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はてなキーワード: 宗教的とは

2024-07-22

外国人プロテスタント牧師が言ってたよ

日本神様おかしいです

だって、みんなお正月かにお金を払って願いを叶えてもらおうとしま

本当の神様は、お金と交換で願いを叶えてくれるようなものではありません

日本人って無宗教なようで、都合のいいときに都合のいい所だけ都合のいい宗教信者だよね…😟

ちなみに、普通キリスト教教会運営は日曜のわずかな寄付教会全体で運営費を分配しています

当然、そんなお金だけで暮らしていけるわけもないので、牧師さんとか、牧師さんでなくても家族とかみんなが普通に働いてます

普段サラリーマンをしながら牧師をしている人たちが大勢ます

日本のお寺とか神社は、兼業サラリーマンしなくても食べていけてる人たちがいます

みんな、お墓の維持費とかを檀家さんとかから徴収しています

おみくじお金も取りますし、地鎮祭とかでも多額のお金を取りますよね

教会牧師さんの家を活用したりしています

お寺や神社はもちろんですが、もっと怪しい宗教は巨大な御殿とか仏像とかが建っています、そんなのおかしいです

宗教関係者も、信者さんたちも、みんな同じように毎日働くべきなのです

プロテスタント合理的禁欲資本主義の元になったというような説があります

しかし、今のアメリカでは資本主義から宗教禁欲の要素がなくなり、欲だけになってしまいました

とんちで有名な一休さんだって史実あんアニメのようなものではなく、あれは民の間で伝わった話が元になっています

一休宗純は、托鉢をもらって悟りを目指して修行する、という特権階級のような考え方に疑問を持ち、

自分で畑を耕したり、寺に仕事を持ってきてはみんなで内職をする、というような活動をしていたと聞いています

俺たちは悟りとか修行とか高尚なことをしているのだから働かない、托鉢で生きさせろ、という考え方がそもそも煩悩なのではないでしょうか

一休宗純イエス・キリストは少し似ているところがあります

両者とも乞食のような恰好をして、売春婦障害者を引き連れて、街を練り歩いたりしています

二人とも民衆から隔絶された宗教施設にいるような宗教家ではなく、民衆の元に降りてきて、民衆と共に生活しています

大きな違いは、イエスユダに裏切られましたが、一休さんの凄い所は晩年成功したということでしょう

二人ともどこかアナーキーであり、権威常識に反抗するところも似ているように思えます

私は宗教家としても一休イエス尊敬しています

宗教家は民と同じレイヤーで民と共にあるべきなのです

デカ屋敷王様椅子のようなものに座っている教祖だの自称神だのがいる宗教は本当の宗教でも神でもないのです

anond:20240722112706

1)家庭の事情宗教的理由

2)2股で子供が出来た

3)失踪

4)夢を追って仕事辞めて海外行き

さぁ好きなの選べ。どれも面倒そうだ。

2024-07-21

体操について

これはもう右左政治的立場を超えて、辞退はやりすぎという声が大きいようです。

マスコミも同様であるようです。

めずらしいことです。

しかし、なんだか論点未成年飲酒喫煙だったから、ということで、そのくらい、といっている人が多いようですが、

日本体育協会の行動規範では成年であってもであるようです。

7月21日朝日新聞GLOBEにちょうど取り上げられているように、今や飲酒喫煙と同様結構厳しく見られているところもあります

当然宗教的タブーのところもあります

また、過去にはNTCではほかの生活上の問題もみられたと聞きますので、そこは厳しくしないと収拾がつかなくなっちゃうのでしょう。

体育系でありがちな、先輩はやっていい、とか先輩から強要されたとか、まあそういうことを防ぐ意味もあるでしょう。

事柄は明らかになってませんが、もし、もしですがほかのひとにも強要してたら皆さんどう言うのでしょうね(体操チームでは彼女が一番の年配らしいですよ)

なんというか右系のひとまでがなんだか出したいみたいなのはなんともですね。また、どちらかというと禁煙をいいそうな左のひとたちもこどもだと違うのか、、、

インターネット上で無視するべきコンテンツ

1. 政治社会問題

2. メンタルヘルス個人健康

3. 法律倫理違反する行為

4. 暴力過激コンテンツ

5. 虚偽・不正確な情報

6. 不適切コンテンツ

7. プライバシーセキュリティ

8. スパム広告

9. その他

2024-07-20

ああ、この人無理だと思う瞬間

貴方古典を読む事が出来るんですか?出来ないなら執筆は無理ですよ

宗教的な展開をする論拠はあるんですか?神は人間が作り出した物であって存在しない

と言いながら他の学生の提出物は「素晴らしい!」と褒めちぎる事。

テーマが通るように右往左往するのは当然だろ。

2024-07-18

anond:20240718131126

liberalismの対義語って普通はconservatismじゃないか

conservatismとtraditionalismの違いはこんな感じ。

 

保守主義伝統主義は、どちらも確立された価値観や慣習を重視するイデオロギーですが、いくつかの違いがあります

保守主義:

政治哲学: 保守主義は、既存の枠組みの中で伝統的な価値観と漸進的な変化を支持する政治哲学です1。

焦点: 政治経済を含む広範な問題包含します2。

安定と秩序: 保守主義者は安定と秩序を優先し、急激な変化よりも漸進的な変化を支持します3。

伝統主義:

文化的社会的焦点: 伝統主義は、文化的および社会的伝統に焦点を当てています2。

伝統の遵守: 伝統主義者は確立された慣習や信念を維持することを強調し、現代の変化に抵抗することが多いです3。

文化的宗教的慣習: 伝統主義は、特に文化的または宗教的問題に関して、伝統的な見解や慣習を遵守することが多いです1。

要約すると、保守主義経済政治の側面を含む広範な政治哲学であるのに対し、伝統主義文化的および社会的伝統の維持に焦点を当てています

2024-07-09

[]

臨死体験が起こると、まず暗いトンネルの中に浮かんでいる自分に気付き、その次に「光」を見るという体験をする者が多い。

この「光」は死んだ肉親の姿や宗教的人物の形をとる事もある。

体験者の多くはこの光に包み込まれ保護されているという感覚を抱く。

この「光」恋人家族から感じるものとは比較にならないほどの愛情を持っているように感じられるため、遭遇後に精神的な変容を遂げる体験者が多い。

ある体験者は「自分のすべてを知りつくされ、理解され、受け入れられ、赦され、完全に愛しぬかれた」と述べている。

2024-07-07

anond:20240707185820

かに民主主義にはある種の宗教的な要素が絡んでるってのは一部で理解できるっすね。政治っていうもの自体、やはり人々の共通の信念や価値観を基盤にして動いてるっすから。まつりごとって言葉も、元々は宗教的儀式祭りと密接に関係してるっす。

フランス革命の時の「至高存在」っていう人口神なんかも、結局は新たな秩序を正当化するために使われた概念っす。そういう「神聖なるもの」を持ち出して、既存権威を覆し、新しい権威正当化したわけっすね。

民主主義選挙のものも、ある意味で「聖性」を帯びていると考える人が少なくないっす。「人民意思」によって選ばれるリーダー正統性を持つっていう考え方自体、ある種の宗教的信仰みたいなもんっすよ。

とはいえ、全部がそういう宗教的な要素で説明できるわけじゃないっす。ただ、一部の側面としては確かにその通りかもしれんっすね。民主主義も、完全に合理的システムというよりは、人々の信仰や期待が絡む複雑なものっす。

2024-07-06

明治神宮外苑土地収容しろ派(過激派

明治神宮外苑再開発の話を聞いたときは、緑も神宮球場もろくに管理投資もできてないし、いいのでは?ぐらいに思っていた。正直反対派の人たちが守りたいほどの何かがあるようには思えなかった。

でも、いろいろ見るうちに外苑って生まれからずっとそこにあったか意識してなかったけど、そもそも宗教法人都心の真ん中でスポーツ施設運営していること自体普通に考えて奇妙なことに思えてきた。


国家神道公共役割も担っていた時代ならそれで良かったのだろうけど、戦後憲法下にそれは許されない。今回の外苑再開発事業に要である商業ビルだって明治神宮宗教法人であり補助金の投入が難しいことから始まった計画だ。

全くもって明治神宮が一宗教法人としては過剰な公共性を担われてきたのは事実だろうし、それはとても理解する。だったら、外苑管理は一宗教法人として管理限界を超えているので、外苑は国か都に譲渡する方向で進めるのが建設的な方向ではないのか??

というか神宮払い下げの段階で外苑が国管理のままだったら、公園としても球場としても適切に投資管理され今の残念感はなかったのでは??と思ってしまう。

そもそもビルを建てて現行の体制外苑を維持したところでまた50年後に同じ状況になるだけで、そうなったときもっと高いビルに建て替えるかビルを増やすしかなくなるわけだ。突き詰めれば明治神宮不動産業転職するしかないわけだ(私有地から神宮自由だ!派の人は当然これは賛成するだろうけど、私は宗教法人の枠を超えてるようにしか思えない)


ただ、外苑を手放せない明治神宮側の事情理解する。外苑ビルを建てても良いぐらいにはどうでも良い宗教的位置付けなことは現行の再開発計画証明しているけど、明治神宮収入側の問題だ。

明治神宮外苑側の収入が8割を占めていると主張している。その外苑収入によって内苑の緑を守ると主張しているが、もちろんその側面もあるだろうが、1番の理由外苑収入を前提とした明治神宮組織体デカすぎて2割の収入じゃ雇用その他守れず大幅なダウンサウンジングを余儀なくされるからだろう。

宗教法人として宗教関係ない収入が8割を占める企業(それもこれからさらに増えると思われる)を宗教法人と認めていいのか、といつ気持ちはあるが、まあ組織の維持と規模感を守りたいというのは理解できる。

そういう明治神宮側の事情と諸々の妥協案として現行の再開発計画理解はするけど、モヤっとするものは残ってしまう。そのモヤモヤ感を解消するのは土地収容して管理を国か都に委託するしかないだろうけど、そういう威勢のいいことを右にも左にもいないので、まあ現行の再開発計画次善の策としてはまあ仕方ないかなぁ、、という感じでいる。

2024-07-05

コスプレシリコン性転換パンツを使ったトイレ実験感想

 最近女性トイレの列の長さを解消するために女性用小便器を導入しろという話が燃えているのを見た。

 「体の構造が違うってことをわかっていない」と猛反発にあっていたが、そんな体の構造の違いなんて知る機会がないのだから一方的に攻め立てても仕方がないだろうと思う。

 筆者は身も心も男である証明することは難しいが、男子トイレに「もう一歩前へ」みたいな張り紙があることを知っている。逆にちんちんを使わずに小便をする人々の存在をいまだに受け入れられずにいる。性教育身体の違いは教えられても、生活の違いを男が知ることはない。いくら身体を交えた経験があったとしても、そこに何も生えていないとしても、排泄は生殖の先にある謎であり、法を犯さぬ範囲ではAVを教材とするほかなかったのだ。

 そんなときとあるweb広告で「女装シリコン性転換パンツ」というもの存在することを知った。これなら自分実験できるではないかと思い、ついamazonにあった商品を購入してしまった。きょうはこの性転換パンツについてのレポートを書き残しておこうと思う。

〜はじめに〜

 性転換パンツとは、男性部を目立たない形に収納することで、女性のボディライン再現することのできるコスプレボディスーツ一種である。今回購入したシリコンパンツには尿道がついており、導尿管というチューブ自分の息子をはめるとそこから擬似性器から排尿が可能だ。

 ボディスーツには、胸部に着用するシリコンバスト、全身を覆うボディスーツ、そして臀部を覆うシリコンパンツの3つに大別できるようだが、今回、シリコンパンツを選んだ理由は一つ。「バレずに実験したいから」である。今回実験する公衆トイレというのは、当然男子トイレを利用するので、下半身だけならゆとりのあるズボンを履けば誤魔化すことができるためである

〜道具の取り扱い〜

 隣の大陸から輸入品日本語取説はない。ここでは後学のために道具の買い方と使い方を書き記す。家族に見せられないひみつ道具には受け取りに工夫が必要だ。備品の購入は全てAmazonを利用した。ユーザー名は匿名、受け取りはコンビニだ。対面で受け取りたくないのでロッカー対応店舗を選んで、わざわざ電車で受け取りに行った。

 性転換パンツシリコンのため、着用前にベビーパウダーで滑りを良くすることが推奨されているが、理由はそれに限らず、シリコンへの汚れの付着や加水分解を防ぐためでもあるらしい。まぶしておかないとベタついてしまうので注意だ。ドンキ乳児用品コーナーで入手したが、パフで塗る固形タイプではなくボトルでサーっとかけられるタイプの方が適していたと後悔している。

 次に排尿を試すためにレディース下着を買う。尿道口の位置が違うので、メンズ下着だと万一漏れた時のリカバリーが難しい。とりあえず使い捨てのつもりで、ニッセンの徳用品を買ってみる。余談だが下着泥棒を演じる動画で似た下着を見かけるので同じように手頃に買う人がいるのだろう。シリコンしなので着用感を気にする必要はないとは思うが、女性ヒップが大きいことを考慮してもLLがきついと感じる。特に大きなサイズと書いてあるものが良いようだ。

 今回は、ネカフェ拠点として着替え、近隣を散歩してみる。ネカフェの良いところは着替えができ、シャワーもできるところだ。

 導尿管部分についても、特に取扱説明書はないが、コンドームをはめる要領で巻けばフィットしてくれるので、これでシリコンパンツを履いたまま排尿することができる。

 散歩を終えたら、ネカフェシャワーを浴びる。体に塗り込んだベビーパウダーを洗い流さないと、実家風呂に浮き上がってしまう。そしてシリコンパンツも入念に洗う。特に尿道と疑似膣はぬるま湯でよくすすいでおく。そしてタオルに包んでおき、ドライヤー乾燥させ、保管用のジッパー付き袋に入れてロッカーに保管する。

実験

 装着が終わり、鏡越しに見た自分の体は、男性部がなだらかな丘になって、少し柔らかい印象を受けた。しかズボンを履けばなんの変哲もない男性が出来上がり、ちんちんのない生活を試しているとは誰も気づかない。さっそく公衆トイレに入って排泄を試してみることにした。

 最初はなかなか尿を出す勇気がなく、尿がでない。なんとか腹筋に力を入れて尿を押し出し、やっと出すことができた。それでも初めての座り小便は勢いが足りず、ただ下に垂直落下するだけであった。AV仕入れ知識なら、女性にはもっと勢いがあると思っていたが、パンツ構造上こうなってしまうのだろうか。何もかもが新鮮で頭が真っ白になった。

 この身体は尿路をコントロールできないどころか、そもそも尿道口を目視できないため、きちんと排尿できているかどうかは、もう祈るしかない。不安なのでスマホインカムを車のバックモニターごとく、鏡の代わりに様子を見ながら用を足したが、失敗してトイレを汚したら大変であるからとても緊張した。

 洋式の他に和式便器も試してみたが、これも下にチョロチョロと垂れるだけでコントロールが難しかった。

 そしてパンツ構造上、残尿がどうしても生ずる。トイレットペーパーで股を拭くという行為を初めて体験したが、凹凸を拭くのはかなり手がかかる。そして尿道の周りに残尿があると立ち上がった時に垂れる。ここをきちんと拭かないと下着が濡れてしまうので不快感も大きい。我々のようにブンブンと振って解消するものではないのだ。

 とくに困るのは、大きな排尿音である。水たまりに尿が落ちる音が個室のブース反響してしまう。男性トイレの個室でも、あんな音がしたら異常事態だと思うだろう。いくら個室でも恥ずかしい。音姫というもの女性から支持される理由がわかった。正直なところ、筆者もたかだかトイレの音で何を恥ずかしがっているのかと考えていた側だったので反省した。

感想

 ここまでの実験の結果、女性の排尿が男性に比べいかに難しいかを学んだ。これをもとに回転率を上げる方法について考察する。まずは経験から問題点を挙げる。

・排尿音が大きい

・尿路がコントロールできない

・残尿を拭かなくてはならない

 SNSの一件で、回転率を上げるために個室をなくすという案があったが、轟音を響かせながら周囲に顔を見せるのはとても恥ずかしいと思うし、失敗を周りにみられるのも恥ずかしいと思う。

 また、男性が丸出しの小便器を利用する理由として、見られても恥ずかしくないからという意見が多く上がるが、一方で男子小学生の間では「ウンコをしていると思われる」という理由からプライバシーのある個室すら嫌がる意見があるともいう。これはもしかすると、見られるよりも音を聞かれることの方が恥ずかしいと言うことを示しているのではないか

 尿路のコントロールは、尿道から伝う尿が問題なので、サニスタンドのようなかがむ非接触便器では困難かもしれない。

 最近では、女性防災用品として立小便を補助するアイテム販売されているとも聞く。これなら密着して利用できるので安全に利用できるように見えるが、紹介動画を見ると実際の男性に比べて勢いがないように見受けられる。これには今回の性転換パンツ共通点があり、一度尿道から出た尿をチューブコントロールすることは難しいのだろう。

 局部を拭く問題は、便器だけではどうにかなる問題ではないだろう。海外には宗教的事情から男性用小便器にもペーパーとゴミ箱を置いたり、シャワーを置いたりする例があるらしい。小便器は紙を流さないので、拭くとなると処理が大変だ。サニスタンドは紙を流すだけでなく吐瀉物の処理にも使えたと言うが、水たまりを作れば騒音の元になる。インフラ整備を考えると姿勢問題よりも紙の問題課題になる。

 女性トイレには小便器がないので気軽に試すことは難しいと思うが、立小便補助デバイスで排尿音を軽減でき、コントロールも確保できるとすれば便利ではとも思う。もちろん何十年も自身の体に慣れていれば、わざわざこんなものに頼ろうとは思わないだろうが。

 難点はデバイスを持ち歩かなくてはならない点と、洗うための水栓または使い捨てデバイスを捨てるゴミ箱を配置しなくてはならない点だろうか。少し手や金がかかるインフラにはなるが、利用者が短時間に集中するイベント会場のトイレに設置するのであれば、せめて漏らすリスクに対しては保険になるのではないかと考えた。

 では、性転換パンツ立小便デバイスを組み合わせて男性用小便器を使ったらどんな困難があるのか。これを試すことは男にしかできない、最も男らしい行為であるシリコンパンツは汗を吸ってくれないので夏は封印して、涼しくなる季節を待って実験してみようと思う。

結論

 女性の体で立ち小便をするのは困難であることがよくわかった。本物の女性なら勢いよく出せば解消するのかもしれないが、性転換パンツには陰唇がないのでより複雑な問題を知ることができない。ただ少なくとも、残尿レベルの排尿で事故になる可能性があることは示されたと思う。つまり体の構造上、洋式便器トイレットペーパーの組み合わせが手放せないのだ。この構造を保持したまま、他の改善でなんとかやりくりするしかないのだろうと言うのが筆者が体感した上での感想だ。

 しか実験を経て巷の意見を読んでみると、色々疑問が出てくる。そもそも何故トイレ安心感プライバシーと言う概念を持ち込むのが重要なのだろう。

 そんなにトイレで尻を出すのが恥ずかしいのか。我慢ならず駅のホームで漏らしてしまう方が恥ずかしいに決まっている。電車で化粧することが迷惑だろうか。電車で小便する方が迷惑であることに議論余地などない。安心や快適の前に、漏らさずに済むトイレという本来役割を、近頃のデザイン居住性を重視したトイレは見失っていないだろうかと思った。

 災害時におけるスフィア基準があったところで、同じもの男女平等に食べれば同じものが出る。そしてトイレに使えるスペースは限りがあるのである公共施設における小便器とは、そうした限られたスペースにおいて、竿を出すことで失禁から人を解放する便器である。したがって女性も小便器を使えと言う思想が「女性を悪い待遇に合わせること」だとは筆者は思っていない。ただ今は体の制約とうまくマッチしないだけで、フェムテックと呼ばれるような分野で技術革新があるかもしれないからだ。

 日本でのトイレの平均的な利用時間は、大しか使わない男性に比べて女性平均値のほうが短いとされている。今回の実験で小便器の配置が混雑緩和に寄与するとは考えにくいと言う結論に至ったが、不適としても、たとえば洋式便器を大小に分離して2列に並ぶだけで混雑緩和に有効かもしれないとか、体の違いを踏まえた改善を試みるべきではないだろうかと思う。筆者が知らないだけですでに女性トイレがそういう作りになっているのだとしたら申し訳ないが、トイレ拡張するのはそれからでも遅くないだろう。

 そしてここまで読んでもサニスタンドを女性に勧めたい男性諸君は、ぜひこのシリコン性転換パンツを履いてみてほしい。1万円ほどで不便な座り小便ライフ体験できるので、そこらの雑学本を送料かけて取り寄せるより良い教材になるだろう。それでもサニスタンドを勧めたいだろうか。現代人にとってこれはもう、外国人和式便器強要するようなものなのである

 

今見ても見るべきところの多い面白い本なんだけど、一方でさすがに数十年前の本ということもあって

差別糾弾しつつ現代からみたら差別的な所があったり、宗教的偏見を指摘しつつ自分もその宗教に毒されている部分もあったりで

あくまで当時の良識的な知識人の書いた本という部分は見受けられた。

現代の最も良識的な知識人も数年後からみたらひどい差別主義者なんだろうな。

2024-07-02

信仰のない3世カミングアウトしたら恋人を泣かせてしまった

追記あり

タイトルの通りである

吐き出せる場所がなかったので、ここに書き記させてほしい。何かの肯定否定もするつもりはない。ただの愚痴だと思って、暇つぶしにでも読んで頂けたら幸いである。

自分同性愛者で、恋人も同性だ。

付き合っておおよそ2ヶ月程度だが、長々隠し続けるのもよろしくないと思い、酒の力を借りて(これに関しては良くなかったと思っている)震えも怯えも誤魔化し、宗教3世であることをカミングアウトした。恋人は、その場では多少驚いて見せたが、変わらない様子でその後も過ごしてくれた。そんな恋人を見て、受け入れてくれたのだなと脳天気に考えていた。

しかしその翌日、自分宗教観、信仰心の程度、両親とも信仰をしているのか、何か金のかかることをしているのか、等を仔細に尋ねられた。

全てに素直に答えた。自分信仰心はないし、両親に信仰心はあるが、より強かった母は既に逝去しており、父は母に言われて入信したにすぎず、母の死をきっかけに多少強まったとはいえやはりそこまでではない。金が出ていった形跡もない(母の医療費でそれどころではなかった)。これらのことを丁寧に伝えた。そして、自分布教をする気はないし、宗教的な儀礼にも参加していないし、あなた危害を加えるつもりは一切ないということを何度も何度も必死に伝えた。

それでも恋人不安は止まらず、信頼(どころか崇拝の域だとは本人談である)している友達相談したらしい。同じ宗教信仰している知り合いがいたそうで、大金を叩いて大変なことになっていたらしいというエピソードや、信仰心がないと自称しているがそれは周りに信心深い人が多いからそう思っているにすぎないのでは?といった意見を聞いたそうだ。

そして自分で調べてみたら、拝金主義ヤバい宗教であるカルトのものだ、2世3世人生を壊されている、などといった記事が次々と目に飛び込んできたらしい。

言わせてもらえば、インターネットなんてそんなものだろう。センセーショナルものほど目立つ。たとえばある人について、懸命なボランティア活動を行っていたという報道よりも、その裏でセクハラをしていたという報道の方がよっぽど目を引くだろう。ましてやテーマ宗教だ。大きな事件もあったことだし(自分の属している宗教のものではないが)、大衆の関心は高い。面白おかしく取り上げるにはうってつけの題材だろう。

大金を叩いて大変なことになるかもしれないというのも、先述の通り我が家ではそんなことはなかったし、自分自身だって宗教的なものに金を使うつもりはない。使えと言われても断れる自信がある。信仰心がないからだ。

恋人は「安定した生活を共に送れるパートナー」を求めていたらしい。宗教3世なんて肩書きのある者はそれに値しないとのことだった。やはりお金宗教に使うリスクや、世間からどう見られるかといったことが気に掛かって仕方がないらしい。早く辞めてほしいと涙ながらに懇願された。

そもそも同性カップルである時点で世間から一切後ろ指をさされないとはいえないのではないか(もちろんそうならない世界に一刻も早くなってほしいが)。残酷なようだが、100%安定したパートナーを求めるのはハナから厳しい話なのではないか

仮に同性カップルであることの誹りならば耐えうるというのなら、パートナー自分意思とは関係なく宗教に入信させられた(自分は出生した時点で入信させられたらしい)特に信仰心のない3世だという誹りも耐えられないのだろうか。同性愛よりも宗教への風当たりが強いという現実は否めないが、そこに差異を感じる理由自分にはあまり理解できない。そもそも隠し通すことだってできるはずだ。自分だって今までそうしてきた。

ましてや自分はそれなりに安定した身分だ(身バレを防ぎたいのでぼかさせてもらう)。恋人が何もできなくなったとしても支えることはできる。これはまごうことなき安定した生活保証ではないのか。こんな生まれついたもので、打ち消されてしまう程度のものなのだろうか。

まれついて選択権のなかったものという点では性指向宗教3世も同じなのではないかと思う。恋人は「宗教に関しては自分意思で辞められるだろう」と言い返していたが、それなら、これはあまりにも暴力的理屈だが、同性愛者であっても異性と性交渉をすることは精神的にはともかく物理的には可能じゃないか自分だって本当にこんなことを言いたくはないが。世間目線を気にし、自分意思で無理矢理異性と結婚した同性愛だって少なくないはずだ。恋人はこのような人達存在も当然の行いをしたまでだと判断するのだろうか。

実際さっさと脱会したらいいのでは?という意見はよく目にするが、これもなかなか難しい話なのである信仰心がないからといって即座に脱会!というわけにはいかない。宗教人達からどういう目で見られるのかと考えるとやはり恐ろしい。宗教のみを理由にして優しくしてくれていたのだとしたら、その事実を目の当たりにするのがどうしても怖い。それこそ信仰心がないからだ(信仰心があれば、宗教の人たちとの繋がりが切れることへのシンプルな寂しさしか抱かなかったであろう。信仰心のない自分が抱いているのはただただ恐怖のそれだ)。それまでの縁であったと割り切ることはきっとできると思う。しかしそれには大きな傷が伴うし、時間もかかるだろう。私は母が病死した際に、宗教に基づく儀礼等に従った方式でなくただただお線香を上げに来て下さった宗教のひとびとが、信仰心に基づいてそれを行ったとは思えなかったのだ。

ましてや父に勘当だってされるかもしれない。そこまでいかずとも、大きく傷つけてしまうかもしれない。今の父は、さきほど述べた通り、母の大事にしていたもの大事にしたいという心境から信仰心が少しだけ強くなっている。そんな風に抱きしめているものを、突然唯一の子から強く否定(に近い行動を)されたら、父はどう思うのであろうか。

そして、これはもしかしたら当事者しかからない感覚の話かもしれないが、信仰心とはパラレルに、やはりそこにアイデンティティ存在する。同じ括りにしていいのかはわからないが、出身地のようなものだ。地元愛があるかどうかは別として(自分はない側である)、その地の出身であることは人生の一部に他ならない。もしくはタグか何かだろうか。生まれついたものであり、見せびらかす人もいれば、隠したがる人もいて、いずれも外せはしない。

それでも恋人は、今後の自分発言や行動を「宗教の人」のものとして認識してしまうと泣いていた。散々長々書いたが、結局この人のためにいつか脱会しないといけないなと思っている。この辺りの時期かな、となんとなく目処も立てている。まだ踏み切る覚悟はできていないが。

そしてここから宗教3世とは話題が離れるが、この話の流れでついでに吐露されたことがある。

まず、自分鬱病を患っている。原因は母の病死と父の精神状態悪化だ。通院をしており、現在闘病中である。今でも「お前らがストレスを与えるせいで私の病気悪化して死ぬんだ」との母の昔の発言を引きずり、自分はどれだけ母の寿命を削ってのうのうと生きているんだろうという罪悪感を抱きしめ、病床の母や咽び泣く父の姿がフラッシュバックし、毎晩母を想って「〇〇ちゃん(母の愛称)、どこ行っちゃったんだよ」と泣く父の声を聞き、それにしんどさを覚える自分にまた罪悪感を抱き、それら全てをないまぜにした希死念慮喧嘩している。それでもやっぱり死にたくはない。どうにか寛解を前向きに目指している。

このことについて、恋人は「鬱病だっていつ治るかわかったもんじゃない、精神疾患を抱えてるパートナーがいるってことも世間からどんな目で見られると思ってるんだ、ずっとずっと不安で仕方がない」と涙ながらに吐き出した。

絶対にいつか治るよ、少しずつ良くなってるから安心して」としか返せなかった。自分だって自分の鬱がどうなるかなんてわからないが、絶対に治す意思はある。一生鬱をやっていくつもりはない。そして、これだってなりたくてなったわけではない。

自分意思でない肩書きのせいで泣く恋人に、世間の目が怖いと震える同性の恋人に、これ以上何ができたのだろうか。自分が「こう」でなければよかったという自責の念が止まらない。やはり生きていることへの罪悪感が、止まらない。生まれてくるべきではなかったのかもしれない。大好きな恋人をこんなにも悩ませ、泣かせてしまった。末永く付き合って、幸せにさせてほしいと思っていたのに。それも生まれのせいで叶わないのかもしれない。自分だって可能なら無宗教として生まれたかった。消えてしまいたい。

拙文で申し訳がない。繰り返すようだが、この世の何かの肯定否定もするつもりはない。ただの愚痴に顔も名前も知らないあなたを付き合わせてしまい、申し訳がない。

ここまで読んで頂きありがとうございます

追記

ただのチラ裏愚痴のつもりだったため、想像以上の反響にただただ驚いております。どのような感想を抱いたにしろ、読んで頂いた方々にあらためて感謝させて頂きたいです。

気になる(負の感情ではありません)コメントがいくつかあったため、自身見解を述べさせて頂きます

信仰心があるようにしか見えないというご意見をいくつか拝読いたしました。あくま自分視点での話にはなってしまますが、本当にないつもりです。宗教3世であるというアイデンティティはあれど、何も信じていないし、教祖的な存在への批判もすんなりと受け入れます。母がいよいよという時にも、宗教には決して縋りませんでした。信じていないからです。

宗教コミュニティ依存していること自体信仰関係なく怖いのでは?というご意見も頂きました。脱会してその人達からの扱いが露骨に変わってしまったら傷つくなあという不安イコール依存ではないのではないかなと感じます。ありがたいことに、コミュニティ外の友人も沢山いるので(依存してるとしたらこっちの方かと思います)そこまで依存はしていないつもりです。一度経験しなければならないであろう傷つきが怖い、それだけのことです。縁が切れたらそれまでとも思っております

脱会すればいいとのご意見も頂きましたが、本当になかなか厳しいのです。どうしても当事者しかからない事情歯がゆいのですが、簡単にできることではないということだけ知って頂けたら幸いです。

なかなか知り得ない世界のことですし、そう思われて当然だと思っているため、どんな意見も(たとえ対面であれば言わないであろうものであれど)ありがたく受け止めさせて頂いております3世当事者である以上、視野には限界があると思っているため、なるほどこういう考え方もあるのかと勉強させて頂いております

自分への心配や慰めの言葉をかけて下さった方、親身になって怒って下さった方も、大変にありがとうございます。泣いてしまいました。どこの誰とも知れぬ自分にこんなにも優しくして頂けて、感謝の思いでいっぱいです。

自分恋人のことが本当に大好きです。これからどうにか妥協点を見つけていけたらいいなと模索中です。いくらなかなか簡単はいかないこととはいえ、先述の通り脱会も前向きに考えております。鬱もせめて心配をかけない程度には寛解を目指すつもりです。

2024-06-27

中絶求めるのってそんな倫理的ダメなの?

古谷徹については不倫暴行だけで業界干されてもまあ同情の余地なしだと思ってるけどそれは置いといて。

子供欲しくないのに避妊してないのは愚かなことだが、中絶を求めるのってそんなに倫理的ダメか?

もちろん手術代+αは渡さないといけないし、高圧的な態度で怒鳴りつけるように中絶を求めるのは良くないよ。

日本には一神教的なプロライフ主義者って少ないと思ってたから、中絶について憤ってそうな人が多いのは意外だった。

追記

俺は米国におけるプロライフプロチョイス対立における生命倫理問題個人的な興味があったので上のような感想を持っていたが、当然いろんな側面があるわな。

母体ダメージについて

この観点から批判は当然だな。具体的にどのような後遺症がどの程度の確率で起きるか知らないので、これから調べよう。

避妊について

コンドームしていてもピル飲んでも結構確率避妊失敗することはあるので「避妊していなかったとしたら」と書くべきだったな。

パイプカット避妊リング無しにセックスするなら、妊娠は予定しておかないといけない。

プロチョイスについて

プロチョイス主義に立つとしても、女性本人の意志尊重されるべきであり男性の側が強権的に干渉すべきではない、というのは当然のことだな。

追記

妊娠継続出産にも母体への負担があるので、それと比べると中絶負担は相対化できるのではという思考もあったが書き忘れてた。

中絶より出産の方が侵襲は大きいだろ。日本中絶法が低侵襲なのを採用してないことの方がよほど問題出産を望まないならセックスするな、っておまえらみんな宗教保守なの?ひくわ。

俺は無神論者で反宗教主義者だが、上にも書いたとおり出産を望まないならセックスするべきでは無いだろ。

薬を使った堕胎でも妊娠間中母体負担があるので、愚行権考慮しても男の側は出産を望まない相手セックスするべきでは無い。

最近はやりの射精責任というやつだな。(かの本を読んでないので多分違う)

パイプカット避妊リングなどの確実性の高い避妊手段を使っているのなら別。

プロライフは「胎児は人であり人権を有するから緊急避難を除き誰であれ命を奪うのは許されない」と言う論理で筋は通ってるのだが、プロチョイスは命に何も向き合わず「全決定権を私に寄越せ」しか言わないんだよな

そうだね。けど筋が通っているというのは何かすっきりするというだけで、政治的にも倫理的にもディベート的にも宗教的にも大した意味を持たないのだ。

カント倫理学一般市民には全く理解されないし、倫理学者にすら人気が無いし、俺も支持しない。

2024-06-22

anond:20240622142724

あれねー、日本人感覚で思うほど宗教的意識で書いてるわけじゃないんだわ。

言語の中に完全に織り込まれているので神を持ち出さずに賞賛批判も書けない仕組みになってる。

2024-06-21

フェミが勝っても、アンフェが勝っても、このまま男女対立が続いても、なんにしても日本人口はどうにもならない。

フェミが勝っても、アンフェが勝っても、このまま男女対立が続いても、なんにしても日本人口はどうにもならない。

これから個人の最優先事項は海外に逃げる準備を済ませることだ。

俺たちはついに引きこもりをやめて、この小さい島から出ていく時が来たんだ。

ルール文化も全く違う、日本の常識が通用しない世界で、宗教的な背景を認めてもらえない日本人は郷に従うしかないただの弱者だ。

きっと大変なことばかり。それでも頑張って、俺たちは生きていこう。

男女論から距離を置いた俺たちなら、世界のいろんなことをもっと楽しめるはずさ。

よい人生を!

コロンブス残酷奴隷商人だったのか?

コロンブスアメリカを「発見」した当時のスペイン植民地政策を「エンコミエンダ制」という。

エンコミエンダ制」は、対イスラム戦争であるレコンキスタのなかで生まれた。

指揮官占領した土地ムスリムを働かせ、そこから利益を得ることができるが、かわりにムスリムを守り、きちんと教育しなければならない、というものだった。

前線で戦う指揮官が、現地の異教徒を皆殺しにするとか、略奪だけして放置するとか、そういうことをすると困る。

責任を持って異教徒たちを統治して、秩序を保つようにしろよ、という話である

「教育」というのは、スペイン語やキリスト教教育のことで、キリスト教布教活動であり、一種同化政策でもあった。

この「エンコミエンダ制」下における異教徒は、過酷労働を強いられたが、法的な扱いとしては「奴隷」ではなかった。

奴隷」なら、生まれ土地から引き離されて、売り飛ばされ、個人の所有になったりするものである

戦争の結果として捕虜になった異教徒が「奴隷」として売られるのと、戦争によって支配された土地の「先住民」を働かせるのは、異なることだったのである

さて、このエンコミエンダ制が、アメリカ植民にも適用された。

イベリア半島ムスリムから取り返したのと同じやり方で世界中キリスト教国にしていこうね」という流れである

コロンブスもそういうノリで、西インド諸島植民地を築き、先住民たちを働かせながら、キリスト教を広めていこうとしていた。

ちなみに、コロンブス宗教的情熱は、建前ではなくかなりマジだったらしい。

まり、少なくとも「原住民たちの信仰尊重しつつ仲良く住み分けていきましょう」なんてことは最初から想定されていなかったわけだ。

このときスペインは「先住民スペイン国民として扱う」「スペイン国民なので奴隷にしてはいけない」と言っていた。

一方で、コロンブスは「反乱を起こした先住民なら奴隷にしていいだろう」と思っていた。

コロンブスはもともと商人だったので奴隷貿易にも携わっていただろうし、「異教徒捕虜奴隷として売る」というのが当たり前の選択肢としてあったのだろう。

コロンブスが、先住民捕虜奴隷としてスペイン本国に送り、イザベル女王を怒らせた、というのはそういう話だった。

そうした出来事があり、またスペイン植民者たちの不満の声が届いたことで、スペインコロンブスのもとへ査察官を派遣した。

査察官のボバディージャは、スペイン植民者たちの証言を集めた。

トウモロコシを盗んだ男が耳鼻を削ぎ落とされて奴隷として売られた」「コロンブス悪口を言った女が舌を切られて裸で引き回された」といった暴政が報告された。

コロンブスはそのまま拘束されて、スペイン連行された。

コロンブス残酷統治をしていたかどうかは、この査察官ボバディージャの報告を信じるかどうかが大きい。

現在コロンブス批判派は「ボバディージャの報告こそコロンブスの残虐さの動かぬ証拠だ」と主張し、コロンブス擁護派は「ボバディージャが捏造したのだ」と主張している。

申し添えておくと、ボバディージャはコロンブスの後釜として植民地総督になっているので、コロンブスを追い落とす動機はあった。

スペイン植民者たちがコロンブスに不利な証言をする動機もあっただろう。

当時、エンコミエンダ制のもとで先住民労働管理していたのはコロンブスだけだった。

スペイン植民者たちは「私たちにも先住民労働者を渡せ」と要求して反乱を起こしていた。

ボバディージャはスペイン植民者たちに味方したので、スペイン植民者たちは彼の統治を歓迎した。

実際に、ボバディージャの統治以降、エンコミエンダ制は有力な植民者たちにも適用されるようになり、いっそう拡大していったのである

スペイン植民地政策批判者として有名なラス・カサスは、コロンブスの息子と親しかったので、コロンブスに対しても非常に同情的だった。

ラス・カサスがアメリカにやってきたのはコロンブス失脚後なので、彼自身コロンブス統治時代体験していない。

ラス・カサスが実際に目撃したのは、コロンブス以降のスペイン人たちの所業である

2024-06-20

「生成AIを使ったコンテンツは利用したくない」と考えてる方へ

結論

・今後発売されるゲーム電子機器は全て買わないようにしましょう


現在多くの企業で「Github Copilot」という「ソースコードを生成してくれる生成AIツール」が活用されています

まだ様子見の企業も、生産性が大きく変わる事から順次導入するのは間違いないでしょう。

エンタープライズ版やSLMの登場でセキュリティ上の懸念も無くなり、導入する企業は増える一方です。

ところで、Copilotはソースコード管理するWebサイトであるGithub上のコードを、その所有者であるユーザーに「無断で」学習したものです。

プログラマーはその事に文句を言うどころか歓迎するムードが多数ですが、起きている事はイラスト音楽と全く同じです。

「職を失うリスク」があるのも同様ですが、プログラマーは「仕事もっと楽にできる」「同じ工数もっとすごいものが作れる」とポジティブな受け入れ方をしている人が多い印象です。

あなたが大好きな任天堂ゲームにも、iPhoneiOSにも、家電製品ファームウェアにも、あなた忌避する「無断学習によって」「その学習データを生んだ人達仕事を失うリスクのある」ソースコードが入るようになっていきます。あるいは既に入っています

あなたのその宗教的信条を遵守する為には、今後発売される一切のゲーム電子機器を買わないようにしましょう。

追記

ソースコードライセンスが明確

・Copilotはの学習対象は「公開リポジトリ」だからライセンス関係ないよ!

・(どっちにしろメジャーOSSライセンス機械学習を想定したものじゃないか微妙だと思うけど!)

>絵と文字は違うだろ。目腐ってんのか?

小説や詩は格下の芸術なの?

・まあ、イスラム教徒は「豚と牛は違うだろ」って言うだろうし、そういう宗教的信条なら仕方ない!ただ「生成AI NG」ではなく「絵だけはNG」って表明してね!

「生成AIを使ったコンテンツは利用したくない」と考えてる方へ

結論

・今後発売されるゲーム電子機器は全て買わないようにしましょう


現在ほとんどの企業で「Github Copilot」という「ソースコードを生成してくれる生成AIツール」が活用されています

まだ様子見の企業も、生産性が大きく変わる事から順次導入するのは間違いないでしょう。

エンタープライズ版やSLMの登場でセキュリティ上の懸念も無くなり、導入する企業は増える一方です。

ところで、Copilotはソースコード管理するWebサイトであるGithub上のコードを、その所有者であるユーザーに「無断で」学習したものです。

プログラマーはその事に文句を言うどころか歓迎するムードが多数ですが、起きている事はイラスト音楽と全く同じです。

「職を失うリスク」があるのも同様ですが、プログラマーは「仕事もっと楽にできる」「同じ工数もっとすごいものが作れる」とポジティブな受け入れ方をしている人が多い印象です。

あなたが大好きな任天堂ゲームにも、iPhoneiOSにも、家電製品ファームウェアにも、あなた忌避する「無断生成によって」「その学習元を生成した人達仕事を失うリスクのある」ソースコードが入るようになっていきます。あるいは既に入っています

あなたのその宗教的信条を遵守する為には、今後発売される一切のゲーム電子機器を買わないようにしましょう。

anond:20240620140421

一軒家で水道光熱費も一緒だし安くなるんじゃないの?

倫理的にはともかく…

ちなみに、最近有名になった一夫多妻の家はア〇ウェイ関係みたいだね

なんか宗教的な統率が必要なんだろうなあ…😟

anond:20240620122845

ぜんぜん裏書きしてないよね。共産党に限らず政界では「寄付」を「浄財」と呼ぶことが定着しているしそこに宗教的意識はまったく存在しない。おまえはただ揚げ足を取ってるだけ。

2024-06-19

anond:20240619092322

教皇領地寄進することで免償される。

実利を与えて道徳的な優位性を得る。

宗教的権威お墨付きを得ることで己の地位ますます盤石化する。

世俗権力宗教的権威相互依存

そのメカニズムがよくわかる事例だと思う。

2024-06-17

熱血部顧問

熱血部顧問

熱血部顧問(ねっけつぶこもん)は、日本学校において一部の教員が持つ特殊役職キャラクターである。主に部活動情熱を燃やし、自分の好みに合った活動子どもたちに強要することで知られるが、近年では批判を避けるために自己防衛的な手法を取り入れつつ、部活動生活のものとする宗教的な教えを導入している。

特徴

自己満足の追求

子どものため」と言いながら、実際には自分がやりたい部活指導する。たとえば、野球好きな顧問野球部の指導に熱心である一方、他の部活動には無関心。

過剰な情熱

朝練習、放課後練習休日練習など、部活動スケジュールをびっしり詰め込む。生徒たちの体力や学業配慮することなく、ひたすら練習強要する。

目指すは全国大会

全国大会出場」を目標に掲げ、生徒たちに過剰なプレッシャーをかける。たとえ実力が伴わなくても、「努力が全て」と信じて疑わない。

独裁的な指導

生徒たちの意見を聞かず、自分の指示に従わせる。異議を唱える生徒は厳しく叱責されることが多い。

自己陶酔

自分指導で生徒が成長する姿に酔いしれる。結果が出ると「俺の指導のおかげ」と自己満足に浸るが、失敗すると「生徒の努力不足」と責任転嫁する。

自己防衛的な手法

近年、熱血部顧問批判を避けるために次のような自己防衛的な手法を取り入れている。

自治的な部活動の導入

生徒に主体性を持たせる形で部活動運営する。表向きは生徒が自主的活動しているように見せかけるが、実際には影で指導方針を操ることもある。

表面的な配慮

表向きは「生徒の意見尊重する」としつつも、実際には自分意見押し付ける。批判を受けにくいように、生徒との対話を重視しているふりをする。

責任分散

生徒に役職責任を与えることで、自分責任を薄める。何か問題が起きた際には「生徒の自主性に任せている」と言い訳できるようにする。

活動内容の多様化

複数活動を取り入れ、一見多様性を重視しているように見せる。実際には自分の得意分野や好きな活動に重点を置き、他の活動形式的に取り入れるだけ。

宗教的な教えの導入

部活生活部活動を単なる課外活動としてではなく、生活の一部と位置づける。生徒たちは「部活精神」を日常生活にも持ち込むことを求められる。

部活で学んだことは人生の教訓になる」という教えを強調し、道徳教育の一環として部活動を利用する。

絶対的規律忠誠心

部活動を通じて、規律忠誠心を叩き込む。部員顧問部活動のものに対して絶対的服従を求められる。

部活動精神家族や友人関係にも適用するよう指導され、「部活動の信念」を共有することが強調される。

共同体意識の強調

部活動「家族」や「共同体」として捉え、全員が一体となって目標に向かうことが求められる。

部員同士の絆を強調し、個人よりもチーム全体の利益を優先するよう指導する。

熱血部顧問名言

「君たちのためにやっているんだ!」

全国大会を目指そう!」

努力は必ず報われる!」

「休むな、走れ!」

部活精神人生の教訓だ!」

生徒たちの反応

最初感謝しているが、次第に「またか…」と疲労感が漂う。

部活楽しいという感覚を失い、ストレスを感じることが多くなる。

練習の過剰なスケジュールにより、学業成績が低下することも。

部活動宗教的な教えに対しては、賛同する生徒もいれば、反発する生徒もいる。

総評

熱血部顧問は、一見すると情熱的で頼もしい存在に見えるが、実際には自己満足の追求が過ぎることが多い。生徒たちの成長と幸福第一に考えることが重要であり、顧問自身欲求押し付けことなく、バランスの取れた指導が求められる。批判を避けるための自己防衛的な手法宗教的な教えの導入も、表面的な解決策に過ぎないことが多い。

https://anond.hatelabo.jp/20240614205200 タグ付けソースつづき

文字数制限かなんかで途中で切れる……

2003年 (第8巻)11月 特集食の安全安心環境
2003年 (第8巻) 4月 特集学術の再点検  ―ジェンダー視点から(2)ジェンダー
2003年 (第8巻) 1月 特集日本計画 Japan Perspective社会
2003年 (第8巻) 5月 特集地域生活安全保障社会
2003年 (第8巻) 6月 特集:ITによる科学能力開発国際会議情報
2004年 (第9巻) 2月 特集こころ科学する医療人間
2004年 (第9巻) 5月 特集:持続可能社会のための科学技術に関する国際会議2003 -エネルギーと持続可能社会のための科学エネルギー
2004年 (第9巻) 1月 ●学術会議は考える学術教育
2004年 (第9巻) 3月 ●「日本学術会議法の一部を改正する法律案」について学術教育
2004年 (第9巻) 6月 ●日本学術会議法の改正によせて学術教育
2004年 (第9巻) 8月 特集科学する心を育てる学術教育
2004年 (第9巻)10月 特集科学ジャーナリズムの進展のために学術教育
2004年 (第9巻)12月 特集日本学術会議第143回総会について学術教育
2004年 (第9巻)特集:第4回アジア学術会議(SCA)学術教育
2004年 (第9巻) 特集日本学術会議主催公開講演会学術教育
2004年 (第9巻) 科学技術への理解共感を醸成するために学術教育
2004年 (第9巻) 特集日本学術会議第142回総会 新生日本学術会議の在り方学術教育
2004年 (第9巻) 特集科学技術政策の在り方学術教育
2004年 (第9巻) 特集:高度専門職教育日本社会学術教育
2004年 (第9巻) 特集科学責任所在学術教育
2004年 (第9巻) 9月 特集日本学術会議から農林水産大臣への答申  地球環境人間生活にかかわる水産業及び漁村多面的機能の内容及び評価について環境
2004年 (第9巻)11月 特集都市生活環境を考える環境
2004年 (第9巻) 4月 特集学術の再点検 -ジェンダー視点から(その3)-ジェンダー
2004年 (第9巻) 7月 特集人口減少社会パースペクティブ社会
2004年 (第9巻) 特集科学国境歴史政治・国際
2005年 (第10巻) 5月 特集国境を越える生殖医療と法医療人間
2005年 (第10巻) 1月 ●学術会議は考える学術教育
2005年 (第10巻) 6月 特集日本学術会議第144回総会について学術教育
2005年 (第10巻) 7月 特集:今、教養教育を考える学術教育
2005年 (第10巻) 8月 特集21世紀学術における横断型基幹科学技術役割学術教育
2005年 (第10巻)10月 特集日本学術会議第145回総会学術教育
2005年 (第10巻)11月 特集日本学術会議20始動学術教育
2005年 (第10巻)12月 特集:第146回日本学術会議総会 日本学術会議新体制スタート学術教育
2005年 (第10巻) 特集:第19期の活動を振り返って学術教育
2005年 (第10巻) 特集新日本学術会議における人文・社会科学系の活動について学術教育
2005年 (第10巻) 2月 特集大陸棚画定を考える環境
2005年 (第10巻) 特集自然災害災害
2005年 (第10巻) 4月 特集:どこまで進んだ男女共同参画ジェンダー
2005年 (第10巻) 特集犯罪科学する社会
2005年 (第10巻) 特集:事例を中心に見る統計科学現代価値情報
2005年 (第10巻) 特集学術研究個人情報情報
2005年 (第10巻) 9月 特集人間宇宙物理
2005年 (第10巻) 3月 特集:持続可能社会のための科学技術に関する国際会議2004 ―アジアの巨大都市地球の持続可能性―歴史政治・国際
2005年 (第10巻) 特集:第5回アジア学術会議(SCA)歴史政治・国際
2006年 (第11巻) 5月 特集ライフスタイル健康医療人間
2006年 (第11巻) 6月 特集:終末期医療 ─医療倫理・法の現段階─医療人間
2006年 (第11巻) 8月 特集臨床医学研究の発展のために医療人間
2006年 (第11巻)10月 特集スポーツ科学医療人間
2006年 (第11巻)12月 特集科学技術イノベーション学術学術教育
2006年 (第11巻) 1月 特別座談会科学コミュニティーとしての新たなミッションを考える学術教育
2006年 (第11巻) 2月 特集新世代が変える日本学術会議学術教育
2006年 (第11巻) 4月 特集日本学術会議第147回臨時総会学術教育
2006年 (第11巻)11月 特集日本学術会議新体制 ─日本学術会議第149回総会─学術教育
2006年 (第11巻) 特集座談会:「科学上のミスコンダクト」学術教育
2006年 (第11巻) 特集 シンポジウム:「技術者の倫理社会システム学術教育
2006年 (第11巻) 特集新世代が変える日本学術会議(続編)学術教育
2006年 (第11巻) 特集日本学術会議改革ヘの軌跡と課題学術教育
2006年 (第11巻) 特集日本学術会議第148回総会学術教育
2006年 (第11巻) 9月 特集海洋生物学の新たな時代環境
2006年 (第11巻) 特集環境教育環境
2006年 (第11巻) 3月 特集男女共同参画の一層の推進に向けてジェンダー
2006年 (第11巻) 特集ジェンダー学と生物学対話ジェンダー
2006年 (第11巻) 7月 特集公共性ルネッサンス ─21世紀市民社会を考える─社会
2006年 (第11巻) 特集統計から見た日本経済格差社会
2007年 (第12巻) 5月 特集医療崩壊させないために医療人間
2007年 (第12巻)12月 特集保健医療と個人情報保護医療人間
2007年 (第12巻) 特集社会福祉教育近未来医療人間
2007年 (第12巻) 特別講演:寄生動物国民及び政策感染症ミレニアム開発目標 / ロバート・メイ卿医療人間
2007年 (第12巻) 特集化学今日から明日へ化学生物
2007年 (第12巻) 1月 特集科学者の行動規範学術教育
2007年 (第12巻) 2月 特集博物館が危ない! 美術館が危ない!学術教育
2007年 (第12巻) 9月 特集:第7回アジア学術会議学術教育
2007年 (第12巻) 特集:学協会機能強化のための調査学術教育
2007年 (第12巻) 特集日本学術会議第150回総会学術教育
2007年 (第12巻) 7月 特集:脱温暖化社会へのチャレンジ環境
2007年 (第12巻) 特集子どもを元気にする環境とは ─政策の現状と評価こども
2007年 (第12巻)11月 特集自然災害軽減に向けてパラダイムの変換を災害
2007年 (第12巻) 6月 特集地域研究最前線 ─知の創成─社会
2007年 (第12巻) 8月 特集:法的制度としての私と公をめぐって社会
2007年 (第12巻) 特集21世紀における生活科学役割社会
2007年 (第12巻) 4月 特集:人文社会科学役割責任人文
2007年 (第12巻) 特集物理学の今日から明日へ物理
2007年 (第12巻) 3月 特集歴史としての戦後思想としての戦後歴史政治・国際
2007年 (第12巻)10月 特集中国東アジア科学技術と持続的社会歴史政治・国際
2007年 (第12巻) 特集政治学の今日から明日へ歴史政治・国際
2008年 (第13巻) 1月 特集シンポジウム 医療システムのゆくえ医療人間
2008年 (第13巻) 8月 特集生殖補助医療のいま ─社会合意を求めて─医療人間
2008年 (第13巻)12月 特集:信頼に支えられた医療の実現 ─医療崩壊させないために─医療人間
2008年 (第13巻) 特集:医工学先端研究と教育創造的結合医療人間
2008年 (第13巻) 特集生物科学今日から明日へ化学生物
2008年 (第13巻) 7月 特集科学コミュニケーションメディア学術教育
2008年 (第13巻) 9月 特集:若手研究者の育成学術教育
2008年 (第13巻)10月 特集高校における地理歴史教育改革学術教育
2008年 (第13巻)11月 日本学術会議第21期スタート -第154回総会開催-学術教育
2008年 (第13巻) 6月 特集瀬戸内海浅海を考える ~浅海その生物生産環境とその保全防災環境
2008年 (第13巻) 特集:脱温暖化森林木材役割環境
2008年 (第13巻) 特集環境学のミッション環境
2008年 (第13巻) 特集総合工学役割展望工学
2008年 (第13巻) 特集明日社会共通資産 ―建設系分野からの重点研究課題提案工学
2008年 (第13巻) 4月 特集人口ジェンダー  ―少子化対策可能か―ジェンダー
2008年 (第13巻) 3月 特集:わが国の自殺の現状と対策社会
2008年 (第13巻) 特集リスク Permalink | 記事への反応(0) | 10:30
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