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はてなキーワード: 命令とは

2024-10-10

Cygames体験したブラック労働を綴る

はじめに

記事の内容は数年前の状況で、現在は修繕されている可能性があります

また、入社希望者を止めたり、Cygamesの各ゲームタイトルへのイメージを下げる目的はございません。

Cygames企業イメージを落とさないよう社員による内部情報漏洩SNS投稿等にかなり厳しく網を張っています

特定されたらどうなるのかが怖くて、離職から数年間は何もせずただCygamesCMを目にする度に軽いPTSD発症していました。

現在労働中に患った軽度な精神疾患が元となり精神障害へと発展した為、本記事を書こうと決めました。

最初部署でのセクハラ行為

私は開発エンジニアとして所属しました。

まず初めに所属した部署で、上長からセクハラ行為を受けました。

  • 懇親会で使うお店の下見をしたいと言って2人きりで飲食させられました。

→その時私は所属から1週間程度だった為、断ることが出来ませんでした。

部署内のLINEグループがあるとのことで所属して直ぐにLINE登録していました。

これらを人事に相談したところ、私が別の部署へ異動となりました。

部署マネージャーからセクハラパワハラ行為

  • 開発スケジュール相談をしに行った際、「私の部署上長と話がついてるから」と言い、取り合ってくれませんでした。
  • 私の呼び掛けを無視し、会議で私がまるで居ないように会話していました。
  • 高圧的な態度を何度も取られ、私が耐えきれずその場で泣いてしまうこともありました。
  • 懇親会の後、空がまだ明るかったので、「ラブホ行って朝帰りしたみたいだな」と私の方を見ながら発言しました。

これらを人事に相談したところ、この方は降格処分となりました。

→私の他にも複数人から訴えがあったようです。

異動後の部署でのパワハラモラハラ行為

翌朝出社した際、まだ原因が解明出来ておらず、疲弊しきったリーダー謝罪していました。

→私はこの時の怒声を今でも鮮明に覚えており、若干のトラウマとなっています自身リリースする際にかなりのストレスを感じていました。

エンジニアリーダー食事をした際、リーダーは会話中でもApplewatchに通知が来る度すぐに開いて確認しており、常に緊張状態にあるようでした。

→私はこれをきっかけに一過性鬱状態となり、その方と話した後にトイレ嘔吐したり、一時他人と話すことが出来なくなり、別室で作業をするようになりました。

その後、そのプランナーリーダーと関わらない部分の実装担当するようになりましたが、鬱状態が治らず、限界がきて離職する運びとなりました。

その他


最後

今や他社のゲームも盛り上がっておりあまり目立たなくなりましたが、一時期はウマ娘ゾンビランドサガ、グラブル等の広告話題が街中・TVCMSNS等で目にすることが多かった為、その度にフラッシュバックして嫌な気持ちになる事が多かったです。(現在進行形)

このせいで佐賀県個人的な苦手意識が芽生え、大好きなお笑いキングオブコントスポンサーとなった時はショックを受けました。

以上がCygamesでの労働体験のうち黒い部分です。

1人でも多くの人が幸せ環境で働けること、またブラック労働で壊れてしまった心が治りますようお祈りしています

2024-10-09

anond:20241009193341

削除命令っていう裁判所の決定あるからxも公的判断くだされたって立場では

自分人生が上手くいかない言い訳ができない話

SNSだと身内を嫌な気分にさせるし、自分も人のどうでもいい話で気分を落としたくないか匿名のここに書きます。これを読んでお手軽に気分悪くしてコンテンツとして消費してほしい。

人生が上手くいかない。最近(ここ数年)本当に面白くない。頭が多少良かったこしか取り柄がなかったのに、最近は机に向かうことすら難しい。朝起きるのが怖くて寝れないし、朝は体が重くて布団から出られない。最近は良くなったが2日に一回は耐え難い頭痛で行動不能になっていたし、5kg/年で太っている。余裕がなくてキレやすくなってるのに、脳のキレは悪くなっているのを色々な面で実感する。

多分、分不相応学問世界に食らいつこうしたことで何らかの精神疾患を抱えているのだが、悲しいことに自分能力努力不足しか原因が見つからない。

家庭環境は良好だし、住む場所もあるし、親に高い教育投資をさせたし、いじめられた経験もないし、海外経験もあるし、そこそこいい大学にも入ったし、別にアカハラなりパワハラする人間もいなかったし、研究環境日本の中では上澄だった。人生で関わった人間は皆優秀でいい人だった。ある程度優秀な親からまれ人間にこれだけ投資すれば、まあ普通に優秀な人間が出力されるだろう。あなた人生で直面した人種差別や生育環境での困難にどう立ち向かいましたか?って作文が書けなかったくらい恵まれていた。でも今は心が折れて何も成し遂げていないし、努力もできなくなった。

有難いことに仲のいい(と思っている)友人もいる。皆頑張っているし幸せそうだ。メンタルヘラっている俺に会う余裕もあ る。そこだけは嬉しい。じゃあ何でお前だけ何も成し遂げられていないんだ、と自分に聞いても、自分の外部に原因が存在していない。

強いて言えばコロナ関連で色々ぶっ壊れたのだが、俺以外の全人類がこれで苦しんだので言い訳にするには弱い。もっと鮮烈な、例えば幼少期の家庭環境不和貧困人格を歪めるレベルストレス、疾病などなどがあればそれに依存できた。でも何もない。純然たる自己責任事実として常に俺を責めてくる。

こんなに恵まれ人生で何ウダウダ言ってるんだと思う人が大半だろうし、俺もそう思う。もっと辛くても頑張っている人はいるし、別に今空腹やストレスで死にそうになっているわけでもない。希死観念もそんなにない、じゃあ何でパフォーマンスが最大限発揮できない?ストレスの根源が自分から何をしてもストレスが消えないし、何か楽しいことをすると反動で気分が沈む。

精神疾患が甘えじゃないのは頭では理解しているが、言い訳に使いたくない。そもそも自分無能病気のせいにしたくない。

よくインターネッツの住人が人間成功要因を環境or努力薄っぺらい2択で議論しているが、俺は恵まれ環境努力して上手くいかなかった。残った運のせいにするのか?人としてダサすぎるだろ、それは。じゃあ自分しか悪くないよ。

俺が不幸(だと思い込んでる)なのは関わる人間全てに良い影響を与えないし、普通に申し訳ない。そもそもこんな文を書いて自分と読者を不幸にさせているのが間違い。要はメンタル自傷行為を頭でずっとしているし、ついに今それを人に見せようとしている。終わりやね。

俺は何がしたかったんだ?今何をするべきなんだ?何も答えは出ない。研究が好きな賢かったはずの脳は既に壊れていて、現実逃避問題先延ばしだけを俺に命令してくる。緩慢な自殺をしている気分。

〈まとめ〉 

ガチャ:SSR

ガチャ:SSR

環境ガチャ:SSR

人間関係ガチャ:SSR

これで人生上手くいかないってマジ?どんだけ無能なんだよ…リスカしョ…

〜完〜

自分人生が上手くいかない言い訳ができない話

SNSだと身内を嫌な気分にさせるし、自分も人のどうでもいい話で気分を落としたくないか匿名のここに書きます。これを読んでお手軽に気分悪くしてコンテンツとして消費してほしい。

人生が上手くいかない。最近(ここ数年)本当に面白くない。頭が多少良かったこしか取り柄がなかったのに、最近は机に向かうことすら難しい。朝起きるのが怖くて寝れないし、朝は体が重くて布団から出られない。最近は良くなったが2日に一回は耐え難い頭痛で行動不能になっていたし、5kg/年で太っている。余裕がなくてキレやすくなってるのに、脳のキレは悪くなっているのを色々な面で実感する。

多分、分不相応学問世界に食らいつこうしたことで何らかの精神疾患を抱えているのだが、悲しいことに自分能力努力不足しか原因が見つからない。

家庭環境は良好だし、住む場所もあるし、親に高い教育投資をさせたし、いじめられた経験もないし、海外経験もあるし、そこそこいい大学にも入ったし、別にアカハラなりパワハラする人間もいなかったし、研究環境日本の中では上澄だった。人生で関わった人間は皆優秀でいい人だった。ある程度優秀な親からまれ人間にこれだけ投資すれば、まあ普通に優秀な人間が出力されるだろう。あなた人生で直面した人種差別や生育環境での困難にどう立ち向かいましたか?って作文が書けなかったくらい恵まれていた。でも今は心が折れて何も成し遂げていないし、努力もできなくなった。

有難いことに仲のいい(と思っている)友人もいる。皆頑張っているし幸せそうだ。メンタルヘラっている俺に会う余裕もあ る。そこだけは嬉しい。じゃあ何でお前だけ何も成し遂げられていないんだ、と自分に聞いても、自分の外部に原因が存在していない。

強いて言えばコロナ関連で色々ぶっ壊れたのだが、俺以外の全人類がこれで苦しんだので言い訳にするには弱い。もっと鮮烈な、例えば幼少期の家庭環境不和貧困人格を歪めるレベルストレス、疾病などなどがあればそれに依存できた。でも何もない。純然たる自己責任事実として常に俺を責めてくる。

こんなに恵まれ人生で何ウダウダ言ってるんだと思う人が大半だろうし、俺もそう思う。もっと辛くても頑張っている人はいるし、別に今空腹やストレスで死にそうになっているわけでもない。希死観念もそんなにない、じゃあ何でパフォーマンスが最大限発揮できない?ストレスの根源が自分から何をしてもストレスが消えないし、何か楽しいことをすると反動で気分が沈む。

精神疾患が甘えじゃないのは頭では理解しているが、言い訳に使いたくない。そもそも自分無能病気のせいにしたくない。

よくインターネッツの住人が人間成功要因を環境or努力薄っぺらい2択で議論しているが、俺は恵まれ環境努力して上手くいかなかった。残った運のせいにするのか?人としてダサすぎるだろ、それは。じゃあ自分しか悪くないよ。

俺が不幸(だと思い込んでる)なのは関わる人間全てに良い影響を与えないし、普通に申し訳ない。そもそもこんな文を書いて自分と読者を不幸にさせているのが間違い。要はメンタル自傷行為を頭でずっとしているし、ついに今それを人に見せようとしている。終わりやね。

俺は何がしたかったんだ?今何をするべきなんだ?何も答えは出ない。研究が好きな賢かったはずの脳は既に壊れていて、現実逃避問題先延ばしだけを俺に命令してくる。緩慢な自殺をしている気分。

〈まとめ〉 

ガチャ:SSR

ガチャ:SSR

環境ガチャ:SSR

人間関係ガチャ:SSR

これで人生上手くいかないってマジ?どんだけ無能なんだよ…リスカしョ…

〜完〜

自分人生が上手くいかない言い訳ができない話

SNSだと身内を嫌な気分にさせるし、自分も人のどうでもいい話で気分を落としたくないか匿名のここに書きます。これを読んでお手軽に気分悪くしてコンテンツとして消費してほしい。

人生が上手くいかない。最近(ここ数年)本当に面白くない。頭が多少良かったこしか取り柄がなかったのに、最近は机に向かうことすら難しい。朝起きるのが怖くて寝れないし、朝は体が重くて布団から出られない。最近は良くなったが2日に一回は耐え難い頭痛で行動不能になっていたし、5kg/年で太っている。余裕がなくてキレやすくなってるのに、脳のキレは悪くなっているのを色々な面で実感する。

多分、分不相応学問世界に食らいつこうしたことで何らかの精神疾患を抱えているのだが、悲しいことに自分能力努力不足しか原因が見つからない。

家庭環境は良好だし、住む場所もあるし、親に高い教育投資をさせたし、いじめられた経験もないし、海外経験もあるし、そこそこいい大学にも入ったし、別にアカハラなりパワハラする人間もいなかったし、研究環境日本の中では上澄だった。人生で関わった人間は皆優秀でいい人だった。ある程度優秀な親からまれ人間にこれだけ投資すれば、まあ普通に優秀な人間が出力されるだろう。あなた人生で直面した人種差別や生育環境での困難にどう立ち向かいましたか?って作文が書けなかったくらい恵まれていた。でも今は心が折れて何も成し遂げていないし、努力もできなくなった。

有難いことに仲のいい(と思っている)友人もいる。皆頑張っているし幸せそうだ。メンタルヘラっている俺に会う余裕もあ る。そこだけは嬉しい。じゃあ何でお前だけ何も成し遂げられていないんだ、と自分に聞いても、自分の外部に原因が存在していない。

強いて言えばコロナ関連で色々ぶっ壊れたのだが、俺以外の全人類がこれで苦しんだので言い訳にするには弱い。もっと鮮烈な、例えば幼少期の家庭環境不和貧困人格を歪めるレベルストレス、疾病などなどがあればそれに依存できた。でも何もない。純然たる自己責任事実として常に俺を責めてくる。

こんなに恵まれ人生で何ウダウダ言ってるんだと思う人が大半だろうし、俺もそう思う。もっと辛くても頑張っている人はいるし、別に今空腹やストレスで死にそうになっているわけでもない。希死観念もそんなにない、じゃあ何でパフォーマンスが最大限発揮できない?ストレスの根源が自分から何をしてもストレスが消えないし、何か楽しいことをすると反動で気分が沈む。

精神疾患が甘えじゃないのは頭では理解しているが、言い訳に使いたくない。そもそも自分無能病気のせいにしたくない。

よくインターネッツの住人が人間成功要因を環境or努力薄っぺらい2択で議論しているが、俺は恵まれ環境努力して上手くいかなかった。残った運のせいにするのか?人としてダサすぎるだろ、それは。じゃあ自分しか悪くないよ。

俺が不幸(だと思い込んでる)なのは関わる人間全てに良い影響を与えないし、普通に申し訳ない。そもそもこんな文を書いて自分と読者を不幸にさせているのが間違い。要はメンタル自傷行為を頭でずっとしているし、ついに今それを人に見せようとしている。終わりやね。

俺は何がしたかったんだ?今何をするべきなんだ?何も答えは出ない。研究が好きな賢かったはずの脳は既に壊れていて、現実逃避問題先延ばしだけを俺に命令してくる。緩慢な自殺をしている気分。

〈まとめ〉 

ガチャ:SSR

ガチャ:SSR

環境ガチャ:SSR

人間関係ガチャ:SSR

これで人生上手くいかないってマジ?どんだけ無能なんだよ…リスカしョ…

〜完〜

2024-10-04

anond:20241003160808

別にどうだって良いんだけどさ

この後に読んでまだ堀口さんの事を「一方的粘着されている可哀想被害者である学生」として、持ち上げてるはてなーブクマカはさ

堀口さんによる被害者へのセカンドレイプに加担している自覚は無いのかな?


事実として判明している・本人が自ら語っている事柄だけでも、相当粘着質且つ他害的・他責的な人格

たまたま同じサークルにいただけの学生一方的粘着して警察沙汰になった女子学生個人情報晒しつつ事実無根の誹謗中傷をするサイト

裁判から逃げ回る、削除命令が出ても即コピーサイトを立ち上げる等の悪質なやり口で何年にも渡って多数の若者名誉を傷つけてきた加害者であり

声を上げた被害者が堀口さん及び彼の取り巻きから更に誹謗中傷されるというセカンドレイプを食らった事実意図的無視してるよね?


そんな被害者に同情し、裁判費用全額肩代わりで数百万出してる暇空(と手下のなる)の方が、一般社会的に見れば明らかに善行をしている訳だけれども

それでもはてなーブクマカ加害者である堀口さんを擁護して、彼がしてきた事や彼による被害者存在を完全に無視しているのは人としてどうなんだろう?

嫌いな奴の叩き棒に出来れば何でも良いの?被害者人権無視するの?


人権って言ったらさ、ほぼ本人と同定されている裏垢で海外買春自慢もしてたじゃん?堀口さんって

日本人として恥ずかしいし、何より買春された海外女性達の人権侵害だよ

完全に女性侮辱しているよ

こんなのが女性支援団体関係者と強く連帯しているなんて未だに信じられないし信じたくないよ


また裁判沙汰にはなっていないものの、堀口さんはコロナ感染による被害者を「ざまぁみろ」と罵るご立派な倫理観の持ち主だし

一方的マンスプで絡んでブロックされた女子大生大学にまで押しかけてある事ない事言い回った事実や、レスバして論破された相手に対して

レターパック怪文書を各所に送りつける嫌がらせもやっていた人だよ?

自分や周りにコロナ被害者がいる人がそれを聞いてどう思っただろうね?少なくとも自分は滅茶苦茶腹が立ったよ

ワクチン馬鹿共に抱いているのと似た怒り、嘆きの感情を抱いたよ

そもそも暇空に目をつけられたのだって、いきなり絡んでブログ文章罵倒してきたからであって、先に殴って殴り返されたら被害者だって言い張るのは人としてどうなの?って思うよ?


いや別にはてなーブクマカ嫌儲民みたいな馬鹿ばかりじゃないだろうから、彼がちょっとアレな人物だと認識している人も少なからずいるだろうね

でもさ、そんな良く言えばアレな人、悪く言えば無敵の人をさ、散々煽って持ち上げてけしかけて嫌いな相手への刺客にするってさ、まともな人間のやる事じゃないでしょ?

批判中傷自分自己責任でやれよ、まともな社会人ならさ

良い歳した大人が、分別の分から子供大人をけしかけて鉄砲玉にして、そいつがどうなろうが知ったこっちゃありませんって、良い歳した大人がやる事じゃないでしょ?


この問題で一番胸糞悪いポイントはここだわ

お前ら堀口さん支持のはてなーブクマカ連中は、岩間とかパカ弁とか弄って楽しんでる恒心教の連中と何も変わらねーぞ

低能先生を追い詰めてhagexにぶつけたあの日から、何も成長していないし何も変わってないのな、お前ら

それってマジで人間としてどうなの?終わってない?

スターリンク社は先払いシステム実装するべき

スターリンクとは?

スターリンクとは、人工衛星経由でネット回線を使えるようにするサービスだ。

現在普通スマホ基地局通信しているわけだが、その代わりに人工衛星通信できるようにするのだ。

近年、ウクライナ紛争で、ロシアによってウクライナの地上通設備破壊された状況で、スターリンクウクライナ側の通信手段として活躍した。

そうした背景からスターリンク紛争対策有効だと言われている。

スターリンクを作ったのはイーロンマスク

ちなみに、スターリンクを開発したのは、あのイーロンマスク氏だ。

イーロンマスク氏をよく知らない人のために説明すると、Twitterを買収して、様々な議論を巻き起こしている人だというのが一番分かりやすいだろうか。

電気自動車テスラを作ったのもイーロンマスク氏だ。

ホリエモンスターリンクに注目

"これは本格的にサービススタートしたら100万人以上は契約すると思うんだけど、もう、それって全世界カバーする通信キャリアみたいな仕事になるわけじゃない。

ただ、今の「Starlink」は、専用のアンテナ必要なんですよ。

だけど、僕らが計画している次世代通信システムは、携帯電話通信できることを考えているんです。

携帯電話を持っていたら、なんら特別アンテナも装備することなく、宇宙ブロードバンド通信ができるような仕組みを10年以内に実現しようとしています。"

堀江貴文氏「日本のすごい成長産業になると確信している」優秀な人材が流れ込む、宇宙ビジネスの可能

https://logmi.jp/business/articles/326299

ロケット事業を手掛ける実業家堀江貴文氏も、スターリンクに似たサービス日本で作りたいと取材言及している。

命が危ない国への海外赴任命令

話を戻すと、筆者は最近地政学リスクが高い国に長期間海外赴任するように、会社命令された。

どこの国かは特定されないように書けないが、多くの人が非常に嫌がる赴任先だ。

筆者は精一杯抵抗したが、社畜の悲しさで上司には逆らえなかった。

そうした状況の筆者を心配した知人がスターリンクを勧めてくれた。

だが、実際にスターリンクを購入・契約して、テストしてみた所、ある重大な見落としを見つけた。

スターリンク社は先払いシステム実装するべき

それはスターリンクの支払いシステムが「クレカで月払い」だということだ。

筆者は、海外赴任した後は、日本銀行口座日本クレカも解約して、現地の銀行口座クレカを持つ予定である

当然、スターリンクも現地の口座とクレカで支払いをする予定である

もし、現地国が紛争になり、現地の地上ネット回線遮断された場合、現地のクレカでは、おそらく、スターリンクへの支払いが止まってしまう。

そうなれば、筆者のスターリンクも停止するだろう。

おそらく、現地国のクレカ業者スターリンクを持っていない。

現地国の軍や政府関係者が持っている可能性はあるが、民間クレカ業者が持っている可能性は低い

現地国の地上ネット回線が停止すれば、筆者のクレカによる、スターリンクへの支払いが停止してしまう。

ウクライナ無償提供から問題が表面化していない

ウクライナは、ヨーロッパでの戦争から人種文化的共通点が多いアメリカからも注目を浴びている。

からイーロンマスクスターリンク無料提供している。

そのため、支払いシステムに関する見落としが顕在化していないのだろう。

だが、筆者が滞在予定の国は、おそらく、イーロンマスクスターリンク無料提供してくれない。

スターリンク社は、紛争リスクが高い国での需要対応して、先払いシステム実装するべきだと筆者は思う。

ちなみに、筆者としては、最低一年分の先払いができるようにしてほしいと思う。

筆者が契約しているのは、移動型のROAMなので、住宅設置型のレジデンシャルだけではなく、ROAMにも早期に先払いシステム実装してほしい

先払いシステムスターリンク社の経営にもメリット

先払いで集金を先にしてしまうことは、資金繰りを楽にする。

スターリンク社の経営にもメリットが大きいと筆者は思う。

また、先払いシステムがないことで取りこぼしていた顧客層も顧客にできてマーケティング上も有利になるだろう。

担当者の方には申し訳ない

スターリンク社には、先払いシステム要望を既に出したが、私は、念を入れて、こうして

先払いシステム必要性を訴える記事ネットに公開して、外圧をかけることにした。

スターリンク対応をしてくれた担当者には、面目をつぶすような真似をして申し訳ないが、

私も、紛争地帯への赴任で、命がかかっているため、申し訳ないが、必死にならざるを得ないのである

私は、生きて帰国して、また日本の親しい人たちに会いたいのだ。

どうか許してほしい。

急いで書いたため、文章適当だが許してほしい

急いで書いたため、文章適当だが、そこは容赦してほしい

海外赴任の準備で忙しくて死にそうなのだ

2024-10-03

出頭命令がきたんだけど

本当にありがとうございました

私などのためにコメントありがとうございます

すべてちゃんと読ませてもらい、警察対応します。

はてなは優しい人が多くて、安心しました。


________________

手短かに相談がある。

当方東京都内の端っこの方で飲食店をやっている。業態は夜に営業してる店で、レストランのつもりだが、グーグルマップ口コミだと居酒屋に分類されるらしい。

初めに相談内容を言うと、先日警察から事情聴取を受けた。それから日経って、今度は出頭命令がきた。こんなことはもちろん人生初であり、どうしていいか不安で仕方ない。もし、増田の人で似た経験がある人がいたら、対応方法を教えてくれるとありがたい。

まず、何が起こったのか……長いと読む気はしないだろうし、自分文章力はない。箇条書きでいく。



①.

深夜にうちの学生店員A君が飲みに来ていた。その日に働いてる子達が同じ大学だったので、カウンター席で飲めや歌えやの大騒ぎになった。みんなで歌とか歌っていた。

②.

A君がいい具合に酔っぱらう。それでもさらに飲もうとする。うちの店はコール禁止だが、それに似た掛け声がかかっていた。

③.

2つ隣席の社会人のお客さんBさんが、「もうやめとけ!」と叫んだが、A君はそれでも飲み続けた。見た感じ呂律は廻ってなかったが、前にも飲み会でこういうことがあったので見守ることにした。

④.

少しばかり経って、別の学生店員がA君に勝手ハイボールを持ってきたところで、Bさんが怒って無理やり止めようとする。自分はどうすればいいか悩んだが、Bさんの怒りの声を聞き続けて宥めようとした。

⑤.

Bさんが警告するように捲し立てた。かくいうBさんも飲酒していたため、自分は引き続き話を聞いて宥める作戦

⑥.

しばらくしてA君が会計お金を数えることが難しく、Bさんが代わりにやってあげていた。A君は、店内入り口什器をなぎ倒しつつ店を出た。

⑦.

Bさんは正しかった。A君は自転車で帰る途中、農業用水路に転落して重症を負った。どういう経緯かは知らないが、救急車病院搬送されたという。後日電話で聞いたところ、全治二か月。

⑧.

警察から電話があり、事情を聴きたいとのこと。警察署に行くと、オープンな感じの個室で警察官2名が座っていた。その日の事情を聞かれた。私以外の人にも事情を聞いていることも判明。

→今に至る。



正直に言うと、増田の方々に助けてほしい。今後が怖くてしょうがないのだ。

出頭命令の通知文には「正規事情を聴きたいので出向いていただきたい」と慇懃無礼に書いてあった。

しかし、これは自分犯罪をほう助した?みたいに疑われているということではないか

前回の出頭時は、自分の身を守るために言葉を濁した場面もある。でも今後は、それで乗り切ることができるのだろうか? それが怖くて仕方がない。

正直、A君について自業自得な面が多いと感じている。それも事実だ。なぜ自分限界を超えてまで飲酒したのか。それについては、一応20を超えた人間として、あるまじき行為だと思っている。

なぜ、私はこんなことに巻き込まれることになったのか。いや、自分は店主なのだからアルバイトの子を守らないといけない、それもわかる。でも、こんな情けない形で大けがを負うって、そんな案件刑事処分を受けるのは馬鹿馬鹿しいと正直感じる。

責任は負わないといけない。わかってる。

一応は経営者なのだから徹頭徹尾結果責任である

ただ、初めてのことだから不安が積もり積もって、今はノイローゼに近い。

増田の方で、もし近い状況を経験した人がおられたら、どうかアドバイスをいただけないだろうか。

いきなりで申し訳ない。どうかお願いします。

anond:20241003194253

👤・・命令する

👤・・・死ね

👤おまえたちは

👤一片の存在価値もない

anond:20241003131304

じゃあもっとやろう

いけるとこまでいってみよう

🐊

🐊「オッ…オレに聞かんでくれえッ❗️❗️‼︎!❗️❕‼️」

🐊「だめだだめだあの国は・・!」

🐊「吹けば飛ぶような腰抜けばかりよ」

🐊「強い奴などひとりもおらんわ!

🐊「オレさま自ら戦わずとも」

🐊「我が百獣魔団の怪物どもにまかせておけばすぐにでもおちるだろうさ🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁🦁」

🐊「今 歩みを止めるわけにはいかないことはお前にもわかるだろう…?」

🐊「・・・美味ぁい!」

🐊「こんなに美味い酒を飲んだのは、初めてだよ!!🍺🍻」

🐊「それが武人の誇りを思い出させてくれた」

🐊「増田に対するせめてもの礼よ!!」

🐊「その姿にオレは信じあいながら戦う人間の素晴らしさを見た!」

🐊「オレの心のにごった汚れをとりのぞいてくれたのは増田おまえだ!」

🐊「ハッ・・ハハハハッ!!!

🐊「ワ~~~~ッハッハッハッハ!!!

🐊「オレはなんたるバカだ!」

🐊「生きとし生けるものにはすべて太陽必要なのだ・・☀️🌞」

🔥

🔥生き残った増田は村ごと焼きはらえ!!

🔥女も子供も・・家も畑も家畜さえも・・!!

🔥増田もの痕跡はいっさい残さず灰にするんだ!!

🔥いいな!!

🔥納得がいか~ん!!!

🔥〇〇〇だとおっ!!?

🔥あの青二才があッ!!

🔥グハハハッ!決まってんじゃねえか!

🔥てめえの息の根をとめてやろうと思ってきたのさ!!

🔥へへへっ・・

🔥歓迎されてねぇみてえだな・・

🔥じゃあここらでおさらばするぜ

🐉

🐉身のほどを知らぬ奴というのは哀れだな・・

🐉死にたくなければそこをどけ

🐉なんと・・

🐉なんという

🐉自分勝手な生き物なのだ!!

🐉ならば・・捨てよう!

🐉この人の心と・・身体を・・!!!

💀

💀フハハハハハハッ!!

💀ハーーーッ

💀ハッハッハッハッ!!!

💀クックックック・・・

💀フン

💀偉そうな口は

💀実力と相談してから

💀きくんだな

💀小僧!!!

💀フン

💀敗者の弁か・・

💀獣王も落ちたな

💀・・だ・・

💀だまれっ!

💀戯れ言はよさんかっ!!

💀だまらんかぁーーッ!!

👴

👴ヒッヒッヒッ

👴そのぐらい

👴造作もないことよ・・

👴キヒヒヒッ!

👴言うた言うた!!

👴よう言うたわい

👴クロコダインよ!!


👴クククッ

👴まあこれだけ

👴ワシがお膳立てを

👴ととのえてやれば

👴いくらクロコダインが

👴力しか脳の無い

👴大マヌケでも

👴勝てるじゃろうて

👤

👤・・・・・

👤・・すばらしい・・!

👤・・命令する

👤・・・死ね

👤おまえたちは

👤一片の存在価値もない

👤・・フフフッ・・

👤愚かな虫どもは

👤網にかかったことすら

👤気付かぬと見えるわ!

2024-10-02

 原口さんはそこでちょっと絵を離れて、画筆の結果をながめていたが、今度は、美禰子に向かって、 「里見さん。あなた単衣を着てくれないものから着物がかきにくくって困る。まるでいいかげんにやるんだから、少し大胆すぎますね」 「お気の毒さま」と美禰子が言った。  原口さんは返事もせずにまた画面へ近寄った。「それでね、細君のお尻が離縁するにはあまり重くあったものから、友人が細君に向かって、こう言ったんだとさ。出るのがいやなら、出ないでもいい。いつまでも家にいるがいい。その代りおれのほうが出るから。――里見さんちょっと立ってみてください。団扇はどうでもいい。ただ立てば。そう。ありがとう。――細君が、私が家におっても、あなたが出ておしまいになれば、後が困るじゃありませんかと言うと、なにかまわないさ、お前はかってに入夫でもしたらよかろうと答えたんだって」 「それから、どうなりました」と三四郎が聞いた。原口さんは、語るに足りないと思ったものか、まだあとをつけた。 「どうもならないのさ。だから結婚は考え物だよ。離合集散、ともに自由にならない。広田先生を見たまえ、野々宮さんを見たまえ、里見恭助君を見たまえ、ついでにぼくを見たまえ。みんな結婚をしていない。女が偉くなると、こういう独身ものがたくさんできてくる。だから社会原則は、独身ものが、できえない程度内において、女が偉くならなくっちゃだめだね」 「でも兄は近々結婚いたしますよ」 「おや、そうですか。するとあなたはどうなります」 「存じません」  三四郎は美禰子を見た。美禰子も三四郎を見て笑った。原口さんだけは絵に向いている。「存じません。存じません――じゃ」と画筆を動かした。  三四郎はこの機会を利用して、丸テーブルの側を離れて、美禰子の傍へ近寄った。美禰子は椅子の背に、油気のない頭を、無造作に持たせて、疲れた人の、身繕いに心なきなげやりの姿である。あからさまに襦袢の襟から咽喉首が出ている。椅子には脱ぎ捨てた羽織をかけた。廂髪の上にきれいな裏が見える。  三四郎は懐に三十円入れている。この三十円が二人の間にある、説明しにくいもの代表している。――と三四郎は信じた。返そうと思って、返さなかったのもこれがためである。思いきって、今返そうとするのもこれがためである。返すと用がなくなって、遠ざかるか、用がなくなっても、いっそう近づいて来るか、――普通の人から見ると、三四郎は少し迷信家の調子を帯びている。 「里見さん」と言った。 「なに」と答えた。仰向いて下から三四郎を見た。顔をもとのごとくにおちつけている。目だけは動いた。それも三四郎真正面で穏やかにとまった。三四郎は女を多少疲れていると判じた。 「ちょうどついでだから、ここで返しましょう」と言いながら、ボタンを一つはずして、内懐へ手を入れた。  女はまた、 「なに」と繰り返した。もとのとおり、刺激のない調子である。内懐へ手を入れながら、三四郎はどうしようと考えた。やがて思いきった。 「このあいだの金です」 「今くだすってもしかたがないわ」  女は下から見上げたままである。手も出さない。からだも動かさない。顔も元のところにおちつけている。男は女の返事さえよくは解しかねた。その時、 「もう少しだから、どうです」と言う声がうしろで聞こえた。見ると、原口さんがこっちを向いて立っている。画筆を指の股にはさんだまま、三角に刈り込んだ髯の先を引っ張って笑った。美禰子は両手を椅子の肘にかけて、腰をおろしたなり、頭と背をまっすぐにのばした。三四郎は小さな声で、 「まだよほどかかりますか」と聞いた。 「もう一時間ばかり」と美禰子も小さな声で答えた。三四郎はまた丸テーブルに帰った。女はもう描かるべき姿勢を取った。原口さんはまたパイプをつけた。画筆はまた動きだす。背を向けながら、原口さんがこう言った。 「小川さん。里見さんの目を見てごらん」  三四郎は言われたとおりにした。美禰子は突然額から団扇を放して、静かな姿勢を崩した。横を向いてガラス越しに庭をながめている。 「いけない。横を向いてしまっちゃ、いけない。今かきだしたばかりだのに」 「なぜよけいな事をおっしゃる」と女は正面に帰った。原口さんは弁解をする。 「ひやかしたんじゃない。小川さんに話す事があったんです」 「何を」 「これから話すから、まあ元のとおりの姿勢に復してください。そう。もう少し肱を前へ出して。それで小川さん、ぼくの描いた目が、実物の表情どおりできているかね」 「どうもよくわからんですが。いったいこうやって、毎日毎日描いているのに、描かれる人の目の表情がいつも変らずにいるものでしょうか」 「それは変るだろう。本人が変るばかりじゃない、画工のほうの気分も毎日変るんだから、本当を言うと、肖像画が何枚でもできあがらなくっちゃならないわけだが、そうはいかない。またたった一枚でかなりまとまったものができるから不思議だ。なぜといって見たまえ……」  原口さんはこのあいだしじゅう筆を使っている。美禰子の方も見ている。三四郎原口さんの諸機関が一度に働くのを目撃して恐れ入った。 「こうやって毎日描いていると、毎日の量が積もり積もって、しばらくするうちに、描いている絵に一定の気分ができてくる。だから、たといほかの気分で戸外から帰って来ても、画室へはいって、絵に向かいさえすれば、じきに一種一定の気分になれる。つまり絵の中の気分が、こっちへ乗り移るのだね。里見さんだって同じ事だ。しぜんのままにほうっておけばいろいろの刺激でいろいろの表情になるにきまっているんだが、それがじっさい絵のうえへ大した影響を及ぼさないのは、ああい姿勢や、こういう乱雑な鼓だとか、鎧だとか、虎の皮だとかいう周囲のものが、しぜんに一種一定の表情を引き起こすようになってきて、その習慣が次第にほかの表情を圧迫するほど強くなるから、まあたいていなら、この目つきをこのままで仕上げていけばいいんだね。それに表情といったって……」  原口さんは突然黙った。どこかむずかしいところへきたとみえる。二足ばかり立ちのいて、美禰子と絵をしきりに見比べている。 「里見さん、どうかしましたか」と聞いた。 「いいえ」  この答は美禰子の口から出たとは思えなかった。美禰子はそれほど静かに姿勢をくずさずにいる。 「それに表情といったって」と原口さんがまた始めた。「画工はね、心を描くんじゃない。心が外へ見世を出しているところを描くんだから見世さえ手落ちなく観察すれば、身代はおのずからわかるものと、まあ、そうしておくんだね。見世でうかがえない身代は画工の担任区域以外とあきらめべきものだよ。だから我々は肉ばかり描いている。どんな肉を描いたって、霊がこもらなければ、死肉だから、絵として通用しないだけだ。そこでこの里見さんの目もね。里見さんの心を写すつもりで描いているんじゃない。ただ目として描いている。この目が気に入ったから描いている。この目の恰好だの、二重瞼の影だの、眸の深さだの、なんでもぼくに見えるところだけを残りなく描いてゆく。すると偶然の結果として、一種の表情が出てくる。もし出てこなければ、ぼくの色の出しぐあいが悪かったか恰好の取り方がまちがっていたか、どっちかになる。現にあの色あの形そのもの一種の表情なんだからしかたがない」  原口さんは、この時また二足ばかりあとへさがって、美禰子と絵とを見比べた。 「どうも、きょうはどうかしているね。疲れたんでしょう。疲れたら、もうよしましょう。――疲れましたか」 「いいえ」  原口さんはまた絵へ近寄った。 「それで、ぼくがなぜ里見さんの目を選んだかというとね。まあ話すから聞きたまえ。西洋画の女の顔を見ると、だれのかい美人でも、きっと大きな目をしている。おかしいくらい大きな目ばかりだ。ところが日本では観音様をはじめとして、お多福、能の面、もっとも著しいのは浮世絵にあらわれた美人、ことごとく細い。みんな象に似ている。なぜ東西で美の標準がこれほど違うかと思うと、ちょっと不思議だろう。ところがじつはなんでもない。西洋には目の大きいやつばかりいるから、大きい目のうちで、美的淘汰が行なわれる。日本は鯨の系統ばかりだから――ピエルロチーという男は、日本人の目は、あれでどうしてあけるだろうなんてひやかしている。――そら、そういう国柄から、どうしたって材料の少ない大きな目に対する審美眼が発達しようがない。そこで選択の自由のきく細い目のうちで、理想ができてしまったのが、歌麿になったり、祐信になったりして珍重がられている。しかいくら日本的でも、西洋画には、ああ細いのは盲目かいたようでみっともなくっていけない。といって、ラファエル聖母のようなのは、てんでありゃしないし、あったところが日本人とは言われないから、そこで里見さんを煩わすことになったのさ。里見さんもう少しですよ」  答はなかった。美禰子はじっとしている。  三四郎はこの画家の話をはなはだおもしろく感じた。とくに話だけ聞きに来たのならばなお幾倍の興味を添えたろうにと思った。三四郎の注意の焦点は、今、原口さんの話のうえにもない、原口さんの絵のうえにもない。むろん向こうに立っている美禰子に集まっている。三四郎画家の話に耳を傾けながら、目だけはついに美禰子を離れなかった。彼の目に映じた女の姿勢は、自然の経過を、もっとも美しい刹那に、捕虜にして動けなくしたようである。変らないところに、長い慰謝がある。しかるに原口さんが突然首をひねって、女にどうかしましたかと聞いた。その時三四郎は、少し恐ろしくなったくらいである。移りやすい美しさを、移さずにすえておく手段が、もう尽きたと画家から注意されたように聞こえたかである。  なるほどそう思って見ると、どうかしているらしくもある。色光沢がよくない。目尻にたえがたいものうさが見える。三四郎はこの活人画から受ける安慰の念を失った。同時にもしや自分がこの変化の原因ではなかろうかと考えついた。たちまち強烈な個性的の刺激が三四郎の心をおそってきた。移り行く美をはかなむという共通性情緒はまるで影をひそめてしまった。――自分はそれほどの影響をこの女のうえに有しておる。――三四郎はこの自覚のもとにいっさいの己を意識した。けれどもその影響が自分にとって、利益不利益かは未決の問題である。  その時原口さんが、とうとう筆をおいて、 「もうよそう。きょうはどうしてもだめだ」と言いだした。美禰子は持っていた団扇を、立ちながら床の上に落とした。椅子にかけた羽織を取って着ながら、こちらへ寄って来た。 「きょうは疲れていますね」 「私?」と羽織の裄をそろえて、紐を結んだ。 「いやじつはぼくも疲れた。またあした天気のいい時にやりましょう。まあお茶でも飲んでゆっくりなさい」  夕暮れには、まだ間があった。けれども美禰子は少し用があるから帰るという。三四郎も留められたが、わざと断って、美禰子といっしょに表へ出た。日本社会状態で、こういう機会を、随意に造ることは、三四郎にとって困難である三四郎はなるべくこの機会を長く引き延ばして利用しようと試みた。それで比較的人の通らない、閑静な曙町を一回り散歩しようじゃないかと女をいざなってみた。ところが相手は案外にも応じなかった。一直線に生垣の間を横切って、大通りへ出た。三四郎は、並んで歩きながら、 「原口さんもそう言っていたが、本当にどうかしたんですか」と聞いた。 「私?」と美禰子がまた言った。原口さんに答えたと同じことである三四郎が美禰子を知ってから、美禰子はかつて、長い言葉を使ったことがない。たいていの応対は一句か二句で済ましている。しかもはなはだ簡単ものにすぎない。それでいて、三四郎の耳には一種の深い響を与える。ほとんど他の人からは、聞きうることのできない色が出る。三四郎はそれに敬服した。それを不思議がった。 「私?」と言った時、女は顔を半分ほど三四郎の方へ向けた。そうして二重瞼の切れ目から男を見た。その目には暈がかかっているように思われた。いつになく感じがなまぬるくきた。頬の色も少し青い。 「色が少し悪いようです」 「そうですか」  二人は五、六歩無言で歩いた。三四郎はどうともして、二人のあいだにかかった薄い幕のようなものを裂き破りたくなった。しかしなんといったら破れるか、まるで分別が出なかった。小説などにある甘い言葉は使いたくない。趣味のうえからいっても、社交上若い男女の習慣としても、使いたくない。三四郎事実上不可能の事を望んでいる。望んでいるばかりではない。歩きながら工夫している。  やがて、女のほうから口をききだした。 「きょう何か原口さんに御用がおありだったの」 「いいえ、用事はなかったです」 「じゃ、ただ遊びにいらしったの」 「いいえ、遊びに行ったんじゃありません」 「じゃ、なんでいらしったの」  三四郎はこの瞬間を捕えた。 「あなたに会いに行ったんです」  三四郎はこれで言えるだけの事をことごとく言ったつもりである。すると、女はすこしも刺激に感じない、しかも、いつものごとく男を酔わせる調子で、 「お金は、あすこじゃいただけないのよ」と言った。三四郎がっかりした。  二人はまた無言で五、六間来た。三四郎は突然口を開いた。 「本当は金を返しに行ったのじゃありません」  美禰子はしばらく返事をしなかった。やがて、静かに言った。 「お金は私もいりません。持っていらっしゃい」  三四郎は堪えられなくなった。急に、 「ただ、あなたに会いたいから行ったのです」と言って、横に女の顔をのぞきこんだ。女は三四郎を見なかった。その時三四郎の耳に、女の口をもれたかすかなため息が聞こえた。 「お金は……」 「金なんぞ……」  二人の会話は双方とも意味をなさないで、途中で切れた。それなりで、また小半町ほど来た。今度は女からしかけた。 「原口さんの絵を御覧になって、どうお思いなすって」  答え方がいろいろあるので、三四郎は返事をせずに少しのあいだ歩いた。 「あんまりでき方が早いのでお驚きなさりゃしなくって」 「ええ」と言ったが、じつははじめて気がついた。考えると、原口広田先生の所へ来て、美禰子の肖像をかく意志をもらしてから、まだ一か月ぐらいにしかならない。展覧会で直接に美禰子に依頼していたのは、それよりのちのことである三四郎は絵の道に暗いから、あんな大きな額が、どのくらいな速度で仕上げられるものか、ほとんど想像のほかにあったが、美禰子から注意されてみると、あまり早くできすぎているように思われる。 「いつから取りかかったんです」 「本当に取りかかったのは、ついこのあいだですけれども、そのまえから少しずつ描いていただいていたんです」 「そのまえって、いつごろからですか」 「あの服装でわかるでしょう」  三四郎は突然として、はじめて池の周囲で美禰子に会った暑い昔を思い出した。 「そら、あなた、椎の木の下にしゃがんでいらしったじゃありませんか」 「あなた団扇をかざして、高い所に立っていた」 「あの絵のとおりでしょう」 「ええ。あのとおりです」  二人は顔を見合わした。もう少しで白山の坂の上へ出る。  向こうから車がかけて来た。黒い帽子かぶって、金縁の眼鏡を掛けて、遠くから見ても色光沢のいい男が乗っている。この車が三四郎の目にはいった時から、車の上の若い紳士は美禰子の方を見つめているらしく思われた。二、三間先へ来ると、車を急にとめた。前掛けを器用にはねのけて、蹴込みから飛び降りたところを見ると、背のすらりと高い細面のりっぱな人であった。髪をきれいにすっている。それでいて、まったく男らしい。 「今まで待っていたけれども、あんまりおそいから迎えに来た」と美禰子のまん前に立った。見おろして笑っている。 「そう、ありがとう」と美禰子も笑って、男の顔を見返したが、その目をすぐ三四郎の方へ向けた。 「どなた」と男が聞いた。 「大学小川さん」と美禰子が答えた。  男は軽く帽子を取って、向こうから挨拶をした。 「はやく行こう。にいさんも待っている」  いいぐあい三四郎追分へ曲がるべき横町の角に立っていた。金はとうとう返さずに別れた。

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一一

 このごろ与次郎学校文芸協会切符を売って回っている。二、三日かかって、知った者へはほぼ売りつけた様子である与次郎それから知らない者をつかまえることにした。たいていは廊下でつかまえる。するとなかなか放さない。どうかこうか、買わせてしまう。時には談判中にベルが鳴って取り逃すこともある。与次郎はこれを時利あらずと号している。時には相手が笑っていて、いつまでも要領を得ないことがある。与次郎はこれを人利あらずと号している。ある時便所から出て来た教授をつかまえた。その教授ハンケチで手をふきながら、今ちょっとと言ったまま急いで図書館はいってしまった。それぎりけっして出て来ない。与次郎はこれを――なんとも号しなかった。後影を見送って、あれは腸カタルに違いないと三四郎に教えてくれた。

 与次郎切符販売方を何枚頼まれたのかと聞くと、何枚でも売れるだけ頼まれたのだと言う。あまり売れすぎて演芸場はいりきれない恐れはないかと聞くと、少しはあると言う。それでは売ったあとで困るだろうと念をおすと、なに大丈夫だ、なかに義理で買う者もあるし、事故で来ないのもあるし、それからカタルも少しはできるだろうと言って、すましている。

 与次郎切符を売るところを見ていると、引きかえに金を渡す者からはむろん即座に受け取るが、そうでない学生にはただ切符だけ渡している。気の小さい三四郎が見ると、心配になるくらい渡して歩く。あとから思うとおりお金が寄るかと聞いてみると、むろん寄らないという答だ。几帳面わずか売るよりも、だらしなくたくさん売るほうが、大体のうえにおいて利益からこうすると言っている。与次郎はこれをタイムス社が日本百科全書を売った方法比較している。比較だけはりっぱに聞こえたが、三四郎はなんだか心もとなく思った。そこで一応与次郎に注意した時に、与次郎の返事はおもしろかった。

相手東京帝国大学学生だよ」

いくら学生だって、君のように金にかけるとのん気なのが多いだろう」

「なに善意に払わないのは、文芸協会のほうでもやかましくは言わないはずだ。どうせいくら切符が売れたって、とどのつまり協会借金になることは明らかだから

 三四郎は念のため、それは君の意見か、協会意見かとただしてみた。与次郎は、むろんぼくの意見であって、協会意見であるとつごうのいいことを答えた。

 与次郎の説を聞くと、今度は演芸会を見ない者は、まるでばかのような気がする。ばかのような気がするまで与次郎講釈をする。それが切符を売るためだか、じっさい演芸会を信仰しているためだか、あるいはただ自分の景気をつけて、かねて相手の景気をつけ、次いでは演芸会の景気をつけて、世上一般空気をできるだけにぎやかにするためだか、そこのところがちょっと明晰に区別が立たないものから相手はばかのような気がするにもかかわらず、あまり与次郎の感化をこうむらない。

 与次郎第一に会員の練習に骨を折っている話をする。話どおりに聞いていると、会員の多数は、練習の結果として、当日前に役に立たなくなりそうだ。それから背景の話をする。その背景が大したもので、東京にいる有為青年画家をことごとく引き上げて、ことごとく応分の技倆を振るわしたようなことになる。次に服装の話をする。その服装が頭から足の先まで故実ずくめにでき上がっている。次に脚本の話をする。それが、みんな新作で、みんなおもしろい。そのほかいくらでもある。

 与次郎広田先生原口さんに招待券を送ったと言っている。野々宮兄妹と里見兄妹には上等の切符を買わせたと言っている。万事が好都合だと言っている。三四郎与次郎のために演芸万歳を唱えた。

 万歳を唱える晩、与次郎三四郎下宿へ来た。昼間とはうって変っている。堅くなって火鉢そばへすわって寒い寒いと言う。その顔がただ寒いのではないらしい。はじめは火鉢へ乗りかかるように手をかざしていたが、やがて懐手になった。三四郎与次郎の顔を陽気にするために、机の上のランプを端から端へ移した。ところが与次郎は顎をがっくり落して、大きな坊主頭だけを黒く灯に照らしている。いっこうさえない。どうかしたかと聞いた時に、首をあげてランプを見た。

「この家ではまだ電気を引かないのか」と顔つきにはまったく縁のないことを聞いた。

「まだ引かない。そのうち電気にするつもりだそうだ。ランプは暗くていかんね」と答えていると、急に、ランプのことは忘れたとみえて、

「おい、小川、たいへんな事ができてしまった」と言いだした。

 一応理由を聞いてみる。与次郎は懐から皺だらけの新聞を出した。二枚重なっている。その一枚をはがして、新しく畳み直して、ここを読んでみろと差しつけた。読むところを指の頭で押えている。三四郎は目をランプのそばへ寄せた。見出し大学の純文科とある

 大学外国文学科は従来西洋人担当で、当事者はいっさいの授業を外国教師に依頼していたが、時勢の進歩と多数学生の希望に促されて、今度いよいよ本邦人講義必須課目として認めるに至った。そこでこのあいだじゅうから適当人物を人選中であったが、ようやく某氏に決定して、近々発表になるそうだ。某氏は近き過去において、海外留学の命を受けたことのある秀才から至極適任だろうという内容である

広田先生じゃなかったんだな」と三四郎与次郎を顧みた。与次郎はやっぱり新聞の上を見ている。

「これはたしかなのか」と三四郎がまた聞いた。

「どうも」と首を曲げたが、「たいてい大丈夫だろうと思っていたんだがな。やりそくなった。もっともこの男がだいぶ運動をしているという話は聞いたこともあるが」と言う。

しかしこれだけじゃ、まだ風説じゃないか。いよいよ発表になってみなければわからないのだから

「いや、それだけならむろんかまわない。先生関係したことじゃないから、しかし」と言って、また残りの新聞を畳み直して、標題を指の頭で押えて、三四郎の目の下へ出した。

 今度の新聞にもほぼ同様の事が載っている。そこだけはべつだんに新しい印象を起こしようもないが、そのあとへ来て、三四郎は驚かされた。広田先生がたいへんな不徳義漢のように書いてある。十年間語学教師をして、世間には杳として聞こえない凡材のくせに、大学で本邦人外国文学講師を入れると聞くやいなや、急にこそこそ運動を始めて、自分の評判記を学生間に流布した。のみならずその門下生をして「偉大なる暗闇」などという論文を小雑誌に草せしめた。この論文零余子なる匿名のもとにあらわれたが、じつは広田の家に出入する文科大学小川三四郎なるものの筆であることまでわかっている。と、とうとう三四郎名前が出て来た。

 三四郎は妙な顔をして与次郎を見た。与次郎はまえから三四郎の顔を見ている。二人ともしばらく黙っていた。やがて、三四郎が、

「困るなあ」と言った。少し与次郎を恨んでいる。与次郎は、そこはあまりかまっていない。

「君、これをどう思う」と言う。

「どう思うとは」

「投書をそのまま出したに違いない。けっして社のほうで調べたものじゃない。文芸時評の六号活字の投書にこんなのが、いくらでも来る。六号活字ほとんど罪悪のかたまりだ。よくよく探ってみると嘘が多い。目に見えた嘘をついているのもある。なぜそんな愚な事をやるかというとね、君。みんな利害問題動機になっているらしい。それでぼくが六号活字を受持っている時には、性質のよくないのは、たいてい屑籠へ放り込んだ。この記事もまったくそれだね。反対運動の結果だ」

「なぜ、君の名が出ないで、ぼくの名が出たものだろうな」

 与次郎は「そうさ」と言っている。しばらくしてから

「やっぱり、なんだろう。君は本科生でぼくは選科生だからだろう」と説明した。けれども三四郎には、これが説明にもなんにもならなかった。三四郎は依然として迷惑である

「ぜんたいぼくが零余子なんてけちな号を使わずに、堂々と佐々木与次郎署名しておけばよかった。じっさいあの論文佐々木与次郎以外に書ける者は一人もないんだからなあ」

 与次郎はまじめである三四郎に「偉大なる暗闇」の著作権を奪われて、かえって迷惑しているのかもしれない。三四郎はばかばかしくなった。

「君、先生に話したか」と聞いた。

「さあ、そこだ。偉大なる暗闇の作者なんか、君だって、ぼくだって、どちらだってかまわないが、こと先生人格関係してくる以上は、話さずにはいられない。ああい先生から、いっこう知りません、何か間違いでしょう、偉大なる暗闇という論文雑誌に出ましたが、匿名です、先生の崇拝者が書いたものですから安心なさいくらいに言っておけば、そうかで、すぐ済んでしまうわけだが、このさいそうはいかん。どうしたってぼくが責任を明らかにしなくっちゃ。事がうまくいって、知らん顔をしているのは、心持ちがいいが、やりそくなって黙っているのは不愉快でたまらない。第一自分が事を起こしておいて、ああいう善良な人を迷惑状態に陥らして、それで平気に見物がしておられるものじゃない。正邪曲直なんてむずかしい問題は別として、ただ気の毒で、いたわしくっていけない」

 三四郎ははじめて与次郎を感心な男だと思った。

先生新聞を読んだんだろうか」

「家へ来る新聞にゃない。だからぼくも知らなかった。しか先生学校へ行っていろいろな新聞を見るからね。よし先生が見なくってもだれか話すだろう」

「すると、もう知ってるな」

「むろん知ってるだろう」

「君にはなんとも言わないか

「言わない。もっともろくに話をする暇もないんだから、言わないはずだが。このあいから演芸会の事でしじゅう奔走しているものから――ああ演芸会も、もういやになった。やめてしまおうかしらん。おしろいをつけて、芝居なんかやったって、何がおもしろものか」

先生に話したら、君、しかられるだろう」

しかられるだろう。しかられるのはしかたがないが、いかにも気の毒でね。よけいな事をして迷惑をかけてるんだから。――先生道楽のない人でね。酒は飲まず、煙草は」と言いかけたが途中でやめてしまった。先生哲学を鼻から煙にして吹き出す量は月に積もると、莫大なものである

煙草だけはかなりのむが、そのほかになんにもないぜ。釣りをするじゃなし、碁を打つじゃなし、家庭の楽しみがあるじゃなし。あれがいちばんいけない。子供でもあるといいんだけれども。じつに枯淡だからなあ」

 与次郎はそれで腕組をした。

「たまに、慰めようと思って、少し奔走すると、こんなことになるし。君も先生の所へ行ってやれ」

「行ってやるどころじゃない。ぼくにも多少責任があるから、あやまってくる」

「君はあやまる必要はない」

「じゃ弁解してくる」

 与次郎はそれで帰った。三四郎は床にはいってからたびたび寝返りを打った。国にいるほうが寝やす心持ちがする。偽りの記事――広田先生――美禰子――美禰子を迎えに来て連れていったりっぱな男――いろいろの刺激がある。

 夜中からぐっすり寝た。いつものように起きるのが、ひどくつらかった。顔を洗う所で、同じ文科の学生に会った。顔だけは互いに見知り合いである。失敬という挨拶のうちに、この男は例の記事を読んでいるらしく推した。しかし先方ではむろん話頭を避けた。三四郎も弁解を試みなかった。

 暖かい汁の香をかいでいる時に、また故里の母から書信に接した。また例のごとく、長かりそうだ。洋服を着換えるのがめんどうだから、着たままの上へ袴をはいて、懐へ手紙を入れて、出る。戸外は薄い霜で光った。

 通りへ出ると、ほとんど学生ばかり歩いている。それが、みな同じ方向へ行く。ことごとく急いで行く。寒い往来は若い男の活気でいっぱいになる。そのなかに霜降り外套を着た広田先生の長い影が見えた。この青年の隊伍に紛れ込んだ先生は、歩調においてすでに時代錯誤である。左右前後比較するとすこぶる緩漫に見える。先生の影は校門のうちに隠れた。門内に大きな松がある。巨大の傘のように枝を広げて玄関をふさいでいる。三四郎の足が門前まで来た時は、先生の影がすでに消えて、正面に見えるものは、松と、松の上にある時計台ばかりであった。この時計台時計は常に狂っている。もしくは留まっている。

 門内をちょっとのぞきこんだ三四郎は、口の中で「ハイドリオタフヒア」という字を二度繰り返した。この字は三四郎の覚えた外国語のうちで、もっとも長い、またもっともむずかしい言葉の一つであった。意味はまだわからない。広田先生に聞いてみるつもりでいる。かつて与次郎に尋ねたら、おそらくダーターファブラのたぐいだろうと言っていた。けれども三四郎からみると二つのあいだにはたいへんな違いがある。ダーターファブラはおどるべき性質のものと思える。ハイドリオタフヒアは覚えるのにさえ暇がいる。二へん繰り返すと歩調がおのずから緩漫になる。広田先生の使うために古人が作っておいたような音がする。

 学校へ行ったら、「偉大なる暗闇」の作者として、衆人の注意を一身に集めている気色がした。戸外へ出ようとしたが、戸外は存外寒いから廊下にいた。そうして講義あいだに懐から母の手紙を出して読んだ。

 この冬休みには帰って来いと、まるで熊本にいた当時と同様な命令がある。じつは熊本にいた時分にこんなことがあった。学校休みになるか、ならないのに、帰れという電報が掛かった。母の病気に違いないと思い込んで、驚いて飛んで帰ると、母のほうではこっちに変がなくって、まあ結構だったといわぬばかりに喜んでいる。訳を聞くと、いつまで待っていても帰らないから、お稲荷様へ伺いを立てたら、こりゃ、もう熊本をたっているという御託宣であったので、途中でどうかしはせぬだろうかと非常に心配していたのだと言う。三四郎はその当時を思いだして、今度もまた伺いを立てられることかと思った。しか手紙にはお稲荷様のことは書いてない。ただ三輪田のお光さんも待っていると割注みたようなものがついている。お光さんは豊津の女学校をやめて、家へ帰ったそうだ。またお光さんに縫ってもらった綿入れが小包で来るそうだ。大工の角三が山で賭博を打って九十八円取られたそうだ。――そのてんまつが詳しく書いてある。めんどうだからいかげんに読んだ。なんでも山を買いたいという男が三人連で入り込んで来たのを、角三が案内をして、山を回って歩いているあいだに取られてしまったのだそうだ。角三は家へ帰って、女房にいつのまに取られたかからないと弁解した。すると、女房がそれじゃお前さん眠り薬でもかがされたんだろうと言ったら、角三が、うんそういえばなんだかかいだようだと答えたそうだ。けれども村の者はみんな賭博をして巻き上げられたと評判している。いなかでもこうだから東京にいるお前なぞは、本当によく気をつけなくてはいけないという訓誡がついている。

 長い手紙を巻き収めていると、与次郎そばへ来て、「やあ女の手紙だな」と言った。ゆうべよりは冗談をいうだけ元気がいい。三四郎は、

「なに母からだ」と、少しつまらなそうに答えて、封筒ごと懐へ入れた。

里見お嬢さんからじゃないのか」

「いいや」

「君、里見お嬢さんのことを聞いたか

「何を」と問い返しているところへ、一人の学生が、与次郎に、演芸会の切符をほしいという人が階下に待っていると教えに来てくれた。与次郎はすぐ降りて行った。

 与次郎はそれなり消えてなくなった。いくらつらまえようと思っても出て来ない。三四郎はやむをえず精出して講義を筆記していた。講義が済んでから、ゆうべの約束どおり広田先生の家へ寄る。相変らず静かである先生茶の間に長くなって寝ていた。ばあさんに、どうかなすったのかと聞くと、そうじゃないのでしょう、ゆうべあまりおそくなったので、眠いと言って、さっきお帰りになると、すぐに横におなりなすったのだと言う。長いからだの上に小夜着が掛けてある。三四郎は小さな声で、またばあさんに、どうして、そうおそくなったのかと聞いた。なにいつでもおそいのだが、ゆうべのは勉強じゃなくって、佐々木さんと久しくお話をしておいでだったという答である勉強佐々木に代ったから、昼寝をする説明にはならないが、与次郎が、ゆうべ先生に例の話をした事だけはこれで明瞭になった。ついでに与次郎が、どうしかられたかを聞いておきたいのだが、それはばあさんが知ろうはずがないし、肝心の与次郎学校で取り逃してしまたかしかたがない。きょうの元気のいいところをみると、大した事件にはならずに済んだのだろう。もっと与次郎心理現象はとうてい三四郎にはわからないのだから、じっさいどんなことがあったか想像はできない。

 三四郎は長火鉢の前へすわった。鉄瓶がちんちん鳴っている。ばあさんは遠慮をして下女部屋へ引き取った。三四郎はあぐらをかいて、鉄瓶に手をかざして、先生の起きるのを待っている。先生は熟睡している。三四郎は静かでいい心持ちになった。爪で鉄瓶をたたいてみた。熱い湯を茶碗についでふうふう吹いて飲んだ。先生は向こうをむいて寝ている。二、三日まえに頭を刈ったとみえて、髪がはなはだ短かい。髭のはじが濃く出ている。鼻も向こうを向いている。鼻の穴がすうすう言う。安眠だ。

 三四郎は返そうと思って、持って来たハイドリオタフヒアを出して読みはじめた。ぽつぽつ拾い読みをする。なかなかわからない。墓の中に花を投げることが書いてある。ローマ人薔薇を affect すると書いてある。なんの意味だかよく知らないが、おおかた好むとでも訳するんだろうと思った。ギリシア人は Amaranth を用いると書いてある。これも明瞭でない。しか花の名には違いない。それから少しさきへ行くと、まるでわからなくなった。ページから目を離して先生を見た。まだ寝ている。なんでこんなむずかしい書物自分に貸したものだろうと思った。それから、このむずかしい書物が、なぜわからないながらも、自分の興味をひくのだろうと思った。最後広田先生は必竟ハイドリオタフヒアだと思った。

2024-10-01

岩下の新生姜社長、堀口くんいじめお客様窓口に苦情が入りブチギレ

岩下の新生姜社長がやってきたこ

・堀口くんの悪事まとめアカウントフォローディープに堀口事情にのめり込む

・堀口くんを全裸や滅多刺しにする画像制作し開示されてるneko800と相互フォローで「新作楽しみにしてます」とより多くの加害行為をするよう求める

・暇空が「堀口は肛門アルフォートを入れてる」などと言ったらアルフォートネタに便乗する

・暇空が堀口の私物を買い取り、堀口のぬいぐるみ股間マッサージ押し付けながら「堀口!堀口!」という疑似堀口凌辱動画の予告画像宣伝

岩下 和了 🆕🫚

@shinshoga

イワシちゃん、どうぞご無事で」の一言に対して、会社お客様相談室に誹謗中傷メールが二桁。Xでも、バイ菌が混じったのを隠してるだの、ぬいぐるみいじめ企業だの、無垢大学生(←誰?)いじめに嬉々として参加しているだの、事実無根言いがかり多数。あげく商品を汚す動画を上げるぞまで。

本当に酷い人達都知事選ときと変わらない。どういう素性かは、フォロー欄とか見れば丸わかり。この界隈に対話が通じるはずもないので、ブロック一択です。

暇空さんが「堀口くん」の動産執行品を落札し、なるさんに送りつけた品を、開封点検する動画らしいけど、動画は見てない。「堀口くん」が動産執行を受けたのは、彼が私怨から作った学習院大学OBを長年誹謗中傷し続けた酷いサイトを消すように仮処分命令が出ても従わなかったために、強制執行が付された結果。そのサイトを消すために学習院OBが起こした裁判費用を、暇空さんとなるさんは自腹で数百万円の支援をしている。その理由の一つは、おそらく「堀口くん」の弁護を(対暇空という理由でか)あのリーガルハラスメント会見の神原氏(元しばき隊)がしているからでもあるだろう。しかも「堀口くん」は度々暇空さん達への「サツヨコ(殺害予告)」を匂わせているように思われる発言を繰り返している。その点、警察認識しているようだ。(「堀口くん」に言及したことは一度もない私に対してすら、暇空支持ということは敵だと、商品を悪意を込めて晒し発言もあった。)

私は、その程度の理解です。間違ってたらごめんなさい。

私の発言については、それらの背景はあれど、なるさんが防護服ということはここで消毒とかするのかな、写真に写っているイワシちゃんぬいぐるみが汚れないようにしてほしいというだけの意味ですよ。なるさんには3万円もするぬいを買って頂いたのですから

ただ、どうあれ、私と岩下の新生姜に対する誹謗中傷は、暇空さんを都知事選応援した岩下を叩きたいというだけのこととしか思えない。叩きたい人達は、「堀口くん」のことも心配したり配慮しているとは思えない。ただ私を叩くための材料に使っているのでは。

から、この人達とのレスバには一切興味ないです。皆様も、こんな人達にどうか踊らされないで下さいますように。

https://archive.md/BabLv

何故か熱海のあっつんも参戦

あっつん熱海温泉むすめとコラボしていたが、熱海に仁藤が保護女性を連れて観光に来た際に巻き込まれ、「キャラを叩きの道具にする奴より、実際に現地に来て金を落とすフェミのほうがお客様だ」と発言炎上

陽キャ自分家族写真普通に公開していたのだが、小学生の娘の写真拡散されレイプ予告殺害予告をされブチギレバーサーカーに

アンチ・アンフェと化して暇空に対して「カンパで1億円集めた?カルトの見せ金か」と発言し訴えられて負けている

浜焼き居酒屋バルバルATAMI

@barbar_atami

ギリギリ?)新生姜を頂いたので、今日甘酢漬けを作ります☺️

家庭でも簡単にできるので、うちは昔から既製品いらず☺️正直、既製品を買うのが馬鹿らしくなるくらい美味いです😁

材料新生姜とカンタン酢だけで出来ます

https://x.com/barbar_atami/status/1840664403664126054

anond:20241001001632

特に見つかってない

詳細のよくわからない金の流れが発見されたが、colaboは都が与える以上に私費を投じて活動しており、私費部分として考えればまあいいやろ…という扱いで返金命令は出なかった

ちな、暇空茜の弁護士の渥美陽子キッズラインという団体監査役だが、そっちは監査が飾りなだけで機能してなかったので2690万円の公金返金命令が出た

2024-09-29

赤上げて、白上げて、白上げないで白上げて

みたいな遊び。実社会に出るとそういう不条理命令ばかりであれはそういうのに対処するための訓練だったんだな。

2024-09-27

女は清潔感に命賭けてるよな

戦争は女の顔をしていない』のエピソード

旧ソ連では少女たちも従軍していた

生理の処理をする物資はろくにないので少女たちは経血を垂れ流しにしていた

経血の染み付いたズボンは寒さで凍りつくと肌を突き刺して怪我をする

生理がようやく明けても少女たちの怪我は傷んだ

体を洗う余裕がなく少女たちは汚れた体のままで行進し続ける

川のそばまでつくと敵兵が待ち構えており砲弾が飛んできた

上官の命令無視して少女たちは川に飛び込んでいく

汚れた体を洗いたいからだ

「恥ずかしいって気持ち死ぬことより強かった

 数人の 女の子たちは そのまま水の中で 死んでしまった」

anond:20240927102040

男女平等前線で女も出すと、男なら容赦なく作戦のために見捨てる冷静な男たちが

それが女になると命令無視してわらわら助けに行ってまとめて死ぬ現象がある

変な夢を見た

リーダー格の女に命令されて女性を襲う夢

なぜかリアルで夢から醒めたとき気分が悪かった

2024-09-25

子供が刺されて亡くなったけど

あいつら国を挙げて「ジェノサイド教育」してるんだぜ

それでいて、起きても「国家命令してない」っていう立ち位置

危ねぇって

2024-09-24

能登地方大地震が起きる前に法整備して、国若しくは自治体による強制移住命令権の樹立安楽死法案

やっとけばよかったのに・・・

金沢市かに数千人くらい収容できるタワマンを建立し、そこへ移住しないやつは安楽死もしくは

自己責任半島在住継続って迫れればよかったのにね

もしくは千葉県山武郡かに小屋自分で建立させるとか・・

男性向け同人音声でオナニーしてるアラサー

アラサーもとい30代前半。声フェチオタク恋愛対象男性だけど二次元三次元女性に対して(男性に対しても)性的な興奮はある。

私は女性向け男性向け問わずエロ同人誌描いたりする人間だし一応恋愛失恋経験して正直お腹いっぱいだし、特に孤独も感じてないのでこのまま独身仕事趣味謳歌していこうと思って早数年。突然彼氏ができた。しかオタクじゃない年下好青年

タイトルの通りここ一年くらいの私のおかずは男性向けアダルト同人音声だ。ソフトM向けのやつ。こっちは受け身で耳も全身もぺろぺろされて、たまに馬鹿にされたりしつつ女の子も楽しそうにしてくれて最後カウントダウン射精命令されるやつ。射精中にぴゅっぴゅ〜って言ってくれるとなおよしなんだけどこれ決まった名称がなくてDLsiteで探すの大変なんだよね。なんて言うの?呼び方わかったとしてもみんなが説明欄に書いてくれないと検索できないから誰かちゃんと普及させてくれ

だって最初女性向けの音声を聞いてたよ。でも結局エロへの情熱とかける金額が違いすぎるから男性向けの方がクオリティが高いしバリエーション豊富なわけ。そしたら多少自分認知を歪めてちんちんとか射精自分事として捉えられるようにする方がQoLが爆上がりするわけ。感情移入やすいかもと思って男性向けTSものとかも試したけど結局オナサポかM向けの女性優位イチャラブというメジャーどころに着地してしまいました。

この頃の私はもう人生彼氏ができることはないと開き直ってたので毎日のように同人音声を聴きながらおもちゃも駆使して致すということを繰り返してた。一番ハマってた時期はリモート勤務なのを活かして1日3回朝昼晩としてた。やめられないとまらない状態

そうして射精煽りされながらじゃないとイケなくなったアラサー女が誕生してしまったのだが、ここで主題に戻る。彼氏とのセックスどうしよう問題である。ちなみに中イキは開発してない。男性向けにはもちろん尻を開発する作品もあるけど開拓してない。してたとしても中とは別だろうけど

つい先日彼氏と初めての夜を過ごしたが私は絶頂することはできなかった。タイミングからなすぎる。あなたのではなくこっちのおちんちんことちゃんと実況して射精まで導いてくれ。そんなこと言われても困るだろうな…私も困ってるよ。相手むっつりスケベオタクだったら洗いざらい話して一緒にリハビリしよ♡って選択肢もあるけどそんなこと言う勇気はない。

とりあえずおもちゃなし、音声なしでイク練習をするつもりだ。相手のことは大好きだし性的興奮も覚えるので時間をかければなんとかなると思う。とはいえ練習ってどうすればいいんだろうか…と思いながら気付いたらまたDLsite見てた

anond:20240924093018

問題なく業務遂行利益の創出に貢献できているかどうかを労働者自身判断する方法(期限付き契約を何回か更新するなど)については本題でないので詳しく言及しない。

しかし「あなた経営者じゃ無いんだから命令に素直に従っておけばいいんだよ」については、ふだん経営者立場であまり考えることのなかった労働者にこそ、テレワーク廃止について経営者がどのように考えているらしいのかを知った上で行動してほしいと思い投稿したので、そこには意見の相違があると念を押しておく。

anond:20240924084550

問題なく業務遂行利益の創出に貢献できている』かどうかを評価するのは労働者自身じゃないからなぁ

極論、あなた経営者じゃ無いんだから命令に素直に従っておけばいいんだよ

みんなよく言うじゃん。

「俺は経営者じゃ無いんだからそんなことは考えない。そういうことを考えるのは経営者仕事から。」って

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