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はてなキーワード: 中二病とは

2024-04-27

にわかミステリ小説を読んで思った感想

はじめて読んだミステリ……?は中学生の頃に読んだ白夜行だった(ミステリじゃないかも)

当時は中二病?今は弱者男性です

普段小説は読まない低学歴低能でーす

好きな作品はブルアカでーす

ミステリ推理をしないで読む派だけど、たまにトリックにあれ?って思い浮かぶ事があるけど大体外れる

俺にオススメミステリ小説があれば教えて

四重奏シリーズ

作者である津川辰海の高校の女先輩がこんな小説をお前が書いてる事が気持ち悪いと言ったのは正しいし、群を抜いた物凄く頭の良い作者が書いた小説とも思えない(他のミステリ作家の作風の方が余程スマート知的に見える)けど、取り敢えず量だけはあってちゃんと読める事は読めるので買って後悔はない

蒼海館以外は凡作

屍人荘の殺人、魔眼の匣の殺人、兇人邸の殺人

犯人がまあまあ分かりやすいけど全部一定以上の質があり個人的に一番面白かったのは魔眼。逆に屍人荘が一番好きじゃない。

ミステリありがちな物語軽視ではなく単純に小説として質が高い

チーム・バチスタの栄光

これが小説デビュー作の新人とか化け物過ぎて草

でも他のシリーズは読んでない

屍人荘の殺人シリーズメルヘン殺しシリーズとこの作品は凄い勢いで読み進めたぐらい面白かった

メルヘン殺しシリーズ

このシリーズの作者が死んだのを知らずに読んでいた

一番好きなシリーズなだけに本当に残念だ……

この作者の小説ミステリに限らず読んでる

イライラしそうなレベルのクソしょうもない会話とロジカル作風グロさが相まって独特な雰囲気ある

探偵役より脇役の方が大体賢くて推理出来るミステリって他にある?シリーズ全部好き

同じシリーズからいつものノリだなって部分多いのに作品雰囲気全然異なるから凄い


占星術殺人事件

最初の数ページで読み辛すぎて脱落しそうになった

トリック死体が分割されていて明らかに持ち去られてる時点で偽装かな?って普通疑うし実際その通りだった

ただ推理ノイズが凄まじく多いので、俺のようなゆとりには古い作品は辛いなって感じる

あと何かカマホモっぽい


硝子の塔の殺人

嫌儲で昔オススメされてたなと思い出した

ヒロインのクソ女感とエッチ感あるし癖出てるよね

あいつ多分絶対やるためにバイアグラ持ってきてるし多分コンドームも持ってそうなのもそういう事って話

個人的犯人に意外性はなかったけど、探偵に意外性はあった

名探偵はらわた

あんまり内容覚えてない

でも他のこの本読んだ奴もそうだと思う


その可能性は既に考えた

今の所読んだ小説の中でもっとロジカルに話が展開してるように感じる

物語としてはチープで典型的ミステリのためのミステリ小説

というかこれオタク向けじゃねえ?俺のようなにわか向けじゃなくね?


変な家

たか殺人ときホラー感出してんじゃねえ!!

でも不動産間取り図で推理してくのは俺のような推理しないでミステリを読む人間でも思わずやってしまたから素晴らしい仕組み

殺戮に至る病

シンプルに一発ネタな上に話は別に面白くない

ラスト行為として物理的に出来る出来ないかで言えば出来るのかもしれないが、なんだかなあ

話や殺人とかよりも登場人物きもい

おまけ

クリムゾン迷宮

ミステリと思って買ってミステリじゃなかった奴

小説としては普通に楽しめた


死亡遊戯で飯を食う4巻

犯人トリックもわかり易すぎるけどミステリはおまけのおまけだから仕方ないね

2024-04-23

夜が来るリマスターサントラ聞いてるんだが、「素材の味」って感じだね・・・

https://open.spotify.com/intl-ja/album/3rHKkWdck6j6iUk4KAa9ht

ゲーム自体は昔やってるからまあ買わなくて良いかって感じでスルー

正解だった気がする。

だってリメイクじゃなくてリマスターだもんね。

20年前のゲームだもんなあ。

A night comes!は今聞いても本当にカッコイイと思うんだけど、すっごい古臭くもあるんだなあ。

ペルソナシリーズと比べると余りにも垢抜けてないね

なんかこうシンプルにTHE中二病って感じ。

まさに素材の味よね。

ダサカッケーって感じさえあるよ。

やっぱエロゲってダセー連中のためのゲームだったんだなあ。

洒落人達が住む文化圏とは違うわ。

京極夏彦の指出しグローブを本気でカッコイイと思えるような小学生価値観じゃないとついてけねー世界ですわ

2024-04-18

anond:20240418220359

そんな程度の低い連中と付き合うのが悪いんだよ

中二病は悪い言葉じゃない

程度の低い友達がいる増田が悪いんだ

大人になって「中二病」という言葉を使う奴は逆に痛いという話

俺は40過ぎのおっさんだが、趣味言語学勉強している。

先日知人と飲みに行ったんだが、その際「言語ってどのようなものか?」みたいなことが話題に上ったんだ。

そこで俺は「そもそも一般に使われている言葉恣意的もので、必然性はない」と発言した。

すると知人は「中二病?w」と揶揄するように言う。

いやいや違うよ、もしそれを中二病と呼ぶならソシュールロラン・バルトなんかも単なる中二病になってしまうから

そう説明したが、知人は要領を得ない様子で首肯しない。

そこで気づいたんだ。

ああ、そうか。「中二病」って言葉免罪符なのだ

自分が分からないことに対して、それが少しでも曖昧で、抽象であるとそれを「中二病」と称することで、自分知識不足咎めことなく、逆に「中二病」なことだから知らないほうがまともだと自分肯定するための免罪符なのだと。

自己欺瞞だ。

未知なるもの、未開なものに対して「中二病」と名づけることで、その可能性に蓋を閉めるという行為は、大人が行うのにはあまりに幼稚すぎないか

そして彼らはその対象に対しての適切な表現を知らないからこそ、ブラックボックスとして「中二病」という言葉を使っているのだと思う。

anond:20240418114405

あれは傷つく人がいるとかそういうのではない

中二病を感じるのだ

からなんかこういうなれば共感羞恥に近い、普通お菓子なら喜んで食べるぞ

2024-04-16

anond:20240416152308

イノセンスのトグサとバトーみたいな会話にあこがれて実践ちゃうのは中二病っぽい

大人になって「中二病」という言葉を使う奴は逆に痛いという話

俺は40過ぎのおっさんだが、趣味言語学勉強している。

先日知人と飲みに行ったんだが、その際「言語ってどのようなものか?」みたいなことが話題に上ったんだ。

そこで俺は「そもそも一般に使われている言葉恣意的もので、必然性はない」と発言した。

すると知人は「中二病?w」と揶揄するように言う。

いやいや違うよ、もしそれを中二病と呼ぶならソシュールロラン・バルトなんかも単なる中二病になってしまうから

そう説明したが、知人は要領を得ない様子で首肯しない。

そこで気づいたんだ。

ああ、そうか。「中二病」って言葉免罪符なのだ

自分が分からないことに対して、それが少しでも曖昧で、抽象であるとそれを「中二病」と称することで、自分知識不足咎めことなく、逆に「中二病」なことだから知らないほうがまともだと自分肯定するための免罪符なのだと。

自己欺瞞だ。

未知なるもの、未開なものに対して「中二病」と名づけることで、その可能性に蓋を閉めるという行為は、大人が行うのにはあまりに幼稚すぎないか

そして彼らはその対象に対しての適切な表現を知らないからこそ、ブラックボックスとして「中二病」という言葉を使っているのだと思う。

2024-04-15

anond:20240415000401

当時からきじゃなかったと書いてあるのに読めないのか

そうか中二病患者は読めないよね仕方ないね

2024-04-12

anond:20240412125512

なんか発想が安っぽいC級だなあ

ハッピーエンド否定リベラル的終わりのない中二病の始まりだぞ

2024-04-04

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240404103033

中二病』とか、『今流れる情報摂取した若者がその時の思い込み判断して不可逆な結果を得ている』とか、一方的若者馬鹿だと決めつける老害認識の方ばかりはてブに集まっててヤバいなと思った

2024-03-29

anond:20240329114007

聞き慣れない奇妙な言葉を選ぶのは中二病の幻滅期なんや

なにか好き嫌いはありますか?→特に無いですが魚卵は自ら進んで注文はしないけど出されたら食べられる程度かな?

↑次の瞬間にはたらこクリープパスタを注文していた

いくらの事を魚卵なんて言ってしまったばかりにバカがバレてしまったんやで

2024-03-27

anond:20240327175623

寡黙ニヒルがかっこいいと思ってる中二病ですか?

2024-03-23

妖刀村正』とか邪剣『夜』みたいなのって中二病心をくすぐって良いよな。

2024-03-21

anond:20240321200824

なんでも漢字で書くのは典型的中二病だぞ

ほどほどに漢字をひらいて君も日本語マスターになろうな

2024-03-18

薬屋のひとりごと』を見ると元カノを思い出す

中二病オタク女と言ったらtwitter嘘松とアフターヌーンの4コマ漫画家と俺の元カノ、ってくらい痛いやつだったけど、自分にとっては可愛い彼女だった。

会えなくなって悲しい。

親としての義務果たしてるつもりだけど子供全然愛してない

ちゃんと金稼いでそのうちの9割くらいは家庭に入れて

習い事での移動も必要なら車出してあげて、家事ちゃんとやってるし

勉強見てくれって言われたら見るし誕生日クリスマスプレゼントは俺持ち。

外食旅行も他の家庭に引けを取らないくらいには連れて行ってる。

 

でも別に子供全然興味ない。

妻がテレビいじめを扱ってる番組見てる時にもし自分の子供がいじめられてたらどうしようとか聞いてくるけど、知らん、勝手解決しろ、できなきゃ自殺でもすりゃいいだろ面倒くせぇなくらいしにか思えない。

実際にそういうことになったら「親らしさ」に照らし合わせた行動をとる自信はあるけど内心はそう。

子供怪我した時もちゃんと手当とか優しい言葉をかけるけど、本当は興味ない。俺は痛くないしとか思ってる。

高校の時の友達に会った時にそういう話をすると「中二病みたいなこと言ってんじゃないよ」って言われるけど、別になんていうかニヒルぶってるつもりはなくて純粋子供本体には興味ないんだよな。

親子という役割をこなすこと自体別に不平も不満もないんだけど、この個体としての子あんま興味がない。

みんなそんな自分の子供に対して慈愛の情を感じてるもんなの?

今日アフリカでは子供が飢え死にしてます写真の子供に対する興味くらいしか持てないんだけど。

 

ちなみに妻は好き。愛してる。

自分で選んだ女性だし。

しかしたら子供自分で選んでないからかもしれない。

2024-03-12

anond:20240312124021

暴力イキりもだけど実は偽そばかすで素が美人なんですーやるのも中二病特有妄想って感じがすごいイタタタだった

面白いんだけどね

2024-03-09

anond:20240308121837

男の中二病漫画はそれこそ叩かれてるんだから

女なら叩かないってのは不平等では?

2024-03-08

いいじゃん女の中二病漫画があったって

[B! 漫画] 女の友情 - めんちれんじ / 【コミックDAYS読み切り】女の友情 | コミックDAYS

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/comic-days.com/episode/2550668105997208149

なんかブコメですごく叩かれてるけどさ

これは教室の隅にいたタイプ女子妄想漫画なんだよ

同級生バカだし

大人無理解だし

女は差別されるし

毎日イライラ

田舎理解者もいない孤立した日常

そこに現れた最高の友達

自分たち以外はみんなモブ

悲しいこともあったけど最後はやり返してスカッとして終わる

そう、どこかで見たようなベタお話

でもジャンプ+の読み切りで元殺し屋主人公が俺ツエーみたいな

これ中学生が考えたんか!?みたいな絵も内容も拙い漫画がよく載ってるじゃん

あれの女版なんだよ

中二病女子漫画なの

こういうのがあってもいいじゃん

作者は10かせいぜい二十歳ぐらいじゃないか

四十五十のブクマカが読むような漫画じゃないんだよ

ノットフォーユー

四季賞名前ハードル上がってるのかもしれないけど藤島康介特別賞だからいわゆる審査員特別賞でしょ

藤島康介は『ああ〜女神様』の人でベテラン作家から作品の完成度より青さを買ったんだと思うよ

それに全体的に画面はかなり凝ってるよね

影の演出とか

見開きの新聞配達コマの対比もすごく効果的だと思う

2024-03-02

龍と苺って漫画

暴力女の中二病「苺」主人公でまあ問題児なわけなんだがスクールカウンセラー爺さんが将棋させてみたらまぁ覚えがいい。

そして喧嘩上等!な気質をもってる彼女が色んな将棋プロ喧嘩売りに行く。

そこで勝っちゃったりコテンパンに負けて悔しがったりする中でアマチュアのまま竜王戦に挑む権利を獲得してしまう。

そして彼女竜王への道がスタートするのだが………

この将棋漫画主人公はド天才で作中でも頭がおかしい扱いされていて、とても現実的ではない非現実的キャラ設定だ。

もう現実藤井聡太がいるのでコイツを超えるために生まれモンスターだと言ってもいい。

しかしその反面作品将棋への真摯さは素晴らしいものがあり、

主人公人間的成長や、よくある奨励会などのリアル描写はもちろんキャラバックボーンなど個性豊かで見逃せないものがあるのだが、

とにかく真面目に1話1話コツコツと将棋対決を描いているのが印象的な漫画であり有名な3月のライオンなどは遥かに凌ぐほどの将棋描写が描かれる。

故に地味に見えがちだが明らかに派手な戦法をとる主人公に読者はどう転がるのか分からない、おそらく将棋が分からなくても試合の内容にハラハラする、そんなゲームが描かれ、駆け抜けてきた作品だった。

そう、だった。

最新話までは。

龍と苺は既にクライマックスの形相(*様相)であり、もう来週にも終わるのではないかという読者の予想を完全に超えており、今週号はなんというか…その…感想をすることを躊躇うというか…今まで見てきた真摯将棋漫画ってなんだっけって言うか…

ただ分かるのは、龍と苺の作者へのこの胸のドキドキ、ワクワク、ハラハラ主人公に感じていたもの同義であるのではないかということだ。

作者は苺なのだ。前作も似たようにぶっ飛び主人公だったし、まあ作者がぶっ飛んでるのだ。

とんでもない手を漫画というルールの枠内で使ってくる。漫画であればいいのだから

地方法はまだ見えない、見えないが実際に今週号のあと今までに無かったくらいに龍と苺の感想SNSで溢れている。

今週号の葬送のフリーレンはとっても面白くて先週から続き漫画家としての器量が垣間見える、安定してどっしりとした作品だという評価も出始めているが、そんな人たちも二言目にはこう言う。

「それで今週号の龍と苺は何事だ?」「作者は大丈夫か?」「何を見ているのか分からない」「作者は最終回という重さに勝つのか負けるのか」

まるで苺への反応と同じだ。

世間は作者が今何を食べているのか知りたがっている。

乗るしかない、このビッグウェーブに

先週号までの全話無料公開は今日までです。このタイミング、やりやがったな。間に合わないなら買ってね。

追記

作者のブログ読んだらまだクライマックスじゃないとかクライマックス空気出してみたとか言いよってコノヤローやりやがったな!受けて立つ!

2024-03-01

FF16の一体何にもやもやするのかを言語化してみた

FF16のネタバレあり批判記事です。プレイ済でFF16に思い入れのない方向けです。

ゲームシステムより、シナリオ面にフォーカスしています

FF16をクリアした。わくわくと予約して発売当初にプレイしたので、クリアしてもう7ヶ月くらい経つんだが、いまだにもやもやする。もやもやというか、悲しみと怒りというか……。「何だったんだよコレ」というか。

いや正確にいえば、プレイ序盤は「おお、面白いかもしれない」と思った。それがちょっとずつ「ん?」と思うことが増え、中盤のバハムート戦が長すぎるあたりから完全に「アレ?」となり、終盤はちょっと盛り返してきたけど、ラスト米津玄師をバックに「あ、終わった……あと少しの工夫で名作になったけど……ちょっと塩気が足りないような……?」と狐につままれたような気分で終わった。まだサブクエストは残ってたけど、やりこむ気が全く起きずそのまま一度もプレイしてない。

思えばプレイ中、ずっと「面白いと思わなきゃ」という強迫観念に駆られてた。だって久々のFFナンバリングじゃん?予約してたしものすごく楽しみにしてたし、映像めちゃくちゃ綺麗でリアルで、鳴り物入りものっそお金もかかってそうじゃん?周りも「今ハマってて〜」とか言ってたし、ずっと悪く言っちゃいけないと思ってたんだよ、いいところ探そうと思ったんだよ。

だけど日が経てば経つほど冒頭のようにもやもやが広がってきて「やっぱあれおかしかったよね」とか、恋人と別れてから洗脳に気づいてずっとそのことについて考えてしまうみたいな。FF16クリアしてからいろんなゲームやったりアニメみたりしたけど「FF16よりずっと面白い!」「FF16よりこの点がいい」とか、謎にずっとFF16と比べてる自分がいる。

ここまで心囚われてしまうのは、何かあるんじゃないかと。裏を返せば、FF16の何が面白くなかったかを深掘れば「面白いコンテンツとは何か」を考えてみるきっかけになるんじゃないかと。

本当はFF16の悪口言う飲み会やりたいくらいだけどそんな友達はいないので、こうして増田にしたためてみる。以下はエンタメ業界でもなんでもない自分のど素人私見なので、いろんな方のぜひ意見を聞いてみたい。

良かった点・悪かった点の箇条書き

以下は要素を出すためにとりあえず箇条書きで気になった点を挙げていく。

この項目は細かい話なので、要は何?を先に知りたい人は読み飛ばして次の項目にいっていただいて構わない。

悪い点ばかり挙げていてもフェアじゃないし、心を落ち着けるためにも、まずは良い点から挙げていきたい。

FF16の良かった点】

映像がきれい

・サブキャラ人間味がよい(ベネディクタフーゴディオンあたり)

・先代シド「誰もが人として死ね場所」を引き継ぎながら、

  主人公さらにその先の「人が人として生きられる場所」を掲げて言葉にし続ける(ちょっとFF10っぽい)

・終盤の今までの召喚獣全部出すRPG感(ちょっとFF10ぽい)

ラストのクライブ清濁併せ呑む決断|<

じゃあ悪かった点って何なの?

FF16の悪かった点】

1.緩急がない

・クスッと笑えるようなネタほとんどない

チョコボ音楽流れない(なんだよあの♪チャララララララーンって、よく分かんないところでオリジナリティ出すな)

・ていうか音楽が終始暗め

ミニゲームない

・ほぼ同じような景色ばかり、マップ移動が自動シナリオも基本一本道、自由度が少なく冒険感がない

2.シナリオの細部に矛盾や都合のいい展開が多い

テーマの根幹であるベアラー奴隷格という設定に無理を感じてしまった。魔法がある分科学は発展してない以上戦闘力は彼らが遥かに上だし、生活も彼らに頼りきり。抑え込める武力ロジックもないので反乱起こされたらかなりやばい、この状況であればむしろ優遇されるはず。ジルみたいに「人質にとって脅してる」だけじゃあまり説得力がなかった。

ジョシュアがなんで主人公自分生存を隠していたのかが意味不明物語の核心を知ってるんだろうなあ〜と再会シーンを楽しみにしてたら「僕もアルテマのことは詳しく知らない」?!は?!

あの意味深な隠密行動はなんだったん?中二病??だったら逃げずにさっさと共闘してくれよ

アルテマバルナバスも主人公に甘い。ディオンあんなに狡猾精神的に追い詰めたのに、主人公に対してはジルをさらうくらいで殺しもしない。

思念を断ち切りたいなら、もっと主人公の大切な人や場所を壊すなり目の前で殺すなりやり方いくらでもあるでしょうに


・召喚獣を吸収されても、暴走でもう1回召喚獣になれるのなんで??無理やりでもいいからなんか説明ほしい(その人の心の奥底に召喚獣の魂が根付いていてそれが心の刺激で一度だけ解放されるよとか、それくらいでいいから)

3.メインキャラの設定がペラペラに薄すぎる

主人公キャラが真面目すぎて魅力を感じない。いかにも主人公らしい言動しかしない。もっと人間らしい葛藤とか弱さとか欲しかった


主人公ジョシュア、再会してあっさり打ち解けるけど、あんなに羽むしって殺しかたことはお互いもうちょっと思うところがあるんじゃ……


・主人公が飼い犬(トルガル)に興味なさすぎ。あなたの犬青く光ってるけど何当たり前のように受け入れてるのおおおお?!最近おやつ食べないのに飼い主以外の人が気づいて忠告してるけどおおお?!犬に対してぞんざいすぎる、いや狼だけど、生き物はちゃん愛情深く飼ってくれ

ヒロインのジルが戦わない。いやシステム上は戦うんだけど、精神的に戦わないように見えてしまう。

愛する主人公ピンチの時も見てるだけのことも多いし、何度「いや今命削ってでもシヴァに顕現しろよ?!」と思ったことか……。

性格的に自己犠牲っぽい割に基本的受動、お姫さま扱いで時代に逆行。ベネディクタの方が好きだよ私は……

本当はもっともっとかいところいろいろあるんだけど、呪詛みたいになってしまいそうなのでこれくらいにしておく。(既に呪詛

結局、何が面白くなかったのか

悪かった点のまとめ、1〜3について振り返り、「いいコンテンツとは?」について考えてみたい。

1 緩急がない

いいコンテンツには緩急がある。

例えば同じFFでもFF7。ゴールドソーサーがあったりそこでバレットデートできてしまったり、
戦いの日々の中にも思わず笑ってしまセリフちゃんとあるメテオ無視してスノボしまくることもできる。

FF7リメイクエレベーターの中でのバレットクラウドの会話
バレット「お前いくつだ?」クラウドファーストだ」
バレット「ちげーーよ!歳聞いてんだよwwwwwなんだよファーストって」みたいバカにして笑うシーンとかめちゃくちゃ笑った。
クラウド自意識過剰バレット調子に乗りがちな性格を上手く扱ったやりとりだと思う。

FF16は音楽キャラシナリオシステムも、ずーーーーっと暗くて一辺倒。明るくて楽しい叔父さんくらい。(砂漠叔父さんはめちゃくちゃジョセフ・ジョースターみえたが)周回するのも辛い。

お願いだからチョコボの曲くらい流してくれ!チョコボの曲すらなかったらもうアレはチョコボという名前だけの別の鳥だよ!!
メインシナリオ以外の遊び要素がほぼサブクエストだけっていうのは、ただ面倒なだけだし相当シナリオ面白くないと無理ある。


2 シナリオの細部に矛盾や都合のいい展開が多い



語り部システムとかあって国際関係とかキャラ設定とか読み込めるようになってるのはいいんだけど、それ読んでも「結局あれは何だったん」って回収されない矛盾が多い。
1つ2つなら許せるけど、続くと
キツい。


好きなコンテンツって設定集買って読み込んで「うおーーアレは実はアレでアレにつながってたのかああ!!」って本編だけでは回収されない細かい設定まで知るのも醍醐味で、それでもまだ分からないものネット考察みてこれはそうかもいやこれは違うやろとかあーだこーだするのも楽しいけど、FF16は設定集買っても絶対そんな深い裏とかないと思う。(そもそも買う気も起きないが)



なんというか、シナリオキャラ自然に動いてない感じがある。

作り手が見えすぎてしまうというか、先に都合のいい展開・見せ場がつくってあって「この展開にしたいから、あなたキャラ)はこう動いてくださいね」って指示されてるような感覚。その展開に至るまでの階段がない。



RPGならありがちなことではあるけれど、ここで映像がきれいすぎることが裏目に出る。映像リアルな分、リアルでない展開がものすごく目立って見えてしまう。これがドット絵だったらそういうもんって思うこともできたけど。

3 メインのキャラ作りがペラペラに薄すぎる



もう、一番はこれ。薄い。クライヴジョシュア・ジルという中核3名のキャラが圧倒的に薄すぎる。

全員いい子発言しかしないし、発言が全く面白くない。コンプレックス葛藤もない(うっすらあるけど浅い)。



クライヴ騎士気質ベアラーにも弟にもジルにも尽くす、ジョシュアは弟キャラで兄大好きで病弱でニンジン嫌い。以上。



クライヴは幼い頃に神扱いされてた弟への嫉妬とかないんか。そんなに弟が大切なのに、弟を殺してしまった(そのあと殺してなかったことが分かるけど、あれだけ傷つけてしまった)ことはシドに鞭に打たれたくらいで消化できるものではないだろ。聖人君子か。



ジョシュア健康な兄への嫉妬とかないんか。羽むしられたこともうちょっと怒ってもいいだろ、聖人君子か。唯一怒ったのがなんか「兄さんはもっと人を頼れ!」とかで殴った気がするけど、どんなシーンだっけ?とググったらYahoo!知恵袋で「正直ゲームでよくある殴るシーンを入れたいが為に無理やりねじ込んだように思えます」って回答があってその通りすぎて笑ってしまった。



ジルに至ってはどんな人間なのかがさっぱり分からん自己犠牲で戦う人なのかなー?と思ったけど、その割には自分が石化することを案じてなのかなんなのか、「今は助けに入った方がいいよー?!」ってところでもなかなかシヴァに顕現しない。


そして(重い腰あげてようやく)鉄王国滅ぼしてクライヴを守る的なことを言ってたくせに、なに裸で抱き合ってシヴァが吸い取られることを受け入れてるんだよ。同意なく自分生き様・決意を奪われて強制的に守られることを許すなよ、もっとブチ切れてクライヴと戦うべきところでしょ。しかも裸で。裸ならいいんか?クライヴ自己満な身勝手も彼の優しさとして涙流して感動して受け入れるんか?

ただその場の雰囲気に流されやすいだけの人では??なんで替わりにこの件でジョシュアが殴ったん??



一言でいうと3人とも「こんな人間いねーよ」なのである



良いところでも書いたように、サブキャラちゃんキャラがあるんだよ。ディオン父親に認められたいコンプレックスを上手く突かれて暴走、以降は国を壊してしまった自責の念で生きていくのも分かるし、ベネディクタは何も持たなかった出自から奪われる恐怖で力に固執、力を失ったうえにこの上ない陵辱を受けて精神的に崩壊するのも分かる。


「この生い立ちならこういう性格と結果になる」がサブキャラにはあるのに、なんでメインキャラにはないんだ。あんなに15歳〜28歳〜33歳まで生い立ちに尺使ってるのに。最終的な年齢は今までのRPG主人公よりずっと私に近いのにそれでも全く共感できない。



ここでも映像がきれいすぎることが裏目に出る。人間の見た目はリアルなのに、そこにインストールされてるソフトは作り物のペラペラ映像技術キャラの厚みが追いついてない。ただのイケメン展覧会、ひたすらPVをみてるだけの気持ちになる。



キャラさえしっかり練られていれば、実は「1 緩急がない」も「2 シナリオの細部に矛盾や都合のいい展開が多い」もクリアできるのである。
1は性格設定に基づいたコント的な会話で緩急はいくらでも作れるはず。同人誌があれだけ発達しているように、メインのシナリオライターでなくても、設定さえしっかりしていれば他の人でも作れる。


例えばだけど、FF10のメンバークレープ屋に行ったとするとリュックがどれも食べたくて選べなくて、ティーダがそれをバカにして、でもユウナが「うーん、確かにバナナイチゴか選べないなあ」って言った途端にティーダが「俺のもあげちゃう!」って言ってリュックが「何そのえこひいきー!」とかとか、面白いのが書けるかは別としてある程度会話が想像できる。
FF7なんて、どん兵衛コラボCMみたいなめちゃくちゃな世界観キャラを置いてもちゃんキャラが動くからすごい。荒唐無稽舞台なのに、「確かにこのキャラはこういうことやりそうwww」という説得力がある。



が、FF16のメイン3人でクレープ屋に行っても「俺はチョコバナナで」「僕も兄さんと同じので」「私はイチゴ」くらいで会話が終わってしまいそうなのである。シーンにキャラを置いても全然イキイキと動き出さない。



2も性格設定に基づいてキャラ自然に動くなら、都合のいい展開もなくなる。世界設定に多少の矛盾があったとしても(あくまで多少での範囲だが)、キャラが魅力的ならシナリオも魅力的になって多少のことは目をつぶれる

いいコンテンツとは何か?



荒木飛呂彦先生が『荒木飛呂彦漫画術』の中で、以下のように語っている。

>

実際に漫画を描くとき、常に頭に入れておくべきこと、それは、僕が漫画の「基本四大構造」と呼ぶ図式です。

重要な順に挙げていくと、①「キャラクター」 ②「ストーリー」 ③「世界観」 ④「テーマ」ということになります。


この四つは、それぞれ独立して存在するのではなく、互いに深く影響を及ぼし合っています。そして、これらの要素を増補し、統括しているのが「絵」という最強のツールで、さらセリフという「言葉」でそれを補う図式となります


つまり、読者の目に見えているのは絵ですが、その奥には「キャラクター」「ストーリー」「世界観」「テーマ」がそれぞれにつながり合って存在しているのです。この構造は、いわば、ひとつ世界の営み、宇宙とも言えるのではないでしょうか。



2015年 荒木飛呂彦荒木飛呂彦漫画術』集英社新書 第二章 押さえておきたい漫画の「基本四大構造」より引用



漫画はこれを1人でやらなければならないけれど(漫画家さん本当にすごい、、)、ゲームアニメにおいても同じだと思う。


FF16はまさにこの裏返しで、まずは何よりメインキャラクターの作り込みが弱い。キャラクターが弱いかストーリー展開が不自然な点が多いし、緩急なくて苦痛を感じると世界観に没入しきれなくて、細かい設定の矛盾がどんどん気になってきてしまう。結果的に「人が人として生きる」というせっかくのテーマ説得力がなくなり、ただ言葉として置いてるだけのように感じてしまう。

で、それらを統括している絵だけが突出してめちゃくちゃ綺麗・リアルでそれ以外の厚みが追いつかず、宇宙のチグハグ感がすごい。



漫画でもゲームでもどんなメディアであっても、①〜④を作り込み、絵とセリフで統括して、これ以上ないくら絶妙バランス宇宙をつくっているのがいいコンテンツコードギアスだったらCLAMPだし、ニーアオートマタであればゴシック調の耽美的な雰囲気音楽だし、進撃の巨人だったら諫山先生のあの絵以外今やもう考えられない。 

別の言葉でいえば、魔法にかけ続けられるかどうか。「このキャラはこんなこと言わないよね」とか「作業が多くて飽きてきたな……」とか「この設定矛盾じゃない?」とか、何か苦痛を感じる度に、魔法は少しずつ剥がれていってしまう。
完全に魔法が解けたあとは、全てがしらじらしく見えてしまう。

ジョシュアが殴るシーンにしても、Yahoo!知恵袋には「いいシーンですよね。何度も見返してます」と言っている人もいれば、「正直ゲームでよくある殴るシーンを入れたいが為に無理やりねじ込んだように思えます」って言ってる人もいた。前者は魔法が解けなかった人だし、後者魔法が解けてしまった人。私は後者だった。FF16はどこかで魔法が解けてしまう危うさが多かった。



なんでこんな長時間かけてコンテンツ摂取するのかっていったら、魔法にかかりたいからなんだ。ジェットコースターみたいに上下して揺さぶって、時に笑って時に泣いて、続きが気になって仕方なくて睡眠時間削ってしまって、最初の頃に匂わせてたこ伏線はここにつながるのかーーー!!!!!ってあっと言わせてほしいんだ。
特にFFみたいな巨大タイトルナンバリングなら。頼むよ!!FF17頑張ってくれ。



さ、これでようやくずっとくすぶっていたFF16に対する気持ちの供養が終わったので、FFリバースやります!!!!!

2024-02-27

anond:20240227165859

俺は逆に、あの中二病だった(空想世界に逃げてた)市川ちゃんとそういうのと向き合って、大人に成長しているところが見たいんだが?

今やってるやつが本編。

 

たぶん作品的にも、空想みたいな恋愛を描くのとは、意図真逆だと思うし……。

でも、確かに作品意図とは真逆の受容をされてきた、作品自体がそっちに誘導してたのはあったかもしれんな。

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