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2023-10-01

日テレのeVERYは頭がおかしキチガイが嘘を垂れ流している

ソコロフ司令官が死んだ?ウクライナの嘘つきが死ぬほうが早いですね。

ロシアでは全く注目していない。あのハゲが死んだ(とされている)のほうが報道があったよ。

ないのは生きているということだボケ動画検証とかムダムダ。

そもそもソコロフなんて知らんやつがいくらソフトとか使ってもダメだろ。一度死ねマジで。全員報道から消えろクズどもが。

いつ撮影たかからない。。。会議の内容がわからないのなマジで死ぬしかなかろ。挙句の果てに「ウクライナ情報確認中」というのはうそやないか

あとロシア性犯罪、まだそんな嘘を報道しているのなら、マジでシベリアに送ったほうが良い。世界中どこも信じていないよ。国連人権総会とか解散したほうがいい。なんら人権寄与していない。

2023-09-27

激冷めな俺が父親の「死にたい」に放つ言葉

俺「やり残したこととかないの?」

父「ない。みんなよく育ってくれた。」

俺「そう。やり残したことなく死ねるなら最高じゃん。俺もそうなりたい。」

父は実家に帰るたび「死にたい」と漏らすようになった。

会社定年退職後、家にこもるようになる。

死ぬ3年ほど前から、ストゼロキングピースで昼夜自傷行為のたしなんでいた。

同居する母は父を慰め、病院への通院をすすめていた。

強く支えようとするほど希死念慮は強くなり、ゾンビのようになっていった。

アイコスやウォーキングマシンプレゼントしてみたが、実家に帰るときれいなままホコリかぶっていた。

一緒に飲んで慰めてみたが、俺の気持ちは落ち着くが、父には何の効果もなかった。

本当は生きたい事は分かっていた。

けど相手無意識を健在化させ、死にたい病を治療する術は俺にない。

ある時から父を生かそうとすることを諦めた。

会うたびに、父に感謝手紙を書いて読み上げたり、一緒に飲みに行って父との思い出話をしたり。

死んだとき自分気持ちが収まるよう父を使った。

それから1年も経たず、大動脈破裂で亡くなった。

から死んだと聞かされた時、自殺でないことに驚いた。

葬式

準備が始まったが全く悲しくなかった。

死ぬ前に感謝言葉も伝えれたし、完璧に立ち回った。

式はそつなくこなせればいい。

ただ、葬儀に来る人の事を考えた。

(みんな時間と金を使って悲しい気持ち体験しに来る。来てよかったと感じてもらいたい)

俺が泣けないのは仕方ないとして、父の死を気にしてない感じだと顧客満足度は上がらない。

せめてもの思いで、喪主挨拶でみんなが感動するような文章を書いた。

俺が幼少期のエピソード仕事が大変だったのに家族にこんな風に尽くしてくれた → 急な死で悲しいの構成

式当日、覚えるのはめんどくさいので紙に書いて胸ポケットに入れていた。

喪主挨拶の番、それを広げ、一行目。

「私がいちばん幼い時の父の記憶は、父が・・・

眼が潤ってきた。

(あれ?字読めないじゃん)

「抱っこしてくれた目の前に父の笑顔があり、タバコ臭・・・

またたく間にダム決壊して顔がぐしゃぐしゃになった。

そこから先は早口で全く何を言っていたかからなかったらしい(参列者談)

激冷めな俺が父親の「死にたい」に放つ言葉

俺「やり残したこととかないの?」

父「ない。みんなよく育ってくれた。」

俺「そう。やり残したことなく死ねるなら最高じゃん。俺もそうなりたい。」

父は実家に帰るたび「死にたい」と漏らすようになった。

会社定年退職後、家にこもるようになる。

死ぬ3年ほど前から、ストゼロキングピースで昼夜自傷行為のたしなんでいた。

同居する母は父を慰め、病院への通院をすすめていた。

強く支えようとするほど希死念慮は強くなり、ゾンビのようになっていった。

アイコスやウォーキングマシンプレゼントしてみたが、実家に帰るときれいなままホコリかぶっていた。

一緒に飲んで慰めてみたが、俺の気持ちは落ち着くが、父には何の効果もなかった。

本当は生きたい事は分かっていた。

けど相手無意識を健在化させ、死にたい病を治療する術は俺にない。

ある時から父を生かそうとすることを諦めた。

会うたびに、父に感謝手紙を書いて読み上げたり、一緒に飲みに行って父との思い出話をしたり。

死んだとき自分気持ちが収まるよう父を使った。

それから1年も経たず、大動脈破裂で亡くなった。

から死んだと聞かされた時、自殺でないことに驚いた。

葬式

準備が始まったが全く悲しくなかった。

死ぬ前に感謝言葉も伝えれたし、完璧に立ち回った。

式はそつなくこなせればいい。

ただ、葬儀に来る人の事を考えた。

(みんな時間と金を使って悲しい気持ち体験しに来る。来てよかったと感じてもらいたい)

俺が泣けないのは仕方ないとして、父の死を気にしてない感じだと顧客満足度は上がらない。

せめてもの思いで、喪主挨拶でみんなが感動するような文章を書いた。

俺が幼少期のエピソード仕事が大変だったのに家族にこんな風に尽くしてくれた → 急な死で悲しいの構成

式当日、覚えるのはめんどくさいので紙に書いて胸ポケットに入れていた。

喪主挨拶の番、それを広げ、一行目。

「私がいちばん幼い時の父の記憶は、父が・・・

眼が潤ってきた。

(あれ?字読めないじゃん)

「抱っこしてくれた目の前に父の笑顔があり、タバコ臭・・・

またたく間にダム決壊して顔がぐしゃぐしゃになった。

そこから先は早口で全く何を言っていたかからなかったらしい(参列者談)

2023-09-26

税務官僚だった頃の思い出 Part2/3


思い出③ ビットコイン

 私の所属していた法人課税部門の話ではあるが、直接関わったわけではない。どちらかというと、もっと上の方の、課税全体の企画や調整・取りまとめを行う部署の話になる。

 当時も、国税庁が掲げるところの「内国税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現」をめざして、日々勉強毎日だった。世の中は変わり続けている。税の勉強に終わりはない。当時の仕事を平たくいうと、税制改正の内容を関係者関係部局にわかやすく伝えて質問相談苦情に答える、といったところか。管理職が近づいた当時は、そんな仕事をしていた。

 40代が近づいても、税の世界は深かった。税理士資格若い時分に取得したが、それでもマニアックな税分野とか、諸外国税制度になると不案内だった。

 そんな折、とある会議最中だった。ある人が、たしか個人課税徴収部門責任者だったかビットコインの話を始めた。課税方法がわからない人や、脱税の疑いがある人が増えており、(内閣府まで通じて)国レベル対応を考えているという。

 ビットコインのことは何となく知っていた。どんな形であれ、収益を得たのであれば納税するのが当たり前である。だが、事情があってできない者や、あえてそうしない者もいる。私の思い違いは、後者が思いのほか多かったということだ。

 国の関係機関は、ビットコインほか暗号資産に関する文書を多数発行している。国税庁もそのひとつだ。それは6,7年前だったか、取り掛かったのはさらにその数年前になるが――上の会議の後で、主に若手職員が中心となって暗号資産の税務上の取扱いに関する文書納税ガイドライン)を起草した。国税庁のページに今でも載っている。

 ガイドラインを作るにあたり、各部からは若手数人(YoungなAdultを含む。40代でもOK!!)が抜擢された。うち1人は私の同僚だった。あの頃、仕事帰りに個室の飲み屋で話をしたのを憶えている。彼は、ビットコイン暗号資産)に対して恨みの感情をいだいていた。

・ただでさえ忙しいのに。ガイドラインの下準備だけでも難しい

・今の部署との並行体制だと過労死する

・国際反社資金源を絶とうと思えば、暗号資産違法化してもよいのでは

・でも、それでは他国との足並みが揃わない。国力にとってデメリットがある

暗号資産がどの国でも一般的存在になれば、俺達のこの仕事は報われるかもしれん

上司評価をくれると言っていたが、貸し借りにすらなっていない感がある

・実は、「優秀な若手を」と言いつつ、優先順位の低い職員を駆り出しているのでは?

・こんなことが続くようなら、転職を考えた方がいいかもしれない

 このような愚痴をもらしていた。この人は、高卒枠で国税庁採用され、若い頃は地方税務署を転々とした。その後、実力を評価されて国税庁現場寄りの部門で働くようになった。叩き上げというやつだ。普通に幹部候補である。このあたりの考え方は、省庁によって違う。※後述。

 私だって彼のように、当時は「よくわからないもの」「社会必要性がないもの」「反社資金源」とされるものを扱う仕事に抜擢されたとしたら、どんな気持ちになっていただろう。憂鬱になっていたかもしれないし、反対にワクワクしていたかもしれない。おそらくはその中間だ。

 ところで、件のガイドラインは相当に練られている。人件費で換算するなら、軽く数千万はかかっている。本来部署でさえ仕事忙殺されているのに、彼らはよく作ったものだと感心した。

____________________________

《後述の内容》

中央省庁大卒しか採らない印象があるかもしれないが、高卒採用は私が知る限り全省庁で実施している。省庁によって雰囲気は異なるが。私が若い頃だと、毎年何十人も採用しているところもあれば、実質的高卒者を採用していないところも当然あった。覚えている限りでは、次のような印象だった。

総務省

たくさん採用する。男女比は同じくらいかデータの取りまとめや解釈など、政策の基本になる数字を拾う仕事が多い。実力が認められると政策立案担当できる。地方自治体への幹部待遇での出向も。

国土交通省

たくさん採用する。男性が多い。本庁に採用されても、ダム管理関係など現場作業をするポジションになる可能性があるからだろうか。工事用の図面作成なんかも当然あるだろう。

財務省

ほどほどの数を採用する。高卒枠だと、ほぼ女の子しか採用してなかった。もちろん顔採用だ。たまに業務で寄ることがあったが、当時の先輩が「俺も財務省の子合コンしたい……」と呟いていた。当然ながら、銀行一般職みたいに、大卒採用男性とくっつけるためにやっている。

国税庁

厚生労働省

たくさん採用する。男女比は半々だ。労働環境が厳しいこともあるのだろう、私が知っている子は、ガタイがいい人ばかりだった。総じて言えることだが、高校3年生の時点で中央省庁面接官の眼鏡にかなうわけだから、指折りの人材だ。特に役職持ちの高卒者を見たら刮目せよ」のイメージは正解だ。

____________________________

 かくいう私も、当時はこの仕事を続けるべきか迷っていた。実際、数年後には転職することになるのだが、正直やりがいを感じられなかった。

 実際、あの彼の言うとおりだったと思う。あのガイドラインは、いわゆる『火消し』の仕事に近い。すぐにバブルが弾けてなくなると思われたビットコインが生き残ったことで、脱税者(善悪を問わない)が多く存在することが予想された。事前の対策を打とうにも、そんな余剰人材は配置されていない。

 実際、暗号資産関係脱税者がいたとして、まともに取り締まることができていなかったのではないか? 現金で数千万円を国内口座に出金、みたいな愚か者はすぐに摘発されただろうが、もう少し小さい金額とか、取引所にずっと利益を預けていたとか、そういう人は対応ができていないはずだ。他部門の私ですらわかるほど、それくらい国税庁マンパワーが足りていない。

 加えて、思い出②で説明したストリートレベル行政職員観点もある。海外取引所や、すでに潰れた取引所で売買をしていた場合納税者も行政庁も課税情報証明ができない。そういう面倒かつ費用対効果の低い案件――それでいて該当者が数千人に上るであろう案件は、あえて手をつけないこともある。

 さて、こうした想定外事態が起こった場合、上で説明したように臨時タスクフォースが編成される。今回の火消しチームだと、指揮を取る者が選り抜きであったのは言うまでもないが、ほかのメンバーを見る限りだと、各課イマイチメンバー人柱にしていた感がある。正直、エースは残して温存させているように見て取れた。

 そんな理不尽でも耐えられるほどに組織が魅力的で、職員にとってやりがいのある仕事内容や職場環境を用意できればいいのだが――こういうわけで、近年の若手官僚大量離職問題が起こっている。

 ちょっと路線変更をする。思えば、このあたりの時期は私も病んでいた。過重労働で心が沈んでいた。

 一応マイホームは買っていた。ただ、数年前から妻が病気入院していて、子どもふたり実家にしばらく預けてあった。つまり単身だった。

 かつては、いろいろと堪え切れずにデリバリーヘルスを呼んでいた時期もあるが、穴があったら入りたい気分だ。煉獄さん……。

 その日々では、深夜に誰もいないマイホーム帰宅して、独身時代が懐かしいと思いながらテレビを点けていた。ある時だったか、今時風のアニメが流れた。

♪ わんわんわん猫が好き 夢中で何も見えない

  にゃんにゃんにゃん犬が好き 素直にアイラブユー ♪

 ほぼ終電+徒歩の関係で、自宅に帰る時間は固定だった。ダイニングの食卓の上に、コンビニおにぎり綾鷹を置いてから、大匙1杯の味覇を小鍋に入れて沸騰させ、菜箸で溶き卵を回し入れていた。最後テーブルコショーを振りかける。ネギは買い忘れることが多かった。

 食事の支度ができて、テレビを点けると上のアニメがやっていた。女の子が出てくるやつ。

 サブカルチャーについては、若い頃に少し嗜んだだけの私でもわかった――これは三級品のアニメだ。放送枠を埋めるためにひとまず作られたような、1話につき実質4分間だけの5分もの作品。それが正体だった。

 かわいそうに。作者はどんな想いだったろう。悔しいと思わなかっただろうか。残念ながら、番組製作者にとって優先順位が低いアニメだったのだ。※当時はそう思っていたが、今は違う。

 内容だが、女の子同士が仲良くするようなものだった。はっきりいって中味はない。ただ単に、女子高生が仲良くしているか、仲良くしようとアプローチしているだけの。そういうやつだった。だが、観ている最中に何も考えなくていい。それがいいと思って、つい毎回見てしまっていた。

 別に興味はない。なんとなく見ているだけだ。深夜帯だから、それ以外に選択がなかった。前後時間帯にほかのアニメ放送されることもあったが、観ることはなかった。この齢になると、特に30分枠のアニメは見るのがしんどい子どもと一緒に土日朝のアニメを観るのであれば、まだなんとかなるのだが。

 愚痴が長くなった。この章は仕舞いにする。これ以外にもパワハラ職員とか、やる気のない職員とか、省庁間のいがみ合いとか嫌がらせとか、議員行政との癒着・密着とか、嫌なことはいくつもあったが、本題ではない。

 そういうのが知りたい人は、元キャリア官僚が書いた書籍ブログを探して読んでみるといい。意外とみんな、けっこうぶっちゃけている。生々しい。

 その人達に比べれば、当記事の内容というのは、やはりベジタブルに違いない。冷静に考えて、野菜よりも肉の方がハイパワーだろう。そういうことだ。



思い出④ 政治家転身を間近に見て

 「官僚から政治家になりたい」という想いを抱く人は、一応は存在している。そして、そういう人が政治から求められる場面もある。

 30代に入る頃の話だ。具体的にいつ頃だったか失念したが、自由民主党地方自治を担っているグループが各官庁にチラシを配っていた。要するところ、「官僚の皆さんの中で政治家になってみたい人、手を挙げて。ハーイ、ハーイ!!」と、ここまで軽いノリではないが、かくして官僚から政治家へ……というルート希望する人は一定数いる。

 そういう説明会に参加したことがある。「興味本位でいい。年齢関係なし」といったことがチラシに書いてあったが、会場に同年代はほぼいなかった。

 説明会の流れは月次だった。自民党のそこそこ偉い人が挨拶をして、後は別の人達に交代して政治家への転身ルートの大まかな説明(国政コース地方自治コース)があって、最後簡単グループ討議だった。

 なお、これはずっと昔の話だ。今がどういうシステムかはわからない。

 私がいた席の隣には、一回り年上の国土交通省(の前身)の技官であるIさんがいた。体格は小柄だったが、その割には大きく見えた。頭の回転が速くて、こっちが話しても0.5秒でレスポンスが飛んでくる。

 Iさんとはグループ討議の後で連絡先を交換して、一度だけ飲みに行った。頭の回転だけじゃなく、教養のある話し方だった。人としてのスペックの違いを感じた。

 Iさんが上の説明会に参加した動機は、出世や昇進に関係していた。上に行けないのであれば、いっそ政治世界活躍してみたい――そんなことを話していた。

 Iさんは、東大でも京大でも筑波大でも東工大でもなく、一般的国立大学だった。偏差値でいうと50ちょっと。私と同じくらいの。その大学名では正直、立身出世の見込みはなかった。よくて審議官民間でいうと次長部長ほどか。今はどうかわからないが、当時は学歴が問われる時代だった。国交省でも、上級管理職東大が基本だった。

 Iさんのキャラクターというのは、古い語彙になるが、ザ・自民党といった雰囲気だった。政治的に保守というやつだ。頭の回転が速いというよりは、物事道理がわかるというか。いざという時には清濁併せ吞むことができる。そんな具合だ。

 かくいう私は、政治家ルートは無理だと感じ、その後にあった面接を受けることはなかった。国会議員になるには地盤看板も鞄も足りないし、かといって地方自治体に出向して市町村助役(今でいう副市長)になるのはリスクが高すぎる。もし地場に合わなければどうすればいいのか。どの面を下げて霞が関に帰ればいいのか? いや、というか帰れない。片道切符だ。

 でも、本当に政治家になりたい人であれば、不安に打ち勝ってしまえるのだろう。当時の私は、転職を考えはじめていたけれども、今と違って転職市場は整備されていなかった。インターネットでの転職活動も始まったばかりだ。リクナビ黎明期になる。

 まあ、それらも言い訳に過ぎない。本気で転職したい人だったら、そんな事情関係なく転職エージェント架電していることだろう。心の底では、そこまで転職したいとは思ってなかったのだ。

 その後も、厳しい日々が続いた。職責はどんどん増えていくけれども、やりがいは減っていった。給料も見合っていない。時給換算だと千数百円ほどか。上でいう40才になる頃には、自分がなんのために働いているのかわからなくなった。行政ロボットのようだった。

 ひたすら政策課題に対して向き合い、法律常識に照らして世間でいうところの正解と思われる回答を見つけ出し、複数上司忖度とやらをしながら仕事を回していた。税制を維持していくためのロボットになっていた。

 あと数年以内には、おそらく課長補佐から課長級になる。もっと忙しくなるだろう。子どもを2人育てるなど不可能だ。

 もやもやした気分で深夜に帰宅した時、やはり、あのアニメ――『犬神さんと猫山さん』が流れていた。たった三ヶ月の付き合いだったが、少しばかりの息抜きになった。コンビニおにぎりお茶と、味覇スープを飲みながら、ほとんど何も考えずに観ていた。

 女性同士が仲良くすることに主眼を置いていたのはわかる。メインふたり関係だけでなく、ほかの女性同士の関係性も描いている。

 犬神さんは積極タイプだった。猫山さんのことが大好きだ。ほかの女の子はいざこざがありながらも、最後には仲良しになっていた気がする。

 強いていえば、犬神さんの猫山さんに対するアプローチには、セクシャルハラスメント構成する要素があった。いきなり抱きついたり、薬物を飲み物に混ぜようとしたり、髪型自分好みにさせようとしたり、猫山さんの反応が気に入らないとキレたり、ハラスメントし放題だった。デートDVに通じるものがある。人権という観点からは、現代社会で許容されるべきものではない。

 この日記を書き始めた頃、ニコニコ動画登録して全話パックを購入した。順番に話数を巡ったところ、第9話にこういうやり取りがあった。以下、犬神さんを「犬」とし、猫山さんを「猫」とする。

犬「あの~、今なんて……?」

猫「えっと、だからストパーかけたいなって……」

犬「バッカなんですか猫山さん!」

猫「そこまでいうの犬神さん!?」

犬「だって、素晴らしいその猫っ毛を矯正するとか、そんなのって、そんなのって、コーヒーからコーヒー抜くようなものですよ!?」

猫「わたしアイデンティティなんだと思ってるの!?」

 リアル高校生ならこういう会話をするのかもしれないが、中年の私には厳しい描写だった。若い人向けの作品なのだからと思いつつ、読者が真似をしたら相手が苦しいことになる――と当時は考えていた。こちら以外にも、若い人なりの情動リビドー)が爆発するようなシーンがあったのを思い出す。

 思えば、若い人向けの作品なのだから、少しオーバーなのがちょうどいいのかもしれない。作者が若年だったのもあるだろう。梶原一騎(巨人の星)にしても、雁屋哲(野望の王国)にしても、巻来功士(メタルK)にしても、CLAMP(聖伝)にしても、荒木飛呂彦(バオー来訪者)にしても、板垣恵介(バキシリーズ)にしても、作者が若いと、エログロやスプラッタや、恋愛確執社会価値観との対峙など、青春期ならではのリビドーに溢れている。反対に、作者が齢を取ってくると確執関係が雪解けするような、そんなシーンを描くようになる。『バキ親子ケンカ編』などが顕著だ。

 あの人達が若かりし頃のマンガというのは、基本線として反社会的だ。反社会的といっても、若者にとっての抑圧を打ち破るという意味での反社会性だ。うまく料理できれば、マンガの魅力として存分に活きてくる。あの人達は、若者のそんな感情を搔き立てるのが抜群にうまかった……と、元若者が振り返ってみる。

 追記 Iさんはその後、大成した。少しではあるが本人に馴染みのある地域で、市町村助役として迎え入れられた。その後、国会議員職員団体や地元から応援を受けて市長選立候補し、並み居る解放同盟勢力を圧倒して市長になった。

 あれから調べてはいないが、きっと長い間お勤めになったのだろう。ああいう人がもっと多くなれば、地方もっと活性化するに違いない。



 Part3/3

 https://anond.hatelabo.jp/20230926201303

2023-09-24

売国奴児玉下僕ナベツネ徳間康快

 児玉日本をどうしたかたかは、九頭竜ダム事件一つを取ってみても明々白々だ。

 ダムこそ日本最大の強みである

 児玉は、日本を弱体化させ、海外エネルギー資源依存させるために、日本ダム建設妨害した。

 連中は、CIAのエージェントとして、裏の表の顔で活躍していたが、実際は違う。

 CIAこそ、連中の飼い犬なのだ

 例の如く、アメリカ権威と力を利用した、上級国民工作員に過ぎない。

 更に、徳間康快は、逗子開成学園をリニューアルする際、「女性トイレだけをデパートみたいに豪華にしろ!」と放言した。

 実際、ルミネなどの男女トイレを比べてみれば、女性トイレの方だけが、異常なほど豪華で、男性トイレ公衆便所並みであることが分かる。

 その結果、日本での男女の公共トイレ利用時間は、女性の方が2,5倍。

 生理的な排泄時間は、男性の方が、一回の排泄に、長く時間がかかり、回数は男女ともに変わらないから、普通なら、男の方が利用時間が長くなるはずなのだ

 つまり、男は、汚いトイレ押し付けられた挙句我慢させられ、利用時間が減り、女は、ホテルのような豪華トイレ満喫し、利用時間が長くなっているだけだ。

 そのせいで、女性トイレの方が混むようになると、更に、「女性トイレの方が混むんだから女性トイレの数を2,5倍に増やせ! 同じトイレ数は差別!」と喚き、更なる男性差別女性優遇要求している。

 要するに、それがこの日本国における、男女差別真実である

 女性が、女性差別を訴える時は、常に、背景には、真の男性差別存在し、自分たち優遇されている事実を隠し、差別されている男たちが、不満を言えないようにさせるために、先に、「女性差別がー!」と攻撃しているだけだ。

 先に、「性差別がー!」と攻撃すれば、身に覚えのない男たちは逆上し、上手く誘導すれば、「性差別なんて訴えるな! 性差しょうがない我慢しろ!」と言わせることができ、そうすれば、自分たちの真の性差別がバレた時も、「性差しょうがいか我慢すればいいんじゃないのかー!」と黙らせられる、というわけだ。

 誤信念の強化と、一貫性法則を使った、おぞましい差別肯定方法だ。

 そうして差別を飲み込まされ、自分の抱える真の不満について、訴えることはおろか、自分でも認めることすら出来なくなった男たちは、無意識に抑圧し、常に正体不明の不満に脅かされ続け、精神を失調する。

 バカ女は、マスゴミによって、そこまで増長させられた挙句自分の周りの男たちに、男性差別への不満を抑圧するように攻撃し、その結果、バカ女の周りには、去勢された負け犬と、正体不明の不満から、突然狂暴化するようなキチガイばかりになり、最低下劣なサゲマン女として、ゴミみたいな生涯を終えるのだ。

 それが、今の日本において、女が権力を握った家の末路だ。

 そういう糞フェミゲマン女とは、一切付き合ってはいけない。

 付き合わざるをえなかったら、どんな手を使っても脱洗脳しないと、潰されるのはこちらの方だ。

 日本の男は、そこまで追いつめられている。

 そして、それを助長しているのが、徳間のような、ヤクザのアメポチの、CIA工作員どもなのである

 これは、アメリカ、というかその背後にいる支配者たちによる、日本男性を性弱体化させ、女だけを増長させることにより、男女分断を図る、社会的、肉体的、精神攻撃なのだ

 特に男性差別トイレを作っているデパートの連中は、全て外国勢力工作員だと思って良い。

 デパートに居る奴らは、全員皆殺しにすべきである

 ヤクザ徳間は、中国に対し、日本人は奴隷になれとでも言わんばかりに喚いていたくせに、アメリカ映画セブン・イヤーズ・イン・チベットを、「お前が主催している映画祭で上映するな」と中国政府から圧力を掛けられると、途端に手のひらを返して、中国叩きに転じた。

 中国が、なぜそこまで横暴な要求をするようになったかというと、日本映画場合は、もっと酷い要求でも、全て無理やり、日本側の映画人に飲み込ませて、ひたすら増長させるようにしていたからだ。

 徳間のやり方は常に横暴で、本人自体ヤクザ同然だった以上に、もちろん、ヤクザアサヒ芸能を所有する徳間は、山口組とも懇ろで、何かあった場合は、ヤクザ工作員を利用したと言われている。

 そんな男が作ったのがジブリであり、よくもまあファミリー向け面できたわけである

 それが、アメリカ映画になった途端に、中国黙れと手のひらを返した。

 彼が、日本アメリカ、どちらの映画界を大事にしていたか、良く分かるだろう。

 それまで徳間は、反日デマである悪魔の飽食』を映画化しようとさえしていたのだ。

 中国人の被害者意識をくすぐって、更なる日本叩きを誘発することが目的なのは、火を見るよりも明らかだ。

 要するに、ここでも、男性差別による男女分断と同じ、中国人を増長させ、日本差別扇動し、怒らせ、日中分断を計画し、戦争までやらせようという意図していたのだ。

 それは言い過ぎだと言っている平和ボケの糞バカは、ウクライナを見てみるがいい。

 ロシアが進行する寸前まで、お前らみたいなバカが、「ロシアウクライナに侵攻するなんてあり得ない」とほざいていたのだ。

 ウクライナ反ロシア化を煽ったユーロマイダンだってアメリカ扇動したというあらゆる証拠が、既に上がっている。

 徳間のようなCIA工作員のせいで、中国他国に攻め入る可能性は、遥かに増大した。

 まあ、皮肉なことに、徳間時代には、中国を恐れていたせいで、中国増長させていたのが、今や、中国をなめ切っているせいで、中国の怒りを買おうとしている。

 怖いからへりくだる腰抜けと、下に見た相手には、とことん増長する屑のせいで、平和は脅かされるのだ。

 日本マスゴミ界は、テレビアニメ邦画も含めて、連中の工作員みたいな奴らが牛耳ってるんだから、どうしようもない。

 絶対に、アメリカメディアが勝つように調整されながら、一般日本人のスタッフなんて、超絶的なブラック環境で、過労死するまで使い潰されるだけ。

 その血による労働の対価は、「日本コンテンツって糞だな」という侮蔑と憎しみしかない。

 だから、男向けには、ゴミみたいな物ばっか作り、男女分断を図るための、女性向けコンテンツけが露骨なほど優遇されて作られている。

 まあ、その女向けコンテンツも、豪華なのは見た目だけで、内容は、こないだの『愚行録』のように、連中に搾取され、都合よく滅びてくれる糞メス犬になるよう洗脳するための有害コンテンツばかりなのだが。

 そりゃ先進国の中で、日本だけ、女性自殺率”も”伸びているわけだ。

 都合が悪くなれば自殺するまで追いつめる。

 助けてくれる男なんて、もういない。

 自分たちワガママのために、女は、搾取されるだけのメス犬に自分から成り果てといて、いざとなったら、散々罵ってきた男たちに、助けろと要求している。

 工作員どもに取り入った女どもには、破滅しかもたらされてはならない。

 徳間は、アサヒ芸能で、ヤクザのヨイショ記事を連発し、ヤクザ一般人を食い物にし、破滅させ、犯し、殺すことを助けた。

 マスゴミ信者どもは、そうした連中に与しているのだ。

 奴らがヤクザにどうされようが、自業自得というものだろう。

 マスゴミは、ナベツネ批判することはあっても、徳間批判することは全くない。

 おそらく、それは、徳間の方が上というより、徳間が、上級国民の中で、一番損な役回りを買って出て、自ら進んで手を汚していたからだろう。

 だから上級国民どもは、口で徳間を持ち上げて、また同じようなバカな身内に、自分たちのために、汚れ仕事やらせようという魂胆なわけだ。

 だから徳間も、死ぬ間際に、「俺は騙された」と喚いて、自業自得に惨めに苦しんで死んだ。

 徳間のような、悪辣レイシスト低能な屑は、自分たち上級国民だけを人間扱いし、それ以外の人間ゴミのように扱い、特に近くにいた奴から食い物にし、使い潰して、他の上級国民のために奉仕させた。

 他の上級国民さまのために、悪の限りを行い、その報いのために、下痢便のような生涯を奪われた。

 ナベツネのような奴は、一番有利なポジションキープし、楽をしながら、徳間のようなアホのカスを利用して、うまい思いだけをしまくっているから、同じ上級国民にも、嫌な顔をされるわけだ。

 だが、それは、徳間のような、自ら進んで悪事を働く屑が、馬鹿阿呆間抜けで、腐りきった下劣畜生なのが悪いのであって、ナベツネがいつも得をするのは、他の上級国民に比べたら、日ごろの行いが良いかなのだ

 ナベツネも屑だが、他の上級国民はそれ以下なのだから仕方ない。

2023-09-23

そろそろゼルダの伝説ティアーズオブザキンダム悪口書いていい?

マップがつまら

地上のマップは前作とちょっと違うがほぼ同じ。目新しさはほとんどない。洞窟は大量に追加されているが、穴ぐら探索なのがかなしい。

空・地下がマップで追加されたが、最初こそワクワクしたものの、空はスカスカで遠くて落ちたらワープ地点からやり直しというイライラ仕様。地下は暗くてだだっ広い空間というだけ。村や国など新しい人の営みはほぼ追加されてないので本当につまらない(イーガ団の拠点があるくらい)

モブ馬鹿ばっかり

「あれ?いつの間に看板が立ってる!?」「あれ?いつの間にか敵がいなくなってる!?」「あれ?いつの間にか岩がなくなってる!?」本当にこればっか。痴呆症祖母と話してる気分になる。

リンクのことを知らないやつばっかり

前作で世界救ったんだぞ?サクラダが知らないのは意味がわからない。ゴロンシティとかほぼユンしかリンクのことしらねーじゃねーか。ゾーラの民のほとんどがリンクのこと覚えててくれてて感動したわ。

敵がつまら

前作もつまらんかったが今作もつまらん。敵の種類が増えたが、やっぱり色違いコンパチばかりと戦うことになる。

同じボス戦ばっかりでつまら

前作もつまらんかったが今作もつまらん。広大なマップを探索してボス見つけてもグリオーク、ブロックゴーレム、ライネルばっかり。最初こそワクワクするが、倒し方さえわかればHPが高いだけの作業ボスを何十回も繰り返すだけ。

ファントムガノン弱すぎ

こいつくらいめっちゃ強くしてもよかったんじゃない?

馬車にできるようになりました

からなんだよ。企画倒れすぎるだろ

零式バイクがない

前作の零式バイク乗らせてくれ。空からバイク飛び降りたり地下探索とかしたいやん。コスパ抜群エアロバイクとか本当につまらん。かといってエアロバイク縛ったら移動が面倒くさい。馬は終わっとる。

賢者がクソ邪魔

アイテムをチューリが吹き飛ばしたり建築物ユン坊がぶっ壊すことはザラ。そのくせチューリとユン坊は探索で必須級なので消せない。賢者の有無をショートカットでできるようしろ賢者能力発動方法を変えろ。ルージュ能力ルージュの行動AI全然合ってないだろ。ミネルはBボタン連打で降りられるようにしろ。単純に賢者邪魔で前が見えない。本当にテストプレイしてないレベル

龍の泪のムービー時系列が終わってる

地上絵というアイデアはすごい好きだが、見れるムービーの順番が完全に運(遺跡にヒントがあるらしいが)。時系列順にムービーを見させろ。

ネルマスターソードイベントで入手で良かったんじゃない?

適当に探索してたらマスターソードとミネルを見つけてしまった。「ゼルダを元に戻せるかもしれない」という大一番のイベントなのに適当な探索で見つけられるせいでプルアとの会話が「もう見つけちゃってるの?」ってなって変な空気になったし、ワッカ遺跡秘密も「もうわかってるのに俺は何をやらされてるんだ?」と思いながら消化した。

祠のレベルのムラが激しい

最初の祠だけ力入れて作って後半飽きただろ。特にツカロクの祠はかなり工夫されてて「このレベルの祠がたくさん…」とワクワクしたけど後半の祠はツカロクの祠のワンアイデアくらいでええかみたいな祠ばっかりだったぞ。

魔人像がわかりにくい

岩かと思ったわ。

面白かったところ・よかったところ

2023-09-16

毎年卒論ジャニーズファンダムを取り上げる学生が必ず居るけど

今年書こうとしてた子は予定が全部狂ってしまっただろうな。

あるいはこの狂騒もうまく取り込めればよい卒論になるかもしれないが。

去年までに卒業した子たちはうまく逃げ切ったな。

2023-09-15

激冷めな俺が父親の「死にたい」に放つ言葉

俺「やり残したこととかないの?」

父「ない。みんなよく育ってくれた。」

俺「そう。やり残したことなく死ねるなら最高じゃん。俺もそうなりたい。」

父は実家に帰るたび「死にたい」と漏らすようになった。

会社定年退職後、家にこもるようになる。

死ぬ3年ほど前から、ストゼロキングピースで昼夜自傷行為のたしなんでいた。

同居する母は父を慰め、病院への通院をすすめていた。

強く支えようとするほど希死念慮は強くなり、ゾンビのようになっていった。

アイコスやウォーキングマシンプレゼントしてみたが、実家に帰るときれいなままホコリかぶっていた。

一緒に飲んで慰めてみたが、俺の気持ちは落ち着くが、父には何の効果もなかった。

本当は生きたい事は分かっていた。

けど相手無意識を健在化させ、死にたい病を治療する術は俺にない。

ある時から父を生かそうとすることを諦めた。

会うたびに、父に感謝手紙を書いて読み上げたり、一緒に飲みに行って父との思い出話をしたり。

死んだとき自分気持ちが収まるよう父を使った。

それから1年も経たず、大動脈破裂で亡くなった。

から死んだと聞かされた時、自殺でないことに驚いた。

葬式

準備が始まったが全く悲しくなかった。

死ぬ前に感謝言葉も伝えれたし、完璧に立ち回った。

式はそつなくこなせればいい。

ただ、葬儀に来る人の事を考えた。

(みんな時間と金を使って悲しい気持ち体験しに来る。来てよかったと感じてもらいたい)

俺が泣けないのは仕方ないとして、父の死を気にしてない感じだと顧客満足度は上がらない。

せめてもの思いで、喪主挨拶でみんなが感動するような文章を書いた。

俺が幼少期のエピソード仕事が大変だったのに家族にこんな風に尽くしてくれた → 急な死で悲しいの構成

式当日、覚えるのはめんどくさいので紙に書いて胸ポケットに入れていた。

喪主挨拶の番、それを広げ、一行目。

「私がいちばん幼い時の父の記憶は、父が・・・

眼が潤ってきた。

(あれ?字読めないじゃん)

「抱っこしてくれた目の前に父の笑顔があり、タバコ臭・・・

またたく間にダム決壊して顔がぐしゃぐしゃになった。

そこから先は早口で全く何を言っていたかからなかったらしい(参列者談)

リビア ダム決壊死者一万人超え

モロッコ地震は二千人亡くなったとかだったし、北アフリカで災難続きだな。

2023-09-14

anond:20230913232348

KーPOPファン文化との違いの考察は先月・先々月くらいにそこそこされてたけど、まさかここまで悪質なファンダムだとは信じたくなかった人は多そう

首を絞めてる側なの気付こうよというか…

2023-09-10

ニコニコ動画の生声実況プレイ動画

https://www.nicovideo.jp/tag/%E5%AE%9F%E6%B3%81%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4part1%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF+-VOICEROID%E5%AE%9F%E6%B3%81%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4?f_range=3&sort=v&order=d

これはボイロ実況を除いたpart1動画の一ヶ月以内の再生数順なんだけど(約ボイロ一件まざっちゃってる)

稲葉百万鉄以外で一万再生越えが一人

数千が5人続き、以降は千再生も行かない。500再生したらすごいレベル

再生も固定ファンがついてる古くからの人ばかりではなく人が人に集っている

実況動画限らずの現象だがジャンルごとに数人の内容関係なく再生される人とその他の底辺が沢山なのが現状だ

よいものができるには沢山の(下手な)人が必要とは言われるが、ニコニコクリエイターはもはやよじ登れるピラミッドではなく10000or10という画鋲の中で暮らしている

この細すぎる糸を登るにはお釈迦様の助けでもなければできないだろう

もちろん、一世を風靡し終わった衰退ジャンルを見て言っているといわれてもしかたないしyoutubeのほうが優れているというわけでもないむしろニコニコのほうが一覧性が高いからこういったジャンルは死んでるが人だけが生きている状況が可視化されているわけだ

コメント流れることや視聴者との一体感などといったニコニコの特徴は全体の特徴ではなくごく一部の高再生動画という狭あい地にぎゅうぎゅうに詰まっている人だけが感じるもの

そして誰もがどうにもできないわけなのだが、それにしても逆転の目すらないのは辛い

ジャンルに人が居ないのでそもそも人目につかない

多少底辺のほかより抜きん出ても、ジャンルではなく人に集っている既存の人気動画が上位を占めているので露出の機会もない

まさに育ちきった木々に阻まれ下草が育つことができない森林のような状況だ

そこに手を入れる間伐のような役割を持つ広告おすすめ順なども機能してるとは言いがたい

視聴者が、そしてクリエイターができることはひたすらにそのときどきの覇権、いや古いか人気ジャンル適応してイナゴのように遊牧することだ

新ジャンル適応できなかった人間は枯れかけた井戸の中で、そして頭上のたっぷり貯水したダムを眺めながら朽ちていくしかないのである

2023-09-09

気がつくとゼルダの伝説botwを30時間ぶっ続けでプレイしていた

日5年続けていたバイトをやめた。

このバイトをする何年も前から自分には何らかの精神疾患があり、それでもなんとかだましだましやっていたのだが、人間関係の煩わしさ・増え続ける不毛業務上手続き自分の頭のイカれ具合などいくつかの要素が重なった結果、糸が切れてしまった。

どの仕事ももって1年、はやくて一週間でやめていた自分にとってはこの仕事はよくがんばったほうである

さて家族友人親戚その他諸々含め頼れる人間というもの自分はいないので、仕事を辞めたからには新しく仕事を探さなければならない。働かなくては生きていけない。


しか疲れた。如何せん、疲れた。何か生活を彩る娯楽が欲しい。この疲れを、胸の奥に居座り続けるどうしよもないこの澱みを、ひとときあいだでも忘れさせてくれるような楽しみが欲しい。

そう思い、ニンテンドースイッチを買った。ソフトゼルダの伝説ブレスオブザワイルド

ずっとやりたかったのだが、自分にとってはそう簡単に手が出せる金額ではなく、そもそもその金があったら精神科行くなりカウンセリング行くなりしたほうがよいことはわかっている。しかしこの度判断力が薄らぎ、正確には誘惑に負け、秤がそちらに傾いてしまったので、購入を決意。アマゾンメルカリを巡り正常な動作可能範囲で最低限の価格のものを探し出す。

中古電子機器をましてインターネットで探すなどという行為博打のものなのであるが、ままよと思い、注文を確定。

届いたスイッチには画面になかなかの使用感が見られたがテレビに繋げば気にならないためひと安心。さあゼルダだ。


世間では今やティアーズオブザキンダム時代らしいが、俺がずっとやりたかったのはブレスオブザワイルドだ。なんならブレワイをクリアした後でティアキンをやればいい。

そうして始めたゼルダの伝説ブレスオブザワイルド自分には依存癖があり、今まで購入を渋っていた理由の一つもそこにある。1日2時間と決めたがしかし、日増しにプレイ時間が伸びていく。

あれほど楽しみにしていて、これほどのめり込んでいるこのゲーム、そんなに面白いかと問われると、俺はまだ面白いとは感じていない。

このゲームプレイしているあいだ、俺はリンクだ。リンクとして真剣に、村人のお願いをきいたり、祠を攻略したり、崖をよじ登ったり、鉱石ハンマー採掘したりしている。デスマウンテンの頂上からパラセールで悠々と滑空するのも、ボコブリンの巣の眼窩の穴からひたすらリモコンバクダンを投げ込み続けるのも、ミファーから好意に喜びながら困ったりするのも、そのどれもが真剣なのだ

例えば、生きることが面白いかと問われてもなんとも言い難いし、そもそもその問いがおかしいと思うだろう。これはそういうことだ。

そして購入してから一週間後、俺は気がつくとゼルダの伝説ブレスオブザワイルドを30時間ぶっ続けでプレイしていた。不思議と食欲や眠気、尿意便意もあまりわかなかった。ただひたすら冒険をしていた。ただひたすらハイラル大自然を駆け回り、飛び回っていた。


メインのストーリーに絡むクエストガノン討伐を残すのみとなった。あんまりすぐクリアしてしまうのももったいないからちまちまやっていこうと思っていたのだが、もうそんなところまで来てしまった。

これからどうしようか。

そうだ、オルドラのうろこをまだ手に入れていないから、前に一度オルドラに出くわしたゲル山脈の北にある祠のあたりで少し粘ってみるか。

2023-09-04

石木ダム反対運動で気になっていたこ

石木ダム建設事業は前からウォッチしていたのだが、今日ニュースによると反対運動側が工事現場へ立ち入ったことについて事業者側が被害届を出したという。反対運動側に、おそらく抗議運動について素人であることによる緩みが散見されており前から気になっていたが、ついに一線を越えてしまったのだろう。

気になった運動瑕疵はいくつかあるが、一つは抗議(対話?)申し入れのため役所に乗り込んだ際、よりによって運動相手方役所に駐車料金の補填を求めたことだ。これは彼我のけじめがついておらず、もし筋金入りの活動家なら先方から補填すると言っても懐柔であるとして断る性質の金だ、抗議側が、何か大きな認識違い、あるいは相手方への甘えを持っていることがこの一件から分かり、この反対運動は失敗することが必然であろうと確信した。

また抗議活動として抗議FAXを皆で毎日送りつけることをTwitterで呼びかけていた。これも業務妨害への誘導として大変危険行為であり、相手の出方によっては足をすくわれ根こそぎ運動崩壊させる危険性がある。

そして今回の現場立ち入りの被害届の件だ。日付と関係者ツイッターを照らし合わせると、よりによってその重機による立ち入りの状況を写真に撮って公開しているのだ。その土地は、すでに彼らの土地ではないことは分かっているはずなのに。自ら犯罪証拠を公開するという素人臭さ、支援弁護士がいるならさっさと写真を引っ込めることを指示すべきだが、さっき見たらそのままになっている。

公共事業への反対運動に外部から支援者が乗り込んで地元を引っかき回し誰も責任を取らないとか聞く話だが、この石木ダムに関しては外部の応援団無責任であることはもとより、地元の人も自ら素人運動による下手を打っているような感じがする。悲劇的な結末しか見えなないのだが、気の毒なのでなんとかならんものか。

2023-08-30

anond:20230829120148

じゃあ東京電気もっと上げないとな

ダムになったり川が干からびそうになったり、東京電気送るために割食ってんの福島だけじゃねえから

それでも持ちつ持たれつと思ってたのに福島に対してあんまり他人事すぎるから東京人やべえってなったんだろ

散々地方バカにするくせにちょっと大雪右往左往からかわれただけでものっそ被害者ヅラするしな

2023-08-29

Newjeansおじさん記事について一K-POPファンツッコミを入れるよ

https://news.yahoo.co.jp/articles/76e97329d9e950b9a3b32d23a1595e89e579ad9f

burnoutdog おじさんに流行り始めた流行文化は、すぐに廃れるのが世の定め…

Newjeansをマリトッツォとかなぁぜなぁぜ扱いしているところがまず誤解です。

正直、あたしはニュジが日本若者流行ってるかどうは知りませんけど

去年デビューしてからというもの、とっくに世界評価を得ています

日本のおじさんが注目したからって廃れるような「ブーム」ではありません。

aox 毛がめっちゃ長いですね

韓国アイドルカムバック制度というのがあって、

新曲を出すと数ヶ月くらい音楽番組に出演したり

一定期間活動してから次の曲に向けてまた潜伏というのを繰り返します。

その都度、ヘアメイクを次のコンセプトのものチェンジするので

このときたまたま全員髪が長かっただけです。

triggerhappysundaymorning K-POPアーティストって性的を売りの一つにしてんじゃんよw 単におっさんキモイって差別したいだけでしょ?いやま、おっさんは当然にキモいのだけれども。

一部そういうのを売りにしているグループもあります

じつは韓国ファンダムは「性的」という部分に関しては繊細なほど敏感で

よく性的振り付け問題になって禁止になったりしていました。

Newjeansに関してはデビュー当時、「幼すぎる」と批判がありました。

これは多くのコメントが指摘していたことですが

おっさん差別したいだけ」は誤解です。

このENCOUTの記事があえて煽って書いているだけで

発端となったTweetは「特定人物に向けて言っている」と明言しており

https://twitter.com/suruli/status/1693184305382724028

不特定多数おっさん批判ではありません。

また、まとめブログではありますが、こちらの記事によると

https://dinvia.diary.to/archives/22104716.html

K-POPアーティストファンを見下していた宇野維正なる人物

「NewJeansサイコぉ~」「NewJeansの3年後を想像したくない(ドヤ)」

と急にマウントを取り始めたためK-POPファンダム困惑したという一幕があったようです。

そのような前提があっての今回の一連のTweetを「ENCOUT」というイナゴメディア

いかにもおっさん叩き、新参叩きという感じで煽り立てて書いてしまったというのが現状です。

(勿論、発端となったTweetも決して褒められた表現ではありませんが)

sekiryo おじさんという物に穢れと蔑視付与して叩いて快感を得てるんだから若い女性に性的眼差しを向けると主張している事とやってる方向性は同じだよね。「おじさん」の性的消費じゃん。

metaruna 今の世の中で唯一叩いていい存在、それがおじさん。かわいそうランキングが低すぎる。なのにいまだに父権社会とか事実無根いちゃもんつけられて叩かれる存在、それがおじさん。

dusttrail 子供(最年少は15歳)をエンタメ消費する時点で誰しもが目糞鼻糞ではないの?そんな、「私の消費は良い消費、おじさんの消費は汚い消費」みたいなこと言われても。

したがって、このような「おっさん叩き」と受け取ったコメントは誤解です。

また、以下のような「新参叩き」と受け取ったコメントもすべて誤解です。

doksensei なんというか、全てのファンオタクアル中(アルフィーファン)を見習え、と思うな。新規いつでも大歓迎!みたいな懐の広さと柔らかさがある

zubtz5grhc ルールを知らない新規と厄介な古参との対立なんてどのジャンルでもあるある。叩く対象が中高年男性ならば安心して記事出せるし絶賛される。これが女性若者対象だったら許されないけれど。

pitti2210 別にJ-POP知らなくてもPerfume聴いていいと思うし、K-POP無視してNewJeans聴いていいと思うけど、おじさん名乗ったり加齢を拒否するのはひたすらキモいと思った。



正直、一K-POPファンとして今回の騒動迷惑しかありません。

K-POPファンダムはそんなに怖いところじゃないはず。

もっと言えば個人的にはべつにK-POPファンダムなんて無視して

NewJeansだけ聴いててもいいし、そんなもんは自由です。

しろいままで見下していたものが良かったとき素直に「良い」といえるこの方は

素晴らしいと思いますよ。

napsucks ぱっと見右側の2人が等身大パネルに見えた

から何だよw

ちなみにこの階段SBSという放送局階段

K-popアイドルが頻繁にさつえいしています

mtk_inrs そんなことよりハニが日本のこと「スシランド」って呼んで炎上してることの記事なんで上がってないの

お、おーすとらりあに同名に寿司屋があるんよ。

そこのことだから

2023-08-28

なぜか怖いもの

商品自主回収のCM

ひな人形🎎

・閉店後のゲームセンター

・少しだけ開いている襖

ロマネスコ

・夜中に見る鏡🪞

警察から電話

セサミストリートビッグバード

・広過ぎるトイレ

トランプの絵札🃏

ピエロ🤡

ガチャピンムックかわいいですぞ

風力発電風車

ダム

ひまわり畑🌻🌻🌻

他にある?

2023-08-26

河野太郎は狂いすぎ】デジタル不正行為をやって経済効果があるという狂気

光ディスクでの書類提出など求める「アナログ規制撤廃GDP 3.6兆円増--河野大臣が明かす

https://news.yahoo.co.jp/articles/8c5e56b4c757582a8cc6ffb6b8eb1501a3d83177

データ改ざん防止のような不正行為をやりたい放題にする。

また、河川法都市公園法では、河川ダム公園の巡視点業務において、人が現場で「目視確認」することを求めている。その他、道路交通法では、安全運転管理者講習において、遠方の居住者に対しても講習会場への来訪を求めるなどしている。

トンネル事故も忘れている。

デジタル業界は軒並みバカヤクザしかいない。事故が頻発することが嬉しいデジタル化はバカでしょ。

2023-08-23

映画バービーは単なる人間賛歌モノなのでは?

この映画についての物議・炎上はいくつかあって個人的にも嫌な印象しかなかったんだけど、どうせ自分一人が見ても見なくても日本での売上は芳しくはないだろうと思って見に行ってきた。

そうしたら頭の片隅でずっと考えつづける映画になったので、思うところを吐き出しとこうと思う。

以下うろ覚えながらネタバレしまくる。

深夜の書きなぐりだから色々お粗末だろうが勘弁してほしい。

長いぞ!あと普段このサイトをそんなに見ないので空気感も分からない。



端的に言えば、自分には普通にコメディとして楽しめた。

一番面白かったのは、ケンバービーをやっと惚れさせることができた!!と確信して2時間か4時間ギター弾き語りしてたあたり。

理由はざっくり後述するけど、男社会化したバービーランドで自信満々に振る舞っていたケンが、歌詞では『こんなダメな僕でも愛してくれるかい』みたいな弱気なことを言っていたのが毒っ気があってよかった。

それで、語るに外せないこの映画社会的な側面についてだけど、当然かなり強いメッセージが感じられる映画ではある。

興味深いのはやっぱり、この映画フェミニズム映画として評価されているのと同時に、アンチフェミニズム映画としても評価されているところだろう。

実際映画を見てみて自分も納得した。監督女性で、女性についての映画を撮ることが多いそうだが、実はアンチフェミニズム厭世観たっぷりなオジサンが撮ってますと言われてもまあ分かるような映画だと思った。

バービーが住んでるバービーランドは、完全な女社会だ。もっと言えば、現実の(従来の、あるいは誇張された形の)男性社会の反転だ。

総理大臣、一番偉い検事ノーベル賞受賞者マスコミ工事現場で働く人、幸せ自由住民。そのすべてが女性、つまりいろんなタイプバービー人形である

バービーランドには男性もいる。いろんなタイプの、と言ってもバリエーションは限られ、全員若い男だけだが、ケン達も住んでいる。

しかし彼らはバービーのおまけだ。バービーににこやかに挨拶して、バービーにかっこいいところを見せて、バービーがいなくては生きていけないと言うためだけに存在している。

夜になって、メインのバービー(以後マーゴット)に、メインのケン(以後ライアン)がキス待ち顔をしてみたり一緒に過ごさないか提案してみるけど、ライアンはマーゴットに気まずそうに追い払われる。ライアンはもちろん深追いしたりせず笑顔で去る。全く彼を顧みず女子会に赴くマーゴットにいい感情は抱いていないのだろうけど、その国ではそうするしかない。

そう。この映画バービー付属品ケンたるライアンの、口に出せない苦しみからはじまっている。

そしてその直後に描かれるのが、バービーであるマーゴットの、バービー社会での初めての違和感だ。

バービーが『死について考えたことは?』と口にした途端、鳴り響いていたEDMが止まりパーティーが凍りつく。バービーランドでは多分、深く暗く考えることは好かれることではない。ライアンも後々深く考えるマーゴットは好きじゃないなどと言う。

ギャグ文脈でもあるだろうが、ちらほら映っていた重役のバービー達の仕事っぷりもそんなに思慮深そうではなかったし。

そんなマーゴットが抱えた違和感を出発点にして、マーゴットは、勝手についてきたライアンと一緒に、バービーランドを出て現実へ旅立つことになる。現実とはそのまま、人間が暮らす現代社会──もちろんアメリカだ。(この旅の最中も、例えばライアン料理か何かをしている最中にマーゴットはのんびりコーヒーを飲んでいたり、ちょっとした違和感が散りばめられていた。それともこれを違和感と思う自分認識の歪みに気付かされるギミックなのかもしれないが)

そこからはかなり端折って説明する。マーゴットが旅に出たのは自分に起こった変化を治すためだったが、マーゴットは事態解決する人間を見つけてバービーランドへ戻る。ところがそこは、現実の『男が尊敬される』男社会に感銘を受け、一足先に舞い戻っていたライアンによってケンダムケン王国)に作り変えられてしまっていたのだ。

バービーたちは軒並み『洗脳』されており、大統領メイド服ビールを運んだり検事ケンマッサージをしてたりなどなど、変わり果てた有様にマーゴットは絶望するが──『変化』が嫌だと泣きわめいて──しかし、連れ戻った人間バービー達をその洗脳から解き放つのだ。

バービー達はケンたちによる憲法改正を食い止め、バービーランド平和が戻る。

これが大筋だ。

この洗脳下りは紛れもなく『woke』の比喩しかも2重に交錯させた比喩のはず。

wokeとはググっていただきたいが、ざっくり説明すれば、直訳で目覚めた人々を意味し、フェミニズムなどの活動家を指している。侮蔑意味合いで使われることもあるようだ。

表層を見れば、ここで描かれるwokeはバービーたちの方だ。

人間は、ケンダムと化したバービーランドの『おかしさ』をバービーたちにぶちまけて洗脳から解き放つのだが、やってることはひたすら説得である人間はひたすら女性の生きづらさ──家事子育て押し付けられながらも綺麗でいなくてはならないとか、そういう愚痴バービー達に語りかける。それで、バービー達は突然ハッと目を見開く。まるで今ようやく目が覚めたかのように。それで洗脳はとけ、社会を変革しようと活動し始める。

でも、作品の中で一番最初に『目覚めていた』のは、きっとライアンだ。

ライアンは男が立派な仕事をし、女性必死にならず、振り回されず、通行人が丁寧に時間を聞いてくる現代社会に感動して、現代社会を作っていると図書館の本に書いてあったらしい、『男社会』の概念バービーランドに持ち帰った。それは日本で言うところの『海外を見て日本の異常さに気づいた女性フェミニスト』の反転ではないだろうか?

バービーランドで無価値だった自分に気付かされた、ライアンもまたwokeだったのだ。

ライアンが短時間に実際どうやって、ケンたちはともかく、バービーまで男社会に染め上げることができたのか映画の中ではハッキリとは描かれていなかった。(とあるバービーが、バービー達は耐性が無かったのでケン洗脳されたとは言っていたが、曖昧だ)

正直なところ、ここの急展開は若干違和感だった。まるでこの映画を、フェミニズム映画に仕立てるために無理やり男社会と女の生きづらさのエッセンスを詰め込んだシーンのようにも見えて、見ている間はずっと、制作陣はこれを皮肉のつもりで撮っているのだろうか?と勘ぐっていた。

それに、その違和感は多分全く見当違いなものでもなかったと思う。

結局ケンダムの夢は崩れさったわけだが、マーゴット(それか人間だったかも)は今までのバービーランドに戻るのではいけないと他のバービーたちを諭す。

その中で初めてバービーたちは、ケンたちがどこに住んでいるのか自分たちは知らないという事実に気づく。まあ多分、バービーシリーズ商品展開について詳しくないけど、ケンの家は存在しないんだろう。

その結果、バービーたちはケンたちの人権を認めると言う。ケンたちは大喜びだ。ある一人のケンバービーに言う。『おれも最高検事になってもいい?』バービーは真顔で即答する。『それはだめ。でも下級検事ならいいよ』ケンはそれに喜び、ナレーションが入る。『ケンたちはまだまだこれからのようです…』

かなりの皮肉だよね?

口では権利を認めながら、実際は希望の職につけるかどうかは既得権益者の許可制なわけだ。明示的なwokeとして描かれた、女性象徴であるバービーたちがその矛盾、つまり性差別やらかしてる様をバッチリ描いている。結局変わらない憲法も、制限された自由に気づかず喜ぶ被支配者たちも、いびつだ。

これは、目覚めた過激フェミニストたちがこのまま突き進んだって女尊男卑が訪れるだけですよ、なんてメッセージなのだろうか?

支障がなければいろんな人にこのシーンを見てほしい。これは、おそらく確実に、どちらとも取れるシーンだ。そしてその違いはきっと、その人が、今世間にあるフェミニズムをどう捉えているのかにかかってくる。

少なくとも2つの捉え方が想像できた。

このシーンは現実の『行き過ぎた』フェミニズム本末転倒差を指摘するものであるとするものと、あくま現実女性の苦しみのメタファーであるとするものだ。

前者は先程書いた通り。こういう見方をする人は、きっと『何でもかんでも男女差別だという今のエセフェミニストどもにほとほと嫌気が差している』という昨今なのではないだろうか。正義棒を片手に暴れ回る人々の脅威を感じているので、このメタファーが真に迫って見える。

後者は、きっと現実にはこんな女性優位の場所存在していない(あるいはひょっとして存在し得ない?)と思っている人だろうか。だからこのメタファーフィクションとして見れる。現実女性男性をただ反転させて描いただけだと読み取れる。性別を反転させて世の歪さを描こうとした作品はそう少なくはないだろうし、その系列だとも十分読み取れると考えられる。

結局変わらないルール。相変わらず性別の偏った管理職の面々。覚えのある話だろう。

並べてみたが、正解──制作の真の意図はどちらだろうか?

はっきり言って、まるで分からない。そして(驕りかもしれないが)分からないのはきっと自分だけではないと思った。現に全く真反対の2つの陣営評価されているのだし。

この分かりづらさこそ、自分がこの駄文を書くに至った発端だ。


映画バービー』は絡み合った皮肉だ。ただのフェミニズム、もしくはアンチフェミニズム映画だったとして、ここまで現実比喩とを交錯させる必要はないんじゃないか制作陣が描きたかったのは果たしてそのどちらかの主張なのか?

多分違うんじゃないかというのが、前置きが随分長くなったが、自分の考えだ。

映画バービーの締めくくりは、なんとマーゴットが人間になるというものだった。

変化の兆しを見せつつあるバービーランドに、マーゴットは上の空だった。あれだけ戻りたがっていた、バービーらしい日常に帰れることへの喜びは見えない。そこへ(詳しくはかかないけど色々あって現実出会っていた)バービー人形の生みの親、ルースが現れ、マーゴットに手を差し出すのだ。

変化するのが嫌だ!と泣いて嫌がっていたマーゴットが──今思えばこの変化を拒む仕草既得権益者側の改革を拒む姿勢メタファーかも──考えが刻々と変わり、喜び、悲しみ、老い、変化していく『生き物』である人間になることを考える。

マーゴットは人間社会に飛び込んだときトレーラーにあるとおり警察に捕まったり、男にセクハラされたり、バービーランドとはまるで違う現実の荒波に揉まれるわけだが、その後、座ったベンチから人間生活のさまを広く見渡して涙を流すシーンがある。

公園遊具で遊ぶ子供たち。親子。親密そうに語り合う若い男性二人。老人も。

どれもバービーランドにはなかったものだ。

マーゴットはそこで初めて、人間というもの理解第一歩を踏み出したのだ。

そしてふと目を開けて、隣に座っていた老女と見つめ合うと、『あなたはきれいだ』と言って涙ながらに笑ったのだった。

このシーンは人生肯定だ。そう感じた。

流し見たインタビュー記事によれば、ここは監督が決して譲らなかったシーンなのだという。少なくとも監督のコンセプトにおいてかなり重要なウェイトを占める場面のはずで、実際演出も印象的だった。

映画ラスト、マーゴットはルースとの対話の末、人間になることを選ぶわけだが、その決断ときにも、人生というものがとても美しく描かれた。

笑顔の子どもたちが映るホームビデオ風の映像がいっぱい流れたのだが、最近こういうの全般に弱くて泣きかけた。

そこで自分は、これは人間賛歌の映画なのだと考えたのだ。

人生に起こるいろいろな問題に苦悩しながらも、人生の素晴らしさについて描く映画一種ジャンルだろう。この映画はきっとそれに位置する。

男女差別についてかかれていたのは、勿論テーマ自体は主役扱いで、不誠実な描かれ方はされていなかったが、他の映画における、例えば叶わない夢の話や、恋、はたまた自然環境仕事社会問題など、『現代社会に生きる人々において共感を得る悩みごと』としてのテーマでもあったのではないか

だってそうじゃないと、マーゴットは、他のバービーたちに背を向けて、バービーランドを抜け出さない。理想郷永遠に住み続けていればよくて、いずれ死を迎える人間になんてならない。この映画が、女性女性理想郷で生きる権利がある、なんて事だけを説く映画なら、そんなエンディングにはしないはずだ。

いま分断社会に生きる我々は日々大いにストレスに晒されている。その中でも、人生が素晴らしいのだと思えるようであってほしいと伝える映画だというのが自分の所見だ。

少し話は戻るが、最後のマーゴットのルースとの対話の中で、細かい流れはうろ覚えだけど、特に印象に残った言葉があった。

人間になりたい気持ちの間で揺れるマーゴットが、バービーとして生まれ自分人間になっていいのか、と産みの親に訪ねる。それに、答えるルース言葉が、

『なりたい自分になるのに許可なんていらない』というものだ。

きっとこれがこの映画パンチラインだろう。

さっきこれは単なるフェミニズム映画というわけではないとか力説したばっかりだが、テストで作者が考えるフェミニズムとは何ですかなどという設問があったら、自分はこれを抜き出して回答する。

男女差別と、人間賛歌という2つのテーマを包括する答えでもあるだろう。

人間はただなりたい自分になりたいだけだ。


フェミニズム女性のためのものか、男性含む人間のためのものなのか。どちらと答えても炎上する今の世の中で、論争を煙に巻いて、たった一つの単純明快フレーズを残したようなコメディ映画だった。

2023-08-12

🤔 【どうして日本共産党支持率は上がらないのか?】政策は適切だ

馬鹿なんじゃね?どこの共産党がまともな政策したことあるかよ。北朝鮮なんて朝鮮窒素や水豊ダム豊富資源をもてって、あの体らく。ソ連は末期には食料受給国となり、鄧小平により中華帝国国家資本主義という意味不明になり、カストロキューバには新車家電がない。そして、共産党国家自民党よりも独裁が続く。そこからして、日本共産党けが特殊だって日本ってつくからといえばネトウヨと何が違うのさ。賢明なる日本共産党諸君、これに応えられるか?

2023-08-11

ポケモンファンダム絶妙バランス

コンビニに昼飯買いに出て散歩かたがたパシフィコ覗いてきた

自分は初代をやってた世代で今のポケモンはよく知らない

パシフィコはさすがに国内外ガチファンみたいな人々が集ってて、みなとみらい駅近辺の、キャラとしてのピカチュウファンのひとたちともまた違うような雰囲気おもしろかった

ポケモンファンの層を外側から見たところ、

・見た目や雰囲気気持ち悪いオタク

・そこまで気持ち悪くないオタク

・むしろいけてる感じのオタク

キャラとしてのポケモンが好きな感じのポケモンファッション若者

・昔を懐かしんでる感じのパパママ

ポケモンGOをやるシニア

キッズ

・赤子

がいいバランスで配合されてて、男女の割合も偏っておらず、コア層からライト層までそれぞれのやり方で楽しんでる感じがいいなと思った

やっぱりセックスバイオレンス排除してるのがいいのかね わからんけど

2023-08-02

SDGsって貧困増えるよね

1.貧困を無くそ

下記コストアップ市民に跳ね返ってきたら貧困が増える

2.飢餓ゼロ

下記コストアップ市民に跳ね返ってきたらエンゲル係数低下

3.人々に保険福祉

保険費アップ、保険加入義務コストアップ

4.質の高い教育をみんなに

教育費アップ(コストアップ

5.ジェンダー平等を実現しよう

女の貧困が減る代わりに男の貧困が増える(プラマイゼロ

6.安全な水とトイレ世界中

上下水道の整理(コストアップ

別途便器を買う必要あり(コストアップ

7.エネルギーをみんなに、そしてクリーン

グリーンエネルギーハイコストコストアップ

8.働きがいも経済成長

無理!

9.産業技術革新の基礎をつくろう

設備投資費増加(コストアップ

10.人や国の不平等をなくそ

中国人途上国給料アップ(コストアップ

11.住み続けられるまちづくり

スラム廃止インフラ、住居費アップ(コストアップ

12.つくる責任つかう責任

プラスチック使えなくなる(コストアップ

13.気候変動に具体的な対策

ダム建設費、家の防災対策費(コストアップ

EV高い、リセール悪い(コストアップ

14.海の豊かさを守ろう

供給減(コストアップ

15.陸の豊かさを守ろう

焼畑農業や大規模農場規制コストアップ

16.平和と公正をすべての人に

中国が公正になったら暴動だらけでサプライチェーン崩壊コストアップ

17.パートナーシップ目標を達成しよう

上記目標達成のためのODAコストアップ

めちゃコストアップするけど、そのコストは国や大企業上級国民が払ってくれるの?

もしSDGs達成のためにお前も金払ってな、って言われたら俺も貧困ですがと言いたい。

「でも、君はアフリカで毎朝片道2時間かけて水汲みしてるニシャンタ君より裕福じゃん」とか「でも君はミャンマー内戦地帯サポート切れの中古Windows通信兵やってるポポンガくんよりIT勉強できる環境あるじゃん」とか言われたら、ダシに使うそいつをぶん殴りたい。

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