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2021-06-13

anond:20210613001935

英検3級とかと違うからにゃあ🏦

自分英検2級の方が、日商簿記3級より

簡単だと感じた。

意不得意あると思うけど。

学部は?経営とか??

職業訓練では、だいたい1カ月で出来る人は受かる。講師が良ければ。

大学ではのんびり一年講義したりするんかな。

短期集中の方がいい)

2021-06-12

新卒一括採用なんか無くなった方が新卒側も雇用側も楽だろ

新卒一括採用のせいで採用負担になって実働部隊負担が重くなって実務を知らない人事が適当に数優先で囲うことになるし、最終的には人事部すら真っ当に相手するの諦めて外注するようになった。

新卒の側も大勢の競合の中で採用担当の目にとまらないといけないから、くだらないマナー講師空想からまれマナーなんかに縋る羽目になり、余計な面倒を増やしていく。

均質な人材企業に流し込むことが正義だった時代なんかとうの昔に過ぎ去ったんだから、その時代遺物新卒一括採用も無くなった方が新卒の側も自分就職とキチンと向き合うだろ。

困るのは、考え無しに流されて就職するようなヤツらだけだ。

新卒一括採用が無くなったら新卒こそ困るだろ、みたいなバカ意見が目に付いたので適当かいた。

新卒の数なんかこれまでもこれからもどんどん減っていくんだから、一括採用が無くなったって新卒側にも採用側にも大したデメリット無いよ。

2021-06-10

中学生を塾に通わせる前にこれを読んでくれ

この日記は某家庭教師塾のアルバイト講師が、主に中学1〜2年生の親に向けて切実に伝えたいことをまとめた文章である

誰か1人でもいい、悩んでいる方に届いて参考になれば幸いである。


【はじめに】

塾は万能ではない。塾に来る中学生の中には、まだ塾に来るべきではないのに来てしまい、泥沼に陥っている子たちがいる。

ここでは塾に来る前に確認してほしいこと、何をするべきか、本当に塾を活用するにはどうすればいいのかを教科ごとに書いていく。


数学

数学で躓く中学1、2年の子は大変に多い。

そしてそのできない原因はほぼ共通しているといっていい。

計算だ。計算ができないのだ。

公式は言えるのに肝心の計算で間違うのでいつまでたっても間違える。

九九が言えない、約分ができない、筆算に1分かかる……このような子は、率直に言って「まだ」塾に通うレベルではない。

このような子たちを指導するときに組むカリキュラムは当たり前だが計算練習を中心にしたものとなる。

しかしこの計算練習というのが塾のシステムとかなり相性が悪いのだ。

講師は生徒の間違いを指摘し、解説するために存在しているのだが、基本中の基本の計算練習においてはその存在感は希薄ものとなる。

サポートできるのはせいぜい「7の段を間違いがちだから一緒に言ってみよう」「丁寧に書くと計算を間違いにくいよ」くらいのもので、肝心の計算クオリティスピードに関してはもう完全に生徒本人が頑張るしかない。

講師としてもはやく基礎の計算練習を終わらせて本番である面積や平均、方程式などの難問を教えてあげたいのだが、しか計算ができるようにならなくてはスタートラインにすら立てないのだ。

早くスタートラインに立ってほしい、その一心で連絡ノートに「自宅で計算練習をしてください」と書き、計算プリントを持たせ、家で毎日1枚こなすように言いつけて親御さんにも協力を仰ぐのだが、そういう子に限って「なんで計算なんか練習してるんだ?早く単元の解説をしてほしい」というダメ出しを喰らってしまう。

違うのだ!

計算というのは本当に大事で、中学高校大学受験の全てに尾を引く。

土台がぼろぼろの家はすぐに倒壊する。

ミスなく、速く、基本的計算をこなすこと!これが全ての基本だ。

そしてその基本を中学1、2年生のうちにマスターしておけば本当に大きなアドバンテージとなる。

逆にここで躓いて中学3年生になり、高校受験を計算練習から始めるのはかなり厳しい戦いになる。

から伝えたいのは塾に通わせる前にまず自宅で計算練習をしてくれ!ということだ。

高い月謝を払ってわざわざ塾に来て黙々と計算練習をする羽目になるより前に、安い適当ドリルを買って家で一冊終わらせた方が絶対に良い。

できれば1週間集中して取り組んでほしい。

数日間が空くとすぐに忘れる。大人が思うよりもがっつり忘れる。

子ども1人では集中できないし親が面倒見れないから塾に通わせているんだ!と思っている方は、騙されたと思って1週間連続家庭教師を雇い、徹底的に計算練習を見てもらうのだ。

週に数日塾に通わせて中途半端熱量計算練習をするくらいならそちらの方が断然コスパはいい。

何度も言うが、長い人生の中で、この時期に基本の計算マスターしておくことは本当に大事なことだ。

中1、中2で計算で躓いている子どもを持つ親は相応の危機感をもってほしい。

計算練習だけは講師が教えてどうにかなるものではない、生徒が自分継続して頑張らなければ身につかない。

そしてある程度基本の計算ができるようになったら初めて塾に通えば良い。

計算ができない」というノイズが取り払われた子ども純粋に単元の理解に勤しめるし、講師も全力で教えられる。

子ども数学の成績が奮わず塾に通わせるか迷っている親御さんは、まず「計算で躓いている」のか「単元理解に躓いている」のかを見極めてください。わからなければ体験授業なりで講師に聞いてください。

計算で躓いている」ならやるべきことは塾に通うことではない!

その準備だ。前段階だ。とにかく計算練習をするんだ。話はそこからだ。

中学に向けて計算スキルを身につけたいという小学生、親御さんにはくもん教室おすすめする。

くもんの数学プリント殆ど計算の反復練習であり、毎日宿題プリントが5枚出るので継続した勉強習慣も身に付けやすい。

下手な進学塾に通うよりまずはここで計算スキルを身に付けるべきだ。

しかし、くもんは計算練習に特化しているため面積や平均など、応用した単元の練習には向いていない。というかプリント範囲に(ほぼ)入っていない。

なので、余裕のあるご家庭ならば、早い段階でくもんに通い、ある程度計算力を得たら進学塾に切り替えて単元の練習をするという流れが1番良いと思う。


国語

文章題ができない中1、2年の原因もシンプルだ。

本を読んでいない、これに尽きる。

実際に問題を解いてもらうと、普段文字を読んでいないので文章を読み終えるだけでタイムオーバーしてしまったり、最後まで読んだ時には前半の内容を忘れていたりする。

深刻だと感じるのは「嬉し泣き」の概念などを理解できていない子で、「泣く」のは痛い時、悲しい時のみだと思っているので誤読するのである

人生で「嬉し泣き」の概念出会たことがないのだ。

もうこれは人生経験の問題になってくる。

本を読むのだ。もしくは映画でも、漫画でも歌でもいい、とにかく作品に触れて、自分以外の人の感情の流れを知ること、新しい概念を学ぶことが重要だ。

塾講師が「嬉し泣き」とはこういう感情で、「切なさ」とはこうで…と教えるよりもそっちの方が余程スムーズ理解できるし記憶に残るしなにより生徒も楽しいだろう。

親御さんにお願いしたいのは、そのような作品子どもが触れる機会を作ってあげることだ。

本を買わなくてもいい。学校地域図書館に連れていき、子どもが読みたそうな本を数冊一緒に選べばいい。

この時に絶対やってはいけないのは、子どもの選ぶ本に口出しすることだ。

まり簡単だろうが、絵しかなかろうが、倫理的心配であろうがとりあえず読ませるのだ!

気になる本の魔力は他者が思うより強い。

一冊読めば似た本が読みたくなる。それを繰り返すうちに、放っておいても文字数の多い小説に手を出すようになる。

間違っても初手からこども名作文学など勧めてはいけない。

どうしても読ませたかったらリビングの目立つ本棚に置き、親が率先して読んでいれば興味をそそられていずれ読む。待つのだ。

そうやってある程度文字を読み、文章に慣れ、感情や行動のサンプルを身体で学ぶ、そうして初めて問題を解くスタートラインに立てる。

から文章題で躓いている普段全く本を読まない子どもは、まず本を読むところから始めてくれ!

その状態で塾に来ても、何十分もかけて文章を読む基本練習をするだけだ。

高い月謝を払っているのにあんまりだと思わないか?教えるこちらも心苦しい。

本当に塾を効果的に使いたいなら、まずその準備として文章を読むところから始めるんだ。話はそこからだ。


英語

これに関しては特に言うことはない。

中学1年で本格的に勉強が始まるため、ほぼ全員が同じスタートラインから始まる。

スタートラインの前にある基本的計算力や読解力を要求されることもない。

アルファベットが言えれば十分だ。最悪言えなくてもたった26文字なのですぐに追い付ける。

家庭でやってほしいおすすめ勉強リスニングくらいだろうか。

こればかりは塾で教えるのは厳しい。

計算練習と同じく、継続的で本人の努力の量に左右される単元なので、塾で、家庭で、自主的に反復練習を積んでもらう必要がある。

あとリスニング聞き取りにくい所を何度も繰り返して聞くのが重要になってくるのだが、その「聞き取りにくい所」は生徒本人しかからないので、他人が教えるとどうしても非効率的になってしまいがちなのだ

中学リスニングはあまり重視されないのだが(出るとしてもレベルは高くない。基本がわかっていれば十分だが、簡単な文の読み上げが聞き取れないようなら対策した方がよい)、高校大学受験、そして英検TOEICではかなりの何度のリスニングが出てくる。

これらのリスニング日本学校教育だけで立ち向かうことはほぼ不可能なので(そもそもリスニングの機会が少なすぎる)、自分で何かしら教材を買って学ぶ必要がある。

それを中学からやっておけば高校でだいぶ貯金ができるだろう。


社会理科

ほぼ暗記科目である

例えば社会で、応仁の乱が起きた理由が上手くわからないので覚えられない…という躓き方をしている生徒には塾講師が役立つだろう。

しかし、その点は教科書を読めば理解できて、単に暗記で躓いているなら塾講師なしでも解決できる場合が多い。

要するに復習サイクルを上手く立てれていないのだ。

躓いている子は宿題として出されたテスト範囲問題集を一回解いて、丸つけをして、あとは一切問題集に触れずにそのまま試験に臨んでいる。

これでは良い点数が取れないのも当たり前だ。

暗記科目において1番大事なのは復習。

一回問題集を解いたら間違った問題に印をつけて、翌日そこだけもう一回解く。そして1週間以内にもう一回解いて、全問正解できるまで何周でも繰り返す。

テスト前にも同じ事をやって、全ての間違いを潰した上で本番に臨む。これだけだ。暗記ものでやるべきことはこれしかない。

まぁこれができれば苦労はしない話でもあるのだが、しかしこのサイクルは中学のうちに自分でできるようになっておいた方が絶対に良い。

これができない子は塾講師にいつこのページの復習をして、そうしたらこ問題集をやって…と逐一指導されることになるのだが、これはもはや勉強指導というよりはマネジメント生活管理の域になってくる。

率直に言って、やはり高い月謝を払ってまで通わせる必要はないように思える。

勉強週間がついていない最初のうちは塾に通って復習のやり方を教えてもらえば良いと思うが、それは意識して慣れればいずれ自分でもできるようになることだ。

マネジメントを期待して塾に通って暗記物を学ぶのならそれは正解だが、数学文章題のような"コツ"を期待して通わせるのならやめた方がいい。

来たところで最終的にやるのは問題を解いて、覚える、それしかないのだ。


【おわりに】

とりあえず伝えたいことは以上になる。

とにかく塾は万能ではないこと、塾の効果を最大限に発揮するには家庭での準備や努力が不可欠なことを認識してもらえたなら嬉しい。

そして、今現在自分の子どもがどの段階にあるのかを見極めて適切な措置をとるようにしてほしい。

全く地力がないまま塾に放り込まれ指導時間内はひたすら文章を読み、九九の練習をし、そして家庭での勉強継続して行われないため次に教室に来たときには内容をあらかた忘れておりもう一度六の段から始める、このような中学生を指導するのは本当に辛い。虚無だ。

月謝の無駄だとも思う。高額なのだから、本当に有用なことに使ってほしい。

現在悩んでいる方、どういう措置をとればいいかからない方がいたら、コメントを貰えればできる限り答えるので活用してほしい。

少しでも多くの子どもが己のレベルにあった環境出会えることを望んでいる。

anond:20210610023512

大学って他の社会現場に行ってない講師から素材を学ぶ場で、実際に動いている企業行政実態と噛み合ってないでしょ?

そんなイメージばかり 人事の愚痴けが事実

anond:20210610023512

大学って他の社会現場に行ってない講師から素材を学ぶ場で、実際に動いている企業行政実態と噛み合ってないでしょ?

そんなイメージばかり 人事の愚痴けが事実

anond:20210122211512

授業終了時間を守らない講師が多かったから、単なるラノベオタク講師やって社会人経験を示せなかった印象

2021-06-08

ロリコン擁護しま

どうも。クローゼットロリコンです。

死んだ魚のような目で一連の流れを追っていたのですが、どうしても納得できない部分があります

性交同意年齢の引き上げを検討する議論で出た、「50歳の自分14歳恋愛して同意の上で性交して捕まるのはおかしい」発言について、講師に招かれた教授インタビューでこう言いました。

発言を聞いて絶句した。(中学生との性行為は)性的搾取にあたるから犯罪となり得ると示すことが大事


また別のインタビューでこうも言っています

この発言には実は驚きませんでした。ジェンダー後進国日本では、こういう意見を持つ方は、刑法学者でも弁護士でもいます問題は、それが『アンコンシャス バイアス(=無意識偏見)』に基づくもので、本人たちは悪気も自覚もないということ


性的搾取とかアンコンシャスバイアスとか、どうやって判定するのだろう…

そのインタビューによると性的搾取とはこういうものらしい。

先進外国では、社会人中学生のように、年齢差も力関係の差もあるところに、対等で真摯(しんし)な恋愛存在しないというのは、とっくの昔から常識。(中学生からすれば)疑似恋愛かそう思わされているだけで、性的搾取だという考え方です



今回の事件へのコメント欄にも、ロリコンだとみなして「気持ちわるい」と暴言を吐く人たちが即座に現れた。もしこういうことがあったなら~って仮定想像だけでもう、公然罵倒されてしまう。「歳の差恋愛逮捕おかしいというのなら、何がおかしいのか?」って議論にはならずに、ただ、一笑に伏される。

あなたたちが見た恋愛は、ぜんぶがニュース報道でしょう。 加害・被害関係だけしか見てないのに、本物の恋愛はどこにも存在しないってどうして言い切れるのだろう。ロリコン性愛へのアンコンシャスバイアスがすでにあるのに、疑似恋愛か本物の恋愛かをどうして決められるの?

部下との本物の恋愛存在しないの?

障害者との本物の恋愛存在しないの?

キャラクターへの愛は、本物の恋愛では、ないの?

本物の恋愛資格を与えるほど、中学性教育って特別ものだっただろうか。ついこないだまでホモセクシャル恋愛は疑似恋愛として扱われてたのに、「常識」がどうして頼りになるだろうか。

2021-06-07

配偶者セレブバイトをさせてあげたい人生だった

例のあれの話題です。表題は嘘です。でもちょっとだけ聞いていってもらってもいいですか。

私は例の氏が言及された「専業主婦」の人たちよりもおそらく一世代ほど若く、主婦にすらなれなかった女です。配偶者収入だけでは都内職場から時間ほどの場所家族で暮らす部屋を借りることすらままなりません。同じ大学を出た男子諸君よりは見劣りする収入で、フルタイム勤務をしています

この増田は、大学文系研究室の中で人々がいかにして研究職を目指し、リタイアしていくかについて思い出話をしたくなって書き始めました。最初に言っておくと、基本的には男女関係なくつらい世界でした。

私は地方から旧帝大文学部に進学しました。3つ4つほど名前を思い浮かべてくれたら多分その中に入っている大学です。教育機会の地方格差は私も身に覚えがあります最初ハードルとして、先生親の期待値が非常に低く、地方から出てまで進学を目指すというのは相当に学力が高くないと選択肢に入らないのです。女子ならなおさらね。模試で毎回良い判定を出して、絶対浪人はしない、行くなら国立約束してようやく許しが出るか出ないかくらいのものです。私たちがそんなことで心を削っている間に東京トップ中高一貫校の子たちは高二の時点で受験範囲の履修を終えているというのだから、当時の焦りとやっかみは結構ものでした。さらにいうと本当の良家の子息は推薦入試を受けるので、私たち試験対策をしている間に別のことで人生経験を豊かにしていたと知るのはもっと後になってからのことでした。

さて進学先の大学では、文学部でも女性学生は3割ほどしかいませんでした。女性教授に至っては3割どころではなく、殆ど男性です。私がついた教授全共闘世代男性でした。

研究室教授王国です。そのことでは男女変わらず苦しい思いをした人が多いでしょう。研究室運営非常勤講師をやりながら博論執筆中のかなり年上の先輩が取り仕切っていました。「学部4年の女は屍」なんて年増扱いされていたのがここで一転、また「若い女の子」に戻ります。それが嬉しいなどと、無邪気に言っている子もいたものでした。

この「若い女の子」が研究室で一人前に扱ってもらうために必要なことはなんでしょうか。答えは簡単で、男の同期よりも頭ひとつ分ほど優秀であれば何の問題ありません。しかし私はそうではありませんでした。結果として、先輩や教授からの信頼と支援はなかなか得られず、大切な時期を自己流の研究活動で浪費してしまいました。男性なら誰もがもっと上手くやっていたとは言いませんが、ボスや先輩が全員「異性」という状態での相談のしにくさをちょっと想像してみてもらえますか。人文系の院に進む人間心臓の小ささも加味してください。私の研究職への志は、この修士の時点でへし折られていたのですが、完全に諦めがつくまでの間はしばらく大学に残る方法を考えていました。

研究室に同性の先輩は修士で1人、博士は0人でした。前の年に修士を出て就職した女性がいましたが、脱走者のような扱いで嘲笑のまとでした。その先輩について彼らの口から私が知り得たのは名前就職先と「顔は悪くなかった」ということだけでした。修士で一緒だった女の先輩は気づけば私が2年になってもまだ修論を書いていて、その後、ひっそりと別の大学研究室転出して行きました。教授は事前の相談がなかったと怒っていましたが、私も卒業後は二度と研究室に足を運んでいません。

研究室の閉塞感は本当にひどいものでした。ひとえに貧しさのせいだったと思います学振が取れて月に20万の給付金をもらえている人は、神に選ばれた人のごとく羨望の的でした。今思えばそれでも年に240万なので、学部卒で一流企業就職した同年代とは雲泥の差です。しかしどれほど貧しくても社会に出るより夢を追いたい、「働いたら負け」という言葉にも本気で励まされながら、友人の結婚式に恥を忍んで一万円札を一枚だけ包んで出席する生活を送っていました(五千円札を二枚足して、二万円だけどお札は三枚という苦しいパターンもありました)。他の先進国と比べて、この辺りのカネは一桁足りていないと思いますが、この先人文系にこれ以上予算が回ってくることはこの国では二度とないのでしょう。

せめて博論まで書き上げれば将来を約束されている世界なら、もっとみんな明るく頑張れたと思います。ほんのひと握りのエースだけは、博論を書き終えるか否かの時期にほとんど収まる場所が決まります海外大に行かせてやり、その間に教授が手を尽くして帰国後のポストを空けておいた、なんて話も聞きました。

ですがそれ以外の人々にとっては、アカポスは「空くのを待つ」ものでした。人文系ポストが新しくできるなんて滅多にないことなので仕方のないことです。自分の専門領域を売り込めるポストが全国のどこかで空くのを待つ。それがいつになるのかは分かりません。空いても既に内々に誰が座る椅子か決まっていることもある。哲学科は50まで待たされる、なんて話もありましたが、実際には三十代後半になっても専任ポストが見つからない場合、その後の見込みは相当厳しいと聞きました。そうなるとその後はずっと非常勤講師塾講師翻訳バイトなどを生業に細々と暮らしていくことになるのでしょう。

苦しさの中には、生活苦だけでなく何者にもなれない苦しみというのもあります。◯◯大常勤講師助教准教授……肩書きのあるなしで地獄風景は一変します。その点でも、ポストが取れるか取れないか不安が心を焼いて、生活の行き詰まりよりも先に精神が参ってしまう人もいました。

そうして35近くまで赤貧にあえぎながら蜘蛛の糸を掴んでみるか、早々に自分能力に見切りをつけて社会に出るか。前者の道を選んで勝負をした人は、たとえそれが好きなことであっても相当に苦しい思いをしたと思います勝負に負けてしまった人がどうなったのかは怖くて想像できません。でも人数としては勝った人より負けた人の方が圧倒的に多いはずです。

ましてや自分女性だったらどうでしょうか。35まで夢を追っていたら、勝っても負けても子供を産むことはほぼ諦めるのが前提になります(晩婚化でこのラインも後退しつつありますが)。詳しく述べませんが保育園入所の条件と研究活動継続はほぼ完全にデッドロック関係にあり、研究を続けながら出産育児をするのは相当に実力と体力と環境に恵まれた人以外無理です。

40過ぎて教授になってから若い奥さんをもらうという可能性がないわけでもない男性とは、この辺りの厳しさの捉え方に違いがあるのではないかと思いますしかしそれは男性からしても一握りのケースだと思うので異論があるかもしれません。私の教授還暦間際で3歳の子がいましたが。また一方で「女は最悪家庭に入ればなんとかなる」という考え方は暗黙のうちに誰の頭の中にも染み付いていて、同じ能力の男女がいたらそのポスト男性につかせてあげたいと思う考え方は間違いなくありました。これは残念ながら現時点ではある程度事実でもあると同時に、別に家庭になんて入るつもりのない、研究一筋で行きたいと考えている女性にとってはとんでもない逆風です。この条件でどれだけの女性勝負に出ようと思えるでしょうか。

ともあれ凡人の私は自分の大して光るもののない能力と、文系修士二年の時点と三十を過ぎてからも残る選択肢を全て検討した結果、大学を去るという選択しました。念のため教員免許も取得しましたが、ちょうど就職市場が売り手に傾いていた頃だったので文系修士でも正規の職を得ることができたのでラッキーだったと思います修士までの六年間は、就活でのささやか肩書きとして一応の役割を果たし、それきりです。

例の氏はこうした厳しい生存競争文字通り命をかけて勝ち抜いた人であって、おそらくそ過程で敗北していった男性も途中で家庭に入ることで生き延びた女性も見てきたことでしょう。ご自身配偶者を得ることは考えられなかったとおっしゃっていた気がするので、何かと引き換えに夢を叶えたと感じておられるかもしれません。

東京には、とんでもなくいい暮らしをしている人がたくさんいるのは事実です。その中に、高度な専門技能を持っておきながら主婦バイト生活をしている人も実際いるでしょう(氏が例に挙げた同時通訳者は働いているのでなんであれ専業主婦には当たらないと思いますが)。ただそれは現代東京に限ったことではなく、前世から存在する富裕層典型的なあり方のひとつしかありません。詳しく知りたい方はウェブレンの『有閑階級理論』でもご参照ください。余った富の一部は昔から配偶者の閑暇という形で発揮されるものなのです。女だから主婦になれるから楽でいいよなではないのです。そういう意味で、氏が「セレブバイト」の女性のありかたではなくそれを妻とする男性に対して勝ち負けの視線を投げかけるのは社会の捉え方としては極めて正しいのです。氏の発言女性蔑視であるとの指摘もありますが、蔑視どころか視界に、勝負土俵上に入っていないというのが実際のところではないでしょうか。それは今の社会がそうだからであって、特段の悪意や蒙昧がそうさせるわけではないのだと理解しています

一方で、だからこそ氏のような学術的な場で活躍される方にはどうか「ジェンダー論は置いておくとして」の置いておかれた方の中で苦しみ、うんざりして、何かあればすぐに怒り出したくなるほど忸怩たる思いを抱えている人が本当はたくさんいるんだということも知ってもらえたら良いのになと思うのです。これは私がそっち側に置いて行かれた立場にあるのでそう願い、発言するだけであって、ジェンダー論を置いておいて議論することを許さないという話ではありません。地方格差階級格差の中に男女を問わない問題が多分に含まれているであろうことも分かっているつもりです。

これは思い出話なのでオチはありません。ただ時々、自分地方中産階級の家庭の娘に生まれたことで最初からあるようでなかった様々な選択肢を思い起こす時に感じる胸の苦しさが蘇ってきたので、こうしてお話しさせてもらいました。

anond:20210607152002

長万部キャンパスね。

専任講師てのは非正規ではないんだね。勘違いしていたわ。

そうすると40前くらいか

2021-06-05

anond:20210605112607

アメリカでは社内恋愛バリバリ会社多い印象。このセクハラパワハラってマナー講師みたいな商売なのに批判少ないのなんでだろう。

この件だって断り辛いって理由で傷つけてる女が100%悪いし子共。断った相手イジメをして初めて男側が処分されるのが普通。もちろん超エリートそもそも社内恋愛危険からやらないけど、普通社員はやりまくってる。普通にそれが楽しみで仕事してる。

2021-06-04

頭がいい人と付き合って人間性が変わった

表現の仕方がわからなかったので人間性と書いたけど、かんたんに言うと”頭がよくなった”

私は田舎まれで、学力をあまり気にせず学生時代を生きた。

女だし、尖ってたので本当に学歴を高めようとか思ったことがなかった。

社会人になったときに、紹介で知り合ったIT系の人と付き合った。

彼の知的雰囲気がすきだった。

例えば、

私「コロナワクチンが打てるようになったらどうする?打つ?」

彼「調べたことないからなあ。調べてみないと何とも言えない」

といった具合だ。

ある程度学歴がある人や、男性同士ではもしかしたら違和感のない会話なのかもしれないが、

恐らく女性同士でこのやりとりは発生しないと思う。少なくとも、私と学歴が似たような女友達とは絶対にならない。

私 「コロナワクチンが打てるようになったらどうする?打つ?」

友人「なんかアメリカではすぐ打てるから打ってすぐ帰ってくるのやってた人いるらしいよねー」

友人「ワクチン陰謀論とかツイッターでよく見るよね」

実際友人とこの会話をしたときはこんな具合だった。

彼の返答は正直めんどくさいと思うことがよくあるけれど、

すごく新鮮で、驚きや発見連続といったかんじだった。

私も本当は、ディベートというのかわからないけど、そういうものが好きなんだと思う。

いろいろ考えながら話し合うというのがゲーム感覚で楽しくなった。

彼や会社に揉まれて、私も論理的思考というか、ちょっと大人っぽい喋り方ができるようになったんだなあとふわっと思っていた。

ある時社外講義で、正しい文までは忘れてしまったが、「大きいと思うものはなんですか?紙に書いて発表しましょう」といったワークがあった。

私は適当に、一般的ものの2倍と書いた。

みんなの回答を見てみると、家、キリンなど様々な回答があった。

その回答を見た時、すごく衝撃を受けた。

私の会社中小零細ではあるがIT系だし、高学歴の人もいる。

そんな人が家、キリンと答えているのが信じられなかった。

正直、私の一般的ものの2倍という回答も微妙かなー突っ込みくるかなーと考えていた。

講師にも私の回答は珍しい、論理的思考能力が高いですね的な事を言われてまた更にびっくりした。

急にめんどうになったのでまとまるが、

彼と付き合うことで私の人生は明らかに変わった。

彼と出会わなかったら、私はキリンとか答えて、ギャハハ笑っていたかもしれないと思うととても怖くなる。

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プレビューしたら改行なくて見辛いね。見てくれてありがとう

2021-06-03

数学検定1級の問題が明らかに狂っている話

     平成28年10月30日に実施された数学検定1級の2次試験問題を知っている者は分かると思うが、ビーズの個数に関する単なる場合の数の問題であって

   高校数学範囲で解けるものが、模範解答は、正解は何らかの多項式の係数が答えになるという驚愕するようなものが用意されてあった。

      またこ試験とは違うが、別の回では、直線と、2点が与えられていて、2点をとおり、直線に接する円をコンパスと定規だけで、できるだけ簡潔に作図しなさい

   という問題が同様に、二次試験の第5問に用意された。その模範解答に関しても、多くの円を書いた結果がそうなるという、驚愕するような解答を示してあった。

     しかしこれらの問題が愚問であることは普通数学者であれば分かるであろう。ビーズ問題場合の数でやればいいし、作図の問題はより簡単方法があるところに

  わざわざ驚愕するような解答を用意して受験生を騙すわけである

    このように、数学問題に関しては、本当にその驚愕すべき解法でしか解けないと初学者を騙すも、実はより簡単方法があるのに、わざわざ驚愕するような解法を示したがる

   検定会社の出題者とか予備校講師が多いわけである

    要するに模範解答としてそのように書かれているが、それが本当に模範解答かどうかは分からないようにしてあり、数学を知らない人間は、その問題に対するより簡単な法が

  あることが分からず、模範解答を見た場合にはそういうふうにしか解けないと勘違いするのである最近ではより思いつきやすい解法で解けるものを、わざわざそういう解き方を

    する必要のない驚がく的な模範解答を示すというのが流行っている気がする。

2021-06-02

anond:20210602202146

講師「成長するなら早くしろ、でなければ帰れ」

2021-05-31

これマジ?

これ本気?

はぁとふる倍国土

@keiichisennsei

 

May 28

ゲスト講師学生たちに「見開きを学ぶのと並行して縦スクも描けるようになっておくこと」を強調した。日本大手出版社も「縦スクが描ける人」を欲してきている、と。これも例えると、90年代の初頭に「私、パソコン使えます」と言えばどこでも就職できたのと似ている。(続く

 

これまぶ?

鉄板の周りにガードする紙の増田須磨のみカルスドーガに吏和マノン派って(回文

ノンアルコールビールビールってことになってる

隠語での注文の仕方が常連さんの集うお店で流行ってるみたいです。

おはようございます

緊急事態宣言が延び延びでもうどうしようもないこのろくでもない世の中。

家のみでの発散さ加減は

いくらテイクアウトがウーバーだと言っても

お店で頼んで飲み食いするのは

やっぱり迫力や臨場感などのライブ感が違うわよね。

まあウーバーとかで頼んだことないけど。

いったい私はいつになったらああいった通常営業焼き鳥屋さんとか町中華

ビールを決めることが出来るのかしら?って思うのよね。

やっぱりライブ感というかそこでしか文字通り味わえないなにかがあるのよ!

お店に入ってどこ座るかってとことか

注文オーダーしたりそれが出てくるまでの提供時間ちょっとビール飲んだりとか

そしてやってくる町中華餃子

全てがライブなのよね。

やっぱり人はこういったライブ感を求めているとしかいいようがないのよね。

ただいいお店のリゾット

樽のような大きなチーズの中で熱いご飯を入れて、

とろけさせて器に盛ってくれるあの美味しいチーズリゾットは恥ずかしいか厨房で作って持ってきてよ!って思うわ。

あのパフォーマンスもいいんだけど、

ぱぱっとやってくれるならいいんだけど、

時間チーズがとろけさせる時間が長いので

耐えられないわ!あのライブ感の時間は。

なんか他にもテーブル給仕さんがそこで完成させる系のフードってちょっと面食らいそうなので、

テーブルで仕上げます!って注意書きをメニューに欲しいぐらいよ。

あの鉄板で熱々のハンバーグとかステーキだとか

目の前でソースをかけてじゅうじゅう感マックスでお送りするじゃない、

あれ紙エプロン的なのものしかり、

鉄板の周りに立てる紙の筒ガードもあるけれど、

やっぱりどうしてもソースやらが跳ねちゃうので

今思ったんだけど

テーブルで完成させる系のは

もう予め厨房でかけてきてよ!とも思うし、

あれはあれで厨房でやったら

厨房がドロドロになる懸念もあるわよね。

あの筒紙ガードの防御に上にフタが出来るようにもう一枚紙をもらえたら、

あれはあれで私は完全防御ができていっかなーって思うのよ。

どうしても天井からじゅーじゅーが漏れてくるじゃない。

から最終あの鉄板の周りの筒の紙ガードの上に紙を乗せたいわ。

今度はA4用紙でも持参しようかしら?

持ち込み禁止のお店じゃなかったらいいんだけどね!

でもいつそう行ったお店に行くかって結構不意だったりするから

いつもA4用紙を持ち歩いているのも変よね。

からハンバーグ屋さんとか

そう言うライブ感ある鉄板のお店に行こうよ!って言ってイマイチ嫌な顔をされたら原因はそれに尽きるから

ジェントルマンとしては

あなたジェントルマンに仕立て仕上げる最後はA4ってワケなのよ。

おわかり?

これ勝手マナー講師とか広めて欲しいわーって思うし、

シュウクリームは初めて発明されたとき未知の食べ物でまだそれに対するマナーもなかった頃、

ストローで中身だけを吸うのがただしい食べ方です!って間違ったマナーを開発して欲しかったわ。

あいう苦戦しそうな食べ物マナーの良く分からないもの結構辛みがあふれる

ライブ感どころではないわよね。

そう思ったし、

ライブ感とマナー感は相反するものだと

今日理解できたわ!

うふふ。


今日朝ご飯

シャキシャキレタスサンドしました。

こないだサウナ入って2キロ体重減ってたか

これ全部水分出るのスゴい!ってただそれだけなんだけど

そんなに汗出る?って思ったりしない?

そう考えながら食べるレタスサンドは美味しいわ。

デトックスウォーター

そろそろ麦茶の量産体制にめどが立ったので

歯止めのかからないうちにうんと生産しておかなくてはって思う季節、

うちも麦茶始めようかなーって

昨日仕込んでおいた水出し麦茶ウォーラーしました。

夏が来れば思い出す遙かな尾瀬遠い空!ってこのことね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

お父さんとアダルトビデオ


珍しく早起きしてリビングまで降りると、定年を迎えた父がノートパソコンアダルトビデオを見ていた。私は気づかないふりをして自分の部屋に戻った。

「年をとっても性欲はあるんだよなあ」という当たり前のことを思ったけど、同時に「特に下半身をいじらなくても性欲って満たされるものなんだろうか」って疑問を持った。私なんかだと下半身をいじらないと満足できないのだが、まさか父に聞くわけにもいくまい。

話は全く変わるけれども、思春期を迎えてから親にも性欲があるとわかった後で、そういえば「あれは夫婦二人きりになりたかったんだな」と思い出されることが多々ある。妙に早い時間に寝ろと言われた晩だとか、家族スキーに行ったはずなのになぜか子供だけ地元スキー講師のところに追いやられたときのことだとか。

もう少し大きくなってくると、父と母の性欲の量の差をうかがわせるエピソードもある。北国にドライブしたとき、なぜか家族風呂に入ったことだとか、伊豆混浴温泉に連れていかたことだとか。もしかしたら、父はもっと母と同衾たかったのかもしれない。この家族風呂の話は、家族の前ではあまりしない。別に裸を見られたのは嫌じゃないんだけれど、照れ臭いからだ。それに、両親が性交回数を増やそうとした努力を思い出させるのもどうかと思うからだ。

今となっては、たぶん両親はそういうことはしていないと思う。私の部屋の隣が夫婦の寝室だし。とはいえ別に仲が悪いわけでもなく、当番制で作った夕飯についてああだこうだ互いに注文を付けあっている。

2021-05-30

anond:20210530015555

4つ以上の数を数えたり想像力を働かせたりできるのはおおいに結構だが、基本的数字くらいは把握してから口を開けばいいのに。

増田が言うよりはだいぶ多い人数が入国する予定。

7月23日に開幕予定の五輪には、1万5千人の選手のほか、大会関係者7万8千人が各地から来日する予定だ。

https://www.asahi.com/articles/ASP5S7JKBP5SULBJ00L.html

ただし、それでも同記事によれば、

東京五輪が開催されると新型コロナウイルス感染拡大にどの程度影響するかについて、東大経済学部の仲田泰祐准教授藤井大輔特任講師が推計をまとめた。選手入国者による影響より、経済活動が活発になって都内の人出が増えることによる影響の方がはるかに大きいという。

7月感染者激減は眉唾かな。そもそも数字数字言う割に、自分の予想に関しては数字抜きで「激減」という言葉だけの雑さよ…

7月になるとホント感染者は激減して、なんでオリンピックしないの?って雰囲気になるよ。

選手関係者が1万人って、一般庶民感覚では大人数のように思えるけど

それは、カラハリ砂漠先住民族が、1,2,3とたくさん しか数えられないのと同じで、

単に想像力の欠如でしかない。

https://anond.hatelabo.jp/20210530015555

2021-05-28

母親ワクチン打った

75になったばかりで滑り込み対象者だった。

申し込み開始の朝にパソコンの前に貼り付いて重い画面をリロードし続けた甲斐もあって、27日の朝一番摂取の予約ができた。

血圧とか肥満とか、コロナになったら重症リスクが高いと思っていたから、すんなりと打ってくれると言われたとき安心した。

もちろん最初から打つつもりだったわけではない。

テレビに踊らされて、コロナになったほうがよほどリスクが高いというのに小さな副反応を気にしていた。

どうせそんなことだろうと、本人の話は半分くらいにして、ところでワクチンを打っても感染は減らないらしいという話をした。

要するに自分リスクを背負いたくないから打ちたくないだけで、他人が打ち終わればコロナが消えて元通りになると思っていたのだ。

ところがワクチンを打ったところで感染が止まるわけではない。

無症状のままウィルスを持ち歩き、自分は症状がでないままに人にうつすようになる。

から、突然自分だけ発症して、誰にもらったかもわからないままに重症化する危険性がある。

そんな話をしたら割とあっさりと観念してくれた。

母親は孫に会いたいという。しかし、小学生の子どもたちはいつ無症状感染していてもおかしくない。

毒ガス感知の小鳥のように、自分センサー代わりになるしか気づく方法はないのだ。

幸いながら今の所、発熱などの症状が出た試しはないが、それでも学校先生や通っている塾の講師が陽性だったという話は絶えず聞こえてくる状況だ。

それでもしつこく連れてこいというのだから最後自分の選んだ死に様だと連れて行くようにはしていたが、その心配もようやく終わることができる。

わかっているよ。それでも連れて行かないのが子ども責任なのだということは。

しかし母がいうには、孫に会えないならば死んだも同然だと、目をうるませながら本気のトーンで詰めてくるのだ。

それで死なれでもすれば寝覚めが悪くなることはわかりきっているが、それでも死に方くらいは選ばしてやりたいという気持ちが勝ったのだ。

そんな綱渡り状態もやっと終わる。

母は孫に会う以外、人よりもよほど厳しく感染対策をしている。

これも早い段階で、何をしようと人に会わないのが一番の対策だと口を酸っぱく言い続けてきたからだ。

旅行観劇趣味だった母から楽しみを奪い続ける生活がようやく終わろうとしている。

オリンピックなんてどうでもいい。とにかく人々の日常が早く取り戻されることを願う。

2021-05-25

うつ病治療

うつ病治療とは要するに思考パターンを変えていくことらしい。

自分仕事予備校講師だ。予備校講師重要仕事の一つに、生徒の思考パターンに対して、アンタこんなふうに考えてるけど違うわよ、こう考えるのよ、と思考パターン矯正してあげるというのがある。

思考パターンをすぐに変えて成績を伸ばす子とそうでない子がいる。スペックの高さというよりは、素直あるいは愚直かどうかが重要だ。真っ白な紙のようにすぐに講師アドバイスに従って考え方を変えてみる子は強い。

うつ病の妻を見ていると、とにかく頑固なのだ認知行動療法で考え方のパターン変えましょうね〜って言われても従わない。これは厳しいなあと思っている。まあ、勉強科目という客体化できるものへの思考スタイル自分と一体化してしまった思考スタイルでは難易度も違うのだが、とにかく素直になってくれーーと思っている

2021-05-22

オンライン学習eラーニングの「倍速禁止ルール

なんか、そういうのがあるみたいね。また、クソ人事とかマナー講師が考えたのかな。「講師はみなさんのために一生懸命話しています。それを倍速で聞き流すのは失礼です」とか言ってるんだろうか。

やってることが、「手書き履歴書じゃないと心がこもらない」と変わらないなぁ。

もちろん、特に企業新入社員研修は勤務時間を埋めることも要件なので、半分の時間で終わってしまうと、勤怠管理的に困る側面はあるけど。だから、教材を読み上げるだけなのにライブ配信が主流なんだろうね。

2021-05-20

古本の元の持ち主

予備校講師をしている関係で、ブックオフにはよく出入りする。参考書が大量に必要になるけど、経費で買えないから、安くあげるしかない。問題集とか、とくに最新である必要がないのもあって、黄色チャートとか、古くても問題は同じだったりする。そういうのを買う。

買ってもすぐに使うとはかぎらなくて何年も眠らせていることもある。昨日もずいぶん前に買った数学Ⅲのチャートを開いて媒介変数ちょっとややこしい問題のわかりやす解説がないかなあと調べてた。そのときモノクロ写真っぽいものが落ちた。ページのどこかに挟まってたようだ。

拾い上げてみると、それが胎児エコー写真だということはすぐにわかった。うちの子が産まれる前にも、こういうのを病院で渡された。だから最初は、うちの子エコーだと思ったぐらいだ。けど、考えてみたら、もう成人して家を離れた彼女がわざわざ親の所持品の中に古い写真を挟み込むわけはない。もちろん、私自身がわざわざそんな古いのを栞に使うわけはない。そもそもこの本は、買ってからずっと使ってなかったんだし。

ということは、前の持ち主だろう。自分胎児だったとき写真を栞に使うとは奇特な生徒がいたんだなあと思った。さて写真をどうしたもんだろう。持ち主に返したくても、きれいな古本で、他になにも手がかりはない。名前が書いてあるようなこともないし、だいたいがほとんど使われた形跡がない。参考書類の古本書き込みがされてることも多いのだけど、なにもない。筆跡さえわからない。

もちろん、胎児写真から顔がわかるわけもない。そう思ってもういっぺん写真を見て、気がついた。撮影日が、10年ほど前なのだ。この本がどれくらい私の手元で寝ていたのか、さらにその前、どのくらいブックオフの書棚で店晒しになっていたのかわからない。けれど、本の発行日とかから考えたら、持ち主が使っていたのはやっぱり10年ぐらいより前だろう。ということは、この写真は、持ち主本人の写真ではない。

私は混乱した。わけがからなかったけれど、とりあえず気持ちを落ち着かせるため、デリヘルを呼んだ。別にそういう話をするつもりはなかったのだけれど、やってきた嬢に言うともなく、一部始終を話してしまった。すると、嬢は突然、仕事の手をとめ、その写真を見せてくれないかと言う。見せてやると、しばらくじっと見たあと、写真に向かって手をあわせ、なにやら念仏のようなものを唱えはじめた。私は余計に分けがからなくなった。が、しばらくその柔らかい声を聞いているうちに、どこか納得する気持ちがわき起こってきた。なるほど、回向写真

2021-05-17

anond:20210516094207

男性大学生人間性や車でのミス女性の話はいったん置いておくとして、あなた年功序列制度に縛られすぎている。

あなた研修生で彼は講師なのだから職位としては 大学生あなた でしょ。

職場敬語を使われなくても、また下に見られているのは当然のこと。

2021-05-16

大学生を見て鬱になる

自分が働いている職場には10名ほどの講師がいる。

そのうち女性講師は全部で4名おり、全員大学生である

以前にも書いたことだが、自分彼女らを見て、かわいいというより、大人の女性だなあと感じてしまう。

「お姉さん」という目で見てしまうのである

自分の中での「女子」は中学3年で成長が止まっているため、45歳の今になっても女子大生を見ると「大人」と感じるのである

しかしその反面、彼女らには、つい「年上の格好良さ」を見せようと演じてしまう。

彼女らの前では、格好良く見せようとしてしまうのだ。

自分の中での「女性」はクールでちょい悪な男性が好きなはずだから彼女らの前ではいつも以上に孤高の人を演じて、彼女らに関心を抱かせようとするのだ。

ただ、45歳の今になってはいくらクールに振る舞っても、女性からまったく声はかからない。

かくして、そんな孤高の人は、彼女らといまだ一度もコミュニケーションをとることができない。

他方、男性講師も皆大学生だが、彼らを見ても女子大生と同じ感覚が湧かないのが不思議である

もっと普段彼らと会話することは全くないため、彼らがどういう人間かはほとんどわからないし、興味もわかない。

ただ、そのうち1人苦手な男性講師がいる。

彼もおそらく大学生である

肌は黒く、茶髪ショートヘアーヒゲを短く整えており、塾に来るときサッカー本田がかけているような金縁のサングラスをかけている。

女性講師からエグザイルのなんとかに似ていると言われるなど、コワちゃらい感じである

自分もちょい悪を演じているのだが彼は見た目だけのちょい悪である

でも、彼はそれが「格好良い」といわれ、自分は言われたことがない。

彼はちょっとした服装の変化にもすぐ気付かれる。

自分は何をしても気づかれない。

これはいったい何の差なのか。

そんなちょい悪な彼でも仕事においてはフットワークが軽く、室長の言いたいことを即時に把握してすぐ行動に移すという行動力を持っている。

そのため、室長は彼に何かと仕事を任せることが多い。

最年長の自分仕事を任せられたことはないが、20歳そこそこの彼には様々な仕事を任せるのである

自分パソコンについては、そこそこの知識はある。

ネットが主だが、もう10年以上使い続けているからだ。

からパソコン仕事は彼にやらせるより自分が適任のはずである

でも、パソコンを使った仕事でも、室長自分ではなく彼に頼む。

そういうのを見ると、なんだかやるせなくなる。


また、これも自分と違って、生徒に面白い話をして楽しませることもできるため、生徒から人気があり、休み時間はいつも彼の周りに人だかりができている。

そして彼が話すときはいつも大声だ。

まるで吉本芸人のように大声で話したり、笑ったりする。

そんな彼は、いつも講師室に入るなり、得意の大声で周りの講師をいじったり、馬鹿話をして場を和ませており、講師室ではムードメーカーとしての役割果たしている。

自分が彼の話を聞いてもあまり面白いとは思わないが、同世代ではあれが面白いと感じるのだろう。

彼にいじられる方も、まんざら悪い気ではなさそうだ。

彼が講師室にいないとき講師の間ではよく彼の話をして笑っている。

要は憎まれないキャラなのである

この辺は自分正反対である

その一方で、彼は目上の人間に対しては体育会系なノリで接する。

その体育会系なノリが、上司である室長からも気に入られているのか、室長しょっちゅう長話をしている。

自分仕事ほとんど講師室で室長そばにいるが、室長最初面接以来、5分以上話したことはない。

何気ないコミュニケーションが取れないのだ。

彼はもはや室長からは単なるお気に入りから特別存在」として認識されている。

その証左として、彼は塾の駐車場に堂々と自分の車を止めている。

しかも、室長公認で止めているのだ。

学生のくせに車を持っていることだけで腹立たしいのに、塾に来るのにわざわざ車で来て、どや顔駐車場に止めているのだ。


自分はそんな彼が好きになれない。

理由は単純な嫉妬以外何物でもない。

学生のくせに車に乗るなんて、運転免許も持っていない自分にとっては妬ましくて仕方がないし、あんなふざけた話ばかりしてて講師になれるのに、自分がいまだ研修生なことも納得がいかないし、妬ましい。

また、女性講師と笑いながら喋っているのも妬ましくて仕方がない。

そんな単純な嫉妬から、彼をあまり好きにはなれなかった。

しかし、一点だけ評価するところがある。

彼は周りの講師ほとんどをいじってきたが、自分だけに対しては、決していじろうとしないことである

体育会系ならではの年上に対する敬意があるのだろうか、彼は自分を笑いのネタに使ったことは一度もなかった。

いくらボンボンエグザイルでも、二回り以上も年上の人間には敬意を払っており、そこは意識的にきちんと線引きしているのである

当然と言えば当然だが、自分中学時代水泳部上下関係を学んだからよくわかる。

年上の先輩をネタにすることなんて不謹慎まりないのである

このくらい、中学生でも知っている常識である

さすがのエグザイルも、そこはきちんとわきまえていたのだった。

そこだけが唯一彼を評価できる点だった。

…はずだった。


その唯一の評価が覆る出来事が起こった。

ある日、天候が著しく悪く、さながら台風のような日があった。

その日は休んでいる生徒が多かったが、講師電車関係でいつもの半分くらいしか来ていなかった。

自分もすぐに帰ってよかったのだが、そのとき男性から一番人気のある女性講師も残っていたため、彼女とのコミュニケーションを作る絶好のチャンスと考え、自分も敢えて残った。

いつもクールに振る舞ってばかりでは会話の糸口を掴めない、ここでは二人きりのときに思い切って声をかけてみようと考えた。

彼女ハーフのような顔立ちをしており、顔だけでいうとおとぼけキャラローラに似ている。

いつも笑顔で皆を和ませるため、、周りの職員にも人気がある。

彼女大学チアリーディングをしており、いつも黒髪ポニーテールのようにして後ろで結んでいる。

生徒からも人気があって何名も担任として抱えている。

から台風の日でも出勤せざるを得ないのだ。

彼女情報はだいたい知っている。

というのも、以前室長講師名簿を見ている隙に背後から覗き見し、彼女の通っている大学や生年月日、住所も覚えたのだ。

男性講師が何歳でどこの大学などまったく興味すらわかないが、女性に対しては別である

勉強ではほとんど機能しない暗記力も、こういう時には20代に負けないくらいの力を発揮する。

その日、最後まで授業があったのはエグザイルローラだけだった。

最後の授業をしている間、自分はひとり講師室に残って予習をする振りをしながら、彼女に話しかけるためのネタを考えていた。

しかし、彼女エグザイルと一緒に講師室に入って、ずっとエグザイルと喋っていたため、結局チャンスは巡ってこなかった。

夜になると雨はほとんどやんでいたが、室長エグザイルに、自分ら2人を車で送るよう提案した。

自分は、正直彼の車に乗りたくなどなかったが、これまた彼女と話せるかもしれないチャンスと考え、期待に胸を膨らませた。

エグザイルは「いいっすよ」みたいな返事をして、車に乗せることを快諾した。

これは絶好の機会だ、これを逃すわけにはいかないと思った。

しかし、そこで問題が起きた。

自分はかれこれ20年くらい車に乗ったことがない。

両親は車の免許を持っていなかったので、幼いころから数えるほどしか車に乗ったことないからだ。

だいたい、電車自転車を利用していた。

最近乗った最も古い記憶は、20年くらい前に乗ったタクシーである

そのため、車に乗る要領がいまいちからない。

しかし、彼らの手前、ほとんど車に乗っていないことを知られたくなかった。

彼らの前では人生経験を積んだ大人でありたいのだ。

夜10時近くに、塾のシャッターを閉め、隣の駐車場に向かった。

そして、彼の車をはじめて目にしたとき、やはり戸惑ってしまった。

どういうタイミングで乗ればいいのかわからなかったのだ。

まず、彼は、車のキーリモコンのように押すと、車のランプみたいなのが光ったが、それが何を意味するかわからず、呆然と立ち尽くしてしまった。

からカチャという音が聞こえたような気もしたし、それが開錠を意味するものなのかもしれない。

しかし、はっきりわからない以上、ドアを開けるわけにもいかなかった。

すると、エグザイルは「開いてるよ」と言った。

ああ、さっきのはやはり開錠の音だったのか、最近の車は鍵を使わなくてもドアを開錠するのかと、科学進歩はすさまじいなと思った。

そして同時に、エグザイル言葉遣いに疑問を抱いた。

「開いてるよ」という言葉は、年上の先輩に使う言葉ではなく、同世代か年下に使う言葉である

いわゆるタメ口である

この疑問が自分の中で膨れ上がった。

なぜ彼はタメ口なのか、二回り以上年上の人間とわかっていて彼はタメ口を使ったのか、いやそれはない、そんなことは許されるはずがない。

そして逡巡した結果、なるほどこれはローラに向けて言ったのかと善解し、疑問に一応の決着をつけた。

そんないきなりのエグザイルタメ口につまづいたが、いつもクールなちょい悪を振る舞う自分は、こんなことに取り乱したことを知られてはならないと思いつつ、先輩の威厳を改めて見せつけるように、車のドアを格好良く開けて挽回しようと試みた。

車のドアの開閉くらいはなんとなく知っているからだ。

そして、助手席のドアの取っ手に手を伸ばしたら、

「いや、後ろ行って」

と言われ、さらなるショックを受けた。

また、タメ口だ。

しかも、今回のは間違いなく自分に向けてだ。

おそらく、さっきのタメ口ローラではなく、自分に言っていたのだ。

しかし小心者の自分はこの2発を食らっても、すぐには信じることはできなかった。

待てよ、これは自分に対する親しみをこめて言っているに違いない、と良いほうに考えた。

しかし、体育会系なノリの彼にそんなはずはなく、自分を目下に見ている説のほうがかなり有力となり、一気に不快になった。

しかも、ローラ助手席に乗せて、自分を後部座席に座らせるつもりなのだ

ただでさえ家まで近いのに、これではローラと全くコミュニケーションが取れないではないか

自分の淡い期待はまたも絶望に変わった。

ただ、いまさら乗りたくないというわけにもいかず、つつがなくドアを開け、後部座席に乗り込んだ。

そして、久々の車に3度目のショックを受けた。

車の中はテレビで見た車と同じでカーナビがあって、革張りのシートに、いまどきの音楽が流れていた。

自転車しか乗らないので、車の内部構造はまったくわからなかったが、車の中はまさに異世界だ。

若者が車にあこがれる気持ちがよくわかる。

なんだか悔しかった。

自分は車の免許すら持っていないのに、たかだか20歳かそこらの糞ガキがこんな立派な車に毎日乗っていることに腹が立った。

自分が彼の年のときは、まだ浪人生だった。

車どころか、自転車に乗って、毎日必死ペダルをこぎながら図書館を往復し、図書館では向かいに座って勉強している女子高生を見て、悶々としていた。

そんな時期だった。

から車を買うなど考えたこともなかった。

免許取得ですらおくびにも出たことがなかった。

しかし、彼はそんな自分の数歩先、いや何十㎞先の人生を歩んでいる。

それが悔しくて仕方がなかった。

車の中はオレンジシトラスかわからないが、柑橘系香りが車特有の独特の臭いを打ち消していた。

ローラも入るなり、「いい匂い」と言っていたが、自分はそうは思わなかった、いや思いたくなかった。

先のエグザイルタメ口で一気に不快にな自分にとっては、ローラエグザイルに対する肯定的発言も許さなかった。

車の中でエグザイル言動を何度も反芻し、怒りで発狂しそうだった。

仕事の上では彼のが立場が上だが、さすがに二回り上の人間に対する態度ではないだろう。

その怒りを感じつつも、やはり小心者の自分はつい自己弁護してしまう。

ひょっとすると彼のさっきの言葉は、とっさに一番言いやす言葉が出てしまっただけではないか体育会系にもかかわらず思わずタメ口になってしまったのは仕事オフになってつい気が抜けてしまたからではないか、もしやエグザイルローラの前で少し格好つけようとしただけではないか、と自分落ち着けるため必死善意解釈を繰り返していた。

そしてある決意をした。

自分不安を打ち消すために、彼が車の中で助手席ローラとの話に、あえて後部座席から自分が入ろうと考えたのだ。

さっきは2発とも単純な一言に過ぎなかった。

から、その2発で上下関係判断するのは難しい。

彼と2語以上の会話をすれば上下関係がはっきりする。

そのときの彼の言葉遣いで、彼のなかでの上下関係認識できると判断しようと試みた。

この試みには勝算があった、

2語以上の会話であれば、さすがのエグザイルタメ口を使うことは憚られ、おそらく敬語を使ってくるだろうと確信した。

そして、ローラの前で自分の方がエグザイルより上であることを誇示するチャンスと思った。

そして、彼とローラがくだらない話をした後、相槌をうつように「○○ですよね~」と言った。

自分エグザイルの先の言動侮辱されて腹が立ってしょうがないため、本来自分タメ口でもよかった。

しかし、そこは大人の余裕と見せかけた小心者の本音で、敢えて敬語を使って接した。

ローラはきちんと「ですねー」と反応したが、なんと、エグザイル自分の相槌を無視したのだ。

20歳そこそこの若者に45歳の人生の先輩がわざわざ相槌を打ったのに、無視しやがったのだ。

よしんば運転中だとしても、ローラとの話は漏らさず反応していたのに、自分の初めての一言に対しては「無視なのだ

普段職場ではおふざけキャラとして同僚のちょっとした反応でも見逃さず拾うのに、彼らに比べ遥か遥か先輩の敬語による相槌に無視を決めたのだ。

怒りを超えて悲しくなってしまった。

そして、同時に、もしかして彼を怒らせてしまったのではないかという不安が頭をよぎった。

もし彼が怒っているならば、これ以上の彼の話への介入はさらなる刺激となり、本当に怒りだすかもしれない。

言葉の達者な彼が本気になって怒れば、自分太刀打ちできない。

また、自分は車に乗せてもらっている立場上、完全に自分の分が悪い。

それを棚に上げて応戦すれば、間違いなく彼女の前で失態を晒すことになる。

普段全くコミュニケーションをとらなくクールなちょい悪を演じているのに、ちょっと喋ったら怒られたなど、恥の上塗りである

それだけは避けなければと思った。

そして、そう思わざるを得ない自分が情けなくなり、悔しくて悔しくて仕方がなかった。

そんなこんなで2語以上の会話を交わすという当初の目的暗礁に乗り上げてしまった。

しかし、年上のプライドからか、本当は不安でたまらないくせに、自分も先のエグザイル言動で先輩の威厳を傷つけられたことは許さないぞという態度だけは示し、ローラにだけはわかってもらおうとした。

なぜなら、もしエグザイル自分不快な態度が知られてケンカを売られたら敵うはずがない。

からエグザイルには気づかれず、心優しいローラにだけは、この男のプライドが伝わるよう、細心の注意を払って仏頂面を決めた。

そして、自分の家の近くの信号で止まったので、彼に「この辺で大丈夫です」と伝えた。

すると、彼は「え?あー、はい」と答えて、やおらハンドルを切って車を止めた。

そのとき、彼の「え?」は明らかに不機嫌が8割入っていた。

おそらく車線変更をしなくてはならない関係で、もう少し早めに止めるべきことを伝えなければならなかったのだ。

それなのに、直前で止めるように言った自分に呆れと怒りを感じたのだろう。

ここで反省すべきなのに、楽観主義自分はそうは考えず、あとのエグザイルの「はい」というどうでもよい返事に安堵してしまったのだ。

はい」は年上に対する敬語であることから安堵したのだ。

自分に対して、一部ではあるがエグザイル敬語を使った。

安心した、なんだ自分に対しても敬語じゃないかと思った。

もし、目下の人間なら「はい」と言わず、「うん」とか「ああ」だろう。

そこに一瞬の安堵をした。

その後、そんな一瞬の安堵も奈落の底に突き落とす出来事が起こる。

致命的なミスを犯してしまったのだ。

彼の底にくすぶっていた怒りの炉心を露呈させてしまうようなミス犯しててしまったのである

原因は、突き詰めて言えば、人生経験不足だ。

自分は車の降り方を知らなかった。

通常車を降りるとき歩道側のドアを開けるのに、自分はそれすら知らなかった。

もちろんまったく何も知らなかったわけではない。

狭い歩道から降りたら車のドアがガードレールに当たって傷つけてしまうかもしれないという、さしてどうでもいいことは気づいたのだが、肝心なことはわかっていなかったのだ。

そして、彼の不機嫌を察しているにもかかわらず、自分は先の仏頂面の延長でそんなの気にしていないような振りをしながら、さらタメ口上から目線で「おーありがと」と言って、思いっき車道側のドアを開けたのだ。

するとエグザイルに「なにしてんだ、危ねーだろ!!」といきなり怒鳴られた。

耳を疑うような怒声に一瞬心臓が止まった。

さらに、同時に車の後ろから走ってきたバイクに急ブレーキを踏ませてしまったのだ。

バイクに乗っていた人に少し驚いた顔で「大丈夫ですか?」と言われたので、大丈夫ですと答えると、そのまま走り去って行った。

続き→大学生を見て鬱になる2

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