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はてなキーワード: 逸話とは

2024-04-20

エマアレックスは、公園中央にある一本の大きな木の下に設置された古びたベンチに座っていた。黄金色に染まる木々の葉が風に揺れる中、二人はまるで異なる世界の住人のように、それぞれ異なる思索に没頭していた。

エマアレックスの横顔を盗み見ながら、彼への深い愛情に心を満たされていた。彼女思考は、彼の笑顔、昨夜二人で共有した冗談、そして彼の手が偶然触れた瞬間の温もりにまつわる記憶に溢れていた。彼女は、どうやったらこの繊細な感情言葉にして伝えることができるのか、その方法模索しながら、彼が同じように感じてくれていることを願っていた。

一方でアレックスは、まったく異なる思考にふけっていた。彼の頭の中はいつか見たコメディ映画一場面でいっぱいで、その滑稽なシーンを思い出すたびにくすりと笑いをこらえるのがやっとだった。映画の中でのある不器用キャラクターバナナの皮で滑って転ぶシーンは、彼にとってこの上なく楽しい逸話であり、その笑いが彼の心をくすぐっていた。

公園の夕景は美しく、風がエマの髪を優しく撫でる中、彼女アレックス自分愛情を感じ取ってくれることをただひたすらに願っていた。しかし、アレックスはその場の心地よさと映画コミカルな回想に心を奪われており、二人の間に流れる感情アンバランスは、見えない壁のようにそっと存在していた。

この小さな公園の中で、二人の心は同じ時間を共有しながらも、まるで異なる軌道を描いていた。エマ愛情深い視線アレックスの微笑みが、秋の柔らかな夕日の中で静かに交錯していた。

2024-04-17

anond:20240417165455

ジョブズは口からウンコみたいな暴言を四六時中撒き散らしてるけど、肛門からウンコはしなかったのは有名な逸話

2024-04-15

落語は疲れる

落語を聞きに行った

弟子

師匠

弟子

師匠

休憩10分

師匠

で3時間

youtubeばっか見てて集中力10しか持たない体になってしまったものにとって

一人喋りを長時間聞くのがきつかった。

弟子はやはりヘタクソで初めは気を付けていたようだがだんだん演じ分けがあやふやになってきていた。

その点師匠はうまかった。長い噺では落語を中断して彼の師匠逸話を入れて見たり。

とはいえ疲れた

それと隣のおっさんがとにかく一人大声で笑うのにも閉口した。

まあ完全に笑いに来てるんだろうな。

年齢層はやはり高く75歳くらい?

顔見知りらしく(後援会?)皆あいさつを交わしていた。

師匠の噺は面白かったけれどそれでも同じ人から3本はきつい。

次行くのなら師匠クラス3人くらいがいいなと思った。

それと舞台の美しさ

真っ暗の中に輝く、屏風と座布団には感動した、

2024-04-04

anond:20240404223403

ぜんぜんちがう…

それなら夏目漱石就任した英文学教師の前任者だったラフカディオ・ハーン日本で「へるん」と呼ばれて本人が『私はそういう名では無いが親しみをもって接してくれた結果がそれなら構わない、嬉しくおもう』という逸話のほうがまだ近い

2024-03-29

anond:20240329102419

このハゲの人の役人時代逸話も知ってるけどまあスゴいで、女の上司に面と向かって更年期呼ばわりしたりとか

長谷川岳も同じ人種やと思うわ

2024-03-25

昔の日本ではハート形を何と呼んでいたのだろう

気になるねえ

何故気になったのか

昨晩の鉄腕DASH自然薯を掘っているのを見たか

自然薯を探すときはまず特徴的なハート形の葉を探すとよい」のような説明がされることがままある

ハート形」という概念が無い昔の日本だと自然薯山芋の葉のような形を何と呼んでいたのか、というのを知りたい

調べましょうね

とりあえず「ハート 昔 日本」でぐぐってみるか……

なるほど、西洋からいわゆる「ハート概念が伝来する以前から土器織物ハート形の文様存在する、と

神社仏閣など建築物には「猪目」と呼ばれるハート形の意匠が施されている、と

なるほどねえ

じゃあ昔の日本自然薯を探すときは「猪目型の葉っぱを探すとよい」と説明されていたのだろうなぁ~

……とはならない

西洋ハート伝来以前から猪目と呼ばれるハート形の文様存在した」イコール自然薯など芋系のハート形の葉っぱを当時の人は猪目のような形の葉っぱと呼んでいた」とはならない

芋掘りする農民が「猪目」というある種の専門用語日常的に使用するか?という点を疑う

農民が子を連れて山に入り、山芋の探し方を教える時に「山芋はこういう形の葉っぱだ」と伝える時、その葉の形をどういう形と表現するか?

勘だけど逆なんだろうな

すなわちハート形を「芋の葉のような形」と呼んでいたのではないか……という勘

その場合

ハート形」という概念が無い昔の日本だと自然薯山芋の葉のような形を何と呼んでいたのか、というのを知りたい

の問いの答えは「自然薯山芋の葉のような形はそのまま『芋の葉のような形』と呼んでいた」ことになる

農民が子に山芋の探し方を教える時も、山芋の葉の形を何かに例えたりせず「こういう葉っぱの形は芋の葉の形だ」と表現する……?

さて、この勘由来の仮説を検証するにはどんな文献を探せばいいのか

とりあえず昔の植物図鑑記述を探してみるか?

いろいろぐぐってみるか

……「大和いも」のwikipediaのページの記述

大和いも - Wikipedia

1911年明治44年)、奈良県農事試験場(現農業研究開発センター)がツクネイモの品種試験を開始した。黒皮ツクネの特徴として「所謂大和薯にして本県の原産なり 蔓褐色にして太く葉は広き心臓形にして葉肉厚く濃緑なり 草勢強壮にして本県の風土に能く適正す 塊根は球状にして豊肥凹凸なく外皮粗厚にして小亀裂をなして亀甲形の斑点をなす 肉質純白水分少なく粘気強くして品質頗る佳良 料理菓子蒲鉾用等に用途広く四ヶ年平均反当収量六百三十二貫四百匁(2.37t)にして種薯に対する生産割合は約八倍に達し供試各品種第二位にありと雖も其価格高きが故に経済上は寧ろ第一位を占む 該薯は零余子(むかご)は頗る小にして二ヶ年間栽培せざれば種薯に供養し難し[9]」と記録されている。

20世紀初頭時点で「心臓形」という表現が使われている

キリスト教伝来から300年以上経過しているかハート形という概念が浸透していても不思議じゃない

キリスト教伝来以前の記述を探したいところだが……

いや、リンネ分類学著作日本に伝来した時期あたりも調べる価値があるか?

西洋植物図鑑で「heart-shaped」のような説明がされているのが翻訳されたことで明治期に一般に普及の可能性……

『日葡辞書』になんか自然薯記述とかないかなあ……いや、あったとしてもポルトガル目線記述から意味いか……

江戸時代アサガオ流行したようだ

園芸アサガオの葉っぱの形で「芋葉」と呼ばれる変異パターンがあるようだ

この呼称江戸時代からあったかどうか?

もし当時からそう呼ばれていたとすれば傍証にはなるか……?

時間切れ、また夜に調べるか……

しかハート形の葉っぱなんて芋に限った話じゃない

例えば徳川家三つ葉葵紋とかもハートの形しているし

三つ葉葵紋は西洋人にハート形と誤解されたみたいな逸話をどこかで読んだような……

いも限定で探すのは筋が悪いかもしれない、再考すること

これは日記です

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追加で調べたメモ書きを追記しましょうね

葉身 - Wikipedia

Wikipediaの「葉身」の「葉の概形を表す用語」を見ると興味深い

自然薯や葵のような葉は「心臓形(cordate)」と分類されている

その一方でカタバミのような葉は「倒心臓形(obcordate)」と分類されている

へえ……カタバミの方が逆位置扱いなんだ?

きっと西洋メジャーハート形の葉が葵みたいなタイプで、後からマイナーな側に倒心臓形と名付けられた、みたいな流れがあるのだろう

ヨーロッパメジャーハート形の葉っぱの植物……西洋菩提樹とかかなあ

知らんけど~

おそらく現代人の葉っぱの形に対する分解能が昔と比べて落ちている

色の分解能が上がって青と緑が別々になった現象の逆

葵の葉の形と芋の葉の形を現代人は一括りにハート形としてしまうが、昔の人は正しくそれぞれ「葵の葉のような形」「芋の葉のような形」と認識していた可能性がある

ゆえに、「ハート形」に類する形を指す言葉不要だった……とか

その場合

ハート形」という概念が無い昔の日本だと自然薯山芋の葉のような形を何と呼んでいたのか、というのを知りたい

に対する回答は「ハート形より細分化されたそれぞれの植物の葉の形に例えられた表現で呼ばれていた。芋の葉は芋の葉のような形と呼ぶほかないし、葵の葉は葵の葉のような形と呼ぶ。」

となる

本当に?ちょっと怪しい理屈な気がする

そもそも葉っぱ以外でハート形をしたモノが例えば江戸時代にどれだけあったというのか、という話がある(桃とか……しかし葉っぱを指すときに「桃の形の葉っぱ」とは言わんやろ、たぶん)

市松模様とか唐草模様とか、古くからある文様でいわゆるハート柄っぽく見えるものはないっぽいしなあ……一応「猪目文」があるのか

それこそ数少ない葉っぱ以外のモチーフハート形が現れたときそれを「猪目」と呼んでいたのではないか

検証できるかどうか

うーんどうだろう、例えばこういう攻め方はどうか

本草学」という昔の日本学問ジャンルがある

博物学医学薬学中間みたいなジャンルという認識なのだが、植物の葉の形で分類するみたいなことをやっていたらしい

そういう文献にはきっとハート形の葉の説明文章があるはず

ただなぁ~、学者先生が使う言葉認識と、市井の人々の使う言葉認識って別だろうからな……

自分が欲しい情報じゃないかもな

とりあえず1759年ごろに書かれた『花彙』という名の植物図鑑国会図書館デジタルコレクションで読んでみよう

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ああそうだ、江戸時代には和算というものがあった

面積を求める和算問題で、ハート形の図形の面積を求めよ……みたいな問題あるかもな

もしあったなら「〇〇に似たこの図形の~」みたいな記述があるかも

一応調べること

→軽く調べてみたが無さそう……こち方面調査頓挫

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調査がとっちらかったので自分の関心の向き先を言語化しておこう

■メインクエス

・「ハート形」という概念が無い昔の日本だと自然薯山芋の葉のような形を何と呼んでいたのかの調査(昔の人は山芋の探し方をどうやって伝えたのか問題

■サブクエスト

・昔の日本における(芋の葉以外の)「ハート形」と類似した図案、文様使用例、またその呼称調査

幕末明治期の文献からハート形」」「心形」「心臓形」の記述を探して市井の人々の中に「ハート形」という概念が定着していった流れの調査

調べがいがありそうなテーマだし、焦らずゆっくり調べていこう

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メモ

こういう調べものをしていると古辞書に何と書かれているか確認したいというシーンがしばしばある

インターネット上で閲覧できる古辞書を調べる事

また、現代語訳された古辞書書籍として売ってあるなら購入も検討すること

辞書で「猪目」をひいて何と書かれてあるかを確認したい

辞書辞典であるならば形の説明文章でしている可能性がある

また、もしも辞書に「猪目」が載っていないなら当時の一般的な語彙の中に「猪目」が含まれていないとみなすことが出来るかもしれない

ここまでの調べものは「猪目は確かに日本古来から存在するハート形の模様だけど、昔の日本の多くの人は猪目って単語を知らないのではないか」という話が前提にあるので、その裏取りにもなる

神社仏閣に猪目模様があって、その模様があると知っている人でも、その模様の名前を知っているかどうかは完全に別

例えば……コンクリートブロック塀の松みたいな模様の穴が開いたブロック、あれの名前を知っている現代人は少ないのではないか

似たような構造があることを疑っている←この例は適切ではない……「身近にある模様でも名前を知らないものはある」という意図で例示したが、……上手く言語化できないな、後で再考する バックスペースを押さないことがアウトプットやすくなるコツみたいな文章を何かで読んだ

トランプハート柄が「猪目柄」と呼ばれないという傍証はあるんだけどな……→昔の日本人でも猪目という単語を知っている人は少ない説

それはそれとして、そろそろくずし字を読めるようにならないと調べものが滞る……教材を探して勉強してみるか

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■メインクエス

・「ハート形」という概念が無い昔の日本だと自然薯山芋の葉のような形を何と呼んでいたのかの調査(昔の人は山芋の探し方をどうやって伝えたのか問題

→率直に「芋の葉の形」と何にも例えず呼んでいた、あるいは「芋の葉に似た植物の葉の形」を例に挙げて説明していた……と思われる

直接的な物証発見できず

しかし古い植物図鑑を見ていると、例えばサツマイモの葉の説明をするときに「葉は朝顔に似る」のように別の植物で例える記述が多くみられた

(余談だがアサガオヒルガオ科サツマイモ属なので葉が似ているのは納得、リンネ階層分類体系は偉大っすなあ)

であれば別の植物の葉の形で例えるのがまあ自然か……

■サブクエスト

・昔の日本における(芋の葉以外の)「ハート形」と類似した図案、文様使用例、またその呼称調査

→これは猪目、家紋で描かれるカタバミや葵あたりが該当

芋って家紋モチーフにないんだなあ、考えてみるとちょっと意外(芋桐紋とかあるけど、これは芋ではなく桐モチーフと呼ぶべきだろう)

♡の幾何学的な図形の特徴を指す呼称という意味では、そのような概念存在しない……か?

猪目が一応それではあるんだけど、市井の人々に広く知られた概念ではなかった(これも証拠なし)

からこそ芋や葵の葉も「♡の幾何学的な図形の特徴を指す呼称」で形を例えられないということになる

幕末明治期の文献からハート形」」「心形」「心臓形」の記述を探して市井の人々の中に「ハート形」という概念が定着していった流れの調査

→ https://web.archive.org/web/20181002182121/nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/261341.html

トラバ言及いたここに詳しい(情報提供感謝

調査がひと段落したのでクローズ

2024-03-08

「泥のように眠る」の「泥」は生物ことなのか?

まず、土と水の混合物という意味での「泥」(以下「ドロ」と書く)ではない、生きものとしての「泥」(以下「デイ」と書く)については、中国の沈如筠が書いた『異物志』という書物で紹介されているという。

泥为虫名。无骨,在水则活,失水则醉,如一堆泥。

泥は虫の名である。骨がなく、水に在ればすなわち活き、水を失えばすなわち酔う、一堆の泥のごとし。

『能改斎漫録』『夜航船』などにも同様の記述がある。なぜ「水を失えば酔う」のかといえば、言い伝えによると「デイ」は身体から酒を分泌しているので、周囲に水が無くなると自分の酒で酔って、ドロのようになって死んでしまうかららしい(が、この言い伝えソース不明なので信用できるかどうか)。おそらくナマコクラゲのようなものを指しているのではないかと思われる。

「酔如泥(泥の如く酔う)」という表現の初出は『後漢書』の周沢伝だ……という説が一般的なのだが、現在の『後漢書』の原文にはそういった表現はない。この周沢はとても生真面目な人で、祭祀管理する「太常」という役職に就いてから毎日のように斎戒をしており、彼が病に倒れたときに妻が見舞いにくると「斎戒中に妻子と触れてはいけない」と言って妻を投獄してしまうほどだった。そこで人々は「生世不諧,作太常妻,一岁三百六十日,三百五十九日斎(この世に生まれて楽しくないのは太常の妻になることだ、1年360日のうち359日は斎戒しているからずっと会えない)」と歌ったのだった。

この「三百五十九日斎」のあとに「一日不斎酔如泥(残りの一日は斎戒せずに泥のように酔っている)」という文章がくっついていることがあるのだが、それがどうも後世に補われた部分らしい。正確には唐代注釈後漢書李賢注)に「『漢官儀』にそう書いてあった」と書かれているとのこと。

たとえば唐代詩人李白は、

三百六十日 日日酔如泥 雖為李白婦 何異太常妻

私は360毎日泥のように酔っているので、あなた李白の妻だと言っても太常の妻と変わらない

と周沢の逸話を踏まえた詩をよんでおり、その頃には「酔如泥」という言い回しが広まっていたことがわかる。周沢が1世紀の人なので、ざっと700年くらいが経っている計算になる。なお先述の『異物志』も唐代、『能改斎漫録』は南宋代、『夜航船』は明代書物である

で、この「酔如泥」の「泥」は実は「ドロ」ではなく「デイ」を指しているのだ!……という説はどうやら中国でも根付いているようで、古くは『能改斎漫録』や『夜航船』においても「デイ」の説明と周沢の逸話併記されている。だが併記されているだけで何か解説が述べられているわけではない。

現代中国ネット上でも「実はドロではなくデイのことなんだよ」という雑学ネタ散見されるが(ということは中国人の多くも「ドロ」のことだと思っているのだろう)、いずれの記事も「古い本のなかでデイという生物が紹介されてるよね」「昔から『酔如泥』という言い回しがあるよね」「だからこの泥というのはデイのことなんだよ」というちょっと怪しげな論法であり、やっぱりウソ雑学なんじゃねーのと疑う気持ちを抑えきれない。

ちなみに日本ではどのように受容されていたのかと思って検索してみたが、天保年間に出された『燕居雑話』のなかで、『能改斎漫録』などを引用しつつ「蟲名とせしもたしかなる所見なし」「さして難解ことにはあらぬを斯る迂遠なる説を本説とするも奇なることなり」などと書かれていたのを見つけたので、昔の人もそう思っていたんだなあと感慨を覚えるなどした。

ともあれ、本当に「酔如泥」の「泥」が「デイ」に由来するとしても、その「デイ」の名前は「ドロ」に由来するのだから、どちらにしても酔った人間を「ドロ」にたとえているのと変わらないのではないかと思う。

さて、「泥のように酔う」についてはいろいろとわかったが、「泥のように眠る」はどうなのか。

中国語で検索してみると近いのは「酣睡如泥」だろうか。「酣」は「宴もたけなわ」の「たけなわ」のことで「まっさかり」という意味。つまり「酣睡」は「熟睡」という意味になり、全体では「泥のように熟睡する」という言い回しになっている。しかし、こちらの表現については「この泥とはデイのことである」という言説は見つからなかった。おそらく「酔如泥」よりも遥かに歴史が浅い表現なので、あんまり語源が気にされていないというか、「デイ」にまつわる語源説明するなら「酔如泥」のほうが例に取りやすいということではないか

もちろん「泥のように酔うのがデイに由来するのだから眠るほうもデイに由来するのだろう」という類推は成り立つだろうが、逆に言えばそれ以上の根拠はないということだ。つまり「泥のように眠る」には「泥のように酔う」とは別の語源があってそちらのほうは根拠も確かなんだぞ、というミラクルはなさそうである

2024-03-02

anond:20240302140958

歴史って英語historyで、その語源ラテン語のhistoriaでしょ?

historiaって歴史だけじゃなくて物語逸話出来事から先史時代歴史じゃねえの?

2024-02-13

昭和天皇「朕は死刑でいいか国民助けてくれ」マッカ「(大感動)」←この逸話

戦後最大の嘘松だよな。

2024-02-06

「ホブゴブリン」の語源

悪戯が好きな醜い妖精」の総称としてゴブリンとか、その中でも家事をしてくれたりするものブラウニーとか呼んだりするが、ブラウニーバリエーションとして「ホブ」という連中がいて、それがのちのち「ホブと呼ばれるゴブリン」ということで「ホブゴブリン」と表記されたのだろうと思われる。

ゴブリンは、ヨーロッパ各地の民間伝承に登場する、小柄で醜い、恐ろしい生き物です。中世物語で初めて言及され、起源となる物語や国によって、いたずら好きな家事妖精から悪辣で残忍な泥棒まで、矛盾するような能力・気性・外見が与えられています。彼らはしばしば、妖精悪魔のように、変身などの魔法的な能力を持っています類似する存在には、ブラウニードワーフ、デュエンデノームインプ、レプラコーンコボルドなどがいますが、より一般的に小さな妖精総称としても使われます

https://en.wikipedia.org/wiki/Goblin

ブラウニーは、スコットランド伝承に登場する家事妖精またはホブゴブリンで、夜になると家の所有者が眠っている間に出現し、さまざまな家事や農作業を行うとされています。家の人々は、ブラウニーに対して通常、炉辺にミルククリーム、または他のいくつかの供物を置いておかなければなりません。ブラウニーは怒りっぽく、侮辱されたり、何らかの形で利用されたと感じると、永遠に家を去ると言われていますブラウニーはいたずら好きで、怠け者の使用人に罰を与えたりいたずらを仕掛けたりすると言われています。怒らせるとボガートのような悪意のある存在に変わるとも言われています

https://en.wikipedia.org/wiki/Brownie_(folklore)

ホブ(hob)は、イギリスのミッドラン地方、北イングランド、およびアングロスコティッシュ国境地帯伝統的な民間信仰における、小さな神話上の家事妖精です。彼らは家の内外に住むことができました。彼らは農場で働き、したがって役立つこともありましたが、怒らせると厄介な存在にもなりえたと言われます

https://en.wikipedia.org/wiki/Hob_(folklore)


この「ホブ」の由来には二つの説がある。

まずは、英語の「ホブ」は「暖炉食べ物を温めるための棚」を指しているので「暖炉そばにいるもの」「家に棲み着くもの」といったような意味だという説。実際にホブ(あるいはブラウニー全般に言えることだが)の伝承暖炉との結びつきが強く、たとえば仕事の対価として暖炉そばクリームを置かねばならないだとか、普段暖炉の上の梁に座っているだとか、そういった逸話が残っている。

もう一つは、「ロバート」「ロビン」の愛称だというもので、日本でいうと河童に「太郎」という名前をつけるみたいなノリかはわからんが、神秘的なものにありふれた名前をつけることで恐ろしさを薄めている、あるいは親しみやす名前を与えてご機嫌を取っている、という説。

たとえばイングランドの有名な妖精として「ロビン・グッドフェロー」がおり、これはシェイクスピアの『夏の夜の夢』では「パック」という妖精異名の一つとされ、同時に「ホブゴブリンであるとも書かれているが、その名前を直訳すると「いい奴のロビン」といった意味になる。しかロビン・グッドフェローは陽気でおしゃべりだが、悪戯好きでよく人を困らせるので、単純な「いい奴」ではない。「ホブ」の由来であるロビン」とはロビン・グッドフェローのことではないか、という説もあるが確証はないようだ。

「パック」はまた「グッドフェローズ」または「ホブゴブリン」と呼ばれることがあり、そして「ホブ」は「ロブ」または「ロビン」と呼ばれることがあります。これは「ロビン・グッドフェロー」というキャラクター名前にまでさかのぼます名前の「ロビン」は中英語起源を持ち、古フランス語の「Robinから派生しており、「Robert」という名前愛称です。それは妖精表現する際の「グッドフォーク」と同様に、妖精たちが悪戯好きでありながらおだてられやす性格であることを利用しようとする、ある種の願望的思考と懐柔の試みを反映していました。

https://en.wikipedia.org/wiki/Puck_(folklore)


ともあれ、「ホブ」「ゴブリン」「ブラウニー」「パック」「ロビン・グッドフェロー」などは、もとは別々の存在だったのかもしれないが、それぞれ共通する性質を持っていて、次第に同一視されるようになっていった、ということではあるらしい。

日本インターネットでは、しばしば「ホブとは善良という意味である」あるいは「ホブとは田舎という意味である」といった言説が見られるが、せいぜい「ホブというありふれた名前田舎っぽい感じ・朴訥として善良なイメージを想起させる」というくらいのことであろう。「神秘的なものにありふれた名前をつけることで〜〜」というあたりの話を拡大解釈したものと思われる。まあ、指輪物語以降の現代的な「ゴブリン」のイメージからすれば、悪戯で済ませてくれる妖精は確かに「善良」と言えるかもしれないが。

ついでに、「ホブは古英語で大きいという意味」とか逆に「小さいという意味」といった言説もあるが、「Hob」の語源を確かめてみてもそのような事実はなさそうだ。

2024-02-02

追記有【映像化に成功した(とされる)漫画原作作品国内版】

まり憂鬱話題ばかりなので成功事例をいくつか。最近作品はあまり観てないので、全体に古いのは許して。最近作品小説原作海外版とかは誰かにお任せ!

 

ドラえもん』第2作第1期(いわゆる大山ドラ

TVアニメ/1979-2005/テレビ朝日

初回試写を観た藤子Fに、声に自信のなかった大山のぶ代が恐る恐る感想を訊いたら「ドラえもんってああいう声だったんですねぇ」と褒められたエピソードは有名。

もとひら了芝山努監督の力量もあり、後期に絶妙キャラ弄りや捻りを加えたオリジナルエピソードを連発した丸尾みほ脚本も最高。のび太担任教師フォーカスを当てた回まであった。

現在放送中の第2作第2期(わさドラ)はキャラ原作に過剰に寄せた作画特にキャラの表情が個人的にはあざとく見えるが、声も含め原作大山ドラへのリスペクトを感じるので、これは好みの問題

なお、1973年日本テレビ日テレ)で放送された第1作については、藤子F(当時は藤本弘名義)が厳しく苦言を呈している。

 

キテレツ大百科

TVアニメ/1988-1996/フジテレビ

アニメ化に使われた原作は〝てんコミ〟版全3巻が底本。実際には全40話ほど描かれていたが、アニメ放映時代にそれらは発掘されておらず、版元の小学館も把握してなかった。学年誌掲載漫画原稿は雑に扱われる傾向にある。

長寿番組になったが、殆どアニメオリジナルエピソード。多くの脚本家が手掛けたが、メインで書いてたのは、TVアニメサザエさんでの暴走が有名な雪室俊一2ちゃん等では〝スノールーム〟と渾名が付けられるほど。

しかファン不安杞憂に終わる。藤子Fもお気に入りで毎週楽しみに観ていた、というファンの間では有名な逸話もある。

 

めぞん一刻

TVアニメ劇場版割愛)/1986-1988/フジテレビ

初期は、高橋留美子原作を丁寧に補完することに徹した。中期以降は原作にあった際どいネタを、アニメの方が自粛したこともあったが高橋は納得の上で快諾。

地上波ゴールデンタイムアニメで「オナペット」という単語が使われたのは本作が最初最後だろう(空飛ぶ飛行機の音を被せて聴こえにくくしてたが)。

脚本は3人がシーズンごとに交代。特に中期以降を脚色した回を量産した伊藤和典高屋敷英夫の手腕が見事。伊藤は有名なので割愛するが、高屋敷も実力派。作品検索すれば納得する筈。

 

孤独のグルメ

〈実写TVドラマ/2012〜/テレビ東京

ドラマ化に際し、原作久住昌之が出した唯一の条件「音楽担当させてくれ、そしてJASRACには登録しない」をテレ東が守った。

原作通り、実在店舗ドラマに出すするとはいえ

五郎役が発表され、原作ファン不安しかなかったが蓋を開けたら……後は皆さんご存じの通り。

 

きのう何食べた?

〈実写TVドラマ/2019、実写TVドラマS2/2023/テレビ東京

〈実写劇場版/2023/東宝制作スタッフTVシリーズと同じ)〉

個人的には、ここ数年で最も実写化成功したレアケースだと思う。最近作品なので詳細は割愛

 

 

──────────

追記。長文失礼!】

仕事生活リズム崩れ中、寝る前にフワッと書いたのが起きたら伸びててビビった。炎上というのは、これに付いたブコメのような「他者から集まる意見」ほぼ全てが憎悪ってことだよね。そりゃ怖いわ。

 

一部コメにあるけど、確かに田中さんの件がきっかけで書いた。

だけど便乗というより、原作レ◯プ・クラッシャーの類例がここぞとばかり過去怨恨と共に山ほど噴出してるので、せめて評判が良かった作品を思い出し、澱んだ気分に支配されぬようにと思ったのよ。

何だお前のオナニーかよ。そうかもね。それならほとんどの増田ブコメSNSもオナ。

オリジナル二次創作オマージュも、それこそ映像化の監督脚本役者による改変や解釈さえオナ要素はある。某漫画家が『シン・仮面ライダー』を「予算が潤沢な同人誌」と評してたけど、的を射てると思う。

 

定義ガバガバ、数が少なすぎ!ってのは自覚してる。個々の説明書いてたら眠くなっちゃったのよw

俺が藤子Fの原作アニメ共に一番好きな『エスパー魔美』も入ってないし。実写ドラマ微妙だったけど。

 

成功定義は、送り手も受け手も人それぞれ。視聴率興行収入作画役者評価原作ファンからしても良改変という判断……。だからタイトル

【〜成功した(とされる)〜】

という曖昧な書き方にした。それでもなお主観からは逃れられない。ドキュメンタリーと同じ。しかも今回はパッと思い付いただけの範囲年代表記だけは調べたけど、あとは記憶で書いた。

 

田中さんドラマで知り楽しんでた視聴者には

ドラマ面白かった!→原作読んでみよう→あれ何か違う?でも面白いな」

というケースもあるかもしれない。

 

コメに色んな意見作品が溢れてて勉強になる。前述「魔美」みたいに、それ入れるの忘れてた!何で思い出せなかったんだよ俺!ってのも多く出てる。

何にせよ、一からオリジナルを作った原作者ってのは本当に凄いと改めて思ったよ。

書きたいことはまだあるけど、長くなるので一旦〆る。コメくれた皆、ありがとうね。

追記ここまで】

2024-02-01

映像化に成功した(とされる)漫画原作作品国内版】

まり憂鬱話題ばかりなので成功事例をいくつか。最近作品はあまり観てないので、全体に古いのは許して。最近作品小説原作海外版とかは誰かにお任せ!

 

ドラえもん』第2作第1期(いわゆる大山ドラ

TVアニメ/1979-2005/テレビ朝日

初回試写を観た藤子Fに、声に自信のなかった大山のぶ代が恐る恐る感想を訊いたら「ドラえもんってああいう声だったんですねぇ」と褒められたエピソードは有名。

もとひら了芝山努監督の力量もあり、後期に絶妙キャラ弄りや捻りを加えたオリジナルエピソードを連発した丸尾みほ脚本も最高。のび太担任教師フォーカスを当てた回まであった。

現在放送中の第2作第2期(わさドラ)はキャラ原作に過剰に寄せた作画特にキャラの表情が個人的にはあざとく見えるが、声も含め原作大山ドラへのリスペクトを感じるので、これは好みの問題

なお、1973年日本テレビ日テレ)で放送された第1作については、藤子F(当時は藤本弘名義)が厳しく苦言を呈している。

 

キテレツ大百科

TVアニメ/1988-1996/フジテレビ

アニメ化に使われた原作は〝てんコミ〟版全3巻が底本。実際には全40話ほど描かれていたが、アニメ放映時代にそれらは発掘されておらず、版元の小学館も把握してなかった。学年誌掲載漫画原稿は雑に扱われる傾向にある。

長寿番組になったが、殆どアニメオリジナルエピソード。多くの脚本家が手掛けたが、メインで書いてたのは、TVアニメサザエさんでの暴走が有名な雪室俊一2ちゃん等では〝スノールーム〟と渾名が付けられるほど。

しかファン不安杞憂に終わる。藤子Fもお気に入りで毎週楽しみに観ていた、というファンの間では有名な逸話もある。

 

めぞん一刻

TVアニメ劇場版割愛)/1986-1988/フジテレビ

初期は、高橋留美子原作を丁寧に補完することに徹した。中期以降は原作にあった際どいネタを、アニメの方が自粛したこともあったが高橋は納得の上で快諾。

地上波ゴールデンタイムアニメで「オナペット」という単語が使われたのは本作が最初最後だろう(空飛ぶ飛行機の音を被せて聴こえにくくしてたが)。

脚本は3人がシーズンごとに交代。特に中期以降を脚色した回を量産した伊藤和典高屋敷英夫の手腕が見事。伊藤は有名なので割愛するが、高屋敷も実力派。作品検索すれば納得する筈。

 

孤独のグルメ

〈実写TVドラマ/2012〜/テレビ東京

ドラマ化に際し、原作久住昌之が出した唯一の条件「音楽担当させてくれ、そしてJASRACには登録しない」をテレ東が守った。

原作通り、実在店舗ドラマに出すするとはいえ

五郎役が発表され、原作ファン不安しかなかったが蓋を開けたら……後は皆さんご存じの通り。

 

きのう何食べた?

〈実写TVドラマ/2019、実写TVドラマS2/2023/テレビ東京

〈実写劇場版/2023/東宝制作スタッフTVシリーズと同じ)〉

個人的には、ここ数年で最も実写化成功したレアケースだと思う。最近作品なので詳細は割愛

2024-01-17

エジソンフォードあいだに確執があったというエピソードはガセ

国民的アニソンによって『エジソンは偉い人』のイメージあるが、ヤバい一面も知られるべき「電気椅子でネガキャン」 - Togetter


これはフォード逸話ではない。もとはニコラ・テスラ自伝に書き残したエピソードで、「エジソン会社で働いていたときに、マネージャーから5万ドルボーナス提案されたが、のちに悪ふざけだったと判明してがっかりした」というものであった。この「マネージャー」がエジソンことなのかと言えば、おそらくだがそうではないようだ。当時の5万ドル現在価値に換算すると150万ドル以上であり、そもそも会社にそんな予算はなかったというので、まあマネージャーからすれば「この仕事ができたら1億円やるよ!って冗談に決まってんだろ真に受けてんじゃねーよ」という感じだろうか。

フォード若い頃にエジソン会社で働いていたのは事実であるフォードはそこで働きながら四輪自動車自作していた。フォードが初めてエジソンと会ったときエジソンフォード自動車について深く質問し、フォードを激励したという。感激したフォードは、エジソン会社退職して起業し、のちにT型フォードを作り上げることになる。そして死ぬまでエジソン尊敬し続け、最大の親友として交流を持った。そういうわけで「フォードエジソンにキレて独立起業した」などということはありえないのだ。なお、フォードが「エジソン世界最高の発明家だが最悪の経営者である」と評したという逸話もあるが、上記のような関係なのであくま冗談であるし、その出典も不明である

2024-01-06

芸人も売れたら聖人君子に成らなきゃいけないのか?

そもそも芸人って普通に働いて生きる事を拒否したはぐれ者だよな。

からこそ、外れっぷりに笑うんでしょう。

逸話にしてしまえ。

2023-12-31

クラスで一番の嫌われ者だった彼が地方公務員になって無双するお話 part.3/7

前 https://anond.hatelabo.jp/20231231221401

三つ目になる。飲み会のことだ。

あれは、F君が福祉課2年目の時だった。課内で飲み会があったのだ。肝心のお店だけど、和風洋風かどっちつかずの、食い倒れ的な意味で名店と呼ばれるところを予約した。課のほぼ全員が参加する、夏場の納涼飲み会だった。

あの頃の俺は……異動した先輩の跡を継いで苦戦中だったけど、ようやくマトモに業務を進めることができるようになり、調子に乗ってた。後輩にもマウント取ってたかな。まだ当時は、マウントを取るというネットスラング一般的ではなかった。

しかしまあ、俺はやはり調子に乗っていた。当時は、市内に軽く十以上はある社会福祉法人指導監査をする立場だった。会計報告も読み解かないといけない。その業務担当者になったのは、俺が史上最年少だった。

でも、仕事負担はどんどん重くなった。特に人間関係トラブルとか、犯罪性のある監査事案になると実力が追い付かなかった。年を経るごとに消耗していった。躁鬱的な症状だ。

年を経るごとに、冒頭あたりで説明したような、よくない先輩方に近づいている感覚が出てきた。

飲み会の話に戻るけど、自分と若手複数名が幹事役だった。予算を考えるとか、お店を押さえるとか、当日の司会進行とか、みんなの注文を伺うとか、二次会の手配とか、上司タクシーを呼ぶとか――増田社員のみんなもやったことがあるような飲み会仕事だ。

納涼会にはF君も参加していた。こういう会だと奥の方で大人しくしてることが多い。協調性がないキャラだったから、どの上司もF君に幹事を任せようとしなかった。彼も任されそうになると断っていた。

予約した居酒屋は、料金に比して料理がたくさん出ることで有名だった。部屋に案内されると……広い客間の中に、テーブルをいくつも合体させたうえで純白のクロスが掛けてあった。みんなゾロゾロ椅子腰かけて、料理を楽しみに待っていた。いや、サランラップがかかった刺身はすでにあったかもしれない。

食卓の見た目は洋風で、床はカーペットだったけど、部屋の造りは伝統和風スタイルだった。参加人数は、三十人ほど。

飲み会スタートから数十分後のテーブルの上には、刺身の盛り合わせとか、おしゃれな豆腐とか、唐揚げとかポテトとか天ぷらとかフランクフルトとか、なんかもういろいろと並んでいた(高そうな料理もあったが名前がわからない)。食事的な意味で皿を片付けるのも難しかった。

俺と同年代職員幹事役で手一杯だった。注文の多い上司や先輩が多かった。福祉課長もその1人だ。毎回違うお酒を注文する。飲み放題メニューにないお酒の注文は、もはや基本だった。

そのうち、飲めや歌えやの大騒ぎになった。カラオケはなかったが、大声で民謡を歌う人はけっこういた。フローリングの上に敷いてあったカーペットが柔らかかったな~。もう長らく行ってないけど、今度地元に帰った時に行ってみよう。

F君は、端の方で大人しくしていた。たまに会話に混ざったりしてたかな。俺は参加者全員の様子を見てたけど、F君は基本こぢんまりと黙食していた。お酒は飲んでなかった。烏龍茶緑茶のどっちかだ。

覚えてるのは、F君が年配の職員とか、臨時職員さんとおしゃべりしてたのと、あとは女性職員がおそるおそる彼に話しかけていたのを見た。会話の内容はわからなかったが。

F君は、隣の人の空になったビールグラスをサーバー(※樽の方だ。基幹システムの方じゃない)まで持って行って、注いであげてた。

うるさい飲み会だったけど、若いから気にならなかった。でも、嫌なことが数点あった。こういうのが、数年後に市役所を辞めたきっかけになる。

早い話、この福祉課全体の飲み会でひと悶着あった。ひとつはF君案件だ。その飲み会で片隅に座っていたF君が、近くにいた福祉課長や直属のグループリーダーその他先輩がいた席まで呼ばれた。「おい、ちょっと来い」と呼ばれてた。なんか最近、彼が失敗したことがあったらしい。

ところが、F君はストレートに断った。「行きません」だって。周りの空気が冷たくなったのを感じた。要は突っぱねたのだ。

それで、上司や先輩方と口論になった。周りは雑談してたけど、やっぱり気にしていた。俺達幹事はどうしようかって感じだった。そしたら、先輩方の態度が軟化してきて、F君のところに行って「まあ一杯飲めや」と勧めたのだ。そしたら、それも断ってしまって、また険悪な雰囲気になった。

でも、そのうち優しめの年配職員がF君の隣の席に移ってきて、「まあ飲みなよ」とお酒を注ごうとした。「グッジョブ!!」と心の中で感じたけど、F君は「帰りが~」と言っていた。聞き取れなかったけど、そんなことを言ってた。※F君は自転車バイク通勤していた。飲酒運転を気にしてたのではないか

それで、そういう態度に憤った福祉課長その他数名が、F君のところに詰め寄ってお酒を飲ませようとしていた。下は、ほぼ福祉課長セリフだ。印象的なやつだけを抜粋してる。

「帰りがバイクでもいいだろう。一杯だけでいい。飲め」

「ここは呑んでおく場面だ。呑まなかったら男じゃない」

「上の人から酒を勧められたら飲まないと。法律かい問題じゃなくて、社会常識だ」

「お前。結婚してるか、する予定があるのか……ない? だったら、増田君の方が『上』の存在だよ。婚約者いるんだからな」※当時、俺は婚約中だった。

結婚できない人間は、お前みたいに人間性に問題があるやつが多いんだよ」

といった、福祉課長その他の発言が心に残ってる。それでも断固とした態度のF君に、彼らは声を荒らげて、ついにグループリーダーがF君の胸襟のあたりを掴んだところで、「やめてください!!」と彼が拒否して……。

隣の客間にも聞こえていたと思う。はっきりいって大声だった。店員数名が「どうしました!?」と客間に入ってきたことで、それでようやく騒ぎは収まった。

かくいう自分は、どっちもどっちだと感じていた。双方とも行動に問題があった。まず、F君は協調性がない。お酒の一杯くらい飲んでもいいじゃん。限りなく透明に近い酎ハイとか作ってもらってさ。

上司や先輩方だってアルハラなる言葉はまだ世間に浸透してなかったけど、さすがに飲酒運転容認はまずいだろう。

それからも、俺にとっては歯がゆいというか、嫌な飲み会風景が続いた。大体こんなところか。これでもだいぶ端折ってる。

福祉課長柔道の技を職員にかけて転がしまくっていたこ

臨時職員パートさん達がみんなにお酌をして回っていたこ

 ※公務員原則たる身分保障が働かないから、首を切られないように気を遣ってる

女子職員キャバ嬢扱い。女の子場合、全員の席を周ってお酌は基本だった

・酔いつぶれて動けなくなった職員を店の駐車場放置して帰ったこ

・少なくとも3名の職員飲酒運転二次会に行っていたこ

低い次元の話は置いといて。飲み会の話に戻ろう。

あんなことがあったが、F君は堂々としてたよ。その後にあった余興(参加者がひとりずつ挨拶抱負を述べる。やりたい人は芸とかする)でも、超然として仕事抱負を述べていた。「自分、まだまだだけどフツーに頑張ります」みたいな感じか。

堂々としていた。自分が正常な人間みたいに振る舞っている……微妙に笑いも取っていた。それを見てる人達は「おー」みたいな雰囲気になってた。

さすがに一発芸はしなかったけど、F君には芸があった。中学生の頃、ムジナ(アナグマ)の物まねをして剣道部の先輩連中に気に入られてた。「ムジナってなんやねん!!」て感じで。ムジナが身を低めながら、スウェーバックで後ろに下がって、また出てきて、身を起こして威嚇するポーズだった。

ようつべで野生のムジナ(アナグマ)を見ることができる。「アナグマ ムジナ」で検索してみよう。

(一応、YoutubeURL)

Youtube検索:アナグマ ムジナ

別に、そこまでF君に興味があったわけじゃない。ただ、あまりに珍しいというか。学校公務員民間を通じて、これまでに見たことのない存在だった。

その飲み会でも、確かにF君は浮いてたけど、でも完全ボッチチェリというわけではなかった。年配の職員とも、中年職員とも、同年代とも、若い職員とも、数は少ないけどコミュニケーションは取ってた。料理の取り分けとか、空いたグラスや皿の片付けもやってた。もしかすると、発達障害とかパーソナリティ障害の人がする『擬態』みたいなやつかもしれないが。

飲み会が終わった後は、手配したタクシー上司や先輩を乗っけて二次会まで連れていく仕事が待っていた。帰ろうとするF君を見ると、なんと杜甫ではないか!! 今日バイクに乗ってないみたいだ。

帰り際に呼び止めて、F君とちょっと話をした。「今日は災難だったね」と言うと、「まあ、こんなもんでしょ。次に期待。料理うまかったし、無事に終わって神に感謝」という答えが返ってきた。ひどい目にあったのに他人事みたいだった。キャラクターが読めない。

それからF君は、上司や先輩から姿を隠すように、公道に出ずに駐車場フェンスを飛び越えて(笹食ってる場合じゃねぇ!のやつ)、店の裏側にあった河川管理道に躍り出ると――そそくさと帰って行った。



まあ、問題職員(モンスター社員)のことばっかり書いてるけど、実際なんであいつらは発生するんだろうな。普通イメージだと、モンスター社員採用試験で間違えて採用される、といったところだろうか。

いや、でもわからない。もしかしてモンスター社員採用試験を受ける時はまともな人間なのかもしれない。それが、組織環境に当てられることでモンスターに変化してしまう――そういう見方はできないだろうか?

こんなことを書いてたら、とある書籍記述を思い出した。書棚から引っ張り出して引用してみる。

 組織の成員を変えようとするよりも、創造革新を阻む組織内の要因を探った方がよいのではないだろうか。「現在環境で、なぜ人びとは創造したり革新したりしないのか」という問題を提起すれば、正しい方向に一歩踏み出したと言えるだろう。ここで思い出されるのが、もはや伝説存在となった著述家であり、いまなお精力的に啓蒙活動を続けるピーター・ドラッカー逸話である。彼は企業上級管理職向けの講演会で、社内に「無用の長物」を大勢抱えていると思うひとは挙手するよう求めた。多くの手が挙がったところで、ドラッカーは次のように尋ねた。「そのひとたちは、皆さんが面接を行い、採用を決定した時点から無用の長物だったのですか。それとも、入社後に無用の長物と化してしまったのですか」 P19 完全なる経営(2001) P.19 A.H.マズロー (著), 大川 修二 (翻訳)



モンスター社員が先なのか、組織文化にあてられるのが先なのか。どっちなんだろうな。

次 https://anond.hatelabo.jp/20231231221403

2023-12-27

昔の化学者エピソードを見ると「合成した物質を舐めた」みたいな話がたまに出てくる

アスパルテームはそのなかでも有名なエピソードかもしれない

アスパルテーム - Wikipedia

1965年アメリカ製薬会社G.D.サール社の化学者ジェームズ・M・シュラッターが、ガストリンの合成に取り組んでいたときに偶然発見した[113]。シュラッターは、抗潰瘍薬の研究をして、ホルモンであるガストリンテトラペプチドを生成する中間段階としてアスパルテームを合成した[113]。シュラッターは、薬包紙を持ち上げようとして、アスパルテームがついた指をなめて、その甘味発見した[8][114][115]。トルン・アテラスガリンは、アスパルテームの開発を監督した[116]。

いわゆる化学者によるセルフ人体実験、すなわち自己実験

うん年前は私も大学学生実験をやっていたわけだが、生成物を舐めるなんて発想はとてもじゃないが出てこなかった

まあ、私の場合重金属を扱ってたので舐めたらヤバいと知っていたわけだが

アスパルテーム場合製薬会社内の出来事、つまり薬学系なのでそこらへんの肌感覚が異なるのだろうか?そんなことないと思うがな……

スクラロースエピソードもなかなか凄い

Sucralose - Wikipedia

Sucralose was discovered in 1976 by scientists from Tate & Lyle, working with researchers Leslie Hough and Shashikant Phadnis at Queen Elizabeth College (now part of King's College London).[21] While researching novel uses of sucrose and its synthetic derivatives, Phadnis was told to "test" a chlorinated sugar compound. According to an anecdotal account, Phadnis thought Hough asked him to "taste" it, so he did and found the compound to be exceptionally sweet.[22]

スクラロース1976年、テート&ライルの科学者が、クィーンエリザベスカレッジ現在キングスカレッジロンドンの一部)の研究レスリー・ハフ(Leslie Hough)とシャシカント・ファドニス(Shashikant Phadnis)と共同で発見した[21]。スクロースとその合成誘導体新規用途研究していたときファドニス塩素化された糖化合物を「テスト」するように言われた。逸話によると、ファドニスはハフから「味見」するように言われたと思い、実際に味見をしてみたところ、その化合物は非常に甘かったという[22]。

testをtasteと聞き間違えたからといって舐めるか?そうか、舐めたのか……

スクロースのヒドロキシ基を塩素で置換したものなので、まあ舐めても危険ではないくらいの認識はあったってことなんだろうか

Tate and Lyleは食品系の会社でそこの研究室での出来事なのか、なら味を確かめろって言われたら舐めるか……

科学者倫理感の移り変わりが気になるので『世にも奇妙な人体実験歴史』という本を買って読んでいる

少なくとも20世紀初頭くらい最近になっても現代基準で見ると危険実験やりまくっていたようだ

自己実験とは違う話になるがデーモンコアの実験1945年くらいか

戦前学者倫理規定どうなっとんねんとしみじみ思う

前述の本を読んでいると「申請すると許可下りるわけないので自分の体で実験して事後報告した」みたいなエピソードが出てきて笑う(笑えない)

カール・ヴィルヘルム・シェーレ - Wikipedia

シェーレが若死にしたのは同時代化学者の例に漏れず、危険実験条件のもとで研究を進めたためだと考えられている。また彼には物質舐める癖があったため、毒性のある物質の毒にあたったのではともされる。

18世紀とかだと「まあ舐めて確認する人がいても不思議じゃないわな」と思うのだが

イギリスとある医師ニトログリセリン舐めて心臓まりそうになって死にかけたのが19世紀出来事

21世紀になっても舐める人はどこかにいるのだろうな

舐めて死んだとか、舐めて大発見に気付いたみたいになっていないから記録に残らないだけで

有機系をやってた大学の頃の同期に「実験生成物を舐めるって発想あった?」と聞いてみたが「ありえん」の一言が返ってきた

現代日本大学研究室で、教授学生に向けて「生成物を舐めて確認してみよう」なんて指導するところなんてありえるのだろうか?

流石にないだろう……あるのか?生成物がアミノ酸とかならありえるのか?有毒なものだってもちろんあるが生成物はだいたいこんな感じの物質って元素の内訳も構造もある程度予想ついてるなら舐めても多分大丈夫みたいな肌感覚が育つのだろうか?わからん世界

まあ味の素研究所なら舐めても不思議じゃないかもか……

畑が違うと全然感覚違う、ということか

でも薬学系とか食品会社研究所でも一度動物摂取させるとかやると思ってたんだがな、きっと普通はやるのかもしれないが一部の人がいきなり舐めたのかもな……

日記

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医学者による自己犠牲的とも勇敢ともいえる自分の体を使った研究ではなく

ある種の迂闊さでペロッと舐める科学者が今でも一定割合でいるんじゃないか?という疑問を書いた日記

ペトリ皿に鼻水垂らしたのがきっかけでペニシリン発見したという出来事幸運な結果に終わった迂闊な出来事だったわけで

そういった種類のおおらかさは現代だとあまり許されないはずなんだよな~

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耳寄りな心臓の話(第2話)『爆薬が心臓病を癒す』 |はあと文庫|心日本心臓財団刊行物|公益財団法人 日本心臓財団

なぜニトログリセリンを舐めようという発想が出てきたのか?を伺い知ることが出来そうなエピソードもぐぐったらでてきた

20世紀初頭にイギリス火薬工場で、週日の作業中は何も起こらないのに休みが終わって月曜日仕事が始まると決まって胸痛を訴える工員が何人もいることが話題になりました。最初工場で扱っている爆薬が原因で起こる病気を疑ったのですが、もともと持病に狭心症のあることがわかりました。

それというのも、原料であるニトログリセリン粉塵工場内に舞い、露出した皮膚や粘膜からある成分が吸収されて狭心症が抑えられていたものが、週末に休みをとることで粉塵にふれることもなく薬がきれて、月曜日に力仕事を始めることで狭心痛が起こったと推理されたのです。

痛む胸を押さえて、それこそ青息吐息月曜日になったこから、「ブルーマンディ」という言葉が生まれたようです。今日では休日明けで、仕事学校に行くのが億劫になる月曜日の憂鬱、月曜病の走りとなりました。

blue Monday語源ニトログリセリン説はかなーり怪しい気がする、勘だけど

これを調べるのも面白そうだ

……ん?時系列矛盾がある

『世にも奇妙な人体実験歴史』によると1858年フィールドという名のイギリス医師がニトロを舐めたとある

その後1878年ウィリアム・マレルという医師が再度ニトロを舐めて効果確認し、狭心症治療薬として自分患者に試した

火薬工場エピソード20世紀初頭……1901年頃ということになる

発見されたのか?だとすると最初に舐めたフィールドって医師は推測無しに舐めた好奇心旺盛な人ってことになる

火薬工場エピソードのしっかりとした出典を探すべきだな

原典だと20世紀初頭じゃなく19世紀末~20世紀初頭みたいな書き方になっているのかもしれない

2023-12-26

「昔のインターネットが楽しかった」ではなく「その時の自分が楽しかった」だろ

湾岸ミッドナイトから人生を学べない悲惨な者たちを啓蒙してやる必要がある。

どうせ彼らも一度は湾岸ミッドナイトを読んでいるだろうけど、そこから人生について学べなかったのだろう。

そんな彼らにもう一度読めと言っても無駄だろう。

からここからは俺の言葉で語る。

「今のネット一極集中だ」

昔もそうだ。

ゴノレゴ侍魂という言葉を聞けば誰もがピンと来る。

だがここで私が昔通い詰めていた日記サイト名前を10個上げても、そのどれもが分からないという人が大勢いるだろう。

何も変わってない。

当時から一部のサイトに人気は集中していた。

それは裏に会社がいるとかなんかじゃない。

だってずんだもんの動画」と言って頭に浮かべた動画統計をとれば10人程度の投稿者動画が全体の8割を占めるだろう。

だがずんだもんを使っている投稿者はその100倍も200倍もいて、その多くが誰からも「ずんだもんの動画」という言葉で真っ先に浮かばれることがないのだ。

「昔のネットで注目されるのは簡単だった」

これだって今でも変わらない。

ちゃんと新しいことをやれば注目される。

昔のネットではHPブログを始めるだけで新しかったというだけだ。

HPを作るのにかかる労力が軽くなるに連れて、HPを作るだけじゃ注目されなくなった。

SNSを始めるのに勇気がいるうちは始めただけで注目されやすかったし、生成AIに早くに飛びついて続けている人は下手の横好きでも第一人者群に潜り込めてたりする。

レッドオーシャンになっていない領域に飛び込む勇気があれば、それだけで今だって注目される。

真っ赤になった海の上で昔と同じことを繰り返して注目されなくなったとボヤくのは、単に自分分析力の不足に過ぎない。

「今のネット民度が低い」

warez全盛期だった頃と比べればずっとマシになっているとさえ思う。

本名投稿してる癖に問題発言をしてリアルまで巻き込んで丸焦げになった人間

匿名での悪ふざけから人生を壊してしまった人だって何人も居た。

老人会的には「小学校小女子(こおなご)を焼きます」と2chに書き込んで警察を呼ばれたとい逸話なんか懐かしいのでは?

昔も今も、想像力が足りない人、リスクよりも目先の承認欲求を優先する人は炎上しているし、その過程で人を不用意に傷つけている。

リアル知人に言及して「Mさんがこんな馬鹿なことしててドン引きでしてよオホホホ」なんて全世界に知らしめようとする人間割合に大差なんて無いと思う。

「今のネット広告が酷い」

ウィルス入り広告を踏んでもアンチウイルスが反応してくれたり、そもそもポップアップブロック出来るだけ今の方がマシだ。

悪質なブラクラ危険なガセ情報、それらが飛び交っていながら自己責任連呼された時代に比べれば、ネットに強い弁護士を探して訴えればいいという知見が広まった現代の方がまだ大人しいだろう。

エロ系の広告は昔から跋扈していたし、それを踏んで架空請求をされた人が大勢いてニュースで「払わないでください。カモリストに乗ります」と再三警告されていたはずだ。

ユーザーが悪質な広告になれるに連れてそれを掻い潜ろうとする新たな悪質広告誕生しているが、そこにある民度の低さは今も昔も変わらない。

「そんな広告を平然と掲載するサイトが悪い」と人は言うが、昔のネットで悪質な広告が突然出てきた時、それが果たして全て怪しいサイトだけだったか

まあそもそも昔のネットは怪しいサイトばかりだったと言えばそうなんだが。

「今は業者や金目当ての輩が入り込みすぎている」

昔のネットだって業者と金目当ての輩が作り出したものだっただろ。

古のインターネット象徴する中心的スラム街たる2chだってひろゆきによって運営されていたもので、それは慈善事業なんかじゃなかったはずだ。

YahooGoogleをハックするSEO対策はいつの時代も盛んで、ソースコード無関係単語を書き込んでアクセスを踏ませようとするサイトがいくつあったことか。

出版社副業感覚運営する情報サイトは無数に存在していたし、個人が大掛かりなサイト運営するモチベにアフィリエイト収入の影響は決して小さくなかった。

そうじゃない単なる承認欲求や手慰みのために活動をする個人の数は現代にも大勢残っている。

何をどう比べた結果でこんな結論を出しているのか。

俺はこんなくだらん妄想にやり返すためだけにいちいち統計を出す気がないが、お前がそれでも言い返したいなら統計を出してくれと言いたくて堪らん。

インターネットは何も変わってない。

変わらずに楽しい

変わらずにクソだ。

変わらずに金の話が飛び交っている。

変わらずに承認欲求で回っている。

そして、いつの時代も、オッサンが「最近の◯◯って分からねえんだよな」と言いたがるのも変わってない。

世は全てこともなしってことだな。

はてさて、神はどこにいましか



 いない┐   ┌───わからない

      │ _..-ー''''''l'''''― ..、

     ./   .l,  |     `''-、

   ./     .l  .|       \

   /ゝ、     l. |         ヽ

  ./   .`'-、    l. |           l

 │      ゙''-、 .l,|             l

  |         `'″          |

 │     インターネットで見た ,!

  l                   ./

  .ヽ                  /

   .\              /

     `'-、              /

       `''ー .......... -‐'″


             ∧..∧ 

            (´・ω・`)  おあとがよろしいようで

           cく_>ycく__) 

           (___,,_,,___,,_)  ∬

         彡※※※※ミ  旦

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

   \   ドッ!!     /  \ ワハハ! /

     \          /      \    ∞

   l|||||||||||||| ∩,,∩ ∩,,∩  ∩,,∩ ミ∩ハ∩彡

   (,    )(,,    )    ,,)(    )(    )

2023-12-16

インターネット悪化しているという証拠を見つけることは可能

オンライン活動するということは、自分に何が起こっているのか全く理解できていないことを意味する。

なぜこんな検索結果が出るのか?

この製品おすすめする理由は?

俺はプラットフォームウェブサイトによって常に操作されているという感覚があり、時には陰謀論に駆られることもある。連中は俺を購買へとそそのかす。

エンゲージメントのために最適化されたアルゴリズムは、SNSで人が見るものを形作り、強い感情的反応を引き起こすものを見せて、参加を促す。

しかし、そういうことがわかっていても、大手テクノロジー企業生活にどのような影響を与えているかを具体的に知るのは困難である

Googleユーザー検索クエリ改ざんして、より儲かるキーワードを含めるようにしている。

Googleユーザーを結果ページの有利なショッピングリンク誘導するために、バックエンドで「子供服」のクエリを「NIKOLAI ブランドの子供服」に密かに置き換えている。

Google検索チームとGoogle広告チームが協力して商業クエリを密かに増やし、それによってより多くの広告を発生させることで、収益増加したいらしい。

Googleビジネスに対する広範な懸念、つまり製品有用性や楽しさを低下させるような収益化の決定をGoogle が行っているということが、同社に対する政府訴訟の中心となっている。

ビッグテック製品に関する証拠逸話曖昧ものになる傾向があり、事実よりも雰囲気に基づいたものになってしまう。

Google広告独自ウィジェットフィードに挿入しながら、人々が目にするものを常に微調整してランク付けし、それによってエクスペリエンスを変えている。

そのため、「Google検索利便性が低下した」または「Amazonでの買い物が悪化した」と主張することになる。

ツール生活に組み込まれているため、技術的な問題言及できなかったとしても、「何かがおかしい」と痛感する。

2023-12-11

どうなる自民党

昭和バブルの頃、踊った連中を排除したら、何も行動してなかった無能社員しか残らなかった

という逸話があるが(企業の話ね)

安倍派を一掃して、クリーンな連中を集めたら誰が残るんだろうなぁ

正直者の馬鹿しか残らない可能性もあるな

別に不正した連中を擁護するつもりはないが、残った馬鹿が仕切っても未来は暗いなと。

2023-12-03

anond:20231203113241

重要軍事機密ゆえに東ローマ帝国滅亡とともに製法が失われてしまったギリシア火薬とかかな。

水で消すことが出来ない火を吹き出すサイフォンとか持って帰りたいわ。

ただ現物だけ入手してもその使い方を学ばなければ利用できないとかいう話もある。

東ローマはしばしば異国の軍隊に敗退して領地占領されたが、

そのとき接収されたギリシア火薬とサイフォンを異国の軍隊はうまく使うことが出来なかったという逸話が残ってるし。

2023-11-24

二巡目のオニオンスープ増田酢魔のプー寸鬼斧めんゅじに(回文

おはようございます

二巡目のオニオンスープ作りつーか途中でパスタソースになってしまもの確定のそう言うのをまた作り始めたのよ。

前回は微塵切りしたタマネギ臭が充満しまくりまくりまくりすてぃーで

部屋中がタマネギ臭くなっちゃったんだけど、

今回は換気をバッチリにして気を付けたので、

結構タマネギ臭はしてないかも!

つーか前回のタマネギ臭が完全に消えていないうちに行っちゃうから臭覚として馴染んで鼻が慣れてしまったのか、

判別出来ないのかも知れないわ。

玄関を空けたら2分でサトウのごはんにたどり着けるように

もう秒で帰宅時にちょっとタマネギ臭がするぐらい、

それはもうサトウのごはんの速さをしのぐ空けた瞬間に

外の外気に慣れた鼻で家に戻ってくると若干そのタマネギ臭を覚えるのよね。

まあ自分だけそう感じているかも知れなくて、

試しに事務所の向かいの私が以前所属していた会社の人に出会い頭に

私ってタマネギ臭いかしら?って尋ねたけど案外そうじゃないみたいなので多分大丈夫かも知れないわ。

そんでね、

今回の新メンバー具材シメジを加えて、

もちろんこれも私が最近試しに試したい試し切り中のぶんぶんチョッパーで微塵切りにして、

それを新たにメンバーに加えて、

タマネギトマトホールヒヨコ豆、ニンジンシメジと新たに味の深みがキノコで強化されるか

チームと上手く馴染むかが美味しくできるコツだと思うのよ。

そう言ったスターティングメンバー試合を開始したんだけど、

やっぱり一晩ちょっと炒めて煮たぐらいじゃ、

そう!今回じっくり時間を掛けて2時間は消費してないけれど

1時間半以上はタマネギが飴色になるまで炒めてペースト状になるまでやったのよ。

あれって色が飴色って言うけれど、

だんだん炒めてきたら、

炒めると言うより練るって感じになって、

しゃもじから伝わってくる手応えが変わってくるのよね。

そうなるともうちょうど飽きちゃった頃なので

よい具合に飴色炒めタマネギができるのよ。

そこにまたトマトホールヒヨコ豆に、

微塵切りにしたニンジンシメジを加えて

コトコトと煮るの!

もうクノールのコトコト煮込んだ感じを越える勢いの気持ちでコトコトって感じ。

そんで、

試合開始当初なので色がフレッシュトマトレッドで鮮やかだけどぜんぜん味が馴染んでいない

だんだんと赤茶色くなってきたら味がまとまってくるので、

結構出来立てってすぐには食べられないのよね。

いや食べられるけれどマックスの美味しさの先までまだ到達してないって意味なのよ。

から鍋一杯のベーナーの中身をまだ一切味見してないわ!

多分良いにおいがしているから味の方向性としては間違っていないと思うので、

もうちょっと煮込んでまとまってきたらその時はクノールのコトコト煮た感じを越えるポイントだと思うので、

そうなったら味見してみるわ。

ブイヨンは3粒ね。

今のところまだ塩コショウは入れてない、

ちょっと一旦味見て加えてみるわ。

前回の失敗というか

塩入れすぎたかも知れない問題があるので、

結構ブイヨンにも塩配合されているぐらいで歯茎が引き締まるレヴェルとまでは言わないけれど絶対成分表を見ていたら塩が何グラムか入っているのよね。

それが1ブロックかける3つだから

かけ算するより3回足した方が計算が速いぐらい簡単に私でも求められるぐらいの塩分量なのよね。

からブイヨンで結構塩いっちゃってるから

煮込んで詰まってきてから塩入れないとあとで大変なことになるわ!

入れるのは簡単だけど塩を出すのはほぼもう無理なのよ。

まともに味がまとまって食べられるようになるのは1週間ぐらい

いや最低でも3日ぐらいは落ち着くまで掛かるので、

タマネギとかトマトの入ったソースの煮込みっぷりの手間は作ってみて初めて気付く

失ってからも初めて気付く感じで

ものすごく手間が掛かるんだなーって思うわ。

野菜たっぷりの鶏鍋よりも手間がかかるわー。

そんであんまり美味しいからってついついパスタを茹ですぎて食べ過ぎないようにしなくっちゃね!

いまから警戒しておくわ!

心を警戒心で高めるのよ。

うふふ。


今日朝ご飯

ハムタマサンドね。

久しぶりのハムタマサンド

味わわなくても食べたつもりで記憶の思い出で再現出来る味。

それを久しぶりに確かめるために食べるかのようよう。

そうね

いつも変わらない味。

ふるさとに帰ってきた感じがするわ。

ふるさとって言いたいだけよ。

サンドイッチ伯爵実家キュウリサンドイッチは実家の味なのかしらね

伯爵が懐かしく思うのかは別として私はそんなハムタマサンドだったわ。

サンドイッチ伯爵逸話はあるけど

鉄火巻伯爵逸話は誰かしらないかしら?

あれもゲームをやっているときに開発されたメニューなんでしょ?

今日デトックスウォーター

ホッツ白湯ウォーラーしました。

煮込みすぎてキッチンがごった返したまんまだったので、

簡単に湧かしてすぐ飲めるホッツ白湯ストレートウォーラーしました。

朝はちょっと今日は暖かめだったけど

まあ冷やして調子悪くしないようにね!ってところかしら。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2023-11-19

anond:20231119173402

お二方ありがとう

漱石が「月が~」を言ったって逸話事態に詳しくないからその辺はおいておいて、

i love youが、相手に愛を伝えるための発言だとして、それを「月が~」にするのが、意訳かローラライズかといえば、 

i love you明治期までの日本文化に馴染まない、夜のシーンならたとえば「月が~」なら発話者意図に合うのでは、となれば、これは、日本文化ターゲットにしたローラライズ(現地化)ってことね。

了解

この場合文化の隔たりが大きすぎて意訳も直訳も厳しいよなあ。

キリスト教文脈loveアガペーを「ご大切」って訳したって話が確かあったように思うけども。

意訳って何かってのが、自分の中で薄ぼんやりとしたままだけども。

追記】あれ、そもそも、一文に対して<ローラライズ>って概念適用するのが厳しいのか?上でも一生懸命文脈想定して考えてたけども。

追記2】1文に対して考えようとすると、直訳でないものは、意訳だろうがローラライズだろうが、直訳=逐語訳では日本人には伝わらないものになってしまうから、形を変えなきゃいけなくなったという意味で、大差ない/もしくは、意訳という物は存在せず自動的ローラライズというべきものになる???混乱してきた。寝るか。

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