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はてなキーワード: 前世とは

2024-10-26

花とゆめ」史上最も重要マンガ10

集英社別冊マーガレット」の名編集長・小長井信昌が74年「花とゆめ」創刊編集長就任(のちに「LaLa」「ヤングアニマル」でも創刊編集長を務める)。氏が別マから引き抜いてきた漫画家が、最初期の「花とゆめ」を支えた。

美内すずえガラスの仮面』(1975~)

和田慎二スケバン刑事』(1975~82)

 2作まとめて、令和の今でも作品が生きているな、と思わせる説明不要の名作(前者は「連載中」ではありますが)。月刊誌→月2回刊化の目玉として2作同時に連載スタートコンテンツの息の長さに、編集長の慧眼が察せられる。

魔夜峰央パタリロ!』(1978~)

 主人公マリネラ王国国王パタリロに次いで2番手キャラクターはMI6少佐バンコラン。彼は主に美少年を愛好する同性愛者で、本作はギャグマンガだが 「同性愛であることそのもの」を揶揄していない点に、作者の品格を見る。

 作中に「ドイツギムナジウムで一緒だったんです」「11月ごろ?」というやり取りを挟むなど萩尾望都ファンであることがわかる。82年アニメ化。「花とゆめ」というより白泉社として最初アニメ化

(ここまでが集英社移籍組)

川原泉甲子園の空に笑え!』(1984

 どの作品を推すかが分かれる。世間的には『笑う大天使』(1987~88)が有名で傑作集を出す際のアンケートでも番外編の『オペラ座の怪人』(1988)が2位だが

 ・作者ご本人はまったくスポ根の人ではないのに、スポーツものに傑作がある

 ・甲子園という制度批評視点を投入 と、一歩踏み込んでいる本作をリストアップ個人的には『月夜のドレス』(1984)が好き。

日渡早紀ぼくの地球を守って』(198692)

 メディアミックスとしてはOVAのみであるが「前世ブーム」の火付け役として爆発的な人気を誇った。

 『スケバン刑事』のような「悪に対する憎悪」ではなく「優秀だが他人を寄せ付けない戦災孤児と品行方正な優等生との、互いに相反する感情」など愛憎の陰影が濃い大人びた作風に、当時の読者(主に10少女)は魅了された。

 「久しぶり 君には心底会いたかったよ 秋海棠」以上にインパクトのある「ひき」を未だに知らない。

佐々木倫子動物のお医者さん』(1987~93)

 こちらも説明不要の名作。菊池規子『わが輩はノラ公』(1973~78)以来人語を話すペットが出てくる作品はたびたび登場したが 「人語は解するけどしゃべれない(しかし主張はする)動物たち」が出てきたところが新機軸。よくない形で「ハスキーブーム」がありました…。

 ※飯森広一『ぼくの動物日記』(1972~75)はノンフィクションなので除外してます

(このあたりで「男性読者も多い花とゆめ時代終焉したと思っている)

羅川真里茂赤ちゃんと僕』(1991~97)

 続く『ニューヨーク・ニューヨーク』(1997~98)、『しゃにむにGO』(1998~2009)と第一線で花ゆめ本誌を支えた大功労者。『赤僕』は白泉社では初めて他社の漫画賞(小学館漫画賞・1994)を受賞。ヤングケアラー立場に置かれた小学5年生が主人公90年代父子家庭活写した作品となった。熱量のあるドラマ巧者。

中条比紗也花ざかりの君たちへ』(1996~2004)

 2006年台湾ドラマ化、2007・2011に日本、2012に韓国ドラマ化。そして今年、初のアニメ化が発表されている。日本ではプライム枠連ドラ案件で『ガラかめ』『スケバン刑事』とは違う、読者ターゲットを広く取れるラブコメが、あの「花ゆめ」から出たのだなぁと感慨。

高屋奈月フルーツバスケット』(1998~2006)

 アラサーオタク女子から作品名が挙がることが多い。

 2007年に「もっとも売れている少女マンガ」として、ギネスブック認定されているそうで2001年アニメ化・2019~21の再アニメ化・2022の劇場上映の実績は立派。十二支を背景にしたキャラ設定等、往年の「花ゆめ」らしさが光る(私見)。

(ここから00年代デビュー漫画家が飛んでしまます申し訳なし…)

師走ゆき多聞くん、今どっち!?』(2021~)

 連載中のラインナップで、今一番勢いがあると思われる作品アニメ化も決定。男性アイドルキャラ)・推し…と、イマドキの設定は鈴木ジュリエッタ推し甘噛み」(2022~)でも同様で、ここが今の「花とゆめ」の現在地である

 ※「創刊50周年記念 花とゆめ展」ブックレットでは2人の対談が掲載されている

三原順はみだしっ子』(1975~81)

 選外ってありえないですよね。すみません…。

高口里純『久美と森男のラブメロディ』シリーズ(1979~82)

 『花のあすか組』(1987~95)が代表作でありつつ『グランマの憂鬱』(2015~)が昨年萬田久子主演でドラマ化もされている、息の長い漫画家

 1985年角川書店(当時)がコミック進出して地殻変動が起きた年で、そのタイミングで白泉専属ではなくなってしまった。 「別冊花とゆめ」連載「赤鼻のアズナブル」(1982~83)、別花短編だと「優しい瞳」(1984)が好き。

酒井美羽『マンハッタンサンセット』(1980)

 この方も白泉社を離れ角川へ。『ミミと州青さんシリーズ』(1979~85)が人気&今はなき「シルキー」でレディースたくさん描いてましたが、一瞬ミステリーサスペンスものも手掛けていました。こっち路線もよかったのになぁ。増刊号掲載『異国にて』(1984)がベストですが本誌掲載作ということで『マンハッタン』を。

柴田昌弘『第三の娘』(1980)

 別マ移籍組、和田慎二の盟友。『紅い牙 ブルーソネット』(1981~86)ですよね。とはいえこのシリーズ別マから移籍なので、あえて本誌掲載短編を選んでみました。綾波レイみたいなタイトルですが、まさに綾波のようなお話です(ネタバレ回避)。

河惣益巳ツーリングエクスプレス』(1981~87)

 ヨーロッパ舞台にした華やかな作風。ほかの作品海外モノ多し。

野間由紀パズルゲームはいすくーる』(1983~90)

 制服高校生ミステリもの嚆矢といってよいのでは。近い年次のデビューだと佐々木倫子よりずっと早くブレイクメディアミックスに縁がなかったのが不思議表題作では『消えた肖像画』が大変な秀作。1巻所収。

星野架名『緑野原学園シリーズ』(1983~92

 「花とゆめ」の「80年代後半のSFもの」のストーリーや絵柄の象徴キャラ造形についてはフォロワーがたくさんいた記憶

那須雪絵『ここはグリーン・ウッド』(1986~91)

 代表作はこれだってわかってるけど、白泉社作品なら私は『フラワーデストロイヤー』シリーズ最終編 『ダーク・エイジ』(1991)が好き。

山口美由紀プリンセス症候群』(1988)

 1巻完結のかわいいお話ビッグヒットがないの、なんでなんだ…。

山内直美『なんてステキジャパネスク』(1988~93)

 氷室冴子原作ものの中で、長く支持されたコミカライズ成功例かと。

由貴香織里天使禁猟区』(1994~2000)

 すごく売れてた! 世界観が魅惑的で熱いファンが多く、「ぼく球」以来のビッグタイトルが出たと思いました。絵のタッチも今見ても素晴らしい。

山田南平紅茶王子』(1996~2004)

 代表作はこれだってわかってるけど「赤僕」より少し前にスタートした『久美子&信吾シリーズ』(1990~97)が好き。女子高生小学男子カップル物語大人になった坂田小沢にはハッピーエンドになってほしかったなー。

鈴木ジュリエッタ神様はじめました』(2008~16)

 いずれ『推し甘噛み』の人になりそうですが、まだこちらの方が有名かと。2012・15のアニメ化聖地巡礼企画も出ていました。

安斎かりん『顔だけじゃ好きになりません』(2020~)

 こちらも「推しもので、実写映画化が決定しています

<番外・別冊花とゆめ枠>

都戸利津『嘘解きレトリック』(2012~18)

オリジナルコミックス「環状白馬車掌の英さん」(2009)からずっと、ハートフルストーリーを展開。恋愛重視の作風ではない、往年(年配)の読者が考える「花ゆめらしさ」は別花に残っていたのかも。それがまさか月9原作。やはり時代は変わった。

明智抄サンプル・キティ』(1993~95)

ここまで挙げた白泉社作品の中では一番好き。とはいえ代表作は『始末人シリーズ』(1983~91)かと。このパターン多い。大大大好きな明智抄で(同人誌単行本未収録作品集」全5巻はコンプリート10選にも入れたかったのですが、作品リストを振り返ると『始末人』ですら本誌・別冊を行ったり来たり(後半は別花)、かと思うと「チツケイレン」の「アフロディーテはきずつかない」(1988)が単発で本誌に載ったりして、編集部運用どうしてたん…と。これからも読み続けることには変わりないのですが。

近作に抜け漏れ多くてすみません。明らかな抜けは増田知識アンテナが欠落している箇所です。とはいえ総論として、ガラかめ動物のお医者さんまでは不動かな、と。

もしよかったらブコメでいろいろと教えてください。

※著者名誤り、表記等一部修正しました。ご指摘ありがとうございました(深謝)。

2024-10-21

じゃあ俺にもおすすめ政党教えて

地方都市40代独身無職精神障害者手帳はもらえても障害年金は今の基準自治体だと難しいっぽい。ていうか手続き煩雑引きこもりにはできるかできないか確認すら無理。

・数少ない人生の楽しみは二次エロでシコること。マジメちゃんなせいで酒とタバコギャンブルは苦手だからね~。だがそれもいつまで性欲が持つか。ロリとスカが好き。あと半ば惰性だがゲームアニメペットは飼えない。

・わかりやす政治的な望みは、簡単手続きで十分な精神障害年金がもらえることだが、そういうことを直接訴える政党はいない。ふわっとした手厚い福祉を掲げられても、だいたい障碍者雇用しかパラリンピックみたいに身体障害中心)だの、社会復帰だの、俺は基準外のよくわからん仕組みだのに回される。

最近一番怒ってるのはエロに対して世間がやたら厳しくなってること。特にロリ系。絵ならいいだろ。クレカ会社に対して誰か戦えよ。また、欲望充足を最優先とした広義のポルノ……たとえば暴力、俺スゲー、感動ポルノ皮肉表現にも、妙に倫理のカセをハメようとしてくる世間の流れもダメだ。クレカ会社以外にも、そういう正しさみたいなのを押し付けてくるやつらと国内国外わず戦ってくれねえか。ゾーニングも極力すべきでない。

・一番ストレスなのは親が年食って頭の回転が遅くなり、かつ感情を抑えらず、しかもそれに開き直ってワガママになり、体調の悪い家族墓参りに付き合わせたり、最近ネトウヨ的な動画見出してること(俺みたいなクソを年金で養ってくれている恩と申し訳なさはドデカいがそれはそれとしてストレスがすごい)。

最近国内でげんなりしてるのは統一教会自民党その他政治家の繋がり。国外でげんなりしてるのはイスラエルとそれに対する欧米政府の支持が、会話が通じなそうな異様な強硬さがあって怖いこと。俺は反宗教だ。ボートマッチングサイト公明党を一番に推してくるのをやめろ。親戚は神社のお守りとか送ってくるのをやめろ。天皇カレンダーとか買ってくるのをやめろ。

経済政策には意見はなし。大学で少し学んだが、何を主張する学派も説得力ある説明してるし、俺じゃ判断できねえやと思った。増税も減税も賭け。良い財政悪い財政は、俺の知識では結果論しか言えない。

少子化対策については諦め。非婚化・少子化根本は、金のなさ以上に「十年二十年かけてじわじわ幸せや生きがいが得られる期待」と、「今後五年色々なもの犠牲にしなければならないし相当大変な不安」を天秤にかけて、前者を選ぶ方が減ったというせいだと思うし、これは価値観というよりイマ・コノ時の自分犠牲にするのはダメという道徳観の変化だと思うので、道徳前世紀まで戻す必要があると思うがこんなこと言うと叩かれるだけなので諦めてる。童貞の俺が偉そうに言える分野でもないし。短期的に直接利益があるものでもないし。

・あふれるほどのパンとサーカスをくれ。俺は社会へのフリーライダーだし寄生虫だしそこから抜け出す気もないが、それでもパンとサーカスはたくさんくれ。大谷やらアイドルやらは好きな人はいサーカスだろうが俺は興味ない。

・教えてほしいのは俺に近い考え方の政党というより、俺に都合のいい世界に近づけてくれそうな政党。考え方が俺に近くても、発言力がない政党なら意味が薄い(皆無ではないが即効性がなさすぎ)ので。ただ何議席くらいから国政に影響を与えられるか知らないので、その辺の線引きははてな識者に頼む。

2024-10-20

美容化粧品日用品化した後の世界

↓コレ

日本アニメはいつになったらババアを若く描かないようになるんだろうな。

https://togetter.com/li/2452697

美容とか化粧品安価ものでも高品質化する前の社会ベースにしたアニメにでてくる母親キャラの影響受け過ぎじゃないか

サザエさんとかドラえもんのび太ママと

昭和50年代位までは生活が豊かになる事が優先で、美容品の品質が上がるのもう少し後だし、その頃の近所の友達母親は、うるせえババァイメージなんだろけど。

前世紀の話だよね。

ヘアケアヘアカラー普通にするから30代どころか40〜50代でも髪ツヤツヤにしてるし、基礎化粧品メイクもよくなってるからおばちゃんくさいおばちゃんやってる人の方が珍しいよね。

服とかも、ユニクロとかコモディディ化したデザインのものは、あんまり世代関係なくみんな着てるし。

20代前半と50代後半の二人が並べは明確に違うだろうけど、間のどこかに明確なラインがあるかというと世代論的な記号区分は無くなっていてグラデーション的な変化だと思うし、個体差の方が大きいよね。

バイトの阻止案1

ニュースで見る、段ボール移動で日当5万みたいな書き込み類似した内容の募集内容を投下する。

応募してきた人間には、

はい残念でした!あなたは闇バイト募集するとこでした!バーカバーカ!犯罪者にならずに助かったね。感謝しろよ!」という表示が出る。

本物の書き込み現在500存在するなら、50万件投下する。

そうすると本当の闇バイト募集にはたどり着けない。

そうあれだ、前世紀にあった、ブラウザで何のワード検索してもエロサイトが出てきて、どこをクリックしても広告ばっかりで本物のエロ画像にたどり着けずに諦めるあれだ。

毒を制すには、ダミー毒を大量投下する。逆SEOだ!

普段迷惑するアフィサイトノウハウ若者を救う。

ボットを使えば無限増殖だ。

今すぐやるんだ、アフィリエイターベンチャー起業家!救え若者を!

阻止案2はない。

2024-10-14

完全に日も落ちた街灯も無い道を ばっと ぶしてくる無灯火の自転車乗りの前世コウモリだったにちがいない🤔

2024-10-13

あんスタでオーディション(プデュ)をやったら誰がデビューするか?

タイトルの通りあんスタでプデュをやったら誰が選ばれるのか考えてみた  

条件 

・9人組

・9pick→6pick→2pick→1pick

ユニットクラス分けのユニット

日韓特に決めていない

・◯◯の息子だの◯◯財閥だのの設定はひとまず無視権力票とかはありません 

 

※以前知恵袋に似たようなことを書きました 内容が同じところもあれば変更したところもあります 

 

※裏設定ですが1ユニットから最大2人までにしています(knightsで5枠とかだとつまんないので) 

 

 

結論

●確定

朔間零

日和

月永レオ

天城燐音

天城一

 

●高確率で受かる

漣ジュン

朱桜司

HiMERU

 

最後の一枠候補

高峯翠

守沢千秋

風早

明星スバル

仁兎なずな

 

思ったより最後の一枠候補が多くなってしまった

以下順番に考察

 

 

朔間零

こいつどうやったら倒せる? 

スキル申し分なし、美形、炎上しなさそうな性格カリスマ性 ほぼ全て完璧に近い 

9pick時点でも強いのは間違いないがそれよりも1pickが鬼強そう 朔間零推しは救済票とか絶対しないイメージ 

ただこの人が1位(=センター)だとデビューグループのコンセプトが狭まりそう できれば2位か3位でデビューして美味しいキリンパートを貰ってほしい 

 

日和

まあデビューすると思う 

明るい性格パフォーマンスダンス強者、そこそこ高身長前世持ち(元fine)というあたりシグナソングセンターっぽい 

高音もいけるしコンセプト消化能力もあるので1位デビューセンターを勝ち取ってもらいたいけど、確定枠5人の中ではちょっぴり1pickは弱そう 漣ジュンに救済票とかしそう 

 

 

月永レオ

まあデビューすると思うその2

デュオタクは自主制作曲に強い憧れを持っているので(偏見)、作曲家の月永レオを手放す選択肢はなさそう 番組側も推しそう 

Knightsの元王様ダンス強者という設定も美味しい

強いていうならメンタルちょっと心配

 

 

天城燐音 

初期退場or確定デビューで迷った 

ガルプラのヤーニン・ボイプラのゴヌク枠 

あんスタは炎上芸人が多すぎるので誰をこのポジションにするか迷ったけど、「炎上で注目を集めつつパフォーマンスで人気獲得」というムーブ意図的にやれそうなのが天城燐音だったので確定とした 

ただし前述のとおり作戦がハマらなければ初期退場もありうる 

 

 

天城一彩 

燐音と違ってこちらは堅実に人気を集めそう 

新人だけど成長が早い、ツーブロにピアスの遊んでそうな見た目なのに真面目で純情天然キャラ あたりプデュオタクに刺さりそう 「確実にスキルが伸びるひよこ枠」はみんな大好きなやつである 

燐音との兄弟ケミも人気が出そうだけど、人気が出そう故に1pickで票割れしそうなのが心配

 

 

ーーー↑まで確定枠ーーー

 

 

漣ジュン

確定枠にするか迷った 

MVを見るとダンスラップ全部できるようなので、初回からぐんぐん順位をあげてデビューしそう 

日和推しからの救済票も望める 

クラス分けではあんまり分量をもらえなさそうなので、序盤のグループバトルでどれだけアピールできるかが重要だと思う 第一順位発表式を乗り越えられるかが正念場になりそう 

 

 

朱桜司 

スキルやビジュも申し分無いんだけど何よりポジション性格が美味しい 

最年少ながらKnightsの現王様、確かな実力があり、しっかり者だけど案外子供っぽい一面もある←あまりにもプデュオタに受けそうなマンネ枠すぎる 

番組的にもイジリやすそうで良編集を期待できそう 

ただしKnightsは激戦区なので、(候補には上げなかったけど)瀬名泉・鳴上嵐・朔間凛月が枠をぶんどる可能性はある 

 

 

HiMERU 

知恵袋時点では候補に上げてなかったけど入れてみた 

こういう都会的で上品大人っぽいキャラ、意外とあんスタにいないか視聴者ウケがよさそう 

所属がクレビというのもギャップがあって良い 

HiMERUという芸名と「HiMERUは〜〜なのです」という構文はネタ的に面白いけど、ネタキャラから脱却するためにコンセプトバトルではきっちり本人のイメージに合う曲を勝ち取りたい 

ボイプラリッキーみたいな勝ち方が理想 

 

 

ーーー↑まで高確率枠ーーー

 

 

高峯翠 

知恵袋では入れてなかったけど枠その2

プ女子村上璃杏がTikTokでバズってデビューしたことを踏まえ、そういやバズ枠がいないな〜と思って候補に入れた 

パフォーマンススゲー!的なバズり方は望めない(他がすごすぎるので……)が、高身長イケメンという特性を生かして顔でバズってほしい 

番組内でビジュアルセンターを勝ち取ればさらに有利 

 

 

守沢千秋

風早

明星スバル

私の中で「顔スキル実力的には絶対デビューなのに1pick弱そう三人衆」なのでまとめて考察

1pick投票ではオタクに(この人は私が絶対デビューさせなきゃ……!!!)と思わせないと勝利を掴めないけど、この三人は全ての要素がAランク優等生なのでオタクの執着心を煽らなさそう 

この中では膝の怪我や元トップソロアイドルの経歴うんぬんで風早巽が強そうだが、オブリガードから考察するとこの中で一番オーディションに向いてなさそうなのも風早である センターやメインポジションを簡単に他の人に譲ってしまいそう 

逆にいうと濃いオタクさえついてしまえば勝ち確の三人 全ては番組次第 

 

 

仁兎なずな 

プデュorプラネットはちっちゃ可愛い男子に異様に厳しい番組だけど、ちっちゃ可愛い枠の希望の星として候補に入れてみた YouTubeソロカメラが良かったので。 

ちっちゃ可愛い枠ではあるが中身は面倒見のいいお兄ちゃんなので、どこかのバトルでリーダーを務められたらかなりアツい 

あんスタキャラ内で見てもビジュアルスキルともに上位、旧ヴァルやナイトキラーズみたいなパフォもできるあたりコンセプトの幅も意外と広い 

ただし既に書いた通りプデュプラネットはちっちゃ可愛い男子に対して本当に厳しい 仁兎なずなほどの人材ならやっとギリ勝てるチャンスあるかも……(?)というレベルである 

 

 

最後に 

意見感想お待ちしてます

anond:20241012104506

バシャールはともかく、あらゆるオカルトスピリチュアル立場の人が、

物質的に実在しえない、高次のナニカの存在を語っているんだよ。

現代科学ですら、ダークマターダークエネルギーのような、光学的に検出不可能なのに、

その存在仮定しないと物理現象説明できない状態にあるわけ。

宇宙重力空間が歪むのだから空間のもの3次元より大きな次元の中に存在しているのは間違いない。

人の意識存在量子論的な存在ではないか?という考え方も出てきている。

ブクマカ常識では、意識脳内純粋化学反応であり、脳が機能停止すれば意識消失する。

前世も来世もなければ、幽体離脱もない。というものだけど、

そもそも宇宙3次元より高い次元である場合、その高い次元の側にだけ存在する意識があっても

ありえないとは言い切れないでしょう。

バシャールのことはよく知らないけど、ただの集金装置だったり、、自滅につながるカルト思想のようなものでなければ、

そういう存在を仮に実在すると仮定して生きることで、人生が充実したり生きやすくなるなら、

存在価値は十分にあると思うよ。

2024-10-12

anond:20241011120919

ビアンのおばさんの個人経験をいうと

前世双子で生まれてきたのかと錯覚するほど初っ端から共感し合える関係はなぜかうまくいかない

平均的な男女と同じ程度の噛み合わなさがある相手の方が長持ちする

から元増田カップルもそんなに予後は悪くないんじゃないか想像する

もう一度デジャ・ヴ

Amazonレビュー

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5つ星のうち4.0 ちょっと意外・・・

2012年10月4日日本レビュー済み

今までに幾つか村上由佳作品を読んできましたが、今作は間違いなく異色なものになっていると思います

今回はファンタジーということで、ジュナイブものと言いますか、コバルト文庫にありそうな内容になっています

前世記憶因果、時を超越する恋、また主人公純粋さも相俟ってとってもロマンチックです。

所々粗さはあるように思いますが、短くまとまっているのでオススメしいます

ここからスタート

2017年6月4日日本レビュー済み

村山作品の中でも、特にスピード感が早く、描写も軽いという印象。

前世運命が一応のテーマになっているが、過去現実リンクが重点的に描かれているわけでもない。あくまでサラッとしか描かれていたので、読後感がほとんどと言っていいほど無かった。

そんなわけで、自分の中では、本作はあくまで初期作品であって、「ここからスタートしたのだなあ」村山由佳さんについて物思いに耽るためだけの小説になってしまった。

5つ星のうち4.0 なかなか。

2006年9月18日日本レビュー済み

他の村山由佳さんの作品に比べたら大分薄いです。

話の内容っていうか、本の厚さとか。文字も大きいです。

小説にどっぷり浸かってて「重いものが読みたい!」という人には多分物足りないでしょう。

ストーリーの内容は漫画にしたら面白そうだなぁ、って感じです。

テンポがよく、さらっと読めて戦国時代の物の割には難しい所は無い。

なので、普段まり本を読まない人にオススメします。

5つ星のうち5.0 村山さんの処女作

2005年9月13日日本レビュー済み

この作品を書いた時は、まだ、

物書きとしての心構えもできておらず、

若書きだと、村山さん本人が後書きで書いています

ストーリーは、凝っているとか、

オリジナリティを感じる作品ではなく、

何処かの映画で見た事があるような気すらしますが、

女性視点から書かれた、男性主人公感情などは、

今の作品もつながる、村山さんらしいものだと思いました。

ストーリーに入りやすく、読み入ってしまいました。

簡潔に言って、面白かったです。

現在前世物語が各章で交差しながら進むので判りやすかった。

エンディングも、その先の物語を読みたくなるような

いい終わり方だった。

珍しく・・・

2002年11月12日日本レビュー済み

村山由佳の本にしては、珍しく(?)ハッピーエンド(?)の作品です。他の作品に比べたら、まだ初期のころの作品からというのもあるのでしょうけれど、なんだか若々しい、新鮮な感じのする作品です。

けれど、やっぱり初期作でも村山由佳に変わりはなしって感じです。

読み終わったあと、やっぱりいつものようにじ~んとしてしまいました。さわやかに感動できる話です。

お勧めです。

2024-10-07

anond:20241006133426

おじいちゃん、それって前世紀の話でしょ。 もう半世紀近くも前だし....

2024-10-06

anond:20241006202652

時々0歳に戻る前に生まれ変わる魂があって前世記憶があるとか言われたりするんだよね

2024-10-04

anond:20241003012901

ごめんなさい。調べてみたら、例の事件は、『僕の地球を守って』の影響とは言い切れなかったです。

事件より前からオカルト雑誌とかで、前世の同志求む、みたいな文通相手を探すようなブームがあって、複数作品メディアの影響下で起きた事件でした。

https://ameblo.jp/garandou-bunko/entry-12774205706.html

作者の方に深くお詫び申し上げます。ちなみに1989年のことだそうです。

anond:20241003012901

90年代末は「もう終わりだよこの世界」な空気がすごかったと聞く

東京BABYLON』でも「この世界はクソ、私達は前世では戦士で本当はすごい人間だったんだ」と信じる少女たちがオカルトに傾倒して最後破滅する話があった

異世界転生・転移定番化したけど、前世もの最近影が薄い

現代日本が今生のパターン

ボクセノキセキとかスピリットサークルとかアニメ化しないかしら

2024-10-03

anond:20240926023653

そう、「ぼくの地球を守って」に影響されてか、自分前世を見るために、薬物を何人かで飲んで女の子が倒れた事件とかあって、作者さんが「これはお話です」ってわざわざ声明出した記憶があります

いまの異世界転生系は、読み手大人で、そういうことも起こってないし、なんでここまで読み手書き手がボロクソ言われなあかんの、と思います

2024-09-29

ブスあるある言いたい

マスク取りたくない

写真撮られたくない(特にアップはNG

・女扱いされたことがない

彼氏って何?

・ていうか男が敵に見える

・ブスだから心もひねくれてブスになる

・見た目で面接落とされる

・化粧してもブスはブス

プチ整形では追いつかない

自尊心がない

前世で悪いことしたんだろうなとか思う

・来世に賭けている

・引き立て役として使われることがある

・骨格もブス

イエベとかブルベかい次元ではなくブス

ZOOM会議自分の顔を見たくない

・子孫を残さないことが善行に思える

通りすがりの人に「ブス」って言われる

・悪い意味で二度見される

自虐ネタを言って勝手に傷つく

・酷いあだ名をつけられる

褒め言葉が「個性的だね」

ストーカーに合わないのが利点

女性蔑視テロイスラム教ならセーフ

前世でどんだけ徳積んだんだあいつら

2024-09-27

長年はてブコメントしてて社会の変化についていけなかった話

昔ははてなブックマークコメントで割と言いたい放題言っている人が多く、時には辛辣コメントもありそれでフレーム合戦前世紀の死語なのではてなではそんな言い方はされてないけど)がそこらじゅうで起きていたが、社会が変わって行くのと同様にはてなはてブ)まわりの空気も変わっている。

私はわざわざ人のブログコメント欄に行って批判コメントを書いたことはない。批判したければ自分ブログなりブックマークでやれば良いと思っているのでずっとそうしてきた。

ちょっと前に、「ブログ主の嫌いな人たちを指して”これこれこうだからこいつらはバカ”」という内容のエントリを書いているブログがあって、読んでみたら色々と興味深くて「このかたの理屈で言うと”バカなのはこのかた自身なのでは?」という内容のコメントはてブに書いたことがある。その後、その人はそのエントリはてブコメントを非公開設定にした(エントリ自体を非公開、かもしれない。)

この件を通じて、昔の感覚のままではてブコメントをしていた自分自身の「情報アップデート」のできてなさに気づかされた。パワハラ加害者の「これは指導だ!この程度でパワハラだ〇〇ハラだ騒ぐのはバカなんだダメなんだ!最近の連中は些細なことで大袈裟被害者ヅラしやがって!」と同じじゃないか、と赤面した。

チラシの裏にでも書いておけ」というネットスラングがあったが、今は批判ととられるようなコメントは非公開機能を使って書くようにしているし、実際そうしたほうがいいと思うようになった。

ブクマカのmeta quest 3s理解がひどい

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/1626165.html

meta quest 3sの発表のこの記事で、前世代機(meta quest2)相当というコメントがちらほらある。そして、さらスター複数入っていて、注目コメント1位にもなっている。

記事や同じような反論をしてるコメントを読めば分かるけど、CPUなどやコントローラ等がquest3相当で、レンズ映像表示機器がquest2相当なのが、meta quest 3sだ。

これを前世代機相当だと書くのは、iPhoneSE3が、CPU以外が同じ本体部品を使ってるからiPhoneSE2相当といっているようなものだ。

それはともかく、自分は、とりあえず日本の購入レビューがある程度揃ってから、その感想次第で3sか(3sが不評だったら)3を購入予定。(初回購入特典とかはなく、バットマンの特典は来年春まで続くので)

2024-09-26

初めて歌い手界隈に足を踏み入れて推しが出来て絶望した

今まで配信者というものほとんど触れてこなかった。

笑顔動画から活動していたゲーム実況者の新規動画YouTubeでたまに見るくらいのスタンスで、本人のTwitterフォローする事もなかったし、VTuberも興味がなかったので見たことすらなかった。

そんな自分とある縁でデビューしたばかりの歌い手グループを見るようになって、推しが出来て、タレントというものに初めて絶望を覚えただけのただの愚痴

どのグループの事か分かってしまうかもしれないけれど、分かっても名前を上げたりはしないでほしい。私が絶望したのはメンバー1人に対してであって、残りの子には大成して欲しいと願っているし、彼らの活動邪魔したいわけでもないので。

推すまでの経緯は割愛、詳細は彼らのバレ回避のために伏せるけれど、そのグループデビュー前日から延期・再デビューまでの間にまあ破天荒な経歴を持った子たちだった。

歌も上手いし、一人ひとりの個性も豊かでバラエティ動画面白くて。毎日のように上がる動画を楽しみながら推し活をしていて、本当にあの頃は幸せだったなと思う。

ファンの年齢層が低めだったり歌い手界隈独自雰囲気暗黙のルールには慣れなかったけど、それでも新しい界隈に来たらこんなものなのかなと気にしないようにしていた。

あれ?と思ったきっかけはTwitterおすすめタブに1人の活動者のツイートと、その人のファンアートが流れてきたことだった。

嫌な予感がしてその活動者のホームを見に行ってしまったのが悪手だったと、今は思う。後悔先に立たず。

その活動者は推している歌い手グループの1人の、別名義のアカウントだった。

どうしてそこで止まれずにYouTubeアカウントまで見に行ってしまったんだろう。後悔先に立てよ。止めてくれよ。

その名義、ほぼ毎日のように配信してた。

今のグループ個人アカウントツイート頻度はまちまち、個人配信もまだしていない頃の話。

Twitterを遡ると、別名義で活動するよというツイートは1件見かけたけれど、以降それをRTで上げてる様子もなかった。

かにデビュー時の自己紹介動画で「転生」と銘打っていたか前世があるんだろうなとは思っていたけど、転生ならデビューした段階で動かなくなるものではないの?歌い手界隈ではこれが普通なの?本気で困惑した。

その別名義のアカウントはかなりフォロワー数も居たか広告収入だってそれなりにあるんだろう。彼らの配信活動仕事だと理解している。給料大事だ。自分社会人から分かるよ。

でも「このグループドームに立ちたい」「この活動に本気です」と言っていたか自分も本気で応援していたのに、転生と言っているのに、どうしてそっちのアカウントをメインのように使っているんだろうと疑念しかまれなかった。

そしてなにより箱推しだった自分が箱で推せなくなった理由は、グループ全員で歌いアップしていた曲をその転生前現在も元気に動いているので転生というのも違うだろうけど)のアカウントで上げていたのを見てしまたことだ。

1人で歌って、MIXグループとは別の人、動画アニメ調に描き下ろしてもらったという、完全に「ソロ活動者」としての動画

メンバー全員で足並みを揃えたいからとYouTube個人ショート動画を停止して、個人ファンマーク廃止した直後の話だったと思う。(もしかしたら前後しているかもしれないが、今は確認するのも嫌なので大体同時期だと考えて欲しい)

あの本気という言葉は嘘だったんだなと明確に分かってしまって、絶望した。その日の内に、そっとTwitterフォローを外した。

今まで3次元アイドル推しいたこともあるし、なんならそのアイドルは今でも緩く追いかけているくらいには好きだ。彼らは人間性がしっかりしていて、いつだって元気をくれて、どんなときでもファン失望なんかさせない完璧推しだ。

からこそ人気商売で成り立つ歌い手のこともタレントとして見ていて、タレントというものに過剰な期待を持ってしまっていたのかなと反省している。こんなことで反省なんかしたくなかったな。

収入フォロワー数が減ることを危惧しているなら、アカウントをそのまま転用して、アバター名前を変えて転生という形を取ればよかったのでは?とそのアカウントを見つけて数ヶ月経った今も考えてしまう。

芋ずる式に他のメンバー数人の転生前アカウントTwitterおすすめタブに流れてきたりするのもMPが削れた。

彼らはグループデビュー以降大きく動いてはいなかったけれど、転生したという報告ツイートはない。まあそれは好きにしたらいい。ただ、新しい歌ってみた動画投稿されると「グループが失敗しても戻ればいいしな」という考えがあるのかなと邪推してしま自分もいる。

推しはじめた時は本当に全員が好きだった。仕事中も家事をしているとき無限ループで曲もバラエティ動画も流してた。それが今では思うところがあるグループになってしまったのが悲しい。

それ故なのかは分からないけれど、最近バラエティ動画内での弄り方や流し方にも引っ掛かりを覚えることがあって、推し活の仕方を考え直そうと思っている。

まあ思うところなく素直に推せる子が残っている事が唯一の救いだし、その子たちは本当に大成してほしい。上手くいって欲しいな。

自身でも嫌なオタク自覚はあるけれど、どこにも吐き出し口がないので容赦してください。

歌い手界隈ってこういうものなの?

2024-09-25

anond:20240925053922

「転生=人格塗りつぶし問題からは、「主人公は、前世自分とどこまで連続していて、どこから不連続なのか?」「主人公地球存在か? 異世界存在か?」「主人公の本当の両親は地球の親か? 異世界の親か?」など、物語面白くする様々な問いが派生する。名作と呼ばれる転生モノは、少なくとも部分的には答えようとするものだ。

この視点いいな。ここからするとイーガンの「無限暗殺者」は意図的な転生者を暗殺しに行く人物物語として読める。面白い。

白人酋長って、純文学作家様なら土人が書いてる転生モノで新しい作品が書けるはず、って発想のことだよね

「異世界×日本スゴイ」に秘められた“欲望”とは...ラノベ界→純文学界へ“転生”した市川沙央が読む『大転生時代』(島田雅彦 著) | 文春オンライン

この記事代表的なんだけどさ、ブコメがすでに多数指摘してる通り、「なろう系」を語る批評家って、「なろう系」全然読んでなさそうだな……ということがありありと伝わってくるよね。

まあ、なろうなんて安っぽい娯楽でごぜぇますから一生読まなくてもいいと思いますけども、それでも読んでもない人には「なろう系は〇〇ばかり」とか「なろう系にはない発想」とかい表現は使ってほしくないわけだ。

純文学というハイカルチャーの一員だから、遥か下に位置する(ナ)ローカルチャーなんて数作読めば語れると思ったか白人ましゅごいです!!!

市川沙央の書評ツッコミを入れていく

(主に男性向けを念頭に置いて解説する。実は2024年小説家になろうほぼほぼ女性向けサイトなのだけど、歴史的には最近まで女性向けは傍流であったし、「なろう系」などという言葉を使ったとき女性向け作品イメージされることはおそらくまれからだ。)

その「小説家になろう」に投稿されていた『転生したらスライムだった件』が異世界転生ブーム火付け役と言われる間違いなくように

2013年連載開始の転スラが火付け役なわけねーじゃん。

俺はログホラが書籍化されたあたり、2011年くらいからなろうを眺めているんだけど、そのころにはとっくに「異世界転生」がテンプレとして確立して流行してる。

定説では、ゼロ年代に隆盛を極めた二次創作文化からの輸入設定だろうといわれていわれてるな。

「好きなマンガ世界に行ってキャラたちと交流したい」という素朴な欲望を実現するために「マンガ世界に転生」という設定が流行り、それがWeb小説読者の中で当たり前のお約束として定着したあと、誰かがオリジナル作品でも「異世界転生」が使えると大発見したわけ。

異世界転生」に限らず、Web小説文化とは、お互い設定をパクり合う一種生態系を通して、お約束を研ぎ澄ましていくもの

転スラが火付け役なんて言っちゃうのは、出版界で一番売れた作品しか見てねーんだろうな。

俺は一般小説も読むから、転生と聞いて「異形の設定が突然現れた!」と興奮して世代論を語りたくなるのもわかるけどさ、海面から顔を出した氷山の一角を見たところで、氷がどのように成長してきたかわからん

お約束形成過程を知ろうとすれば、そう異形でもないということがわかるはずなんだけどな。

ここまでパワフルな大転生時代が招来された要因はひとえに、読者の欲望ダイレクトに満足させるストーリー展開にある。主人公チート能力による問題解決連続、いわゆる無双状態快感を求める若者層(実質的中年層という説もある)

俺TUEEEモノというジャンルのことだな。なろう小説は決して俺TUEEEモノだけの世界ではないので「ひとえに」とまで言うと嘘だが、Web小説で人気を得るためには必ず意識しなければいけない、大本の土台的なジャンルであることは同意できる。

ただ一つ付け加えると、俺TUEEE小説の魅力というのは、現代日本大谷旋風や藤井竜王名人ブームと全く同一のものであり、決してなろう系特異なものではない。

大谷ファン藤井ファンも、野球将棋ルールすら知らない人が大多数だろう。ただ大実績を積み重ねるという情報、「クソ強えー!」ただそれだけの情報原始的で荒々しい魅力は、他の洗練された娯楽コンテンツのどれよりも普遍的に我々を惹きつけるものだ。

よく大谷藤井を称賛するのに、「マンガだとリアリティがなさ過ぎてボツになってしまう」という言葉が使われるが、これはなろうの俺TUEEEモノがなぜ受けるかという理由でもある。

それは転生とか異世界とか、リアル現代日本から舞台を変えてしまうことで、読者が求めるリアリティ基準を下げ、摩擦なく最強キャラを出すことができるからだ。事実として、大谷より強い野球選手も、藤井より強い将棋棋士も、Web小説界には人気作品として普通に存在する。

なお、なろう系を読んでるのは若年層か中年層かという話は、お金のない若年層がWebでタダで小説読んで文化を盛り上げて、お金持ってる中年層が書籍化された本を買い支えている、という見方定説のはず。

われわれにとって理想世界はつねにどこか遠くにある異世界ガンダーラ)であり、理想世界を構築するための力とは、上から与えるものか、与えられるものであり、落差を利用した一発逆転の魅力の前では、内発的な自立心と漸進性など相手にされない。私はこうした異世界転生ジャンルの発生原理を、ギブミーチョコレート症候群と呼んでいる。

俺は『異世界食堂あんまりきじゃないんだけど、この批評はさすがに『異世界食堂』を読めていなさすぎる。

異世界食堂」とは、1週間に1度だけ異世界から来客が訪れる、現代日本食堂を指している。誤解しやすいが舞台異世界ではなく日本だ。

そして小説異世界食堂』も1週間に1度だけ更新された。作中設定と、小説更新頻度の一致は何を意味するか。

小説更新異世界食堂開店見立て、読者を異世界住民見立てているのである

なろう読者は毎日毎日異世界主人公が大活躍する小説を読んでいる。異世界冒険者であったり、国王であったり、魔王であったり、感情移入しながら読んでいる。

そして、感情移入継続したまま、週に一度、異世界食堂入店する。直前まで読んでいたなろう小説では戦場無双していた竜王も、異世界食堂の中では特別人間ではない。庶民食堂常連の1人として料理が運ばれてくるのを待つのである

そして、洋食屋で食べる料理の素朴な美味しさを追体験したあと、感情移入を解いた読者は、冒険者になったつもりで小説を読み耽るのもいいけど、気になる食堂を訪ねるのも楽しそうだなと思うようになる。

そして、異世界食堂は平日5日、どこかにあるはずの現実のお店として、読者である日本あなたが訪れるのを待っている……、これが小説異世界食堂』の仕掛けである

異世界食堂』の毎話に挟まれる、

・一応ファンジーです。

・剣も魔法存在しますが、あまり活躍しません。

・店主は普通おっさんです。料理以外できません。

という但し書きは、このアンチなろう性をわかりやすく読者にアピールしている。

よって「理想世界はつねにどこか遠くにある異世界ガンダーラである」という市川沙央の読みは完全に誤読だ。

遠い異世界に夢中になってないで、身近な幸せにも目を向けようよというのが『異世界食堂』のメッセージなのだ

(ついでに言うと「一発逆転」もおかしい。異世界食堂は、異世界関係なく日本ちゃんと繁盛している店という設定だ)

なお余談だが、「ギブミーチョコレート症候群」というような、人を病として勝手に診断しレッテルを貼る行為は、10年後には炎上ネタになってそうな気がする。

——巷に出回ってる小説なんて自分に都合のいいユートピアを作りたいだけじゃないか。何の障害もなく、他者存在していないから、どんなヘタレも無敵になれる。本当の異世界あんゲームみたいにイージー世界じゃない。

これは小説から引用であるので正確な文脈はわからないのだが、こういうこと言う人には、「あなたはリゼロスバルくんになれるんですか?」と聞きたくなるな。いや転スラのリムルくんでもいいし、他の主人公でもいい。なれるの?

かに、彼ら主人公は都合のいいチートを持っている。しかし、同じチートを与えられれば、あなたにも同じことができますか?と問われれば、間髪入れず無理と答える程度には英雄的だ。リゼロスバルくんは死んでも生き返るという能力を持つが、何十回と死に続けても諦めず立ち上がり続けることなぞ、常人には絶対不可能だ。

この島田雅彦の書く一文からは、島田異世界転生の表面的な部分しかメタれていないことがありありと伝わってくる。

真に、異世界転生を突き詰めて考えるならば、問題として提出すべきなのは「都合のいいチートを得た、ただそれだけなのに、なぜもともと平凡だった現代日本人が英雄になれるのか」である

転生系ライトノベルの型(パターン)においては「わたしは突然前世記憶を思い出した」の一言存在と一回性の人生尊厳をまるごと抹殺されてしまう転生先本来人格について本作は透明化することなく、むしろ転生という事象から生じうる共存理想をいくつかのかたちで示している。

世界設定のお約束の共有によって発展したライトノベル異世界転生にはない、前世や転生先となる異世界設定および各キャラクターの奥行きとオリジナリティバリエーションの多彩さはまさしくSF醍醐味であり純文学の風格。

?????

それ、転生モノの一大テーマですけど?????

かにスルーして単純化する作品もたくさんあるよ。一方で、転生モノの見せ場と言えるくらいには、問われ解答されてきたテーマでもある。

島田雅彦『大転生時代』の解答は、2つの魂が1つの身体共存するとのこと。

なろう視点で見ると、身体共存モノはそう珍しい設定ではない。というかそれ転生モノじゃない。いわゆる脱法転生モノという類のもので、なろう運営異世界転生転移モノに対しランキングで不利になる規制をかけたとき特にかなり流行っていた印象だ。現地人を主人公にしつつ(規制回避)、日本視点を都合よく設けることができるからな。 09/26 00:50追記:有名なろう作家の丘先生がそれだと規制回避できないし、当時流行っていた印象はないとコメントされていた。私も薄っすらとした記憶で書いていただけなので、当時人気作を連発して書かれていた丘先生のほうが間違いなく正しいであろう。訂正する。

(09/26 02:20追記:勢い余って筆を滑らせたので、精神同居モノってなろうではどういう立ち位置なのか少し考えてみる。記事の本筋に関係ないので小文字とする。まずなろうは巨大すぎて、全体としてどうなのかというのは語るのは困難だ。自分所属するクラスタから見ればこうとしか言えない。自分TSF(性転換)ジャンルクラスタにいたので、その視点で見るとTSFでは精神同居はさほど珍しくない。『果ての世界で』とか『銀髪巫女』とか『二人で一人の剣姫』とか?R-18で言うとせなちかさんの作品とかがあるよね。ただ、TSFは主流派ジャンルではないのでこれを以て「精神同居はよくある」は言いづらい。次に、なろうでいくつかのワード検索して、上位のものを見てみると『取り憑かれた公爵令嬢』とか『悪ノ令嬢シャーロット中の人は、彼女を護りたい』とか女性向けでいくつか人気作がヒットする印象だ。広い意味で見れば超人気作の『悪役令嬢の中の人』も精神同居系女性向け作品のうちに入るかな。ただ、冒頭に主に男性向けで考えるぞと書いてしまったので、スタンダード男性向けだとどうだろう……。『みつばものがたり』は精神同居の転生モノだがキワモノが強いなぁ。「実は日本人だった先祖の声が頭に聞こえる」とか、そういう設定の作品あったような気がするが、なかなか見つからない。なろう創作者の気持ちで考えれば、男性向けで精神同居させるなら、TSFにする気がする。精神同居ジャンルにかなり近い設定としては、器物転生ジャンルが挙げられるだろう。『転生したら剣でした』『黒姫の魔導書』とか。主人公である転生者は、持ち主と心で会話し、時には体を乗っ取って動かすこともある、みたいな、これは精神同居と外形的にはほとんど一緒かな。こっからはもう全く関係のない話。奇遇なことなんだけど、この数日間、精神同居系ジャンルたくさん摂取しとったなと気がついた。自分は実は最近ずっとWeb小説読んでなくて、ここ2週間くらいのときに少しだけ読み返した程度なんだが、『みつばものがたり』は該当だし、なろう系以前の作品2008年のArcadia連載の二次創作から生モノに含めるのは出来ないんだけど、『聖なるかな』の二次創作THE FOOLは転生、人格乗っ取りの是非、精神同居、全て要素として含まれている作品だし、イッキ見したアニメ戦国妖狐』はまさに精神同居と共存のあり方について描いた作品であるはてブ経由で読んでた『絶対死なないステラ姫』とか『スパイダーマンオクトパスガール』も精神同居だよな……。)

「転生=人格塗りつぶし問題からは、「主人公は、前世自分とどこまで連続していて、どこから不連続なのか?」「主人公地球存在か? 異世界存在か?」「主人公の本当の両親は地球の親か? 異世界の親か?」など、物語面白くする様々な問いが派生する。名作と呼ばれる転生モノは、少なくとも部分的には答えようとするものだ。

島田雅彦の『大転生時代』は、市川沙央の書評を読む限り、問いに真正から取り組むのではなく、ただ回避しただけにしか見えない。

(4ページ目から5ページ全体)

市川沙央氏の文章は全体的に意味が取りづらいが、4ページ目から特に何が言いたいのかわからない。連想ゲームで思いついたことを繋げているだけに見える。いくつかわかるところだけコメントをつける。

異世界転生ジャンルが、経済的文化ギャップから生じうる植民地化の欲望を下敷きとしていることをすでに述べた。

「すでに」というので、前の文章を読み直したが、ただのチェリーピッキングだ。

市川沙央は『異世界食堂』を誤読していることは先に述べたが、一方で『異世界食堂』が「日本スゴイ」モノであるのは正しい。「食」という文脈で、日本異世界より文化的に上回っているという設定であるのも正しい。

しかし、『異世界食堂』が、転生/転移モノの代表的作品か?というと、全く違う。

先に引用した、「一応ファンジーです」「剣も魔法存在しますが、あまり活躍しません」「店主は普通おっさんです。料理以外できません」からわかるように、『異世界食堂』は正統派的なろう系作品の逆を行くものである

まり正統派とは「主人公が剣と魔法で大活躍」する作品のことだ。

となると、はて、日本に剣や魔法があっただろうか? そう、異世界とは剣と魔法先進世界であり、日本は剣と魔法後進国だ。ギャップ上下が逆なのである

よって、大多数の転生モノにおいて、主人公無双する力を身につけるのは異世界においてである。転生者だから強いわけではない。超一流の戦士の家に転生したかであるとか、転生設定を完全に抜いても成り立つような作品が多い。

1ページ目の、

無双状態を引き起こすチート能力とは、主人公異世界人たちつまり世界世界ギャップによって生じるもの

という表現ときは、「主人公日本では活かせない巨大な才能を持っている」という風に善解すればギリ意味は通るかなと考えたが、4ページ目で「経済的文化ギャップ」とギャップの中身を限定してしまったところで、市川沙央は言い逃れ不能な馬脚を露わにしたと言える。

(正確に言えば、「日本古武術を修めていたから強い」とか、「魔法イメージが力の源泉であり、日本人は水などをH2O化学式レベル理解しているから強い」とか、文化ギャップ無双する作品もないわけではないが、稀な設定だし、説得力があまりないのでかなり昔に廃れているはず)

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