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はてなキーワード: デスマーチとは

2019-04-23

会社の人と話せなくなってしまった

思い返せば学校生活から、人とうまくやるのが苦手だった。育った環境特に劣悪でもなく、23区のあまり裕福ではないほうで、いじめを受けながらも、それなりに義務教育を終えた。ただし、いじめを受けると、それなりに人付き合いが苦手になるが、現在そのことが影響を深く与えているとは考えにくい。

その後勉強のできる都立高校に進んだ。校則が一つもない学校で、当然服装やら髪型規則もない。しいて言えば、ちゃん学校にある程度来ることと、補導されないこと、それと校内では下履きに履き替えることくらい。友達とさぼって映画を見に行ったり、年齢制限をゆるく見てくれるお好み焼き屋に行ったり、近所の公園浪人生に逆ナンパされたりと、人生初のリフレッシュができた。図書館で山ほど本を読んで、週3回剣道をして、ようやく人生軌道に乗り始めた。

それほど頭は悪くなかったようで、そこそこの大学英文科に入ることができた。映画サークルに入り、何本か映画を撮ったり出演したり、地味だったがそれなりに楽しく生活できていた。

兄弟が4人もいたので、アルバイト高校生のころからちょくちょくしていた。多少を家計の足しに、それと自分物欲のために。高校生のころコンビニで2年弱、大学からファミレスで1年、塾講師で3年。

多分、今に至るきっかけはファミレスのころにうまくいかなかったことに起因している。そして大学生活にも一因がある。

ファミレスでは、厨房ドリンクデザートを出す仕事をしていた。厨房内では仲良く働いていたが、何となくエイターウエイトレスの人とうまく話ができないまま1年が経ち、そこから人と話すのが苦手になっていた。同じくらいの女性とどんな話題を共有すればよいのか、向こうも話しかけてはくれないし、こちらも話すきっかけがない。

厨房の人がとても優しかったのは今でもいい思い出だ。一緒にワカサギ釣り旅行に行ったのが懐かしい。釣ったワカサギを持って、お店で揚げて食べたのもいい思い出。

大学1年生の性欲やらが多感な時期に、自分の口下手と話題のなさが鬱屈を与えたのだろうか。

カート・ヴォネガット短編小説チャールズ・ブコウスキー、初めて英語で読めた小説の「クールミリオン」、高校生から好きで読み漁っていたアメリカ文学自分サークルで作った映画、鉄男や小沢健二Number GirlマイケルジャクソンクラブでかかっていたNirvanaStrokes軽自動車で行ったフジロック、そんなものは誰の興味にもならないと決め込んでしまった自分がよくなかったのだろう。

1年経って結局そのファミレスが潰れてしまったが、「あの人の日とか失敗、つまんないし」といったようなことをぼそっと聞こえるように言われたのが今でもフラッシュバックする。

その後、3年弱塾講師アルバイトをした。個人指導塾で、入って3日目に、「この研修に行くと5000円がもらえる」と言われて行った研修一言発言できなかったことを思い出す。

自分が抱える生徒の多くは、本指名から外れてきた子が多かった。成績もみんなそれほど良くなく、自分にも人を教えるスキルが足りなかった。結局浪人させてしまった生徒のことを時々思い出す。本当に悪いことをした。一人で赤本を解いて、わからないことを聞きに来るというスタンスを取らせればよかったのに、自分無駄に介入してしまたことが悔やまれる。

そのバイト先で覚えたのが、お酒に頼ることだった。安い居酒屋終電まで飲んで、げらげら時間を共有できる。それが社会人になってもコミュニケーションの核となってしまう。

文学部ながらも、BBS簡単アプリを作ることができたので、ソフトハウス就職できた。2年半いたが、デスマーチで体調を崩してうつになり、結局辞める。

新人研修のころやその後の付き合いもお酒が基本だった。キックオフ、とりあえずリリース、最終FIX、とかのタイミングでようやっと胸襟を開いた話ができる。それまでは、ほうれんそう以外の会話もなく、とにかくメールに頼るようになっていた。

時々生意気意見を言ったり、人のプログラム勝手リファクタリングしたこともあった。

記憶がないなか、帰巣本能で家に帰るのもよくあった。タクシー代を貯めていれば相当の金額になっていたのではないかと思う。

少し休んで、プログラマとして別会社に復帰した。総務と経理以外はほぼ男性会社で、よく飲んだ。

その会社でようやっとまともな生活を取り戻すことができ、結婚もできた。

3年ほどプログラマをしていたが、目の前に座っているおじさんプログラマの1/10しか生産性がないことがわかり、社内異動で説明書ライター転職する。

車好きやキャンプ好き、バイク好き、元ミュージシャンが異様に多い会社で、よく泊まりで出かけていた。自分よりも年上が多いから、みんな自分の事を話してくれる。お酒どうこうもなくその人を知ることができる、いい機会だった。ある人が定期購読していた、日経ソフトウェア数年分を借りてJava以外のスクリプト言語自分Python)を学ぶBoot Strapとして使わせてもらったり、ほんとうに幸せな日々を送ることができた。

その会社は、株式公開に伴う人員削減で、半数以上人がいなくなった。自分も窮屈なライターを続けるのが辛くなって辞めて、割増の退職金をもらった。以降半年近く、妻以外の人と話すことなく、引きこもりながら割増退職金に付随する給料をもらっていた。働かずに給料をもらえるのがこんなに苦痛だったのか。

いい加減引きこもりにも飽きて大会社転職するチャンスをもらった。その間に障碍者手帳をもらい、障碍者枠での就職活動をすることにした。

大会社大会社だった。エリートエリートで、二級以下の低級労働者自分は、その程度の扱いしか受けない。大学ランキングを引きずる社内で、

自分はまず

学歴劣る

・それまでの成果は劣る

健康状態劣る

白髪ばっかり目立つ

・とにかくあいつは劣る

という状態になった。

新卒指導をしても、まるで彼が改善しない。自分を責め続け、ぎっくり腰になった。みんなが、「彼はそうだから」と言ったが、彼をある程度に育てることができず、結局リリースした。リリースしたらとたんにぎっくり腰がよくなった自分無責任さにびっくりした。

あと、それほど多く飲み会がない。飲んでも自分のような飲み方は誰もしない。場をわきまえ、何となく優しくやっている。

一杯、二杯多めに人より頼んでしまたことを後悔する。

なんで、しらふで天気の話ができないんだろうとか、自分の好きなことを少しでも話せないんだろうとか、毎日悲しくなる。

行動をしないと、周囲も変わらない。一か月以上、挨拶仕事の最低限のやりとり以外はしていない。たかだか席替えでこんなに弱ってしまうとは。派遣の期限がきてしまう子がいなくなってしまうことにこんなに心が揺さぶられてしまうとは。

ごめん。こんな人間は、やまゆり園の加害者気持ちでは必要のない人間だったんだろうね。でも、家族と過ごす時々の時間を過ごしてもいいのかな。

義理の父はあまり長くないだろうし、せめて少しだけ社会荷物福祉必要人間は生きていていいのだろうか。

2019-04-16

デスマーチ

デスマーチは何回か経験してるけど、

どの場合でも後から振り返ってみると、デスマーチになる要素が最初からあったのである

しかし、例外もあって、振り返らずともこれはデスマーチになるなと最初から思うプロジェクトもあった。

2019-03-14

デスマーチ状態なんだけど頭が回らなくて実質1日3時間くらいしか稼働してない

みんな生産性保ったまま徹夜できてるの?

どうやってるのか教えてくれ。

2019-03-07

ようこそジャップランドへ(full ver.)

Welcome to ようこそジャップランド

今日も消えたい死にたい大騒ぎ

ぷー! ぐしゃー!

高らかに笑うは政治家フレンズフレンズ

犯罪をすっちゃかめっちゃしても揉み消し(揉み消し)

残業しても給料は出ない

本当の闇はここにある

ほら 今日カフェイン飲んでデスマーチ

(ファッ キン シット!)

Welcome to ようこそジャップランド

今日も消えろよ死ねよと大騒ぎ

姿考え十人十色から貶し合うの

SNS意見ちょっと呟いたら

失礼します(失礼します) 不快から消せよ

ぷー! ぐしゃー!

ニュース見ればあちらこちらで犯罪犯罪

なんてこった

不正に粉飾捏造改竄 とまんない(うーん)

お金くれれば 大目にみるよ

みんな下請け末端に そう 全部押し付ければ大丈夫

(M! J! L!)

Nice to meet you ジャップランド

今日までどうもありがとね

いつもいつでも苦しい社畜

電車待っていたの

開かない扉(ゲート)

遺書荷物 下ろしたら

ごめんなさい(ごめんなさい)

乗り越えてくグレイトジャーニー

Oh 東へ吠えろ 西へ吠えろ

世界中を叩け ナショナリズム(Welcome to ようこそジャップランド!)

Welcome to ようこそジャップランド

今日も消えろよ死ねよと大騒ぎ

姿考え十人十色から貶し合うの

SNS意見ちょっと呟いたら

失礼します(失礼します) 不快から消せよ

ぷー! ぐしゃー!

少子化 高齢化 Oh, Welcome to the ジャップランド

不寛容干渉まれクソリプ

嫌なら 出ていけ Oh, Welcome to the ジャップランド

五輪が 終わるとともに 地獄へ旅立ち

中世 ジャップランド

2019-03-02

anond:20190301141118

私は立ちションをしない男性面接の段階で例外なく落とすべきと考えます

こんなことを書くと立ちションをしない男性から攻撃を食らいそうですが、きちんとした理由がありますのでどうぞ最後までお付き合いください。

こういった内容を会社ブログに書くわけにもいきませんので、この投稿ではなぜ立ちションをしない男性自己中なのか、なぜ私は立ちションをしない男性を落とすべきなのか書いていきたいと思います

①心に余裕がない

まず立ちションが何なのかわからない方に説明すると、立ちションとはズボンのチャックを下ろし、勃ったまま便器に向かってションベンをする行為です。

立ちションは、ズボンパンツを下ろし座って用を足すのに比べスピーディーに事が済みます

まりスピーディーに事が済むということは、トイレで一息をつく心の余裕がないということです。

トイレの個室で一息をつく心の余裕がある人間は、デスマーチが続いても飛びません。

スピーディーに事を済ませて仕事に戻る人間は、早々に鬱病になり飛ぶでしょう。

臭い

立ちションをする方は例外なく用を足した後のブツを拭きません。

拭かずにそのままションベンがついたままのブツパンツしまます

まり全裸で寝た時に、寝具や抱き枕が汚れる危険性があります

そのため、ションベンがついたままのブツを拭く人間は、全裸で寝る時に抱き枕を汚さないことを考えている男性であり、全裸で寝ている可能性が高いです。

結果、シーツに汗が染み込むため、臭いです。

気遣いができない自己

最大の理由はこれにあります

座りションをすると、ブツが元気な場合便器内のションベンが便座の上まで跳ね返りますが、男性はこれをなんとも思いません。

次使う人のことも一切考えないため、飛び散った状態のままトイレを出ます

また、便座にブツが直接触れる回数が上昇し、性感染症リスクも上がります

こういった男性気遣いの心が欠落しているので、一緒に仕事をする上で非常に悪影響になります

以上のことから、私は立ちションをしない男性を一切雇うべきではないと考えます

賛否両論あるかと思いますが、この採用方法採用してから人間関係のトラブルが減り、仕事効率が上がるでしょう。

意見や違う考えがありましたら教えていただけると助かります。参考にさせていただきます

2019-02-14

有給取得を拒絶されたので某国公務員をやめました

一回目は娘が病気入院したとき

二回目は親の葬式

三回目は運転免許更新

どれもデスマーチ続きの時期だったためたった一日でも休まれたら困るということで有給の取得を拒否され、なんとか我慢をしていたのですが、ふと「流石にこれはないな」と洗脳が解けたのでこのたびめでたく公務員を辞めることにしました。

新社会人の皆!

ここに居ても幸せになれないと気づいたら、その時が辞めるときだぞ!

たとえ辞めたあとで幸せになる可能性が0に近くても、今0のものを1に引き上げるよりは、0だらけの中で10を引き当てられる可能性にかけたほうがマシだ!

2019-01-29

2019年アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その1

 こないだ「宇宙よりも遠い場所」いしづかあつこ監督のインタビュー記事内で「ファンにできることはありませんか」という質問に「「このアニメが好き」って、一言発信していただくだけで、すごくうれしくなりますね。」と答えていたのを読んでふと「案外こういう怪文書でも巡り巡って彼らの活動支援になったりするのかなぁ」なんてことを思ったので感想を書くことにした。ちゃんと見てから感想書きたい気もするけれど、以前よりもいの完走レビュー書いたときは1ヶ月費やしたので時間の制約上1〜3話程度の感想になっている。

 それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。

2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2

2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その3

2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その4

配信情報について

 ~独占…対象サービスしか配信してない

 ~のみ見放題…対象サービスでのみ全話見放題。その他のサービスでは有料配信

 ~のみ最新話無料対象サービスでのみ最新話見放題。その他のサービスでは有料配信

 言及なし…複数サービスで全話見放題/最新話無料

 

 私はTVアニメを観ない(BS見れないし、TOKYOMXもAT-Xも受信できないし)ので、配信情報はこれ以外の手段について書いている。

感想(上の作品ほどモチベ高め)

かぐや様は告らせたい

 恋のデスノート。やっぱりA-1 Picturesラブコメ面白いラブコメの中では圧倒的にセリフ量の多い会話劇。

 テーマとして恋愛頭脳戦を掲げているので、メインの二人が「表情に出さないけど思考フルスロットルさせ、頭の中がカオスになっている」っていう様子を面白おかしく絵にする難しさがあるんだけど、あの手この手で彼らのジェットコースターみたいな心情変化を演出している。

 BGMアレンジといい「恋愛頭脳戦とかいう新しいことをやってるみたいでその実、思春期真っ只中な高校生男女なんやで」っていうベタな部分を昭和チックなラブストーリー調に演出するとこが非常に良くて、あくまで二人が大マジで恋愛を繰り広げているからこその面白さ(大マジだからこそ面白いっていうのは「月間少女野崎くん」もそうだよね)にちゃんフォーカスしている。不意にときめいた瞬間を「ラブ・ストーリーが突然に始まりそうな曲」で笑わせてくるところとか最高だった。どういうオーダーしたらあの曲になるんだろう。

 そして青山穣によるイケボ解説が最高。最近良かったナレーションだと「ティラミス」の大塚明夫陰毛役)、「プラネットウィズ」の小山力也おっぱいのくだり)、「ダグ&キリル」の上田燿司(本作のノリはコレに近い)とか。淡々としているようで、ちょくちょく感情を見せてくる生きたナレーションが全体的なテンポ感を規定している感じがあるので、冒頭のあれは毎話必須な気がする。

 「かぐや」はともかく「御行」「藤原」っていう独特なネーミングは竹取物語登場人物元ネタなのね。そのメイン3人のキャラデザについて。原作者インタビュー記事に「まつげを『女性漫画家の書くまつげ』っぽくしてほしいってお願いした」みたいなこと書いてたけど、確かにかぐやと御行の目元が非常に艶っぽくて、ラブコメしからぬ奥ゆかしさを印象づけてる。個人的畠山監督作品の「静かに視線を伏せる男性キャラ」が好きなんだけど(「昭和元禄落語心中」の菊比古師匠ことなんだけどね)、本作の御行も単に目つきが悪いっていうだけではなく、見栄っ張りでありながら動揺しやす性格ちゃんと表情に現れててすごく好き。一方のかぐや様も御行ほどではないにしろ目つきが悪い(やや吊目ぎみ)のに表情が豊かで、しかベクトルが「侮蔑」「焦燥」「優越」「失望」「失意」とか、そっち!?な方向。それでいて、ときめいた瞬間のかぐや様めちゃくちゃ可愛いっていう。

 作者天才かよって思うのが「頭脳戦ゆえ落とし所が難しい話の流れをジョーカーこと藤原千花のサーキットブレーカーというかインターセプトが鮮やかにキマって、ちゃんと短い尺の中でオチがつく」という構成藤原キャラクターとしての自由度が高いのもあって毎回不意打ちを食らっちゃう。また藤原はメイン二人と比べて柔らかい線で構成されたキャラデザなので、メイン二人のきつい目が交互に映る緊張感からの、柔らかい線で描かれた千花の目が映ることで緊張→緩和の流れが出来てるので、どうあっても笑ってしまう。そういえば御行の急な行動→かぐや様がときめくっていう流れのときも、かぐや様は全体的に柔らかい線になるよね。かわいい。そういう部分も含めて緊張と緩和の流れが完璧なので、何度でも観て笑える。1話もう20回位観たかも。早く3話観たいな。

 話題OP水野良樹作曲。すっかり「いきものがかりの人」からアニソンの人」になりつつある。

 

ブギーポップは笑わない

 「濃いアニメを作るスタジオ」ことマッドハウスの新作(監督含む主要なスタッフ的にはワンパンマンとかACCA13区の布陣)。20年くらい前に書かれたライトノベル原作現代舞台にしたSF(少し不思議サスペンス会話劇。

 クオリティが高いというのもあるけれど、作りが完全に映画のそれ。各シーンをぶつ切りしていく演出とか、その中で登校シーンみたいなリフレインを入れて時間経過を表現してたり、ブギーポップとの会話で変化する主人公感情日常生活の行動を切り取る形で淡々表現してたり、凄く尖った演出になってる。写実的な背景(背景:アトリエ・ムサ)も気合いが入ってて、屋上のシーンで敢えて遠景のカットが多い。リアリティの強い世界観を持った作品

 あと劇伴が印象的。本作の劇伴は「聲の形」「DEVILMAN」でおなじみ牛尾憲輔。穏やかなのに心がざわざわする美しくて豊かな音楽聲の形っぽさを感じるんだけど、不穏な空気シンセの重低音で表現してたり、カットの切り替わりで音楽をぶつ切りして、直後の無音で緊張感を演出する等、映画劇伴で使う手法地上波アニメでやってる感じがある。あの音ってスマホで出せるのかな。サントラ欲しい。

 その会話も、ブギーポップという非日常存在に、学校という日常空間(会話する場所は必ず校舎の屋上)の中で会うっていう、ブギーポップ実存性(不確実なはずなのに、確かそこに存在しているっていう感じ)が凄く不思議。そういえばそんな話を二人もしてたっけ(多重人格についてのくだり)。あと同級生との、少し距離感を感じさせる会話なんかすごく小説っぽい。

 会話劇として「あの作品っぽいなぁ」みたいな作品をいくつも思い出すけど、(このライトノベル刊行された時期的に)私がこれまで触れてきた多くのライトノベル作品が「ブギーポップは笑わない」の下流存在しているわけで、非常に感慨深い。

 それにしても、ブギーポップを演じる悠木碧すっげー。中性的な声を持つ声優さんって貴重だけど、その中でも特に、声に含みがありすぎる感じ(本人もよく「私の演技は情報を詰めすぎてしまう傾向がある」と言ってる)がたまらない。あと宮下藤花も悠木碧が演じてるってことに最初気づかなかった。

 EDは「やがて君になる」のOP曲でおなじみ安月名莉子xボンジュール鈴木。すき。

 

荒野のコトブキ飛行隊

 水島努x横手美智子の新作。空飛ぶ用心棒日常アニメ。またバンダイナムコからスマホゲーム配信予定。

 水島努監督作品ガールズ&パンツァー」が「清く正しく美しい戦車の可愛さを描く、女の子が中心の世界」なのに対し、本作は「ならず者のはびこる男社会の空を、プロペラ機で逞しく生きる女の子の話」なので、決してやさしいせかいではない。戦闘シーンが両方共ガチなのは共通

 アニメーション制作をGEMBA(CG)、ワオワールド作画)が行っており、主要キャラ(コトブキ飛行隊、飛行機)が基本的3DCG。対してモブ作画キャラなので、3DCGキャラ作画キャラが同じ絵の中にいる不思議アニメに。3DCGキャラの利点として、細かい作業を行うときマジでかい作業)の手元がちゃんとしているところと、飛行中の機体を引きで見たときの良さが際立ってる(実際、作画モブキャラは飛行中、引きの絵が無い)。あとトゥーンレンダリング調のキャラに対して飛行機写実的。なんか3Dゲームに出てくる飛行機みたい。年季の入った感じとか、個性のあるペイントとか。

 相変わらずミリタリー関係演出ヤバイ。まず怒涛の専門用語による会話から始まる戦闘。何言ってるか全然わかんない。艦橋で交わされる、ウィットに飛んだテンポの良い会話はさすが横手美智子って感じ。そしてほぼ完全再現?される出撃前儀式。いやその計器を指差し確認されてもわからんし。燃料とか油圧とか確認してるんだろうけど。機体は既存飛行機が今後も登場する模様。1話は隼、紫電零戦。その後敵機とドッグファイト突入するけど、ガルパンでもあった「回転する砲塔視点」みたいな視点結構使われてて、機銃視点で天地がくるくる回り、敵機と追いかけっこしながら銃弾が飛び交うシーンが続く。攻撃側の狙う場所が(アニメ的には飛行機の胴体を攻撃するのが絵的にわかやすいんだろうけど)羽根の付け根部分を射撃→燃料タンクに着弾→燃料が漏れる→引火→爆発っていう描き方がガチ過ぎて笑った。着弾した場所ちゃんと弾痕あるし。他にも、相手の後ろに取り付いて攻撃するっていうパターンが徹底されている上に「後ろに取り付いてきた敵機に対して、急制動による捻り込みで背後を奪う」からの「エース機と思しき敵機に捻り込みを使って背後を取ろうとするも、裏をかかれて被弾」とか。主人公を追い詰めた敵機がとどめを刺そうとしたタイミングタイムリミットになり引き返すシーンも、一瞬だけ燃料メーターを映して「燃料が帰還分しか残ってないよ」って演出したり。機体をフラフラさせて煽るシーンは笑った。どんだけ描写を練ってるんだ。同じ空戦でも「ガーリー・エアフォース」とかなりベクトルの違う魅せ方なのが素敵。

 で、音がブッチギリヤバイ空間的な変化を丁寧に反映した音響はさすがとしか言えない。大音量ヘッドフォンか、部屋が震えるくらい大音量スピーカーで視聴推奨。出撃前後で言うと、出撃前はエンジンのドコドコ音が響いていて、滑走路を走行エンジン音が徐々に変化してるのに加えてタイヤのガタガタ音が重なり、空中に出た瞬間、空間的な広がりを感じるエンジン音と風切り音に。風切り音も通常飛行と雲の中を進むときとで音違うし。縦に旋回する時、機体がギシギシ軋む音は感動した。機銃の音も、発砲する機体が映ってるとき発砲音は乾いた音(パパパン)が聞こえるが、撃たれる側が映ってるとき、遠くで鳴ってるような残響(ボボボン)になってるとことか。命中した音も、近くだとキキンッっていう軽い音と弾丸の風切り音が混ざってるが、引きだとガガンッっていう重い音に変わってたり。

 音楽ガルパンに引き続き浜口史郎戦闘シーンの音楽めっちゃかっこいい。ミリタリーストリングスの相性って抜群だよね。

 ちなみに戦闘シーンはガルパン以上に説明的な会話が無いので、ニコニコ動画ミリタリーに詳しい人たちと一緒に観たほうが良いかも。私も全然わかんない人なのでニコニコ動画コメント付きで観ようかな(音のクオリティ的に、ニコニコ動画品質妥協しづらい…)。「解説つけなくても視聴者は付いてきてくれるはず」という水島努監督の強いメッセージを感じた。ちなみに毎週更新公式webラジオレシプロ機の詳しい解説を見ることができたり、できなかったりする。

 

盾の勇者の成り上がり

 「メイドインアビス」のキネマシトラスによる不条理文学。2クールかけて主人公が成長する姿を描く。原作はなろう系小説1話は1時間スペシャル

 最近よくアニメになってる異世界転生(転移?)モノだけど、オバロとか転スラのようなヒロイズムと大きな距離がある。こういう作品共通した性質としてゲームライクな世界観というものがあって(本作のゲームライクな演出は「デスマーチから始まる異世界狂想曲」に近く、絵としてのGUI結構練られている)、主人公がただの村人Aではないこと(異端というか特別)の記号になってるんだけど、本作の主人公俗物的で、上記のようなヒロイズムに対するポストヒロイズムみたいな感じ。勇者D(X人目)。転生によってアドバンテージを得た勇者が転生先で成功するお話に対し、本作は転生によってディスアドバンテージを得た主人公が、転生先でそれに抗う、あるいは異世界人のように逞しく生きながらえるお話

 王前で主人公慟哭するシーンは、異世界生モノの持つ「現実世界において「自分社会から不当に虐げられている」という漠然とした不満のようなものを持っている人たち」というメッセージを強く表現してる。なんとなく「風と共に去りぬ」を思い出した。風と共に去りぬ南北戦争を描いた小説で、差別不条理と戦う女性お話、だっけ。本作における「剥がしたり消したりすることのできない盾」は彼が例の勇者であり、同時に排斥対象であることを知らしめるレッテルになっていて、彼が戦っているあらゆる不条理がこの「盾」に集約されている。そういう意味では、最初に仲間になったのが奴隷っていうのも大きな意味があるよね。

 面白いのは「1ヶ月後にやってくる敵の襲来」というイベント。彼が勇者である以上逃れる術はないので実質的に盾と同じ不条理象徴ではある(特に2話は、「襲来を乗り切って生き残るんだ」というセリフが何度も登場する)んだけど、同時に彼がただの大罪人ではなく世界一利用価値がある人間であることの担保になっていて、ワンチャンあらゆる不条理を打ち負かす可能性を秘めていること(世界に借りを作ることができる)。タイトルはそういう意味なのかな。

2019-01-22

anond:20190122000434

どれがいい?


ケツの勇者下克上

ありふれた職業でケツアクメ

この素晴らしい世界でケツアクメを

ゼロから始めるケツアクメ

転生したらケツアクメだった件

異世界アナルパールとともに

デスマーチから始まるケツアクメ

ケツアクメ戦記

ケツアクメ食堂

ノーパンツノライフ

2019-01-09

多分俺は、世間一般でいう屑に属すると思う。

物事を放り投げる。責任感がない。協調性がない。黙ってやり過ごそうとする。言い訳ばかり。責任転嫁ばかり。

屑だったらどうするか。生きていても迷惑をかけるだけ。死んだほうがいいと思う。

さて。

希死思想を持つ人間の扱いとして、カウンセラーなどではとりあえず眼前の自死実行を阻止すべく、口八丁手八丁で承認欲と自尊心を満たすべく全肯定する。それで自死を思いとどまったところで屑という本質は変わらないにもかかわらず。

それでも反省して屑からの脱却を目指すべく色々な努力をしているが、果たして屑の屑たる原因は何だったのだろうか。

物事を放り投げるというが、破綻しかないデスマーチをそれでも人二倍以上全力で戦い続け、伴わない結果と無為努力を嫌われ嫌がらせを受け撤退せざるを得なかった。

責任感がないというが、これは能力もないのに安請け合いしてしまった。

協調性がないというが、嫌がらせを受け入れることが協調性ということを受け入れられない。

黙ってやり過ごそうとするのは俺が思考放棄して行動選択肢を作り出せないため。

まとめるとこうだ。

自分能力以上のことや望まないことを安請け合いしてしまったため、努力はしたものの結果を出せず、嫌われるばかりだということだ。

人の価値は頼られるようになり頼られたら全力で応えることだと思っていた。それが間違いだった。その結果、全力でいきてきたにもかかわらず屑でしかなくなった。

から脱却するために、能力向上への努力は行なっている。しかし本当に屑であることから脱却するには、人の頼みは断り、付和雷同することなんだなと思った。

そしてこういう言い訳をして自己肯定するからこそ屑なんだなと。

生きるのが辛い。

2019-01-02

anond:20190102205923

異世界スマートフォンと共に

不明異世界に持ち込みたいアイテムスマホという時点で、ちょっと陰キャ感はある

デスマーチから始まるry

プログラマー体育会系ではない。

■Reゼロ

ニート筋トレ趣味なので元体育会系可能性も。

■オバロ

ネトゲ廃人

ノーゲームノーライフ

ネトゲ廃人

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

ネトゲ廃人

なろうもラノベも嫌いなのでよく知らないが、アニメ化された作品だけ見ると体育会系少ない(むしろいない?)し、ネトゲ廃人率多めだぞ

2018-12-23

anond:20181223223924

デスマーチから始まる異世界協奏曲とかか。

アレは「ゲームセ界に転生しちゃったっぽいけど本当にゲーム世界かどうかはよくわかんね」みたいな感じだったな。オバロも、「ゲーム世界に転生しちゃったっぽいけど本当にゲーム世界かどうかはよくわかんね」って感じじゃね?

ログホライズンは完全にゲーム世界だし、SAOも何故か異世界転生もの扱いされてることあるけどゲーム世界だし、ゲーム世界設定とかじゃなくてウィンドウ出てるのってあったっけ?

2018-12-13

もう四時

最初、9時から5時まで仕事してる

デスマーチってやつ?

いや俺一人なんだけど

こういう指示して平気にしてる人って究極信用はできんよな

2018-11-24

https://anond.hatelabo.jp/20180923174721

諫山実生さんの月のワルツとか歌ってくれないかな...

富士葵】月のワルツ諫山実生みんなのうた歌ってみた

https://www.youtube.com/watch?v=yA8wCtE62fU

二ヶ月前の俺よ。歓喜に震えるがよい。

休出出勤して開発部屋に改造された元会議室で、デスマーチを口ずさむPMを死んだ目で見上げたら

なぜか富士葵さんがいたから。幻想じゃないから。リクエスト曲歌ってるから

あーもー嬉しい。最高。疲れてなんも反応しないのにただ涙出てきた。ありがとうございます

妖艶なドレス姿も素敵。でもちょっと早かったかな...

(憂も甘いも嚼み分けて、ゴシック服を捨てるか迷いが出る頃にまたどうぞ)

NHKのど自慢待ってます

仕事頑張ろう。

ユメミルクスリのせかいさよなら...なんてふあっと浮かんでまた。゚(゚´Д`゚)゚。

2018-11-14

コアラのマーチデスマーチはどう違うのでしょうか。

コアラのマーチデスマーチはどう違うのでしょうか。

甘いのがコアラのマーチ

苦いのがデスマーチ

2018-11-12

anond:20181112083520

私の夫もシステム系の仕事をしています。話を読ませていただきましたが、旦那さんが違法行為に関わっているとは思いませんでしたよ。

大きくていつも動いているパソコンはたぶんサーバーです。そして旦那さんはノートパソコンからそのサーバーアクセスしています。だからノートパソコンばかり触っていてサーバーに触れないのは不自然ではありません。

また、それ専用の建物になく自宅に置いてあるのも理由は様々に考えられますが、自宅にあるから犯罪に使っているということはありません。例えば仕事用のサーバーに見えて実は旦那さんの趣味サーバーだったとか、そういう理由が考えられます

まり込みも、デスマーチと呼ばれるくらい忙しい状況になってしまったのでしょう。旅行から呼び戻されるのも、旦那さん以外にはできない仕事が発生してしまったということでしょう。どちらもシステム系だと十分想定される事態です。

旦那さんとお話しするときには仕事内容の話を聞いても分かりづらいと思うので、一緒に仕事をしている人が何人いるかとか、どんな同僚さんがいるのかとか、他の人に頼られているかとか聞いてみるといいのではないかと思います

2018-10-24

ブラック労働でモノが完成しない理由

深夜残業、土日出勤、サービス残業炎上デスマーチ

ブラック日常を彩る数々の言葉が舞い踊る中で、そもそもその業務成功しているのだろうか?

どれだけ労働者を食いつぶそうが、鬱や自殺に追い込もうが、

業務さえ成功していればIT業界はウハウハなはずである

しかしながら苦労自慢、奴隷自慢をしている諸氏はその代償としての業務成功をもたらされていない。

決してたどり着けないゴール設定をされ、ゴールポストの移動も平然と行われ、

身を削り遂行した業務は全てなかったことにされている。

働いているのに何も生み出せていないのである

ただあるのは、頑張ったけどうまくいきませんでした、と誰かに言い訳するための死体づくりでしかない。

繰り返す。プログラマは何かを生み出すために労働しているはずだが、

何も生み出せなかった言い訳をするために死体の山を作る業務と変貌している。

命と引き換えに得られるのはクライアントへの言い訳。ただそれだけである

ブラック労働経営者言い訳とそのエヴィデンスとしての死体しか生み出さない。

あらゆるプロダクトは未完成のまま納品され、使い物にならずにひっそりと放置される。

2018-09-26

anond:20180926025159

もともとは個人事業主で、業務委託契約で出向してたんだけど、半年くらい前に正式社員になった。

そっからプロデューサーディレクター立場になり、ほぼ社畜状態に。

ただクリエイティブ系によくある「案件が終わるまではデスマーチ状態」で、土日休みとか暦の概念がまるで無くなる。

二週連続で3連休があったけど、先週は1日も休めなくて、週末に精神限界に。

限界だというので、私からも休むよう強く言って、23日だけ無理やり休ませた。

それで少し回復できたみたいだけど、今休んだら今後どうなるか想像できないのか?と嫌味を言われたらしい。

それ普通にパワハラじゃんね…。

とにかく、いろいろ調べてから労働監督局に言ってみます

あと夫さっき帰ってきて一緒にご飯食べました。

ありがとう

2018-09-15

anond:20180915013948

じゃあ、どうやって銀行員給料が払われてんの?

どうやって、みずほあんデスマーチできるだけの金用意したの?

2018-08-31

デスマーチ(ひとり)

1日納期のものが終わらなーい。つらーい。

しか土曜日から午前中のうちにデータ送らなきゃいけない。17時までなら変わるのかっていうと微妙だけど。

ひとりでデスデスするのはマーチと言っていいのかなー。

おじいちゃん上司はチームとは言えないし、チェックしてもらえる時間を作りたかったけどコノザマ。

何がダメって、めっちゃ頑張れば最低限クオリティ行きそうなのに、逃げて増田読みまくっちゃったのよ。あー。

構って欲しくて死にたがるふりをしている増田を励まして、有用感を得る。嘘投稿より俺の方がずっとタチ悪いわなこりゃ。

でもブコメって古すぎると付けてもさあ。どーしよーこれ以上遡っても楽しくない。でもまだ自分の作ったものの酷さを直視できない。

このままのデータで出したらクビになるかなー。もうそれもいいやって思う1時。明日の1時の俺ごめん。

2018-07-23

デスマーチなんていつものこと!はそのうち死人を出す

デスマーチを警戒してマージンを取っていたかギリギリ人死にが出ないで奇跡的に耐えきれていただけなんだよ。

それをデスマーチしても人死なないんだなと解釈されて、挙げ句デスマーチぐらいなんぼのもんじゃマージン削り取っていったらそのうち人が死ぬっての。

いざという時の手段を用意してるとはいえそれは前もってマージンを取ってもいるしそもそもその切り札だって最初から当てにしていなかった場合に起きるピンチギリギリ回避できる程度のものであって、それを全部削りきって最初から切り札を当てにしきった雑なマネージメントで綱渡りに失敗した時に支えきれるだけの力はないんだよ。

どうしてそこを分かってくれねえのかな。

ギリギリセーフはどこまでいってもギリギリセーフであって、普通のセーフとは似て非なるものだって理解してくれよ。

熱中症バタバタ人が倒れていくなかで熱中症ぐらい毎年あったか大丈夫だよと言い張ってそのまま人が死んで始めて自分が何を口走っていたのか気づくレベル無能小学校からやり直してくれよ。。。

2018-07-05

保守速報管理人さん

事の始まりは6/11消印もなければ料金後納でもない封書が自宅マンションポストに入っていた。

曰く、「貴殿ヘイトスピーチサイトを即座に停止し最寄りの警察署に出頭せよ」とのこと。

示されたサイトURLは、あの悪名高い保守速報だった。

一目見て変だなと思うと同時に、厄介なことに巻き込まれていることを自覚した。

心当たりはある。

私は、自分で言うのも説得力がないが、至って清貧Web屋だった。

全ては独学で、どこの会社に勤めるでもなく、デザイナーコーダープログラマエンジニア出世魚のごとくキャリアを積んできた。

無料ブログサービス使用するブログパーツやテンプレート制作手打ちされたHTMLが無数に存在するサイトCMS移行。フルスクラッチで何万行というコードで書かれた複雑怪奇商品比較サイトブラウザベース動作する業務システム他諸々。

フルスタックという名の器用貧乏で、Webに関連することなら一通りのことはやったと思う。

ペアプログラミングのペの字も知らず一人で突き進み、次第に大量のサイト群をメンテしきれなくなり、新規開発との並行によるデスマーチ日常となった。

下手な自営業典型だったことも災いし、往々にして工数賃金釣りわず相見積もりからの値切りは日常茶飯事だった)、プライベート犠牲にしてまで働く虚しさに日々磨り減っていった。

やがて完全に心を病み後遺症は残らなかったが脳の病気(おそらくは過労が原因だろう)で倒れたことを機に一線から引退した。

鬱の治療をしつつ、近頃はコンサル的な業務か、リアルで付き合いのあるごく一部のクライアントからの受注に絞った。

数年前、インフラエンジニアの知人経由でサーバ関係相談を受けたことがあった。

その際、「一日〇〇万PV級の某有名CMSで動くサイトの負荷対策」として諸々をレクチャーした。無論、例のサイトとは知らずだ。

依頼についての請求書を出した時、こちらの住所を記載していた。(向こうは個人名ではなく見知らぬ会社名だった)

継続して相談を受けるうち、サーバ上で運用されているサイト名を知って手を引いた。

個人情報が漏れたのであればそこからしか考えられず、しかし何故今なのか不思議だった。

例のサイトについて調べるうち、#ネトウヨサイト裸祭りを知った。

最初投函されたその『警告』にも、アフィ広告剥がし運動が行われていることは記載されていた。

さすがに張本人からの物とは思えないが、共感を覚えた誰かしらのうち私の住所を知っている者が(あるいは請求書で住所を知った管理人インフラエンジニアの知人など、私に極めて近い何者かが)リークしたのだろうと思った。

しか相手が何者かも分からなければ、私にはサーバサイトを停止する権限もなく、仮に出頭したところで頭の病気を疑われるだろう。

そのため、内心怯えつつも無視し続けるしかなかった。(後ろめたいところはないが)個人的に警察沙汰は嫌だという気持ちもあり、被害届も出さなかった。

そのうち例のサイトの広告が全滅したというBuzzFeedのニュースを目にして、ようやく安心した。

「ああこれで顔も知らない手紙相手も溜飲を下げることが出来ただろう」「皆も例のサイトへの関心が薄れるだろう」

「ほぼ無関係な私も標的からは外れるだろう」、そんなふうに楽観していた。

そして昨朝になって、前回と同じような差出人不明封書が届いた。

曰く、「サーバ管理人である貴殿らを近々メディア(文春やハフポ、BuzzFeed等)に告発する。個人情報を匿名掲示板及びWiki上で公開する。

サイト管理人〇〇〇(調べれば出てくるが一応個人名なので伏せる)共々罪を償わせる手筈は整った。これは最後通牒である」とのこと。

嫌な予感が当たった。

例のサイトさくらインターネットとバリュードメインの利用規約に違反しているという記事をつい先日読んでいた。

はてブでもそれなりに話題になっていたので、他人事ではなくなっていた私は正直戦々恐々としていた。

ただし、「さくらインターネットや(バリュードメイン親会社の)GMOが今回の件で一方的契約解除などの対処果たして行うだろうか?」という感覚でいた。

広告の件はまだしも、ホスティングサーバ提供するさくら社が動いたとしても、ドメインもといレジストラであるGMOが「(主に第三者による)クレーム」で動くというのは少し考えづらかった。

例のサイトが最高裁に上告したことも知っていたため、仮に契約が停止されるとしてもその段階ではないかという気がしていた。

一方で、私に手紙を送ってきた者は「最初からサイトの停止を目的としていたのではないか?」と思えてきた。

漫画村問題以降、悪質サイト広告剥がしによる兵糧攻め効果的という話が周知の事実となっていたこともあり、広告剥がし運動はその延長にある気がしていた。

けれど、根本的にサイトを潰したいのであれば、捨て身覚悟サイトのもの当事者攻撃を行うのが最も有効だろう。

ちょうど今朝だったかグリーンピースがフランスの原発にドローンをぶつけたというニュースを読んで、なんとなく悟った。

これは「保守速報サーバ管理人である(と誤解されてしまった)私へのテロルである、と。

しかしたら、「本当のサーバ管理人」も同じような手紙を受け取っているかもしれない。

なぜなら手紙には「貴殿ら」と複数形で書かれていたためだ。それに関してはお気の毒だなと感じる一方で、ざまあないねという気分だ。

あくま私見を述べると、現在裁判所係争中のヘイトスピーチに係る問題について、私は例のサイト管理人の肩を持つつもりは一切ないし、法のもとで公平に裁かれることを期待している。

ただ、この一ヶ月弱、ある種の当事者として騒動を見守っていて、やはり「行き過ぎではないか」と感じた。

ネット上で起きた問題であっても、司法のもとで裁かれるべきであって、私刑によって晴らされるべきではないという気持ちがある。

さくらインターネットGMOへの申告は「被害を受けた当事者たち」が行えばよいのであって、それを承知の上で「押すなよ、絶対押すなよ」と言わんばかりの記事拡散して「第三者であり不特定多数善意」を期待するやり方は正直に言って寒気がした。

例のサイトの肩を持つつもりはないと言いつつも、実害を受けている立場上どうしても公平性を欠く見方をしている自覚はある。

元々オタクであり、事ある毎に表現規制絡みのセンシティブ話題を目にしてきたことで、常日頃から肩身の狭さを感じる身ゆえに中立とは呼べない「寛容さ」を持ってしまった可能性もあるだろう。

それでも、第三者を巻き込んだ運動や行動(手紙の件は私には脅迫しか思えなかったが)によって社会が良くなるのならば、という思想は反面で危険はらんでいるように感じる。

他人から何かを剥奪する時、それがたとえ社会的に真っ当な仕打ちと思える処分でも、本来その権限を持たぬ者たちによって軽重が左右されることには本能的な恐怖がある。

なんの利害関係もない、「純粋義憤による裁き」は、その正当性担保されなくなった瞬間に理不尽いじめの構図と変わらなくなる。

ならば「誤っていたと認めなければよい」という方向に流れて、一度始めると引っ込みが付かなくなり、時に際限なく激化する辺りもよく似ている。

いじめられる方にも責任がある」という言い分も心情としては理解できる。かと言って、少なくとも私が受けたそれらは、あくま私自身の範疇で「当然の報い」として飲み込める程度のものではなかった。

第一、私を告発しても(例のサイトへの攻撃としては)まったく意味がないのだから尚更だ。多少の犠牲もやむを得ないということならもう知らないが。

私が今後どのような処遇を受けるか考えたくもないが、社会的な死に陥る可能性は五分五分だろうと思う。

「少しでも関わった時点で同罪」「被害者面すんな氏ね」「増田の住所を特定して晒し上げにしろ」とブクマ罵詈雑言を浴びる可能性を覚悟した上で、それでも今回は書くことにした。

なぜなら、私は手紙に対して直接返事を書くことが出来ないからだ。

せめて差出人がこのエントリを読んで、もしも人違いであると気付いたのならば、文字通り命乞いで情けないが思い留まってほしい。

断っておくが、お先が真っ暗だからと言って、私は低能先生のように自棄になって破滅的な行動を起こす気力がない。

それ以前に、今回のことがなくとも、もうボロボロに病んでいる。義憤に駆られたり誰かに恨みを持つのはそれだけで体力を使う。そういう持ち合わせはもうない。

から、ある日朝起きて、ネットの海に漂う自分の住所を目にした時には、全てを諦めようと思う。

それは明日かもしれないし、幸運にも一生やって来ないのかもしれない。

何事もなかったところで、怯えて日々を暮らすうち、悲観に飲まれて気の迷いを起こすのも人間だと知っている。

たとえ私がいなくなったところで、この国ではよくある、珍しくもなんともない瑣末事として処理されるだろう。

これが遺書にならず、怪文書ポエムの類いとして笑い話になれば幸いだが、念には念をというやつだ。最後はこの言葉で〆ようと思う。

グッド・バイ

2018-06-14

anond:20180614010939

判りにくいんですよ、あなた文章他人をきつく批判しているようにしか読めませんよ。

女性に限らず男性にもあるそうです。

未婚時はデスマーチで一緒に泊りがけで仕事してた同僚さんが、結婚したとたんもう帰りたい組になってしま

お互い頼りにしあって仕事していた方が、豹変してしまったので、仕事の負荷が半端ないという話を訊いたことあります

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