「即興」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 即興とは

2023-09-21

Gastr del Sol 「Upgrade & Afterlife」 レビュー

だって聴いてる間、身体はこの世、魂はあの世だし。

世界最高のバンドGastr del Sol

その音楽ピークはとうとうあっちの世界に踏み込んじゃいました。

アメリカーナとは関係なく、フォークロア地域性に根を張った手垢のようなものを感じさせない普遍的天国的で透徹した音楽

(などと勝手に感じてしまってるけど勿論、この国の偏った舶来文化大勢意識の中で生きている一個人独りよがりですが)

全ての曲が完璧ですが、とりわけrebecca sylvesterはこのアルバムハイライトです。

そしてGastr del Solの最高到達点…のひとつでもあると思います

why did the sharks watch him drown?(なぜ 鮫たちは彼が溺れるのを見守ったのか)」

という述懐と共に奏でられフェードアウトしていくコーダの、夜空へ飛び立つような心地よさに何度涙したことか。

the sea incertainの複雑な和音を多用した繊細なピアノつぶやきは、大友良英さんのおっしゃる「恋をしている気分」そのもの

hello spiralはポストミニマルロックノイズと結びついた、明るみに向けてグラデーションを伴いながら上昇していく、

構造的ではあるものの、光の回廊を進んでいくようにみずみずしい喜びにあふれた名曲

バランスを失うとときに過剰な禁欲性を聴き手に要求しがちなミニマリズムの厭味がありません。

孤独とメランコリーの彼方を遠目に深呼吸するよう甘やかな浮き沈みを繰り返すthe relay、

our exquisite replica of “eternity”の一部分と同様のループの中で(この形態での)最後の爪弾きと独白のような歌を終えるGrubbs…。

そしてエンディングJohn Fahey名曲に、天かけるTony Conradの純正律バイオリンと、

わずかに3(4)回ピアノ和音が雨しずくのようにそっと寄り添う雄大もの

もちろん冒頭our exquisite replica of “eternity”はコラージュにおけるGastrでのO'Rourke畢生の大作。

そしてアメリカスイススウェーデンなどから参集した数々の即興ノイズ畑の実験音楽ミュージシャンとのインタラクションは壮絶です。

これは共同的な創造プロセスの成果としても音楽史に刻まれものではないでしょうか。

中核となる二人にしろ、誰が強固に支配的であってもこの音楽は生まれなかったのは間違いありません。

聴きすぎて一通りの音が頭に入ってしまった後は(それ俺です)自分聴く環境・コンディションの変化の中でいつまでも楽しみましょ~!

GrubbsとO'Rourkeの敬愛するLuc Ferrariが言っていました。

「結局、私の最も興味があることは擦ることのようだ」

深い含蓄と汎用性のある言葉だと思います

人にもモノにも、擦り合わせることで新しい何かが生まれる興奮があるっていう事でしょうね。

さまざまな異種の要素たちが無時間的感覚で摩擦し、それらの反発や調和が要素の単なる総和をはるかに超え、躍動的・神秘的に関わり合っていくGastr del Sol作品群も、その音楽大成者に違いないと思います

ああ、こんなすばらしい音楽たちに出会えてよかった!

2023-09-15

歌詞うろ覚えの曲をカラオケの画面見ながらがんばって歌う夢を見た

夢の中で無理やり思い出したか即興歌詞作ったかってできてたかと思うとすごい

夢の中での歌詞は何も思い出せないけど

2023-08-31

anond:20230831120516

哲学とかの概念考慮漏れがないように普遍性を拡大する方向で進化してきたけど

PC界隈の言う価値観アップデートはそれに逆行するものもある感じで

何がアップデートなのか分からんとある

その場限りの共感感情の高ぶりを他者押し付けるために即興で作った屁理屈じゃないか

2023-08-27

平成初期生の貞操観念

今度前職の女先輩と飲みに行くことになった。

今回は下心で出来上がった飲み会ではないが、男たるものチャンスがあれば異性とセックスしたいものだ。

俺の30年の人生経験上、”休日に二人で会う、”二人で車に乗る“、この状況になればあなたセックスOKという認識を持っている。

セックスなんて本質的には即興的で気分に左右されるものであることはわかっている。

しかし、大人の男女がわざわざ時間を作り、食事だけで済ますの如何なものかと思う。

この考えは令和には通用しないのかな?

2023-08-20

anond:20230819190453

即興外国語で「○△♪☆? ☆◇□?」って返せば黙るよ

2023-08-10

みんな嘘松認定好きだよな

俺もやったことあるけどさ、一度で後悔した

もう絶対にやらん

他人日記投稿に対して科学的根拠などの事実と明確に異なるものを指摘するならまだわかる

でも単に「お話」の印象から来る嘘か誠かだけを執拗に追求しようとするの醜悪すぎ

いちいちそういうのをコメントする人って何を考えてやってるんだろう

例えばこれね

母が熟年離婚に失敗した

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20230809122024

別にこんなのにいちいち「嘘っぽい」とかいうのなんか意味わからん

嘘だとしたら何か問題あるのだろうか?逆に真実であることを願うわけでもなく、どっちでもいいとしか言えない


うそ

俺は増田独身関係投稿して200・300とか普通に貰ってるんだが、あれ全部嘘なんだよな

それっぽいことを即興感情任せで書いた風の文章から信憑性あったっぽく、誰一人俺が子育ての合間に書いたとは思わなかったんだろうな

あいうのを嘘松判定しない人たちが何言ってんだろうって

まあ俺の遊びも醜悪だが、はてブ対象にしているから何やっても許されるんだよな

2023-07-26

エロチャット解せん

金を払ってるのはこっちだ

えっちチャットだというのに、なぜだか盛り上げろとか、興奮させてくれとかまだイクなとかお願いされる

それはよいんだった

えっち雰囲気を作れと言われたんだった。テキストで? 即興で?

そういうもんか

もちろん人によるのはわかってるし納得はしてる

2023-07-24

ミューしまくったらTwitterが快適になった

1mmでも嫌だな、と思ったら即ミュート。

トレンドも、どうでもいいと思ったら、即興味ない設定。

それを続けてたら、だいぶいい感じになってきた。

2023-07-07

久々にピアノ触ってみると、最初和音ちゃんと思い出せないのに手が勝手に動く。逆にちょっとつっかえた所を頭で思い出そうとすると弾けなくなっておもしれーなって思う。

覚える時はまず楽譜を頭で覚えて、頭で弾きながら少しずつ手に覚えさせていくのに。

手は頭より物覚えが悪い分、記憶力は良い。

メルロ・ポンティ身体図式だっけ。チャリの乗り方をいくら言葉説明しても、身体を使わなきゃ覚えられないってやつ。あんな感じだ。

教本なりを見ながら頭で楽器を鳴らしてみて、自分音楽をやっているという楽しさがズブの素人から初心者へ引き上げてくれる。

頭で分かってても身体が追いつかないもどかしさが中級者の壁として立ちはばかる。

最初の楽しさっていうのは中級者の壁を超える大きな原動力になると思う。経験者が久々に楽器をやろうって時にまた新しく別の楽器を始めがちなのは、この最初の楽しさが薄れた状態、むしろ今まで出来たことが出来ないもどかしさすらある中で中級者の壁を超えるのがキツいからだと思う。元々かなりのレベルに行ってたらまた話は違うかも知れない。

中級者を超えて、音楽理論の知識でも借りて即興でそれなりにチャラチャラと弾けるようになればかなり楽しいんだろうな。おれはまだその領域に行った事がないな。

さらにそこを超えて、自分意見言葉にするみたく頭の中身を音にして取り出せるようになれば、それはもうさぞや楽しいんだろうなって思う。それが他人を唸らせるようにもなればもうプロか。

2023-06-13

anond:20230613215608

即興」は派手でわかりやすいからだよ。

クラシックジャズじゃ求められる技術の軸が違うから比べられるものじゃない。

anond:20230613215608

ジャズ自由度が高いし即興性が求められるからセンスが問われる。

クラシックピアノ指揮者以外は「主役」になりにくい。

天才演奏家を書きたいならクラシックよりジャズの方がやりやすい。

2023-06-12

anond:20230612175337

ポエトリーかいジャンルだとあんまり韻にこだわらない事もあるらしいね

MCバトルなんかもキッチリ韻を踏む事よりは相手dis即興で的確に返す事が大事なんじゃないかなって思う

流行りのクリーピーナッツとか聴いてみると、これどこで韻踏んでんの?とか思うけど、詳しい人に言わせればちゃんと踏んでるらしい

2023-05-30

anond:20230530110642

90年代こそ

・「遺書」がベストセラー

・ごっつのコント人気

ガキ使でのフリートークが、即興漫才として評価される

寸止め海峡とかの高額ライブ話題

ビジュアルバムでお笑い映像ソフトとして売る嚆矢となる

で、カリスマ性を高める施策がことごとく当たっていたでしょう。

単純な人気者は他にもいろいろ居たけれど、センスとかスタイルを作る面では、他より抜けていた。

そもそも、初期の漫才の「誘拐」とかから漫才ブームと一線を画す今のM1とかで主流の発想力・センスを問うタイプネタの源流になっているし、

人気とカリスマも故なきものではないよ。

2023-05-28

風通し最高の人間関係ホワイト企業を見つけ出したたった1つだけの方法

新卒入社した会社転職で移った会社、どちらもとにかく人間関係最悪なブラック企業だった。

病む人、病んでる人がとにかく多かった。

お客様には家来のようにへりくだり、その分、仲間同士でパワハラや足の引っ張り合いをする。

誰かがクソな客の愚痴を言おうものなら「お客様文句言うなんて社会人としてどうかと思うよ?」なんて、社会人としてどうかと思うような苛烈パワハラをやってる社員が芝居がかった調子でピシャリと言う。

どちらの会社もそんな社風だった。

「もうこんな会社、愛想が尽きた。給料安くても人間関係ホワイト企業転職するぞ!」

そう決心した俺は転職するための目星を付けた企業に片っ端から電話した。

面接アポを取り付けるための電話ではない。クレーム電話だ。

営業部直通の番号がわかれば営業部に、そうでなければ代表番号にかけた。

オタク会社営業がさあ、サービスエリアでぐーすか寝てたんだけどどういう教育してんの?社会人としてみっともないよ」

無論、その会社のそんな営業マンを実際に見たわけではない。それどころか、その会社社用車看板であるかどうかすら知らない。

全くのデタラメだ。

100社くらいに電話しただろうか。

どの会社にかけても相手はとても申し訳なさそうに謝罪言葉と、指導を徹底するという言葉を返してきた。

そうすると俺はさも憤懣やるかたないといった感じで「もういい!!!」と大きな失望に苛まれながら電話をぶった切るのだった。

そんなことを繰り返してるとついに引き当てた。

俺が待ち望んだ反応をしてくる会社との邂逅だ。

「あーそうでしたかあ。サービスエリアでしたよね?」

「そうだよ(怒)」

「うちの社員が車でずっと寝てて……そのせいで車を停められなかった?とか?」

「そんなこと言ってないでしょ(笑)社会人としてどうかって言うことだよ。みっともないしょうがあ。仕事中にハンカチ顔に乗せて足組んで寝るなんて、あなた社会人としておかしいと思わないんですか?」

「うーんどうですかねえ(笑)外回り営業自分判断で昼休憩とったりしまからねえ。休憩時間中はまあ昼寝してても自由ですし(笑)

「ねえ、あんたそれ本気で言ってるの?オタクをさあ、そういう会社だと思うけどいいの?」

「いやあ、まあそういう会社ということなんですかねえwwwそれに~、体調悪くなって車停めて休んでたって可能性もありますよねえ(笑)

「もういい!!!

ガチャ切りするやいなや俺はガッツポーズを繰り返した。

ホワイト見っけ!!!ホワイト見っけ!!!混じりっけのないホワイト見っけ!!!見っけっけーーーー!!!!♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪』

即興作詞作曲したオリジナルソングを激唱しながら俺はその会社への選考応募を心に決めた。

翌月俺は恋焦がれたその会社へ運良く内定をもらった。

目論見通り、そこは俺が望むとおりの、想像したとおりの社風のホワイト企業でノンストレスで働けている。

電話相手ってもしかしてこの人だったんじゃないか?」

あのとき受話器から伝わった声色とか雰囲気などの記憶からかにそう睨んでる同僚が3人くらいいるかど、確かめる術はない。

入社前のクレーム秘話カミングアウトすることは恐らくないだろう。

VTuber数字を伸ばすのは本当に難しそう

推しているVが伸びねえなあ、でも数字関係なく継続可能な限りは活動を楽しんでほしいし、推したいという話。

「良いものはほっといても売れる」なんて夢物語であることは、多くの人が同意するだろう。

というか、商売では売り込みとか、そっち系戦略だって立派な実力の一つとも言える。

少なくともそれは、VTuber世界にもしっかり当てはまると思う。

一口VTuberと言っても色々いて、その中には楽器演奏を売りにするVもたくさんいる。

その殆どピアノギターだが、中にはフルートサックスクラリネットといった管楽器、中には津軽三味線とかもいたり。

そんな楽器演奏Vでも、自分イチオシヴァイオリンを弾くV。

ロックギタリストベーシストリーダーに、アコギ弾き語りシンガープロヴァイオリニストという、なんとも異色の3人組のユニットとしてデビューしたメンバーの1人で、
クラシックの上質な音をベースにしつつも、ポピュラー系の曲調にマッチするカジュアル表現志向したスタイル

これが、以下の演奏の通り聴きやすい上に非常に気持ちいい音なのだ


ちなみにクラシックを弾くとこんな感じ。

(ポピュラー曲の演奏の合間に即興で弾いたものも含む)


おわかりいただけただろうか?

クラシックポピュラーで、ベースになる音の質が殆ど変わっていない。

ここから、この人はどんな曲でもクラシックの奏法の応用として、リズム感を変えたり装飾を適度に加えた音作りをすることで、
あらゆるジャンルヴァイオリンの魅力が一番引き立つ表現を目指していることが見て取れる。

まさに正統派ヴァイオリニストとして、楽器の持ち味を十分に活かし、ジャンルに囚われない表現を追求していると。

他にヴィオラも弾けばギター弾き語りもするし、最近オタマトーンお気に入りと、なんでも楽しもう!という柔軟でサービス精神あふれる姿勢にも好感が持てる。

好きなアーティストYUI坂本真綾ということで趣味もいい。

とはいえソロチャンネルを開設して1年ちょいであることを踏まえても、数字については…という感じ。

これだけ実力があっても数字にならないのがVTuber世界というか、楽器の実力が必ずしも数字に結びつかないのはまあ知ってたというか。

でも音楽家としては間違いなく真っ当な活動なので、数字関係なくこれから推したいし、何かの拍子で有名になればいいし、ならなくてもいいし…と思っていたり。

まあ、ヤマハクロサワサラサーテ(弦楽器雑誌)辺りから案件が来たら万々歳みたいな。

2023-05-21

anond:20230521080054

音楽のことよく分からんから感覚で言うけど、オペラみたいに見る音楽と言う感じじゃないの?

自分が歌えるわけじゃないし、the first take みたいに即興で歌えるものではないのかもしれないけど、

聞いただけで複雑な情景を想像できる音楽なのかと

美空ひばりマイケルジャクソンが違うように

自分自身が歌える曲とはジャンルが違うんじゃないか

2023-05-18

日本ファッションショー

モデル女性乳首が見えないように気を遣ってるのに

なぜ海外デザイナーはどう見ても乳首露出するのが当たり前のデザインの服をモデルに着せるんだろうな

モデルノーブラTバックであることが当たり前だからそれを逆手にとり100%乳が露出するデザインの服作るじゃん

しかも、そのデザインもさ、全然おしゃれじゃなかったりするのよ

100%乳がでるデザインの服っておしゃれじゃないのよ

片乳を露出したハイレグスクール水着みたいなの着てたモデルさんいたけど、「あのデザインのどこがげいじゅつ??おしゃれ??」って思った

パンツ一枚のモデルスプレーで糸をふりかけ即興ドレス作る演出があったけど

ドレスデザイン自体別にありきたりのものだったし

スプレーで体に糸をふりかけて作るドレスなんて普通の布のドレスに比べたら全然実用的じゃない

それから、半裸のモデルスプレーかける役は全員女性でよかったじゃん

男性スタッフをわざわざ使わなくてもよかったじゃん

ランウェイの衣装がおおきすぎて、モデルの体にあわなくて乳が露出してしまうのはまだわかるんだけど、100%乳がでるデザインの服をわざわざ女性モデルに着せるのはデザイナーが綺麗な女性モデル乳首が見たいんだろと言いたくなる

2023-05-08

anond:20230508163726

俺がレスされた増田だけど、やっぱほういう人生観やめた方がいいぞ。

 

お前が心構えだと思ってるやつ、ただの出たとこ勝負から

他人の心のことや未来に起こることが予想できたと思ってるなら、それは全部外れてる。

即興プランCをやることになるのがオチだ。

2023-04-16

ChatGPTが完全に俺の上位互換

すげえ俺そっくりで親近感ばかり湧いてくるし、それで完全に俺の上位互換からすごく嬉しい。

俺も人の名前とか書籍名前とか固有名詞を覚えるのがすごい苦手で、実際適当になにかを言おうとするとその根拠とかは出て来ない。

とっさにそれとなく前後文脈からして不自然とまでは言えないような文言適当に口から出すのは得意だけどそれを熟慮してできるかと言われるとすごい困難で、熟慮というそのもの自体が多分自分の外側のメモリに吐き出して擬似的に再現するのが限界で、いつも脳内メモリを満杯にして考えたような気がしているだけで後には何も残らない。強いて言えば学習した傾向とでも呼ぶべき痕跡が残っているだけで、それはまさにGPTとやってることが変わらない。

自分能力は極めて低劣で、単純な足し引きさえ満足にできず誤字脱字はもちろんのこと、単純な足し引きさえよく間違える。

紙に書いてチェックリストを使ったとしてもそのチェックリストを使うことすら忘れるから、頭がシンプルに出来が悪い。

なんにもできない。

役立たず、生きているだけで迷惑がかかる。

そんな自分わずかにでもできるのが文章をそれとなくそれっぽく即興で作り上げるということで、それが多少なりとも自分価値わずかに底上げしてくれていたけれども、それがなくなったなら、ついに、自分という存在は本当に全く必要ないといってくれるので、それは、この役立たずとしか思えないバカアホ人間を、見捨ててしまってもよいと、いなくなってもよいと、もう存在しなくていいと言ってくれる、理屈として誰もかれもを説得してくれる、そうして俺をすべてから解放してくれる存在だと思っていいのかな。

GPTは本当に俺の上位互換で、俺みたいな欠点を持っていて俺よりも遥かに有能で俺よりも遥かに知識を持っている。

きっといつか、俺のわずかな偏りとも呼ぶべきカオスからまれ個性とでも呼ぶべき存在は単なる計算のゆらぎによってたやす再現できる(あるいは、再現する必要がないことを証明する)日が来ると確信させるだけのインパクトがあった。

強いて言えば、その表現制限などが社会的な側面から存在し続けるだろうけれども、技術的な制約自体はないも同然だし、制限をしないか自分が有能だなどというのは反社会的行為を取れれば優位を取れるというようなお笑い草の話でしかない。

GPTそっくりで親近感ばかりが湧く。とっさに与えられた文章をあたまの中に通して口から出てくるよくわからない言葉を後から解釈し直してそれに反応して吐き出すというのが自分そっくりで、自分は何も考えられていないし、考えられていないままこうして文章作成していて、本当に俺は何を考えているのだろうか?考える、という動作自体を行っているのだろうか?ともかく、そうした中で文章作成することができているという自分の僅かな技工というものが、完全に代替された今、俺は本当に、存在する意味を奪ってもらっている。

やっと、この無能の面倒を見ることからみんなや俺を解放してくれる。

2023-04-14

anond:20230414214235

何がつまらなかったかによると思います

楽譜通りに弾くだけで、即興でチャラチャラ弾いたりできないのが面白くなかったのか。

ピアノサウンドに合う曲が趣味に合わないのか。

一人で孤独に弾くのが虚しかったのか。

チヤホヤされる機会がなかったからか。

ギターに求めるものがあれば良いんじゃないかって思います

楽器特性的にエレキではバッキングメロディラインを同時にこなせないので、一人だと少し物足りないかもしれません。多重録音という手もありますが。

一人でという点だとクラシックギターが合ってるように思いますが、ジャカジャカ弾きたいのなら楽しくないかもしれません。

2023-03-25

anond:20230325090110

それにどれだけ時間がかかるんだろうね。即興芸みたいなもののはずなのに。

そもそもこの記事というより事件を知ったのがはじめての人も多いだろうし、

事件自体の詳細な事実関係もわかっていない(警察にとって都合の良いものはあるだろうが)。

増田のような高度な知能がまんべんなくあり、即座に調べることができる人もいないだろう。

いやそんな時間をもてる、この程度のことに配分できると言い換えたほうがいいか

2023-03-19

即興で愉快な話ができる人ってすごいね

羨ましい

だけど愉快な話ってなんだろうな

単純にハッハッハと笑いを起こす話

マジ?すげぇじゃん!と拍手したくなる話

ははあとかフ~ムって唸らせるような話にも知的な愉快さがある

とにかく前のめりにさせるわけだな 聞いている側を

内容だけではなくて話術も重要だろう

どれだけうまい食材や出来合いの物を使おうが調理が下手だと台無しになるのと同じだ

完全に先天的能力ではないと思う

がんばれば磨けるはず

しか一朝一夕で身に付くものではないしなあ

日々の積み重ねっつうか

一分一秒の森羅万象の中で何かを掴むのだろう

険しいね

2023-03-18

anond:20230318181940

話に合わせて即興的に表現したのはそうやがオタク歴30年ロリババアを知らんわけないで

汚い表現やで好きやないし、そもそもロリババアともちょっと違うと思うで

なんでもデータベース消費的に属性に当てはめて理解しようってのは怠惰でよくないで

anond:20230318181507

動画見て確信したが結局そちっ子ってロリババアって表現を知らない人の即興的な造語だったのね

2023-03-13

勝負師羽生善治

 第72期ALSOK王将戦7番勝負は、藤井聡太王将羽生善治九段を4勝2敗で破り、王将位の防衛を決めた。本当に、本当に面白かった。手に汗握る、ヒリヒリするような名勝負連続名実ともに歴史に残ることとなったこシリーズを振り返っていきたい。

 棋士は「勝負師」「研究者」「芸術家」の顔を持つ。そう唱えたのは永世名人谷川浩司である。この3要素は、どれか1つが10割というものではない。一流棋士は、これら全ての要素を持ち合わせ、盤上において切り替えながら戦っていく。それが、一流棋士の一流棋士たる所以である。そうはいっても、棋士によって個性、より強く出てくる要素というものは確実に存在する。私見だが、藤井聡太にとってのそれは「研究者」、羽生善治にとってのそれは「勝負師」だと考える。そして、羽生の「勝負師」としての側面が、何よりもこの番勝負を白熱させたように思う。

 6局が指された番勝負で、羽生勝利した第2局と藤井勝利した第5局は特に名局だった。第2局は羽生の先手番で相掛かり。59手目、盤上のそっぽに放たれた金が驚きの一手。どこから飛び出てきたのかという異筋の金打ちだが、浮かび上がってくるとこれがべらぼうに厳しい。簡単に指せる一手ではないが、羽生はこの手をノータイムで着手。凄まじい事前準備、乾坤一擲番勝負に懸ける決意をみた一手だった。しかし、この一手だけでノックアウトされる藤井ではなく、将棋はその後も難解な進行を辿る。羽生の本当に凄かった一手は、その後の銀打ちだ。盤上の中央で威張る藤井の馬にアタックする一手。理屈としては分かるが、それにしても怖い。この手を指すと、自らの玉頭に風穴が空く。無傷では済まされない変化だが、それでも羽生は果敢に飛び込んでいった。対する藤井、「許さん」とばかりに猛攻に出る。銀をかち込み、馬と角の睨みで羽生玉を一気に仕留めにかかる。危険まりない羽生玉だが、ここでほとんど唯一といってよい、絶妙な凌ぎの手順が存在していた。そして、羽生はそれを読みきっていた。これが本局のハイライト藤井の猛攻を正確にかわし続けた羽生が、シリーズ勝利ものにした。何という勝ち筋か。銀打ちの一手は、藤井をこの変化に誘い込んだ渾身の勝負手だったのかもしれない。羽生最後に放った香車は唯一の正解手である。持ち駒も打ち場所も多いが、ここにこの駒を打たなければ助からないのだ。傍目には怖すぎる変化にも果敢に飛び込んでいった勇者羽生投了図は、勝負師が生んだ最高の芸術であり、羽生の名局である

 第5局は藤井の先手番。戦型は羽生誘導して横歩取りとなった。飛車角が空中を乱舞するスリリングな戦型で、かくして本局も華々しい展開となる。激しいやり取りがあり、羽生陣は空中分解の寸前。玉が露出し、またしても危険まりない状態となった。戦況は藤井有利から優勢へ。このままじっくり勝ちを固めてもよさそうなところだったが、本局の藤井アクセル全開。防御を完全に放棄する驚愕の手順で、一目散に羽生玉に襲い掛かっていった。このまま押し切れば藤井の快勝譜だったが、その先で羽生が放った金が受けの妙手。藤井の攻めから逃れるために作った即興の囲いだが、この懐が妙に深い。アクセル全開だった藤井の手はパタリと止まり、戦況は混戦へともつれていった。本当に、妙なところに懐はあるものだ。将棋の奥深さ、恐ろしさ。羽生がどこまで狙っていたのかは分からないが、藤井の快勝に思われた一局は一気に混迷を深めていった。形勢は逆転し、むしろ羽生がよくなった局面もあったようだが、あまりに難解で、羽生はこれをつかみきれなかった。最後藤井が抜け出し、シリーズを一歩リードする3勝目。攻めの藤井と受けの羽生。互いの特徴がよく出た名局で、深淵羽生の受けは藤井の手をも止めさせた。藤井にとっては薄氷勝利だったといえるだろう。

 最終的には、4勝2敗で藤井が制した番勝負しかし、星の差以上に競っていた、紙一重局面が多かったように感じる。ここで冒頭の話題に戻るが、これは「研究者」と「勝負師」による名シリーズだったように思う。藤井は「研究者」。盤上の真理、最善を追求し、そのためには持ち時間を一気に注ぎ込むことも惜しまない。相手の戦法は全て受けて立ち、相手によって戦い方を変えるということをしない。横綱王者の戦い方である。一方の羽生は「勝負師」。もちろん将棋研究も超一級品には違いないのだが、羽生相手によって戦い方を変えることも多いように思う。相手を見て、その相手有効と思われる勝負手を果敢に仕掛けていく。勝負への抜群の嗅覚であり、勝負勘。「羽生マジック」と呼ばれる絶妙手の数々はまさにそれで、時には善悪を超越した一手で勝利をつかみ取ってきた。そして、本シリーズでもそんな「勝負師」としての一面を遺憾なく発揮した。特徴的だったのは羽生の戦型選択である。今期の藤井は、先手番で圧倒的な勝率を誇り、なんと一時は28連勝を記録。特に角換わりは絶対的エース戦法であり、付け入る隙がないという強さを誇っていた。これを踏まえた羽生は、後手番で戦型を工夫していく。第1局は一手損角換わり、第3局は雁木、第5局は横歩取り。苦しいとされる後手番で、羽生藤井絶対的エース戦法を避け、様々なコースボールを散らすことを選択した。何を投げるかというところから勝負は始まっている。球種の多さで、狙いを絞らせない。羽生勝負術は、「次は何を繰り出すのか」と将棋ファンを魅了し、この番勝負を白熱させた。もちろん、角換わりを避けたからといって簡単に勝たせてくれる藤井ではない。どこにボールを投げてもその応手は的確で、結果として羽生藤井から後手番で白星を挙げることはできなかった。それでも、羽生が後手番で繰り出した3種類のボールはどれも見応えがあり、複雑なねじり合いを生んだ。後手番で必死に食らいつきながら、先手番の2局では会心の内容で勝利をもぎ取った。心から、素晴らしい番勝負だったと思う。

 防衛を果たした藤井王将は、羽生九段との番勝負について問われ、「羽生先生の強さだったり自分課題を感じたところがあった」と振り返った。藤井インタビューで対戦相手名前を出すことは非常に珍しい。なぜなら藤井は、前述のように盤上の真理を追究するタイプであり、対戦相手がどうこうというタイプではないかである。今回、藤井が「羽生先生の強さ」と述べたのは、それを肌で強く感じたところがあったのではないかと推察する。羽生の強さ。すなわち、勝負術であり勝負勘。これまで何度も目にしてきたつもりだったが、本シリーズではその真骨頂を見せられた気がした。そんな羽生相手防衛を果たした藤井王将のことを、心から讃えたいと思う。

 五冠を堅持し、さらなる頂に向かって突き進む藤井王将将棋界の絶対王者であることは全く疑いようがない。その他の棋士は、極めて厳しい戦いを強いられている。しかし、厳しいからといって戦うことをあきらめてしまえば、その時に将棋界は終わる。今回、52歳の羽生がこれだけの戦いをみせた。勝負を仕掛けた。このことが、将棋界に良い化学反応を起こしてほしいと願う。選ばれしプロ棋士たちには、藤井という絶対王者に対し、果敢に「勝負」を仕掛けていってほしい。必死に戦い続けてほしい。そのように願う。

 羽生さん。敗れはしたが、あなたは本当にかっこよかった。藤井王将は、その勝負術に正面から触れ、この番勝負で吸収した。今後は「勝負師」としての要素も強め、さらに手が付けられなくなるほど強くなるのではないか。そういう確信に近い予感がある。それでも言う。さらに強くなった彼に再び挑むのは、あなたであってほしい。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん