はてなキーワード: 2019年とは
TM NETWORK史上最も重要なGet Wild 10選
https://anond.hatelabo.jp/20241028143457
でブコメに
といういつものジャーゴンがついていたので、えっ、Get Wildごときで聞き分けが出来ないの?じゃあ、こっちだとどうなんだろ、とおもって書いてみたGetWild増田です。
Pizzicato Fiveは本格的にファンになったのは95年ごろだけど、それ以前も周りの友人にファンがいたり、学校帰りに当時のHMVに通っていた渋谷系世代なので基本的な流れはだいたい抑えられているはず。
こちらも選考基準は独断と偏見だが、TMと違ってPizzicatoは再結成をしていないので、歴史的には解散以降の方が長くなるので、Pizzicato Fiveとしての音源はフォローできるだけしておく。
Get Wildと違って1枚にまとまった作品集はないけど、検索すればそれなりに出てくると思うので、必要に応じて聞き比べを。
https://anond.hatelabo.jp/20241012181121
オリジナルバージョンはもともとフジテレビ系で始まった「ウゴウゴルーガ2号」のオープニングテーマとして作られた。曲名は矢野顕子からの引用。小西康陽曰く「放送が7時からだからこのタイトルを引用した」とのこと。オリジナルバージョンは実は小西ではなく福富幸宏の編曲によるハウスミュージック。とはいえ、この時期のPizzicatoの諸作はマニュピレーターとして小西氏をサポートしていた福富氏なので、他の曲とがらっとバージョンが違うわけでもない。イントロのピアノのグリッサンドのようなアルペジオや「A New Stereophonic Sound Spectacular」というサンプリングなど後々の小西氏のシグネチャーサウンドがちりばめられている。個人的にはこのバージョンのサビに使われるシンセの「テッテッテッテテーテ」という音が好きなのだが、意外と他のバージョンでは使われていない。
シングルのカップリングバージョン。音が当時のニューヨークハウスっぽい。もともとそれなりに長い原曲だがこれはさらに長く8分ほどある。1ループのフレーズを繰り返してボーカルだけ残すこのパターンはいかにも当時の向こうのR&B曲のハウスミックスって感じでかっこいい。フィンガースナップの音とか時代だなあと思う。途中からオルガンのアドリブが入って自我が芽生えたみたいな感じなのもよい。一番DJ向きなバージョンでDJミックスのCDなどにはこれが入ってることがわりとある。
「ウゴウゴルーガのピチカート・ファイヴ」が初出のリミックスバージョン。mfsbというリミックス名がわかる通り、原曲のニューヨークハウスをフィリーソウル風にアレンジ。一番生音っぽいバージョンなのとブラスやストリングスの入り方など非常に華やかなバージョンなのでこれが一番好きな人が多いと思う。「デデッデデッ」というストリングスのアタックが非常に気持ちよく、後々のカバーでも割と参照されている。原曲にもあったピアノのグリッサンド風のアルペジオや「A New Stereophonic~」のサンプリングなども効果的に使われていてこっちが原曲だと思ってる人も多そうなくらいによい。一番人気のあるベスト盤Pizzicato Five JPNにもこのバージョンが収録されている。
実はこの前後で、Pizzicato Fiveは長年共にした高浪が離脱し、小西と野宮の二人になる。それを反映したアルバムOverdozeは結構シリアスなトーンであり、そこに収録された東京は夜の七時もその不安感を反映した10分超えのニューバージョンとなった。福富がアレンジをしてるのは同じだが、なんかサウンドの取り方が日本の90年代ハウスっぽくなってる。いや日本の曲なんだが。そしてここまで書いてこなかったが東京は夜の七時は華やかな曲調のわりに歌詞はかなり冷たい都会の不安感を表したような曲なのだが、それがさらにクローズアップされたような歌詞に変更されている。正直、この曲名とメロディにこんな不安定な歌詞ありかよと思わせる。今だったら大森靖子が書きそうな歌詞。
2001年の解散時にでたベスト盤 Pizzicato Five R.I.Pに収録されたニューミックス。リミックスは小西が当時使ってたDJよしお名義でリミックスしている。変則的なブレイクビーツを使って不安感のあるシンセパッドを使ってたり、当時を思い返すと、小西さん完全に解散したくてたまらなかったんだろうなと思わされるリミックス。途中途中で時報の声が入ったり不穏すぎる。なんか全体的にせわしない。
ここからは解散後のカバーなど。小西氏がreadymade internationalの運営に本格化していく中で、新たなミューズとなったのが野本かりあ、というか外部目線的には、小西は本当は野宮を首にして第4代目ボーカリストとして野本を起用したかったんだけど、Pizzicatoのパブリックイメージが野宮になっていたのでレーベルなどから拒否されたんじゃないかと思えてならない。これも世相に合わせて歌詞を変えている。アレンジは前のバージョンからかなりアップテンポの4つうちになってる。このバージョンのマニュピレーターは吉田哲人。野本はもともとテクノ好きだったらしく、その意思を汲んだのかけっこうハードテクノっぽいリズム。ちなみに故KAGAMIのリミックスもある。この辺の東京テクノ人脈とreadymade周辺はもっと接近した方がよかったと後から思う。
ソロ活動が割と自身の渋谷系パブリックイメージの再生産状態になっていたようにはたから見えていた野宮が「東京は夜の七時の盆踊りバージョンを出す」というニュースを聞いたときの、往年のファンの複雑な心境を想像してほしい。というかその企画、小西はよく許可したなと思った人が大多数だろう。俺も思った。もともと、ケイタマルヤマの「おしゃれ盆踊り」という企画のために作られて、そこで披露されたらしい。いちおう振り付けもある。狂気か。Get Wildですら盆踊りはないぞ。まあそういったこともあるので、僕は全く聞く気が起きてなかったのだが、今回の記事のためにはじめて聞いてみるとこれはこれでよいのではという複雑な心境になる。というかアレンジが良く出来すぎている。なんだこれ、モダン盆踊りの傑作かもしれない。しつこく入る「いよーっ」という掛け声が今の時代だとすゑひろがりずを想像させすぎて勘弁してほしいが。
2016年のリオパラリンピックの閉会式で披露され、ぼんやり見ていた渋谷系好き中高年の度肝を抜いたカバーバージョン。椎名林檎が歌詞を大きく書き換え、編曲も行い歌は浮雲こと長岡亮介。歌詞の変更は小西と何度もやり取りしたと言われてる(含みを持たせる言い方)。東京のプレゼンテーション的な曲調になっていてかなり感動をさそう内容のプレゼンテーションだった。五輪関係は権利が色々がんじがらめらしく正式な音源リリースはない。東京は夜の七時という曲をJ-POP史上にリプレゼンテーションする作品となったという点で、この曲のファン的には感謝したい。
小西が2018年に久々に野宮とコラボした少林兄弟バージョンを入れようかと思ったが、個人的な好みでこちらを。韓国人のシティポッププロデューサーNight Tempoを起用したバージョン。Pizzicato Fiveのオリジナルバージョンをしっかりと参照したバージョンで正直複雑な心境になるくらいによい。ほとんどのカバーやリミックスがmfsbを参照していると思われるのに対し、原曲を参照しているというのが興味深い。Night Tempoは言動やシティポップをめぐるあれこれもあって、あまりよく思わない人が一定数いる(かつ、おそらく旧来のPizzicato ファンにはそういう人が多そうだが、この90年代ハウスな音は原曲への深い理解があると脱帽せざるを得ない。全東京は夜の七時の中ではトップ3に入るくらい好き。
順序は前後するがなんとなくこれが最後がおさまりが良さそうなので。「井上順のプレイボーイ講座12章」に収録されたジャズインストゥルメンタルバージョン。もともと「「円楽のプレイボーイ講座12章 / 前田憲男とプレイボーイズ」」というアルバムがあり、それの現代版として作られたアルバムで井上順のナレーションが乗ってる。(いちおうナレーション無し版もある)軽音楽的なジャズインストでクリーンなトーンのギターの音が良い。そして気づいた人も少ないかもしれないが東京オリンピックの閉会式で使われている。つまり浮雲版と対になってる作品である。
ということで、また書いてみました。
ほんとはあと数曲(特にカバー曲でヴァニビとかを)入れたかったのですが、泣く泣く断念。
個人的には東京は夜の七時はPizzicato Fiveの曲では好きな曲としては6位くらいなので、そこまで思い入れはないです。
認知件数 | 検挙件数 | 検挙人員 | うち)少年 | |
---|---|---|---|---|
2014年 | 6,453 | 5,101 | 4,580 | 703 |
2015年 | 5,618 | 4,777 | 4,409 | 586 |
2016年 | 5,130 | 4,435 | 4,252 | 538 |
2017年 | 4,840 | 4,193 | 4,067 | 438 |
2018年 | 4,900 | 4,337 | 4,193 | 463 |
2019年 | 4,706 | 4,240 | 4,225 | 457 |
2020年 | 4,444 | 4,268 | 4,291 | 522 |
2021年 | 4,149 | 4,007 | 4,093 | 410 |
2022年 | 4,437 | 3,922 | 3,978 | 495 |
2023年 | 5,750 | 4,832 | 4,860 | 606 |
2024年(1~9月) | 5,175 | 4,344 | 4,272 | 531 |
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/sousa/statistics.html
私には五つ上の兄がいる
私は彼氏と結婚を見据えて同棲することになり、近く実家を出ることになった
そこで実家は兄と母の二人暮らしとなるわけだが、この兄が今後どうなるのか?母と二人でどんな生活となるのか大変心配だ
ただ、なんていうか、ナチュラルに優しくない
自然と不親切
やりたくないことは絶対になにがあってもやりたくない
そんな感じだ
ある日、夕飯を作ったあと、ふと兄に言ってみた
「たまには兄さんも料理してみたら?」
「嫌だよ。今更めんどくさい。興味もないし」と、兄は無関心に答える
その瞬間、私は兄が常に母や私にその「めんどくさいこと」を押し付けていることをどう思っているのか、疑問に思った
また別の日、母が怪我をして、私が車で病院に連れて行ったときのこと
「お母さんを連れて行けて良かった。前に免許を取りたくないって言って教習所をキャンセルしてたけど、まだ30代のうちに免許取ってみたら?」と提案した
すると兄は「え、いいよ。運転興味ないし。もし事故ったら嫌だし。妹が免許取ってくれてて助かった。ありがとう」とあっさり返した
「でも私がいなかったらどうするの?」と問うと、兄は「タクシーか救急車でいいでしょ」と言った
その時、私は母は気を使うタイプだから、タクシーや救急車を使うことを躊躇うだろうと思ったが、兄はそんなことを考えもしない様子だった
2019年末頃だ
社会人になって数年たち、金銭的にも余裕が出てきたし学生時代は実家に暮らしていた友人も一人暮らしを始める人が増えてきていたのだろう
ただ、コロナの流行によりきっかけを逃し、以後兄が再度一人暮らしを計画している素振りは全くない
一人暮らしをしていたら、もう少し母や日常の家事への想像力ができていたのだろうか?
基本的にスーパーに車で行く我が家では母か私が食料品の買い出しをしている
私が実家を出るので、今後は母だけが買い物をすることになるのだろう
そうした変化に対して兄が特に何も感じていない様子に、内心呆れもする
神奈川の田舎で、車があったほうが便利だがなくても電車も発達している地域に住んでいることも、自分のことしか考えない兄にとっては免許を取る理由が微塵もないように感じられるのかもしれない
兄の社会性がなくなっていったこととコロナはやはり無関係ではない気がする
前までは嫌そうながらも上司や会社の人と飲み会をして、帰ってきてからそのときの話題などを世間話として食卓で披露することはあった
コロナで在宅勤務が定着し、通勤や社交というものがなくなったことで兄の外出は本当に減った
コロナが開けて会社の飲み会は再開したようだが、今やみんなが出るようなものじゃなくなり、兄は全く参加しなくなった
元々友達が多いタイプでもなかったため、休日は部屋こもって基本ゲームをするかVtuberの配信を見るかしている
平日も夕飯を食べるときだけ顔を出して、以後は自室に戻る
私が出て行ったあとに兄と母は食卓を共にするだろうか?
ゲームやネットで配信を見ることを優先して、食事のタイミングまでズラしたりしないだろうか?
兄は今後どんな中年になっていくのだろうか
実家には年に1度か2度顔を出す程度だろう
いろいろ忙しくて乗り遅れたのですが余裕ができたので書いてみる。
発明初期のライセンスの諸々は省略で、あくまでプロダクトとしての10選とします。
元ネタはこの辺。
https://anond.hatelabo.jp/20241012181121
現在のテトリスの基礎となる設置移動と緩急をつけて上昇する難易度が絶妙であり、
初心者からスコアのカウンターストップを目指す上級者まで楽しめる形となっている。
アーケードゲームの流行と併せ、当時の日本のテトリスブームはここから始まることとなった。
当時のゲームボーイにおける通信対戦機能を広めることになったエポックメイキングな作品。
横井軍平氏がプロデューサーを務め、通信対戦モードの導入はもちろんのこと、
当時のコンシューマのテトリス作品の中では非常に快適な操作性であったこともあり大ヒットを記録した。
「ハート」レベルは令和の現代でも通用する高難易度。現在はSwitchでの移植により遊ぶことができる。
海外版のファミコンであるNES(Nintendo Entertainment System)のテトリス。
ファミコン版はBPSから出ているが、こちらは任天堂から発売しており、ファミコン版とは操作性を含め全く別物となっている。
ゲームボーイ版に近い快適な操作性であり、またレベルアップについてもゲームボーイテトリスと同様に難易度上昇は非常に高速。
スコアのカウンターストップについては超高難易度であり、MAXOUTと呼ばれ多くのプレーヤーの最終目標となっていた。
10年ほど前からこのゲームの世界大会が開催されており、テトリスの権利元の協力もあり毎年の大きなイベントとなっている。
通常では人力では操作できないスピードに到達するためプレイに限界があるのだが、近年操作方法を工夫することにより超高速状態でもプレイをする方法が発明され、現在も世界大会のレベルが年々上昇している。
2024年1月に通常プレイを約1時間続けることによりクラッシュすることに成功したことが世界的なニュースになる等、テトリス史の中で最も重要なテトリスの一つであることは間違いないだろう。
キーホルダーサイズの小型の液晶のおもちゃ。テトリスを中心としたブロックゲームで遊ぶことができる。
入手性の高さ、そして小型のガジェットの手軽さから学生を中心に一大ブームとなった。
訴訟問題となった「テトリン55」を始めとしてほとんどが非ライセンス品であった。
その後ライセンス品としてはテトリスJr.という名前で発売された。
この時のキーホルダー型ゲームのブームはその後1997年のたまごっちに受け継がれていった。
競技向けに最適化された高難易度テトリスで、近代では一般的となった「出現後即接着(20G)」のシステムを初めて本格的に組み込んだ作品である。
続編である「Tetris: The Absolute – The Grand Master 2(とアップデート版のPLUS)」、「Tetris: The Grand Master 3 – Terror Instinct」とともに
長い時を経てようやく初代TGMとTAPの移植が行われ、今はSwitchで遊ぶことができる。
最新作である4については何度か発表と中止を繰り返しているが、2024年にテトリスのライセンスの取得をしたことをアリカが発表しており期待が高まっている。
携帯電話のアプリとして公開されたテトリス。アプリは買い切りが基本のため、十数種類の異なるバージョンが存在していた。
当時は物理キーの十字キーの中心に決定ボタンがある携帯電話がほとんどであり、その操作方法に最適化されたテトリスとなっている。
シリーズを通しておそらく遊んだことのある延べ人数としては日本最大なのではないかと考えている。
そのうちの一つであるTETRIS DIAMONDはSwitchに移植されたため遊ぶことが可能。
ワールドルールというテトリスの新仕様(ここにはT-Spinも含まれる)を盛り込んだ作品の中で一番普及に貢献したソフトであると思われる。
各種任天堂ゲームやキャラクターを活かしたステージやモードであることに加え、
システム上も新しい概念であるワールドルールをうまく昇華させたゲームバランスは見事というほかない。
そして世界中の人々と対戦が出来るネット対戦や、相手がソフト未所持でも最大10人まで対戦できるワイヤレス機能など、
3800円とは思えないボリュームがすばらしかった。宇多田ヒカル氏がエンドレスをカンストまで遊んだという逸話も。
特にネット対戦においては、近年の対戦テトリスにおける戦法はこのゲームで開発されてきたものであり、
テトリスの対戦を普及させた作品としては歴史上もっとも重要な作品であると考えている。
セガがテトリスのライセンスを取得し、ぷよぷよとの2in1として発表された作品。
ぷよぷよとテトリスの異種間対戦が売りであったが、対戦のバランスは初級者戦~中上級者戦に至るまで基本的にテトリス有利なバランスとなっていた。
理由としては、セガはコンパイル開発時代を含めぷよぷよ通ルールとしては長年の研究を経て高度化された対戦が繰り広げられていた一方、
相対してテトリスの対戦に関する知見に乏しかったのではないかと推測される。
次回作のぷよぷよテトリス2も含め、長期間にわたり日本のコンシューマのテトリスのデファクトスタンダードとして運用されてきたソフトであるため、
ゲームクリエイターとして有名な水口哲也氏がプロデューサーを務めた新時代のテトリス。
音楽と映像とゲームの融合が特徴の水口氏の作品の例に漏れず、このテトリスもステージ毎のビジュアルとサウンドの没入感が素晴らしく、各所から高い評価を受けている。特にVR機器との親和性が高く、VRでのプレイを推す人も数多い。
没入感を重視するためゲームとしては難易度を低く設定されており、文字通り誰でも遊ぶことが可能な作りになっているが、
それ以外の需要に応えていないわけではなく、各種対戦や高難易度モードも用意されている。
特に高難易度モードについては近代のテトリスの中で1、2を争うほどの難しさであり、完全クリア者は数えるほどしか存在しない。
続編であるテトリスエフェクトコネクテッドでは、先に述べたNESテトリスを再現したモードが追加しており、日本のテトリスプレーヤーにとって最も容易なNESテトリスの練習方法であった。
(なお、今年末に日本のSwitchオンラインでもNESテトリスが遊べるようになる模様)
テトリスにバトロワ系の要素を盛り込んだ作品。単純に既存の対戦テトリスのシステムを99人戦に拡張したのではなく、
独自のシステムを数多く盛り込む事で実力差がある人同士での対戦でも簡単にはやられないようになっている。
これによりバトロワ系のゲームを知らない初心者でも十分楽しめる作品となっている。
任天堂のサブスクシステムを登録している人にとっては実質無料で遊べることが大きく、テトリス単体でのソロプレイ機能も含めて非常に大きな人気を博した。
既にリリースから5年が経過しているが、現在もなお遊ばれている作品であり、2024年におけるテトリスの代表的な作品であることは間違いないであろう。
古いファイルを整理していたら2019年3月8日にアイドルの解散ライブ帰りに書きなぐった文章が出てきた。
今日は記念日でもなんでもないけれど供養のつもりでここに投稿します。記事タイトルはファイル名です。
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ライブ行ったら良かった
グッズ買えば良かった
ライブ行けば良かった
斜に構えていなければ良かった
ラジオも聞いておけば良かった
動画見ておけば良かった
それで好きの気持ちから別のグループが好きになったとしても、そういう好きを好きと見つめて探して見つけられるようにしておけば良かった
想いを受け止めてもらいたい
想いを伝えたい
こういう、あなたたちにこういう感情を持った人間が一人いるんだよ、いたんだよ、っていうことを伝えたい
すごくエゴだ
好きって思ったところを伝えたられるようになりたい
なんで好きなのか、共感も理解もされなかたっとしても、好きって気持ちと、素敵って気持ちを伝えたい
一瞬で消えていいから、ちょっとだけでもきらきらしたものを彼女たちに見つけてもらいたい
きらきらしてもらいたい
見ておけば良かった
よぴたんが可愛い
この表を見ると、出生数、合計特殊出生率ともに目に見えて減っているのは1966年の丙午なので、迷信が当時の人々の選択与えた影響が大きい事が分かる。
出生数、合計特殊出生率の推移
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-01-07.html
あと、全体的な出生率は割と急に減っているのが1950年代全体と、
のが1970年代前半の終わり頃(第二次ベビーブームの終わり)なんだけど、
わざわざ1989年で1.57ショックとか書かれているのに違和感ある。
1989年頃ってそれ以前から続く微減の途中経過にすぎず、そこだけ特筆するようなものではないのでは。
1960年代には微増しているから、単純に女性の進学率や社会進出で下がった!ってものでもないように思うね。
2000年代半ばからも微増しているけれど、多分バブル世代の駆け込み出産じゃないか?2010年に40歳の女性は1970年のバブル世代生まれなので。
それと、2019年でデータが途切れているからよく分からんけれど、2019年でもガクッと落ちてるように見える。2019年に40歳の女性は1979年生まれの氷河期世代だから、氷河期の効果が出始めるのがこの辺って事なのでは?
とは言うけど、自分も数年前までは選挙があっても面倒臭くて投票行かなかったりしてた。
なんで折角の日曜日に選挙とかやんねん、俺が行かなくても何も変わらんだろと思ってた。政治のことよく分からんし。
それが変わったのが2019年の参院選。いい年したオッサンが政見放送でカーセックスカーセックス連呼しまくるという頭イカれてんのか?としか思えない党の存在を知った。
頭イカれてんのかと思ったけど、よく考えたら自民も公明も立民も維新も共産も他有象無象も全部同じレベルで頭イカれてる上に面白くもないな、と思い至り
全員イカれてんならおもろい方に投票した方がまだマシだとカーセックスおじさんに投票した。そしたら当選しよった。
正直当時も今もNHKには微塵も興味無いしどうなろうが知ったこっちゃないが、どうせ受からんだろうと思ってたトンチキおじさんが当選したのは良い意味で自分の成功体験になった。
選挙行っても行かなくても意味ないなんてことないじゃん、俺が投票したらカーセックスおじさんが当選したぞ。草生える。
嘘つけと言われるかもしれんが、それから自分でも興味が出て立花議員関連を中心に政治のニュースも見るようになったし、地方選挙でも真面目に投票へ行くようになった。
N国が出てるなら優先してそこに、出てないなら候補者を調べて一番イカれてるやつを選んで投票してる。
候補者の主張を調べるのって案外面白いぞ。自民とか立民とか同じ政党なのにあいつとこいつ全然言ってること違うじゃねーかとか、反ワクなら参政党に行きゃ良いのにとか色々考えるようになった。
立花孝志は残念ながら速攻で議員辞職したが、その後でもちょくちょくニュースになるからおもろい、アラサー女党首との謎喧嘩も笑いながらニュース見てたし、こないだの都知事選も面白かった。都知事選はあの人が出した候補者の中からどれにしようかなで決めて投票した。
結局何が言いたいかというと立花じゃなくても誰でも良いから推しの政治家を見つけると政治に興味持てるかもね、まあでも推しとかいなくても選挙は行った方が良いよ。
選挙のたびに白票の話題が盛り上がる。前から気になっていたので調べた。白票を投票しても、「チンポ」といたずら書きをして投票しても、いずれも分類としては無効票になる。
こういう無効票というのは選挙直後の発表だと一括りにされているように思う。無効票を分類したとて選挙結果に影響が出ることはないからだろう。
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/open-data/
調べてみたところ、無効票にも分類があるらしい。
ほかの選挙は調べられなかったが、衆議院選挙に関しては、総務省が「衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査 結果調」という書類を選挙のたびに公表しているらしい。
その中に「無効投票の事由に関する調」という部分があり、どの分類の無効票がどれくらいあったのか、都道府県別に数値が公表されている。
以下のPDFの212ページを見てほしい。これは第49回衆議院議員総選挙(2021年)のものだ。
https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/r06tochiji_kaihyo_uchiwake.pdf
「白票が何票あるか分からない」というのは嘘と言って良いが、この2021年の選挙に関する結果調が発表されたのは2024年2月である。
過去の選挙でもそうだった。 2017年の選挙でも詳細が出たのは2019年である。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000612972.pdf
つまり、 少なくとも衆院選において、厳密に白票とその他無効票の区別がつくのは2年以上後ということになるように思われる。
ただし、2017年・2021年ともに無効票の約半数~6割程度が白紙投票であるから、厳密ではないが無効票から白票の数を推測することは可能かもしれない。
ハイキューが最終回を迎えた際、Twitterで感想を漁っていたら、「なんでバレーしてるだけなのにこんなに泣けるんだろう」というファンの投稿が目に入った。自分はハイキューで泣けるほどの感受性はとうに持ち合わせてなかったが、そこから数えて24年前にほとんど同じ気持ちを味わっていた。
井上雄彦の作品に通底するのは徹底したリアリズムである。彼が本作で行ったのは、本気でバスケットボールに挑む人間の思考と感情をつまびらかにするだけで面白くなるということの証明と、人気が出なかった時のため不良路線でも行けるような作風を選んだことだけである(当時バスケットボールがマイナースポーツであったことに留意したい)。この結果、フンフンディフェンスを除くあらゆる要素が後世のスポーツマンガにリアリティの基準点をもたらすこととなった。
桜木花道がバスケットマンに変貌するたった4ヶ月の物語は、命のやりとりや世界が終わることよりも一本のシュートの成否の方が遥かに切実で重要な問題になりうることを、今なお我々に伝えている。
講談社は1970年代末期には後発のジャンプにマンガ業界の盟主の地位を明け渡しているわけだが、それを奪い返す最大のチャンスが90年代後半に訪れた。DB幽白スラダンといった作品が終了した暗黒期のジャンプを、金田一はじめの一歩GTOを擁するマガジンは苛烈に追い上げ、ついには発行部数で逆転したのである。
その中で強引に看板作品に祭り上げられ、ジャンプの屋台骨を支えることになったのが本作だ。後に和月伸宏は「次につなげたい」という気持ちで描いていたと語っている。明治という激動の時代の中で不殺の剣士・剣心が刀を交える相手は、旧時代に未練を持つ者や、新しい時代の荒波に飲み込まれた者たちであった。黄金期と暗黒期の狭間で奮闘した本作のありようは、皮肉にもそこに重なって映る。
ワンピナルトが出てくるまでを空白期間にせず、少年マンガ誌の代表というジャンプのアイデンティティを守りぬいたのは同時代の誰も比肩できない功績だ(幕張や封神演義やBOYSにこの役割を代替できたか考えてみてほしい)。現代のジャンプ読者はもっと、もっと本作に感謝すべきだと、佐藤健の超人的なワイヤーアクションを眺めながら思うのである。
連載終盤、もはや燃え尽きる寸前だったといううすた京介は後年、「マサルさんはシュールではなく、ベタをシュールに見せていただけ」と語っている。自分を含め、多くの読者は同意しかねるだろう。彼が未来永劫に参照点となりうる新たなベタを作り上げたことに疑いの余地はないからだ。
本作はギャグマンガでやってもいいことの範囲を大幅に拡大した。キャラクターの行動原理なんてなくていい。話の展開は唐突でいい。絵柄は毎ページ変わっていいし上手くなくていい。読者が知らなさそうなパロディだって入れてよいのである。現代の観点では至極当然と思える要素を2年弱、全7巻に惜しげもなく詰め込んだ。
彼の次回作(ピューと吹く!ジャガー)ですらも、ついにその革新性を更新することはなかった。90年代にうすたに憧れ新人賞に応募した有象無象のワナビー達も誰一人として出来なかったことを考えれば少しは気が休まるだろうけども。
闇の人格を持つ主人公によるダークヒーローものというコンセプトで始まった本作は、ほどなくしてマジック&ウィザーズという架空のTCGを中心にした物語に変化した。この変化が、数十枚の紙束を並べる行為を、玩具・ゲーム業界において最も存在感のあるエキサイティングな遊びに位置付けることになる。
コナミでは社内の遊戯王関連の部署をしばしば「造幣局」と呼ぶそうだが、紙を刷って売上1兆円に到達するコンテンツなど他に存在しないことの証左である。こうした状況に、高橋和希の優れたキャラクターデザイン、ストーリー構成が大きく貢献したのは言うまでもない。ゲームが友情を育むツールになりうると示し、メディアミックスの力を世に知らしめた功績は間違いなく彼のものだ。
世界で最も多く発行された単一作者によるマンガ作品について何か語るべきことがあるだろうか?まだ言及すべき余白が。本作のように自然にカテゴライズを避ける作品というのは極めて少ない。友情、夢、自由、強さという最もありふれたテーマに挑み、ついにそのすべてを超然と飲み込み描き切ろうとする本作を何らかの箱に入れて理解するのは難しい試みに思える。
毎週月曜日にワンピを読んで喧々諤々と考察できる世界に我々は慣れ切ってしまった。30年間マンガ業界の頂点に君臨する男がいるという現実に。一定の年代以上の人間にとって、本作の終わりがジャンプという雑誌の終焉に見える人がいても無理のないことだ(今ワンピの次に長寿連載しているのはハンタを除けば2019年連載開始の夜桜さんである!)。ルフィと尾田栄一郎という二人の男の、幼少期から練り上げた夢の果てを世界中が見届けようとしているのだ。我々がこうした光景にふたたび立ち会えるかは疑わしい。
幽白は極めて質の高い作品でありながら、冨樫義博が抱える巨大なアイデアの数々を収めきれた作品ではなかった。それでも仙水編と、その後に異例の月一で掲載されたレベルEで前人未踏の領域に踏み込んだ彼は、自身4作品目の連載においても既視感のある展開とご都合主義を執拗なまでに避け続けた。彼の描くキャラクター達は自身が取れる最善の選択を積み上げた末に、我々が期待する最善以上のドラマを生み出す。幾度もの休載を挟みながら。
「今週の『HUNTER×HUNTER』は休載いたします」の表記(今はこれすらなくなったが)を昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらぬ平常心で見られるようになってもなお、自分に限ってはこんな感じであった───「HUNTER×HUNTERの最終回を読める可能性があるというだけで、どんなクソみたいな人生でも生きる理由が生じる」
いまや冨樫は少しずつ体調を取り戻し、我々は一時期とは比べ物にならないほどコンスタントに彼の創り出す世界に触れることができる。何百何千もの作品がジャンプにおいて連載され、本作に近い作品、それ以上のものを期待し続けてきたが、その度に彼の偉大さを突き付けられるだけなのだろう。
前例のないテニスマンガでの成功、女性読者の流入、クールで生意気で強い主人公像、菊丸が分身して以降のテニヌ...といった誌面上で読み取れる新規性だけでは、本作のもたらした文化のごくごく一部しか語りえない。
1000曲近いキャラソン、出役としての役割を求められる声優たち、2.5次元文化の源流かつ若手俳優の登竜門としてのテニミュ...現代における狭義のオタク文化の根を辿れば、必ずテニプリが残した功績にぶち当たる。「推し」という文化が、人間を描くあらゆるコンテンツに侵食して久しいが、許斐剛が生み出した世界は、ジャンプで築き上げられたあらゆるファンダムの中でもっとも複雑で永続的な強度を保ち続ける、史上最も「推す」に値する文化であり続けている。
すみませんほんとに書くことが思い浮かびませんでしたでも世界的にマンガ文化を広めた功績は鳥山に並ぶと思ってますマジで
あまりに多くの言及がこの作品になされ、そのどれもが口をそろえて言う。「描き分けが上手い...絵の引き算が上手い...ルビ振りのセンス...久保帯人は中二病...ストーリーが薄い...」これらすべてはもちろん真実だ。
連載中、ワンピナルトブリーチの三枚看板の最後尾というポジションが崩れることは一度もなかった。果たしてこの評価が妥当だったのかは分からないが、少なくとも我々ネット民は久保帯人のセンスをバカにし過ぎたことに対し大いに反省すべきところがあるのではないだろうか。海賊、忍者のような明確なモデルがいないのに、久保帯人はどうしてあれほどまでに洒落たキャラクターとセリフ回しを無尽蔵に生み出せたのか、系統立てて説明できる理屈は未だ見つからない。もしその答えが彼の脳内にしかないとするならば、我々は本作を源流に大いなる歴史が作られていく可能性を認めなくてはならないだろう。
デスノートという作品は複数の点で極めて例外的な成功を収めた。肉体的攻撃を伴わない心理戦、一切の引き伸ばしをしない、公権力、宗教的崇拝、欠点の無い主人公、ゴシック的キャラ造形、ダークヒーロー、死亡エンド...
本作に散りばめられたこれらの要素は、すべて従来のジャンプ漫画では邪道、あるいは不要とみなされてきた要素であった。このような野心的な作品がメディアミックスにおいても成功を収め、国民の誰もが知る作品となったのは驚異的だ。この作品が出たことは心理戦を描こうとする後世のマンガ家にとっては悲劇かもしれない。夜神月ほど賢く、悪どく、魅力的なキャラクターを矛盾なく作れる人間は大場つぐみくらいしかいないのだから。
2010年代にジャンプを購読していた人間はみな共通してうすぼんやりとした不安を抱えていた。「ワンピの連載終わったらジャンプってオワコンじゃね?」
ジャンプの終わりという、週刊少年マンガ誌という形態の終わりと同義に思える未来を避けるべく、集英社は読者以上に血眼になって後継者を探し求めた。しかし我々の期待も空しく、トリコ暗殺教室ヒロアカソーマブラクロ約ネバドクスト呪術といった平成末期の傑作たちすらも、尾田栄一郎が築き上げた領域には辿り着けなかったように見えた───ただ一つの例外を除いては。
「家族、友人への愛」「困難を乗り越える強さ」という普遍的なテーマにフォーカスした吾峠呼世晴の連載デビュー作は、あらゆる世代へ届く成功を収めた。特に、劇場版『無限列車編』は社会現象化し、国内の興行収入1位を達成するなど、経済的にも文化的にも大きなインパクトを残すことになった。
出版業界の衰退、コロナ禍、趣味の多様化といった逆境の中で、マンガが世界的なムーブメントを引き起こすことがまだ可能であると証明した本作は、令和を生きる日本人の心象風景に残る新たな「国民的マンガ」として、時代に選ばれたのだ。
ひとりのスターの存在がプラットフォームの価値を定義することは古今ジャンルを問わずあることだ。ダウンタウンの登場がお笑い養成所という存在をメジャーにしたように、米津玄師の登場がニコ動の文化をオーバーグラウンドなものにしたように。
2014年に創立したジャンプ+というプラットフォームの目的である「紙とデジタルの垣根をなくし才能を育てること」が名実ともに達成されたのはいつだったのか?それは初めて本誌とジャンプ+両方でスターとなった人間の登場によって定義付けられる。
かつて秋田の片田舎から新都社に「長門は俺だ」という名前で投稿していた少年は、その衝撃的なストーリー展開で我々を魅了する存在となった。ファイアパンチ以降、ジャンブ+はあらゆるWebコミックサイト、いや雑誌を含め、もっとも野心的な作品を読める場所のひとつとして認知されるようになった。
藤本タツキの本誌への到着は新たな才能の鉱脈をインターネットに求める時代の始まりを告げ、媒体の違いというものがマンガの面白さになんら本質的な影響を及ぼすことはないという事実を我々に突き付けたのだった。
総選挙の度に「ネット投票出来ないなんて遅れてる」という言説がたくさん出てくるから、ネット投票先進国であるエストニアでの現実を書いておくよ
昨年のエストニアでの総選挙のデータを置いておく。それによると、ネット投票したのは31万人あまりで、投票者数の約半分。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/03/8ee5825e87733d30.html
日本で同じように当てはめたら3000万人くらいになるが、キャパオーバーでシステムが破綻して総選挙やり直しになる未来しか見えない。
半分が紙投票で、人数は30万人いたとのこと。
当たり前である。紙の投票は残るので、紙投票のコストに、ネット投票システムの構築、維持管理、監視コストが単純に上乗せになる。
エストニアではネット投票導入前後で投票率に優位な差は出ていない。昨年の総選挙ではネット投票数は過去最高となったが、投票率は前回2019年と同じ63.7%。日本の今の紙投票とだいたい近しいし、エストニアでは紙投票していた人の一部がネット投票に移行したに過ぎない。
氷河期世代の悲惨さを描いた日本のテレビドラマはいくつかあります。以下の作品が、その時代や世代の苦しみをテーマにしています。
このドラマは、銀行業界を舞台にした作品で、企業社会の厳しい現実や、理不尽な上下関係、パワーハラスメントを描いています。氷河期世代が就職した後の苦労や、理不尽な状況に立ち向かう姿を反映しています。半沢直樹自身は氷河期世代とは異なりますが、ドラマの中で描かれる企業文化や競争の厳しさは、氷河期世代の経験と重なる部分があります。
「ハケンの品格」は、派遣社員として働く主人公の奮闘を描いており、就職氷河期を経験した世代の多くが派遣社員として働かざるを得なかった現実を反映しています。主人公のスキルの高さと、それにも関わらず不安定な雇用環境に置かれる状況が、氷河期世代の置かれた立場を象徴しています。
このドラマは、企業に入社した同期たちが、時代の変化とともに変わりゆく社会や仕事に直面し、それぞれのキャリアを模索する姿を描いています。氷河期世代の人々が直面した厳しい就職状況や、働く中での悩みが物語に反映されており、共感を呼んでいます。
氷河期世代の女性検事を描いたドラマで、仕事における性差別や困難なキャリアパスをテーマにしています。社会的に不利な立場に立たされながらも、自分の信念を貫く姿が印象的で、特に女性にとっての氷河期世代の厳しさが描かれています。
5. 「パーフェクトワールド」(2019年)
このドラマでは、障害を持つ主人公とその周囲の人々が、就職やキャリア形成に苦労する様子が描かれています。直接的に氷河期世代をテーマにしているわけではありませんが、厳しい就職環境や社会的なハードルがストーリーの中で反映されています。
これらのドラマは、氷河期世代の苦しみや困難を理解するうえで、象徴的なシーンや状況を描いています。氷河期世代に共通するキャリアの不安定さや社会的な孤立感などがテーマとして取り上げられているので、共感しやすい内容になっています。
前 https://anond.hatelabo.jp/20241014004111
各区分の死亡した人の平均年齢
※これで論じるのは良くないと思うが、2019年と2022年で大きな差はないことを確認するため
性別 | 未婚 | 離別 | 有配偶 | 死別 | 既婚 |
男性 | 65.3 | 72.5 | 80.5 | 87.6 | 81.2 |
女性 | 75.9 | 79.6 | 77.1 | 90.2 | 86.3 |
性別 | 未婚 | 離別 | 有配偶 | 死別 | 既婚 |
男性 | 63.5 | 71 | 79.5 | 86.8 | 80.3 |
女性 | 75.7 | 78.4 | 76 | 89.6 | 85.5 |
年齢 | 区分平均年齢 | 男性総数 | 男性未婚者数 | 既婚者数 | 既婚率 | 死者総数 | 有配偶死者数 | 離別死者数 | 死別死者数 | 既婚死者数 | 未婚者死者数 |
15~19歳 | 17 | 2781606 | 2757418 | 24188 | 0.9 | 771 | 0 | 0 | 0 | 0 | 771 |
20~24歳 | 22 | 2948345 | 2602395 | 345950 | 11.7 | 1430 | 49 | 20 | 0 | 69 | 1359 |
25~29歳 | 27 | 3040167 | 1979623 | 1060544 | 34.9 | 1372 | 149 | 45 | 1 | 195 | 1173 |
30~34歳 | 32 | 3269747 | 1419307 | 1850440 | 56.6 | 1961 | 371 | 172 | 9 | 552 | 1402 |
35~39歳 | 37 | 3670006 | 1179356 | 2490650 | 67.9 | 2851 | 804 | 349 | 13 | 1166 | 1680 |
40~44歳 | 42 | 4158496 | 1132809 | 3025687 | 72.8 | 4889 | 1534 | 787 | 24 | 2345 | 2522 |
45~49歳 | 47 | 4822475 | 1224888 | 3597587 | 74.6 | 8802 | 2926 | 1655 | 69 | 4650 | 4129 |
50~54歳 | 52 | 4236233 | 955290 | 3280943 | 77.4 | 12646 | 4609 | 2564 | 149 | 7322 | 5293 |
55~59歳 | 57 | 3823872 | 697639 | 3126233 | 81.8 | 18274 | 7646 | 3877 | 304 | 11827 | 6394 |
60~64歳 | 62 | 3543716 | 505636 | 3038080 | 85.7 | 29211 | 14147 | 5599 | 801 | 20547 | 8594 |
65~69歳 | 67 | 3840239 | 428505 | 3411734 | 88.8 | 55240 | 30348 | 9327 | 2554 | 42229 | 12929 |
70~74歳 | 72 | 4156270 | 297154 | 3859116 | 92.9 | 80580 | 50823 | 11936 | 5770 | 68529 | 11937 |
75~79歳 | 77 | 2996621 | 105732 | 2890889 | 96.5 | 105133 | 73290 | 11032 | 12148 | 96470 | 8577 |
80~84歳 | 82 | 2080505 | 39046 | 2041459 | 98.1 | 128508 | 92347 | 7978 | 22955 | 123280 | 5152 |
85~89歳 | 87 | 1173754 | 14093 | 1159661 | 98.8 | 135395 | 90526 | 4351 | 37667 | 132544 | 2803 |
90~94歳 | 92 | 401292 | 3065 | 398227 | 99.2 | 88425 | 48012 | 1656 | 37756 | 87424 | 973 |
95~99歳 | 97 | 65444 | 390 | 65054 | 99.4 | 25833 | 9597 | 310 | 15713 | 25620 | 203 |
100歳以上 | 102 | 5862 | 80 | 5782 | 98.6 | 4067 | 808 | 30 | 3195 | 4033 | 34 |
合計 | ー | 51014650 | 15342426 | 35672224 | 69.92545083 | 705388 | 427986 | 61688 | 139128 | 628802 | 75925 |
年齢 | 区分平均年齢 | 女性総数 | 女性未婚者数 | 既婚者数 | 既婚率 | 死者総数 | 有配偶死者数 | 離別死者数 | 死別死者数 | 既婚死者数 | 未婚者死者数 |
15~19歳 | 17 | 2686488 | 2663351 | 23137 | 0.9 | 406 | 0 | 1 | 0 | 1 | 405 |
20~24歳 | 22 | 2884412 | 2509333 | 375079 | 13 | 612 | 31 | 15 | 1 | 47 | 565 |
25~29歳 | 27 | 2949069 | 1712877 | 1236192 | 41.9 | 683 | 121 | 49 | 3 | 173 | 509 |
30~34歳 | 32 | 3179760 | 1063542 | 2116218 | 66.6 | 1017 | 289 | 119 | 4 | 412 | 602 |
35~39歳 | 37 | 3605421 | 815061 | 2790360 | 77.4 | 1626 | 703 | 238 | 9 | 950 | 674 |
40~44歳 | 42 | 4089364 | 759408 | 3329956 | 81.4 | 2924 | 1374 | 481 | 33 | 1888 | 1033 |
45~49歳 | 47 | 4768900 | 799360 | 3969540 | 83.2 | 5222 | 2615 | 941 | 95 | 3651 | 1567 |
50~54歳 | 52 | 4242467 | 611411 | 3631056 | 85.6 | 6899 | 3697 | 1310 | 184 | 5191 | 1693 |
55~59歳 | 57 | 3878674 | 415015 | 3463659 | 89.3 | 9116 | 5332 | 1610 | 440 | 7382 | 1727 |
60~64歳 | 62 | 3675708 | 270342 | 3405366 | 92.6 | 12934 | 7930 | 2131 | 1100 | 11161 | 1761 |
65~69歳 | 67 | 4120029 | 220144 | 3899885 | 94.7 | 24250 | 14236 | 3837 | 3531 | 21604 | 2624 |
70~74歳 | 72 | 4683688 | 208261 | 4475427 | 95.6 | 37386 | 19954 | 5244 | 8832 | 34030 | 3325 |
75~79歳 | 77 | 3702406 | 130289 | 3572117 | 96.5 | 58635 | 26210 | 6154 | 22223 | 54587 | 4013 |
80~84歳 | 82 | 2840243 | 84436 | 2755807 | 97 | 93825 | 29420 | 6794 | 52310 | 88524 | 5254 |
85~89歳 | 87 | 1935478 | 60967 | 1874511 | 96.9 | 143615 | 24783 | 7409 | 103841 | 136033 | 7538 |
90~94歳 | 92 | 873442 | 22428 | 851014 | 97.4 | 157092 | 10536 | 6661 | 132319 | 149516 | 7492 |
95~99歳 | 97 | 211826 | 4116 | 207710 | 98.1 | 90839 | 1475 | 3310 | 82436 | 87221 | 3583 |
100歳以上 | 102 | 28597 | 445 | 28152 | 98.4 | 25016 | 76 | 666 | 23541 | 24283 | 722 |
合計 | ー | 54355972 | 12350786 | 42005186 | 77.27795945 | 672097 | 148782 | 46970 | 430902 | 626654 | 45087 |
年齢 | 既婚男性(%) | 未婚男性(%) | 既婚女性(%) | 未婚女性(%) | 男性既婚率(参考) |
15~19歳 | 0.00 | 0.03 | 0.00 | 0.02 | 0.9 |
20~24歳 | 0.02 | 0.05 | 0.01 | 0.02 | 11.7 |
25~29歳 | 0.02 | 0.06 | 0.01 | 0.03 | 34.9 |
30~34歳 | 0.03 | 0.10 | 0.02 | 0.06 | 56.6 |
35~39歳 | 0.05 | 0.14 | 0.03 | 0.08 | 67.9 |
40~44歳 | 0.08 | 0.22 | 0.06 | 0.14 | 72.8 |
45~49歳 | 0.13 | 0.34 | 0.09 | 0.20 | 74.6 |
50~54歳 | 0.22 | 0.55 | 0.14 | 0.28 | 77.4 |
55~59歳 | 0.38 | 0.92 | 0.21 | 0.42 | 81.8 |
60~64歳 | 0.68 | 1.70 | 0.33 | 0.65 | 85.7 |
65~69歳 | 1.24 | 3.02 | 0.55 | 1.19 | 88.8 |
70~74歳 | 1.78 | 4.02 | 0.76 | 1.60 | 92.9 |
75~79歳 | 3.34 | 8.11 | 1.53 | 3.08 | 96.5 |
80~84歳 | 6.04 | 13.19 | 3.21 | 6.22 | 98.1 |
85~89歳 | 11.43 | 19.89 | 7.26 | 12.36 | 98.8 |
90~94歳 | 21.95 | 31.75 | 17.57 | 33.40 | 99.2 |
95~99歳 | 39.38 | 52.05 | 41.99 | 87.05 | 99.4 |
注目したいのは50代、未婚者が珍しくなくなった世代ですら、死亡率は2倍以上高い
これは「未婚と短命に相関関係がある」を流石に否定できなくなってきた
継続して、何がそうさせているかを調べていく 10/14 17:00
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調べること
データの読み方への疑い
1.若くして亡くなってる人を除いたデータならどうなるか?
2.未婚率が低すぎた世代を除くとどうなるか?
因果関係を考える
3.離別者も早逝してるのか?離別、死別、有配偶も含めて調べる
・45歳以上で初婚というのが少ない
ということで、45歳以上のみで比較してみよう
性別 | 未婚 | 離別 | 有配偶 | 死別 | 既婚 |
男性 | 67.6 | 71.8 | 79.8 | 86.9 | 80.6 |
女性 | 79.7 | 79.2 | 76.7 | 89.6 | 85.6 |
未婚者の年齢が大幅に上がったか、それでも男性13歳差、女性5.9歳差があった(フィルタ前は16.8歳差と、9.8歳差)
2019年時点の50代だと、男性未婚率が20%前後、女性が13%前後とある程度あるので参考になりそう
各区分の死亡率
ー | 既婚者(%) | 未婚者(%) | 比率(未/既) |
50代前半男性 | 0.223 | 0.554 | 2.5 |
50代後半男性 | 0.378 | 0.917 | 2.4 |
50代前半女性 | 0.143 | 0.277 | 1.9 |
50代後半女性 | 0.213 | 0.416 | 2.0 |
こうみると、50代ですら未婚者の方が2倍以上死にやすいことが分かる
45歳以上の死亡者について、各条件がどの年齢で死亡してるかその割合を調べた
なお、人口差や時代差などは加味していないので完全に正確ではない
年齢 | 有配偶+死別死亡者 | 離別死亡者 | 未婚死亡者 |
45~49歳 | 0.53 | 2.74 | 6.16 |
50~54歳 | 0.84 | 4.25 | 7.90 |
55~59歳 | 1.41 | 6.43 | 9.54 |
60~64歳 | 2.65 | 9.28 | 12.82 |
65~69歳 | 5.83 | 15.46 | 19.29 |
70~74歳 | 10.03 | 19.79 | 17.81 |
75~79歳 | 15.14 | 18.29 | 12.80 |
80~84歳 | 20.44 | 13.23 | 7.69 |
85~89歳 | 22.72 | 7.21 | 4.18 |
90~94歳 | 15.20 | 2.75 | 1.45 |
95~99歳 | 4.49 | 0.51 | 0.30 |
100歳以上 | 0.71 | 0.05 | 0.05 |
年齢 | 有配偶+死別死亡者 | 離別死亡者 | 未婚死亡者 |
45~49歳 | 0.47 | 2.04 | 3.79 |
50~54歳 | 0.67 | 2.84 | 4.10 |
55~59歳 | 1.00 | 3.49 | 4.18 |
60~64歳 | 1.56 | 4.63 | 4.26 |
65~69歳 | 3.08 | 8.33 | 6.35 |
70~74歳 | 4.99 | 11.38 | 8.05 |
75~79歳 | 8.39 | 13.36 | 9.72 |
80~84歳 | 14.16 | 14.75 | 12.72 |
85~89歳 | 22.29 | 16.08 | 18.25 |
90~94歳 | 24.75 | 14.46 | 18.14 |
95~99歳 | 14.54 | 7.19 | 8.68 |
100歳以上 | 4.09 | 1.45 | 1.75 |
https://drive.google.com/uc?export=view&id=1BPYmwKwLkWa74jLuVdKzcUj2c-_i3F7R
これを見ると
___________
まとめ
・元記事は言い過ぎだが、相関はありそう
・元記事では「未婚男性」を煽っていたが、未婚女性も程度の差こそあれ同様
・因果関係はまだ不明なところが多く、今の若い世代に当てはまるかも不明(ただし50代くらいには既に当てはまっている)
大きく分ければこれって
1.早逝する人は結婚できない傾向にある(=結婚できないような人は早逝する傾向にある)
2.パートナーが居ないと早逝する傾向にある(そしてそれは男性が顕著)
のどちらか、あるいはどちらもなんだけど
離別者でも影響があったので、2は有り得るんじゃないかってあるね
ただし、離婚原因が病気である可能性もあるけど、その場合は原因と結果が逆転する
1の原因として、そもそも持病持ちというパターンと、低収入が関係しているケースがありそう、収入と婚姻率には相関があるので、そうなると医療費をどれだけ払うかとか、老人ホームに入るかとかいうところに相関してくる(頑張れば統計から割り出せそう?)
2の原因として、男女差があることから女房が居ないと食生活が乱れると言う可能性がありそう、あとは酒が増えるとか他の生活面が乱れるとか
直接的なところでは治療費が捻出できなくなるとか、倒れた時の発見が遅れるとか、子供の存在とかかなあ
もちろん「寂しくて死んじゃう」のような理由も考えうるけど、他を排除しないと何とも言えないね
「死亡リスクが高いグループに属している」でいいんじゃないかと思う
疲れた、また気になったら調べる
他国の統計とか調べたらより精度上がるんだけど、誰かやってくれねーかな
ていうか国にやってほしい、いや実は一番詳しいのは保険屋なんじゃないか?
____
ところで俺は「未婚男性・秋田生まれ・青森育ち・東京在住・働き過ぎ」なんだけど、役満か?遺書を書いておこう
____
思いついたんだけど、未婚男性/既婚男性に差があって、女性は差がないって、ひょっとして年収の多さでは?
年収と婚姻率は男性にのみ強い相関があるから、未婚男性は低所得者層なんだよね
追加:調べ終わったから一番最後だか見るのオススメ。残念ながら相関は「あった」。しかし元記事は言い過ぎ。
・アメリカで同様の議論や研究があった(原因は結局特定に至っていない?)
ーーーー
この件、これより前にもあったと思う
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/afc7fac67c5e9a7cf41f0c1096096c5851c25872
非常に怪しいと思いながら、統計調べるのってすごーーくめんどくさいから放置してた
https://www.dir.co.jp/report/column/20241011_012166.html
これ見て「ああそういうことか」と思ってちゃんと調べることにした
結婚の多相生命表:基礎的概念と手法(国立社会保障・人口問題研究所)
https://ipss.repo.nii.ac.jp/record/2000394/files/24800302.pdf
正直学がなさすぎて読めない、読めなくない?
そもそも寿命に関する統計ってめんどくさいんだよね、自分が理解できてないことを理解している
死亡数はここ
人口動態調査 15歳以上の死亡数,年齢(5歳階級)・性・配偶関係別(2022年)
男女年齢区分ごとの総人口と、未婚率はここ(2020年 ※ずれてるけどまあええやろの精神)
国勢調査 男女,年齢(各歳),配偶関係,世帯の家族類型別一般世帯人員-全国,都道府県,21大都市,21大都市の区,県庁所在市,人口20万以上の市
出来上がったのがこちら
年齢 | 平均年齢 | 男性総数 | 未婚者数 | 既婚者数 | 既婚率(%) | 死者総数 | 有配偶死者数 | 離別死者数 | 死別死者数 | 既婚死者数 | 未婚者死者数 |
15~19歳 | 17 | 2781606 | 2757418 | 24188 | 0.9 | 1265 | 1 | 2 | 0 | 3 | 774 |
20~24歳 | 22 | 2948345 | 2602395 | 345950 | 11.7 | 2146 | 39 | 22 | 0 | 61 | 1338 |
25~29歳 | 27 | 3040167 | 1979623 | 1060544 | 34.9 | 2257 | 141 | 62 | 0 | 203 | 1247 |
30~34歳 | 32 | 3269747 | 1419307 | 1850440 | 56.6 | 2819 | 371 | 146 | 6 | 523 | 1273 |
35~39歳 | 37 | 3670006 | 1179356 | 2490650 | 67.9 | 4414 | 778 | 317 | 8 | 1103 | 1646 |
40~44歳 | 42 | 4158496 | 1132809 | 3025687 | 72.8 | 7271 | 1330 | 767 | 19 | 2116 | 2429 |
45~49歳 | 47 | 4822475 | 1224888 | 3597587 | 74.6 | 13844 | 2770 | 1545 | 49 | 4364 | 4288 |
50~54歳 | 52 | 4236233 | 955290 | 3280943 | 77.4 | 21801 | 4798 | 2888 | 150 | 7836 | 6200 |
55~59歳 | 57 | 3823872 | 697639 | 3126233 | 81.8 | 28642 | 7414 | 4204 | 272 | 11890 | 7219 |
60~64歳 | 62 | 3543716 | 505636 | 3038080 | 85.7 | 41973 | 13052 | 5952 | 700 | 19704 | 9094 |
65~69歳 | 67 | 3840239 | 428505 | 3411734 | 88.8 | 68705 | 24661 | 8711 | 1966 | 35338 | 12407 |
70~74歳 | 72 | 4156270 | 297154 | 3859116 | 92.9 | 141338 | 56975 | 14911 | 6873 | 78759 | 18119 |
75~79歳 | 77 | 2996621 | 105732 | 2890889 | 96.5 | 170192 | 73045 | 13126 | 12263 | 98434 | 11409 |
80~84歳 | 82 | 2080505 | 39046 | 2041459 | 98.1 | 247487 | 100986 | 11346 | 24588 | 136920 | 7700 |
85~89歳 | 87 | 1173754 | 14093 | 1159661 | 98.8 | 320647 | 106830 | 6740 | 41999 | 155569 | 3956 |
90~94歳 | 92 | 401292 | 3065 | 398227 | 99.2 | 295883 | 61634 | 2482 | 45196 | 109312 | 1388 |
95~99歳 | 97 | 65444 | 390 | 65054 | 99.4 | 155165 | 14636 | 489 | 23224 | 38349 | 337 |
100歳以上 | 102 | 5862 | 80 | 5782 | 98.6 | 40183 | 1124 | 49 | 4392 | 5565 | 40 |
合計 | ー | 51014650 | 15342426 | 35672224 | 69.9 | 1566032 | 470585 | 73759 | 161705 | 706049 | 90864 |
年齢 | 平均年齢 | 女性総数 | 未婚者数 | 既婚者数 | 既婚率(%) | 死者総数 | 有配偶死者数 | 離別死者数 | 死別死者数 | 既婚死者数 | 未婚者死者数 |
15~19歳 | 17 | 2686488 | 2663351 | 23137 | 0.9 | 488 | 2 | 0 | 0 | 2 | 485 |
20~24歳 | 22 | 2884412 | 2509333 | 375079 | 13.0 | 745 | 27 | 15 | 0 | 42 | 702 |
25~29歳 | 27 | 2949069 | 1712877 | 1236192 | 41.9 | 806 | 135 | 53 | 1 | 189 | 615 |
30~34歳 | 32 | 3179760 | 1063542 | 2116218 | 66.6 | 1022 | 305 | 100 | 3 | 408 | 613 |
35~39歳 | 37 | 3605421 | 815061 | 2790360 | 77.4 | 1660 | 625 | 244 | 14 | 883 | 773 |
40~44歳 | 42 | 4089364 | 759408 | 3329956 | 81.4 | 2721 | 1250 | 441 | 19 | 1710 | 1009 |
45~49歳 | 47 | 4768900 | 799360 | 3969540 | 83.2 | 5172 | 2517 | 909 | 66 | 3492 | 1677 |
50~54歳 | 52 | 4242467 | 611411 | 3631056 | 85.6 | 7732 | 3881 | 1449 | 206 | 5536 | 2189 |
55~59歳 | 57 | 3878674 | 415015 | 3463659 | 89.3 | 9486 | 5160 | 1787 | 377 | 7324 | 2149 |
60~64歳 | 62 | 3675708 | 270342 | 3405366 | 92.6 | 13104 | 7532 | 2297 | 1007 | 10836 | 2258 |
65~69歳 | 67 | 4120029 | 220144 | 3899885 | 94.7 | 20868 | 12142 | 3333 | 2861 | 18336 | 2517 |
70~74歳 | 72 | 4683688 | 208261 | 4475427 | 95.6 | 44324 | 23591 | 6531 | 9907 | 40029 | 4264 |
75~79歳 | 77 | 3702406 | 130289 | 3572117 | 96.5 | 60237 | 27392 | 7251 | 21272 | 55915 | 4283 |
80~84歳 | 82 | 2840243 | 84436 | 2755807 | 97.0 | 102759 | 33807 | 8977 | 54228 | 97012 | 5696 |
85~89歳 | 87 | 1935478 | 60967 | 1874511 | 96.9 | 161043 | 29848 | 9537 | 113762 | 153147 | 7818 |
90~94歳 | 92 | 873442 | 22428 | 851014 | 97.4 | 185138 | 13922 | 8036 | 154642 | 176600 | 8454 |
95~99歳 | 97 | 211826 | 4116 | 207710 | 98.1 | 116473 | 2299 | 4530 | 104632 | 111461 | 4968 |
100歳以上 | 102 | 28597 | 445 | 28152 | 98.4 | 34575 | 115 | 1076 | 32176 | 33367 | 1188 |
合計 | ー | 54355972 | 12350786 | 42005186 | 77.3 | 768353 | 164550 | 56566 | 495173 | 716289 | 51658 |
申し訳ないけど中央値出すのめんどくさかったから平均値を出した
性別 | 未婚 | 離別 | 有配偶 | 死別 | 既婚 |
男性 | 65.3 | 72.5 | 80.5 | 87.6 | 81.2 |
女性 | 75.9 | 79.6 | 77.1 | 90.2 | 86.3 |
他の値も概ね合ってると思う
んで未婚女性の値だけぜんぜん違うんだけど、中央値を調べたらちゃんと80〜85歳に入ってたから計算間違いでは無さそう
で、一旦ここまでで主張を整理したいんだけど
2.女性の未婚/既婚の年齢差が少ない謎が残っている
あのさあ、死んだ人の年齢を全部並べて中央値とったら、そりゃ未婚の方が若くなるに決まってるだろ?
(てか年寄りは未婚者こんなに少ないんだな)
死別者の死亡中央値が高いのは当たり前だしね、なんなんだこのまとめは
じゃあ未婚者は既婚者に比べて死亡リスクがどれほど高いのか?っていうのは
単純に条件毎の「死亡者数/生存者数」を調べればざっくり出るんじゃないかと思う
(本当は階級を1個ずらすべきなのかもしれんが、一旦同じ年齢区分で出している)
年齢 | 男性既婚者(%) | 男性未婚者(%) | 女性既婚者(%) | 女性未婚者(%) |
15~19歳 | 0.01 | 0.03 | 0.01 | 0.02 |
20~24歳 | 0.02 | 0.05 | 0.01 | 0.03 |
25~29歳 | 0.02 | 0.06 | 0.02 | 0.04 |
30~34歳 | 0.03 | 0.09 | 0.02 | 0.06 |
35~39歳 | 0.04 | 0.14 | 0.03 | 0.09 |
40~44歳 | 0.07 | 0.21 | 0.05 | 0.13 |
45~49歳 | 0.12 | 0.35 | 0.09 | 0.21 |
50~54歳 | 0.24 | 0.65 | 0.15 | 0.36 |
55~59歳 | 0.38 | 1.03 | 0.21 | 0.52 |
60~64歳 | 0.65 | 1.80 | 0.32 | 0.84 |
65~69歳 | 1.04 | 2.90 | 0.47 | 1.14 |
70~74歳 | 2.04 | 6.10 | 0.89 | 2.05 |
75~79歳 | 3.40 | 10.79 | 1.57 | 3.29 |
80~84歳 | 6.71 | 19.72 | 3.52 | 6.75 |
85~89歳 | 13.42 | 28.07 | 8.17 | 12.82 |
90~94歳 | 27.45 | 45.29 | 20.75 | 37.69 |
95~99歳 | 58.95 | 86.41 | 53.66 | 120.70 |
こう見ると、大体2〜3倍の死亡リスク(死にやすい)感じじゃないかと思う
ただし注意なのは、因果関係が逆である可能性も高い(例えば病気のため結婚できなかったなど)し
そもそも今の70代以上の既婚率は異常に高いため、データとして信頼性に乏しいと思う
データとして示すのが非常に難しいんだが
とりあえず「全死亡者に対する年齢区分の死亡者の割合」の一覧がこれだ
年齢 | 未婚男性(%) | 既婚男性(%) | 既婚女性(%) | 未婚女性(%) |
15~19歳 | 0.85 | 0.00 | 0.00 | 0.94 |
20~24歳 | 1.47 | 0.01 | 0.01 | 1.36 |
25~29歳 | 1.37 | 0.03 | 0.03 | 1.19 |
30~34歳 | 1.40 | 0.07 | 0.06 | 1.19 |
35~39歳 | 1.81 | 0.16 | 0.12 | 1.50 |
40~44歳 | 2.67 | 0.30 | 0.24 | 1.95 |
45~49歳 | 4.72 | 0.62 | 0.49 | 3.25 |
50~54歳 | 6.82 | 1.11 | 0.77 | 4.24 |
55~59歳 | 7.94 | 1.68 | 1.02 | 4.16 |
60~64歳 | 10.01 | 2.79 | 1.51 | 4.37 |
65~69歳 | 13.65 | 5.01 | 2.56 | 4.87 |
70~74歳 | 19.94 | 11.15 | 5.59 | 8.25 |
75~79歳 | 12.56 | 13.94 | 7.81 | 8.29 |
80~84歳 | 8.47 | 19.39 | 13.54 | 11.03 |
85~89歳 | 4.35 | 22.03 | 21.38 | 15.13 |
90~94歳 | 1.53 | 15.48 | 24.65 | 16.37 |
95~99歳 | 0.37 | 5.43 | 15.56 | 9.62 |
100歳以上 | 0.04 | 0.79 | 4.66 | 2.30 |
合計 | 100 | 100 | 100 | 100 |
これは「年齢ごとの未婚者数」を無視しているが、それを除いて考えても未婚男性の早逝が目立っている
誤解を恐れずに言うと、女性のデータが奇妙なのではなく、未婚男性の方がおかしいんだ
ただし、あまりに死に過ぎだ
ー | 総数 | 死者数 | 死亡率(%) |
既婚男性 | 35672224 | 706049 | 1.98 |
既婚女性 | 42005186 | 716289 | 1.71 |
未婚男性 | 15342426 | 90864 | 0.59 |
未婚女性 | 12350786 | 51658 | 0.42 |
それにしても男女差がエグくないか?
年齢 | 男性既婚者(%) | 女性既婚者(%) | 比率(男/女) | 男性未婚者(%) | 女性未婚者(%) | 比率(男/女) |
15~19歳 | 0.01 | 0.01 | 1.43 | 0.03 | 0.02 | 1.54 |
20~24歳 | 0.02 | 0.01 | 1.57 | 0.05 | 0.03 | 1.84 |
25~29歳 | 0.02 | 0.02 | 1.25 | 0.06 | 0.04 | 1.75 |
30~34歳 | 0.03 | 0.02 | 1.47 | 0.09 | 0.06 | 1.56 |
35~39歳 | 0.04 | 0.03 | 1.40 | 0.14 | 0.09 | 1.47 |
40~44歳 | 0.07 | 0.05 | 1.36 | 0.21 | 0.13 | 1.61 |
45~49歳 | 0.12 | 0.09 | 1.38 | 0.35 | 0.21 | 1.67 |
50~54歳 | 0.24 | 0.15 | 1.57 | 0.65 | 0.36 | 1.81 |
55~59歳 | 0.38 | 0.21 | 1.80 | 1.03 | 0.52 | 2.00 |
60~64歳 | 0.65 | 0.32 | 2.04 | 1.80 | 0.84 | 2.15 |
65~69歳 | 1.04 | 0.47 | 2.20 | 2.90 | 1.14 | 2.53 |
70~74歳 | 2.04 | 0.89 | 2.28 | 6.10 | 2.05 | 2.98 |
75~79歳 | 3.40 | 1.57 | 2.18 | 10.79 | 3.29 | 3.28 |
80~84歳 | 6.71 | 3.52 | 1.91 | 19.72 | 6.75 | 2.92 |
85~89歳 | 13.42 | 8.17 | 1.64 | 28.07 | 12.82 | 2.19 |
90~94歳 | 27.45 | 20.75 | 1.32 | 45.29 | 37.69 | 1.20 |
95~99歳 | 58.95 | 53.66 | 1.10 | 86.41 | 120.70 | 0.72 |
なんだこれ、既婚者も未婚者も男が死に過ぎじゃないか
というわけで死亡数の推移
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai23/dl/gaikyouR5.pdf
8ページ
一個前の国勢調査読まなきゃ無理だわこれ
めんどくせー;;
途中まとめ
・既婚者と未婚者で雑に死亡者の中央値とったら、そりゃ未婚者の方が圧倒的に若くて当然、参考にできない
・では男女で比較した場合どうかだけど、データのタイミングで何故か男性がめっちゃ死んでるから参考にならない
・調べた結果「未婚者はやはり短命」となっても、未婚者のデータがまず圧倒的に少ないので今の30代40代以下に適用できるかは不明(少なくとももう10年20年は答え出ないはず)
・論文は読めてない、誰か読んで
こういうデータを示すタイプの記事って、途中の計算方法とか明かしてないの腹立つんだよね
でも俺も間違ってるかもしれないから、気になった人は各々調べてみてほしい、データはあるんだからさ
________
コロナの影響を無視したいので2019年版の死亡数で調べ直した(ソースは同じ場所から取ってるので割愛)
なお未婚率と男女総数は2020年のもの(国勢調査だからしょうがない)
結果、コロナによる男女差に対する影響は恐らくあまりないと思われる結果になった
2022
ー | 総数 | 死者数 | 死亡率(%) |
既婚男性 | 35672224 | 706049 | 1.98 |
既婚女性 | 42005186 | 716289 | 1.71 |
未婚男性 | 15342426 | 90864 | 0.59 |
未婚女性 | 12350786 | 51658 | 0.42 |
2019
ー | 総数 | 死者数 | 死亡率(%) |
既婚男性 | 35672224 | 628802 | 1.76 |
既婚女性 | 42005186 | 626654 | 1.49 |
未婚男性 | 15342426 | 75925 | 0.49 |
未婚女性 | 12350786 | 45087 | 0.37 |
てことは、直感に反するけど、男女の寿命差だけでこんなに死亡率が違うってことになるんだな?
※長くなったので次の記事に分けた
ベジファースト系の研究は、2011年に提唱されて以来、2014-2016年頃にいろんな研究者が実験している。
そして、野菜以外に肉類でも魚類でも15分前に食べておけば血糖値スパイクを抑える効果があることが実験で何度も確かめられている。
つまり、ベジファースト・肉ファースト・魚ファーストが血糖値スパイクを抑える効果があること自体のエビデンスはたくさんあるのだ。
※2019年のシンガポールの研究では、ベジファーストのほうが効果あるという結果がでてるけど。。
ところが、それらの論文はあくまでも、スパイクに着目した場合でしかなく、
スパイクは小さくなったが、さらに数時間後の血糖値の上がりが大きい(!)とか、
1日の平均血糖値への影響は無い(!)とか、分かったんだよ。
直感的に考えてもわかるように、食べる順序を変えても、同じ量を摂取すれば、だいたい同じ量が吸収されるのは、
健康な肉体なら当然のことだろう。
https://anond.hatelabo.jp/20241013084419
に要点をまとめておきました(文字数制限に引っかかったので分割)。
厚労省より昨日公表された日本人の食事摂取基準(2025年版)について、ある糖尿病専門医の解説ツイートが一時のトレンドになるレベルでバズっていた。
日本人食事摂取基準2020→2025で食べる順番(ベジファースト/カーボラスト)が削除されておる!!!!!
はてなブックマークでもこの件に関するTogetterまとめについてそこそこブクマがついて、ホットエントリーに上昇している。
[B! 健康] 「今まで頑張ってお野菜から食べてたのに...」炭水化物より先に野菜などを食べることで食後の血糖値を抑制するという食べ方が厚労省『日本人の食事摂取基準』から削除される
しかし、筋肉博士医師の主張は真か偽かで言えば端的に誤りであるし、好意的に読んでもミスリードである。
食事摂取基準は国の作るガイドラインであるから、改訂方針やら策定の検討会議事録やらは誰でも読める形で公開されている。
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会|厚生労働省
私は医師でも医療関係者でも栄養士でもないが、証拠があるので安心して医師の誤りを指摘できるというわけだ。
実のところ、ベジファーストが食事摂取基準から削除されたというのは正確な表現ではない。
2020年度版では、ベジファーストについて一文取り上げていた「食事摂取パターン (eating pattern)とシフトワーカー」という節が糖尿病対策の章からまるごと削除されたのである。
食事摂取基準の策定根拠は健康増進法である。法に定められた食事摂取基準の取り扱う事項は以下の通り。
栄養素というのは、もちろんたんぱく質とかビタミンとかミネラルとかのことを指すので、野菜の食べ順なるものはOut of Scopeなのだ。だから削除されたそれだけである。
真偽の話でいうならば、これで筋肉博士医師への論破は完了だ。ただこれだけで話を終えるのはおもしろくないので、もう少し深い背景を見てみよう。
「人に栄養指導するプロならば、ただ基準値を参照するのではなく、策定根拠である本文を読んでくれ。基準値は妥協の産物でもあるのだからそれに縛られず、患者一人ひとりに合わせて柔軟に対応してくれ」
食事摂取基準を策定する側の偉い先生は、「基準値より本文だ!」という想いをよく語っておられます。
なんでそんなこと言わなきゃいけないのかというと、ぜんぜん読んでなさそうなプロの栄養士がそこそこいる現実があるからですわ。
でも、それもある程度は仕方ない。2020年版で494ページですからね。鈍器本のページ数です。忙しい栄養士が横着して基準値だけ見る、そして基準値が独り歩きしだす。偉い先生はこれがホント嫌なわけです。
しかしエビデンスというのは毎年増えていくわけで、理屈で言えば毎改訂ごとにページ数は増加します。今でさえガイドラインを読むのは大変なのに、これ以上!となるのは大変ですよね。
そして読む人が大変なら、作る人はもっともっと大変です。食事摂取基準2020年度版には以下の記述があります。
食事摂取基準が参照すべき該当分野の研究論文数は、増加の一途をたどっている。5年に一度の策定では、策定作業に十分な時間を費やすことが難しく、作業負担も大きいため、策定体制の強化や策定プロセスの効率化に向けた方策を講じなければ、将来の食事摂取基準の策定に支障をきたすおそれがある
実際、2025年度の検討会資料を読み込んでいると「人手不足でもはや持続困難だ」っていう研究者の悲鳴がかなり伝わってきます。
そんなこんなで食事摂取基準をこれ以上肥大化させることは避けねばならないってのが2025年度改訂の問題意識の1つだったわけですわ。
日本では、政府の作る食事摂取基準以外にも、EBM(エビデンスベースドメディシン)に基づく多種多様な診療ガイドラインが存在します。これらは専門の学会が作っとるわけですが、ここにも「食事療法」という節はあるわけですね。
栄養素の基準値策定と、食事療法。かなりカバー範囲が重なり合っています。政府と学会、お互い独立に作っているものですから、似たような記述がお互いのガイドラインで執筆されるという無駄が生じます。さらに悪いことに、違う人が作っているわけだから、食事摂取基準と診療ガイドラインで矛盾が生じるという事例もありました。当然、現場は混乱しますね。
食事摂取基準と診療ガイドラインで連携して、お互いの責任範囲を排他な形で定めよう、縄張りを線引きしよう。そうすれば読み手の負担も書き手の負担も軽くなる。そういうことになったんですね。
偶然、糖尿病診療ガイドラインの改訂作業は、食事摂取基準2025年度版と同時期に行われていました。糖尿病診療ガイドラインの食事療法を2024年度版と2019年度版とで比較してみましょう。
2019年には13あったQ&Aが2024年には8に減っています。
2019年にはあった、栄養素絡みのQ&Aが軒並み削除されています。
理由はここまでの説明で明らかですね。食事摂取基準の縄張りを尊重したのです(正確に言えば、「総エネルギー摂取量」の記述はまだ問題が残っているのですが……)。
さて大いに脱線した話を戻しましょう。食事摂取基準の糖尿病に関する記述から、ベジファーストがから削除されたのはOut of Scope、範囲外であるためでした。となると、執筆責任は糖尿病診療ガイドラインの食事療法にあるはずです。
あれ? 2019年にはあったベジファーストが、2024年版糖尿病診断ガイドラインでも消えてるぞ? なんでやねん。
最初に筋肉博士医師のツイートは、「真か偽かで言えば端的に誤りであるし、好意的に読んでもミスリード」と書きました。「好意的に読んでも」と書いたときに想定していたのは、「食事摂取基準」を「日本の糖尿病ガイドライン」と読み替えれば仮説としてはありうるだろう、という意味でした。
しかし読み替えたとしても、「エビデンス不足がようやく露呈」というのはミスリードな表現だと私は考えます。
糖尿病診断ガイドラインは食事摂取基準と違って、学会で作られているので改訂方針について外部の人間がアクセスできる情報がありません。どういう意図で情報が削除されたのかさっぱりわからないんですね。削除の理由をすぐに「エビデンス不足」に断定するのは証拠がありません。
しかも、糖尿病診断ガイドライン2024年版で検索すると出てくるニュース記事、
を読むとですね、副題が「糖尿病の新診療ガイドラインに見る食事のポイント」で、解説者がガイドライン策定委員会に所属する食事療法の専門家(京大教授)であるにも関わらず、新ガイドラインでは記述が削除されたはずのベジファースト/カーボンラストについて解説が行われているんですね。
内容は「世間で言われるベジファーストには誤解がある」というものですが、大雑把に言えば食べ順を考慮して食べることを推奨する解説で、2019年の旧ガイドラインに準拠していると読めます。つまり「ベジファーストが誤りだったから削除された」わけではないことを示唆しています。
じゃあなんで削除されたのか? 私は別の仮説を提示したいと思います。
2019年ガイドラインと2024年ガイドラインを交互にじっくり眺める見てください。
2024年版の方が、Q&Aの問いの文が相当洗練されているんですよね。
診療ガイドラインというのは、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」という規範となる規格がありまして、Q&Aをどう書くべきかというのも死ぬほど細かく厳密に定められています。
細かい事抜きに、マニュアルにどういう要件が書かれているかということを超雑に述べると、まず問いは「臨床上生じる意思決定に関する疑問」でなければなりません、そして回答はガイドライン策定者自身が実施するシステマティックレビューに基づくものでなければなりません。
これ前提に2019年版の問いを見返してみると「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に明確に非準拠ですね。「〇〇はどう影響するか」系の問いはどう見ても意思決定に関わるものと言えません。
そんなわけで、2019年から2024年の改訂方針には、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」への準拠度を高めるという意図があったと見て取れます。
次に、2024年版で削除された、2019年版のベジファーストに関するQ&Aを見てみましょう。
これベジファーストだけに関するQ&Aではないんですよね。小ネタのアラカルト的な回答で、複数の問題をごちゃまぜにしているという印象を受けます。
そんだけ2019年は自由にやっていたというわけですが、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に準拠するかたちで、問いを書き直そうとするならば、問題を分割する必要があるでしょう。
試しに書き直してみると、こんな感じでしょうか。
ただ、2019年版のガイドラインでは、小ネタのアラカルトとして立項のバリューを出したわけで、わざわざ3つに分割して3つとも立項するだけの意味があるかというのは難しい問題です。
「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」にもこう書かれています。
日常診療において医療行為を選択する意思決定の場面は数多くあるが, その全てについてシステマティックレビューを実施し, 推奨を作成するのは非常に多くの労力を要するため,現実的ではない。そのため,診療ガイドラインでは実臨床における問題に対する回答を導き出したいものを厳選して重要臨床課題として取り上げることが望まれる。
3つともに、「炭水化物制限の推奨」とか「食物繊維摂取の推奨」とかに比べれば、超小ネタですので、臨床課題であっても重要臨床課題ではない、というところで落とされたのでは?、などと私は想像しています。
書籍『佐々木敏のデータ栄養学のすすめ』などでも解説されていますけど、野菜先食べを厳密に実行するべきとするエビデンスは、おそらくまだ存在していないと思われます。
ただ、食事の楽しみを損なわない範囲で、炭水化物系を食べるのを後回しにするのは、それなりに有望な心がけと言ってもいいじゃないでしょうか。また野菜先食べである必要はなくて、たんぱく質先食べでもいいという論文もあります。
◆再追記
anond:20241026155116←皆さんの意見を受けてリライトしました、よかったら読んでみてね
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ランキングではなく、連載開始順に並べただけです
忌憚なき意見、待ってるぜ
黎明期レジェンド枠。サービスエロがジャンプマンガの大きな側面を担っていた事実は否定できないし、そもそもこの作品の売上が無かったらジャンプが存続してたかも怪しいので入れざるを得ない。
黎明期レジェンド枠2。ジャンプ黎明期の売り上げを支えつつ、不良系マンガを一大ジャンルとして確立させた意味で実は物凄く偉大な作品。これが無かったらろくブルも東リべも存在しない。
ギネス記録である40年にわたる長期連載、そしてサブカルチャー全般を積極的に題材として取り入れたことで現代日本の風俗、文化を凝縮したような史料的価値を持つ作品になった点を評価したい。
黎明期レジェンド枠3。売り上げもさることながら、見開きを用いたド派手な演出の数々や、「荒唐無稽な能力バトル」というジャンルを確立させた点を評価したい。(このジャンルのパイオニアはアストロ球団なのだが、後進への影響はこちらが上かなと思う)
リングにかけろが確立したバトルマンガ路線を、当時の少年たちが大好きだったプロレスに絡めることでさらなる高みへ導いた作品。初めてのジャンプ黄金期を作った作品で、キン消しをはじめ一般社会への影響力もすごい。いわゆる「友情・努力・勝利」はほとんどキン肉マンで作り上げられたといっても過言ではない。
勝利や友情といったそれまでのスポーツマンガの王道を抑えつつも、キャッチーな必殺技を取り入れ実際のスポーツ以上のエンタメ性を付与した。マンガ史全体としてはドカベンがこのジャンルのパイオニアだけど、ジャンプで言えばキャプ翼がそれ。海外で人気が爆発したほぼ初めてのジャンプ作品という点も重要。この作品がなければメッシはサッカーやってなかったかも。
80年代のジャンプの象徴といえる作品。創刊以来、ジャンプの主たる系統であった劇画タッチやハードボイルドな男向けの作風の最高到達点。
ラブコメから選ぶならこれ。決して革新的な要素があったとは言えないが、当時のジャンプが唯一苦手としていた王道ラブコメで人気を得たことが重要。ポップ路線を持ち込み、ジャンプ紙面の多様性はより進むことになる。
90年代中盤のジャンプ黄金期を牽引した作品であり、連載が終了してなおもジャンプ、日本のマンガ文化の頂点に君臨する作品。急激な路線変更、無理やり感ある後付け設定と引き延ばしなど、負のジャンプらしさをも象徴している。
国民的作品として定着してきたのはここ数年って感じはするけど、現代の異能バトルマンガはほぼ全てジョジョ3部の影響下にあると思うので入れざるを得ない。
バスケマンガ、いやスポーツマンガ史上の最高傑作。勝利と成長の喜び、敗北と挫折の苦さがこれ以上なく詰まったタイムレスな名作。もし序盤の不良マンガ路線を継続していたら日本のバスケットボールの歴史は(恐らく悪い方に)大きく変わっていただろう。
特筆して後世への影響や売り上げがずば抜けている印象はないけど、DB幽白スラダン終了後ワンピナルトブリーチが現れるまでの柱としてジャンプ暗黒期を支えた世代の代表として入れておきたい。
純粋なギャグ枠から一作入れたかった。ナンセンス、シュールさを主体としたギャグをジャンプ誌上で成功させた最初のマンガ。下品さやエロさを排除した純粋な面白さを追求した点が重要。その影響度は「マネもほどほどに...」という注意書きが当時の新人賞の要項に書かれるほどだったそう。
正直マンガ作品としての完成度は大したことない。だが集英社における映像媒体以外のメディアミックスとして最大の成功例であり、TCGを日本に定着させた初めての作品であり、暗黒期の集英社(とコナミ)に莫大な富をもたらしたことが重要。お金は正義。
大河ドラマ的な作風であったり、連載中であったり、作画コストが高すぎたりで他作品へ与えた影響がまるで感じられない(マネしたくてもできない)点が評価を迷うポイント。それでもなんだかんだ国民的マンガ、ジャンプの看板の地位は譲ってない。幼少期から温めた構想を週刊連載で30年かけてやる人間って歴史上存在しないと思うので、そういう意味では既にマンガの枠を超えた注目度になりつつある。
残酷で先の読めない展開、異常に複雑で難解な設定、それでいて少年マンガ的なシンプルな熱さを持ち合わせた稀有な作品。「続きが気になるマンガ」を描かせたら冨樫以上の人間はいない。ハンタの最終回を読むまでは死ねない。
サスペンスを主体としたマンガとしてこれ以上ない完成度。ジャンプ作品を大別するとバトルものスポーツもの恋愛ものギャグもののどれかになるが、それ以外のジャンルで最も成功を収めた作品。
ワンピース以降不在だった、圧倒的な看板力を持つマンガ。趣味の多様化、出版不況といった逆風を跳ね返し、国民的な作品を生み出す力がマンガにまだあると示した功績がデカい。
今のジャンプがジャンルレス化している最大の要因はジャンプ+の影響であり、その代表格ともいえる藤本タツキを入れないわけにはいかない。まだそこまで顕在化してないけど、今後10年でタツキフォロワーが無限に産まれそうな予感がするので入れておく。
◆追記
ブリーチ→個人的にはリストに入れるべきか一番迷った作品。るろ剣と入れ替えてもいいかも。売上的にも後世の影響的にも入っていいと思うけど、他の超長期連載作品と比べ終盤面白さを保ててなかったところがちょっとマイナス。実際掲載順もどんどん下がってたし
銀魂→人気売上的にはあり、メディアミックスの成功度も高い。ただ銀魂がなかったと仮定した時のマンガ史的影響力があまり感じられないので外した
シティハンター→人気売上的にはあり、ただハードボイルドでもコメディでも上の作品が複数あるように思う
テニプリ→正直候補に入れてなかったけど腐人気の拡大とテニス人口の拡大という意味ではたしかにアリだなと思った。入れ替えるならチェンソかデスノかな
ハンタより幽白→これ言うと公平性を欠いてると言われそうだが、俺は冨樫がジャンプ史上もっとも偉大なマンガ家であるという前提で全作品を評価している。幽白は序盤の人情モノ路線と打ち切りで冨樫の作家性が薄まっているように感じるため、より純度の高いハンタを選出。ただ未完に終わったなら幽白でもいいと思う
リンかけより聖闘士星矢→書いたように能力バトルマンガのパイオニア的存在であることを重視した。1作家1作品縛りなければ入れてもいい
ひばりくん→もともとギャグマンガとして書かれた作品なので評価に迷う。入れ替えるならオレンジロードなんだけど、あえてオレンジロードを入れたのはジャンプでギャグ要素を排した恋愛マンガをヒットさせたことによる後世への影響を重視したからなので...
サーキットの狼→ジャンプ史においてレース漫画の存在感がさすがに薄すぎると思う、必然的に後世への影響力も低く評価せざるを得ない
漫☆画太郎→画太郎のギャグは面白いけど汎用性や他作家への影響に欠ける。なぜなら絵柄ありきで、良くも悪くもマネができないから。俺がうすたのギャグを高く評価する理由は、ストーリーににも絵柄にも下ネタにも頼らない純度の高さ(=マンガにおける笑いの一般化)にある
呪術→はっきり言って候補にも挙げてなかった。同世代のチェンソ鬼滅より明確に格下だし、そもそもコンセプトがジェネリック版ハンタでしかない以上このリストには入れられない。冨樫になくて芥見にはある面白さがあるとするならば俺とは感受性が根本的に合わない
男塾→あれは劇画タッチとバトルものという過去のメインストリームをメタにしたギャグマンガなので、他作品の影響を大いに受けた側。このリストには入らない
https://anond.hatelabo.jp/20191003175753
お久しぶりです。
2019年に書き捨てたこれを久々に見たらブコメその他が暖かくてうれしかったです。ありがとう、今でも母とは仲いいです。
当時は返信の仕方?とかわからないので書きっぱなしで失礼しました。あの後も半年に一度の血液検査+尿検査を実施して悪化していないことが確認できています。
そんな増田が妊娠出産を経験したので同じ思いをしているかもしれない増田のために書いてみんとす。
当時の口調がちょっと幼くて恥ずかしいな、とは思いつつ。
寛解が2019年で、病気になったのは2016,7年でした。私の腎臓病の発症は高熱を出して血尿が出てから?なので、引き続きノロやインフルにかかって高熱を出さないように気を付ける生活を送っていました。(コロナももちろん怖かったです)
定期検査の時に「妊娠したらどうしたらいいんでしょう?」と大学病院で主治医に相談していて、「うちで出産でしょうから妊娠したらまた教えてください~」とは言われていたので、妊娠したらダメなほどの症状でもないようでした。
実はこの時は心拍が確認できなくて、8週まで粘ってみたけどダメで手術をしました。そしてさらに2022年妊娠。先にネタバレするとこの子が無事に生まれます。
この時は町の産婦人科にかかっていて、腎臓病の持病があって出産は指定する大学病院でしたいですと伝えたところ「そっか、じゃあ安定期に入るころにでも紹介状でも書こうか」と言われていて、のほほんと過ごしていました。
腎臓病の先生も産むときはうちでとしか言わないし、産婦人科の町の先生もまぁじゃあ後期まではうちで見るねと言っていたので、あんまり問題ないのかな?と思っていたところ、安定期に入る1か月前にちょうど腎臓の定期検査があったので主治医に報告して「いつごろから移ったらいいですかね~?」とのほほんと尋ねたところ、「え!?じゃあすぐにもう見ますよ!妊娠高血圧症候群の高リスク妊婦ですからね!」と慌てられて、思っていた温度感の違いに驚きました。すぐに産婦人科に連絡して翌日には紹介状をもらい、腎臓内科からも産婦人科へ紹介状を出してもらって2枚の紹介状を持ってその大学病院の産婦人科へ。
なので結果的には妊娠4か月から大学病院で妊婦の定期健診の度に産婦人科と腎臓内科をはしごするようになっています。1か月ごとだったかな?
やってる内容は妊婦検診と変わらないので町のお医者さんでもできることだと思いますが、それ+毎回血液検査もしていました。
腎臓病の妊婦はほかの妊婦より高血圧になりやすいとのことで、毎朝晩血圧を測って記録をつけていましたが、私は最後まで高血圧にはならず。
その代わり特に何をしているわけでもなかった(大学病院に早くから行かされるくらいには健康優良妊婦とは自分は違うのだろうという思いで食生活にも気を付けていました)のに、糖尿病検査で引っ掛かりました。
この辺は関連性がわからないです。
糖尿病の人は腎臓病になりやすい、というのは調べたら出てくるけど逆はあんまりない気がして…遺伝でもないはずなんだけれど…。でも結果的に再検査をしても血糖値が高く、妊娠糖尿病は確定、この検査後から大学病院で回る科に糖尿内科がプラスされるようになりました。3科回るとなると朝いちばんに診察に来ても終わるの1,2時になっててけっこうしんどかった。
結果的に軽い糖尿?だったのでインシュリンを打つまでには至らず、とにかく食事管理、また運動で様子見をすることになり、妊婦でおなかはすいているのにウサギの餌のような量や献立をずっと食べていました。このころの記憶はとにかくひもじかったかな。
例えばコンビニおにぎりの量でいうと血糖値的にたんぱく質の摂取量が多すぎるらしく、ご飯の量はそれの半分、片手のひらに載る程度のサラダ、そして焼き鮭の1/3切れ。
でもまぁ、子供のためを思えば…と我慢はできるものの、ずっと文句は言っていました。中で聞こえていたらごめんだけど、普通にストレスで…だっておなかすくんだもん…。
だからだろうけど、妊娠前150センチ52キロだったのに、出産のときは58キロで全然体重は変わらなかったなぁ。こんなに体重増えなくて大丈夫?と思うけど、おなかの中のエコーで大きさは問題なかったので、OKとのことで。また医学的には体重が増えすぎるよりはキープのままのほうが全然いいらしい。
妊娠糖尿病の子供は大きくなりやすいと言われていて、私も臨月のエコー検査と経腟検査では「3500以下ではあるけど3000はあるかな?大きくなる前に出てきてほしいけど初産だから予定日超えるだろうな~」と言われておびえていました。
私自身がチビなので骨盤粉砕される…!とおびえていたけれど結果的に生んだのは2780gのど平均の下のほうといった女の子でした。
出産後3日くらいまでは血糖値も測り続けていたけれど、産んでからは一気に平均値に戻り、食事制限はなくなりました。とはいえ大学病院のごはんは個人的にはおいしいとは思うけれど、やっぱり薄味かつ量が少なくて…よくある豪華なフレンチのお祝い膳を夢見ていたけれどそんなのはなく、結局産んでからもひもじい思いをしながら、お散歩で院内のタリーズでココアを飲んだりするくらいがごちそうでした。
子どもは何の問題もなく(実は回旋異常で分娩時間は35時間超えで苦しい思いはしたものの、それは腎臓病にも糖尿病にも関係はないはず?とのことなので割愛)、元気にすくすく育って今1歳半です。よく食べてよく寝、今はふらふら歩くのがマイブーム。
産んで半年後からは大学病院の検査も半年に一回に戻り、今も数値の悪化等はありません。よかった。
なので結果的には腎臓の数値は妊娠出産を経ても悪くならず、血圧も普通のまま、糖尿もインシュリンを打つほどではない数値で産後は完治。