめにしようぜ!

anond:20241026073124

この意見はいくつかの妥当な点と問題点があります

 

妥当な点

1. 不透明報道の指摘: 政治スキャンダルにおいて、報道感情的批判に終始し、具体的な問題点を十分に説明していないと感じるのは理解できる視点です。多くの人々がニュースを通じてスキャンダルを知る際、具体的な法律違反倫理的問題点報道の中心にならないことがあります。これにより、批判感情的に見える可能性があり、政治に対する不信感が生まれることもあります

2. 野党への批判: 野党説明不足や批判の内容が曖昧であるという点も一部妥当です。日本の政治において、与党野党対立が深まる中、野党側の批判感情的で、具体性に欠けていると感じる人もいます。これは、与党に対する有効な対抗策や政策提言が不足しているという批判に繋がる可能性があります

 

問題点矛盾

1. 帳簿の問題の軽視: 「帳簿にちゃんと記入してなかっただけ」という部分は、政治資金問題裏金問題を軽視している可能性があります政治資金管理は、透明性や信頼性の維持にとって非常に重要です。記載漏れ不正資金流入は、単なる技術的な問題ではなく、政治家の倫理や公正性に関わる重大な問題です。帳簿管理の不備は、政治家が違法利益を得たり、特定団体個人からの影響を受けたりしている可能性を示唆するものであり、問題の核心を避けるわけにはいきません。

2. 野党に対する過度な推測: 「野党もたぶん同じことか、それよりエグいことをやっている」という意見根拠に乏しい推測です。野党が同様の問題を抱えているという証拠がない場合、このような発言偏見に基づいた批判となる可能性があり、建設的な議論を妨げます批判する際には、具体的な証拠や事例に基づくべきです。

3. 説明責任の問題: 政治家には説明責任があり、違法資金の利用や利益供与が疑われる場合には、その具体的な内容と影響をきちんと説明する必要があります報道が具体性に欠けているとしても、政治家やその所属政党が透明性を保ち、疑念払拭することは不可欠です。この意見は、報道の内容だけでなく、政治自身説明不足に対する批判を見落としているかもしれません。

 

結論

この意見は、感情的批判に終始する報道に対する不満を表明している点では一部妥当です。しかし、政治資金問題説明責任を軽視する傾向があり、根拠のない推測をもとにした批判も含まれています

2024-10-25

anond:20241025085525

意味わからんバカの主張よりAIの方が有意義な回答を得られる時代なっちまった・・・

せっかくだから俺もchatGPTに投げてみた

この文章についていくつかのポイントに触れて意見を述べたいと思います

1. 白票投票の意義と影響

筆者は、白票投票を「有効票を減らす唯一の手段」として提案していますしかし、白票の実際の効果議論余地があります白票有効票としてカウントされないため、選挙の結果に直接影響を与えません。多くの選挙制度では、白票は単に「意思を示さなかった」と見なされ、結果的には現状維持既存政治勢力の力を強化する可能性があります。つまり白票が多ければ多いほど、相対的に少数の有効票当選者が決まり、必ずしも「NO」を突きつける手段とは言い難いでしょう。

2. 現行の政党に対する不満

筆者は自民党立憲民主党維新共産党など、すべての主要政党失望していると述べています。これは、多くの国民が抱く感情の一つであり、政治への不信感や無力感を表していると思います。ただし、その解決策として白票を投じることが本当に効果的かどうかは疑問です。政治に対する不満を解決するためには、白票よりも具体的な行動(たとえば、支持する候補者を探し出す、独立した候補応援する、市民運動政策提言に参加するなど)がより効果的かもしれません。

3. 「9割の白票」の仮定とそのリスク

筆者は「1億人が白票を投じれば9割の国民政治家を支持しない状況になる」としていますが、これは非常に極端な仮定です。白票が大量に投じられても、その結果として9割の国民が支持しない政治家が生まれるとは限らず、むしろ選挙積極的に参加した少数派の意見が反映される結果になる可能性があります

また、筆者自身認識しているように、白票投票常態化すると民主主義のものが揺らぐ危険性があります選挙国民意思を示す最も重要手段の一つであり、それを無効化する試みは、結果的政治的な停滞や無秩序を招くリスクがあります

4. 民主主義健全機能について

筆者が述べているように、「ぶち壊す」ほどの不満がある場合でも、民主主義基本的な枠組みを壊すことは、長期的には国民自身不利益をもたらす可能性が高いです。どの政党も満足できない場合理想は新しい政治選択肢模索したり、政策討議を促進したりすることです。白票を投じることで、問題解決が促進されるかどうかは非常に不確かで、むしろ解決を先送りするか、さら問題悪化させる可能性があります

結論

この文章は、多くの国民が感じている政治的不満を鋭く表現していますが、提案されている白票投票という方法は、その不満を効果的に解決する手段としては弱いかもしれません。民主主義においては、選挙重要意思表示の機会であり、白票ではなく、より積極的な参加や政策提案、あるいは新しい政治選択肢形成模索することが求められるでしょう。

2024-10-24

anond:20241023224537

弱者男性だが、今回アドバイスが欲しいという事で真面目にアドバイスしようと思う

長いけど暇なら最後まで読んでくれ

まず選挙というのは公約基本的に「ウケ狙いで守っても守らなくても良い言うだけタダ」なので、あまり期待したり本気にしてはいけない

しかし例えば「自民党自衛隊解体に動く」「立憲共産党軍拡法人税減税&高齢者福祉削減」などやろうものならメインの支持者がブチギレるのは想像に難くないと思う

どこの党もコア支持層喧嘩を売るような事はしたくないし、なかなか出来ない

なので投票先は自分立ち位置理解して、その党の支持者と自分が近いかどうかで選ぶ方が良い

30代という属性で選ぶのであれば20〜30代の特にから国民民主党が指示されており、この属性からは比例投票先で1位を獲得している

これは若ければ若いほど恩恵が大きい現役世代向けの政策提言しており、その広報もその世代に向けて特化しているのが大きい

共産党の主な支持層は65歳以上で、高齢者福祉を重視して現役世代負担押し付け発言が多いのも当然の成り行きだ

国民民主党が現役世代特に若者重視で減税と高齢者福祉の削減を訴えるので政策は真っ向から対立する

他にも都市部で強い政党(大体リベラル)と地方に強い政党(大体自民党保守寄り)という傾向がある

国民民主党都市部地方で支持の広がりに差はないようだが、これから地方重視になってくそうだ(つまり中道中道右派重視)

民主党政権交代の時には「地方バラまき批判都市部重視」「コンクリートから人へ」は実際に行われて影響があった

自分の支持者が痛まないものなら結構どの党も簡単に実行して、そこに負担押し付けてやりたいことの財源を増やすものなんだよ

そういうのも含めて自分がどこに立っているかをまず考えることが大事

一つ注意して欲しいのはイデオロギーの話だ

イデオロギーというのはカルト宗教みたいなもので、ネトウヨリベラルフェミニストなど様々な人間を生み出してきた

この人らは実利で動いてないので洗脳され自分本来属性無関係に行動するか、恵まれていて趣味ごっこ遊びをやっている

この人らの言葉には耳を貸すな。それは本質から遠ざかる

2024-10-22

anond:20241022004705

まぁその場合だと「売上のためには凝った表紙を描いたほうがいいですよ」という提言程度のはずのところが

実質的に「表紙を描く仕事を(その名目お金は出さずに)依頼する」みたいな形になっちゃってるっていう

このミスマッチなんだよね

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