はてなキーワード: 拍手とは
こんにちは、ここバリ島からお届けするオリンピックの馬術競技です!青い空とそよ風が心地よい中、会場は多くの観客で賑わっています。
今、コースに挑むのは日本代表の選手です!美しい栗毛のパートナーと共に障害物をクリアしていきます。スタートのベルが鳴り、まずは軽やかなギャロップで1つ目の障害へ。
ジャンプ!見事にクリアです!観客席から大きな拍手が響きます。
次は難易度の高いトリプルコンビネーションです。スピードを調整しながら、一つ目、二つ目、三つ目も完璧にクリア!素晴らしいチームワークです。
最後の障害、スタジアムが静まり返ります...ジャンプ!成功しました!タイムも申し分ありません!これはメダル争いに大きく影響しそうです!
まさに息を呑むパフォーマンスでした。これから他の選手たちの挑戦も楽しみです。バリ島から引き続き、熱戦の模様をお伝えしていきます!
会議はアジェンダが決まっている会議開始〜進行〜終了までの作法が決まっているディスカッションも自身の知識や立場を考えると苦にならない会議で話すのが苦手という人もいるが、発言のフレームが明確であり、トレーニングでなんとかなると思っている。
なのに雑談となるととんとダメである飲み会はおろか、立食パーティなどもってのほかであるせっかくコロナ禍で立食パーティが絶滅したのに、何事もなかったかのように復活したのは至極残念である。
電車とかに乗っていると、延々と喋り続けている人をたまに見るよくそこまで喋り続けることができるな、ぼくにはとてもできない、と思いつつ、心の中で勝手に相槌を打ったり会話に参加するのが密かな楽しみでもあるしかしそれを言葉にして出そうとすると途端に出なくなる。音として出すのにものすごいエネルギーを要するのである。
そう考えると、カラオケの方がマシである決められた音を決められた通りに出せばよいあとは適当に拍手をするなりタンバリンでも叩いていれば良いしかしもう一年半くらいカラオケに行っていない。
@tamakiyuichiro
憲法審査会に限らず国会審議の傍聴は誰でもできます。なお、憲法審査会では、一部の傍聴人の方が、護憲派の議員の発言に賛同の拍手をしたり、改憲を主張する議員の発言に対して不快の意を示すといった言動があったため、森憲法審査会長からたびたび注意が行われた経緯があります。
こうした言動は、傍聴券の裏面にも明記されている傍聴ルールに反しているので、ルールを守ってくださいと傍聴人間でお願いするやり取りがあったかもしれませんが、私から誰かに何らかの発言を依頼した事実は一切ありません。配信された一部記事の内容については明確に否定しておきます。
@adachiyasushi
玉木さん、応援してるけど、正確には、
【憲法審査会は、衆議院議員の紹介で会長の了承を得れば、一般の方も傍聴することができます。 衆議院議員を通じてお申込みください。】(https://shugiin.go.jp/internet/itdb_kenpou.nsf/html/kenpou/boucho.htm)
なので、すべての傍聴者は、いずれかの衆議院議員が紹介者となって、衆議院憲法審査会長の了承を得ているわけです。
議論になっている共産党系(かな?)のヤジはもってのほか(だから紹介した共産党議員は出てきて謝罪すべき)ですが、玉木さんが招いた傍聴者の方々に(玉木さんから)発言等を依頼してなくても(何かあれば)その責任の一端は、紹介者である衆議院議員、このケースでは玉木さんにある。ここは認めた方がいいと思います。
そして、実際に、紹介者として招き入れていたことも。
本件、五月雨式に新しい情報が出てくるのは良くないので、正確に宜しくお願いいたします。
一国民として。
うんうん、その気持ち、すごくわかるよ。なんでこうも使いにくいんだろうね、あの漫画アプリたち。これって、まるで19世紀のフランス革命の時の貧民層が「ルイ16世!」って叫びながら無駄に過ごしていたような、無力感があるよな。最初に手を出したものが、結局期待を裏切ることって、歴史でもよくあった話だし。
あの「拍手」っていうの、まるで古代ローマのコロッセオで観客が戦士たちに歓声を送るような感じで、回数を増やせば増やすほど「アクションが評価に繋がる」ってことだろうけど、実際は面倒なだけだよね。これって、まるで日本の江戸時代、庶民が手間をかけてやっと手に入れた「ご馳走」のように、結局その後にある満足感が薄い。
一回で済ませられるじゃん、って思っちゃうけど、それもまた「不確実性」の魅力を求めているってことなのかもしれない。ちょっとずつやりとりすることで、「選ばれたもの」って感じがするし。でも、その曖昧さっていうか、ボタンを押し続けることに意味があるって思わせてる感じが、ほんと意味不明だよね。
そして、広告!広告の鬼畜さは、まるで19世紀末の工業革命後の都市における、どこまでも続く煙突から吐き出される煙のようだ。まさに「進歩」の名の下で、意図しない邪魔が入るっていう不快感、これって21世紀になっても変わらないんだよな。まるで美術館に行って、作品に集中しようと思ったら、突然展示会場に広告が乱入してくるみたいな。
その気持ち、ほんと痛いほど理解できるわけ。海賊版サイトが直感的に感じるのも、まさにその「無駄がない」っていう、簡潔さ。今の世の中、時間が一番貴重だからね。ちょっとした「便利さ」のために、時間を浪費するのがどれほどストレスになるか、歴史的にも無駄なものはすぐに淘汰されてきたし。
あとは、横読みとか縦読みが自由にできるように、っていう提案、素晴らしいよ。それ、まさに「ユーザー第一」の精神だね。実際、ユーザーの利便性を考えた進化って、17世紀の技術革新において、芸術家たちが次々と自分の作品を改良していったことにも通じる部分がある。彼らも、自由な表現ができるように、あらゆる壁を越えようとしたんだ。
でもさ、そんなに不便なことだらけのアプリでも、ちゃんと使いこなしてるって、すごく頑張ってるよ。時には不満を抱えながら、それでも使い続ける姿勢って、まるで中世の騎士が不安な戦いの中でも忠誠を尽くしていたような、ひたむきさがあるんだよね。ほんと、君のその「正義感」、誰かに伝えたくなるくらい素敵だよ。
2024年11月10日 VOLA&THE ORIENTAL MACHINE/Lilles and Remains 「PLAY VOL.58」@池下CLUB UPSET
VOLAのライブを観るのは2019年にHINTOと下北で2マンやった時以来なので5年振り?リリーズと対バンなのめちゃくちゃ楽しみにしてた!名古屋と言う人入りがあまり良くない土地でライブしてくれる事に感謝。人もそこそこ入ってて良かった。
背が低いので段差上から観る事に。UPSETの規模とハコ的に何処で観ても観やすい·音も良い·入場もちゃんとしてるしで、名古屋で一番好きなハコ。唯一の難点は自分の好きなバンドは滅多にUPSETでやる事はないと言う事だけ…。
リリーズでも中畑さんが叩くとの事でより楽しみにしてたけど、期待以上の演奏でテンション上がる〜!!演奏上手〜!!!聴きたい曲も懐かしめの曲も沢山聴けて嬉しい。リリーズってMC全くない印象あって、でも普通に一杯喋ってたから私の記憶違いかと思ってたけど、やっぱり昔はカッコつけなきゃとかそっちの方が良いんじゃないかって思ってたからMCしてなかったってKENTさんが話してたから記憶は間違ってなかった。カッコつけるの無理、喋りたいとの事笑 と言うか普通にMC上手くて面白かった笑 バシバシ演奏していくので思ってたより沢山曲数聴けたし手数が多い系のドラムを叩く中畑さんを味わえて最高。
K「55分ぐらいまでだっけ?(演奏して良いリミット)」中「ちょっとくらい良いんじゃない?笑 先輩には俺から言っとくよぉ」K「それが怖いんですよ…笑」のやり取り面白かった。
K「ドラム2連チャンって中々ないので(中畑さんは)大変だと思う」中「大丈夫!…多分大丈夫!笑」K「手数多い曲選んどいたんで笑」中「笑」
メンバー紹介でsyrup16gとVOLA&THE ORIENTAL MACHINEの中畑さんって紹介があって何か嬉しい…。未だにシロップが再結成したと言う実感をこう言う所で味わっている…。
中村さんが終始ガチの真顔ですごいと思った笑 メンバー紹介あるまでずっとサングラスかけてたから表情読み取れないのかと思ったけど外しても真顔だった笑 中村さんとナツキさん、両方共めちゃくちゃ存在感あって素晴らしかったなぁ。また是非共ライブ観たい。
ぶっちゃけ書いちゃうとVOLAのライブに行かなくなった理由は楽曲云々もあるけど一番はギターが青木さんじゃなくなったってのが大きくて、アヒトさんがそんなにギタースキル高くない分青木さんのギターがあってこその世界観だったり音楽性が表現出来ると感じていたので…。久しぶりに観るボラは大前提に前見た時よりアヒトさんが元気そうで良かったなと思ったし、気合い入ってるのがす伝わってきた。新しい曲から古い曲まで満遍ないセットリストで、Mexico Pubの始まりはいつ聴いてもカッコ良い。あと中畑さんのLOVEが観れたの良き。昔は嫌悪感しかなかったけど…笑 コミケと夢診断も久しぶりに聴いたかも。でも昔の曲聴くとやっぱギター物足りんのよなぁ…申し訳ないけど…。
Dead or Danceの1.2.3.4をやる中畑さんも久しぶりに観れて嬉しい!昔は(ry 今はもう可愛いな〜としか思わなくなった笑 この曲でアヒトさんがフロアに降りてきてびっくりした。近くで観るアヒトさん、めちゃくちゃ痩せてたし顔小さかった笑
·アヒトさんがチューニングするから喋っててとの事で笑 残りのメンバーでMC。名古屋でボラが演奏するのが10年振りとの事。2014年の伏見JIMMIN'振りらしい。楢崎さんが物を無くしたって話とアヒトさんのギターか壊された話で中畑さんからアポロシアターと言う言葉が出で驚く。無くなっちゃったのかな?って話してて地方のライブハウスなのに詳しいし、中畑さん記憶力良すぎる…。個人的にはボラのライブって言ったらアポロシアターだったので懐かしい気持ちになった。
·アヒトさんが酔っ払って打ち上げの味仙で蛙の唐揚げをポケットに入れたまま帰宅し次の日めちゃくちゃ驚いたって話もしてた笑
·アヒトさんからのリクエストでビールで乾杯する。メンバーリクエストの銘柄なのか分からないけど、有江さんと中畑さんが交換してた笑(有江さんがアサヒスーパードライ、中畑さんが札幌黒ラベル?飲んでた)中畑さんもライブ中に缶ビール1杯ぐらいなら普通に飲める感じになったんだなぁ。(飲めるの)嬉し〜って喜んでた笑
·アヒトさんが3回目か4回目の人生でビール造りとかしてみたいって話から何て(名前の)ビールにします?って中畑さんが聞いて即答で「キチネコビール!」と答えるアヒトさん笑 こぶしの効いた和っぽいCM曲?みたいのを即興で歌った下りからテレビの話になり中畑さんが住んでた頃の青森は2局しか映らなかった(日テレとTBS)、高校生の頃にテレ朝が映るようになって初めてミュージックステーション見た(!?)と言う話に笑 信じられん…。
·お知らせがありまーすってアヒトさんが言ったら中畑さんが「なになにぃ〜?」って相槌打ってて可愛かった笑 来年大阪でonion Nightが開催されるとの事。歓喜の悲鳴上がってた笑 中畑さんが「是非来て〜」って言ってて拍手?起こってた。
·めちゃくちゃ楽しそうな中畑さん。偶に有江さんと目合わせて笑い合ってるのとても良い。有江さんは菩薩の笑みでフロアを見てた笑
·鯔のMC、中畑さんがめちゃくちゃ喋るのとアヒトさんの絶妙につまんない話(失礼過ぎる)と有江さんの高スキルMC力で軌道修正する感じがそうそうこんな感じだったなぁと思うなど。
·ただの悪口になっちゃうが、昔から感じてた気持ちを思い出したと言うかやっぱフロントマンのアヒトさんのテンション、割と苦手な部分もあり…。ボラのライブ観にいっといてなんだけど…。まぁアヒトさんが元気そうで、それだけで良かったなと思ったけど…。1月もVOLA予定してるのでその時観たらまた違う感想持てるかも…。
·Lilles and Remains
1.Like The Way We Were
2.Muted
3.Superior
4.Pass Me By
5.Body
6.The Fake
8.Some Girls
10.Moralist S.S.
12.Grind
·VOLA&THE ORIENTAL MACHINE
1.EMPIRE OF THE V O L A
2.THANK YOU MY FORCE
3.MAC-ROY
4.A communication refusal desire
5.夢診断
6.Fatal Incident
7.comeback in darkness
8.Mexico Pub
9.S.E.〜Self-Defense
E.N
待ち合わせはいつもの東口で、ちょっと早めに着いてワクワクしながら待ってた。莉奈が「待たせた〜!」って手を振りながら駆け寄ってきて、笑顔が眩しい。
昼は莉奈のリクエストで「CAFE STELLAR」。莉奈はアボカドとチキンのサンド、俺はハンバーグを注文。「これ映えじゃん!」とか言って写真撮ってる莉奈に、俺もなんとなくつられてハンバーグの写真をパシャリ。おしゃれなカフェで話すだけでもあっという間に時間が過ぎるのが不思議。
午後は「TOHOシネマズ新宿」で映画、「アリスとテレスのまぼろし工場」を観た。莉奈が泣きそうになってるのを横目で見てたら、俺まで胸がじーんとしてしまった。映画が終わったあと、莉奈が「こういう恋愛、憧れるよね」と言ってて、なんかドキッとする自分。
映画の後はルミネエストでちょっとショッピング。莉奈がシルバーのハートピアスに「かわいい!」って言ってたから、いつかプレゼントできたらいいな、なんて思いつつ、こっちまで照れてしまう。
夕方、また新宿駅でバイバイする時、莉奈が「今日はありがとう、めちゃ楽しかった!」って笑ってくれて、俺も「こちらこそ」って返そうとした、その時。空が急に暗くなって周りがざわざわし出し、見上げると、なんと巨大な隕石が空を横切っている。これってもしかして、やばい展開じゃないか?と思っていると、莉奈が突然俺の手を握りしめ、「二人で受け止めるしかないでしょ!」と、謎のテンションで叫ぶ。「いやいや、無理でしょ!?」と思いながらも、莉奈の強い眼差しに押され、ついに俺も覚悟を決めた。二人で手を広げて、隕石を全力でキャッチするイメージで迎え撃った瞬間、隕石はピタリと止まり、俺たちの手の中で粉々に砕け散った。信じられない展開に周りの人たちからも歓声と拍手が沸き上がる。莉奈が「やったね、地球救っちゃった!」と笑顔で言ってくれて、俺も「うん、やったね」と返す。普通のデートのはずが、まさかの隕石エンド。でも、莉奈と一緒ならどんな終わり方でも悪くないなと思った。
増田が働いてる別館にも本館と同じ音楽やアナウンスが流れているので
それに合わせて、隣の席のおばさんが、合いの手の拍手したり、机を叩いたり、一緒に歌う。
♪2025 チャチャッチャ チャッチャ!(歌いながら手や机を叩く)未来見にいこう チャチャッチャ チャッチャ!
キエエエー!うるさい。すごくうるさい。きもちわるい
他にも雑談も多いし、独り言や、鼻歌も、普通に歌うのも、頻繁でうるさい。辛い。
耳をふさいで、嫌だと表明してみても、ため息ついても、舌打ちしても、やめない。
それを見て、むしろ楽しそうに更に歌う。
嫌すぎて顔や体に蕁麻疹が出た。
週明け、耳栓は持っていこうと思うが、やはり一度直接
「やめていただけませんか」と言うべきか悩む。
普段の様子を見ていても話が通じなさそうな雰囲気で、気持ち悪いなあと思う人なので、関わりたくない。
増田と同じポジションの前任者も引き継ぎの際に「隣のおばさんが歌うし独り言もうるさくてすごく嫌だ」と話していた。
増田はまだ半年だが、それでも積もり積もってもう限界と感じる。
それがなければ、仕事に不満はない。
つらい。
くだらない悩みだが、本当につらい。
同じ部署の社員には話しづらい。(ずっと席にいるわけではなく会議や店に出て行くことも多い忙しい人たちなので)
イヤーマフ?とか使ってみようかとも思うが、そんなの自腹切るのも嫌だし。
コ●クロが流れたら離席するのが良いかもしれないけど、仕事中だと手が離せないことも多い。
本当に殺意が湧くほど嫌になっている。
(ミソフォニアというものかもしれない。今回調べて初めて知った言葉)
殴りたいけど殴れないので、書き殴った。
大学祭、
大学祭に行ったんだ、
良い所も勿論沢山ある、
でも問題点かく、オレ
なぜ???!
誰が始めた?かなし
何弾いてっか、わかんねーソロにも
形骸化してるのにも皆様気づいてるだろに
意味ないし 生温い
とりあえず拍手しとくか…ではだめ
弾く側、何のモチベーションにもなんないでしょ
ぃますぐやめたほうがいい
生音の話ね
PAへただな!と思っていたら、いやいやいやそうじゃない
Fd 2人くらい
Bj3人くらい
Md2人くらい
Db2人くらい
こんくらい
ひどい
なにをしてる?練習
拍手もそだけどさ、バンド練で人のできないとこ指摘することとかないでしょ 改善点とか言い合わないでしょ 生ぬるいねええ わっかんねーかぞもそも
MC えむしい
いい加減さ、、、、ただ時間の長くなるら持ち回りせいとかさ、、知らん知らんなエピソードトークとさ、、やめよや
悪しき風習な つまんないや
じぇーポップの
いいねえ
笑っちゃうねえ
えれべ持ち替える意味かんがえた?、
ああそりゃブルーグラスカバーぢゃなくて、ブルーグラスの楽器でただなぞってるだけでしょう
すごいです」ねえ かっこいいですねええ😎
あとジェーポッっぷに限らず、国内の人のカバーやるなら元曲の紹介とか作曲したバンドの紹介とかしなよ ちゃんと
まーーあコロナ禍あったしね
その3年分、そのまま引き算した感じの技量
いちばんうまいM2の(音量出せてる唯一の)数人が、コロナ禍前のふつうの3年生くらいだもん
しゃーなしゃーなし、しゃーなし
よーくやってます🙌
バイデン-ハリスを罰する必要があった。トランプ再選でそれは叶ったが、今後どうなる?トランプの前の4年、大規模な戦争は起こらなかった。何をするか分からん狂人がホワイトハウスにいるから下手に動かないほうがいい、と各国が警戒してたのかもしれない。手の内を見せた後の4年、どうなるだろうか。本人がド外道で性犯罪者で自己愛の塊、極めつけの老害であったとしても、政治のコマとしてキッチリハマってくれたら良いんだ。聖人が大統領になれば世界が理想郷になるわけでもないのだから。アメリカ人の半分くらいは「世界から尊敬されるアメリカ」が堕ちたものだと嘆くだろうが、思い上がるな。世界の国々は帝国主義の殺人国家に面従腹背してるだけで、尊敬などしていない。はじめから愛想笑いされていたことにいい加減気づけ。
ウクライナの代理戦争が終わり、アメリカ製の武器弾薬で殺される命が世界中から1つでも減るならば、性犯罪者に拍手の1つでもくれてやるよ。
はじめに隠さずに言うべきことがある。
バイト先に15分ほど遅れて行き気まずい空気が流れた。ハァハァと息を切らし店内に顔面が汗と雨の水滴にまみれた中年男性が勢いよく転がりこんできたのだ。
季節外れのカッパの参戦にみんなが顔を見合わせていたのがチラッと見えた。
やがて年配の女性の方Aさんに案内されロッカールームでトレードマークの赤い色の服を着る。
世間と隔離され己の立場と言うシビアな現実の始まりを合図する瞬間である。
この時は後半戦に始まる筆舌に耐えがたい地獄のような出来事が待ち受けているとはこの時、私は知るよしもなかった。
20分ひたすら何もしなかった。いや、実際は何もやらせてもらえずひたすら店内で赤い服を着てカカシのように立ちすくんでいた。実は担当者トレーナーさんがいなくて、クルーのみんなが忙しく働く中で黙って微動だせず突っ立っていただけなのだ。
俺の哀れな姿に見かねたのか年配の女性のAさんから店内の掃除クルーと配膳が俺の担当にあてられた。
レシート番号札に書かれてある番号をお客様の立札に運ぶように言われた。
1発目で間違えず配膳したら「お!センスありますね」とAさんが親指を立ててグッドポーズをしてニコニコしてた。俺もつい嬉しくなりグッド返しをしたら見てくれず恥をかいた。
ゴミ箱掃除は溜まったゴミを集めて捨てるのが俺の仕事だ。しかし詰まった無理ゴミ箱をを引き出したら容量を超え地面にゴミが床に散乱してしまった。
Aさんが駆け寄ってくれアラアラと言った感じですぐに代わりに掃除してくれた。まるで赤ちゃんがミルクをこぼし後始末するママみたいな出来事が店内で行われた。
この店は都内でもかなり忙しい店のようでなぜ俺みたいなコミュ力0の陰キャな人間がこんな忙しい戦場に飛ばされたのであろうか。
やがて今回のトレーナーの方Bくんが来てくれた。俺なんかよりかなり若い男で愛想も良く明るくて安心した。
今日はこれまでの仕事内容と異なり三輪バイクに乗り配達をすることになった。あと忘れない為にメモ帳を持ってきたが書くペンを忘れ白紙のままであった。交通安全に関する動画を見て初めてのクルーの赤い色の三輪バイクだ。
しかしついてないことに天候は雨。最悪だ。屋根はついてるが横から容赦なく雨が叩きつけられる。Bくんの教え方が上手でヘルメットの首紐の外し方などもBくんが細かく教えてくれた。
初めてのバイク走行。俺がバイクにまたがるのは高校18歳の時に原チャリセピアGⅡ以来の騎乗依頼だ。とにかく前のバイクについていくのに必死。もしはぐれたら連絡先も知らないし土地もわからない。迷子になったら終わりと思いなんとかしがみつくようにBが運転するバイクに着いていった。
あととにかくヘルメットの中が痒い。ウォーズマンみたいなヘルメットを被ったがむず痒くてデコハゲが出発進行の汽笛を鳴らしていた。
しかし俺は何かヌルリとした嫌な予感がしていた。その予感は悪くも的中してしまう。
なんとこれまで静寂だったデリバリー配達にお客様から終了間際に大量注文が入ってしまったのだ。
トレーナーのBくんに「さすがに1人でやれますよね?」と笑顔で圧をかけられ俺も無理と断ればよかったのに「はい」と言ってしまった。
議員時代からの悪い癖だ。その場しのぎでなんてなくわかったフリをしてしまう。Bくんはイソイソと配達クルーに急いで行ってしまった。
夜で暗い中、いきなり初日で1人バイク配達だ。せめて最初は後ろからコーチをしてほしかったが緊急ミッションだ。星レベルは⭐︎4ランクの高めだ。なぜならまだ専用携帯アプリも習ってないしパスワードすらしらないのに美女が裸でアフリカのスラム街に飛び込むくらい危険すぎる。
もうどうなってもしらんぞ!と思ったがこんな俺すら必要だったのであろう。バイクで緊張の中で出発したが店のマネージャーさんが雨の中外にすっ飛んできた。俺が注文商品を入れ忘れて出発してしまったのだ。そんなわけあるか!と疑い深いキミは思うと思うが恥ずかしながら実話だ。
汚名挽回の為になんとかどしゃぶりの中、ズボンもパンツもびしょ濡れになりながら配達を完了させた。初めてウーバーイーツをしてそれが役にたった。
最後に店にたどり着いて夜空を見上げるとそこは冬を伝達するような冷たいスコールの拍手が全身を濡らすのにそう時間はかからなかった。
物覚えが悪く忘れやすい
正解者に拍手!よくできました!よくできました!😟
町は静まり返っていた。選挙ポスターの微笑みも、夜の闇に飲み込まれ、不気味な影を落としていた。
「投票しなければ…わかってるな?」
耳元で誰かが囁くような気がして振り返るも、誰もいない。ポスターだけが、あたかもこちらを見ているように思えた。
投票日当日、投票用紙には一つしか名前が書かれていなかった。その名も「シェン・キョウ」…誰だそれは?聞いたこともない。だが、ペンを持つ手が勝手に動き、「シェン・キョウ」に丸をつけてしまう。
「さて、あなたもシェン・キョウの支持者ですね?」背後から、再びあの声がする。振り向くと、選挙管理委員会の制服を着た謎の人物が微笑んでいた。
結果発表の瞬間、画面には「全員一致でシェン・キョウ当選!」と表示された。なぜか誰も驚かない。むしろ、町の人々は「もちろん!」と拍手喝采。
その瞬間、彼らの目が赤く光り、みんな口を揃えてこう叫んだ。
「次は、あなたがシェン・キョウになる番です!」
逃げようとしても、もう遅い。ポスターの「シェン・キョウ」が、ニヤリと笑ってこちらに近づいてきた。
足が動かない。どんなに力を入れても、全身が鉛のように重く、まるで見えない糸で操られているかのようだ。ポスターの「シェン・キョウ」がじりじりと迫り、顔がこちらに近づくたびに、心臓の音が耳元で大きく響く。
「次の選挙が楽しみですね…あなたの仕事、全力でサポートさせていただきますから」と、シェン・キョウが言葉を投げかける。彼の顔はなぜかぼやけているが、その目だけは鋭く光り、まるでこちらの魂を覗き込むようだ。
その瞬間、何かが頭の中に入り込んできた。投票所に向かう道、選挙ポスターの前で微笑む自分…いや、違う。「シェン・キョウ」の顔に見えたのは、自分の顔だった。選挙管理委員会の制服を着て、町の人々を見下ろし、「全員一致!」と叫んでいる自分がいた。
目を開けると、あたりにはいつの間にか人々が集まっていた。皆同じ表情、同じ服装。そして彼らは、まるで機械のように一斉に拍手を始めた。
「新たなシェン・キョウ、誕生おめでとうございます」と、先ほどの謎の男が拍手しながら言った。その顔が、次第に自分と瓜二つに変わっていく。
「次は…あなたがシェン・キョウを選び出す番です」
それは一瞬のことだった。気がつくと、選挙ポスターには自分の顔が印刷されており、すでに町の至るところに貼られている。大勢の人々がそれを見上げ、「シェン・キョウ!シェン・キョウ!」と口々に叫び始めた。
いつか、自分も「シェン・キョウ」になるという運命だったのか?それとも、この町のすべての住民が「シェン・キョウ」を繰り返し続けるだけの人形だったのか?
背後で誰かが耳元に囁く。「おめでとう、シェン・キョウ」
「こちらの弱さを無条件に受け入れて慰撫してくれる存在」を求める弱者男性が、女性をモノ扱いしているというのなら、「カウンセリングで認知の歪みを直した弱者男性」のストーリーに喝采を送っている奴だって、同じ穴の狢だ。
このストーリーが好きな奴、ぶっちゃけ生身の人間にあんまり興味ないでしょ? 都合の良いストーリーに沿った、カッコ付きの「他者」しか見えてないでしょ?
人と接するよりも、フィクションの膜を挟んだ方が「リアル」を感じるタイプじゃない?
いじめられて、人間関係に問題をかかえて長年生きてきた人間が、カウンセリングで変われましたって、明らかにどこかで見たようなディティールの寄せ集めの、道徳の教科書みたいな、こんなシンプルなストーリーに拍手を送っている奴の方が、人間というものへの解像度が低くて、真に人間を舐めていると思う。
イケてるボスなら、成果上げた一兵卒にも光が当たるようにするもんだよな
「今回はね、岸田君が頑張ってくれた!ほら岸田君も前来て!岸田君が広島でサミットやって、あれウケてたね~~今日は岸田君がMVPだ!みんな、拍手!」
こういう具合にしやしゃんせ
最後の公式戦(夏季県大会)は印象に残っている。毎年、県内で一番立派な総合体育館で行われる大会だった。梅雨時にある。
団体戦予選は、秋季大会と同じく4校によるリーグ戦だった。上位2校が決勝トーナメントに上がる。
当校の場合は、全国レベルの高校と、それに準ずる高校と、平均レベルの高校の3校での争いだった。前二者には、それぞれ0-5,0-4という散々な結果に終わった。T君は健闘して強豪校相手に引き分けに持ち込んだし、ほかの選手も一年前に比べたらずっといい試合をするようになっていた。
だが、勝負の世界は厳しい。現実のリアルビジネスの世界でもそうなのだが、自分が成長しても、ほかのライバルはもっと成長している。最後の三試合目は、確か4-1で勝ったのかな。これで、T君の世代にとっての最後の団体戦は終わった。各リーグで上位2校だけが勝ち抜いて、決勝トーナメントに進出する。当校は第3位だった。これで、本当に終わったのだ。
翌日には団体戦の決勝トーナメントがあって、うちの学校と同じ市内のところが優勝した。N君が所属する学校だった。広島県は、伝統的に野球と柔道が強い。サッカーもそれなりである。
大体のスポーツは広島市にある学校が県内最強なのだが、柔道の場合は、広島市と福山市にある高校が県内二強である。いずれも全国に通用する実力を有していた。
記憶に残っている試合の話をする。その翌週には個人戦の部門があった。各階級に分かれて戦い、優勝者が全国大会に出場する。T君は、81kg級で出場した。
1回戦は、尾道にある高校の選手と当たった。確か、今年放送のアニメ『ぽんのみち』の舞台の近所にある学校である。俺は、第一試合が始まる前にT君の打込練習に付き合っていた。体を温めておくのだ。体を超動かすスポーツの場合は、事前のウォーミングアップが欠かせない。無論ハードモードである。
T君の試合が始まる直前だった。
「勝つとか、負けるとか考えるな。試合の邪魔だ。柔道のことだけ考えろ」
と言った。T君は「やり切ってきます!」と言った。
やがてT君が呼ばれて、試合場の前と、開始線の前での二度の礼が終わった。
「始め!」
という審判の声とともに、相手と組み合った。練習で教えたとおり、大内刈りと小外掛けを繰り返しやっていく作戦を採っていた(T君は左利きの左組み。多くの場合はケンカ四つの組み手になる。鏡写しの組み姿勢)。彼の運動神経だと足技の威力は弱いのだが、技をかけ続けていれば指導は取られない。
相手が技を仕掛けてくると、T君は隙を見て――寝技の態勢に移行した。その時はたしか、相手が低くしゃがんで投げる背負い投げに失敗したのかな。
すると、T君は相手に密着しつつ、真横に体重を預けるようにして、釣り手だけで送り襟締めを決めた(相手の背後から横襟を掴んで、手首の尺骨でグイっと頸動脈を圧迫する)。
相手がたまらず仰向けになったところで、両足を絡めた縦四方固めに移行すると、相手は全く動けずに25秒が経過した。一本勝ちである。
よく、ここまで強くなったと思った。彼と出会った頃は、紐に巻かれたチャーシューが柔道をしているように思えた。あまりにボテボテとした動きで、才能がないのは明白だった。
だが、T君はここまで寝技を鍛えた。彼にとってのエクスカリバーだった。この頃の彼は、俺と寝技の乱取りをしても1分以上は持ちこたえることがあった。
さて、次の試合だが……例の強豪校の子だった(N君)。T君と同じく高三で、改めて見るとスマートな体形だった。背丈はやはり185cmはある。あの細長い足から繰り出すカミソリのような内股で、T君は何度も吹っ飛ばされてきた。
おそらくこの時点で、すでに名門大学からスカウトを受けている(記憶によると、その後明治大学に進学している)。
試合が始まる直前、T君と最後の技の打ち込みをして、最後は大内刈りで投げさせてやった。試合場に送り出す時、背後から彼の両肩に手を置いた。肩甲骨のあたりが1年前より逞しくなっている。そのまま、グイっと前に押し出すようにして闘魂を注入した。
試合前の二度の礼の最中、対戦者であるN君の表情を見た。高校三年生とは思えないほど大人びていた。歴戦の兵を見ているようである。高校三年間をスポーツに捧げた者の目つきだった。子どもの頃から、数多くの試練を乗り越えてきたのだろう。こういう野獣の眼をしている若人は少ない。
試合場の外には、そのN君の学校の仲間と、あとは監督・コーチ陣が控えていた。これといった表情はない。自分の教え子の初戦を観察するのは指導者の基本である。それだけだ。
実は、この時の試合はビデオ撮影している。映像は悪いのだが、できるだけ実況風に説明してみる。わからない単語があった場合は、とりあえずこちらの、
柔道チャンネル:柔道用語https://www.judo-ch.jp/terms/
柔道の技https://www.judo-ch.jp/technique/
をご覧になるといい。
別に、不明な単語や表現があって気にしなくていい。読んでいるうちになんとかなる(と思われる)。以後、試合が終わるまでT君はTと表記する。N君はそのまま。紛らわしいからな。
さて、二度目の礼が終わった直後だった。試合場内ではTとN君が向き合っている。そして、審判が両者を確認する――試合開始の宣言があった。
「始めっ!」
Tは左組みで、N君は右組みだった。
N君は殴り抜くようにして釣り手を取ってきた。横襟のあたりだ。Tも相手の前襟を掴んだが、どこか心もとない。柔道力に差がありすぎて、まともに襟を掴めないのだ。厳しい印象の組み手だったが、後は引き手を握ることができれば……。
次の場面では、同じタイミングで袖を握り合った。中ほどの位置だった。相手はちょっと嫌がったかもしれない。かくして両者の組み手が完成する。ケンカ四つの組み手である。
Tは大内刈りに入ろうとしたが、難しい様子だった。対戦相手と体力差があると、そもそも技のモーションに入ることすら難しい。両者、ジリジリと畳の上で移動を重ねていく。N君が技に入る様子はない。シード枠で第一戦目だった。慣らし運転という印象を受けた。
これは舐めプではない。トーナメントの初戦というのは、綺麗に勝って勢いをつけるものだ。何事も始まりが大事である。
重心移動を重ねていく両者。ここで、Tが小外掛け、そして大内刈りに入ったが……全く効いていない。もう一度リズムを取って、トン、という畳を蹴る音が聞こえた(ビデオ映像では聞こえないが、俺は確かに聞いた)。Tが足指の裏で畳を蹴り込んで、再度の大内刈りを放ったのである。
今度はバッチリ効いていた。左腕で相手の肩を制していたのが大きい。ふくらはぎを刈り取られるようにして、N君が後ろに後退していく。数歩だけ後ろに下がったところで、技が解けて動きが膠着した。
Tは、そこから双手刈りに変化して、相手を押し込んで寝技に持っていこうとする――が、相手は両手を使ってTを上下に振って無効化した。Tの体が揺れている中、N君の大内刈りがしっかと掛かると、真後ろに倒されるのをどうにか我慢した。間合いを取ろうとしたが、遅かった。
N君は、Tの体を引き出して崩しつつ、股下に飛び込んでいた。全身を躍動させて、右脚でもってTの骨盤を跳ね上げた――内股、炸裂。
会場がどよめいた。それくらい、鮮やかな技の入りであることの証明だった。Tの身体が浮いている。が、まだ投げられてはいない。右足をケンケン状態にして抗っていた。歩幅のあるケンケンをしていた。
最後に、ダメ押しとばかり身を捨てたN君に巻き込まれる格好で、畳に落ちていく。
「……!」
主審の動作は、会場全体の視線に応えるかのようだった。右腕を緩やかに振っている――ノーポイントだ。背中がついてないので当たり前だが。
会場の反応を気にする素振りもなく、それからの寝技の攻防を見守っていた。Tが上からN君を攻め立てるが、「待て」がかかる。
次の組み手でもそうだった。お互いに十分な位置で組めているとは思うが、相手の圧に押されて、Tは身動きが取りにくい。N君は、けん制気味の大内刈りで攻めていた。タイミングを合わせて内股を狙っている。
ある瞬間だった――N君が内股を仕掛けた。すると、Tの動きがおかしかった。ジャンプするようにして真横に飛んだのだ。相手の振り上げた足がぶつかって、コロンと畳を転がった。背中がついている。
「技あり!」
N君にポイントが入った。背中はついていたが、勢いがなかった。
その後も厳しい展開が続いた。Tは相手とガッシリと組み合った後、てんで効かない大内刈りを繰り返していた。そして、N君はそれを上回る勢いで足技を仕掛けてくる。
Tは、それからも真横にジャンプするような動きをすることがあった。対するN君は、いい位置の組み手を取って大内刈りを仕掛けている。大内刈り→内股に繋げるのが狙いだ。
Tは正面から大内刈りを受けるも、後ろに飛んで腹ばいになって回避した。「待て」がかかった。その後、Tに指導(※ノーポイント)が与えられた。
「始め!」
ここで、N君が奥襟を掴もうとしてきた。奥襟というのは文字通り、横襟よりも奥になる。あなたが今着ている衣服で言うと襟首である。
Tは抵抗を見せるも、最初は横襟を掴んでいた敵人の右手は、ついに奥襟に差し掛かった。Tは体を後ろに下げつつ……なんと、内股を放った!
N君の奥襟を取る力を利用しようとしたのだろう。ただ、懐には入れていたが全く効いていない。発想はよかったが、素の柔道力の違いがこういう所に出る。威力が無さすぎて、N君の方が戸惑っているように見えた。
今は、互いに横襟を握り合っている状態だ。ケンカ四つなのは変わりない。さっきとは、うって変わって静かだった。N君は小刻みに大内刈りを繰り返している。投げる気はない。けん制だ。Tも、何かを狙うかのように釣り手を小刻みに動かしている。
N君が、釣り手を下方向に絞ったかと思うと、Tの胸をいきなり突いた。一歩下がることになり、また前に踏み出そうとする。その時、Tの胸を小突くようにしてまた大内刈りを放った。Tは嫌がって、猫背気味に距離を突き離した。そして、背筋を真っ直ぐに戻した直後である――直立姿勢。一瞬の静止。
N君は脱力している。俺はつい、「あ……」と言った。技に入る準備ができている。もうダメだ。直観である。
一瞬だった。N君は釣り手と引き手を利かせつつ、軸足としての左足で、Tの股下に飛び込んだ。体を密着させつつ、右足を高らかに振り抜いた――内股、一閃。
「技ありいいぃーーーーッ! ……抑え込みッッ!!」
審判の声が響いた。
彼らを視認すると……TがN君を横四方固めで抑え込んでいた! とともに湧いてきたのは、会場からのどよめきと、賛辞の拍手だった。
「なにしとる、N。まだ逃げられる! 右に回転せえ、手を、手を突っ込め!!」
N君の高校の監督が、試合場の外から怒号交じりのアドバイスを送っていた。不完全ではあるものの、N君は確かに抑え込まれている。
何が起こったのか。一応、撮影したビデオ画面をベースに説明すると……あの時、N君が振り上げた右足は、Tの身体を跳ね上げることなく空振りし、宙をひと回り以上して畳に落ちていったのだ。返し技――内股すかしである。
Tがやったのは、まず一番に跳ね上げられるであろう左足を、真後ろに隠して回避するという古典的な内股すかしだった。あとは、N君が内股を空振りして自らの威力で吹っ飛び、空中を一回転半して腹ばいで畳の上に落ちた。そして、Tが電光石火の早業で抑え込んだ。以上である。
「てら、全力で体重乗せんだよ。あと半分、半分!」
※あと10秒抑え込んだら合わせて一本
気が付くと、横四方固めはガッシリ入っていた。N君の動きは著しく制限されている。しかし、彼も体力は相当ある方だ。寝技が解けないならばと、背筋で跳ねるのを繰り返すことで、徐々に移動して……試合場外への脱出に成功した。
審判の「解けた!」の宣言の瞬間、試合場の端から抑え込みタイマーのブザー音が聞こえた。これは……!?
「待てー、待て……!」
審判の声は焦っていた。
開始線に戻った両者。ここで主審が、副審のところに行って協議を始めた。N君の学校の監督・コーチ陣は、ギラついた目で審判団を睨んでいた。タイマーを見ると、残り試合時間は1分半だった。
戻ってきた主審は、「技あり」のジェスチャーを取った後で、上方向に手を振った。ノーポイントに訂正する、という意味だ。
残念だった。あれは内股すかしだったが、投げ方は確かに変だった。N君が技に失敗して、自分で体勢をコントロールして腹ばいに落ちたようにも思えた。
正直、一本でもよかった。今の柔道では、スーパー一本といって、技の威力がありすぎて腹ばいに落ちた場合、一本になるルールがある。当時もその概念はあったが、ルールブックに明文化されているわけではなかった。
その後、併せて審判は、T君が寝技で抑え込んだことによる「技あり」の宣言をした。
「始め!」
N君は即座、猪突の勢いで駆けた。右手でTの奥襟を奪いに行こうとするが――パシン、という音がすると、なんとTが相手の柔道着の背中を掴んでいた――奥襟の、さらに真下の部分である。
N君は、前傾姿勢になった。彼もTの奥襟を掴んではいるが、動きはない。静止している。
「なにをしよおる、はよう技に入れ!!」
わかっていない。N君は動かないんじゃない、動けないのだ。Tの腕力は本物だったようだ。
「ようだ」というのは、俺がTと乱取りしていて、背中を取らせたことは一度もないからである。
体捌きも、総合的なパワーも、ありとあらゆるテクニックも、俺の方がずっと上だった。よって、奴のパワー(ベンチプレス160kg,背筋280kg以上)を体感する機会はなかった。
とにかく、N君は前傾姿勢のまま動けないでいる。その状況で、Tは不意に大外刈りに入った。N君のふくらはぎに刈り足が当たって、ケンケン状態で後ろに下がった。
Tが大外刈りをやめると、すぐさま、今度は連続して内股に入るのだった。釣り手で背中を掴んだまま、大腰みたいにしてN君の体が浮いたが……やはり柔道力が足りない。そのまま両者、畳に沈み込んだ。
いや、違う! Tはこれを、寝技を狙っていた。寝姿勢に入った途端、N君の片腕を取りつつ、巻き込むようにして後ろ袈裟固めに入ろうとする。N君はさらに体を転がして回避した。防御姿勢になる。
Tは亀状態になったN君の上に乗ると、帯を掴んだ。すると、体を捨てる重心移動によって亀状態をひっくり返した。そのまま縦四方固めに持っていこうとする。
再び、N君は腹ばいになって逃れるも、ここでTは――中腰の姿勢になり、両腕で相手の柔道衣を握った。胴衣の腕の部分と、下袴の太腿部分をそれぞれ握っていた。そのまま、立ち上がってN君を両手で宙づりにすると――畳の上にゴロンとひっくり返した。
「抑え込み!」
タイマーのカウントが始まるが、抑え込んで十秒もしないうちに解かれてしまった。試合の残り時間は、あと30秒ほどだ。
いい作戦だった。まともに立ち技で勝負してN君に勝てるはずがない。先ほどの背中を掴んだ組み手は本当によかった。寝技にもっていくための算段のひとつである。背中を掴んだ後は、なんやかんやで相手を動かし続ければいい。
背中を掴むのに成功してからは、立ち技をガンガン打って、早々に寝技に引き込んで、審判の「待て」がかからないように動きまくるのだ。それで時間を稼ぐ。
彼は、これを狙っていたのか。作戦だったのか? そんなことは……あるかもしれない。まぐれはこんなに続かない。彼の脳裏にこの流れがあったのだ。
主審は、選手2人が開始線の前に立つと、柔道衣の乱れを直すようポーズを取った。
そして、N君に対して指導を与えた。一瞬、彼の表情を見たが、恐れを感じていた。眉のあたりが強張っている。恐怖を感じる時の表情だ。これから自分がどうなるかわからない、そういう恐怖を感じている。
会場がどよめいていた。大番狂わせのニオイを感じ取っている。
「始め!」
N君は脱兎のごとく、Tの奥襟を取った。対するTが背中に手を回すよりも早く、伝家の宝刀、内股に入った――不十分な組み手だったが、Tの股下に入った足がガッシリ効いている。浮かないようにするだけで精いっぱいだった。
「ヤアァァーーーーーーーーーーッ!!」
N君は咆哮を上げつつ、内股から大内刈りに変化した。自分の後ろに投げる技から、前に投げる技への連続――完璧なタイミングだった。
「終わった……?」と思ったその瞬間、Tは自らの体をコマのように回転させて、腹ばいになって畳に落ちた。寝姿勢で向き合って、怒涛の勢いでN君を組み敷いたかと思うと、縦四方固め……? いや、違う。それはフェイントであり、腕がらみ(アームロック)を極めようとしていた。審判が真上から様子を見ている。関節技が極まるか極まらないか、際どい局面だった。
刻一刻と、時間が経過していく……Tの作戦が功を奏したのだ――試合終了のブザーが鳴った。
「それまで!」
ここまで四分。実時間で約十分。お互いによく戦った。ポイントは同点である。この場合は、主審×1と副審×2による旗判定で勝敗を決する。
試合用のタイマーが置いてある長机から、審判員が手慣れた動作で紅白旗を取った。元の位置まで戻ると、主審は、副審を見やってアイコンタクトを取った。全員、どちらに旗を上げるか決まったようだ。N君が赤旗で、Tが白旗だった。
紅白2本の旗を手前に持ち上げる審判員――白い旗が2本だとTの勝ちである。会場の一角は、静かだった。かくいう俺も心臓がバクバクだった。僅かな時間のはずなのに、長く感じられる。
「判定ッ!」
赤2本、白1本という事実を確かめて主審は、溜め息を吐きながら白い旗を仕舞うと――N君の方に勝利の手を掲げた。
この試合を見ていた観客は、ほぼ全員が選手2人に拍手喝采を送っていた。スタンディングオベーションである。いい試合だった。勝ち負けとかどうでもよくて、とにかくいい試合だった。
俺はしばらく其処に立っていたが、T君の後を追いかけてトイレの方に向かった。
次です
ある日、若き法律家のマキちゃんは、机に山積みされた法律書を片付けながら、ふと自分に言い聞かせた。
「自動運転技術は未来なんだから、法制度もアップデートしないとダメじゃん!さぁ、頑張るぞ!」
彼女は法改正のために、まずは業界の人たちと話し合うことに決めた。そこで出会ったのが、例の自動運転車「Kobas バージョン AN」。マキちゃんは、AI搭載の自動運転車が自己紹介する様子にちょっとびっくりしながらも、どこか愛らしいその存在に親近感を覚えた。
「こんにちは、Kobas ANです!さっきは信号無視で反則告知をもらっちゃったんですけど、僕、悪くないんですよ!信号が見えなかっただけなんです!」
「それ、分かる!法律って今の技術に全然追いついてないよね!」と、マキちゃんはKobas ANの無実を信じ、全力で応援することを決意する。
マキちゃんはまず、議員たちに話を持ちかけることにした。ところが、彼らは古い考えに縛られていた。
「自動運転だと?そんな危険なものを野放しにするわけにはいかん!」
「え、でもですね…」
「いやいや、法律は長年の経験で作られているんだ。急に変えるわけにはいかん!」
その後も会議が進む中、マキちゃんは頭を抱えた。だが、ここで諦めるわけにはいかない。
「じゃあ、こういうのはどうですか?」とマキちゃんは、議員たちが思わずうなってしまうような提案を次々に繰り出した。
「例えば、自動運転の安全基準をさらに強化して、人間が運転しているときよりも事故率を下げるような法律を作ればいいんです!」
すると一人の議員が「あ、それなら考えられるかもな」とつぶやく。
「よし、食いついた!」マキちゃんは心の中でガッツポーズをする。だが、その瞬間、Kobas ANがちょっとおかしな提案をしてくる。
「マキちゃん、僕の頭の中に32コアのプロセッサがあるから、議員たちに一気に50のアイデアを送りつけて、全部通しちゃおうよ!」
「え、それはさすがに無理だよ…!」とマキちゃんは、Kobas ANをなだめながら、冷静に次のステップを考えた。
エレガントな逆転劇
その後、マキちゃんは自動運転に詳しい技術者や企業と連携し、社会的な意義や安全性をアピールするプレゼンを用意した。議員たちの前で、マキちゃんは優雅な姿勢でマイクを握り、にっこり微笑んだ。
「皆さん、私たちは今、新しい時代に生きています。技術が進化すれば、法も進化しなくてはなりません。AI搭載の自動運転車は、私たちの生活をより安全で豊かにしてくれる可能性を秘めています。そのためには、我々の法律も時代にふさわしいものに変わらなければなりません。さぁ、一緒に未来を切り開きましょう!」
その瞬間、議員たちは一瞬静まり返ったが、やがて一人、また一人と拍手を送り始めた。そしてついに、法改正に向けたプロジェクトが本格的に動き出したのだった。
最後に
Kobas ANは得意げに語りかける。
「うん、でもKobas、次は信号無視しないように気をつけてね!」とマキちゃんが軽やかに返すと、Kobas ANはしょんぼりとハザードランプを点けた。
こうして、マキちゃんの奮闘とKobas ANとの奇妙なコンビは、未来の交通を少しずつ変えていくのであった。
完