はてなキーワード: 模試とは
https://twitter.com/namahoshichan
こいつ、鉄緑会のSAとかいう切り抜きから知って見てみたけど虚言癖のあるクソメンヘラで笑ってしまった。結構時間かけていろいろ調べていたけど、しょーもねー嘘つきだろうなという結論に。少なくとも鉄緑会SA1は99.9%嘘だろう。理由は↓。
1. 鉄緑会は2科目なら年間50万近くかかるし、長年SA1にいて受験しないという選択肢をとる人間は親含めて「絶対に」いない。講師が医学部と薬学部がほとんどと言っているが、ここも薬学部が出てくるあたりが意味不明。大学について言及が全くないのも意味不明。(https://www.youtube.com/watch?v=SKoukopY7h4&t=3318s)
2. 麻雀でも同じような実態のないイキリツイートがあったこと(https://twitter.com/namahoshichan/status/1525451698097262593)
3, 虚言癖特有の言い訳が多く見られた。人格:「わたし多重人格なんですよね」という発言。俺の知る限り多重人格なんですよねという連中でまともな経歴の人だったためしがない。 Vtuberになった理由 : 「スイスで安楽○したかったという動機を思い出した。」動機をひさびさに思い出したっていうのがまず意味不明だし、理由ころころ変えてるだろうな。冗長不安定&支離滅裂で言動不一致なのも加点ポイントです。(https://www.youtube.com/watch?v=_FEcCWONBG4&t=278s)。
SA1は少なくともこいつみたいな「なぜか勉強だけはできたんですよね~(笑)」みたいななめている連中は絶対に維持できない。んで高2の同日模試で理一A判をとるのが当たり前みたいな世界線の連中が、どうして受験をしないという選択になるだろうか。(SA1いれる連中が理一にすら受かんないとかは絶対にないから、有名大入学は絶対にできたはずだよね。)
おれの知り合いに降格を恐れて死ぬほど勉強していた人をたくさん知っているから、こういう偽物で知ったような口でペラペラゴミみたいなこと話しているのがとてもムカつく。
あまりにどうしようもない嘘をつく連中(東大入学したけどシケ対知りませんwみたいな情報商材詐欺師)は別に一目わかるからいいけど、こういうネットで集められる情報だけ集めて自分をよく見せようとしているゴミみたいな連中は一見わからないから「もしかしたらこんな悲劇の主人公みたいなヒロインがいたのかも?」って調べたくなって時間溶かす。
鉄の内情詳しくないやつとか、受験に結構な時間を溶かした人間以外にはどうでもいいトピックかもしれないけど、こういう人をなめてかかったような嘘をつく連中にはぜひ地獄に落ちていただきたいと強く願っている。
彼女の弟も子役上がりで、今は引退して早稲田大生になってる。一般人になったが今も顔出し実名でTwitterやってる
姉弟とも絡んでて特に母親であることは隠してない、どころか娘の名前で検索してはいいねつけたりリプしたり時に乱闘してたりした
母親はリカちゃんが好きでリカちゃんについてがメインの垢だった
リカちゃんの希少なグッズをメルカリで落としたと報告したことから母親のメルカリアカウントがバレた
リカちゃんグッズは実店舗限定品とか通販でも数分で消える希少なグッズとかがあり、この界隈でも転売ヤーは問題になっていて母親もよく転売ヤーを批判していた
「同じ種類の子3人お迎えしたら転売ヤーだって疑ってるみたいな顔された。失礼だなー」みたいな不満をTwitterで書いてたけどそのリカちゃんを売ってた
高校が進学校で東大合格者も出ているそうで、先輩に赤本もらったけど模試でD判定だったし無理だわーと書いていた
メルカリの商品説明には「息子が使っていたものです 受かりました」と書かれていた
母親は「東大に受かった」とは書いてない、早稲田に受かっているのだから嘘にはあたらないかもしれない
合格生が使ったありがたい赤本って情報つきの方が売れるという目論見があっただけの単純な話だろうか
母親は姉について触れている人のもとにシュバりまくっていて「有名人ですねすごいですね」という反応待ちなのがわかりやすかった
比べて異性である弟への関心は非常に薄い
早稲田に行っただけじゃ弟は自慢に使えないし芸能業もやめたのでそっち方向でももう使えない、でも嘘の中にいる「東大生の息子」は称賛を集められる、そういうことかなと思った
東大生を何人も輩出してる家系ならともかく両親は高卒だし、むしろ自慢になりそうなのに
姉が演劇科の短大行ったことは何度も取り上げてたのに弟は空気なの、我が子同士とはいえ格差がつくのはよくあることらしいがネット上でわざわざ披露してるのキツイ
昔、高校生の時にベネッセの営業が学校に来て、体育館で学年全員集めてなんかセンター模試の説明してたのよね
うちの学校は自称進学校的なところで、模試を学年全員で受けましょう! ってな感じでやってた
ベネッセの人は言うわけよ、「この模試を受ける人数はセンター試験を受ける人数と同じくらいだから、結果に信憑性がある!」って
でも、うちの学校でセンター試験を受けるような人ってだいたい2/3くらいだったのよ
大学行かない(専門学校に行くとか)って人や、推薦で決まってるとかそう言う人も普通にいた
そもそも普通コースと特別進学コースがあって、後者はみんな大学に行くけど、前者は結構進学先はバラバラだったわけ
普通コースは正直3年の夏くらいには進路決まってる人がクラスの半分くらい居た
そう言う人たちも全員模試を受けさせるようなことをうちの学校ではしていたわけ
それは勝負強さ。
東大合格者数ランキング全国トップ10に入るような超難関進学校だと、中1~高3夏まで遊び尽くして一切の勉強を放棄したせいで、気づけば同世代間で下位レベルの学力にまで落ちぶれた(共通テスト主要3教科で7割弱とか)ような奴でも
みたい客観性皆無のエリート意識で受験本番を迎えて、マジで早稲田社学とか所沢とか慶応文とかSFCとか、たった1個だけ都合よく引っかかる奴が多い。
こういう自己暗示で大番狂わせ起こせる奴が難関進学校底辺層には多すぎる。
東大数人以下の自称進学校だと早慶A判定連発で全滅して立教行きの子とかめちゃくちゃ多いのに。勝負弱い。
で、都合良く行かなかった難関進学校の底辺層は当然浪人するわけだけど、恐ろしいことに彼らはチンタラとサボりながら1年過ごしても一橋とか早稲田政経とか慶應経済とかに受かる。
彼らは6年間ですっかり落ちこぼれたくせに自分が勉強できると思い込んでるから、
基礎スっ飛ばして何も知らないような状態からいきなり問題集を解きまくるという自惚れムーブをしがちだ。
当然、めっちゃ賢い中学1年生がいきなり難関大の過去問演習しているようなもんなので結果は伴わない。模試の判定はほぼE。
でもこいつらは受かる。
他によく見られる特徴としては
・共通テスト本番で都合良く自己最高点を叩き出す(マーク模試や過去問演習で7科目73%が自己最高だったのに本番は86%とか)
・1回もC判定以上出したことがない東工大や東大にギリッギリで受かる(ちなみに東大は数学0完で受かる例が多い)。
高校1年から東大を意識して基礎を大事にコツコツ勉強を積み重ね、
高校3年時や浪人期に猛勉強、模試の結果もB判定安定とかだったのに遂に東大に受かれなかった
みたいな子がとにかく多い自称進学校でよくある例とどうしても比べてしまう。
「受かったけどぶっちゃけちゃんと理解してない。酸化還元反応分かってないもん」
と言っていた。
問題を見て正解答案を作ることはできるけど、現象自体は全く理解してないらしい。
地方都市で出生。出生後すぐに父母離婚(ずっと死んだと聞かされていた)。母と祖父母と生活する。
幼少期から習い事ざんまいで、友人と遊んだ記憶がほとんど無い。
小学校に入学。3年生までは楽しく生活していたが、4年目から太ってるという理由でイジメを受ける。女からは菌扱い、男からは殴られ、虫食わされ、はぶられ。なんとか卒業。
中学に進学。持ち上がりだったため、イジメは本格化。不登校になる。
3年生の春に模試を受けたところ、偏差値30ちょい。このままではいけないと思い、勉強し、偏差値70まで引き上げ、全日制の高校に合格。
高校に進学。過去のいじめや、人と関わってこなかったため対人関係能力が皆無だった私は、周りとの接し方などわからず、中退。
中退後、高卒認定を取り、年次的にはストレートとは変わらない18歳で、そこそこの大学に合格。
大学に進学。これまでと違い、クラス制は無く、自由な環境で、人にも恵まれ、失われていたこれまでの人生をややここで挽回した感じ。彼女も出来た。
就活は、これまでの人生や会ってきた人を見返してやろうと思い頑張り、それなりの会社に就職した。
就職。
最初はボロボロだった。やっぱり普通とは違う。まわりはしっかりしてる、私はなにもうまく出来ない。葛藤して、死にたくなった。上司からのハラスメントもあり。でも頑張った。人生、落ちるのは簡単だけど、上がるのは難しいのは痛いほど分かるから。
あるとき、過去の不登校や中退が人事の同期にばらされ、距離をおいたり、陰口を言ってくる同期も結構いた。あからさまな無視をする女もいた。
とはいえ、仕事をするために会社に行っているわけなので、気にせず日々を過ごした。
異動でいわゆる花形部署に。必死に頑張った。社内で認めてくれる人も増えてきた。この頃、結婚し子どももでき。
教育係がマイクロマネジメント、機嫌が悪いとネチネチと詰めてくる。メールの文章や電話対応、仕事の進め方も逐一チェックされ。
人生、こんなに辛いなら終わりにしようかと思ってる。
あー!私って女に生まれてよかった!
山と川しかなくて、夏が始まると家の裏の川に蛍の光が点々と灯り、軽く運動場くらいの広さの駐車場があるコンビニまで歩くと10分かかるクソ田舎で生まれ育って、性別が女で、ほーーんとによかった!
だって、もし男の子に生まれてたら、きっととーーーってもワガママになってたもん!
8つ下の弟よ! 自分のヤバさに気付けるかどうかは、アンタの今後の人生でそのクソ田舎を出るかどうかにかかってるからね!
小さい頃から「女の子らしくしなさい」「しっかりしなさい」のオンパレード。
私がくだけたことをしようとすると「何?女の子が、その口のきき方は」「女の子がそんなことしちゃダメ」と必ず言われる。
私が何か賞を取ったりいい点を取ったりすれば「パパもそういえばこんな賞を取って…」と言い、私のよくないところを見つけると「そういうところはママにそっくり」と言う。
マザコン気味の私は母のことを悪く言われるのが心底嫌だったけど、祖母に言い返しても無駄だった。
「女の子が反抗なんかするもんじゃない」から始まる更に長い説教が待ってるから。
親戚の集まりに行ってもそうだった。
母は地元で「べっぴんさん」と有名だから、そんな母似の私も当然、幼い頃はちやほやされた。
ちやほやされるの気分いいだろうって?
「○○ちゃんはお母さんに似てべっぴんさんだね。お金もちのだんなさんと結婚できるね」
「いい年になったら俺たちのお酒の酌もしてもらわないといけないな」
私、小説漫画をたくさん読んでいて結構言語習得の早い子供だったから、大人の言葉もよくわかってた。
そして子どもながらに、この人たちの言うことは私には快適でないとはっきり感じていた。それでもにこにこした。
おしゃべりしてたら「女の子がぺらぺら話すとよくないよ」「おしとやかにしなきゃ」って言われちゃうから、おしゃべりも控えなきゃ!
父の親戚の集まりでは「女の子なんだからあなたのためを思って言うけど〜」と服装や食べ方を責められた。
内容自体はマナーの話だったから不愉快だった記憶はないけど、その横で寝そべってポテチ食べながらゲームやってる男の子を咎める大人が1人もいなかったことが納得できなかった。
私のためにそう言ってくれてありがとう!
そうこうして育っているうちに、我が家に待望の男の子が生まれた。
私と妹の下に。
祖父は弟を撮るためにカメラを新調した。私の名前を祖母に丸投げした父が、弟の名前は寝ずに決めた。
いくつも離れた弟だから、赤ちゃんの頃はかわいいと思っていたけれど、弟が大きくなるにつれて違和感が拭えなくなった。
弟に対して大人が甘すぎる。
アレルギーや摂食障害などではない、単なる好き嫌いでご飯を食べない弟に対して、食べないから代わりに○○(お菓子、パン)でも食べさせておこうとか、野菜を食べないならビタミン剤を飲ませようとか。週に一回買い与えられるトミカ。弟が興味を持ったコンテンツは、全て与えられた。
末っ子だから親が慣れていて、育てるにあたって雑になっているだけかと思っていたが、それは「男の子だから」ということが理由のすべてだと気付いた。
私が「女の子だから」と咎められていたことの全て、弟は許されている。
模試で疲れて帰宅した私にご飯の配膳をさせ、帰宅してゲームしかしていない弟には、祖母は「ご飯よ」としか言わない。靴を揃えなくても、洗濯物を出さなくても。こういうの全部、男に生まれてたら我が家ではできないまま育つんだと思うと怖すぎる。
弟はもちろん、どんどんわがままに育った。
県内で一番賢い高校に合格できる偏差値の私に「電車賃が馬鹿にならない。こっちの高校(家からは近いクソ底辺ジャングル高校)にしないなら勝手にしろ」と言った父は、片道1時間半の高校にノリノリで弟を進学させた。
自分がそう育てられたかったと何度も思ったけど、今思えばあんな育てられ方してたら目も当てられない痛いやつになってた気しかしない。うーん、やっぱいいや。ってなっちゃう。
ね?
私って女に生まれてよかったでしょ!
弟はもちろんかなりのモンスター内弁慶に育ってるけど、私、染色体の関係で長男に生まれてたらどうなってたかな!?
女の子に生まれた今でも、自分の人格形成に対する疑問や不満、たくさんあるけど、それでもなお女でよかった!
もちろんご家庭によると思います、田舎だろうがなんだろうが、子どもの育て方っていうのは。
でもね!田舎って「男の子尊い族」がすごく多い!高齢の方が多いからかな!?
県外に進学して大学6年生の私が帰省して会った親戚、私に対してなんて言ったと思う!?
「早く戻って結婚して子ども産んで、親を安心させないとね」って言ったんだよ!!!!
私が勉強できるかどうか、どんなことがしたくて生きてるかなんて全然考えてねえの、あの人たち!!女の子だから子ども産んで親に孫見せて家庭を守るのが使命だって、ガチで思い込んでるの!!
唯一ありがたかったのは母が性別に対して無関心で公平であったこと。別に結婚とか出産とかしなくていいよ、したくなったらすればって。サンキュー。やっぱママとこういう仲の良さでいられるから、女の子でよかった。女の子は褒めると調子に乗るから褒めない、なんて言う思想の父と仲良くなってたらと思うとぞっとするわ。
別にフェミニズムがどうこうとか女性の権利がああだこうだと言いたくて書いたわけじゃなくて、休みの日にふと小さい頃のことを思い出して書いてみただけです。昇華用であり供養用。文章めちゃくちゃでごめんなさい。
家庭教師として高校生に英語教えてて最近びっくりした。その子は同日共通模試の英語点数が8割超えでリーディングもリスニングも偏りなく取れてた。ただ基本的なとこで変な間違いがあったので、「この動詞が自動詞で使われることはほとんどないから、他動詞として使うと思っていいよ。目的語がなかったら選択肢から外して」って教えたらぽかんとしていた。どうやら自動詞と他動詞というものがわかってなかったそう。偏差値70を超える高校の生真面目な新3年生ですらそうなんだから、実際かなりの数の高校生がわかってないと思う。試しに「I run.」の意味を聞いたらもちろん「走る」とわかってたんだけど、「River runs.」を聞いたら「川が、、走る?」、「run a company」を聞いたら「、、、?」という感じだった。彼はシス単の4章の難単語もちゃんと覚えていて、長文で出てきてもおそらく読めるんだろうけど、実際は単語帳に出てきた和訳がなんとなくわかってるだけで他動詞用法や自動詞用法の区別はできてない。
高校とかで下手に難しい英単語を詰め込ませたり、逆にコミュニケーション英語として難しいお題決めてALTと無理やり会話させてみるより、もっと簡単な単語でじっくり会話や英作文をさせて添削したほうがよっぽど効果的だと思う。ネイティブでも知らないような英単語や上流階級じゃなきゃ誰も守ってないような規範文法や熟語を覚え込ませても、自動詞と他動詞が区別ついてなかったり、「come」を「来る」、「go」を「行く」、「run」を単に「走る」とだけ覚えちゃってるほうがやばいと思う。
自分語りが強いところも許してほしい
傍から見ればすごいことなのかもしれないが俺は素直にそうは思えなかった。
なのにそいつは現役でうちの大学に来て、遊んで彼女まで作って勉強してるそぶりはあまりなかったのに仮面に成功していた。
うちの高校は自称進学校ってやつで年に5人くらい早慶が出るって感じだった。(そう考えると自称進学校としては微妙かもしれない)
俺は現役の時にニッコマレベルに受かったが、仲のいい友達がみんなMARCHに行ったもんだから悔しくて浪人した。
明らかに俺よりも勉強してないやつがMARCHに行ったりしていた。それも悔しかった。
一年と100万以上をつぎ込んで駿台で浪人して結局現役で受かった大学と偏差値は5しかかわらない成成明学にいった。
ほんとに一年間真剣にやったし、遊んだのは模試のあとくらいなもんで、それ以外は開館から閉館までいる毎日だった。
ストーリーに「課題が終わらない」とあげているMARCHのやつと本気で代わってやりたいと思った。金払ってでもいいからその課題やらせろ。そのかわりMARCH行かせてくれって
模試もある程度うまくいっていたし、MARCHくらい受かるだろうと思っていた。なんなら早慶もワンちゃんみたいな
一年間みてくれた社員の人にも「正直もうちょっと受かると思ってた」と言われた
「努力は必ず報われる」って言葉をどこか信じていたが、そんなのは所詮成功者が言っているだけの話なのだと気が付いた。
もちろん落ちた原因はあったし、今思えばあそこをああすればよかったなって思うとこもある。勉強は量と同じくらい質が大切だということも知っている。
普段、俺の決断に干渉してこない父に「二浪はやめとけ」と言われた。
まあそんな気力はなかった
お笑いの賞レースで決勝まで行ったけど優勝できなかった芸人が「優勝できなくて悔しいというよりも、もう一年予選から勝ち上がる大変さを考えると絶望する。」と言っていた。
まさにそんな感じだった。
コロナではあったが友達もできたりして楽しくは生活を送っていた。
人間えいらいもんで時が過ぎることで少しずつ浪人の失敗の悔しさなんか忘れてしまっていた。
いつも行動を共にする友達の一人がその仮面浪人に成功した彼だった。
夏くらいだったか、一人暮らしをしている家に行くと新しい赤本があった。
親から送られてきたと言っていたが一応受けるつもりらしい。
その時から嫌な予感はしていた。「意外とこーゆー奴が受かっていくんだよなぁ」って
けれど大学の授業にもそこそこ来ていたし、単位もある程度取っていた。
彼女作ったり、バイトしたり、遊んだり、一人暮らしだから監視されてるわけでもないし、本気で勉強しているようには見えなかった
年が明けても遊んでいるストーリーがインスタに上がったりしていて、仲間内では「受けないんじゃね」って言いわれてた。(なんとなくみんな本人には聞けなかった)
けれどこの間、MARCHに受かってそっちに入りなおすって告げられた。
何とも言えない気持ちだった。俺が金と時間をつぎ込んで頑張った一年間は何だったのか。
別に彼が悪いわけではないが、行き場のない怒りというか表現できない気持ちだった。
おめでとうとは言えなかった。
よく推薦で受かったやつを下に見る風潮があるけれど要するに
「自分はこんなにつらいを思いをしたのに何であいつはあんな楽に入学できるんだ」
っていう感情だと思う。
大学の授業で、人は他人の結果に対するそれ相応の努力が見られないときに、頭の中で合理性が取れないからそれを才能や不正と認定するっていう話を聞いた気がする。
人って努力量に対する成果が正当に支払われることを願っている気がするけど、現実ってそんな甘くないって気づかされた。
宿題は溜めるしチャレンジも溜め込むタイプの人間だったが、「ふんわりした期限がある、解説付きの問題集がわざわざ選ばなくても毎月送られてくる」というだけでだいぶメリットだった
①ふんわりした期限がある(小中)
かたや学校の宿題は短い期日までにやらないと怒られる、かたや本屋の問題集は完全フリー、この両方に馴染めない先延ばし癖人間は「毎月○日までにやればセーフ(溜めても翌月に出せばセーフ)」というふんわりした期限に救われていた
何てったって期日の2~3日前にテキスト全部終わらせて、前日に赤ペン先生を解いて送れば金ぴかシール(実質金券)がもらえるのである
2ヶ月分3ヶ月分溜めてても送ったら金ぴかシール授与、つまり「出してえらい」とほめられるに等しい
毎日コツコツやれる人間と比べて、注意されたり叱られたりが多い(けどやればできる)くらいの子の自尊心を満たすチャレンジはある種の救い
(逆に塾のように週何度か決まった時間に勉強するのは無理だっただろう、行ったことないけど)
高校は進学校だったが、苦手な数学がよりにもよって解説冊子を買わせない (答えは載っているが、解説は授業でちゃんと聞けということだと思われる)という教育方針だった
本屋に売っているものではなく、今と違ってフリマアプリで買うという選択肢もあまりなく(今高校生の兄弟にはメルカリルートでプレゼントした)、塾も行っていないのでそちらからの入手ルートもない、授業もワケわからず詰んでいた状況だったので、チャレンジのわかりやすい解説は非常に助かった
あと国語や英語などの非暗記・問題解いていくしかない系の科目も、解説が詳しいのがありがたかった
クソ溜めてたけど
③選ばなくても毎月送られてくる(高校)
「問題集なんて学校や塾でもらうやつがすべて、他は赤本だけで十分」なんてやつもいると思うけど、いざ本屋で問題集を探すともうわけわからん
評判がいいからといって自分に合うとは限らず、学校のレベルとかけ離れていても役に立たない
高校生用チャレンジは志望校(難関国立とか私立とか)に合わせた問題が勝手に送られてくるし、過去問とかもいい感じにチョイスしてくれるので、適当に解いていけばいいのがよかった
赤ペン先生解いてれば苦手克服とかも勝手にまとめといてくれるし、模試の結果を見ても上手く自主学習で生かせないタイプの人間なら、(親の)金でメンターを雇うっていう感覚でやるのはアリなんじゃないかな
あとやっぱり学習ゲームのノウハウがすごいから、ゲーム好きな子供にやらせたらまあ小学生の間はそこそこ楽しみながら勉強習慣付くんじゃないかな? その後はその人次第だけど
25歳。社会人。男。
最近の人生、何をしていても現実を受け入れられず楽しくなくなってしまう。原因を挙げれば限りない。
まず無能である。運動、勉強、コミュニケーション全てできない。全てが平均以下と言っても過言ではない。これまでの人生の節目、ことごとく失敗してきた。
部活では一番練習時間が多かったにも関わらずメンバーに選ばれることはなかった。
受験では、模試では志望校に受かる判定だったが本番で緊張のあまり大失敗。
就活では100社以上面接で落とされた。自信のなさが隠しきれなかった。
さらには人間関係もまともに育めない。前記のように無能で迷惑千万な人生を送ってきたため、人と出来るだけ関わらないことだけが私にできる唯一の社会貢献である。友達もいないしもちろん恋人もできたことがない。
言わずもがな容姿も平均以下。大きい頭、重い一重、ニキビ肌、剛毛、治らない皮膚病。マスクをつけてないと人とまともに会話できない。
青春とか恋愛とかセックスとか、別に高望みしてるわけじゃないのにさ、人並みの幸せっていうの?手に入らないってやっぱり虚しいんだよな。
友達とか趣味とか作るのに挑戦しようと思った時期はあったんだよ。どの知り合いも自分から誘わなくなったらすぐ音信不通。つまりは相手にとっては優先順位がかなり低い存在なんだよね。趣味に関しても、ゲームとかスポーツとかある程度習熟はあるんだけど、無能なのが起因してすぐに壁が来ちゃうんだよね。これ以上は娯楽じゃないレベルの努力が求められるな、ってタイミング。地方大会に勝てばいいのに、オリンピックレベルで練習する人っていないでしょ?
仕事はほぼ定時で帰れる世間的には非常に楽な仕事。だから時間だけは割とある。その余った時間を全て睡眠に注ぎ込む。趣味も友達も恋人もないから、ずっと寝てる。時間も早くすぎるし苦しまずにすむから。
劣等感ではなく、劣等なんだよ。一般人が普通に生きてれば習得できるような能力や経験を100努力して獲得できるかできないかの人生、夢も希望もない。成功体験?自己肯定感?毎日朝起きれて偉い?ご飯食べられて偉い?そんな気休めで何とかなるほど人間単純じゃない。
この手の話をさ、知り合いに相談するわけよ。もう少しマイルドにね。すると大体「完璧主義なんだね」とか「ストイックだね」とか言われがち。すると、やり場のない黒い感情が心に溢れるんだ。平均点を目指していることを完璧主義だなんて言われてもね。
よく言われるような精神的ライフハックで「人生70点でいいと思ったら楽になりました!」みたいなのあるけどさ、"平均的な人間の70点"="無能の10000点"なんだよね。無能の70点なんか迷惑かけ放題で世間は許してくれないんだよ。
結局渦巻くコンプレックスがほどけなくなって、自分の選択とか自我とか欲求とか自分に帰属する全てが気色悪いし恥ずかしい。自分の意思がなくなっちゃった。発達障害とか境界知能とか鬱とか回避性パーソナリティ障害とか思い当たる節ありありだけど、医者に行くのも自分の意思だから行動が抑制される。
中学受験についていろいろと勘違いしていたのが失敗した原因だと思う。
根本的にわかってなかったのは行く意味のある中高一貫校はとても少ないということ。
うちの場合の「行く意味」とは将来、難関大学に合格できる学校。
でも現実にはコンスタントに難関大学の合格者を出してる中高一貫校なんて多くはない。
そんな当たり前のことを受験勉強を初めてからだいぶ年月が経ってから理解した。
そうした学校の定員と受験者数を考えれば当然なのにちょっと頑張れば合格できるような幻想を抱いていた。
でも現実には難しい。
そもそも中学は高校や大学と違って義務教育。受験しなくても地元の公立中学に入学できる。
わざわざ受験してまで難関大学にほとんど合格しない中学に行く意味は少なくともうちにはない。
小学校でいじめられているから公立中学に行きたくないとか、女子校がいいとか男子校がいいとかなら話は別だけど。
そもそもの受験理由は将来の難関大学のためだったのに私立は公立より設備がいいとか、高校受験がないからゆっくりできるとか。
そこで撤退できていたらよかったんだろうけど。
中学受験に英語なんて全く関係ない。正確には英検保持者を優遇する学校とかもあるんだけど、うちにとって行く意味のある学校ではない。
そして受験勉強で痛感したのは先生や問題の日本語(国語)をちゃんと理解できないこと。
日本語がちゃんと理解できないのにどうして国語でなく英語なんてやらせてたんだろう?
先生の日本語が正確に理解できない、問題の日本語が正確に理解できない。
でも学年が上がれば「小学生の塾にこんな金額がかかるのか」となる。
模試の後の個別指導の勧誘、夏期講習やら春期講習やら成績が悪いほど金がかかる仕組み。
「そもそも学校の成績が全部よいでなければ中学受験なんて意味ないですよ」とかハッキリ現実を言ってくれたほうが助かったけど、塾も商売だからね。
将来の難関大学以外の理由である設備がいいとか、高校受験がないとかの理由で私立は選択しない。